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  1. 1 : : 2023/02/28(火) 15:59:09
    ー??オークション会場ー

    エレン「ぶほおっ!!!」

    クリスタ「」キラキラ

    支配人「本日の目玉商品!!!誰もが羨む絶世の金髪美少女!!クリスタ・レンズ!!!」

    支配人「最低価格は1000万円から!!!さぁ!!!競りの始まりだ!!!」


    エレン「五億で買うぇえ!!!!」ドンッ!!!!

    ザワザワ!!!ザワザワ!!!ザワザワ!!!ザワザワ!!!!

    ???「何それ!?全然足りないじゃない!!」(所持金2億)

    ???「そんな!!」

    某国王族「アレはダメだな、、相手が悪過ぎる、、、.......」

    クリスタ「」ピクピク


    エレン「最高の性奴隷を手に入れたぇ〜!!!!」ムクムクボッキンイェーガー!!!!

    支配人「さぁ!!五億!!!それ以上はいないかぁ!?」バッバッ!!!

    シーン.........

    支配人「五億で入札!!!!!!!」


    エレン「金は全てを支配する、、、そして俺の欲求を全て満たしてくれる」

    エレン「この力は強大だ^^俺を更なる高みへと昇華させてくれる」ドビュ!!!!

    「あ、アイツ何をいってやがる?」

    「よせ、関わらない方が身の為だ」
  2. 2 : : 2023/02/28(火) 16:11:50
    ー??オークション後ー

    クリスタ「きゃっ!!!」ドサッ!!!

    エレン「クリスタたん!!今日から君はオデの性奴隷だよん^^でも安心ちてえね❤︎」

    エレン「俺は世界最高のテクニシャンだからさ」ヌギヌギ

    クリスタ「ひいっ!!!」ビクッ!!!

    エレン「ぬほぉ!!ワイの勃起チンコ見て興奮してるンゴなぁ!!こんなに大きいキノコ見たことないよね?純情なクリスタちゃんなら❤︎」

    クリスタ「ひいっ!!」

    エレン「まずは前戯の熱〜いっ!!!ベロチュータイム!!」ブチュベロベロ!!!


    クリスタ「!?!?!!!!??」ゴクゴク!!!

    クリスタ(な、何これぇ!!唾液が!!コイツの唾液が強制的に口の中に!!!)ゴクリ!!!

    エレン「ぷはっ!!俺の甘〜い唾液美味しいだろ?まだまだイクよっ!!!」ドビュ!!!ビュルルルルルンンン!!!!

    クリスタ(こ、コイツさっきから何回射精してるのよ!!)ベロベロベロ!!!ブチュウウウウンンン!!!!!!

    ベロベロ!!ドビュ!!!ドバッ!!!ゴクリン!!!!

    クリスタ(あ、あれなんだか、、身体が熱くなって........)

    エレン「堕ちてきたねぇ^^あともう少しで君は完全に俺の虜になっちゃうね^^」


    クリスタ「ふ、ふざけるな!!」バチンッ!!!

    エレン「!?」ドサッ!!!

    クリスタ「だ、誰が!!お前なんかのモノになるか!!」ビチャビチャ!!!

    クリスタ(こんな悪趣味なプレイルームから早く逃げないと!!!)ビクン!!


    クリスタ「!」

    エレン「この世界最高のイケメンの顔にビンタとはね、、中々にキツイセクシーなレディじゃないか」

    エレン「そう言うところも素敵だよ❤︎」

    エレン「ところで逃げないのかい?」ニヤリ

    クリスタ(どうして!?身体が言うことを聞かない!!)ガチンガチン!!!

    エレン「ふふふ、、可愛い女だぜ、、俺から逃げようとしていたのか、、でも」


    エレン「身体は正直だ、ぜ❤︎」

    クリスタ「!?」ゾクッ!!!

    エレン「必死に俺を拒絶しようと理性で動いてはいるが、本能がそれを拒んでいるのさ」

    エレン「つまり君の身体は俺を欲している、、それと同時に俺はお前を食べ尽くしたいと思ったいるのさ」モッコリ!!


    クリスタ「うっ!!!」シオフキ!!!


    エレン「いいね!!しかしクリスタちゃんはイケナイ子だねぇ、、ちょっとベロチューしただけでそんなに吹き出してしまうなんて、クジラさんもびっくりだよん❤︎」ドビュ!!!ドビュ!!!!


    エレン「んんんんんんん!!!クリスタたんの潮吹き見てまたオデも逝ってしまったンゴこごご!!!!」ビュルルルルルンンンビュルルルルルンンン!!!!!

    クリスタ(なんて絶倫なの!?喋りながら射精している!?こんな性欲モンスターに捕まったらナニをされるか分からない!!!逃げなきゃ!!!!)


    クリスタ「戦え!!!戦え!!!!!!!戦わなければ!!!勝てない!!!!」ダッシュ!!!


    エレン「ナニッ!?」ドビュ!!!!!ビュルルルルルンンン!!


  3. 3 : : 2023/02/28(火) 16:20:57
    クリスタ「開け!!!」ドガアッ!!!バタン!!!!

    エレン(この俺の洗脳ベロチュー攻撃を喰らってもなお意識を保って逃げるとは)

    エレン「デュフフふふふふふふ!!!!やはり君は俺の女になるべき最高のフィアンセだよん!!!」ドビュ!!!


    エレン「でもこれは想定内さ、、完璧な男というのはリスクヘッジも完璧」ニヤリ

    エレン「俺のプレイルームから逃げたからって終わりじゃないぞ^^クリスタたん!!!せいぜい俺の屋敷の中で迷路ごっこを楽しむといいさ!!!」カタカタカタカタ!!!

    ーエレンの屋敷ー

    クリスタ「はぁ!!はぁ.....」ダッシュ!!!!

    クリスタ(なんて広さなの!?一向に出口らしき所に辿り付かないなんえ!!!)ダッシュ!!!!


    屋敷内大音量スピーカー「ピー!!!!聞こえるかい!?クリスタたん!!!!」

    クリスタ「!?」

    エレン「やぁクリスタたん、まずは俺の前戯から流れたこと、素直に褒めてやるよ」

    エレン「でも君はこの俺の屋敷から逃げることはできない、、でもこういう遊びも嫌いじゃないんだ^^」

    エレン「俺は何百、何千人も性奴隷を食い散らかしてきたけど、過去にも君のように俺とのプレイ中に逃げ出すことが出来た子達もいたのさ」

    エレン「まぁ^^もうその可愛い子猫ちゃん達はこの世にはいないけどね^^」

    クリスタ(やはり恐ろしい男!!!早く!!!一刻も早くここから逃げないと!!!逃げないと!!!)ダッシュ!!!ダッシュ!!!!


    エレン「この屋敷にはあらゆるところに監視カメラと防犯カメラをつけている」

    クリスタ「!」

    エレン「監視ルームに行ったり、俺のスマホからリアルタイムの状況を確認することもできるが」

    エレン「俺はそんな卑怯な真似はしない、、正々堂々!!勃起チンコを隠さずに君を追い詰めて捕まえてみせる!!」ドビュ!!!!


    クリスタ(これは好都合!!!奴が余裕ぶってる隙に!!!逃げるしかないわ!!!)ダッシュ!!!


    エレン「」クンカクンカ


    スゥー

    エレン「これがクリスタちゃんのパンツ、、、マン汁が染み込んでて何とも言えないグッドスメルだね❤︎」ドビュ!!!


    エレン「よし、匂いは覚えた!任務を開始する!!」(賢者モード)ダッシュ!!!!


  4. 4 : : 2023/02/28(火) 16:30:06
    クリスタ(ダメだ!!!いくら走っても!!探しても!出口が見つからない!!!そもそもここは何階なの!?)

    クリスタ(それにどうして窓がないの!?外からこの狂気的な行為がバレないようにするため!?)

    クリスタ(どうする!?どうやってこの窮地から生き延びればいいの!?)

    エレン「クリスタちゃん!!!」ドビュ!!!!

    クリスタ「きゃあっ!!!」ドサッ!!!


    エレン「俺の勃起フルパワーチンコの射精有効射程距離は20m以上、、、余裕でクリスタちゃんにぶっかけることができたね❤︎」

    クリスタ「ど、どうして!?!!!やっぱり監視カメラを見たのね!!騙したわね!!!」


    エレン「何を言ってるだい?俺は監視カメラの映像なんて見てないよ、これさ」プラーン


    クリスタ「あ、あれは!?私のおパンツ!?」

    エレン「そうさ、君の素晴らしきパンツだよ❤︎この匂いから君の匂いを完全に覚えさせてもらった」クンカクンカクンカクンカ

    エレン「まぁさっきベロチューした時にもう完全に匂いは覚えていたから、あくまで確認程度なんだけどね」ニヤリ

    クリスタ「ひいっ!!!」ダッシュ!!!!


    エレン「無駄な努力なんだよね、俺足もめっちゃ速いし、女には俺から逃げることも抵抗することもできないよ」ロケットダッシュ!!!!

    ギュオオオオトンンンンンンンンン!!!!!!!

    クリスタ「速い!?なんて速さなの!?」ビクン!!!

    エレン「もう終わりかい?^^もっと楽しませてくれると期待していたんだけどなぁ^^」

    クリスタ「ペッ!!!」ブッ!!!!

    エレン「!?」ドビュ!!!ベチャ!!!!

    エレン「唾液を吐きかけて目眩し、その隙に逃げたか」ペロリ!!!ゴクッ!!!

    エレン「恐怖で硬直してナニもできず俺に弄ばれる女が多い中、君は実に素晴らしい!!!」


    エレン「か弱く儚いのに!!意地汚く生にしがみつくその生き様はある意味で尊敬に値するよ!!!クリスタレンズ!!!」ドビュ!!!!!

  5. 5 : : 2023/02/28(火) 16:41:37
    クリスタ「もう、、、体力の限界」ドサッ!!!

    クリスタ(エレンの気配はない、、、ここで少し休憩して考えよう、、ただ闇雲に動き回って体力を消耗してしまえば相手の思う壺)

    がごん!!!ガダッ!!!!!

    クリスタ「えっ!?何!?きゃあっ!!!」ゴロゴロ!!

    クリスタ「いったぁ.......」

    クリスタ(な、何が起きたの!?壁が動いた!?、、これは隠し部屋!?)


    クリスタ「!?」

    ヒストリア「安心して、ここにはアイツはいない」


    クリスタ「あ、貴方は誰!?こ、ここはいったい!!」ダッシュ!!!

    ヒストリア「もう一度言うわ、安心して、エレンはここには入ってこれないから」

    クリスタ「ど、どういうこと!?そ、それに貴方はまるで」

    ヒストリア「まるで私?とでも言いたいのかしら?」

    クリスタ「え、ええ」

    ヒストリア「半分正解で、半分はハズレってところね」

    クリスタ「え?」

    ヒストリア「姿形は同じでも私たちは全くの別人、仮に記憶をデジタルデータ化してバックアップして組み込んだとしても全く同じ人間にはならないのよ」

    ヒストリア「わかる?」

    クリスタ「いや、、全然」

    ヒストリア「まぁ、いきなり混乱した状況の中でこんな事を言われても困るわよね?」

    クリスタ「貴方はエレンを知っているの?」

    ヒストリア「もちろん、、私もアイツから逃げてきたんだから」

    クリスタ「でもここはアイツの屋敷のはず、、、」

    ヒストリア「ええ、そうよ」

    ヒストリア「基本的にはこのエレンの屋敷にはアイツかアイツのオモチャしかいない」

    ヒストリア「出入り口はおろか窓もない、、、広大な密閉状態の屋敷の中でアイツに気に入れられたオモチャはここに特殊な条件で転送されてしまう」


    クリスタ「ほ、本当にどう言うことなの!?出入り口は隠し扉になっているの!?」

    ヒストリア「いいえ、少なくともここの設計を任された時には出入り口なんて作らなかったわ」

    クリスタ「じゃあどうやってこの屋敷を作ったの!?作る時に出口が無かった困るでしょ?」

    ヒストリア「出入り口は最小の大きさにして完成してから完全に塞いだ可能性がある、、でもそれも現実的ではないわ」

    クリスタ「現実的ではない???」


    ヒストリア「ええ、、そんな建築方法では時間がかかり過ぎるはずなのに、この屋敷は1日も経たずに建てられてしまったの」


    クリスタ「え!?」

    ヒストリア「超能力でもない限り、、、そんな芸当できやしないわ」

    クリスタ「そんな......じゃあエレンは超能力者だっていうの!?」

    ヒストリア「非現実的だけどそう考えた方が自然じゃないかしら?」


    クリスタ「..........」

  6. 6 : : 2023/02/28(火) 16:51:54
    クリスタ「あ、あのね、、貴方名前は?」

    ヒストリア「ヒストリア・レイスよ?」

    クリスタ「私はクリスタ・レンズ、、自己紹介が遅れて申し訳ないけどね」

    クリスタ「私アイツに追われてるの、、だから」

    ヒストリア「ここから出たい?」

    クリスタ「えぇ、、脱出方法を教えてよ」

    ヒストリア「それは無理よ」

    クリスタ「それは、、、どう言う意味かしら?」

    ヒストリア「言ったでしょ?ここの出入りを自由自在にできるのはエレン・イェーガーだけ。それにアイツ以外は誰1人としてここから出た方はないのよ」

    クリスタ「.....なんでそんなことがわかるの?」

    ヒストリア「全員ではないけど見てきたからよ?ここに運び込まれた人間の末路を沢山、、ね??」

    クリスタ「み、見てきたってどうやって?」

    ヒストリア「.....ここだと見えないからもう少し奥に移動しましょう」スタスタ

    クリスタ(この子は何なの??いや、、疑問は山ほどあるけど、、、今するべきことは)スタスタ

    ヒストリア「そこに座って?喉も乾いたでしょ、今飲み物でも持ってくるわね」

    クリスタ「.....」

    ヒストリア「はい」ゴドッ

    クリスタ「あ、ありがとう」ゴクッ

    ヒストリア「アイツの唾液も飲んじゃったし気持ち悪かったでしょ?」


    クリスタ「、、、どうやって知ったの?」

    ヒストリア「これよ」ポチ

    ブウウウウウンンンンン!!!!!

    クリスタ(!?、急に壁からモニターが沢山!?どうなっているの!?)

    ヒストリア「この隠し部屋に隠された機能の一つよ?私はここの機能を活用して今まで逃げてきた、、いえ。隠れてやり過ごしてきたと言う方が適切なのかしら?」


    クリスタ「まさか食料とかもあるの?」

    ヒストリア「もちろん、それだけじゃなきてネットもテレビも見放題よ?」

    ヒストリア「エステにジムにバーにカラオケルーム、、高級ホテル顔負けの設備よ?」

    クリスタ「.....」

    ヒストリア「このモニターに映し出されている映像はね、リアルタイムのものよ、ほらエレンの奴が貴方を探しているわ」

    クリスタ「い、犬みたいに地面を嗅いで、、、私の匂いを辿っているの!?」

    ヒストリア「安心して、この隠し部屋の出入り口付近の貴方の匂いは消してあるわ」

    クリスタ「!」

    ヒストリア「だからここがバレる可能性は低いわ、、防音室にもなってるしね」

  7. 7 : : 2023/02/28(火) 17:01:08
    クリスタ「そ、そう」

    クリスタ「このモニターで、、ここに運び込まれた人たちを見てきたの?」

    ヒストリア「えぇ、さすがに全員ではないしリアルタイムでずっと見ていたわけじゃないけど。そんなの無理でしょ?」

    クリスタ「じゃあどうやって?」

    ヒストリア「ここのモニターに映し出されている映像はね、エレンの屋敷の監視ルームのメインコンピューターをハッキングして情報をそのまま抜き取っているの」

    クリスタ「!」

    ヒストリア「安心して、それでここがバレることはないわ。録音された映像を自由に見て今までバレてないしね」


    クリスタ「......こうは考えられない?実はエレンはこの部屋も貴方の存在にも気づいてるけど、敢えて放置しているとか」

    ヒストリア「あの変態のことだからそう考えても不思議ではないわね。でももう何年もこの部屋で生きてるから、あんまり深くは考えないようにしてるわ」

    クリスタ「な、何年も!?」

    ヒストリア「えぇ、バレてないわ」

    クリスタ「そ、そう、、その間に脱出を試みなかったわけ?」

    ヒストリア「この部屋に逃げ込んできた当初は怖くて怖くて、アイツが来るんじゃないか、早く逃げる方法をとか、そんなようなことを考えていたけどもう逃げることは考えてないわね」

    クリスタ「どうして?」

    ヒストリア「だって、ここから出たところでまたエレンや他の人攫いに捕まるかもしれないでしょ?」

    ヒストリア「エレンは何かしらの超能力を持っている私の仮説が正しいならここから出る方がリスクは高い」

    クリスタ「そんな能力があるならバレるのも時間の問題では?」

    ヒストリア「少なくともここは数年間私を守り続けてきた。その実績があるのよ?」

    ヒストリア「それに貴方のようにこの部屋から出て行った子も何人もいたけど、みんなエレンに見つかって殺されているの」

    クリスタ「!」

    ヒストリア「この屋敷が建てられた初期の頃から全てのデータを見たけど、どんな人間も、、、ここから出ようとしたら例外なく殺されてるわ」

    ヒストリア「それでも逃げたいと思うかしら?」


    クリスタ「......」

    ヒストリア「どうする?」

  8. 8 : : 2023/02/28(火) 17:14:43
    クリスタ「私はここから出たい」

    ヒストリア「!」

    クリスタ「だって数年間隠れ続けることが出来たからと言っても、今日ここがバレるかもしれないでしょ?」

    ヒストリア「そこは否定しないわ」

    クリスタ「それに例えここに永遠に隠れ続けることができたとしても嫌よ?そんな暮らしをするなんて」

    ヒストリア「...案外悪くないものよ?ここの暮らしも、、慣れれば都だわ」

    クリスタ「どんなに広くて設備が整っていたとしてもまるで鳥籠の中の奴隷じゃない、、、貴方だって本当は」


    ヒストリア「言わないで」

    クリスタ「!」

    ヒストリア「クリスタ、分かっていたとしても行動に移せない人もいるのよ」

    ヒストリア「だって、、、あんな光景を見てきたら」ポロポロ

    クリスタ「ごめんなさい、、、少し言いすぎたわね、、でも私がここから脱出できる確かな情報を掴んだら、どう?」

    ヒストリア「!」

    クリスタ「貴方も逃げたいと思わない?」


    ヒストリア「何年もここの光景を見続けてきた私ですら脱出の糸口は見つからなかったわ。ここに来たばかりの貴方では」

    クリスタ「何も今すぐに脱出しようってわけじゃないわ」

    クリスタ「ヒストリア、貴方はここで暮らしてずっと色々と見てきた。何かないの?本当に何もないの?」


    ヒストリア「心当たりならあるわ」

    クリスタ「教えて」

    ヒストリア「この屋敷にはあらゆる所に監視カメラが備え付けられているの、、でも全てのフロアの状況を完璧に見えているわけではないわ」

    クリスタ「それは死角があるってことね?」

    ヒストリア「そういうこと、、ここの隠し扉の付近をはじめとしたあらゆる箇所に死角がある」


    クリスタ「それで、、その死角が何だって言うの?」

    ヒストリア「エレンが人間や物資を運びこむ時は決まって死角から現れる」

    クリスタ「じゃあその死角に出入り口がある可能性が!?」

    ヒストリア「可能性というよりそこは間違いないわ。だって出入り口が無ければエレンだって出入りは出来ないのだから」

    クリスタ「そうね、でもあなたさっき出入り口はないって、、、」

    ヒストリア「ここが肝心なところなの、、もしその出入り口はエレンにしか開けたり閉めたりすることが出来ないとしたら?」

    クリスタ「!?」

    ヒストリア「出入り口があるのは間違いないわ、、でもそれがエレンしか出入りできないなら、、、見つけたとしても私たちは脱出できないじゃない?」

    クリスタ「それは確認してないってことでいいのよね?」

    ヒストリア「ええ、怪しい箇所はいくつもあるけど、確認する勇気がなかったの、でも場所はちゃんと記録している」

    クリスタ「どのくらいあるの?」

    ヒストリア「ざっと数えても100以上ね」

    クリスタ「!」

    ヒストリア「これが私がエレンしか出入りできないという仮説を裏付けていると思わない?」

    ヒストリア「だってそんなに出入り口があるなら、いくら隠し扉でも気づかない人が今まで私が見てきた限りでいないのが不自然だわ」

    クリスタ「....何とも言えないわね、、確かめて見ないことには」

    クリスタ「ヒストリア、その怪しい箇所で1番出入り口がありそうなところは?」


    ヒストリア「少し待ってね」カタカタカタカタカタカタカタカタ

  9. 9 : : 2023/02/28(火) 17:35:05
    クリスタ「」ゴクリ

    ヒストリア「エレンはさっき複数の死角の箇所から出入りしていると言ったわね」

    クリスタ「えぇ」

    ヒストリア「その中でもその出入り口の大きさに差があるの」

    クリスタ「大きさ?」

    ヒストリア「ほんの僅かな面積しかない死角もあれば、大きな体育館並みの死角もあるの」

    クリスタ「僅かな死角があるのは分かるけど、そんなデカい死角があるなら、、穴が大きいのでは?」

    ヒストリア「いいえ、そこはこの屋敷の中でも特に厳重に管理されているところなのよ」

    クリスタ「え?」

    ヒストリア「100桁にも及ぶ複雑なパスワードが必要な扉があるの、、その先はここの監視カメラでは全く見えない」

    クリスタ「それは何個あるの?」

    ヒストリア「東西南北に一つずつあるわ、、おそらくはデカい荷物なんかをここに運び入れる時に使われてる」

    クリスタ「つまり、、、4つ」

    ヒストリア「これも私の仮説だけど、小さい死角はこの屋敷内のみを移動できるだけだと思うの」

    クリスタ「どうしてそう思うのか?」

    ヒストリア「その小さい死角からはエレンが荷物を運んでいるところを見たことがないから」

    クリスタ「なるほど、、可能性は高いわね」

    ヒストリア「つまり貴方が本気でここから脱出したいと考えてるならね」

    ヒストリア「東西南北の四つのどれか一つに行って100桁の暗証番号を入力して、中に侵入して、、、どれだけ広くて何があるか分からない場所で、、どのくらいの大きさなのかすら分からない、、、出入り口を探す必要があるのよ」


    クリスタ「でも、それをやるしかないんでしょ?」


    ヒストリア「ふぅ......貴方は本当に強い子ね」

    クリスタ「ヒストリア、エレンが出入りしてるところは見ていたのよね?」

    ヒストリア「えぇ、人間やら荷物やらあらゆる物を運び入れてるからまずその東西南北の全ての箇所に出入り口があるのは間違いないはずよ」

    クリスタ「暗証番号を入力しているところは?」

    ヒストリア「記録しているわ、、、東西南北、、、それぞれ違う暗証番号になっている」

    ヒストリア「しかもそれは不定期に暗証番号が変わる仕組みになっているの」

    クリスタ「今現在のパスワードは?」

    ヒストリア「記録しているわ、、でも変わるかもしれないし貴方を探すのに苦戦して痺れを切らしたエレンが暗証番号を変えてしまう可能性もあるのよ」

    クリスタ「なるほど、、、じゃあエレンの気が変わらない間にとっとと見つけてしまうか、、、」

    クリスタ「チャンスを伺うか」


    ヒストリア「私はそう焦ることはないと思うわ、、じっくり奴の隙を伺って確実に」


    エレン「もうゲームあーきったっ!!!!」

    ヒストリア・クリスタ「!?」ゾクッ!!!!!


    エレン「匂いが消えた時点でもしやと思っていたが!!クリスタちゃん!!!どうやらこの屋敷の数えきれないほどある隠れ部屋に逃げ込んだね!!!たぶん俺のことも見てるんでしょ????」ドビュ!!!!!!

    エレン「こうなったら俺も手段を選ばずに探しちゃうからね!!!」


    ガタン!!!ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!ガチャ!!!!!

    ヒストリア「そ、そんな!?私の隠し部屋まで!?」

    クリスタ「エレン!!!」

    エレン「匂いを消しても無駄だからね!!!俺はありとあらゆる感覚と科学技術を駆使して君を食べに行くからさぁ!!!!」ドビュ!!!!ダッシュ!!!!!


    ヒストリア「どうしようどうしようどうしよう!!!あ、アイツが来ちゃう!!!もう逃げられないわ!!!」

    クリスタ「お、落ち着いて!!!」

    ヒストリア「これが落ち着いていられる!?もう終わりよ!!!ここで私達は死ぬのよ!!!」

    クリスタ「ヒストリア!!!お願いだから!!怖いのは分かるけど冷静にならないと!!助かる命も助からないわよ!?」

    ヒストリア「はぁ、、、はぁ、、、」

    クリスタ「落ち着いた?」

    ヒストリア「え、。えぇ」
  10. 10 : : 2023/02/28(火) 17:41:45
    クリスタ「ヒストリア、、まず東西南北の100桁のパスワードを」

    ヒストリア「こ、この端末を」スッ

    ヒストリア「か、紙にもメモって、、るわ」

    クリスタ「ありがとう、、、行くわよ?」

    ヒストリア「え!?」

    クリスタ「ここにいても見つかってしまうのは時間の問題なのよ?」

    クリスタ「ヒストリア、、怖いのは分かるけど勇気を出して」

    ヒストリア「......分かったわ」

    クリスタ「!」

    ヒストリア「もう隠れるのは終わりにするわ、、、あの変態糞男に一泡吹かせてやろうじゃない!!!」

    クリスタ「その調子よ!!ヒストリア!!」

    ヒストリア「私は世界で1番悪い子なの!!あんなクズ男には負けないわ!!!」

    クリスタ「そうよ!!その調子!!」

    ヒストリア「銃がある」

    クリスタ「!」

    ヒストリア「弾も沢山あるわ、、いざって時のために持っていきましょう」


    エレン(しかしこの俺がここまで小娘1匹に手こずらされるとはね)

    エレン(匂いが消えたということは、、、意図的に消したとしか考えられない)

    エレン(そうなるとバスルームや他のキツイ匂いで誤魔化した可能性なども考えられたが、完全に消えているから)

    エレン(高性能な消臭剤を使ったということになる、、そして消臭剤を手に入れてここまで俺から逃げることができたと言うことは)

    エレン(奇跡的にこの屋敷の隠し部屋に逃げ込むことができたのか、、、クリスタ)


    エレン「君は運も!!!持っているんだね!!必ず!!俺のモノにしちゃうよ!!!!」ビュルルルルルンンン!!!!!


    ドビュ!!!!!


  11. 11 : : 2023/02/28(火) 17:54:23
    ヒストリア・クリスタ「」ダッシュ!!!ダッシュ!!!ダッシュ!!!!

    ヒストリア「もうすぐのはず!!!早く!!!アイツがくる前に!!!」ダッシュ!!!

    クリスタ「!もしかして!?あれ!!」ダッシュ!!!

    ヒストリア「そ、そうよ!!アレが南の巨大倉庫の扉!近くの壁にある電子モニターにパスワードを入力すれば!!!」ダッシュ!!!!


    エレン「みーつけたぁ❤︎」シュンカンイドウ!!!!

    ヒストリア・クリスタ「!?」ゾクッ!!!

    エレン「手間を取らせてくれたなぁ!!!いったい何発暴発したと思っているんだ!!!勿体無いじゃないか!!」

    エレン「こんな優秀な男の優秀な遺伝子をばら撒きまくったよ!!!おかげで俺の精巣タンクの残弾も少なくなったよ!!!」

    ヒストリア「」ギリッ!!!

    エレン「おや?君は、、、ふふふふふ、、ふはっはっ!!!むははははは!!!!」

    クリスタ「な、何がおかしいの!?」

    エレン「そうかそうか、、、あの時の生き残りがいたのか、、いっぱい作りすぎて殺しすぎて正確な数を数えられていなかったのか」

    エレン「この俺としたことがケアレスミスだ、、まさかネズミ1匹を仕留め損なって、こんなことになるなんてな」


    ヒストリア「貴様!!!」スチャ!!!

    クリスタ「!」スチャ!!!


    エレン「おやおや可愛い御嬢さんたちがそんな物騒なモノを人に向けちゃダメでしょうがぁ」ニヤリ

    ヒストリア「殺してやる!!!この私の!!!手で!!」ドンッ!!!

    エレン「」シュンカンイドウ!!!!

    クリスタ「き、消えた!?」


    ヒストリア「やはり奴は超能力者!!!」

    クリスタ(死角から死角を移動するなら、、、ここを!!)ドンッ!!!


    エレン「!?」ビッ!!!!

    エレン「察しがいいなクリスタ、、、今のは危なかったよ^^」

    ヒストリア「この!!!」ドンッ!!!ドンッ!!

    クリスタ「」ドンッ!!!ドンッ!!!ドンッ!!!!

    エレン「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるとでも?当たらないよ!!!!」シュンカンイドウ!!!!


    ヒストリア「また消えた!!!」

    エレン「」ドビュ!!!ドビュ!!!

    ヒストリア・クリスタ「!?」ベチャ!!!!

    エレン「今俺が殺す気ならお前らは死んでいた」ニヤリ

    ヒストリア「この下品な!!」ドンッ!!!

    エレン「そんなにこの中に入りたいなら!!」バッゴオン!!!!!カラガラガッシャーン!!!!


    クリスタ(素手であの頑丈な扉を破壊した!?)


    ガシッ!!!ガシッ!!!!


    ヒストリア・クリスタ「!?」グイーンンンッ!!!!


    エレン「招待してやるよ!!!お前ら2人ともなぁ!!」ブンッ!!!


    ドサッ!!!ドサッ!!!!

  12. 12 : : 2023/03/18(土) 22:47:28
    コイツ黒猫か、無敵筋力?

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