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エレアニ 皆で夏祭り
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- 1 : 2014/05/31(土) 19:10:00 :
- 夏祭り
夏の楽しみの1つ
美味しいものが売ってる屋台
暑いけど…楽しくて仕方がない祭
夏祭り編
http://www.ssnote.net/archives/7108
エレン「本当はさみしかった…」
http://www.ssnote.net/archives/7779
エレアニ 約束のお泊まり会
http://www.ssnote.net/archives/8665
気が合うから
http://www.ssnote.net/archives/9093
エレアニ 季節外れの肝試し
http://www.ssnote.net/archives/10080
エレアニ バレンタインだ!!
http://www.ssnote.net/archives/10792
エレアニ スケートするぞ!!
http://www.ssnote.net/archives/11943
エレアニ テスト週間だね…
http://www.ssnote.net/archives/13171
エレアニ 夏休みだからキャンプだ
http://www.ssnote.net/archives/14791
エレアニ 海水浴だ!!
【誕生日version】
http://www.ssnote.net/archives/12649
エレアニ アニの誕生日
http://www.ssnote.net/archives/13337
アニ「誕生日おめでとう」
【番外編】
http://www.ssnote.net/archives/16291
ジャンミカ 夏の思い出
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- 2 : 2014/05/31(土) 19:10:37 :
- エレンのバイト先で…
サシャ「エレン!また注文します!」
アニ「あんたねぇ…」
クリスタ「凄いね」
ユミル「化け物だ…もう見てると気持ち悪い」
エレン「…」ムスーーー
サシャ「このチョコレートのアイス食べたいです!」
エレン「コニー達は?」
アニ「さぁ?遊んでるじゃないかな」
クリスタ「何で?」
エレン「…サシャを止めてくれる人がいない」
アニ「…」
クリスタ「…」
サシャ「エレン!早くお願いしますよ!」
エレン「ありがとうございます…」
ユミル「同情するぜ…」
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- 3 : 2014/05/31(土) 19:11:05 :
- サシャ「まだ来ませんね~」
アニ「あんたは頼みすぎだよ」
サシャ「食べれる時代に生まれて来たので!食べないとダメなんです!!」
クリスタ「太らないの?」
サシャ「ちゃんと運動してますからね!」
アニ「運動って…」
ユミル「そんだけ食ったら運動しても意味ねぇよ」
サシャ「そんなことはありませんよ!!」
アニ「はぁ」
クリスタ「羨ましいな…」
ユミル「クリスタも食べるからな」
アニ「へぇ」
クリスタ「お腹が減るもん!」
サシャ「わかります!」
ユミル「考えてみろよ?お前が食い過ぎて豚になったら…」
クリスタ「え…」
ユミル「お前は食用としてハムとかに…」
アニ「やめなさい」ゲシ
ユミル「いっ!」
クリスタ「ふぇぇぇ」ジワァ
アニ「あ~あ」
サシャ「私は知りませんからね」
ユミル「クリスタ!悪かった!冗談だからよ!」
エレン「(店の中で何してんだよ…)」
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- 4 : 2014/05/31(土) 19:11:29 :
- クリスタ「ゆ…ユミルはさ…良いよね」
ユミル「何がだよ!?」
クリスタ「身長は高いし…スタイルも良いしさ…胸も…」
ユミル「はぁ!?」
クリスタ「豚に…ならなくて…いい…良いよね」ジワァ
アニ「ユミル…私は知らないからね」
サシャ「私も本当に知りません」
ユミル「お前らな!」
エレン「ほら…」
サシャ「待ってました!!!」
アニ「あれ?頼んだのはサシャだけでしょ?」
エレン「奢りだよ(給料から引かれるけどな…)」
サシャ「流石です!!」
クリスタ「わ、私は…いらない」
エレン「ん?何で?」
アニ「あのね…」
―――
――
―
エレン「ユミルが悪いじゃねぇか」
ユミル「うぐっ」
アニ「馬鹿なんだから」
エレン「クリスタ?」ナデナデ
クリスタ「エレン…」
エレン「豚に何かならねぇよ?大丈夫だからよ!安心してくれ!」
クリスタ「豚になって皆に嫌われたくないもん」
エレン「大丈夫だって!クリスタの事を嫌いになんかならねぇよ!なぁ?」
アニ「当たり前だよ」クス
サシャ「しょうでしゅよ?」ムシャムシャ
クリスタ「ユミルも?」
ユミル「当たり前だ!!本当にふざけすぎた!ごめんなさい!!」
クリスタ「な、なら!食べる!」
エレン「おう!ニッ」
アニ「…」ゲシ
エレン「いっ!」
アニ「…」ムスーーー
エレン「…」
アニ「…」ムスーーー
エレン「好きだぞ…///」ボソ
アニ「そ、そうかい///」
サシャ「(バイト中にイチャイチャしてて良いんですかね?)」
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- 6 : 2014/05/31(土) 19:12:04 :
- 「おい!エレン!レジ頼む!」
エレン「わかりました~!」
アニ「エレン?頑張ってね?」
エレン「おう!」
サシャ「働いてますね~」
アニ「そうだね」
サシャ「早く遊びたいって顔してますよ?」
アニ「何かしたくない?」パク
アニ「あ、美味しい」
クリスタ「美味しい///」
ユミル「(天使…)」
サシャ「これは美味しいですよね!あ、何して遊びます?」
アニ「そうだね…夏休みだからね」
ユミル「花火でもするか?」
クリスタ「やるやる!」
アニ「花火か…じゃあ皆に連絡しないとね」
サシャ「コニーならいつでも大丈夫ですよ!」
クリスタ「アイス食べたら皆に連絡しようよ!」
ユミル「そうだな」パク
ユミル「(これ本当に美味しいな)」
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- 8 : 2014/05/31(土) 19:13:07 :
- アニ「クリスタからライナーに連絡してあげてよ」
クリスタ「わかった!」
ユミル「アルミンは?」
クリスタ「アルミンにも私がする!!」
ユミル「そ、そうか?」
アニ「(ライナー頑張んなよ?)」
ユミル「(アニ…ライナーを応援してんのか)」
サシャ「ふぁぁ…幸せです///」
アニ「アイス1つで本当に幸せそうな顔してるね」
ユミル「それがサシャの良いところなのかもな」
サシャ「?」
アニ「(エレンには私が後から言えば良いし…ミーナとヒッチに送っておこ)」カチカチ
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- 9 : 2014/05/31(土) 19:13:46 :
- その頃のデパートで…
ヒッチ「あぁ…もう最悪だよ!」
ミーナ「ヒッチって以外に純粋?」
ヒッチ「純粋って何で?何でミーナは女の私にキスしようとするの!?」
ミーナ「せっかくのプリ何だから良いじゃん!」
ヒッチ「もうミーナとか馬鹿だしぃ!」
ミーナ「頭は普通だよ!」
ヒッチ「そう言う事を言ってるんじゃなくてぇ!」
チャラ男「ヒッチじゃん?」
ヒッチ「あ…」
チャラ男「何々?隣の地味な奴!」
ミーナ「…」
チャラ男「そんな事より!今から俺の友達と遊びに行くからヒッチも来いよ!」
ヒッチ「馬鹿じゃないの?あんたみたいな地味な男と遊ぶとか…ないわぁ」
チャラ男「はぁ!?」
ヒッチ「ミーナに謝ってよ!」
ミーナ「ひ、ヒッチ!別にいいよ!」
ヒッチ「良くないから!」
ライナー「そうだな!良くねぇな?」
ミーナ「ライナー!」
チャラ男「な、何だよ!お前は!」
ライナー「うるさいなぁ」ガシッ
チャラ男「うお!?」ギリギリ
チャラ男「痛い!痛いって!この馬鹿!離せよ!」ギリギリギリギリ
ライナー「謝る?それともキスしてほしいか?」
チャラ男「痛いって!本当に…キス!?ホモ野郎かよ!」
ライナー「ホモじゃねぇよ!!」
チャラ男「ごめんなさい!ごめんなさい!離して!許して!」
ライナー「チッ…」バッ
チャラ男「ち、ちくしょう!」ダッ
ライナー「(口だけ野郎…)」
ミーナ「ライナー」
ヒッチ「…」
ライナー「ヒッチ!頑張ってたな」ナデナデ
ヒッチ「な、撫でるな!」
ライナー「いやいや」ナデナデ
ミーナ「2人ともありがとね?」
ヒッチ「あんな馬鹿な男の言葉なんか気にしちゃダメだからね!」
ライナー「そうそう!美人と付き合った事がない哀れな男だ!」
ミーナ「…」
ライナー「それにミーナは可愛いだろ」ナデナデ
ミーナ「あ、ありがと///」
ライナー「おう!」
ヒッチ「(あ…これ面白くなるわ)」
ベルトルト「ライナー?何してたの?」
コニー「お!ミーナとヒッチだ!」
ヒッチ「大きいのと…馬鹿もいたんだ」
ナ,ナニソレ!?ヒドイヨ!!
ソウダゾ!テンサイニムカッテ!!!
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- 18 : 2014/06/01(日) 01:54:05 :
- ベルトルト「何してたの?」
ヒッチ「ミーナと…デートしてた」
ミーナ「そうそう!」
コニー「へぇ~女の子同士でもデートってするんだな」
ライナー「真剣に…はぁ」
ヒッチ「あ!アニからメール来てたしぃ…」カチカチ
ヒッチ「花火するってさ」
ライナー「俺もクリスタからメールで花火するって!」
ベルトルト「落ち着け」
コニー「花火かぁ!いいなぁ!」
ミーナ「じゃあ買っておく?近いうちに花火するんだよね?」
ヒッチ「たぶんね~?」
ベルトルト「じゃあ…ライナーがクリスタに連絡しておいてよ」
ライナー「お、おぉおう!」
ミーナ「…」
ヒッチ「(何かさ…ミーナの応援もしたくなってきたしぃ)」
ヒッチ「そんな事よりさ!先に花火だよねぇ?」
コニー「そうだ!そうだ!売り切れちまうよ!」
ベルトルト「それは絶対にないと思うけどね…」
ライナー「送信!よし!買いにいくぞ!」
ミーナ「おーーう!!」
ライナー「元気だな!」
ミーナ「元気がないと私じゃないからね!」
ライナー「それもそうかもな」
ミーナ「ほらほら!たくさんライナーの奢りで買うよ!」
ライナー「おう!!…はぁ!?」
ベルトルト「ドンマイ」ポン
ヒッチ「ありがとね」ポン
ライナー「…」
あぁ…財布が…俺もバイトしよ…
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- 19 : 2014/06/01(日) 01:54:41 :
ヒッチ「花火が売ってる所ってどこ?」
ミーナ「ん~どこだろ」
ベルトルト「2階じゃないかな?」
ライナー「ユミルとデートしたときに見つけたのか?」
ベルトルト「違うよ!!」
ライナー「詰まらん奴だな」
ベルトルト「デートはしてるよ!」
ライナー「おっ!何処に行ったんだよ?」
ベルトルト「ライナーに教える必要なんかないよ!」
ライナー「そうかい、そうかい!」
ヒッチ「馬鹿な話してないで早く買いに行くよ~」
ライナー「(本当に俺の奢りなのか…?)」
コニー「花火!花火!」
ミーナ「(男の子のサシャみたい)」クス
2階
ライナー「売ってるぞ?」
ベルトルト「良かったね…そしてライナーありがとね」
ライナー「あぁ!もう奢ってやるよ!足りなかったらお前らも出せよ!」
ヒッチ「ライナーの財布で足りるぐらいしか買わないから大丈夫だしぃ~」
コニー「ロケット花火は確実だな!」
ライナー「(バイトしよ!)」
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- 20 : 2014/06/01(日) 01:55:27 :
- ミーナ「これは欲しいね!」
ヒッチ「袋に入ってない花火は単品で買えって酷いよね」
ミーナ「まぁまぁ!」
コニー「何だよ!!この大きいの!」
ベルトルト「花火だよ」
ライナー「エレンに買いに行って貰えば良かったな」
数十分後…
ライナー「こんなに買うのか?」
コニー「男気があるライナー兄貴!頼むぜ!」
ライナー「はぁ」トコトコ
ベルトルト「(ユミルとデートしてお金が全然ないんだよ…ライナーごめんね?)」
ヒッチ「ミーナ」ボソ
ミーナ「ん?」
ヒッチ「ライナーに渡すの忘れてた…この花火渡してきてよ?」
ミーナ「了解であります!!」ダッ
ヒッチ「…」ニヤニヤ
ベルトルト「?」
ヒッチ「(ライナーとの約束は守るけど…ミーナの応援をしちゃダメとは言われてないからねぇ)」
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- 21 : 2014/06/01(日) 01:56:04 :
- 「合計1890円です」
ライナー「へぇい」スッ
ミーナ「ライナー!これもだってさ!」
ライナー「…」
「こちらもですね?合計2000円です」
ライナー「うっす」
ライナー「…」ジャラジャラ
ミーナ「小銭!?」
ライナー「う、うるせぇな!」
ミーナ「仕方ないな!1000円だしてあげるよ!」スッ
ライナー「いや!いらん!」
ミーナ「素直になりなさい!」
ライナー「ありがとうございます!」
ミーナ「そこはもう少し断りなよ!」
ライナー「素直に生きることにした!」キリッ
ミーナ「そうですかぁ~」
「(早く帰れ…)」
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- 29 : 2014/06/01(日) 19:42:08 :
- エレンのバイト先で…
ブーブーブー
エレン「(ん?)」コソコソ
エレン「ライナー?」
From ライナー
Sub
本文
花火は買っておいたぞ?
ミーナと俺が金出したからよ
俺はいいから、ミーナには皆から金を集めて返してやれよ?
エレン「(花火…やるのか?それより相変わらず皆の兄貴だな)」
エレン「(バイト終わってから返信すれば良いよな)」チラ
アニ「ちょっと!まだ食べるの!?」
サシャ「私は夏バテしないように食べないとダメなんです!」
クリスタ「わ、私もかき氷…」
ユミル「…はぁ」
アニ「エレン以外の人に頼んでよね!?」
サシャ「えぇ~良いじゃないですか!」
アニ「エレンの仕事が増えるでしょ?」
サシャ「働くとはそう言うことです!」
アニ「あんたねぇ!」
サシャ「怒ったアニも好きってエレンが言ってましたよ!」
アニ「え…そうなの?///」
サシャ「はい!」キリッ
アニ「へぇ…///」
ユミル「(嘘じゃねぇだろうけどよ…)」
クリスタ「(サシャの嘘だろうな)」
エレン「今日は儲かる日だな…この店…」
エレン「アルミン達は何してんだろうな…」
-
- 30 : 2014/06/01(日) 19:42:31 :
- アルミン家は…
アルミン「もう!早く帰ってよ!」
マルコ「何だか悔しいよね…」
アルミン「僕とマルコは2人で新しい本を買って読もうとしてただけなのに!」
ジャン「まぁまぁ!」
ミカサ「暑い時は皆で仲良くしなければいけない…と思う」
アルミン「2人で解決してよ!」
ジャン「ちゃんとコンビニでアイス買ってきたろ?」
ミカサ「その通り」
アルミン「その代わりにクーラの前を占領しないでよ!!」
ミカサ「大丈夫…クーラは凄い…とてつもなく凄い…ので部屋が涼しくなる」
ジャン「そうだよな!」
アルミン「僕はリア充を部屋の中で見たくないんだよ!!」
マルコ「何でここまで嫌うの?」
アルミン「聞きたい?」
マルコ「べ、別に無理はしなくても…」
アルミン「あれはエレンの家にアニと僕が泊まった日…」
マルコ「…」
ミカサ「アルミンの進撃…」
ジャン「言い終わるまで止まらないだろうな…」
30分後…
アルミン「わかる!?お化けの映画を見て怖いからって2人でずっとイチャイチャしてたんだよ!?」
アルミン「あげくの果てに一緒に寝てたよ!?僕はそれを目の前で見てたんだからね!!」
ミカサ「アルミンが最低…人の寝てるところを見てはダメ」
アルミン「見たくなかったよ!?」
ミカサ「…」
アルミン「も、もう!2人はどうなの!?」
ジャン「何が?」
アルミン「付き合って長いけどさ…いつまでも発展してないよね?」
マルコ「ゲスミン…」
ミカサ「…///」
ジャン「…///」
アルミン「え?何で照れてるの!?」
アルミン「ミカサ!?泊まりに行った時に何があったの!」
ミカサ「少しだけ…前に進んだ…///」
ジャン「そ、そうだな!///」
アルミン「…」フルフル
マルコ「羨ましいね」
-
- 31 : 2014/06/01(日) 19:43:28 :
- アルミン「ミカサもジャンも…はぁ」
ミカサ「?」
ジャン「何だよアルミン?」
アルミン「大人に…」
ミカサ「キスをしただけ!!」
ジャン「お、おい…ミカサ///」
ミカサ「あ…///」
ゲスミン「…」ニヤ
マルコ「(あ…アルミンは狙って…)」
アルミン「…」
ミカサ「アルミン」
アルミン「僕は絶対に言わないから安心して良いよ」
ミカサ「いいえ…言ってもいい」
アルミン「え?」
ミカサ「本棚の2段目…世界の食べ物と書いてある本…」
アルミン「そ、それが何かあるの?」
ミカサ「の…裏に隠してある本…」
マルコ「何かあるの?」
アルミン「な、何もあるわけないだろ!!」
ジャン「…」スッ
アルミン「ダメダメダメ!!!」
ジャン「金髪が多いな…お前はエレンと同じ趣味なんだな」
ミカサ「…」
マルコ「ミカサは何で目をつぶってるの?」
ミカサ「私には刺激が強すぎる…///」
ジャン「おい!こんなもんミカサに見せるんじゃねぇよ!!」
アルミン「見せてないよね!?何でミカサは隠してある場所を知ってるの!?」
ミカサ「探すのは3回目…エレンの家にジャンの家に…今回はアルミン」
アルミン「…」
マルコ「あははは…」
ジャン「さっさっと片付けろアルミン!」
アルミン「も、もう!!!」バタバタ
マルコ「アルミン?メール来てるよ?」
アルミン「こんな時に…クリスタ!」
ミカサ「?」
アルミン「花火するって!僕から君達に連絡してって書かれてるよ?」
ジャン「行くに決まってるよな!」
ミカサ「もちろん!」
マルコ「誘って貰えて嬉しいよ」
アルミン「じゃあ皆が来るってメールしておくね」カチカチ
ミカサ「ありがとう…エロミン…」
アルミン「うん…いい………アルミンだよ!!! 」
ミカサ「冗談」クス
ジャン「(可愛い///)」
-
- 32 : 2014/06/01(日) 19:44:41 :
- そして数時間が過ぎて…
エレン「それじゃあ…お疲れ様でした」
「お疲れ~」
カラン
エレン「疲れた」
アニ「お疲れ様!」
エレン「アニ!?待っててくれたのか!?」
アニ「まぁね」
エレン「暑かったろ!?大丈夫かよ!」
アニ「ん?夕方だしね」
エレン「お前な…顔赤いぞ?」
アニ「大丈夫だよ?」
エレン「大丈夫じゃねぇよ!おんぶしてやるぞ!?」
アニ「いいって!」
エレン「ダメ!ほら!」
アニ「大丈夫だって…」
エレン「いいからよ!」
アニ「は、恥ずかしいじゃないか///」
エレン「アニ分をくれよ!」
アニ「バカ!おんぶ何かしたら余計暑くなるでしょ!」
エレン「そ、そうかもな…」
アニ「ほら!早く帰るよ!」
エレン「あ~ちょっとストップ!」
アニ「なに?」
エレン「ほら!飲みかけだけどよ?水分はしっかりとれよ」スッ
アニ「…うん!ありがとう」
エレン「へへ!」
アニ「喉乾いてたんだよね」
エレン「本当に頼むぞ?倒れたりしないでくれよ?」
アニ「ん…」ゴクゴク
アニ「ふぅ…大丈夫だよ」
エレン「そっか!あいつらは帰ったのか?」
アニ「先に帰ったよ、お腹減ったってサシャは言いながら帰っていったよ」
エレン「あんだけ食って…あぁ…俺は腹ペコペコだよ」
アニ「働いてたからね…晩御飯はどうするの?」
エレン「あぁ~面倒だからカップラーメンで…」
アニ「よし!今日は私の家で食べてきなよ」
エレン「良いのか?悪いだろ?」
アニ「いつも言ってるけどさ…エレン?」
エレン「あぁ…お邪魔させてもらいます!!」
アニ「そうそう!それでいいのさ!」
-
- 33 : 2014/06/01(日) 19:45:17 :
- エレン「今日はお母さん達は仕事休みなのか?」
アニ「今日は2人とも帰ってこないと思うよ」
エレン「仕事…大変なんだな」
アニ「お父さんは大変って言ってるよ?お母さんは楽しいって言ってるけどね」
エレン「アニのお母さん元気だからな」ハハハ
アニ「そうだね…写真見てニヤニヤしてるよ」
エレン「写真?」
アニ「私とエレンの写真ね」
エレン「あぁ!あのアルバムか!」
アニ「私よりも見てると思うよ」
エレン「な、何か照れるよな!」
アニ「もう呆れたよ…私のお母さんとお父さんは」アキレ
エレン「はははっ!俺はアニのお母さん達面白くて大好きだぞ?」
アニ「きっと言ったら凄く喜ぶよ」クス
エレン「そうかもな!」ニッ
アニ「絶対そうさ」クスクス
エレン「ん…」ギュウ
アニ「暑いから手だけね」
エレン「へへ!おう!」
エレン「あ…そう言えばよ…」
アニ「ん?」
エレン「ライナーから花火がどうのこうのってメール来てたけど…花火やるのか?」
アニ「あぁ!言うの忘れてたよ!嫌だ?」
エレン「嫌なわけないだろ?」
アニ「なら良かったよ」クス
エレン「いつやるんだよ!今日か!?それとも明日か!?」
アニ「あんた子供みたいだよ」クスクス
エレン「い、いいだろ!別によ!」
アニ「はいはい!ご飯食べてお風呂に入ってから決めましょうね?」ナデナデ
エレン「子供扱いすんなよ!アニ!」
アニ「子供みたいで可愛いよ」ナデナデ
エレン「…うっ」
アニ「大人しくなったね」
エレン「う、うるせぇ」
アニ「ほら!帰るよ!」
エレン「お、おう!」
-
- 35 : 2014/06/01(日) 23:07:02 :
アニ「暑いね…」
エレン「あと少しなんだけどな…遠く感じるよな」
アニ「クロは大丈夫なの?」
エレン「外で遊んでるよ」
アニ「へぇ…外に出してるんだ」
エレン「家の中も暑くなるからな」
アニ「ちゃんと考えてるんだね」
エレン「まぁな!おっ!クロだ」
アニ「本当だね」クス
クロ「わん!」
アニ「お留守番してて偉いね」ナデナデ
クロ「わふ」
エレン「(羨ましい…)」
アニ「ほらエレン?早く行くよ?」
エレン「ん…そうだな」
アニ「?」
エレン「(あ~犬になりてぇ)」
-
- 36 : 2014/06/01(日) 23:07:27 :
- ガチャ
アニ「どうぞ!」
エレン「お邪魔します!」
クロ「わん!」
アニ「暑いね…クーラつけるね」
エレン「サンキュー!」
アニ「本当に暑い」
エレン「確かにな…」
アニ「エレン先にお風呂?」
エレン「あぁ…アニ先に入れよ!」
アニ「ん~甘えようかな…汗が気持ち悪いしね」
エレン「おう!さっぱりしてこいよ!」
アニ「ご飯ちょっと遅くなるけどゴメンね?」
エレン「全然いいって!」
アニ「ふふふっ!それじゃあ先に入ってくるね」トコトコ
エレン「お~う!」
クロ「わん?」
エレン「暑いな…クロ…」
クロ「わん」
エレン「…」
クロ「?」
エレン「お前な!羨ましいんだよ!」
クロ「わん!」
エレン「はぁ…ん?カレーの材料か?」
エレン「今日はカレーにするつもりだったのか!よし!準備しとくか!」
クロ「…?」
-
- 41 : 2014/06/02(月) 21:40:51 :
- お風呂場で…
アニ「あ~さっぱりした…」
アニ「カレーの材料しかないからなぁ…チーハン作ってあげたいけど次だね…」
アニ「ふふふっ!早く出よ!」ザバァ
―――
――
―
ガチャ
アニ「お風呂…あ!美味しそうな匂いがすると思ったらエレンか!」
エレン「下準備しか出来てねぇけどな!」
アニ「助かったよ!ありがとう!」
エレン「へへ!」
アニ「お風呂空いたよ?入ってきなよ!」
エレン「そうだな…着替えないから、家からとってくるよ!」
アニ「あるよ?」
エレン「は?」
アニ「確か…」ガサガサ
アニ「ほら!」スッ
エレン「な、何でだよ?」
アニ「お母さんが買ってきてたからね!」
エレン「はははっ…はは…ありがとな
」
アニ「ほ、ほら!パンツもあるし///」
エレン「お、おう!風呂いってくる!」ドタバタ
アニ「…」
アニ「慌てちゃって」クス
クロ「…」アキレ
-
- 42 : 2014/06/02(月) 21:41:24 :
- お風呂の前で
エレン「まさか泊まる準備が出来てるとはな…」
エレン「アニのお母さんは本当に面白いよな」ヌギヌギ
ガチャ
エレン「相変わらず大きい風呂だよな…俺の家が小さすぎるのか?」
エレン「シャンプーも高いのだしな…アニのお母さんが買ってんのかな」
エレン「使いづらい…」
その頃の…
アニ「ん…他に何か…」
アニ「サラダは大丈夫だし…後は…」
クロ「わん?」
アニ「ん~仕方ない!ハムだそう」
クロ「わん!わん!」
アニ「あんたの分もあるから大丈夫だよ」
クロ「わふ!」
アニ「エレンに似てるよ?」クスクス
アニ「よし…もう少し頑張ろうかな」
-
- 43 : 2014/06/02(月) 21:45:22 :
- エレン「暑い…髪の毛乾かさないとな」
エレン「ドライヤー使うだけで暑い…」ブオーーーーー
エレン「(でもアニの匂いと同じ…かな?今の俺って…)」
エレン「…へへ///」
エレン「あ~何か幸せだな」
髪の毛を乾かして…
ガチャ
エレン「のぼせたけど…さっぱりしたよ!アニ!ありがとな!」
アニ「あ!エレン出たね…って大丈夫?お茶あるから飲んでいいよ」
エレン「おっ!ありがとな!」
アニ「ほら!」スッ
エレン「ありがとな!」
エレン「んくっ」ゴクゴク
アニ「…」ジューー
エレン「ぷはぁ…生き返るな!」
アニ「お父さんみたいなこと言わないでよ」クスクス
エレン「アニのお父さんはこんな感じなのか?」
アニ「風呂上がりのビールの後は絶対にその台詞だね」
エレン「あはははっ!想像できるな」
アニ「でしょ?」クスクス
エレン「なぁ…アニ?」
アニ「ダメだよ?ハムを味見とか…味見したらなくなるからね」
エレン「ですよね…美味しそうだな…」
アニ「美味しいから」
エレン「知ってるよ!」
アニ「はいはい!あと少しだから我慢しててね」
エレン「ん~分かった!」
-
- 47 : 2014/06/03(火) 01:37:27 :
- 数分後…
ピーーー
アニ「ご飯たけたよ!」
エレン「おっしゃあ!!」
アニ「エレンは大盛りでいい?」
エレン「全然OKだ!!おかわり絶対にするぞ!」
アニ「嬉しいね」
エレン「ん?」
アニ「何もないよ」クス
エレン「?」
-
- 48 : 2014/06/03(火) 01:37:49 :
- アニ「はい!エレンのカレーね!あとサラダとハムね!」
エレン「うわぁ!流石だな!」
アニ「当たり前でしょ!」
エレン「へへ!楽しみだよ!」
アニ「味わって食べてよね!クロもほら!あんたはカレー食べちゃダメだからね…ハムだけね」
クロ「わん!わん!!」
アニ「落ち着きなよ…お手」
クロ「…」スッ
アニ「よし…お座り」
クロ「…」ストン
アニ「ふふふっ…偉いじゃないか」ナデナデ
クロ「わん!!」
アニ「食べていいよ?」
エレン「…」ジーーー
アニ「ん?どうかした?」
エレン「アニがクロを撫でてるとさ…」
アニ「うん?」
エレン「何か…女神が犬と遊んでる…みたいな?///」
アニ「あ、あんたねぇ!そんなバカなこと言って顔赤くしないでよね///」
エレン「や、やっぱり顔赤くなったか!」
アニ「もう!早く食べるよ!///」
エレン「そうだな!アニ?」
アニ「なんだい?」
エレン「可愛い!」ニッ
アニ「…ツ///」フイ
エレン「(可愛いすぎるだろ!!)」
クロ「(始まったか…)」
-
- 49 : 2014/06/03(火) 01:38:17 :
エレン「アニ!!すげぇ美味しいぞ!!」
アニ「ありがと///」
エレン「アニはやっぱり凄いな!」パクパク
アニ「エレンも凄いよ」パク
エレン「アニには勝てないな」パクパク
アニ「エレン?」
エレン「ん?」
カシュ
エレン「何で写真?」
アニ「ミカサに送ろうかなってね!」
エレン「だったらアニも一緒によ!」
アニ「それもそうだね!」
エレン「俺がそっちに行くからよ!」スクッ
アニ「はいはい」クスクス
エレン「ほら!アニ!」
アニ「はぁ?」
エレン「あーんしろよ!」
アニ「何で!?///」
エレン「ミカサに送るんだろ?」
アニ「そ、そうだけどさ!何で!?」
エレン「仲良しって所を…待って!恥ずかしくなってきたな!」
アニ「エレンが言ったんじゃないか!」
エレン「心の準備が出来たらやるぞ!」
アニ「本当に送るの!?」
エレン「嫌か?俺も何か恥ずかしくなってきたけどよ」
アニ「…る」
エレン「へ?」
アニ「あ、あーん…するから///」
エレン「可愛い…///」
アニ「うるさいよ!///」
ホラ!ハヤクトルヨ!
オ,オウ!アーン!!!
ワン!
オ,オイ!クロ!アバレルナヨ!
-
- 50 : 2014/06/03(火) 01:38:41 :
- ミカサの家で…
ブーブーブー
ミカサ「アニ?」カチ
ミカサ「これは…可愛い」
ミカサ「アニもエレンも顔が真っ赤」クスクス
ミカサ「クロも一緒で凄く楽しそう」クスクス
ミカサ母「どうしたの?」
ミカサ「アニから来たメールが可愛いから」スッ
ミカサ母「あらあら…相変わらずなんだね」クス
ミカサ「アニとエレンは凄く仲良し」
ミカサ母「あなたは?」
ミカサ「私もジャンと仲良し!!」
ミカサ母「そう」クスクス
ミカサ「ふふふっ」
ミカサ父「(今度はジャン君と2人だけで話してみよう…良い子なのは知ってるが…父親として当然の仕事だからな!)」
ミカサ「?」
ミカサ母「こっちも大変ね」クスクス
ジャン家
ジャン「あ…は…はっくしゅん!」
ジャン母「汚いな!」
ジャン父「本当だ…まったく!」
ジャン「ちゃんと口押さえたろ!」
ジャン父「あ~はいはい」
ジャン母「風邪引かないでよ?夏に…」
ジャン「わかってるよ!!」
ジャン「(ミカサに会いてぇ…)」
-
- 51 : 2014/06/03(火) 20:01:21 :
- ジャン「(あ~そう言えば俺…ミカサと…)」
ジャン「…///」
ジャン母「ジャン…」
ジャン「あぁ?」
ジャン母「おじいちゃんの家に泊まってさ?朝帰りした時さ…」
ジャン「な、何だよ…?」
ジャン母「ミカサちゃんに何をした!!!」バン
ジャン「何もしてねぇよ!!」
ジャン父「まさか…謝りにいくことになるとは…」
ジャン「この…くそ野郎ども…」ヒキヒキ
ジャン「もう許さねぇからな!!」
ジャン母「あ~うるさいね!このバカ息子は!!」
ジャン「頭は良いに決まってんだろうがぁ!」
ジャン父「それは絶対にねぇな」
ジャン母「あんまり調子にのるとミカサちゃんにお前の恥ずかしい昔話をしてやるからね」
ジャン「俺の…恥ずかしい話し?」
ジャン母「忘れたの?沢山あるけど」
ジャン「…?」
ジャン父「ぷっ…ぶふふっ」プルプル
ジャン「何だよ!?何も覚えてねぇよ!?」
ジャン母「オムオム~母ちゃんのオムオム早く食べたい~」
ジャン母「…思い出した?」
ジャン「言ってねぇ」
ジャン母「学校で6年生と喧嘩して帰ってきて…え~と…泣きながら怪我さした6年生に謝りに行ったよね?」
ジャン「泣いてねぇよ!!」
ジャン父「泣いてたな」
ジャン「泣いてねぇって言ってるだろうがぁ!!」
ジャン母「優しいくせに…喧嘩して…はぁ」
ジャン「あ~!!!!もう寝る!!」
ジャン母「2度と起きてくるな」
ジャン「こっちの台詞だ!!バカ野郎!!」
ジャン父「あ~うるせぇな」
ジャン「へぇへぇ…すいませ~ん」
ジャン母「早く寝なよ…クーラはタイマーにしとかないとダメだよ」
ジャン「わかってるよ…お休み」
ジャン母「ん…お休み」
バタン
ジャン父「あの馬鹿は…」
ジャン母「優しい子なの…ジャンは」
ジャン父「そんな事は知ってる」
ジャンの部屋
ジャン「…」ゴロン
ジャン「すげ~恥ずかしい事を思い出させやがって…」
ジャン「…」
ジャン「ミカサ…///」
ジャン「…」ウトウト
ジャン「zzz」
-
- 52 : 2014/06/03(火) 20:01:52 :
- アニ家
エレン「ミカサからメール返ってきたか?」
アニ「ん?まだだよ?」
エレン「返信に困ってたりしてな」ハハハ
アニ「まぁ確かにね」クス
アニ「ミカサとジャンがこんなメール送ってきたら私なら笑うけどね」
エレン「でもさ…?」
アニ「うん?」
エレン「ジャンとミカサ…最近さ?」
アニ「可愛くなってるよね」クス
エレン「ジャンが?」
アニ「ミカサしか可愛いと思わないよ?エレンはジャンが可愛いと思うの?」
エレン「男が男を可愛いって思ったら…ちょっとな…」
アニ「真剣に悩まないでよ!」クスクス
エレン「はははっ!アニ!カレーのおかわりもらうな!」
アニ「私がやるよ!」
エレン「いいって!アニも食べてる途中じゃねぇか」
アニ「いいの!ほら!」グイ
エレン「お、おい!アニ…」
アニ「私の仕事さ!大盛りで良いの?」
エレン「軽くでいいよ…ありがとな?」
アニ「はいはい!」クス
エレン「(晩飯も御馳走してもらったしな…後で何か…)」
アニ「ん?こんな感じかな?」
エレン「あぁ!ありがとな!美味しいから毎日食べたいぜ!」
アニ「ま、毎日って…///」
エレン「ん?」ムシャムシャ
アニ「まだ先だね///」
エレン「?」
-
- 60 : 2014/06/04(水) 22:34:36 :
- アニが顔を真っ赤にしてた理由はわからなかったけど…
晩御飯を仲良く食べ終わって…
エレン「ごちそうさま!美味しかったよ!」
アニ「それは良かったよ」
エレン「お腹一杯だよ!あ~幸せだな!」
アニ「そうかい」クス
クロ「わん?」
エレン「お前もハム美味しかったろ?」ナデナデ
クロ「わん!!」
アニ「美味しかったみたいだね」
アニ「ん~」ノビーー
エレン「肩揉んでやるよ?」
アニ「別にいいよ…寝れば大丈夫だし」
エレン「晩飯食わしてもらったからよ!お礼だよ!」
アニ「ん~エレンもバイトで疲れてるでしょ?」
エレン「大丈夫だよ!ほら!アニ!!」
アニ「じゃあお願いするよ」
エレン「へへ!任せろよ!」
-
- 61 : 2014/06/04(水) 22:35:18 :
- エレン「座んないのか?」
アニ「いや…先に洗い物しないと」
エレン「後で俺がやってやるからいいよ」
アニ「それは流石に悪いよ…」
エレン「まぁまぁ!座りなさい!」
アニ「ん…じゃあ先にお願いするよ」ストン
エレン「おう!」
エレン「じゃあ始めるぞ」モミモミ
アニ「ん…」
エレン「肩こってるな」モミモミ
アニ「家事やるからね」
エレン「そっか」モミモミ
アニ「あんたってさ」
エレン「ん?」
アニ「上手いよね…気持ちがいいよ」
エレン「そう言ってくれるとよ…遣り甲斐があるよ」グッ
アニ「あ…それ…凄く良い」
エレン「ここか」グッグッ
アニ「うん…そこ…やばいね」
エレン「へへ!」
アニ「ん?」
エレン「お前が気持ち良いなら頑張れるよ」
アニ「そ、そうかい///」
エレン「(可愛い奴だな)」
エレン「そう言えばよ…」
アニ「ん…?」
エレン「花火はどうする?」グッグッ
アニ「あぁ…それね…あ…それ気持ち良いよ」
エレン「だろ?こことか…」グッ
アニ「あ…本当に…やばい」
エレン「で?どうする?」グッグッ
アニ「ライナーに任せようかな…エレンがバイト休みの日をメールしてさ」
エレン「んじゃ…そうするか」グッ
アニ「うん…あぁ…本当に上手いよ」
エレン「そんなにか?」グッグッ
アニ「寝ちゃいそうだよ」
エレン「(寝るだろうな…)」
-
- 62 : 2014/06/04(水) 22:36:08 :
- 数十分後…
アニ「zzz」
エレン「寝ちゃったか…まだ歯磨きしてないからな」
アニ「zzz」
エレン「後で起こしてやるよ」ナデナデ
エレン「食器洗うかな」
アニ「ん…エレン…zzz」
エレン「寝言か…よし!洗ってくるかな!」 スッ
アニ「んぁ…zzz」
-
- 63 : 2014/06/04(水) 22:36:37 :
- 台所で…
ジャーー
エレン「俺も1人で皿洗いするけど」カチャカチャ
エレン「アニも同じなんだな」カチャカチャ
エレン「…」カチャカチャ
エレン「おい…クロ」
クロ「わん?」
エレン「わん?じゃねぇよ…ズボン噛むな…」
クロ「わふ」カミカミ
エレン「はぁ…」カチャカチャ
-
- 64 : 2014/06/04(水) 22:37:04 :
アニ「…」ムク
アニ「やっぱり寝ちゃったか…」
アニ「あ…凄い体が軽い」
クロ「わん!」
アニ「クロ?おはよ!エレンは?」
クロ「?」
アニ「エレンは何してるのかな…あ!まだ洗い物やってない!」
エレン「俺が洗っといたから大丈夫だよ」ヌッ
アニ「うわぁ!」ビヒックン
エレン「そ、そんなに驚くなよ」
アニ「だって急に…そんなことより!洗ってくれたの?」
エレン「おう!」
アニ「ごめんね?」
エレン「あのなぁ…謝るなよ」ナデナデ
アニ「いやいや、何か悪いよ」
エレン「まったくよ!俺にも頼ってくれよ!」
アニ「…」
エレン「まぁ、ライナーとかに比べたら頼れないかも知れないけどよ…」
アニ「え?」
エレン「アニの為なら何でもしてやるからよ…///」
アニ「そう…あ、ありがと///」
エレン「あぁ…///」
アニ「あの…さ?」
エレン「何だよ?」
アニ「頼れるよ…エレンは…///」
エレン「何か…照れるな」
アニ「ふん!」
エレン「は、歯磨きしようぜ!」
アニ「う、うん!そうだね!虫歯とか嫌だしね!」
エレン「そうそう!」
エレン「(何か照れるな…本当に)」
アニ「(何か恥ずかしいよ)」
-
- 65 : 2014/06/04(水) 22:41:29 :
- エレン「俺が前使った歯ブラシって…」
アニ「あぁ!ほら」スッ
エレン「…」
アニ「何?どうかした?」
エレン「何もないよ///」
アニ「?」
エレン「(いつの間に同じコップに入れてたんだよ///)」
アニ「何を照れてんのさ?」
エレン「何もねぇよ!」
アニ「よくわからないね…?まぁ良いけどさ…はい、歯みがき粉ね」スッ
エレン「お、おう!ありがとな?」
アニ「はいはい」
-
- 66 : 2014/06/04(水) 22:41:49 :
- エレン「…」シャカシャカ
アニ「…」シャカシャカ
エレン「(何か…)」
アニ「(恥ずかしい…)」
エレン「…」シャカシャカ
アニ「…」シャカシャカ
歯磨きをし終わって…
ジャーー
アニ「ふぅ…」
エレン「アニアニ!」
アニ「ん?」
エレン「歯がピカピカ!」ニッ
アニ「あんたは子供かい」クスクス
エレン「ピカピカだろ?」
アニ「見せなくて良いよ!バカなんだから」クスクス
エレン「まぁ…アニには勝てないよな?」
アニ「当たり前でしょ?」
エレン「何か悔しいな」
アニ「事実だからね?」クスクス
エレン「ちくしょう…」
アニ「ほら!もう寝るよ?クロ何かもう寝てるからね」
クロ「zzz」
エレン「本当だ…」
-
- 70 : 2014/06/05(木) 19:36:02 :
- エレン「言われてみたら…」
アニ「なに?」
エレン「疲れたな…」
アニ「なら早く寝ないとね」
エレン「くぁ~そうだなぁ」
アニ「2階行ってて良いよ?」
エレン「ん…わかった…」トコトコ
アニ「まぁ…バイトしてたら疲れるよね」
-
- 71 : 2014/06/05(木) 19:36:29 :
- ガチャ
エレン「…」
エレン「アニの匂いがする」ボケー
エレン「落ち着く…うん…」
ガチャ
アニ「なんだい?先に寝てて良かったのに」
エレン「ん…いや…今日も一緒で良いのか?」
アニ「うん?良いけど?」
エレン「んじゃ…先に寝転がるよ?」
アニ「そりゃあエレンが先に寝ないとね」クス
エレン「お、おう!」ゴロン
アニ「ん…じゃあ私も疲れてるし」ゴロン
エレン「…」
アニ「…」
エレン「…」
アニ「クーラつける?」
エレン「そうだな…1時間で良いだろ?」
アニ「体調崩したくないしね」ピッ
ウィーーーーン
アニ「ねぇ?」
エレン「ん?」
アニ「何か悩んでるの?」
エレン「いや…アニ…そのさ?」
アニ「うん?」
エレン「高校生でこんなに…一緒に寝たりするのって…良いのかな…」
アニ「エレンは…嫌だ?」
エレン「嫌なわけないだろ?むしろ嬉しいよ///」
アニ「ふふふっ…大丈夫だよ」
エレン「ん?」
アニ「中にはもっと凄い事してる人達もいるさ…だから私達は可愛いもんだよ」クス
エレン「へへ…そうだな」ギュウ
アニ「エレン暑いから」
エレン「クーラついてるし大丈夫だ」
アニ「ふん!///」
エレン「このまんま寝るよ」
アニ「か、勝手にしなよ///」
エレン「へへ!おう!」
アニ「(ドキドキする///)」
エレン「(ドキドキするけど…落ち着くんだよな)」
-
- 72 : 2014/06/05(木) 19:36:54 :
- 数分後…
エレン「ん…んぁ…zzz」
アニ「先に寝ちゃったか」ナデナデ
アニ「気にしてくれてるんだよね」
エレン「zzz」
アニ「エレンじゃなきゃ…一緒に寝ないさ」ナデナデ
エレン「ん~アニ…zzz」
アニ「…」ムニーー
エレン「い…てぇ…zzz」
アニ「頬っぺたが」クスクス
アニ「ふふっ…お休み」
-
- 75 : 2014/06/05(木) 20:00:14 :
- アニ「…」
エレン「zzz」
アニ「寝れなくなったよ…」ムク
エレン「zzz」
アニ「…」ムニーー
エレン「ん…うん…zzz」
アニ「爆睡だね…」ムニーー
アニ「私は寝れないんだよね」
エレン「zzz」
アニ「エレンは起きそうにないし…仕方ない…」スク
アニ「小説でも読もうかな」
エレン「zzz」
アニ「読みかけの小説が…ここら辺に…あ!これだね」スッ
アニ「エレンの隣で読もうかな」ゴロン
エレン「zzz」
アニ「…」ペラ
アニ「(今日は集中して読めるね)」
数時間が過ぎて…
エレン「あ…あちぃ…」ムク
アニ「zzz」
エレン「アニ…小説?」
アニ「zzz」
エレン「寝れなかったのか…」ナデナデ
エレン「暑いな…アニも汗かいてるじゃねぇか」ピッ
エレン「1時間だけ…」
アニ「zzz」
エレン「小説は…仕方ないな…」ムク
エレン「机の上に置いとくからな?って寝るから言っても無駄だけどよ」
アニ「うん…エレン…zzz」
エレン「夢の中に俺が出てきてるのかな」ナデナデ
アニ「zzz」
エレン「…」ゴロン
エレン「アニ…お休み」
-
- 76 : 2014/06/05(木) 20:00:37 :
- まだ完全に朝になってない時間帯に…
ライナー「…はぁはぁ」ザッザッ
ベルトルト「ねぇ…」ザッザッ
ライナー「何だよ?」ザッザッ
ベルトルト「こんな暑い中を何で走ってるの?」ザッザッ
ライナー「体を…はぁ…鍛えるのが目的に…はぁ…はぁ…決まってるだろ?」ザッザッ
ベルトルト「何で僕まで…」ザッザッ
ライナー「はぁ…喋りかけるな!はぁ…はぁ…疲れるだろ!」ザッザッ
ベルトルト「(ライナーが誘ってきたんじゃないか…)」
ライナー「はぁ…はぁはぁ…」
ベルトルト「も、もう…疲れたよ!」
ライナー「頑張るぞ!あと少しで目標の距離を走りきるんだからよ!!」
ベルトルト「大声ださないでよ!まだ本当なら寝てるんだならね!」
ライナー「はぁはぁ…はぁ」
ベルトルト「はぁ…はぁはぁ…はぁ」
ライナー「休憩…」
ベルトルト「しようね…」
-
- 83 : 2014/06/06(金) 19:38:14 :
ライナー「自販機…」
ベルトルト「男気」
ライナー「じゃん拳!」
ベルトルト「じゃん拳!!」
ライベル「ぽん!!!」
ベルトルト「あぁ…残念だ…勝ちたかったよ!残念だけどライナーの奢りだね」
ライナー「あぁ…そうだな!ちくしょう!!」
ベルトルト「カルピスね」
ライナー「走った後にカルピスですか」ピッ
ガシャン
ライナー「ほらよ」
ベルトルト「ありがと…ライナーは何にするの?」
ライナー「俺は…これにするかな」ピッ
ベルトルト「走った後にコーラ飲むライナーの気持ちが僕にはわからない」
ライナー「俺は兵士なんだ!」
ベルトルト「兵士を軽く飛び越えて戦士だと僕は思うよ」
ライナー「誉め言葉だよな?」
ベルトルト「捉え方は人それぞれだよ…ん…」ゴクゴク
ライナー「そうかよ…」ゴクゴク
-
- 84 : 2014/06/06(金) 19:38:41 :
- ライナー「あ…」
ベルトルト「ん?」
ライナー「アニのお母さんだ」
ベルトルト「あ!本当だね!」
ライナー「挨拶してこようぜ?」
ベルトルト「うん!」
アニ母「あ~疲れた…」
ライナー「お久しぶりです!!」
アニ母「あ!ライナー君!ベルトルト君も!」
ベルトルト「おはようございます」
アニ母「おはよう!汗だくだね?朝から遊んでたの?」
ベルトルト「体力バカに捕まって一緒に走らされてました」
ライナー「それなりに勉強できるからな」
アニ母「二人とも変わってないね」クス
ベルトルト「そうですかね?」
アニ母「あ!そう言えばベルトルト君!彼女できたんだって!?」
ベルトルト「あ…はい///」
アニ母「気になる!どんな子なの?」
ベルトルト「そ、そうですね…え~と///」
ライナー「(俺が空気になる…フラグ?)」
-
- 85 : 2014/06/06(金) 19:39:11 :
- 数分後…
ライナー「…」ボケー
アニ母「うわぁ!ラブラブじゃない!」
ベルトルト「はい…///」
ライナー「…」ボケー
ライナー「(帰りたい)」
ベルトルト「ライナーも好きな女の子がいるんですよ?」
ライナー「ふごっ!?」
アニ母「え!誰々!?ライナー君!!」
ライナー「あは…ははは…」
アニ母「ねぇ!ライナー君!誰々!?クリスタちゃん!?」
ライナー「あふっ」
アニ母「今から2人とも家に来なさい!」
ベルトルト「え…でも」
アニ母「朝ごはん食べてきなさい!ほら!!」
ベルトルト「は、はい!!」
ライナー「(ベルトルト…馬鹿野郎…アニのお母さんの性格を忘れやがって…)」
-
- 86 : 2014/06/06(金) 19:39:44 :
- アニ母「いや~久しぶりだね~」
ライナー「そうですね!昔は3人で泊まったりしてましたもんね」
ベルトルト「そうそう」
アニ母「今でも2人の話をしてるよ?」
ライナー「え?」
ベルトルト「そうなんですか?」
アニ母「エレン君の話が一番多いけどね?あの子にとったら2人はお兄ちゃんみたいな存在だからね」クスクス
ライナー「…」ジーーン
ベルトルト「(何か嬉しいね)」ジーーン
アニ母「だから今でも2人の名前が話題になるわよ」クスクス
ライナー「うぐっ」ジワァ
ベルトルト「う、嬉しいです」ジワァ
アニ母「ちょっと!?何でそんなに泣きそうな顔に!?」
ライナー「何か嬉しい…ので…」
ベルトルト「う、うん…凄く…嬉しいから」
アニ母「(こ、これが…兄の愛って…ことかな?)」
ライナー「よし!!」
アニ母「な、なに?」
ライナー「アニのお兄ちゃんとして!!」
ベルトルト「これからも仲良くさせてもらいます!!!」
アニ母「あはははっ!うん!よろしくね!」
アニーーーー!!!!!イマカラアソビニイクゾ!!
ライナー!!ウルサイ!!
アサカラゲンキダネ!ホントウニカワッテナイネ!
-
- 87 : 2014/06/06(金) 19:40:18 :
- アニ家
アニ「朝…」ムク
エレン「zzz」
アニ「エレン?起きてよ?」ユサユサ
エレン「ん~あと五分だけ…」
アニ「あんたは本当に子供か」ペシ
エレン「アニ…痛い…」
アニ「なら起きなよ?ほら!」ユサユサ
エレン「ん~アニも眠いだろ?」ムク
アニ「そりゃあ…まぁ…ね?」
エレン「じゃあ二度寝と言うことで…」ゴロン
アニ「はぁ…せっかく遊びに行こうかと思ってたのにな?」
エレン「おっし!アニ!おはよう!!」ガバァ
アニ「それでいいのさ」クスクス
エレン「何処に遊びに行くんだ!?」
アニ「先に朝ごはんだよ?お母さんもそろそろ帰ってくるしね」
エレン「あれ?アニのお父さんは?」
アニ「さぁ?きっと仕事の帰りに呑んで寝てるんでしょ?」
エレン「何処で?」
アニ「居酒屋とか?」
エレン「へ、へぇ…」
アニ「まったく明日は仕事が休みだからって遅くまで呑んでさ」ブツブツ
エレン「心配してんだな!やっぱり優しいな!」ナデナデ
アニ「はぁ?べ、別にそんなんじゃないから!」
エレン「へへ!そうかよ!」ナデナデ
アニ「撫でないでよね!もう!」
エレン「へへ…ん?」
アニ「ん?」
エレン「玄関に誰か来てないか?」
アニ「あぁ…お母さんでしょ?」
エレン「(誰かと話してるよな?お父さんか?)」
-
- 88 : 2014/06/06(金) 19:40:46 :
- ガチャ
アニ母「どーぞ?」
ライナー「お邪魔します!」
ベルトルト「お邪魔します…あ!凄い懐かしい!」
ライナー「この靴は誰だ!?」
ベルトルト「え!?」
アニ母「あぁ!エレ…ライナー「ベルトルト!!」
ベルトルト「行くんだな!?」
ライナー「当たり前だ!!俺の妹を!!」ドタバタ
ベルトルト「そうだよね!!」ドタバタ
アニ母「エレン君は…死なないよね…うん…頑張ってね」
-
- 89 : 2014/06/06(金) 19:41:33 :
- エレン「な、何だ?この音は?」
アニ「お母さん…だよね?」
ドタバタ ドタバタ! ドタバタ!! ドタバタ!!
ガシャーーーーーン
ライナー「アニ!!」
ベルトルト「だ、大丈夫!?」
エレン「ライナーとベルトルト!?」
アニ「はぁ!?」
ライナー「エレン!?何でお前がここにいるんだよ!?」
ベルトルト「そうだよ!ここはアニの家だよ!?」
エレン「泊まってたんだよ…?」
アニ「何を勘違いしてんのさ…」
ライナー「(そう言えば…)」
ベルトルト「(何回か泊まってるって前に聞いたね…)」
アニ「あんたらねぇ…」
ライナー「ん?」
ベルトルト「どうしたの?」
アニ「乙女の部屋に勝手に入ってくるな!!変態男!!」ゲシゲシ!!
ライナー「あ、アニ!!痛いから!本当に痛いから!!」
ベルトルト「ご、ごめんね!?本当にごめんね!!」
アニ「クリスタとユミルに言ってやるからね!!」
ライナー「まてまて!!!」
ベルトルト「そ、それだけはダメ!!」
アニ「ふん!」
エレン「あはははっ!!お前ら本当に仲良しだよな!」
アニ「エレンも笑ってないで怒ってよね!」
エレン「ちょっと…はははっ!ちょっと無理かもな!」
アニ「もう!本当に朝からうるさいんだから!」
ソレニシテモ…アニノヘヤッテカワイインダナ
ソレハシッテタヨ?
ウ,ウルサイ!!ハヤクカエリナヨ!!
1階
アニ母「朝から賑やかで良いね」ナデナデ
クロ「わふ?」
アニ母「降りてきたら朝ごはんの準備してあげないとね」
-
- 96 : 2014/06/06(金) 23:59:08 :
- そして…
アニ「…」ムスー
ライナー「あ、アニ?悪かった!お兄ちゃん達は心配でよ?」
アニ「お、お兄ちゃん…?」
ベルトルト「アニとは幼馴染みだけど…何かね?」
ライナー「お前を妹のように見ている!」キリッ
アニ「いやいや…そんなキメ顔で言われてもさ…」
エレン「ふっ…ふふっ」プルプル
ベルトルト「僕がお兄ちゃんならユミルはお姉さんだね!」
ライナー「そう言う事になるな!」
アニ「何されるか…」
ベルトルト「ユミルは優しいから酷いことは絶対にしないよ!」
アニ「知ってるよ」
エレン「(何だろ?話に入っていけないのは詰まんないけど…これ…)」
アニ「あんたら汗臭い…本当に汗臭い」
ライナー「汗も滴るいい男!」
ベルトルト「それを言うなら雨も滴るいい男だよ」
エレン「(見てて…すげぇ和む…)」
-
- 97 : 2014/06/06(金) 23:59:33 :
- アニ母「昨日はカレー食べたんだね」
ライナー「良い匂いがする!!」
ベルトルト「美味しそうだね」
アニ「はぁ…朝から本当に…」
エレン「…」
アニ「…ふふっ」
エレン「へへ」
アニ母「はい!朝からカレーだよ!」スッ
アニ「作ったのは私とエレンだからね」
エレン「2日目カレーって美味しいよな!」
アニ「何でだろうね?」
アニ母「はいはい!ライナー君達がお腹減ってる顔してるから先に食べちゃいなさい!」
ライナー「お、俺はこれが良い!」
ベルトルト「一番多いやつ…」
アニ「それで良いからさっさと食べて帰りな」
ライナー「本当は俺がいて嬉しいくせによ」
アニ「エレンと2人の時間を台無しにされた気分だよ」
エレン「あはははっ!アニ!たまには良いだろ?皆で遊ぼうぜ?」
ライナー「アニが本当に嫌なら食ってすぐに帰る…カレーうまいな!」ムシャ
ベルトルト「うん…デートの邪魔は…あ…本当に美味しい!流石アニだね!」
アニ「別に…嫌とかじゃ…ないし…」
エレン「じゃあ今日は4人で遊ぼうぜ?」
アニ「エレンがそう言うなら…仕方ないなぁ」
ライナー「にししし!おうよ!」
ベルトルト「ユミルも良いかな?」
エレン「良いよな?」
アニ「うん、全然良いよ?」
ベルトルト「ありがとう!」
ライナー「(ん…?)」ムシャムシャ
アニ母「(リア充と非リア充の組み合わせ…ライナー君カッコいいのにね?)」
-
- 98 : 2014/06/07(土) 00:00:14 :
- エレン「あ!おい!!」
ライナー「お前の肉は俺が頂いた!」
エレン「あ~ちくしょう!!」
アニ「私のあげるよ」ヒョイ
エレン「良いのか?」
アニ「別に良いよ?食べなよ?」
エレン「あ~ん」
アニ「はぁ?じ、自分で食べなよ!///」
エレン「え?」
アニ「今は…ほら!」
ライナー「チッ…詰まらん」
ベルトルト「(ユミルに…///)」
アニ母「(お父さんに見せたい)」
エレン「あぁ…///」
アニ「恥ずかしいな…もう…///」
オイ!アニ!テレテナイデクワシテヤレヨ!
ライナー!!ハホントウニダマッテヨネ!?
-
- 104 : 2014/06/07(土) 17:50:46 :
- そして…
エレン「あ~美味しかった!ごちそうさま!」
ライナー「朝から本当に美味しい料理を食べれた!!」
ベルトルト「うん!」
アニ「ふん!///」
アニ母「ふふっ…それでさ」
ライナー「…」
アニ母「ライナー君は誰が好きなの!?」
ライナー「やっぱり…」
アニ「(蜘蛛の巣に引っ掛かった…ゴリ…蝶々だね)」
エレン「朝から本当に賑やかだな」
ベルトルト「あ!ユミル今から来るって!」
エレン「んじゃ…ユミルが来るまで」チラ
ライナー「いや!それは…ですね!?」
アニ母「クリスタちゃんでしょ!?可愛いもんね!」
ライナー「あふぅ…いや…その///」
アニ母「これは楽しみだよぉ!!」
エレン「これを見てるか」
ベルトルト「うん…見てて楽しそうだしね」
アニ「ドンマイだね」
-
- 105 : 2014/06/07(土) 17:51:07 :
- 数十分後…
ピンポーン
アニ「あ…来たね!」
ベルトルト「僕が行ってきても良いかな?」
アニ「決まってるでしょ?」
ベルトルト「あははっ!うん!行ってくるね!」
エレン「(花火どうすんのかな)」
-
- 106 : 2014/06/07(土) 17:51:27 :
- ガチャ
ベルトルト「ユミル!」
ユミル「おぉ!汗だくじゃんか!」
ベルトルト「ライナーと走ってたからね」
ユミル「健康的だなぁ…本当によ」
ベルトルト「まぁ…走りたくはなかったけどね」
ユミル「そりゃあ、そうか!」
ベルトルト「あ!皆が中で待ってるよ!」
ユミル「んじゃ…お邪魔します」スッ
-
- 107 : 2014/06/07(土) 17:51:54 :
- アニ「あ!来たね!」
エレン「よぉ!」
ユミル「お~相変わらず朝からイチャイチャしてたんだな」ニシシシ
アニ「あんたも中々でしょ?」
ユミル「は?」
アニ「ベルトルトがデートした時の話を教えてくれたからね」
ユミル「お、おい!///」
ベルトルト「ごめん!嬉しくてさ///」
ユミル「チッ…///」
エレン「ライナー?皆そろったぞ?」
ライナー「あの…また今度…」
アニ母「あ~残念!でもクリスタちゃんね~」ニヤニヤ
ライナー「…///」
ユミル「(クリスタ?何の話してたんだよ?)」
アニ母「ユミルちゃん!いらっしゃい!」
ユミル「お邪魔してます」
アニ「何して遊ぶのさ?ライナー汗臭いから近付かないでよ?」
ライナー「抱き締めて…」
エレン「あぁ?」ギロ
ライナー「冗談です…」
エレン「…花火どうするんだよ?今日は俺バイト休みだけど」
ライナー「じゃあ今日やるか?」
ユミル「別に良いぞ?クリスタも今日は暇してるだろうし」
ベルトルト「コニー達は?」
ライナー「いつでも暇してるだろ」
エレン「それじゃあアルミン達にメール送っとくよ」
アニ「じゃあミカサにLINEしとくよ」
アニ母「夏休みを楽しんでるね」ナデナデ
クロ「わん」
-
- 108 : 2014/06/07(土) 17:52:41 :
- エレン「んで?時間まで何すんだよ?」
アニ「ゲーム?」
ユミル「飽きた…」
ライナー「そうだな…ゲームって飽きると本当に詰まんないからな」
ベルトルト「う~ん」
アニ母「ライナー君の!!」
ライナー「それは別の時でいいじゃないですか!!」アセアセ
ユミル「ライナーの…?ベルトルト…何の話をしてたんだよ?」
ベルトルト「え~と」
ライナー「ベルトルト!!言ったらお前の恥ずかしい話を大声で叫ぶからな!!」
アニ「うるさっ…」
エレン「慌ててるな…ライナーの奴…」
アニ「(ユミルはクリスタの事になると怖いからね…)」
ユミル「チッ…後で聞き出してやる…」
ベルトルト「あはははっ…ははは…」
エレン「(ベルトルトも俺と同じで彼女には逆らえないな…)」
アニ「ん?どうかした?」
エレン「何もねぇよ?それより…本当に何すんだよ?」
アニ「じゃあ…ケーキでも食べに行く?」
ライナー「ケーキ?」
アニ「うん、サシャが前に美味しいって言ってたお店に行ってみる?」
ユミル「ケーキか久し振りに食べても良いな」
ベルトルト「決定ね」
エレン「決定だ」
ライナー「(このリア充野郎が)」
-
- 113 : 2014/06/08(日) 09:00:21 :
- アニ「じゃあ…あ!ライナーにベルトルトさ…」
ライナー「んぁ?」
ベルトルト「ん?どうしたの?」
アニ「臭いから何とかしてよ」
ユミル「まぁ…確かにな…ケーキ食いに行くんだからよ」
エレン「俺の家でシャワー…でも着替えがないか」
ライナー「あぁ…それじゃあ1回家に帰ってから」
ベルトルト「シャワー浴びてから集合にしようか」
アニ「そうしなよ?女の子に嫌われるよ」
ユミル「まぁベルトルトは嫌いにならねぇけど…ライナーはな…」
ライナー「俺の扱い酷いな」
エレン「まぁまぁ!急いで行ってこいよ!」
アニ「私の家に来てよ?待っててあげるからさ」
ライナー「よし!お邪魔しました!!後でまたお邪魔させて貰います!!」ダッ
ベルトルト「それじゃあ…僕もちょっと行ってくるね!お邪魔しました!!」ダッ
アニ「家の中を走るかい…普通さ?」
ユミル「子供なんだろ」
エレン「アニの家が懐かしいんだろ?」
アニ母「賑やかなのは好きだから歓迎だよ」クスクス
クロ「?」
-
- 114 : 2014/06/08(日) 09:00:41 :
- エレン「で…何する?」
アニ「あいつらは遅くなるしね」
エレン「暇潰しになるもの…」
ユミル「何かやろうぜ?暇すぎてクリスタに会いたくなっちまうよ」
アニ「それは常に思ってることでしょ?」
ユミル「にしし!クリスタは私の嫁だ!」
アニ母「ベルトルト君は?」
ユミル「ベルトルトさんは…///」
アニ母「ベルトルトさん…?」
ユミル「か、彼氏…って…奴です///」
アニ母「ふふふっ」
エレン「何かユミルがユミルじゃねぇな」
アニ「変わったよね」
ユミル「お前ら2人にだけは絶対に言われたくねぇな!!」
エレン「アニに言われたくないってよ」
アニ「エレンの事でしょ?」
エレン「いやいや、アニの事だろ?」
ユミル「もう黙れ…バカ夫婦」
アニ母「アニは素直になったんじゃない?」
アニ「元々…素直にしてたよ!」
アニ母「ツンツンしてクールぶってたくせに」
ユミル「本当だよ!それだよ!!本当にそれだよ!!」
アニ「し、してないから!」
アニ母「彼氏のエレン君はどう思う?」
アニ「!」
エレン「どうって…」
アニ「…」ドキドキ
エレン「最初から優しかったしな…可愛いのも最初からだし…綺麗なのも…変わった…えっ…」
アニ「…///」
ユミル「あぁ…もういい…黙れ」
アニ母「あんた最初からデレデレしてたの?」
アニ「ち、違うから!」
ショウジキニイイナヨ?
ショウジキニイッテルカラ!
-
- 115 : 2014/06/08(日) 09:01:01 :
- その頃の公園で
サシャ「遅刻です!!」
コニー「いや~目覚ましが動いてなくてな…腹が減ってたみたいでさ」
サシャ「ちゃんとご飯をあげてくださいよ!可哀想じゃないですか!!」
コニー「そうだな…今日はちゃんと電池を食べさせておくよ」
サシャ「まったくですよ…電池って食べれるんですか!?」
コニー「食べれるわけないだろ!?」
サシャ「知ってますよ…冗談なんですから冗談で返してくださいよ」
コニー「…俺が悪いのか?」
サシャ「コニーが悪いです!」
コニー「そうなのか?」
サシャ「そうじゃないんですか?私が間違ってるんですかね?」
コニー「ん~悪いのは目覚まし時計って事で良いんじゃないか?」
サシャ「はっ!そうですね!そうしましょう!!」
コニー「よし!ケーキ食いに行こうぜ!」
サシャ「はい!遅刻したコニーの奢りですよ!!」
コニー「おう!!…ん?」
サシャ「さぁ!早く食べに行きますよ!」
コニー「(あれ?目覚まし時計…が悪いから…)」
サシャ「えへへ…ケーキ楽しみです」ニコ
コニー「(あ…食い物の事になると本当に幸せそうな顔に…)」
コニー「仕方ないから今日は天才の奢りで食いまくろう!」
サシャ「あぁぁ!やったです!!いっぱい食べますよ!!」
コニー「なら早くケーキ屋に行くぞ!」
サシャ「はい!!」
-
- 116 : 2014/06/08(日) 09:01:30 :
- サシャ「いや~暑いですね」
コニー「夏休みも涼しければ完璧な休みなのにな」
サシャ「冬休みは?」
コニー「ポカポカ陽気なら完璧な休みだろ?」
サシャ「それじゃあ…あれ?何を言おうとしたのか…あれ?本当にわかんないです!」
コニー「え?」
サシャ「えぇ?」
コニー「?」
サシャ「?」
サシャ「そう言えば!今日は花火をするってミカサから連絡もらいましたよ!」
コニー「今日なのか!」
サシャ「ケーキ食べたら買いにいきますか?」
コニー「もう買ってあるぞ?しかもライナーが持ってるし」
サシャ「いつの間に!?」
コニー「ライナー達と遊んだ時に買っていたんだよ!」
サシャ「流石コニーです!!」
コニー「おう!」
サシャ「よし!じゃあ時間ギリギリまでケーキ食べますよ!!」
コニー「(金払ったのはライナーだけどな)」
-
- 117 : 2014/06/08(日) 09:01:54 :
- そして…
ピンポーン
アニ「来たね…行く?」
エレン「あぁ!そうだな」
ユミル「ケーキかクリスタにも食べさせてやりたいよな」
エレン「クロ?お前は家で留守番な」
アニ母「いいよ?私がクロと遊んでてあげるから」ワシャワシャ
エレン「良いんですか?」
アニ母「問題なんかないよね~?」ワシャワシャ
クロ「わん」
アニ母「だから楽しんできてね」
エレン「じゃあ…お願いします!」
ユミル「おい!早くしてやらないとあの2人が怒るぞ」
アニ「大丈夫さ…お兄ちゃんなら怒らないはず…」
エレン「(お兄ちゃんって思ってるんだな)」ニヤニヤ
ユミル「何でも良いから早く行くぞ」
エレン「それじゃあ、お邪魔しました!」
ユミル「お邪魔しました」
アニ「行ってきます」
アニ母「はいは~い」ワシャワシャワシャ
クロ「わふぅ」
-
- 118 : 2014/06/08(日) 09:02:37 :
- ガチャ
ライナー「アニ!お兄ちゃんだぞ!」
アニ「うるさい」
ユミル「さっきから何の話だよ?お兄ちゃん?」
ベルトルト「あぁ!アニの事を妹みたいな感じに思ってるからさ」
ユミル「意味わかんねぇ」
エレン「面白いぞ?」
ライナー「アニちゃん!お兄ちゃんが抱っこしてやるぞ?」
ドゴッ
ライナー「いっ!!」
エレン「お前な…それは許さねぇ」
ライナー「エレンさん…冗談ですからよ」
アニ「まったく…」
エレン「取り合えずお兄ちゃん2人は今から大人しくしてろよ?」
アニ「本当だよ」
ユミル「ならよ?お姉さんの私はアニとイチャイチャしていいのか?」ニヤニヤ
アニ「そのニヤニヤした顔とさ、その変な手の動かし方やめて」
ユミル「え~日本語って難しいですね~?」
ベルトルト「ゆ、ユミル…エレン見てみなよ」
ユミル「ん?」チラ
エレン「…」ギロ
ユミル「ジョークだよ…やめろよその目…どっかの漫画の兵長みたいな目はやめろ」
エレン「アニ…行くぞ」ギュウ
アニ「そうだね、早く行かないと私は身の危険を感じるよ」
ライナー「おぉ…手を繋いで」
ベルトルト「あははっ!何か日常だよね」
ユミル「バカ夫婦なんだろ?」
ライナー「お前らは良いのかよ?」
ベルトルト「…ど、どうする?///」
ユミル「手…繋ぐぐらい…ふ、普通だろ///」ギュウ
ベルトルト「えへへ」
ユミル「さ、ささっと行くぞ!///」
ライナー「(素直になれよな)」
ライナー「…」
ライナー「(駆逐されろ…リア充…)」
ライナー「はぁ…」
-
- 124 : 2014/06/08(日) 17:33:33 :
- エレン「アニは何のケーキ食べる?」
アニ「ん~見てから決めたいけど…チーズケーキは必ず」
ユミル「何でも良いから食べたいわ」
ベルトルト「ユミルは嫌いな味とかないの?」
ユミル「んぁ~ケーキに好きも嫌いもないな…多分な」
ライナー「…」
エレン「ケーキ食ってからは花火までどうやって時間を潰すかな」
アニ「気が早いね」
エレン「花火が楽しみなんだよ!」
アニ「はいはい」クスクス
ベルトルト「エレンって元気だよね」
ユミル「小学生並みの元気だよ」
エレン「酷くねぇか!?」
ライナー「おい!見えてきたぞ!さっさと中に入るぞ!」
アニ「あ!そうだね」カチカチ
エレン「誰にメールしてんだ?」
アニ「内緒だよ」
ユミル「何だよ?別の男か?」
エレン「えっ…」
アニ「女の子だから安心してね」
エレン「お、おう!!」
ベルトルト「(誰にメール?)」
ライナー「ほら!中でやるぞ!暑くて死ぬしな…熱中症にでもなったら大変だろ!」
アニ「はいはい…お兄ちゃん」
ライナー「…///」
エレン「ライナー?」
ライナー「(やべぇな…今のは…こう…本当に可愛いな///)」
ベルトルト「(羨ましい…お兄ちゃんって言われたい)」
ユミル「こらこら」ムニー
ベルトルト「いひゃい」
ユミル「他の女にデレデレするなよ」ムニー
ベルトルト「ゆみぃゆがぁ…いひばぁん!!」
ユミル「何を言ってるのか…なぁ~?」ニヤニヤ
ライナー「俺先に入ってるからな」アキレ
-
- 125 : 2014/06/08(日) 17:34:25 :
- ウィーーン
店員「いらっしゃいませ!1名様でよろしいですか?」
ライナー「5名です…外でイチャイチャしてるんで」
店員「はぁ…?席にご案内しますね」
ライナー「おねが………」チラ
店員「あぁ…本当にすみません…あそこのお客様は元気でして…」
ライナー「…」
サシャ「コニー!情けないですよ!!もっと食べないと大きくなれません!!」
コニー「…」
店員「あの彼氏さんはケーキを見たくないって顔をしてるんですよね」
ライナー「すみません…俺の友達なんで俺が責任もって静かにします」
店員「え!?」
ウィーーン
エレン「ライナー!」
アニ「置いていく奴がいるかい?普通さ?」
ベルトルト「サシャとコニーだ!」
ユミル「コニーの顔!すげぇ面白いな!」ケラケラ
ライナー「うるさい客です…すみません…本当に」
店員「い、いえいえ!あそこの席でよろしいですか?」
ライナー「…はい」
-
- 126 : 2014/06/08(日) 17:35:02 :
- エレン「おう!」
サシャ「エレン達じゃないですか!」
アニ「凄い量のケーキだね」
ベルトルト「コニーが辛そう」
ユミル「情けないぞ?」バンバン
コニー「うぐっ…」
ライナー「やめてやれよ…コニー大丈夫か?」
コニー「け、ケーキが…襲ってくる…」
ライナー「…」
エレン「ここって注文しないとダメなのか?」
アニ「特別なのはね」
エレン「特別なのは?」
アニ「サシャが頼んでるケーキは特別だよ」
サシャ「ここのお店の1番大きいケーキです!!」
エレン「…」
ユミル「美味そうだな」
アニ「うん」
サシャ「一緒に食べましょうよ!」
アニ「そうしようか!」
ユミル「おっし!ケーキとってくるぞ!」
アニ「エレンの分も私がもってくるね」
エレン「おぉ!サンキュー!」
ベルトルト「ユミルお願いしても良いかな?」
ユミル「最初からそのつもりだからよ!」
ベルトルト「ありがとう!」
コニー「うぇ…口の中が甘い…」
ライナー「頑張ってるな」サスサス
-
- 127 : 2014/06/08(日) 17:35:31 :
- 数十分後…
エレン「…」
ベルトルト「…」
ライナー「…」
コニー「…」
サシャ「これ!凄く美味しいですよ!」
アニ「あ…本当だ」パク
ユミル「これも美味しいぞ?」
サシャ「いや~もう全部食べたいですね!!」
エレン「良かったな」
ベルトルト「ここのお店が安くてね」
ライナー「ついでに言うとバイキング形式って言うのが救いだった」
コニー「うぇ…」
エレン「俺達はもう…」
ベルトルト「大丈夫だよ」
ライナー「男と女の胃袋は違うんだよ…」
エレン「口の中が…」
ライナー「甘い…」
エレン「女子って凄いよな?」
ベルトルト「うん、何であんなにケーキ食べれるの?」
エレン「ケーキは別腹って言うのって本当なのかもな」
ライナー「(サシャは仕方ないけと…アニとユミルも食うよな)」
-
- 128 : 2014/06/08(日) 17:36:16 :
- ウィーーン
エレン「ここの店って本当に…クリスタとミーナ!」
アニ「やっと来たかい」
ベルトルト「(あ…察し)」
ライナー「あ、アニ…お前は…」
アニ「…」パクパク
ライナー「(口パク?…が…ん…ば……れ)」
ライナー「…」グッ
アニ「ふふふっ」
クリスタ「アニ!メールありがとね!」
ミーナ「コニー大丈夫なの?」
コニー「大丈夫に見えるのか?」
ミーナ「全然だけど?」
コニー「…」
ユミル「クリスタ!!!」ダキッ
クリスタ「ユミル…もう!本当に暑いからダメ!」
ユミル「クリスタ…クリスタ!」
クリスタ「はなしてよぉ!」ジタバタ
エレン「ケーキ食べに来たんだろ?」
クリスタ「うん!」
ミーナ「男子はお腹いっぱいってかおしてるね」
サシャ「情けないですよ!!本当に!!」
ライナー「あのなぁ」
クリスタ「ユミル!私もケーキ食べたいから…」
ユミル「おぉ!隣に来いよ!」
ライナー「…」
ベルトルト「ユミルは僕の隣で食べてよ?」
ユミル「へ?」
ベルトルト「少しだけ…さみしいかな」
ユミル「な、なら仕方ないな!」
ライナー「ベルトルト…」
アニ「(頑張んなよ…バカ兄貴…)」
ライナー「クリスタ!空いてるぞ!」
クリスタ「うん!ミーナもライナーの隣に座ろうよ!!」
ミーナ「えへへ…ライナーは両手に女神だね!」
ライナー「今回は否定しない!」キリッ
クリスタ「ふふふっ!ケーキ!」
ミーナ「お腹いっぱい食べるよ!」
エレン「アニ…」
アニ「(ほら、ライナー!私とベルトルトがチャンス作ってるんだからね)」
エレン「(何かさ…今日…さみしい)」
コニー「第二回…ケーキ大食い…作戦が…始まる…」
-
- 133 : 2014/06/08(日) 22:36:54 :
- そして…
アニ「食べ過ぎたね」
クリスタ「えへへ…でも満足だよ」
ミーナ「夜は花火するから体力を温存するためにケーキを食べたんだもんね!」
サシャ「その通りです!!」
ユミル「まぁ男子には辛いもんがあったみたいだな」
エレン「く、食い過ぎた…本当に食い過ぎた…」
ライナー「あぁ…こんなにケーキを食った記憶がねぇ」
ベルトルト「コニー?大丈夫?」
コニー「だめ…」
アニ「エレンもたくさん食べてたからね」
エレン「まぁな?アニもたべれたよな?」
アニ「うん!こんなに食べるつもりはなかったけどね」クス
ベルトルト「ユミルも食べれた?」
ユミル「当たり前だろ?金払うなら食えるだけ食うよ!」ニシシシ
ベルトルト「あははっ!そうだよね!」
ライナー「あぁ…動けねぇ」
ミーナ「ほらほら!動け!」
クリスタ「ライナーは人気者だね!」
ライナー「(これは人気者と言うより遊具にされてる気分だ)」
-
- 134 : 2014/06/08(日) 22:37:35 :
- アニ「エレン?」
エレン「ん?どうした?」
アニ「何かさみしそうだからさ…」
エレン「あぁ…大丈夫だよ!」
アニ「そう?」
エレン「おう!大丈夫だからよ!花火が楽しみだな!」
アニ「そうだね!どんな花火があるのか楽しみにしてるよ」
エレン「ライナー達が選んだんだから大丈夫だよな!」
アニ「私のお兄ちゃんを語るならね、花火も良いものを選べないとダメだよ」クス
クリスタ「お兄ちゃん?」
アニ「ライナーとベルトルトは私のお兄ちゃんになるんだってさ」クスクス
ミーナ「何それ?何か可愛いかも!」
クリスタ「ライナーお兄ちゃんにベルトルトお兄ちゃんか!」
ライナー「おふっ!」
ユミル「(クリスタにお姉さんって言われたい!!)」
ベルトルト「(ユミルが何を思ってるか…何となくわかる)」フフッ
サシャ「お腹が一杯になると自然と眠くなりますねぇ」
コニー「俺は腹が苦しくて寝れねぇ」
エレン「ジャンとかは時間わかってるんだよな?」
アニ「ミカサから連絡きてるよ?」
エレン「何してんだ?」
アニ「ジャンとアルミンの家で遊んでるってさ」
エレン「アルミンの家も大きいからな」
サシャ「ヒッチは暑いからクーラ全開で時間まで寝るって連絡がきました!」
ライナー「ヒッチらしいな」
コニー「マルコは?」
アニ「ジャンが連絡するって言ってるみたいだよ?」
コニー「仲良しだよな~ジャンとマルコさ」
エレン「そうだな~気が合うんだろ?」
アニ「ふふふっ!そうだね!」
イマカラドウスル?
オナカガオチツクマデウゴケナイナ…
マチガイネェナ…
-
- 135 : 2014/06/08(日) 22:38:02 :
- アルミン家…
ジャン「アルミン!頼む!」
ミカサ「私からもお願いする」
アルミン「わかったから!ほら!見せてごらんよ!」
ミカサ「ここが…わからない…」
アルミン「ミカサは漢文が苦手なんだね」
ミカサ「私には何故そのような言葉を使うのかが理解できない」
アルミン「ん~暗記なんだよなぁ…」
ミカサ「むぅ」
ジャン「可愛い…」プニプニ
ミカサ「ぷく~」
ジャン「それ本当に可愛い///」
ミカサ「ふふふっ///」
アルミン「イチャイチャ禁止!」
ジャン「はぁ~い」
ミカサ「アルミン先生ごめんなさい」
アルミン「な、何か凄く馬鹿にされてる気分なんだよね…」
アルミン「マルコに助けて貰おうかな」
ジャン「マルコ呼ぶか?」
ミカサ「4人で勉強会!」
アルミン「あ、でも花火の時間になったら来るってジャンにメールきたんでしょ?」
ジャン「あぁ…言われてみたらそうだな」
アルミン「仕方ない…2人とも僕が面倒みるよ」
ジャン「助かるぜ!俺とミカサだけじゃ理解に苦しむ問題が多くてな」
ミカサ「こんな宿題を作った先生はきっと酷い奴…」
アルミン「…」
ジャン「それにしても早く夜にならねぇかな」
アルミン「あぁ花火ね」
ミカサ「花火をやるのは小学生の時以来…ので楽しみ」
ジャン「騒ごうな!」
ミカサ「うん!」
アルミン「うるさすぎて通報されないようにしようね…」
ジャン「当たり前だろ?そこまでバカ じゃねぇよ?」
ミカサ「その通り!」
アルミン「(心配なんだよ…僕はさ…はぁ)」
-
- 136 : 2014/06/08(日) 22:38:28 :
- ミカサ「そう言えば…」
ジャン「何だ?」
ミカサ「アルミンはクリスタが好きなの?」
アルミン「宿題やろうね?」
ジャン「まぁ金髪お姉さんが好きみたいだしな」
ミカサ「アニかクリスタ…でもアニはエレンが大好き」
ジャン「エレンもアニが大好きだしな…やっぱりクリスタ?」
ミカサ「クリスタか…」
アルミン「2人とも勉強しようね!?」
ミカサ「アルミン…私は貴方の大事な友達…ので教えてほしい」キラッ
アルミン「目を輝かせたってダメだよ」
ジャン「ケチだな」
ミカサ「エロミン…ケチだね」
アルミン「もう!!宿題教えてあげない!!」
ジョウダン!!ノデ…ユルシテホシイ
ソウソウ!カルイジョークダヨ!
ウルサーーーイ!!ハヤクベンキョウシテクレヨ!!
-
- 137 : 2014/06/08(日) 22:39:13 :
- 夜の7時45分(約束の公園で…)
ヒッチ「遅い…本当に遅い!」
マルコ「まぁまぁ!まだ約束の時間まで少しあるし」
ヒッチ「普通に男は女の子より先に来てるのが常識だよね?」
マルコ「まぁ…確かにね」
ヒッチ「アルミンぐらいは来てると思ってたのになぁ」
マルコ「(あ…この子…ヒッチってアルミンの事が?)」
ヒッチ「あぁ…暑いしぃ」パタパタ
マルコ「(この子…色っぽい///)」
ヒッチ「あ…アニ達が来たよ」
アニ「2人とも早いじゃないか」
エレン「よぉ!」
マルコ「相変わらず仲良しだね」
エレン「へへ!まぁな!」
ベルトルト「ミカサ達はまだかな?」
ユミル「今頃イチャイチャしてんだろ?」
ミーナ「いいなぁ…」
クリスタ「う~ん…イチャイチャね」
ヒッチ「でぇ~?花火は?」
サシャ「ライナーの家にあるのでライナーが持ってきますよ!」
ヒッチ「あ…そっか!」
アニ「ミカサ達が来たよ?」
ジャン「夜でも暑いな」
ミカサ「今晩は!です!」
アルミン「朝からこの2人の面倒でクタクタだよ…」
コニー「俺もだよ」
アルミン「?」
ヒッチ「アルミ~ン~?」
アルミン「なに?」
ヒッチ「喉乾いちゃった~そのサイダー飲みたいなぁ~?」
アルミン「え!?口つけちゃったよ?」
ヒッチ「え~まぁ良いや!もらうねぇ」ヒョイ
アルミン「あ…///」
アニ「(え…ヒッチって…)」
エレン「(アルミン顔が赤くなってるな…)」
クリスタ「…」ムーー
ミーナ「(うわぁ…今日は積極的だねヒッチ///)」
ヒッチ「ふぅ…ありがとぉ///」
アルミン「う、うん!!///」
-
- 142 : 2014/06/09(月) 00:20:43 :
ライナー「持ってきたぞ…」
エレン「たくさん買ったんだな!」
アニ「こんなに買ったのかい…」
サシャ「凄いですね!大きいです!」
ミーナ「えへへ!準備しようよ!」
ベルトルト「そうだね」
ジャン「ライターとか持ってきてんのか?」
アニ「え?私は知らないよ?」
エレン「俺も何も聞いてねぇからな」
ライナー「ほら…俺が持ってきてるから、袋に入ってる蝋燭かせよ」
ミカサ「兄貴ライナーは流石」
ジャン「準備がいいな!親父!」
ライナー「ジャン…俺は高校生だ」
ジャン「え…?」
ライナー「この野郎!!」
マルコ「危ないよ?火傷しちゃったら大変だからね」
アルミン「そうだよ?」
ライナー「うぐっ…」カチカチ
エレン「できるか?」
ライナー「当たり前だ」カチ
アニ「あ…火がついたね」
ライナー「ほらよ!後は好きな花火で好きなように楽しめよ!」
ミーナ「悪いことしちゃダメだからね!」
クリスタ「そうだよ?特にコニーとサシャ!」
コニー「え?」
サシャ「常に良いことしか出来ませんから安心してください!」
エレン「不安しかない…アニ…気を付けろよ?」
アニ「大丈夫だよ」クス
-
- 143 : 2014/06/09(月) 00:21:12 :
ジュボーーー
アニ「中々綺麗じゃないか」
エレン「そうだな」
ジャン「ミカサ!俺の花火に火わけてくれよ」
ミカサ「任せてほしい」ジュボーーー
ジャン「お…サンキュー」
ミカサ「わぁ!サシャ!」
サシャ「えへへ!この花火タコさんにみえません?」
ジャン「お前な!ミカサが火傷したらどうすんだよ!」
サシャ「だ、大丈夫ですよ!私だってミカサに怪我させたくありません!」
ミカサ「ふふふ…大丈夫!」
アニ「あっちも賑わってるね」
エレン「…」スッ
アニ「エレン?どうしたの?」
エレン「今日はアニ分もらってないからさ…」
アニ「ふふっ…そんなに近づかなくても大丈夫じゃないの?」
エレン「別に良いだろ?///」
アニ「はいはい」
コニー「なあなあ!この花火すげーぞ!」ジュボーーー
サシャ「それ凄いですね!!」
コニー「天才が選んだんだからな!」
マルコ「あははっ!コニーって面白いね!」
ミーナ「見てると心配するけどね」
アルミン「それね…凄くわかるよ」
ミーナ「だよね?ハラハラするもん」
ヒッチ「考えすぎだよぉ」ジュボーーー
ライナー「ふぅ…」
クリスタ「(ライナー疲れてるのかな?)」
-
- 144 : 2014/06/09(月) 00:21:41 :
- クリスタ「ライナー?疲れてるの?大丈夫?」
ライナー「おぉ!クリスタか!疲れてないぞ!」
クリスタ「ライナーって嘘が下手なの?」クス
ライナー「(この笑顔…女神///)」
ミーナ「何々?ライナー疲れてるの!?」
ライナー「いやいや!本当に疲れてないぞ!」
クリスタ「バレバレだよね?」
ミーナ「疲れたって顔だよね?」
ライナー「あははっ…」
ベルトルト「まぁ今日は疲れたと思うよ?」ジュボーーー
ユミル「ベルトルトさん!火くれよ!」
ベルトルト「うん!いいよ!」
ユミル「ありがとな!…ほら!クリスタも花火やれよ!」
クリスタ「う、うん!」
ライナー「クリスタも楽しめよ!」
クリスタ「ライナーも花火しないと!」
ミーナ「そうだよ?1人だけ見てるだけとか詰まんないもん!」
ライナー「バカたれ!俺はこいつの準備をしてるんだ!」ヌッ
ベルトルト「あ!それ凄そうだね」
ライナー「だろぉ?」ニヤ
ユミル「その顔はキモい」
ライナー「大きなお世話だ」
アルミン「花火と言えば夏祭り行くでしょ?」
ヒッチ「夏祭りかぁ…このメンツで行くのぉ?」
マルコ「あの4人は?」
エレン「アニ!これ綺麗じゃないか?」ジュボーーー
アニ「色がカラフルだよね」
ジャン「お、おい!ミカサ!」
ミカサ「二刀流!!」ジュボーーー
ライナー「知らん!どうせ来るだろ?それか2人で行くんだろ?」
ミーナ「羨ましいねぇ」
クリスタ「ユミルはベルトルトと2人で行くんでしょ?」
ユミル「んぁ?///」
ベルトルト「行く?///」
ユミル「い、いや!今回は皆で///」
ベルトルト「そっか…わかったよ!」
ライナー「(2人だけにしてやる)」
マルコ「何か盛り上がってきてるね」
アルミン「毎回こんな感じだよ?僕達はさ」ハハハ
ライナー「お祭りの話も良いけどよ!準備が完了だ!」
エレン「おっ!できたのか?」
アニ「流石だね…お兄ちゃん?」クス
ライナー「完璧だ!火つけるぞ~?」
-
- 145 : 2014/06/09(月) 00:22:15 :
- ジャン「お!何か派手な花火だな」
ミカサ「ふふふっ!ライナーが生き生きしてる」
ジャン「絶対楽しんでるよな」
ジュボーーー!!
ライナー「おぉ!」
ヒッチ「へぇ~中々じゃん」
クリスタ「綺麗だね!」カシャ
ミーナ「後で送ってね?LINEのグループでもいいからさ!」
クリスタ「任してね!」
ベルトルト「夏祭りの花火はもっと綺麗なんだよね?」
ライナー「そりゃあベル…もっと大きいしな?」
エレン「大きいと綺麗なのかよ?」
アニ「初めて知ったよ」
ライナー「巨大は正義だ!」
ユミル「それはお前の理論か?」
マルコ「でも大きいのって凄いよね?」
アルミン「うん!大きい花火とか見たいよね」
ヒッチ「じゃあ行こうよ?このメンバーでさぁ!」
アニ「(ヒッチが1番楽しみにしてる気がするね)」
エレン「どうする?アニは夏祭り皆と行きたいか?」
アニ「まぁ…途中でちょっと2人で回ろうよ?」
エレン「へへ!オッケーだ!」
アニ「(嬉しそうにしちゃってさ)」クス
ミカサ「(アニが嬉しそうに笑ってる)」
-
- 151 : 2014/06/09(月) 22:48:05 :
- Hanaさん
自分も思います(笑)
いつも応援ありがとうございます!!
名無しさん
自分もライナー大好きなんで!
ありがとうございます!!
進撃中の巨人さん
そう言って貰えると頑張れます!!
ありがとうございます!!
アッと驚くハマフエフキさん
期待に応えれるように頑張っていきますね!
ありがとうございます!!
名無しさん
必ず最後まで書くので、
急かすコメントはやめてください
自分にもやらないといけない事もあるので
暇な時間を使って更新していくので!ご理解とご協力お願いします!!
-
- 152 : 2014/06/09(月) 22:48:49 :
- それからは…
ミーナ「ちょっと!ジャン!爆竹こっちに投げるなぁ!!」
ジャン「仕方ねぇな…よっ」ポン
マルコ「え!?ジャン!!」
パン!
マルコ「うわぁ!!………ジャン」
ジャン「うっはははは!ま、マルコ!今の面白いぞ?」
ミカサ「ふふふ」
マルコ「え~と残りの花火少しもらうね?」スッ
ライナー「はぁ」
マルコ「ジャン!」ジュボーーー
ジャン「お、おぁ!?マルコ!それは流石にダメだろ!」ダッ
マルコ「やられたらやり返すよ!」ダッ
アニ「うるさいな…もう」
エレン「こんな日もいいだろ?」
アニ「まぁね」クス
ミーナ「ふぁ」
クリスタ「眠たい?」
ミーナ「ん~ビミョーかな?」
クリスタ「ビミョーなんだ」クスクス
ジャン「もう残りわずかだぞ?」
ミカサ「楽しい時間は…過ぎるのが…」
ライナー「まだロケット花火が終わってねぇぜ!」
アルミン「そろそろ…」
ライナー「やりますか!」ニヤ
-
- 153 : 2014/06/09(月) 22:49:38 :
ユューーーー パーーン!!
アニ「これを見ると花火も終わりだなって思うね」
エレン「あぁ…そうだな」
コニー「でもさ?」
コニー「線香花火が終わってないぜ?」
サシャ「そうですね!勝負しましょうよ!!」
ユミル「1番先に落ちた奴の負けな!」
ベルトルト「負けた人は?」
ユミル「そりゃあ!最後まで落とさなかった奴のお願いを聞くだろ?」
ミカサ「私は負けない…ジャンも負けない」
ジャン「(プラグを回避しねぇとな)」
エレン「それじゃあ線香花火やるぞ!」
アニ「仕方ないな」クス
クリスタ「(1番先に落ちたらどうしようかな)」ドキドキ
ミーナ「眠い…」
-
- 154 : 2014/06/09(月) 22:50:13 :
- 線香花火で勝負中
アニ「…」パチパチ
エレン「アニの大きくなってきたな」パチパチ
アニ「まぁね」
エレン「(真剣だな)」
ミカサ「…」パチパチ
ジャン「(落ちるなよ…落ちるなよ)」パチパチ
ヒッチ「ミーナ…?」
ミーナ「…」ウトウト
ポト
ベルトルト「ミーナ?」
ユミル「ミーナが1番に落としたな!」
ライナー「ミーナ?」
クリスタ「あ…半分寝ちゃってるよ」
エレン「どうする?」
アニ「ミーナの家って…」
ヒッチ「遠いよね?」
アニ「凄く遠いって程じゃないけど…心配だよね」
エレン「俺がおぶってくか?」
アニ「なら私が案内するよ」
エレン「悪いな…頼むよ」
ライナー「あ…落ちた…」ポト
ベルトルト「皆が終わるまで大丈夫かな?」
ミーナ「…zzz」ウトウト
ユミル「いつ地面に寝るか…」
ライナー「はぁ…片付けはお前らに任せるよ」
クリスタ「…」パチパチ
アルミン「家わかるの?」
ライナー「前に言ってたからな…大体はわかる」
マルコ「大丈夫?」
ライナー「よっ…迷子になったらアニに電話するよ」
アニ「ん…わかったよ」ポト
アニ「あ…」
エレン「落ちたな…」
アルミン「僕も落ちたよ」
アニ「仕方ないな…私もついてくよ」
エレン「な、なら!俺も行くよ!」
ユミル「バカ野郎…花火を片付けるの大変だぞ?爆竹なんて…ほら」
エレン「…」
ベルトルト「もう勝負とかは無しでいいからさ」
サシャ「(私が1番最後まで残ってましたけどね…誰も見てくれてなかったです)」
エレン「ライナー!!」
ライナー「任せろ…アニもミーナも俺が責任をもって家まで!!」
エレン「頼むぜ!」
アニ「心配性なんだから」
ミカサ「(本当は嬉しいくせに)」
ジャアイッテクルナ!
タノンダヨ…
アニ!ナンカアッタラスグニレンラクシロヨ!?
ハイハイ!
-
- 155 : 2014/06/09(月) 22:50:56 :
- ミーナを家に届けてる最中…
ライナー「悪いな?」
アニ「何が?」
ライナー「エレンと帰りたかったろ?」
アニ「まぁね…?」
ライナー「そこは嘘でもお兄ちゃんなら良いって言ってくれよ?」ニシシシ
アニ「…」
ライナー「無視されると辛いな」
アニ「あのさ?」
ライナー「(調子に乗りすぎたか?)」
アニ「ライナーが1人で悩むぐらいならさ?私も手伝うよ?」
ライナー「あ?どういう意味だよ?」
アニ「お兄ちゃんも妹に頼っても良いってことでしょ…バ~カ」
ライナー「あ、アニ…」ウル
アニ「その顔やめて…ライナーの泣き顔とか見たくないし」
ライナー「お!それって心配って意味か!?」
アニ「違うから…」アキレ
ライナー「ちっ…」
アニ「そこ右ね」
ライナー「へいへ~い」
何かちょっと…懐かしいね
アニ「…」
ライナー「どうした?」
アニ「あんたは変わんないね」クス
ライナー「そうか?」
アニ「あ!見えてきたよ?ミーナの家はあれね」
ライナー「お~お!ご本人は爆睡だよ」
ミーナ「zzz」
アニ「ふふふっ」
こいつは…ベルトルトもね…
本当にさ
アニ「お疲れさん…お兄ちゃん」クス
ライナー「おうよ!」ピッ
ピンポーン
-
- 156 : 2014/06/09(月) 23:58:13 :
- ガチャ
ミーナ母「はいはーい!」
ライナー「今晩は!」
ミーナ母「あら!アニちゃん!」
アニ「お久し振りですね!」
ミーナ母「久し振り!!え~と…」
ライナー「ライナーです!ミーナが寝ちゃったんで!」
ミーナ母「え!?もう!この子は!起きなさい!」ユサユサ
ミーナ「う…ん…zzz」
アニ「爆睡しちゃったね」クス
ライナー「たくさん遊んだからな」
ミーナ母「ごめんなさいね!よっと!」
ライナー「大丈夫っすか?」
ミーナ母「大丈夫っすよ!重くなって…本当に!」
ミーナ母「アニちゃん、ライナー君!ありがとね?」
ライナー「いえいえ!」
アニ「それじゃあ遅いんで失礼します」ペコリ
ミーナ母「お休みなさーい!」
ライナー「お休みなさい」ペコリ
ミーナ母「(あの子がね…)」
ミーナ「zzz」
ミーナ母「頼れそうな子だね…」
-
- 157 : 2014/06/09(月) 23:58:39 :
- 帰り道
ライナー「ふぁ~」
アニ「乙女の前でさ…」
ライナー「格好いい彼氏のいる乙女なら許してくれるだろ?」
アニ「はぁ」
ライナー「それにしてもよ?」
アニ「ん?」
ライナー「お前の楽しそうな顔見ると安心するぞ?」
アニ「はぁ?」
ライナー「お前とベルトルトはガキの頃から俺に心配かけるからよ」
アニ「別に心配してくれ…」
ライナー「でも…」
アニ「?」
ライナー「少しだけな?嬉しいけど…さみしい気持ちもあるぞ」
アニ「…」
ライナー「ベルトルトもお前とエレンが仲良くしてるの見て心配してたぞ?」
アニ「エレンが…危ない人…って噂が酷かったから?」
ライナー「あぁ」
アニ「ごめんなさい…心配…かけてさ…」
ライナー「アニちゃんはバ~カですね?」ナデナデ
アニ「な、何が!?」
ライナー「エレンみたいな良い男は中々いねぇぞ?」
アニ「うん!」
ライナー「まぁ…俺とベルトルトには勝てないけどな!」
アニ「あっそ」クスクス
昔もこんな感じで…並んで歩いてたね
バカなのは私だけじゃないさ
ライナー「アニの家が見えてきたな!」
アニ「ライナー?」
ライナー「あぁ?腹痛いか?トイレは我慢するなよ?」
アニ「ば、バカ!そんなんじゃないよ!」
ライナー「じゃあ何だよ?」
アニ「エレンは彼氏としてね…男として愛してるよ」
ライナー「あぁ…それで?」
アニ「でもね?そ、そのさ…ライナーもベルトルトも…お、お兄ちゃんとして…大好きだからね!///」
ライナー「おふっ…///」
アニ「お休み!お兄ちゃん!///」ダッ
ライナー「…///」
ライナー「ベルトルトに教えてやらないとな…///」
-
- 158 : 2014/06/09(月) 23:59:16 :
- ライナー「クリスタも女神だけど…アニも女神だよ」ニシシシ
ライナー「…」
ライナー「へへ…お兄ちゃん…か…」
エレン「ライナー!」ハァハァ
ライナー「おぉ!エレンか!片付けは終わったか?」
エレン「あぁ!爆竹が多すぎて困ったけどな…アニは!?」
ライナー「安心しろ!しっかり家の中に入るまで見届けたからよ!」
エレン「そっか…ありがとな!」ニッ
ライナー「…」
エレン「ん?ライナー?」
ガシッ
エレン「うぉ!な、何だよ!?」
ライナー「エレン!」
エレン「あぁ…な、何だよ?」
ライナー「アニを絶対に悲しませたりすんなよ?」
エレン「あぁ!わかってるよ!どうしたんだよ!?」
ライナー「良いから黙って俺の話を聞け!!」
エレン「ツ…」
ライナー「良いか?アニは俺とベルトルトの大事な幼馴染みだ…大事な友達で親友だ」
エレン「…」
ライナー「お前には温泉の時にも言ったけどよ…アニは本当に俺達にとって本当に!!大切な…仲間なんだよ…」
ライナー「だから…エレン!本当に信じてるぞ!」
エレン「あぁ!わかってる!安心してくれよ!」
ライナー「よし…」スッ
ライナー「悪かったな…急に…」
エレン「いや!お前らの気持ちも…さ…俺と同じだろ?」ニッ
ライナー「まぁ、顔は俺とベルトルトの方が格好いいけどな?」
エレン「あぁ…そうかよ!」
ライナー「ふははっ!じゃあな!ちゃんと寝ろよ!」フリフリ
エレン「おう!お前もな!」
エレン「…」
エレン「うっし!」グッ
-
- 163 : 2014/06/10(火) 20:22:01 :
- ピンポーン
エレン「…」
ガチャ
アニ「あ!やっぱりエレンだ」
エレン「クロがアニの家に残ってるからさ!」
アニ「今日は泊まって…」ギュウ
アニ「ちょっと!エレン?///」
エレン「大好きだからな!」
アニ「あ…うん…私も///」
クロ「わん!」
エレン「クロ!今日は帰るぞ?」
アニ「え…帰るの?」
エレン「今日はな?本当はこのまま抱き締めてたいけどよ!」ニッ
アニ「ツ…///」
エレン「へへ!お休みな!」ダッ
アニ「お、お休み///」
アニ「エレン?///」
アニ母「あれ?エレン君は?」
アニ「か、帰ったよ!///」
アニ母「そう?(何を照れてるの?)」
アニ「…///」ドキドキ
-
- 164 : 2014/06/10(火) 20:22:21 :
- エレン家にて…
家に帰ってから、すぐにお風呂に入って、少し遅い晩ごはんを食べて…
エレン「ん…眠たいな」ゴロン
クロ「zzz」
エレン「夏祭りな…楽しみだな」
ブーブーブー
エレン「ん?」カチ
エレン「アニ!」
From アニ
Sub
本文
エレン?さっきはビックリしたよ!
でもね、嬉しかったよ?
今日はライナーの応援してて中々エレンと話せなくてゴメンね?
明日は今日の分も遊ぼうね!
今日は眠たいから寝ます(´-ω?`)ネモイ
エレン「アニ…」
エレン「(俺って幸せだよな…大好きだよっと)」ピッ
エレン「へへ!俺も寝るかな!」
-
- 165 : 2014/06/10(火) 20:22:40 :
- クリスタ家
クリスタ「…」
クリスタ「寝れない…疲れてるのにな」
クリスタ「(ミーナがライナーに…おんぶ…)」
クリスタ「何か羨ましいなぁ」
ブーブーブー
クリスタ「メール…?」カチ
From アルミン
Sub
本文
帰り元気なかったけど…?
大丈夫?何か困った事があったら僕でも皆にでも相談してね!
クリスタ「アルミン」
高校生になって1番最初に仲良くなった友達で…初めて好きになった男の子
クリスタ「アルミン…ありがとう」ピッ
クリスタ「はぁ…モヤモヤする」
クリスタ「ライナーって皆に優しいからなぁ」
クリスタ「…寝よ」
-
- 166 : 2014/06/10(火) 20:23:00 :
- アルミン家
アルミン「…」
クリスタからのメールの文章が今までと違って…何かさ…
アルミン「クリスタ…」ボソ
アルミン「(クリスタが好きなはずなのにな…ヒッチも…)」
ピコン
アルミン「?」
アルミン「夏祭りか…うん…行くよ」ピッ
アルミン「ダメだ…もう眠たいや」ゴロン
アルミン「…」
――――――
―――――
――――
―――
――
―
ピリリリリリリリリ…
アルミン「う~ん」ムク
アルミン「…」
アルミン「(今日は特別に用事がある訳じゃ…寝ようかな)」
ピンポーン
アルミン「寝れそうにないね」
アルミン「(誰かな?)」トコトコ
ガチャ
ヒッチ「やっほ~?」ヒョコ
アルミン「ヒッチ!?」
ヒッチ「ヒッチでぇ~す」
-
- 167 : 2014/06/10(火) 20:23:24 :
- アルミン「え?どうしたの?」
ヒッチ「夏祭りの計画を立てに来ました~迷惑だった?」
アルミン「ううん!大丈夫だよ!あがってよ」
どうしよう…僕ドキドキしてる
ガチャ
アルミン「どーぞ!」
ヒッチ「お邪魔しま~す」
アルミン「ちょっと顔洗ってくるね!」ダッ
ヒッチ「はいは~い」
ヒッチ「…」
ヒッチ「(やばぁ!!家に来ちゃったし!やばぁ!!男の部屋に入った事とかないしぃ!!!)」
ヒッチ「何気に散らかってる?」キョロキョロ
ヒッチ「エロ本とか持ってんのかな?」ガサガサ
探すこと数分…
ヒッチ「へぇ~ないんだ…いやいや頭が良いからバレない所に?」
ガチャ
アルミン「何してるの?」
ヒッチ「探索してただけぇ~」
アルミン「(エロ本隠しておいて良かった…)」
ヒッチ「あぁ!ジュース!」
アルミン「うん!暑いからね」スッ
ヒッチ「ありがとぉ~」ゴクゴク
アルミン「…」
ヒッチ「ん…んぐっ…ふぁ…生き返るよ」
アルミン「そっか!良かったよ!それでさ…」
ヒッチ「そうそう!夏祭りさ!皆で行くじゃん?」
アルミン「うん?そうみたいだね」
ヒッチ「アルミンは浴衣と普通の服…どっちが好き?」
アルミン「え…そうだね…夏だからね浴衣とかも見たいかな?」
ヒッチ「なるぅ~わかったよ!じゃあ帰るね~」フリフリ
アルミン「え?もう?」
ヒッチ「用事はすんだから帰るね~夏祭りをお楽しみにねぇ」フリフリ
アルミン「あ、うん…またね?」フリフリ
アルミン「あ!家まで送るよ!」
ヒッチ「今からミーナとお出掛けするから大丈夫でぇ~す」ニヤニヤ
アルミン「?」
ヒッチ「じゃあバイバ~イ」フリフリ
アルミン「またね…?」フリフリ
何だったんだろう?
-
- 172 : 2014/06/11(水) 19:55:31 :
- 喫茶店で…
カラン
ヒッチ「うへぇ~緊張したぁ」
ミーナ「お疲れ様です!」
ヒッチ「ミーナも昨日は良かったねぇ」ニヤニヤ
ミーナ「え、ええ?何が?」アセアセ
ヒッチ「とぼけてるしぃ」ニヤニヤ
ミーナ「何の事かなぁ~?」
ヒッチ「強敵がいるねぇ」
ミーナ「うぅ…バレてるのね」
ヒッチ「ばればれ~でぇす」
ミーナ「恥ずかしい///」
ヒッチ「(ライナーの応援するって言ってるからな…ミーナの応援もしたいけどね…)」
マルコ「あれ?ミーナにヒッチだ」
ミーナ「あれ?マルコだ!バイトしてるの?」
マルコ「ちょっと金欠だからね」
ヒッチ「あ~でも何か似合ってるかも」
マルコ「そ、そうかな?ありがとう!ご注文が決まったら呼んでくださいね!」
ヒッチ「うはぁ~似合いすぎてて面白すぎる」ニヒヒ
ミーナ「あははっ!わかるかも!」
-
- 173 : 2014/06/11(水) 19:55:51 :
- アニ家の前で
エレン「アニ…まだか?」
アニ「待ってよ?忘れ物してないよね」ガサ
エレン「(お母さんから貰った鞄で買い物に行きたい何て…可愛いな)」
アニ「よし!完璧だね」
エレン「あぁ…本当に完璧だよ」
アニ「何が?」
エレン「(本当に私服姿も可愛いよな///)」
アニ「あ…エッチな事でも考えてたね?」
エレン「は、はぁ?お前の私服姿が可愛いって思ってただけだよ!」
アニ「あ…そ、そうかい///」
エレン「ほら!夏祭りは来週なんだからよ…今の内に2人で遊びに行こうぜ?」
アニ「はいはい」クスクス
エレン「どっか行きたい場所とかあるか?」
アニ「ん~特に行きたい所はないかな?」
エレン「そっか…どうしようかな」
アニ「あ!じゃあさ!ついてきてよ!」
エレン「ん?あぁ!わかったよ!」
-
- 174 : 2014/06/11(水) 19:56:12 :
- 歩くこと数十分…
アニ「ここ入ってみようよ?」
エレン「本当に言ってるのか?」
アニ「だって新しい服とか欲しいし」
エレン「(新しくオープンした福屋…何で女の子服しか売ってねぇんだよ!)」
アニ「エレン?」
エレン「へい…行きましょう」
アニ「そうそう!」
ウィーーーン
エレン「(ほらな?女の子の服しか売ってねぇんだよ)」
アニ「あ…なにこれ!可愛い」ギャウ
エレン「何だそれ?」
アニ「ゴリラのぬいぐるみ!」
エレン「(ライナーだ)」
アニ「これも買わないとね」
エレン「それは?」
アニ「キリンさん!」
エレン「(ベルトルトだ)」
アニ「えへへ…」ギャウ
エレン「(お兄ちゃんには勝てないな)」ボリボリ
アニ「これは買うよ!」
エレン「他の服とかは?」
アニ「見るけどね…これは私が持ってるの」
エレン「そっか……俺はこれ買おうかな」スッ
アニ「猫のぬいぐるみ?何で?」
エレン「内緒だよ」
アニ「何それ!教えてよ!」
エレン「へへ…可愛いじゃん?」
アニ「犬じゃなくて猫なの?」
エレン「わかったよ!教えてやるよ!この猫さ?アニに似てるからよ」
アニ「え?私に似てるかな?」
エレン「そっくりだぞ?」
アニ「…ん?」
エレン「へへ!ほら!他にも見るんだろ?」
アニ「まぁね?エレンは1人で見てくる?」
エレン「お前の側から離れねぇよ?」
アニ「ふふふっ!そうかい」クスクス
エレン「(こういう店を1人で回る度胸はねぇな…)」
-
- 175 : 2014/06/11(水) 19:57:22 :
- エレン「…///」
アニ「可愛いすぎるね」クスクス
アニ「こんなの私が着ても似合わないよ」クス
エレン「はぁ?似合うぞ?絶対に!」
アニ「流石にないよ」クスクス
エレン「し、試着…」
アニ「嫌だよ」クスクス
エレン「(猫のコスプレだぞ?絶対に似合うだろ!)」
アニ「ほら、別のところ見に行くよ?」
エレン「ん~残念だな」
アニ「まぁね?その内…ね?///」
エレン「おっし!楽しみが増えたぜ!」
アニ「勝手に言ってな///」フイ
アニ「あ…」
エレン「ん?」
アニ「これは…エレンだね」スッ
エレン「俺ってオオカミなのか?」
アニ「…」スッ
エレン「…」
アニ「ぷっ…似合ってるよ?」クスクス
エレン「オオカミの耳がか?」
アニ「可愛いよ?」ナデナデ
エレン「わぉ~ん…ってか?」
アニ「あははっ!似合ってるよ!本当に可愛い!」ナデナデ
エレン「(お前の方が可愛いだろ?)」
-
- 182 : 2014/06/11(水) 23:12:36 :
- ユミル「何してんだ?」
エレン「がぅ?」
アニ「ユミル!」
エレン「…///」
ユミル「がぅ?ってエレン!お前な…あははっ!本当にオオカミになったのかよ!」
アニ「ぷっ…ふふっ…くふっ…」フルフル
エレン「笑いたきゃ笑えよ…///」
アニ「もう!本当に可愛いんだから」ナデナデ
ユミル「お~お!相変わらず仲のよろしい夫婦さんだ」
エレン「うるせぇ」
アニ「ユミルは1人なの?」
ユミル「いや?クリスタも一緒だよ…あいつ元気ねぇからさ」
アニ「へぇ…何で?」
ユミル「さぁな?心配だからな…」
エレン「?」
クリスタ「エレンとアニだ!」
アニ「クリスタ、大丈夫かい?」
エレン「悩みごとか?」
クリスタ「え?私は元気だよ?」
ユミル「そろそろ教えてくれよ…私の女神…」ナデナデ
クリスタ「め、女神なんかじゃないもん!」ムーー
アニ「本当にどうしたんだい?相談出来ないのかい?」
クリスタ「(ライナーが気になるってユミルには言えないし…)」
アニ「?」
クリスタ「(アニ…)」
-
- 183 : 2014/06/11(水) 23:13:01 :
- クリスタ「エレン…アニを少しだけ貸してください」
エレン「へ?」
ユミル「クリスタ!私には言えなくてアニなら言えるのかよ!?」オロオロ
クリスタ「ち、違うよ…ね?ユミル…ちょっとだけだから…」
ユミル「うぐっ…(涙目反則…)」
ユミル「わかったよ…たくっ」
アニ「じゃあ少しだけ話してくるね?」
エレン「あぁ!ここで待ってれば良いか?」
アニ「暇だよね…えっと…」
ユミル「その荷物は買っといてやるよ」
アニ「え…でも」
ユミル「後で金は返してもらうに決まってるだろ?ほら!クリスタを頼むぞ!」
アニ「はいはい…クリスタ、行こ?」
クリスタ「…うん」
ユミル「…」
エレン「…おい」
ユミル「お前の女だろ?しっかりお前が金を払っとけ…奢りだろ?」
エレン「最初からそのつもりだったよ」
ユミル「(こいつのバイト代はデートをする度に減ってくな)」ケラケラ
-
- 184 : 2014/06/11(水) 23:13:25 :
- ちょっと離れた公園で…
アニ「何があったんだい?」
クリスタ「…」
アニ「言ってくれないとわかんないよ?」
クリスタ「い、言わない?絶対に言わないって約束してくれる?」
アニ「わかったよ!エレンにも言わないから教えて?」
クリスタ「私ね…ライナーが好き…かもしれないの///」
アニ「…へ?」
クリスタ「だから…ライナーがね?好きかも///」
アニ「本当に!?」
クリスタ「う、うん…でもね?」
アニ「でも?」
クリスタ「アルミンが好きだったから…何か自分の気持ちがさ…」
アニ「…」
クリスタ「私って…酷い…かな?」
アニ「大丈夫」ナデナデ
クリスタ「…」
アニ「ライナーもアルミンもクリスタが大好きだよ?」
クリスタ「…」
アニ「あんたが気持ちを伝える相手は私が選ぶ権利はないからさ?ゆっくりで良いから自分で決めな?ね?」
クリスタ「うん…アニはライナーの事どう思う?」
アニ「ふふふっ」
クリスタ「え?」
アニ「お兄ちゃんだよ」ニコ
クリスタ「えへへ…ライナーって皆のお兄ちゃんなのかな?」
アニ「ん…どうだろうね?私だけのお兄ちゃんでいてもらいたいね」クスクス
クリスタ「ベルトルトもお兄ちゃん?」
アニ「うん!あの2人は私の大事なお兄ちゃんさ…」
クリスタ「えへへ」
アニ「なに?」
クリスタ「そのお兄ちゃんが私と付き合うかもね!」
アニ「あいつが幸せなら何でもいいさ」クス
クリスタ「うん!アニありがとう!!」
アニ「はいはい!そろそろ戻るよ?ユミルが心配してるよ?」
クリスタ「エレンもアニが帰って来ないって泣いてるかもよ?」
アニ「なら急いで帰らないとね」
クリスタ「うん!」
-
- 194 : 2014/06/12(木) 20:13:52 :
- その頃…
エレン「アニ……まだか?」
ユミル「私のクリスタ…大丈夫だよな…」
ウィーーーン
アニ「お待たせ」
クリスタ「2人とも、ごめんね?」
エレン「アニ!」
ユミル「クリスタ!」
アニ「あ…エレン!荷物ありがとね?ユミルお金払うよ」
ユミル「クリスタ!!」ギャウ
クリスタ「うっぷ…ちょっと!ユミル!苦しいよ!」ジタバタ
ユミル「大丈夫だったか?アニに酷いこと言われなかったか?」
アニ「あのねぇ…お金払わないよ?」
ユミル「エレンが払ったから私はいらない」
アニ「エレン!ごめんね?何円だった?」
エレン「奢りだよ!最初から奢るつもりだったからさ!」
アニ「ダメだよ!ちゃんと払うから!」
エレン「いいよ!奢らしてくれよ!」
アニ「ダメだよ!ねぇエレン?」
エレン「良いって!な?」ナデナデ
アニ「じゃあ…私に何か出来ることある?」
ユミル「ちゅ~だろ?」
クリスタ「それ良いかもね」クスクス
アニ「ば、バカじゃないの///」
エレン「(やべぇ…頼みてぇ)」
アニ「それでエレンは何してほしいの?」
エレン「…キス」ボソ
アニ「…///」
ユミル「店の中でするなよ?迷惑だからな」
クリスタ「(見たかったかも…)」
バカナコトイッテンジャナイノ!
シンケンニタノンダライイノカ!?ナァ!アニ!
モ,モウ!バカ!!
-
- 195 : 2014/06/12(木) 20:14:34 :
- クリスタ「またね~!」
ユミル「あんまりイチャイチャするなよ?」
エレン「お前もクリスタにイチャイチャしてるとベルトルトが悲しむぞ?」
ユミル「さっさと帰れ!///」
アニ「ふふふっ!エレン帰るよ!」
エレン「おう!それじゃあ、また今度な~!」フリフリ
アニ「…」ニコ
エレン「何か良いことあったのか?クリスタは大丈夫だったのかよ?」
アニ「そうだね、良いことが起こりそう何だよ?」
エレン「?」
アニ「クリスタは大丈夫だよ…」フフフ
エレン「ん?本当に何なんだ?」
アニ「エレンにも言わないって約束しちゃったから言えないね」
エレン「ん~何だろうな…ヒントは?」
アニ「大丈夫だよ?その内わかるから」クスクス
エレン「何なんだ?」
アニ「ん…///」チュ
エレン「あ、アニ…///」
アニ「これで勘弁してね?隠し事してる事は///」
エレン「わ、わかりました///」
エレン「(本当に急に…///)」
アニ「(あ~恥ずかしかったよ///)」
-
- 196 : 2014/06/12(木) 20:14:53 :
- クリスタ達は…
ユミル「なぁ?クリスタ…?」
クリスタ「何?」
ユミル「アニには言えたのか?」
クリスタ「え…う、うん」
ユミル「…そうなのか」
クリスタ「…」
ユミル「(私に言えない事…何だよ?)」
クリスタ「ユミル!今から遊びに行こ?」
ユミル「んぁ?まぁ…良いけど?」
クリスタ「今日は私の奢りね!」
ユミル「?」
クリスタ「ゲームセンターでプリクラ撮ろうよ!」
ユミル「また本当に急だな?よし!行くぞ!クリスタにキスしてやる」
クリスタ「ベルトルトが泣いちゃうよ?」
ユミル「し、知ってるよ!冗談だよ!」
クリスタ「ファーストキスは大好きな人にあげないとね!」
ユミル「う~ん…クリスタも大好きなんだけどな?ごめんな?」
クリスタ「ぷっ…ユミルは面白いね」クスクス
ユミル「やっと笑ってくれたな!」ニシシシ
クリスタ「だってユミルが面白いもん」クスクス
ユミル「やっと笑ったな!」ギャウ
クリスタ「え?」
ユミル「さっきまで作り笑いしてたからな!」スリスリ
クリスタ「ご、ごめんね?」
ユミル「いつかアニに教えた事も教えてくれよな!」
クリスタ「うん!絶対に教えるよ!」
ユミル「うっし!なら早く行くぞ!」
クリスタ「突撃!!」
-
- 197 : 2014/06/12(木) 20:15:15 :
- クリスタ「~♪」
ユミル「すげぇ楽しそうだぞ?」
クリスタ「えへへ!ユミルと遊ぶの好きだもん!」
ユミル「な、なに言ってるんだよ?(女神か…こいつは)」
クリスタ「ふふふっ!あ、見えてきたよ!」
ユミル「へへ!仕方ねぇな!」
ウィーーーン
ユミル「うわぁ…天国だ」
クリスタ「涼しいね!」
ユミル「クーラは神様って本当だな」
クリスタ「ベルトルトは?」
ユミル「な、何でベルトルトが出てくるだよ!?」
クリスタ「彼氏だから?」
ユミル「…」
クリスタ「ねぇねぇ!付き合うとどんな感じなの!?」
ユミル「…」
クリスタ「やっぱり手を繋いだりして歩くの?」
ユミル「…///」
クリスタ「き、キスとかしたの?///」
ユミル「してねぇ!!まだ!してねぇ!!///」
クリスタ「いつかはキスするんだね!」キラキラ
ユミル「うっ…人のこと言ってないでクリスタはどうなんだよ?」
クリスタ「…まぁ…その内ね?」
ユミル「クリスタ!お前まさか好きな奴がいるのか!?」
クリスタ「内緒だもん!」
ユミル「だ、誰だよ!?なぁ!」
クリスタ「えへへ…付き合えたら教えるね?」
ユミル「ちょっ!クリスタ!?」
クリスタ「早くプリクラとりに行くよ!(ベルトルトに送ろう!)」グイ
ユミル「ひ、引っ張るなよ!」
ユミルニダキツイテトル!!
ケッコンスルカ?
ヘ?
-
- 205 : 2014/06/13(金) 15:50:32 :
- 夜のベルトルト家…
ブーブーブー
ベルトルト「ん…ふぁ…」
ベルトルト「誰だろ…ライナーだろうなぁ…」カチ
ベルトルト「え?クリスタ?」
From クリスタ
Sub
本文
ユミルとデートしちゃいました!
その時に撮ったプリクラあげるね!
ベルトルト「可愛い…本当にクリスタと一緒にいる時のユミルって楽しそうだね」
ベルトルト「何か悔しいな…」
ベルトルト「(夏祭り以外にどこか2人で遊びに誘おう…)」
ベルトルト「あ…このプリクラ…ライナー欲しがるかな?…あげないけど」
ライナー家
ライナー「ぶえっくしょん!!」
ライナー「な、なんだ?」ズビー
ライナー「ベルトルトに悪口でも言われてるのか…?」
-
- 206 : 2014/06/13(金) 15:51:09 :
- そして…
ミーン ミーーン ミーン ミーーン
エレン「まだかな…」
ジャン「落ち着けよ?」
エレン「心配なんだよ」
ジャン「俺もだよ」
エレン「(待ち合わせって…アニが来る時に変な奴等に…)」
ジャン「(ミカサ…ミカサ…大丈夫だよな?何かあったらすぐに行くからな)」
アルミン「この2人は本当に落ち着きがないよね」
ライナー「落ち着いてるお前もどうかと思うぞ?どうしたんだ?」
マルコ「ライナー?」
ベルトルト「安心してね?これがライナーって男だから」
マルコ「…」
ライナー「アルミンは俺と同じ男のはずだ」
アルミン「…」
ライナー「アルミン?」
アルミン「え…あ、うん…そうだね?」
ライナー「?」
コニー「あ~腹が減った…唐揚げ食べたい」
マルコ「僕も食べたいな…」
コニー「マルコは夏祭りの為にバイトしたんだろ?」
マルコ「うん…少しだけどね?」
コニー「偉いなぁ」
マルコ「そんな!全然だよ!」
コニー「良いよなぁ」
マルコ「な、何が?」
コニー「マルコって頭も良いんだろ?」
マルコ「え~前の学校だと真ん中よりちょっと上ぐらいかな?」
コニー「神様だな」
マルコ「え?」
ライナー「そいつは下から数えたらNo.1になる時があるんだよ」
マルコ「あははっ…」
-
- 207 : 2014/06/13(金) 15:52:18 :
- アニ「お待たせ?」
ミカサ「少しだけ時間がかかってしまった」
クリスタ「えへへ!でも皆可愛いでしょ?」
エレン「アニ…すげぇ綺麗な浴衣だな…似合ってるぞ…可愛い///」
アニ「そ、そうかい…ありがと///」
ミカサ「ジャン?どう?」
ジャン「あ…ミカサ…」
ミカサ「に、似合って…ない?気に入らない?」
ジャン「け、結婚…しよ…?」
ミカサ「え…?///」
ジャン「ほ、本当に…綺麗だ!も、もう本当に綺麗で可愛いくて…///」
ミカサ「あ…ありがとう…///」
ミカサ「でも結婚は…まだ出来ない///」
ジャン「え?結婚って…俺が?」
ミカサ「うん…言った///」
ジャン「わ、忘れてくれ…今は…///」
ミカサ「また…いつかプロポーズを待っている///」
ジャン「…ツ///」
アニ「(ミカサが可愛い)」
エレン「(俺もアニに結婚しよって言っとくべきか…///)」
ライナー「クリスタ!!凄い可愛いぞ!!」
クリスタ「えへへ!嬉しいな!ありがとね?」
ライナー「あ、後で…写真…///」
ベルトルト「クリスタ?ユミルは?」
ライナー「(ベルトルト!邪魔しやがって!)」
クリスタ「あ!もう!隠れてないで出てきなよ!」
ユミル「…」スッ
ベルトルト「ユミル!」
ユミル「み、見るな///」
マルコ「うわぁ…綺麗」
ユミル「ベルトルト…変か?」
ベルトルト「凄く綺麗だよ!似合ってるし!変なんかじゃないよ!」
ユミル「さ、サシャに髪型とか色々な…ありがとな!」
サシャ「ユミルは遣り甲斐がありましたよ!ね!ミーナ!」
ミーナ「そうそう!背が高いから張り切っちゃいました!」
コニー「サシャも似合ってるな!」
サシャ「当たり前です!!」
ミーナ「可愛いに決まってるもんね!」
ライナー「おう!皆本当に可愛いぞ!」
アルミン「ね、ねぇ!ヒッチは?」
-
- 208 : 2014/06/13(金) 15:53:12 :
- アニ「あれ?」
ミカサ「迷子かもしれない?」
エレン「一緒に来たんだろ?」
サシャ「あ!そう言えば自販機でジュース買ってましたよ!」
ミーナ「(浴衣姿を見られるのが恥ずかしくて遅れて行くって言ってた何て言えない…)」
アルミン「皆は先に行ってて良いよ!僕ちょっと心配だからさ!」
クリスタ「…」
アルミン「後で皆と合流するね!」ダッ
サシャ「そうなら早く行きましょう!唐揚げ食べたいです!!」
ミーナ「チョコバナナも食べたいな!」
マルコ「楽しみだね!」
ベルトルト「ユミルも行こうよ!」
ユミル「お、おう///」
アニ「…」
エレン「アニ?どうした?」
アニ「何もないよ?」
エレン「考えことか?」
アニ「バレたか…」
エレン「バレバレだな」
アニ「ヒッチ大丈夫かな?」
エレン「アルミンが向かえに行ったから大丈夫だと思うぞ?それに、何かあったら電話してくだろ!」
アニ「そっか…うん、そうだね」
アニ「じゃあ!エレンとのデートを楽しむよ」クス
エレン「へへ!おう!」
ライナー「イチャイチャしてんじゃねぇよ!」
ライナーウルサイ
ウルサクネェヨ!!!!
アセクサイ…カエル?
アニヒドイナ!!オニイチャンハナクゾ!?
ナケ…
-
- 209 : 2014/06/13(金) 15:53:34 :
- その頃…
ヒッチ「あ~これはぁ…」
ヒッチ「恥ずかしくて死にそう」
ヒッチ「(でもなぁ~浴衣も見たいって言ってたしぃ…)」
アルミン「ヒッチ!」
ヒッチ「うひゃ!?」
アルミン「うわぁ!な、何?」
ヒッチ「何でここに!?」
アルミン「ヒッチが遅かったから…心配でさ」
ヒッチ「へぇ~」ニヤニヤ
アルミン「ヒッチ…」
ヒッチ「ん?」
アルミン「可愛いね?似合ってるよ!///」
ヒッチ「あ、当たり前じゃん!私なら似合うに決まってるし!」
アルミン「あははっ!そうだね!」
ヒッチ「…///」
アルミン「皆も心配してたから行こうよ!」
ヒッチ「りょ、りょうか~い///」
アルミン「?」
ヒッチ「(素直にありがとうって言えない…///)」
-
- 210 : 2014/06/13(金) 15:54:01 :
- アルミン「ヒッチは何が好きなの?」
ヒッチ「何だと思う?当ててみなよ?頭が良いし!」
アルミン「あ、頭が良いか悪いって…」
ヒッチ「ほらほらぁ~?考えて?」
アルミン「かき氷…とか?」
ヒッチ「ぶぅ~残念」
アルミン「せめてヒントが欲しいな」
ヒッチ「ん~美味しいかなぁ」
アルミン「ちょっとまって!ヒントになってないよ!」
ヒッチ「女には秘密がある方がいいんじゃないの?」ニヤニヤ
アルミン「そ、そうなの?」
ヒッチ「さぁ~ね?」
アルミン「ヒッチには勝てないな…」
ヒッチ「あ!アニ達がいるよ」
アルミン「本当だね!エレン!アニ!」
ヒッチ「(プチデート…かな?)」
-
- 211 : 2014/06/13(金) 23:54:12 :
- アニ「来たね」
ヒッチ「どもぉ~お待たせしましたぁ」
ライナー「んじゃ何から食う?」
エレン「俺は食うぞ?俺はここで晩飯すますからな」
ベルトルト「な、何か急に現実的な話をしだすね」
エレン「一人暮しだからな」
アニ「まぁ私の家でもあるけどね」
エレン「そ、そうだな///」
アニ「(何で照れるのさ?)」
サシャ「ふふふっ…唐揚げ美味しいですよ?」ムシャ
コニー「高いけどな」
ミーナ「いつの間に買ったの!?」
サシャ「唐揚げの売ってる店にサシャ・ブラウスです!!」
マルコ「な、何か説得力があるよね…」
ミーナ「う、うん…本当にね」
ジャン「(ミカサ…綺麗だ///)」マジマジ
ミカサ「(ジャンがさっきから見つめてくる…恥ずかしい///)」
ライナー「イチャイチャすんな!」ビシッ
ジャン「いっ…ライナー!」
ライナー「ふん!」
ミカサ「ジャンを殴ってはダメ」
ライナー「す、すみません」
クリスタ「ふふふっ!私は金魚すくいやる!」
アニ「あ!私も金魚すくいやる!」
ユミル「金魚すくいね…」
サシャ「金魚って食べれるんですかね?」
エレン「おい!!」
サシャ「冗談ですよ~!ねぇアニ!!」
アニ「わ、私に聞かないでよ」
エレン「取り合えず先に金魚すくいだな!」
アニ「うん!」
-
- 212 : 2014/06/13(金) 23:54:39 :
- クリスタ「ライナーが捕まえてくれたクワガタさん元気だよ!」
ライナー「まだ元気か!なら良かった!」
クリスタ「お母さんはビックリしてるけどね」クス
ライナー「はははっ!」
クリスタ「今度は部屋に金魚さんを飼うの!」
アニ「(いい感じだね…)」
ミーナ「…」
ヒッチ「ミーナ?」
ミーナ「ん?どうかした?」
ヒッチ「そのさ…頑張ってね?」ボソ
ミーナ「うん!ありがと」
ベルトルト「あ!あそこにあるよ!」
ユミル「1匹も捕れなかったりしてな」ケラケラ
エレン「大丈夫だ…絶対に捕まえる」
ライナー「俺達は金魚を捕獲する使命があるんだ」
アニ「2人とも気合い入れすぎだよ」
クリスタ「気楽にね?」クス
ヒッチ「(2人に良いところを見せたいんだよ)」
ベルトルト「ユミルは金魚とか嫌いなの?」
ユミル「別に嫌いじゃないけど?」
ベルトルト「なら、やる?」
ユミル「いやいいわ…飼うの面倒だから」
ベルトルト「そう言うと思った」ハハハ
マルコ「(リア充が沢山いるね)」
-
- 213 : 2014/06/14(土) 19:27:59 :
- おっさん「いらっしゃい!」
エレン「おっちゃん!1回やらせてくれ!」
おっさん「1回500円だ!」
ジャン「高い…300円で」
おっさん「値切るか…」
ジャン「500円ありゃあ普通に買えるだろ?」
おっさん「参った!降参だ!500円で2回やらしてやる!」
ジャン「うっし!」
ミカサ「ジャンの勝ち」
アニ「よ~し!クリスタ!」
クリスタ「捕まえるよ!」
エレン「俺達も捕まえないとな!」
ライナー「おうよ!(クリスタが喜ぶ!)」
サシャ「(あ~お寿司が食べたくなって来ましたね…)」
-
- 214 : 2014/06/14(土) 19:28:19 :
- エレン「…よっ」ポン
ミーナ「エレンが1匹ゲットだね!」
アニ「…」ポン
ヒッチ「アニは2匹だね」
アニ「あ…破けた…」ビリビリ
おっさん「(こいつら嫌だ…)」
クリスタ「むーー!!」
ユミル「クリスタは残念だったな」
クリスタ「残念賞で1匹だけとか悔しいもん!」
コニー「次はライナーだろ?ライナーから貰えばいいだろ?」
ライナー「任せな…」キリッ
ミーナ「(1匹もダメだったり…)」
ヒッチ「(キメ顔してるよ)」
クリスタ「ライナー!お願いね!」
ライナー「俺に…任せろ!!!」
おっさん「(新手か…)」
-
- 215 : 2014/06/14(土) 19:29:06 :
- 数10分が過ぎて…
ジャン「ライナー?お前さ…」
ミカサ「いったい何円…」
ライナー「1500円だ!そして結果は16匹だ!」キリッ
クリスタ「ライナー!!」
ライナー「欲しい奴等で分けれるだろ!こんだけいりゃあ!」
クリスタ「何か流石だね!」
ミーナ「私も飼いたいな」
ライナー「おう!持ってけ!」
エレン「悪いな…アニ…」
アニ「バカだね」クスクス
エレン「いや…あれを見せ付けられたらよ」
アニ「3匹でいいよ?大事に飼ってあげよ?」
エレン「へへ…そうだな!」
アルミン「(また夫婦で…イチャイチャだね)」
-
- 216 : 2014/06/14(土) 19:31:43 :
- ユミル「盛り上がってるところ悪いんだけどよ?」
アルミン「どうしたの?」
ユミル「腹が減った」
ベルトルト「うん、僕もなんだよね」
アニ「じゃあ何か食べようか」
エレン「それもそうだな!チョコバナナとか食いたいしな!」
ヒッチ「それもそうだね」
ライナー「(取り合えずベルトルトとユミルを2人だけに)」
ジャン「チョコバナナから食うか?ちょっと戻った所に屋台あったぞ?」
ミカサ「私も見た…ので戻ろう」
アルミン「じゃあ1回戻ってチョコバナナ買おうか」
マルコ「そうだね!」
エレン「アニ行くぞ!」ギュウ
アニ「あ!ちょっと引っ張りすぎ!ゆっくり歩いてよね!」
エレン「わ、悪い!いつものノリで!」
アニ「まったく!」
エレン「でも本当に浴衣似合ってるぞ!後で写真撮ろうな?」
アニ「仕方ないな///」
エレン「へへ!」ニッ
ライナー「(ちくしょう馬鹿野郎!爆発しろ!ドッカーーンってよ!)」
-
- 217 : 2014/06/14(土) 19:32:02 :
- ―――
――
―
エレン「おっ、あったぞ?」
アニ「やっと食べれるね」
アルミン「僕はかき氷にしようかな、暑くて暑くて…」
ライナー「俺はチョコバナナ食うぞ」
ベルトルト「ライナーが食べなかったらダメだよね?」
ライナー「ベルトルト?それがお前の最後の台詞に…」
ベルトルト「冗談です」
ミーナ「ほらほら!ゴリラ君にのっぽ君も買いに行くよ!」
ライナー「ご、ゴリラ君?」
ベルトルト「のっぽ君!?」
アニ「あんたらさ、うるさい」
ミカサ「エロミン…じゃなかった…アルミンを見習うべき」
アルミン「ちょっ、ちょっとミカサ!?」
ライナー「何かあったのか?」
アルミン「また今度ね?ここでは言えないから!」
ライナー「おう?」
ジャン「チョコバナナ2つ!」
「あいよ~!」
ユミル「(ジャンがさりげなくミカサと自分の分を買ってやがる)」
-
- 218 : 2014/06/14(土) 19:32:56 :
- エレン「あぁ、チョコバナナ食えた」ムシャ
アニ「美味しいね」
エレン「(ライナーが食うと笑いそうになる)」
ライナー「やっぱり美味しいな!次はたこ焼きだな!」
クリスタ「私もタコ焼き食べる!」
ベルトルト「クリスタとライナーで買いに行けば?」
ライナー「!」
クリスタ「ライナー?良かったら一緒に買いに行こ?」
ライナー「お、おおう!!」
ミーナ「あ…」
ヒッチ「…」
マルコ「(ミーナってライナーが好きなのかな?)」
ユミル「まてまて、ゴリラー君よ?」
ライナー「ライナーだが?」
ユミル「お前とクリスタを2人だけにしたらウホウホ病が発病するだろ?」
アニ「ウホウホって…」
エレン「扱いが酷いな」
クリスタ「ウホウホ病って何?」
ミーナ「ウホウホ、ウホウホ!って感じで話し出すんだよ!」
サシャ「ウホォ~!!ウホウホ!!」
コニー「ウホォチョオ~!!」
ライナー「お前らな…」
ベルトルト「何かゴリラ語が流行語になってるね」
ヒッチ「仕方ないんじゃない?」
マルコ「仕方ないのかな…?」
アニ「ライナー?面倒だからクリスタと買いに行ってきな?」
エレン「(ライナーの応援してんだな…アルミンは?)」チラ
ヒッチ「アルミンのかき氷はなに味なのぉ?」
アルミン「イチゴにしたよ!僕、イチゴ好きだしね」
エレン「(アルミンとヒッチって仲良しだよな)」
-
- 226 : 2014/06/15(日) 09:17:29 :
- ライナー「(よし!よぉし!!)」
ベルトルト「!」
アニ「ライナー!」
ライナー「クリスタ!買いに行くぞ!」
クリスタ「うん!」
ユミル「お、おい!クリスタ!!」
ベルトルト「…」ギュウ
ユミル「ベルトルさん!?な、何だよ?」
ベルトルト「お願い…」
ユミル「…その顔は卑怯だ」
ベルトルト「かき氷奢るよ」
ユミル「当たり前だな…ついでにポテトもな」
ベルトルト「うん!任してよ!」
ヒッチ「ミーナ?」
ミーナ「私は文化祭で勝負を決めるからいいもん」
ヒッチ「ならぁ、手伝わせて頂きます」
ミーナ「えへへ、お願いしちゃいます」
ジャン「どういった状況なんだ?」
ミカサ「皆も青春をしている、ので私もジャンと青春する」
ジャン「ん?どういう意味だよ?」
ミカサ「取り合えず楽しもうと思う」
ジャン「?」
エレン「アニ?他のところ見に行こうぜ?」
アニ「そうだね、じゃあ皆も花火の時に集合ね」
ミーナ「あ~!2人でイチャイチャする気だ!」
エレン「羨ましいか?」
ミーナ「私のアニなの!」
アニ「あんたのアニになった気はないけどね」
ヒッチ「はいはぁい、リア充さんはお楽しみを楽しんで来てくださ~い」
アニ「お楽しみってなんなのさ…はぁ」
エレン「はははっ!取り合えず行こうぜ?」
アニ「そうだね、あんたら大人しくしててよ」
ミーナ「はいは~い!」
エレン?ハヤクイクヨ…ワタシタチデアソンデクルカラ
ソウダナ!
イッテラッシャーーイ!
-
- 227 : 2014/06/15(日) 09:17:53 :
エレン「良かったな?」
アニ「え?」
エレン「ライナーの応援してたろ?」
アニ「あぁ、まぁね?」
エレン「上手くいくと良いな」
アニ「告白する度胸はないだろうけどね」クスクス
エレン「ライナーなら…」
アニ「絶対しないね」
エレン「言い切ったな」
アニ「幼馴染みの事はお見通しだよ」
エレン「なるほどな…お!ポテトあったぞ!」
アニ「買おうよ!沢山いれてよね?」
エレン「お、おう!」
アニ「(今はデート楽しまないとね)」
-
- 228 : 2014/06/15(日) 09:18:21 :
- その頃…
ライナー「…」ドキドキ
クリスタ「…///」
ライナー「(俺は今、女神クリスタと歩いてる…歩いてる///)」
クリスタ「(ライナーと2人とか初めてだよね)」
ライナー「く、クリスタ…?」
クリスタ「ふぁい?」
ライナー「お、おぉ?大丈夫か?」
クリスタ「だ、大丈夫!(うわぁぁぁ!恥ずかしい///)」
ライナー「な、何か初めてだよな!」
クリスタ「え?な、何がかな?」
ライナー「クリスタと2人だけってよ」
クリスタ「そうかもね、いつもユミルが側にいたもんね」
ライナー「ユミルはクリスタが大好きだからな」
クリスタ「私もユミルが大好きなんだ!」
ライナー「本当に仲良しだよな」
クリスタ「ライナー達も仲良しだよね?」
ライナー「俺達?」
クリスタ「アニとベルトルトだよ!」
ライナー「あいつらか…あいつらは幼馴染みだからな」
クリスタ「何か本当の家族みたいだよ?」
ライナー「でもな?」
クリスタ「うん?」
ライナー「アニは小さい時から俺をよく蹴っ飛ばしてくるんだよな」
クリスタ「何か想像できちゃうね」クスクス
ライナー「痛いんだよ、本当にな…ベルトルトはすぐに泣くしな」
クリスタ「えへへ!それも何か想像できちゃう!」
ライナー「(笑ってる!クリスタがぁ!!笑ってるよぉ!!!)」
-
- 231 : 2014/06/15(日) 18:54:29 :
- ライナー「おぉ?タコ焼き見つけた!」
クリスタ「美味しそうだね!」
ライナー「へへへ!」
クリスタ「どうしたの?」
ライナー「何か楽しくてよ、つい笑っちまった」
クリスタ「私も楽しいよ!ライナー面白いもん!」
ライナー「ほ、本当か!?」
クリスタ「うん!ライナーは面白いよ!」
ライナー「(うはぁ…俺こんなに幸せで良いのだろうか)」
屋台の人「そこのカップルさん、買ってくのか?」
ライナー「か…かかかか!?」
クリスタ「カップル!?///」
屋台の人「そこの兄ちゃん!買ってくんだろ?」
ライナー「も、もちろんだ!」
屋台の人「500円な!サービスして多く入れてやるよ」
ライナー「いいんっすか?」
屋台の人「彼女さんが可愛いからな!」
クリスタ「か、彼女///」
ライナー「い、いや…俺達は…」
クリスタ「ライナー、早く一緒に食べようよ?」
ライナー「え…?」
クリスタ「ほ、ほら…早くさ///」
屋台の人「ほいよ、彼女さん!」スッ
クリスタ「ありがとうございます///」
屋台の人「祭りを楽しんで来いよ!」
クリスタ「えへへ、はい!」
屋台の人「(この野郎…可愛い彼女さんと付き合ってんだな)」
-
- 232 : 2014/06/15(日) 18:54:59 :
- クリスタ「美味しそうだね!」
ライナー「…///」
クリスタ「どうしたの?」
ライナー「わ、悪いな!彼氏と間違われてよ?」
クリスタ「謝らなくても…あのね?」
ライナー「なんだ?」
クリスタ「嬉しいかったよ?」
ライナー「嬉しいかったのか…は!?」
クリスタ「えへへ…///」
ライナー「あ…ありがとな?///」
クリスタ「早く何処かで座って食べようよ!」
ライナー「そ、そうだな!そうしような!」
ライナー「(うはぁ…可愛い…しかも嬉しいよって…嬉しいよって!)」
クリスタ「(言っちゃったよぉ~!恥ずかしいな…)」
ライナー「あ、あの辺で食うか?それとも皆の所に戻っちゃうか?」
クリスタ「後で合流するんだから、今は2人で食べちゃおうよ!」
ライナー「それもそうだな!よし、んじゃ行こうか」
クリスタ「うん!」
-
- 233 : 2014/06/15(日) 18:56:20 :
- クリスタ「歩き疲れたね~」ストン
ライナー「大丈夫か?」
クリスタ「大丈夫だよ?ライナーは疲れてないの?」
ライナー「全然問題ないです!」キリッ
クリスタ「何かライナーって流石だよね」
ライナー「何が流石なんだ?」
クリスタ「いつも皆を引っ張ってるし、皆に冗談言われて怒ってる素振り見せてるけど本当は怒ってないでしょ?」クスクス
ライナー「そ、そんな事はねぇよ!あいつらは人を敬う気持ちを知るべきだな///」
クリスタ「(顔が真っ赤に)」クス
ライナー「(いかん…嬉しいすぎるぞ///)」
クリスタ「ライナー食べようよ?タコ焼き!」
ライナー「そ、そうだな!熱いから気を付けろよ?」
クリスタ「ライナーも気を付けないとね」
ライナー「え?俺は熱いの好きだけどな」
クリスタ「残念だけど1パックしか買ってませんよ~」
ライナー「…………へ?」
クリスタ「屋台の人が気を使って1パックにしてくれたみたいだね!」
ライナー「…………///」
クリスタ「ほら、袋の中に500円入ってる!」スッ
ライナー「クリスタが食っていいからな!」
クリスタ「ライナーも食べるの!ほら、中に爪楊枝は2本…あれ」
ライナー「どうした?クリスタ?」
クリスタ「1本しか入ってないです……///」
ライナー「(あの、ジジィィィィィ!!!!)」
-
- 235 : 2014/06/15(日) 18:57:39 :
- ライナー「わ、悪いな!本当に!クリスタが食っていいからよ!」
クリスタ「…」
ライナー「なんならそこら辺の屋台で…」
クリスタ「ライナーは…」
ライナー「あ?」
クリスタ「私が使った爪楊枝じゃ嫌かな?」
ライナー「……」
クリスタ「いただきます///」パク
ライナー「(今の言葉は俺の聞き間違いだ…そうだ、絶対にそうだ!)」
クリスタ「あっ…つ!でも美味しい」ハフハフ
ライナー「(女神がハフハフしてる///)」
クリスタ「…ライナー///」
ライナー「ん?なんだ?喉乾いたか?」
クリスタ「あ、あ~ん///」
ライナー「………ん?」
クリスタ「ライナーも食べなきゃダメだよ///」
ライナー「夢か…?」ツネー
クリスタ「夢?」
ライナー「痛い…な?」
クリスタ「頬っぺた、つねったら痛いよ?」
ライナー「いいいいのか!?」
クリスタ「ふふふっ!はい、あ~ん!」
ライナー「あぁ~ん///」ドキドキ
クリスタ「(ふえぇぇぇ///)」
ライナー「ん…うんうん!凄く美味しいな!///」
ライナー「(クリスタと関節キスじゃねぇかよ!?俺が!?)」
クリスタ「お、美味しでしょ?あの、おじさん腕が良いんだね!」
ライナー「本当だな!めちゃくちゃ怖い顔してたけどな」
クリスタ「えへへ!ほら!ライナーもう1個食べてよ」
ライナー「…」スッ
クリスタ「爪楊枝がどうかした?」
ライナー「ほら…あ~ん///」
クリスタ「ふへぇ?ちょっ、ちょっと!ライナー!?エレンの真似!?///」
-
- 236 : 2014/06/15(日) 18:58:03 :
- ライナー「俺もクリスタに…な?///」
クリスタ「こ、これ…恥ずかしいね///」
ライナー「だよな?エレンとアニって本当に凄いよな」ハハハ
クリスタ「う、うん」ハハハ
ライナー「へへ!ありがとな?」
クリスタ「え?」
ライナー「俺って女の子にこういう事して貰った事ねぇからよ///」
クリスタ「ん?」
ライナー「クリスタにタコ焼き、あ~んして貰えたとか…もう死ねる///」
クリスタ「死んじゃダメだよ!ダメ!」
ライナー「お、おう!冗談のつもりだ!」
クリスタ「もう!」
ライナー「そ、それで…クリスタ?」
クリスタ「え?」
ライナー「ほら、タコ焼き冷めるぞ?」スッ
クリスタ「…」
ライナー「(俺もクリスタに…まぁ、上手くスルーされたからな…)」
クリスタ「あ…」
ライナー「?」
クリスタ「あ~ん///」
ライナー「クリスタ…///」スッ
クリスタ「ん…まだ…熱いね…でも、美味しいね///」モグモグ
ライナー「(女神…いや、もう何て言えば良いんだよ?)」
ライナー「(結婚しよ)」
コンドハワタシガ,ライナーニタベサセテアゲル!
イヤイヤ,モウイッカイオレニ!!
-
- 237 : 2014/06/15(日) 18:58:43 :
- ライナー達の少し離れた場所で…
アニ「…」
エレン「クリスタとライナーの話し声が聞こえるから見に来たけどよ…」
アニ「ライナー顔が真っ赤だね…似合わない」
エレン「似合うかどうかは…知らないけどよ」
アニ「うん、良い感じだね…デートぐらい誘いなよね」
エレン「もうすぐ花火始まるぞ?ライナー達に教えてやるか?」
アニ「そうだね…やっぱり2人だけにしてあげよ?」ニコ
エレン「半分楽しんでるよな?」
アニ「なんの事だろうね?」クス
エレン「まぁ、見てて面白いけどな」
アニ「でもミカサ達も心配してるだろうし…戻ろうか?」
エレン「そうだな、よし!行くぞ」ギュウ
アニ「早く歩くの無しだからね」
エレン「なるべく気を付けます」
アニ「はいはい」クス
アニ「……」
エレン「ん?」
アニ「頑張んなよ…ライナー」
エレン「(ライナーの事が好きなんだな…好きって兄貴的な感じだろうけど)」
アニ「エレン、行くよ!」
エレン「おう!(ちょっと悔しかったりする)」
-
- 238 : 2014/06/15(日) 18:59:47 :
- 少し離れた神社で…
ジャン「エレンとアニ!こっちだぞ」
アニ「皆も来てるね」
ユミル「クリスタが来てねぇんだよ!!」
サシャ「きっと、タコ焼き食べてて花火の事を忘れてるんですよ」
ユミル「お前とクリスタを一緒にするんじゃねぇよ!大食い女!」
サシャ「ぬわぁ!?大食い女でも大好きってコニーは言ってくれます!!」
コニー「…///」
ベルトルト「あんなに大声で叫ばれたら恥ずかしいよね」
コニー「これは俺が馬鹿だからか?」
ベルトルト「違うから安心していいよ」
ヒッチ「クリスタ達は何してるんだろうね?」
ミーナ「迷子になっちゃったかな?」
エレン「さっき見たから大丈夫だ」
アニ「そろそろ来ると思うよ」
ユミル「クリスタ!!早く帰ってこい!」
アルミン「ベルトルト…?何とかユミルをさ…」
ベルトルト「クリスタの事になるとユミルは凄いんだ…」
アルミン「……」
ジャン「あと少しだぞ?」
ミカサ「花火が楽しみ…ので静かにするべき」
マルコ「あ!来たよ!」
クリスタ「みんなぁ~!!」
ライナー「ギリギリセーフだな」
ユミル「クリスタ!無事か!?何もされてないよな?身体は大丈夫か?ウホウホされなかったか?」アセアセ
ライナー「(この野郎…俺を何だと思ってやがる)」
ユミル「どうなんだ!?クリスタ!」ギュウ
クリスタ「も、もう!ライナーとタコ焼き食べただけ!!」
ユミル「本当の本当だな!?怪我はないな!?」
クリスタ「もう、いい加減にしなさい!」ゴツン
ユミル「いっ!痛い!!」
ユミル・クリスタ以外「(クリスタの必殺技…頭突き)」
-
- 239 : 2014/06/15(日) 19:00:35 :
- ユミル「く、クリスタ…痛い…」
クリスタ「ライナーに失礼でしょ?」
アルミン「何か微笑ましい説教に見えるね」
マルコ「凄くわかるかも…」
エレン「(小さい子に怒られる大きい子…)」フッ
アニ「(自分の娘に怒られる母親みたい…)」
ライナー「も、もういいだろ?許してやれよ?俺は怒ってないからよ」
クリスタ「ユミル…」
ユミル「は、はい!?」
クリスタ「ライナーが優しくて良かったね…」
ユミル「そ、そそ!そうだな!」ケラケラ
クリスタ「もう…」
ドーーーン ドーーーン………バーーーン!!
ベルトルト「始まったね」
ライナー「本当だな」
ヒッチ「こんなに綺麗に見える場所があったんだね」
アルミン「リヴァイ先輩が教えてくれたみたいだよ」
ヒッチ「あの怖い人ね」
アルミン「うん、あの怖い顔の先輩がね」
サシャ「綺麗ですね」
コニー「あれ?唐揚げは?」
サシャ「もうお腹の中です!」ドヤァ
エレン「いつの間に…」
アニ「凄いね、本当にさ」クスクス
ミカサ「わぁ…綺麗…」
ジャン「綺麗だな(ミカサがな…)」
ミーナ「大きいね」
ライナー「大きいな」
ベルトルト「…」グイ
ライナー「?」
-
- 240 : 2014/06/15(日) 19:01:06 :
- ライナー「何だよ?」コソコソ
ベルトルト「デートに誘えた?クリスタを?」
ライナー「ば、馬鹿…そんな…」
アニ「情けないね」
ライナー「何なんだよ?お前ら良いのか?エレンとユミルと一緒に花火見なくても…」
アニ「デートに誘ってきな」
ライナー「な?」
ベルトルト「ほら、ユミルはミーナ達と話してるでしょ?チャンスだよ」
ライナー「で、デート…でもよ…」
アニ「行け…命令」スッ
ライナー「その今にも蹴りますよアピールはやめてくれないか…」
アニ「なら行きな…」
ライナー「お、おう」ザッザッ
-
- 241 : 2014/06/15(日) 19:01:28 :
- アニ「まったく…」
ベルトルト「世話のかかる兄貴だね」
アニ「少しは自分の事も考えなってね…馬鹿…」
ベルトルト「本当だよね?さっきも僕とユミルを2人だけにしようとしてたしね」
アニ「本当に馬鹿…馬鹿お兄ちゃん」
ユミル「ベルトルさん?何してんだ?花火見ようぜ?」
ベルトルト「うん!」ザッザッ
アニ「ふぅ」
エレン「お疲れさん」
アニ「ッ…!!」ビッビクン
エレン「ビックリしたか?」
アニ「したよ!急に後ろから話しかけないでよ!」
エレン「………」
アニ「な、なに?どうかした?」
エレン「言っとくけどな?俺はアニが大好きだからな?」
アニ「うん?私もだよ?」
エレン「(ライナーとベルトルトに負けるかよ…)」
アニ「あ!もしかしてさ、ヤキモチ?」
エレン「ば、バカ………まぁ、ヤキモチだな」
アニ「ふふふっ!はいはい!エレンが大好きだよ!」
エレン「ッ…!///」
アニ「あ~顔が真っ赤になってるよ?どうかしたの?」ニヤニヤ
エレン「こっち見るな!頼むから!」
アニ「見るに決まってるでしょ?ほら!見せてみなさい!」グイ
エレン「引っ張るなよ!アニ!」
ミカサ「ふふっ!」
ジャン「相変わらずだな」
ミカサ「ん」ヨリソウ
ジャン「ミカサ?///」
ミカサ「ジャンも顔が赤くなっている…どうかしたの?」クス
ジャン「お、おま!そりゃあ、ミカサが…!!///」アセアセ
イチャイチャシテンジャナイヨ!!
ミーナ!ジャマスルナヨ!?
ヒリアジュウヲバカニシテルンデショオ!?クチクシテヤル!!
ウワァ!!!ヒッチ!ミーナ!アルミンマデアバレンナ!
-
- 242 : 2014/06/15(日) 19:01:50 :
ドーーーン!! ドーーーン!! バーーーン!!!
バーーーン!!!
クリスタ「うわぁ…本当に綺麗…」
ライナー「…」ドキドキ
ライナー「クリスタ?」ドキドキ
クリスタ「あ!ライナー!花火が凄く綺麗なんだよ!」
ライナー「本当だな、本当に来て良かったな!」
クリスタ「楽しかったよね!また遊びに行こうね?」
ライナー「…」
クリスタ「ライナー?」
ライナー「クリスタ…そのさ…」
クリスタ「うん?」
ライナー「夏休みも…もうすぐ…終わるだろ?」
クリスタ「?」
ライナー「だからさ!その…俺と2人だけで遊びに行かないか?」ドキドキ
クリスタ「…2人だけで?」
ライナー「あぁ!2人だけで遊びに行きたいんだ」
クリスタ「…」
ライナー「(やっぱり……ダメ…だよな?)」
クリスタ「えへへ!照れちゃうね?」
ライナー「え?クリスタ…それって………?」
クリスタ「私もライナーと2人だけで遊びに行きたい!」
皆で夏祭り編
――fin――
夏祭り編はこれにて終了です
次はライナーとクリスタのデート編を書こうと考えてます
最後まで読んでくれた皆様、本当にありがとうございます。
ライナーとクリスタのデート編も楽しんで貰えるように頑張ります
それでは、本当にありがとうございました。
-
- 243 : 2014/06/15(日) 19:04:06 :
- エレアニジャスティスさん
コメントありがとうございます!!
ライナー格好いいですからね~!
大好きなキャラクターです(笑)
確かにそうですね(笑)コメントありがとうございました♪
-
- 244 : 2014/06/15(日) 22:37:57 :
- 素晴らしい作品でした(*^^*)
これからも、頑張って下さい!
o(・`д・´。)ヵ゛ンハ゛レ !
-
- 245 : 2014/06/15(日) 22:55:53 :
- クリスタ可愛い!
次の話が楽しみです!
-
- 246 : 2014/06/15(日) 23:46:30 :
- エレアニ(*^ω^*)さん
ありがとうございます!!
そう言って貰えると本当に嬉しいです!
頑張っていきますね!
Hanaさん
クリスタとライナーってお似合いな気がしてクリスタを可愛く書きたくなりました(笑)
ありがとうございます!!
-
- 247 : 2014/06/16(月) 17:51:23 :
- お疲れ様ですヽ(*´∀`)ノ
酷い扱いが多いライナーに
幸せになってもらいたいです(//∇//)
-
- 248 : 2014/06/16(月) 18:15:09 :
- 虎さん
ありがとうございます!!
ライナーも格好いい兄貴ですからね~!
続きを書いた時はよろしくお願いします!
-
- 249 : 2014/06/16(月) 21:02:16 :
- お疲れ様です!
ライナーがクリスタとは珍しいですね!
このシリーズは最高です!
-
- 250 : 2014/06/16(月) 21:28:22 :
- ユミルのベルトルトの呼び方ベルトルトさんかベルトルさんか決めたほうがいいと思いますよ?僕はベルトルさんのほうがいいと思います‼︎
-
- 251 : 2014/06/16(月) 22:13:32 :
- ereaniさん
ありがとうございます!!
ライナーとクリスタってお似合いだと思うんですよね~私の中では(笑)
ありがとうございます!!これからも頑張っていきますね!
ベルトルト最高さん
自分の好きなように書かせてもらいたいので
すみませんが呼び方を決めるつもりはありません。今後のストーリーの展開でも色々と使いたいネタなので、すみませんがご理解お願いします。
-
- 252 : 2014/06/18(水) 00:24:30 :
- ついにライナーがクリスタと結ばれたか、、、む?むむむ?アルミンは?アルミンはどうなるんだ?今後も楽しみです!
期待してます!
あと番外編のベルユミ、ライクリも期待してます!
-
- 253 : 2014/06/18(水) 12:11:01 :
- ビーくんさん
まだ完璧に付き合ってはいませんね~
今度書くデート編でライナーとクリスタの可愛い所を見て貰えたら嬉しいです!そして、文化祭でミーナが頑張る予定ですので!もし、よければ続きも読んで貰えたら嬉しいです!
ベルユミの番外編も時間があるときに頑張っていきますね!コメントありがとうございます!!
-
- 254 : 2014/06/18(水) 19:37:48 :
- エレアニ好きなのでとても面白いです。
続きも楽しみにしています。
エレアニ二人のバイクデートとかも読みたいです!!
頑張ってください!
-
- 255 : 2014/06/18(水) 22:31:58 :
- yuto08さん
ありがとうございます!!
続きも時間がある時に頑張っていきますね~!
バイクデートもお話の中で出す予定はあるので、その時をお楽しみしててくださいね~!!
コメントありがとうございました!!
-
- 256 : 2014/06/20(金) 19:42:01 :
- うわあー
続き気になるー!期待!
-
- 257 : 2014/06/20(金) 23:04:12 :
- 一世紀さん
続きも時間がある時に頑張っていくつもりです!コメントありがとうございます!!
-
- 258 : 2014/06/21(土) 16:03:06 :
- このライナーなら報われてもいいと思う
-
- 259 : 2014/06/21(土) 20:21:09 :
- 名無しさん
そう思って貰えて嬉しいです!!
-
- 260 : 2014/06/22(日) 20:28:59 :
- 面白かったです‼︎
新しいのが出るまで今までのシリーズ見直しておこう…
続き待ってます!
-
- 261 : 2014/06/23(月) 06:32:04 :
- 可愛い物好きさん
ありがとうございます!!
そう言って貰えると嬉しいです!
続きも頑張っていきますね!もう少し時間がとれる時に頑張っていきます!暖かいコメントありがとうございます!!
-
- 262 : 2014/06/23(月) 16:23:54 :
- 全作品を見ました!とても面白かったです
続きを期待してます!
-
- 263 : 2014/06/23(月) 23:22:24 :
- 続きはどんな話を書くんですか?
-
- 264 : 2014/06/23(月) 23:27:40 :
- 江蓮・家牙さん
ありがとうございます!!
凄く嬉しいです!!ただいま忙しい時期でして、暇な時間が出来た時に続きを書くので、今後ともよろしくお願いします!
名無しさん
242に書いた通り、ライナーとクリスタのデート編です。
-
- 265 : 2014/06/25(水) 00:11:16 :
- しばらく見ない内に続きが書かれてて嬉しい限り!
早く続きが見たい!
これからも頑張って書いて下さい♪
門前払いを受け壁の中に入れずとも、巨大樹の影からこっそり応援してるでござる。。(笑)
-
- 266 : 2014/06/25(水) 09:22:27 :
- 門前払いのエルヴィンさん
コメントありがとうございます!!
もう少し時間がとれる時に頑張っていきますね!ちょっと今忙しくて(汗)
これからも頑張っていきますね!
巨大樹の影からこっそり見守っていてください(笑)コメントありがとうございました!!
-
- 267 : 2014/06/25(水) 23:53:37 :
- http://www.ssnote.net/archives/18884
ライナーとクリスタのお話です!よかったら!
-
- 268 : 2014/07/30(水) 14:16:20 :
- http://www.ssnote.net/archives/20744
文化祭編です!更新は遅いですけど良かったら!!
-
- 269 : 2014/08/03(日) 19:39:45 :
- このシリーズ大好きです!
期待です!
ハッピーエンド期待してます!でも終わって欲しくないっす…(つД`)ノ
-
- 270 : 2014/08/03(日) 22:59:09 :
- エレアニLOVEさん
ありがとうございます!!
どうなるかお楽しみにしててくださいね!
期待に答えれるように頑張っていきます!
-
- 271 : 2015/01/11(日) 13:11:05 :
- 安定のジャンミカlove♡
ベルユミもラブラブでめっちゃうれしぃ♡
アルミンの行く末がめっちゃきになるな〜w
ハッピーエンド期待です!
-
- 272 : 2015/01/12(月) 10:28:18 :
- べるすきじゃん!さん
楽しんで貰えて良かったです!
続きも書いてあるので、ぜひ覗いていってくださいね♪
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エレンとアニ シリーズ
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