第三話「親子」

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第三話「親子」

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1 : お嬢 : 2013/12/30(月) 19:28:14

まさかの第三話w

「親子」

です！夜中にゆっくり更新！では

あの頃の皆に会うために…シリーズ
http://www.ssnote.net/series/268
2 : 名無しさん : 2013/12/30(月) 19:56:14

期待
3 : 名無しの調査兵 : 2013/12/30(月) 19:58:25

期待
4 : 名無しさん : 2013/12/30(月) 20:38:44

期待
5 : エレンのss好き : 2013/12/30(月) 20:39:37

ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━亻!
6 : ミィ : 2013/12/30(月) 20:51:17

期待♪
7 : お嬢 : 2013/12/30(月) 20:54:23

あざす！
8 : 柚子bUcwH7fdxs : 2013/12/30(月) 22:03:50

期待誰が出てくるﾜｸﾜｸ
9 : ☆エネちゃーじ☆QY.dOIJCLk : 2013/12/30(月) 22:39:40

期待です！
10 : ミィ : 2013/12/30(月) 23:14:34

マダカナー
11 : 柚子bUcwH7fdxs : 2013/12/30(月) 23:41:34

まだかな？
12 : 名無しさん : 2013/12/30(月) 23:51:10

はりーあっぷ
13 : 名無しさん : 2013/12/31(火) 00:28:33

なんか泣けてくるな
期待
14 : 名無しさん : 2013/12/31(火) 01:57:48

期待
15 : アルミンハーレムってないよね : 2013/12/31(火) 02:06:09

期待！
16 : 柚子bUcwH7fdxs : 2013/12/31(火) 02:48:18

まだかなぁぁ～～～
17 : お嬢 : 2013/12/31(火) 09:27:36

ごめんなさいw
爆睡してましたw
18 : なれみん : 2013/12/31(火) 09:39:01

期待
19 : お嬢 : 2013/12/31(火) 09:46:51

皆さんあざす！
20 : ロスト・レイジマンptIVARJpQk : 2013/12/31(火) 10:52:49

期待!!
21 : 名無っしーー : 2013/12/31(火) 11:13:22

期待なっしー♪
22 : 名無しの調査兵 : 2013/12/31(火) 21:20:25

おい
まだか
23 : お嬢 : 2013/12/31(火) 21:56:34

深夜にいきますよ〜
24 : 柚子bUcwH7fdxs : 2014/01/01(水) 00:08:06

あけおめ、しかもイェガァーーーと言ったぞーーー
25 : 名無しさん : 2014/01/01(水) 01:03:27

あけおめ！期待です
26 : お嬢 : 2014/01/01(水) 14:46:42

「で、この前の話なんだけどね…」

ジャンの家でソファに座ってだらけているのはマルコ。麦茶を飲んでくつろいでいる。

「おう。誰だったんだ？」

扇風機にあたって宿題をカリカリやりながらジャンは答える。
27 : お嬢 : 2014/01/01(水) 14:49:44

「親がライナーで子供がベルトルトだったんだよ」

体制を変えずにマルコは言う。

と、エレンはぺンを置いてジャンに

言うな

と連呼する。

「んだよ」

同じく手を止めたジャンは目を細めて少し声を荒げる。
28 : お嬢 : 2014/01/01(水) 14:52:16

「ベルトルトは192cmの長身で超大型巨人のくせに影が薄い！

んでライナーは鎧の巨人でガチホモゴリラ！」

そう言うと部屋にはテレビの音と扇風機の音だけが響く。

「いったいお前は小説からなにを学んだw」

ふははと笑いながらノートでエレンの頭を叩く。
29 : お嬢 : 2014/01/01(水) 14:56:06

「ベルトルトは5歳、ライナーは30歳だったよ。ライナーはあんま変わってないけどベルトルトは可愛かったなぁ…」

マルコはそう言って懐かしそうに話す。

「家はもしかして近かったりする？」

「するよ。すぐそこだもん」

エレンの問いにふふっと笑ってマルコは答える。
30 : お嬢 : 2014/01/01(水) 15:00:11

「マジでか！明日…行ってみる？」

ジャンは扇風機にあーってやりながらみんなに問う。

夏休みなだけあって暑い。みんな半袖の短パンで扇風機をまわして、さらに部屋の中なのに汗びっしょりである。

「明日の午後なら僕これるよ？」

タオルで汗をぬぐう。何が楽しいのやら…マルコはずっと笑っている。
31 : 柚子bUcwH7fdxs : 2014/01/01(水) 15:12:35

わかった
アルミンとミカサは、またはミカサかアルミンは最後だな
32 : 柚子bUcwH7fdxs : 2014/01/01(水) 15:12:59

ミーナ・カワイイナ
33 : お嬢 : 2014/01/01(水) 15:13:01

>>31

うっ…（ぎくっ
34 : 名無しの？さん : 2014/01/02(木) 01:28:39

期待

中途半端で終わりにしないで下さい
35 : 名無しの？さん : 2014/01/02(木) 01:29:03

2かいすいません
36 : お嬢 : 2014/01/02(木) 01:40:24

>>34

わってる～ちゃんと書きます！

夜中更新だから遅いけどね……
37 : お嬢 : 2014/01/02(木) 01:44:35

「明日の午後決定な」

エレンはそういってまた宿題を解きはじめる。

「英語終わりー」

そういってジャンはペンを筆箱に投げ入れ立ち上がりアイスを3本持ってくる。
38 : お嬢 : 2014/01/02(木) 01:47:54

「ほい。俺は英語の課題終わったご褒美～エレンは頑張ってるから。マルコは仕事お疲れ様」

ニカッと笑ってアイスを配る。

するとまた部屋には賑やかな笑い声が響く。

ーーーーいつまでもこんな楽しい日が続けばいいのになぁ

ジャンはそう思ってアイスを加えたまま床に寝っころがる。
39 : お嬢 : 2014/01/02(木) 01:50:23

ーーーーーーーー

「ここか………」

普通に暑いので流れる汗といやーな汗をかきながらエレンはライナーとベルトルトの住んでいる家のチャイムを押す。

ピーンポーン

陽気な音が響く。

「誰ですかーー？？」

ドアをガチャっと開けたのはまだ5歳のベルトルト。
40 : お嬢 : 2014/01/02(木) 01:53:33

「あっと……お父さんいる……？」

マルコにそういわれるとベルトルトはドタドタ音をたてながら家に入っていく。

それからしばらくしてライナーがでてくる。

「なんのy……ってマルコ先生？」

玄関に立ってる3人の中から見知った顔をみつけるとダハハと笑う。
41 : お嬢 : 2014/01/02(木) 01:56:03

その笑った顔は前世とまったく変わらない。

ああやって笑いあった日々がどんどん思い出される。

ーーー…………

ジャンの心境は複雑だった。

辛いし嫌なことも多いけど前世に戻りたい。

そんな気持ちに支配されないように心を保つだけで体力を消耗する。
42 : お嬢 : 2014/01/02(木) 01:59:18

「まぁ、立ち話もなんだし中で話そう」

息が荒くなってきたジャンを見てなのか自分が暑いのか……

そんなことはどうでもいいが、ライナーは3人を家に招き入れる。

「で、真面目に要件は？？」

氷の入ったお茶を差し出しながらとう。椅子に座ったライナーの上にベルトルトが飛び乗る。
43 : お嬢 : 2014/01/02(木) 02:04:59

「突然ですが……前世の記憶ってあります？？」

真面目な顔で聞いてくるマルコに吹き出すライナー。

「ぶっはぁwないない。あったらすげーよ」

「ぼくあるよ？」

そんなライナー…いやお父さんを汚いなぁって目で見ながらベルトルトはニコニコ笑顔で答える。
44 : お嬢 : 2014/01/02(木) 02:09:35

「え。」

ジャンはそう短く言葉を発すると椅子の背もたれに寄りかかる。

「ぜんせであったことのある人の顔となまえと関係くらいなら……」

「えっと…君はエレン。僕とはてきたいかんけいだったね。

んで、君はジャン。よくいじられてたっけ？？馬面ーって

んでマルコ。うん……ごめん…

で、ライナー。同郷で、いつも一緒にこうどうしてたよね」

何か懐かしいものでも……その通りなのだが、思いだすかのようにベルトルトは話す。
45 : 柚子bUcwH7fdxs : 2014/01/02(木) 02:36:22

ライナー残念！
46 : お嬢 : 2014/01/02(木) 11:34:37

「そっか……」

マルコはベルトルトをじーっと見つめる。

ここまで前世の記憶を少しでも持ってる人が集まると気味悪かった。

「まぁ、つまりだ。ここにいる5人は前世で友達だったってことか？」

理解力がはやいライナーはそう言ってコップに残っていたお茶をいっきのみする。
47 : お嬢 : 2014/01/02(木) 11:38:30

「まぁ、そういうこと。」

ジャンもお茶をいっきのみするとぼへーと言った。部屋はとても涼しい。けれども外から聞こえる蝉の声がうっとおしかった。

「で、今、前世のみんなを探そうっていうことになって3人で探してたんだ」

急におさない口調になってへへへっと笑いながらエレンは説明する。
48 : お嬢 : 2014/01/02(木) 11:40:59

「よくわかんないけど…楽しそうだなぁ」

またクスクスっと笑って新しい麦茶を冷蔵庫からとってくる。

「手伝ってもいいぜ」

コップに麦茶をつぎながらそう言う。
49 : お嬢 : 2014/01/02(木) 11:42:51

「本当？」

「あぁ。夏休みは割と暇だしな」

「やった！これで5人だね」

ー第四話に続く
50 : お嬢 : 2014/01/02(木) 11:49:41

http://www.ssnote.net/archives/6566
第四話「事件」

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著者情報

お嬢

@beruberu_28

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