このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
赤松「私…」最原「…え?」
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- 1 : 2022/03/19(土) 00:37:50 :
- おはようございます(0:37)。
アメリカン三郎でございます。
ヒスイ図鑑が完成したのでSSを投稿します。
※ 注意 ※
・平和時空…?
・荒らしスパム禁止
・更新遅め
・エログロ注意
・ネタバレ注意
・オリキャラはモブ程度
・キャラ崩壊
・最近ハマってるネタの連発
・同性愛表現
注意が多くて申し訳ないですが、ご理解の程よろしくお願いします。まだ増えたり減ったりする可能性もあります。
では、ごゆっくり。
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- 2 : 2022/03/19(土) 00:52:15 :
- ある日の夕方…
最原「……もうそろそろ時間かな…?」
最原(最後の授業が始まる直前に赤松さんから『放課後、校舎の裏に来てほしい』って言われて来てみたけど…)
最原(やっぱりこれって………)
最原「告白…だよな……」
赤松「あ、最原君! 来てくれたんだ…」
最原「…赤松さん。何か僕に用かな?」
赤松「ごめんね急に呼び出して…! でも…こんな事最原君にしか…言えないし…!」
最原「う、うん……何か相談があるんだよね…? できる事なら僕、何でもするよ…!」
赤松「あいや…そうゆうのじゃなくて…!ううぅ〜…」
最原(顔を赤らめている…そしてこのモジモジ様…これはもう告白で間違いない…!僕の内なる声がそう告げている…!やっと僕にも春がきたんだ…!! やったーー!!!)
赤松「…あのね。私……!!」
最原(来た〜〜〜!!!!)
赤松「私……実は…ね……っ!!」
赤松「茶柱さんが好きなのっ!」
最原「はい!! よろこ………え?」
赤松「…え?」
最原「……………え?」
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- 3 : 2022/03/19(土) 01:18:10 :
- 赤松「…えっと…順を追って説明すると…ね…!」
最原「……」( ゚д゚)
赤松「私も最初は茶柱さんの事、友達としてしか見てなかったんだ…しかも初めて会った時の印象は結構悪かったんだけど…!」
最原「……」( ゚д゚)
赤松「彼女と接しているうちに…私の中で何かが変わっていったというか…! なんていうか…!うるさい所も…男の子を見る時の変な顔も…なんか魅力的に見えて…!」
最原「……」( ゚д゚)
赤松「…最原君?」
最原「…ハッ…ごっ…ごめん……何だっけ? 猫がトイレに大量発生した話だっけ?」
赤松「違うよ!? えっと……私、茶柱さんが好きなの。likeの方じゃなくてloveの方で」
最原「…そ、そうなんだ…」
最原(…僕への告白じゃなかった……ははっ…「春が来た」などとその気になっていた僕の姿はお笑いだったぜ…)
赤松「この気持ちをどうしていいのか…分からなくて…最原君に相談すれば何か分かるかもって思ったんだけど…」
最原「……うーん…そのまま茶柱さんに伝えたら?」
赤松「…ダ、ダメだよ…! 言えるわけないじゃん!…せっかく築き上げた関係が壊れちゃうかも…」
最原「茶柱さんならOKしてくれると思うけどな…」
赤松「…それに…茶柱さんは夢野さんが好きみたいだし……」
最原「………うーん…夢野さんか…」
赤松(…あれ?…というかこんな事を異性の最原君に相談しちゃって良かったのかな…? まぁいいか!)
最原「…分かったよ。茶柱さんと話して赤松さんの事をどう思っているか聞き出してくるよ!」
赤松「ほ、ほんと…? ありがとう…!」
最原「…うん…何でもするって言っちゃったからね…とことん付き合うよ!」
赤松「…いい“親友”を持ったなぁ…」
最原「グッ…!!」グサッ
赤松「…最原君?」
最原「…何でもないよ。大丈夫。今日はもう宿舎に帰ろうか…」
赤松「?…うん…」
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- 4 : 2022/03/24(木) 01:02:29 :
- 期待
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- 5 : 2022/03/24(木) 02:16:03 :
- >>4
期待ありがとうございます!
その日の夜…
ー 赤松の部屋 ー
赤松「…はぁ」
赤松(茶柱さん…私の事…どう思ってるんだろ…)
赤松(…気になってしょうがないなぁ…うーん…)
赤松(……今夜は眠れないかも…)
ー 最原の部屋 ー
最原「…はぁーーーーー…」(クソデカため息)
最原(……何だろう…フラれた訳じゃないのに何でこんなに…胸が痛いんだろう……)
最原(……とりあえずもう寝ようかな…)
最原(………眠れるかなぁ…)
翌日…
ー 教室 ー
赤最(( 結 局 眠 れ な か っ た ))
王馬「うわっ…最原ちゃんどうしたのよ…目にクマなんてこしらえてさー」
最原「あ、王馬君おはよう…これね…なんか昨日眠れなくてさ…ははっ…」
王馬「え…何その乾いた笑い声………あっふーん…少し気づいちゃったかも」
最原「…え、気づいたって…何を…?…」
王馬「…あ、嘘だよ。俺には何も分からないけど…ま、夜ふかしはいけないんじゃない? せっかくのイケメンが台無しだからねー!」
最原「……気をつけるよ」
入間「…おい雌豚! なんだよそのクマは!?」
赤松「おはよう…入間さん…」
入間「さてはお前、一晩中1人でシてたんだろ!? とんだ変態野郎だな!!」
赤松「…そ、そんな訳ないじゃんっ!……ていうかシてるって何を!? 分かんないし!」
入間「何をシてるって…そ、そりゃお前……あれに…決まってんだろ…っ!」
赤松「…あれって何?」
入間「…………………」
赤松「……自分も言えないんじゃん…って朝っぱらからなんて話してるの私達!?」
入間「うるせーよぉ…お前が変態なのが悪いんだよぉ…」
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- 6 : 2022/03/24(木) 14:42:29 :
- V3の巨乳トリオはやっぱりいいな~
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- 7 : 2022/03/25(金) 20:33:32 :
- >>6
??「(入間さんを除くと)素晴らしいよネ…」
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- 8 : 2022/03/26(土) 23:41:04 :
- >>6
大人のお姉さんイイネ!
>>7
入間さんもなんだかんだいってかわいいので姉さんの友達候補にして下さい。
茶柱「おはようございます!皆さん!!」
最原(来た…茶柱さんだ…!)
赤松(あ、茶柱さん…!)
茶柱「おはようございます!最原さん!」
最原「おはよう、茶柱さん」
茶柱「赤松さんもおはようございます!」
赤松「あ…おはよう…!」モジモジ…
最原(さて…いつも通り茶柱さんが登校してきた…後は休み時間に話しかけ、自然な流れで赤松さんの事をどう思っているか聞き出すだけだ………)
最原(ただ問題は…)
夢野「んあー…眠いぃ…」
茶柱「きゃー!!夢野さんおはようございます!! お眠な夢野さんもちょーかわいいですよ!!!」ダダダッ
夢野「んあー…お主のおかげで一気に目が覚めたわい」
最原(休み時間中、茶柱さんは夢野さんにつきっきりになる事だ…!)
赤松(……私もあんなふうに…かわいいって言われたい…)
最原(いかに鈍感でウブっぽい夢野さんといえど…僕がしつこく聞くとなれば何かしら怪しむだろう…)
最原(というか…まず茶柱さんが夢野さんにくっついて僕の話をまともに聞いてくれないかもしれない)
最原(さてどうするか…)
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- 9 : 2022/03/26(土) 23:44:19 :
- 数時間後…
キンコンカンコーン…
最原(…考えてる間に昼休みになってしまった…)
茶柱「夢野さーん!! 一緒にお昼ご飯、如何ですか!!」
最原(くそっ…やっぱり夢野さんと…)
茶柱「…おや、夢野さんがいない…? どこに行ってしまったのでしょうか…?」
最原(…ん? あれ? 夢野さんが…いない!?)
夢野「んあー…相談事とはなんじゃ…赤松…」
赤松「う、うん…ちょっとこっちこっち…!」
赤松(夢野さんが茶柱さんに好かれる理由…調べなくちゃ……!)
最原(なんだかよく分からんが今がチャンス!)
最原「あ、茶柱さん! 少しいいかな?」
茶柱「やや、最原さん…うーん…少しだけならいいですよ! 夢野さんを探さなければならないので手短にお願いします!」
最原「う、うん…努力するよ…」
最原「率直にいうね…赤松さんの事…どう思ってる?」
茶柱「赤松さんですか…ん? 何で最原さんが赤松さんの事を…?」
最原(やっぱそうなるよね…)
最原「あ、いや……えっと…」
最原「…ほら…! 赤松さん、最近ちょっと様子が…おかしいというか…何か心当たりはないかなって…!」
茶柱「…様子が…おかしい………?」
最原(………ダメか…!?)
茶柱「…そうですよね!! 確かに最近赤松さんは様子が変というか……赤松さんの様子を気にかけるとは、やはり最原さんは他の男死とは違いますね!!」
最原(…なんとか誤魔化せたみたいだ…)ホッ
茶柱「…そういえば…最近ほっぺがいつも赤いというか……すごくモジモジしているというか…!」
最原「うん…うん…」
最原(それは好きな君の前でだけだと思うよ)
茶柱「転子が話しかけると妙にワタワタしているというか……」
最原(分かり安すぎだよ赤松さん…)
茶柱「…もしかして…風邪を引いているのでは…!?」
最原(…この人もだいぶ鈍感だなぁ…)
最原「流石に風邪はないんじゃないかな…?」
茶柱「いえ…例え風邪だろうがなんだろうが彼女は友情の為なら命だってかけるでしょう! なんとなくですが転子には分かります!」
最原「う…うーん……まぁ分かるっちゃあ分かるけど…」
茶柱「うぐぐ…赤松さんが辛い思いをしていると言うのに…あぁ! 何か転子にできる事はないのでしょうか…!!」
最原(…うーん……なんだか話の趣旨がズレているような…)
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- 10 : 2022/04/04(月) 22:15:43 :
- 期待して待ってます
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- 11 : 2022/04/07(木) 01:00:42 :
- >>10
期待ありがとうございます。
短いですが続きです。何なりとお読みください。
その頃…
夢野「なんじゃ赤松…うちを屋上まで連れてきて…下に降りるのがめんどくさいのぅ…」
赤松「ご、ごめんね! 夢野さん!」
夢野「…して、相談事とは何じゃ…手短に話せぃ…」
赤松「……ストレートに言うねっ…!」
夢野「うむ…」
赤松「…茶柱さんに好かれる理由は…何でしょうか!!??」
夢野「うむ……うむ?」
赤松「………え?」
夢野「…茶柱に好かれる理由じゃと…?」
赤松「…ゴクッ」
夢野「そんなのうちが1番聞きたいぞ……何でうちに話しかけてくるのか…何でうちと毎日お昼ご飯が食べたいのか…」
赤松「………え?」
夢野「最初はうちの魔法が見たいだけと思っておったが…どうやら違うらしい。何か別の理由があるのか…もしかすると…!」
赤松「な、何?」
夢野「うちを妬んでいる他のマジシャンが雇った暗殺者なのではないか…!?」
赤松(いやそれは無いと思うけど…)
夢野「ど…どうしよう赤松…! うち…転子に殺される…!?」
赤松「落ち着いて…!」
赤松(うーん……とりあえず夢野さんを落ち着かせなきゃ…)
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- 12 : 2022/04/15(金) 01:20:51 :
- その後……結局最原は茶柱に赤松の事を詳しく聞けず、赤松も怖がる夢野を落ち着かせる為に時間を費やし……
キンコンカンコーン…
茶柱「あ、昼休みが終わってしまいましたね……あれ、私昼食…食べてない…!?」
最原「…なんか……ごめんね…?」
茶柱「うぐぐぐぐ……まぁいいでしょうッ…しかし赤松さんの様子…転子も気になります……」
最原(…赤松さんの事を気にかけてる様だ…)
夢野「…んあ…昼食食べ損ねた…赤松のせいじゃ…」トボトボ
赤松「ごめんね夢野さん…! この埋め合わせは必ず…!」
夢野「…いや、うちもありもしない様な事でいつまでも怖がってたからの…そこまでしなくて良い…すまん」
赤松「…う、うん…ごめんね?」
赤松(…うーん…あんまり分からなかったなぁ…)
そして放課後……
最原「……終わったか…」
赤松「あ、最原君…どうだった!? 茶柱さん…私の事…どう思ってた…?」
最原「…うーん…今日の会話だけじゃあんまりって感じだったな…」
赤松「そ、そうなんだ…」
最原「でも、赤松さんの事は気にかけてくれてると思うよ」
赤松「本当…? そ、そうなんだ…」
最原(まぁ風邪では?って意味でだけど…)
赤松「…私、茶柱さんの事もっと知りたいなぁ…」
最原「…うーん……あ、そうだ!」
赤松「え?」
左右田「ん? 呼んだか?」
最原「うわっ!!…呼んでないよ。ごめん」
左右田「お、そうか…じゃな」テクテク…
最原「……何だったんだ…?」
赤松「それで、何を思いついたの?」
最原「それはね………」
赤松「……ええぇ!?」
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- 13 : 2022/05/12(木) 20:09:18 :
- 楽しみにしてます!!!
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- 14 : 2022/08/02(火) 04:06:39 :
- >>13
ありがとうございます。では、続きをどうぞ…
翌日…
茶柱「おっはよーございまーす!!!」
最原(お、来たぞ…)
赤松(あ…来ちゃった…!)
最原(さぁ赤松さん…練習通りに…!!)
赤松(う…うぅん…)
赤松「ちゃ…茶柱さんっ…おはよう…っ!」
茶柱「赤松さん! おはようございます!」
赤松「あ、あの…ちょっと良いかな…?///」
茶柱「ふぉ!? 何でしょうか!?」
赤松「え、えっと…今度の休みの日…に…その…///」
茶柱「休みの日に!?」
赤松「…い…一緒にお出かけっ…しよっ!」
茶柱「お、おおぉ…お出かけ…!?」
最原(ベネ。ちゃんと言えたね赤松さん…)
最原(女子のお出かけのお誘い……女性好きの茶柱さんが断る理由がない…これで距離を一気に詰めるんだ…!)
茶柱「ぅ…うひー…女子とお出かけ…うひー…あっ!でも…やっぱりダメですよ!」
赤松「…え?」
最原(…あり?)
茶柱「赤松さん、最近なんだか気分が優れていらっしゃらないみたいですし……もしかして風邪を引いているのでは…?」
赤松「え…風邪…?…んん?」
茶柱「とにかく転子とお出かけするよりも、寮の自室で安静にしてた方がいいと思います!」
赤松「…あ…うん……/////」
最原(………なにィィィイイイイイ!!??)
最原(バ、バカな…何故…!? あ、そういえばなんか昨日風邪じゃないかって心配してたな…ごめん赤松さんんんん!!!)
茶柱「赤松さんが元気になったら、またどこか遊びに行きましょうね!」スタスタ…
最原(行っちゃったぁ…ああ完全に僕の選択ミスだぁ…!)
赤松(…茶柱さん…私の事気にかけて…うぅ…すき…//////)
最原「アアァ…」
赤松「…」ポワポワ…
入間「…うわっ…なんだこいつら…」
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- 15 : 2022/08/02(火) 05:18:38 :
- 赤松・入間・茶柱の巨乳トリオはいいな~!エッチなの期待です!
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- 16 : 2022/08/02(火) 12:09:04 :
- 巨乳系のハプニング期待やね
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- 21 : 2022/08/03(水) 01:28:14 :
- >>15 >>16
エッチなのになるかどうかは僕でも分かりませんが期待ありがとうございます。
放課後…
最原「ごめん赤松さん…昨日茶柱さんに心配させすぎたよ…」
赤松「ううん!いいよいいよ! 私も少し茶柱さんの前で変な挙動し過ぎたかなって……しかも2人でお出かけって…まだ早すぎる気がして…」
最原「…そうだよね…ははっ…」
赤松「私、茶柱さんにもう一度声かけてみるよ! 今度はあんまりモジモジしないでみる!」
最原「…うん。がんばってね!」
赤松「うん! それじゃあね!」タッタッ…
最原「……活発的だなぁ」
王馬「いいよね活発女子」
最原「本当に………ってィギイイィイイ!!?」
王馬「わぁ!? 急に大声出さないでよ! びっくりしたじゃんか!」
最原「いいぃ一体いつからぁ!?」
王馬「いちからぁ! っていうのは嘘で」
王馬「最近赤松ちゃんと2人でコソコソやってるからさあ…気になって仕方なくて…赤松ちゃんがいなくなったタイミングで聞きに来たんだ。何をコソコソやってるの?」
最原「…どんな理由でコソコソやってようが勝手だろ!?放っておいてくれ!!」
王馬「出た出た、最原ちゃんの十八番。まぁその通りなんだけどさ」
最原「…」
王馬「まぁ俺の助けが必要ならいつでも呼んでよ。手助けするからさ。あ、嘘じゃないよ」スタスタ…
最原「…ふぅ……何とかバレてないみたいだな…」
最原「王馬君、何するか分からないからな……話を聞かれてない事を祈ろう……」
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- 22 : 2022/08/05(金) 00:04:39 :
- 翌日…
ー クラスルーム ー
最原(赤松さん…うまく事を運ばせられたかな…)
赤松「最原君、おはよう!」
最原「赤松さん…おはよう…で、どうだった?」
赤松「うん! それがね…風邪の事は茶柱さんの勘違いって事にしてもらって…それは良かったんだけど…」
最原「…うん?」
赤松「今週の日曜日に一緒にショッピングモールに行く事になったの」
最原「おおぉ…! 良かったね!」
赤松「あぁ…うん…でもね………」
意外ッ! それは突然の回想…ッ!
赤松『それで…今度の日曜日に茶柱さんとお出かけしたいと思ってて…今度できたショッピングモールでも一緒にどうかな…なんて!?』
茶柱『ふむふむ…赤松さんが風邪ではないなら喜んで!……あ、夢野さんとご一緒させていただいても良いでしょうか!?』
赤松『え…夢野さん…?』
茶柱『はい! 3人ならもっと楽しくなると思います!』
赤松〔どうしよう…ここで断ったら変に思われちゃう…2人だけでお出かけしたいのにぃ………まぁ仕方ないか…〕
赤松『うん…じゃあ夢野さんも誘おう!』
茶柱『ありがとうございます!』
夜長『およよ、何話してるのー?』
茶柱『アンジーさん! 実は赤松さん夢野さんと日曜日にお出かけする予定を立てていたのです! アンジーさんも如何ですか!?』
赤松〔ふぁっ!?〕
夜長『楽しそー! アンジーも行く〜!』
茶柱『いいですよね!? 赤松さん!』
赤松『あ…うん…いいよ…!』
入間『おん? 何話してんだおめーら』
茶柱『入間さん! 私達日曜日にショッピングモールにお出かけするですけど…あなたも如何ですか?』
赤松『ちょっ…茶柱さん?』
入間『はぁ? お出かけ!?…あ〜…どうしてもってーなら付き合ってヤるよ!』
茶柱『あ、どうしてもって感じでもないので拒否という事でよろしいですか?』
入間『うぐっ……行くよぉ…』
赤松〔更に増えてしまった…〕
茶柱『さぁ!みんな でお出かけを楽しみましょー!』
赤松『…………思ってたのと違う…』ボソッ
回想完ッ!
赤松「って事になったんだ」
最原「………………」(遠い目)
赤松「やっぱり2人きりは早かったかなぁ…」
最原「…まぁ…まだ付き合ってもないしね…」
最原「でも、このお出かけで君と茶柱さんの仲を深められればきっと茶柱さんも赤松さんに気が向くはずだよ…!」
赤松「…うん。私頑張ってみる…」
最原(それにしても入間さんの参加は意外だったな……女子同士のお出かけとかあんまり参加するイメージないけど…)
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- 23 : 2022/08/21(日) 00:34:05 :
- そして時は流れ…
ー 今 週 の 日 曜 日 ー
茶柱「皆さんお揃い! ですね!」
夢野「んあ〜…たまには出かけるのも…いや、家でゴロゴロしてた方が良かった」
赤松「ま、まぁまぁ…」
夜長「およー! なかなか広いショッピングモールだねー。迷子になっちゃいそー」
入間「迷子になってもアナウンスかけてやんねーぞ」
ガヤガヤ……ガヤガヤ……
最原「………ふむ…時間通りに全員揃った…」グラサン黒帽子
最原(…あ、これは別に尾行とかストークとかそんなんじゃないからね? 赤松さんに『内緒で一緒に来て、色々アドバイスして』って頼まれただけだからね? 本当だよ?って誰に喋ってるんだ僕…)
茶柱「それでは色々見て回りましょう!」
赤松「うんうん! 楽しもう!」
夢野「んぁ…人が多いの…皆んな離れんようにな」
入間「ケッ…行くぞ」
夜長「神様がいるからダイジョブダイジョブ〜!」
最原「…移動するみたいだね……ふぅ…こんな事やるの久しぶりだよ…」コソコソ…
??「………あれ…あれは…?」
キャッキャッ…! キャッキャッ…!
最原「…今のところ皆んな仲良く楽しんでるみたいだな…」
夢野「…」シャララン
茶柱「うひゃー!! シャラランとした服の夢野さんかわいいーー!!」
夢野「そ、そうかの…?」テレテレ
夢野「えぇと値段は……んぁっ…」サー
赤松「茶柱さん! これどうかな…?」キラキラン
茶柱「うおおぉ…!! 似合ってますよ赤松さん! かわいいです!!」
赤松「そ、そうかな…?」テレテレ
入間「服はやっぱこれだろ…!」ギラララン
茶柱「おー………入間さんっぽいですね!」
入間(あれ…あたしだけなんか評価がお粗末…!?)デロデロ
赤松「似合ってるよ入間さんっ!」
入間「…き、決まってんだろ!!俺様がセレクトしたんだからな!!」
夜長「これでオケー」ブカブカ
するするっ…
夜長「およよ」ゼンラー
茶柱「ちょっ…!? アンジーさん! 服のサイズが!!!」
夢野「…安いもんじゃ…諭吉の3枚くらい…」
赤松「ダ、ダメだよ! 序盤にそんな高いの買っちゃ!!」
最原「……いや普通に楽しそうだな…」
-
- 24 : 2022/09/08(木) 01:27:45 :
- 数十分後…
茶柱「いやー皆さん! かわいい服が買えて良かったですね!」
夢野「同じようなので安いのがあって良かった…」
夜長「かわいいの買っちゃったー! 神様も喜んでるよー!」
入間「ガラにもなくかわいいの買っちゃった……へへっ」
赤松「うんうん! みんな可愛い洋服が見つかって良かったね!」
最原(みんなそれぞれにあった服を買えたようだ…)
ピロリン♪
最原「お、メッセージか…どれどれ…」
赤松< 最原君、次のお店はどこにしたらいい?
赤松< (><)
最原「いや顔文字使うの可愛すぎ」
最原「おっといかんいかん…集中しないと…」
最原< アクセサリーショップなんてどうかな?
赤松< なるほど…提案してみるよ!
赤松< ((o(^∇^)o))
最原「……かわいい」
茶柱「さて…次はどのお店に入りましょう!?」
赤松「あ、あのアクs 入間「映画見ようぜ」…え?」
入間「ここでっけー映画館あるんだってよ。どうせなら見に行きてーだろ?」
最原(な…なにぃ!? 邪魔された…!?)
夢野「映画か…なんか面白そうなのやってるのか?」
入間「『シン劇場版 魔法少女ぷにきゅあ』」
夢野「…ほほぅ」
茶柱「意外ですね。入間さんがそういうのを面白そうというのは…」
入間「そうか? まぁ俺様は守備範囲が広いからな!! ひゃーひゃっひゃっひゃっ!」
夜長「じゃあ映画見ようかー。神様もそれがいいって言ってるよー」
赤松「あ…う、うん…」シュン…
ゾロゾロ……
最原(お、押し切られた…!映画館の中に入っていく…僕も行かなきゃ…!)ダッ
ー シアター内 ー
夢野「…やはり女児が多いの…」
夜長「うーん…こういうの見るの初めて!」
入間「ステッキ持ったか? ぷにきゅあを応援してねっつったら降るんだぞ」っステッキ
夢野「……本当にそれしなきゃいけないのか?」
茶柱「いやぁドキドキしますね!」
赤松「う、うん!(やった…茶柱さんの隣に座れた…!」
最原(ふぅ…なんとか5人が見える位置に座れたけど…)
女児「ママー、あの人もぷにきゅあ応援しに来たのかなー?」
母親「シっ…見ちゃダメよ……」
最原「………心なしか周りの目が痛い」
〜 映画終了後 〜
入間「グスッ…グスッ…」
茶柱「感"動"じま"じだァ〜!!」ワンワン
夢野「まさか女児向けアニメで感動させられるとは…」ウルウル…
夜長「特にぷにきゅあの親友の妖精さんが親指を立てながら泉の中に沈んでいく場面は涙無しでは語れないよー」ウルウル…
赤松「ハッピーエンドになって良かったよぉ…」グスグス
最原「…うぅぐ…うぇ…うう…!」グズグズ←感動しすぎて顔がぐちゃぐちゃ
女児「ママー…」
母親「あ、あの…ハンカチ…要ります…?」
-
- 25 : 2022/09/15(木) 00:33:51 :
- ー フードコート ー
ワイワイ…
ワイワイ…
夢野「んぁー……疲れたの…」シェイク チュー
茶柱「人混みは疲れますよねぇ…疲れてる夢野さんもかわいいー!!」
入間「…こいつブレねぇなぁ」
夜長「んー…アンジーはまだ動けるよー!」
赤松「……………」ボー
茶柱「…ん? 赤松さんもお疲れですか?」
赤松「え? あ、いや…全然大丈夫! まだまだいけるよ!」
入間「おいおい…あんま無理すんなよ。夜にハッスルできなくなるからな!」
赤松「よ、夜にハッスルって…!? 何言ってるの!?///」
ー 物陰 ー
最原(ふー…映画の後で見失いかけてたけど……何とか見つけられたよ…)
最原(さて、彼女達の様子はどうかな…)
??「何やってんの。こんな所で」
最原「え」
茶柱「さて、休憩後はどうしましょうか…」
赤松(あ、提案のチャンスかも!…最原君にメールしなきゃ…)
赤松< 最原君、休憩後はどこに行けばいいと思う?
赤松(……あれ…既読がつかない…?)
赤松< 最原君?
赤松(………おかしいなぁ…)
入間「よぉ、なに携帯と睨めっこしてんだよ」
赤松「ふぇ!? いや…何でもないよっ…」
赤松(最原君…!…早くメールを見て…!)
夜長「…………」
-
- 26 : 2022/09/17(土) 00:31:54 :
- ー 物陰 再び ー
最原「君は…!!」
最原「春川さんッ……!?」
春川「…まさか…ストーカー…?」
最原「いやこれはその…違うんだよ春川さん…仕事!!あくまでも仕事だから!!」
春川「…赤松達をストーカーするのが?」ジトー
最原(ええぇ〜何で観察対象までバレてるの〜?)
最原(くそっ…どうにかしてどうにかしなければ…!)
最原「…赤松さんに頼まれたんだよ!」
最原「女子5人だと色々ナンパとか不安だからって!」
三【 偽証!(>
春川「……なるほど。茶柱が居てなんで不安なのかは分かんないけど…まぁ頼まれたのは本当みたいだし…そういう事にしておいておく」
最原「…ところで春川さんは何でここに?」
春川「別に。ただ来てみただけだよ。帰ろうとしたらたまたま変な格好した最原を見つけたからつけてみただけ」
最原「………変な格好かな?」
春川「…グラサンは似合わない」
最原「そ、そうですか…」
春川「まぁ、私は人混みで疲れたからもう帰るよ。じゃ、なんか合ったら5人のことよろしくね」スタスタ…
最原「…じゃ、じゃあね……」
最原「ふー…何とか誤魔化せたみたいだな…」
最原「…あ!! 通知が来てる!!」チラッ
赤松「…」ソワソワ
最原「早く返信しないと…!」
茶柱「おや? 最原さんではないですか!」
最原「ワギャンッッ!!!?!???!??!?」ビクゥッ
茶柱「うぉっ…びっくりした…犬の真似ですか…?」
最原(えっえっ…? 何で茶柱さんが? …あ、ここゴミ箱あるじゃん…まさかゴミ捨てに…?? なんてこった…! ここに居るのがバレてしまった…!!)
茶柱「最原さんもこのショッピングモールに来ていたのですね!! 私も赤松さん夢野さん入間さんアンジーさんと一緒におでかけしてたんです!」
最原「スッーーーーーー…そ、そうでしゅか…」アセジワジワ…
茶柱「ハッ…まさか…私達の事をストーカーしてたんですか!?」
最原(あ、終わった…僕の人生終わった…)
茶柱「…なんて事はないですよね!! 最原さんともあろう人が!!」
最原「あっ……はい…たまたまだ…とは……思います…」
茶柱「あ、そうだ! せっかくですし私達とショッピングモールを見て回りませんか!?」ガシッ
最原「あ、いや…あの…!?(力強っ…!?)」
茶柱「皆さーん!! 最原さんと偶然会ったので連れてきましたーー!!」ダダダダッ
最原(アアアアアーーー…ごめん…赤松さん……)ズルズル…
-
- 27 : 2022/09/22(木) 01:46:57 :
- フードコート立ち去り後….
最原「…(気まずい)」
赤松「…(何で見つかっちゃったの最原く〜ん…)」
茶柱「さ、今度はどこに行きましょう!?」
入間「…どこ行くってもよ…もうモール内結構歩き回ったよな!」
夢野「うむ…色々な場所で色々な物を見たり買ったりしたぞ」
夜長「困ったよ〜…行くあてが無いよ〜」
赤松「……」チラリ
最原(!!…赤松さんが僕の方をチラ見した…? そうか、何かアドバイスが欲しいんだね…!)
最原「赤松さん…」コショコショ
赤松「!…あっ…あぁ! ゲームセンター!」
茶柱「ゲームセンターですか…いいですね!」
入間「あー確かに…行ってなかったな…」
夢野「んぁー…うるさいのは好きでは無いが…」
夜長「………だったら秘密子、アンジーと一緒にさ…神様に捧げるアクセサリーを選びに行かない?」
夢野「おぉ…ではうちはアンジーとアクセサリー選びに行くとするか」
茶柱「うおぇ!? 別れるのですか!?…少し心配ですが…」
最原「あ、じゃあ僕は夢野さん達と行くよ。万が一の時は全力で助けるから心配しないで」
最原(その方がメールも送れて都合いいし)
茶柱「おぉ…最原さんなら大丈夫ですかね! では、待ち合わせ時間を決めていきましょう…!」
それから6人は、待ち合わせ時間を決め、それぞれ行きたい場所へ向かっていった…
ー ゲームセンター ー
茶柱「ふおおぉ…これがゲーセン…!」
入間「いい感じにガシャガシャしてていいじゃんか。それじゃ、誰が1番クレーンゲームで景品取れるか勝負だ!」ダッ
赤松「あ! あんまり別れない方が…もう行っちゃった…(でも茶柱さんと2人きりだ…!)」
茶柱「…ふむ…このボタンを押すと…右に…」ポチポチ
赤松「うん、それで景品の真上にクレーンを動かして…」
茶柱「おぉ! 掴みました……あ!? 落ちちゃいました…!」ガーン…
赤松「…よぉし、私がとってあげるよ!」
茶柱「本当ですか!?」
10分後…
ボトッ…
茶柱「ああぁ!! 惜しい…!」
赤松「千円使って獲れないか…まだあるし次で取れるかも!」
更に10分後…
ボトッ…
赤松「うえぇ!? そこで落ちる!?」
茶柱「あ、赤松さん、もうやめた方が…」
赤松「…やるよ!」
再び10分後…
ボトッ
赤松「…」
茶柱「…あの…赤松さん?」
赤松「…とるもん」
茶柱「…え?」
赤松「次で絶対ッ…獲る…ッ!!」
更に再び10分後……
ボトッ
赤松「」
茶柱「あ、赤松さーーーん!!??!?」
茶柱「あ、赤松さんがッ…承太郎のイカサマが分からず打たれまくって精神が弱ったテレンス・T・ダービー見たいな顔にッ…これが…完全に負けを認めてしまった顔…!?」
入間「…おーっす…ってどうした?」
-
- 28 : 2022/09/22(木) 06:54:49 :
- 赤松さん大丈夫なのか、。
-
- 29 : 2022/09/22(木) 14:53:56 :
- 巨乳トリオにわかれたな
-
- 30 : 2022/09/30(金) 10:00:11 :
- 茶柱「入間さん!! 赤松さんを止めて下さい!!」
入間「んだよ赤松…こんなのに苦戦してんのかよ…」
赤松「だ…だって……ううぅ…」
入間「俺様はこれくらい獲れたぜ」っ袋一杯の景品
茶柱「おぉ…こんなに獲れたんですか…」
赤松「……次やれば…行けるから…!!」
10分後…
ウィーン…ガシッ……ゴトンッ…テレレーン♪
赤松「やったぁああ!!…獲れた…!!」
茶柱「おおおぉ!!! やりましたね赤松さんっ!!」
入間「…あーー…うん…良かったな」
赤松「本当に良かったぁ……」ウルウル
茶柱「…………」ホワ~
入間「おいおい、泣くほどの景品じゃ……無いわけじゃねーか…健康器具だしな」
赤松「はい! 茶柱さん!」っっ
茶柱「…はッ!…あ、あぁ…はい…! ありがとうございます!」
茶柱(…なんだろうこの気持ち……赤松さんを見てると…湧き上がってくる…この気持ちは……)
ー アクセサリーショップ ー
最原(…別れてから一向にメールが来ないな……)
最原(…もしかして事件に巻き込まれて…?)
最原(…いや…茶柱さんが居てそれは無いか……それだけ上手くいってるって事にしておこう…)
夢野「むむぅ…赤い宝石の銀色の装飾のやつか青い宝石で金色の装飾のやつ………」ムムムゥ
夜長「…秘密子ー…その2つでもう小一時間は悩んでるよー…」
-
- 31 : 2023/05/06(土) 20:43:35 :
- 巨乳トリオにエッチな展開起こるのみたいな~
-
- 32 : 2023/05/09(火) 02:39:32 :
- 時は流れ…夕方……。
茶柱「今日は楽しかったですね!」
夢野「んあー…中々楽しかったの」
赤松「うん! また一緒にお出かけしない?」
夜長「それに賛成だよー!」
入間「ま、まぁ…おめーが行きてーって言うなら…付き合ってやっても…いいけど…」モジモジ
最原「……」
最原(…なんとか今日という日を終える事ができた…ゲームセンターで何があったのか分からないけど…ともかく2人は前より仲良くなった様だな…安心安心….)
夜長「あ、アンジーお祈りの時間だからもう帰るねー」
夢野「んあー…うちももう眠いからかえZzzーー…」
赤松「わっ! まだ眠っちゃダメだよっ!」
茶柱「んもう…しょうがないです…ね!」
夢野「んぁ…」
赤松(わっ…おんぶしてもらってる…!)
茶柱「では転子は夢野さんを寮に届けて帰ります! では!」
夜長「アンジーも一緒に行くよー」
赤松「う…うん!…またね!」
入間「…けっ…結局残ったのは俺様たちだけかよ」
赤松「入間さんはこれからどうするの?」
入間「…どうするって……そりゃ……帰る…」
赤松「じゃあ一緒に帰ろっか」
入間「……う…うん…」
最原「…あ、えっと…僕はまだ用事があるから…じゃあね」
赤松「うん。今日はありがとう! 最原君! じゃあね」
最原「…うん」
その後…
ー 最原の部屋 ー
最原「……」
赤松< 最原君、今日はアドバイスとか色々ありがとう! おかげで少しは茶柱さんと仲良くなれたと思うよ!
赤松< ٩( 'ω' )و
最原「天使かな?」
-
- 33 : 2023/05/16(火) 01:04:16 :
- 最原「うん…今回のお出かけで茶柱さんと赤松さんの仲は縮まったと個人的には思う」
最原「だから今度は…茶柱さんと赤松さんの2人だけでどこかに行けるようにプランを考えなくては…」
こんこん……。
最原「ん? 誰だ…?」
扉「ガチャ」
入間「……………」
最原「え…入間さん? …ていうか勝手に部屋へ入ってこないで?」
入間「…………話が…ある」
最原「……話って…?」
入間「………俺様…その……」モジモジ
最原「……はっ!?」
最原(顔を赤らめている…そしてこのモジモジ様…これはもう告白で間違いない…!僕の内なる声がそう告げている…!…っていやいやいや!! 入間さんが…まさかそんなわけ無いだろ!? だっていっつも僕のことコケにしてくるし…!!)
入間「俺様っ……そのっ……!!」
最原(来た〜〜〜!!??)
入間「アタシっ……実はッ…!!」
入間「赤松の事が……好き…みてぇなんだ!!」
最原「………………………は?」
-
- 34 : 2023/05/16(火) 01:45:46 :
- 入間「……えっと…順を追って説明すると…だな…」
最原「……」( ゚д゚)
入間「俺様も…最初は赤松の事…クソビッチおねショタ女としか思ってなかったんだ……こっちが意地悪言ってもなんかすぐ言い返してくるし…!」
最原「……」( ゚д゚)
入間「でも…あいつと接しているうちに…アタシの中で何かが変わっていったというか……なんていうか……その…こうるさい所も…優しくアタシに笑いかけてくれる所も…なんか…いいなって…思えて…!」
最原「……」( ゚д゚)
入間「…おい聞いてんのかダサい原!」
最原「…ハッ…ごっ…ごめん……えっと…何だっけ? キーボ君が巨大化して怪獣を倒した話だっけ?」
入間「…お前、何言ってんだ…? だ、だからっ…俺様…赤松の事が好き…なんだ……likeじゃなくて…loveなんだよっ!」
最原「…そ、そう…なんだ…」
最原(…これは…色々マズい事になるかもしれない…!)
入間「この気持ちを…どうしていいのか分からなくて…最原ならなんか分かるかもしれねーって思って来たんだけど…」
最原「諦めて」キッパリ
入間「ひぐっ…な、何でよ…っ!」
最原「…まず、赤松さんの君への好感度はおそらく最低かそれに限りなく近い数値だと推測する。それは君が赤松さんに常日頃から悪口を言ってるからだ」
入間「うぐっ…」
最原「気になる子だからちょっかいかけるってのは小学生と同レベルだよ…だから赤松さんに気を持たせたいなら、君は赤松さんへの態度を改めなきゃいけない…けどおそらく、君は自分の態度を変えないだろう」
入間「う…うぅ…」
最原「だから無理。諦めて」
入間「ぐうぅ…いいもんっ…惚れ薬あるからっ!」
最原「な、なんてもんを発明してんだ…ッ! そんな偽りの愛を受けながら生活するなんて…君はそれでいいのか!?」
入間「うるさいっ! 何が何でも赤松を手に入れるんだ…っ!」
最原「…ちょっ…一旦落ち着いてよ…っ!」
最原「…とりあえず、入間さんを落ち着かせる事にした…)
-
- 35 : 2024/05/26(日) 21:04:01 :
- 1時間後……
入間「……」スッキリ
最原「……落ち着いた?」グッタリ
入間「…あぁ、何とかな……俺様はとりあえず赤松に好きになってもらえるよう自力で頑張らなきゃいけないんだよな」
最原「…まぁ…まずはこれまでの罵倒を謝ってさ、許してもらう事から始めようか…ね?」
入間「…やってみるか」
最原(…諦めさせる事はできなかったけどとりあえず、今はこれでいっか…)
入間「…万が一上手くいかなかったら惚れ薬を使えばいいしな!!」
最原「やめろや」
その後入間さんになんとか帰ってもらい、僕はベッドで疲れを癒しそのまま眠りについた…。
翌朝の教室……
入間「お、おい…赤松」
赤松「あ、入間さんおはよう。どうかした?」
入間「…その…いま、までの……悪口とか…ゴニョゴニョ…」
赤松「え…何…?」
入間「…だからっ…ごっ……んんぅ…」
赤松「もう…また悪口? まぁもう気にしてないけd
入間「…悪口言って…ごめんっ…!」
赤松「………え!?」
その謝罪の声が教室に響いた瞬間、
王馬君は飲んでいたパンタをブーーッと盛大に吹き出し、
真宮寺君は目を見開き持っていた高そうなツボをツルッと床に落とし、
東条さんは窓を拭いていた手をピタッ…と10秒ほど静止させ、
衣装を縫っていた白銀さんは間違って指に針を刺し「ぎゃあぁ!」と短い悲鳴をあげた。
あの入間(さん)が素で謝罪を…!?とみんな困惑していた。
赤松「…え、えぇと…入間さん…?…えっと…これは…?」
赤松さんも混乱している…。
入間「〜〜〜〜〜〜〜ッ!」カァァ
当の入間さんは顔を赤らめ…
入間「…とにかくごめん…っ!」ダッ
2度目の謝罪をしてそのまま教室の外へとダッシュして行った。
最原(…やればできるじゃないか。入間さん)
赤松「…あ、えーと……とりあえず…追っかけてくるね!」ダッ
王馬「…あーあ…入間ちゃんがらしく無い事したせいでパンタ一本無駄にしちゃったよー…てか真宮寺ちゃん、そのツボ大丈夫?」
真宮寺「…ハッ!?…あ…いやまぁ…歴史的価値のあるツボじゃないし…別に…」
東条「片付けておくわね」サッサッ…
真宮寺「ありがとう東条サン」
王馬「あ、東条ちゃん、それが終わったらこっちのパンタも…」
東条「…悪いけどそれは自分でお願い」
王馬「ありゃ…まぁそりゃそうか……」フキフキ
白銀「イタタ……私ちょっと保健室行ってくるね…」タッタッ…
最原(…しかし周りへの影響は凄まじかったな…)
-
- 36 : 2024/05/26(日) 23:59:21 :
- 復帰してたんやな、期待
あと最高絶望計画のやつスレ閉鎖されてるから解放してくれぇい
-
- 37 : 2024/05/27(月) 00:01:24 :
- >>36
期待ありがとうございます。
いつの間に閉鎖されてたんだ…?ご指摘ありがとうございます。直しておきました。
-
- 38 : 2024/05/28(火) 01:13:13 :
- その後、赤松さんは入間さんを連れて教室に戻ってきた。
赤松さんは何やらニコニコしている…可愛い。
入間さんは照れているのか、赤松さんとは真逆の方向を見つめていた。
その日はそれ以降何事もなく授業を終え、そして放課後に突入した。
赤松「最原君!ちょっといいかな?」
最原「あ、うん…」
赤松さんに連れられ、僕達は校舎の屋上へ足を踏み入れた。
ー 屋上 ー
最原「…で、どうしたの? 茶柱さんの事?」
赤松「うん! 実はね…明日の夜、食堂を貸し切って女子限定の女子会を開く事になったんだ」
最原「へ、へぇ…」
赤松「もちろん茶柱さんも来るし…クラスのみんなも来るし…何なら他のクラスの人達も来るんだ!」
最原「ほ、他のクラスの人も来るなんて…結構大規模なんだね」
赤松「うん! それでなんとか茶柱さんだけに喜んでもらえる様な事をしたいんだけど…何をしたらいいと思う?」
最原「…うーん…女子会では大まかに何をするの?」
赤松「えっと…基本的に何をするとかはなくて…集まって何かお話をしたりとか…持ち寄ったお菓子を食べたりとか…」
最原「なるほど…茶柱さんの好きなお菓子を持って来るってのはどう?」
赤松「え…でも私…茶柱さんの好きなお菓子知らないよ…? というかお菓子食べるのかな…茶柱さん」
最原「食べるよ」
赤松「え?」
最原「基本的にカロリーの少ないものを食べてる傾向があるね。1番食べているのが小さいこんにゃくゼリー。だからこんにゃくゼリーを持ってくれば茶柱さんは喜んでくれると思うよ」
赤松「…何でそんな事知ってるの?」
最原「え、あ…いや僕は探偵だからさ…周りの人の仕草とか色々観察しちゃう癖があって…何というか…職業病というか…!!」
赤松「あ、そうだった…最原くん探偵だったね…」
最原(……僕的にみんなの可愛い仕草を記録しているのがバレそうになった…今度から発言には気をつけよう)
最原「まぁ僕から言えるのはこのくらいかな」
赤松「…うん、分かった!明日頑張ってみるよ!」
最原「いいぞ、その息だ!」
その後は赤松さんと別れ、僕は屋上で少しばかり物思いに耽った……。
-
- 39 : 2024/05/30(木) 01:23:15 :
- そして…翌日の夜……。
ー 食堂 ー
ガヤガヤ……。 ガヤガヤ……。
赤松「…うわぁ…なんだか本当にパーティみたいだね」
夜長「にゃははー! にぎやかだねー」
舞園「3組の参加者さん達ですね! ではこちらにお名前を記入して下さい!」
※ このssでは78期生は1組、77期生は2組、才囚学園生は3組という設定です。学年?細けぇこたぁいいんだよ!!
赤松「よーし、いっぱい楽しんじゃおう!」
夢野「んあー! 他のクラスのやつにもうちの魔法を見せてやるぞー」
茶柱「きゃー! 頑張って下さい夢野さん!」
東条「なにかあったら言ってちょうだい。片付けでも何でもするわ」
入間「じゃあテーブルの上に乗って皆んなの前でオナn
東条「それは遠慮させてもらうわ」キッパリ
入間「うぐっ…何でもするって言ったのにぃ…」
白銀「何でもはできないよ…できる事だけ…ね」
春川(来る予定なかったのになぁ…早く帰りたい…)
最原「……なんだか心配だから食堂に来ちゃったけど……受付の人がいるから中には入れないな……」
最原「どうしようか……」
??「…お困りの様だね…」
最原「き、君は…!?」
-
- 40 : 2024/06/04(火) 00:31:06 :
- 舞園「そろそろ交代の時間ですかねー…」
王馬「おーーい! 舞園ちゃーん!」
舞園「あれは3組の…王馬君? どうかしたんですか?」
王馬「ちょっと来て! 色々大変なんだよ!」
舞園「え…でも…」
王馬「苗木ちゃんが!!」
舞園「すぐ行きます」ダッ
王馬「うぉ速っ!? とにかく来て!」ダッ
女装原「…」スッ…
女装原(王馬君…助かるよ…ありがとう…!)コクッ
王馬(そのグラサンマスクの女装はどうかと思うけど……上手くやりなよ…最原ちゃん)グッ
ー 食堂 ー
ガヤガヤ……
女装原(やっぱり女子会なだけあって女子がたくさんいるな…)コソコソ…
女装原(赤松さん達は…あそこか。ここにいるのがバレると流石にヤバいから目立たない所から眺めるか…)
春川(…はぁ…こう言う所慣れないな…適当言って早めに切り上げるか…)
春川「…あれ?」
女装原「…」ジー…
春川(…最原…? あいつ…この前のショッピングモールといい…誰か付けてる…?)
赤松「あ、私これ持ってきたよ」っこんにゃくゼリー
茶柱「おおぉ! こんにゃくゼリーじゃないですか! しかも私の好きな奴!」
茶柱「ありがとうございます! 赤松さん!」ニコッ
赤松「あ…うんっ…喜んでもらえて…嬉しいな…!」
赤松(ひゃぁ〜…笑顔も可愛いなぁ〜…!)
女装原(うんうん…上手く行ってるみたいだな…)
小泉「ね、ねぇ…舞園ちゃんどこに行ったか知らない? 受付の交代の時間だから行ってみたんだけど…」
ソニア「え…居ないんですか?」
女装原(…王馬君の連れ去りがバレたか…赤松さんは大丈夫そうだし、僕もそろそろお暇しようかな…)コソコソ
春川「ねぇ」
最原「…ん?」
春川「何やってんの? 最原」(小声)
最原「…エート…ダレノコトカシラ−…?」(小声&裏声)
春川「ふざけないで。あんた…この前も3組の誰かをつけてたよね? 何が目的?」(小声)
最原「ッ…それは…」(小声)
最原(………かくなる上は…!)
-
- 41 : 2024/06/10(月) 00:19:45 :
- 最原「赤松さんに頼まれたんだよ…女子会がちょっと不安だから内緒で着いてきてって…」(小声)
春川「赤松が…?」(小声)
最原「そうなんだよ…もう大丈夫そうだから僕は引き上げようと…」(小声)
最原(作りたてホヤホヤの嘘だけどね…)
春川「ふぅん…そうなんだ…」(小声)ジトー…
最原(うわっ…全然信じてなさそうな目をしてる…)
春川「…ここは赤松に免じて許してあげる。さっさと出ていきな」(小声)
最原「は、はい…ありがとうございます…」(小声)
ー 玄関ホール ー
最原「ふー……」
王馬「あ、お疲れー最原ちゃん! うまく潜入できた?」
最原「あぁ王馬君…ありがとう。助かったよ」
王馬「うん。まぁ今度舞園ちゃんに会ったらタダじゃ済まないだろうけど…」
王馬「所で、最原ちゃんはなんで女子会なんかに潜入したかったの? ハーレム作りたかったとか?」
最原「なんて事言うんだ君は…まぁ…依頼でって事だけ言っておくよ」
王馬「へぇ…依頼か…じゃあ依頼として、俺の相談に乗ってくれない?」
最原「え、今?」
王馬「ダメかな?」
最原「………別にいいけど…」
王馬「ありがとう! それでこそ心の友だよ!」
最原(王馬君が相談事なんて……なんだろう…嫌な予感しかない…断ればよかったか…?)
王馬「俺実はさ…」
王馬「赤松ちゃんの事、好きなんだよね」
最原「………はい?」
-
- 42 : 2024/06/13(木) 11:10:11 :
- 王馬「えーと…順を追って説明していくとね」
最原「……」( ゚д゚)
王馬「最初は赤松ちゃんの事、そんなに意識してなかったんだー。でも赤松ちゃんって皆んなから頼られるリーダーみたいな子でいつも元気だし…」
最原「……」( ゚д゚)
王馬「赤松ちゃんと接している内に、俺の中で何かが変わっていったというか…なんていうか…そんな赤松ちゃんに徐々に惹かれていってさ…!」
最原「……」( ゚д゚)
王馬「…最原ちゃん? 聞いてる?」
最原「…ハッ…ごっ…ごめん……あーー…何だっけ? サメがトルネードと合体して都市を襲う話だっけ?」
王馬「良いよねあの映画」
王馬「ま、そー言うわけで俺は赤松ちゃんの事が好きなんだ。もちろんlikeじゃなくてloveの方でね!」
最原「……もうやめろよ」
王馬「え?」
最原「どうせそれも嘘なんだろ…?」
王馬「いや、割とガチ」
最原「………そう…なんだ…」
最原(…これは……更にマズイ展開になったぞ…!?)
王馬「この気持ちを誰かに相談しようとしても誰も信じて来れなさそうだし…ほら、俺って嘘つきじゃん? だから最原ちゃんに相談しようと思ったんだけど…」
最原「まず日常的に嘘をつくのをやめようか」
王馬「嫌だねー! 俺みたいな身体の80%が嘘で構成されてる様な人間に嘘を止めるなんてできっこ無いよー!」
王馬「あ、ちなみに残りの20%は炭酸飲料ね」
最原「…じゃあせめて赤松さんの前では嘘をつかないとか…」
王馬「あー…なるほど。その手があったか」
王馬「ま、考えてみるか…」
王馬「ありがとうね最原ちゃん! 早速明日にでも実践してみるよ!」ダッ
最原「あっ……行ってしまったか…」
赤松「私…好きなの…茶柱さんが!」
入間「俺…赤松の事が…好きみてーなんだ!」
王馬「俺実は…赤松ちゃんの事が好きなんだよね」
最原(……僕の頭はショートしそうです)
-
- 43 : 2024/06/17(月) 01:17:12 :
- ー 寄宿舎 最原の個室 ー
最原「…」
最原< 女子会どうだった?
赤松< 楽しかったよ! 最原君のおかげで茶柱さんに喜んでもらえたみたい!ありがとう!
赤松< (*^▽^*)
最原「…オウマイエンジェル…」
最原「それにしても…うーん…」
最原(ホワイトボードに色々まとめてるけど…なんかややこしくなってきたなぁ…)
コンコン…
最原「…ん? こんな時間に誰だ…?」っホワイトボード ガラガラ…
最原「はい?」ガチャ…
夜長「終一ー? 入るよー?」
最原「ア、アンジーさん? こんな時間にどうs…」
夜長「はーいズカズカズカ〜」ズカズカ
最原「うわっ!?…ちょっ…勝手に入って…!?」
夜長「んー…終一の部屋、こんな感じなんだねー…意外にシンプルだねー」
最原「…で…アンジーさん、何か様かな?」
夜長「んーとねー…ちょっと相談があるんだー」
最原「そ、相談…?(…また?)」
夜長「うん」
夜長「終一、楓の事つけてるよね?」
最原「…………ん?」
夜長「アンジーは知ってるよ? ショッピングモールで会ったのも偶然じゃなくて、楓をつけてたんだよね?」
夜長「今日の女子会でも、楓の様子を見ようとして魔姫に詰められてたよね?」
最原「…………んんんん?」
夜長「アンジーは知ってるよ? 神様がずーーーっと見てるからね?」
最原「…あ、あの……誤解……で……?」
最原「………すみませんでした」
僕は深々と、アンジーさんに土下座をした。
-
- 44 : 2024/06/20(木) 16:00:27 :
- 最原「もう勘弁してください…」
夜長「でもでもー、何で楓の事つけてたのー? どうしてー? どうしてー?」
最原「…赤松さんからの依頼みたいなもので…あ、依頼って言うのは…守秘義務があるので内容は……」
夜長「あ、私欲で付けてた訳じゃないんだねー」
最原「………半分私欲…も入ってました……」
夜長「ほーん…素直で宜しいねー…」
最原「あ、あの…こんな事聞いて…どうするの…?」
夜長「別にどうもしないよー」
夜長「アンジーが大、大、だーい好きな楓に何でそんな事してるのかなーって思って質問しただけー」
最原「……そうだったのか…ってんんん???」
夜長「んー、どったの?」
最原「あの…つかぬ事をお聞きしますが…アンジーさんって赤松さんの事…」
夜長「好きだよ。ラーブラブに好きだよー?」
最原「……………え?」
-
- 45 : 2024/06/26(水) 11:01:10 :
- 夜長「アンジーは楓の事がとーっても好きなの。だから楓に変な事したらー…」
夜長「7親等親族まで祟るよ?」
最原「………は、はぁ…」
夜長「じゃ、そういう事でねー」バタンッ
最原「…ふぅむこれは…大分ややこしくなって来たな…」
最原「……かなりマズいかもしれない…もしかしたら、数人破滅するかもしれない…!」
最原「うぅ…どうしてこんな事に…」
-
- 46 : 2024/07/03(水) 14:26:56 :
- 翌日…。
最原「…ぉはょぅ…」ゲッソリ
白銀「うっわ…どうしたの最原君…」
最原「はははっ…昨日すこし…考え事をし過ぎちゃってさ……ハハッ!…」ゲッソリ
白銀「…最後の方某有名ネズミキャラみたいになってたけど…」
百田「よーっす!…ってどうした終一!? ゲッソーもびっくりのゲッソり顔だぞ!?」
最原「パクパク…(やぁ百田君…昨日の夜少し考え事をし過ぎちゃって…)」ゲッソリ
百田「声になってねーぞ…全く、お前がそんなに追い詰められるなんて…なんか悩み事でもあんのか?」
白銀「私も何でもできる訳じゃないけど…できるだけ協力するよ。話してみて?」
百田「おう! 助手の悩みを聞くのも大将の仕事だからな!」
最原「…百田君…白銀さん………」
最原「…守秘義務があるから詳しくは話せないんだけど…」
最原、説明中…。
百田「……あー…それは……うん……」
白銀「昼ドラも泣き喚いて逃げ出す程のぐちゃぐちゃ泥沼っぷりだね…」
百田「つかA(赤松)って奴、人たらしが過ぎるだろ…めちゃくちゃ他人から好かれてんじゃねぇか」
白銀「しかもそのAさんが好きなのはB(茶柱)さん…しかもそのBさんが好きなのはC(夢野)さん…Aさんを好きなD(入間)、E(王馬)、F(夜長)さんの思いは一方通行…」
最原「…みんなが幸せになるにはどうしたらいいかな?」
百白「「…………………」」
百田君と白銀さんはお互いに顔を見合わせた後、こう言い放った。
百白「「無理」」
最原「でしょうね」
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