この作品は執筆を終了しています。
ジャン「遠足じゃボケェェ!」
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- 1 : 2014/03/23(日) 09:06:20 :
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お待たせしました
早くも三作目!
お楽しみ頂けたら幸いです!
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- 3 : 2014/03/23(日) 09:10:13 :
ー五月上旬、教室ー
キース「それでは、近々行われる遠足についての説明をしていく」
エレン「遠足だ!中学の時は無かったからな~、小学生ぶりだ!」ウキウキ
アニ「私も楽しみだね」フフッ
ジャン「フン、お前ら子供か。遠足くらいではしゃぎやがって」ウズウズ
クリスタ「その割にはジャンも落ち着きがないよ」クスッ
ジャン「なっ!こ、これは早く遠足のお菓子を買いに行かないとと思ってるだけで…」
ジャン「別に楽しみにしてるわけじゃないからな///」テレッ
アニ「(なにこれ、可愛い)」
エレン「なんだ!お前も楽しみなんじゃねぇか!」ゲラゲラ
ジャン「う、うるせぇ!///」マッカ
キース「うるさいぞ!説明できんだろうが!」
シーン
キース「全く…楽しみなのは分かるが、そんな浮かれてたら怪我するぞ!」
「「はーい」」
キース「うむ、よろしい(ぅいやっほい!!遠足だぁぁぁ!!やっべ、興奮してきたぜぇぇ!!)」
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- 6 : 2014/03/23(日) 20:02:30 :
キース「この遠足の意図はまだ入学して一ヶ月しか経ってないお前たち、生徒同士の親睦を深める事となる」
キース「(まぁ、こっちは遠足出来たらなんでも構わんが…)」フフフ
キース「(しかしまぁ…)」
キース「私としては、クラス同士は勿論だが、他のクラスとも接する数少ない良い機会だ」
キース「この機会を無駄にせず命一杯、羽目を外して欲しい」
「「はい!」」
キース「そして貴様らぁ!!」
キース「小学生までのルール“おやつは三百円以内”はもうお前たちには通用せん!」
「「おお!!」」
キース「おやつは千円以内とする!!」
「「!!」」
エレン「なっ!せ、千円だと…」ワナワナ
ジャン「おい…まぢかよ、すげぇ…」
ミーナ「お菓子交換しようねー♪」
クリスタ「うん♪」
ライナー「(クリスタとお菓子交換=指輪交換…)」ハッ!
ライナー「(結婚!!!)」
ライナー「クリスタ!俺ともお菓子交換してくれるか?」
クリスタ「うん♪いいよ、フフッ楽しみだね♪」
ライナー「遠足…なんて素晴らしいんだ…」ポロッ
ミカサ「なぜライナーは泣いているの?」
ベルトルト「病気だよ…あれはもう…」
ミカサ「病気!?それはたいへん!」
ベルトルト「ああ、胸の病気だよ…ジャンも重傷なんだ」ニヤッ
ミカサ「えっ!ジャン!?貴方もなの!?」ウルウル
ジャン「なっ!み、ミカサ!///」アタフタ
ミカサ「どこが痛いの?もしかして…死んじゃうの?」グスッ
ジャン「グハッ!」
ミカサ「じゃ、ジャン!」
ジャン「」
ベルトルト「ごめんミカサ、冗談だよ」
ミカサ「…なんだ、それは良かった…」ホッ
ミカサ「ベルトルト、言って良い冗談といけない冗談がある」
ベルトルト「ちょっとやり過ぎたよ」ハンセイ
ミカサ「なら、ジャンはどうして倒れたの?」
アニ「ミカサに照れたのさ」クスッ
ミカサ「えっ///それは…少し嬉しいかもしれない///」ポッ
クリスタ「えっ!ミカサもしかして…」キャー///
アニ「あんたも隅に置けないね」ニヤニヤ
ミカサ「あぅぅ///」マッカ
ミーナ「ミカサ!どうして!どうしてなのぉぉ!!」
ミカサ「ジャンは、優しい人」ニコ
ミーナ「」
ライナー「ジャン気失ってて良かったな」
エレン「ああ、今の聞いてたら死んでたぞ」
クリスタ「ミカサ!ミカサ!」
アニ「後で話聞かせなよ」フフッ
ミカサ「うう、仕方が無い///」
キース「(まだ授業中なんだが…)」ポツーン
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- 14 : 2014/03/25(火) 21:41:16 :
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ー放課後ー
ベルトルト「ライナー、委員の仕事があるんだろ?」
エレン「まぢかよ、皆でお菓子買いに行くつもりだったのに!」チェッ
クリスタ「ごめんね」
ジャン「手伝うからさっさと皆で行こうぜ」
ライナー「すまんな、助かる」
エレン「クリスタは先に女子と行っとけよ」
クリスタ「えっ、でも…」
ライナー「ああ、構わないぞ」
アニ「エレンー、皆とお菓子買いに行こ」ニコッ
エレン「ああ、俺達ちょっとライナーの仕事手伝ってから行くわ」
アニ「そっか…なら、先に行っとくね」
クリスタ「本当に委員の仕事、任しちゃって良いの?」
ジャン「良いって事よ」
ミカサ「…」チラッ
ミーナ「ああ、私のジャンはやはり優しくて、なんてカッコいいのだろう…」シミジミ
ミカサ「なっ!///」カァ
ミカサ「私のだなんて…そんな///」
ミーナ「はい、ご馳走様」ホッコリ
ミーナ「やっぱり私の可愛いミカサは馬には渡さない!」
ミカサ「もう、ミーナ///私はまだジャンと付き合ってない///」
ミーナ「」
アニ「“まだ”ってあんた付き合う気満々じゃないか」ニヤニヤ
クリスタ「ミカサはやっぱりジャンが好きなの?」グイグイ
ミカサ「それは…よく分からない」
ミカサ「ただジャンは言葉は荒いけど、とても優しい人」
ミカサ「私はそれを知っているだけ」ニコッ
ミーナ「なんて良い子や…あの馬には勿体無い…」キィィー!
クリスタ「あのね、ミカサ!ジャンはきっとミカサの事…」ムグッ
アニ「こら、余計な水は差したら駄目だよ」メッ!
クリスタ「アニ…でもぉ!」
アニ「クリスタ、それによく考えてごらん」
アニ「ミカサとジャンがくっつけば…」
ミカサ「///」カァァ
アニ「さっき自分で言った言葉で恥ずかしがってるこの初々しいミカサが見れなくなるんだよ」
クリスタ「!!」
クリスタ「それは…だめだよ!」イヤッ!
アニ「でしょ?私たちは最後まで見守るのさ」フッ
クリスタ「アニ…なんかカッコいい!!」キラキラ
ワイワイ ガヤガヤ
エレン「女子元気だな」テキパキ
ジャン「そういえば…ベルトルトは?」
ライナー「あいつなら先にお菓子買いに行ったぞ」
ジャン「」
エレン「」
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- 15 : 2014/03/27(木) 00:08:25 :
アニ「えっ?駄菓子屋に行くの?」
クリスタ「普通デパートとか行くんでしょ?」
ミーナ「フッフッフ…甘いのだよ君たち」ドヤァ
ミカサ「良いところ、お菓子も安くて種類が豊富だからデパートの前に二人に知ってもらいたくて」
ミーナ「ちょっとミカサ!それ私の台詞だったのに!」プンスカ
ミカサ「フフッ、ごめんなさい」ニコッ
アニ「まだ、駄菓子屋とかあるんだね」
クリスタ「早く行って見たいかも!」キラキラ
ミカサ「焦らなくても、ほら見えてきた」
ーーー
ミーナ「ここだよ♪」
ミーナ「おばーちゃん!ミーナだよ!」
駄菓子屋のお婆ちゃん(以下略)「おや、ミーナかい?大きくなったねぇ」シミジミ
ミカサ「お婆ちゃん、わたしもいる」
菓子婆「おや、ミカサかい?大きくなったねぇ」シミジミ
ミーナ「お婆ちゃん、私たち昨日きたばっかだよ」フフッ
菓子婆「おや、そうかい?」
ミカサ「今日は友達連れてきた」
アニ「こんにちは、」
クリスタ「こ、こんにちわっ!」
菓子婆「おや、友達かい?大きくなったねぇ」シミジミ
ミーナ「いやいや、今日初めて会ったからねお婆ちゃん」
ミカサ「それに友達って名前じゃない」
ミカサ「こっちがアニ」
アニ「アニです」
ミカサ「そしてこっちが…」
クリスタ「クリスタって言います」
菓子婆「アニとクリスタだね、よろしくお願いするよ」
ミカサ「今日もお菓子買いにきた」
ミーナ「お婆ちゃん、私クジする!」
アニ「へぇ、クジあるんだ」
クリスタ「わたしもやりたい!」
菓子婆「ほれ、皆引いてごらん」
ミーナ「んーとね、これ!」ゴソゴソ
菓子婆「ハズレだね、はいよラムネ」
ミーナ「ムフフ、これがハズレで当たりなのだ!」
クリスタ「私もハズレだった…」シュン
ミーナ「あはは、私も当たったことないよ」
クリスタ「えっ?そうなの?」
ミーナ「そうそう、まだ当たった人見たことないの」フフッ
アニ「それって当たりあるのかい?」
ミーナ「わかんない!」ヘヘッ
アニ「ハァ、全く…じゃあ私はこれで良いや」
菓子婆「はい、当たりだよ」
アニ「はいはい、ラムネ…ってええっ!?」
ミーナ「うそっ!」
クリスタ「わぁ、アニいいなぁ」
ミカサ「当たった人初めて…」
アニ「(賞品なんだろ…)」ドキドキ
菓子婆「はい、三等のエアガン」
アニ「…」
アニ「お婆ちゃん、私もラムネが良い」
菓子婆「おや、そうかい?」ホレ
アニ「うん、あんがと」ハァ
ミーナ「エアガンはいらないねー」アハハ
クリスタ「残念だったねアニ」
アニ「うん、でもラムネ美味しいからいいや♪」
ミカサ「私はこれ」
菓子婆「当たりだね」
ミーナ「ブッ!」
アニ「もう、ラムネ吹き出さないでよ」フフッ
ミーナ「なんで今日はこんなに当たるの!?」
ミカサ「賞品はなに?」
菓子婆「一等のネックレスだね」
クリスタ「わぁ、可愛い!」キラキラ
アニ「…綺麗」
ミーナ「ミカサずるーい!」
ミカサ「凄く嬉しい…」
ミカサ「でも、こんなもの貰って良いのだろうか?」
菓子婆「これはもうミカサのだよ」ニコッ
菓子婆「あと、それを大切な人にあげると恋が実るそうじゃ」
ミカサ「そう…大切にする///」
アニ「ミカサったら赤くなっちゃって」ニヤッ
クリスタ「誰の事思ってるのかなぁ」ニタニタ
ミーナ「ああ、愛しの…」フフッ
ミカサ「もう!///ほら、お菓子買う!」
菓子婆「若いねぇ」フフッ
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- 18 : 2014/03/28(金) 06:36:16 :
エレン「あぁ~、やっと終わった~」チラッ
ジャン「なかなか大変だったぜ」チラッ
ライナー「わかったわかった、お前たちのお陰で助かったからな、アイスでも奢らせてくれ」
エレン「おっしゃ!」
ジャン「さすがアニキだぜ!」
ライナー「おいおい、照れるだろ///…ん?あれはクリスタ達じゃないか?」
クリスタ「あ!エレン達だ!」
アニ「委員の仕事が終わったみたいだね」
ミカサ「ちょうど良かった、皆で行こう」
ミーナ「なにが良かったのかな?ミカサ~」ニタニタ
ミカサ「ジャンの前でからかうのは辞めて欲しい///」
ミカサ「その…顔が赤くなるの、恥ずかしいので///」カァァ
エレン「おーい!今からデパートか?」
アニ「そうだよ、一緒に行こっか」ニコッ
ミーナ「…思ったんだけどさ」コソ
ミカサ「なに?どうしたの?」コソ
ミーナ「アニってエレンと話す時絶対ニコッってするよね」コソ
エレン「早く買いに行こうぜ!」ウキウキ!
アニ「フフッ、せっかちだね」ニコッ
ミカサ「ほぅ、悪くない」ニタニタ
ミーナ「なるほどねぇ」ニタニタ
アニ「?二人ともどうしたの?」
ミカサ「いや、なんでもない」ニタニタ
ミーナ「ただ、お熱いねぇ」ニタニタ
アニ「なっ!///」カァァ
アニ「はっ早く行くよっ!///」
ミーナ「もう、照れちゃって」ニヤニヤ
ミカサ「フフッ」
ジャン「(ミカサのネックレス綺麗だな…)」
エレン「おっ!ミカサそのネックレス綺麗だな!」
エレン「とても似合ってるぜ!」ニカッ
アニ「」ピクッ
クリスタ「むぅ…」
ミカサ「ええ、ありがとう」ニコッ
ミーナ「(エレンのばっきゃろォォォォ!!!!)」クワッ
ミーナ「(そこは馬の台詞でしょうが!なによ“ニカッ”って、“ニカッ”ってなによ!)」
ミーナ「(そしてアニとクリスタが焼いてるのに全く気づいてないし!!)」
ミーナ「(てか、馬もさっさと言いなさいよ!そんなんだから馬なのよあんたは!)」
エレン「ミーナのやつどうしてジャンの事睨んでんだ?」
ライナー「いや、お前も睨まれてたぞ?」
ジャン「俺なんかしたか?」
クリスタ「うーん?わかんない!」てへっ
ライナー「(あ、結婚しよ」
ジャン「…お前声出てるぞ」
クリスタ「ん?なんか言ったライナー?」
ライナー「ゲフン、いやなんでもない」フゥ
ライナー「…ん?あれはベルトルトじゃないか?」
アニ「ほんとだ」
エレン「でも誰かと一緒にいるぞ?」
ーーー
⁇「だーかーら!この最後の一個は私のだって言ってんだろ!」
ベルトルト「なにいってるんだ!僕がとっただろ!」
⁇「実はこれ予約してたのさ」
ベルトルト「えっ?そうなの?」
⁇「そうそう」
ベルトルト「ってそんなわけないだろ!」
⁇「チッ、お前男だろ!お菓子の一つくらい譲れよ」
ベルトルト「舌打ち!?今舌打ちしたよね!」
ベルトルト「僕は君のその態度が気に食わないんだ!」
⁇「なんだと!」
ヤイヤイ ヤイヤイ
ライナー「全く…」ハァ
エレン「なにしてんだあいつ?」
ジャン「たくっ、仕方ねぇなぁ」テクテク
ミカサ「フフッ(なんだかんだ言ってやはり優しい…)」
ミーナ「フフッ…だって」ニヤニヤ
アニ「フフッ」ニヤニヤ
クリスタ「フフッ」ニヤニヤ
ミカサ「もう!///」マッカ
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- 22 : 2014/04/01(火) 17:15:39 :
すいません遅くなりました^^;
ジャン「ベルトルトどうしたんだ?」
ベルトルト「あっ!ジャン!」
⁇「ユミル、なにしてるの?」
ユミル「おっ、アルミン」
ベルトルト「こいつが僕のお菓子を自分のだって言い張るんだ!」
ユミル「この巨人が私がとろうとした最後の一個を横取りしたのさ!」
アルミン「横取りってユミル…」ハァ
ユミル「なにため息ついてるんだよ」
アルミン「高校生にもなってそんなわがまま…このお菓子は彼のだと僕は思うよ」
ベルトルト「へへーんだ!」ドヤァ
ユミル「くっ…」ギリ
ジャン「いや、ベルトルトお前もだよ」
ジャン「高校生にもなってお菓子一つでそんなムキになる事ないだろ」
ユミル「おっ!そうさ、そこのイケメンの言う通りだぜ!」
ユミル「お菓子一つでムキになるなんて、なさけねぇなー」フン
ベルトルト「う~~」
アルミン「(ユミルが言えないと思んだけど…)」
ジャン「(イケメン…///)」
ミカサ「むっ…」
ミーナ「……ヤキモチ?」
ミカサ「ちっ、違うもん!///」
クリスタ「(かわいい…)」
ミーナ「(ミカサの口調がおかしい…だからこそ、そこに萌える)」キリッ
トットットッ
子供「あー!ここのお菓子なくなってるー!」
お母さん「あら…売り切れちゃったのね」
子供「えー!やだやだ!僕このお菓子ほーしーいー!
お母さん「仕方がないじゃない、もうないんだから…」
子供「そんなぁ…」ウルウル
ジャン「…」ジッ
エレン「…」ジッ
ライナー「…」ジッ
クリスタ「…」ジッ
アニ「…」ジッ
ミカサ「…」ジッ
ミーナ「…」ジッ
アルミン「…」ジッ
ユミル「なっ、なんで私の事見てくんだよ!」
ベルトルト「…」ジッ
ユミル「なっ!てめっ!」
ユミル「あー!もうっ!わかったよ、わかったって!だからもうその痛い視線やめろ」
ユミル「ハァ、ほら坊主これやるよ」
子供「あっ!これ僕が欲しかったお菓子だ!」パァ
子供「わーい!やったー!」
お母さん「どうもすみません、ありがとうございます」ペコ
ユミル「あっ、いえそんな…」
子供「お姉ちゃんありがとう!バイバイ!」ニコッ
ユミル「お、おう。いいって事よ///」
アルミン「照れちゃって」ニヤッ
ユミル「うるせぇ///」
ミカサ「フフッ」
ジャン「(…天使……)」
エレン「さて、それじゃあ…」
エレン「お菓子だぁぁぁ!!」
ライナー「うおぉぉぉ!!」
クリスタ「クスッ」ニコ
ジャン「フン、ガキだな…みっともない」アトハッピャクゴジュウイチエン
ジャン「(皆で食べれるのも買わないとな、あっ!後ミカサが好きそうなやつ…)」テキパキ
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- 27 : 2014/04/03(木) 22:04:12 :
エレン「たくさん買えたな」
ライナー「ああ、やっぱり千円だとちがうな」
ジャン「さて、買い物も終わったことだし約束忘れてないよな?ライナー」
ライナー「勿論だ、仕事手伝ってくれたお礼にアイスだったな」
エレン「よっしゃ!!」
アニ「えっ!エレンアイス奢ってもらうの?」
ミーナ「二人だけズルいよ!」
ジャン「ハハハ、そりゃ仕事にたいする対価ってやつだ」
クリスタ「いいなぁ」ジー
ライナー「うっ…」
ライナー「(クリスタには奢ってやりたいが…そしたら残りの奴にも奢らなきゃならん…)」
ライナー「(そしたら俺の財布が氷河期向かえちまう…)」ウーム
アニ「エレンだけズルいな…」
エレン「なんだよ、仕方ねぇな奢ってやるよ」
アニ「えっ!いいの!?」パァァ
エレン「おう」ニカッ
アニ「やった!ありがと♪」ニコニコ
ミーナ「いいなぁアニ、エレンに奢ってもらって」ニヤニヤ
アニ「こっち見ながらにやけないでよ///」モウ
ミカサ「フフッ、アニ嬉しそう」
アニ「ミカサまで…全く」ハァ
ジャン「な、なぁミカサ///」
ミカサ「えっ?う、うん///」
ジャン「その…俺でよかったら奢るけど…///」マッカ
ミカサ「ほんと?嬉しい///」
ジャン「あ、ああ!」
ミカサ「なら…お言葉に甘えよう…かな///」カァァ
アニ「ミカサ顔が赤いよ」ニヤニヤ
ミカサ「あっ、アニ!やめて///」カァァ
アニ「あらあら照れちゃって」ニヤニヤ
エレン「二人ともお似合いだな」ニヤッ
ジャン「///」プシュゥ
ミカサ「///」プシュゥ
ミーナ「チッ…私のミカサを…」ケッ
ベルトルト「……これ」スッ
ユミル「…なんだよ」
ベルトルト「さっきは言いすぎたよ仲直りしよ」ニコッ
ユミル「…フン、仕方ねぇな///」
ベルトルト「なんでそんな言い方しか出来ないかなぁ」フフッ
ユミル「なっ!笑ってんじゃねぇ!///」カァァ
ベルトルト「はいはい」クスクス
ユミル「…ユミルだ///」
ベルトルト「僕はベルトルトフーバーっていうんだ、よろしくね」ニコ
ユミル「ああ、てか名前長すぎんだよ」
ベルトルト「そうかなぁ?」
ユミル「…ベルトルさん」ボソッ
ベルトルト「えっ?」
ユミル「だっ、だから!…その…ベルトルさんって呼んでいいか///」カァァ
ベルトルト「(一文字多くなってるけどね)」フフッ
ベルトルト「良いよ」ニコ
ユミル「そ、そうか!」パァァ
ライナー「(なんか知らんが皆良い雰囲気だな…)」
ライナー「(よし!俺も…)」
ライナー「クリスタ、その…アイス奢ろうか?」
クリスタ「えっ?」クルッ ペロペロ
クリスタ「あっ!ゴメンねライナー、私アルミンに奢ってもらっちゃった」
ライナー「なっ!」
アルミン「…少し遅かったね」ボソ
ライナー「!!」
アルミン「女神は…渡さないよ…」ニヤッ
ライナー「くそっ!ここにも新たな敵が…」
エレン「なにやってんだよお前ら」
エレン「つか、ライナー早くアイス奢ってくれよ」ハヤクハヤク
ジャン「そうだぜライナー」ハヤクハヤク
ライナー「ああ…すまんな…」ズーン
アルミン「(ふふふ、これで僕の高感度が…)」ニヤニヤ
クリスタ「(エレンに奢ってもらいたかったなぁ)」ハァ
クリスタ「いいなぁアニ…」ボソ
アニ「♪」ペロペロ
ミーナ「だれか私にアイスをおごれぇぇぇ!!!」
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- 31 : 2014/04/05(土) 00:44:18 :
ーエレン宅ー
カルラ「あら、そうなの?」
グリシャ「"ああ、だから楽しみにしていてくれ"」
カルラ「わかったわ♪」
ガチャ
「「ただいまー」」
カルラ「子供たちが帰ってきたわ」
グリシャ「"エレンたちには内緒にな"」フフフ
カルラ「わかってるわよ」フフッ
カルラ「じゃあね♪」ガチャ
エレン「母さん腹減った」
アニ「私もー」
カルラ「二人とも手を洗ってきなさい、ご飯にしましょう♪」ルンルン
エレン「なんか母さん機嫌良いな?」
アニ「なんか良いことでもあった?」
カルラ「あら、そう見える?いつも通りよ♪」ニコッ
アニ「そうは見えないけどね…」フフッ
エレン「(なんだ…この胸騒ぎは…)」ザワザワ…
エレン「(明日は遠足なのに嫌な予感しかしねぇ…)」
ージャン宅ー
ジャン「ハンカチよし、ティッシュよし、お菓子よし」ブツブツ
ジャン「帽子よし、シートよし、トランプよし、傘よし、……」ブツブツ
ジャン「…よし、後は…」
ジャン「おい母さん!弁当まだか?」
ジャン母「あんたバカなの?」ハァ
ジャン「忘れたら大変だろうが!」
ジャン母「弁当は明日の朝渡すよ…もう、まったく…」
ジャン「忘れんなよ!」
ジャン母「そんな口の聴き方じゃ作ってやんないよもう、」
ジャン「それじゃ弁当よし、っと」
ジャン「じゃあ寝るか」ゴソゴソ
ジャン母「なっ!あんたまだ七時だよ!」
ジャン「zzz…」
ジャン母「…飽きれた」ハァ
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- 32 : 2014/04/05(土) 01:05:31 :
ー翌日ー
ミーナ「皆おはよー」
クリスタ「おはよ!」ニコッ
アニ「私全然眠れなかった…」ファァ
ミカサ「…私も」ゴシゴシ
エレン「…」
ライナー「どうしたエレン?元気ないな」
ベルトルト「エレンも寝不足なの?」
エレン「いやそうじゃないけど…」
エレン「なんか寒気が…」ブルッ
ジャン「なんだよ風邪か?」
エレン「そんなんじゃない…」
エレン「(なんだ…この悪寒は…)」ザワザワ
キース「お前たち!荷物を持って校庭に集合しろ!」
ー校庭ー
キース「各クラス人数確認はしたな?」
「「はい」」
キース「よし、では出発前に校長先生の話だ!静かに聞くように」
アニ「(そういえばまだ校長見たことないや…)」
アニ「(どんな人だろ)」
ピクシス「ゴホン、えー今日は年に一度の遠足じゃ!」
アニ「」
アニ「ええっ!?」
エレン「どうしたんだよ、静かにしねぇと怒られるぞ」コソ
アニ「う、うん…」
アニ「(あのじいさん校長だったの!?)」
アニ「…私がっつりタメ口だったよ…フフッ」クスッ
エレン「なに笑ってんだよ?」
アニ「なんでもないよ」ニコッ
ピクシス「……では、今日一日楽しんでくれ!」
ピクシス「ああ、そうじゃ!後今日から新しい保健の先生が来られた」
ピクシス「良い機会じゃし、
紹介しよう」
ピクシス「新しい先生のイェーガー先生じゃ!」
グリシャ「どーもー♪」テヘッ
エレン「」
アニ「」
-
- 33 : 2014/04/05(土) 02:35:06 :
キース「目的地まではバスで向かう」
キース「クラス別にバスに速やかに乗りなさい」
アニ「最初はどこに行くんだっけ?」
ミカサ「まずは水族館だったはず」
クリスタ「水族館かぁ…楽しみ!」
ミーナ「フフッ」ニコッ
エレン「なんで…親父…あぁ…」ズーン
ジャン「しかし驚いたな」
ライナー「ああ、エレンの親父さんが先生になるとはな」
ベルトルト「エレンのお父さん久しぶりに見たよ」
ジャン「小学校以来だな」
エレン「俺の学校生活が…不安しかねぇ…」
ライベルジャン「(こいつ落ち込み過ぎだろ…)」
ライベルジャン「(まぁ、こうなるのも無理ないな…あの人だから…)」
ジャン「エレン、せっかくの遠足だ!楽しもうぜ」
エレン「…そうだな…おし!こうなったら楽しんでやる!」ガハハハハ
ライナー「その意気だエレン!」ハハハ
ベルトルト「エレンが壊れた…」アハハ…
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- 36 : 2014/04/05(土) 17:51:46 :
- ジャン「水族館つくまでトランプしようぜ!」
ライナー「おっ!いいな!」
エレン「アニもトランプしようぜ」
アニ「うん!やるやる!」ニコッ
ジャン「(なっ、なんだとッ!?)」
ベルトルト「(さりげなく女子を誘った!)」
ライナー「(もはや俺たちとレベルがちげぇ…)」
ライナージャン「「(てかクリスタ"ミカサ"も誘えよ!!)」」
クリスタ「…いいなぁ」ジー
ミカサ「…」ジー
ミーナ「あれぇ?ミカサは誰をそんなに見つめてるのかなぁ」ニヤニヤ
ミカサ「なっ!///」カァァ
ミカサ「そ、それならクリスタも誰か見ていた!」アセアセ
クリスタ「ん?私はただトランプ楽しそうだなーって」ニコッ
クリスタ「(正確にはエレンとするトランプだけど…)」
ミカサ「わ、私もクリスタと同じ!」アセアセ
クリスタ「ミカサは私も、誰か見てたって言ったよね♪」ニヤニヤ
ミーナ「クリスタも、かぁ」ニヤニヤ
ミーナ「てことは…ミカサは誰か見てたんだぁ」ニヤニヤ
ミカサ「あぅぅ…///」カァァ
アニ「(なんかあっちでミカサが精神的攻撃を受けてる…)」フフッ
-
- 37 : 2014/04/05(土) 18:05:28 :
- アニ「ミーナたちも誘っていい?」
エレン「いや、だめだ!」
アニ「えっ?なんで?」
エレン「実は…ごにょごにょ…しようと思ってんだ」ニヤッ
アニ「それ…おもしろそう!」ニコッ
エレン「フフッ…だろ?」チラッ
ジャン「?」
エレアニ「「フフフフ…」」
ジャン「(なんだ…この二人…)」
ベルトルト「なにする?」
ライナー「七並べとかはどうだ?」
ジャン「良いんじゃねぇか?」
エレン「なぁ、ただやってもつまんないから一番多く負けた奴は罰ゲームにしようぜ!」ニヤッ
ライナー「いきなりどうしたんだエレン?」
アニ「ライナーちょっと…」コソ
ライナー「ん?なんだ?」
アニ「ベルトルトも…」コソ
ベルトルト「なに?」
アニ「ゴニョゴニョ…」
ジャン「なにしてんだ?あいつら?」
エレン「さぁな」ニヤニヤ
アニ「フフッ」ニタァ
ライナー「クククッ…」ニタァ
ベルトルト「フフフ…」ニタァ
-
- 39 : 2014/04/06(日) 09:44:30 :
アニ「パス3」クス
エレン「パス3」ククッ
ベルトルト「パス3」プッ
ライナー「パス…3だ」
ジャン「ッッだぁぁ!チクショウ!!」
エレン「ジャンの三連敗だな」
ジャン「なんッなんだよ!お前ら!」
ジャン「三人で手組みやがって!なにもだせねーよ!」
キース「もう少しで水族館着くから降りる準備をしなさい」
「「はーい」」
ライナー「もう着くらしいな」
アニ「ジャンの負けだね」クス
ベルトルト「罰ゲーム」ククッ
ジャン「こんなのアリかよ!」
エレン「あれ?逃げるのか?」ニヤニヤ
ジャン「ッッ!だー!くそっ!」
ジャン「受けてやるよ!なんでもこいや!」
ライナー「なんでも…ね」フフッ
アニ「男に二言はないよ」ニタァ
エレン「クククッ」
ベルトルト「じゃあ罰ゲームは…」
ーーー
ーーー
キース「では今から自由行動とする」
エレン「ほら、早くいけよジャン」ニヤニヤ
ジャン「お、おい…本気で行くのか?勘弁してくれ…」
ベルトルト「二言はないよ」
ジャン「けどこんな事したらミカサに迷惑が…///」
ライナー「大丈夫だろ」
アニ「むしろ喜ぶんじゃない?」ニコッ
ジャン「だが…」
エレン「あーもう!焦れったいな」
エレン「おーい、ミカサー」オーイ
ミカサ「?なに」
ジャン「ちょ、おまっ」アセアセ
エレン「ジャンが話があるらしい」
ミカサ「…話?」
ジャン「いや、その…」モゴモゴ
ジャン「も、もし良かったら一緒に…///」カァァ
ミカサ「…///」カァァ
ジャン「一緒に見て回らないか?///」マッカ
ミカサ「うん…///いいよ///」カァァ
ジャン「ほ、ほんとか!?」パァァ
ミカサ「うん///」
クリスタ「キャー///なにこれ///」コソコソ
アニ「フフッ罰ゲーム」ニコッ
エレン「じゃあ二人のデートの邪魔したら悪いから俺らは先行っとくぜ」ニヤニヤ
ミカサ「(…デート///)」
ジャン「お、おいエレン!」アセアセ
エレン「なんだよ」
ジャン「二人じゃなにしていいかわかんねぇよ」コソコソ
エレン「(チキンかこいつ…)」ハァ
エレン「あのな、良い雰囲気で回ればいんだよ」コソコソ
エレン「無理に話そうとしなくても雰囲気作っときゃなんとかなる」コソコソ
ジャン「そ、そうなのか?」
エレン「ああ、多分そうだ(そんなの知るか)」シレッ
エレン「あと…」コソ
エレン「ちゅーくらいしとけよ」ニヤッ
ジャン「なっ!///馬鹿かお前!俺たちはまだ…///」カァァ
エレン「はいはい、じゃあな」ニヤッ
ジャン「…雰囲気か///」
ミカサ「ジャン…///行こう///」カァ
ジャン「お、おう///」カァ
ミーナ「うまくいったね」ニヤッ
エレアニ「それでは…」
クリスタ「お楽しみ♪」
ライベル「レッツ…」
「「「尾行ターーイム♪♪」」」
-
- 42 : 2014/04/06(日) 23:24:54 :
ジャン「/////」ソッポムキ
ミカサ「/////」ウツムキ
ライナー「かれこれ二十分はあんな感じだな」コソコソ
エレン「あいつらなに離れて歩いてんだよ」コソコソ
アニ「フフッ、初々しいね」コソコソ
ミーナ「手ぐらい握りなさいよ!馬!」コソコソ
クリスタ「すごーい!イルカさんだぁー」キラキラ
↑すでに飽きた人
ベルトルト「クリスタは静かにしようね」コソコソ
エレン「にしても薄暗いな」
クリスタ「うん!だから水がキラキラしててとても綺麗なの!」
アニ「こんな場所だと見てるこっちがドキドキしてくるね///」カァァ
クリスタ「あっ!あっちでイルカさんのショーやってるよ!皆で見に行こうよ!」
エレン「馬鹿野郎!今ジャンたちの尾行中だろ!?」
クリスタ「えー!?でも二人とも話すらしないんだもん。飽きちゃった」テヘッ
ベルトルト「うーん、確かに僕も飽きたかな」
エレン「ベルトルト…お前まで…」
クリスタ「!だったら二人で見に行こうよ!」パァァ
ベルトルト「うん、そうだね行こうか」
ライナー「(クリスタと2人きりでショーを見に行くだと!?そんなこと…させん!!)」
ライナー「エレン、俺も飽きた」キリッ
エレン「このッ…!裏切り者がァ!!」
ミーナ「……」ニヤッ
ミーナ「あー、私もイルカ見にいこうかなー(棒読み)」
ミーナ「でもいざって時馬からミカサ守らないなー(棒読み)」
ミーナ「あっそうだー。アニ!」
アニ「ん?」
ミーナ「エレンと2人きりでミカサを守ってね♪」ニコニコ
アニ「えっ?ちょっと…」
ミーナ「さ!皆行こっか!」
クリスタ「おー!」
テクテク
アニ「行っちゃった…」
エレン「ったく…わがままな奴らだ」
エレン「ほら、もう俺らだけで行くぞ!早くしないと見失っちまう」グイッ
アニ「ちょ、ちょっと!引っ張らないでよ///」
アニ「(エレンと2人きり…///)」
アニ「(なんでだろ…いつもの事なのにドキドキしちゃう///)」
-
- 43 : 2014/04/08(火) 16:37:43 :
ジャン「///」テクテク
ミカサ「///」テクテク
エレン「いつまであの調子なんだよ」コソコソ
アニ「そ、そうだね///」ドキドキ
アニ「…///(平常心平常心平常心平常…)」ドキドキ
エレン「おい、もっとこっちこいよ。見つかっちゃうだろ」グイッ
アニ「う、うん///」カァァ
エレン「あいつら離れすぎだっつーの」コソコソ
アニ「(近い!///私たちは近すぎるよエレン!///)」プシュゥゥ
ジャン「(ヤバイ…ミカサの顔をまともに見れねぇ///)」
ミカサ「(どうしよう…頭が真っ白でなにも考えられない…)」
ジャンミカ「「(とにかくなにか喋らないと!!)」」
ジャン「なっ、なぁ!」クルッ
ミカサ「あ、あのっ!」クルッ
ジャンミカ「…」ジッ…
ジャン「///」パッ、カァァ
ミカサ「///」パッ、カァァ
エレン「プッ…クックフフッ…ベタ過ぎんだろwww」プルプル
アニ「ミカサかわいい///」フフッ
エレン「後でからかってやろうぜ!」ニカッ
アニ「う、うん///」カァァ
アニ「(エレンを直視できない///)」
エレン「ククッ…あいつら面白いな」コソコソ
アニ「(…もう少し…もう少しだけエレンにくっ付いても良いよね…///)」ピト
アニ「(べっ別にこうしたいんじゃなくて!こうしないと見つかっちゃうから仕方ないだけだもんね!///)」カァァ
アルミン「あっ!エレンとアニだ!」
ユミル「よう、お前ら。そんな引っ付いてなにしてんだ?」
アニ「ひゃうッ!?」ビクッ
アニ「べっ別になにも!」パッ、アセアセ
エレン「なっ!馬鹿ッ!」
ミカサ「アニ?そこでなにしてるの…」ゴゴゴッ
アニ「みっ、みかしゃ…」ゾーッ
エレン「あちゃー見つかっちまった」ハァ
ユミル「あら…なんか邪魔したみたいだな」わりぃ
エレン「まったくだ」ハハハ
ジャン「テメッ、エレン!ずっと尾行してやがったな!」
ミカサ「そうなの、アニ?」ゴゴゴ…
コニー「誰だこいつら?」
サシャ「ユミルたちの知り合いですか?」
ユミル「知り合いっていうか…」
ミカサ「二人とも…覚悟のほどを聞きたい」ゴゴゴ
アニ「ミカサさん…あの…その…アハハ…」ゴクッ
エレン「なかなか初々しかったぜミカサ!」キリッ
ミカサ「」プツン
アニ「エレンのバカァァァ!!」
ジャン「お、落ちつけミカサ!」
ミカサ「」ブンッ
エレン「うおっ!やめろ!無言で殴ってくるな!」
ぎゃああぁぁぁ!!
ユミル「ただのバカだな」
-
- 45 : 2014/04/11(金) 21:29:53 :
ーバスの中ー
キース「全員いるな?」
「「はーい」」
キース「よろしい、では昼食場所である海岸進撃公園へ出発する」
クリスタ「あーっ、お腹すいたぁー」ギュルル
アニ「フフッ、そうだね」ニコッ
ミーナ「近くに海あるって!海!」キャッキャッ
エレン「弁当食ったらみんなで行こうぜ」ボロッ
ライナー「どうしてお前はそんなボロボロなんだ…?」
アニ「アハハハ……」ヒクッ
ミカサ「自業自得」
ジャン「まぁエレンが悪いな」ハァ
ジャン「まったく…尾行なんてお子ちゃまなんだから…」フッ
エレン「…」イラッ
エレン「…このチキンが…」ボソッ
ジャン「あ?なんかいったかテメェ」
エレン「別に」フンッ
エレン「大体なぁ、ジャンはいつまでもウジウジし過ぎなんだっつーの」ケッ
ジャン「なんだと!」ムカッ
エレン「本当の事だろ!」
ベルトルト「2人とも仲が良いねぇ」アハハ
エレジャン「「よくねぇ!!」」
ミーナ「うるさいなぁ男子」
クリスタ「それより!ねぇミカサ!」
ミカサ「なに?」
クリスタ「ジャンとのデートどうだったの?」キラキラ
ミカサ「それは…その///」モジモジ
アニ「あんまり話してなかったよね」
ミーナ「つまんなかったの?」
ミカサ「そ、それは違う!ジャンと一緒でとても楽しかった!……はっ////」カァァ
ジャン「////」プシュゥゥ
ミーナ「ヒュー♪熱いねぇ」ニタニタ
アニ「フフッほんと、羨ましい」ニコッ
クリスタ「これで付き合ってないんだもんねー」
ミカサ「付き合うだなんて…そんな///」カァァ
ミーナ「赤くなりながら言われても……ねぇ?」ニヤニヤ
アニ「こりゃあ付き合うのも近いね」ニヤッ
ミカサ「////」カァァ
エレン「楽しかったってよ、良かったじゃねぇかジャン」
ジャン「あ、ああ////」カァァ
ベルトルト「ジャンが照れてる…気持ち悪いなぁ」ヒク
エレン「女々しい奴め」
ライナー「リア充爆発しろ」ケッ
ミーナ「なんでこんな奴が…」フンッ
ジャン「ひどくねっ!?」ガーン
この時ジャンは知らなかった
この世の中は残酷である事を……
-
- 48 : 2014/04/22(火) 00:29:33 :
クリスタ「ついたー!」
ミカサ「潮風の良い匂い」ニコッ
エレン「なぁ、先に海行こうぜ」ウズウズ
アニ「お弁当は?」
エレン「海で遊んで腹減らしてからのほうがいいだろ!」
ライナー「お前…天才か!」
クリスタ「!!私も先に海行く!」
アニ「私もそうしようかな」
ジャン「俺は先に飯食うぞ」
エレン「なんだよ、お前も来いよ」
ジャン「俺は腹減ってんだよ」
ミーナ「…ミカサ」ボソッ
ミカサ「なに?」
ミーナ「ジャンと2人きりでお弁当食べるチャンスだよ」ニヤッ
ミカサ「そんな…///」
ミーナ「早くしないと誰かに取られちゃうよ」クス
ミカサ「でも…」
ミーナ「じゃあ頑張ってね♪」
ミカサ「あっ!ちょっとミーナ!」
ミーナ「みんなー!私も海行くよ~!」
ミカサ「もう…」
ベルトルト「僕はお弁当を…」
ミーナ「あんたも来る!」グイッ
ベルトルト「グフッ!」
アルミン「エレーン!」
エレン「おう、お前ら」
ユミル「なんだ?先に海にいくのか」
クリスタ「うん!そうだよ」ニコッ
ユミル「なっ!(なんだ!この可愛い生物は!)」
クリスタ「ん?どーしたの?」首カシゲ
ユミル「(なんだ、ただの女神か)」
ライナー「チッ…」
アルミン「敵がまた1人…」ボソ
コニー「お前らバカか?先に弁当食べるんだぜ」
エレン「バカはお前だ!」
コニー「そーなのか?」
エレン「ああ、遊んで腹減らしてからのほうが弁当もうまいぞ!」
コニー「お前天才だな!」スゲー
サシャ「私は先にお弁当を食べますよ」
ユミル「だと思ったよ」
ジャン「なら一緒に食べるか?」
サシャ「良いですね!そうしましょう!」
ミカサ「あっ…」
ミーナ「…はぁ、しかたないなぁ」
ミーナ「うまー!」
ジャン「馬って言うな」イラッ
ミーナ「まぁまぁ、それより…」
ミーナ「ミカサが一緒にご飯食べたいって」ボソッ
ジャン「……それは本当か?」ゴクッ
ミーナ「モチのロンですぜ」ニヤッ
ジャン「そ、そうか///」テレッ
ミーナ「(きもっ)」
ミーナ「じゃ、そうゆーことだから」
ジャン「お、おいっ!」
ジャン「……まぢかよ」チラッ
ミカサ「?」
ジャン「(ミカサが俺と飯食べたいだなんて願ってもねぇ話だ)」
ジャン「(こんなチャンス二度とこない!これは男として誘うべきだよな……よし!)」
ジャン「な、なぁミカs…」クルッ
サシャ「ミカサも一緒にご飯食べましょうよ!」
ジャン「」
ミカサ「いいの?」
サシャ「ええ!もちろん!ですよねジャン」
ジャン「…ああ、もちろんだ」アハハ
サシャ「?急に笑だして変なジャンですね」
ジャン「(俺の初心な気持ち返しやがれ……グスッ)」
-
- 49 : 2014/04/27(日) 20:39:37 :
クリスタ「うーみーだーー!!」
ユミル「めーがーみーだーー!!」
ライナー「けっっこーんーしーたームグッ」
アルミン「言わせねーよ?」ボソ
ベルトルト「君たちはなにしてるの…」ヒキ
ミーナ「きれーい!」
アニ「ほんとに」フフッ
ゴソゴソ
エレン「なにしてんだ?」
コニー「俺は天才だからな!」
コニー「しっかり水着持って来たんだ!」
エレン「は?」キョトン
ミーナ「ん?」キョトン
アニ「え?」キョトン
コニー「よーし!泳ぐぜ!!」ダッ
エレン「あっ!バカ!」
バッシャーン!
コニー「ぎゃああぁぁぁ!!!」
エレン「あーあ…」
アニ「まだ五月だよ」クス
ミーナ「バカなのかな?」
クリスタ「大丈夫!?」
コニー「うぅぅ…さみーよぉ…」ブルブル
エレン「ったく、ほら早く体拭いて服着ろ」
コニー「へっくし!」
ライナー「おいおい、風邪ひいたか?」
ユミル「ダハハハ!!ご、五月に海に飛び込むとかバカだろ!!」ケラケラ
コニー「俺もう帰る…」シュン
アルミン「ほら落ち込まないで!公園でお弁当食べよう」
ベルトルト「そうだねお腹空いたし」
ライナー「そうするか」
ユミル「(海来てまだ十分もたってねぇよ…)」
クリスタ「(でもコニーが可哀想だし)」
ミーナ「(下手にコニーを責めてもね)」
アニ「(仕方ないか)」
ライナー「(せっかくの遠足だ)」
アルミン「(皆でたのしく過ごそう)」
ベルトルト「(お腹空いた…早くたべたい)」
エレン「まだ海来て十分もたってねぇよ!」
コニーエレン以外「空気読めや!!!」
ベルトルト「(この機会を逃したら弁当食べられないだろ!)」
エレン「えぇー…」
-
- 50 : 2014/04/29(火) 00:44:39 :
サシャ「」ガツガツ
ミカサ「すごい食べっぷり」フフッ
ジャン「…(笑顔のミカサ…素敵だ)」ボー
ミカサ「?」首カシゲ
ジャン「はっ!(やべっ!見惚れちまった…)」
ジャン「(絶対変に思われたな…誤魔化さねぇと)」
ジャン「す、すごくい天気だな!」
ミカサ「え、えぇ…」
ジャン「アハハ…(うわあぁぁ!!なに言ってんだ俺!)」
ジャン「(天気悪かったら遠足これねぇだろうが!俺のアホー!)」うわぁぁ
サシャ「唐揚げ食べないならもらいますね」ヒョイパク
ジャン「どうする…っておい!俺の唐揚げ!最後までとっとくはずだったのに!?」カエセ!
サシャ「冷めたら美味しくないですよ」ドヤァ
ジャン「うるせー!弁当なんだから元から冷めてるっつーの!」
ジャン「てかそのどや顔やめやがれチクチョー!」
ヤイヤイ ガヤガヤ
ミカサ「フフフッ」ニコッ
クリスタ「あっち賑やかだねー」
ユミル「楽しそうだなあいつら」
ミーナ「なんだか良い感じね」
アニ「邪魔しちゃ悪いからあっち行こうか……あれ?エレン?」
エレン「なぁ、俺もここで食っていいか?」
ジャン「なんだ、もう帰って来たのか」
ミカサ「全然構わない」
エレン「悪りぃな、それがよコニーが海に飛びこんでさ…」ペチャクチャ
ミーナ「エッレーーン!!」
エレン「うおっ!」ビクッ
ミカサ「み、ミーナ?」オドオド
ミーナ「ねぇ?わざとなのエレン?ねぇねぇ、わざとなの?」ズイ
エレン「あの…ミーナさん?」アセ
ミーナ「主人公だったらなんでもして良いと思ったら大間違いじゃーー!!!」グワッ
エレン「うわあぁぁぁ!!!」
アニ「アハハ…」ヒクッ
ユミル「まぁ空気読めないあいつが悪いよな」
ライナー「エレン…お前って奴は…」
ベルトルト「(ご愁傷様)さぁご飯ご飯」
サシャ「(お弁当2個目2個目…)」ゴソゴソ
コニー「ないっっ!!!」
アルミン「急にどうしたんだいコニー?」
コニー「ないんだよ!」ゴソゴソ
ユミル「だから…一体なにがないんだよ」
コニー「弁当!!」
ユミル「へ?」
アルミン「え?」
コニー「だーかーら!俺の弁当がなくなっちゃったんだよ!!!」
ベルトルト「(なに?またなんかあったの?僕はお弁当食べたいのに…)」ハァ
エレン「まぢかよ」ボロッ
ライナー「うぉっ!(…こいつ今日ボロボロにされ過ぎだろ…)」ビクッ
クリスタ「なになに?今度はお弁当がなくなっちゃったの?」
コニー「誰だよっ!俺の弁当とったやつ!」
ミーナ「それはないとおもうよコニー」
アニ「そうだね、弁当を二つも食べれる人なんていないし」
アルミン「…」チラッ
ユミル「…」チラッ
サシャ「」ガツガツ
サシャ「おいひぃー!」
ガシッ
サシャ「へ?」キョトン
ユミル「容疑者一名確保」
サシャ「えっ?えっ?」キョトン
アルミン「アハハ…」
-
- 51 : 2014/04/29(火) 21:02:29 :
サシャ「ちょ、ちょっと!なんですか急に!」
ユミル「まぁ、いいからちょっとこい」
サシャ「お弁当食べてからじゃ駄目ですか?」
ユミル「…お前にしちゃ弁当食うの遅くないか?」
サシャ「そうですか?二個目だからですかねぇ」ドヤァ
ユミル「いやどや顔されても…」
アルミン「実はねサシャ、コニーの弁当がなくなったんだ」
サシャ「えっ?そうなんですか?」
アルミン「うん、それでね誰がコニーの弁当をとったのかなーって…」
サシャ「な、なんと!?人の食べ物を勝手にとるなんてヒドイですね!」
ジャン「……唐揚げ」ボソッ
サシャ「きっとその人はお腹が空いていて仕方なかったんでしょう」キリッ
サシャ「お腹が空き過ぎていたなら唐揚げとかとっても仕方ないですね」ハァ
ジャン「……」
サシャ「まぁ唐揚げはおいといて…」
ジャン「おい!」
サシャ「誰がコニーの弁当をとったんでしょうね?」ウーン
ユミル「…」ジッ
クリスタ「…」ジッ
ミーナ「…」ジッ
アニ「…」ジッ
エレン「…」ジッ
ライナー「…」ジッ
ベルトルト「…」ジッ
アルミン「アハハ…」
サシャ「皆さんどうしたんですか?」
ジャン「お前を疑ってんだよ」ハァ
サシャ「え?」
サシャ「えええぇぇーーー!!!」
サシャ「ひど過ぎますっ!ひど過ぎますよ皆さん!!」
ユミル「だって…なぁ?」
アルミン「お弁当を二つも食べれるのサシャだけだし…」
コニー「そうなのか!?」
エレン「ジャンの唐揚げも食ってたみたいだし」
サシャ「うっ!それは…」ギクッ
サシャ「で、でも!私はコニーのお弁当とってませんよ!」
ユミル「そう言われてもなぁ…」
サシャ「そ、そんなぁ…」グスッ
ミカサ「…サシャは…」
ジャン「サシャは犯人じゃねぇよ」
サシャ「!!」
ユミル「…なんでだよ」
ジャン「こいつと俺達はずっと一緒に飯食ってたからな」
ジャン「こいつに弁当を盗むのは無理だよ」
ジャン「それにこんだけ食い意地はってんだ、飯とられる辛さも知ってんだろ」
ミカサ「(あなたは唐揚げとられてたけど)」
サシャ「(私ジャンの唐揚げとりましたけど…)」
ジャン「(そういや唐揚げとられたっけ?)」
ジャン「…まぁ、とにかくこいつは犯人じゃねぇよ」ポン
サシャ「……///」ジーン
ユミル「そうか…そうだな、疑って悪かったよ」
アルミン「ごめんねサシャ」
サシャ「いえ、いいんです。私疑われても仕方のない食べっぷりですし」ドヤァ
ミカサ「なぜどや顔?」クス
サシャ「それに…///」チラッ
ジャン「ん?」
サシャ「私を守ってくれる王子様もいますし////」ボソッ
ユミル「へ?」
アニ「サシャ…いまなんて…」
サシャ「////」カァァ
ミーナ「ライバルッッ!!!きたぁぁぁぁ!!!」
ミカサ「!」ビクッ
エレン「おいおいマジかよ」ケラケラ
クリスタ「わぁー!どうなるのこれ!」キラキラ
ライナー「なぜ!周りの奴ばかり……なぜっ!」
ジャン「なに騒いでんだ?」
サシャ「……鈍感///」ボソッ
ミーナ「ミカサさんどうしますかぁ~」ボソ、クスクス
ミカサ「…」
アニ「サシャはミカサがジャンの事好きって知らないみたいだね」コソコソ
ミカサ「わっ!……私は好きと言うわけでは…///」ボソ
クリスタ「またまたぁ~」キャー
ユミル「面白い事になってきたな」クスクス
アルミン「うん、サシャには驚かされてばかりだよ」
ユミル「さぁて、これからどうなるのか楽しみだな」ケケッ
コニー「……俺の弁当は?」
ベルトルト「…お腹減った…」ぎゅぅるるる…
しばらくしてコニー母が家に忘れてあったコニーのお弁当を届けてきたとさ
めでたしめでたし
ユミル「おいっ!」
-
- 52 : 2014/04/29(火) 21:33:16 :
ー学校ー
キース「いいか!家に帰るまでか遠足だからな!」
「「はーい」」
キース「うむ!それでは解散」
ライナー「礼っ!」
「「ありがとうございましたー」」
バラバラ
エレン「楽しかったな」
アニ「うん、色々あったけどね」フフッ
エレン「…ああ」
↑今日二回もボロボロにされた人
??「おーい!」
エレン「ん?」クルッ
グリシャ「やぁ二人とも!三人で仲良く帰ろう…ぜ♪」キリッ
ザワザワ
あれ新しい先生だよね
うん、エレン君のお父さんらしいよ
ええー…そうなんだ…
エレン「……走るぞアニ」ダッ
アニ「了解」ダッ
グリシャ「え?ちょっと…、、」
エレン「ったく!クソ親父が!」
グリシャ「あっ!今くそって言った!親にそんなこと言っちゃいけないんだぞぉー!」
エレン「うるせー!」
アニ「…」
アニ「(…一ヶ月前とは比べ物にならないくらい楽しい…)」
グリシャ「まてぇ!ふーたーりーとーもー!!」
エレン「誰が待つかっ!!」
アニ「(この人たちに出会えてほんとに良かった)」
アニ「…フフッ」
エレン「…なに笑ってんだよ」
アニ「んーん、なんでもない」ニコッ
エレン「…そうかよ//」プイッ
アニ「さ!早く帰ろ!」
アニ「私達の家に!」ニコッ
-
- 60 : 2014/08/01(金) 07:54:00 :
- 面白かったです。
-
- 61 : 2014/08/01(金) 08:23:36 :
- ありがとうございます(^^)
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-
エレンの高校生活 シリーズ
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