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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

【閲覧注意】ハンジ「毎日一つ豆知識ランランラ〜♪……ムフフ(´ε` )」

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  1. 1 : : 2014/09/23(火) 10:47:13

    気まぐれに更新する予定です( ´ ▽ ` )ノ

    知らない方が良かった豆知識で読者の皆様を後悔のドン底に叩き落とすのが本SSのコンセプトです

    感想などありましたらこちらにお寄せ下さいませ(((o(*゚▽゚*)o)))

    http://www.ssnote.net/groups/785

  2. 2 : : 2014/09/23(火) 20:37:50


    【パンに何乗せる?】



    チュンチュン



    エルヴィン「やはり朝はハニートーストに限るな」ヌリヌリ



    リヴァイ「バカ言え……マーガリンこそ至高だろうが」ヌリヌリ



    ガチャ



    ハンジ「おっ!!お二人さん!!美味しそうなの食べてるじゃないの!!」



    エルヴィン「やぁ、ハンジ、君も一緒に優雅なブレークファーストはいかがかな?」パクッ



    リヴァイ「大切なことだからもう一度言う……マーガリンこそ至高だ」パクッ



    ハンジ「……ねぇ、知ってる?」



    エルヴィン「ん?」モグモグ



    リヴァイ「あ?」モグモグ



    ハンジ「蜂蜜はミツバチが何度も吐き出したもので、マーガリンは実は体に有害で、販売を禁止している国さえあるんだよ」



    エルヴィン「うっ……」ポロッ



    リヴァイ「……ちっ」フキフキ



    ハンジ「毎日一つ豆知識ランランラ〜♪……ムフフ♪(´ε` )」

  3. 3 : : 2014/09/23(火) 23:16:19


    【いい匂い?】



    ペトラ「兵長、いつも通り激しくお願いします!!」スッ



    リヴァイ「任せろ……はぁっ!!」パンパンパン



    ペトラ「す、素晴らしいスティック捌き、流石です!!」



    エルヴィン「おお、二人とも精が出るな、さぞかし今日は気持ちいいことだろう」



    ペトラ「えぇ、これだけやれば天にも昇る心地になるのは間違いないですね」



    リヴァイ「もっと自分の目の前のことに集中しろペトラ、畳み込む時ほど慎重な姿勢を要求されることを忘れるな」パンパンパン



    ペトラ「はい、肝に銘じておきます!!」



    エルヴィン「ふむ、やはり快晴の布団干しはこうでなくてはな」ウンウン



    ペトラ「私はよく干した布団から出るお日様の匂いを嗅ぐのが大好きなんですよ」



    ハンジ「……ねぇ、知ってる?」



    ペトラ「あっ、ハンジさん、こんにちは……ところで何がですか?」



    ハンジ「よく干した布団のお日様の匂いって、実はダニの死骸の匂いなんだよ」



    リヴァイ「何……だと?」ピタッ



    ペトラ「……う、嘘ですよね?」ブルブル



    エルヴィン「総員、あの奇行種を捕獲せよ!!」バッ



    ハンジ「毎日一つ豆知識ランランラ〜♪……ムフフ♪(´ε` )」 ダッ


  4. 4 : : 2014/09/27(土) 18:53:29


    【お風呂上がりの至福のひと時?】


    ペトラ「ん〜、キンキンに冷えたイチゴ牛乳最高!!しかも見た目も可愛いくて、まさに女子ドリンクって感じですよね♪」ゴクゴク


    ナナバ「私は専ら、ほろ苦い抹茶アイス派ね」パクパク


    ハンジ「ふぅ〜、いいお湯だった〜久しぶりに湯船に浸かったよ♪」^_^Aホカホカ


    ペトラ「あっ、ハンジさん!!一緒にスイーツどうですか?」( ´ ▽ ` )ノ


    ハンジ「……ねぇ、知ってる?」キュポッ


    ペトラ「はい?」ゴクゴク


    ナナバ「うん?」パクパク


    ハンジ「イチゴ牛乳の着色料はサボテンの寄生虫、抹茶アイスのは蚕の糞なんだって」


    ペトラ「む……し?」ドバー


    ナナバ「ふ……ん?」ボトッ


    ハンジ「毎日一つ豆知識ランランラ〜♪……ムフフ♪(´ε` )」 ゴクゴク←牛乳腰当て飲みスタイル

  5. 5 : : 2014/09/27(土) 19:53:33



    【とっとこ食(は)むだろう?】



    エルヴィン「すまないがリヴァイ、数日の間だけ、ハムスターのエルとヴィンを預かってくれないか?」


    リヴァイ「この俺が薄汚いネズミ共を?」


    エルヴィン「そんな酷い事を言わないでくれ……俺がいない間の餌やりを頼みたいんだが、引き受けてくれるか?」


    リヴァイ「悪いが、他を当たってくれないか?」


    エルヴィン「もし引き受けてくれたら、お礼に大人のジャガリコを……」


    リヴァイ「引き受けよう」


    ー数日後ー


    エル「」(o^ω^o)カリカリ


    ヴィン「」ヽ( ̄ω ̄;)ノ=3=3=3カラカラカラ


    リヴァイ「エルちゃんはのんびり屋の食いしん坊で、ヴィン君は運動大好きな頑張りさんだなぁ」( ´ ▽ ` )ホクホク


    リヴァイ「ふむ、こいつらを別々の籠で飼うのは少しばかり可哀想かもしれんな……相部屋にしてやるか」


    ー翌朝ー


    リヴァイ「おはよう、エルちゃん、ヴィン君、朝ごはんの時間だ……よ?」


    エル「」ε-(´・ω・`)ゲップ


    リヴァイ「ん?ヴィン君はいずこへ?」


    ハンジ「おっす、リヴァイ!エルヴィンからハムスター預かったんだって?私にも見せてよ♪」


    リヴァイ「おいクソ眼鏡、ヴィンをどこに隠した?どうせお前の仕業だろう?」ギロッ


    ハンジ「へ?私は何にもしてないよ?」


    リヴァイ「じゃあどこのどいつが、エルとヴィンの仲を引き裂くようなゲスの極みを働いたんだ!?」


    ハンジ「ねぇ、リヴァイ……もしかして同じ籠で飼育してたの?」


    リヴァイ「当然だ、独りぼっちは寂しいからな!!」


    ハンジ「……ねぇ、知ってる?」


    リヴァイ「あ”っ?」ギリッ


    ハンジ「ハムスターは同じ籠に複数飼うと、共食いするんだって」


    リヴァイ「ヴィン……結果は誰にも分からなかった」←今回の張本人


    ハンジ「毎日一つ豆知識ランランラ〜♪……ペットショップで買う時に店員さんから必ず注意されるよ♪(´ε` )」


    その後、エルヴィンは暫くリヴァイと口を聞かなかったらしい……

  6. 6 : : 2015/01/23(金) 22:26:38


    【僕らの頼れるリーダーは〜?】


    〜砂漠地帯〜

    ーオアシスにてー


    ペトラ 「あれ?二匹のラクダちゃん達は?」ゴクゴク、プハァ


    オルオ「……」ギクッ


    ペトラ「……あんた、ニーナとアレキサンダーはどこ行った?」ギロッ


    オルオ「ふっ、お前のような勘のいい女は嫌いじゃない」


    ペトラ「はぁ!?あんたバカァ!?本当にラクダ逃がしちゃったの!?」


    オルオ「そ、そもそもお前がオアシスで水浴びやり出したからだろうが!!」


    ペトラ「なっ、私のせいにするの!?ホンットに最低!!」


    オルオ「お、俺は悪くない!!」


    ペトラ「もう!!だからあれだけ車で行こうって言ったのよ!!」


    オルオ「し、仕方ないだろ!?レンタカー料金ぼったくりだったしよぉ!!」


    ペトラ「それよりこれからどうすんのよ!?このままじゃ私達ミイラ化待った無しじゃない!!」


    ハンジ「……ねぇ、知ってる?」ニョキ


    ペトラ、オルオ「「ハ、ハンジさんが砂漠から生えてきた!?」」ビクッ


    ハンジ「ラクダは休憩中に前足を縛っておかないと高確率で逃走しちゃうんだってさ」


    オルオ、ペトラ「「そ、そんなぁ……」」


    ハンジ「毎日一つ豆知識ランランラ〜♪……ムフフ♪(´ε` )」


    ハンジ「ところでさ、2人とも……」モゾモゾ


    オルオ、ペトラ「「はい?」」


    ハンジ「私も3日前にラクダに逃げられて今に至るんだ」テヘッ(^_−)−☆


    オルオ、ハンジ「「おっふ」」orz


    ブロロロロロロ!!!


    モブリット「あっ、分隊長!!やっと見つけましたよ!!」ガチャ←四人用ジープ


    ハンジ「モ、モブリット!?来てくれたんだね!!怖かったよぉ〜」…>_<…ウワーン


    オルオ、ペトラ「「た、助かった」」


    モブリット「これじゃ……誰がリーダーか分かりませんね」ハァ


    ハンジ「はーい、私だよん♪」(^O^)/


    モブリット、オルオ、ペトラ「「ふざけんなクソメガネ!!」」クワッ

  7. 7 : : 2015/01/25(日) 18:48:11

    【酸味の効いたお仕事?】


    ー某都会の高層ビルー

    〜窓拭き高所作業場にて〜


    ミケ「今日はすまないなリヴァイ、急にバイト欠員の埋め合わせを引き受けてもらって」フキフキ


    リヴァイ「気にするな……それに前々から一度、高層ビルの窓拭きを経験してみたいと思っていたからな」フキフキ


    ミケ「ふっ、そうか」フキフキ


    リヴァイ「それにしても、この洗剤の洗浄力……悪くないな」フキフキ


    ミケ「そんなにこれが気に入ったのか?」フキフキ


    リヴァイ「あぁ……これがあれば、俺の家の清潔レベルは次の舞台へ羽ばたけるはずだ」フキフキ


    ミケ(こいつ……空気中の微粒子まで駆逐する気か?)フキフキ


    ブュォォォォォォォォォォ!!!!


    その時、強烈な突風がリヴァイ達の足場を激しく揺さぶり、例の洗剤入りの容器が倒れてしまった


    リヴァイ「チッ……後で風の野郎しばき倒す」


    ミケ「……これじゃあ窓拭きの続行は不可能だな」


    リヴァイ「いや、まだだ……まだ終わってない!!」カッ


    ミケ「何だと!?」


    リヴァイ「はぁ!!」シュッシュッシュッシュッシュッシュッシュッ


    驚くべきことに、リヴァイは審議所でエレンに披露したあの軽快なキックパフォーマンスを繰り出し、こぼれた液体洗剤を元の容器へと戻したのだった


    リヴァイ「見ろ、俺達の戦いはこれからだ!!」


    ミケ「ふっ、流石だな」


    「……ねぇ、知ってる?」ベターリ


    リヴァイ、ミケ「誰だ!?」パッ


    声がした方向には、両手と顔面をベッタリ内側の窓に押し付け、若干ブチャイク気味にこちらを覗き込む奇行種の姿があった


    リヴァイ「おい、クソメガネ……そんな所で何してやがる?」


    ミケ「ブホォwwwハ、ハンジその顔は反則だwww」←ミケさんが妙にツボるパティーンのやーつ


    ハンジ「実は、ビルの窓拭きは高い場所での作業よりも強力洗剤の取り扱いの方が命がけで、それは外壁のしつこい汚れを落とすために、人間の皮膚や骨はおろか、革製品までも溶かすほどの威力だからなんだって」


    ミケ「ん?この臭いは!?……リヴァイ!!お前の右足!!」スンスン


    リヴァイ「くっ、俺のお気に入りのオシャレブーツがオシャカブーツに!?」ジュワッ〜


    ハンジ「毎日一つ豆知識ランランラ〜♪…………ウププ、その絶望的な表情そそるよねぇ〜♪(´ε` )」」


    ミケ「……やはり、高時給バイトには何か裏があるな」フンッ


    リヴァイ「……次からはanで安全なバイト探そ」パミュパミュ

  8. 8 : : 2015/03/17(火) 15:35:00

    【本当の自分が見えていますか?】


    ー旧調査兵団本部ー


    リヴァイ「チッ!!ふざけやがってあの資本主義の豚共が!!」ブンッ


    木箱「解せぬ」バキッ


    ペトラ「今日の兵長、珍しく荒れてるね……何かあったのかな?」ボソボソ


    オルオ「何でも、新調したばかりのブーツをたった一回でオシャカにしたらしい」ボソボソ


    ペトラ「え?あの高価なブーツを!?」


    オルオ「あぁ、それが仕事中の事故によるものだから現場監督に労災保険が適用されるか聞いたらしいんだが……」


    ペトラ「なるほど……それで兵長、保険がおりなくて御乱心ってことなのね」


    リヴァイ「おい、お前ら」ズイッ


    オルオ、ペトラ「はひぃ!?」ビクッ


    リヴァイ「新しいバイトの面接行ってくるから留守を頼んだぞ」スッ


    オルオ、ペトラ「さ、流石です兵長!!その切り替えの早さに惚れ惚れします!!」キラキラ


    リヴァイ「ふっ、そうか」スタスタ


    ハンジ「皆の衆〜新春〜ご機嫌麗しゅ〜♪」窓バリーン


    窓「解せぬ」


    オルオ、ペトラ「敵襲!?……って、なんだ、ただの奇行種か」ハァー


    ハンジ「あんたら上司って言葉知ってる?」


    リヴァイ「奇行種に上下関係は適用されねぇよ」


    ハンジ「ふぅ、全く傷つくよ……あと、これ届いてたよリヴァイ」つ書類


    リヴァイ「あぁ?」スッ


    書類「あなたは人相が凶悪なのでバイト不採用です……でも、これで止めたらあかんで?ごっつ応援しとるさかい!!」


    リヴァイ「Oh my face!?」グシャ


    書類「これは流石に解せる」


    リヴァイ「な、何故だ!?俺が送ったのは愛嬌満点のリヴァイースマイルだぞ?毎日鏡の前で血の滲むような笑顔の練習を重ねてきたというのに!?」ワナワナ


    ハンジ「ねぇ知ってる?」パシャ


    リヴァイ「あぁ?何勝手に人の写真撮ってやがる?」ギロッ


    ハンジ「人間の脳は自分の都合の良いように見た光景を画像処理するから、鏡に写る自分と写真に映る自分は別人に見えるんだって……ほら、これが真のリヴァイの姿だよ?」つスマホ


    リヴァイ「うわ、誰だコイツ怖っ」


    オルオ「なるほど、卒アルの写真映りの違和感はそのせいだったのか」


    ペトラ「えぇ!?それじゃあ意気揚々とツイッターに挙げた自撮り超恥ずかしいんですけど!!///」アワアワ


    ハンジ「ちなみに鏡に映る自分の方を人は美化してしまうんだよ、いわゆる自己陶酔錯覚現象だね」


    リヴァイ「こりゃベビーシッターのバイト落ちるわけだわ」


    オルオ、ペトラ「いや、その職種には根本的に無理があるかと……」

  9. 9 : : 2015/04/30(木) 22:51:48


    【ながら食いに御用心?】

    ある日、ファミレスにてテスト勉強中


    ペトラ「この公式は……」カリカリ


    ペトラ「うーん、ここのポテト美味しい♡」モグモグ


    ペトラ「じゃなくて、ここがx=4だから……」カリカリ


    ペトラ「ん〜、ちょっと音楽聴こっかな」ポチッ


    ペトラ「ふふっ、いい曲だよねー」〜♪


    ペトラ「ね、眠い……アイスコーヒー飲も」ゴクゴク


    ペトラ「ヤバッ、甘過ぎる!!砂糖とミルク入れ過ぎた!!」


    ペトラ「いかんいかん、集中しなきゃ」カリカリ


    ペトラ「あっ、友達からメール来た」ピロリーン♪


    ペトラ「ファミレスでテス勉ナウ……っと」ポチポチ


    ペトラ「ふぅ、全然集中出来ない……新しいアイスコーヒーとイチゴパフェで気分転換しよ」スッ


    ペトラ「すみませーん、店員さーん」フリフリ


    ハンジ「はいはーい、ただいまー」スタスタ


    ペトラ「わっ、神出鬼没の奇行……じゃなくてハンジさん!?ここでバイトしてたんですか?」


    ハンジ「ご注文は当店オススメのハンジさん特製デラックス巨人汁でよろしいですか?」ニコッ


    ペトラ「小娘が調子乗ってすみませんでしたッッ!!」ガタッ


    ハンジ「うん、素直でよろしい」


    ペトラ「それで……えっと、人間が摂取しても安全なアイスコーヒーとイチゴパフェお願いします」


    ハンジ「その前に……ねぇ、知ってる?」


    ペトラ「はい?」


    ハンジ「食事中は意識を分散させればさせるほど、満腹中枢が満たされないんだって」


    ペトラ「意識を分散?満腹中枢?」


    ハンジ「例えば、スマホの画面とかに釘付けになったり、勉強で頭を使ったり、音楽を聴いたりしながらご飯を食べると脳が満腹感を感じにくい……」


    ペトラ「と、いうことは?」


    ハンジ「つまり、咀嚼運動も減少する上に食べ過ぎも相まって、太りやすくなるってことだね」


    ペトラ「ふ、太るって!?恋する乙女の一大事じゃないですか!?」


    ハンジ「ダイエッターの前に一人の女性として、ながら食いは……はしたない、そうは思わない?」


    ペトラ「うぅっ、今後は気をつけます」


    ハンジ「ふふっ、ゆっくり学んでいけばいいさ、まだ若いのだから」ポンッ


    ペトラ「ハ、ハンジさん……///」(あらやだイケメン)


    リヴァイ「いい感じの雰囲気のところ水を差すようで悪いが……おい、クソ眼鏡、お前も食事中に気色悪ぃ巨人図鑑を幸せそうに眺めながら食べる癖を直してくれ」


    ペトラ「はぁ……一瞬でもハンジさんを尊敬してしまった自分を殴りたい」


    ハンジ「いや、でも、あれがあるとご飯三杯はいけるんだよ!?」


    ペトラ「それ完全に食べ過ぎですよ」


    リヴァイ「むしろ、傍で食べてる俺が食欲減退して痩せちまうんだが……」


    ペトラ「へ、兵長!!それ奇行種ダイエットって名付けて本出しましょうよ!!そうしたら印税で新しいブーツもきっと買えますよ!!」


    リヴァイ「ほぅ、悪くない」


    ハンジ「ホント、君らは食えない奴らだね」


    ミケ「すまんがハンジ、30分前に注文したハンジ特製デラックス巨人汁はまだか?」


    ペトラ「あ、あの地雷臭プンプンのメニュー実在するんですか!?ていうかミケさん飲むんですか!?正気の沙汰じゃないですよ!?」


    ミケ「フンッ……狂気の沙汰ほど面白い」


    ハンジ「ゴメンよミケ、すぐに持ってくるねー♪」ピューン


    ミケ「ペトラよ、俺からも一つ人生の先輩として一言贈ろう」


    ペトラ「は、はい」ゴクリ


    ミケ「人間は寿命が尽きる時に死ぬのではない……チャレンジ精神を失った時に死ぬのだ」


    リヴァイ「ほう、なかなか含蓄のあるいい言葉だ」


    ペトラ「なるほど……深いですね」


    ハンジ「持ってきたよミケー、さぁ召し上がれー」コトッ


    ミケ「ふむ、頂こうか……では、まずは香りから楽しむとしよう」スンスン


    直後、ミケさんの中の何かが死んだ
  10. 10 : : 2015/11/08(日) 14:35:39


    【スーパーの罠?】


    進撃スーパーにて


    店内放送「この頃流行りの女の子〜♪」


    リヴァイ(ほぅ、俺の好きなキューティーハニーが流れてるじゃねぇか)


    店内放送「お尻の小さな女の子〜♪」


    リヴァイ(スーパーで自分の好きな曲が流れてると買い物のテンションも上がるな)


    店内放送「嫌よ嫌よ嫌よ見つめちゃ嫌〜♪」


    リヴァイ(来るぞ!フラッシュが来るぞ!)


    店内放送「ハニ〜♪」


    リヴァイ「フラッシュ!!」


    店内放送「本日は進撃スーパーにお越し下さり誠にありがとうございます」


    リヴァイ「チッ……!!」


    リヴァイ(クソッ、人が盛り上がっている時にアナウンス入れやがって!!)


    店内放送「こっちを向いてよハニ〜♪」


    リヴァイ(まぁ、いいだろう……この不完全燃焼は2番のサビで取り返す!!)


    店内放送「嫌よ嫌よ嫌よ見つめちゃ嫌〜♪」


    店内放送「ハニ〜♪」


    リヴァイ「フラッシュ!!」


    店内放送「業務連絡、業務連絡、3番レジ、エルヴィン店長お願いします」


    リヴァイ「俺のフラッシュを返せぇぇぇぇぇぇぇ!!」


    リヴァイ「たっくイライラするぜ!こうなったら給料前だがヤケ買いだ!!今夜は酒の肴に柿ピーで我慢しようと思ったが、豪勢に焼き鳥とポテチと肉じゃがも追加だ!!」


    そして、帰り道


    ハンジ「やぁ、リヴァイ!こんな所で会うなんて奇遇だね」


    リヴァイ「おう、クソ眼鏡か」


    ハンジ「って、すごい量の買い物袋だね!?給料前なのに大丈夫なの?」


    リヴァイ「まぁ、ちょっとした贅沢も時には必要だからな」


    ハンジ「それよりさぁ、ねぇ知ってる?」


    リヴァイ「何がだ?」


    ハンジ「スーパーのBGMが流れてる時は、あえて盛り上がるところで業務連絡を入れて中断して、お客さんに不完全燃焼な気分にさせ、その負のエネルギー反発を利用して衝動買いさせる作戦があるらしいよ」


    リヴァイ「なん……だと?」


    ハンジ「どうしたのリヴァイ?」


    リヴァイ「どうやら、俺の財布の中身がフラッシュしちまったようだ……」


    リヴァイ豪遊!給料前に痛恨の散財!!


    だが、これでいい!!
  11. 11 : : 2015/12/23(水) 23:38:00
    【聖夜のリア充爆発Tweet作戦?】


    12月25日 クリスマスの夜


    ジャンの部屋


    ジャン「はぁ……今年も恋人作りはおろか、特にやる事も無くこの日を終えるのか」


    ジャン「せめてTwitterでも見て、哀れな同士達を見つけるとするか……」


    ジャン「とりあえず、恵まれてなさそうな同期達からチェックだ」


    エレンのTwitter『聖夜のリア充駆逐してやる!』


    アルミンのTwitter『聖夜のリア充には何かを犠牲にして何かを成し遂げる覚悟があるのだろうか?』


    ライナーのTwitter『聖夜のリア充(♂)のケツにブチ込む!』


    ベルトルトのTwitter『聖夜のリア充は悪魔の末裔だ!』


    コニーのTwitter『そもそも聖夜のリア充ってどういう意味なんだ?』


    ジャン「よし、あいつらは今年も異常無しだな!」


    ジャン「ん?フォロワーが1人増えてるな。一体誰だ?……って、ハンジさんじゃねーか!?」


    ジャン「きっとあの人のことだから、聖夜も自分の部屋にこもって巨人研究に明け暮れてるんだろうな」


    ジャン「まぁ、暇だし一応ハンジさんのTwitterも見てみるか。巨人の研究成果とか呟いてそうだけど」


    ハンジのTwitter『リア充爆発しろ!』


    ジャン「へぇ、意外だなぁ。巨人一筋のハンジさんも他人の幸せに嫉妬したりするんだなぁ」


    ハンジのTwitter『リア充爆発しろ!……ってTweetがクリスマスの夜には大量に呟かれるけど、ねぇ知ってる?』


    ジャン「ん?まだ続きがあるみたいだな」


    ハンジのTwitter『最近のリア充は非リア充から目の敵にされるのを避けるために、あえて非リア充に偽装したTweetを聖夜にするんだって』


    ジャン「う、嘘……だ……ろ?」


    ジャン「じゃ、じゃあ……あいつらも今頃はキャッキャッウフフしてるってことなのか?」


    ジャン「……」


    ジャン「い、いや、あいつらは普段バカなことばっかりしてるけど、そんな女々しいことするような奴らじゃねぇ!!」


    ジャン「俺があいつらを信じてやれないでどうする?いつだって一番大切なことは、人と人との信頼関係だろうが!!」


    そして、次の日


    ジャン「よぉ、お前ら!昨日はどうだったよ?」


    エレン「どうって?別に普通の一日だったぞ?」


    アルミン「うん、特に何も無かったね」


    ライナー「俺もだ」


    ベルトルト「僕もだよ」


    ジャン「そ、そうか!そうだよな!あははは、いや〜そうかそうか〜!」


    コニー「ん?何も無かったってことは無いだろ?昨日俺達と同期の女子グループでTDL行ったじゃねーか?ミッキーと集合写真撮ったりしたじゃん?ほらこれ」つスマホの写真


    アルミン「ちょ、バカ、コニー!ダメだってそれは!!」


    ジャン「……へぇ、よく見せてくれよコニー」


    コニー「おう!いいぜ!ほらよ」つスマホ


    ジャン「消去……完了」ポチッ


    コニー「って、おいジャン!何写真全部消去してくれてんだよ!?」


    ジャン「はぁ?何言ってんだコニー?俺が消去したのは……人との信頼だ」

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著者情報
777

オッドボール三等軍曹

@777

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