小ネタ詰め(もはやリヴァハン部屋)
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- 1 : 2015/04/22(水) 21:05:44 :
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小ネタ書くのは好きなのですが、作品化出来ないのでこちらに載せていきたいと思います
見てる人は少ないと思うのですが、楽しんで書いていきたいと思います( ^^)/
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- 2 : 2015/04/22(水) 21:15:14 :
【狼ちゃん】
あるところに、狼ちゃんがおりました
おばあさんにワインやクッキーを届けようとしている赤ずきんを見つけた狼ちゃんはさてどうしようかと考えます
ミカサ「ふむ、どうしよう」
狼ちゃんの名前はミカサと言いました
ミカサ「とてもお腹が好いた……あの赤ずきんを手っ取り早く捕らえて食したい。……仕方ない、待ち伏せをしよう」
狼ちゃんはそう呟くと歩き出します
今日も今日とて狼ちゃんは絶好調です
この物語は、狼ちゃんが無事、赤ずきんを食べることが出来るかを描いたアクションストーリーです
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- 3 : 2015/04/22(水) 23:45:38 :
【狼ちゃん2】
狼ちゃんがおばあさんの家に向かおうとしている途中でなんと不運なことに、ハンターが現れました
ジャン「お前、狼か!」
ハンターは驚いたように銃を構えましたがパチクリと瞳を見開いてその動きを止めました
狼ちゃんはコテリと首を傾げます
ミカサ「?」
ジャン「ええと…、き、綺麗な毛並みだな」
ミカサ「…ありがとう」
どうやら攻撃する気はないようなので、狼ちゃんは何もせずにハンターの隣をスタスタと歩いて行きます
ジャン「待ってくれ!」
ミカサ「なにか?」
ジャン「アンタの名前は?」
ミカサ「……ミカサ」
名乗る狼ちゃんの背をハンターは頬を赤く染めながら見送りました
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- 4 : 2015/04/23(木) 15:14:24 :
【狼ちゃん3】
やっとおばあさんの家についた狼ちゃんは足音を消して扉を開けました
カチャリ
ミカサ「……」
そっと足を踏み入れると、彼女の行く手を阻むように天井から槍が降ってきました、狼ちゃんはそれをひょいと避けます
ミカサ「気配を消したのに気付かれた、これは相当な手練れに違いない」
?「はっ、動きは悪くねえな」
ミカサ「……おばあさん?」
なんと狼ちゃんの目の前に現れたのはおばあさんではなく三十路のおじさんであった
おじさんの名前はリヴァイといった
ミカサ「……間違えました」
リヴァイ「おい待て。そう簡単に返すとでも思っているのか?テメエが汚したその玄関、綺麗に掃除してから行きやがれ」
ミカサ「……」
なんと狼ちゃん、舌打ちを漏らしながらもちゃんと掃除を済ませるのでした
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- 5 : 2015/04/29(水) 10:21:44 :
【11ー22のナンバーを見つけた】
ハンジ「1122って良い夫婦って意味だよね」
リヴァイ「……」
ハンジ「ね?リヴァイ!」
リヴァイ「だからなんだ」
ハンジ「私達は?」
リヴァイ「…………1122」
ハンジ「よく出来ました~♪」
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- 6 : 2016/01/29(金) 19:29:18 :
【私の心よ、静まれ】リヴァ→ハン→エル
ハンジはエルヴィンの背中にただただ視線をやっていた、俺が言うのも何だが視線だけで人間が殺せるなら奴は何度エルヴィンを殺しているのか分からない
憎しみと悲しみと、ムカつくほどの愛情
クソみたいに大きい感情を乗せて奴の瞳はエルヴィンを射抜いていた
「おい、クソ眼鏡」
その視線をエルヴィンから逸らさせる為に、俺は何度も何度も奴の瞳を遮ってやる
ハンジの目の前に行き、
エルヴィンの後ろに立つ
不満そうに眉を顰めるハンジにざまあみろと心の中で笑ってやる
「貴方って本当にムカつくよね」
「お前には負ける」
「エルヴィンから信用されて、誰よりも大きな仕事を任されて、彼の隣に立つことを許されてる。本当にムカつく」
「ああそうかよ。悪いがな俺もテメエと同じくらいテメエにムカついてるんだよ」
「はあ?」
首を傾げるハンジに俺は手を伸ばした
無理矢理引き寄せたアホ面に全力で語りかける
早く、こっちを見ろよ
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- 7 : 2016/01/29(金) 21:26:50 :
【眼鏡は外したくないの】
リヴァイ「何故だ?」
ハンジ「もちろん!貴方の顔が好きだから!」
リヴァイ「あ?寝言は寝て言えクソが」
ハンジ「あのさ、そんなに自分の顔に厳しくしなくても良いと思うよ?貴方は興味ないかもしれないけど本当に貴方はモテるし、かっこいいし、身長以外は満点っていうか?」
リヴァイ「削ぐ」
ハンジ「褒めてるのに!!」
リヴァイ「何処がだ!?」
ハンジ「だから、貴方の顔が好きなのは本当なの!安心するし、眼鏡取って貴方の顔がぼやけるとなんていうか……不安になるっていうか。むがーーー!分かれよ!ばーか!」
リヴァイ「……」
ハンジ「……ちょっと、なにびっくりしてんの?」
リヴァイ「帰る」
ハンジ「え、ちょ、ちょぉ!?まだ仕事が、」
リヴァイ「エルヴィンに早退って言っておけ」
ハンジ「り、リヴァイさぁん!!!?カムバックぅ!!」
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- 8 : 2016/02/02(火) 09:08:41 :
【手をつなごう】
ぎゅっ、と力強く握られた手に、私は恥ずかしいやらなんやらで顔を赤くした
別に手をつなぐことに羞恥心を持つわけでなく、相手が彼だからきっとこの熱は感じるのだ
だって三十路の無愛想で分かりづらいツンデレオヤジで性格悪いしチビだしカップの持ち方カッコつけだしそんな、そんな男に手なんか握られてみろ
好きな人間に手を握られてみろ
恥ずかしいに決まってるっ!
「おい、ハンジ」
「は、はい」
「手をつなぐってなあ……てれくせえな」
ああくそ、アンタもか
じゃあ二人で恥ずかしがってようぜ
ずっとね
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- 9 : 2016/02/02(火) 09:14:08 :
【好き、嫌い、好き、嫌い…すき】
ハンジ「好き、嫌い、好き、嫌い……」
モブリット「何してるんですか?」
ハンジ「リヴァイが私のことを好きか占い中」
モブリット「直接聞けばいいのに……」
ハンジ「モブリットは女の子の気持ちを分かってないな!そんなんだからケイジにニファ取られちゃうんだよ!」
モブリット「ちょっ!アンタそんな大きな声で言わないで下さいよ!!」
ハンジ「とりあえず黙ってて、私は真剣なんだから」
モブリット「はあ……」
ハンジ「好き、嫌い、好き………嫌い」
モブリット「……」
ハンジ「嫌いなのかあ……」しゅん
モブリット「違いますよ、ハンジさん」
ハンジ「ほえ?」
モブリット「花びらだけじゃなくて、茎の部分も数えるんです。だから好き、ですよ」
ハンジ「そ、そうなんだ!ありがとう!モブリット!やったー!リヴァイ、私のこと好きなんだ~!ひゃっほお!!」
モブリット(……可愛いなあ)ほんわか
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- 10 : 2016/02/15(月) 12:26:54 :
【バレンタイン】
ハンジ「いやあ、終わったね」
リヴァイ「ああ」
ハンジ「まさかチョコ作りに一日かかるとは」
リヴァイ「おかげでバレンタイン終わったけどな」
ハンジ「まあまあ、ようは気持ちさ」
リヴァイ「ん」どうぞ
ハンジ「ん」どうぞ
リヴァイ「ん」ぱくり
ハンジ「ん」ぱくり
リヴァイ「まあ、お前にしてはよくやったよ」
ハンジ「ムカつくほど美味しいね」
リヴァイ「ハンジ」
ハンジ「ん?」
リヴァイ「ハッピーバレンタイン」
ハンジ「ははは!!ちょー!似合わないね!その台詞!」
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