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ペトラ「にんにく臭い。」
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- 1 : 2014/07/06(日) 17:20:59 :
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初めての投稿です!
旧本部で過ごしている時の話です。
本人たちの口調が間違ってたり
矛盾があったらすみません。
初めてなので、
最後まで暖かく見守って頂けたら
嬉しいです。
ほんのりリヴァ×ペトです。
苦手な方はUターンでお願い致します。
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- 2 : 2014/07/06(日) 17:22:24 :
ペトラ「エルド、グンタ!買い物ありがとう!」
エルド「ペトラ、わざわざ俺たちの帰りを食堂で待ってたのか?」
ペトラ「それもあるけど、ハンジ分隊長に渡す報告書も書いてたの。」ガタガタ
グンタ「用事があったついでだからな。お安い御用だよ。ところで、リヴァイ兵長の馬がなかったが、どこかお出かけになられたのか?」
ペトラ「うん。リヴァイ兵長はエルヴィン団長に用事があって、本部に行かれたわ。夕食までには戻るっておっしゃってたけど。」
グンタ「そうか。あと庭からオルオとエレンの声がしてたけど、まだ庭の掃除終わらないみたいだな。」
ペトラ「全く!オルオがエレンの邪魔してなければいいけど!」
エルド「エレンも大変だなーっ。えーっと、頼まれてたのは胡椒とスパイスと…」ガサガサ
ペトラ「エルド?その白い物体はなぁに?玉葱?」
エルド「あぁ、にんにくの事か?」
ペトラ「にんにく?肉なのそれ?玉葱じゃないの?」
グンタ「なんだ?ペトラ、にんにく知らないのか。」
ペトラ「悪かったわね。」
エルド「ペトラもまだ若いから知らない事もたくさんあるよな!」
ペトラ「ちょっと!いま馬鹿にしたでしょ?!」
グンタ「まぁまぁ2人とも!ペトラ、これはな、玉葱でもないんだ。野菜って所は当たってるけどな!」
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- 3 : 2014/07/06(日) 17:23:35 :
グンタ「にんにくには殺菌作用、肝臓強化、疲労回復の効果がある万能な野菜なんだ。」
エルド「食欲増進の効果もあるんだぞ。」
ペトラ「へぇー。こんなちっちゃいのにそんなにいい効果があるのね。」シミジミ
グンタ&エルド(性欲増進にもなるんだが、ペトラには黙っておこう。)
エルド「買うつもりはなかったんだがな。安くなっていて、ついまとめ買いしてしまった。」
グンタ「今週ペトラが食事当番だろ?初めての食材だから使いにくいよな。」
ペトラ「今日は野菜炒め作ろうと思ってたんだけど…にんにくが野菜なら入れて大丈夫かな?」
エルド「おっ!丁度いいな!ならグンタににんにくの使い方教えて貰え!」
グンタ「そうだな。ペトラがよければだが。」
ペトラ「もちろん、教えて欲しいな。」
エルド「じゃぁ、俺はやる事あるから裏の外にいる。なにかあったら声をかけてくれ。にんにくは6個貰っていくぞ。」パタン
ペトラ「エルドにんにくもって行っちゃった。どうするんだろ?」
グンタ「きっと何か作るんだろう。ペトラ、にんにくの使い方、知っといて損はないぞ。将来お嫁さんに行った時にな。」
ペトラ「!?わ、わたしは、巨人を絶滅させるまでは、そんな兵長のお嫁さんだなんて!!」ワタワタ
グンタ「…。(兵長なんて一言も言ってないけどな。)」
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- 4 : 2014/07/06(日) 17:24:28 :
グンタ「必要な野菜は全て切ったな?」
ペトラ「うん、全部切ったよ!」
グンタ「炒める前に登場するのが、にんにくだぁっ‼」ジャジャーン
ペトラ「(グンタって可愛い所あるんだ。)ここでにんにくの登場ね!」
グンタ「まずこの白い皮を剥くぞ。」チマチマ
ペトラ「小さいから剥きにくいね。」ペリペリ
グンタ「今日はにんにくの2欠片使うぞ」
ペトラ「そんなに少なくていいんだ!」
グンタ「少ない量でいい理由はあとでわかるぞ。剥き終わったら、切り込みを入れる。」サクッ
ペトラ「このくらいでいい?」サクッ
グンタ「オッケーだ。そうしたら包丁の腹でにんにくを潰す!」グリッ
ペトラ「おぉ‼そのやり方は新しいわ!」グリッ
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- 5 : 2014/07/06(日) 17:25:54 :
ペトラ「…?なんか臭ってきた。」
グンタ「にんにくの特徴の一つだな。この匂いが食欲増進を誘うんだ。でも、匂いがキツイのが難点だな。食べた後も結構残る。」ゴリゴリ
ペトラ「…そうなんだ。(兵長とおはなしするのに匂い残ったらどうしよう。)」ゴリゴリ
グンタ「(ペトラは女の子だし、特に気にするよな…)だがしかし、こんな事もあろうかと思ってリンゴも買ってきた。リンゴはすりおろしにしてデザートに食べよう。リンゴはにんにくの匂いを消してくれるぞ。」
ペトラ「前から思ってたけど…グンタって結構物知りなのね。てっ、いうか家庭的だよね。」
グンタ「そうか?まぁ、俺は一人っ子だし家の手伝いはやってた方かもな。母親がいろいろ料理を教えてくれたなぁ…これからの時代、男も料理くらい作れたほうがいいってな。」ペトラ、炒めるから野菜取ってくれ。
ペトラ「…グンタの話って聞かないからなんだか新鮮。両親に大切にされて育ってきたのね。」はいっ。よろしく。
グンタ「あぁ。親孝行のためってだけじゃないが、巨人を一日でも早く駆逐して、平和な生活をしたいものだな。」
ペトラ「グンタ、いいお父さんになれるよ。」
グンタ「なっ!!!リヴァイ兵長より先に籍を入れて、教会で式を身内のみで上げて、2〜3年2人で新婚味わった後、子どもを少なくても3人もうけて休日は親子で公園いって男の子だったらキャッチボールしたりとか、そんなこと出来るわけないだろう!」
ペトラ(すっごく計画的。そして家庭的。)
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- 6 : 2014/07/06(日) 17:28:55 :
パカッパカッパカッ
ペトラ「あ、兵長がお帰りになられたみたい!」窓見
グンタ「よし、なら早く作らないとな!!!」ジュワァアアア
ペトラ「わぁー!!!なんかいつもの野菜炒めと違う!!!美味しそうで、香ばしい香り!」
グンタ「先ににんにくを炒めてから野菜を入れたんだ。覚えておくと便利だ。にんにくは焦がすなよ。」
ペトラ「はーい!」メモメモ
エレン「庭の掃除完了しました!」
グンタ「オルオ、エレン!お疲れ様、手はちゃんと洗って来たか?」
エレン「はい、すっごくいい匂いが庭まで届いてきたんで、速攻で終わらせて来ました!」
オルオ「なんだ…今日はペトラが料理当番だろ。何故グンタがやっている。」
ペトラ「グンタは私に料理を教えてくれてたの!」
オルオ「ペトラが花嫁修行か…まぁ俺は少しくらい料理ができないh
ペトラ「エレン、疲れたでしょ。紅茶でも入れようか!」
オルオ「うぉおおい!!俺も疲れたんだか!?疲れたんだか!?」
ペトラ「うっさいオルオ!!」
エレン「(わぁああ!また始まった!ふ、2人とも落ち着いてください…」
リヴァイ「なんだ…騒々しい。」
オルオ「兵長!!!お疲れ様です!!!」敬礼
ペトラ「(オルオってば調子がいい奴っ!!)兵長お疲れ様です!もうすぐ夕食ができますので、それまで紅茶は如何ですか?」
リヴァイ「…ぁあ、頼む。」ガタッ
グンタ「お疲れ様です!兵長!」
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- 7 : 2014/07/06(日) 17:30:17 :
リヴァイ「今日はペトラが当番じゃないのか?」
ペトラ「今日はエルドとグンタがにんにくを買ってきてくれたのですが、私が使い方を知らなくて。グンタが教える兼手伝ってくれてます!」紅茶置き
リヴァイ「…そうか。」
エレン「にんにくですか!お母さんが風邪を引いた時に、よく食べさせてくれました!」
ペトラ「ふふっ、エルドが風邪にきくっていってたものね。エレン、紅茶が入ったから座って飲んで。」
エレン「ありがとうございます!」ガタッ
オルオ「ふん…悪いがペトラ、庭の掃除で疲れたから、にんにく食べさせたって俺はそんなに夜は頑張れないぞ。」
ペトラ「意味がわかんない。一生そこに立ってろ。」
エレン「そ、そういえばエルドさんの姿が見えないですね。」
グンタ「そうだな。もう夕食も出来るのに…」
オルオ「おい!!ガキンチョ!エルドをすぐ呼んでこい!兵長がお待ちだ!」
エレン「はいっ!いってきます!」
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- 8 : 2014/07/06(日) 17:31:46 :
エルド「兵長!お帰りになられてたんですね!!お疲れ様です!」
オルオ「遅いぞエルド!兵長が目を長くしてお待ちしていた!」
エレン「首の間違いですか?」
オルオ「ガキンチョ!先輩にくちごたえなんぞ10000年早いぞ!」
ペトラ「オルオが化石になればいいのに。」
グンタ「ん?エルド、なんだそのつつみ。」
エルド「にんにくのホイル焼きだ。大きくて新鮮だったから、匂いも少なくホクホクしてて美味しいと思ってな!」机に置き
エレン「うわぁあ!大きくてウマそう!」
リヴァイ「…。」
グンタ「あ…!兵長!りんごを買ってきたのですりおろしてデザートに食べましょう!りんごは匂いをけしてくれるので、翌日には匂いは残りません!」
リヴァイ「…グンタ。お前は家庭的な男だな。」
ペトラ(兵長が褒めた!?羨ましい!!!)
オルオ(クソッ!!俺だって料理くらい!!!)
グンタ(なんだかよくわからないが、いまリヴァイ兵長が俺を褒めた!?褒めたよな!?よっしゃぁ!!)ガッツポーズ
エルド(よかったなグンタ。)
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- 9 : 2014/07/06(日) 17:33:14 :
グンタ「よし!それでは頂きます!」
一同「頂きます!」
エレン「おぉ!!いつもの野菜炒めと違う!!」シャキシャキ
オルオ「ふん、俺だってこの位朝飯前だ。」シャキシャキ
エルド「今は夕飯だぞ、オルオ。」
ペトラ「なんだかいつもよりパンが進む味ね。」
グンタ「うん、エルドの作ったホイル焼きも上手い!!」
エレン「すげぇ!!!ホイル焼きのにんにく、芋みたいにホクホクしてて美味い!!!」ハフハフ
ペトラ「本当!こんなに美味しいものを知らなかったなんて…!」
エルド「これは採りたてだから、こんなに美味いんだな。オリーブオイルをかけてて焼いたから尚更。でも、我ながら美味いな。」
オルオ(夜、エルドに作り方を教わろう)ハフハフ
リヴァイ「…悪くない。」
グンタ「兵長のお口に合って何よりです!デザート取ってきますね!」
ペトラ(今日は私が食事当番なのに、エルドとグンタに全部やって貰っちゃった…夜、紅茶でも入れてあげよう。)モグモグ
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- 10 : 2014/07/06(日) 17:34:58 :
ペトラ(もうエルドとグンタはお風呂上がったよね…そろそろ紅茶入れよう)カチャカチャ
リヴァイ「…ペトラ?こんな時間に紅茶いれるのか…。」
ペトラ「り、リヴァイ兵長!エルドとグンタに今日の御礼をしたくて!
その…紅茶を…(お風呂上がりの兵長カッコよすぎる!!」
リヴァイ「そうか…俺も飲みたい。部屋に持ってきてくれ。」
ペトラ「は、はいっ!(よし!!!気合入れて紅茶入れなきゃ!)」
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- 11 : 2014/07/06(日) 17:35:56 :
ペトラ(エルドとグンタ、喜んでくれてよかった。よし!兵長、いま行きます!)トントン
ペトラ「リヴァイ兵長、紅茶お持ち致しました。」
リヴァイ「…入れ。」
ペトラ「失礼します。(平常心、平常心…)」
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- 12 : 2014/07/06(日) 17:37:19 :
リヴァイ「悪い、机において置いてくれ。」
ペトラ「はい。…兵長はまだお休みになられないのですか?」
リヴァイ「ぁあ。近々、班員で訓練する。エレンもはいったからな。その内容をきめていた。」
ペトラ「(だから、本がこんなに…)あ…余計なこと聞いてすみません!訓練頑張ります!」
リヴァイ(ん…?)
ペトラ「へ、兵長?どうされました?(きゃぁあああ!!!兵長に見つめられてる!)」後ずさり
リヴァイ「ペトラ…目を閉じろ…」ガタッ(立ち上がり
ペトラ(ど、どうしよう!!兵長が私に近づいてきてる!!)ぱくぱく
リヴァイ「おい…目を閉じろと言っている。」
ペトラ「は、はいぃいっ!(ど、どうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう!!!これはキス!?キスなの⁈でもなんで今なの⁈そんなことどうでもいいのよペトラ!!!私の心臓は兵長に捧げたのだもの!!!ううん!!!身も心も兵長のものよ!!!)」
リヴァイ(…。)スッ
ペトラ(ほ、頬に!!!私の頬に手を!!!!?あの、潔癖性の兵長が手を!!!あぁ…ペトラ!!ついに、ついにこの日が来たのね!!兵長…私は一生リヴァイ兵長について行きます!!!)
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- 13 : 2014/07/06(日) 17:39:30 :
~回想~
グンタ「でも、にんにくは匂いがキツイのが難点だな。食べた後も結構残る。」
~回想終了~
ペトラ「…あぁぁああああ!!!!」
リヴァイ(ビクッッ!!!)
ペトラ「兵長!!!すみません!!!私今日はできません!!!でもリヴァイ兵長からの気持ち嬉しいです!!!ありがとうございましたぁああああ!!!」バタン!!!
リヴァイ「…まつ毛のゴミは今日取っちゃいけなかったのか。」
翌日、誤解は解けましたとさ。
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- 14 : 2014/07/06(日) 17:42:57 :
駆け足で投稿してしまいました!
私がにんにく大好きなので
ペトラに食べさせたらどうなるかと笑
また書いたらよろしくお願いします!
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- 15 : 2014/07/08(火) 19:26:25 :
- 兵長愛されてるなw
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- 16 : 2014/07/09(水) 06:09:16 :
- 書いてて気付きませんでした←
わたしの中のリヴァイ班は、兵長命!
って感じかもしれません(´ω`)
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