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モミホッグ「愛してます、おじさま」※グロ注意

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  1. 1 : : 2014/02/06(木) 18:30:09
    スウィフト「……」プイッ

    モミホッグ「どうして目をそらすんです、おじさま」マワリコミ

    スウィフト「……」プイッ



    アークライト「まーたやってますよモミホッグさん」

    シケイロス「……あきらめてないのね」

    ガザロフ「恋の道はこの程度で挫折してられないからね」

    シケイロス(この人なんか吹き込んだの?」
  2. 2 : : 2014/02/06(木) 18:30:53

    DbSシリーズSS

    モミホッグちゃんの恋路


  3. 3 : : 2014/02/06(木) 18:36:45
    ウォルトン「なぁー。あの子旦那にぞっこんなんだろ?いいじゃねーか付き合ってやれば」

    スウィフト「……何度も言うが、俺は妻以外と付き合う気はない」

    ウォルトン「そうはいってもよ……」

    スウィフト「そうもどうも知ったことではない。何度言われようが断るだけだ」スタスタ…



    モリス「ホント、すごいですよね。二十年以上無くなった奥さん一筋なんて」

    アークライト「まったく。奥さんも幸せですよね」

    ウォルトン「そうかね……」
  4. 4 : : 2014/02/06(木) 18:38:54
    ウォルトン「残った方には自分の分まで人生楽しんでほしいって思うんじゃねぇか?」

    モリス「……けど、他の女性を好きになられるのも辛いような……」

    アークライト「当人たちにしかわからないことですからね。実際はどちらがいいのか……」



  5. 5 : : 2014/02/06(木) 18:41:32







    エドガー「え?モミホッグさんをどうにかしてほしい?」

    スウィフト「ああ……」

    エドガー「どうにか、って……貴方がこんな漠然としたことを言ってくるのも珍しいですね」

    スウィフト「……まともに考えを巡らせる余裕がないんだ」

    エドガー「余裕がない……そんなに追いつめられているんですか」

    スウィフト「正直、これ以上やられるとどうにかなりそうでな」
  6. 6 : : 2014/02/06(木) 18:48:06
    エドガー「具体的にはどのような?」

    スウィフト「……気が付いたら真後ろにぴったり張り付いている。というか、恐らく四六時中……」

    エドガー「へっ?」

    スウィフト「物理的に不可能な入浴やらなにやら、戦闘中以外基本的にずっと……その。ついてまわられる」

    エドガー「え……」

    スウィフト「触れられることはないんだが……とにかく、俺の近くにいるんだ……」

    エドガー「……怖いですね」

    スウィフト「当事者の俺はお前以上に怖い」
  7. 7 : : 2014/02/06(木) 19:40:53
    エドガー「念の為お聞きしますけれど……モミホッグさんに直接話は」

    スウィフト「していないと思うか……?」

    エドガー「ですよね……」

    スウィフト「俺がいくら話したところで聞かないんだ。だから……少し気はひけるが。命令という形で抑えてもらいたい……」

    エドガー(うーん……確かに、気はひけますね……)

  8. 8 : : 2014/02/06(木) 19:43:23
    エドガー(でも、このままじゃスウィフトさんにとってもつらいだろうし……私が動くべきでしょうね)

    エドガー「――わかりました。私からも少し話をしてみましょう」

    エドガー「無理やり抑えるのはちょっと……ですが。少しでも軽減できるよう努力してみますね」

    スウィフト「すまん……助かる」

    エドガー「いえいえ。お気になさらず」ニコッ
  9. 9 : : 2014/02/06(木) 19:47:35







    モミホッグ「……提督」

    モミホッグ「貴方、いい人だと思ってたのに」

    モミホッグ「私のこと……邪魔するのね」

    モミホッグ「それなら……容赦なんかしないわ……」



  10. 10 : : 2014/02/06(木) 19:56:20
    モミホッグ「」トトト…

    エドガー「あっ……モミホッグさん!丁度良かった」

    エドガー「今、お時間よろしいですか?実は大事な話があって――」


    ――グサッ


    エドガー「……え」

    モミホッグ「何を話したいのか、知ってます」

    モミホッグ「でも、お話しすることはありません」


    ――ズッ


    エドガー「あ……」グラッ

    モミホッグ「さよならです、提督」
  11. 11 : : 2014/02/06(木) 20:00:01
    モミホッグ「まだ若いのに、残念ですね」

    モミホッグ「でも、私の邪魔するからいけなんです」

    モミホッグ「次は人の恋路の邪魔をしないような人生を歩んでくださいね」

    モミホッグ「……あ。貴方の真面目な性格は好きでしたよ」

    モミホッグ「でも、真面目過ぎると損ですね」

    モミホッグ「こんなんなっちゃうんですからね」

  12. 12 : : 2014/02/06(木) 20:03:34
    モミホッグ「……まだ生きてます?提督」

    モミホッグ「ごめんなさい、一撃って難しいですね」

    モミホッグ「――はい、首の動脈は切りました」

    モミホッグ「血が沢山です」

    モミホッグ「でも念の為、心臓も切り刻んでおきますね」

    モミホッグ「歩けないように足も切っておきます」

    モミホッグ「這えもしないように腕も切っておきます」

    モミホッグ「……目も抉っておきますね。私が見えたら追いかけられてしまいます」

    モミホッグ「喉も潰しておきましょう。もう喋れません、叫べません」
  13. 13 : : 2014/02/06(木) 20:06:38
    モミホッグ「これでいいでしょう。そろそろおじさまのところに行かないと……」

    モミホッグ「――あ!」



    モミホッグ「おじさまっ!!」


    スウィフト「レイチェル……!?」

    スウィフト「何だ、その……姿は」

    モミホッグ「ごめんなさい。夢中になって服を汚してしまいました」

    モミホッグ「これでもう、邪魔は入りませんよ」ニコ…

    スウィフト「レイチェル……お前、まさか!」

  14. 14 : : 2014/02/06(木) 20:10:01



    ――ドスッ


    モミホッグ「この世は邪魔ばっかりです。雑音ばかりでうるさいです」

    モミホッグ「ですから、おじさま」

    モミホッグ「もっと静かな場所に行きましょう」



    モミホッグ「愛してます、おじさま」



                            おわり




    レイチェルちゃんのノンストップトークが怖すぎたので、そこから。
    容赦なくエドガーにもかかっていくだなんて、恐ろしいにもほどがあると思うの……。

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rainbow

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