レンキンの過去~一人の妖の人生~
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- 1 : 2014/07/22(火) 14:55:26 :
- レンキンの過去編だよ~因みにこのキッズスマホは直ぐに重くなるからレスが300以上になる場合は~次回に続かせたりするよ~
さてさて、どんな物語が語られるのでしょうか~(笑)
オウガ「こんな説明してる暇あればネタを考えろ…減給するぞ…」
レンキン「!?は…はーい!!」カキカキカキカキ
と言うわけでスタート!
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- 2 : 2014/07/22(火) 15:09:54 :
- ~XXXX年、魔界某所~
ザワザワ…ザワザワ…ザワザワ…
「忌み子…忌み子…じゃ…忌み子が産まれた…」
「こやつは国を出て他の妖怪と密会しておったんじゃ…」
「おぉぉ…何と気味悪い妖気じゃ……」
「触れただけでも……呪われてしまいそうだ………」
「気を付けろ……実際あの妖気に触れて儂達の同志は数人死んだ……」
ナンダッテ……ソレジャハヤクシマツスルカステナイト……
???「捨てないで!その子は悪くない!!」
???「捨てるなら私も一緒に見捨てなさい!!」
ザワザワ…ドウスル……ザワザワ…
「村長、どうされます…?」
村長「そうじゃな……」
村の中でおそらく一番長寿であろう老人が答えた
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- 3 : 2014/07/22(火) 15:16:04 :
- 期待!
鎌瀬「オウガ減給してやるなしwwww」
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- 4 : 2014/07/22(火) 15:23:01 :
- 村長「まぁ、こやつは国を出て他の妖怪と密会しておったが我等が同志…つまり軽い刑罰で許そうではないか…」
村長「そして一応お前にはその好きな者が要るのだろう……其奴も我が国の同志として迎え入れようではないか…」
ザワザワ…ザワザワ…ナンダッテ!?
???「ありがとうございます……」
村長「しかし…お前の抱いているそこの赤子は別じゃ…」
???「!?」
村長「其奴はこの国に災いをもたらす……」
村長「じゃから其奴はこの国で育てるべきではない…」
村長「捨てねばならん…」
???「そんな!?」
村長「お前も分かっておるじゃろ?」
村長「其奴が産まれて一週間がたったが…これまでに同志は数十人も死に…我々は素手では其奴に触れることすらできん…」
村長「そんな奴を生かしておいて本当に言いと思っておるのか?」
???「……………」
村長「済まんが…これも国の掟……」
村長「従えなくば………分かるな……?」
???「…………分かりました…」
村長「……宜しい……よくぞ決めてくれた…」
村長「捨てるのは…お前自身で捨てるのだぞ?游鏈…」
游鏈「はい………」
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- 5 : 2014/07/22(火) 15:23:24 :
- >>3
ふっ…(笑)
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- 6 : 2014/07/22(火) 15:38:36 :
- ~高い崖~
游鏈「……………」
游鏈は赤子を抱えて崖の上に立っていた
村長「捨てたくないのは…分かる……だがお前は掟を破った……」
村長「破ったからには罰を受けねばならない…」
村長「さぁ、早く捨てるのじゃ!」
游鏈「……………」
村長「早く!!」
游鏈「…………っ…!!」
村長「捨てねばお前の家族がどうなるのか分かっておるのか!!」
游鏈「!」
彼女は思い出した
彼女の国の掟では家族の不祥事は家族が責任をもって償うというのがあり、それは罪の大きさで様々であった…
家族を巻き込ませたくない…その心が彼女の行動を促した
游鏈「…………ゴメンね………」
游鏈「私のせいで……さようなら…」
游鏈は抱えていた赤子を崖から放り投げた
游鏈「……………さようなら…」
游鏈「レンキン………」ボソッ
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- 7 : 2014/07/22(火) 15:58:34 :
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また…あの夢だ……いや、実際は夢じゃないか…
「はぁ……何処かいい寝床とかないかな…?」
そうして彼は起き上がった…
さっきのは…産まれた時の記憶……忌々しい…俺の一番嫌な記憶……
俺は産まれてから妖気が高かった
その為か産まれてから直ぐに人の言葉も分かった
だから、あのふざけたジジイが言ってることも分かっていた
普通の状態なら妖気を当てたら殺せたかもしれない……
しかし…運が悪くあの時は特殊な布で巻かれてたからな…
そして俺は捨てられた…まぁ生き残ったんだが…
俺はその時に誓った…俺を捨てた奴等を殺すと……
だが…俺の母親は殺すか迷う……俺を捨てるのを戸惑っていたからな…
「……………さて…」
「食料も尽きたし……食料を確保するか…」
頭の中でそんなことを思いつつも小さい男子はその場を跡にした
男子が去ったその後ろにはズタズタにされた妖怪達がいた
妖怪「アイツ……化物だ………」
妖怪「小さいのに……まだガキなのに…」
妖怪「B級の妖怪の俺らが全滅だと…」
妖怪「あれが…噂の妖怪……レン……キ……」
そこで妖怪は息絶えたのだった
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- 8 : 2014/07/22(火) 16:04:42 :
- 減給でわらた
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- 9 : 2014/07/22(火) 19:15:21 :
- 過去をグループで書くとか天才か、時間があればやろうかな
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- 10 : 2014/07/26(土) 11:15:42 :
- ~同刻、霊界~
コエンマ「う~ん…」
ぼたん「コエンマ様~何唸ってるんですか?」
コエンマ「いや、最近噂になってる妖怪が居るだろ?」
ぼたん「あ~噂の少年妖怪ですね」
コエンマ「うむ、ソイツがまた暴れていてな…」
ぼたん「そうですか…」
コエンマ「それで霊界は霊界特防隊を派遣する事にした」
ぼたん「特防隊をですか?」
コエンマ「あぁ…そうだ」
霊界特防隊とは妖怪の間では「ハンター」と言う通称で呼ばれている。そして特防隊は魔界の領土を広げる傍ら、極悪妖怪の撃退等も行っている。
ぼたん「でも、コエンマ様。何か納得してませんね?」
コエンマ「そりゃそうだろう…まだアイツが殺したのは全部此方のリストに載ってる奴ばかりだ…」
コエンマ「奴はまだ悪いようなことはしていない…」
コエンマ「なのに、殺さなければいけないなんておかしくは思わないか?」
ぼたん「………そうですね…」
コエンマ「だから唸ってたんだ…」
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- 11 : 2014/07/26(土) 11:31:12 :
- ~レンキンside~
レンキン「丁度いい場所が見つかって良かった~」
レンキン「当分は此処にしよう!」
雑魚妖怪達「うぐぐぐ……」
レンキンの周りには妖怪達が倒れていた
レンキン「じゃあ勝負に勝ったから此処は貰うね~」
雑魚妖怪達「くそっ…」
レンキン「生かしてるだけ有り難いと思ってよ」
雑魚妖怪達「…………」
レンキン「じゃあ出ていってね~」
雑魚妖怪1「ふざけんな!納得いかねぇんだよ!!」
雑魚妖怪は拳を振り上げ殴りかかろうとしたが…
レンキン「燃えろ…」
レンキン「明鏡止水…桜…」
レンキンは深紅の盃を取りだし中の酒をかけた…すると
雑魚妖怪1「ギャァァァァァ!!!!」ボォォォォォォォ!!!!!!
たちまち燃えていった
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- 12 : 2014/07/26(土) 11:40:12 :
- レンキン「この盃の波紋が鳴りやむまで燃え続けろ…」
雑魚妖怪1「ギィ…ァァ………」ボォォォォォォォ
雑魚妖怪達「ひぃぃぃぃぃ…」ズダダダダダ
雑魚妖怪1が燃え尽きるのを見て他の雑魚妖怪達は蜘蛛の子散らす様に去っていった
レンキン「ふん…」
その様子を見ている人達がいた
???「あれがレンキンみたいだ…」
???「本当に子供ですね…」
???「でも、それでもやっぱり強い上に危険だな…」
???「閻魔様の命令だ…今日中に済ませるぞ…」
???達「了解!」
???達はレンキンに気付かれぬよう去った
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- 13 : 2014/07/26(土) 11:56:28 :
- ~その日の夜~
レンキン「(霊力を感じるな…複数いるみたいだ……)」
レンキンは霊力の感じる方向へ向かった
???「来たか…」
レンキン「あんたら誰?」
レンキン「妖怪ではないようだけど…」
???「私は大竹…」
大竹「霊界特防隊と言えば分かるかな?」
レンキン「!」
レンキン「つまり……」
大竹「そう…この場で貴様には消えてもらう!!」バッ!!
そう言うと大竹は手を構えおオーラの弾を発射した
レンキン「おっと…」
しかし、レンキンはそれを難なく避けた
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- 14 : 2014/07/26(土) 12:31:50 :
- 大竹「翁法、草雷、才頭(おうほう、そうらい、さいとう)は近接攻撃」
大竹「舜潤、倫霞、侠妃(しゅうじゅん、りんばい、りょうひ)は援護射撃に回れ!!」
特防隊達「ハッ!!」
特防隊のメンバーは別れて攻撃を仕掛けてきた
レンキン「くっ……」
レンキン「くくそっ…一人一人が弱いわけでもないから鬱陶しい……)
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- 15 : 2014/07/26(土) 12:32:14 :
- >>14
ミスったー!!
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