(安価有)「生き残らなきゃ…絶対に…」
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- 1 : 2014/04/27(日) 05:57:52 :
- どうも、おはようございます
今回は少し今まで投稿したSSとは一味違ったものを上げたいと思います(大和田の話が煮詰まりまくってる…)
ちょっとしたホラー物を書いていこうかなーなんて思ってます
逃げる超高校級の6人の生徒たち
追いかける鬼
舞台は希望ヶ峰学園
捕らわれた仲間を救うため
6人は走り続ける手元には自分のみ助かることができる鍵
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- 2 : 2014/04/27(日) 05:58:09 :
- 「ハァハァ」
一生懸命に走る
額から流れる汗が目に染みる
呼吸はとっくに乱れ限界を迎えている
だが足を止めることは許されない
終わりの見えない鬼ごっこ
それは幼稚園などでやったそれとは違う
鬼は増えない
交代制でもない
鬼に捕まえられたものの運命は…
死だ
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- 3 : 2014/04/27(日) 06:02:07 :
- ここで皆様にご協力をお願いしたいのです
>>1で書いてある通り
これから6人の生徒たちには命がけの鬼ごっこが待っています
ダンガンロンパから3人
ダンガンロンパ2から3人
という内訳にしたいのですが
皆様で6人の生徒たちを選んでいただきたいと思っています
連投も可ですが
6人を超えてしまった場合
連投の方は一番最初のキャラで決定させていただきます
ご協力お願いします
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- 4 : 2014/04/27(日) 21:20:34 :
- 苗木!
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- 5 : 2014/05/03(土) 00:45:54 :
- 謎解きなら霧切さんがいないとね
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- 6 : 2014/05/04(日) 14:33:09 :
- 罪木さんとかどうかな
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- 7 : 2014/05/04(日) 18:23:43 :
- >>4 5 6 様
ありがとうございます!
いやーここ数日パズドラにはまってしまいまして
27日に138だったランクを172にあげてました(申し訳ございません
ということで
1からは苗木 誠 霧切 響子
2からは罪木 蜜柑
が確定しましたね
うーん、ここからは僕が決めてもいいんですけど
1だったら
クズの葉隠
強さを求める不二咲
弱さを隠す大和田辺りがいたら面白いかな?
2は正直濃いメンツなので誰でもなんかしかかけそうな気がしますね
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- 8 : 2014/05/04(日) 18:45:03 :
- 今のところ安価も有り
謎解きもある感じで書いていこうかなと思っています。
キャラ募集については
ダンガンロンパ1では男子をもう一人
ダンガンロンパ2は性別問いません
3人ちょちょいって書いていただければ嬉しいです
ちなみに、この6人以外の捕らわれた生徒たちも今後のストーリー次第ではこのゲームに参加することになります
皆様の安価や謎解き次第で物語は変動します
どうかよろしくお願いします
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- 9 : 2014/05/04(日) 19:36:43 :
- 石丸でお願いします!
期待です!
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- 10 : 2014/05/04(日) 19:43:17 :
- >>9
わぁぁぁ!ありがとうございます!
がんばります!
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- 11 : 2014/05/05(月) 05:06:35 :
- ダンガンロンパ2のキャラクターは
左右田と誰かにしようかな
田中…?田中は厳しいかもなぁ…
後1人決まってから書き始めます!
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- 12 : 2014/05/05(月) 14:09:25 :
- 1日目 6時35分 苗木 誠 教室
ここはどこだろう
真っ暗な空間
上も下もない
ふわふわと浮いている感覚
「…ぎくん…えぎくん」
何だろう、誰かが僕を呼んでいる気がする
世界が揺れる
視界が暗くなる…
「ん…」
どうやら僕は寝てしまってたみたいだ
そして目の前には超高校級の探偵である霧切 響子が立っていた
「寝ちゃってたみたいだね、起こしてくれてありがとう」
霧切「いいえ、礼には及ばないわ 私もさっきまで寝ていたところだったの」
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- 13 : 2014/05/05(月) 14:10:00 :
- 比較的真面目な霧切さんが寝ていた
少し違和感を感じるが最大の違和感は
霧切「そう…私たち3人以外には誰もいないの」
そう、僕たち3人以外は…
「あれ?3人?」
霧切は後ろを指さす
後ろには白い制服に身を包んだ男が寝ていた
「石丸君」
霧切「石丸君のことも起こしてあげないと黒板のこともあるし」
黒板の事?
黒板を見ると何やら書いてある
7:00 ルール説明
7:30 ゲーム開始
時計を見ると6:48をさしていた
「そうだね…起こさないとね」
僕は石丸君を起こしにかかった
1日目 6:45 苗木 誠 to be continue
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- 14 : 2014/05/05(月) 14:14:05 :
- 物語としまして6人(まだ4人しか決定してない)の視点で書いていくことになります
なので時間が前後したりします
読みにくいかもしれませんがそこは演出と言うことで勘弁してください
続いての話はこのゲームのルール説明などの導入部分です
この間にダンガンロンパ2から2人選んでいただけると嬉しいなぁ なんて思ってます
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- 15 : 2014/05/06(火) 11:07:22 :
- 1日目 7:53 霧切 響子 3F娯楽室
開始から23分が経っている
まだ、鬼との接触はしていない
生徒手帳で時間を確認し操作をする
霧切 響子
chapter 1 終了達成条件
・美術室への侵入
「なるほど…」
私は1人娯楽室で呟く
本当は誰かと一緒に行動したかったのだけれど
生徒手帳をスクロールする
ペナルティー発生条件
・3F以外への移動
・1回以上他プレイヤーと接触する
「なるほどね…」
どうやらペナルティーの発生条件の1つ目は移動に対する縛りであり
2つ目はプレイヤーとの接触を縛るわけなのね
取り敢えずは誰とも行動することなく達成条件をクリアしなければならないってこと
正直言って難しい
なぜなら私は接触をしてはいけないが接触をしなければペナルティーが発生してしまう人が私と接触しようとする可能性がある
時計を見る
「さてと、そろそろここを出て行動しないと」
1日目 7:53 霧切 響子 tobecontinue
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- 16 : 2014/05/07(水) 17:57:18 :
- 1日目 7:44 石丸 清多夏 2F書庫
「ふむ」
生徒手帳をしっかりと見て考える
石丸 清多夏
chapter 1 終了達成条件
書庫で鍵の入手
ペナルティー発生条件
・美術室への侵入
なるほど…
この場所でカギを入手しなければいけないということだろうか
「しかし、まずいな…」
見渡す限り鍵などは見当たらない本だけだった
さらにまずいことが1つ
この場で鬼に発見された場合の逃げ場所が無いってことだ
早めにここでの探索を終えないと危険が迫っていることには変わりない
だがここでカギを見つけられないと…
ボクは数十分前の機会合成音を思い出す
「chapterは3時間ごとに更新、全員成功でchapter完結だよちなみに失敗した場合は強制的に捕獲させてもらうよ」
額から汗が噴き出す
捕獲される…
死ぬということだ、ボクも生徒の皆も
ここでカギを見つけなければ…
見つけられなくても死
鬼に見つかっても死
そんな極限状態で
石丸 清多夏は書庫のドアが開く音すら気が付かなかった
1日目 7:44 石丸 清多夏 2F書庫 To be continue
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- 17 : 2014/05/07(水) 18:11:15 :
- 1日目 8:30 左右田和一 1F 廊下
体が震える
汗が止まらない
涙が頬を伝うのもわからないくらいに
左右田和一は混乱していた
そう、彼は先ほど会ったのだ
校内を徘徊する1匹の鬼に
「もうイヤだ…」
どうして俺がこんなことしなくちゃいけないんだ…
生徒手帳を操作し
ある一文に目を落とす
「脱出ボタン」
そう、ルール説明の時に説明された
脱出ボタンを押せばこのゲームから退場することができる
だが、人質を殺されてしまう
殺されてしまう人は向こうが勝手に決めた
「ソニアさん…」
俺は愛する人の名前を呟いた
愛する人で有り、逃げ出したら殺されてしまう人の名前を…
「どうせ…叶わない恋だよな…俺がいなくてもあの人は…」
そう呟きボタンに目を落とす左右田であった
1日目 8:30 左右田和一 1F 廊下 to be continue
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- 18 : 2014/05/07(水) 19:08:49 :
- 1日目 7:40 罪木 蜜柑 2F 廊下
私はいじめられていた
希望ヶ峰学園に来る前
他の同年代の人がされたら死を選ぶような酷いものだ
でも、私は耐えた
いつか、やめてくれるんではないかという希望をもちながら…
傷つく自分を必死で治し
増える痣や傷を自分で治していた
そんな私を神様がいるとしたら見ていてくれたのであろう
私は希望ヶ峰学園に入学することができた
でも…
私は今、こんなゲームをしている
人の命などなんとも思わないようなゲームに
私はこんな条件でも落ち着いていた
知っているから
落ち着いていないと判断力、決断力が落ちてしまうから
落ちてしまった人の行動と言ったら
鬼に捕まってしまうか
手帳を見る
この脱出ボタンを押してしまうか
脱出ボタンを押すとゲームから退場できる
そう言っていた
それはゲームから退場できるだけであって命の保証まではしていない
私の考えすぎかもしれないが最悪のケースを考えないと…
私が押してしまった場合の犠牲者は西園寺さん
きっと私が私怨で押すことを期待してのキャスティングだろう
でも私は知っている
彼女は私にとって一番大切な人であることを
言葉はキツイかもしれないが
団体行動をするとき、いつも気にかけてくれるのは彼女だ
だから私は絶対にこのボタンを押さない
「私の達成条件は…」
罪木蜜柑
chapter1達成条件
1年生と30分行動を共にする
「そして…」
ペナルティー発生条件
・女生徒との接触
・保健室への侵入
「と言うことは、苗木 誠さんか石丸 清多夏さんということになりますね…」
30分間行動を共にする
たやすいように見えて結構難しいかもしれない
「まずは人を探さないと」
図書室の中にある書庫への扉に手をかける
1日目 7:40 罪木 蜜柑 2F 廊下 tobecontinue
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- 19 : 2014/05/08(木) 06:24:12 :
- 1日目 8:34 苗木 誠 4F 廊下
「ふぅ…」
ただ、階段を上っているだけなのに
普段の倍以上の体力を使う
「後は5階か」
電子手帳を見る
苗木 誠
chapter1達成条件
全フロアへの到達
ペナルティー発生条件
苗木 誠 超高校生級の幸運の能力につき無し
そう、chapter1に関して言えば僕は全フロアへ行くだけで良い
僕の超高校級の幸運はペナルティーを1つ減らしてくれるという能力
そして常時発動らしいこの能力はきっとchapter2 3でも発動する
他の皆はどんな能力なのだろう
「それよりも大丈夫なのかな…皆は」
もし、僕以外のメンバーが全員捕まっていたとしたら…
「でも、僕は屈しない」
自分で自分を鼓舞し歩みを進めた
1日目 8:34 苗木 誠 4F 廊下 to be continue
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- 20 : 2014/05/08(木) 06:27:16 :
- えっと…1度安価に参加してくださった人でもいいので
ダンガンロンパ2のキャラ1人をお願いします
花村と猫丸以外のキャラであれば誰でもいいです!
ちなみにこの上の2人は役目があるので><今回は外させてもらいます
お願いします!
このままだと残りの1人をスルーして話が進んでしまうので
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- 21 : 2014/05/08(木) 12:27:30 :
- 1日目 8:14 罪木 蜜柑 2F 書庫
石丸「ふむ、成程 罪木先輩の達成条件は僕か苗木先生と30分行動を共にするということなんだね!」
先ほどからずっと取り乱していたが落ち着きを取り戻してきたようだ
「そうなんですぅ…だから…あの…」
石丸「任せてくれたまえ!協力して頑張ろうではないか!」
「ちょ…ちょっと声が大きいですぅ」
石丸「すまない」
そして私は達成条件の為に石丸さんに手伝ってもらい私は石丸さんの為に鍵さがしを手伝うことにした
早くしないとこの密閉空間で鬼と遭遇したら2人共捕まってしまう
もし、1人ずつだとしたら…
「捕まるわけには…いかないんです…」
石丸「何か言ったかね?」
「いえ、なんでもないですぅ…」
不思議そうな顔で私の顔を覗きこんでくる石丸さんの視線を逃れるように私は本棚へと目を移す
そこには明らかに最近動かされたかのような埃の跡がある本があった
「いっ、石丸さん」
「なんだね?」
「ここって…探してないですよね?」
「うむ、そこはまだ探していないな」
だったら…私はその本を手にとる
「あれ?」
重さが無い
この本には重さと呼ばれるものが無かった
「ケースだけ?」
カラン
傾けると何かが入っている音がするひっくり返して手のひらでそれを受け取る
「鍵…」
美術室と書かれた札がある鍵だった
石丸「よくやってくれた!罪木先輩感謝する!」
嬉しそうに私を褒める石丸さん
私は気が付く
石丸さんのペナルティー、そして達成条件
私の達成条件
「繋がる…」
ということは、きっと美術室への侵入もしくは美術室での探索が達成条件の人がいるかもしれない…
「石丸さん!行きましょう!美術室!」
石丸「しかし、ペナルティーが…」
「入らなければいい話です」
そういい私は自分でも驚くほど強引に石丸さんを連れて美術室へと向かった
1日目 8:14 罪木 蜜柑 2F 書庫 tobe continue
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- 22 : 2014/05/08(木) 18:38:43 :
- あと一人ということなので、西園寺をお願いします
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- 23 : 2014/05/08(木) 18:48:25 :
- あ、すいません人質でした・・申し訳ないです。
安価は九頭竜でお願いします!
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- 24 : 2014/05/08(木) 19:00:52 :
- はい!ありがとうございます
九頭龍で書かせていただこうと思います
頑張ります!
-
- 25 : 2014/05/08(木) 19:15:50 :
- 1日目 8:24 九頭龍 冬彦 1F 保健室
「ったく」
取り敢えず、chapter 1の達成条件はクリアした
これからの行動と言えば
ペナルティーを回避しつつ
鬼からの逃走って奴だな
九頭龍 冬彦
chapter 1達成条件
保健室で10分の滞在並びに封筒の入手
ペナルティー発生条件
・78期生との接触
つまりだ、10分入ってこの封筒をとってきた俺は
残りの時間は年下とさえ会わなければchapter1は達成ってことだな
保健室を出て廊下を歩きながら考えていると
視界の隅に動くものを捉えた
「・・・・・・・・」
まずいんじゃねーのか?
動かない足
一気に吹き出す汗
しかしその影は曲がり角で動かない
分岐点
1.その場を立ち去る
2.影に近づく
分岐点の説明をさせていただきます
分岐点ではそのキャラのストーリーにかかわる所で皆さんに安価を出します
今回は初の分岐点なので2択の安価とさせていただきますが
今後の分岐点では選択肢が増えていくかもしれません
初の分岐点なのでヒントを出します
時間と場所
イージーモードでは分岐いたしませんのでご安心ください
-
- 26 : 2014/05/09(金) 17:27:15 :
- このタイミングから考えると左右田?場所も1F廊下だから・・
2にします!
-
- 27 : 2014/05/09(金) 17:30:18 :
- >>26 シーマさんありがとうございます
このままだと安価が無くて
このSS削除のbadendになりそうでした
頑張ります
-
- 28 : 2014/05/11(日) 15:33:56 :
- 「まさか鬼ってことはねぇよな」
あんまり危険は事はしたくねぇが…もしこれがプレイヤーだったら簡単に見つかっちまうしな
ギリギリのところで立ち止まる
もし、こいつが鬼だったら俺捕まっちまうだろうな
体力に自信があるほうじゃ無いし鬼の速さは知らねーが追いかけるっつーんだから速いだろうな
「ソニアさん…」
そうだよ、ソニアは速いだろうしな…どうしようか…
「あ?」
影がびくっと動く
俺は1人の顔を思い浮かべる
ってかそいつの顔しか思い浮かばねーよ!くそが
「おい、左右田」
「ッッッ!」
角から涙を流す左右田が出てきた
「なんつー顔してんだお前は」
震える左右田は言う
左右田「俺、もう嫌だよ…」
「何言ってんだよ 男だろ」
左右田「だって見ちまったんだ…鬼をよ…」
左右田は青ざめたまま手帳を見せる
左右田「ボタン押しちまっていいかな…」
本気の顔だ
昔から見てる…極限状態の奴の顔
どうすればいい?俺は…
「押しちまえよ」
左右田「え?…」
驚いた顔をする左右田
「愛する人を守れない程切羽詰まってるなら押せばいい、誰も責めやしねぇよ」
「ただ、俺は」
「こんなめんどくせーことになっちまって正直だりぃけど」
「愛する人を失って自分が生き残っても罪の意識にさいなまれる…そんな残りの人生過ごすくらいなら」
「燃え尽きるまで戦っていてーからよ」
左右田「九頭龍…」
俯いている左右田電子手帳を片手に…
左右田「だーーーーーーーっ!」
電子手帳を叩きつけて俺の顔を見る
左右田「オレ頑張るわ、頑張って頑張って悔いのない人生にするわ」
真っすぐな目を俺に向ける
「んじゃ…ちょっとばかし頑張ってみっか!」
左右田「おう!」
1日目 8:24 九頭龍 冬彦 1F 保健室 to be continue
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- 29 : 2014/05/11(日) 15:39:08 :
- 更新遅れて申し訳ありません(誰も見ていないでしょうけども)
生放送で晒されて
モチベーションが少し低下していまして
どうせ誰も見てないんだからいいや
なんて思ってしまっていました><
嘘です
実は以前に投稿した
日向と狛枝のSSが自分的に気に入らず新しく書いていたりしていました(ヤンデレについて勉強したんだよっ!)
ちなみに投稿した日向と狛枝の話は続きがあったりしました
それでは張り切ってまいります><!
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- 30 : 2014/05/11(日) 16:04:44 :
- 1日目 9:30 霧切 響子 3F 廊下
「まずい事になったわね」
生徒手帳を見る
chapeter 1 失敗まであと60分
そうなのだ…私は未だ美術室に入れずにいる
8:45の時点で鍵がかかっていて入ることができなかった
それから今まで3Fの入れる部屋は入っていろいろ探したけども…
「鍵は見つけることはできなかった…」
誰かに相談したいところなんだけど
ペナルティーが発生してしまう
鬼とはまだ遭遇すらしていない
遭遇したら私はもう助からないでしょう
いったん娯楽室の中のロッカーで思考をまとめましょう
私は残り時間が無い中思考をまとめるため隠れるという選択をした
1日目 9:30 霧切 響子 3F 廊下 tobe continue
-
- 31 : 2014/05/11(日) 16:17:26 :
- 1日目 9:34 石丸 清多夏 3F 踊り場
鍵を見つけ
鍵を開けるという作業をしようと思ったのだが
僕は悩んでいた
鬼と接触をしていないという違和感
もうすぐ2時間が経過する
それなのに一目ですら見てもいないということは
単に運がいいということで済ますことはできるが
それよりももっと重要なこと
もしかすると鬼は美術室にいるのではないかという恐怖
もし僕の仮説が正しければ鬼は今現在ここの学園をうろついているわけが無いのだ
「いいのか?開けてしまって」
もし、今の僕の状態をアニメ化されたり小説化されたりしていたら臆病者だと思うだろう
でも、事態は深刻だ
普通じゃないんだ、普通じゃない状況で普通の思考を持つことが危険なのだ
用心に越したことはない
ちらと罪木先輩を見る
目は開いているがどこか焦点が会っていない
それもそうだろう、いくら明るく振舞っていようともこの状況で落ち着いていられる方が普通じゃないんだ
それに罪木先輩にはペナルティーがある
動き回るということは鬼に見つかるリスクだけではなく他の生徒と接触してしまうリスクもあるのだ
取り敢えずどこかで休憩をしたいところだな
3Fには確か娯楽室があるはずだ 僕はあまり入ったことは無いが行ってみることにしよう
1日目 9:34 石丸 清多夏 3F 踊り場 tobe continue
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- 32 : 2014/05/11(日) 16:17:58 :
- 1日目 9:52 苗木 誠 5F 5-1A教室
「ふぅ…」
どうやら僕のミッションは終わったぽいね
ただ、それだけでは終われない
逃げなければならないんだ…鬼から
「みんな大丈夫かな…」
僕は誰とも会っていない
もしかすると
もう誰もいないのかもしれない
「そんなわけ無いよね…」
希望的観測で言葉を呟く
正直何のとりえも無い僕がこんなことに参加されられていること自体おかしい
いや、この希望ヶ峰学園に入学したことからかな…
そういえば1週間くらい前江ノ島さんが言ってたことを思い出した
何故か記憶がおぼろげだけど…
江ノ島「苗木!見てみて!何かあたし変わったでしょ!」
食堂でターンする江ノ島
「え?」
江ノ島さんはどこも変わったようには見えなかった
よくあること、女子は少し髪の毛を切ったりアクセサリーを変えたりしたときその変化を周りの人に気づいてもらいたいんだ
でも、僕にはいつもの江ノ島さんにしか見えなかった
「なんでだろう」
なんでこのことを今思い出したんだろう…
僕は違和感を抱えながら教室で束の間の休息をした
1日目 9:52 苗木 誠 5F 5-1A教室 tobecontinue
-
- 33 : 2014/05/14(水) 12:46:35 :
- 大変申し訳ありませんが
少し今までの亀ペースよりもさらに遅くなってしまうかもしれません><
理由といたしまして
同人サークルさんの方から
ここの作品の小泉真昼ちゃんのお話と架空の超高校級のSS作家のお話を読んでいただき
学園もののゲームのシナリオ作成を依頼されたので更新が遅くなってしまいます
誠に申し訳ありません
恥ずかしいのでサークル名などは伏せさせていただきます
後 Ut4m4r0という名前ではやりませんのでご了承ください
-
- 34 : 2014/05/19(月) 00:00:40 :
- ?日目 ?:?? 江ノ島 盾子 自室
私は変わった
鏡を見て私は私自身を見る
いつもと変わらない私
そう外見は変わってない
でも、私は変わった
今までの私じゃない
誰も気が付かないだろう
今まで私の行動は許されるものではない
自室の扉を開き食堂へ向かう
そこには苗木がいた
「ねぇ苗木ぃ!」
私は後ろから声をかける
少しビクッっとして振り返り私を見て微笑む
「あっおはよう!江ノ島さん」
気づかないだろうけど私はこの変化に気づいてほしい
「苗木!見てみて!何かあたし変わったでしょ!」
くるっとターンする
「え?」
困った顔をする、苗木
その時私の携帯が鳴った…メールかな?
「むくろ姉ちゃんだ」
携帯を開きメールを確認する
そこには一言だけ…
?日目 ?:?? 江ノ島 盾子 自室 to be continue
-
- 35 : 2014/05/19(月) 00:01:06 :
- 1日目 10:01 罪木 蜜柑 3F 娯楽室
「そろそろ時間になっちゃいますよぉ…」
休憩しようと石丸さんに言われて娯楽室に入ったは良いものの
動かない石丸さん
何か一人で考えているような感じです
石丸さんの持っている美術室の鍵が誰かの達成条件になっている
その可能性がある限り早く開けないと他の人の達成条件を満たせない
石丸さんは何を懸念しているのだろう、確かに動くことによって鬼と遭遇する確率は上がることは確か
でも、こうやって一所にいるということも危険な行為なのに
遠まわしに話してみましょう
「石丸さん…」
向かいに座る石丸さんは私の声にはっとした様子で電子手帳で時計を確認する
石丸「なんだね、罪木先輩 時間まで後30分もあるじゃないか ここで休憩しようではないか」
やっぱり、石丸さんは気づいていないのだろう
「えっとですね、一所にずっといるっていうのもあんまりいいものではないと思うんですけど…」
石丸「どういうことだね?」
石丸さんは考える様子もなく私に理由を聞く
「この部屋にもし鬼が入るとしたらどこから入りますか?」
石丸さんは周りを見渡し
石丸「入口のドアからだろう、それしか考えられない」
「では、今鬼が入ってきたら私たちはどうなります?」
石丸「それならドアから出てにげれ…」
「逃げれますか?鬼が入り口の近くにいるのに」
石丸「では、どうすればいいのだろうか」
青ざめた顔で石丸さんは私を見る
「取り敢えず先ほど見つけた美術室の鍵で美術室の中へ入りましょう」
その時かすかに物音がした
それは石丸さんの後ろ
掃除道具入れから聞こえた物音
分岐点
1 掃除用具入れを開ける
2 開けない 知らない 聞いてない
-
- 36 : 2014/05/19(月) 06:31:24 :
- うーん大丈夫かな(^^;
1
で!
-
- 37 : 2014/05/20(火) 00:01:09 :
- >>36さん
ありがとうございます!
-
- 38 : 2014/05/20(火) 00:03:54 :
- 1日目 霧切 響子 9:54 3F 娯楽室
困ったことになったわ
私は掃除道具入れの隙間から中の様子を見る
そこには白い制服をまとった男子生徒の後ろ姿と罪木先輩の姿だった
30分近く娯楽室にいる
本当ならばこの2人と一緒に行動したいのだけれど
私のペナルティー
・1回以上他プレイヤーと接触をする
これがある限り私が彼らと接触することは許されない
動く様子のない彼ら、もし、彼らが達成条件を満たしていてずっとこのままずっといるとしたら
私は達成条件をクリアできないということになる
この2人がこの部屋に入ってきたときはペナルティーに引っかかったと思ったのだけれど
幸いにも引っかかっていないようで安心していたが、このままだと…
その時
外で罪木先輩が話し始めた
罪木「そろそろ時間になっちゃいますよぉ…」
どうやら2人のうちの1人もしくはどちらも達成条件を満たしていないらしい
そして2人は
娯楽室に居座り続けることの危険性について話し合っている
そして、私は耳を疑う発言を聞いた
罪木「取り敢えず先ほど見つけた美術室の鍵で美術室の中へ入りましょう」
「・・・ッッッ!」
しまった、声を漏らしてしまった
でも、まさか石丸くんが持っているなんて
気づかないで…
隙間から覗く
罪木先輩は明らかに私のいる掃除道具入れを見ている
石丸「どうしたんだね、罪木先輩」
罪木「いえ、掃除道具入れから音が聞こえた気がしたんですぅ…」
そして罪木先輩は立ち上がる
来ないで 来ないで 来ないで…
足音は真っすぐ近づいてくる
そして私の前で止まる…
開けないで 開けないで…開けたら・・・・・・・・・・・
固く目をつむる
ガチャ…
明かりが眩しい
それは希望の光ではなく 絶望の光だった
罪木「…え?」
電子手帳が振動する
霧切 響子 ペナルティー発生
罪木先輩も電子手帳を見て青ざめている
罪木蜜柑 ペナルティー発生
bad root
-
- 39 : 2014/05/20(火) 00:05:07 :
- routeでした☆
テヘペロ
-
- 40 : 2014/05/20(火) 06:33:06 :
- |゚Д゚)))あ...
-
- 41 : 2014/05/21(水) 02:02:15 :
- 1日目 10:32 九頭龍冬彦 1F 廊下
「ったくよぉ」
chapter1終了30分前に左右田と別れてから1人で行動してたのはいいんだけどよぉ
九頭龍 冬彦
chapter2 達成条件
・男子生徒2人と接触
ペナルティー発生条件
・1F・2F以外の階での行動
・封筒の開封
「まっ、全員chapter1を達成してペナルティーも無しだったんだから良いとするか」
取り敢えず 男と会っちまえば後は逃げるだけだ
そうすりゃ…
1人の女性が頭に浮かぶ
幼いころから一緒だった
いつも俺を気にかけて…
もし今の俺と会話したら第一声は
「脱出ボタンを押してください坊ちゃん!私は道具なのです」
なんだろうな
あいにく押すつもりもねーし
俺はあいつのことを道具とだなんて思ったことは一度もねぇ
「待ってろよペコ」
1日目 10:32 九頭龍 冬彦 1F 廊下 tobe continued
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- 42 : 2014/05/21(水) 02:15:27 :
- 1日目 10:01 石丸 清多夏 3F 娯楽室
娯楽室は本来笑顔があふれる場所…
だが、今の娯楽室には笑顔など1つも無かった
青ざめた顔の罪木先輩と霧切君
どうして止めてやれなかったのだろうか
2人は振動する電子手帳を呆然と眺めている
まるで魂を抜かれてしまった人間のように…
何か、何か言わなければ…
「よ、よし!過ぎたことは気にしなければいいだろう!まずは霧切クンの条件である美術室へ向かおうではないか」
2人共反応は無く
ただ過ちを悔やんでいる
「僕は美術室へ入ることはできないが行こうではないか」
今の僕の顔を鏡で見てみたい きっと引きつった笑顔なのであろう
だが、ここで僕までくらい顔をしていたら 風紀が乱れるではないか!
「何をぼさっとしているのだね!霧切クン!時間は有限だぞ!」
僕は霧切君の手を取り出口へ向かおうとする
霧切「・・・えっ」
数歩歩いたところで霧切クンが立ち止まる
しまった、自然に行こうとしたがやはり異性と手をつなぐという行為がだめだったのか…
「すまない霧切クン!いきなり手を繋いでしまって」
振り返り謝罪すると霧切クンは電子手帳を眺め 驚きの顔のまま硬直していた
1日目 10:01 石丸 清多夏 3F 娯楽室 tobe continued
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- 43 : 2014/05/21(水) 02:32:47 :
1日目 9:58 左右田 和一 2F 女子更衣室
「わぁぁぁ!女子の更衣室なんて入るの初めてだぁ!」
別にちげーからな!入りてーわけじゃねーンだ!
「やべっ発言と思想がごっちゃになってきた…」
取り敢えず九頭龍と別れた後 俺は達成条件である女子更衣室への到達を達成した
「ふぅー後はここの探索だな!そうだ!不本意ながら男左右田和一!探索します!」
その時 俺の電子手帳が振動した
「あぁ…達成の通知だなこりゃ」
電子手帳を手に取り画面をつける
「あ?…」
そこには
ペナルティーを発生させた生徒が2人います
・霧切 響子
・罪木 蜜柑
と書かれていた
「おいおいおいおい!マジかよ!」
そして、その続きを読む
超高校級のメカニックを発生させますか?
「なんだこりゃ」
一旦自分の画面を開き 読んでみる
超高校級のメカニック
ゲーム内に1度だけそのchapter内でペナルティーを発生した生徒の発動を全て無効にする
「なんだこれ、完全に俺、主役」
正直1度しか使えないのとchapterがどこまであるのかもわからないのに使っちまっていいもんなんだろうか
だが、ペナルティー自体の内容も俺はまだ知らない
個人に対するペナルティーなのか
それとも 全体に影響をもたらすペナルティーなのかってことだ
「仕方ねェ…これから能力も使えないただのモブになっちまうが使うしかねーだろ」
あんまり迷わずにボタンを押した
「さーて!探索探索♪」
1日目 9:58 左右田和一 2F 女子更衣室 tobe continued
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- 44 : 2014/05/21(水) 02:33:02 :
- 1日目 10:30 苗木 誠 5F 廊下
「よし、次の達成条件はなんだろう…」
苗木 誠
chapter2 達成条件
・空に水の無い場所で120分滞在する
ペナルティー発生条件
・階段を降りる行為
・5階での30分以上の滞在
※超高校級の幸運により1つ消すことができます
「うーん…僕には何のことだかわからないけど30分以上この場所にいたら階段を降りることはできなくなっちゃうんだね」
とにかく
1つ謎ができた
空に水って何だろう…
分岐点
1 階段を降りる行為の削除
2 5階での30分以上の滞在の削除
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- 45 : 2014/05/21(水) 17:46:46 :
- 空に水が良く分からないけど九頭竜のことがあるから・・
1にします!
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- 46 : 2014/05/22(木) 02:06:22 :
- >>45 シーマさん ありがとうございます
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- 47 : 2014/05/22(木) 02:12:33 :
- ここまでのまとめ
苗木 誠 接触者0
能力 ペナルティーの数を減らす(常時)
霧切 響子 接触者2人 石丸 清多夏 罪木 蜜柑
能力 不明
石丸 清多夏接触者2人 霧切 響子 罪木 蜜柑
能力 不明
罪木 蜜柑 接触者2人 霧切 響子 石丸 清多夏
能力 不明
左右田和一 接触者1人 九頭龍冬彦
能力 ペナルティーの解除(使用済み)
九頭龍冬彦 接触者1人 左右田和一
能力 不明
ちょっと自分でもわかんなくなってきたのでまとめです
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- 48 : 2014/06/01(日) 03:23:44 :
- えっとこちらのSSですが
続きの構成は大方決まってるのですが
恋愛物のSSの方を練習したい(しなければならない)と言うことで
かなりの不定期になります
ご了承ください
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- 49 : 2014/08/05(火) 12:38:33 :
- 更新されていないのが気になって見に来ましたが、そういうことでしたか。
お待ちしていますよ!
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