ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

クリスタ「新年だっ!」

    • Good
    • 1

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2013/10/21(月) 01:40:35
    クリスタ「憧れ」
    クリスタ「文化祭だっ!」
    クリスタ「バイトに挑戦っ!」
    クリスタ「クリスマスだっ!」
    の続きです!
  2. 2 : : 2013/10/21(月) 01:43:04
    http://www.ssnote.net/archives/1160
    ↑の続きです!
  3. 60 : : 2013/10/21(月) 20:12:47
    >>41
    ベルトルトは中学のときアニと付き合っていたという裏設定があります(笑)

    休み時間なのでコメントしました。
  4. 107 : : 2013/10/21(月) 23:00:20
    ーファミレスー

    ジャンミカ父「せっかくの休みなのに悪かったな」

    ジャンミカ父「でも出発前に2人に会えてよかったよ」

    ジャン「まー、しばらく会えなくなるしな」

    ジャンミカ父「ミカサも試験前の大事なときにごめんな」

    ミカサ「……へーき」

    ジャンミカ父「………」

    ミカサ「………」

    ジャン(空気重…)

    ミカサ「お父さんはどうしてお母さんと別れたの?」

    ジャン(ここで今更そんなこと言う…?)

    ミカサ「だったら最初から結婚なんかしなきゃいいのに」

    ジャンミカ父「」

    ジャンミカ父「ごめんな」

    ジャンミカ父「それでも父さんは母さんと出会ったことを後悔してないよ」

    ジャンミカ父「そのままお互い変わらずにいれれば本当は一番よかったんだけどな」

    ミカサ「どうして変わっちゃったの?」

    ジャンミカ父「」フルフル

    ジャンミカ父「変わってしまうものもあるし、変わらないものもある。それは誰にも予想できないものかもしれない」

    ジャンミカ父「だけど、あの時母さんに誓った気持ちに少しの偽りもなかったよ」

    ミカサ「………」

    ーーーーー
    ーーー
  5. 109 : : 2013/10/21(月) 23:03:53
    ジャン「……」テクテク

    ミカサ「……」テクテク

    ジャン「まーさ、2度と会えないわけじゃねぇし、離れたって再婚したっておれらの親父にかわりないし」

    ミカサ「え、ごめん。なんか言った?」

    ジャン「…」(俺の言葉も耳に入らないくらいショックなのか…)

    ジャン「……」テクテク

    ミカサ「……」テクテク

    ーーーーー
    ーーー
  6. 112 : : 2013/10/21(月) 23:10:20
    ♪~♪~♪

    エレン「」クークー

    ♪~♪~♪

    エレン「!」(誰…?)スッ

    着信 : ミカサ・アッカーマン

    エレン「はい。」ピッ

    エレン「んーや起きてた…」

    エレン「そろそろ寝ようと思ってたけど」

    エレン「うん、大丈夫だよ」

    エレン(ってか、今何時?)

    1時37分

    エレン「…………」

    エレン「は?今から!?」

    エレン「だってこんな時間だぞ?」

    エレン「……」

    エレン「ちょっと待て」

    エレン「俺んちの方までくるなんて余計あぶねぇじゃん」

    エレン「俺がいくから家で待ってろ!」

    ーーーーー
    ーーー

  7. 118 : : 2013/10/21(月) 23:18:35

    エレン「…」

    ミカサ「…」

    エレン「今日あってきたんだろ?親父さんに」

    ミカサ「」コク

    エレン「やっぱ少しも受け入れらんなかったか?」

    ミカサ「…」

    エレン「ミカサ?」

    ミカサ「…」ポロポロ

    エレン「どうした…?」

    ミカサ「」フルフル

    エレン「………」

    エレン「どっか出掛けるか」

    エレン「ミカサの受験終わって、仕事も入ってない日」

    エレン「ミカサの行きたいところ行こう」

    エレン「俺と2人で」

    ミカサ「…//」

    エレン「ミカサには俺がついてるから大丈夫だ」

    エレン「親父さんのことはゆっくり受け入れていけばいい」

    ミカサ「」コク

    ーーー
  8. 120 : : 2013/10/21(月) 23:27:16
    ガチャ

    ジャン「!」

    ミカサ「…」テクテク

    ミカサ「あ」

    ジャン「なー、親父が再婚すんのってそんなにショック?」

    ジャン「ねーちゃんそんなにファザコンだったっけ?」

    ジャン「あんまりかわいそうな自分に酔ってっと愛想つかされるぞ」

    ミカサ「ちがう…」

    ジャン「なにが?」

    ミカサ「今日お父さんと会って、思ったより平気な自分にショックだった」

    ミカサ「あんなに嫌って思ってたはずなのに、けっこう受け入れられてる自分に気付いてなんか戸惑う…」

    ジャン「なんだ、ちゃんと進めてんじゃん」

    ジャン「安心したよ」

    ミカサ「……」

    ジャン「じゃ、お休み」

    ミカサ「…うん」
  9. 127 : : 2013/10/21(月) 23:42:31
    ー年明けバイト初日・休憩室ー

    アルミン「あ、そだ」

    クリスタ「ん?」

    アルミン「クリスマス会の日は休んでごめんね」

    クリスタ「ううん、もうよくなった?」

    アルミン「ばっちし!」

    クリスタ「そっか」ニコ

    アルミン「…………」

    クリスタ「…………」

    アルミン「そういえばさ、前に俺の初恋の話したでしょ?」

    クリスタ「うん」

    アルミン「なんで別れたかって言うとね…」

    クリスタ「う、うん…」

    アルミン「その彼女とそいつが好きだった俺の友達がキスしてるとこ見ちゃってさ」

    クリスタ「えっ…」

    アルミン「まあ彼女の方から仕掛けたんだけどさ…ま、未遂だったけど…」

    アルミン「その友達…向こうはどう思ってたか知らないけど、俺そいつのことけっこう気に入っててさ」

    アルミン「他のやつらがわからないそいつを俺だけは分かってるって…そう思える特別な友達だったんだ」

  10. 128 : : 2013/10/21(月) 23:47:37
    アルミン「でもなんでかな…そいつにムカついちゃってさ、ただの逆恨みだって分かってるのに、そいつと何事もなかったように接することができなくなったんだ…」

    アルミン「そんなダメな自分を自覚するのもイヤで、手っとり早くそいつと距離を置くようになっちゃったんだ」

    アルミン「んで、両方とも手放しちゃった」
  11. 130 : : 2013/10/21(月) 23:52:17
    クリスタ(アルミン…)

    クリスタ(頭では分かってるんだけど…)

    クリスタ(そんな自分を責めて、苦しんで、それを笑顔で隠してきたんだ…)

    アルミン「ま、そいつとは今でも仲悪い訳じゃないんだけどさ」

    アルミン「でも純粋に友達でいられたあの頃にはもう戻れないんだろうな…」

    クリスタ(大事なひとを許したくても許せないってどんなに辛いんだろう…)
  12. 132 : : 2013/10/21(月) 23:59:59
    クリスタ「うっ」

    アルミン「」

    クリスタ「うわーん」ポロポロ

    クリスタ「なんがぞれずごぐがなじい~」ポロポロ

    アルミン「……は」

    アルミン「あははははっ」

    アルミン「クリスタスッゴい顔になってるよっ」ハハハッ

    クリスタ「えっ!?」

    クリスタ「そんなに笑わなくても…」ゴソゴソ

    クリスタ「!、ほんとにすごい顔になってるっ」つ鏡

    アルミン「だから言ってんじゃん!」ハハハッ

    クリスタ「えへへっ」

    アルミン「ははっ」

    アルミン「は……よかった、泣き止んだ…」

    クリスタ「」

    アルミン「はあ、他人のことなんかでそんな大泣きしなくてもいいのに」フキフキ

    アルミン「わけわかんないよ、バカ」フキフキ

    アルミン「でも…だから好きなんだ」ダキッ

    クリスタ「」
  13. 134 : : 2013/10/22(火) 00:10:05
    コンッ

    エレン「ジャマして悪い」

    クリスタ(エレンっ、なんでっ!?)バッ

    エレン「俺制服返しに来ただけだから」

    エレン「じゃーな」スタスタ

    クリスタ(エレンに…見られた…)ポカーン

    アルミン「さすがにごめん」

    クリスタ(エレンには関係ないってわかってるけど…)ジワ

    アルミン「……」

    クリスタ「」フキフキ

    アルミン「あーもー、せっかく泣き止ませたのに~」

    クリスタ「あ…」

    アルミン「ねー」ガシ

    アルミン「そろそろ本当に俺でしょ?」
  14. 135 : : 2013/10/22(火) 00:14:40
    クリスタ「エレンへの気持ちを消すためにアルミンと付き合うって…ズルいじゃん」

    アルミン「クリスタがエレンをふっきる努力をするならそれはずるじゃない」

    アルミン「もう、俺んとこ来なよ」ダキッ

    アルミン「俺と付き合ったらちょう優しくするし、大事にする」

    クリスタ(きっと…ほんとにそうなんだろうな…)

    クリスタ「それでもエレンへの気持ちが消えなかったら?」

    アルミン「そんなの試してみなきゃわかんない。ってか好きにさせる」

    アルミン「だって俺がんばるもん」

    アルミン「クリスタが次に好きになるのは俺じゃなきゃイヤだ」

    アルミン「」
  15. 136 : : 2013/10/22(火) 00:15:14
    最後のアルミン「」はミスです
  16. 165 : : 2013/10/22(火) 18:57:32
    ー撮影所ー

    オツカレー
    オツカレサマー

    ミカサ「お疲れ様です」

    マネージャー「あ、ねーミカサ」

    ミカサ「はい」

    マネージャー「24日の土曜日って空いてない?その日って仕事は入ってないんだけど」

    ミカサ(24日はエレンと出掛ける日だ…)

    ミカサ「あ、その日はちょっと…」

    マネージャー「その日ファッション誌のパーティーがあるんだけど」

    マネージャー「一応あいさつに行っといた方が今後の仕事に繋がると思って、無理にとは言わないけど…どう?」

    ミカサ「行きます!」

    ミカサ(あ…)

    マネージャー「OK、じゃ行くのね?」

    ミカサ「あ、えっと…一応確認とってみます(エレン…)」
  17. 167 : : 2013/10/22(火) 19:11:16

    ブーブーブー

    エレン「!」ピッ

    エレン「ミカサ、どうした?」

    エレン「…………そうか」

    エレン「おう、わかった。いーって謝んなよ」

    エレン「こっちは日ずらせるし」

    エレン「んな謝んなって、俺はいつでもいるんだから」

    ーーーーー
    ーーー
  18. 190 : : 2013/10/22(火) 23:47:46
    ー新学期ー

    オハヨー
    オハヨー

    アルミン「おはよ」

    クリスタ「あ、おはよ」

    アルミン「少しでもおれに可能性があるうちはフラないでね」

    クリスタ「!、え…」

    アルミン「んじゃ」

    クリスタ(可能性…私がエレンを想い続けても苦しいままなのはわかってる。やっぱりどこかで吹っ切らなきゃいけないのかな…)

    ーーー
  19. 191 : : 2013/10/22(火) 23:53:05

    エレン「…」スタスタ


    クリスタ(あ、エレンだ)エレンヲジー

    クリスタ(やっぱりこの気持ちを消したくないな…)


    アルミン「!(クリスタの視線の先は……エレン…か)」クリスタヲジー

    アルミン「はあ」
  20. 192 : : 2013/10/22(火) 23:59:50
    ーバイト終了後ー

    アルミン「お先でーす」

    ガチャ

    クリスタ「アルミンっ」

    アルミン「!」

    クリスタ「……………」

    アルミン「俺もうフラれんのか…」

    アルミン「俺じゃダメってこと?」

    クリスタ「…うん、ごめんね」

    クリスタ「私はやっぱりエレンを好きでいたい」

    クリスタ「ふっきる努力よりなんともないフリをし続ける努力をする」

    クリスタ「それにもしアルミンと付き合うんだったらやっぱり違う誰かを好きなまま付き合っちゃダメなんだと思う」

    クリスタ「そう思うくらい私はアルミンのこと恋とは違う部分で好きだから」

    アルミン「………………」

    アルミン「クリスタ」

    クリスタ「?」

    アルミン「好きだよ。フラれたこの瞬間でも好き。ホント好き。」
  21. 193 : : 2013/10/23(水) 00:02:56

    アルミン「今ならクリスタの気持ちもわかるよ」

    アルミン「クリスタ前に『いつかきっとこういう恋する』って俺に言ったよね」

    アルミン「まさに今それだから」ガタ

    アルミン「だからまだすぐに諦めるとかできそうにないけど…」

    アルミン「ごめんっ俺もズルいね」

    クリスタ「ううん……」

    アルミン「……」

    クリスタ「……」

    ーーーーー
    ーーー
  22. 194 : : 2013/10/23(水) 00:08:33
    だんだん雑になってってるな(笑)

    ごめんなさい_(..)_


    続きは明日♪
  23. 218 : : 2013/10/24(木) 00:13:45
    ミカサ「え?本当ですか!!?」

    マネージャー『ミカサの受験も終わったことだし、これからどんどん仕事入れてくから』

    ミカサ「よろしくおねがいします♪」

    ミカサ「今月号の雑誌ありがとうございます」

    マネージャー『いいのよ』

    ミカサ「今なぜか弟が見てます(笑)」

    マネージャー『そう、じゃまた今度ね』

    ミカサ「はい」

    ミカサ「♪」パチン

    ジャン「すごいなー」

    ミカサ「ん?」

    ジャン「ねーちゃん載ってるページ多くなったな~」

    ジャン「がんばってんね」バサ

    パラ

    仕事運 : ☆☆☆☆☆

    ミカサ(やった、仕事運好調~)ニコニコ

    ジャン「げっ」

    ミカサ「?」

    ジャン「ねーちゃん恋愛運全然じゃん」


    恋愛運 : ☆


    ミカサ「あ、ほんとだ!」

    ジャン「え?じゃあどこ見てたの?」

    ミカサ「………」

    ーーーーー
    ーーー
  24. 219 : : 2013/10/24(木) 00:31:44

    ー学校ー

    ユミル「なーそういやクリスタってもしかしてエレンのこと吹っ切れた?」

    ミーナ「あー、最近そんなかんじだよね」

    クリスタ「ううん、大好き//」

    クリスタ「でも彼女がいる人をそれでも好きでいたいって思うなら」

    クリスタ「やっぱり今以上になんとも思ってないフリしなきゃいけないかなって…」

    アニ「奪っちゃえば?」

    一同「!!!!!!!!」

    ハンナ「そんな煽るようなこと~」

    ミーナ「奪えないからフラれたわけで…」

    アニ「でも奪いにいって本当に奪いちゃうくらいなら2人はその程度ってことだし」

    アニ「だからもっと攻めてみれば?」

    ユミル「でもそれもし自分がされたらって思うとさー…」

    アニ「私、前彼奪われた」

    一同「えーーっ」

    アニ「それで思ったんだけど、奪われるほうにも問題あるかもって…」

    アニ「その時の彼氏って同い年だったんだけどさ、でも私よりオトナですごく優しくて、なんでも私に合わせてくれて」
  25. 220 : : 2013/10/24(木) 00:42:44

    アニ「私もそれが当たり前になっててさ…」

    アニ「けどやっぱそれじゃダメなんだよ…2人で一緒に手を繋いで進まなくちゃ…」

    アニ「どっちかだけに負担かかりすぎちゃうまく進めないからね…」

    ミーナ(…なんか大人…)

    ハンナ(…これ中学の頃の話なのかな…)

    クリスタ(…アニより大人の彼氏って…)
    ゆユミル(どんなだ…)

    ーーーーー
    ーーー
  26. 222 : : 2013/10/24(木) 01:36:48

    クリスタ「…」テクテク


    コニー「!、あ、クリスタだ」

    コニー「エレー…ン」

    ベルトルト「エレンはトイレだよ?」ニコッ

    コニー「げっ」

    ベルトルト「コニーほんと懲りないよね」

    コニー「いや、今のは無意識で…」

    ベルトルト「あのさ、コニー」

    ベルトルト「俺たちが知らないだけでエレンたちにはエレンたちの歴史があるんだよ」

    コニー(やべぇ、超めんどくせえ)

    ベルトルト「もしクリスタに対する気持ちがちょっとした気の迷いだったら取り返しつかないでしょ?」

    コニー「………」

    コニー「ベルトルトってこの件に関してやたらピリピリすんな」

    ベルトルト「………」

    ベルトルト「別に普通だよ?」

    コニー「ジジィ」スッ

    ベルトルト「ジジィ…か…」
  27. 237 : : 2013/10/24(木) 22:59:20




    手を繋いで



    きっとどんな恋人同士も



    最初はしっかり繋いでいる



    揺れる



    迷う



    その手がゆるむ



    その時



    その手を離すか



    繋ぎ直すか…
  28. 238 : : 2013/10/24(木) 23:07:45
    ーーーーー
    ーーー


    ミカサ「エレン…」

    ミカサ「今日のデート代全部だしてもらっちゃってよかったの?」

    エレン「無事に受験終わったお祝いじゃん」

    ミカサ「合格発表はまだなのにっ」

    エレン「そん時はまた祝りゃいい」ニカッ

    エレン「今度はちゃんと予約して行くような店で飯食ったりさ」

    ミカサ「いいよ、そんな無理しなくて」

    エレン「無理してねえよ。そんための努力はするけど」

    エレン「どっか行きたい店とかあれば俺 予約しとくけど?」

    ミカサ「…」

    ミカサ「予約はしなくていいよ!」

    エレン「え?」

    エレン「テストの手応えあんまよくなかったのか?」

    ミカサ「ううん、バッチリ」

    エレン「じゃあ…」

    ミカサ「でも、いーの」

    ミカサ「いーの」

    エレン「……」

    ミカサ「ねえエレン、私今から行きたいところがある!」

    ーーー
  29. 242 : : 2013/10/24(木) 23:18:42


    ミカサ「わー」タッタッタ

    ミカサ「なつかしいなーこの公園」

    エレン「俺は今でも結構通るけど」

    ミカサ「エレンの塾が終わったあといっつもここでおしゃべりしたよねっ」

    エレン「ああ、そうだな」

    ミカサ「あ、私が前すんでたアパート!壁の色変わってる!」

    ミカサ「あの部屋にはもう違う人が住んでるんだよね…」

    エレン「…………」

    エレン「ま、そりゃそうだよな」

    ミカサ「知らないうちに新しい建物がいっぱいっ」

    ミカサ「なんか変わったな…」

    エレン「変わらねえものだってたくさんあるよ」

    ミカサ「………………」

    ミカサ「ねえエレン、私ねお父さんのこと結構もう平気なんだ」

    ミカサ「本当はとっくに受け入れられたかもしれないけど、こういう自分の中の変化を認めたくなかっただけなのかも…」
  30. 243 : : 2013/10/24(木) 23:20:27


    ミカサ「だから」

    ミカサ「私はもう大丈夫」

    ミカサ「だから…もう……さ」

    エレン「なにコレ…」

    エレン「別れ話?」
  31. 246 : : 2013/10/24(木) 23:22:00


    ミカサ「当たりー」

    エレン「ははっ…何言ってんの……」

    エレン「……………」

    エレン「なんで?」
  32. 251 : : 2013/10/24(木) 23:31:49

    ミカサ「私ねどんどん成長していくエレンを見て」

    ミカサ「そういうエレンに置いていかれないために何かしなくちゃって…」

    ミカサ「そんな理由で始めた仕事なのに…」

    ミカサ「いつの間にか私にとってすごく大事なものになってた…」

    ミカサ「エレンよりも優先するくらい」

    ミカサ「それなのにエレンばっかりガマンさせられないよ…」

    エレン「………………それが理由か?だったらそんなの…」

    ミカサ「それに」

    ミカサ「自分の中の変化を認めた以上さ…」

    ミカサ「エレンの中の変化も認めなくちゃいけないでしょ?」ジワ

    エレン「…!」

    ミカサ「エレンの心のなかには」ポロポロ

    ミカサ「違う誰かがいるでしょ?」

    エレン「」

    エレン「…………………」フルフルフル

    ミカサ「エレン、もう無理に消そうとしないでいいよ」

    エレン「ちょっと待てよ、無理ってなに…」

    エレン「俺とミカサが終わらないために努力するのが間違ってるって言うのか?」

    ミカサ「エレン」

    ミカサ「その努力は」

    ミカサ「あの約束を破らないためだけのもの」

    ミカサ「私達のためじゃない」


  33. 253 : : 2013/10/24(木) 23:38:56

    ミカサ「私といたらエレンは無意識のうちにずっと無理し続ける」

    ミカサ「私がそうさせちゃったの」

    エレン「んなのどってこねえ…」

    ミカサ「それじゃ私が辛い!」ポロポロ

    ミカサ「もう終わらせよ…」

    エレン「…」

    ミカサ「あの時のエレンの気持ちが嘘じゃなかったんなら、それでもう充分っ」

    エレン「」

    ミカサ「私は私の中の変化を受け入れるから」

    ミカサ「エレンも受け入れて」

    ミカサ「私は大丈夫だから…」

    ミカサ「エレンもきっと大丈夫だから…」

    ミカサ「ニコッ」フリフリ

    ミカサ「………………」スタスタスタスタ

    ミカサ「……」クルッ

    ミカサ「エレンっ」

    ミカサ「バイバイッ」

    ミカサ「……」クルッ スタスタスタスタ

    エレン「」

    エレン「」ポロポロ

    ーーーーー
    ーーー
  34. 258 : : 2013/10/24(木) 23:51:22




    先に大人になったのは



    俺じゃない



    俺にあるのは



    引き止めも



    追いかけもできない



    まぬけな手足だけ



    俺は…



    昔から一歩も動いてねえ…



    そのくせに消さなきゃいけないものを消しきれないで



    俺は一体何やってんだ?



    俺はミカサが好きだった…



    俺の



    初恋だった…





  35. 260 : : 2013/10/24(木) 23:57:24
    ーーーーー
    ーーー


    ー1か月後ー

    ♪~♪~♪

    エレン「!」

    着信 : ミカサ・アッカーマン

    エレン「…」ピッ

    エレン「もしもし?」

    エレン「おう、俺もちょうど思ってたんだ…」

    エレン「……………」

    エレン「おう、じゃあ駅でな」ピッ


  36. 267 : : 2013/10/25(金) 00:15:49
    ーーー


    ーシガンシナ駅前ー

    エレン「!、ミカサ」

    ミカサ「あ、いたいたっ」タッタッタ

    エレン「久し振り…だな」

    ミカサ「うん…」

    ミカサ「あ、これ借りてたCD」

    エレン「おう、サンキュ」

    ミカサ「それで、ちゃんと自分の中の変化…受け入れられた?」

    エレン「まあ…な……」

    ミカサ「!」

    ドン!!

    エレン「!!?」

    ミカサ「エレン!」

    ミカサ「クリスタが好きなんでしょ!?」

    ミカサ「男なら好きなコのそばにいてあげなさい!」

    エレン「……………」

    エレン「………だよ…な…」

    エレン「俺、今から答えを出してくる」ダッ

    ミカサ「…バイバイ……エレン…」ポロポロ



  37. 270 : : 2013/10/25(金) 00:50:08




    この1か月…



    いろいろ考えた…



    自分の中の変化ってやつも…



    それでやっと気づけた



    俺は…



    クリスタが好きだって気づいた



    だから…



    ありがとうミカサ…



    俺の背中を押してくれて



  38. 271 : : 2013/10/25(金) 01:12:30
    ーーー


    エレン「…」ポチ

    ピンポーン

    『どちら様ですか?』

    エレン「エレン・イェーガーです。クリスタさんはいらっしゃいますか?」

    『エ、エレン!?』

    ガチャ

    クリスタ「エレンどうしたの!!?」

    エレン「クリスタ…好きだ」

    クリスタ「……(へ?)」

    エレン「俺がミカサと別れたのは知ってるだろ?」

    クリスタ「う…うん」

    エレン「さっきミカサに言われたんだ」

    クリスタ「何を?」

    エレン「『好きなコのそばにいろ』って」

    クリスタ「え…それって……」

    エレン「クリスタ、俺と付き合ってくれ」

    クリスタ「」ポロポロ

    エレン「え…」

    クリスタ「ご、ごめんねっ」

    クリスタ「嬉しくて…」

    エレン「じゃあ…」

    クリスタ「」ダッ

    クリスタ「私もエレンが好きですっ」ダキ

    エレン「」

    エレン「よろしくな?」ギュッ

    クリスタ「うん」ギュッ

    エレン「」ギュッ

    クリスタ「」ギュッ

    エレン「ははっ、きりねえな」

    クリスタ「そだねっ」フフ

    クリスタ「そういえば…」

    エレン「?」
  39. 272 : : 2013/10/25(金) 01:14:41

    クリスタ「ミカサさん、かっこいいね」

    エレン「ああ、俺なんかよりずっと大人だよ…」

    エレン「……」

    エレン「なあクリスタ」

    クリスタ「なに?」

    エレン「俺たちは一緒に大人になっていこうな」ギュッ

    クリスタ「うんっ!」ギュッ



    おしまい
  40. 273 : : 2013/10/25(金) 01:16:38
    あー疲れた~

    これにて本編終了です♪

    あとは番外編を書き上げます!

    終盤、駆け足&雑ですいませんでした。
  41. 286 : : 2013/10/25(金) 21:16:56
    良かったけど…訓練兵団卒業スピーチっていう良作の後に見るとなんかイマイチなんだよなぁ
  42. 315 : : 2015/03/21(土) 06:29:35
    あああああああ
    ミカサ可哀想に…
  43. 316 : : 2016/03/14(月) 08:00:44
    ミカサ思ったより大人ミカサイイヤツ
  44. 317 : : 2017/06/20(火) 19:59:14
    ミカサ……























    ザマァネェナーwwwザマァ( ´゚∀゚`)
  45. 318 : : 2017/07/14(金) 22:18:13
    おい上のコメントのやつミカサ...からのザマァはないだろw
  46. 319 : : 2018/03/29(木) 14:16:00
    このssのミカサが一番好き
    他のはヤンデレばっかで怖い
  47. 320 : : 2020/05/31(日) 16:26:54
    え?
    番外編は?
  48. 321 : : 2020/05/31(日) 17:13:29
    糞レベル
  49. 322 : : 2020/05/31(日) 22:51:21
    泣いた
    このssすき

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
shunta150422043

コーリッシュSQ

@shunta150422043

この作品はシリーズ作品です

クリスタ「私とエレン」 シリーズ

「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場