誰も知らない狐の物語
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- 1 : 2014/07/27(日) 10:36:52 :
- ヤーヤの過去編です。
転載なのです☆((
ごん「はよ、はよ」
ゆっけ「うっせぇな」
つーわけでどーぞ
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- 2 : 2014/07/27(日) 10:37:20 :
なんでかなぁ…
なんでこの耳が…人間の里に行ったら不気味だっていわれるんだろ…
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- 3 : 2014/07/27(日) 10:37:38 :
僕は狐の子だ。
山や森でもいじめられるから、化けて人間の里にいる。
人間なら優しいって、お母様がいってたもん。
お母様が嘘ついてるの?
それとも、お母様が見た人間が優しかっただけなの?
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- 4 : 2014/07/27(日) 10:38:58 :
やっぱり、森にいよう。
人間は、やっぱり僕には向いてないみたいだなぁ。
お父様…
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- 5 : 2014/07/27(日) 10:39:50 :
お父様は、僕が生まれたときに死んでしまったらしい。
僕は、お父様の顔を知らないんだ。
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- 6 : 2014/07/27(日) 10:42:05 :
「お母様、ただいま」
「ああ、ヤーヤ!また傷だらけで帰ってきて…またいじめられたの?」
僕の味方は、お母様だけだ。
「うん。でも大丈夫だよ!」
「そう…良かった」
優しい、優しい、お母様。
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