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1. 1 : 犬王 : 2019/03/14(木) 22:10:12

   本編とは特に関係のないロンブレのSS置き場です。
   時にはキャラ崩壊もありますがよろしければご覧ください。

2. 2 : 犬王 : 2019/03/15(金) 21:54:46

   ～皆の好きなもの、嫌いなもの(アクロ編)～
   
   紙有「そういえば空夢さんはマジックが嫌いと聞きましたが…そうなのですか？」
   
   アクロ「ん？ああ、嫌いも嫌い、大嫌いだな。消えてなくなればいいと思ってる」
   
   叢雲「そ、そんなに言うか…優しめの空夢がそこまで言うとは…」
   
   アクロ「考えてもみろ。最近ではマジックは奇術だの奇跡の技だのともてはやされているがな」
   
   アクロ「あんなものタネさえわかれば誰だって出来るものだろう。奇跡だとか抜かしておきながら裏では小道具やらトリックに頼っているにすぎないんだぞ」
   
   アクロ「マジシャンなんてのはな。総じて人を騙すペテン師みたいなものだ。まったく悪い商売だよ」
   
   紙有「…予想以上にボロクソに言いますね…ペテン師はさすがに言い過ぎでは？」
   
   叢雲「まあ確かにマジシャンは人の認識を誤魔化してなんぼの職業だけどなあ…」
   
   アクロ「俺の思想を人にも押し付ける気はないが…俺はマジックなんてものは認めん。曲芸師としてのプライドがあるからな」
   
   藤野「プライドねえ…ところでちょっとこの記事を見て」
   
   紙有「ふむ…【超高校級のマジシャン】…そんな才能もあるんですね」
   
   叢雲「夢野秘密子ちゃんだって。…おっ、結構かわいいじゃん」
   
   アクロ「…えっ、女性？」
   
   藤野「稀代の女性マジシャンだってさ。…マジック嫌いの空夢君はこの子に会ったらボロクソに叩くかな？それとも女性だからマジシャンでもOK？」
   
   アクロ「………」
   
   紙有「じっくりと記事を読み込んでますね…」
   
   アクロ「……こ……」
   
   叢雲「こ？」
   
   アクロ「この子はマジシャンじゃなくて魔法使いだから、セーフってことで…」
   
   紙有「いいんですか、それで」

3. 3 : 犬王 : 2019/03/18(月) 22:25:32

   ～皆の好きなもの、嫌いなもの(神薙、芥川編)
   
   ～食堂～
   
   鈴村「おや～？神薙さんと芥川さんが同じ物を食べてますね～」
   
   紙有「ほのかなリンゴの香り…アップルパイでしょうか」
   
   恒木「前に聞いたんですけどお二人はリンゴが好物だそうですよ！」
   
   神薙「…あんたは五月蝿いから来たことがすぐにわかるね」
   
   恒木「ありがとうございます！」
   
   神薙「なんで褒められたと思った？」
   
   鈴村「このアップルパイ、小さいサイズで可愛らしいですね～」
   
   芥川「…元々自分一人で食べるように作ったものだからね。神薙が嗅ぎ付けてきたから分けてるだけで」
   
   神薙「嗅ぎ付けてねーから。偶々食堂に寄ったときに偶々あんたがアップルパイ食べてただけだから」
   
   芥川「その間やたらと物欲しそうな目で見てたのは偶々じゃないよね？」
   
   神薙「はー？何様？そんなに自分の料理に自信があるっていうの？どんだけ自意識過剰よ、痛いやつ」
   
   芥川「よーし、アップルパイ返せ。あんたに食わせるリンゴはない」ｶﾞｯ
   
   神薙「…いやいや、一度口にしたものは食べきるのがマナーだから」ｸﾞｸﾞｸﾞ…
   
   鈴村「も～、どうして二人ともそう攻撃的なんですか～？もっと仲良くしましょうよ～」
   
   紙有(攻撃的…そういえば神薙さんと芥川さんは他の方々と比べて私達とは関わりが薄いんですよね…)
   
   紙有(好きな食べ物の話から彼女達との絆を深められれば…そう考えるとこれは絶好の好機では？)
   
   紙有「…時にお二人はリンゴが好物とお聞きしましたが、特に好きな食べ方などはあるのですか？」
   
   芥川「あ？そりゃあもちろん…」
   
   神薙「愚問だね。当然…」
   
   芥川「甘く煮たコンポートが一番…」
   
   神薙「シンプルに焼きリンゴが一番…」
   
   二人「は？」
   
   紙有(…おや？心なしか空気が悪くなったような…？)
   
   恒木「好みの食べ方は人それぞれですよね！ところでリンゴって産地によって蜜の乗り方が違ってますけどお二人はどこ産のリンゴが好きなんでしょうか！」
   
   芥川「そりゃ当然長野産…」
   
   神薙「青森産に決まって…」
   
   二人「はあ！？」
   
   紙有(…お二人と仲良くなるのには別の方法を考えましょうか)

4. 4 : 犬王 : 2019/03/24(日) 22:23:25

   ～皆の好きなもの、嫌いなもの(早坂、進藤編)～
   
   ～食堂～
   
   進藤「う…今日の夕御飯は麻婆豆腐ですか…」
   
   紙有「おや、進藤さんは麻婆豆腐はお嫌いですか？」
   
   進藤「いえ、そういうことじゃないんですけど…」
   
   神薙「…麻婆豆腐が辛くないかどうかが気になるんでしょ？」
   
   進藤「おおっ！そうなんですよ神薙さん！さすがは超高校級の探偵、言わずともわかってしまうんですね！」
   
   神薙「はいはい、うざいうざい」
   
   紙有「ふむ、進藤さんは辛いものはお嫌いで？」
   
   進藤「お嫌いというわけではないんですけど…私は辛味よりも甘味の方が好きですね。だから麻婆豆腐も甘口の方がいいなあ、と」
   
   早坂「その気持ちわかります。ボクも甘口が食べれないわけではないですが辛口の方が好きですから」
   
   紙有「おや、早坂さん。もう食べ終わったのですか？」
   
   早坂「はい。これからちょっとした用事がありますので一足先に頂きました」
   
   進藤「早坂さん！きょうの麻婆豆腐の味はどうでしたか？」
   
   早坂「とても美味しかったですよ。ただ個人的な意見ですが辛味が今一つ足りなかったかな、と」
   
   進藤「辛味が足りない…つまり辛くない！それなら安心して食べられます！」ﾊﾟｸｯ
   
   神薙「え、ちょっと待…」
   
   進藤「！☆

5. 5 : 犬王 : 2019/03/24(日) 22:28:36

   失敗したので途中から
   
   進藤「！？☆◆○♯▲！？」
   
   早坂「し、進藤さん！？大丈夫ですか！なんか顔色がみるみる悪くなってるんですが！？」
   
   神薙「…辛党の早坂が辛くないって言ったところで信用できないだろうに…」

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