このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
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シルヴァ「大将が別嬪すぎて生きるのが辛い」【通常版】※R-18
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- 1 : 2014/01/28(火) 19:17:13 :
- シルヴァ「たーいーしょー。どーこいーるのーっと!」
キースン(いるけど返事なんてしないって……)
DbSシリーズSS
この前書いたやつの通常版。
つまり平常運転。
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- 2 : 2014/01/28(火) 19:18:25 :
- シルヴァ「っかしいなぁ。確かににおいはしたんだけど姿は見えずか……」キョロキョロ
シルヴァ「……ねーぇ大将。ヤらせてーなんて言わないんで顔見せてくださいよー」
シルヴァ「ちゅーさせてーも言いませんよー?仕事の話なんすよー」
シルヴァ「おーねーがーいーしーまーすーよーぉ!」
キースン(……)
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- 3 : 2014/01/28(火) 19:19:58 :
- キースン「……ホントに仕事の話なんだな?」スッ
シルヴァ「あーっ!やっぱり隠れてたんすねたいs」
キースン「仕事の話じゃ無いのなら、ミランダとエルダーを呼ぶけど」カマエ
シルヴァ「わーっ!!!待って待って待って!本題に入るんで!」
キースン「じゃあ、早くしろよ。俺だって暇じゃないんだ」
シルヴァ「うーっす」
キースン「」イラッ
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- 4 : 2014/01/28(火) 19:20:23 :
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シルヴァ「何で大将は俺にだけあたりがきついのかねー?」
カウフマン「あたり???」
シルヴァ「そーよあたりよ。俺にだけいじわるってこと」
カウフマン「いじわる?大将は優しいですよ」
シルヴァ「だから俺にだけいじわるなんだって」
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- 5 : 2014/01/28(火) 19:23:52 :
- ギルバート「それは貴方が大将をいやらしい目で見るからでしょう」
カウフマン「いやらしい?」
シルヴァ「だって考えてもみろよ。大将あんな別嬪さんなんだぜ?俺の好みにドストライクだし」
シルヴァ「俺、好みのコはほっとけないんだもーん」
ギルバート「……そういうことを言うから嫌われるんでしょうね」
カウフマン「シルヴァ、嫌われてるの?」
ミラン「そうよ」
エルダー「そうだとも」
シルヴァ「ちょ」
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- 6 : 2014/01/28(火) 19:26:22 :
- シルヴァ「お前らだって二人そろって大将に迫ってんじゃねーのよ。そのお前らに言われたくねーよ俺!?」
ミラン「だけど、私達嫌われていませんし」
エルダー「寧ろ大将閣下を御護りする騎士ですし」
シルヴァ「……確かにそうかもしれねぇけど」
カウフマン「俺はー?」
シルヴァ「エッカルトは見習いかなー?」
カウフマン「見習いー?」
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- 7 : 2014/01/28(火) 19:26:55 :
- シルヴァ「何がいけねーのかなー。俺、顔は悪くないと思うんだけどさー」
ギルバート「問題はその性格ですね。口を開けば[ピーーー]だの[ピーーー]だの[ピーーー]だの」
カウフマン「[ピーーー][ピーーー][ピーーー]???」
ミラン「カウフマンそんな汚い言葉復唱しちゃだめよ!!」
エルダー「覚えるなよ!!?」
シルヴァ「んー……つまりクチが問題ってことかぁ?」
ギルバート「すごく簡単に言えばですがね」
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- 8 : 2014/01/28(火) 19:27:19 :
- ギルバート「少なくとも、その子供に聞かせられない言葉ばかり口にする点を矯正すれば普通に話くらいはさせていただけるかと」
シルヴァ「なーるー……んじゃ、ギルバートみたくすればいいのん?」
ギルバート「今よりは大分マシかと。個人的にはエルダーくらいフランクな方が良さそうだと思いますが」
シルヴァ「そうかぁ?」
カウフマン「そーなんですか?」
ギルバート「まずはやってみたらいかがでしょう?」
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- 9 : 2014/01/28(火) 19:32:50 :
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・
シルヴァ「おはようございます、大将。先日の任務に関しまして、ご報告があります」
キースン「……!!?」
ギルバート(驚いてる)
ミラン(当然よねぇ)
エルダー(驚愕した表情の大将もかわいい)
ハルバー(毒キノコでも食ったのかシルヴァは)
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- 10 : 2014/01/28(火) 19:33:16 :
- シルヴァ「鹵獲した連合軍の機体を解析したところ――」
キースン「……」
シルヴァ「やはり我が軍の開発状況と――」
キースン「……」
シルヴァ「早急な対策が必要と思われますが――」
キースン「……ちょっと」ガタッ
ギルバート(おや)
ミラン(あら?)
エルダー(おやおや?)
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- 11 : 2014/01/28(火) 19:33:42 :
- シルヴァ「何でしょう?キースン大将閣下」ニコ
キースン「……ちょっと、ついて来い」
シルヴァ「……仰せのままに、閣下」
ギルバート(これは)
ミラン(これは)
エルダー(どうなるよ)
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- 12 : 2014/01/28(火) 19:35:01 :
- カツカツカツ…
シルヴァ「大将?いったい何のご用でしょうか?」
キースン「いいから黙ってついて来い。……話は部屋でする」
カツカツカツ…
カチャッ
キースン「入れ」
シルヴァ「ここ……」
キースン「いいから、入れ」ギロッ
シルヴァ「は、はっ」スス…
バタン! ガチャ
シルヴァ(鍵閉められた……?)
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- 13 : 2014/01/28(火) 19:36:13 :
- キースン「これで……誰もこないぞ」
シルヴァ「でしょうねぇ」
キースン「……なぁ、ティモシェンコ。何かあったのか?」
シルヴァ「え?」
キースン「今日のお前、変だぞ。おかしい。おかしすぎる」
シルヴァ「んー……いえ、別にいつも通りですけれども」
キースン「どこがだ!!いつものお前なら、俺に対してそんな言葉遣いしないだろ!!」
シルヴァ(想像以上にキいたんだなぁ、喋り方変更作戦)
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- 14 : 2014/01/28(火) 19:37:23 :
- キースン「今なら、他には誰もいない。ここでの話は誰にも聞こえない」
シルヴァ(そりゃそーよねぇ……だってここ、そういう風に作ってある場所だもの)
キースン「なぁ……何か、あったのか?俺達の前で、そんな風に振る舞わなければならなくなるようなことが」
シルヴァ(どうしよう何かすっげぇ勘違いされてる)
シルヴァ(でも……)
シルヴァ(この状況、上手く使えばひょっとしてひょっとするんじゃね?)
キースン「……おい」
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- 15 : 2014/01/28(火) 19:43:45 :
- キースン「おい……聞いてるのか?俺の話……」
シルヴァ「もちろんですよ、大将閣下」
キースン「じゃあ答えろ。……何故、いつも通りに話さない?」
キースン「……もう、そんな振る舞いをする必要が無くなったからか?」
シルヴァ(……え?)
キースン「俺が不必要になったって、ハルバーに言われた?」
シルヴァ「は……」
シルヴァ(やべぇ)
シルヴァ(この流れは、やべぇ)
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- 16 : 2014/01/28(火) 19:49:50 :
- キースン「……私はまだ何も聞いていないけど。それなら、直接言ってもらいたかったな」
シルヴァ「い、いえ、その。司令官は何も」
キースン「……じゃあ、貴方の独断?」
シルヴァ「……」
シルヴァ(やべぇ。目がイッちまってる……普段の大将じゃねぇ、相手しちゃいけねぇやつだコレ)
キースン「答えて」ジリッ
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- 17 : 2014/01/28(火) 20:24:43 :
- キースン「貴方の独断で私を処分しようとしているの?それとも、ハルバーの命令?」
キースン「ハルバーの命令なら、私はそれに従おう。貴方の手を煩わせなくても、首を掻き切る」
キースン「でも……貴方の独断だというのなら」
シルヴァ「……なら?」
キースン「……言ってほしい?」クスッ
シルヴァ(あー、キレーな笑顔だなー。ちょっと前のやりとりがなければなー)
ティモシェンコ<おはよー
シルヴァ(嗚呼悲しきかな男の性)
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- 18 : 2014/01/28(火) 20:44:15 :
- シルヴァ(ここで上手く丸め込めば、ヤる前にヤれちゃうかもな訳だけど……)
シルヴァ(そんなことしたら確実に明日はこねぇ)
シルヴァ(ここはうまーくうまーく大将を引き離していつものノリに戻すことが最善……)
シルヴァ(俺の股間のパイルバンカーに気付かれないようにする為にもまずは距離をとろうそうしよう)ズザザザザ
キースン「どこ行くの?」ズイ
シルヴァ(ひえー!顔ちけぇー!!いつもなら嬉しいけど今は目がイッちゃってるから喜べねー!!)
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- 19 : 2014/01/28(火) 20:49:53 :
- キースン「やっぱり、貴方の独断?そうだよね、ハルバーの命令ならこうして逃げないもんね……」
シルヴァ「あー……お、仰る通りで……」
キースン「ふぅん?じゃ、認めるんだ?」
シルヴァ「へ?……認めるって何を?」
キースン「とぼけないでよ」
キースン「殺そーとしたんでしょ?私のコト……」ツツ…
シルヴァ「」
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- 20 : 2014/01/31(金) 12:45:01 :
シルヴァ「――いやいやいやいや!滅相もない!!めっそーもないっす!大将!!」ガシッ
キースン「っ!?」
シルヴァ「俺は確かに独占欲とかそーゆーのは強いっすけど!他の人にあげたくないから殺しちゃえーなんてそんな病んだ考えは持ってないっす!」
シルヴァ「やっぱ好きな子にはなるべく長く一緒にいてもらいたい派っすからね!?」
シルヴァ「つーか!こんな別嬪さんを殺すなんてもったいないっす!とてもじゃねーけどできねぇっす!!」
シルヴァ「つーか死んじゃったら[ピーーー]もできねぇし[ピーーー]もできねぇし!!」
シルヴァ「かといって俺には死姦も趣味もn」
キースン「――も、もういい!口を開くな!!」バシッ!
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- 21 : 2014/01/31(金) 12:48:33 :
- シルヴァ「……おっ?」ジンジン
キースン「これ以上変なこと言ってみろ、こんなんじゃすまさn」
シルヴァ「――いつもの大将だぁあああああ!」ガバッ
シルヴァ「んもー!あいっしてるぜーーー!!!」
キースン「うっ……うわああああああああ寄るな変態ー!」
――バンッ
シルヴァ「」ビクッ
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- 22 : 2014/01/31(金) 12:52:16 :
- クロフォード「……何してるんです?少将」
シルヴァ「あ……あはは。まだ、まだ何もしてないよー?」
クロフォード「しようとしてましたよね?」
シルヴァ「……」フイッ
クロフォード「とっととその腕を離しなさい、さもないと切り落としてその人回収するわよ」
シルヴァ「ははははははいいいいいいいいいい!!!」バッ
キースン「っ」
クロフォード「そこの変質者は置いといて、さっさと行くわよ」
キースン「あ、あぁ……」
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- 23 : 2014/01/31(金) 15:11:03 :
・
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・
ハルバー「で?あの子に少しでも相手してもらいたいと口調を変えていた……と」
シルヴァ「その通りっす」
ハルバー「つまり、他意は全くないんだな?」
シルヴァ「そっす」
ハルバー「……変な物を口にしたということも無いな?」
シルヴァ「モチロンっす」
ハルバー「――だそうだ。キースン、わかったな?」
キースン「……わかってるよ」
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- 24 : 2014/01/31(金) 15:13:58 :
- キースン「……」
シルヴァ(あーあーあーあー……やっちまった。こいつぁ嫌われちまっただろうなぁー)
シルヴァ(つーか。最後のアレがいけなかったんだろーなぁ。おかげでいつもの大将に戻ったんだろーけど)
クロフォード「悲鳴が聞こえたから何事かとおもったけど……本当に事件が起こったりしてなくてよかったですね」
クロフォード「ただ……少将にはお灸をすえたほうが良いのではないかと思いますが?」ジトッ
キースン「……かもな」
シルヴァ(やっべこれ詰んだ)
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- 25 : 2014/01/31(金) 15:14:57 :
- キースン「……」ジッ
シルヴァ(あー、どうなるかなー。おれどうなっちゃうかなー)
キースン「……いい」
シルヴァ「へ?」
クロフォード「……えっ?」
キースン「今回は、いい。やっぱりいい」
シルヴァ「……マジで?」
キースン「マジだよ」
シルヴァ「本当に……?」
キースン「本当だ」
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- 26 : 2014/01/31(金) 15:16:54 :
- シルヴァ「まままマジマジマジでs」
キースン「しつっこいな!!本当だって言ってるだろう!?」バンッ!
キースン「わかったら!俺の気が変わらないうちに!とっとと下がれッ!!」
ハルバー「」
クロフォード「」
シルヴァ「……りょ、了解……です」ススス…
…バタン
キースン「……」フー フー フー…
クロフォード「……念のため聞くわ。さっきのあれは本心?」
キースン「ああ……そうだ。だから、今回は何もしなくていい」
クロフォード「……そう」
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- 27 : 2014/01/31(金) 15:17:38 :
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シルヴァ「まさかのお仕置きナシで戸惑ってるのよね、俺様」
シルヴァ「いつもはさ?ヤらせてーとか、ちゅーさせてーとかそういうこと言うと大変なことになるのよ」
シルヴァ「それが今回は何もないのよー、ホントに何も!」
カウフマン「いつもあるのが無いのは、変ですね」
シルヴァ「そーそー、変なのよ」
カウフマン「でも、いつも通りでしたら少将はミンチ肉です?」
シルヴァ「……うん」
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- 28 : 2014/01/31(金) 15:19:10 :
- ギルバート「しかし不思議ですね。いつもなら容赦なく手なり狂気なりが飛んでくるはずですが」
ミラン「それもご自分から何もしなくていいとも仰ったのでしょう?不思議だわ」
エルダー「もしかして、いつものお灸レベルじゃなく本気でトドメを刺すのかも……」
シルヴァ「」
ギルバート「あぁ……」
ミラン「その可能性は……あるわね……」
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- 29 : 2014/01/31(金) 15:19:50 :
- シルヴァ「……それヤバくね?」
ミラン「ヤバいですね」
エルダー「ま、お慕いしているあの御方にに直々に処分されることに感謝しつつ逝くしかなさそうですね」
シルヴァ「やだぁ!!踏みつけられたりぶん殴られたりするのはご褒美だけど死んじゃうのは勘弁!!」
ギルバート「死なない程度がいちばんですよねぇ」
シルヴァ「直々にっていったらやっぱり[ピーーー]して[ピーーー]して[ピーーー][ピーーー][ピーーー]で[ピーーー]だったr」
ミラン「やめて下さい聞いてるだけで体中が痛くなってきました」
エルダー「俺も……」
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- 30 : 2014/02/04(火) 18:38:18 :
- クロフォード「楽しそうにお喋りしてるところ悪いけど、少将。呼ばれてますよ」
シルヴァ「おっふ」
シルヴァ「誰にって……そりゃあやっぱり」
クロフォード「わかってるでしょ?早く行ってください」
ギルバート「……中尉、大将は何か仰っては」
クロフォード「特に何も。ただ一言、ティモシェンコを呼んでとだけ」
シルヴァ「……ギルバートぉ」
ギルバート「はい、何でしょう?」
シルヴァ「もしも死体残ったらさぁ、何かイイモノ作ってちょーだい?」
ギルバート「……ええ、考えときます」
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- 31 : 2014/02/04(火) 18:38:37 :
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キースン「遅い」
シルヴァ「こ、これでも呼ばれてすぐ来たんすけど」
キースン「口答えしない」
シルヴァ「はいっす」
キースン「……はぁ」
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- 32 : 2014/02/04(火) 18:39:26 :
- キースン「変態の分際で他人を振り回すなんて、ホント生意気……」ジトッ
シルヴァ(ああいつもの大将だ、生ゴミ見る目だ)ニヨヨヨヨ
キースン「ニヤニヤするな、気色悪い」
シルヴァ「すんません」
キースン「ったく……お前、何がしたいんだよ。何が目的なんだよ」
シルヴァ「何がって。そりゃ大将閣下自身っていうかー、なんてゆーかぁ?わかってんでしょ?」
キースン「……」
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- 33 : 2014/02/04(火) 18:42:50 :
- シルヴァ「大将は誰の物にもなってくれないけどー。俺、欲張りなんで」
シルヴァ「可能であれば俺の物にしたいんすよねー。誰にもわけてあげません!」
キースン「そもそも人間は分けられねぇだろ……つーか、俺はお前みたいな奴は嫌いだし」
シルヴァ「いやん意地悪」
キースン「」イラッ
シルヴァ「――とにかくとにかくとにかくよ!俺は大将のこと好きなんっすよ!そりゃもうだいっすき!!」
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- 34 : 2014/02/04(火) 18:46:47 :
- キースン「……色々言いたいことはあるが、あえて何も言わねぇ。つまり、お前は俺に好意を抱いていると」
シルヴァ「うーん。色気のない言い方っすけど、その通りっすね。ぞっこんですわ」
シルヴァ「何より美人だし頭良いしエロいし好きになるなという方が無理!」
キースン「お前もう少し考えて物言うようになればいいのにな」
シルヴァ「あれ。もしかしてそれ褒めてる?褒めてくれてます?」ススス
キースン「どさくさに紛れて肩を触るな変態」
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- 35 : 2014/02/04(火) 18:49:11 :
- シルヴァ「てゆーかぁ。大将俺のこと好きだったりしません?」
キースン「は?」
シルヴァ「ほら、嫌よ嫌よも好きのうちって言葉もありますし」
キースン「は?」
シルヴァ「実は俺にも隠されたワンチャンがあるんじゃねぇかと」
キースン「あるわけないだろ自惚れるな」ゴミヲミルメ
シルヴァ「おっふ」
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- 36 : 2014/02/04(火) 18:52:26 :
- シルヴァ「……マジで欠片もねーのん?」
キースン「むしろ欠片でも俺に好かれてると思えるお前の頭はどういう仕組みなんだ。お前の所業からして俺がお前を好きになる可能性なんてないだろうが」
シルヴァ「ちぇー……。御呼ばれしたから少しくらい期待したのになー」
キースン「……」
キースン「……まぁ。一応お前は味方だからな。死んでもらいたいとは思っていない」ポリポリ
シルヴァ(照れてる照れてるかわいい照れてるでも言ってること物騒)
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- 37 : 2014/02/04(火) 18:55:39 :
- シルヴァ「」ジトー
キースン「……!何見てるんだ!」
シルヴァ「別嬪さんの赤面」
キースン「何言ってんだ!!?」
シルヴァ(やだテンパってるかわいい)
キースン「あ~も~!!お前と話すと疲れるからヤダ!ヤダ!ほんっとヤダ!」ガシガシ
シルヴァ「……俺、出ていきましょうか?」
キースン「……いい。俺ももう戻るし」
シルヴァ「そっすか」
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- 38 : 2014/02/04(火) 18:59:17 :
- カツカツカツカツ…
シルヴァ「あーあ。やっぱり大将はもらえないかー」
シルヴァ「……でも」
キースン『死んでもらいたいとは思っていない』
シルヴァ「生きてていいって言われたから、まーいっか♪」
シルヴァ「大将が別嬪すぎて生きるのが辛い」【通常版】
おわり
一応味方として認識=守るために闘ってはくれるそうなので。
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