この作品は執筆を終了しています。
エレン「俺はミカサが好き」 アルミン「ファッ!?」
-
- 1 : 2013/12/21(土) 21:10:03 :
- 進撃の巨人 現パロです。巨人中学校とは関連していません。
104期生=高校2年生です。
初スレです 文才ないです 誤字脱字お許し下さい。
キャラが激しく崩壊しているかもしれません。
上記のことに抵抗のある方は読むことをおすすめしません。
-
- 2 : 2013/12/21(土) 21:11:19 :
- 明日の夜から投下します!
-
- 3 : 2013/12/22(日) 14:40:49 :
- エレミカ!?期待期待期待!!
-
- 4 : 2013/12/22(日) 20:25:08 :
- >>3
コメントありがとうございます!
見てくれる人いるか不安だけど 投下して行きます(っ`・ω・´)っ
-
- 5 : 2013/12/22(日) 20:26:31 :
- とある日の放課後 エレン宅にて(ミカサは部活に行ってます。なんの部活かはご想像にお任せします。)
アルミン「・・・エレン?今なんて言ったの?」
エレン「いや だから、俺はミカサが好きなんだよ」
アルミン「えっと それは、家族として だよね?」
エレン「いや、そうじゃなくてだな・・・その・・・」
アルミン「・・・女の子として・・・ってこと?」
エレン「・・・まあ そうなんだけど///」
アルミン(エレンがようやく自覚してくれた・・・!)
-
- 6 : 2013/12/22(日) 20:28:02 :
- アルミン「そうか!じゃあ早速その気持ちをミカサに・・・」
エレン「・・あいつは きっとそんなこと望んでないだろ だからアルミンに相談したんだ」
アルミン「そんなことないって!ミカサも君のことが好きだよ 絶対に!」
エレン「だって、ミカサは俺のことを『家族』って言ってるんだ まあ 俺もだけど。
そこに俺の勝手な恋愛感情を持っていくのはただのただの我が儘だろ?」
アルミン(エレンは一体どうしてしまったんだ
これがホントにあの鈍感君なのか?
あ ミカサの気持ちに気づいてない時点で鈍感なのは一緒か・・・)
-
- 7 : 2013/12/22(日) 20:31:49 :
- アルミン「・・・じゃあ エレンはミカサに告白しないつもりなの?
来年になったら、いくら同じ家に住んでても
お互い受験勉強とかで忙しくなっちゃうんじゃないかな」
エレン「そうなんだよな・・・今年中には何とかしたいんだ。
なにかいい方法ないか?」
アルミン「・・・やっぱり、気持ちを素直に伝えるしか無いと思うんだ。
ミカサも君のこと、好きなんだよ?」
エレン「・・・そうだといいんだけどな」
アルミン(そうだといい じゃなくて そうなんだってば!もう じれったいな)
???「話は聞かせてもらったわ」
-
- 8 : 2013/12/22(日) 20:33:19 :
- エレン「うわっ!母さん いつからそこに!?」
カルラ「ん?『俺はミカサが好きなんだよ』ってとこから」
エレン「要するに最初からじゃねーか!」
アルミン「カルラおばさん おじゃましてます」ペコ
カルラ「いらっしゃいアルミン それより、エレン」
エレン「な なんだよ」
カルラ「あなたもやっと一人前の男の子になったのね
早くミカサに告っちゃいなさいよ!」
エレン「は!?母さんまでそんなこというのかよ!///
っていうか『やっと』ってなんだ 俺が今まで男らしくなかったってのか?」
アル・カル「だって鈍いし」
エレン「なんだよ二人して!」
-
- 9 : 2013/12/22(日) 20:35:26 :
- カルラ「ミカサがあんなにアピールしてるのに気づかなかったんだもの」
アルミン「カルラさん 現在進行形で気づいてないんですよこの鈍感君は」
カルラ「そうだったわね ほんと誰に似たのかこの鈍感王子は」
エレン「お前ら揃うと最強か!?」
-
- 10 : 2013/12/22(日) 20:35:49 :
- _________________
_____________
________
==とある病院==
グリシャ「ぶえくしょん!!」
後輩1「風邪でもひいたんですか?先輩」
グリシャ「いや きっと可愛いミカサが私の噂でもしたんだろう」
後輩2「養子の子がそんなに可愛いんですか
そんなことばかり言ってると 奥さん泣いちゃいますよ?」
グリシャ「??」
後輩たち(鈍すぎる・・・!)
後輩1「はは カルラさんもよくこんな男と一緒になったもんですね」
グリシャ「?・・・どういうk」
看護師「先生!急患です!」
グリシャ「・・・わかった すぐに行く」
後輩2「最近多いですね また交通事故ですか?」
看護師「いえ それが・・・」
グリシャ「・・・!」
______________
__________
____
-
- 11 : 2013/12/22(日) 20:37:08 :
- カルラ「・・・とにかく!今日ミカサが帰ってきたらちゃんと気持ちを伝えなさいね?」
エレン「!?」
アルミン「そうだよエレン!ふたりは両思いなんだ。僕が保証する!」
エレン「いや でm」
カル・アル「エレン・・・?」ニコニコ
エレン「・・・わかったよ!もうどうにでもなれ!!///」
カルラ「あらあら 赤くなっちゃって」ニコニコ
エレン「う うるさい!//」
<prrr prrr prrrr
カルラ「あ 電話だわ ちょっと行ってくるわね」
カルラ退室
-
- 12 : 2013/12/22(日) 20:37:30 :
- これは面白い
-
- 13 : 2013/12/22(日) 20:37:56 :
- >>12
ありがとうございます!
-
- 14 : 2013/12/22(日) 20:38:29 :
- アルミン「いやー それにしてもこんな日がほんとに来るなんて
親友として僕もうれしいよ」ニコニコ
エレン「まだ告白もしてないんだからほっこりするなよ!//」
アルミン「答えはもうわかりきってるよ!」
<カシャーン!
エレン「ん?」
アルミン「リビングの方だね 行ってみようか」
-
- 15 : 2013/12/22(日) 20:39:22 :
- ==リビング==
エレン「母さん?」
アルミン「何かあったんですか?」
カルラ「」
エレン「母さん・・・?なんだよ 立ったままぼーっとして
あ 受話器落ちてんじゃねーか さっきの音はこれか」
アルミン「カルラさん?」
カルラ「・・・ミカサが・・・ミカサが・・・」
-
- 16 : 2013/12/22(日) 20:40:59 :
- エレン「! ミカサがどうしたって!?」
カルラ「ミカサが・・部活中に怪我をしたって・・意識が戻らなくて 病院に運ばれたって・・・!」
エレ・アル「!?」
-
- 17 : 2013/12/22(日) 20:42:09 :
- __________________
______________
_________
==病院==
エレン「ミカサ!」
グリシャ「・・・来たか・・」
カルラ「あなた! ミカサは・・・」
グリシャ「・・・命に別状はないようだ」
アルミン「よ よかった・・・」
グリシャ「ただ・・・」
エレン「ただ? なんだよ? ミカサは無事なんだろ!?」
-
- 18 : 2013/12/22(日) 20:43:44 :
- グリシャ「みんな 落ち着いて聞いて欲しい・・ミカサは・・・
まだ意識が戻る見込みがないんだ・・・もちろん最善は尽くすg」
エレン「なんだよ・・・それ・・・!」
グリシャ「エレン 落ち着けと言っt」
エレン「これが落ち着いていられるかよ!俺はミカサに・・・!」
???「イェーガー ここは病院だ。静かにしたまえ」
アルミン「キース先生!」
-
- 19 : 2013/12/22(日) 20:45:39 :
- キース「アルレルト 貴様もか 2人は公共の場で騒いではならんという校則を破った。
罰を与えねばならんな」
エレン「・・・っ! でm」
キース「罰として謹慎処分とする。その間 外出の許可はしない」
アルミン「そんな・・・」
エレン「・・・ミカサがこんな時に家で引きこもっていろって言うんですか・・・!?」
キース「何を言っている 誰が自宅に帰っていいと言った?」
エレ・アル「?」
-
- 20 : 2013/12/22(日) 20:50:24 :
キース「この病院での謹慎 だ。 期限は・・・
アッカーマンの意識が戻るまでとする。病院側には既に許可済みだ。」
エレ・アル「!!」
キース「いいか?これは罰則だ。簡単に家に帰れるなどと思うなよ。話しは以上だ。」
キース退室
-
- 21 : 2013/12/22(日) 20:51:19 :
- ???「そういうことだ キース先生はあんな言い方をしたが、内心は心配してるんだよ」
エレン「エルヴィン校長・・・・」
エルヴィン「イェーガーさん 学校内で起こった事故については全て私たち教師の責任です。 本当に申し訳ありませんでした・・・!」
カルラ「そんな・・・校長先生 頭をあげてください」
グリシャ「そうですよ それなら ミカサの意識を取り戻すことができない 医者の私の責任でもあります」
エレン「・・・・・」
アルミン「エレン・・・?」
-
- 22 : 2013/12/22(日) 20:52:01 :
- エレン「・・・ミカサの運動神経は並じゃないんだ。そう簡単に怪我なんて・・・!」
???「ミカサが怪我したって本当なのか!?」
???「俺バカだけど ミカサがちょっとやそっとではケガなんかしないことくらい分かるぞ!」
???「意識が戻らないって聞いたけど・・・」
アルミン「ジャン・・・ コニー マルコも・・・」
グリシャ「クラスの子たちかい?」
アルミン「うん みんな来てくれたんだね・・・!」
ジャン「当たり前だ! ミカサの一大事だぞ」
マルコ「大丈夫かな・・・」
コニー「なあ なんで顧問の先生がいねーんだ?」
エレン「なあ アニ お前、ミカサと部活同じだったよな? 先生 どこに行ったんだ?」
-
- 23 : 2013/12/22(日) 20:53:30 :
- アニ「・・・ハンジ先生なら、『合わせる顔がない』って 科学準備室に篭ってるよ」
エレン「なんだよ・・・それ・・・!
それじゃあミカサがなんで怪我したのか分からねえじゃねぇか!
アニ お前は何か知らないか?」
アニ「・・・悪いけど 答えられるようなことは何も」
エレン「そうか・・・」
アルミン「それにしても、みんなが来てくれて ミカサが目を覚ましたらきっと喜ぶよ!」
???「アルミン」コソコソ
アルミン「ん?」
???「しーっ エレンに内緒で ちょっと話があるんですが いいですか?」
アルミン「? いいけど」
???「ありがとうございます じゃあ ちょっと廊下へ」
-
- 24 : 2013/12/22(日) 21:02:13 :
- _______________
__________
______
アルミン「で 話ってなんだい サシャ」
サシャ「・・・この話 エレンには言わないでくださいね」
アルミン「?」
サシャ「私、見たんです ミカサが怪我をするところ」
アルミン「! 本当かい!?」
サシャ「しーっ 声が大きいです!」
アルミン「ご ごめん・・・ でも それならなんでエレンに内緒なの?」
サシャ「それが・・・」
サシャ「私は グラウンドを走らされていて、そのときちょうどミカサを見かけたんですが・・・」
-
- 25 : 2013/12/22(日) 21:03:09 :
- ~*~*回想~*~*
サシャ『うう・・お腹すきました・・ん?あの木に登ってるのは ミカサ・・・?』
ミカサ『もう少し・・・!』
サシャ『ミカサー!何してるんですか?』
ミカサ『! サシャ!えと・・・その・・・・マフラーが風で飛ばされてしまって・・・』
サシャ『マフラー?』
ミカサ『ええ。 エレンからもらった大切なもの。』
-
- 26 : 2013/12/22(日) 21:03:33 :
- サシャ『あ あのてっぺん近くに引っかかってるやつですね』
ミカサ『そう。もう少しで届きそうなのだけど・・・』
サシャ『気をつけてくださいねミカサ!私も一度登ったことあるんですが、そのあたりは枝が細くて折れやすk』
バキッ!
ミカサ『!』
サシャ『ミカサ!』(あかん! 間に合わん・・・!)
ドサっ
サシャ『ミカサ!大丈夫ですか!?』
ミカサ『』
サシャ『ミカサ・・・! 早く保健室に・・でも下手に動かしたら・・と とにかく誰か呼n』
ユミル『ん?おいあそこで倒れてるの ミカサじゃないか?』
クリスタ『大変・・早く先生に知らせなきゃ!』
サシャ『・・・』(う うちの出番が・・・!)
~*~*回想終了~*~*
-
- 27 : 2013/12/22(日) 21:04:43 :
- アルミン「そんなことが・・・」(最後のサシャの心の中は触れないでおこう・・・)
サシャ「ミカサ、あのマフラーをいつも大事そうにしてましたし、
エレンは優しい人ですから、この話をしたらきっと自分を責めると思うんです。
それに・・・」
アルミン「それに?」
サシャ「・・・ミカサのマフラーが引っかかっていたのは、
学校の中で一番高い木なんです。ずっと外を走らされていたんですが
マフラーがあんなに高く飛ぶような風なんて1度も吹いていないんですよ」
アルミン「!? それは本当かい!?」
サシャ「はい 不思議には思ったんですが、
本人が風で飛ばされたって言ってましたから何も返せなくて・・・」
-
- 28 : 2013/12/22(日) 21:09:46 :
- アルミン「・・・一体どういうことなんだろう
まさかマフラーが勝手に移動するわけないし」
サシャ「私が見たときにはもう木の上でしたからね・・・」
アルミン「・・・そういえば、なんでサシャはグラウンドを走らされたり 木に登ったりしたの?」
サシャ「あー それは・・・ 走らされたのは応接室のお菓子をつまみ食いした罰で、
木に登ったのは、美味しい木の実が成ってないかなーと
まあ 何もなってなかったんですけど」
-
- 29 : 2013/12/22(日) 21:10:22 :
- アルミン「・・・なるほど こんな時でも君はブレないんだね 君は」
サシャ「それ嬉しくないです」
アルミン「・・・・・」
サシャ「・・・・・」
アルミン「戻ろうか・・・」
サシャ「そうですね・・あ そうだ これ・・・」 っマフラー
アルミン「これは ミカサの?」
サシャ「はい ミカサが木から落ちた時に一緒に落ちてきたんです
エレンに渡すつもりだったんですけど、アルミンなら何かわかるかもしれないので渡しておきますね」
アルミン「ありがとう わかる範囲で原因をしらべてみるよ」
サシャ「はい! その・・・ごめんなさい」
アルミン「なんで君が謝るの?」
サシャ「だ だって あの時近くにいたのに ミカサを助けられなくて・・・」ポロポロ
-
- 30 : 2013/12/22(日) 21:20:00 :
- アルミン「! 気にすることないよサシャ ミカサは生きてるんだ
それにもし君がミカサを見かけていなかったら、
木にマフラーのこともわからなかっただろうし、
だから その」オロオロ
サシャ「・・うう ありがとうございます・・」グスッ
アルミン「とにかく みんなのところに戻ろう」
サシャ「・・・はい」
アルミン「あ、その前に家に電話しなきゃ・・・」
-
- 31 : 2013/12/22(日) 21:23:16 :
==ミカサの病室==
エレン「・・・・」
アルミン「エレン・・・」
エレン「・・・アルミンか どこ行ってたんだよ」
アルミン「・・・家に電話してきたんだよ ここに泊まるって・・・ みんなは?」
エレン「もう帰った。明日の放課後 また来るってよ。
父さんは仕事に戻って、母さんはミカサの着替えとか取りに帰った」
アルミン「そっか・・」
サシャ「あ じゃあ私も帰りますね あまりお邪魔しちゃうのも悪いんで」
アルミン「・・・僕はサシャを送るついでに飲み物買ってくるよ
エレンはミカサのそばにいてあげて」
エレン「・・・ああ」
サシャアル退室
-
- 32 : 2013/12/22(日) 21:24:47 :
- 今日はここまで
見てる人いるかな・・・(・ω・`)
続きはできたら明日のお昼くらいから投下予定です!
-
- 33 : 2013/12/22(日) 21:25:41 :
- 見てます
面白いです
-
- 34 : 2013/12/22(日) 21:26:29 :
- どきどき
-
- 36 : 2013/12/23(月) 00:12:34 :
- また明日〜
-
- 37 : 2013/12/23(月) 00:29:56 :
- 見に行きます!
-
- 39 : 2013/12/23(月) 10:41:23 :
- エレン「・・・」
エレン「・・・ミカサ」
ミカサ「」
エレン「・・・起きろよ 明日一緒に学校行こうぜ?」
ミカサ「」
エレン「・・・・なんで・・・起きないんだよ」ポロポロ
ミカサ「」
エレン(・・・クソ・・!)ポロポロ
-
- 40 : 2013/12/23(月) 10:43:22 :
- ==扉の外==
アルミン(エレン・・・・)
サシャ(ミカサ 早く目を覚ましてくださいね・・!)
~~1週間後~~
ミカサ「」
エレン「・・・・・・・・」
アルミン「・・・ミカサ まだ目を覚まさないね・・・」
エレン「なんで・・・なんでミカサがこんな目にあわなきゃならねーんだよ・・・」
アルミン「・・・・・・もうすぐみんなが来るよ
みんなに会えばきっとミカサも・・・」
エレン「・・・・何回目だ?」
アルミン「・・・え?」
エレン「・・・そのセリフ 毎日毎日言って もう1週間じゃねえか」
アルミン「・・・・・わかってる でも、今はそう願うしかないだろう?」
エレン「・・・・・・・・」
-
- 41 : 2013/12/23(月) 10:44:37 :
- <コンコン
アルミン「・・・はい」
クリスタ「お邪魔します」
ユミル「ミカサはまだ寝てるのか」
アルミン「クリスタ ユミル・・・うん・・君たちも無理しないでね 毎日来てくれるのは僕もうれしいけど・・・」
クリスタ「無理なんかしてないよ だって、ミカサは大切な友達だもん!」
アルミン(天使・・・)「そっか・・ありがとう ミカサもきっとよろこぶよ」
ユミル「私はクリスタが行くって言ったからついてきただけだ」
クリスタ「もう さっきまですごく心配してたくせに」
ユミル「・・・・」
アルミン「2人ともありがとう」
-
- 42 : 2013/12/23(月) 10:45:50 :
- ???「ほら、早く入ってくださいよ」
???「うう・・・だって だって・・・」
ユミル「・・・外が騒がしいな」
クリスタ「そうだね ちょっと見てくるよ」
ガラッ
???「!!」
アルミン「サシャ・・・と ハンジ先生・・!」
エレン「!」
ハンジ「うう・・・・ごめんよエレン 私が部活の様子をちゃんと見ていなかったばっかりにミカサが・・・」
エレン「・・・・・」
-
- 43 : 2013/12/23(月) 10:47:01 :
- クリスタ「エレン!無視はよくないy」
ハンジ「いいんだよ 私がいけないんだ 許してもらおうなんて思ってないし、無視されるのも当然だよ」
クリスタ「そんな・・・」
エレン「・・・・・・」
ハンジ「・・・それでも 本当に悪かったよ エレン アルミン」
アルミン「先生・・・」
エレン「・・・違うんじゃないですか・・・?」
ハンジ「・・・え?」
エレン「・・・謝るのは勝手ですけど、相手が違うんじゃないですか・・・?怪我をしたのはミカサなんですよ?」
-
- 44 : 2013/12/23(月) 10:48:42 :
ハンジ「・・・そうだね ほんとにごめんね ミカサ・・・!」
エレン「・・・ちゃんと、ミカサの目が覚めてから本人に言ってくださいよ」
ハンジ「うん・・・そうするよ 君の・・ミカサのご両親にも会ってから帰るね また来るよ」
エレン「・・・・・・・・」
ハンジ退室
アルミン「・・・エレン、先生のこと怒らないんだね」
エレン「・・・怒ってるさ でもそうしたところでミカサの怪我が治るわけじゃない」
サシャ「エレン・・・その・・・」
アルミン「・・・売店行ってくる。」 ←サシャに目で合図
サシャ「!・・・私も一緒に行きます! その 荷物持ちとかで」
アルミン「うん」
-
- 45 : 2013/12/23(月) 10:50:37 :
==病室から離れた廊下==
サシャ「アルミン 何かわかったんですか?」
アルミン「うん マフラーをよく見たら、端の方になにかを縛ったような跡があったんだ」
サシャ「え?」
アルミン「このマフラーをあんなに大事にしてたミカサが
そんな跡付けるとは考えにくいし、きっと何かのヒントだと思うんだけど、
何か知らないかい?」
サシャ「・・・何か と言われましても・・・」
アルミン「なんでもいいんだ なにか縛れそうなものが近くにあったとか ミカサが木から落ちた時の状況とか」
-
- 46 : 2013/12/23(月) 10:52:18 :
サシャ「うーん・・・ そのマフラーで縛れるかどうかはわかりませんが、
あの時大きめの石が1つだけ、マフラーの上に落ちてました」
アルミン「・・・ん? マフラーの下 じゃなくて?」
サシャ「はい だからそれをどかして持ってきたんです。」
アルミン「・・・・・これは・・・」
サシャ「アルミン?」
アルミン「サシャ これはただの事故じゃないかもしれない・・・」
サシャ「・・・え?」
アルミン「理由は明日話すよ。明日、できればミカサの部活のメンバーを呼んでくれないかな?特に3年生」
サシャ「? なんでですか?」
アルミン「うん ちょっと確かめたいことがあってね」
-
- 47 : 2013/12/23(月) 10:53:41 :
サシャ「・・・その話、エレンにはしないほうがいいですよね」
アルミン「うん きっとエレンにいったら先輩相手に喧嘩を始めかねないからね」
サシャ「分かりました」
アルミン「そういえば サシャはエレンのことをよくわかってるよね
この前もエレンのためにわざわざ病室を離れて僕だけにこの話をしたし」
サシャ「それは・・・・・いつもエレンのこと見てましたから」
アルミン「え・・・?」
サシャ「・・・でも ミカサには勝てないですからね」
アルミン「・・・」
サシャ「アルミン?」
アルミン「ごめん 正直驚いたよ。君は食べ物にしか興味が無いと思ってたから」
サシャ「ヒドイですね・・・でも 気づかれないようにしてたんです。
最初から無理だってわかってるから・・・
エレンだってミカサが好きなのは見たらわかりますし」ポロポロ
-
- 48 : 2013/12/23(月) 10:55:25 :
- アルミン「ご ごめん 僕君を泣かせるつもりじゃ・・・!」
ユミル「何してんだお前ら」
アルミン「ユミル!」
サシャ「クリスタも もう帰っちゃうんですか?」グス
クリスタ「うん・・・なんか、エレンの様子を見てたら
他人が一緒にいられるような雰囲気じゃなかったから・・・」
サシャ「そうですか・・・」
ユミル「で 芋女はなんで泣いてんだ?」
サシャ「っ・・・! なんでもないです! それよりその『芋女』って やめてください!」
ユミル「入学式の最中にポテチなんか食うからそんなあだ名がつくんだよ」
サシャ「だってあの時はお腹すいて・・・」
-
- 49 : 2013/12/23(月) 10:56:22 :
ユミル「だからってなおm」
クリスタ「二人共こんな時に喧嘩しないの!」
アルミン(女神・・・)
ユミル「うっ・・・わ わるかったよ・・・」
アルミン「相変わらずユミルはクリスタに弱いね」クス
ユミル「あ``あ``?」
アルミン「ナンデモナイデス」
ユミル「・・・ま そんなわけだから あたしらは帰るよ じゃあな」スタスタ
クリスタ「あ まってよユミル! またね アルミン サシャ!」
アルミン「うん」
サシャ「また学校で」
ユミクリ退場
-
- 50 : 2013/12/23(月) 10:57:42 :
- サシャ「・・・その、アルミン」
アルミン「ん?」
サシャ「さっきのこと、絶対エレンに言わないでくださいね!」
アルミン「うん 僕から言うつもりはないけど、サシャはそれでいいの?」
サシャ「・・・最初から勝てないとわかる勝負をするほど馬鹿じゃないですよ」
アルミン「勝負とかじゃなくてさ 気持ちを伝えることは大事だと思うよ?」
サシャ「ほんとにいいんです・・・」
サシャ「・・・わ 私も もう帰ります
早くミカサのところに戻ってあげてください!」
サシャ退場
-
- 51 : 2013/12/23(月) 10:58:38 :
- アルミン「行っちゃった・・・ あ そろそろ戻らないとエレンに怪しまれるかな」
==病室==
アルミン「エレン・・・ミカサの様子は?」
エレン「・・・何も変わらねぇよ」
アルミン「そっか・・・」
エレン「・・・それより、どこに行ってたんだよ」
アルミン「え 売店に行くって言ったじゃないか」アセアセ
エレン「・・・何も買わないで帰ってきたのか?サシャも居ねぇし」
アルミン(しまったあああああ!そのへん何も考えてなかった・・・・!)
アルミン「い いや・・・欲しい飲み物が売ってなかったんだよ サシャはお腹すいたから帰るって」
エレン「・・・あいつはこんな時にも自分の空腹優先かよ・・・
まぁ 別にいいけど」
アルミン「・・・サシャらしいよね・・・」(ごめん・・・サシャ・・・!)
-
- 52 : 2013/12/23(月) 11:05:27 :
- 事件!?
エレミカ!?
期待!(≧∇≦)
-
- 53 : 2013/12/23(月) 11:07:31 :
- >>52
コメントありがとうございます! ミカエレのssはよく見かけるので、エレミカを書いてみたくなりましたw
-
- 54 : 2013/12/23(月) 11:08:01 :
???「エレン アルミン いるかい?」
アルミン「グリシャさん・・・!」
グリシャ「ミカサはまだ眠っているか・・・」
エレン「・・・・何とかならないのかよ父さん」
グリシャ「私たちも過去の文献などを調べているんだが、
ミカサの回復に繋がるようなことはまだわからなくてね」
アルミン「そうですか・・・」
エレン「・・・・・」
グリシャ「ここからが本題だ ミカサのこれからのことなんだが、」
エレン「これから? 意識が戻るまでここにいるんじゃないのか?」
グリシャ「・・・それが、無理なんだ・・・」
-
- 55 : 2013/12/23(月) 11:09:28 :
アルミン「・・・どういうことですか?」
グリシャ「ここは公共の病院だ。
外傷の治った患者をいつまでも置いておくわけには行かないんだよ」
エレン「・・・ミカサはまだ意識がないのに どうするって言うんだよ・・・!」
グリシャ「・・・自宅療養 という事になる」
エレン「!」
アルミン「そんな・・!」
グリシャ「ミカサは家族だ 何とかしてやりたいが ここで
公私混同するわけには行かないんだよ」
エレン「それじゃあミカサは・・・もう病院を出て行かなきゃいけないのか?」
グリシャ「いや 今すぐにというわけではない。あと三日、ミカサの意識が戻らなければ・・・ということだ」
-
- 56 : 2013/12/23(月) 11:11:03 :
エレン「三日・・・・」
アルミン「そんな・・・」
エレン「・・・・要するに、原因がわからないから捨てられるんだろ?」
グリシャ「・・・・・・」
アルミン「エレン・・・君はミカサが信じられないの?」
エレン「・・・どういうことだよ」
アルミン「僕は信じるよ。ミカサはきっと目を覚ます。
そうしたらこうなってしまった原因もはっきりするんだ」
エレン「!・・・俺だって信じてるよ!でも結局今日までミカサは眠ったままじゃねぇか」
アルミン「・・・・・」
グリシャ「・・・エレン 私たちはミカサを見捨てるわけじゃない。
いつも暮らしていた環境に戻すんだよ。怪我が治ったのにずっと病院のベッドにいるのは、
ミカサだって望まないだろう」
-
- 57 : 2013/12/23(月) 11:11:46 :
エレン「・・・・それまでにミカサの意識が戻った場合は?」
グリシャ「その場合は 体力がある程度回復するまでは治療を続けるよ」
エレン「・・・わかったよ」
アルミン「エレン・・・・」
グリシャ「今日はもう遅い。早く寝なさい。」
エレン「・・・・ああ」
アルミン「はい・・・」(明日・・・サシャが部活のみんなを連れてきてくれれば
原因の確認が出来るかもしれない・・・でもそれをどうやってエレンに伝えるか・・・)
ミカサ「」
-
- 58 : 2013/12/23(月) 11:12:56 :
_____________
__________
____
~~次の日~~
ミカサ「」
エレン「・・・・・」
アルミン「・・・・」
<コンコン
アルミン(来た・・・!)
アルミン「僕見てくるよ」
エレン「・・・ああ」
-
- 59 : 2013/12/23(月) 11:15:56 :
ガラッ
サシャ「おはようございます」
アルミン「おはようサシャ」
エレン「サシャか 今日は早いな」
サシャ「今日は学校が休みですからね」
エレン「・・・そうか」
サシャ「ミカサは、まだ寝てるんですか?」(アルミン みんなを連れてきました。
1階のロビーにいますよ)ボソ
アルミン「うん・・まだ目を覚まさないんだ」(ありがとう
後から行くから先行ってて)ボソ
-
- 60 : 2013/12/23(月) 11:17:02 :
サシャ(分かりました)ボソ「あ えと、私 飲み物買ってきますね!」
アルミン「うん」
サシャ退室
エレン「なんだよあいつだったらここに来る前に買っとけばいいだろ」
アルミン「そ、そうだね」
~~5分後~~
アルミン「サシャ 遅いね 僕ちょっと見てくるよ」
エレン「・・・・・ああ」
アルミン退室
エレン(・・・・あいつら、何企んでるんだ・・・?)
-
- 61 : 2013/12/23(月) 11:20:15 :
==1階ロビー==
アルミン「お待たせ」
アニ「・・・で 用ってなに?」
ミーナ「今日は部活も休みだからいいけど・・・」
ライナー「自主練しようと思ったんだが」
ベルトルト「いいじゃないかライナー
どうせこんな時に練習なんて身に入らないんだから」
先輩A「わざわざ呼び出しといてくだらないことだったら怒るわよ!」
先輩B「ちょっとA、病院なんだから静かにしなさいよ」
先輩C「まぁまぁ 落ち着けよ二人共 受験勉強が忙しくてカリカリしてるのはわかるけど
それを他人にぶつけるのは良くないだろ」
後輩a「ミカサ先輩 大丈夫なんですか?」
後輩b「心配です・・・」
-
- 62 : 2013/12/23(月) 11:22:07 :
アルミン「みんな来てくれてありがとう 先輩、忙しい時期に呼んでしまってすみません」
先輩B「・・・で なんで私たちが呼ばれたの?」
アルミン「はい ミカサのことなんですが・・・」
先輩C「ミカサの?」
アルミン「はい、ミカサはすごく運動神経がいいんです。
だから、今回の怪我は誰かに仕組まれたんじゃないかって思って
同じ部活の皆さんに集まって頂いたんです。」
ミーナ「仕組まれた・・・?」
ライナー「どういうことだ」
ベルトルト「それで僕たちが呼ばれたとなると、考えたくはないけどこの中に犯人がいるってことになるね・・・」
後輩b「そんな・・・!」
アルミン「いや そうとは限らないんだ」
-
- 63 : 2013/12/23(月) 11:24:17 :
アニ「じゃあどうして私たちを?」
アルミン「同じ部活のみんななら、何か知ってるんじゃないかと思ってね」
アニ「前にエレンの前でも言ったけど、
私は何も知らないんだ。わかったのはミカサにとって
あのマフラーが凄く大事なものってことくらいだよ」
ミーナ「ミカサが怪我をしたって聞いたときはちょうど休憩時間で、
みんな水を飲みに校舎に入ってたからね・・・」
ライナー「ああ それにしてもそのことを聞いたときはびっくりしたな」
ベルトルト「うん あのミカサが木から落ちるなんてね」
先輩A「・・・・仕方がないわ 休憩中にあんなに高い木に登ってるなんて誰も思わないもの」
先輩C「そういえば、ミカサの怪我はもう大丈夫なの?」
先輩B「落ちた時に頭を打ってまだ意識が戻らないって聞いたけど・・・」
-
- 64 : 2013/12/23(月) 11:25:32 :
ミーナ「アルミン ミカサはまだ・・・眠ってるの?」
アルミン「・・・・」
後輩a「どうしたんですか? アルミン先輩」
ベルトルト「・・・何かあったの?」
サシャ「アルミン・・・」
アルミン「・・・うん わかったよ」
後輩b「何がですか?」
アルミン「・・・・・ミカサに怪我をさせた犯人 やっぱりこの中にいたんだ」
後輩b「え!?」
ライナー「本当か!?」
ベルトルト「いったい誰が・・・」
後輩a「本当に事故じゃないんですか?」
アニ「ミカサに怪我させるなんて 相当肝が座ってるね」
-
- 65 : 2013/12/23(月) 11:27:40 :
- サーセン 昼飯いってきます
続きは夕方になるかも
-
- 66 : 2013/12/23(月) 11:41:45 :
- 犯人わかったかも!!
たぶん…ですけど…
今、墓穴を掘ったと思う…
-
- 67 : 2013/12/23(月) 11:42:38 :
- ↑あ、これ私です。ちょっと名前変えてまして
-
- 69 : 2013/12/23(月) 16:10:06 :
- ミーナ「この中に犯人がいるなんて・・・嘘だよね?アルミン・・・!」
先輩A「・・・誰なの?」
先輩B「そんな・・・」
先輩C「ほんとにこの中にいるのか?」
-
- 70 : 2013/12/23(月) 16:10:50 :
アルミン「・・・正直に言って欲しい
言ってくださいよ・・・・
先輩・・・・」
先輩A・B・C「!?」
ライナー「・・・どういうことだ アルミン」
-
- 71 : 2013/12/23(月) 16:11:22 :
先輩A「・・・そうよ!私たちがミカサを木に登らせたっていうの!?
大体、校内で一番高い木に一人で登ったミカサにも非はあるんじゃない?」
先輩C「その言い方だと、俺たちがマフラーを木に引っ掛けたみたいに聞こえるんだが
そんな証拠がどこにあるって言うんだ?」
先輩B「・・・・・」
アルミン「それですよ!」
先輩A「・・・それって?」
-
- 72 : 2013/12/23(月) 16:12:05 :
アルミン「・・・ミカサが木に登っていたことや マフラーのことは、
僕とサシャ あとは頻繁に来てくれてた部活の2年生しか知らないはずなんです」
先輩B「!?」
サシャ「・・・どうして先輩たちが知ってるんですか・・・?」
ミーナ「先輩・・・? 嘘ですよね?何かの間違いですよね・・・?」
ライナー「俺はてっきり 先輩たちも知ってるもんだと・・・」
先輩C「・・・・あ・・あいつが悪いんだ」
ベルトルト「え?」
先輩A「あの子が1年の時からレギュラー入りして
そのせいで私は降板する事になったのよ!」
ミーナ「!」
-
- 73 : 2013/12/23(月) 16:13:16 :
後輩b「先輩・・・!」
アニ「・・・・それだけ?」
先輩A「・・・え?」
アニ「・・・それだけの理由でミカサに怪我をさせたんですか?」
先輩A「そ、それだけってなによ!あなたたちには来年があるけど
私たちにはもうないのよ!?」
先輩C「・・・それに 俺たちは怪我までさせるつもりはなかったんだ」
サシャ「・・・どういうことですか?」
先輩B「・・・ミカサが大事にしてるマフラーを木に引っ掛けてしまえば、
きっと俺たちを頼ってくる そう思ってたんだ」
アルミン「・・・でも、結果的にミカサは一人で取りに向かってしまった・・・
どうして正直に言ってくれなかったんですか?」
-
- 74 : 2013/12/23(月) 16:14:52 :
先輩A「こんなこと言っても信じてもらえないと思って・・・・私たちはただ・・・せめてミカサと仲良くなりたかっただけなのに・・・!」
サシャ「・・・え?」
先輩C「ミカサは運動神経がいいから レギュラーになるのは当然だと思ったよ 悔しいけどな」
先輩C「ミカサはいつも素っ気なくて 部活が終わるとすぐに帰っちゃうから
これをきっかけに頼ってもらって 仲良くなるつもりだったの それがこんなことになるなんて・・・!」
後輩a「先輩・・・・!」
アルミン「ミカサのマフラーにはなにかを縛ったような後がありました。知らないはずはないですよね?」
先輩C「・・・・・ああ そうだよ。その『なにか』だって、もうわかってるんだろ?」
-
- 75 : 2013/12/23(月) 16:16:59 :
アルミン「・・・予想はできてます。」
ミーナ「・・・じゃあ ほんとなんですか・・・?先輩たちが・・・」
先輩A「・・・そうよ 私たちが石にマフラーを結んで、木に向けて投げたの。
まさかあんなに高くに引っかかるとは思ってなかったけどね」
ベルトルト「そんな・・・・」
ライナー「・・・・やりすぎじゃないですか?
ミカサがあのマフラーをすごく大事にしてることは先輩も知ってましたよね?」
ミーナ「・・・先輩・・・嘘だって言ってくださいよ・・・!
先輩たちはこんなことするような方じゃないですよね?」
先輩A・B・C「・・・・・・」
ミーナ「・・・なんで・・・何も言ってくれないんですか・・・?」
-
- 76 : 2013/12/23(月) 16:18:54 :
先輩A「・・・ごめんねみんな・・・全部、事実なんだ でも本当にこんなことになるとは思ってなかったの」
先輩B「こんな事したんだもの もう人の上に立つ資格なんてないよね・・・・」
先輩C「・・・本当に悪かった・・・!」
アルミン「・・・謝るならちゃんとミカサに謝ってください」
???「・・・・今の・・・どういうことだ・・・?」
一同「!!」
-
- 77 : 2013/12/23(月) 16:21:35 :
- お、エレン登場!?
-
- 78 : 2013/12/23(月) 16:23:02 :
- >>77
コメントありがとうございますヽ(*´∀`)ノ
-
- 79 : 2013/12/23(月) 16:23:06 :
サシャ「・・・・・エレン・・・・!」
アルミン「エ、エレン・・・!どうしてここに・・・!?」
エレン「なかなか戻ってこないから様子を見に来たんだ・・・
ミカサの怪我は事故じゃなかったのかよ!アルミンは知ってたんだな・・・?」
アルミン「・・・ごめん・・・」
エレン「・・・この際それは後でもいいとして どういう事なんですか先輩・・・・」
先輩A・B・C「・・・・・」
エレン「・・・・」バキッ! ←殴
先輩C「・・・・っつ・・!」
サシャ「エレン・・・!」
-
- 80 : 2013/12/23(月) 16:24:06 :
先輩C「・・・いいんだ 俺たちはこれ以上のことをミカサにしたんだから 殴られて当然だよ」
エレン「・・・ここが病院じゃなかったら一発じゃ済ませませんでしたよ・・・」
アルミン「・・・一発でも問題なんだけどね」
グリシャ「何やってるんだ・・・!」
アルミン「ほら 見つかった・・・だから言わなかったんだよ・・・」
エレン「父さん! だって・・・」
カルラ「エレン!」
エレン「母さん! こいつらがミカサに怪我させたんだ!黙って見てられるかよ・・・!」
グリシャ「それでもだ エレン それで相手に怪我をさせたらお前も同じになるんだぞ」
-
- 81 : 2013/12/23(月) 16:25:00 :
エレン「・・・・クソっ・・!」
カルラ「エレンの気持ちはわかるわ。でも殴るのは良くないわよ」
エレン「・・・・悪かったよ」
先輩B「・・・いや 謝らなければいけないのは俺たちだ 本当に悪かった・・・ミカサの目が覚めたら本人にも謝るよ」
グリシャ「そうしなさい」
看護師「先生!」
グリシャ「・・・悪いが今取り込み中d」
看護師「アッカーマンさんが・・・!」
エレン「!!」
グリシャ「ミカサに何かあったのか!?」
-
- 82 : 2013/12/23(月) 16:27:32 :
-
夕飯の支度に駆り出されたのでここまで。
続きは今日の夜10時くらいから書きます
-
- 83 : 2013/12/23(月) 18:55:35 :
-
誰か見てるかな・・・・
見てる人いたら今から再開
いなかったら予定通り10時から再開します
-
- 84 : 2013/12/23(月) 19:16:23 :
誰もいない・・・・だと・・・・!?
19時30分までコメントなかったら再開は22時からにしますw
-
- 85 : 2013/12/23(月) 20:35:06 :
- いるいるいるいるいます!
ので!はやくかいて!
-
- 86 : 2013/12/23(月) 20:50:35 :
- >>85
ありがとうございます゚(゚´Д`゚)゚
そしてちょっと離席してましたごめんなさいorz
-
- 87 : 2013/12/23(月) 20:52:19 :
- まだ10時ならないけど今から投下しようかな・・・
よし 投下!↓
-
- 88 : 2013/12/23(月) 20:52:25 :
看護師「 アッカーマンさんが・・・・・
目を覚ましました・・・・・!」
エレン「! ミカサ・・・!」ダッシュ
アルミン「あ エレン 走ったら危ないよ!」ダッシュ
サシャ「アルミンもじゃないですか! そして私もです!」ダッシュ
先輩A・B・C「・・・・・!」ダッシュ
ライナー「全く・・・俺たちも行こうぜ!」
ベルトルト「うん!」
アニ「そうだね」
ミーナ「良かった・・・・!」
後輩a・b「ミカサ先輩・・・!」
全員ダッシュ
-
- 89 : 2013/12/23(月) 20:53:22 :
==病室==
エレン「ミカサ!」
ミカサ「・・・ここは・・・?」
アルミン「病院だよ ミカサは学校で怪我をしたんだ」
サシャ「覚えてますか?」
ミーナ「ミカサ、もう1週間以上寝てたんだから無理して起き上がらないでね」
ライナー「まったく・・・心配させやがって」
ベルトルト「目が赤いよ ライナー それにしてもミカサが無事でほんとに良かった」
アニ「アンタたち一気に詰め寄りすぎでしょ・・・」
後輩a「・・・・・」
後輩b「・・・・」
先輩C「ミカサ・・・本当に悪かった・・・!」
先輩A・B「ごめんなさい・・・!」
-
- 90 : 2013/12/23(月) 20:54:54 :
ミカサ「・・・・あなたたちは・・・・・・
誰・・・・?」
一同「!?」
エレン「ミカサ・・・・?」
アルミン「冗談・・・だよね?」
ミカサ「・・・・ごめんなさい・・・頭がボーッとして・・・何も思い出せないんです・・・」
ミーナ「そんな・・・・」
-
- 91 : 2013/12/23(月) 21:02:42 :
グリシャ「怪我をした後に記憶障害が起こるのは珍しいことじゃないよ
無理せず、ゆっくり思い出せばいい」
ミーナ「そうですか・・・・」
ライナー「じゃあ こんなに人がいたんじゃ負担になっちまうか・・・」
ベルトルト「そうだね 僕たちは一旦帰ろうか」
ミーナ「先生たちにも伝えなきゃいけないしね」
-
- 92 : 2013/12/23(月) 21:03:21 :
アニ「先輩たちのことも先生に引き渡すかね」
アルミン「・・・みんな来てくれてありがとう・・先輩も 騙すようなことしてすみませんでした」
先輩C「ああ 停学くらいは考えておかないとな」
先輩A「そうね・・・」
先輩B「ミカサの記憶が戻ったら改めて謝りにくるよ」
部員退室
サシャ「・・・私も今日は帰りますね ミカサ、ゆっくり休んでください!」
ミカサ「ありがとうございます・・・えっと・・・」
サシャ「サシャです サシャ・ブラウス」
ミカサ「ありがとう・・ブラウス・・・さん・・?」
サシャ「ッ・・・また来ますね!」
サシャ退室
-
- 93 : 2013/12/23(月) 21:05:02 :
ミカサ「私は・・・怪我をしたんですか・・・?学校で?」
アルミン「うん・・・でも無理に思い出そうとしなくてもいいんだよ」
ミカサ「ごめんなさい・・・本当に何も思い出せないんです それより、お母さんは・・・?」
アルミン(そこまで忘れてしまっているのか・・・・!)「君のお母さんは・・・その・・・」
エレン「・・・・お前の両親は今仕事で海外に行ってるんだ」
アルミン「エレン!」
ミカサ「・・・そうなの?」
エレン「ああ。その間、俺の家でお前を預かってるんだよ。」
ミカサ「・・・そうなんですか・・・」
-
- 94 : 2013/12/23(月) 21:08:15 :
あ ちょっと補足
ミカサの両親が強盗(?)に殺されたのは原作と一緒ですが、
そのあとエレンはそいつらを気絶させただけ ってことで
-
- 95 : 2013/12/23(月) 21:08:49 :
カルラ「心配することはないわ ミカサ
私たちを家族と思ってくれていいのよ」(よくやったエレン!)
グリシャ「そうだぞミカサ 本当のことなんて今は思い出さなくていいn」
カルラ「・・・」バシッ
グリシャ「」
ミカサ「・・・?」
カルラ「気にしなくていいのよミカサ」(エレンよりも鈍感な人がここにいるだけだから)
-
- 96 : 2013/12/23(月) 21:34:29 :
- エレミカ大好き(≧∇≦)期待‼
-
- 97 : 2013/12/23(月) 21:37:11 :
- >>96
ありがとうございますヽ(*´∀`)ノ
-
- 98 : 2013/12/23(月) 21:38:05 :
ミカサ「そうですか・・・ええと あなたは・・・」
カルラ「私はカルラよ カルラ・イェーガー で そこにいるのがエレン」
エレン「かってに言うなよ!」
アルミン「僕はアルミン・アルレルトだよ」
ミカサ「ありがとうございます・・・えと・・イェーガー君に アルレルト・・・君?」
_____________
________
____
ミカサ『エレン! アルミン!』
_____________
_______
____
エレン「ッ・・・ああ!」
アルミン「うん・・・!」
カルラ「・・・・ミカサ、元気になったら一緒に帰りましょう・・・!」
ミカサ「はい よろしくお願いします イェーガーさん」
-
- 99 : 2013/12/23(月) 21:38:37 :
グリシャ「あれ 私忘れられてね?」
ミカサ「・・・・・あの人は・・?」
エレン「父さんのグリシャだ。仕事で家に帰ってこない日もあるけど、
特に問題ないから気にするな」
ミカサ「・・・そう? ごめんなさい・・・
お世話になってるのにこんな大切なことも思い出せなくて・・・」
グリシャ「いいんだミカサ 無理に思い出そうとすると脳に負担がかかってしまうからね。ゆっくりでいいんだ」
ミカサ「はい・・・ありがとうございます・・・・!」
エレン「・・・・・・・」
アルミン「エレン・・・?」
エレン「・・・いや なんでもない」
アルミン「・・・・?」
-
- 100 : 2013/12/23(月) 21:40:05 :
グリシャ「ミカサ どこか痛いところはないかい?」
ミカサ「・・・頭が少しボーっとするくらいで、あとは大丈夫です。」
グリシャ「そうか それじゃあ少し体力が戻るまで様子を見て退院できるね」
ミカサ「あ 大丈夫です。もう歩けr」フラッ
エレン「あぶね! 無理すんなよミカサ 1週間以上寝てたんだから
急に起き上がったらまた怪我するぞ・・・今は父さんのいうこと聞いとけ」
ミカサ「・・・そうします」
エレン「・・・・・・・」
アルミン「エレン? さっきから何か考えてるようだけど・・・」
エレン「いや・・・ほ、ほら、俺たちの謹慎って、ミカサの目が覚めるまでって言われてたろ?」アセアセ
アルミン「そうだね とりあえず、みんなが先生にも知らせに行ってくれたから
先生が来るのを待つしかないんじゃないかな」(・・・本当にそれだけかな・・・?)
エレン「・・・そうだな」
アルミン(エレンはいったい何を・・・)
-
- 101 : 2013/12/23(月) 21:42:42 :
<コンコン
アルミン「あ 先生たちかな?」
エルヴィン「イェーガーさん 入りますよ」
ガラッ
カルラ「校長先生!」
ハンジ「ミガザアアアア!よがっだあああ!」
アルミン「ハンジ先生! お 落ち着いてください!」
キース「・・・あの3年には罰を与えておいた。」
エレン「・・・・・」
ミカサ「あなたたちは・・・?」
アルミン「学校の先生だよ ミカサ」
ミカサ「先生・・・?」
エルヴィン「! そうか・・・記憶を失っているというのも本当だったのか・・・」
グリシャ「はい 頭に強い衝撃があったようで、一時的なものだとは思いますが・・・」
-
- 102 : 2013/12/23(月) 21:44:25 :
ミカサ「・・・ごめんなさい・・学校のことも、思い出せないんです」
ハンジ「無理することないよミカサ!それと・・・本当にごめん・・・!」
ミカサ「・・・? どうして先生が謝るんですか?」
ハンジ「私が部活をちゃんと見ていればこんなことには・・・・」
ミカサ「!! いえ・・・私が怪我をしたのはきっと自分の不注意です。
だから謝らないでください・・・!」
ハンジ「ミガザああああ!」ウワーン!
エルヴィン「ここは病院だぞ・・・・もう少し静かn」
ハンジ「だって・・・だってえええ」グスッ
-
- 103 : 2013/12/23(月) 21:46:13 :
エルヴィン「・・・仕方ない ハンジは私が連れて帰ろう。
イェーガーさん また日を改めて来ます」
カルラ「いえ・・わざわざありがとうございました・・・!」
ハンジ「ちょ!何も引きずらなくても! ミカサ!また来るね」
エルハン退室
アルミン「・・・ハンジ先生は相変わらずだね・・・」
エレン「・・・だな 」
グリシャ「私も仕事にもどるよ 何かあったら呼びなさい」
グリシャ退室
キース「イェーガー アルレルト 貴様らについては、
アッカーマンの意識が戻ったため謹慎期間の解除とする。」
エレアル「!!」
-
- 104 : 2013/12/23(月) 21:47:19 :
キース「ただし、部活動への参加は許可しない。
授業が終わり次第、速やかに帰宅するように! 以上だ。」
キース退室
アルミン「先生・・・・・」
エレン「ちょっと泣いてたな。これが『鬼の目にも涙』ってやつか」
アルミン「・・・今の 本人に聞かれたらただじゃすまないよきっと」
エレン「・・・だから今言ったんだろ」
カルラ「ドアの外から聞かれてても知らないわよ」
エレン「!・・・・・大丈夫だ 居ない」
アル・カル「そう・・・・」
エレン「あ! 何お前らちょっと残念そうにしてんだ!」
アルミン「あはは してないってば」
カルラ「気のせいよ フフっ」
-
- 105 : 2013/12/23(月) 21:49:15 :
ミカサ「あの先生は そんなに怖いんですか?」
アルミン「ミカサ! そうだね 例えば
宿題を忘れるとグラウンド20週くらいさせられるから、怖いというより厳しい先生 かな」
エレン「そうだな・・・まあ、たまに厳しすぎることもあるけど」
カルラ「エレンみたいに宿題忘れたり掃除サボったりしなければ大丈夫よ」
エレン「ちょ! 母さん!」
ミカサ「・・・それは・・・イェーガー君が悪いんじゃ・・・」クスッ
カルラ「その通りよミカサ!」
-
- 106 : 2013/12/23(月) 21:51:06 :
エレン「それにしたって 下手したら体罰まがいのこともやってる勢いだぞ・・・
それと 敬語なんか使わなくていいんだぞミカサ」
アルミン「そうだよ 幼なじみなんだからさ!」
ミカサ「・・・ごめんなさい・・・まだ少しなれなくて」
アルミン「それじゃあ、敬語のままでも僕らのことを名前で呼んでみたらいいんじゃないかな そのうち思い出すかもしれないし」
エレン「!」
ミカサ「・・・・それもまだなれないけど 努力してみまs」
エレン「無理すんなよ」
カルラ「エレン?」
-
- 107 : 2013/12/23(月) 21:52:32 :
エレン「・・・無理して思い出そうとするのは良くないって 父さんも言ってたろ!」
ミカサ「・・・無理はしません。でも、大切な友達のことを忘れたままなのは嫌だから努力はします」
アルミン「ミカサ・・・・」
カルラ「・・・夕飯の買い物があるから先に帰るわね
エレン ちゃんとアルミンを送ってあげなさいよ」
エレン「わかってるよ」
アルミン「あ お気ずかいなく・・」
カルラ「また来るわね ミカサ」
ミカサ「はい ありがとうございます・・・!」
カルラ退室
-
- 108 : 2013/12/23(月) 21:53:39 :
アルミン「・・・・エレン やっぱりなにか考えてない?」
エレン「・・・だからなんでもねぇって・・・」
アルミン「・・・・・」(いや・・・絶対なにか企んでる
僕の胃痛がその証拠だ・・・!)キリキリ
エレン「・・・ミカサ 体調が良くなったらクリスマスツリーを見に行かないか?」
ミカサ「クリスマスツリー・・・?」
エレン「ああ 学校の裏門から少し歩いた山に1本だけモミの木があってな
毎年クリスマスになると電飾とかつけてライトアップするんだ」
ミカサ「行ってみたいです・・・!」
エレン「おう!そのためにちゃんと体力戻せよ!」
アルミン(何を考えてるかわからないから余計に胃痛が・・・!)キリキリ
-
- 109 : 2013/12/23(月) 21:55:23 :
~~そんなこんなで小一時間後~~
アルミン「・・・それじゃ もう遅いし今日は帰ろうか」
エレン「そうだな ミカサ 明日学校終わったらまた来るな!」
ミカサ「はい! 2人ともおやすみなさい」
エレ・アル「おやすみ~!」
________________
____________
________
==帰り道==
エレン「・・・・・」
アルミン「エレン・・・?」
エレン「なあ アルミン ミカサのことなんだけどよ」
アルミン「・・・うん」
-
- 110 : 2013/12/23(月) 21:56:53 :
エレン「・・・・・このままでもいいんじゃねぇか?」
アルミン「!? 何を言い出すんだ君は!」(胃痛の原因はこれか・・・!)
エレン「だってよ あいつは昔のこと・・・
両親を殺されたことも忘れてたんだ
それを無理に思い出させるよりも、今のままでいたほうが
あいつの負担が減るんじゃねぇかって・・・」
アルミン「・・・今日ずっと何か考えてたのはそれなんだね?」
エレン「ああ ミカサの前で言うわけには行かねぇからな」
アルミン「でも・・・・今日のミカサの様子だと、思い出せない方が辛いんじゃないかな」
エレン「・・・・・なあ どうすればいいんだ?どうしたらミカサは・・・」
-
- 111 : 2013/12/23(月) 21:58:33 :
アルミン「・・・確かに無理に思い出させようとするのは良くないけど、
本人は早く思い出したいみたいだからね。それを止めるのはかえって負担になっちゃうよ」
エレン「ああ・・・」
アルミン「・・・もうすぐ僕の家だ 送ってくれてありがとね」
エレン「ああ 明日学校でな」
アルミン「うん」
エレン「・・・・ミカサ・・・」(俺はどうすれば・・・)
-
- 112 : 2013/12/23(月) 22:02:54 :
==アルミン宅==
アルミン「ただいま・・・」
ママミン「! アルミン! 帰ってきたってことはミカサちゃんは・・・」
アルミン「うん 今日目を覚ましたよ」
パパミン「そうか!それじゃあ早速お見舞いに・・・!」
アルミン「・・・・」
ジジミン「どうしたんじゃ?」
アルミン「それが・・・」
事情説明中
パパミン「そんなことが・・・・」
-
- 113 : 2013/12/23(月) 22:04:08 :
ママミン「それじゃあいきなり押しかけたらミカサちゃんも困っちゃうわよね・・・落ち着いたらみんなでお見舞いに行きましょう」
アルミン「うん・・・」
ジジミン「大丈夫じゃよアルミン イェーガー先生も一時的なものだと言っておったんじゃろ?」
アルミン「そうだけど、エレンのいうことも間違ってはいないと思うんだ。
思い出すことでミカサにとって辛い思いをするんじゃないかって・・・」
ママミン「アルミン・・・」
-
- 114 : 2013/12/23(月) 22:05:53 :
==エレン宅==
エレン「・・・ただいま」
カルラ「お帰りなさいエレン夕飯できてるわよ」
エレン「・・・ごめん母さん 今食欲ないから」
カルラ「あら エレンの好きなチーズハンバーグ作ったのよ?」
エレン「・・・ごめん」
カルラ「・・・冷蔵庫に入れておくから、お腹がすいたらチンして食べなさい」
エレン「・・・ああ」
-
- 115 : 2013/12/23(月) 22:09:43 :
- カルラ「・・・エレンが何を考えてるかはわからないけど、ほどほどにね
考えても答えのでないことだってあるんだから」
エレン「・・・・・」
~~次の日~~
アルミン「おはようエレン 学校 久しぶりだね・・・」
エレン「・・・そうだな」
ジャン「あ お前ら謹慎明けたのか! ってことはミカサも・・・」
アルミン「ジャン・・・ミカサはまだ病院だよ」
ジャン「そうか・・・・悪い・・・」
-
- 116 : 2013/12/23(月) 22:10:51 :
ミーナ「もう ジャンったらミカサに会いたいのはわかるけど空気読みなさいよ!」
アルミン「体力が少し戻ったらミカサも学校に来れると思うよ」
サシャ「ホントですか!」
エレン「ああ 意識は戻ったし まだちょっとふらついてるけど体力が付けば普通に生活できるって父さんが」
マルコ「だってさ よかったねジャン」
ジャン「ああ 心配だけど無理はさせられねぇからな」
ユミル「でもミカサはアタシらのこと忘れちまってるんだろ?大丈夫なのか?」
エレン「・・・・・」
クリスタ「ユミル・・・」
マルコ「君ってやつは・・・」
ユミル「?」
エレン「・・・便所行ってくる」
エレン退室
ユミル「ん? あれ? なんか地雷踏んだか?」
アルミン「・・・踏み抜いたね」
-
- 117 : 2013/12/23(月) 22:11:55 :
ライナー「こんなにわかりやすい地雷のど真ん中踏んだやつはお前くらいだろう」
クリスタ「ひどいよユミル・・・」
ユミル「う・・・」(クリスタまで・・・!)
コニー「? そばかす女はミカサの心配をしただけだろ?何がいけないんだ?」
一同(あ・・・もう1人いた・・・)
ユミル「・・・とりあえずあいつに謝っt」
アルミン「やめたほうがいいよ 今のエレンに何を言ってもかえって追い詰めるだけだ」
ユミル「・・・・」
-
- 118 : 2013/12/23(月) 22:13:52 :
クリスタ「エレン 大丈夫かな・・・」
アルミン(天使・・・)
ライナー(結婚しよ・・・)
ベルトルト「・・・今はアルミンの言うとうり そっとしておいたほうがいいよ」
コニー「うお!? いたのか ベル・・・ベルベロス!」
ベルベロス「」
-
- 119 : 2013/12/23(月) 22:21:57 :
- ベルベロス(笑)
-
- 120 : 2013/12/23(月) 22:25:17 :
- >>119
ベルさんの扱いは安定ですw
-
- 121 : 2013/12/23(月) 22:25:54 :
==廊下の端==
エレン(どうしたらいいんだ・・・ミカサにとって何をしてやるのが一番いいんだ・・・?)
???「何をしている もう授業が始まるぞ」
エレン「!・・・リヴァイ先生・・・」
リヴァイ「・・・お前の気持ちもわからんでもない。
だがな、ここは学校だ。団体行動が出来ない奴には躾の必要がある」
エレン「・・・・・・」
リヴァイ「・・・これは持論だが、躾に一番効くのは痛m」
エレン「すみませんすぐ戻ります!」
リヴァイ「・・・・・」
???「まーた怖がらせちゃって なんでこういうとき素直に励ませないかな・・・」
リヴァイ「・・・何が言いたい? クソメガネ・・・」
ハンジ「いや エレンが悩んでること 知らないわけじゃないでしょ?」
-
- 122 : 2013/12/23(月) 22:26:48 :
リヴァイ「・・・下手に励ますようなことをしてもあいつは喜ばねぇだろう」
ハンジ「ふーん・・・ま あんまり突き放して、後で恨まれても知らないからね」
リヴァイ「・・・恨まれるのはテメェの方が先だろうな」
ハンジ「私はちゃんと謝ったもん!」
リヴァイ「ほう・・・・それで 許してもらったのか?」
ハンジ「う・・・・・」
リヴァイ「そういうことだ。テメェもこのあと授業だろ さっさと行け。」
ハンジ「・・・うん」
-
- 123 : 2013/12/23(月) 22:27:26 :
___________________
______________
__________
==教室==
キース「貴様ら席に着け!出席を取る!」
アルミン「あ・・・エレン間に合わなかったね」
クリスタ「もう!ユミルのせいだからね!」
ユミル「う・・・」
ミーナ「そういえば ベルベロン・・・だっけ?
さっきもうすぐ先生来るからって、エレンを探しに行ったっきり戻ってこないね」
ライナー「ま そのうち戻ってくるだろ」
アニ「・・・そうだね」
-
- 124 : 2013/12/23(月) 22:28:55 :
________________
_____________
_______
キース「よし! 全員いる・・・ん?そこの空いている席は誰だ?」
アルミン「ホントだ・・・あ エr・・イェーガーの席ではないですか?」
キース「うむ 出席簿の名前は全て呼んだはずなのだが・・・イェーガーについては事情を聞いている。そこの窓際の席だろう」
ライナー「じゃあ こっちの一番後ろの席は誰だ?」
ハンナ「きっと元から余ってる席なのよ」
フランツ「ハンナの言うとうりだ 全員呼んだのならその席は余分なんだよ」
キース「・・・そういうことになるな その机は後で体育館にでも運んでおこう」
-
- 125 : 2013/12/23(月) 22:29:36 :
==ドアの外==
ベルベロン(ええええ・・・ちょっと入るタイミング逸しただけなのに
また名前が変わった上に忘れられてる・・・!このままじゃ机運び出されちゃうし・・・
シラけるかもしれないけど入るしかないか・・・)
ガラッ
ベルベロン「酷いよみんな!名前だけじゃなくて存在まで忘れるなんて!」
一同「!?」
シーン・・・・・
ベルベロン「うう・・・・」
-
- 126 : 2013/12/23(月) 22:31:07 :
- ベルベロンww
-
- 127 : 2013/12/23(月) 22:33:02 :
- >>126
あれ 本当の名前なんだっけ・・・?ww
-
- 128 : 2013/12/23(月) 22:34:08 :
-
今日はここまで
~~~~次回予告~~~~
意を決して教室に入ったベル〇〇〇 そんな彼を待っていたのは━━━━?
ミカサとカルラさんは買い物へ 残された男たちを襲った悲劇とは━━━━?
明日の昼 11時くらいから書きます!
おやすみなさい~
-
- 129 : 2013/12/23(月) 23:01:10 :
- 期待
おやすみ(笑)
-
- 130 : 2013/12/24(火) 11:09:24 :
- >>129
コメントありがとうございます! 続き投下↓
-
- 131 : 2013/12/24(火) 11:09:29 :
ミーナ「わ 忘れるわけないじゃない!ええと・・・ベルベトン!」
ベルベトン「・・・」
コニー「違うだろ!べベルベルだろ?」
べベルベル「」
クリスタ「みんなふざけすぎだよ! ベルサイユが困ってるじゃない!」
ベルサイユ(クリスタ・・・君もか・・・!でも今までよりましかも)
フランツ「ひどいのは君だよクリスタ 友達の名前をそんなに大きな声で間違えるなんて!ねえ ハンナ」
ハンナ「そうよ!私たちは間違えたりしないわよね フランツ!」
ベルサイユ「ハンナ・・・フランツ・・・!」
-
- 132 : 2013/12/24(火) 11:10:09 :
フランツ「ベンジャミンだよ!」
ハンナ「ベートーベンでしょ?」
ベンジャミン「ちがうよ!」
フランツ「あれ?」
ベートーベン「なんかもう違う人だよ!音楽の有名な人になっちゃったよ」
ハンナ「違ったっけ?」
ライナー「・・・いい加減にしろ」
アニ「・・・アンタら わかっててわざとやってるんじゃないの?」
ベートーベン「!・・ライナー・・・アニ・・・!君たちなら・・・!」
-
- 133 : 2013/12/24(火) 11:11:45 :
ライナー「モーゼスだろ?」
アニ「マーフィーだよ」
モーゼス「」
ライナー「あれ 違ったか?」
マーフィー「君たちに至っては一文字もあってないよ!
ライナーのは確かにアニメでそんな奴いたけど別人だよ!アニはもう・・・色々間違ってるよ!」
キース「貴様 教室を間違えたのではないか? そんなツッコミの激しい奴がいたら忘れることはないだろう」
マーフィー「先生まで・・・!」
キース「あ ちょっとまって・・・なんか思い出しそう」
マーフィー「!!」
キース「べ・・・べ・・・なんだっけ? そんな感じだった気がする」
べ「」
ガラッ
エレン「すみません 遅れました!」
一同「!」
-
- 134 : 2013/12/24(火) 11:13:57 :
エレン「ん? 何やってんだお前ら」
べ「あ・・・エレン・・・」(もうなんでもいいや どう間違われても僕は驚かないぞ)
-
- 135 : 2013/12/24(火) 11:14:49 :
昼飯行ってきます
続きは14時半くらいから投下予定
-
- 136 : 2013/12/24(火) 12:00:43 :
- 期待!
-
- 137 : 2013/12/24(火) 14:04:18 :
- >>136
ありがとうございます!
用事が思ったより早く片付いたので 15分くらいから投下開始したいと思います。
-
- 138 : 2013/12/24(火) 14:14:12 :
べ「あ・・・エレン・・・」(もうなんでもいいや どう間違われても僕は驚かないぞ)
エレン「ベルトルト? みんなに囲まれて何やってんだ?」
ベルトルト「うわあああああああああ!」
エレン「!? なんだよ急に」
ベルトルト「エレン!もう一度僕の名前を言って!」
エレン「はぁ? ベルトルトだろ?」
ベルトルト「そうだよ!僕はベルトルトだ! ベルベロスでもベルベロンでもマーフィーでもない!」
エレン「お おう・・・」(俺がいない数分の間にこの教室で何があった・・・!?)
-
- 139 : 2013/12/24(火) 14:14:43 :
ミーナ「わ わかってたわよ最初から!」
ハンナ「ちょ、ちょっとふざけただけよ」
フランツ「す、少しふざけすぎたね ごめん」
キース(ベルトルトって誰だっけ? あ 名簿の字がかすれてる
こいつか・・・!)
アルミン「で ・・ベルトルトはどこに行ってたの?」
ベルトルト「いま何を言おうとしたの!?
まあいいや エレンがトイレに行くって行ったきり戻ってこなかったから、
校舎の男子トイレ全部見てきたけど見つからなくて、
戻ってきたら点呼が始まってたから入るタイミングを逃したんだよ」
エレン「あー・・・それはすまんかった」
ベルトルト「そしたらみんな変な名前で呼び始めるし・・・」
エレン「それは俺のせいじゃない」
ベルトルト「・・・・」
-
- 140 : 2013/12/24(火) 14:15:54 :
アルミン「ま、まあ こうして2人とも戻ってきたんだし いいじゃないかもう」
エレン「っていうか点呼の時点でなんで気づかなかったんだよ」
ミーナ「それは・・・」
キース「」
一同「・・・・・・」
キース「・・・許してヒヤシンス✩」
キース退室
一同「・・・・・・・・・・・・」
-
- 141 : 2013/12/24(火) 14:19:40 :
クリスタ「そういえば、エレンとアルミン 今日部活はやっていくの?」
アルミん「いや・・・僕たちはまだ部活の参加を許可されてないんだ」
エレン「授業が終わったらすぐ帰れってよ」
ジャン「ったく・・・キース先生も素直じゃねぇな」
エレン「・・・そうだな」
コニー「? 校則違反の罰だろ?素直も何もあるのかよ」
アルミン「・・・・君は少し黙っててもらえるかな・・・」
コニー「???」
ミーナ「まぁまぁ・・・学校終わったら早くミカサのところに行ってあげてね」
ライナー「部活がないからって寄り道とかすんじゃねーぞ」
エレン「当たり前だろ!」
眼鏡教官「君たち・・・盛り上がっているところ悪いが そろそろ授業を始めてもいいかね?」
一同「すんません!」
-
- 142 : 2013/12/24(火) 14:31:29 :
__________________
_______________
__________
キース「本日の授業はこれまでだ 各自部活動へ向かうように! アルレルト イェーガーについては速やかに帰宅するように!」
一同「はい!」
マルコ「じゃあね エレン、アルミン」
ジャン「俺たちも部活終わったら顔出すからよ」
エレン「ああ」
ユミル「ジャンはやめといたほうがいいんじゃねーの?ミカサに余計きらわれるぞ」
ジャン「」
クリスタ「もう!そういうこと言わないの!でもいきなり押しかけたらミカサの負担にならないかな・・・」
アルミン「そうだね・・・いきなり大人数で来たら ミカサも混乱すると思うんだ」(天使・・・)
マルコ「そうか・・・じゃあ 昨日みんなで行っちゃったから今日はやめておいたほうがいいかもしれないね」
ジャン「・・・そうか」
マルコ「・・・やけに聞き分けがいいじゃないか いつもなら無理やりにでもミカサのそばn」
ジャン「俺はミカサを困らせるつもりはねぇよ
エレン 今はお前が傍にいてやれ・・・ミカサが元気になったらまた奪いに行くからよ」
アルミン「またって・・・ジャン 君は一度でも奪えたことがあるのかい?」
ジャン「・・・言うな」
-
- 143 : 2013/12/24(火) 14:32:16 :
エレン「奪うも何も、ミカサは誰のものでもねぇよ。
誰を好きになるかはミカサしだいだろ」
ジャン「・・・・・そうだな」(クソっ・・・!なんでミカサはこんな鈍感男を・・・!)
サシャ「それじゃあ私たちはもう行きますね ずっとここにいたらまた先生に怒鳴られちゃいますし」
アルミン「うん みんなまたね」
エレン「引き止めちまったみたいで悪いな」
ライナー「気にすることないさ」
アニ「・・・じゃあね」
___________________
_______________
________
==エレン宅==
エレン「ただいま」
アルミン「お邪魔します」
カルラ「あら エレン アルミン お帰りなさい」
ミカサ「・・・お帰りなさい」
エレン「! ミカサ! もう大丈夫なのか?」
-
- 144 : 2013/12/24(火) 14:32:48 :
カルラ「それがね お昼ご飯を食べ終わる頃にはすっかり元気になって、
この調子なら大丈夫だろうって」
ミカサ「いつまでも病院でお世話になるわけにも行きませんから」
アルミン「そっか やっぱりミカサの体力はすごいね」
カルラ「こら 女の子にそういうこと言うもんじゃないのよアルミン」
アルミン「う・・・ごめんミカサ」
ミカサ「気にしないでください 自分でもびっくりしてるくらいなんですから」
アルミン「ありがとう・・!あ それと、はい ミカサ 休んだ分のノート、
みんなに見せてもらってまとめたから暇なときにでも読んでよ」つノート
-
- 145 : 2013/12/24(火) 14:33:25 :
ミカサ「ありがとうございます・・・でも、私がかりてしまったら・・その、アルレルト君の勉強が・・・」
エレン「こいつは天才だから大丈夫だよ
俺は今から死ぬ気で覚えなきゃなんねーってのに、
アルミンはノート写しただけでもう覚えたんだと」
ミカサ「!・・・この量をたった1日で・・・?」
エレン「ああ 覚えないと明日からの授業に響くって」
カルラ「エレンは少しくらいアルミンを見習いなさい
勉強を好きになれとは言わないからせめて宿題を忘
れる確率を減らしt」
エレン「あーはいはい」
グリシャ「・・・エレン 宿題はちゃんとやりなさい」
エレン「うおっ!父さん 仕事じゃないのかよ?」
アルミン「お邪魔してます!」
グリシャ「いらっしゃい アルミン 仕事なら休みを取ったよ
ミカサのことが心配でね」
エレン「はぁ? いいのかよそんなんで」
ミカサ「私のためにすみません・・・」
グリシャ「気にすることないよミカサ 私が自分のやりたいことをしてるだけだからね」
-
- 146 : 2013/12/24(火) 14:36:27 :
アルミン「でも グリシャさんってあの病院の院長ですよね?そんなに簡単に休みなんて・・・」
グリシャ「・・・・食中毒を起こしたから。」
アルミン「・・・はい?」
グリシャ「・・・ということにしてある」
アルミン「え・・でも病院で調べられたら・・・」
グリシャ「・・・ニセの診断書を作ることくらい簡単だよ」
エレン「父さん・・・それって職権乱y」
グリシャ「それ以上は言ってくれるな・・・」
エレン「お おう・・・・」
アルミン(グリシャさんてこんな人だったっけ・・・?)
-
- 147 : 2013/12/24(火) 14:36:49 :
カルラ「エレン アルミン もうこの人には何を言っても無駄よ」
アルミン「はは・・・とりあえず今のは聞かなかったことにします」
グリシャ「そうしてくれるとありがたい」
ミカサ「・・・なんだか申し訳ないです・・・私のためにそこまで・・」
グリシャ「気にすることないとさっきも言っただろう?」
ミカサ「イェーガー君たちも 部活を休ませてしまってごめんなさい・・・」
アルミン「いいんだよミカサ それに先生が言わなくても部活は休んだよ」
-
- 148 : 2013/12/24(火) 14:42:18 :
エレン「そうだぞ! もうごめんなさいは禁止な」
ミカサ「う・・・ごめんなs・・・ありがとうございます・・・!」
エレン「ん!」ニコッ&アタマナデナデ
ミカサ「//////」(この気持ちはなに・・・?なんだか懐かしいような・・・)
アルミン「まったく・・・エレンはこういうことをナチュラルにやってのけるから・・・」
エレン「は? なんのことだ?」
カルラ「エレンにはきっと一生わからないわよ」
エレン「??」
グリシャ「・・・それ私がやりたかったのに・・・」
カルラ「下心丸出しのあなたにはできません」
グリシャ「」
ミカサ「・・・ふふっ・・・!」
-
- 149 : 2013/12/24(火) 14:42:42 :
アルミン「ミカサ・・・?」
ミカサ「面白い人たちですね・・・私、きっと思い出して見せます」
エレン「・・・ああ」
アルミン「無理はしちゃだめだよ?」(エレン・・・)
ミカサ「はい でも、なにか大切なことを
忘れている気がして落ち着かないんです
私の気のせいならいいんですが・・・」
-
- 150 : 2013/12/24(火) 14:43:17 :
アルミン「・・・ゆっくり、少しずつ思い出せばいいさ」
ミカサ「そうします・・・」
カルラ「そうそう、学校裏のモミの木、ライトアップの準備がはじまってるみたいよ」
エレン「おお もうそんな時期か」
ミカサ「楽しみですね・・・!」
アルミン「そうそう で 毎年楽しみにはしてるんだけど、
肝心の点灯式の日にはエレンがゲームしてたり僕が
本を読みながら寝ちゃったりで結局1度も見たこと
がないんだよね」
エレン「ああ 今年は絶対に見るぞ!」
ミカサ「楽しみです・・・!」
アルミン「あはは! でも実は、
ミカサが『寒いからやだ』って渋ってたのが一番多いんだよ」
ミカサ「え・・・私が?」
エレン「そういえばそうだな 前日まで楽しみにしてるのに、
いざってなると炬燵に潜って出てこなくなるんだもんな」
カルラ「ふふ・・そうね でもエレンがゲームをしてる時は、
『ミカサが寒いって言ってるだろ』って言うのよね」
ミカサ「えっ それは・・・ヒドイです」クスッ
-
- 151 : 2013/12/24(火) 14:47:22 :
エレン「母さん!いまそれ言うかよ!」
アルミン「あはは! 事実じゃないか」
エレン「う・・・」
グリシャ「まあまあ 今年はエレンがゲームしてたら私が取り上げるから大丈夫だ」
エレン「なんだ父さん いたのか」
グリシャ「」
-
- 152 : 2013/12/24(火) 14:48:22 :
_________________
_______________
____________
__クリスマスイヴ___
エレン「とうとう明日だなー」
ミカサ「はい・・・!」
カルラ「アルミン 今年も泊まって行くんでしょう?」
アルミン「はい!今年は本を読みふけないように
家においてきましたよ」
グリシャ「そうか じゃあエレンのゲームも今のうちにしまっておくか」
-
- 153 : 2013/12/24(火) 14:49:06 :
エレン「ちょ! 今年は絶対行くからやめてくれ!」
カルラ「それ毎年言ってるわよね」
エレン「う・・・・」
アルミン「自業自得だね」
ミカサ「それなら仕方ないです」
エレン「アルミン! ミカサまで!」
グリシャ「どうやら決まりのようだね」
エレン「・・・わかったよ」
アルミン「今年は行けそうだね」
ミカサ「そうですね」クスッ
エレン「わ 悪かったって・・・」
ミカサ「あ、そういえば・・・」
アルミン「どうしたんだい?ミカサ」
-
- 154 : 2013/12/24(火) 14:49:39 :
ミカサ「このマフラー、枕元にあったんですけど、私のじゃないですよ?」
エレアル「!!」
エレン「・・・・スマン!俺が間違って置いちまったんだ」
ミカサ「・・・? そうですか」
アルミン「エレン・・・」ボソッ
エレン「・・・いいんだよ これで」ボソッ
カルラ「・・・ミカサ!明日着ていく服の買い物に行きましょう!」
ミカサ「え? でも私、お金が・・・」
カルラ「いいのよ気にしなくて!ね あなた?」
-
- 155 : 2013/12/24(火) 14:50:15 :
グリシャ「ふむ・・・私も女の子の洋服にはあまり詳しくないが
これで足りるかい?」つ 諭吉っつぁん×4
カルラ「・・・まあ いいでしょう」
ミカサ「えっ・・・そんなに無くてm」
カルラ「いいのよミカサ! 女の子はお金がかかるんだから」
グリシャ「・・・」スッ←諭吉っつぁん1枚追加
カルラ「ありがとうあなた! それじゃ 行きましょうかミカサ」
ミカサ「は はい! あの ありがとうございます!」
カルミカ退室
-
- 156 : 2013/12/24(火) 14:50:54 :
エレン「・・・父さん・・・」
グリシャ「・・気にするな ミカサのためならこのくらいの出費なんてことない」
アルミン「いや そうじゃなくてですね」
グリシャ「??」
エレン「俺も女物の服なんてよく知らねぇけど、
さすがにそこまではかからねぇだろ」
グリシャ「・・・そうなのか?」
アルミン「カルラさん、きっと自分のアクセサリーなんかも買ってきますよ」
グリシャ「なん・・・だと・・・!?」
エレン「・・・・俺は知らねーぞ」
グリシャ「」
-
- 157 : 2013/12/24(火) 14:57:45 :
_________________
______________
___________
==その頃のカルラ&ミカサ==
カルラ「ふふっ」(計画通り・・・)
ミカサ「? どうしたんですか?」
カルラ「なんでもなーい♪」
ミカサ「・・・・?」
カルラ「それよりミカサ! この服なんてどう?」
ミカサ「わっ・・・かわいい・・・!」
カルラ「時間はいっぱいあるから、気に入ったものを選ぶといいわ」
(そして私は新しいネックレスを・・・!)
ミカサ「はい! ありがとうございます!」
-
- 158 : 2013/12/24(火) 14:58:30 :
____________________
_________________
_____________
エレン「俺たちも明日の準備しとくか」
アルミン「そうだn」
エレン「あ!!」
アルミン「エレン?」
エレン「やっべ!去年まで着てたジャケット もう小さいんだった・・・
買い物ついていけば良かったかな・・・」
アルミン「あーあ・・・もっと早く準備しておけば良かったのに」
エレン「う・・・そういうお前は大丈夫なのかよ」
アルミン「僕はコートも手袋もちゃんと持ってきt」
アルミン「・・・・・・・・・・・・・・」
エレン「・・・どうした?」
-
- 159 : 2013/12/24(火) 15:01:40 :
アルミン「・・・この手袋 穴あいてる・・・・・」
エレン「ぶはっ! もっと早く準備しておけば良かったのにな!」
アルミン「うう・・・」
エレン「仕方ねぇ 母さんたちはしばらくかかるだろうから 俺たちも買い物行こうぜ アルミンの手袋も買ってやるよ いいだろ?父さん」
アルミン「ええ!? そんな 悪いよ」
グリシャ「・・・それ自体は構わないんだが・・・」
アルミン「ホントにいいんですか?」
グリシャ「ああ アルミンの手袋とエレンのジャケット
それを私が買うこと自体には問題ない。」
エレン「はぁ? じゃあ何が問題なんだよ?」
-
- 160 : 2013/12/24(火) 15:02:19 :
グリシャ「・・・・さっきカルラに渡したのが、今月の小遣いの全てだ・・・」
エレ・アル「まじでか」
エレン「なんでぜんぶ渡しちゃうんだよ!」
アルミン「買ってもらおうと思ってたわけじゃないけど
期待させて落とすのはやめてください」
グリシャ「・・・すまない」
エレン「仕方ねーや ちょっとでかいけど父さんのコート借りるわ。手袋も家探せばなんかあるだろ」
グリシャ「まて 借りるってまさかあのダッフルコートじゃないだろうな?」
エレン「それ以外に何があるってんだよ」
グリシャ「待ってくれないか あれは私が持っている唯一のブランド物だぞ」
エレン「・・・誰のせいだと思ってんだよ?」
-
- 161 : 2013/12/24(火) 15:02:47 :
グリシャ「」
エレン「俺の上着は確保できたとして、手袋の予備ないかタンス見てくるわ」
アルミン「え? わざわざ探さなくても僕は大丈夫だよ!」
エレン「何言ってんだ この寒いのに夜外に出るんだぞ?
素手だったらしもやけになっちまうよ」
アルミン「そんなに心配しなくても・・・」
-
- 162 : 2013/12/24(火) 15:03:26 :
<タダイマー!
アルミン「あ ミカサたち帰ってきたみたいだね!」
ミカサ「ただいま・・・!」
カルラ「外 雪降ってきたわよ! これは明日積もるわね」
エレン「おお!いいじゃねーか」
アルミン「お帰りなさい! いいですね ホワイトクリスマスって感じで!」
カルラ「それよりエレンとアルミンにお土産よ!」
アルミン「僕までいいんですか?」
カルラ「アルミンも家族みたいなものなんだから
遠慮なんかしなくていいのよ! はい!」
-
- 163 : 2013/12/24(火) 15:04:04 :
アルミン「これは・・・手袋! ありがとうございます!」
エレン「おお! ちょうど良かったなアルミン!」
カルラ「エレンにはこれね 去年『もう小さくなってきた』って言ってたから」
エレン「お! 新しいジャケット!」
アルミン「エレンもちょうど良かったね!」
エレン「ああ! これで父さんのデカすぎるコートを借りなくて済む!」
グリシャ「・・・助かった・・・」
カルラ「2人ともお礼はミカサに言いなさい 選んだのはミカサなんだから」
アルミン「そうなの? ありがとうミカサ!」
エレン「ありがとな!」
ミカサ「いえ・・・・怪我をした時に2人には凄く迷惑をかけてしまったので、そのお詫びです!」
エレン「それは気にすんなって」
アルミン「そうだよ ミカサが元気になってくれたらそれでいいんだよ」
ミカサ「!・・・ありがとうございます!」ニコッ
-
- 164 : 2013/12/24(火) 15:04:37 :
エレン「お おう・・・///」
カルラ「あらー?」ニヤニヤ
アルミン「どうしちゃったのかなエレンは」ニヤニヤ
エレン「う うるさい!/// お前ら知ってるくせに・・・!」
ミカサ「?」クビカシゲ
エレン「///」
アル・カル「・・・」ニヤニヤ
グリシャ「え なにこの疎外感 知らないの私だけ?」
アルミン「いやー 実はですね・・・」
エレン「い 言わなくていい! っていうか言うな!」
アルミン「・・・だそうです」
グリシャ「」
カルラ「明日のケーキの材料も買ってきたし 準備は万端ね」
-
- 165 : 2013/12/24(火) 15:06:03 :
ミカサ「はい!」
エレン「でも寝るまでに時間余っちゃったな」
アルミン「そうだね」
グリシャ「・・・あれ? 私には何もなし?」
カルラ「あー ごめんなさい ミカサの服とか
エレンたちのお土産に夢中になってたら
これしか残らなくて」つ 300円
グリシャ「」
-
- 166 : 2013/12/24(火) 15:11:20 :
カルラ「・・・・っていうのは冗談で、はいこれ」つラッピングボックス
グリシャ「!!・・・・・ありがとう」
アルミン「良かったですね!グリシャさん」
エレン「にしてもさっきの絶望したような顔は傑作だったな!」
グリシャ「」
ミカサ「ふふっ!」
アルミン「・・・それじゃ 僕らはそろそろ部屋に行きますね」
エレン「えー もう少しここにいたって・・・」
ミカサ「・・・アルレルト君が行くならいきましょう」
エレン「ミカサまで!・・・わかったよ」
アルミン「じゃ あとはお2人でごゆっくり」
アルミカエレ 退室
-
- 167 : 2013/12/24(火) 20:40:19 :
カルラ「まぁ アルミンったら・・・」
グリシャ「なんだ?今日寝るの早いな」
カルラ「・・・・・・・・・・」
グリシャ「???」
____________________
_________________
______________
==寝室==
エレン「なぁアルミン こんなに早くじゃさすがに寝れねぇだろ」
ミカサ「・・・・私はなんとなく分かりました」
エレン「?」
-
- 168 : 2013/12/24(火) 20:41:11 :
アルミン「・・・エレンは本当に鈍感なんだから・・・」
エレン「はぁ?」
アルミン「せっかくのクリスマスイブなんだから、
カルラさんとグリシャさんを2人きりに
させてあげたっていいじゃないか」
エレン「?? そんなのいつだっていいだろ」
アルミン「・・・・・・」(だめだこの鈍感・・・)
ミカサ「私のお母さんが言っていたんですが、
クリスマスイブとクリスマスは 大切な人と過ごすための日だって
だから、イェーガー君が・・・エレンくんとアルミン君が
点灯式に誘ってくれた時はとても嬉しかったんです」
エレ・アル「!!」
-
- 169 : 2013/12/24(火) 20:41:51 :
エレン「・・・明日、寝坊して夕方まで寝てたりするなよ」
アルミン「・・・それは君じゃないか」クスッ
エレン「・・・おれも気をつける。・・・おやすみ」
ミカサ「おやすみなさい」
アルミン「うん おやすみ」
-
- 170 : 2013/12/24(火) 20:54:51 :
今日はここまで
このSSでもリアルでも明日はクリスマスですね~
~~~~~次回予告~~~~
ついにクリスマス点灯式当日 事件は3人で立ち寄った公園で起こった━━━━
ミカサのマフラー事件の真相とは━━━━?
明日で完結させる予定です。
見てる人いなくても書くけどコメントがあったら凄く喜びます。
そして 明日はクリスマスもといリヴァイ兵長の誕生日! 盛大にお祝いしなくては・・・!ww
-
- 171 : 2013/12/24(火) 22:32:21 :
- 題名を見てやってきたけどこんな傑作に出会ってしまったw
明日も期待
-
- 172 : 2013/12/24(火) 22:48:16 :
- >>117
ありがとうございます!
コメントだけでも嬉しいのに傑作と言って下さるなんて゚(゚´Д`゚)゚
明日はできれば朝から投下予定です
ご期待に添えるかはわかりませんが頑張りますヾ(+`・ω・´)ノ
-
- 173 : 2013/12/24(火) 22:48:17 :
- 面白いです!
期待☆
-
- 174 : 2013/12/24(火) 22:49:43 :
- いいお話だと思います
続き期待です!
-
- 176 : 2013/12/24(火) 23:16:41 :
- 期待です
-
- 177 : 2013/12/25(水) 09:48:19 :
- >>176
ありがとうございます!
投下開始(っ`・ω・´)っ ↓
-
- 178 : 2013/12/25(水) 09:48:25 :
~~翌日~~
アルミン「んー・・・もう朝か・・・」
ミカサ「おはようございます」
アルミン「おはようミカサ エレンは?」
ミカサ「まだ寝てます」
アルミン「しかたないな 先にご飯食べてよっか」
ミカサ「え でも・・・」
アルミン「大丈夫だよそのうち起きるから」
ミカサ「・・・アルミンくんがそう言うなら・・・」
カルラ「みんな起きてる?朝ごはんできてるわよ」
アルミン「カルラさん!おはようございます」
-
- 179 : 2013/12/25(水) 09:49:08 :
ミカサ「おはようございます あの エレン君がまだ・・・」
カルラ「あらあら・・無理やり起こすと機嫌悪くするから先に食べてましょ」
アルミン「はい 僕たちも今そうしようと思ったところです」
==リビング==
カルラ「で? 点灯式にはまだ時間があるけど、もう予定はあるの?」
アルミン「はい エレンが起きたら3人で近くの公園で時間を潰そうと思います」
ミカサ「公園?」
アルミン「うん そうすれば時間に余裕が持てると思うんだけど、ミカサはどう思う?」
ミカサ「遅れてツリーが見れないよりもずっと良いと思います・・!」
-
- 180 : 2013/12/25(水) 09:49:54 :
カルラ「そう エレン、起きてくるかしらね・・・」
ミカサ「・・・起きなかった時は置いて行っちゃいますよ」クスッ
アルミン「そうだね でも大丈夫だよ きっとそろそろ・・・」
エレン「んー・・・なんかいい匂いすると思ったら先に食ってたのかよお前ら」
アルミン「ほら」
ミカサ「おはようございます エレン君!」
エレン「おはよ つーか早くねーか?」
カルラ「早めに出て公園に行くんですって」
エレン「そか 待ってろ 着替えてくるから」
-
- 181 : 2013/12/25(水) 09:50:47 :
アルミン「うん 早くしないと置いってっちゃうよ!」
エレン「おー そんなに急かさなくてもまだ大丈夫だって」
~~数分後~~
エレン「じゃ 行ってくるよ母さん」
ミカサ「行ってきます!」
アルミン「点灯式が終わったら帰ってきますね」
カルラ「いってらっしゃい あ そうそう、今年は何かイベントがあるみたいよ」
-
- 182 : 2013/12/25(水) 09:51:29 :
エレン「イベント?」
カルラ「ええ 詳しくは知らないけど、せっかくだし参加してきたら?」
アルミン「はい 面白そうなものだったらちょっと覗いてきますよ」
エレン「そうだな」
ミカサ「あれ? そういえばグリシャさんは・・・」
カルラ「昨日お酒飲みすぎてまだ寝てるわよ 『ミカサの見送りするー』って張り切ってたのに」クスッ
エレン「父さんらしいな・・・」
ミカサ「そうですか・・・」
-
- 183 : 2013/12/25(水) 09:52:00 :
アルミン「まさかこんなに早く出かけるなんて思ってなかっただろうしね」
カルラ「ふふ 後で起こしておくから大丈夫よ はいこれ お昼に食べなさい」 つおにぎり
ミカサ「ありがとうございます!」
アルミン「それじゃ 行ってきます!」
カルラ「気をつけるのよ~」
__________________
_______________
__________
==公園==
アルミン「うわー 雪すごい積もってるね!」
-
- 184 : 2013/12/25(水) 09:52:45 :
エレン「昨日降ってからまだ誰も来てないんだろうな」
ミカサ「・・・不思議・・・初めて見る景色なのに、なんだかずっと前に来たことがある気がします」
アルミン「! この公園はね、小さい頃僕ら3人でよく遊んだ場所だよ」
エレン「ああ 喧嘩とかしたときも大抵ここに来てたよな」
ミカサ「!・・・そんなに大事なことも
忘れてしまうなんて・・・!」
アルミン「でも、『見たことがある気がする』って ミカサ自身も言っただろう? きっとすぐに思い出せるよ!」
エレン「・・・そうだな」
ミカサ「はい・・・!」
-
- 185 : 2013/12/25(水) 09:53:24 :
エレン「お! あの鉄棒まだあったのか!」
アルミン「あ 待ってよエレン!」
エレン「ちょっとは筋肉もついた事だし、今度こそ逆上がり連続で10回以上やってやる!」
アルミン「それ何回も聞いたことあるんだけど・・・」
エレン「う・・・み、見てろよ!」
~~記録 8回~~
エレン「」
-
- 186 : 2013/12/25(水) 09:54:15 :
ミカサ「・・・惜しかったですね」クスッ
アルミン「やっぱり変わってないね」
エレン「・・・ミカサとアルミンもやってみろよ」
アルミン「・・・僕が運動苦手なの知ってて言ってるだろ」
エレン「・・・ばれたか」
ミカサ「私 やってみます」
エレン「おお 無理はするなよ」
ミカサ「・・・負けませんよ・・・!」
~~記録 27回~~
エレン「」
ミカサ「やった! 勝ちました!」
-
- 187 : 2013/12/25(水) 09:54:55 :
エレン「・・・クソッ もう一回だ!」
アルミン「やめときなって・・・」
~~エレン記録 7回~~
~~ミカサ記録 29回~~
エレン「・・・・だめだ やっぱミカサにはかなわねーわ」
アルミン「だから言ったのに・・・」
エレン「・・・鉄棒が冷たいから本気が出せないんだよ」
アルミン「小学生みたいな言い訳はやめなよ」
エレン「」
-
- 188 : 2013/12/25(水) 09:55:54 :
ミカサ「あの 大丈夫ですか・・・?」
エレン「あー 俺ももっと鍛えねーとダメだな ミカサに勝てない」
ミカサ「・・・そんなこと・・・逆上がりはコツさえ掴めばすぐにできますよ!」
エレン「簡単に言ってくれるなよ・・・」
ミカサ「・・・」(・・・まただ・・・この懐かしい感じ・・・前にもこんなことがあったような・・・
友達の事以外にもっと大切なことを忘れているような・・・)
エレン「ミカサ?」
ミカサ「! なんでもないです ちょっとぼーっとしちゃって・・・」
-
- 189 : 2013/12/25(水) 10:00:41 :
アルミン「で まだ時間あるけどどうする?」
エレン「ちょっと早いけど昼飯にするか 俺飲み物買ってくるよ」
アルミン「僕はお菓子でも買いに行こうかな ミカサはどうする?」
ミカサ「私はちょっと疲れたのでそこのベンチで待ってます」
アルミン「一人で大丈夫?」
ミカサ「・・・私だって一応高校生ですよ?」
エレン「ミカサが大丈夫って言うなら構わねぇが
なにかあったら大声で叫べよ すぐ近くのコンビニにいるから」
ミカサ「分かりました」
-
- 190 : 2013/12/25(水) 10:02:03 :
エレン「じゃ 行ってくるな」
アルミン「すぐ戻ってくるよ」
ミカサ「はい!」
エレアル退場
ミカサ「・・・・・私は友達のこと以外に何を忘れてるんだろう・・・
なにか、とても大事な 絶対に忘れてはいけないことのような・・・・」
???「・・・・・・・・・」
ミカサ「・・・考えても仕方がない アルミン君の言うように少しずつ思い出せればいいかな・・
とりあえず座ろう ベンチにも雪積もってるけど少し払えば・・」
???「おねーちゃんひとりかい?」
ミカサ「はい?」
-
- 191 : 2013/12/25(水) 10:02:43 :
男1「こんなに寒いのに一人でなにやってんの?」
男2「俺たちと暖かいとこ行こうぜ」
ミカサ「・・・お気持ちは嬉しいんですが 人を待っているので・・・」
男2「いいじゃんそんなの 都合が悪くなったって後で言っとけば」
ミカサ「すみません これからその人たちと出かける約束なんです」
男1「そんなに心配ならここに手紙とか置いとけばいいよ 寒いところで待ってるよりずっと良いと思うんだけど」 ←腕を掴む
-
- 192 : 2013/12/25(水) 10:03:43 :
ミカサ「!・・い いやd」
男2「おっと 叫んだりしたら痛い目見るからね」口を抑える
ミカサ「!・・・」(いや・・・!助けて・・・!)
男1「こら 暴れるなって! おい 車からロープもってこい 俺抑えとくから」
男2「りょーかい」
男1「へへ おとなしくしてりゃ縛ることなんてないんだけどね 君が暴れるのがいけないんだよ」
ミカサ「・・・・」(エレン君・・・アルミンくん・・・!)
???「・・・おい 何してんだよ」
男1「!?」
???「ミカサ!」
男1「・・・へぇ・・君 ミカサちゃんっていうんだ」
-
- 193 : 2013/12/25(水) 10:04:34 :
???「何してるのか聞いてるんだよ!」
ミカサ「エレン君!アルミン君!たすk」
男1「おっと それ以上近づいたらミカサちゃんがどうなっても知らないよ」
エレン「!」
アルミン「・・・卑怯者・・・!」
ミカサ「・・・離してください」
男1「そう言われて離すなら最初からこんなことしないy」
エレン「・・・離せよ」
男1「・・・話し聞いてた? そう言われて離すバカいないって」
エレン「・・・そうかよ」バシッ ←棒きれで男の足を叩く
-
- 194 : 2013/12/25(水) 10:05:27 :
男1「いてぇ! なにすんだこのガキ!」
エレン「それはこっちのセリフだ」バシッ←後頭部を叩く
※良い子は真似しないでね!
男1「」気絶
アルミン「ミカサ!大丈夫!?」
ミカサ「は はい・・・」
エレン「ったく・・・こいつどうするんだよ 警察にでも持っていくか?」
-
- 195 : 2013/12/25(水) 10:06:03 :
アルミン「・・・その途中で目を覚ましたら何されるかわからないよ」
エレン「それもそうだな・・・まぁ 通報だけしておくか」
ミカサ「・・・・・」
アルミン「ミカサ?」
ミカサ「もう一人いたはずです・・・!」
アルミン「え? なにg」
男2「なんだよこれ・・・お前らがやったのか?」
-
- 196 : 2013/12/25(水) 10:13:11 :
男2「なんだよこれ・・・お前らがやったのか?」
エレン「!お前は・・・!」
男2「ん?ああ! てめぇ あの時の・・・!」
アルミン「!? 知り合いなの?」
エレン「ああ 忘れるわけねぇだろ こいつがミカサの両親を・・・!」
アルミン「!?」
ミカサ「? どういうk」
エレン「なんでもねぇよ」
-
- 197 : 2013/12/25(水) 10:14:08 :
男2「じゃあそっちの子はあの時のガキか しかし・・・
よくもまた俺のダチに手を出してくれたな・・・
こうしてやる・・・!」←エレンをつかみあげる
エレン「! 離s」
男2「この棒でやったのか これはもういらねぇな」ポイ
ミカサ「エレン君・・・!」(頭が痛い・・・!それにまたこの感覚・・・前にもどこかで・・・?)
男2「さてと ダチにこんなことしてくれたんだから
しっかりお礼をしなくちゃなぁ・・・」←首を掴んで力を込める
エレン「!・・う・・・」
ミカサ「やめて・・・!」
-
- 198 : 2013/12/25(水) 10:15:34 :
エレン「ミカ・・・サ・・!」
ミカサ「!」
エレン「たた・・・かえ・・・! お前なら・・・でき・・・る・・・!」
ミカサ「私なら・・・?」(とにかく今はエレン君を助けなきゃ・・・!確かさっきの棒きれがこの辺に・・・)
男2「何をブツブツ言ってn」
ミカサ「うわあああああああああ!」(そうだ・・・私は・・・!)ガッ←男を思いっきり殴る
-
- 199 : 2013/12/25(水) 10:16:21 :
男2「」気絶
エレン「げほっ!げほっ! 悪い 助かったよミカサ」
ミカサ「・・・・」
エレン「・・・ミカサ?」
ミカサ「・・・・・レン・・・
エレン・・・・!」ポロポロ
-
- 200 : 2013/12/25(水) 10:17:08 :
エレン「! お前 記憶が・・・!」
ミカサ「・・・ごめんなさい 私は とても大切な家族のことを忘れていた・・・!」ポロポロ
エレン「!」
ミカサ「私は・・・!」
???「おーい!」
エレ・ミカ「!」
エレン「アルミン!」
アルミン「警察呼んできt・・・あれ? なんかもう片付いてる?」
警官「これは・・・君たちがやったのかい?」
男1・2「」気絶
-
- 201 : 2013/12/25(水) 10:18:17 :
エレン「・・・そいつらが悪いんだ」
警官「・・・大体のことはその金髪の子から聞いているよ この場合正当防衛が成立するけど、ちょっとやりすぎだね」
エレン「・・・すんませんでした」
ミカサ「・・・エレンは私を助けてくれた
そいつらはいきなり襲いかかってきた。ので、エレンは悪くない」
アルミン「!!」
警官「うーん 今回は女の子2人に免じて厳重注意ということで」
エレン「えっ」
ミカサ「えっ」
警官「えっ」
アルミン「えっ」
-
- 202 : 2013/12/25(水) 10:19:43 :
警官「・・・え? 違うの?」
アルミン「・・・僕は男です・・・」
警官「!! あー その ごめん・・・
とにかく!今度から過剰防衛はしないように!
そこにのびてる2人はこっちで何とかしておくから
君たちはもう行きなさい」
エレ・ミカ・アル「はい」
___________________
______________
_________
エレン「ったく なんで襲いかかってきたやつに対抗して怒られなきゃならないんだよ」
アルミン「・・・やりすぎたことは否定できないよ」
-
- 203 : 2013/12/25(水) 10:21:16 :
エレン「そりゃそうだけど・・・」
ミカサ「でも アルミンが来てくれなかったら私はあいつらを殺してしまったかもしれない ありがとう」
アルミン「ミカサ・・・! やっぱり記憶が・・・!」
ミカサ「ええ さっき全部思い出した。」
アルミン「そうか! 本当に良かった・・・!」
ミカサ「私は友達のことを 大切な家族のことを忘れてしまっていた。ので、これから忘れていた分も3人で思い出を作ろう」
アルミン「はは やっぱり敬語のミカサよりこっちのほうがしっくりくるね」
-
- 204 : 2013/12/25(水) 10:22:09 :
ミカサ「そう?」
エレン「ああ でもミカサはミカサだろ どうなろうと嫌いになることはねぇよ」
ミカサ「!///」
アルミン「そうだね」ニヤニヤ
エレン「な なんだよ///」
アルミン「べつに? これは後で楽しみおだね」
エレン「・・・人をからかうのがそんなに楽しいかよ//」
アルミン「いや エレンがあまりにも鈍感で純粋だからつい ね」
-
- 205 : 2013/12/25(水) 10:23:01 :
アルミン「・・・・・そういうところだよ」
ミカサ「・・・何の話?」
アルミン「そのうちわかるよ」
エレン「う・・・」
ミカサ「?」
エレン「と、とにかくそろそろ行かねぇと間に合わなくなるぞ!」
アルミン「そうだね でもミカサのこと、グリシャさんに行ったほうがいいんじゃないかな?」
ミカサ「私なら大丈夫。それよりも今はエレンと一緒に
クリスマスツリーを見ることのほうが大事。
私の記憶が戻ったことは帰ってから伝えればいい。」
エレン「・・・だとよ」
アルミン「はは・・・『エレンと』って 僕もいるんだけど」
-
- 206 : 2013/12/25(水) 10:23:42 :
ミカサ「大丈夫 忘れているわけではないから」
アルミン「ホントに?」
ミカサ「・・・・・・・・ごめんなさい 本当は一瞬だけ忘れていた」
アルミン「ひどい!」
ミカサ「・・・というのは冗談」
アルミン「からかわないでよ・・・」
エレン「おーい 2人とも置いてっちまうぞ!」
ミカサ「!・・・すぐに行く」
アルミン「待ってよエレン!」
-
- 207 : 2013/12/25(水) 17:05:19 :
___________________
________________
___________
==会場==
エレン「思ったより人が多いな」
ミカサ「ええ きっとカルラさんの言っていたイベントのせい」
アルミン「早めに来てよかったね」
司会「それでは皆さん!今年も点灯時間がえやってまいりました!
ご一緒にカウントダウンをお願いいたします!」
一同「10!9!8!7!6!5!4!3!2!1!」
一同「ゼロ!!!」
アルミン「わあ・・・・」
ミカサ「凄く・・・きれい・・」
エレン「こんなにすごいなら去年も来ればよかったな」
ミカサ「ええ でも去年はエレンがゲームをしてた年」
-
- 208 : 2013/12/25(水) 17:05:41 :
エレン「う・・・でもその前は2年連続でミカサが炬燵に篭ったんだろ」
ミカサ「それは・・・・」
アルミン「・・・2人とも僕のこと忘れてない?」
エレン「なんだ いたのかアルミン」
ミカサ「気がつかなかった」
アルミン「ひどいな・・・」
エレン「冗談だよ」
ミカサ「アルミンは可愛いからついからかいたくなってしまう
ので、アルミンが悪い」
アルミン「可愛いって言わないでよ!」
エレン「嫌なのか?」
アルミン「当たり前じゃないか!僕は男なんだ!」
ミカサ「そういうところが可愛い」
アルミン「」
-
- 209 : 2013/12/25(水) 17:06:19 :
???「あれ エレン?」
???「アルミンにミカサも来てたのか!」
エレン「おお! コニーとサシャ!」
アルミン「君たちも来てたんだ」
サシャ「私は毎年来てますよ!」
コニー「俺は毎年ってわけじゃないけど 何度か来てるぜ」
???「俺たちもいるぜ」
アルミン「ライナー!」
ライナー「おう って言うか 俺らのクラスはほとんど来てるんじゃねーか?」
アニ「・・・そうだね」
ミーナ「さっき他のクラスの子にも会ったけど、こうして見るとうちのクラスが多い気がする」
ベルトルト「クラス全員来てたりして」
アルミン「あはは さすがにそれはないんじゃないかな」
ジャン「でもよく話すメンバーは揃ってるんじゃないか?」
-
- 210 : 2013/12/25(水) 17:06:55 :
ミーナ「そうだねー あ! あそこにいるの、ハンナとフランツじゃない?」
ハンナ&フランツ「」イチャイチャ
ジャン「・・・あいつらは毎年来てるんじゃねーか?・・・リア充め・・ミカサ、来年は俺と一緒n」
ミカサ「私はエレンとでなければ来ない」
ジャン「」
サシャ「ミカサがジャンを拒んだ!? もしかして記憶が・・・?」
ライナー「思い出したのか!?」
ジャン「!」
ミカサ「ええ ついさっき 全部思い出した
みんなにはとても迷惑をかけてしまって・・・その・・ごめんなさい」
ジャン「確かにこの残念な言語力はミカサd」
ミカサ「何か言った・・・?」
ジャン「いや なんでも」(やっぱりミカサはこうでなきゃな)
-
- 211 : 2013/12/25(水) 17:07:15 :
ミーナ「じゃあホントに元に戻ったのね!」
コニー「おお!それはよかったな!」
マルコ「冬休みが明けたら先生にも報告しなくちゃね」
ベルトルト「ハンジ先生 また泣き出すよ きっと」
ミーナ「ハンジ先生だけじゃなくて先生たちみんなびっくりするだろうね!」
サシャ「新学期最初の授業はミカサの復帰おめでとう会ですね!」
ミカサ「そんなに盛大にしなくても 気持ちだけ受け取っておく」
-
- 212 : 2013/12/25(水) 18:22:08 :
- 今なら目からハイドロポンプ打てそうですよw
-
- 213 : 2013/12/25(水) 20:09:49 :
- >>212
コメントありがとうございます(*´ω`*)
ハイドロポンプ 打っちゃっていいと思いますw
現在外出中のため更新もうちょっと遅くなります
なんとか今日中に書き上げたい!
-
- 214 : 2013/12/25(水) 20:17:52 :
- >>213は僕です
-
- 215 : 2013/12/25(水) 22:13:05 :
___________________
________________
____________
カルラ「みんなお待たせ! 料理も沢山作ったから遠慮しないで食べていってね!」
サシャ「いただきます!」
アニ「だから あんたは少し遠慮というものを覚えたほうがいいよ」
カルラ「ふふ いいのよ作りすぎちゃって困っていたところなんだから」
ミーナ「それじゃ お言葉に甘えて・・・」
一同「いただきます!」
カルラ「・・・・・・で? ミカサとエレンはどうやってくっついたの?」
サシャ「それがですねー」
エレン「まて! 言うな!」
サシャ「・・・エレンがそう言うなら・・」
ジャン「アホかお前は」
-
- 216 : 2013/12/25(水) 22:13:37 :
マルコ「はは ジャンも人のことは言えないだろう?2回も卒倒したんだから」
ジャン「」
ユミル「エレン 腹くくれよアタシが詳しく説明してやるから」
クリスタ「もー!ユミルはまた面白がって・・・」
ミカサ「・・・とても恥ずかしい・・・ので あまり騒ぎ立てないで欲しい//」
カルラ「あら・・ミカサまで顔真っ赤にしちゃって
これは相当なことね・・何をしたのエレン」
エレン「な 何もしてねぇよ!//」
カルラ「・・・何があったの アルミン」
アルミン「え!?」
エレン(言うなよアルミン・・・頼む 言わないでくれ 300円あげるから!)
-
- 217 : 2013/12/25(水) 22:14:22 :
ミカサ(アルミン・・・言ったら後で然るべき報いを・・・)
アルミン「ええと・・・」(2人からの言うなオーラがすごいんだけど・・・)
カルラ「・・・アルミン・・・?」ニコォ
アルミン「うう・・・実は・・・」(ごめん・・・ミカサ エレン・・・)
~*~*説明中~*~*
エレン「」
ミカサ「」
カルラ「まぁ! エレンもやれば出来るじゃない!」
グリシャ「いつかキューピッドになりたかったのに・・・」
エレミカ「」
アルミン「はは・・・」(2人の視線が痛い・・・
だってカルラさんの笑顔が怖かったんだから仕方ないじゃないか)
-
- 218 : 2013/12/25(水) 22:14:44 :
サシャ「すみません! このチキンおかわりください!」
カルラ「あら ごめんなさい それはもうないの」
コニー「ああ! 俺まだ1個しか食ってなかったのに!」
ライナー「なに!? 俺は1つも食ってないぞ!」
カルラ「ごめんなさい 来年はもっと沢山用意しておくわね」
エレン「は!? 来年もここで集まる気かよ!?」
カルラ「賑やかでいいじゃない」
サシャ「はい! 楽しみにしてます!」
ユミル「お前は食いすぎだ」
クリスタ「お皿に山盛りであったのに一人で食べちゃうんだもん びっくりだよ」
ジャン「それ以上食ったら来年は出入り禁止な」
サシャ「そんな!」
-
- 219 : 2013/12/25(水) 22:15:21 :
アルミン「なんか 決定事項みたいだね」
エレミカ「」
グリシャ「そうか なら私は来年も仕事休んd」
ミカサ「ずる休みはダメです」
グリシャ「」
エレン「・・・自業自得だ」
マルコ「! ケーキも凄く美味しいですね!」
ジャン「ああ そこらの店で買うよりもずっとうまい」
カルラ「あらあら 嬉しいこと言ってくれるじゃない!」
サシャ「ああ・・・私のケーキが・・・」
ライナー「テメーはさっき死ぬほどチキン食ったろ」
サシャ「あぅ・・・」
???「こんばんわー!」
-
- 220 : 2013/12/25(水) 22:15:51 :
???「イェーガーさん お邪魔します」
???「・・・邪魔するぞ」
アルミン「先生!?」
ミーナ「私が呼んだの! ミカサの記憶が戻ったって言ったらすぐに来るって・・・
ホントにすぐでしたね」
ミカサ「迷惑かけてすみませんでした・・」
ハンジ「ミカサアアア!ホントに・・・ホントに良かった・・・!」
リヴァイ「ちっ・・・なんで俺まで・・・」
ハンジ「そうそう それ私も気になった! ミーナからの電話で、
リヴァイは引きずってでも連れてこいって」
-
- 221 : 2013/12/25(水) 22:17:00 :
ミーナ「ふふ それはですね・・・ なんと!今日はリヴァイ先生のお誕生日なんです!」
ハンジ「! なるほど」
リヴァイ「それでなんで俺がこの寒い中出てくることになるんだ」
ミーナ「せっかくケーキもあるし お祝いしたいじゃないですか!」
ライナー「お前ほんとそう言うの好きだな」
カルラ「あらまあ もっと何か作っておくべきでしたね
あとはハンバーグとパスタとケーキしか残ってませんが
どうぞゆっくりしていってください」
ハンジ「あ 大丈夫! 近所のスーパーでお惣菜買ってきたから!」
ジャン「さすがハンジ先生 夕方のおばさんみたいですね」
ハンジ「む! お惣菜馬鹿にするなよ!美味しいんだから!」
コニー「・・・エレンの母ちゃんがつくった飯はどこの惣菜よりもうまいぞ!」
-
- 222 : 2013/12/25(水) 22:17:37 :
ハンジ「う・・・」
ミカサ「ケーキも買ってきたと言っていたけど、
カルラさんの手作りケーキよりも美味しいものを食べたことがない」
ハンジ「そんな!このケーキ屋さん 予約取るの大変だったのに!」
サシャ「それじゃあ、カルラさんのケーキとハンジ先生が買ってきたケーキ
どっちが美味しいかリヴァイ先生に決めてもらうのはどうでしょう?」
ハンジ「それだあああ!」
カルラ「そんなに大したものじゃないわよ?」
ミカサ「カルラさんは自分の料理にもっと自信を持っても大丈夫」
ハンジ「予約の量は裏切らない!」
ミーナ「リヴァイ先生! 一口ずつ食べてどっちが美味しいか決めてくだs」
リヴァイ「俺は甘いものは苦手だ」
一同「」
-
- 223 : 2013/12/25(水) 22:18:22 :
リヴァイ「勝手に話を進めるn」
ミカサ「それなら問題ない」
リヴァイ「・・・」
ミカサ「私も甘いものは好きではない
ので、カルラさんは甘さ控えめのケーキを作ってくれた」
エレン「確かにそうだな」
アルミン「ん?ハンジさんのケーキの箱
『甘いもの大好きな女性に大人気!生クリームたっぷりフルーツケーキ』 って書いてありますね」
サシャ「これは・・・」
ミーナ「・・・先生! 騙されたと思ってカルラさんのケーキ食べてみてくださいよ!」
リヴァイ「・・・は?」
ユミル「 食わず嫌いはいくら先生でも良くないっすね」
-
- 224 : 2013/12/25(水) 22:19:33 :
リヴァイ「・・・本当に甘さは抑えてあるんだろうな?」
カルラ「ええ 砂糖はあまり使っていません 先生のお口に合うかはわかりませんが・・・」
リヴァイ「・・・」(甘かったらこいつら締めて帰る・・・)パク
リヴァイ「・・・・・」
カルラ「・・・どうですか・・・?」
アルミン「・・・先生・・・?」
リヴァイ「・・・悪くない・・」
ミーナ「! カルラさんの勝ちですね!」
コニー「なんの勝負だ? 俺も負けねーぞ!」
マルコ「コニー・・・・」
コニー「??」
カルラ「まあ お世辞ならいいんですよ?」
-
- 225 : 2013/12/25(水) 22:20:34 :
リヴァイ「・・・・そのつもりはない」
ハンジ「えー!? ずるい!私のケーキも食べてよ!」
リヴァイ「俺を殺す気か 見るからに甘そうだろう」
ハンジ「リヴァイのケチ!」
サシャ「それじゃあそのケーキは私がいただきます!」
ユミル「お前はまだ食うのか」
アルミン(平和だなぁ・・・・)
-
- 226 : 2013/12/25(水) 22:21:06 :
______________________
_________________
___________
ミーナ「・・・あれ?そういえば キース先生は来ないんですか?」
ハンジ「ああ 例の3年生たちに『お前たちにクリスマスはない』
って 夜通し説教してるよ」
ミカサ「え・・・?」
エレン「あー・・自業自得とは言えやりすぎな気もするな」
アルミン「はは・・まあ キース先生に目をつけられて退学にならないだけましじゃないかな」
ミカサ「3年生って どういうこと?」
アルミン「!・・それは・・・」
エルヴィン「・・・ちゃんと知っておいたほうがいい
ミカサ、今回のことで君のマフラーを持ち出したのが
今説教を受けている3年生たちなんだ」
ミカサ「!?」
-
- 227 : 2013/12/25(水) 22:22:55 :
ミーナ「・・・信じられないのはわかるよ 私も最初は
何かの間違いなんじゃないかって・・・」
ミカサ「・・・ちがう・・・」
ライナー「ミカサ 仲間を疑いたくないのはわかるが・・・」
ミカサ「そうじゃない 私はマフラーが投げられるところを見ていた」
サシャ「え・・・!?」
エルヴィン「・・・・本当かい?」
リヴァイ「・・・それは 3年の連中じゃなかったのか?」
ミカサ「・・・はい」
ハンジ「え!? じゃあ 誰なの?」
ミカサ「それは━━━━」
-
- 228 : 2013/12/25(水) 22:36:58 :
____________________
________________
____________
==新学期・学校==
ミカサ「・・・・・」
アニ「・・・・・」
ライナー「・・・・・」
ベル「・・・・・」
ミーナ「・・・・・」
先輩A「ミカサ! 退院したって本当だったんだね!」
先輩B「良かった・・・!」
先輩C「ミカサ 本当に悪かった・・・!」
後輩a「ミカサ先輩 心配しましたよ!」
後輩b「もう部活には参加できるんですか?」
アルミン「・・・先輩・・・いつまでそうしているつもりなんですか?」
先輩A・B・C「!?」
サシャ「正直に言ってください・・・!」
先輩B「・・・なんのこと?」
-
- 229 : 2013/12/25(水) 22:37:25 :
ミカサ「・・・あなたたちが犯人を庇う理由がわからない」
先輩C「庇う? 」
ミカサ「私は見ていた」
先輩B「!?」
先輩A「見ていた?私たちがマフラーを持ち出すところを?」
ミカサ「違う」
先輩C「・・・じゃあ 何を見たって言うn」
後輩b「先輩 もういいんです・・・」
先輩A「なにがいいのよ!このままじゃ・・・」
後輩a「ミカサ先輩に見られてたなら言い訳はできません・・・」
アルミン「・・・認めるんだね?」
-
- 230 : 2013/12/25(水) 22:37:50 :
後輩a・b「はい」
エレン「・・・・」
~*~*回想~*~*
ハンジ『ええ!? じゃあ 誰なの?』
ミカサ『それは・・・同じ部活の後輩たちです・・・
最初は木に巣を作った鳥でも見ているのかと思った
でも木に向かって何かを投げたようだった
ので、2人がいなくなってから見に行ったらマフラーが・・・』
-
- 231 : 2013/12/25(水) 22:38:15 :
エレン『・・・なんで誰にも言わなかったんだよ』
ミカサ『・・・・心配かけたくなかった それに、
あのくらいなら自分で何とかできると思って・・』
エレン『できなかっただろ? なんでも一人でやろうとすんなよ
確かにミカサは運動神経いいけど 限界ってもんがある』
アルミン『そうだよ もっとみんなを頼っていいんだよ』
ミカサ『・・・ありがとう・・・みんな・・・!』
~*~*回想終了~*~*
ミーナ「・・・どうしてこんなことを・・・?」
後輩b「・・・ミカサ先輩がいたら 私たちがレギュラーになれないと思って・・・」
先輩a「先輩たちは何もしてないんです 全部私たちがやりました」
ライナー「で 先輩はなんでこいつらを庇って・・?」
先輩C「・・・俺たちはその2人がミカサの荷物を漁ってるのを偶然見たんだ」
先輩A「それで、そのあとにミカサが怪我をしたって聞いたから・・・1年に話を聞いたら・・・」
ミーナ「それで・・・どうしてそのことを黙って罪を被るなんてことになるんですか?」
-
- 232 : 2013/12/25(水) 22:38:45 :
先輩B「・・・前にも言ったけど、あなたたち後輩にはこれからがある・・・
私たちはもうすぐいなくなるけど、あなたたちは違うの」
先輩C「ましてや1年なんて これから始まるところだろ?
そんな奴らが問題を起こしたとなれば、それこそレギュラーになれなくなっちまう」
後輩a「・・・私たちは・・・『誰も見てなければ事故ってことになる
バレそうな時は自分たちに任せろ』 って言われて」
後輩b「それに甘えてしまったんです・・・」
後輩a「それで、先輩たちが罰を受けたって聞いて、ますます言い出せなくなっちゃって・・・」
???「・・・今の話は本当か?」
一同「!!!」
後輩b「・・・キース先生・・・!」
後輩a「・・・はい 本当です」
キース「・・・謹慎どころのバツでは済まさん 覚悟はできていr」
-
- 233 : 2013/12/25(水) 22:39:06 :
ミカサ「待って欲しい・・・」
キース「・・・どうした アッカーマン」
ミカサ「私の怪我は治りました。 私は怒っていません
ので、彼女たちを許してあげてください」
後輩a・b「!」
アルミン「ミカサ・・・・」
ミカサ「もしその子達に重い罰を与えるのなら、私は一生
責任を感じるだろう」
後輩a・b「ミカサ先輩!?」
キース「・・・ふむ・・・ おい 貴様ら」
後輩a・b「はい!」
キース「・・・今すぐグラウンド50週走ってこい
貴様らの罰は以上だ」
-
- 234 : 2013/12/25(水) 22:39:31 :
後輩b「え・・・?」
キース「・・・アッカーマンに感謝するんだな」
後輩a・b「!!」
キース退場
後輩a「ミカサ先輩・・・その 本当にごめんなさい・・・!」
ミカサ「気にしなくていい」
後輩「ありがとう・・・ございます・・・!」
ミカサ「元はといえば 私が無愛想であまり人と関わらなかったのが原因
ので、これからは私も気を付けよう」
アルミン「ミカサらしいね」
ライナー「ああ この場を丸く収められるのはやっぱりミカサくらいだろう」
アニ「なに? あんたミカサに惚れてんの?」
ライナー「バカ そんなんじゃねーよ」
-
- 235 : 2013/12/25(水) 22:42:49 :
ミーナ「ミカサは優しいからね ちゃんとみんなのことわかってて、
それでいて適切な判断ができるって凄く素敵だと思うよ!」
ミカサ「そんなことない 状況をみて 最善の判断をすることができるのは
私よりアルミンの方が得意」
アルミン「ありがとうミカサ でも、僕には決断力がないんだ
決めたことをすぐに実行できるミカサの方がすごいと思うな」
エレン「ああ 俺もそう思う そんなミカサだから好きになったn」ハッ
ミカサ「/////」
みんな「・・・・・・」ニヤニヤ
-
- 236 : 2013/12/25(水) 22:43:22 :
エレン「・・・・・・・・に・・・・」
アルミン「に?」
エレン「逃げるぞミカサ!///」テツナギ
ミカサ「わかった//」
ライナー「あ こらまて!」
アニ「そこまで見せつけといて逃げるのはずるいね」
ミーナ「まって!もっと2人のイチャコラ見させて!」
エレン「な なんでおってくるんだよ!!」
ミカサ「仕方ない エレン しっかり捕まってて」
エレン「へ?」
ミカサ「」 ヒメダキ
-
- 237 : 2013/12/25(水) 22:46:33 :
エレン「!? ちょ!ミカサ!? これなんか逆!逆だから!」
ミカサ「今は逃げるのが優先 ので少し我慢していて欲しい」
エレン「う・・・」
-
- 238 : 2013/12/25(水) 22:47:34 :
________________
____________
_________
アルミン「ミカサずるい! あんなの追いつけるわけないよ!」
ミーナ「ミカサが!ミカサがエレンをお姫様抱っこ・・・!」
ベル「もう諦めなよ」
アニ「ま 学校に来てればまた見られるしね」
先輩トリオ(若いっていいねぇ・・・)
____________________
________________
____________
ミカサ「・・・ここまで来れば大丈夫」
エレン「そうだな」
-
- 239 : 2013/12/25(水) 22:48:01 :
ミカサ「・・・・・」
エレン「・・・・・」
エレン「・・・ちょっと目ぇ閉じてろ」
ミカサ「? どうしt」
エレン「いいから!」
ミカサ「・・・わかった」
エレン「・・・・・・・」
ミカサ「」チュ
ミカサ「!!!」
エレン「こ この前みんなに邪魔されてできなかっただろ///」
-
- 240 : 2013/12/25(水) 22:48:47 :
ミカサ「ありがとう・・凄く 嬉しい・・・!」
エレン「俺はミカサが好き」
****fin*******
-
- 241 : 2013/12/25(水) 22:49:18 :
おまけ
後輩a「はあ さすがに50周はキツいね・・・」
後輩b「うん でもミカサ先輩のおかげでこの程度で済んでよk・・・・・・」
後輩a「? どうしたの?」
後輩b「・・・あれ 先輩じゃない?」
後輩a「ほんとだ 何か走って・・・え!? 先輩が誰かを姫抱きしてる!」
後輩b「こっそり後つけてみようか」
___________________
______________
___________
こうしてミカサがエレンを姫抱きして校庭を駆け回っていたこと
エレンがミカサにキスをしたことは、次の日には学校中に広まっていた
***ホントに終わり***
-
- 242 : 2013/12/25(水) 22:52:34 :
遅くなっちゃったけどなんとか完結!
読んでくれた方 フォローしてくれた方 本当にありがとうございます!!゚(゚´Д`゚)゚
最後なんか無理やり終わらせた感あるな・・・僕の文章力ではこれが限界でしたorz
-
- 243 : 2013/12/25(水) 23:20:22 :
- 乙です!期待通り、いや、それ以上に素晴らしかった!!
-
- 244 : 2013/12/25(水) 23:21:49 :
- 乙です!期待通り、いや、それ以上に素晴らしかった!!
-
- 245 : 2013/12/25(水) 23:33:52 :
- >>134
ありがとうございます!
-
- 246 : 2013/12/26(木) 00:18:28 :
- おつかれさま(笑)
面白かったよ
-
- 247 : 2013/12/26(木) 00:32:37 :
- >>246
ありがとうございます!
-
- 248 : 2013/12/26(木) 00:43:59 :
次作はオリジナルキャラを出す予定です
少し間がアクかもしれませんが、必ず投下します!
-
- 249 : 2013/12/26(木) 04:44:49 :
- 後日談!!このスレには後日談が必要だ!
ので、かけ
-
- 250 : 2013/12/26(木) 08:57:39 :
- >>249
オナニーマン訓練兵、配置に戻れ!
-
- 251 : 2013/12/26(木) 11:10:56 :
- >>250
ピクシス「何を言っておる<(`°д°)/。面白そうではないか。どれ、オナニーマンの言うとおり後日談を書いてみてはどうじゃ。」
失礼しましたm(_ _)m
-
- 252 : 2013/12/26(木) 13:47:20 :
- 後日談ですか!?
予定になかったから何も考えてないけど、今から話作ってきます!
投下は別レスで明日になるかな。。。。
-
- 253 : 2013/12/26(木) 17:04:52 :
- 後日談キタ~
楽しみにしてます!
-
- 254 : 2013/12/26(木) 21:22:32 :
- >>253
ありがとうございます!
頑張ります(っ`・ω・´)っ
-
- 255 : 2013/12/26(木) 21:26:45 :
後日談は明日の夜投下予定です
といってもエレンとミカサがみんなにいじられて
わちゃわちゃするだけの短編になりますがw
今回よりもさらにキャラ崩壊の危険がありますが、
それでも許してくれるという方はよかったら覗きに来てくださいm(_ _)m
-
- 256 : 2013/12/27(金) 11:24:11 :
- あ、どうやってエレンとミカサがくっついたのかもお願いしますm(_ _)m
-
- 257 : 2013/12/27(金) 12:39:23 :
- >>256
どうやって?それはこのスレ以上のことは思いつきませんごめんなさいm(_ _)m
後日談の冒頭でエレンがミカサを意識するようになったきっかけを書きます
-
- 258 : 2013/12/27(金) 13:02:25 :
- >>257
なんかすいませんm(_ _)m
後日談楽しみにしてます!!
-
- 259 : 2013/12/27(金) 15:40:12 :
- 乙!すっごく良かったぁ~(≧∀≦)
エレミカ好きだからうれしー♪
-
- 261 : 2013/12/27(金) 17:38:37 :
- 後日談↓
http://www.ssnote.net/archives/5966
駄文ですがよかったらどうぞm(_ _)m
-
- 262 : 2016/11/27(日) 10:01:11 :
- エレミカは最強だな!
乙でした!ミカサ可愛いっ!
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
エレンとミカサの馴れ初め シリーズ
- 「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
- 「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場