ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

桑田「...苗木って結構かわいい顔してるよな」

    • Good
    • 0

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2021/09/01(水) 03:46:28

    苗木「桑田クン...」


    桑田「な、なんだよ」


    苗木「いくら舞園さんに相手にされないからって...それはちょっと...」


    桑田「はぁあああ?!アホかおめぇ!」


    苗木「わっ!じょ、冗談だってぇ!」


    桑田「うし、罰ゲームとして俺の本気の球受けろ!」ガシッ


    苗木「えっ?!わっ、ちょ、ちょっと待って!!」ズルズルッ


    苗木「だ、誰かたすけてー!!」
  2. 2 : : 2021/09/01(水) 03:51:58

    大和田「あーあ、苗木のやつ死んだな」


    葉隠「ま、桑田っちの言ってることも何となくわかるべ」


    山田「むっ!葉隠康比呂殿はもしかしてソッチの気が...」


    葉隠「ち、ちげーべ!」


    石丸「まあ、なんだ。僕はいいと思うぞ...!ただ、ソッチの気はないので勘弁してくれ!!」


    葉隠「石丸っち〜!!!?」


    不二咲「でも、正直苗木クンってたまに女の子みたいに見えるよね...」


    葉隠「不二咲っちが言うくらいだべ?実質苗木っちは女だべ!」ガハハハハ!


    不二咲「ボクがお、女っぽいってこと...?」


    大和田「おい葉隠ェ...歯ァ食いしばれ...」


    葉隠「ちょ、ちょっと待つべ!!」


    石丸「うむ!今日も平和だ!!」


    山田「あれは暴力として取り締まらないんですかね...」
  3. 3 : : 2021/09/01(水) 04:03:41

    桑田「はぁあ〜、授業ダリィ〜」


    桑田「なぁ苗木ィ、授業ふけね?」


    苗木「桑田クン...試験近いんだからさぁ...」


    桑田「うっ...嫌なモン思い出させんじゃねぇ!」


    苗木「そうやって逃げてると、また前みたいな目に合うよ?」


    桑田「そ、それだけは勘弁してくれ...」ガクブル


    桑田「!」


    桑田「苗木!オレにベンキョー教えてくれよ!」


    苗木「えぇ〜?だって勉強しないでしょ??」


    桑田「いや!今回はガチでやるぜ!」


    苗木「じゃあ、石丸クンに教えてもらえば??」


    桑田「いや、あいつはぜって〜ダメだろ...」


    桑田「スパルタ過ぎて俺が死ぬ!」


    桑田「アイス奢るから!スーパーコップ!」


    苗木「バーゲンダッツ」


    桑田「え?」


    苗木「バーゲンダッツ3個」


    桑田「せ、せめてスーパーコップ3個で頼む!!」


    苗木「いや!ダメだね!こればっかりは譲らないよ!」


    桑田「今月ピンチなんだよ〜!」


    苗木「知らないもんね〜」


    桑田「...」ボー


    苗木「桑田クン?」


    桑田「はっ、あ、お、おう」


    苗木「...やっぱ2個でいいよ?」


    桑田「お、サンキュー!」


    桑田「じゃ、早速今日からなっ!」


    苗木「はいはい、放課後行けばいいんでしょ?」


    桑田「おう!」


    桑田(...苗木ってこんなに可愛い顔してたっけ...)


    桑田(...って何考えてんだオレ...)


    桑田(今回の試験はガチるぜ〜!)
  4. 4 : : 2021/09/01(水) 04:11:42

    桑田「あー...暇すぎる...」


    桑田「苗木のやつ何してんのかなー...」


    桑田「電話すっか」

    プルルルッ

    苗木『はーい、桑田クンどうしたの?』


    桑田「おー、暇だからよ。何となくかけて見た」


    桑田「この後暇か?どっか遊びに行こーぜ」


    苗木『うーん、実はさ...舞園さんと買い物に行ってて...』


    桑田「はぁ?!聞いてねぇーぞ!ずりぃ!」


    苗木『そりゃあ言わないよ...。まあ、そういうわけだからさ』


    苗木『また今度誘ってよ』


    桑田「ちぇ!今度詳しく聞かせろよな!!あ、舞園ちゃんによろしくって言っといて!」


    苗木『はいはい、じゃあ、切るね?』


    桑田「おーす」

    ピッ

    桑田「...はぁあ...」


    桑田「...」


    桑田「てかあいつ舞園ちゃんとデートかよ!羨ましすぎるぅ!!」


    桑田「こりゃ色々聞き出す必要があんな!」
  5. 5 : : 2021/09/01(水) 04:17:56

    桑田「ふぅう、やっと授業が終わったぜ...」


    苗木「体育の後の数学は寝ちゃいそうだったよ...」


    桑田「だよなぁ...」


    苗木「今日は珍しく寝なかったね?」


    桑田「へっ、まぁーな!」


    苗木「いや...普段寝ないようにしてよね...?」


    桑田「うっせ!あ、そうだ。この後カラオケとかどうよ」


    苗木「お、いいね!ちょうど歌いたい曲があったんだよね!」


    桑田「当ててやるよ!舞園ちゃんの新曲だろ!?」


    苗木「お、よく分かったね〜!」


    桑田「ったりめーだろ?オレは欠かさず舞園ちゃんの情報を仕入れてんの!」


    苗木「桑田クンには敵わないや...。あ、そうだ!舞園さんも誘う??」


    苗木「どうせ桑田クンの事だし」


    桑田「どうせってなんだよ!」


    桑田「まー...今回はいいや!」


    苗木「珍しいね?今日の桑田クンはなんか違う感じだ」


    桑田「押してダメなら引いてみろ!恋の駆け引きの鉄則だぜ?」


    桑田(流石に2人で行きたい、なんて言ったら引かれるよなー...)


    苗木「なんだそれ」


    桑田「あぁーん?知らねーのか?とりあえず行くぞっ!」


    苗木「あっ、待ってよー」
  6. 6 : : 2021/09/01(水) 04:56:58

    桑田「十神のやつコンビニで万引きして捕まったらしいぜ!」


    苗木「その噂って本当だったんだね...」


    桑田「ま!オレはいつかやると思ってたけどなっ!」


    十神「ほう、何処の十神白夜が捕まっただと?」


    桑田「げっ」


    苗木「あっ」


    十神「愚民どもが...くだらん噂を流すな...」


    十神「さて、どうやって教育してやろうか」


    苗木「悪いのは桑田クンだから!」


    桑田「あっ、苗木テメー裏切りやがったな!」


    十神「ほう?桑田...よほど死にたいようだな?」


    桑田「アポォ...」


    苗木「フンフフーン♪」


    十神「苗木、お前もだ」


    苗木「えっ」

    ギャーー!

    桑田「ひ、ヒデー目にあったぜ...」ゲッソリ


    苗木「だね...」ゲッソリ


    苗木「あ、ところでねここら辺に新しいたこ焼きのお店が出来たんだよ」


    桑田「お、いいじゃんいいじゃん。ちょーど小腹が空いたとこなんだよな」


    苗木「確かこのかど曲がって...」グラッ

    桑田「!」ダッ

    ガシッ

    苗木「...っとと」


    苗木「ごめん桑田クン...」


    桑田「おいおい...。しっかり前見ろよな」


    苗木「いやー、ちょっとテンション上がっちゃって...」


    桑田「...」ジーッ


    苗木「桑田クン?」キョトン


    苗木「流石にずっとこの姿勢は恥ずかしいんだけど...」


    桑田「お、おう、わりーわりー」


    桑田「助けてやったお礼に!たこ焼き奢れよな!」


    苗木「えー?まあいいけど」
  7. 7 : : 2021/09/01(水) 05:21:04

    苗木「ちぇ、罰ゲームでパシリなんてついてないや...」


    狛枝「キミは...」


    苗木「げっ...(この先輩何考えてるのかわかんないからちょっと苦手なんだよな...)」


    狛枝「苗木クンじゃないか!いやぁー、奇遇だね?こんな所で会うなんてさ!」


    苗木「そ、そうですかね...?学園内なら割と会う気が...」


    狛枝「やはりボクはツイてるね!この瞬間の為に生まれたと言っても過言ではないよ!!!」


    苗木「さすがに過言だと思いますけど...」


    狛枝「こうしちゃいられない!苗木クン!ボクの部屋によって行かないかい?!!?」


    苗木「え、えーっと...行きたいのは山々なんですけど...」


    狛枝「ええっ?!行きたい?!なんてキミは優しいんだ!!こんなゴミカスで何の役にも立たないボクの部屋に?!行きたいだなんて!!」


    苗木(あっ、この流れちょっとやばいかも...)


    桑田「あのぉー、先輩」


    狛枝「キミは超高校級の野球選手 桑田怜恩クンじゃないか!!」


    狛枝「やはりボクはツイてるねぇ?!!」


    桑田「わざわざどーも」


    桑田「つかこいつ俺のツレなんで、ちょっかい出すのやめてもらていいっすか?」


    狛枝「それは悪いことをしたね!希望の象徴の邪魔しちゃ、いけないよねぇ?!」


    桑田「そーゆーことなんで。苗木、行くぞ」グイッ


    苗木「う、うん...」


    狛枝「あぁっ、苗木クン...次こそはキミのキボウを見せてくれるよね...?」


    苗木「いやー、本当に助かったよ...」


    苗木「あの先輩ちょっと怖いんだよなぁ...」


    桑田「...」


    苗木「桑田クン?」


    桑田「おめーはなぁ、無防備すぎんだよ」


    苗木「えっ、そうかな?」


    桑田「あのなぁ...。もうちょっと警戒した方がいいんじゃねーの?あの先輩みたいなやつなんて他にもいるんだぜ?」


    苗木「うーん...。それは怖いな...」


    桑田「ったく...」ナデナデ


    苗木「?」


    桑田「あっ、わり。なんか体が勝手に...(やべ...)」


    苗木「なんだよそれー」


    苗木「まあ、心配してくれてありがと!」ニコッ


    桑田「ちっ...///」


    桑田(くそっ...ど、どうしちまったんだオレは...)


    大和田「やーっと帰ってきたか」


    石丸「遅刻だぞ遅刻!」


    苗木「色々あってさー...」


    苗木「ね?桑田クン」


    桑田「...おう」


    桑田(色々、な...)
  8. 8 : : 2021/09/01(水) 06:27:36

    桑田「...」ボーッ


    葉隠「なんか桑田っちが心ここに在らずって感じだべ」


    不二咲「なんか最近多いよね...。何か悩み事でもあるのかな...?」


    大和田「けっ、どうせ舞園の事でも考えてんだろ」


    石丸「む、いくら何でもすぐ決めつけるのは感心しないぞ」


    大和田「へいへい」


    山田「ズバリ!恋ですな!」


    山田「私の中のゴーストがそう囁いているのですよ...!!」ビシッ


    桑田「はぁ?!ち、ちげーよ!///アホ!アホアホ!」


    葉隠「図星だべ」


    大和田「ほらな?やっぱり舞園の事じゃねーか」


    石丸「す、すまなかった!」


    桑田「くそっ...///」


    不二咲「でも、こうゆう反応するなんて珍しいね?」


    不二咲「普段は隠してないっていうかオープンすぎるくらいだし...」


    山田「むむ、これはこれは...」ニヤニヤ


    山田「桑田怜恩殿、まさかガチ恋ですかな...?」


    桑田「だからっ!ち、ちげーって...///」


    桑田「昨日ちょっと夜更かししたんだよ!」


    葉隠「ま、そーゆ事にしといてやるべ」


    桑田「ちっ...///」


    大和田「んな事より飯だ飯!」


    山田「コーラ!コーラ!」


    石丸「桑田クン、悩み事があるならいつでも頼ってくれたまえ!」


    桑田「...さんきゅ」


    桑田(こんなん相談できるわけねーだろ...)


    不二咲「...」


    苗木(桑田クン、なんかあったのかな?)


    舞園「苗木クン?どうかしました?」


    苗木「あ、なんでもないよ」
  9. 9 : : 2021/09/01(水) 06:43:50

    桑田「...」テクテクテク


    苗木「あっ、レオンクン〜!」


    桑田「?!」


    苗木「あっ」


    苗木「ごめんごめん、実はさぁ、昨日夜更かししてヤバイヨハザード4やってたからさ...」


    桑田「お、おう///」


    苗木「あ、そうそう。桑田クン、この後ちょっと遊ばない?」


    桑田「...怜恩でいいぞ」


    苗木「へ?」


    桑田「だぁかぁら!オレの事下の名前で呼んでいいって言ってんだよ」


    苗木「え、う、うん...怜恩クン?」


    桑田「...ぉぅ///」


    苗木「怜恩クン〜」


    桑田「な、なんだよ...///」


    苗木「へへ、呼んでみただけ〜」


    桑田「」バキューン!BREAK!


    苗木「な、なんかこれ恥ずかしいな...///」


    桑田「」


    桑田「ハッ!な、なにして遊ぶよ...?」


    苗木「んと、ゲーセンに行こうよ」


    桑田「お、いいねぇ。今日もボコしてやるからな〜?」


    苗木「今日こそは勝つよ!覚悟しててよね!」


    苗木「怜恩クン!」


    桑田「あっあがっ...///」


    桑田(お、落ち着けオレ!あ、相手は苗木だぞ!しかも男!オレは舞園ちゃん一筋だぞ!)


    苗木「ふふ...変なの」
  10. 10 : : 2021/09/01(水) 07:00:06

    桑田「くっそぉ!こんな雨降るなんて聞いてねぇーぞ?!」ザーッザーッ


    苗木「全くツイてないね...」ザーッザーッ


    桑田「お、あそこで雨宿りすっぞ」ザーッザーッ


    苗木「うん」ザーッザーッ


    桑田「ふぅー...。天気予報じゃ一日中晴れのはずだろ...」


    苗木「あー...服がビショビショだよ...。教科書大丈夫かな...」


    桑田「あっ、せっかく髪型セットして決めてたのに!」


    苗木「まあまあ、後は帰るだけだし」


    桑田「そうだけどよー...」


    桑田「途中で舞園ちゃんに会うかもしんねーだろ?」


    苗木「確かに...」


    苗木「...」


    桑田「?どうした苗木?オレの顔になんか付いてんのか?」


    苗木「怜恩クンって結構...」


    桑田「?なんだよ?」


    苗木「いや、やっぱいいや」


    桑田「なんだそれ?まあ、いいけど」


    苗木「髪、下ろしてた方がかっこいいな...」ボソッ


    桑田「ん?なんか言ったか?」


    苗木「そんなことよりいつ雨止むのかなー」


    桑田「早く止まねーかなー」


    苗木「ボクはしばらくこのままでもいいけど」


    桑田「?」
  11. 11 : : 2021/09/01(水) 07:33:14

    KO!!

    桑田「相変わらずよぇーな苗木はぁ?」


    苗木「くっ...次こそは勝つよ!もう1戦だよ!」


    桑田「何回やっても変わんねーと思うぜぇ?」


    桑田「ま、苗木が満足するまで相手してやるよ」


    苗木「あ、ごめん、小銭切れちゃったから両替してくるねー!」


    桑田「へいへーい」

    __________________...


    桑田「苗木のやつおせーな...」


    桑田「ちょっくら様子見に行ってやるかー...」


    不良「キミどこの学校かよってんの?」


    苗木「あはは...」


    不良「ねえ?キミィさっきから生意気だね?」


    苗木「えっと...すみませんでした」


    不良「謝ってすむわけねーだろ!!」バンッ


    苗木「...!」ビクッ


    不良「はい、財布渡して」


    苗木「それはちょっと...」


    不良「あ?」


    不良「あー、なんかすっごいイライラしてきちゃった」
    ポキポキ

    不良「表でろや」グイッ


    苗木「ちょ、ちょっとは、離してっ...」


    桑田「待てやコラ」ガシッ


    不良「あぁ?!」


    桑田「オレのダチに何してんだ...?」


    苗木「...怜恩クン...」


    不良「!く、桑田怜恩じゃねーか!」


    桑田「こいつに手ェ出したからにはテメーただじゃ帰さねーぞ...?」


    桑田「死んで詫びろや」


    不良「っ!」ビクッ


    苗木「怜恩クン落ち着いて!」ガシッ


    桑田「なっ、苗木!と、止めんな!こいつだけは許せねー!」


    苗木「は、早く行って!!」


    不良「ひ、ひぃ!」タッタッタッ


    桑田「なっ?!苗木お前何してんだよ!」


    苗木「僕のことはいいから!ここで怜恩クンが殴ったらこれからのキャリアに傷がついちゃうよ...」


    苗木「僕のためだとしても...」


    桑田「お、お前...」


    苗木「あはは、他のとこ行こ?」


    桑田「......おう」


    苗木「いやー、さっきは災難だったよ!怜恩クンがいなかったらどうなってた事やら...」


    苗木「あっ!さっきのゲーセンもう通えなくなっちゃったかな?!それだったらいやだなぁ...」


    桑田「苗木、こっち来い」


    苗木「?うん」

    ギュッ

    苗木「ど、どうしたの?怜恩クン」


    桑田「足、震えてんぞ」


    苗木「あ、あはは...参ったな...。こうゆうのは慣れたと思ったんだけどな...」


    桑田「...」


    苗木「...しばらく...こうしててくれないかな...」


    桑田「...おう」
  12. 12 : : 2021/09/01(水) 07:42:54

    苗木「怜恩クン〜」ギュッ


    桑田「ん?お、苗木か。どうした?」


    苗木「購買行かない?」


    桑田「おう、いいぜ!」


    葉隠「なんか距離感おかしくねーか...?」


    石丸「まさか苗木クンは甘えん坊さんだったのか...?」


    大和田「桑田のやつも満更でもなさそうだったな」


    山田「むむ!これは禁断の恋の予感がしますなぁ!」


    大和田「いや、それはねーだろ。桑田と苗木だぞ?」


    石丸「山田クン、同級生相手にそんな妄想をするのは失礼だと思うぞ!」


    山田「さ、さーせん...」


    葉隠「まあ、兄弟みてーなもんだべ」


    山田「なるほど...。苗木誠殿は弟属性も持ち合わせてたとは...」


    不二咲「あはは...」


    舞園(いいなー桑田クン...。私も苗木クンに甘えられたいなぁ...)
  13. 13 : : 2021/09/01(水) 07:58:15

    桑田「苗木は最近舞園ちゃんとはどうなのよ」


    苗木「舞園さんと?別にどうにもなってないけど...」


    桑田「はぁあ?お前なぁ!男ならシャキッとしろよな!」


    苗木「えぇ...?僕と舞園さんはそんなんじゃないって...」


    桑田「うそつけ!デートしまくりの癖に!」


    苗木「で、デートじゃないって!」


    苗木「そういう怜恩クンはどうなの?舞園さんとは」


    桑田「あー?からっきしダメだな」


    苗木「今度セッティングしよっか?」


    桑田「んー...いや、いいよ別に」


    苗木「あれ、普段の怜恩クンならすぐに食い付きそうなのに」


    苗木「まあ、セッティングするってのは嘘だけど」


    桑田「お前なぁ...。まあいいや」


    桑田「...実はな、舞園ちゃんの事諦めようと思ってな」


    苗木「えっ?!なんで?!」


    桑田「なんていうのかな、オレ多分本気じゃなかったんだと思う」


    苗木「なにそれ?言い訳?」


    桑田「うっせ!」デコピン


    苗木「いてっ!」


    桑田(ハァア...。まじか...)


    桑田(苗木じゃなくて舞園ちゃんに嫉妬する時が来るとはなぁ...)


    苗木「顎髭剃ればいいと思うよ!」


    桑田「...」デコピン


    苗木「いたっ!」
  14. 14 : : 2021/09/01(水) 08:17:49

    江ノ島「うぷぷぷ!」


    苗木「あっ!?ま、待ってよ!!」


    江ノ島「や〜ん!苗木が獣みたいにアタシのこと求めてくるよ〜!」


    苗木「誤解を招く言い方はやめてくれない?!」



    霧切「苗木クン、今度の事件の調査についてきてほしいのだけれど」


    苗木「僕がついてっていいものなの?」


    霧切「何を言っているの?あなたは助手なんだから当然よ」


    苗木「えへへ...。じゃあ、足を引っ張らないようにするね!」



    セレス「苗木クン、放課後付き合いなさい」


    苗木「ちなみに拒否権は...?」


    セレス「当然そんなのありませんわよ?あなたは私のナイトなのですから」


    苗木「未だにそのナイトって言うのがよくわかんないんだけど...」



    朝日奈「苗木〜!新しく出来たドーナツ屋さん行かない??」


    苗木「お、いいね!行こう!」


    朝日奈「そ、そのさ?か、カップル割引があってさ...///」


    苗木「...彼氏のフリをすればいいんだね?」



    苗木「あ、戦刃さん!この後暇かな??」


    戦刃「!うん!暇だよ!!」


    苗木「良かったらでいいんだけど、買い物付き合ってくれない?」


    戦刃「うん!行く!絶対行くよ!!」



    舞園「実はウェディングドレスを着て撮影するんですけど...」


    苗木「そうなんだ!楽しみだな〜」


    舞園「そ、その、新郎役をやって貰えませんか...?///」


    苗木「えっ?!///」



    葉隠「くそっ!苗木っちだけモテすぎだべ!不公平だべ!」


    山田「リアルハーレム系主人公とはうらやまけしからんですぞ!!」


    不二咲「まあ、苗木クンだからね...」


    大和田「珍しく桑田が静かだな」


    石丸「普段の彼なら葉隠くんたちに混ざって妬み僻み言うのだが...」


    桑田「...」


    葉隠「な、なんか悟った顔してるべ...」


    山田「お、大人の階段を登ったってやつですかね...」


    不二咲「何だか寂しい目をしてるよ...」


    大和田「まあ、そっとしておいてやれ」


    石丸「そうだな...」


    葉隠「珍しく石丸っちが空気読んでるべ」
  15. 15 : : 2021/09/01(水) 08:35:12

    苗木「怜恩クンおはよ!ってあれっ?!」


    桑田「お、苗木か!おはよっす!」


    苗木「れ、怜恩クンのあ、あごひげが...」


    桑田「ん?ああ、これか?まあ、色々あってな!心機一転?つーの?」


    桑田「まあ、そんな感じ!」

    ガララッ

    桑田「よーっす」


    葉隠「?!」


    不二咲「えっ?!」


    大和田「なっ?!」


    石丸「ど、どうかしたのかね?!」


    山田「なぬっ?!桑田怜恩殿の顎髭が...」


    「「「「無くなってる!!」」」」


    大和田「な、何があったんだよテメー!悩み事があンなら相談しろってあれほど...」


    桑田「な、なんだよ...?そんな変か?」


    石丸「桑田くん...辛かっただろう...!!」


    桑田「な、なにがだよ!オレはいたって正常だぜ?!」


    葉隠「く、桑田っち失恋でもしたんか?!」


    桑田「ははっ、まあ、そんなとこだな」


    不二咲「桑田クン...」


    桑田「なっ!?お前らオレの事そんな目で見んじゃねぇ!」


    桑田「全員今日はオレとキャッチボールさせるぞ!?」


    葉隠「ああ...。今日はいくらでも付き合うべ...!」


    大和田「男だぜ...テメーは...!」


    不二咲「桑田クンは強い男だよ!!」


    石丸「ボクはっ...!ボクは感動したぞっ!桑田くん!!」


    山田「我々の前ではカッコつけなくて良いのですぞ...?」


    桑田「お、お前らなぁ!そんなこと言われたら泣いちまうだろーが!!」


    桑田「せっかく円満に諦めれそうだったのによォ!」


    十神「朝から騒がしいな。なんだ、桑田のやつ失恋でもしたのか」


    苗木「...」


    十神「舞園あたりにでもフラれたのだろう...。フン」


    苗木「...どうだろうね」


    十神「...?」
  16. 16 : : 2021/09/01(水) 08:42:22


    以上需要があんのかどうか分からない桑苗(?)でした

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
kusinada

ひぐらし

@kusinada

「ダンガンロンパ 」カテゴリの最新記事
「ダンガンロンパ 」SSの交流広場
【sn公式】ダンガンロンパ交流広場