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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

東京捜査官

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  1. 1 : : 2016/02/15(月) 10:33:47
    【SS作品名】

    東京捜査官

    《このSSについて》

    ・亜門鋼太朗が主人公です

    ・東京喰種の基本設定は変わりませんが、変わっている設定もあるのでご了承ください
    ※原作のネタバレ要素も含まれるので、自己責任でお願いします

    ・更新は毎日ではありませんが、亀更新でもありません

    ・オリジナル展開は>>71からです

    《設定》

    ・人物の喋り方について 

    対話⇒「〇〇〇〇!」 

    心の中⇒(〇〇〇〇!) 

    両方⇒「〇〇〇〇!」 
    (〇〇〇〇!) 

    電話⇒〔〇〇〇〇!〕 

    両者同時⇒《〇〇〇〇!》 

    ・このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます
    ※なるべく控えます

    《他作品兼作品シリーズ》

    http://www.ssnote.net/series/2744

    ・初回更新日予定日未定
  2. 2 : : 2016/02/15(月) 10:34:40
    簡潔に言うと、東京喰種は金木視点の物語ですが東京捜査官は亜門視点の物語!

    みたいな感じです
  3. 3 : : 2016/02/15(月) 19:17:47
    期待だよお
  4. 4 : : 2016/02/15(月) 19:18:12
    《初回更新予定日》

    2/16(火)21:00~23:00
  5. 5 : : 2016/02/15(月) 19:19:43
    >>3 ありがとうございます☆
  6. 6 : : 2016/02/15(月) 21:09:29
    朝7時──部屋中にアラームが響き渡る

    亜門「ん…っ……」

    寝ていた亜門は、アラームで起きる

    亜門「…!」

    起きた亜門は身支度を済ませ、CCGへ向かう

    亜門「おはようございます!」

    局員「おはようございます」

    捜査官「おはようございます」

    これは……1人の男性捜査官の物語である

    その男の名は──

    『亜門鋼太朗』
  7. 7 : : 2016/02/15(月) 21:10:52
    という訳で、亜門鋼太朗が主人公の物語を作ろうかと思っています(>︿<。)

    ちゃんとした更新は>>4を見ていただければわかると思います

    それでは、また明日にお会いしましょう
  8. 8 : : 2016/02/15(月) 21:14:28
    (⌒∇⌒)ノ"また明日
    期待
  9. 9 : : 2016/02/15(月) 21:44:04
    新作キタ━━ヽ(´ω`)ノ゙━━!!
    期待!頑張って下さい♪
    亜門が主人公か〜!楽しみ!
  10. 10 : : 2016/02/16(火) 09:14:57
    >>9 ありがとうございます☆
  11. 11 : : 2016/02/16(火) 21:59:26
    更新します
  12. 12 : : 2016/02/16(火) 21:59:42
    オフィス内へ着いた亜門は、自分の上司でもあり、尊敬している人物と会う

    真戸「おや、おはよう亜門くん」

    亜門「真戸さんおはようございます!」

    真戸「朝から元気だねぇ…私に今はそこまで元気な力は残っていないよ」

    亜門「まだまだ若いですので」

    真戸「若さゆえの力という訳かね?」

    亜門「はい」

    真戸「“クズ”を殺す時にもその若さの力を出せればいいのだが…」

    亜門「クズは即駆逐!たとえどんな奴であろうと屈指はしません」

    真戸「そうだ亜門くん!クズはすぐに殺さなければならない…だからこそ今日もいち早く殺そう」

    亜門「はい!」
    (この世界は間違っている……そしてそんな世界を歪めた方向へと変えているのは“喰種”だ)

    だがその思考は、とある少年との出会いで大きく変化する

    亜門と真戸は、Sレートの喰種を探しに出かける

    真戸「さて、次へ行こうか亜門くん」

    亜門「はい」
    (この道は昔を思い出すな…)

    亜門は、新人だった頃の自分を思い出していた

    ----------回想----------

    亜門「本日付で対策一課に配属されました亜門鋼太郎です、よろしくおねがいします!」

    有馬「今年の新人は大柄だね、君には真戸さんの下に付いてもらう」

    亜門「はい!」

    真戸「真戸呉緒だ、よろしく亜門くん」

    亜門「よろしくおねがいします!」
    (真戸呉緒……上等捜査官…!)

    真戸「早速だが、仕事の話をしても構わないかい?」

    亜門「はい」

    真戸「アップルヘッドについてなんだがね」

    亜門「アップルヘッド…?」

    真戸「この1年で50件以上の捕食殺人を起こしている喰種だよ」

    亜門「目星はついているんですか…?」

    真戸「事件当夜付近をうろついていた村松タエ68歳という人物が怪しいと思っている」

    亜門「!?」

    真戸「68歳の喰種がいないとでも?」

    亜門「お言葉ですが真戸上等」

    真戸「なにかね?」

    亜門「証拠はあるんですか…?」

    真戸「“勘”だ」

    亜門「か、勘…?」

    真戸「勘は馬鹿にならんぞ亜門くん 。私は勘には自信がある」

    亜門(本当に大丈夫なのかこの人…)

    ----------回想終了----------

    真戸「亜門くん」

    亜門「は、はい!」

    真戸「最近たるんでいるような気もするのだが」

    亜門「すみません!以後気をつけます…」

    真戸「体調は常に健康にしておかなければならない…なぜだか分かるかね?」

    亜門「日常的にも困るし風邪をひく…とかですか?」

    真戸「そうだ。だが毎日健康でいるというのも不可能だ」

    亜門「たしかに…」

    真戸「だからこそ常に健康には気をつけねおかなければならない」

    亜門「はい!」

    真戸「それに」

    亜門「はい?」

    真戸「体調を崩している時に喰種との戦闘があったらどうする?」

    亜門「それは…」

    真戸「そういう為にも健康面はしっかりしておかなければならない」

    亜門「実は夜眠れなくて……」

    真戸「それは困ったね…ならば今日はなるべく早く見つけなければね、“ジェイソン”を」

    亜門「えぇ…ジェイソンを探して駆逐します!」

    真戸「その後はゆっくり自宅で休息するといい」

    亜門「分かりました」
    (ジェイソン…Sレートの喰種か)
  13. 13 : : 2016/02/16(火) 21:59:58
    ジェイソンを探す為、亜門と真戸は13区を歩いていた

    そして…

    ?「ふぅ…これでまた拷問ができる」

    真戸「亜門くん」

    亜門「はい…!」

    ?「ん?何君たち」

    真戸「ジェイソンだね?特徴がよく似ている」

    ヤモリ「はぁ…人間様がなにか用?」

    亜門「クズは即駆逐だ」

    ヤモリ「クズ?ハハハ…あまり舐めてもらっちゃ困るね」

    真戸「私から先に仕掛ける、君は援護を頼むよ亜門くん」

    亜門「はい!」

    ヤモリ「3分だけ遊んでやるよ」

    真戸は自身のクインケを展開させ、攻撃を仕掛ける

    真戸「ほう、意外と素早い」

    ヤモリ「そんなもん?」

    真戸「…!」

    ヤモリは自分の赫子で真戸を攻撃しようとするが、亜門の援護により阻止される

    亜門「真戸さん!」

    真戸「助かったよ亜門くん」

    亜門「いえ!」

    ヤモリ「ちっ…」

    真戸「君はどんなクインケになるのか楽しみだ!」

    ヤモリ「3分経過…悪いけどここで失礼するよ」

    亜門「まて!」

    真戸「追わなくていい」

    亜門「しかし…!」

    真戸「何事においても焦りは禁物だ」

    亜門「わかりました…」

    真戸「そう落ち込むことはない、また探せばいいだけの話だよ亜門くん」

    亜門「一度戻りますか?」

    真戸「一旦戻ろう」

    アサキ「くっ…」

    真戸「ん…?」

    亜門「喰種か」

    アサキ(クソっ…なぜここに白鳩が)

    真戸「ただ帰るのもつまらいだろう…クズを殺してから帰ろう亜門くん」

    亜門「はい!」

    アサキ「リョーコ…ヒナ……ミ…」

    真戸「よしっ、では帰ろうか」

    亜門「はい」

    真戸「回収班に連絡はもうしたかね?」

    亜門「もちろんです」

    真戸「では戻ろう」

    亜門(喰種がいなければこの世界はきっと……)

    一方その頃

    雛実「お兄ちゃんこれはー?」

    金木「これは紫陽花(あじさい)だよ」

    雛実「あじさいかぁ〜なんだか難しいな…」

    金木「大丈夫だよヒナミちゃん!僕が教えてあげるから」

    雛実「うん!」

    金木(こんな平和な時間が永遠に続けばいいのに……)

    運命の邂逅まで───あと少し
  14. 14 : : 2016/02/16(火) 22:00:37
    《次回更新予定日》

    2/18(木)21:00~23:00

    このSSについて>>1
  15. 15 : : 2016/02/16(火) 22:05:37
    期待
  16. 16 : : 2016/02/16(火) 23:12:44
    期待!
  17. 17 : : 2016/02/16(火) 23:14:47
    所でよっしーさんはグルカルしてるのですか?期待です
  18. 18 : : 2016/02/17(水) 14:42:52
    >>15 ありがとうございます☆

    >>16 ありがとうございます☆

    >>17 はい、やってますよーグルカル!
    ありがとうございます☆
  19. 19 : : 2016/02/17(水) 21:09:37
    もうエレンは出ないの?
  20. 20 : : 2016/02/17(水) 21:46:12
    俺もやってますまだ弱いですが・・(;^ω^)
    俺のコメントにわざわざ答えてくれてありがとうございます期待ですあと長文失礼しました
  21. 21 : : 2016/02/18(木) 07:41:06
    >>19 この作品は全く違う作品ですので、でないです(>︿<。)

    >>20 面白いですよね!こ有難うございます☆
  22. 22 : : 2016/02/18(木) 21:34:36
    《お知らせ》

    朝に更新します\(^o^)/

    サボり気味ですみません…(多忙で)
  23. 23 : : 2016/02/18(木) 21:43:18
    頑張って
  24. 24 : : 2016/02/19(金) 00:12:07
    了解です(^-^)/
    大丈夫ですよ!
  25. 25 : : 2016/02/19(金) 09:37:37
    休み時間なので、更新します
  26. 26 : : 2016/02/19(金) 09:41:39
    それから少しして、笛口リョーコは夫の死を知る

    リョーコ「…」

    芳村「…」

    董香「ウソ…でしょ?」

    金木(ヒナミちゃん……)

    ヒナミ「や……だ…っ」

    金木「ヒナミちゃ──」

    ヒナミ「そんなの信じないもん!」

    泣き叫ぶヒナミは、奥の部屋へ行く

    芳村「リョーコさん…」

    リョーコ「す、すみません…」

    芳村「大丈夫ですよ」

    リョーコ「あの子を慰めにいかないと」

    そう言うと、リョーコはヒナミのいる部屋へと向かう

    董香「…」

    芳村「トーカちゃん」

    董香「はい?」

    芳村「復讐はダメだからね」

    董香「……はい」

    金木(僕は無力だ…)

    夫が死んだことにより笛口家は暗い雰囲気を保ったままだったが、やがて元気を取り戻すようになり、リョーコとヒナミは共に買い物をすることとなる

    ヒナミ「ねぇねぇ!」

    リョーコ「どうしたの?ヒナミ」

    ヒナミ「これ買って!」

    リョーコ「これは難しい小説よ?」

    ヒナミ「いいの、お兄ちゃんに教えてもらいながら読むから!」

    リョーコ「そういえば漢字を教えてもらってるんだったわよね?」

    ヒナミ「うん!」

    リョーコ「漢字沢山覚えようね」
    (後でお礼を言わないと)

    買い物を済ませたリョーコ達はあんていくへ戻ろうとする

    ──が

    捜査官「…」

    リョーコ(どうして白鳩が彷徨いて…)

    ヒナミ「お母さん、どうしたの?」

    リョーコ「…」

    リョーコは黙ったままヒナミの手を強く握り、早歩きをする

    ヒナミ「どうしたの?」

    リョーコ「いいから早く歩きなさい」

    ヒナミ「でも──」

    リョーコ「いいから!」

    ヒナミ「あっ!」

    ヒナミは買ったばかりの小説を落としてしまう

    それを拾おうとするが

    リョーコ「ほら行くわよ」

    ヒナミ(お兄ちゃんの小説が…)

    捜査官「…」

    リョーコ(人気の少ない道路に逃げないと…)

    ヒナミ「…?」

    人気のない所へ逃げると、そこには3人の捜査官が立っていた

    亜門「…」

    真戸「…」

    草場「…」

    リョーコ「…!」
    (なぜここに)

    真戸「どうやらうまく釣れたみたいだね」

    亜門「はい!」

    草場「逃がしません!」

    リョーコ「………」

    次の瞬間、戦う覚悟を決めたリョーコはヒナミを逃がすべく時間稼ぎをする

    ヒナミ「お母さん!」

    リョーコ「ヒナミ…逃げて……」

    ヒナミ「やだよ!もういかないでよ!誰も……誰も…」

    リョーコ「ねぇヒナミ」

    ヒナミ「…!」

    ヒナミが見たのは、満面の笑みをだしていたリョーコの姿であった

    リョーコ「早く逃げて」

    ヒナミ「…」

    意を決したヒナミは、その場から見事逃げ切ることに成功する

    草場「ま、待て!」

    亜門「クソッ…1人は逃がしたか」

    真戸「後で殺せばいい、今は目の前にいるクズをなんとかしなければね」

    リョーコ(ヒナミ…生きて……)

    リョーコがヒナミの事を想っていた頃

    ヒナミは必死で逃げていた

    ヒナミ(誰か助けて…!)

    ヒナミは逃げることしか出来なかった

    そんな中、ヒナミは偶然金木を見つける

    金木「…」
  27. 27 : : 2016/02/19(金) 09:41:53
    ヒナミ(お兄ちゃん…!)

    金木「…」

    ヒナミは、金木に向けて声を張る

    ヒナミ「お兄ちゃん!!」

    金木「ヒ、ヒナミちゃん…?」

    向かい側の道路にいた金木はヒナミに声をかけられて反応をする

    ヒナミ「お兄ちゃん!」

    金木「ちょっと待ってて!そっちに行くから」

    ヒナミ「うん!」
    (お兄ちゃんにはやく知らせないと…助けてくれるかもしれない)

    金木「はぁ…はぁ……ヒナミちゃんどうしたの?リョーコさんは?」

    ヒナミ「…」

    金木「どうしたの?」

    ヒナミ「ヒナミは逃げてって言われた…」

    金木「…」

    状況を理解した金木は、リョーコを助けようと決意する

    金木「行こう」

    ヒナミ「…!でも……」

    金木「急ごう!」
    (リョーコさんが危ない)

    金木は、襲われているリョーコの元へ向かう

    着いた時、金木が目にしたのは

    金木(白鳩が多い…僕じゃ……僕じゃ…)

    勝てない───

    真戸「死ねえ!」

    亜門「ぐおお!」

    リョーコ「…っ」

    ヒナミ「…!ンンンン!!」

    金木「抑えてヒナミちゃん!」
    (僕は無力だ…ただ見ることしか出来なかった…)

    金木はヒナミを連れてあんていくに行く

    そんな人影に亜門は反応する

    亜門(…?今誰かいたような……)

    真戸「どうしたかね?」

    亜門「いえ、なんでも」

    真戸「さぁ、行こうか。クズは回収班に任せておこう」

    亜門「はい!」

    喰種を殺した亜門達とは別に、金木達はあんていくに着いていた

    芳村「リョーコさんが…」

    古間「まさかね…」

    入見(ヒナミちゃん……)

    董香「は…?何言ってんの……」

    金木「ごめん…僕に力があれば……」

    ヒナミ「お兄ちゃんは悪くないよ……」

    金木「でも…」

    董香「ヒナミ…」

    ヒナミ「ヒナミ、疲れちゃった…」

    金木「じゃあ少し寝てようか」

    董香「そういう“疲れた”じゃねぇよクソカネキ!」

    金木「…!」
    (ヒナミの疲れたは……)

    ヒナミ「会いたいよ…会いたいよ!!」

    董香「ヒナミ……」

    金木「…」
    (僕は…無力だ……)

    董香「行ってくる…」

    芳村「トーカちゃん」

    董香「店長…まさか止めたりはしないですよね?」

    金木「復讐はだ──」

    董香「テメェは黙ってろ!」

    金木「…っ」

    董香「行ってくる」

    そう言い放った董香は、素早くマスクを取って店を出る

    入見「いいんですか?店長」

    芳村「困ったね…」

    最初の邂逅まであとわずか───
  28. 28 : : 2016/02/19(金) 09:42:38
    >>23 有難うございます☆

    >>24 有難うございます☆
  29. 29 : : 2016/02/19(金) 09:43:12
    《次回更新予定日》

    2/20(土)21:00~23:00

    このSSについて>>1
  30. 30 : : 2016/02/19(金) 09:52:32
    毎日更新にしろよ
  31. 31 : : 2016/02/19(金) 21:45:49
    更新はよ
  32. 32 : : 2016/02/20(土) 00:15:26
    お前ら馬鹿なん?毎日更新するって書いて無いじゃん漢字読めないの?もしかして。
    よっしーさんも忙しいんだよ何で人の気持ち分からないの?また長文失礼しました期待です
  33. 33 : : 2016/02/20(土) 05:45:19
    >>30>>31
    なんかに負けるなよ‼こいつらはss書いたことない奴等だからな
    気にしないで大丈夫だよ‼
    期待
  34. 34 : : 2016/02/20(土) 08:46:59
    >>30 毎日更新は無理ですが更新は終わるまでちゃんとします!

    >>31 今夜更新します!

    >>32 ありがとうございます(泣)

    >>33 ありがとう!
  35. 35 : : 2016/02/20(土) 08:47:10
    22:30に更新します。
  36. 36 : : 2016/02/20(土) 09:37:15
    期待!
  37. 37 : : 2016/02/20(土) 17:52:25
    やっとssnoteに入れたwwww

    22:30に更新します。
  38. 38 : : 2016/02/20(土) 18:37:56
    はいれなっかたの!?
  39. 39 : : 2016/02/20(土) 18:42:25
    >>38 入れなかったww
    すげぇ困ってたよ……

    何回もあるわ(>︿<。)
    俺だけやなかったみたい、ほかの人も入れてなかったw
  40. 40 : : 2016/02/20(土) 18:49:12
    それは怖い
  41. 41 : : 2016/02/20(土) 19:15:40
    《余談》

    今回は話がかなり進むとは思いますが、読んでいただけると幸いです
  42. 42 : : 2016/02/20(土) 19:16:58
    そんなに進むのかw
    期待
  43. 43 : : 2016/02/20(土) 20:04:23
    東京喰種ARATAの続きがどうしても読みたいです!
    その後がとても気になります!
    出してくださいお願いします!!
  44. 44 : : 2016/02/20(土) 20:10:59
    >>36 ありがとうございます!☆

    >>42 ナレーション(?)みたいなので少し進むかなとw

    >>43 出そうとすれば出せますが、悩みますね…
  45. 45 : : 2016/02/20(土) 20:54:53
    私も入れなくなった、時ありましたよ笑
    凄い焦りました笑
  46. 46 : : 2016/02/20(土) 22:28:16
    更新します。
  47. 47 : : 2016/02/20(土) 22:28:21
    草場「上手いですね!」

    亜門「えぇ、ここの料理は本当に上手いです」

    中島「じゃんじゃん食おう!」

    食事を済ませた3人は店を出る

    亜門「じゃあ私はこれで」

    草場「じゃあ行こうか中島」

    中島「あぁ」

    亜門と別れた草場達は帰るべき場所へ行くため歩いていた

    だが──

    草場「はぁ…俺もいつか立派なクインケを持って喰種と戦いてぇよ」

    中島「バーカ、お前じゃあ無理に決まってんだろ」

    草場「…」

    中島「って…草場?草場ぁぁぁぁあ!!」

    ?「…」

    中島「テメェ…!」

    草場は謎の喰種により、殺されてしまう

    ?「…」

    中島「…!?ぐぁぁあ!!」

    戦う実力がない中島も、兎のマスクを被っている喰種に攻撃を許してしまう

    中島「くっ…ここまでなのか……」

    亜門「中島さん!」

    中島「…!」

    亜門「大丈夫ですか!」

    中島「あぁ…でも……」

    亜門「…!」

    亜門は、横たわる草場の死体を見る

    ?「…」

    亜門「貴様…!」

    ?「…」

    謎の喰種は亜門に向けて攻撃を仕掛ける

    クインケを所持していない亜門は十分に対抗ができず、苦戦していた

    亜門(クソッ…!)

    ?「…」

    亜門「ここまでか…」

    謎の喰種により、亜門はトドメを刺されようとするが

    「おやおや…かなり参っているようではないかね?亜門くん」

    ?「…!」

    トドメを刺すのに失敗した謎の喰種は距離をとって様子を伺う

    ?「ところで大丈夫かね?」

    亜門「は、はい…真戸さん」

    中島「真戸上等…」

    真戸「2人共無事でなによりだ、ところで一つ君に教えなければならない」

    亜門「はい?」

    真戸「前にも教えたとは思うが」

    ?「…」

    謎の喰種は再び襲ってくる

    だが、そんな猛攻を軽々と避けながら語り始める真戸

    真戸「いいか亜門くん、喰種捜査官というのは“クズ”を殺すための組織。つまり喰種捜査官が喰種を殺せなければ存在そのものの意味がなくなってしまう…だからこそ我々喰種捜査官は喰種を殺さなければいけないという使命がある。そこで、だ。何があってもどんな事においても必ず戦え…例え手足をもがれても戦え、それが喰種捜査官というものだよ亜門くん」

    ?(喰種はクズなんかじゃない!)

    必死でそう思う謎の喰種とはよそに、真戸は攻撃を繰り出す

    真戸「羽赫か…羽赫の喰種は射撃を得意とするな」

    ?「…し……っ…え」

    真戸「ん?」

    ?「死んじまえ!」

    真戸「ほう」

    ?「みんなみんな死んじまえ!」

    真戸「なるほど、詰まる所復讐という訳だか」

    亜門「復讐…」
    (喰種ごときにそんなものがあっていいのか?復讐だなんて)

    それから数分の間戦いは繰り広げられるが、戦闘経験の差によって謎の喰種は退去する事となる

    真戸「逃げてしまったか…まぁいい」

    中島「ありがとうございます…」

    真戸「草場くんの事はざんねんだが、仇はラビットでとればいい」

    中島「はい…!」

    真戸「さぁ、帰ろうか2人共」
  48. 48 : : 2016/02/20(土) 22:28:36
    それから数日──

    ヒナミがあんていくから抜け出した

    だがそれは、真戸の巧妙な罠だった…ヒナミを見つけたトーカの前に、真戸が姿を現す──

    その頃、同じようにヒナミを探していたカネキは、もう一人の捜査官、亜門と邂逅する──

    ヒナミ「お母さんに会いたいよ…喰種って生きちゃいけないのかな……」

    董香「…」

    トーカは、そっとヒナミを抱きしめる

    ヒナミ「会いたいよ…!」

    「贈り物は喜んでいただけたかな?会いたかっただろう…母親に」

    そう言い、笑顔を浮かべる真戸

    董香「テメェ…!!」

    トーカは戦闘に備えるべく、赫子を出す

    一方──

    亜門は突如として現れた謎の少年と邂逅する

    金木「行かせません」

    亜門「どけ…貴様に構っている暇はない」

    金木「ぐおおお!」

    金木は亜門の胸に拳を突くが、微動だにしない

    亜門「馬鹿にするなぁ!」

    金木(行かせちゃいけない…それがいまの僕に出来る事…!)

    亜門「やる気になったか」
    (仕方ない…早く終わらせる!)

    亜門は自身のクインケを展開させて、眼帯の喰種と戦う

    金木「くっ…!」

    亜門と金木が戦いを開始した時、トーカは既に戦闘を繰り広げていた

    董香「ぐっ!」

    真戸「やはりそこらの雑魚とは違う!」

    真戸はフエグチ壱を使って攻撃をするも、狭い場所での戦闘には不向きであった

    董香「テメェの武器はここでは使えない」

    次の瞬間、トーカは真戸に強烈な一撃を与える

    真戸「がはっ…!」

    真戸が苦戦している一方、亜門は──

    亜門「罪のないも人々を平気で殺め…己の欲望のまま喰らう…」

    金木「…っ……」

    亜門「親を殺された子供たち…残された者の悲しみ…孤独……」

    金木「…」

    亜門「貴様はそれを考えた事があるか?答えろ!」

    金木「…」

    そして場面はかわりこちらでも──

    董香「訳もなく命を狙われる恐怖…あんたにわかる?大切な人が虫けらのように殺されるあんたにこの気持ちわかる?」

    そしてこちらでは

    亜門「ラビットは俺の仲間を殺した…捜査員だからか?人間だからか?ふざけるな……!」

    金木「…」

    亜門「彼のどこに殺される理由があった!!」

    そしてこちらでも──

    董香「キョウコさんのどこに殺される理由があったっていうんだよ!」

    ──────────

    亜門「この世界は間違っている…!歪めているのは貴様らだ!!」

    金木「っ……」

    金木は吹っ飛ばされる

    そしてトーカは、決着を着けようとしていた

    董香「死になっ!」

    次の瞬間、真戸は新たなクインケを展開させる

    真戸「どうだ…見覚えがあるだろう?」

    ヒナミ「!?」

    ヒナミが目を見開いて見たものとは──
  49. 49 : : 2016/02/20(土) 22:29:03
    《次回更新予定日》

    2/22(月)21:00~23:00

    このSSについて>>1
  50. 50 : : 2016/02/21(日) 12:25:02
    エレンとカネキの続きが読みたいです、期待。
  51. 51 : : 2016/02/21(日) 12:39:21
    期待
  52. 52 : : 2016/02/21(日) 15:08:09
    これって東京喰種のパクりじゃね?笑
  53. 53 : : 2016/02/21(日) 19:56:59
    明日の23:00に予定通り更新します
  54. 54 : : 2016/02/21(日) 20:16:49
    期待!!
  55. 55 : : 2016/02/21(日) 20:41:26
    《お知らせ》

    Twitter、LINE、Lobi、ssnote

    で、『エレンとカネキシリーズのSS書いてください』、『エレンが復活してカネキと戦う所をまた見たい』

    と言われます

    続編期待などの声が多数上がった為、続編を作ろうと思っています

    そこで、で、す、が!

    エレンとカネキの物語は、オリジナル&クロスオーバーが混ざった作品です。

    そして続編はかつてないほどのSSを作ろうと思っている為、クロスオーバーがさらに増えます

    簡単にいうと、進撃×喰種でしたが

    次のSSは様々な世界の人達が出てきます

    まだ考えてる段階なので、引き続き期待などの声が上がれば作ろうと思います。

    長文失礼しました(_ _)
  56. 56 : : 2016/02/21(日) 23:08:26
    >>55
    まじ!!やったー!!続編くるかも!

    超嬉しいです\( *°ω°* )/
    期待!頑張って下さい♪
  57. 57 : : 2016/02/22(月) 09:56:09
    >>50 ありがとうございます

    >>51 ありがとうございます

    >>52 これは東京喰種のSSなのですが^^;

    >>54 ありがとうございます☆
  58. 58 : : 2016/02/22(月) 22:10:30
    すんません、眠気やばいので、朝の八時までに載せます

    ホンマすんません!
  59. 59 : : 2016/02/23(火) 07:43:46
    更新します
  60. 60 : : 2016/02/23(火) 07:44:03
    ヒナミ「…!?」

    真戸「君の母親だぁぁあ!!」

    ヒナミが目を見開いて見た物とは

    ヒナミの母親のクインケであった──

    ヒナミ「いやぁぁぁぁあ!!!!」

    真戸「クインケはお前らの赫子から作るものだからなぁ!!」

    董香「この……ゲス野郎!!」

    一方場面は変わり──

    金木は亜門の問について思考していた

    金木(喰種が世界を歪めている…本当にそうなのか?大切な人を奪われたのはヒナミちゃんだって同じじゃないか…喰種にだって感情はあるんだ…人間と変わらないんだ…なぜ人間はそこに目を向けない?わかろうとしない…!)

    亜門(なにか考えているのか…?喰種が…)

    金木(あっ…)

    亜門「…」

    金木(僕だけだ、それに気付けるのも、それを伝えられるのも…喰種の僕だけだ…人間の僕だけだ…!)

    亜門に出された問いに、答えようと立ち上がる金木

    亜門(立ち上がってきたか…)

    金木「間違っているのはこの世界じゃない…もっと知るべきなんだ。世界を歪めているのは喰種だけじゃない、あなたもだ」

    亜門「…なにを言っている?」

    金木「だったら分からせます」

    そして場面は変わり──

    真戸「お前の母親を父親で仕留めた時は一興だったぞ?お前はどちらて葬ってやろうか」

    董香「ころ…すぞ……クソジジィ…」

    真戸「口の悪い喰種だ」

    董香の怒りが頂点に達したと同時刻

    金木は哀しみに満ち溢れていた

    亜門「ぐおおお!」

    亜門は自身のクインケで再び金木を吹っ飛ばす

    金木「くっ…!」
    (どうすれば分かり合えるのかな……)

    だが、すぐに立ち上がる──

    金木(断ち切るんだ…悲しみの連鎖を!)

    亜門「でりゃあ!!」

    金木「がはっ!」

    金木は幾度なく吹っ飛ばされる

    が──

    幾度なく立ち上がる

    金木(そのためにはどうしたら…)

    亜門「いい加減に…!」

    もう一度吹っ飛ばそうとする亜門だが

    金木に足を抑えられてしまう

    亜門「貴様っ!」

    金木(この人を行かせちゃいけない…でも僕にそんな力は…)

    亜門「くそっ…!」

    金木(そうか…やっぱりそれしかないのか…だったら今は…今だけは僕の中の貴女を受け入れます…リゼさん)

    亜門「…!」

    金木「ぐおおお!!」

    ガブッ───

    亜門の体に噛まれる音がした

    亜門「…!」

    亜門は即座に金木を振り払う

    金木(食欲に呑まれそうだ 快楽に堕ちてゆく感覚がわかるだけど、僕は……“自分”(ヒト)を見失わない!)

    金木は赫子を出して、亜門と交戦する

    亜門「舐めるなぁ!!」
    (一体なんだ…なんなんだこの喰種は…)

    次の瞬間、亜門は自身のクインケを壊されてしまう

    金木(これでこの人も戦えない…)

    亜門(クインケなしではもはや…いや、手足をもがれても…!)

    金木「逃げてください」

    亜門「!?」
    (何を言っているんだコイツは…)

    金木「このままでは僕はあなたを殺してしまいます…」

    亜門「ふざけるな!敵を前に背を向けるなど…」

    亜門は拳を金木に喰らわそうとする──

    が、赫子で吹っ飛ばされてしまう

    金木「行けっ!お願いします……」

    亜門「きさ──!?」

    亜門が喰種をみる

    そこには

    金木「……僕を…人殺しにしないでくれ…!」

    泣いている喰種の姿であった

    亜門「…」
    (コイツは一体……)
  61. 61 : : 2016/02/23(火) 07:44:24
    泣いている金木とは別に

    こちらでは戦いが繰り広げられていた

    董香「自分が喰種だったら同じこと言えんのかよ……私だって!あんたらみたいに生きたいよ…」

    真戸「聞くに耐えんな…これで終わりだぁぁ!」

    だが次の瞬間──

    真戸「私のクインケが消えた?いや…」

    消えたのは私の右手か──

    ヒナミ「もう…お姉ちゃんを傷つけないで…おとうさんを…お母さんを…そんな風にしないで!」

    次の瞬間、ヒナミは赫子を放出する

    真戸「素晴らしい…優れた部分だけを見事に引き継いでいる!欲しい!!よこせええええええ!!!!」

    ヒナミ「…!」

    ヒナミは、赫子で真戸を瀕死寸前にまで追い込む

    董香「ヒナミ…トドメを……」

    ヒナミ「できないよ…」

    董香「アンタの両親の仇なんだよ?」

    ヒナミ「復讐なんてどうでもいい…」

    董香「…」

    ヒナミ「わたし…かなしいだけなの…おとうさん…おかあさん…一人は寂しいよ…」

    真戸「だったら私のクインケになればいい……!」

    董香「…」

    トーカは、真戸にトドメの一撃を決める

    真戸「貴様らに生きる価値などあるものか……貴様らに報復を…私は…奴を…隻眼をこの手で葬るまでは……」

    真戸はその言葉を境に息を引き取る───

    そして場面は変わり──

    亜門は眼帯の喰種について考えていた

    亜門「あの喰種…なぜ俺を見逃したんだ…?奴は泣いていた…」

    亜門は初めて出会った──

    “人みたいな喰種に”

    亜門「自分が見てきた喰種はクズばかりだった…」

    いままで見てきた喰種──

    それは、己の欲の為だけに動く喰種であった

    亜門「くっ…今はそれより……」

    亜門は、真戸の所へ向かう

    だがそこには──

    亜門「真戸さん…?」

    真戸呉緒の死体だけだった──

    亜門「あっ……っ」

    アァァアアアアアアアアアァァアァァアアアアアアアアアァァアァァアアアアアアアアアァァ!!!!!!!!!!

    亜門は泣き叫ぶ

    亜門は己の無力さを

    痛感した───

    亜門「真戸さん……」

    ──そしてそれから数ヶ月が経過する
  62. 62 : : 2016/02/23(火) 07:45:02
    《次回更新予定日》

    2/25(木)21:00~23:00

    このSSについて>>1

    《お知らせ》

    いよいよここからオリジナル展開が始まります
  63. 63 : : 2016/02/23(火) 16:47:01
    期待!
    よし!オリジナルきた!
    頑張って下さい♪
  64. 64 : : 2016/02/23(火) 18:56:02
    >>63 ありがとうございます☆
  65. 65 : : 2016/02/23(火) 19:45:10
    《お知らせ》

    エレンとカネキの物語の続編が正式に決定しました。

    続編のSS名は──

    異世界物語(いせかいものがたり)

    です

    エレンとカネキの邂逅、東京喰種:future、東京喰種∫ARATAの正式な続編です

    いままでは『東京喰種』・『進撃の巨人』のクロスオーバーでしたが

    異世界物語では、東京喰種と進撃の巨人以外にもクロスオーバー作品が出てきます

    現段階の予定としては

    【東京喰種:future】

    【東京喰種∫ARATA】

    【寄生獣】

    【七つの大罪】

    【NARUTO】

    【ワンピース】

    です。

    そしてこのSS、東京捜査官も宜しくです(*Ü*)

    では( ̄^ ̄)ゞ
  66. 66 : : 2016/02/23(火) 22:18:28
    おぉー!遂に決まったんですね!
    七つの大罪知ってますよ!大好きです!
    書くの大変そうですね^^
    頑張って下さい♪
    もちろんこれらのSSも見ますよ!
    期待!
  67. 67 : : 2016/02/25(木) 15:23:35
    >>66 ありがとうございます☆
    東京捜査官も後で始まる異世界物語もヨロシクです(>︿<。)
  68. 68 : : 2016/02/25(木) 17:21:07
    22:00に更新します。
  69. 69 : : 2016/02/25(木) 19:03:25
    毎日更新にしてほしい
    読者の事を考えているなら笑
  70. 70 : : 2016/02/25(木) 21:58:48
    更新します
  71. 71 : : 2016/02/25(木) 22:01:52
    真戸呉緒の死から約二ヶ月

    亜門は新たなパートナーであり、真戸呉緒の一人娘でもある真戸暁とタッグを組むこととなった

    上等捜査官に昇進した亜門は、新たな任務を命じられる

    アオギリのアジトと思しき場所を発見した、確定情報ではないが捜索の価値はある…この任のリーダーは

    亜門鋼太朗

    亜門を含めた多くの喰種捜査官は、アオギリのアジトとおぼしき場所へ潜入するのである

    亜門「よしっ…」

    暁「亜門上等」

    亜門「分かっている…」

    篠原「亜門、今回の任務のリーダーは亜門だ。指示を頼むよ」

    滝澤「緊張してきた…」

    亜門「ふぅ…」
    (この先のアジトにアオギリがいるかもしれない……眼帯…お前もそこにいるのか…?)

    暁「早く指示を亜門上等」

    亜門「あぁ…全員突入!!」

    巨大なアジトの中に入る4人

    アジトは北と南にドアがあり、亜門達は北側を一任されていた

    また、今回の任務で亜門がリーダーになったのは瓶兄弟を仕留め、上等捜査官に昇進した実力を図る為でもある

    ぐおおおおおおお!!!

    おいやめろおおお!!

    亜門「ちっ…!」
    (やはりいたか喰種共!!)

    篠原「亜門」

    亜門「はい?」

    篠原「南を担当していた捜査官と連絡が取れていない…悪いけど南の方へ行ってくれるかい?」

    亜門「ですが…」

    篠原「ここは任せて、それに…」

    「そぉ〜れ!いち、にっ、さ〜ん!まだまだ暴れ足りないですう〜」

    篠原「什造がいるしね、彼は強い…もちろんほかの捜査官も」

    亜門「わかりました」

    篠原「このアジトは広い…くれぐれも気を付けてくれよ」

    亜門「はい!」

    篠原「什造!派手に暴れるのはいいけどバテるなよ!」

    什造「バテるわけがないですう〜!まだまだ暴れたりせんねぇ〜ふふっ」

    篠原「やれやれ…若いってのはいいもんだねまったく」

    什造と篠原が奮闘していると同時刻、亜門は南を担当していた捜査官達の元へと向かう

    亜門「はぁ…はぁ……」
    (広いな…もう1kmは走っただろうか)

    亜門はさらに速度を上げて走る

    そして向かう先には──

    「や、やめろぉ!!」

    「がはっ!」

    ボキッ(指鳴らし)

    「次に行くぞ眼帯」

    「あぁ」

    亜門「…!」

    絢都「チッ…また白鳩かよ」

    カネキ「…」

    亜門「眼帯に黒ラビット…」

    絢都「眼帯、連携で殺すぞ」

    亜門(くるか…!)

    カネキ「アヤトくんは先に行ってて」

    絢都「はぁ?」

    カネキ「この人は他の捜査官より強い」

    絢都「なら、なおさら2人で連携していった方がいいだろーが」

    カネキ「ごめんアヤトくん」

    絢都「…?なに謝ってんだよ」

    カネキ「僕はまだ彼を殺したくない」

    亜門「あまり俺をナメめるな」

    カネキ「ナメる?僕は貴方のことを一度もそんな方向で捉えたことはありませんよ」

    亜門「そうか、だが今は敵同士だ…眼帯!黒ラビット!貴様らを討つ」

    絢都「いくぞ」

    カネキ「アヤトくんは先に行ってて?僕1人でやる…いや、やらせてほしいんだ」

    絢都「なんのこだわりがあるのかは知らねぇけどわかったよ」

    カネキ「タタラさんと合流するのは少し遅くなるって言ってくれるかな」

    絢都「あぁ」

    カネキに伝言を頼まれた絢都はその場から立ち去る

    亜門「残りの1人はまた後で追えばいい」

    カネキ「“1人”…ですか」

    亜門「お前と会ってから喰種に対する見方も変わった」

    カネキ「そうですか」

    亜門「…いくぞ」

    カネキ「はい」

    亜門「ぐおおおお!!!」

    カネキ「うおおおお!!!」
  72. 72 : : 2016/02/25(木) 22:04:44
    亜門とカネキが戦いを開始した時と同時刻

    北側では、タタラとの合流の道中で迷子になってしまったナキと遭遇する

    ナキ「お、おい…おい!ここどこだよ!あの2人もいなくなるしよォ…」

    暁「クズを発見…駆逐を直ちに行います」

    耳に付いている通信機で喋る暁

    ナキ「あ、あぁ?誰がクズだテメェ!!」

    ボキッ(指鳴らし)

    暁「貴様の事だ」

    ナキ「なんだぁ?その紐みたいなクインケはよォ!」

    暁「アマツだ…このクインケでお前を駆逐させてもらう」

    ナキ「こいよオラァ!」

    暁「えいっ!」

    ナキ「なにが えいっ♡ だこのクソアマァ!」

    暁「ア、アマっ……貴様…!」

    ナキ「うぃぃー!オシリペーンペン!」

    暁「クズめ…!」

    アマと言われた暁はアマツでナキを攻撃する

    ナキ「いでぇ!てんめぇ手加減しろよ!!」

    暁「次は後ろだ!」

    ナキ「いでぇ!背骨折れたろーが、なんつって」

    暁「どこまでもナメた喰種だ…」

    ナキ「舐めたぁ〜?なんだお前、舐めて欲しいのか!」

    暁「黙れ変態喰種!亜門上等と同類だなコイツは」

    一方──

    亜門はカネキと激闘を繰り広げていた

    亜門「へっくしょん!」

    カネキ「…?」

    亜門「ぐおおおお!」

    カネキ「…!」

    クラで攻撃をするも、赫子で弾き返されてしまう

    亜門「やはり強いな……」

    カネキ「貴方も…」
    (そろそろ引かないと…でも……)

    亜門「今回はいい」

    目を瞑って、そう言う亜門

    カネキ「また…ですか?」

    亜門「お前はたしかに敵だ…だが今回はいい」

    カネキ「なぜ僕を二度も…?」

    亜門「聞きたいんだ」

    カネキ「…?」

    亜門「聞きたいんだ、お前の物語を」

    カネキ「…」

    亜門「それにお前は“タダの喰種”ではないと自分の中でそう思っている」

    カネキ「いいんですね?」

    亜門「あぁ…だが次はない」

    カネキ「分かりました」

    亜門「眼帯!」

    立ち去ろうとしていた眼帯を声で静止させる亜門

    カネキは敵に背後を向けたまま止まる

    カネキ「なんですか?」

    亜門「ここはアオギリのアジトなのか?」

    カネキ「いえ、僕達とは違う喰種組織がありました…ウロボロスです」

    亜門「その組織とどういう繋がりなんだ」

    カネキ「詳しくは分かりませんが…タタラさんがいうには、裏切られたので全員皆殺しだ、と」

    亜門「そうか」

    カネキ「あっ」

    亜門「?」

    カネキ「その戦闘服のチャック…空いてますよ」

    そう言い、すぐにその場を立ち去るカネキ

    亜門「まったく…」
    (喰種……か)
  73. 73 : : 2016/02/25(木) 22:06:55
    《次回更新予定日》

    2/27(土)21:00~23:00

    このSSについて>>1

    《余談》

    オリジナルが今回から始まりました

    オリジナルである為、原作との時系列は無視させていただきます

    ですが、基本的な設定は変わりません

    では( ̄^ ̄)ゞ
  74. 74 : : 2016/02/26(金) 07:16:07
    期待!
    亜門くんチャックあけっぱなしで戦ってたんだ笑
    頑張って下さい♪
  75. 75 : : 2016/02/26(金) 09:11:07
    >>74 いつも読んでくれてありがとです(>︿<。)
    期待どうもです!
  76. 76 : : 2016/02/26(金) 09:42:44
    期待してます!!!
  77. 77 : : 2016/02/26(金) 10:15:31
    異世界物語ってまだやらないんですか?
  78. 78 : : 2016/02/26(金) 10:18:09
    >>76 ありがとうございます☆

    >>77 東京捜査官が終わったら書く予定です!
  79. 79 : : 2016/02/26(金) 22:10:29
    金木「期待ですね」
  80. 80 : : 2016/02/27(土) 14:02:06
    >>79 金木くんにせきがんの巨人さんありがとうございます☆

    今夜更新いたします
  81. 81 : : 2016/02/27(土) 14:04:57
    期待
  82. 82 : : 2016/02/27(土) 19:51:56
    《お知らせ》

    ネタバレ注意報!

    ネタバレ注意報!

    ネタバレ注意報!

    ネタバレ注意報!

    ネタバレ注意報!

    この投稿を見てしまった方は自己責任で。

    フロッピーの正体が亜門鋼太朗で確定しました

    というわけで

    異世界物語にフロッピーこと亜門鋼太朗を出したいと思います

    元々出す予定はなかったのですが、正体が確定した今出す予定ですb

    ただのお知らせですが、一応ネタバレがありますのでネタバレ注意報を書きました

    では( ̄^ ̄)ゞ
  83. 83 : : 2016/02/27(土) 20:01:43
    65話?
  84. 84 : : 2016/02/27(土) 20:10:04
    >>83 俺のTwitterみてみ
    亜門KI・TA・KO・REって所
  85. 85 : : 2016/02/27(土) 20:11:55
    Twitterに送っといたよ,
  86. 86 : : 2016/02/27(土) 20:13:35
    は?ふざけんなよ
    書いていいことと悪いことがあるだろ?笑
    投稿消せよ、そのネタバレ内容を見て不快になったり先の楽しみがなくなる奴だっているんだからさ
  87. 87 : : 2016/02/27(土) 20:21:56
    ありがとー
  88. 88 : : 2016/02/27(土) 20:50:10
    >>86 ネタバレ見たい人がここにコメントしてるんだけど
       見たくないなら見なければ? 
  89. 89 : : 2016/02/27(土) 21:30:31
    いやいや笑
    見たくないってのは偏見な?
    コイツが作る作品は普通に楽しめるし面白いけど…まぁいいや、こんぐらいにしといたる笑笑
  90. 90 : : 2016/02/27(土) 21:32:31
    >>88 ご指摘ありがとうございます(>︿<。)


    >>89 >>1のように、予め最初の説明にも書いてあるのでもう一度読んだ上で読んでくださるのならば大歓迎です。もちろん、これからもこの作品は続けていきますし、その上でネタバレ要素は出てくると思います。異世界物語にも出てきます。再度ご了承ください^^;
  91. 91 : : 2016/02/27(土) 21:36:26
    《お知らせ》

    本当にすみません

    今夜更新したいのですが、勉強及びその他諸事情により更新は明日の夜になります(>︿<。)

    明日の夜の10時までには絶対に更新してありますのでご安心を!
  92. 92 : : 2016/02/27(土) 21:38:08
    承知いたしました
  93. 93 : : 2016/02/28(日) 01:42:58
    よっしーさん勉強などなど頑張って下さい♪
    期待!
  94. 94 : : 2016/02/28(日) 21:52:43
    クロスオーバーつまらん
  95. 95 : : 2016/02/28(日) 22:09:51
    23:00に更新します!
  96. 96 : : 2016/02/28(日) 22:10:32
    >>94 貴方がつまらなくても読んで下さる人は他にもいますので^^
  97. 97 : : 2016/02/28(日) 22:12:29
    >>94 お前アホか?この作品はクロスオーバーちゃうで?wwww
  98. 98 : : 2016/02/28(日) 22:41:06
    更新します
  99. 99 : : 2016/02/28(日) 22:41:18
    亜門(南の捜査官は全滅…か)

    北に戻ろうとする亜門は、謎の気配を感じる

    亜門(なんだ?今誰かいたような……いや、気のせいか)

    亜門は篠原達がいる北地区へ向けて、走る

    一方北地区では、什造が奮闘していた

    什造「あちゃ〜んふふ…壊れるのが早いですぅ〜」

    喰種A「バ、バケモノだ……」

    喰種B「タタラさんからの連絡はまだないのかよ!」

    什造「タタラ〜?誰ですかね?それ」

    篠原「君らはアオギリだね?なぜここにいるんだい」

    喰種A「ウロボロスの構成員達を襲撃してたんだよ!悪いか!」

    喰種B「くそったれ……アオギリなんて抜ければよかった…!」

    什造「ウロボロス〜?」

    篠原「アオギリの次にデカいと言われている組織か…」
    (そんなデカい組織を全滅させてしまうほどの戦力を持つアオギリ……一筋縄じゃ行かなそうだね、どうも)

    喰種A「スキありぃ!!」

    喰種Aは什造の首目掛けて攻撃を仕掛ける

    だが、それを予測していた什造により喰種Aは首を刈り取られてしまう

    什造「るん…るんるん……後は、残りの“1匹”ですねぇ?」

    喰種B「クソっ…」

    什造「アハハハハ!」

    喰種B「クソオオオオオオ!!!」

    ──ウロボロスのアジトに入ってから一時間と少し、喰種捜査官達はアジト内にいる喰種を一掃する事に成功する

    亜門「篠原さん!」

    篠原「亜門か、南地区はどうだった?」

    亜門「…」

    篠原「そうか……ご苦労だったな亜門」

    亜門「はい」

    什造「こんっにっちは〜」

    篠原「今はこんばんはだよ」

    亜門「什造くんもお疲れ」

    什造「はい〜♪」

    篠原「お、気付いたか」

    亜門「はい?」

    篠原「実はチャック開いていたんだよ」

    亜門「気づきましたよ」
    (眼帯がな…)

    篠原「戻るとするか、一番気になるのはアオギリがウロボロスを狙った理由についてだ」

    亜門「篠原さん」

    篠原「ん?」

    亜門「喰種みたいな人間もいれば人間のような喰種もいるかもしれませんね」

    篠原「…そうかもしれないね」

    亜門「はい」

    篠原「でもね、亜門」

    亜門「?」

    篠原「喰種は“どこまでいっても喰種”だよ」

    亜門「…はい」
    (そんな考えは間違っている…かもしれない……)

    什造「それじゃあ戻りましょうよ〜」

    亜門「あぁ」
    (眼帯みたいな喰種が増えればこの世界はきっと……)

    それから更に数週間が経過──

    ウロボロスとアオギリについて調べていくうちに、アオギリがウロボロスを全滅させた裏に“医者”の存在が浮上してきたのである

    その医者の名は──

    嘉納
  100. 100 : : 2016/02/28(日) 22:41:31
    亜門「嘉納…ですか?」

    篠原「あぁ」

    亜門「どこかで聞いた名前ですね」

    篠原「彼は元CCG解剖医の男だ」

    亜門「解剖医ですか」
    (俺が今1人で調べていることに嘉納という男の情報は必須みたいだな)

    篠原「確かいまは病院で医者をしているんだったかな?なんで彼がウロボロスに関わっていたかは謎だけどね」

    亜門「すみません、少し野暮用が」

    篠原「…?あぁ、気をつけろよ」

    亜門「はい」

    亜門はCCG本部を出る

    もちろん向かう先は嘉納がいる病院であり、向かう理由は“喰種”についての情報だ

    亜門は金木研という喰種(にんげん)と出会い、喰種に対する見方が変わっていた

    思考を巡らせている途中、亜門は一つの疑問にたどり着く

    それは、金木研についてだ

    今まで喰種に興味等はなく駆逐する事しか考えてはいなかったが、青年との邂逅で考えは変わっていた

    なぜ喰種について調べるのか…それは

    金木研という青年が本当に喰種であるかどうかについて疑問を持ったからである

    無論、亜門自身も彼の事を喰種だと思っている…赫子も出せて、赫眼も出せて、喰種と共に行動にしていてアオギリの樹にまで入っているSSレートの眼帯の喰種だ

    だが…なぜだか、亜門は彼について疑問を持ち始める

    疑問内容とはつまり…

    彼は人間ではないか?ということについてだ

    亜門「ここが嘉納とかいう医者がいる所か…」
    (CCGの手帳は持っているな…よしっ、入ろう)

    亜門は病院の中へと入る

    受付員「どうぞ」

    亜門「こういう者ですが」

    亜門は自分の持っている手帳を受付員に見せる

    受付員「CCG…?」

    亜門「はい…お会いしたい方が一人いまして」

    受付員「えっと…」

    亜門「CCGというのは喰種捜査官が所属している組織名の事です」

    受付員「…!捜査官がなぜここへ?まさかこの病院に喰種が!」

    亜門「落ち着いてください」

    受付員「す、すみません…」

    亜門「嘉納さんはいますか?」

    受付員「少々お待ちを」

    亜門(嘉納という人物なら知っているはずだ…喰種について)

    受付員「わかりました、はい…失礼いたします」

    亜門「どうですか?」

    受付員「すみません…今はいらっしゃらないですね……」

    亜門「…分かりました、では失礼します」

    受付員「はい」

    亜門「時間を取らせてしまい、すみません」

    受付員「いえいえ、それでは」

    亜門「はい」

    受付員(な〜んてね、白鳩さんを嘉納先生に会わせるわけないじゃないの♪)

    病院を出た亜門は受付員のウソについて感づいていた

    亜門(あの女性受付員…ウソをついていたな。俺と話す時視線が右上を向いていたと同時に瞳の瞳孔が開いていた…一体何なんだこの病院は?なぜウソをついた)

    受付員のウソに疑問を持ちながら、帰る亜門であった
  101. 101 : : 2016/02/28(日) 22:42:09
    《次回更新予定日》

    3/1(火)21:00~23:00

    このSSについて>>1
  102. 102 : : 2016/02/28(日) 22:43:27
    >>92 見てくださりありがとうございます☆

    >>93 ありがとうございます!
  103. 103 : : 2016/02/29(月) 00:16:36
    亜門くんそんなところまで分かるんですね
    流石です笑
    亜門くん喰種への考え方がある変わって良かったです!
    期待!頑張って下さい♪
  104. 104 : : 2016/03/01(火) 13:52:49
    更新あくしろよks
  105. 105 : : 2016/03/01(火) 15:20:04
    《余談》

    LINEの方でいくつか質問があったのでここで答えさせていただきます

    Q.東京捜査官の時系列はどうなってるの?
    【原作東京喰種の時系列は完全無視しています】

    Q.亜門鋼太朗は死ぬんですか?
    【いえ、死にません】

    Q.どこまでやりますか?
    【ネタバレになりますので話せません】
  106. 106 : : 2016/03/01(火) 21:54:31
    更新します
  107. 107 : : 2016/03/01(火) 21:54:58
    亜門が病院に入った頃

    アオギリのアジトでは───

    エト「タタラさん」

    タタラ「どうした?」

    エト「原稿の締め切りが迫ってるから数日はいないよ」

    タタラ「そうか」

    エト「用件はそれだけだからじゃあね」

    タタラ「あぁ」

    ノロ「…」

    タタラ「さて…行くか、嘉納の所に」

    タタラは嘉納の所へ向かう

    つまり

    嘉納総合病院である

    タタラは嘉納のいる病院へ向かうべく歩く

    そして──

    タタラ(ここが嘉納の病院か…来るのは初めてだな)

    病院に入ったタタラは嘉納のいる院長室へ足を運ぶ

    コンコン

    嘉納のいる室内にノック音が響き渡る

    嘉納「どうぞ」

    タタラ「俺だ」

    嘉納「お待ちしておりました」

    タタラ「で、相談とは?」

    嘉納「実は…」

    タタラ「…?」

    嘉納「受付員に聞いた話によると」

    タタラ「あぁ」

    嘉納「白鳩が私に会いたいらしい」

    タタラ「それで?」

    嘉納「名前は亜門鋼太朗」

    タタラ「それがどうした?」

    嘉納「私の“最高傑作”と戦ったことのある白鳩だよ」

    タタラ「最高傑作……カネキケンの事か?」

    嘉納「まぁ、そうですね」

    タタラ「お前が言いたいのは、その亜門とかいう男が“お前個人”になにか話があると思っているのか?」

    嘉納「“喰種”について“私個人”と話をしたがってる風に思っていますが」

    タタラ「それで、俺を呼んだ理由は?」

    嘉納「その男は恐らくもう一度来ます、どんな対応をしたらいいのかなと」

    タタラ「好きにしろ」

    嘉納「そうですか」

    タタラ「あぁ」

    返事を返したタタラは席を立ち院長室を出ようとする

    嘉納「アオギリの“真の目的”とはなんですか?そろそろ私も知りたいなぁ…」

    タタラ「まだ画策段階だ」

    嘉納「そうですか…」

    タタラ「俺は帰る」

    嘉納「わかりました」

    タタラ「…」

    タタラはアジトへ帰るべく院長室を出る

    嘉納(亜門鋼太朗…彼を喰種にしたらどんな作品ができるのだろう)

    嘉納は不気味な笑みを浮かべて笑っていた
  108. 108 : : 2016/03/01(火) 21:55:09
    篠原「眼帯?」

    亜門「はい」

    篠原「彼は強いよ、SSレートだからね」

    亜門「あのような喰種をどう思いますか?」

    篠原「…亜門」

    亜門「はい?」

    篠原「一つだけ聞いておくよ」

    亜門「?」

    篠原「君は眼帯のことを聞いてどうするんだい?情報を得て何をしたい?まさかだとは思うけど…喰種に駆逐以外の感情を抱いてるわけじゃないよね?」

    亜門「喰種は即駆逐です。ですが、俺には眼帯の喰種が人間に思えて…」

    篠原「喰種なのに人間?それは矛盾してるよ」

    亜門「ですが!」

    篠原「君のいいといことはわかってる」

    亜門「…?」

    篠原「眼帯の喰種との間に友情みたいな物が出来たんじゃないかな?」

    亜門「…っ」

    篠原「私や磐ちゃんだって、隻眼の梟に友情とは言い難いがそんな感情がある」

    亜門「篠原さんにも…?」

    篠原「まぁ親近感というかなんというか…あまり分からないけれど、他の喰種とは違う感情を抱いてしまう」

    亜門「はい」

    篠原「けど相手は喰種だ、情はいらないよ」

    亜門「…そうですか」

    篠原「さっ、この話は終わり!」

    亜門「はい」

    亜門は己の中で葛藤していた

    彼のような喰種がいれば人間と共存できるかもしれないと

    だが──

    所詮は喰種であり、人間と分かり合うのは殆ど不可能である

    現実は非情なり

    有馬「2人共お揃いで」

    篠原「有馬か」

    亜門「こんにちは!」

    有馬「こんにちは、最近の調子はどう?」

    亜門「まぁ順調です」

    有馬「ならよかったよ」

    亜門「有馬さんは今からどちらへ?」

    有馬「鯱を討伐する」

    亜門「鯱…確かコクリアを脱獄した喰種でしたね」

    有馬「うん」

    篠原「決行日は明日のはずじゃ?」

    有馬「予定は急遽変更されました」

    篠原「和修総議長かい?」

    亜門「はい」

    篠原「0番隊の出番か」

    有馬「引き連れて鯱がいると思われる場所へ向かいます…それでは」

    亜門「お気を付けて」

    有馬「うん、ありがとう」

    亜門「いえ」

    篠原「死ぬなよー!」
    (まっ、有馬に限ってそれはないけど)

    有馬「はい」

    有馬は鯱討伐に向けて出撃する

    そして数時間後、ようやく目標(ターゲット)を見つけた有馬班は鯱と対決することとなる

    有馬「…」

    鯱「()…死神か」

    有馬「0番隊…待機」

    鯱「フン!所詮は和修の傀儡…儂の敵ではない」

    有馬「各々戦闘準備に入れ」

    死神と武道の達人……激突
  109. 109 : : 2016/03/01(火) 21:55:33
    《次回更新予定日》

    3/3(木)21:00~23:00

    このSSについて>>1
  110. 110 : : 2016/03/01(火) 22:06:00
    >>103 亜門鋭いですよねw←
    読んでくださりアリガトです!
    次回もよろしく(>︿<。)
  111. 111 : : 2016/03/01(火) 22:51:34
    有馬の零番隊響きがなんかかっこいい笑
    私も言ってみたい笑
    亜門くんが喰種にされてしまうのか!?
    武道の達人の死神どっちが勝つんだろうな〜
    期待!頑張ってください♪
  112. 112 : : 2016/03/02(水) 10:50:28
    >>111 確かにカッコイイです(*Ü*)
    それはお楽しみです(>︿<。)スミマセヌ
    ありがとうございます☆
  113. 113 : : 2016/03/04(金) 06:14:32
    すみません、昨日エラーとかで入れなかったので更新は今日にします(>︿<。)

    ホンマごめんなさい
  114. 114 : : 2016/03/04(金) 09:10:59
    ただサボりたいだけだろks
  115. 115 : : 2016/03/04(金) 15:01:34
    面白いね
  116. 116 : : 2016/03/04(金) 21:38:18
    22:30に更新します
  117. 117 : : 2016/03/04(金) 21:59:31
    >>115 ありがとうございます☆
  118. 118 : : 2016/03/04(金) 22:25:07
    更新します
  119. 119 : : 2016/03/04(金) 22:25:12
    有馬「F11」

    冷静に陣形を取る0番隊

    鯱(フム…隙のない見事な陣形よ……だが)

    鯱は0番隊の1人の捜査官を瞬時に倒す

    鯱「貴様らも屠る!」

    次々と0番隊が倒されていく中、有馬は1人冷静に彼の行動をしっかりと観ていた

    有馬「…」

    鯱「(しゅ)ッ!」

    圧倒的な速さで迫り来る鯱

    だが、ナルカミの電撃でやむなく距離をとる

    有馬「…」

    鯱「疾ッ!」

    鯱はさらに素早く間合いを詰める

    有馬「…」

    鯱(異様な間合い…)

    有馬「…」

    鯱(此奴…まさか……)

    鯱は異様な間合いの中で攻撃もするも、避けられてしまう

    鯱「ぬうううう!蛇意(じゃい)ッ!!」

    有馬「…」

    自身の攻撃を次々と避けていく有馬に鯱は感銘を受ける

    鯱「まさかこれほどまでとは…感銘を受けたぞ」

    有馬「…」

    鯱(奴の“死角”を狙う!)

    有馬「…」

    有馬の背後にまわる鯱

    だが、読んでいた有馬は鯱の喉元にクインケを刺す

    倒れていく鯱は心の中で相手を称賛していた

    鯱(敵ながらあっぱれ…)

    有馬「…」

    どこかへ電話をかける有馬

    「もしもし」

    有馬「鯱を捕獲…回収班を」

    「分かりました」

    有馬「0番隊退却」

    鯱を討伐した0番隊は回収班を待つ

    数時間後…鯱は回収班に渡され、コクリアへ収容されることとなる───

    それから数日が経過する

    亜門「おはようございます」

    篠原「おはよう亜門、後それから」

    亜門「はい?」

    篠原「実はとある噂を手に入れてね」

    亜門「どんな情報ですか?」

    篠原「20区にある“あんていく”という喫茶店についてだよ」

    亜門「あんていく…?」

    篠原「近いうちに喫茶店に行くから什造の面倒を見てくれないかな?」

    亜門「構いませんが、なぜ喫茶店に?」

    篠原「喰種が営んでいるなしれない情報が入ってね」

    亜門「それをどこで?」

    篠原「とある作家さんだよ」

    亜門「作家…?」

    篠原「たしか……高槻泉だったかな?」

    亜門「高槻泉…聞いたことがあります」

    篠原「まぁそんなわけで、よろしくね」

    亜門「はい!」
    (あんていく…喰種が営む喫茶店か)
  120. 120 : : 2016/03/04(金) 22:26:52
    3日後、篠原は喫茶店に行くこととなる

    芳村「…いらっしゃいませ」

    篠原「いやぁ〜積もりますなこれは」

    芳村「そのようですね」

    ──珈琲1つ

    静かな店の中で、篠原の声が響き渡る

    芳村「私も一緒によろしいですか?」

    篠原「もちろん」

    芳村「…」

    篠原「美味い…」

    芳村「ありがとうございます」

    篠原「これはやはり豆が違うんですか?」

    芳村「それもありますが、それ以上に焙煎の加減や淹れ方…水によっても味は変わります」

    篠原「…」

    芳村「これは私の持論ですが、大切なのは産地よりもそれぞれの豆との向き合い方でしょうね」

    篠原「…」

    篠原は何も喋らず芳村の話を聞く

    芳村「豆によって向き合い方は変わるんです。高い豆だからと言って雑に淹れれば美味しくはならない」

    芳村「逆もまた然りです。安い豆でも特性を生かして丁寧に淹れれば美味しく味わえるんです」

    篠原「なるほど、奥が深い……美味しかったです」

    芳村「あぁ、お代は結構です」

    篠原「しかしそれは…」

    芳村「…」

    篠原「…」

    2人の間に長いような…短いような…

    お互い無言で互いに見つめ合う

    篠原「では、お言葉に甘えて…ご馳走さまでした」

    そう言い残し、篠原は出ていく

    出ていった直後、背後から入見カヤと古間円児が現れる

    古間「店内ピッカピカにしておきましたよ」

    入見「書類も全て処分しました」

    芳村「……ありがとう。あぁそうだ」

    古間「?」

    入見「?」

    芳村「珈琲でも飲むだろう?さあどうぞ」

    古間「店長いつの間に」

    入見「有り難くいただきます」

    芳村「…寂しくなるね」

    古間「俺達が最後までついていきますから」

    入見「それじゃご不満かしら?」

    芳村(憂那…私の願いはとうとう叶わなかったよ)

    そして場面は変わり、CCG本部では───

    「“梟討伐作戦決行”の許可をお願い申し上げます」

    「対象は?」

    「20区にあるあんていくという喫茶店です」

    「いいだろう、許可を下す」

    数十分後、大勢の喰種捜査官はあんていくに向けて動き始める

    そして

    亜門「…」

    この男もその中の一人である

    だが、この戦争で亜門鋼太朗という男の人生は大きく変化するものとなる──
  121. 121 : : 2016/03/04(金) 22:27:39
    《次回更新予定日》

    3/6(日)21:00~23:00

    このSSについて>>1
  122. 122 : : 2016/03/05(土) 11:05:49
    期待!
    ついに梟討伐作戦が始まるのか...
  123. 123 : : 2016/03/05(土) 16:49:12
    期待
  124. 124 : : 2016/03/06(日) 09:43:28
    《お知らせ》

    熱が出てしまい、今夜は更新できるか分かりません。

    更新はする気ありますが、もし更新がなかったら熱で死んでると思ってください←

    でもなるべく今夜に更新します☆

    では( ̄^ ̄)ゞ
  125. 125 : : 2016/03/06(日) 09:53:03
    >>122 ありがとうございます☆
    あと数回?か今回で最終回になる“かも”しれませんね

    >>123 サンクス!いつも見てくれてありがとう
  126. 126 : : 2016/03/06(日) 10:46:09
    またサボりかよks
  127. 127 : : 2016/03/06(日) 11:57:22
    P.S.今夜が、最終回です。
    次作のタイトル名は東京捜査官:reです!
  128. 128 : : 2016/03/06(日) 21:22:45
    22:00に更新します。
  129. 129 : : 2016/03/06(日) 21:54:28
    更新します
  130. 130 : : 2016/03/06(日) 21:54:42
    東京都…20区……

    ここでは、戦争が始まろうとしていた───

    店を閉めた店長は、篠原達と邂逅する

    篠原「さて、ラスボスさん…店を畳む準備は出来たかい?」

    黒磐「コーヒー美味しかったか?篠原」

    篠原「あぁ…飲ませたかったんだけどね!美味しいコーヒー!!」

    芳村「さぁ…始めようか」

    一方、大量の喰種を相手にしている亜門は───

    亜門「ぐおおおおおお!!」

    「ぐああああ!」

    「がはっ!」

    「クソっ…!」

    亜門「ふぅ…さすがに多いな……黒狗の傘下だろうがなんだろうが粛清してやる!」

    死力を尽くして、戦う亜門

    そして喰種を始末していくうちに、“彼”と出会う

    カネキ「…」

    「あれは眼帯の喰種…」

    「亜門上等!」

    「相手はSSレートだ…」

    亜門「…」

    亜門は、耳についている無線機で誰かに報告をする

    亜門「こちら亜門鋼太朗…眼帯の喰種と接触、戦闘に入ります」

    「亜門上等!」

    亜門「皆さんは下がっててください…ここは俺1人で」

    「そんな無茶な!」

    「しかし…」

    亜門「お願いします」

    「わかりました」

    「はい…」

    捜査官達は、亜門に全てを託す

    亜門「…」

    カネキ「…」

    長い沈黙が走る

    亜門「…」

    カネキ「…」

    カネキ「通ってもいいですか?」

    亜門「あぁ……ダメだ」

    そして場面は変わり芳村のところへ

    什造も参戦しトリッキーな動きで攻撃をヒットさせるも、芳村には中々ダメージを与えられない様子

    什造「硬いですねぇ〜」

    梟「ぐおおおおおお!!!」

    篠原「今回の梟は気迫るね…はたして押しきれるか」

    法寺「戦えば戦うほど、当時の有馬くんの逸脱ぶりが浮かび上がりますね」

    篠原「また来るぞ!」

    梟「ふんっ……!!!!」

    場面は変わり、亜門の所へ

    カネキ「貴方とは戦いたくない」

    そう言って、亜門を避けて進もうと走りだすカネキ

    亜門「そうも…いかない!!」

    カネキ「…!」

    避けて進もうとするカネキの道を塞ぐ亜門

    亜門「眼帯…お前は常に重要な局面で現れるな」

    カネキ「すり抜けても、どこまでも追いかけてきそうですね…」

    亜門「あぁ…お前も俺と初めて会った時は、どうしても通さまいとしがみついていただろう?」

    カネキ「そうですね…分かりました」

    赫子をだすカネキ

    「四本だと!?」

    「あの喰種は一体…」

    亜門「…」

    カネキ「貴方を殺したくない……よければお名前聞いてもいいですか?」

    亜門「戯れるな喰種め…貴様は”コクリア送り”だ!」
    (眼帯……もしお前がここを抜けても皆がお前を殺そうとするだろう)

    亜門「聞け…」
    (その上で無茶な頼みをしたい……)

    亜門「俺の名はッ!!」
    (どうか死ぬな…)

    亜門「亜門鋼太郎だぁぁぁぁ!!!」
    (聞きたいんだ、お前の物語(はなし)を)

    カネキ「行きますよ…亜門さん」

    亜門「来い、眼帯ィィッ!」
  131. 131 : : 2016/03/06(日) 21:55:01
    激しい戦闘をしている2人

    他の捜査官はその様子をただ見つめるだけであった

    「す、すげぇ…」

    「これが…」

    亜門(クラを狙ってきている…無力化が狙いか…!)

    本当に自分を仕留めるつもりがないことに気がつく亜門

    亜門「お前というやつは……舐めるなぁぁぁ!!」

    カネキ「…」

    亜門(梟のもとへ行くきだろうが…コイツをいかせてはならない……たった一人で戦局が変わってしまう!それだけの力が今のコイツにはある!)

    しかし

    弾き飛ばされて倒れる亜門

    亜門(クソっ…またあの時と同じなのか)

    「亜門上等~!!」

    車で現れた1人の喰種捜査官、地行

    亜門「地行博士…?」

    地行「間に合ったか!?いや微妙に遅刻か…でも!」

    次の瞬間、地行は二つのトランクを亜門に投げる

    地行「ドウジマだ!やっと完成したんだ!それともう一つは特等方の予備で持ってきた”試作型”だ!だが君が使え!」

    トランクを開く亜門

    亜門「…!」

    地行「自動脱着式の”アラタ”だ!君なら使いこなせる!」

    亜門「まだ…戦える!!」

    カネキ(いつか壊したクインケに…あの時戦った捜査官の装甲…?)

    向かい合うカネキと亜門

    ポタッ──

    アラタの隙間からはかすかに血が流れ、地面に落ちる

    カネキ「がはっ!!」

    一瞬で間合いを詰めて、カネキを吹き飛ばす亜門

    周囲の捜査官達も唖然とした表情で見つめる

    亜門(俺の人生は…いつも失うばかりだ…)

    さらに激しく戦うカネキと亜門

    亜門(血の繋がった父母、仲間、育て親の虚像…師…怖いんだ……次は何を失う?…ここは最後の砦)

    カネキ「!!!!」

    亜門「絶対に…通さん!!」

    交錯する二人

    亜門「!?」

    次の瞬間、亜門の右腕が吹っ飛ばされる

    亜門「強いな…眼帯……」

    カネキ「…!僕……亜門さん!?」

    我を取り戻した様子のカネキ亜門へ目をやるも

    すぐに自分も重症であることに気がつく

    気づけば自分の右脇腹も、大きくえぐられてしまっている

    カネキ「ぐああああああ!!!」

    亜門(クソッ…意識が薄れていく……だがダメだ…!気絶をしてたまるか…!)

    だが、意識を保つことができずに気絶してしまう

    それから数十分…亜門は再び意識を保つことに成功する

    それから数分後、滝澤が亜門の元に駆けつける

    滝澤「亜門さん!!」

    亜門「政道……か…」

    倒れている亜門の元へ駆けつけた滝澤その酷い傷に言葉を失う

    第一隊の戦局と仲間の安否を尋ねる亜門に死なないでくださいと泣きながら呼びかける滝澤

    亜門「馬鹿なことを言うな…ここで俺が死ねば“アイツ”が人殺しになってしまう….それに俺は…」

    「亜門くん!」

    そこへ到着する千之准特等と部下たちは、医療班を呼ぼうとする

    「呼ぶ必要はない、お前らの生き死には俺が管理する…」

    突如現れたタタラが捜査官を始末してしまう

    「そんな…どこから….!!」

    「キッサマァアアアア!!」

    タタラ「邪魔だ…“王”が通る」

    震えて立ち竦む政道の前に出る亜門

    滝澤「あ…亜門さん…そんな身体じゃ….無理です!だって腕が…!」
  132. 132 : : 2016/03/06(日) 21:55:17
    亜門「行け!!!」

    政道「できませぇぇん!!!!」

    亜門「….!」

    政道「俺は喰種捜査官だ!!」

    失禁しながらも攻撃を始める政道

    しかしタタラには全く通じない

    タタラ「フェイの赫子…法寺のクインケか…」

    一瞬で間合いを詰め、政道を捕獲する

    タタラ「お前アイツの部下?(いぇん)は法寺が持っているのか?」

    滝澤「がはっ!放せぇ!!」

    タタラ「あぁ、放す」

    政道を放り投げるノロ

    ノロに肩から左腕をくわれてしまう政道

    亜門「政道オオオッッ!!貴様ああああああッッッ!」

    そして場面は変わり有馬はエトと対峙していた

    有馬「…」

    エト「キタァァァァア」

    有馬は落ち着いて攻撃を繰り出す

    だが、エトは隻眼の梟を喰らい腹の中にいれる

    有馬「…」

    エト「ギヒヒヒヒ!!」

    エトは逃げる

    そしてそれを追いかける有馬だが

    現場を優先して、追いかけるのをやめる

    有馬「…」

    逃げ切ったエトは、まるで大きなきぐるみでも脱ぐかのように梟の中から姿を現す

    芳村「エト…」

    エト「おとぉ〜さん♡」

    隻眼の梟討伐戦における報告書より

    特別功労者・亜門、什造、他特等や準特等多数

    重傷・黒磐、什造、他多数

    重体・篠原、他多数

    死亡・亜門、滝澤、千之、他多数

    行方不明・永近

    それから数日が経過…
  133. 133 : : 2016/03/06(日) 21:55:36
    亜門(ここは…どこだ……温かい…)

    亜門は自分が死んでいるものと思っていた

    俺は死んだのか…?

    いや──

    ここはあたたかい…

    待て……温かい…?体温を感じている?だと……?

    亜門は自分が体温を感じていることに気付き、体を起こす

    そしてそこには──

    亜門「なんだここは…部屋が暗くてよくみえない…」

    亜門は寝ていたベッドから起床し、狭くて暗い部屋を隅々に渡ってみる

    亜門「体に異常はないな…アイツにやられた右腕はないが支障はでていない…血は止まっているか」

    部屋を調べること数分

    亜門は、書類が置かれた机に目をかける

    亜門「この書類はなんだ?」

    亜門は書類に目を通す──

    そして

    亜門「最初の実験体…カネキ、ケン……この顔は…アイツ……!」

    亜門は次々に書類に目を通す

    やがて──

    亜門「これは…俺か……つまりここは喰種になるための実験室というわけか…」
    (ならば早急にここからでなければ…)

    亜門「フンッ!」

    亜門は鉄で出来た頑丈な扉を破壊する

    亜門(眼帯………お前も元は……)

    亜門は、自分がいるアジトと思しき場所から脱出するのであった

    ──それから約二年が経過した頃、亜門は佐々木琲世の噂を度々聞くようになる

    亜門「佐々木琲世か…一度会わなければな……」

    この世界は間違っている

    そして──

    この世界を歪めているのは…

    この世に存在する全てだ

    ならば俺が正す……!

    フードを深く被り、また歩き出す亜門であった───

    亜門鋼太朗の物語は今から始まる



    またいつか語るとしよう








































































    お、わ、re………
  134. 134 : : 2016/03/06(日) 21:55:53
    今夜で最終回になりましたねー(>︿<。)

    続編は考えてあります



    完全オリジナルストーリーです☆

    で!す!が!

    その前に、カネキとエレンの物語シリーズの正式な続編、異世界物語を書きたいので、亜門鋼太朗の物語はまた語るとしますb

    異世界物語については、明日の夜22:00“まで”に作る予定です
    (時間厳守にしておきます)

    異世界物語は色々な世界の人達が一度に集結して、魔帝を倒すというストーリーです

    そこで

    魔帝は誰かと言いますと

    もちろん、コラボの中に入る『Devil May Cry1』に出てくる、『ムンドゥス』という悪魔が、世界を混沌に陥れ全世界を自分のものにしようと企てるも、カネキやエレンを含む英雄達に阻止されるという物語です

    恐らく…いや、長編になるかもです

    最後まで読んでくれると嬉しいです。

    詳細は明日の22:00です

    名前は、異世界物語というSS名でスレを建てるのでぜひ来てください!

    では( ̄^ ̄)ゞ
  135. 135 : : 2016/03/06(日) 22:05:30
    お疲れ様。


    異世界物語を期待してます。
  136. 136 : : 2016/03/06(日) 22:09:17
    >>135 読んでいただきありがとうございます
    はい!期待に添えられるような作品にします
  137. 137 : : 2016/03/06(日) 23:58:56
    亜門くんかっこよかった!!!!!
    このSSの続きも気になってしまう笑

    ついに異世界物語の続編が出るのか...
    期待!頑張って下さい♪
  138. 138 : : 2016/03/07(月) 06:40:28
    お疲れ様‼
    次もファイト‼
  139. 139 : : 2016/03/07(月) 18:09:00
    >>137 最後まで見てくださりありがとうございます
    異世界物語もヨロです!
  140. 140 : : 2016/03/07(月) 18:09:54
    >>140 サンクス!
    異世界物語も頑張る!
  141. 141 : : 2016/03/07(月) 18:10:42
    最新作です
    http://www.ssnote.net/archives/44016

    是非見てください

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