テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は25日、女子シングルス2回戦が行われ、第4シードのM・サッカリ(ギリシャ)は世界ランク81位のK・ムチョバ(チェコ)に6-7 (5-7), 6-7 (4-7)のストレートで敗れ、3年連続の3度目の3回戦進出を逃した。

【サッカリ、シフィオンテクら全仏OP女子組合せ・結果】

昨年大会で4強入りを果たしたサッカリ。今大会の1回戦では世界ランク94位のC・ブレル(フランス)をストレートで破り勝ち上がりを決めていた。

この試合の第1セットでは序盤で3ゲームを連取された世界3位のサッカリ。第8ゲームでは3度のセットポイントを凌ぐと、直後の第9ゲームでブレークに成功。その後も4度のセットポイントを凌いでタイブレークに突入。しかし、3度のミニブレークを許し先行される。

続く第2セットではお互いに2度のブレークを奪い合うとタイブレークに突入。第1セットと同様に2度のミニブレークを許し、2時間28分で撃破した。

勝利したムチョバは3回戦で第27シードのA・アニシモワ(アメリカ)と対戦する。アニシモワは2回戦で世界ランク100位のD・ヴェキッチ(クロアチア)を6-4, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。

同日には第15シードのV・アザレンカ、第21シードのA・ケルバー(ドイツ)らが3回戦に駒を進めた。