【呪!キャラ人気投票謎多き者二桁突破記念!】亜人王とエルフ女王の物語
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- 1 : 2014/07/22(火) 11:40:21 :
- では書いていきたいと思いまーす。
注意書
※かなり前に遡ります。キンレンとノムギが出会うところから死ぬまでを書きます。最後にちょっとだけ意味深な終わり方をします
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- 2 : 2014/07/22(火) 11:54:31 :
- 期待!そして何故呪いww祝いだろw
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- 3 : 2014/07/22(火) 11:56:50 :
- 呪いwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
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- 4 : 2014/07/22(火) 12:01:26 :
此処に、2つの国がある。
一つは自然の豊かさに囲まれ自然と共に生きようとする国。エルフの国。ミーアベル
一つは近代的、人工的建造物を主軸とし、自分達の利のみを欲する国。亜人の国ドシュルガ
お互いの国は隣り合わせに存在しており、自然を破壊し、領土を広げるドシュルガ国に対し、自然と共存の道を選んでいるミーアベル国は、ドシュルガ国に対して酷く憎しみを持ち、両国は敵対関係にあった。両国の思想はあまりにも違いすぎたのだ
ドシュルガ国とミーアベル国の思想は、進めば進むほど両国の仲が悪化し、遂に戦争へと発展していった。
自然と共存している為、呪文と、木製の武器等しか用いていないミーアベル国に対しドシュルガ国は、領土を拡大し、圧倒的軍事力を有していた。ミーアベルにほぼ勝ち目は無いように見えた。が、
ミーアベル国王アシュレンの奇策や、普通ではとても思い付かない地形を利用した呪文等で、ドシュルガ王国と、事実上対等な関係を保っていた。
両国の戦争は激化し、戦闘人員不足、作物の不作。水資源の枯渇等、大地に様々な悪影響を及ぼした。
戦争が一向にとどまる事は無かった
そんな両国の王子と、王女が出会う事になるとは、当時は思いもよらなかったであろう。
これは、後に宇宙改変を起こした人物。謎多き者の両親。キンレンとノムギの物語である
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- 5 : 2014/07/22(火) 12:26:14 :
ーミーアベル国宮殿ー
…風がそよそよと吹き、木々にあたり葉っぱが自然の癒しの音色をたてる。
小鳥達が咽かに、優しい鳴き声をあげて、とても心が穏やかになる
父の怒鳴り声を聞くまでは
アシュレン「ええい!まだあの鉛国を潰せてないのか!なにをやっているんだ我が国の兵士は!」
「で、ですがアシュレン王…我が国はアシュレン王の奇策と、兵士達でやっとドシュルガ国と対等な関係を保っています!兵士達も懸命に励んでおります所以、どうか…気を長くしお待ちください…」
「…また始まった」
散々だ。嫌になる。また戦争の話だ。
1日何回あの怒鳴り声を聞くだろうか。
稽古や訓練をし、作法を学び、そして戦争の話を聞く。それが私の日常だ。
嬉しい事は連続ですると何とも思わなくなるが、嫌な事は何回しても嫌な事なのである
アシュレン「…くそっ!…あの鉛国に…絶対に勝つぞ!」
アシュレン「ノムギ!今日は作法は無しだ!代わりに訓練の時間に費やすぞ!」
ノムギ「…はい。お父様」
私、ノムギは声を落として悲しさを隠しきれずに返事をした。
アシュレン「お前は次期女王だ。作法を教えてやらねばならないが今は仕方ない。この世の中だ。作法等に構っている場合ではない。」
ノムギ「…分かりました。」
アシュレン「さ、早く準備をしなさい」
ノムギ「…はい」
…私はどうなるのだろうか…女王になれるだろうか。女王になるまでにこのミーアベルがあるだろうか。…兵士として…駆り出されるのだろうか
…何れにしても…私はどうでも良かった。
…自由なんて…無い。…一生縛られる人生と思った時から、私は全てを諦めて判断を委ねていた。
私は一息つくと、足早に訓練場へ向かった
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- 6 : 2014/07/22(火) 12:29:28 :
- 期待だとは思う。呪wwwwww
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- 7 : 2014/07/22(火) 13:15:57 :
ードシュルガ王国王城ー
作戦案担当班班長「…~とのことです。結果的に我が軍が大勝をきすことになります」
「…そうか。だがその作戦は駄目だ。今すぐ決行しなければ意味が無い作戦だろう。」
作戦案担当班班長「ですから!今が攻め時だといっているんです王!ミーアベル国は今深刻な作物不作。つまり作物が不足しているいまこそ!この作物を!」
「…まだ攻めいる時ではない。…お前は…敵の王。アシュレンを甘く見ている。」
作戦案担当班班長「確かにアシュレンは強大です。アシュレンがいなければこのような苦戦を強いられる筈が無いのですから。ですがこの作戦には大した欠点なんて…」
「…甘い」
作戦案担当班班長「…私の何処が甘いと!」
「その"大した欠点"が無ければ成功するといっていることが甘いという!」
「奴に常識は通用しない。どんなに小さかろうと奴は其所に入り込み、そして作戦を打ち破る。そういうやつだ。証拠として散々お前が建てた作戦を幾つも採用し、破れている」
作戦案担当班班長「…」
「…アシュレン。やつはもうご老体だ。次期に死ぬだろう。それまで耐える。守り抜け。やつが消えれば我が軍勢の力で捩じ伏せる事ができる」
作戦案担当班班長「…失礼します。…御無礼。申し訳ございませんでした。」
「…お前は充分優秀だ。それなりの戦果も挙げている…今回は相手が悪かっただけだ…気を落とすなよ」
作戦案担当班班長「…はい。失礼します」バタンッ
「…流せてないな…あれは」
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- 8 : 2014/07/22(火) 13:55:46 :
作戦案担当班班長「くそっ!」ガンッ
…父さんの言う通りだ。俺が立案した作戦で…何人死んだ。…何人…俺の愚作で殺した…
作戦案担当班班長「…っ!」ガンッガンッ
ウワァ…マタサクセンリツアンシヨウトシタノカヨ…
イノチガイクツアッテモタリネエナ…
オウジサマジャナカッタライマゴロドウナッテルンダロウナ
ハイハイ。コネコネ
周りから皮肉混じりのある言葉が聞こえる。
…俺が王子だからとか…俺がコネであがってきたとか…そんな言葉が聞こえてきた
…そんなことじゃない。…自分の実力で…上がってきたのに…っ!
作戦案担当班班長「…俺は!作戦案担当班班長!キンレン=カヌ=ヴァルシュレイルだ!俺は自分の実力であがってきた!コネであがってきたわけではない!」
ワッ!キコエテタジャネエカ!
バカヤロオマエラガオオキナコウデシャベルカラダロ!?
ザワ…ザワ…
キンレン「…くそったれ!」スタスタ
…王子だから…王子だから王子だからうるさい!
俺は自分の力で…あがってきたのに!
キンレン「…くそ…」スタスタ
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- 9 : 2014/07/22(火) 16:03:57 :
- 期待!
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- 10 : 2014/07/27(日) 11:37:07 :
- 期待!
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