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エレン「光の、巨人・・・?」
- 未分類 × 進撃の巨人
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- 1 : 2014/03/17(月) 22:41:40 :
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初めまして。トーマグレイと言います。
初投稿・初作品なので生暖かい目で、書き方のアドバイス等もしていただけると嬉しいです。
学生で多忙かつスマホでの投稿なので超亀更新になると思います。
コメント来るかなぁ…………
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- 2 : 2014/03/17(月) 22:45:19 :
-
『───は光』
『光は───』
エレン「……誰だ………?」
『人類が次の時代へと進むには、巨人を蘇らせるしかない』
エレン「誰だよ、オレを呼ぶのは……」
『人類の創り出したまがい物の巨人ではない』
『この星に受け継がれてきた、光の巨人を』
エレン「…………誰……だ」
『巨人を蘇らせる方法はただ一つ』
『───が光になるコト』
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- 3 : 2014/03/17(月) 22:48:48 :
- ティガ?ダイナ?それともガイア?
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- 4 : 2014/03/18(火) 00:38:37 :
- >3
コメントありがとうございます!
そうですね……今の予定としてはティガだけです。
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- 5 : 2014/03/18(火) 00:39:05 :
- 期待
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- 6 : 2014/03/18(火) 00:40:38 :
- >4
ありがとうございます!
この作品は衝動的な投稿で一発だけのつもりなのですが、見てくださる方が多かったらシリーズ化するかもです!!
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- 7 : 2014/03/18(火) 00:41:05 :
- >>6こうだよ
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- 8 : 2014/03/18(火) 00:44:04 :
- >>7こういう風ですか?
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- 9 : 2014/03/18(火) 00:45:09 :
- そうそう
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- 10 : 2014/03/18(火) 00:46:28 :
- >>10ご指南ありがとうございます!!
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- 11 : 2014/03/18(火) 00:49:12 :
- どちらにしてもチート確定だな・・。すごく期待できるぞこれは!!!進撃世界の巨人なんてウルトラマンに比べればモンキーに過ぎないもん!!
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- 12 : 2014/03/18(火) 15:40:17 :
- どちらかと言うと、俺は、コスモスがいいなー、、、あ、でも、ゼロもいいなー
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- 13 : 2014/03/18(火) 15:41:11 :
- うーんでもネクサスもいいなー
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- 14 : 2014/03/18(火) 15:59:14 :
- ティガかー嬉しいな!
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- 16 : 2014/03/18(火) 20:29:41 :
- わーい!皆さんコメントありがとうございます!
この作品は主人公至高主義なのでエレンチート、キャラ崩壊とかあるのであらかじめご了承下さいm(_ _)m
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- 17 : 2014/03/18(火) 20:30:40 :
- あ、後カップリングとかはシリーズ化したら考えたいと思います。
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- 18 : 2014/03/18(火) 20:31:25 :
- 次の投稿22時頃になるのでお楽しみに!
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- 19 : 2014/03/18(火) 21:51:06 :
- まだかな、、
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- 20 : 2014/03/18(火) 22:00:05 :
- これから続き書いていきます!
超ゆっくりだけど我慢してください!
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- 21 : 2014/03/18(火) 22:03:50 :
- いつまでも、待ちます
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- 22 : 2014/03/18(火) 22:05:04 :
-
ーーーーーーーーーー
〜845年〜
「……レン………エレン………」
ミカサ「エレンッ!」
エレン「………ん…?なんだ。…ミカサか」ツーーー
ミカサ「?……エレン。なんで泣いてるの……?」
エレン「……え?なんでオレ涙なんか……」ゴシゴシ
「……ミカサ。俺が泣いてたってコト誰にも言うなよ」グスッ
ミカサ「なぜ?」
エレン「男が何もないのに泣いたりしてたらカッコ悪いだろ!」
ミカサ「……わかった。誰にも言わない。のでナデナデして欲しい」
エレン「はぁ?……なんだよその交換条件……」アキレ
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- 23 : 2014/03/18(火) 22:14:08 :
- エレン「まったく。相変わらず甘えん坊だな」
「いっつもオレのコト子供扱いするくせに……絶対お前の方が子供だよな?」
ミカサ「そんなことはない。私の方がお姉さん」キリッ
エレン「説得力皆無だっつーの」
「仕方ねえな、こっちこい」
ミカサ「エレン!」パァァァ
エレン「……ん、これでいいか?」ナデナデ
ミカサ「……今日はいい日。とてもとてもいい日。この世界はとてもとても美しく素晴らしい……///」スリスリ ギュー
エレン「お、おい。そんなにくっつくなよ。恥ずかしいだろ!」
ミカサ「大丈夫。エレンと私は家族。ので私はまったく恥ずかしくない」キリッ
エレン「俺が恥ずかしいんだよ!?」
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- 24 : 2014/03/18(火) 22:37:42 :
見てる人いますか?
自分シリアスだけとか上手く書けなさそうなので、ギャグも結構入れていこうと思うんですがいいでしょうか?
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- 25 : 2014/03/18(火) 22:41:48 :
- このままでいい、超おもろい、期待です
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- 26 : 2014/03/18(火) 22:43:59 :
- もぅ、続きが楽しみ
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- 27 : 2014/03/18(火) 22:55:06 :
- ありがとうございます。
でわ、このままでいきたいと思います!
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- 28 : 2014/03/18(火) 23:18:01 :
-
《道 》
ミカサ「……それにしても、何もしてないのに泣くなんて…一度グリシャおじさんに見てもらったら?」
エレン「別にいいよ。これくらいのことで」
ハンネス「よっすエレン。なんだ、目が赤いな。泣いてたのか?」
エレン「ハ…ハンネスさ…って酒臭っ!!」
「また仕事サボって酒呑んでたのかよ!!」
ハンネス「お前らも一緒にどうだ?」
ミカサ「遠慮する。私とエレンは未成年。私はともかくエレンを悪い道に引きずり込まないで」ギロリ
ハンネス「ハハッ。冗談だ。そんなに睨むなよ」ササッ
エレン「そんなダメな状態でイザッて時に戦えるのかよ!?」
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- 29 : 2014/03/18(火) 23:30:07 :
ハンネス「ん?イザッて時ってどんな時だ?」
エレン「!何言ってんだよ!?決まってんだろ!」
「ヤツらが壁を壊して!!街に入ってきた時に決まってんだろ!!」
ハンネス「っ〜〜〜……急に大声出すんじゃねぇよ…頭に響くだろ……」
エレン「うるせぇ!酔っ払い!」
ハンネス「おいおい、落ち着けよエレン」
「……俺の仕事ってやつは壁の外をうろつくヤツらを見かける機会があるんだが…ヤツらにこの50メートルの壁をどうこう出来るとは思えねぇよ」
「だからここにいれば戦う必要も常に気を張ってる必要もねーんだよ」
エレン「……じゃあアンタ達はそもそもヤツらと戦う覚悟なんてないってコトかよ!?」
ハンネス「ああ、ねぇな」
すいません。今日の更新はここまでです。
また明日。同じくらいの時間に更新する予定です!
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- 30 : 2014/03/19(水) 21:49:28 :
- こんばんは。
少し早いですが、続きを更新していきます。
……見てくれる人いるかなぁ…………
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- 31 : 2014/03/19(水) 21:53:05 :
-
エレン「だったらもう駐屯兵団なんて名乗るのやめちまえ!壁工事団にでも改名しちまえよ!!」
ハンネス「しかしなエレン……俺たちが役立たずで馬鹿にされてるって事がみんなが平和に暮らしてるって証拠になるんだぞ?」
エレン「……!」
兵士「そうだぜ。ハンネスの言うとおりだ。まったく……壁の外に出る調査兵団って連中の気が知れねえなぁ」
兵士「勝手に戦争ごっこに興じてろってな」ハハハッ
エレン「……!!」ブチッ
エレン「確かに一生壁の中から出られなくても…ご飯食べて寝てりゃ生きていけるさ……でもそれじゃあ…」
「家畜と一緒じゃねーかよ……」
ミカサ「エレン……」
エレン「俺は……そんな人生は嫌だね!」スタスタ
兵士「……けっ、おかしなガキだな」
ハンネス「……!!まさかあいつ、調査兵団に入りたいのか…?」
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- 32 : 2014/03/19(水) 21:54:01 :
- いますよ。ところで、カップリングはエレンハーレムか、エレアニクリペトをお願いします!
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- 33 : 2014/03/19(水) 21:57:28 :
- >>32ありがとうございますm(_ _)m
自分もハーレム好きなんで書けたらいいなぁって思います!
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- 34 : 2014/03/19(水) 22:07:18 :
ミカサ「…エレン」
「調査兵団はやめた方がいい」
エレン「……!お前も調査兵団のことをバカにするのかよ!?」
ミカサ「……バカにするとかそういう問題じゃ…」
カンカンカンカンカン!
エレン・ミカサ「!!」
町民「調査兵団が帰ってきたんだ!正面の門が開くぞ!」 ザワザワ
エレン「!!……英雄の凱旋だ…!」パアッ
「行こうぜミカサ!!」ワクワク
ミカサ「わかった。早く行こう」(はしゃぐエレンきゃわわ)
-
- 35 : 2014/03/19(水) 22:19:03 :
- ………………………………………
…………………………
………………
………
キース団長「今回の調査で我々は…何も…」
「なんの成果も!!得られませんでした!!」
ザワザワ……
町民「まったく…わざわざ食われに行っただけなのかよ。兵士なんて税の無駄遣い…」
エレン「フンッ!」ゴッ!
町民「い゙っ!?な、何すんだこのクソガキャ!!」
エレン「何もしてねぇ奴が調査兵団をバカにすんじゃねぇ!!」
ミカサ「エレン……」ガシッ
エレン「なっ!離せよミカサ!」ズザザザザ
ダダダダダ……
ミカサ(よし。そろそろいいだろう)
ミカサ「フッ!!」ギュン
エレン「うおっ」パコーン
エレン「何すんだよ!!薪が散っちゃっただろ!」
ミカサ「……エレン」
「調査兵団に入りたい気持ちは…変わった……?」
エレン「!!」
「…………薪……拾うの…手伝えよ……」ショボーン
ミカサ「ええ……」(シュンとしたエレンもきゃわわ)
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- 36 : 2014/03/19(水) 22:34:44 :
-
《イェーガーの家 》
エレン「ただいま」
カルラ「おかえりなさい。遅かったのね二人とも」
エレン「いや……まぁ、いろいろあって」
「ん?父さん、今から出かけるの?」
グリシャ「ああ。二つ上の街に診療だ」
エレン「へー……」
ミカサ「カルラおばさん。グリシャおじさん。……エレンが…調査兵団に入りたいって」
エレン「ちょ!?ミカサ!言うなって…」
カルラ「!?エレン!!」
「何を考えているの!壁の外に出た人類が今までにどれだけ死んだか分かってるの!?」
エレン「わ……分かってるよそんなこと!!」
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- 37 : 2014/03/19(水) 22:57:30 :
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グリシャ「……エレン、どうして外に出たいんだ?」
エレン「……もしもここで誰も続く人がいなくなったら、今までに死んだ人達の命は……本当に無駄になっちまう……」
「外の世界を見たいって思いも、もちろんあるよ……」
「でも、それ以上に……」チラッ←ミカサとカルラの方を見る
ミカサ・カルラ「??」
エレン「オレは……大切な人達を守る力が欲しい」
「ヤツラに大切なモノを奪われないだけの力を……力のない人類を守るための力を、オレは手に入れたい……」
グリシャ「……そうか…船の時間だ、そろそろ行くよ」
カルラ「ちょっと…あなた!エレンを説得して!」
グリシャ「カルラ……人の好奇心や決意はそう簡単に押さえられるものではないよ。それが例え親だとしても……ね」
「……エレン、帰ったらずっと秘密にしてきた地下室を、見せてやろう」チャリ
エレン「!?本当に!」
グリシャ「ああ。それじゃあ行って来るよ」
エレン「約束忘れないでくれよ!」
カルラ「……エレン。駄目だからね、調査兵団なんてバカなマネ…」
エレン「は!?……調査兵団はバカじゃない!!」
「あの人達は人類を守るために命をかけて巨人に立ち向かった。そして今も戦い続けてる!」
「俺には戦うことも放棄して家畜でも平気でいられる人間の方が、よっぽどバカに見えるね!」ダッ
カルラ「……!!…エレン……」
ミカサ「……」
カルラ「ミカサ、あの子はだいぶ危なっかしいから……困った時は二人で助け合うんだよ」
ミカサ「うん!わかった」ダッ
-
- 38 : 2014/03/19(水) 23:10:04 :
《外 》
エレン「……別について来なくてもいいだろ」
ミカサ「エレンは私がいないと生きていけない」
「むしろエレンがいないと私が生きていけない」
エレン「意味分かんねーよ…………ん?」
ミカサ「……あれは」
エレン・ミカサ「アルミン!?」
~キングクリムゾン!! ~
ディ〇ボロ「『結果』だけだ!!この世には『結果』だけが残る!!」
今日はここまでです。
特に原作と変わりないのでアルミンの辺は飛ばして超大型巨人の辺から続きを書きたいと思います。
それではまた明日、おやすみなさいm(_ _)m
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- 39 : 2014/03/20(木) 15:33:39 :
- 光の巨人ということはダイナも・・・?
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- 40 : 2014/03/20(木) 21:59:47 :
- >>39今回はティガだけになります。
でも、もしこれがシリーズ化出来たらダイナも出るかもです
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- 41 : 2014/03/20(木) 22:00:54 :
- 皆さんこんばんは。
明日は休みなので、今日は結構長く更新できそうです!
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- 42 : 2014/03/20(木) 22:08:52 :
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ドオッ!
「!!?」ビリビリ
エレン「な……何だ!?」
アルミン「これは地震ってやつなんじゃないの!?」
ゴゴゴゴゴゴゴ……
エレン・ミカサ・アルミン「!!?」
超大型巨人 「ハロ-」ズーン
エレン「あれは……まさか、巨人!?」
ワーワー!!!
アルミン「バカな!?あの壁の高さは50メートルもあるんだぞ!」
「あんなにデカイ巨人がいるなんて!!?」
ドガァァァァァァァァァン!!!
キャー!!
マズイゾカベガコワサレタ!
コロサレル!
ニゲロー!!
アルミン「!?か…壁に穴が……」
ミカサ「……!!」
アルミン「逃げるぞ二人とも!早くしないと次々と巨人が入ってくる!!」
エレン「!?…………クソッ!」ダッ
ミカサ「待ってエレン!!」ダッ
エレン「壁の破片が飛んでった先に家が!!母さんが!」(無事でいてくれよ!)
アルミン「!?エレン!ミカサ!そっちに行っちゃダメだッ!」ブルブル
ハンネス「アルミン無事か!」バシュ
アルミン「!ハンネスさん。エレンとミカサが……!家に向かったんだ!お願いだ、二人を助けて!」ブルブル
ハンネス「そうか。アルミンは先に船に乗っていろ!」パシュ
アルミン「頼んだよ、ハンネスさん!」
-
- 43 : 2014/03/20(木) 22:17:16 :
- 期待! ミカサはやっぱりキモイ感じ
-
- 44 : 2014/03/20(木) 22:23:27 :
-
《崩れた家の前 》
エレン「母さん!」ダッ
カルラ「エレン!?どうして逃げなかったの!?」
エレン「母さんを置いて逃げるわけないだろっ!」
カルラ「!」
エレン「これをどければ母さんは!」グググ
ミカサ「エレン!」ダッ
エレン「ミカサ!お前も手伝ってくれ!」
ミカサ「!うん」グググ
ズシン
カルラ(!……巨人が、来たわ…)
「もういいわ、二人とも……早く逃げなさい!」
エレン・ミカサ「!?」
エレン「で、でも!そしたら母さんが!」グググ
カルラ「もう…………いいのよ」
エレン「え……?」グググ
カルラ「私は……二人が生きてるだけで幸せ…だから……」
「早く逃げて……!」ポロポロ
-
- 45 : 2014/03/20(木) 22:44:00 :
-
ズシンズシン
カルラ「!!……エレン!もういいのよ!」
「だからミカサを連れて早く逃げなさい!」
エレン「…嫌だ!母さんも、一緒に逃げるんだ!」グググ
カルラ「……母さんの足は瓦礫に潰された。例えここから出られたとしても走れない……わかるだろ?」
エレン「だったら俺が、担いで走るから!!」
カルラ「!……どうして、どうしていつも母さんの言うこと聞かないんだ!」
「最後くらい私の言うことを聞いてよ!!」
エレン「嫌だ!」グググ
カルラ「……ミカサ!!!」
ミカサ「ヤダ……嫌だ…!」グググ
ズシンズシンズシン
カルラ(このままじゃ三人とも……)
ダッ!! ←ハンネス登場
カルラ「!?ハンネスさん!!」
-
- 46 : 2014/03/20(木) 22:48:17 :
- そういえば・・・、原作みたいに憎しみに囚われてる状態のエレンじゃあ光の巨人にはなれないのではないんだろうか?
-
- 48 : 2014/03/20(木) 23:03:46 :
-
カルラ「待って!戦ってはダメ!!子供達を連れて逃げて!」
ハンネス「見くびってもらっちゃ困るぜカルラ!俺がこの巨人をぶっ殺して、お前ら三人とも助けてやる!」
「そして恩返しを…」
カルラ「お願い!!」
ハンネス「!?…………」
(カルラの願いに応えるか…俺の恩返しを通すか……!!)
「……オレは……!!」ギンッ!
巨人「…………」
ハンネス「……」
巨人「ニタッ」
ハンネス「!!」ブルッ
(だめだ……こいつは……)
(オレは…………)
ハンネス「クソッ!!エレン、ミカサ、逃げるぞ」ガシッ
エレン・ミカサ「!?」
カルラ「……ありがとう」
エレン「オイ!離せよ酔っ払い!!まだ母さんがっ!」ジタバタ
カルラ「エレン!ミカサ!アナタ達は生き延びるのよ……」
ハンネス「……スマン……カルラ」ダッ
ズシーンズシーンズシーンズシーン
-
- 49 : 2014/03/20(木) 23:32:33 :
-
………………………………………
…………………………
………………
………
エレン「離せよ!!母さんを!母さんをっ!」
ハンネス「……エレン。お前にはカルラを助けられない」
「それは、お前に力が無いからだ……」ダダダッ
エレン「…………!!」ギロッ
ハンネス「……そして俺が巨人に立ち向かわずお前とミカサを連れて逃げているのは……俺に、勇気が無かったからだ……」ダダダダッ
「…………すまない」ツーーー
エレン「………いーから離せッ!バカヤロー!!」ガブッ
ハンネス「いてぇ!?テメッ!うなじ噛みやがった!」パッ
エレン「よっしゃ!」スルリ
ダッ! ←走り出すエレン
ハンネス「エレン!?……バカ野郎!!」
「行ってどうするつもりだ!巨人と戦うつもりか!?出来るわけが無い。お前じゃ巨人には勝てない!食われて死ぬだけだ」
「お前はカルラの最後の思いを無駄にするつもりなのかッ!」
ミカサ「エレンッ!」
エレン「…………」ピタッ
「……確かに俺には力がない。巨人と戦う力も母さんを守る力も何一つない……でも」
「例えどれだけ無力でも……大切な人を見殺しにするなんて、俺には出来ないんだよッ!」ダダダダダッ!
-
- 50 : 2014/03/20(木) 23:53:58 :
-
巨人「エッチラオッチラ」バリバリバリ←瓦礫をどかす
カルラ(ああ……エレン達があんなに遠くに……)
「……あ……い……行かないで…」ポロポロ
エレン『母さーん』ダダダ
カルラ(あぁ……走馬灯が見えるわ。離れていったはずのエレンが私の元に走ってくる幻が…)
エレン「母さーーん!」ダダダダダ
カルラ「ぁイえぇぇぇぇっ!!夢じゃない!?」
エレン「助けに来たぜ母さん!」ズザ-
カルラ「」ボーゼン
巨人「オワッタゾ-」←瓦礫をどかし終えた
カルラ「!……バカ!もう……すごいバカッ!」ハッ
「私の脚は潰れてる!すぐそばには巨人がいる!」
「助かりっこない!このままじゃあなたまで食べられてしまうわ!!」
巨人「ボンジュール」ズシン
エレン「……なら」
「これでもくらえ!ブサイクッ!!」ビュッ←石を投げつける
カルラ「ファッ!?」
巨人「イテッ」ゴンッ
エレン「よっし!」
「悔しかったら俺を食ってみろデカブツ!」
巨人「ブッコロス」ズンズン
エレン「じゃ、母さん。ハンネスさんが来たら背負ってもらって三人で逃げてくれ!」ダッ!
カルラ「え?ちょ、はぁ!?……ま、待ちなさいエレン!?」
ハンネス「カルラー!エレーン!」ダダダッ
ミカサ「おばさん!エレン!」
-
- 51 : 2014/03/21(金) 00:11:46 :
- ………………………………………
…………………………
………………
………
エレン「うわあああああ!」ダダダダダッ
巨人「ニタニタ」 ズンズンズン
エレン「ヤッバ!あんなにキモいのに足速っ!?」ダダダダッ
巨人「クッチャウゾ-」ズンズンズンズン
エレン「キモ!キモ!初めて見た巨人マジキモい!!」ダダダダダッ!
「どうしよう…追いつかれちま………うわっ!?」
巨人「ドッコイショー」←腕を横凪に振るう
ドーン!!←飛んでくる瓦礫の数々
エレン「うわぁぁぁっ!!!」 ←吹っ飛ばされる
ドカーン!
-
- 52 : 2014/03/21(金) 00:47:33 :
-
ミカサ「おばさん!」カケヨル
ハンネス「おい!エレンはどうしたんだ!?」
カルラ「は……ハンネスさん!私のことは後でいいからエレンを!」
「巨人があの子を追って…」
ズド-ン!
3人「!?」
巨人「ニタ-」
カルラ「さっきの……巨人……!」
「そ……そんな……じゃあ、エレンは…もう…」ポロポロ
ハンネス「アイツ……食われちまったのかよ!!」ギリッ
ミカサ(ああ……またこれか……)ズキズキッ
巨人「」スッ
カルラ「!……危ない!ミカサ!」ドンッ
巨人「」ガシッ
カルラ「うっ」←巨人に掴まれる
ハンネス・ミカサ「!?」
ハンネス「カルラ!」
ミカサ「カルラおばさん……」
カルラ「……ミ…カサ……あなたは、生きなさい……」
「私と……エレンの分まで」ニコリ
ミカサ「あ………あぁ……」
カルラ(ミカサ……エレン……愛してるわ)ツーーー……
巨人「アーン」
ミカサ「いや……イヤアアアアア!!!」
-
- 53 : 2014/03/21(金) 00:48:10 :
- 今日はここまでです。
また明日、おやすみなさい。
-
- 54 : 2014/03/21(金) 21:03:33 :
- こんばんは。
今日はいつもより1時間早いですが、これから続きを投稿していこうと思います。
-
- 55 : 2014/03/21(金) 21:14:07 :
- ………………………………………
…………………………
………………
………
エレン「………っ!」ハッ
「…………」
「生き……てる……」オドロキ
「瓦礫は……当たってない!?……偶然、なのか……?」
カルラ!
オバサン!
エレン「!!そうだ、母さんは……うぐっ!?」ズキッ
「……ぐっ!……がはっ……はぁはぁ……」ズキズキ
(胸が……身体中がイテェ……吹っ飛ばされて地面に叩きつけられたから……)
(もしかしたら、骨が折れてるかも……)ゴホッ
アブナイ!ミカサ!
カルラ!
カルラオバサン……
エレン「な!?あの巨人、まさか母さんを!!」
巨人「アーン」
エレン「クソッ……うがっ!?」ズキッ!
(視界も頭もハッキリしてんのに、痛みで体が!!)
「…………やめろ」
エレン「やめろぉぉぉぉぉーーーー!!!」
カッ!!!
-
- 56 : 2014/03/21(金) 21:27:57 :
-
〜〜〜〜〜〜〜
『人類が次の時代へと進むには、光の巨人を蘇らせるしかない』
『古代に人類を導いた光の英雄戦士』
『ティガの巨人を』
───ティガ……?───
『その巨人を蘇らせる方法はただ一つ』
『エレンが光になるコト』
───俺が光に?───
『誰かを守ろうとする愛』
『誰かのために闇に立ち向かう勇気』
『その想いを忘れなければ……』
『人は……光になれるのです』
───……光になる───
───オレは………───
───オレは……母さんを───
───ミカサを、皆をっ!───
「守りたいッ!!」
〜〜〜〜〜〜〜
-
- 57 : 2014/03/21(金) 21:46:15 :
カッ!!
ハンネス「うわっ!」
ミカサ「っ!眩しい……」
光の巨人「」ズ-ンッ!!
3人「!!?」
巨人「ンー?」ピタッ
ハンネス「きょ、巨人がもう一体……それも15メートル級!いったいどこから!?」
「……いや、なんだこの巨人。普通の巨人じゃ……ない?」
「………光ってる…のか?」
カルラ「……光…が…」
ミカサ「……キレイ…」
光の巨人「デュアッ!」スパッ←巨人の腕を切り落とす
ハンネス「!!何だと! 」
「あの巨人!仲間の腕を素手で切り落としやがった!?」
ミカサ「!?そんなことよりおばさんがっ!」
カルラ「キャアアアアア!!」ヒュー
ミカサ「カルラおばさん!!?」 ダッ
ハンネス「しまった!」バッ
ポスッ
カルラ「…………え?」
「…………」キョロキョロ
カルラ←光の巨人の掌にいる
「…………え?」
ハンネス「な……!?きょ……巨人が……」
ミカサ「おばさんを……助けたの?」
光の巨人 スッ←カルラを優しく地面に降ろす
カルラ「え!?は?…………え?」
ミカサ「……おばさん!!」ダキッ
カルラ「え?………あ、……ミカサ…?」
ハンネス「」ボーゼン
-
- 58 : 2014/03/21(金) 21:50:21 :
- 今見てくれてる人いるのかなー。
いたらで良いので質問するんですが、この作品ってシリーズ化しても大丈夫ですかね?
-
- 59 : 2014/03/21(金) 21:53:09 :
- シリーズ化希望!!
期待です。
-
- 60 : 2014/03/21(金) 21:56:43 :
- シリーズ化希望
-
- 62 : 2014/03/21(金) 22:08:42 :
-
巨人「ナンダコイツ-」ジ-
光の巨人「…………」 ザッ←構える
巨人「クッチャウゼ-」バッ!
光の巨人「チェアッ!」ザンッ!
巨人「」スパーン
3人「」
巨人「」ドシーン
「」シュウゥゥゥ……
ハンネス「う、ウソだろ……手刀で巨人の首を、一撃で切り落としやがった!?」
「何なんだ!あの巨人は!?」
光の巨人「………」
「!?…………グッ」ガクッ
ミカサ「……?あの巨人の様子が……おかしい?」
カルラ「え?!あ………。ほ、ホントだわ!」
光の巨人「グゥッ……!?」
「………………」スゥゥゥゥーーー
ミカサ「き……消えた……?」
「…………俺たちは、助かったのか……」
カルラ「ええ……私達は、ね……」
「でも、エレン…が……」フルフル
3人「………………」
カルラ「ウッ…ウゥゥッ…エ……レ…ン……」ポロポロ
ハンネス「……クソッ…クソッ!」ギリッ
ミカサ(そうだった……この世界は……残酷なんだ…)ツーーー
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- 63 : 2014/03/21(金) 22:27:19 :
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「おーーーい!」
3人「!!」バッ ←声のした方を見る
エレン「おーい!」テヲフリフリ
ミカサ「え……」
「エッッ…エレェエンッッッ!」ダッ
「エレンだぁ!……エレンが生きてるうぅッ!」ダキッ
エレン「うおっとっと?!」ドサッ
ミカサ「エレン……!エレン!!」ギュー
エレン「お〜よしよし。心配させて悪かったな」ナデナデ
カルラ「え、エレン…?ホントにエレンなの…?」ウルウル
エレン「……母さん」グスッ
「よかった……ぶじで」ギュー
カルラ「エレン……エレンッ!!」ポロポロ ギュー
ミカサ「光る巨人が……私たちを助けてくれた」ギュー
エレン「……そうか」(ホントはその巨人、オレなんだけど……)
ミカサ・カルラ「良かった。本当に良かった……」ポロポロ
エレン(………今は言わない方が良い、よな……)
(それにしても何で俺、身体の痛みが無くなってんだろう?)ハテ?
(骨も折れてないみたいだし……これも光の巨人の力なのか……?)
ハンネス「グスッ……あ、感動の再開のところ悪いが、まだ近くには巨人がウロチョロしてやがる。とりあえず船の所まで急ぐぞ!」
「エレン、ミカサ!カルラは俺が運ぶ。すまないがお前らは走って着いてきてくれ」←カルラを担ぐ
エレン「ああ」コクリ
ミカサ「わかった」グシグシ
ハンネス「オシッ!行くぞ」タタタタタッ
ミカサ「エレン、行こう」タタタタタッ
エレン「おうっ…ん?」ゴソゴソ←ポケットに何か入ってるのに気がつく
「……何だこれ?」←スパークレンスを取り出し見つめる
エレ-ン!ナニヤッテルノ?
イソイデコイ!
エレン「おう、わかってるー!」シマイシマイ
タタタタタッ
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- 64 : 2014/03/21(金) 22:58:13 :
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《ウォール・ローゼ内部 》
アルミン「あ、いた!エレン、ミカサ!おばさんも無事だったんだね!」
エレン「アルミン!」
ミカサ「私達は大丈夫だった……ただ、おばさんの脚は……」
カルラ「そんな顔しちゃダメよミカサ……今こうして生きていること自体、奇跡なの」
「今は例え脚が潰れてしまってもエレンとミカサ、それにアルミンに再び逢えたことを喜びましょう」
ミカサ「……うん」
エレン「それにしても……」
ウゥ……
コレカラドウスレバイインダ……
ママ---
エレン「酷いな……予想以上に」
憲兵1「ハァ……こいつらのせいで俺達の飯が減っちまうじゃねえか。どうしてくれんだ」
憲兵2「まったくだな。どうせならもう少し巨人に食われちまえば良かったんだ」
憲兵3「そーそー。ったく、使えねぇ奴らだぜ」
アルミン「……ヒドイ…」
エレン「……!!」ギリッ
アルミン「え、エレン……?何するの!?」
エレン「おい……お前ら」スッ
憲兵1「ああ?なんだよガキ」
エレン「……もう一度言ってみろ」
憲兵2「はあ?何をだよ!」
エレン「ふざけんな!お前らは兵士じゃねぇのかよ!」
「誰かを守るためにいるんだろ!だったらなんで今、苦しんでるこの人達に巨人に食べられちまえなんて言ってんだよ!!」ギリッ
街の人達「………………」
憲兵3「うるせぇ!このガキがッ!」バキッ!!←エレンを殴る
エレン「ガッ……!?」ドサッ
カルラ・アルミン「エレン!?」
ミカサ(!?……この…クズが)ゴゴゴゴゴ
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- 65 : 2014/03/21(金) 23:25:22 :
-
憲兵3「へっ。ガキはガキらしく隅っこでガタガタしてりゃ良いんだよ」
憲兵1「何も出来ねぇ奴がイキがってんじゃねーよ」ペッ
エレン「……………んな…」
憲兵達「あん?」
エレン「……ふざけんな…」
アルミン「え、エレン……?」
エレン「なんでテメェらみたいに戦いもしないで税を食い荒らす家畜が兵士ってだけで尊敬されてるのに…」
「命を賭けて巨人と戦い帰ってきた調査兵団は、バカにされるんだ……」
カルラ「……エレン?」
「……ふざけんなよ!!」ズズズッ……
一同「」ゾクッ!!
憲兵2(な……なんだコイツ……いきなり…!?)
憲兵3(!?コイツの目を見た途端、寒気が……)
憲兵1(コイツの纏ってる空気が…変わった…?)
エレン「……いいぜ」
「苦しむ人の気持ちも理解できないような低脳な豚は、ここで俺が潰してやる!」ギロッ
憲兵達「ヒッ!」ビクッ
カルラ「ま……待ちなさいエレンッ!」
ミカサ「そう。エレン。今は落ち着くべき」ガシッ←腕を掴む
エレン「…………!」ハッ
「母さん……ミカサ」フッ
カルラ「憲兵さん……すいませんでした。ウチの子供が生意気なことを言ってしまい……どうか許してくれませんか?」←頭を下げる
憲兵1「あ、ああ……」オトオド
憲兵2「ふん、い、いくぞ!」スタスタスタ
憲兵3(このガキ……なんかわかんねぇがヤベーぞ)スタスタスタ
エレン「………ごめん、母さん。謝らせちゃって」
カルラ「ううん。エレンの言ってた事は間違ってないわ……」
「ただ、今は人間同士で争っている時じゃない。互いに助け合わないといけない時だよ………わかったかい?」
エレン「………わかった」
ミカサ「エレン……大丈夫?」
エレン「ああ……大丈夫だ」
ミカサ「ホントにホント?」
エレン「しつこいな。ホントに大丈夫だから心配するなって!」
「それと……その、なんだ…ありがとなミカサ。さっきは止めてくれて」
「あの時殴りかかってたら、きっと後々問題になってたから……」
ミカサ「別に平気」
「ただ、エレンは熱くなるとすぐ衝動的に行動する。もっと冷静になるよう努力するべき」
エレン「……わかったよ」ムスー
ミカサ「今度からは気を付けて」(ふくれたエレンもきゃわわ)
「…………」
(でも……さっきの雰囲気はただの『怒り』だとは思えない)
(さっきのエレンの殺気は尋常じゃなかった……それにあの時のエレンの瞳から感じたのは…)
ミカサ「……暗く深い闇…みたいだった…?」ボソッ
エレン「ん?何か言ったかミカサ?」
ミカサ「………何でもない」フルフル
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- 66 : 2014/03/22(土) 00:00:18 :
-
エレン「なあ……アルミン…」
「兵士って……皆を守る気はねーのかよ……?」
アルミン「……全ての兵士がそうじゃないとは言い切れないけど………ごめん僕にも分からないよ…」
エレン「じゃあ……誰が皆を守るんだよ……」
アルミン「……分からない」フルフル
エレン(……確かに母さんは助かった)
(でもそれ以上に沢山の人間が巨人に殺されていった……いや、今この瞬間も殺されている……)
(あの後、どんなに望んでも光の巨人には変身出来なかった)
(光にはなれなかった………)
エレン「オレは……無力だ……」ギリッ
(誰も守ってはくれない。だから力の無い人間たちは巨人の餌になっていく)
(このまま人類は巨人に殺されるしかないのか?弱い者はただ死を待つしかないのか?)
エレン(……違う!)
(俺にもっと力があればもっと沢山の人達を助けられたはずだ……俺がもっと強ければ……光になれなくても巨人と戦えるほど強ければ……)キッ
アルミン・ミカサ「………エレン?」
エレン「……オレは…強くなる……」
アルミン「え?……え、エレン……?」
エレン「……人類を全滅させたりなんてさせない!」
「兵士が皆を守ってくれないんだったら、俺が皆を守ってみせる!」
ミカサ「………エレン」
エレン「……二人とも。俺は、訓練兵団に入るつもりだ」
アルミン・ミカサ「!!」
エレン「訓練兵団に入って巨人を倒す術を、人類を守る術を身につける」
カルラ「……エレン」
エレン「母さん……オレは…」
カルラ「………いいわよ、行きなさい」
エレン・ミカサ・アルミン「!!」
カルラ「でも、約束して……必ず生きて帰ってくるって!」
「巨人を倒して!人類を守って!……私の元に必ず、必ず帰ってきてちょうだい!!」
エレン「!………ありがとう、母さん!!」
「俺はこの世界を巨人から守ってみんなが安心して暮らせる世界にしてやる。今まで死んでいった人達の為にも……」
「今を生きる大切な人達の命を……人類の未来を守る為にも……必ず!」
「オレは!光になるッ!!」
【続く 】
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- 67 : 2014/03/22(土) 00:02:12 :
- これで第一章は終了です。
読んで下さった方々、ありがとうございました!
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- 68 : 2014/03/22(土) 00:03:36 :
- やはり不安定になったか・・・。というより、エレンはどちらかというと闇に近い方だからな・・・。
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- 69 : 2014/03/22(土) 00:08:06 :
- これからの展開に期待です。
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- 71 : 2014/03/22(土) 16:02:02 :
- 面白いっす!!続きも頑張ってください!!
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- 72 : 2014/03/22(土) 18:05:11 :
- カコイイ
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- 74 : 2014/03/23(日) 21:10:55 :
- http://www.ssnote.net/archives/12814#thread-top-navigation←これの続きです!
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- 75 : 2016/09/16(金) 14:29:03 :
- あ
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