ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

リヴァイ班「兵長が褒める。」

    • Good
    • 2

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2014/02/06(木) 22:05:36
    どうも。原作出身SS訓練兵のBaby Pinkです。
    第4作目です。
    今回はゆるゆるほのぼのです。
    読んでいただいたらありがたいです!
  2. 2 : : 2014/02/06(木) 22:08:34




    ペトラ「ふぁ〜っ。みんなおはよう。」

    オルオ「ペトラも今起きたのか。」

    エレン「おはようございます。」


    エルド「…」

    グンタ「…」



    ペトラ「…?」



    ペトラ「どうしたの?」




    エルド「兵長が…」



    グンタ「…褒めるんだ。」
  3. 3 : : 2014/02/06(木) 22:13:40



    ペトラ「は?」



    ガチャッ



    ペトラ「あっ兵長!
    おはようございます。」


    リヴァイ「あぁペトラ。
    今日も一段と美人だな。」


    オルオ「?!」


    ペトラ「やだっ兵長!
    って…え?え?え?」


    リヴァイ「何を驚いている。
    お前は自分を鏡で見た事がないのか。
    自覚を持て。」



    リヴァイ「あぁ若き子鹿よ。
    紅茶を淹れてくれないか。」


    エレン「子鹿ってもしかして…」


    エルド「お前しかいねぇだろ。」


    グンタ「」ブルブル


    ペトラ「(何これコワイ)」


    オルオ「(兵長やっぱりペトラの事…!)」
  4. 4 : : 2014/02/06(木) 22:20:42



    エレン「へっ兵長。
    紅茶をお持ちしました…」ガクブル




    ペトラ「エルド…兵長どうしたのよ。」ヒソ

    エルド「俺たちが起きてきたらあぁなられてたんだ…」





    ーーーーー



    エルド「おっ今日は一番乗りかぁ!」

    グンタ「エルドおはよう!
    今日は雨だな。訓練やんのかな?」

    エルド「どうだろう?
    兵長まだ寝てるだろ?」


    リヴァイ「おいお前ら。」

    エルド「兵長!おはようございます!」

    グンタ「今日は雨ですね。」

    兵長「雨、か…。
    訓練は無理だな。
    ということは…」

    エルグン「(まさか掃除…?)」ゾクッ

    リヴァイ「今日は自分磨きでもしたらどうだ。」

    エルグン「?!」
  5. 5 : : 2014/02/06(木) 22:36:21

    リヴァイ「エルド。お前はもう少しオーラを落ちつかせろ。恋人がいらぬ心配をするぞ。」

    リヴァイ「グンタ。お前はもう少し特技や趣味を増やせ。
    そうだらお前は手先が器用だから俺が裁縫でも教えてやろう。」


    エルド「えっあっはい。」

    グンタ「…」


    リヴァイ「雨でジトジトしやがるな。
    フッ…花に歌でも歌ってやるか。」


    エルド「(兵長が花に歌?!)」


    リヴァイ「…トイレ。」



    ガチャッ




    グンタ「おい…エルド…」

    エルド「待てグンタ。
    冷静に行動しよう。
    まずはペトラが来るのを待つんだ。」

    グンタ「お、おう…」



    ーーーーー




    エルド「…ってな訳だ。」

    ペトラ「なるほど。
    ちょうど兵長がトイレに行ってる間に私達が来たのね。」

    エレン「じゃあ原因誰も知らないんですね。」



    オルオ「(兵長はやっぱりペトラが…)」

  6. 6 : : 2014/02/06(木) 22:46:07

    ペトラ「兵長があんなストレートに褒めるって何かあったのかな。」

    エルド「褒めるどころじゃねーよ。
    言う事がクサイんだよ。」

    グンタ「嘘だろ。。」



    リヴァイ「おいオルオ。」


    オルオ「兵長ペトラ…。
    はっ!兵長お呼びですか?」

    リヴァイ「貴様、俺の真似をしているらしいな。」

    オルオ「いや、その…」

    リヴァイ「お前はお前のままでいいじゃねぇか。」

    オルオ「兵長…!」グスッ


    ペトラ「いや何で泣くの?」


    ペトラ「兵長!いつもの兵長はどこに行ったのですか!!」

    リヴァイ「子猫よ。何をそんなに怒っているんだ。俺は俺だ。」

    ペトラ「?!」

    エレン「(もう嫌)」


    ペトラ「きょ、今日は雨ですね、兵長!」

    グンタ「(それ俺も言ったぞ)」

    リヴァイ「あぁ。お前の美しさに太陽が機嫌を損ねたようだ。」

    ペトラ「…」
  7. 7 : : 2014/02/07(金) 07:15:06


    リヴァイ「今日もお前と過ごせるなんて俺はなんて罪深いんだ。」

    ペトラ「…」

    エレン「昨日までは普通でしたよね?」

    グンタ「あぁ。間違いなく。」

    オルオ「俺はどんな兵長でも着いて行くと誓ったぞ!」

    エルド「お前は黙ってろ。
    ペトラ。ハンジ分隊長が来るのはいつだ?」

    ペトラ「夜のはずよ。分隊長ならわかるかしら。」

    エルド「多分な。それまで耐えるんだ。」



    ーーーーー

    夕食時



    リヴァイ「夕飯か。お祈りでもするか。」

    ペトラ「(もしかしてこれ…)」

    エルド「(最後の‥)」

    グンタ「(晩餐…てやつか?)」

    エレン「(いい人生だった…)」

    オルオ「(…)」←やっと異変に気付いた


    リヴァイ「どうしたお前達。」

    ペトラ「い、いえっ!」

    エルド「なんでもっ!」

    グンタ「ありませんっ!!」


    エレン「花…枯れてますね。」

    エルド「(おい…やめろ!)」

    エレン「?」

    リヴァイ「あぁ。きっとペトラの美しさあまりに花も恥じらったんだろう。」

    エルド「(ほらぁ!)」

    エレン「(すいません…)」

    オルオ「(もう喋るなよ!)」
  8. 8 : : 2014/02/07(金) 07:28:56

    リヴァイ「俺は人類最強と謳われ今日も元気に生きている。」

    ペトラ「(何か勝手に語り出した)」

    リヴァイ「そして優秀な部下を引き連れ、おまけに月も嫉妬してしまう美しさを持つ女(ペトラ)まで側にいる。」

    エルド「(笑いそう)」

    リヴァイ「ハッ…世界中の人に恨まれ、
    なぶり殺されても文句は言えんな。」

    グンタ「(兵長にそんなことする人いませんから安心して下さい)」

    リヴァイ「あぁ…。この恵まれた環境に感謝と懺悔をしなくてはな。」

    エレン「(感謝と懺悔…だと?!)」

    オルオ「(これアカンやつや)」
  9. 9 : : 2014/02/07(金) 07:30:00
    期待!
  10. 10 : : 2014/02/07(金) 07:35:17

    ペトラ「(お願いだから早く来て分隊長)」

    エルド「(もう限界だ)」

    グンタ「(なんかいろいろ辛い)」

    エレン「(もう死ぬのかな…)」

    オルオ「(もしかしてこれが本当の兵長なんじゃ…?)」←バカ





    ガチャッ


    ハンジ「じゃーん!!!
    ハンジさんだよ〜!!」


    ペトラ「(やっと来たぁぁぁっ!!)」

    エルド「はっ!お疲れ様です!」

    グンタ「待ってたんですよ!!」

    エレン「助けて下さい!!」


    ハンジ「?
    どうしたの?」

    ペトラ「へ、兵長が…兵長が…!!」

    エルグン「クサい事言うんです!!」

  11. 11 : : 2014/02/07(金) 07:35:43
    >>9
    ありがとうございます(*´꒳`*)
  12. 12 : : 2014/02/07(金) 07:37:00
    クサいこと!?w
  13. 13 : : 2014/02/07(金) 07:46:46
    >>12
    読んでいただいてありがとうございます!
    原因はもうすぐわかります(*´꒳`*)
  14. 14 : : 2014/02/07(金) 07:54:19

    ハンジ「リヴァイが?」

    リヴァイ「やぁハンジ。
    お前は眼鏡を外して髪を降ろせ。
    美人がもったいねぇだろ。」

    ハンジ「?!」

    エルド「何とかして下さいよ。」

    グンタ「朝からずっとこの調子なんです。」


    ハンジ「…」


    ハンジ「ねぇ…リヴァイ」

    リヴァイ「なんだ。」

    ハンジ「もしかして…」




    リヴァイ「…」





    ハンジ「風邪引いてるの?」
  15. 15 : : 2014/02/07(金) 07:56:46


    リヴァイ「…そのようだ。」


    ペトラ「!?」


    ハンジ「あ〜やっぱりね。
    あっ。凄い熱。」

    エルド「おい兵長に風邪引かせたの誰だ!」

    ペトラ「あたしじゃないわよ!」

    グンタ「俺はエルドと風呂入ったから知らねぇよ!」

    オルオ「俺は昨日1番に寝たぞ!」



    ハンジ「って事は…。」


    エレン「!?」
  16. 16 : : 2014/02/07(金) 08:06:08

    エルド「エレン!!正直に言うんだ!
    兵長に何かしたか?」

    エレン「何かって言われても…
    あっ!」

    ペトラ「何?!」

    グンタ「早く言えよ!!」


    エレン「っ、昨日の夜…」


    オルオ「昨日の夜なんだよ!!」


    エレン「お風呂上がりにタオルの用意ように言われてたんですけど…
    忘れてました。」テヘッ


    エルド「テヘッ。じゃねぇよぉぉぉ!!」

    グンタ「やっぱ原因お前じゃねぇかよぉ!」

    オルオ「おいクソガキ…!
    お前のせいで兵長が風邪を召されたんだぞ!!土下座しろ!」

    ペトラ「兵長が風邪ですって?
    そういえば、見た事無かったわ!!」


    ハンジ「前にも一回あったよ〜!
    あの時は大変だったなぁ。」

    ハンジ「エルヴィンに、"いつまで自分を偽る気だ?本当のお前はそこにあるのか"(ヅラ)とか言っちゃってさぁ」

    ペトラ「?!」

    エルド「嘘だろ…」


    リヴァイ「身体がだるい…やはり俺はもう天に召されるのか…」

    グンタ「(ヤバくなってきた)」

    リヴァイ「きっと、世界中の恨みが、届いたんだろうな…」

    ハンジ「誰か!氷枕と毛布持ってきて!」

    エレン「はっ…はいっ!」
  17. 17 : : 2014/02/07(金) 08:19:06

    リヴァイ「いい人生だった…」


    エレン「も、持ってきました!!」

    ペトラ「エルド!グンタ!
    兵長を寝室に!」

    エルド「あぁ、任せろ!!」

    グンタ「運ぶぞ、せーのっ!」

    オルオ「おい新兵!お前は説教だ!!」

    エレン「えぇぇぇっ!」

    ハンジ「ははは〜!
    原因わかってよかったね!」

    ハンジ「まぁリヴァイ風邪みたいだし、
    今日は帰るね。」

    ペトラ「分隊長ありがとうございます!
    ご迷惑おかけしました!!」

    ハンジ「ん〜?いいよぉ。じゃあねぇ。」






    ーーーーー

    次の日



    リヴァイ「…」スッキリ

    ペトラ「兵長…ご気分は?」

    リヴァイ「あ?」

    ペトラ「何でもありません。」

    エルド「今日は…訓練でもしますか?」


    リヴァイ「いいや、今日は城の掃除だ。」


    グンタ「(やっぱりか…)」




    リヴァイ「エレン1人でやらせろ。」

    エレン「?!」


    リヴァイ「俺の風邪の原因はお前だ。」


    リヴァイ「さっさと行け。」



    エレン「はっ、はいっ!!」
    ダダダダッ



    エルド「…治ったみたいだな。」

    グンタ「あぁ…よかったよな。」

    オルオ「あれも兵長の一部なんだよな…」

    ペトラ「そうね…」


    ペトラ「兵長が風邪引かないように
    気を付けないとね…」



    エルド「あぁ。
    風邪を引かれた兵長が…」





    グンタ「こんなに、クサイなんて。」



    ーfinー
  18. 18 : : 2014/02/07(金) 18:39:33
    乙wwwwwwwwwwwwwwwww
  19. 19 : : 2014/02/07(金) 22:08:36
    >>18
    ありがとうございます(*´꒳`*)
  20. 20 : : 2014/05/08(木) 21:35:16
    ハンジが誉められて嬉しい!
  21. 21 : : 2014/09/08(月) 22:02:43
    戻ってないほうがよかったと思うな
  22. 22 : : 2019/03/22(金) 12:04:23
    エレンドンマイ

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
baby-pink

chafer.

@baby-pink

「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場