意味コワ1
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- 1 : 2015/10/03(土) 13:08:47 :
- ひとつめのコワイ話
タイトル「透視能力」
ある日、地方に住んでいる6歳の幼女が1人行方不明になった 母親が公園で主婦友達と話している数分の間に公園から居なくなった どこを探しても居ない、警察も検問を各地に配置したが一向に見つからない 警察も半分諦めていた 1ヵ月後、諦めきれない親がとうとう最後の手段とも言える アメリカで有名な透視能力者を大金を叩いて招いた 早速両親は娘が今、どこにいるのか透視して貰った 透視能力者は透視を始めた 何分か経って透視能力者は一言 「この子は元気ですよ」 この言葉に両親、親族は大喜び さらに透視能力者は 「この子の周りには豪華絢爛な家具が見えるので多分、裕福な家庭にいる事が推測されま す」 この言葉に両親、親族は多少の疑問を抱きながらも喜んだ そして母親が核心に迫った 「娘は今、どこにいるのですか?詳しい場所を教えて下さい」と熱の入った口調で言った 透視能力者は一言こう言った 「あなたの娘さんは世界中にいます」
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- 2 : 2015/10/03(土) 13:14:52 :
- No.2
着信。
この前、ホンモノの交通事故に遭遇しちゃったよー!!(泣)
地元の横断歩道で、そんなに大きくない道のわりには交通量の激しいトコ。前から事故 も多かったみたいで、同級生から悲惨な目撃談とかきいてた場所です……。
事故にあったのは結構若い?男性。一緒に信号変わるのを待ってる時にチラッと見ただ けだから、確証はないけどたぶんそんな感じの人。
若い?って、ハテナつけたのはその人 が杖持ってたから。でもお年寄りじゃなさそうだったからなあ。脚でも悪かったのかな
あ。 ボーッと信号待ってたら、私の携帯電話がいきなり鳴り出したんだ。ピーコンピーコン みたいな電子音がすごい音で鳴っちゃったから、ちょっと恥ずかしくて、あわてて携帯出 そうとしたんだよ。
でもストラップが服に引っかかっちゃっててなかなか取れないから焦ってモゾモゾし て、やっと電話を取り出したら非通知。なんだよー誰だよーとか思って携帯をしまおうと したんだ。
そしたら、いきなりブレーキの音と鈍い音。
えッて思って携帯から視線外したら、血のついたサングラスが割れて足もとに飛んできてたんだよ(泣)
で、案の定、杖もってた男の人が数メートル先で血まみれになって倒れてた……。トラックの運転手さんも「どうして急に飛び出してきたんだ!」って怒鳴ってて……。
なんなのコレ?自殺? すごくショックな出来事でした。
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- 3 : 2015/10/03(土) 13:21:05 :
- No.3
写真
俺の誕生日に、ホームパーティを開いたわけ。
その時、家の中で皆の写真をとってみたら、変なものが映っちゃったのよ。
背後の押入れから見知らぬ真っ白い顔して真っ赤な目の女が顔を出して、こっち睨みつけて んの。
これやべーじゃんってことで、霊能者に写真を鑑定してもらった。
そしたら、「この写真からは霊気を感じない。心霊写真でも何でもないよ。」だとさ。
あ~あ、ビックリさせやがって全く。
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- 4 : 2015/10/03(土) 13:26:44 :
- No.4
井戸
ある日、泣き声がしゃくに障ったので妹を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
5年後、些細なけんかで友達を殺した、死体は井戸に 捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
10年後、酔った勢いで孕ませてしまった女を殺し た、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
15年後、嫌な上司を殺した、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていた
20年後、介護が必要になった母が邪魔なので殺し た、死体は井戸に捨てた
次の日見に行くと死体は消えていなかった
次の日も、次の日も死体はそのままだった
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- 5 : 2015/10/03(土) 13:32:30 :
- No.5
アトリエ
10年程前の話。
美術教師をしていた姉が、アトリエ用に2DKのボロアパートを借りた。
その部屋で暮らすワケでもなく、ただ絵を描く為だけに借りたアパート。
それだけで住まないなんてもったいない!
私は姉に頼み込んで、その部屋で一人暮らしをさせてもらった。
一人暮らし初日、ワクワクしながらアトリエに帰宅。
帰ってすぐに玄関に鍵とチェーンをかけた。 夕飯を作ったり、本を読んで
ゴロゴロしたり、楽しく一人の時間は過ぎていく。
就寝前にもう一度戸締りをチェック。 ガスの元栓も締めてから眠りについた。
多分夜中の2~3時だったと思う。 玄関がガチャっと開いた。
姉が絵を描きに来たらしい。 こんな時間に頑張るなあと、ウトウトしていると、
画材やらキャンバスやらが置いてある隣の部屋で、姉はブツブツ言ったり、
クスクス笑ったりしている。
うーん、やっぱり芸術家と怪しい人って紙一重だよなぁ、と、妙に納得しながら
私はいつの間にやら寝入ってしまった。
朝、目が覚めると姉は居なかった。 姉の絵に対する情熱は尊敬に値するなあ、
そう感慨に浸りながら私は家を出た。
玄関の鍵を閉めた時に、突然恐怖に襲われた。
それ以来、私がそのアトリエに足を踏み入れる事はなかった。
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- 6 : 2015/10/03(土) 13:35:04 :
- No.6
呪いの真書
呪い真書を手に入れた。冒頭にこう書いてある。
「これに書かれてある手順を実行すると呪いが成就するが、
手順を間違えるとその呪いは自分に返ってきます。
あなたはそれでも実行しますか?」
勿論だ。俺には許せない奴がいる。だからこそこの呪い真書を手に入れたのだ。
俺は呪いの手順を始めた。
「1.まず始めに、目を閉じて、呪いたい相手の顔を思い浮かべます」
忘れたくても忘れられるものか、と俺は奴の顔を思い浮かべた。
よし、次だ、どれどれ・・・。
「2.どんな呪いをかけたいのか思い浮かべます」
考え付く全ての苦痛を与え続けてやる。よし、次だ。
「3.最後に目を開けます」
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- 7 : 2015/10/03(土) 13:37:12 :
- No.7
アパートの隣人
ある地方の女子大生が東京の大学に進学が決まり、東京に一人暮らしする事になりました。
とあるマンションで生活を始めているうちに、ある日部屋に小さな穴があいてるのに気づきました。
その穴は隣の部屋に通じていて、なんだろうと覗き込みました。
すると、穴の向こうは真っ赤でした。
真っ赤な背景の中を、黒い影がちらちらと動いています。
隣の部屋は赤い壁紙なのかな、と思いつつ次の日も次の日もその女子大生は穴をのぞいていました。
いつ見ても赤かったので、隣の部屋が気になる女子大生はマンションの大家に聞いてみることにしました。
「私の隣の部屋にはどのような人が住んでいるんですか?」
大家は答えます。
「あなたの隣の部屋には病気で目が赤い人が住んでいますよ。」
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- 8 : 2015/10/03(土) 13:40:56 :
- No.8
ビデオテープ
一人暮らしをしている大学生の男がいた。
男が住んでいるのはごく普通のアパートだが、たまにおかしなことが起こった。
大学から帰ってくるとカーテンの形やゴミ箱の位置などが微妙に変わっている気がするのだ。
最近は誰かにつけられてる様な気もしてきた、流石に気味が悪くなってきた男は大学の友人に相談した。
男が「もしかして…ストーカーかな?警察に言うのが一番良いと思うけど…
警察は実際に被害が無いと動いてくれないって聞くしなぁ…どうしよ……。」
と困っていると、
友人は「…じゃあ大学に行ってる間ビデオカメラで部屋を撮影しておいて、
もしストーカーが部屋に侵入してるのが撮れたらそのテープもって警察に行けば良いじゃん、
不法侵入してるわけだからさすがに警察も動いてくれるだろ。」
と具体的な解決策を提示してくれた。
やはり持つべきは友!これは良い案だ!と思った男は
早速次の日の朝、部屋にビデオカメラを設置して録画状態のまま大学へ行った。
大学から帰ってきた男は焦った、久々に部屋に違和感がある、
「これは期待出来る、マジにストーカー写ってるかも…」と思いながらビデオの録画を止め、再生した。
しばらくは何も写らなかった。
しかし夕方になると、知らない女が包丁を持って部屋に入ってきたのだ。
「…!!!!!!」ビビった男はすぐに友人に電話をかけた、
「ヤッベー!写ってる写ってるストーカー写ってる!!!!」と若干興奮気味に伝え、
それからは録画を見ながら友人に内容を実況した。
「ゴミ箱漁ってるよぉ…」
「今度は服の匂い嗅いでる…キメェ!!」
今までコイツは何回も来ていたのかと思うと
男は背筋が凍る思いだった。
「これで警察も動いてくれるなぁ」
と少しホッとしてると、画面の中の女は押入れに入った。
「うっわ…押し入れの中入ったよ、しかもなかなか出てこない……」
などと友人と喋っていると、また誰かが部屋に入ってきた。
男は言葉を詰まらせた。
部屋に入って来たのは自分だった
そしてビデオの中の自分はカメラに近付き録画を止める。
そこでビデオは終わっていた。
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- 9 : 2015/10/03(土) 13:44:49 :
- No.9
はなうた
今私が住んでいる場所は特に曰くも無く、昔から我が家系が住んでいる土地なので
この家に住んでいれば恐怖体験は自分には起こらないと思っていました。
でもここ最近ですが、リビングにいると昼夜を問わず、 女性の低い声で鼻歌が聴こえてきます。
「ん~…ん~ん~…」
最初はよ~く耳をすまさなければ気づかないほどに遠くから聴こえてくるのですが、
放っておくとどんどん近づいてきます。
「ん~…ん~ん~…」
それでも放っておくと、意識を集中しなくても聴こえるほどに近づいてきます
「ん~…ん~ん~…」
なので私は、その声に気づいたらいつも般若心経の最後の部分を
繰り返し唱えるようにしています。(これしか知らないもので……)
とにかく般若心経の「ぎゃーていぎゃーてい」のくだりを唱え続けると、
声はだんだん遠ざかっていきます。
このリビングではテレビにも集中できません。
声が聴こえ始めるのは完全に不定期ですし、早く声に気づいて般若心経を唱え始めなければ、時としてそれは部屋にまで入ってきます。
「ん~…ん~ん~…」
そういえばこの前、大好きなバンドのニューアルバムが発売されました。
発売日を楽しみにしていたので、お店で買った時はもうテンション↑↑
さっそく家に帰ってヘッドフォンで聴いて、一通り聴き終え、
よかったな~と余韻に浸りながらヘッドフォンを取ったら耳元で
「んーーーーーーーーーーーーーーーー」
って。
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- 10 : 2015/10/03(土) 13:44:50 :
- NO9.ものしり 有名ですね…
俺はものしりだ。
特に有名な人名などは世界一知ってると自負してる
そして今日は学校で友達に織田信長という人物を知ってるか聞いてみた
「は?誰?」
やはり難しかったかな
先生にも聞いてみた
「ん?誰だね?」
学校が終わり彼女にも聞いてみた
「いやいや、誰だし」
やはり難しすぎたのかな?
でも俺の尊敬する両親なら知ってるかも
家に帰って聞いてみた
「あの・・・誰ですか?」
誰も知らないみたい
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- 11 : 2015/10/03(土) 13:45:41 :
- >>10=NO10
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- 12 : 2015/10/03(土) 13:47:00 :
- >>11
被りましたな(笑)
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- 13 : 2015/10/03(土) 13:50:20 :
- No.11
肝だめし
注意、長いよ!
俺が小学生の頃の話。
俺が住んでいた町に廃墟があった。
2階建てのアパートみたいな建物で、壁がコンクリートでできていた。
ガラスがほとんど割れていて、壁も汚れてボロボロだったから、地元の人間でも、あまり
この場所に近づくことはなかったらしい。
ある日俺は、友人と肝試しをすることになって、この廃墟に行くことにした。
まだ昼ぐらいだったから、建物の2階まで上がって建物を探索した。
そしたら並んでいる扉のひとつに、文字が書いてあるものがあった。
友人と近づいて確認してみると、扉の前に
「わたしは このさきの へやに いるよ」
と書いてあった。
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- 14 : 2015/10/03(土) 13:51:17 :
俺と友人は扉を開けて中に入り、先に進むことにした。
歩いて行くと分かれ道に突き当たって 、壁に
「わたしは ひだり に いるよ」
と書いてあった。
少し怖くなったけれど、俺と友人はそのまま左に進むことにした。
すると両側に部屋があるところに突き当たって、壁に
「あたまは ひだり からだは みぎ」
と書いてあった。
友人はこれを見た瞬間に、半狂乱になって逃げだした。
でも俺はその場所にとどまって、勇気を出して右の部屋に行くことにした。
部屋に入り進んでいくと、突き当たりの壁に
「わたしの からだは このしたにいるよ」
と書いてあった。
下を見ると
「ひだりの へやから わたしの あたまが きてるよ うしろ みないでね」
俺は急いで、その部屋の窓から飛び降りて逃げた。
それからはもう、その場所には近づいていない。
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- 15 : 2015/10/03(土) 13:51:43 :
- No.12 心霊写真
友達と二人で話してたら、
久しぶりに心霊写真を撮ってみたいと誰かが言い出したので、
近くの山道に惨殺事件があってからも
未だに取り壊されず残されてた民家があるので夜中に行ってみた。
玄関から居間、風呂場とトイレ、キッチンに父親の書斎、階段から二階へ行き、
子供部屋からベランダを通り親の寝室、階段を降りて一階へ。
最後に家をバックに一人ずつ。片っ端から写真撮って帰った。
んで今日。出来上がった写真を見て俺達は驚いた。
何も写ってないのだ。
もちろん俺達は普通に写ってる。霊的な物が何も写ってなかったのだ。
「・・おかしくね?」
「もう成仏しちゃったとか、じゃねぇかな?」
「やっぱそうなのかな。じゃあ、あそこ行ってももう心霊写真撮れないって事か。無駄だっ
たなぁ」
「そうでもないよ。行く途中に結構周りから孤立してる民家、一軒あるから。次はそこ行こ
うぜ」
「おぉ!マジで?そこも廃墟?」
「んな訳ねぇじゃん。普通に人住んでたよ。今日の夜行こうぜ」
「おっけ、分かった。今の内に適当に準備しとくわ」
楽しみだ。かなり久しぶりだから何かワクワクする
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- 16 : 2015/10/03(土) 13:55:06 :
- No13.彼氏
彼女と連絡がとれない。携帯に電話をかけても出ない。
アルバイト先は無断欠勤が続いている。家に行っても鍵がかかっていて留守のようだ。
何か事件に巻き込まれたのかもしれない。とても心配だ。
繋がらない携帯に何度となく電話をして、アルバイト先に様子を見に行き、彼女の家を訪ね
る。
毎日毎日、この繰り返し。
明日あたり、彼女の家のドアをこじ開けて家の中の様子を見よう。
何か手がかりが見つかるかもしれないから。
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- 17 : 2015/10/03(土) 13:55:44 :
- No.14
ホテル
出張で泊まるホテルは同僚が出るぞーって散々脅していたところだ。
ビビりな俺はガクブルでその夜ベッドに入った。
案の定深夜にドアをノックする音がする。
ホテルの人かな? と思い声をかけたが返事がない。
もうドアを見るのも怖くて、ひたすらノックの音がする中夜が明けた。
ノックが止んだ後俺はすぐチェックアウトした。
出張から帰って同僚にノックの話をすると、「やっぱり出たか」とこんな話をしてくれた。
そのホテルは以前火事になり逃げ遅れた人がいたという。
その人は運悪く部屋の中に閉じこめられて、そのままなくなったそうだ。
ああよかった。ドアを開けていたら今頃どうなっていたことか。
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- 18 : 2015/10/03(土) 14:01:48 :
- No.15
彼女
俺にも彼女ができた
包容力のある蠍座のB型
丁度仕事から帰って来た時告白されて
持って来た食材で料理中。
つまり俺にも春が来た
たのしい日々が始まりそう
女っ気がない人生から卒業だ
ニコニコした生活が待ってる
居場所もできて
座ってると料理が出てきた
ラッキー
れんあい経験無いけど
てんからの贈り物かな?
にんげん、良い事がある
げんに、俺がそうだ
ラッキー
れんあいも頑張るか
なんか、ずっと見ていてくれて、
いつも気に掛けてたらしい
たのしい
すてきな人生
けいけんない俺で良いらしい
てか、これ見て照れてるよ
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- 19 : 2015/10/03(土) 14:02:43 :
- No.16 妹
・12/15
さて、何を書くものか。
誰かに見せるわけでもないが、何となく最初は自己紹介。
両親を墜落事故で亡くした俺は去年から妹と二人暮らし…だったのだが、
その妹は今年の春から留学中。
帰ってくるのは3月だ。
というわけで今年の冬は一人で生活。
暇だから日記でも書いてみる。
ちなみにこれは妹が去年のクリスマスにくれたノート。
ツリーの絵が描いてある。
ん…意外と書くこと無いな。
今日はもう寝ることにする。
妹、おやすみ。
・12/16
ペンは持ってみたものの書くことが無い。
妹との思い出を書こうとしても、なかなか手が動かない。
本当に俺って妹がいないと何もできないんだな。
妹に会いたい。
・12/17
今日は友達に合コンに誘われた。
なんでもクリスマスに合コンをやるらしい。
妹に言ったら怒るだろうか?
・12/18
ふと俺を叱る妹の顔が頭に浮かんだ。
「もう、お兄ちゃんったら!しっかりしてよね!」
ってまた言って欲しい。
絶対に言ってくれないけど。
・12/20
妹に去年のクリスマスにあげたプレゼント。今は俺が大事に使ってます。
そういえば今年は妹にプレゼント買わないからお金が結構あまってるな。
はぁ…妹に会いたい。
・12/21
妹に会いたい。正月には帰って来ないらしいから会うのは3ヶ月以上先か。
お金たまったしアメリカ行きてぇなぁ。
・12/22
妹に会いたい。
妹に会いたい。
妹に会いたい。
妹に会いたい。
妹に会いたい。
・12/23
妹から電話が来た!!! 送り主不明の人からクリスマスプレゼントが届いたって驚いてた(笑)
サプライズとかお兄ちゃんさすが。
・12/24
決めた!おにいちゃん妹のところに行きます!俺、妹がいないと無理だ。ということでこれが最後の日記です。それでは!
・12/25
メリークリスマス!妹から電話が来た。クリスマスパーティをやったんだそうだ。そして妹は急遽、日本に帰宅するらしい。
あやうく俺がアメリカに行くところだった。
妹はお年玉がそんなに欲しいのか?(笑)それとも俺に会いたくなったか?
かわいいやつだ。お年玉たくさん用意して待ってるからな。
・12/27
…信じられないことがおきた。日本に向かう飛行機が墜落したそうだ。
死体が握り締めていた俺からのプレゼントの財布の中身で身元が判明したらしい。
二日おきに書いてきた日記も今日で最後にする。
ページはまだ残っているから悲しみから立ち直ることができたら、来年の12月に妹との想い出でもつづろうと思います。
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- 20 : 2015/10/03(土) 14:03:23 :
- No.17
アイスピック
先週、職場の近くで殺人事件があった。
若い女をアイスピックでめった刺し。
しかも普通のアイスピックじゃない、
業務用の三本歯のやつでだぜ?怖いだろ。
小さな町だから、どこに行ってもその話で持ちきり。
マスコミも大きく取り上げてる。
滅多にない大ニュースだから無理もない。
うちのばあちゃんは、可哀相なくらい怯えて、
毎日何時間も仏壇の前で手を合わせている。
警察は、まだ凶器すら判明できないだとよ。
まったく馬鹿にしてるとしか思えないね。
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- 21 : 2015/10/03(土) 14:07:23 :
- No.18 サンタクロース
クリスマス、トムはサンタクロースからのプレゼ ントを楽しみにしていた。
朝起きるとクリスマスツリーの下にプレゼント箱 が3つあった。 窓からサンタが中を覗い
ているのが見える。
サン タはニタニタと 笑いながらトムを見ている。
トムはニタニタ笑っ ているサンタを見て少し 不機嫌に思いながらもプレゼントの置いてあ
る所 に行った。
トムはまず 一つ目のプレゼントを手に取った。サ ンタは更にニタニタと笑っている。 プ
レゼントの箱を空けると中から長ズボンが出て きた。
トムは少しがっかり したような表情をしながらも 次の箱を手に取った。 サンタは腹を抱
えて 笑っている。
二つ目の箱を開 けると中からサッカーボールが出てきた。
トムはますます不機嫌になり、とても腹が立っ た。 トムは続けて一番大きな最後の箱を開
けた。
すると中から自転車が出てきた。サンタは雪の上 を転がりまわって笑っている トムはとう
とう耐え切れなくなって泣き出してし まった。
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- 22 : 2015/10/03(土) 14:10:30 :
- No.19
特急電車
あと10分ほどで真夜中になるという時間帯に、
私は特急電車に乗っていた。
やがて、途中の駅で一人の男が乗り込んできた。
その男は、電車のドアが閉まると、突然我に返ったように乗客の顔を見回し始めた。
「すみません。あなたの年齢は28歳ですか?」
男が私に話しかけてきた。
「そうですが、どうしてわかったんですか」
私が聞き返しても、男は無視して、また別の人に話しかけた。
「あなたの年齢は45歳ですか?」
「そうですけど……」
「あなたは62歳ですね?」
「どうしてわかったんだ?」
そんなやり取りを繰り返していく。
どうやら、その男には、
顔を見ただけで年齢を当てる特殊能力があるらしい。
次の停車駅までは、まだ15分以上ある。
私を含め、乗客たちは全員その男に注目し始めた。
「あなたは50歳ですね?」
「そうですが、あと5分で日付が変わったら、51歳になるんですよ」
最後に質問された女性は、笑顔でそう答えた。
年齢を当てていた男の顔が、その途端に青くなった。
「凄いですね。百発百中じゃないですか」
私は男に話しかけた。
すると、男は青い顔を私に向け、こう言った。
「あなたは勘違いをしています。
私に見えているのは、その人が死ぬ年齢だけです」
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- 23 : 2015/10/03(土) 14:14:59 :
- No.20 電車
私は仕事の時はいつも電車に乗っている。
今日も電車に乗っていると、突然目の前に女性が現れた。
ああ、またか。気が滅入ってしまう
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- 24 : 2015/10/03(土) 14:18:36 :
- No.21
クローバー
最近、近所で連続殺人事件が起きている。
被害者は全て同じ小学校の子供。
その犯行はとても残虐で、死体は見るに耐えないカタチになっているという。
事件現場に供えられた沢山の花。しかしその中にクローバーが大量に供えてある。
他の現場でも必ずクローバーが大量に供えられている。
どうやら、あるお婆さんが供えているらしい。歳は80といったところだろうか。
とても温厚そうなお婆さん。涙は見せず、優しい笑顔で花を供え、手を合せて帰っていく。
お孫さんなのだろうか。知り合いの子供さんなのだろうか。
私も花を供えにと思い現場へ向かうと、ちょうどそのお婆さんと会った。
お婆さんはいつものようにクローバーを供えている。
「何故クローバーを供えているんですか?」
「クローバーって、四葉とかあったりして幸せな花じゃない?
向こうでも幸せにしてほしいって意味を込めてるのよ。」
そう答えるお婆さんは、とても優しい目をしていたが、時折切ない表情も垣間見えた。
「実はね、私の孫も亡くなってしまったのよ。別の事件なんだけど、学校の事故で。
詳しい事はまだわかっていないらしいんだけどね。
この殺人事件で亡くなった子達、孫ととても仲良くしてくれてたらしいのよ。
だからこうして、全員にクローバーを供えているの。」
涙しながらそう話すと、お婆さんはその場を去っていった。
こんな優しいお婆さんもいるんだなという思いにふけりながら帰宅した。
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- 25 : 2015/10/03(土) 14:18:49 :
- No.21 交通事故
俺は今、会社で無視されている。
原因は自分でも痛いほどわかっている。
先日、同僚の彼女とデートに行った。
会社でムードメーカー的な彼女は誰からも好かれている。
でも、そのデートの帰り道に彼女は事故で死んだ。
電柱にめり込んだ助手席はぐちゃぐちゃに大破し、
彼女も同じ様に。
俺だけが助かり、すぐに職場に復帰したが彼女を奪った恨みのせいか、
哀れみのせいか俺に話しかける人などいない。
彼女に花を手向けようと事故現場に足を運び、
そっと手を合わせる。
その時、聞き覚えのある声が聞こえた。
「ずっと一緒でしょ?」
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- 26 : 2015/10/03(土) 14:19:17 :
- >>25=NO.22
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- 27 : 2015/10/03(土) 14:25:07 :
- No.23 肖像画
ある日僕は学校の美術室の掃除当番だった。
早く終わらせて帰ろうと思い急いでいたら
一枚の絵が大事そうに飾られているのを見つけた。
その絵はとても綺麗な女の人の肖像画だったが、少し不気味で目に特徴があった。
とても大きな瞳でこっちをみている気がした。
なんだか怖くなり急いで掃除を終わらせ帰った。
次の日学校は大騒ぎになっていた。例の美術室の絵が盗まれたのだ。
最後に絵を見たということで僕は美術の先生にいろいろ聞かれた。
「なるほど掃除をしてた時にはちゃんとあったんだね」
「間違いないです、あの絵は高価なものなんですか?」
「あれは 『眠りに落ちた美女』といって私の知人の画家が自分の娘
の寝顔を見て描いたものなんだ 、特に価値はない
最も画家も娘ももうこの世にいないけどね」
「そうなんですか・・・」
あの絵は結局見つからなかった。
不思議なことに泥棒が入った痕跡はなかったらしい。
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- 28 : 2015/10/03(土) 14:26:27 :
- No.2
公衆トイレ
ある時、山にハイキングに行ったんだ。
そしたら急に腹が痛くなって来てさ、山の中の公衆トイレにはいったんだ。
スッゲェぼろぼろで使いたくは無かったんだけど、どうしても腹が痛くて仕方なく個室に入ったんだ。
トイレは和式だったよ。和式嫌いなんだけど。
トイレするためにしゃがみこんだんだんだけど、目の前の壁に落書きがしてあったんだ。
右の壁を見ろ
ってな。そんで右の壁を見たら、
左の壁を見ろ
って書いてあったんだ。そんで左の壁も見たら、
上を見ろ
って。上を見たらただの天井だったんだけど、よくよく考えたらそれっておかしくてさ。
用も足さず個室から俺は飛び出したよ。
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- 29 : 2015/10/03(土) 14:26:51 :
- >>28
No.23です
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- 30 : 2015/10/03(土) 14:27:09 :
- じゃなくてNo.24
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- 31 : 2015/10/03(土) 14:29:24 :
- No.24 不幸な友達
友達のAちゃんは、毎日のように「私はどうしてこんなに不幸なんだろう」と嘆いていた。
私は彼女を励ますつもりで「Aちゃんは不幸じゃないよ!私みたいな友達がいるじゃない!それはとっても幸せなんだよ!」と言った。
するとAちゃんは「私って幸せだったんだ…」と納得した。
だが、翌日にAちゃんは自殺した。
読んでいる方も、こう励ましてはいないだろうか。
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- 32 : 2015/10/03(土) 14:30:06 :
- >>31=No.25
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- 33 : 2015/10/03(土) 14:32:23 :
- No.26 幽霊さん
昨日夜遅くに会社に呼ばれた(クレームで)
で、バスも電車もないので家までタクシー呼んだんだけど
そのときの運ちゃんとの会話
運「昨日近所のレストランで刃物持った男が暴れて逃げたらしくて
僕らも注意するように言われたんですわ。
もし乗せちゃっても気づかない振りして降ろしてから通報ってね。」
俺「こわいっすね~。大阪でも物騒な事件がありましたしね~。」
運「こわいね~。でもまあ幽霊さん乗せるよりはマシですよ。
あいつら無銭乗車するし事故を誘うし大変ですよ。」
俺「大変です・・・って、乗せたことあるんですか!」
運「しょっちゅうですよ。今日もちょうどお客さんと入れ違いで降りていきましたよ。
気づきませんでした?」
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- 34 : 2015/10/03(土) 14:39:06 :
- No.27 息子
3日前の夜中の話。
飲みに行った帰り道、メチャメチヤ寒くてさ家の近所の自販機で温かい茶を買ってたの。
そしたら右にある交差点を子供が凄い勢いで駆け抜けた。
『糞寒いのに』
と思いながら茶飲んで歩くと女の人が近寄ってきて
『息子見ませんでした?』
と聞いてきた。
眠いし、寒いし面倒臭いから見てない事にして帰宅して寝たんだけど。
翌日驚いたね、俺が見た子供の母親が自宅で刺されて重体なんだって。
近所の煙草屋が言ってたわ。
新聞には載らなかったから詳しく解らないけど発見者が子供で警察まで走って行ったみたい。
俺助けてあげられたのかも
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- 35 : 2015/10/03(土) 14:40:31 :
- No.28 白いワンピースの女
夏の人ごみってうっとうしいよな。蒸れるし暑いし。 今日も、仕事で疲れてるとこに帰宅ラッシュの電車でダメージ受けて、 うんざりしながらマンションに帰ってきたんだよ。 エレベーターを待ってたのは、 おばさん、じいさん、小学生低学年くらいの男の子が2人、 男子高校生、黒いスーツの男、 背中にガキをおんぶして、幼稚園児の手を引いた若い母ちゃん。 次々に乗り込んで、最後に俺が乗った。 けど、ドアを閉めようとした時、白いワンピースの女がするりと乗ってきたんだよ。 で、「ブー」ってブザーが鳴ったんだよな。定員が九人だからさ。 恥ずかしそうに降りようとするから、代わりに俺が降りてやった。 彼女は「ありがとう」と小さく笑った。それが可愛くてさ。 まぁ、単に俺は満員が狭くて嫌なだけだったんだけどw得した気分w そうそう、部屋に帰ってテレビつけたらニュースやっててさ、 なんかどっかのOLが行方不明なんだってよ。 それが丁度この辺で、ゾッとしたおかげでちょっと涼しくなったわ。
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- 36 : 2015/10/03(土) 14:53:46 :
- No.29 バスの停留所
俺の家は「A橋」というバスの停留所の近くにあった。
夜も遅かったし、途中の「B学校」からは爆睡していた。
そこから少し行くと「C霊園」っていう霊園があるんだ。
その反対側には住宅地だし、降りる人も多かった。
「D公園付近~」とアナウンスが流れ、直後にピンポーンとも聞こえた。
停留所に着いた運転手が俺にこういう。
「あの、降りないんですか?」
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- 37 : 2015/10/03(土) 18:32:13 :
- No.30
オバケ
オバケって本当にいるとおもいます。
小さいころ、わたしにはお兄ちゃんが見えていました。
同じきたない服をきて、いっしょに住んでいました。
でもある日お兄ちゃんは見えなくなりました。
パパと、ママが宝くじをあてました。
びんぼうだったから、そんなはくちゅうむを見たのだと言われました。
でも今はとってもしあわせです。
でもそろそろ宝くじのお金がなくなっちゃいそうです。
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- 38 : 2015/10/03(土) 20:34:11 :
- No.31 階段
俺らはスパイ業をやっている。
今回はAと一緒に城に潜入する。
俺は3を担当、Aは地下3階を担当した。
しかし、俺は3階で起爆装置を踏んだらしい。
「あと10秒で爆発します。10、9…」
しかし俺らは冷静だった。
俺も10秒あれば3階くらい降りれるし、Aも俺と同じくらいで階段を上れる速さを持っていた。
当然の如く逃げ切り、更に外で待っていたAが手を振っていた。
俺はAに手を振り返した。
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