湯婆婆「終一?贅沢な名だね」
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- 1 : 2023/09/05(火) 21:51:16 :
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湯婆婆「今からお前の名前は一だ…分かったら返事をしな一 !」
最原「は、はい…!」
湯婆婆「解 !」
解「…ったく……なんの用だ…?」
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- 2 : 2023/09/05(火) 21:54:36 :
湯婆婆「今日から入った新人だ…案内してやりな…」
解「……名は?」
最原「えっ?あっ一…です……」
解「……ついてきな…」
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- 3 : 2023/09/05(火) 22:09:00 :
塩役A「いくら湯婆婆様の命令でも…」
塩役B「人間は困るヨ」
解「すでに決定事項だ」
最原「よ、よろしくお願い…します……」
姉役A「人間臭くてかなわないわ…」コソコソ
塩役C「落ち着いて姉さん…」コソコソ
解「文句垂れてる暇あるんならさっさと仕事に戻れ…!楓 !コイツの面倒を見てやれ」
楓「えっ!私!?」
解「俺は忙しいんだ…後は任せたぞ」
楓「もう!こういうのはこれっきりにしてよね…」
塩役A「早く行きなヨ…」
最原「え…えっっと……その……」
楓「ついて来て」
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- 4 : 2023/09/05(火) 22:36:55 :
楓「良かった!上手くやったじゃん!」
最原「えっ?」
楓「一君、頼りなさそうだったから心配してたんだよ」
最原(た、頼りなさそう…!)ガーン!!
楓「けど、何とかなったみたいだし…わかんない事があったらいつでも聞いてね」
最原「……」
楓「ん?一君?」
最原(やっぱり…頼りないように見えるのかな……?)ショボーン
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- 5 : 2023/09/05(火) 22:38:11 :
楓「ここが私たちの部屋だよ」
最原(ちょっと汚いな…)
楓「はいこれ…前掛けと袴…」
最原「う、うん…」
楓「自分の服は自分で洗うんだよ」
最原(カビ臭い…)
楓「一クンに合うサイズは……うーん…これはちょっと大きいかな?」
最原「あの…楓さん」
楓「何?」
最原「ここって解って人は二人いるんですか?」
楓「二人!?それはないよ!」
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- 6 : 2023/09/06(水) 21:36:21 :
- 楓「まぁ…確かにいい人なんだけど…あれでも湯婆婆に手先から…」
最原「手先…?」
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- 8 : 2023/09/06(水) 21:47:57 :
-翌朝-
最原「…………」
最原「…………」チラッ(右見る
塩役D「Zzz」スヤスヤ
最原「…………」チラッ(左見る
塩役E「Zzz」スヤスヤ
最原「…………」
最原(なんか…怖くて全然眠れなかった…)グッタリ
ゴソゴソ
最原(ん?誰かが近づてくる…?)
解「おい…起きてるか?」ボソッ
最原(この声…?解君…?)
解「橋の所へ来てくれ…合わせたい奴がいる……」ボソボソ
最原(橋…?合わせたい人って…?)
解「俺は先に行ってから…後で来いよ……」ボソッ
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- 9 : 2023/09/06(水) 22:08:33 :
-養豚所-
解「ここだ…」
最原「ここって…?」
最原「!?」
豚A「Zzz」スヤスヤ
豚B「Zzz」スヤスヤ
最原「は、春川さん!夢野さん!」
最原「僕だよ!!…ッ……一だよ!!?」
解「…………」
最原「春川さん!!夢野さん!!」
豚A「Zzz」スヤスヤ
豚B「Zzz」スヤスヤ
最原「な、なんで…返事がない…ま…まさか…!!」
解「いや…今はただ寝てるだけだ…」
解「…けど……人間だった頃の記憶は…………」
最原「…ッ……!」
最原「…春川さん!!…夢野さん!!僕が絶対に元の姿に戻すから…!だから…だから…!あまり食べ過ぎて太っちゃだめだよぉ!!食べられちゃうから!!」バッ!(走り去る
解「お…おい…!?」バッ!(追いかける
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- 10 : 2023/09/29(金) 08:46:11 :
解「ほら…」
最原「あ……僕の服…」
解「お前のだろ」
最原「てっきり捨てられたかと思ってた」
解「ここ出る時にいるだろ…後、これも…」
最原「タブレット?あっ…これって確か……」
『最原終一 サイハラシュウイチ』
『身長171cm 体重58kg 胸囲80cm 血液型AB』
『特記事項 超高校級の探偵』
最原「最原…終一……?このプロフィール…?僕の名前だ…!」
解「あのババアは相手の名前を奪って支配するんだ」
最原「支配」
解「ああ…だから自分の本当の名前はしっかり隠しておくんだ……そうしねぇと帰れなくなる」
最原「帰れなく?解くんは…?」
解「分からなねぇ…どうしても思い出せねぇんだ…けど、なんでだろうな!お前の名前は覚えてた」
最原「…………」
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- 11 : 2024/01/20(土) 20:13:39 :
- 気になるなぁ
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