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エレン「108円の囚人達」

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  1. 1 : : 2014/08/11(月) 19:12:07


    ~845年・シガンシナ区郊外~







    ボスッ!!!!!!











    ドオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!!!!!











    エレン「やったか!?今の音は!!」


    ミカサ「間違いない…!!」


    アルミン「あ…あぁ…」


    エレン「どうしたんだアルミン!?一体何が見えるってんだ!?」


    アルミン「馬鹿な…あそこは…」












    アルミン「…あの“落とし穴”は、深さ50センチだぞっ!!!」









    ガッ…











    ヌッ…





















    超大型イノシシ「」ゴゴゴゴゴゴ…

  2. 2 : : 2014/08/11(月) 19:27:33


    今から100分程前、イノシシを捕獲しようとする子供達が突如として出現した。


    イノシシを捕獲するため、子供達は深さ50センチ、半径50センチの巨大な
    「落とし穴」を作り上げた。


    イノシシを落とし穴へと誘い込んだ子供達は、見事捕獲する事に成功した。











    が、しかし…

  3. 3 : : 2014/08/11(月) 19:52:24


    ~1時間後・イェーガー家~


    エレン「」ボロッ…


    ミカサ「」ボロッ…


    アルミン「」ボロッ…






    カルラ「あらあら3人共、どうしたの?そんなにボロボロになって」


    エレン「いやぁ、ちょっと喧嘩して…」


    カルラ「ミカサもボロボロなのは珍しいわね。一体誰と喧嘩したの?」


    アルミン(超大型イノシシと、なんて言えない…)


    ミカサ(私の力を持ってしても、あいつには敵わなかった。悔しい…)

  4. 4 : : 2014/08/11(月) 20:07:09


    グリシャ「とっても強い相手だったんだろうね。元気な証拠だよ」


    カルラ「でもあなた、喧嘩ばかりするのも良くないわよ。怪我で済まなかったらどうするの」


    グリシャ「そうだな。3人共、元気なのは良い事だがほどほどにな」


    エレン「はぁい…」











    エレン(クソ…オレはただ、父さんと母さんに…)

  5. 5 : : 2014/08/11(月) 21:24:58


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



    アルミン「…だから言ったじゃないか。あんなイノシシを僕らが捕まえるのは無理だって」


    エレン「けどよアルミン!あいつを捕まえれば、たらふく食えるじゃねぇか…」


    エレン「…うまくて食い応えがある、絶品のイノシシ肉がよ!!」


    アルミン「でもあんな超大型イノシシ、僕らが束になってかかっても勝てないよ!」


    ミカサ「勝てる。戦わなければ…」


    アルミン「戦って負けたから今こうしてるんじゃないか!」


    ミカサ「むぅ…」






    エレン「明日は父さんと母さんの結婚記念日だ。だからどうしても、うまい肉をご馳走したい」


    エレン「でも、オレ達子供が持ってる金なんてたかが知れてる。そんなんじゃ肉は買えっこない」

  6. 6 : : 2014/08/11(月) 21:41:01


    アルミン「どうしてもお肉じゃないとダメなの?」


    エレン「ダメって言うワケじゃないけど…」





    エレン「…金がない以上、何かを買うのも無理だ。だとすると、自分達で捕るしかない」


    エレン「流石に何かを盗るのは犯罪だからな、だったらここは狩りをするしかないだろ」


    ミカサ「でも、私達は狩りの知識はまるで無い。闇雲に向かって行ってもうまくいかない」


    エレン「分かってるけどよ…じゃあ、一体どうしろってんだよ」


    エレン「何か、オレ達に出来る範囲で父さんと母さんを喜ばせられる方法は…」







    「ほう、見上げた子供達だね。両親の結婚記念日を盛大に祝ってあげたいと?」


    エレン「え!?」


    ミカサ「誰…?」


    アルミン「あれ、あの人はどこかで…」

  7. 7 : : 2014/08/11(月) 21:55:13


    「やぁやぁ君達、ここで会ったのも何かの縁だ。よかったら私に協力させてもらえないかな?」


    エレン「協力…?」


    「そう。君達のご両親を思うその素直な心、とても感激した。是非、お手伝いをしたい」


    ミカサ「本当に…?」


    アルミン「でも怪しい人に付いてっちゃいけないって、お爺ちゃんが言ってたけど…」


    「怪しい人じゃないって!これでも私はれっきとした兵士だよ!」


    エレン「兵士!?もしかして、調査兵団とかだったり…」


    ハンジ「ご名答。私は調査兵団所属、ハンジ・ゾエ」







    ハンジ「今から君達を、画期的なお店に案内するよ。付いて来て」

  8. 8 : : 2014/08/11(月) 22:10:25

    ~シガンシナ東部~


    ハンジ「さぁ、着いたよ」


    エレン「ここは…?」


    ハンジ「『100円ショップ・○○ソー』さ」


    ミカサ「100円ショップ?」


    ハンジ「そう。何とこのお店に置いてある商品は、全て100円で買えてしまうんだ!」


    エレン「な、何だってぇぇぇっ!?」





    アルミン「でも、100円というからには大した商品は置いてないんじゃ…」


    ハンジ「ところがどっこい、そうでもないんだなぁ。100円と言えど侮るなかれ」


    ハンジ「私が装着しているこの立派なゴーグル、これもなんと100円だったんだよ」


    アルミン「な、何だってぇぇぇっ!?」


    ミカサ「言われなければ、到底100円だとは思わないほどのクオリティ…」

  9. 9 : : 2014/08/11(月) 22:30:08

    ハンジ「そう、100円でも十分満足のいく商品が手に入る」


    ハンジ「中でもこの東シナ支店は、他の店舗に比べて豊富な品揃えを誇る」


    ハンジ「つまりこの壁内に置いても、最強の称号を得るにふさわしい店舗なんだよ!」


    ミカサ「な、何だってぇぇぇ(棒)」





    ハンジ「3人には盛大に驚いてもらったところで、早速中へ…」


    「あ、こんなところに居た!探したんですよ!」


    ハンジ「げ、見つかった!」


    「げ、じゃないでしょう。勝手に居なくならないでくださいよ!」


    「私達がどれだけ探したことか…」


    「ん、この子達は?」


    エレン「えと…オレ達はハンジさんに連れられてこの店に…」


    「なるほど、ハンジさんのお気に入りだからな、ここは。君達も連行されたワケだ」


    アルミン「連行…」ハハハ…

  10. 10 : : 2014/08/11(月) 22:50:36


    ハンジ「紹介が遅れたね。この人達は最近編成された私の班の班員」


    ハンジ「右からモブリット、ニファ、ケイジ後はえーと…」


    えーと「いい加減俺の名前覚えてくださいよ!!ってか『えーと』って何ですか」


    ケイジ「お前ってさ、特徴なさすぎなんだよ。だから名前も覚えづらい」


    ニファ「何か、アクセントになるようなものを身に付けたらどう?」






    モブリット「騒がしい連中だけど、よろしくね、君達」


    エレン「あ、オレ、エレンって言います」


    ミカサ「ミカサ…」


    アルミン「アルミン・アルレルトです。よろしくお願いします」






    ハンジ「さーて、必要な面子が揃ったところで早速、第57回店内調査を始めよう!」


    ハンジ「目的はこの子の両親の結婚記念日の祝い品探し!心してかかれっ!!」


    ハンジ「前進せよっ!!!!」


    一同「おおっ!!!!!」
















    ミカサ(茶番…)

  11. 12 : : 2014/08/12(火) 18:49:00


    ~店内~


    エレン「うおぉ…」


    ミカサ「これは…」


    アルミン「すごい…」





    商品「」ズラッ





    エレン「これ全部100円なのか!?本当に100円なのか!?」


    ハンジ「そうだよ。まぁ、厳密にいえば“108円”なんだけど…」


    アルミン「8円…消費税ですね」


    ハンジ「うん。100円ショップと謳っているけど、一応は商店だからね。消費税は当然かかる」


    ハンジ「本当は、今年の3月までは105円だったんだけどねぇ…」


    アルミン「あぁ、そう言えば政府の方針で増税が決定されたんでしたね…」


    ハンジ「そうそう。従来の5%から8%へ。まったく、嫌になっちゃうよね」

  12. 13 : : 2014/08/12(火) 19:06:06


    ハンジ「それと言うのも、いつまで経っても一向に成果を上げられない調査兵団」


    ハンジ「そのくせ、壁外調査の度に莫大な費用が掛かる。支援母体だけでは限度がある」


    ハンジ「じゃあ、その財源を一体どこから確保するのか。答えは簡単だ」


    アルミン「一般市民の懐、というワケですね」


    エレン「いやいや、他人事みたいに言ってますけどアンタの兵団でしょ…」


    ハンジ「まぁね♪」テヘッ





    アルミン「でも、お金の掛け方として間違っているとは思えないよ」


    アルミン「調査兵団は、壁外の謎を知るための唯一無二の組織だ」


    アルミン「その壁外遠征のためにお金が使われるのなら、多少生活を圧迫されてでも僕は賛成だよ」

  13. 14 : : 2014/08/12(火) 19:21:34


    ハンジ「みんながみんな、君みたいに協力的な人間ならどれほど良い事か」


    ハンジ「実際、決して安くない税金に対する市民の反発は日増しに強くなるばかり」


    ハンジ「壁の内側に行けば行くほど、懐の肥えた豚ばかりなのも事実」


    ハンジ「第一内地でふんぞり返ってるだけのくせに偉そうなんだよ!お前ら一人じゃ何もできないくせに好き放題言いやがって!大体にしてお前達は巨人を見たことあるのか?無いだろう?巨人がどういう姿をしてどういう行動理由に基づきどういう目的でどういう発生源なのかそれらが研究されてる事すら知らないだろう全く嫌になるね上からモノを言うだけでろくに現場に関わろうともしない連中はフリッツ王含め中央政府がどんな考えを持っているのかは知らないけど今こうしている間にも兵士の尊い命が犠牲になっているかもしれないと考えたりはしないのかなしないよねしないんだろうねきっとうん分かってる全く内地のクソ野郎共は…」







    エレ・ミカ・アル「」ポカン…


    ハンジ「…っと、ごめんね。つい熱くなりすぎちゃった」


    ハンジ「こんな話は君達に関係ないよね、悪かった。さぁ、店内を見て回ろうか」


    エレン「よし!父さんと母さんが喜びそうなのを見つけるぜ!」

  14. 15 : : 2014/08/12(火) 19:37:44


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    えっと「…よし!」


    モブリット「何がよしなんだ?」


    えっと「あ、モブリットさん見てくださいよコレ!どうっすか!?」


    モブリット「どうと言われても…」


    えっと「この『ゴーグル』と『付け髭』!俺のチャームポイントとして機能すると思いません?」


    モブリット「え…まぁ、良いんじゃないか…?」


    えっと「おっしゃ!これでもう特徴無いだの名前覚えられないだの言われずに済むぜ!!」





















    アルミン「…髭ゴーグル?」

  15. 16 : : 2014/08/12(火) 19:52:53


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    ニファ「あ、これ懐かしいっ!!『美熟女戦士アラフォーチェアー』の魔法ステッキ!!」


    ニファ「主人公の四十前 新夫雄子(しじゅうぜん あらふぉこ)が変身するヒロイン!」


    ニファ「確かこのステッキ、主人公が大切にしてた椅子の脚に魔法の力が宿って」


    ニファ「その力を受けて変身して、敵を魔法でやっつけるって設定なんだよね!」


    ニファ「これ、小さいときずっと欲しかったんだよねぇ。まさかこんな場所で見つかるなんて」







    ニファ「…」








    ニファ「」キョロキョロ








    ニファ「…よし!」








    ニファ「…『チェアー・四十肩パワー・メイクアップ』!!」バッ!


    ニファ「『闇の力のしもべたちよ!とっととお家に帰りなさいっ』!!」ビッ!


    ニファ「『さもないと、椅子に代わっておしおきよっ』!!!」シュバッ!








    ニファ「…」








    ニファ「決まった…。ずっとこのポーズと決め台詞をやってみたかった…もう悔いは無い…」

  16. 17 : : 2014/08/12(火) 20:06:36
    ニファ「こんなの誰かに見られたら死にたくなっちゃう。とりあえずこれを戻して…」チラッ


    ケイジ「」ジー…


    ニファ「」


    ケイジ「」ニヤッ











    ニファ「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!!!!!!」


    ケイジ「まぁ…その、あれだ。みんなには黙っておいてやるよ」


    ニファ「いやあぁぁぁぁっ!!!!!!!何で見てるのよぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!」


    ケイジ「いいじゃないか、減るもんじゃないし。なかなか様になってたぞ」


    ニファ「しかも何そのタキシード!!変な仮面まで付けちゃってるし!!」


    ケイジ「ごめんね素顔じゃなくて」


    ニファ「うるさーいっ!!怪魔妖族め、葬ってくれるっ!!!」ガンガンッ!


    ケイジ「いてぇっ!!お前、商品の椅子で殴るのはやめろっ!!」ガンガンッ!


    ニファ「うるさーいっ!!椅子で直接おしおきよっ!!!!!」ガンガンッ!




















    ミカサ「…賑やかな人達」
  17. 18 : : 2014/08/12(火) 20:54:03


    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


    エレン「うおぉぉぉっ!!アルミン見てみろよっ!!武器だ!武器があるぞ!!」


    アルミン「はしゃがないでよエレン…」


    エレン「ナイフも!木刀も!水鉄砲も!これ全部108円なんだぜ!!」


    アルミン「少々安っぽい造りはしているけど、機能としては十分そうだね」


    エレン「家事や診療で使えそうなのを集めて買って行けば、父さんと母さんは喜ぶかな?」


    アルミン「でもまぁ、エレンが買って行った物なら何であっても喜ぶと思うよ?」


    エレン「そう言う優等生回答は要らねぇんだよ!」


    アルミン「」イラッ






    エレン「もっとこう…あるだろう!そんなありきたりな答えじゃなくてさ!」


    アルミン「それじゃあもう勝手にしなよ。ここで買った武器を使って猪退治でもすればいいよ」

  18. 19 : : 2014/08/12(火) 21:09:08


    エレン「…それだ」


    アルミン「えっ?」






    エレン「そうだ…そうだよ!何で気が付かなかったんだ!」


    アルミン「え、エレン、ちょっと?」


    エレン「オレの目的は、父さんと母さんにウマい肉を食わせる事だったはずだ!!」


    エレン「だけど画期的なこの店を前に、本来の目的を見失うところだった!」


    エレン「オレ達は元々、どうやってあのイノシシを捕まえるか、それを考えていたはずだ!」


    アルミン「マズい…変なスイッチ入れちゃったかな…」






    エレン「オレはやる…この店にある物を駆使して、あのイノシシを必ず捕まえる!!」


    ハンジ「見事な意気込みだね。だけど、子供達だけにやらせるわけにはいかないな」


    エレン「ハンジさん!!」


    ハンジ「その件、私達も乗らせてもらおう。イノシシの肉は興味あるしね」

  19. 20 : : 2014/08/12(火) 21:24:21


    エレン「駄目ですよ!これはオレの両親に贈るプレゼントなんです、オレがやらないと意味がない」


    エレン「誰の力も借りずに、オレ達の力でやり遂げたいんです!」


    ハンジ「その心意気、結構だ。だけど、相手は超大型イノシシなんだろう?」


    ハンジ「そんなバケモノとやり合って、君達が無事に帰って来られる保証はあるのかな?」


    エレン「それは…」






    ハンジ「仮に君達の身に万が一のことがあった場合、ご両親はどう思うだろうか?」


    エレン「…」


    ハンジ「一番喜ばせたい人物を、一番悲しませる事になってしまうかもしれない」


    ハンジ「そんなのは当然、君だって望まないだろう?」


    エレン「はい…」

  20. 21 : : 2014/08/12(火) 21:39:17

    ハンジ「…安心しなよ。別にイノシシを横取りしようってわけじゃない」


    ハンジ「ただのほんのちょっとだけ、研究のために肉を分けてほしいだけさ。ダメかな?」


    アルミン「エレン、僕からもお願いするよ。危険な事を一人でやるのはやめて」


    エレン「…分かったよ。まぁ、オレだってあんなのに簡単に勝てるとは思ってねぇからな」





    エレン「さっきは生意気言ってすいませんでした。是非、協力をお願いしたいです」


    ハンジ「合点承知の助!大船に乗ったつもりで付いておいで!」


    ハンジ「そうと決まれば、早速装備品の選定だ。イノシシに勝つためには出費を惜しむな!」


    ハンジ「限られた財源と限られた商品の中から、いかにして有用なチョイスができるか」


    ハンジ「108円という価格設定に囚われた我々はいわば、『108円の囚人達』」






    ハンジ「“BUMP OF 108円”。108円の一撃を舐めるな。みんな、108円の底力を見せてやれ!」


    一同「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!」

  21. 22 : : 2014/08/13(水) 18:27:12

    ~そして、シガンシナ区郊外~


    超大型イノシシ「」ノッシノッシ…






    ハンジ「居たね…」


    エレン「居ましたね…」


    アルミン「まだこちらには気付いてないようです。このまま物陰から様子を見ましょう」


    ミカサ「この先で待機している人達の準備は?」


    ハンジ「勿論完璧さ。後は手筈通りに…」

  22. 23 : : 2014/08/13(水) 18:42:41

    ~待機地点~


    髭ゴーグル「」コソコソ…


    ケイジ「」コソコソ…


    ニファ「そろそろ来る頃だよね…」


    ケイジ「遠目に見たが、ヤツめ、かなりのサイズだったな」


    髭ゴーグル「本当にあんな奴を仕留められるのか?」


    ニファ「やるしかないよね。美味しいお肉が私達を待ってるから!」


    ケイジ「当初と目的変わってないか?」


    髭ゴーグル「そろそろ気を引き締めろよ。油断してるとこっちがやられちまうような相手だ」













    「その通りだ。油断は慢心を生み、慢心は死を生むぜ」


    髭ゴーグル「誰だっ!?」

  23. 24 : : 2014/08/13(水) 18:57:03


    ピュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!!






    髭ゴーグル「うわっ!?」バシャッ!


    ケイジ「何だっ!?」バシャッ!


    ニファ「えっ!?何事!?」


    髭ゴーグル&ケイジ「」バタッ…







    ニファ「二人共!?あなたは一体誰!?」


    「近くにあいつはいねぇようだな。ま、それはそれで好都合だがな」







    ピュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!







    ニファ「うわっ!?」バシャッ!











    ニファ「」バタッ…

  24. 25 : : 2014/08/13(水) 19:09:58

    「ふぅ、これで邪魔者は消えたな。これで心置きなくあいつを…」











    リヴァイ「おいてめぇ、誰に許可を得てウチの兵にそんな真似してやがる?」


    「…ほう、まさかこんなところで会えるとはな。心底驚いた」


    リヴァイ「その顔…まさかアンタがこんな場所に…何の因果だ?」


    「さぁな。だがここで会ったからには、互いに黙って見過ごすワケにはいかねぇだろ?」


    リヴァイ「俺は本来、アンタと道草食ってる暇はねぇんだがな。奇行種を探さなきゃならねぇ」


    「冷てぇこと言うなよ。人生なんて、道草食ってナンボだろうが」







    リヴァイ「…ここに来た目的は何だ?」


    「とある生物を狩りにな。ま、お前には関係ねぇだろうが」


    リヴァイ「そいつを狩るために、俺の部下に手を出す必要があったのか?」


    「邪魔だったから。ただそれだけだ。他に理由が要るか?」


    リヴァイ「ねぇな。納得した。これで俺はあんたを心置きなく殺るための理由ができた」


    リヴァイ「気を付けろ…。今の俺は抑えが効かねぇ。人一人沈めるのに何の躊躇いもねぇぞ…」


    「そいつは楽しみだ。仲間の仇、討てるといいなぁ、リヴァイっ!!」ダッ!











    リヴァイ「…ケニィィィィィィィィィィィィィィッ!!!!!!!!!」ダッ!
  25. 31 : : 2014/08/14(木) 18:32:21

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~



    ハンジ「…何者だよ、あんたら?」


    男達「」ズラッ






    エレン「いつの間にこんな人数が…」


    アルミン「怖いよ…」


    ミカサ「…」


    男「まぁそうビビるなよ。別にお前達を取って喰おうってワケじゃねぇ」


    男「お前達が追っているあのイノシシ。あれを譲ってほしい」


    ハンジ「譲る?別にあいつは私達の物じゃないけど?」


    男「これからそうなる予定なんだろ?」


    ハンジ「まぁ、あながち間違いじゃないけどね」


    男「あのイノシシは、俺達にとっても必要なんだ。手を出さないでもらえるか?」

  26. 32 : : 2014/08/14(木) 18:45:09

    ハンジ「断ると言ったら?」


    男「交渉決裂か?残念だ…」チャキッ


    男達「」チャキッ






    エレン「あれは…銃っ!?」


    アルミン「ただの銃じゃなさそうだ!それにあの形状、見覚えがあるよ!」


    ミカサ「しかも割と最近見たような…」






    男「喰らえっ!」ピュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!


    エレン「うわっ!?」


    ミカサ「水鉄砲!?」


    ハンジ「危ないっ!!」バッ!


    ミカサ「エレンっ!!」









    ドサッ!

  27. 33 : : 2014/08/14(木) 19:00:07

    エレン「うぅ…ありがとうございます、ハンジさん…」


    ハンジ「うぐ…」


    エレン「え!?ハンジさん!?」


    アルミン「エレンを庇って倒れたとき、どこかを強打したとか!?」


    ハンジ「いや…あの銃が少しかすったけど…」


    ミカサ「あの水鉄砲、ただの水鉄砲ではない!」






    男「そうさ。こいつは俺達対人制圧部隊が独自に開発した、制圧兵器」


    男「市販のブツを組み合わせて、強力な武器に仕立て上げたのさ」


    ハンジ「その水鉄砲、どこかで見たと思ったらあの店だね…」


    男「お?お前らもあそこの常連か?」


    男「その通り、この武器に使われている素材は全てあの店で調達したのよ!」


    ハンジ「やはりか…。どうやら内地の連中にも、あの店の手軽さは浸透しているようだね…」

  28. 34 : : 2014/08/14(木) 19:14:15


    男「あの店で売っている『水鉄砲』に『護身用スタンガン』を接続」


    男「おもちゃみたいないスタンガンだが、回路を改造してそれに『マンガン電池』を接続」


    男「電池により電圧を数倍に増した『スタンガン水鉄砲』、人を気絶させるには十分だぜ!」


    ハンジ「さっきの痺れるような感覚はそれが原因か。恐ろしい武器だ…」


    エレン「そんな武器を、奴らが全員装備してるなんて…」






    男「お前達に逃げ場はない!くたばれっ!!」ジャキッ!


    アルミン「うわあぁぁぁぁっ!!!!!もうお仕舞だぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」


    ミカサ「諦めないで」スッ


    男「無駄だぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」







    ピュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!









    バシャッ!!!!!

  29. 35 : : 2014/08/14(木) 22:43:11

    男「…何だと!?」


    ミカサ「この程度の水なんて、手で弾き飛ばすくらいワケは無い」


    エレン「ミカサ…水鉄砲の水を手で弾いたのか!?」


    アルミン「馬鹿な!電気の通った水を素手で…あぁっ!!」


    ミカサ「電気が厄介な存在なら、それを通さないように工夫すればいいだけ」


    ミカサ「この『家庭用ゴム手袋』を装備した私には、電気は通用しない」


    ハンジ「ゴムか、なるほど考えたね」


    男「このガキ、小癪な真似を!」






    男「だが、いくらゴムとは言え無敵じゃねぇ!電気は防げても、電熱は防げねぇはずだ!」


    ミカサ「どう言う事…!?」


    男「今、電池を繋いでいる回路は並列。こいつを繋ぎ変えて直列にすると、何が起きるか…」


    ハンジ「まさか…!!」

  30. 36 : : 2014/08/14(木) 22:50:59


    男「さらに、水鉄砲に装填した水にある薬品を入れると、どうなるか…」


    エレン「何をする気だ…?」


    男「喰らえっ!!」






    ピュウゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!






    ミカサ「何をしても無駄っ!!」






    バシャッ!!






    ミカサ「その程度の攻撃、今の私には…」ジュウゥゥゥゥ…


    ミカサ「!?」


    ハンジ「マズい!離れろミカサっ!今の水鉄砲は、さっきまでの物とは比べ物にならないぞ!」


    エレン「どういう事ですか!?」


    アルミン「あいつ、さっき電池の回路を並列から直列に繋ぎ変えたんだ!」


    アルミン「そうする事によって、電圧の強さを何倍にも増幅させる事が出来る!」


    エレン「な、何だって!?」

  31. 37 : : 2014/08/14(木) 23:01:41

    アルミン「さらに、あいつが水に混ぜた薬品、あれは『水酸化ナトリウム』だ!」


    アルミン「その薬品を水に混ぜる事によって、通電性を上昇させる事が出来る!」


    アルミン「つまりあの水鉄砲は、純粋な殺人兵器へと変貌を遂げたんだよ!」


    男「そう言う事だ!これらはガキの小遣いでも十分にそろえる事が出来る!」


    男「だが工夫次第でこんな兵器も作れるのさ!観念しろっ!!」


    エレン「ほんとにそんな薬品を100円ショップで売ってんのか!?危険すぎだろ!!」






    ミカサ「ぐっ…電熱でゴム手袋が…溶けるっ!!」ジュウゥゥゥゥッ


    ハンジ「こうなったら…『100円ライター』!!」バッ!


    男「ハッハッハ!そんなチンケなライターで何ができる!?」


    ハンジ「こうするのさ…みんな伏せろっ!!」ビュッ!


    エレン「え!?えぇぇぇっ!?」バッ!


    アルミン「火のついたライターを投げつけた…まさかっ!!」


    男「馬鹿め!!そんなものでこの状況が覆るとでも…」











    ドオォォォォォォォォォォォォォンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

  32. 38 : : 2014/08/14(木) 23:14:16

    パラパラ…







    男達「」


    ミカサ「はぁ、はぁ、間一髪だった。一体何が起きたの…?」


    エレン「あんなライターで大爆発が起きた…」


    アルミン「ハンジさん、無茶し過ぎですよ…。危うく僕達まで黒焦げになるところでした…」


    ハンジ「ごめんごめん、でもあの状況を打開するにはこれしかなかったからさ」






    エレン「一体何が起きたんですか?」


    ハンジ「水って言うのはね、電気を通すと電気分解という現象が起きて、水素と酸素に分離する」


    ハンジ「んでもって空気中を漂う水素と酸素に対して、火を近づけたらどうなると思う?」


    エレン「え?」


    ミカサ「はぁ、そう言う事…」


    アルミン「当然、水素爆発が起きる。酸素も大量にあるから尚更強力な爆発だ」


    ハンジ「とりあえず君達が咄嗟に伏せてくれて助かった。そうでなければ今頃…」













    「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!」


    一同「!?」

  33. 39 : : 2014/08/14(木) 23:46:48

    エレン「何だこの声!?」


    ミカサ「誰か男の人が…戦ってる?」


    ハンジ「待てよ!この声の片方、聞き覚えが…」












    リヴァイ「待ちやがれっ!!」ダッ!


    ケニー「はっはっは、楽しいなリヴァイ!」ダッ!


    ハンジ「リヴァイ!と、誰だあのオッサンは!」


    エレン「リヴァイって…調査兵団の!?」


    アルミン「何でこんな場所で戦っているんだ!?」


    リヴァイ「チッ、探し人がこんな所に居やがった」

  34. 40 : : 2014/08/15(金) 00:01:21

    ハンジ「リヴァイ!あなたもここに来てたの!?ってか誰そいつ!?」


    ケニー「なぁに、ちょっと古い友人さ。ウチのリヴァイが世話になってるな」


    リヴァイ「黙れ!他所見してると一瞬であの世に送るぞ!!」


    ケニー「おーおー、そいつはおっかねぇな!」






    リヴァイ「ハンジ!そいつらを離れさせろ!ここは危険だ!」


    ハンジ「了解!みんな、向こうへ避難しよう!」


    ミカサ「だけど…」


    ハンジ「今からこのエリアは、彼らのフィールドとなる。戦いに巻き込まれれば命は無い」


    アルミン「分かりました…」


    エレン「頑張ってください、リヴァイさんっ!!」

  35. 41 : : 2014/08/15(金) 16:28:04

    期待でーすw
  36. 42 : : 2014/08/15(金) 18:59:00

    ケニー「黄色い声援ピーピー浴びて、英雄気取りか?」


    リヴァイ「英雄…安心しろ、俺達には縁のねぇ言葉だ」


    ケニー「そうかい。そんじゃ、無駄話もここ辺にして…うらあぁぁぁっ!!」ピュウゥゥゥゥゥッ!






    リヴァイ「はっ!!」バッ!


    ケニー「そいつは…!?」


    リヴァイ「『フライパン』に『滑り止めゴムシート』を張ったシールドだ」


    リヴァイ「これでてめぇの殺人水鉄砲は俺には届かねぇ」


    ケニー「相変わらずチョコザイは得意のようだな!ならこいつはどうだ!?」






    モクモクモク…






    リヴァイ「…っ!?」


    ケニー「はっはっは、『カラー煙玉4個セット』だ!花火の時期には欠かせないアイテムだぜ!」


    ケニー「異なる4色の煙を発するこの玉で、お前の視界を奪うっ!!」









    モクモクモク…

  37. 43 : : 2014/08/15(金) 19:15:25

    リヴァイ「チッ…」


    ケニー「さて、この煙の中からお前に攻撃を仕掛けさせてもらうぜ…」


    ケニー「この『折り紙(トランスフォーム・ペーパー)』を使ってな!!」


    リヴァイ「何をする気だ!!」


    ケニー「トランスフォームっ!!『手裏剣(スローイング・ナイフ)』!!」セッセ


    ケニー「喰らえっ!!」ビュッ!!







    ギュルルルルルルルルッ!!








    ザクザクッ!!








    リヴァイ「ぐっ…何だこの飛び道具は!?」


    ケニー「東洋に伝わる伝説の飛び道具だ!どんなに離れてても、こいつの攻撃からは逃げられん」

  38. 44 : : 2014/08/15(金) 19:29:29

    ケニー「まだまだ行くぜ!トランスフォーム!!『飛行機(エアフォース・ワン)』!!」セッセ


    ケニー「さらに、先端に『セロテープ』で『輪ゴム』を装着して引き絞れば…」グググ…


    ケニー「…音速のさらにその先へ。神速の化身と化してお前に襲い掛かるぜ!!」ビュッ!







    ギュンッ!!







    リヴァイ「ぐあっ!!」ザクッ!







    モクモクモク…


    リヴァイ(チッ…この煙が厄介だな…。奴がどこから攻撃してくるのか分かりゃしねぇ…)


    リヴァイ「ならば…!」


    ケニー「何をしても無駄だ!今から炸裂する俺の大技の前に、お前はひれ伏すしかないっ!!」


    リヴァイ「煙は風で吹き飛ばせる。『良センス扇子』で強風を起こしてやるっ!」バッ!


    リヴァイ「はあぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」パタパタパタパタパタッ!









    ビュウゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!

  39. 45 : : 2014/08/15(金) 19:45:42

    ケニー「しまった、煙が晴れる…」


    リヴァイ「もうてめぇを守る煙はねぇ。覚悟しろ!」


    ケニー「何てセンスのいい扇子だ。だが、一足遅かったようだな」


    リヴァイ「…何だ、そいつは?」





    鶴「」ズラッ





    ケニー「トランスフォーム『千羽鶴(サウザンド・クレイン)』だ。驚いたか?」


    リヴァイ「頭と尾が鋭利な針状になっている。目に入ったら危険だな」


    ケニー「この数の鶴が、一斉にお前目がけて飛んで行ったら、果たしてどうなるかな…?」


    リヴァイ「てめぇ…!」


    ケニー「飛べ、我がしもべ達よ!そしてリヴァイの身体をハチの巣にしてやれっ!」





    鶴「」フワッ





    リヴァイ「飛び上がった…」

  40. 46 : : 2014/08/15(金) 19:57:12

    ケニー「喰らえっ!!『千鶴(せんかく)』!!!!」






    鶴達「」バババババババババババッ!!!!!!!!!!!!






    リヴァイ「くっ…防ぎきれるか!?」


    ケニー「無駄だぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」







    ドドドドドドドドドドドドドッ


    リヴァイ&ケニー「!?」







    リヴァイ「何だこの音は?」


    ケニー「足音…まさか!?」


    「うわあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!」


    リヴァイ「この声は、眼鏡とガキ共か!?」


    ケニー「音が近付いてる!こっちに来るぜ!!」







    ドドドドドドドドドドドドドッ











    超大型イノシシ「」ドドドドドドドドドドドドドッ!!!

  41. 49 : : 2014/08/15(金) 21:15:48

    リヴァイ「出やがった!」


    ケニー「こいつは好都合だ!俺達の獲物だぜっ!!」


    リヴァイ「なるほどな、てめぇの狙いもこいつだったのか」


    ケニー「肉なんざしばらく食ってねぇからな。たまにこうして狩りに来てるってワケだ」


    ケニー「悪いが獲物は頂くぜ!鶴共、そのイノシシに襲い掛かれっ!!」


    鶴達「」バババババババババババッ!!






    超大型イノシシ「ウオォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!」







    バサバサバサバサバサッ…







    ケニー「なっ…叩き落とされた!?」


    リヴァイ「当然だ。あのイノシシに、紙切れで作った物が通用するワケがねぇ」


    ケニー「チッ…さすがに今まで相手にしてきた奴とはサイズも強さも桁違いか」

  42. 50 : : 2014/08/15(金) 21:30:26

    リヴァイ「このままモタ付いていれば、俺達の命も危うい。ここは気に食わねぇが…」


    ケニー「一時停戦、そして同盟と行くか、リヴァイ!」





    リヴァイ「『お玉2本』を『ウォレットチェーン』で繋いだ、『お玉ヌンチャク』!!」ジャラ


    ケニー「『自転車のハンドル』に『単管パイプ』をブッ刺した、『ハンドルトンファー』!!」バッ





    リヴァイ「まさか、こんなところで俺の最強装備を披露することになるとはな」


    ケニー「こいつの威力は半端じゃねぇぞ。尻尾巻いて逃げるなら今の内だ」


    リヴァイ&ケニー「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!」








    超大型イノシシ「」ドドドドドドドドドドドドドッ!!


    リヴァイ&ケニー「う…おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ…」










    超大型イノシシ「」ドドドドドドドドドドドドドッ!


    リヴァイ&ケニー「おぉぉぉぉ…」ボソッ
















    超大型イノシシ「ウオォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!」ドドドドドドドドドッ!


    リヴァイ&ケニー「無理」シュタッ!

  43. 52 : : 2014/08/15(金) 21:51:02


    ケニー「あんなのに勝てるワケがねぇっ!!少なくともこんな装備じゃ無理だっ!!」


    リヴァイ「掃除の時間だ。俺は帰って掃除をしなければならん。全く、残念でならない」


    超大型イノシシ「」ドドドドドドドドドドドドドッ!!






    ケニー「オイオイオイオイオイッ!脚速すぎだろう!追いつかれるぞ!!」


    リヴァイ「チッ!このままじゃ俺とあんた、どちらかが確実にやられる」


    ケニー「そいつは勘弁願いたいね。つーワケでリヴァイ、お前を生贄に捧げるっ!」ゲシッ!


    リヴァイ「やめろコラ!お前こそ人柱にふさわしいぞ!!」ゲシゲシッ!


    ケニー「馬鹿よせ!イノシシさーん、こいつはチビだけど中身が詰まってて美味いですよー!」


    リヴァイ「あんたのほうが内地で良いモン食って肥えてるだろうが!イノシシ、喰うならこいつだ」


    超大型イノシシ「」ドドドドドドドドドドドドドッ!!!







    リヴァイ「って、言ってる場合じゃねぇかもな…」


    ケニー「いや、こいつはマジでやばいぜ…ってか…」


    超大型イノシシ「」ドドドドドドドドドドドドドッ!!






    ケニー「何かコイツ、俺に向かって走って来てね!?ふざけんなコラァ!!」

  44. 53 : : 2014/08/15(金) 21:57:27

    超大型イノシシ「」ドドドドドドドドドドドドドッ!!


    ケニー「あ…」







    超大型イノシシ「」ドドドドドドドドドドドドドッ!!


    ケニー「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!」











    ブッスゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!!!!!


    リヴァイ「!?」











    ケニー「アッーーーーーーーーーーーーーーーー♂」

















    ケニー「」バタッ…

  45. 56 : : 2014/08/15(金) 22:17:38

    リヴァイ「何だ?牙をケニーのケツにブッ刺しやがった…?」


    ハンジ「リヴァイ!無事!?」


    リヴァイ「ハンジ、お前らも無事だったか」


    エレン「これは一体…」





    ケニー「(゚∀゚)」アヘェ





    リヴァイ「何が起きたか俺にもサッパリだ」


    超大型イノシシ「ウオォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!」






    ハンジ「何てことだ…!あのイノシシは『オットコ♂ヌシ』じゃないか!」


    アルミン「オットコ♂ヌシ?それは一体?」


    ハンジ「ここら一帯の守り神として崇められている巨大イノシシ、『オッコトヌシ』」


    ハンジ「だけどそいつは、人間によって危害を加えられる事を大変嫌う」


    ハンジ「特に、穴とかに『落っことされる』事が大嫌いなんだ」


    ミカサ「穴に…!?」


    アルミン「もしや…」

  46. 58 : : 2014/08/15(金) 22:40:02


    ハンジ「心当たりがあるのかい?」


    エレン「オレ達、あいつを捕まえるために落とし穴を仕掛けたんです」


    アルミン「一度は穴に落とす事に成功したんですけど…」


    ミカサ「穴をよじ登り、怒り狂って私達に襲い掛かってきました」


    ハンジ「なるほど…その時か」ハァ






    ハンジ「人間達に対する膨大な怒りによって、その時邪悪な『祟神』へと姿を変えた」


    ハンジ「その呪われた姿こそが、今のオットコ♂ヌシというワケさ」


    リヴァイ「オットコ♂ヌシになって何が変わったんだ?」


    ハンジ「あいつは穴に落とされた恨みを、人間のオトコのアナを突くことで晴らそうとするんだ」


    エレン「んな馬鹿な」


    ハンジ「さっきはあのオッサンの穴を突くことで一時的に怒りを鎮めたけど、あくまで一時的だ」


    ハンジ「すぐにまた、別のオトコのアナを求めて動き出すぞ!!」


    エレン「んなアホな」


    アルミン「何て迷惑な神様なんだ…」

  47. 59 : : 2014/08/15(金) 23:01:39


    ミカサ「…来るっ!!」


    オットコ♂ヌシ「ウオォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!」








    リヴァイ「チッ、あそこまで狂暴化されると厄介だな。俺の武器も通用しそうにねぇ」


    エレン「オレの『壁内戦隊カベカラデレナインジャー』の専用武器『ウォール・ソード』も…」


    ミカサ「私の『針千本メリケンサック』も…」


    アルミン「僕の『1000ページ聖書』による『本のカドアタック』も…」


    ハンジ「それらは本当にあの店で買ったのかい?」

  48. 61 : : 2014/08/16(土) 18:36:21

    リヴァイ「眼鏡とチビ女はともかく、俺達3人はここに居ると危ねぇな」


    ハンジ「どうするつもり?」


    リヴァイ「掃除の時間だ。俺は本部に帰る。後はよろしく」ダッ!


    ハンジ「待てコラ!女子供にあんなバケモノ押し付ける気か!?最低だなっ!!」ガシッ!


    リヴァイ「汚ねぇ手で触るな。掴むな」バタバタ


    ハンジ「あんたの手段のほうが何倍も汚いよ!!」


    アルミン「言い争ってる場合じゃないですよ!こっちに来ます!!」







    オットコ♂ヌシ「」ドドドドドドドドドドドドドッ!!







    ハンジ「仕方ないねぇ…。こうなったら奥の手を出させてもらおうか…」


    エレン「何を…?」


    ハンジ「モブリット!!」


    モブリット「はいっ!!」バッ!


    リヴァイ「お前、潜んでいやがったのか」

  49. 62 : : 2014/08/16(土) 18:48:07

    ハンジ「行くよ!『捕獲ネット業務用』!!」バッ!


    モブリット「はあっ!!」バッ!


    オットコ♂ヌシ「!?」






    バサアッ!!






    オットコ♂ヌシ「」ズデーンッ!!






    ミカサ「捕まえた!」


    アルミン「だけどこんなに大きな網、あの店で売ってるのか!?」


    ハンジ「売ってるよ。一応、ね」


    モブリット「少々反則スレスレですが、ルールの範疇には入ってますからね」


    リヴァイ「なるほど、この商品は『ハイクラス』か」


    アルミン「ハイクラス…?」

  50. 63 : : 2014/08/16(土) 18:58:07

    ハンジ「あの店は、取り扱う商品は基本的に108円だ」


    ハンジ「しかしごく一部に、108円を超える商品も存在する。それらはハイクラスと呼ばれる」


    エレン「108円を超える、ハイクラス!?」


    ハンジ「この『捕獲ネット業務用』、何を隠そうこれもハイクラスだ。お値段何と864円」


    アルミン「何と…高額物品じゃないか!!」


    ミカサ「私達のお小遣いが、いとも簡単に駆逐されてしまうような値段…!!」


    エレン「そんなものが存在するなんて…奥が深いぜ!!」







    バリバリバリバリッ!!!!!!


    一同「!?」







    オットコ♂ヌシ「」ズゥゥゥンッ


    ハンジ「なっ…あの網を破っただと!?」


    モブリット「さすが規格外の相手!!普通の網では捕えられないっ!!」

  51. 64 : : 2014/08/16(土) 19:08:06

    アルミン「あ…あぁ…」ガタガタ…


    オットコ♂ヌシ「ウオォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!」






    エレン「マズい!アルミンっ!!」


    ハンジ「ヤツめ、一番堀り甲斐のありそうなアルミンに狙いを定めた!!」


    ミカサ「このままでは…」


    モブリット「こっちを見ろ!!馬鹿イノシシっ!!」


    リヴァイ「モブリット…お前っ!!」


    ハンジ「その姿は…」











    モブリット@全裸「来い!お前の好きなアナはここにあるぞ!!」


    ハンジ「何してるんだ!オットコ♂ヌシ相手にありのままの姿見せるなんて!!」


    モブリット@ありのまま「皆さんを守るためなら、少しも寒くありませんっ!!」

  52. 65 : : 2014/08/16(土) 21:48:49

    モブリット@ありのまま「自分が気を引きます!その隙に、どうか奴を!!」


    ハンジ「ありがとうモブリット…君の死は無駄にはしないっ!!」


    リヴァイ「約束しよう…俺は必ず!!オットコ♂ヌシを絶滅させる!!」


    アルミン「一応神様なんですけどね」







    オットコ♂ヌシ「」ドドドドドドドドドドドドドッ!!


    モブリット@ありのまま「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!」ダダダダッ!







    ミカサ「ダメ、追いつかれるっ!!」


    エレン「モブリットさんっ!!」


    モブリット@ありのまま「う…おぉぉっ!!何としてもこの任務を成し遂げる…!!」


    モブリット@ありのまま「俺はモブリット・バーナー!だが少しもモブくないわぁぁっ!!!」







    ブッスゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥッ!!!!!!!!!!!







    モブリット@ありのまま「アッーーーーーーーーーーーーーーーー♂」


    エレン「モブリットさぁぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!!!!!」

  53. 66 : : 2014/08/16(土) 21:58:31

    ヒュパッ


    エレン「!?」






    ハンジ「よくやったモブリット。君の生み出した数秒が今、私達の命運を変えた」


    リヴァイ「悪く思うな、オットコ♂ヌシ。お前の命を糧に、俺達はまた明日も生きる事が出来る」


    オットコ♂ヌシ「!?」






    ハンジ「『ガスボンベ』5万4千円!!!」


    アルミン「…」






    リヴァイ「『スナップブレード4本セット』4万3千2百円!!!」


    ミカサ「…」






    リヴァイ&ハンジ「そして『立体機動装置』108万円っ!!!!!!!」


    ハンジ「迸る、『エクストリーム・ハイクラス』商品の稲妻!!」


    リヴァイ「この閃光は己を変え、敵を灼き、やがて総てを制する」


    ハンジ「人類の英知の結晶、決してお前なんかには屈しない!!」


    リヴァイ「その身を以て、とくと味わいやがれっ!!!」


    リヴァイ&ハンジ「人類の…100円ショップの力を思い知れぇぇぇぇぇっ!!!!!!!!」









    ズッバァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!









    オットコ♂ヌシ「グオォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!!」











    バターンッ…

  54. 67 : : 2014/08/16(土) 22:08:37


    オットコ♂ヌシ「」






    リヴァイ「ふっ、他愛もねぇ」


    ハンジ「これぞ100円ショップ、ハイクラス商品の究極形態だ。思い知ったか」


    エレ・ミカ・アル「…」
















    エレ・ミカ・アル(大人って…)ハァ…

  55. 68 : : 2014/08/16(土) 22:18:36

    ~同刻・シガンシナ某所~


    ベルトルト「ただいま、ライナー」


    アニ「ただいま」


    ライナー「おう、遅かったな。どこ行ってたんだ?」


    ベルトルト「ちょっと面白いお店を見つけてね。すべての商品が108円で買えるんだ」


    ライナー「何っ!?それは本当か!!」


    アニ「壁を壊す前に、もう少しあの店を堪能したいんだけど」キラッ


    ライナー「お前が指にはめてるそれは一体何だ?」


    アニ「指輪。その店で買ったの」キラッ


    ベルトルト「この指輪、ちょっと面白い仕掛けが付いててね。アニ」





    アニ「」シャキンッ


    ライナー「うおっ!!刃物が出て来た!!」


    ベルトルト「咄嗟の時は、これで傷をつけて巨人化できる。便利でしょ」


    ライナー「使う機会は無い方がいいが、まぁあって損は無いだろう」


    アニ「大勢の大人に羽交い絞めにされた時とかは、これで巨人化することにするよ」


    ベルトルト「無論、そんな状況にならない事を願いたいね」

  56. 69 : : 2014/08/16(土) 22:29:23


    ライナー「さて、そろそろ腹を括ろうか。数日中には決行するぞ」


    ベルトルト「うん。当初の手筈通り、僕が…」


    アニ「その前に」


    ベルトルト「分かってるよ、アニ」


    ライナー「俺もそこを見てみたいしな。決行は店を堪能してからでも遅くない」







    アニ「それじゃ…」


    ベルトルト「行きますか」


    ライナー「駆逐してやる…店内の108円商品を…一つ残らずっ!!」

  57. 70 : : 2014/08/16(土) 22:38:49

    ~そして翌日、イェーガー家~


    ミカサ「おじさん、おばさん」


    アルミン「結婚記念日!」


    エレ・ミカ・アル「おめでとうっ!!!!!!」


    グリシャ「ありがとうエレン、ミカサ、アルミン」


    カルラ「まさかこんな盛大に祝ってもらえるなんて、とても嬉しいわ」


    エレン「この肉、オレ達が捕って来たんだぜ!どう、驚いた!?」


    カルラ「えぇ、とっても。それにしても、よくこんなイノシシを捕れたわね」


    エレン「調査兵団の人が手伝ってくれたんだ。そうでなきゃ、オレ達は今頃…」


    カルラ「そうだったの。でもエレン、危険な事はしないでちょうだい。お願いだから」






    カルラ「もしあなた達の身に万が一のことがあったとしたら、私達は…」


    エレン「母さん…」

  58. 71 : : 2014/08/16(土) 22:48:19


    グリシャ「カルラ、せっかくの祝いの席なんだ、しんみりするのはよそう」


    カルラ「…そうね。今はこのムードを楽しまなきゃね!」


    グリシャ「それでは早速頂くとしよう。母さん、お皿を」


    カルラ「はいはい、それじゃ配るわね」カチャ
















    取り分け皿……108円
















    グリシャ「ナイフとフォークは使えるかな、アルミン?」


    アルミン「はい、家で習ってるので大丈夫です」
















    ナイフ&フォークセット……108円
















    エレン「このタレをかけると肉が美味くなるってハンジさんが言ってたぜ」


    ミカサ「是非、使わせてもらおう」
















    焼肉のタレ……108円

  59. 72 : : 2014/08/16(土) 22:59:44

    カルラ「お祝い事には飲み物もなくちゃね。はい、どうぞ」コト


    アルミン「わぁ、ジュースだ!ありがとうございます!」


    エレン「どうしたんだよこれ!」


    カルラ「ふふっ、安く売ってる店があってね。たまにはいいかなって」
















    ジュース……108円
















    グリシャ「それじゃ、頂くとしようか」


    カルラ「それじゃみんな、手を合わせて」


    エレン「」パチンッ


    ミカサ&アルミン「」パチンッ























    一家団欒の食卓……プライスレス

  60. 73 : : 2014/08/16(土) 23:03:41

    グリシャ「自分で言うのもなんだが…私達夫婦の結婚記念日を祝しまして…」


    カルラ「…いただきます!」


    エレ・ミカ・アル「いただきますっ!!!」














































    お金では決して買えない価値がある。

    この何気ない風景こそ、最も貴重で尊い時間である。











    その事を彼らが心の底から思い知るのは、そう遠くない未来……

























  61. 74 : : 2014/08/16(土) 23:04:30
    以上で終わりです。


    よければこちらも…ってかむしろこちらの方を見ていただきたい。
    http://www.ssnote.net/archives/18365


    最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました。
  62. 75 : : 2014/08/17(日) 04:40:33
    エンディングまでに三回泣いた
  63. 76 : : 2014/08/17(日) 08:10:23
    こwwwれwwwわwwwwww
  64. 77 : : 2014/08/17(日) 08:34:17
    面白かったです!
    セルフパロかと思いきやまさかの着地点。100均って凄いですね!
  65. 78 : : 2014/08/17(日) 09:25:13
    100円ショップ行きたくなった
  66. 79 : : 2014/08/17(日) 10:11:53
    面白いwww

    特に…オットコ♂ヌシとか…www
  67. 80 : : 2014/08/17(日) 12:33:21
    面白かったです!
    最後は少し感動しました
    お疲れ様です!
  68. 81 : : 2014/08/17(日) 12:33:22
    面白かったです!
    最後は少し感動しました
    お疲れ様です!
  69. 82 : : 2014/08/17(日) 14:57:49
    おもろかったですwww
  70. 83 : : 2014/08/17(日) 20:34:12
    100円ショップすごいwww面白かったですwww
  71. 84 : : 2014/08/19(火) 08:04:11
    モブリットの「モブくないわー」で笑うし、ありのままで笑うしw
    面白かったです!
  72. 85 : : 2014/08/21(木) 22:46:09
    だめwwwwwおもろいwwwww

    マジでwwwwしんどいw

    おもしろかったです!!
  73. 86 : : 2014/08/22(金) 11:19:48
    全身の穴と言う穴から涙が吹き出した
    多分各地で起こってる洪水は皆の涙だと思うんだ
  74. 87 : : 2014/08/22(金) 13:54:57
    感動


    コレは涙なしには見れないね
  75. 88 : : 2014/08/24(日) 23:00:00
    100均に立体起動装置あるのかよww
  76. 89 : : 2014/08/25(月) 00:04:57
    モブリット・・・お前のことは忘れない・・・WWWWWWWWWWWW
    オットコ♂ヌシWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW笑いすぎて腹痛いWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW
  77. 90 : : 2014/08/25(月) 13:23:46
    執筆お疲れ様です!!
    すごく面白かったです…!!奥が深い!!
    100円ショップの偉大さを改めて知ることができましたwwありがとうございますww
  78. 91 : : 2014/09/13(土) 01:29:58
    不覚!
    不覚にも笑ロタwwwwwwwwwwwww
    このサイトのギャグSSで久しぶりにスマッシュヒット着たwwww
  79. 92 : : 2014/09/13(土) 18:05:44
    駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄駄昨ではない。すごいオモロかった!荒しみたいになってすいません
  80. 93 : : 2014/10/02(木) 17:49:41
    神か
  81. 94 : : 2014/11/23(日) 18:19:20
    >>92うざい
  82. 95 : : 2014/11/23(日) 18:22:03
    108年の囚人たち見た後だとなんか、、、wwwwwwwww
    おもろかったです↑↑(^^)/
  83. 96 : : 2014/11/25(火) 03:50:37
    ギャグかと思いきや、ラストでぐっと来ましたね!

    モブリットとえっとに爆笑ww
  84. 97 : : 2014/12/17(水) 15:41:34
    100円ショップ行くわw
  85. 98 : : 2015/03/18(水) 21:29:17
    100万円均一ですねwww
  86. 99 : : 2015/09/22(火) 22:04:40
    まさか!この作品を作る為に、
    108年の作品100年に、
    しなかったんですか!
  87. 110 : : 2016/12/10(土) 18:39:36
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  88. 112 : : 2016/12/20(火) 20:12:08
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    RU486:http://zzleshirts.com/p58.html
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  89. 113 : : 2018/03/27(火) 19:12:51
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  90. 114 : : 2018/12/26(水) 18:32:43
    >>110>>112>>113
    はぁ…
  91. 115 : : 2019/02/16(土) 23:18:30
    すこーしも、モブくないわぁーー!!!!!!!!!!!!
  92. 116 : : 2020/09/27(日) 12:11:08
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986
  93. 117 : : 2020/10/14(水) 15:15:39
    459 : ラーメンラーメン : 2018/10/27(土) 23:51:02 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    いやーここまで勘違いした陰キャが集まってると見苦しくて仕方ないね笑


    460 : ラーメンラーメン : 2018/10/27(土) 23:52:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    こういう辺境のサイトで嘘吐いて何になるの?そっちが下らなくて草生えるわ


    461 : ラーメンラーメン : 2018/10/27(土) 23:56:16 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    正直まともに話せるのは井上雅也だけだな笑

    こういう時だけ前から思ってたとか下らない理由をつけて便乗してる小学生君はさっさと寝な笑

    462 : ラーメンラーメン : 2018/10/28(日) 00:15:24 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    てかさ、偏差値70なんて、正直勉強大量にやるとかそういうレベルじゃなくて、産まれたときから違うから笑


    あと、勘違いしてるかもしれないが、70はいくときがあるとしか言ってないぞ?笑


    あと、本当の天才はいないって言ってたけど偏差値70程度は天才でもなんでもないし、学校の半分がオタクって言われてるから笑


    知らないのに口出してんじゃねぇよ笑


    463 : ラーメンラーメン : 2018/10/28(日) 00:23:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    正直な話、俺は井上雅也だけと話したい。君らみたいな、便乗してるだけの奴等が混ざると、結局それだけになるんだよ。少しは考えてくれ。


    11 : ラーメンラーメン : 2018/10/21(日) 10:35:09 このユーザーのレスのみ表示する
    >>7 177っすね


    12 : ラーメンラーメン : 2018/10/21(日) 10:35:59 このユーザーのレスのみ表示する
    >>8 学年で一番身長ありましよ。柔道してるんで筋肉だけで50㎏超えてますし


    14 : ラーメンラーメン : 2018/10/27(土) 08:24:19 このユーザーのレスのみ表示する
    >>13 片手で持ち上げて投げれるかも

    62 : ラーメンラーメン : 2019/06/20(木) 13:20:42 このユーザーのレスのみ表示する
    偏差値70って言える頭も無いのに下らない煽りしてんじゃねぇよ餓鬼みたいに

    15 : ラーメンラーメン : 2019/06/20(木) 13:38:04 このユーザーのレスのみ表示する
    お前も行ってんのかよ

    偏差値何?

    17 : ラーメンラーメン : 2019/06/20(木) 14:57:11 このユーザーのレスのみ表示する
    >>16 張り合うっていうかもし俺より賢いなら凄いなぁって単純に思った

    まぁほっとくわ

    ラーメンラーメン
    kana3515
    嘘を吐いてる?そんな下らない事をする理由がないだろう。偏差値70前後は努力でどうにかなる問題じゃねぇよ。元の頭次第だよ。それに、ssに関係するのは偏差値じゃなくて文才。あと、人の事も信じられなくて人に合わせて、妄想に縋るような陰キャは黙ってて、どうぞ。受験前でしばらく低浮上なつもりだったけど止める。最後に話して垢消すよ。別に、荒らすつもりとか、そういうのも無いから。
  94. 118 : : 2020/10/26(月) 13:53:58
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
  95. 119 : : 2023/01/27(金) 15:59:09
    嘘と自演と憶測に囚われた厨二病登録ユーザーもいるんだよな(^ω^)



    誰とは明言しないけどね(^ω^)
  96. 120 : : 2023/07/01(土) 00:33:09
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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神宮の燕³

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