おためし
6
-
- 1 : 2022/03/09(水) 21:50:11 :
- 思いついた作品を適当に投げる所です。
諸事情で、作品を軽率に出しづらいなぁって思っているので立てました。
適当なのでまとまったら表に出そうかなって思ってる程度のものばかりの集まりです。
感想とかも全然受け付けてます。
-
- 2 : 2022/03/09(水) 22:20:53 :
- ー監視塔ー
※注意事項※
・元ネタがあります。自分なりの解釈を基にした作品です。
私は私が嫌いだ。
今の状況に至る理由も、そんな私への罰なのかもしれない。
私は今、壁も床も白い部屋にいる。
ドアも窓もない。
まさに何もない部屋。
ただ一つ、あるものは、
灰色のカメラ。
そのカメラは、まるで私を嘲笑うかのように私だけを見つめている。
クソ、こんな目に遭うなんて、私はなんて運のない男なんだ。
この部屋からは到底出れそうにない。
いや、どうせ出れたところで、私に期待をする友人もいないだろう。
そう思い、ため息を吐く。
しかし、カメラの存在が気になる。
ずっと、みられているのか?
誰かが、私をみているのか?
もしそうなら、何故?
「おい!ここから出せ!!」
ダメ元で声を出すが、部屋の中に虚しく響くだけ。
こんな絶望的な状況でどうすればいいんだ。
ふと、頭に痛みが走る。
疲れが出てきたのかもしれない。
呼吸もしづらくなる。
それもそうだ、ドアも窓もないんだ、今、まさに私の命は危機に瀕しているんだ。
「…もう、許してよ。」
私は壁に手をつけながら、力無く倒れ込む。
すると、白い壁がパズルのように外れ、姿見が現れた。
みられている。
まさに、今、みられている。
あぁ、私を、みてくれているのか…!
今、孤独で死にゆく、私を…!
私の顔は、白い部屋に似合わぬほど、汚れていた。
「許してくれるか?」
私はふと問いかけた。
「 」
ふと、答えが、返ってきた。
はは、
そんなこと、思ってもないくせに。
私はそう思い、カメラに向かって、真ん中の指を静かに、立てた。
ーー♦︎ーー
「貴方をみていました。最後まで。」
「貴方を視てました。最期まで。」
「貴方のそばに、ずっといました。」
監視室で、彼は微笑んだ。
「私は、私に、期待しすぎてたようだ。」
そう言って彼は、カメラを切った。
-
- 3 : 2022/03/10(木) 02:08:41 :
- なにこれ、地の文にあちこち伏線だらけな感じがすげぇわ
ただ見ようによっては「?」としかならんような感じもするとこあるかも
今、まさに私の命は……のとこのくだりはちょっと「?」って今読んだ感じだとなった。まぁ続きによってはこの違和感を伏線にできるかもだけど、がんばれ
-
- 4 : 2022/03/10(木) 02:47:28 :
- 書き込みありがとうございます。
「私」は、何もない部屋に閉じ込められていて、窓もドアもなく、
換気口(?)の描写もないので、どちらにせよ二酸化炭素中毒あたりで死ぬんじゃないか…的な曖昧な知識を基にしてます。
理系出身じゃなくて、理系科目を全無視した人間が書いた作品なのでガバガバかもしれませんね…
-
- 5 : 2022/03/11(金) 10:05:07 :
- まあ悪くないと思うけどな、、わいは文系やからなんとも言えんが
-
- 6 : 2022/03/11(金) 20:10:44 :
- ありがとうございます
- 作成者情報