この作品は執筆を終了しています。
ミカサ「ねぇアニ、私にもそれ教えて…?///」
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- 1 : 2013/09/20(金) 21:56:38 :
- こんばんは。
二作目を書いてみました。
一応アニミカのつもりで書いたんですが、訳がわからない方向に行ってしまい、
駄文おまけに長文、微シリアスという結果に…。泣
ですが、多少の需要を信じ投下しようと思います。
※単行本11巻までのネタバレ注意です。
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- 2 : 2013/09/20(金) 21:57:45 :
- アニ「どうかな…この技は人間用なんだ。あんたに必要あるとは思えないけど…」
アニ「それより、なんで頬赤らめているんだい?」
ミカサ「赤らめてなどいない///アニとただ訓練がしたいだけ///寝技の///お願い…///」
アニ「珍しい事のあるもんだね。あんたがエレン以外の事に興味を持つなんて」
ミカサ「私は対人格闘の時にずっとエレンを見ていた。アニと格闘中のエレンを」
ミカサ「最初は、エレンに近づく女狐を監視する目的だった。最初は…///」ポッ
アニ「…それで?」
ミカサ「いつの間にか、エレンよりアニの方に目が行っていて…アニの小さくても強いところ、実は誰よりも乙女で可憐なところ、何よりアニの美顔が大好きになった…///////」
その場にいた一同「」
アニ「」
アニ「」
アニ「」
-
- 3 : 2013/09/20(金) 21:58:24 :
- コニー「な、なあ!この状況が理解できないのは、俺が馬鹿だからじゃねーよな!?」
マルコ「ミカサはエレン一筋じゃないのか!?いや、この状況を見ると、ミカサはアニに大きな好意を抱いている。ど、どっちだ?」
ジャン「バカか!?ミカサはレズじゃない!晩飯全部かけてやる!」
アニ「あ、あんたにはエレンがいるだろ?わ、私に構ってる暇なんて無いでしょ?」アタフタ
ミカサ「エレンは家族。これは紛れもない事実。エレンは私が守る」キリッ
アニ「そうでしょ?だから、私のことは気にせずに…」
ミカサ「でも、アニは私の恋人//////私の運命の人//////」
アニ「」
ミカサ(勢いで言ってしまった…恥ずかしい///でも、想いは伝えることができた…!)
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- 4 : 2013/09/20(金) 21:59:09 :
- ジャン「」
コニー「ジャン!大丈夫か!?」
サシャ「ジャン、あなたのパァンは私のものです」フフフ
ベルトルト「…」ソワソワ
ベルトルト(アニとミカサのレズかぁ…うーん、ちょっと気になる)
ライナー(とか思っているだろうな…アニ大好きだからな…)
ライナー「おい、ベルトルト。ソワソワしてどうかしたか?」ニヤニヤ
ベルトルト「!?い、いやなんでもないよ。トイレを我慢しているだけさ…」アセアセ
エレン「ライナーはいつの間に復活したんだ?」
アニ「…」ウーン
アニ(この娘、頭大丈夫かい?わ、私が好きだなんて…///)
アニ(い、いや、これはチャンスだ!アイツはエレンを恋愛対象として見ていない!)
アニ(でも、理由はどうあれ私を監視しているのは確かだね…)
-
- 5 : 2013/09/20(金) 22:00:12 :
- ミカサ「アニ!どうしたの?」ウルウル
アニ「ひゃい!?」ビックゥ
ミカサ「驚いたアニ可愛い///さあ、訓練をしよう///」
アニ(はぁ…逃げられそうにないね…少し付き合ってあげようか)
アニ「いいよ。私は最初に襲う役でいいかい?」
ミカサ「うん///いつでもかかってきて///あなたにならいくら襲われてもいいから///」ゴロッ
アニ「ちょっと、最初から寝てちゃ意味無いでしょ?」
ミカサ「私は襲われてからどう脱出するかを訓練したいの///」
アニ(あんたを襲える人間なんていないと思うけど…)
アニ「…いいよ。エレンにやったような寝技でいいでしょ?」ガシッ
ミカサ「っ!あ…///あにぃ……///」ギュウゥ
アニ「!!ミカサ!あんたが私に抱きついても意味ないでしょ!?」
-
- 6 : 2013/09/20(金) 22:00:58 :
- ミカサ「あなたの寝技から脱出することなど到底無理///だから、逆に抱きついた///」
アニ「『だから』の意味がわからないよ…これじゃ訓練になってないよ…離して」
ミカサ「嫌だ///アニとずっと寝ていたい///はあ、アニ大好き…///」スリスリ
アニ「ちょ、頬をすりすりしないでよ…く、くすぐったい…///」
ミカサ「アニのほっぺ柔らかい///いつまでも出来る///この時間が永遠なら良いのに…」スリスリ
アニ「いい加減にしなよ、ミカサ」ボソッ
ミカサ「アニが耳元でミカサって呼んでくれた…///ああ、この世界はなんて美しいのだろう…//////」スリスリスリスリ
アニ(すりすりの回数が増えた…もう私じゃどうにもできないよ…皆は何しているのさ?)チラッ
一部始終を見ていた男子一同「…」チュウゴシ
一部始終を見ていた女子一同「…///」ミテミヌフリ
アニ(男子は中腰、女子は恥ずかしがって私達を見ていない…)
アニ(誰でもいい、助けて…!)
カンカンカンカンカンカンカンカン
アニ(!!!!)
キース「今日の訓練はここまでだ!着替え次第各自夕食を摂れ!!解散!」バッ
104期訓練兵一同「ハッ!」バッ
ミカサ「ちっ、じゃあアニ、またあとでね///」フリフリ
アニ「ああ。そうだね…」ゲッソリ
アニ(でも、ミカサ喜んでたなぁ…たまにはいいかな)フフッ
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- 7 : 2013/09/20(金) 22:01:43 :
- ―――――――――――
食堂 夕食時
エレン「…」
アルミン「…」
ライナー「…」
ベルトルト「…」ソワソワ
ジャン「」
マルコ「…」
コニー「…」
サシャ「…」モグモグ
クリスタ「…」
ユミル「…」
アニ「…ミカサ、私の隣の席空いているけど…そっちに座れば?」
ミカサ「問題ない。アニの膝の上で私は大丈夫///」
アニ「私にはとっては大問題なんだけどね…」
ミカサ「!?アニ!どうしたの!?大問題って!?悩みでもあるの?」グワッ
アニ「ミカサ顔近い。大丈夫、諦めたから気にしないで」ハァ
ミカサ「いいえ、アニはため息をついた。私で良ければ相談に乗る//////」
アニ「心配ありがとう。気持ちだけ受け取っておくよ」
ミカサ「気持ちだけなんて言わないで///私の体を受け取ってほしい//////」
アニ「…」フフッ
-
- 8 : 2013/09/20(金) 22:02:32 :
- アルミン「ねえ、あの二人は何をしているの?」
エレン「ああ、そうか。アルミンは対人格闘の時一緒にいなかったからな」
エレン「どうも、ミカサはアニの事が大好きらしい」
アルミン「え?何それ?」
エレン「そのままの意味だよ。ミカサはアニに恋愛感情を抱いてるんだ」
アルミン「…皆、本当なの?」
ライナー「ああ。俺達も見ていたからな」
ベルトルト「うん。訓練中にアニを引きとめて」
マルコ「寝技の練習と称して、抱きついて頬をすりすりしていたよ」
アルミン「そんなことがあったんだ…」
サシャ「アニの気を引くためにライナーを投げていましたね」
クリスタ「そうだったね!ライナー、あの時は大丈夫だった?」
ライナー「あ、ああ!俺は頑丈だからな」ハハハ
クリスタ「そう、よかった!心配してたんだよ!」パアァ
ユミル「さすが私のクリスタ!ミカサがやってたこと真似してみよ」スリスリ
クリスタ「やめてよユミル!くすぐったいでしょ!」プンスカ
ライナー(結婚しよ)
-
- 9 : 2013/09/20(金) 22:03:15 :
- コニー「で、何でジャンは気絶してるんだ?」
ジャン「」
マルコ「ミカサの照れている表情を見たからじゃないかな」
アルミン「ははは。ジャンらしいね」
ライナー「でも、エレンの面倒見ている時よりも笑っていないか?」
ベルトルト「確かに、アニもまんざらじゃなさそうだし、幸せそうに見えるよ」
エレン「ちょっと悔しいが、ミカサのあんな表情見るの久々だな」
アルミン「エレン?もしかして、アニにやきもちかい?」ニヤニヤ
ライナー「お前にもそんな感情があったんだな?」ニヤニヤ
エレン「ち、ちげーよ!ただ、ミカサが笑っている姿を見て安心したんだ。あいつ、皆といても感情を表に出すこと無かったからな…」
アルミン「エレン…」
アルミン「よし。皆!ミカサの為に変に茶化したりしないで、見守ってあげよう!」
マルコ「良い提案だね」
ライナー「賛成だ」
ベルトルト「……うん。僕も」
サシャ「私も協力します!お二人には世話になっていますし」
コニー「よくわからねえけど、いいぜ!」
クリスタ「ミカサが喜ぶことなら、なんでもするよ!ね、ユミル!」
ユミル「ん?しょうがねーな、クリスタが言うなら仕方ねえ」
アルミン「決まりだ!ミカサとアニの幸せは僕たちの幸せだ!」
一同「おお!」ワアァ
-
- 10 : 2013/09/20(金) 22:03:51 :
- ―――――――――――
夕食後 ご都合設定の共同寝室
ミカサ「アニ~////////////////////////////////」
アニ「ねえ、あんまり近づかないでよ」
ミカサ「気にしないで///私はいつでもあなたの傍にいるから///」
アニ「もういいや…ところで、部屋の皆は?」
ミカサ「サシャは食糧庫、クリスタとユミルは食堂の掃除」ギュッ
アニ「なんという、ご都合設定…」
ミカサ「ええ///私にとって都合が良すぎる///アニを一人占めできるなんて////////」ワシャワシャ
アニ「髪をわしゃわしゃしないでくれる?」
ミカサ「それはできない。アニの全てを今のうちに体に覚えさせないと////////」ワシャワシャ
-
- 11 : 2013/09/20(金) 22:05:01 :
- アニ「……。そういえば、なんで私が好きなんだい?」
ミカサ「何度も言わせないでほしい///////////アニの…」
アニ「さっき言っていた以外にも理由あるんでしょ?」
ミカサ「」ピクッ
アニ「やっぱり。恋敵を好きになる訳無いってことくらいわかるよ」
ミカサ「…」
アニ「本当の理由、教えてくれない?」
ミカサ「…」
ミカサ「あなたの言うとおり。最初はあなたのことが大嫌いだった」
アニ「…ずいぶんはっきり言うね」
ミカサ「対人格闘ではいつもきまってエレンと組んで、エレンの体に触れる。エレンとしゃべれる貴重な時間でも、エレンはアニの話ばかりしていた。だから、あなたを削ぐ事だけを常に考えていた」
アニ「…」
ミカサ「でも、エレンはその時いきいきしていた。私やアルミンといる時に見せる笑顔とは違う、新鮮な笑顔」
アニ「…」
ミカサ「エレンは唯一の家族。私はエレンのどんな事でも知っていると自負している。でも、アニは私が知らないエレンの“顔”を教えてくれた」
アニ「…」
ミカサ「ので、エレンの新たな顔を知るヒントを探すために、アニを観察していたら…」
アニ「…私が好きになったと?」
ミカサ「//////」コク
アニ「あんた、不器用すぎるね…」
ミカサ「…」シュン
アニ「…ミカサ、顔あげて目瞑って」
ミカサ「?」
アニ「いいから」
ミカサ「…うん」メツブリ
アニ「…」チュッ
ミカサ「アニ!?今、キ、キスを…///」アタフタ
アニ「ああ。そうだよ。私のファーストキスだ。あんたもだろ?」
ミカサ「ええ、嬉しい///で、でも、そこまでする気は無かった…///」アセアセ
-
- 12 : 2013/09/20(金) 22:05:37 :
- 見てる人いるかなぁ…
-
- 13 : 2013/09/20(金) 22:08:48 :
- ま、いっか。
アニ「私、何やってるんだろうね…」
ミカサ「…?」
アニ「私はエレンが大好き」
ミカサ「!?」
アニ「詳しくは言えないけど、戦士としての役目の重圧に押しつぶされそうになってたんだよ」
ミカサ「…」
アニ「そんなときにエレンと出会って、あの物怖じしない瞳
に惹かれた」
ミカサ「…」
アニ「それからエレンと度々話したりしたけど、ミカサやアルミンといる時の方がよっぽど楽しそうだって感じてた…でも、諦めきれなくて…」
ミカサ「…」
アニ「…本当ならファーストキスはエレンとしたかった」
ミカサ「じゃあ、何故私としたの?私は嬉しかったけど…///」
アニ「ミカサの方がエレンよりよっぽど大切な存在になったからだよ」
ミカサ「…///」
アニ「今日の対人格闘の訓練からあんたとくっついてたけど、悪い気はしなかった」
ミカサ「…」
アニ「むしろ、心地よかったんだ。半日に満たない時間の出来事なのに、一番濃い時間だったんだよ」
ミカサ「…/////////////////////////」
アニ「…照れ過ぎ。私は故郷にいるころから男友達しかいなくて同年代の女の子と喋る機会なんて無かったんだ」
ミカサ「…」
アニ「訓練兵団に入って、女友達が出来たけどここまでべったりされたのあんたが初めてだったからね」
ミカサ「…///」
アニ「で、わかったんだ。女の子の柔らかさとか、優しさとか、温かさとか」
ミカサ「…」
アニ「で、思った。この子なら信じてもいいって。私の弱さをさらけ出してもいいって」
ミカサ「…」
アニ「で、今気付いた。エレンの恋人の席は私には似合わないって」
ミカサ「…」
アニ「ミカサ。あなたの恋敵がこんな腑抜けでごめんなさい。はっきり言って、エレンの恋人なんかよりミカサの親友になりたいって思って、キスしたんだよ」
-
- 14 : 2013/09/20(金) 22:09:56 :
- ミカサ「…アニ」
アニ「ねえ、ミカサ。抱きついて良い?」
ミカサ「私の胸なんかで良いの?アニを混乱させてしまった私の胸で…」
アニ「あんたの胸の中が良い。さっき自分から抱きついてきたじゃない。拒否権は無いよ」
ミカサ「…わかった、アニ。思い切り飛び込めばいい。親友なんだから…」
アニ「…ミ…ミカサ…」ダキッ
アニ「私…怖い…戦士に選ばれたけど…全うできるか…皆の為になれるか…」ポロポロ
アニ「いっつも…一人で悩んで…苦しんで…でも耐えて…」ポロポロ
ミカサ「…」ギュッ
アニ「壊れそうだった…おかしくなりそうだった…」ポロポロ
ミカサ「…」ギュゥゥ ナデナデ
アニ「ミカサ…泣いても良いよね?…私…今まで…耐えたもん」ポロポロ
アニ「好きな時に笑っても…良い…よね?」ポロポロ
ミカサ「…泣きたいときに泣けば良い。苦しい時には頼れば良い。笑いたいときは笑えば良い」
ミカサ「そんなこと気にする必要なんて無い。だって、」
「女の子だもん」
-
- 15 : 2013/09/20(金) 22:11:00 :
- ――――――――――――――――――――
―――――――――――
―――――
そんなことも、あったなぁ…。
私の秘密を聞こうともせずに、ただ慰めてくれた。
ねぇ、ミカサ、私の声聞こえる?
私、まだ苦しんでいるの。
ミカサが優しくしてくれたのに、裏切って、
あなたの大切な人を奪って逃げている。
ねぇ、ミカサ、私の心の声聞こえる?
私、ミカサが大好き。誰よりも。どんなものより大好き。
でも、私は戦士。あなたの敵。
結局は自分の故郷を、仲間を、ライナーを、ベルトルトを、選んだ。
後悔はしていないよ。
ただ、ミカサの敵として生を受けたことを憎んでいる。
-
- 16 : 2013/09/20(金) 22:11:49 :
- ミカサ『返せ!』
ミカサ、そんな声を出さないで。
私だって本当はこんなことしたくない。
でも、故郷を捨てることは出来ない…。
痛い、痛いよ、ミカサ。
あなたの優しさで心が痛む。
あなたの敵を切る無慈悲な刃で体が痛む。
ねぇ、お父さん。
何で巨人の治癒能力は体だけなの?
心の傷はどう治すの?
-
- 17 : 2013/09/20(金) 22:12:18 :
- ミカサ『絶対に…エレンは…生きてる。どこにいたってその女殺して…体中かっさばいて、その汚い所から出してあげるから』
ミカサ、そんなこと言わないで。
私だよ、ミカサ。あなたの親友の私だよ。
だから、殺すなんて言わないで。
あなたの胸を貸して。
あなたの温もりを感じさせて。
汚いなんて言わないで。
ミカサ、そんな目で睨まないで…。
-
- 18 : 2013/09/20(金) 22:12:57 :
- リヴァイ『俺がヤツを削る。お前はヤツの注意を引け』
ミカサが私の前に来てくれた。嬉しい。
さっさと邪魔な人類最強に眠ってもらおう。
…あれ、腕が痛い。目が見えない。
ミカサ、ミカサ、どこにいるの?
…体中が痛い。私やられたのかな…?
後ろに気配を感じる。
リヴァイ『よせ!』
手の甲に何かぶつかった。
ミカサじゃないと良いけど。
あとちょっとで目が治る。
リヴァイ『…』ヒュン ズバッ
顎の筋肉が削がれた。
痛い。ミカサ、助けて。
-
- 19 : 2013/09/20(金) 22:13:37 :
- リヴァイ『オイ!ずらかるぞ!!』
やっと目が治った。
でも、エレンも奪還された。
ミカサもいなくなってしまった。
戦士にもなれなくて、兵士にもなれなかった。
ミカサ、私を置いていかないで。
あなたの傍にいさせて。
ミカサ、言ってくれたでしょ?
ずっとあなたの傍にいるって。
嘘だったの?信じていたのに。
-
- 20 : 2013/09/20(金) 22:13:58 :
- リヴァイ『!?』
女型の巨人『』ポロポロ
初めての親友。心を許した親友。
ミカサ、私の心友。
こんなにも大好きなのに、
こんなにも想っているのに、
あなたがどんどん離れていく。
ただ、そばにいたいだけなのに…。
-
- 21 : 2013/09/20(金) 22:14:42 :
- ――――――――――――――――――――
―――――――――――
―――――
アニ、あなたが人類の敵なんて信じられない。
あなたのおかげで素直になれた。
あなたのおかげで本当の親友が出来た。
エレンでもアルミンでも無い。
アニの前では素直な自分を見せることができた。
かけがえの無い親友だったのに…。
どうして?
私を裏切ったの?
私を利用するために近づいたの?
私はただあなたが大好きなだけなのに…。
-
- 22 : 2013/09/20(金) 22:15:21 :
- アニ『いいや。私は行かない。そっちは怖い…』
来てよ、アニ。
また私の胸に飛び込んできて。
あの時、アニは私にお礼してたけど、
しなきゃいけないのは私の方。
私はあなたに胸を貸しただけ。
でも、あなたはアニの心のスペースを私にくれた。
こんな不器用な私の為に、
私の居場所を作ってくれた。
怖くないよ、アニ。
閉じこもらないで。
-
- 23 : 2013/09/20(金) 22:16:00 :
- アニ『私は…戦士に成り損ねた』
アニ、これは運命なの?
心を許した親友が敵なんて…。
目を背けたくなる。
残酷な世界。
美しいことも消し去ってしまうほど残酷。
何故、こんなに辛い人生を歩まなくてはいけないの?
…いいえ、アニ。これじゃあなたに失礼かもしれない。
あなたが“戦士”という信念を曲げないのなら、
私の“兵士”の信念を曲げない。
アニ、ありがとう。
私を光に導いてくれた。
アニ、全力で相手になろう。
『不毛…』
-
- 24 : 2013/09/20(金) 22:17:07 :
- ――――――――――――――――――――
―――――――――――
―――――
ミカサ『アニ、落ちて』
ミカサ、ありがとう。
最初は立場の違いを憎んでいたけど、
あなたが全力で向かってきてくれて嬉しかった。
もしかしたら、私はあなたに殺されることを望んでいたのかな?
大切で、大好きな親友に。
戦士にも、兵士にもなれなかった。
だからと言って、戦士じゃ無くなった訳ではない。
このまま、人類に捕まるわけにはいかない。
ごめんね、ミカサ。
殻に閉じこもる必要ないって言ってくれたけど、
また一人ぼっちにならなきゃいけないみたい。
ミカサの笑顔、ミカサの温もり、ミカサの優しさ、ミカサとのキス…
これだけは、一生忘れないよ。
ミカサ、私は今からこもる殻からいつ出てこられるかわからない。
でも、ミカサに救ってほしい。
殻から出してほしい。
そして、前みたいに何も言わずに抱きしめて…。
-
- 25 : 2013/09/20(金) 22:18:14 :
- 以上です。
一気に終わらせました。
駄文でしたが、多くの方に読んでいただけたらと思います。
ありがとうございました。
-
- 26 : 2013/09/20(金) 22:22:16 :
- 面白い!
最後ストーリーとよく噛み合ってる!
-
- 27 : 2013/09/20(金) 22:53:47 :
- >>26さん
ありがとうございます!
そう言っていただけて嬉しいです。
-
- 28 : 2013/09/20(金) 23:16:12 :
- 面白いですね!
こういうの、またお願いします!
-
- 29 : 2013/09/21(土) 04:27:45 :
- 乙
-
- 30 : 2013/09/21(土) 12:32:02 :
- アニの表現がいいよ
-
- 31 : 2013/09/21(土) 14:55:41 :
- すっごく良かった!!
-
- 32 : 2013/09/21(土) 20:38:33 :
- ミカアニ最高です!
乙でした
-
- 33 : 2013/10/04(金) 22:50:39 :
- いい話だァー( ̄∀ ̄)
-
- 34 : 2013/10/04(金) 23:10:57 :
- イイね!
-
- 35 : 2013/10/14(月) 01:07:07 :
- 久々に見たら結構コメント来てた…
ありがとうございます。感激です!
ミカアニが好きだから自分で作ってみた。
もっと百合ssが増えても良いと思うのは俺だけか…?
-
- 36 : 2013/12/20(金) 05:44:30 :
- 見てよかった!!
-
- 37 : 2014/01/31(金) 23:21:38 :
- アニ可哀想すぎる…。
-
- 38 : 2014/03/27(木) 19:57:19 :
- 何ていい話・・・
-
- 39 : 2014/04/03(木) 01:04:19 :
- いい話やー(つД`)ノ
-
- 40 : 2015/02/19(木) 22:22:31 :
- 百合じゃなくてもやっぱミカアニっていいよね・・・
-
- 41 : 2015/02/19(木) 22:55:54 :
- エロだと思って食いついた自分を恥じたw
良作でした!
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