この作品は執筆を終了しています。
エレン「引き出しを開けたら・・・」
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- 1 : 2014/01/26(日) 22:25:34 :
- 一応進撃です。めっちゃ短編小説。
ではスタート!!
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- 2 : 2014/01/26(日) 22:29:36 :
- 「そこには……」
「うん?」
夕日に照らされながら壁の上に座っているエレンとアルミン。
壁の外には巨人が群がり壁の中で人は平和そうに暮らしている。
「巨人のいない世界があったんだ」
にこやかに笑いながらアルミンを見つめるエレン。
――エレン…?
――いったいエレンはどうしたの?ふざけてるの?
心の中でそんな思いを消しながらアルミンは「へぇ」と軽く受け流す。
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- 3 : 2014/01/26(日) 22:31:04 :
- 期待です!
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- 4 : 2014/01/26(日) 22:33:40 :
- 「信じてないだろ~」
また笑いながらアルミンの頬をエレンはつねる。
「そりゃあね。突然言われても……それよりそこにいったの!?」
「違うよ。」
「え?」
キッパリ違うと否定されてアルミンは目を見開く。
――目の前にいるのはいつものように無邪気で押さないエレンじゃない……。
と思ったのは一瞬だった。だって
つぎの瞬間いつもの笑顔にエレンが戻ったから。
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- 5 : 2014/01/26(日) 22:33:53 :
- >>3
ありがとです!!
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- 6 : 2014/01/26(日) 22:38:21 :
- 「こんな面白いことがあったらいいなぁって」
夕日を見つめながらエレンは言う。少し眩しそうに目を細めながら。
「なんだよ~」
「へへっひっかかったな」
むくれるアルミンをからかうように笑うエレン。
と、その瞬間、二人を照らす夕日からの光が何者かによって遮られる。
「二人とも!!!」
聞こえたのはベルトルトの声。珍しく声が生き生きとしている。
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- 7 : 2014/01/26(日) 22:40:35 :
- 「どうした!?」
「ん?」
驚くエレンと落ち着いて返事をするアルミン。
パシュと音がなってライナーもやってくる。
「待てよなベルトルト。」
「ごめんごめん。隣に座っていい?」
「もちろんだぜ」
壁の上に男が4人。夕日を見つめて座っている。
何か不思議な光景だった。
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- 8 : 2014/01/26(日) 22:43:25 :
- 「で、どうしたの?」
数分の沈黙を破ったのはアルミン。
ベルトルトの顔を見つめて首を傾げる。
――なんか雰囲気が違うなぁ……。
と思いながら。
でも、ベルトルトは口を開かない。
「面白いもの見つけたんだ。」
代わりにライナーが説明をし始める。
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- 9 : 2014/01/26(日) 22:44:34 :
- ライナー君は…
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- 10 : 2014/01/26(日) 22:47:19 :
- 3人が壁から足を出しているのに対しライナーは胡坐をかく。
どうしてかわからないけれど。
「なんだなんだ??」
興味を持ったようにエレンが口をはさむ。
「お前らは……巨人のいない世界に行ってみたいと思わないか?」
「行きたい。というか……俺が、この世をそういう世界にしてやるぜ!!」
ライナーの問いにエレンは手を拳にして大声を出す。
それに驚いたのかベルトルトは閉じていた目をあける。
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- 11 : 2014/01/26(日) 22:50:17 :
- 「じゃあ、行こうぜ?」
「は?」
「え?」
意味のわからない問いかけにエレンもアルミンは困惑する。
――突然何を!?
「見つけたんだよ。そこにいく引き出しを。」
さっきエレンが言っていたことをベルトルトは繰り返す。
「冗談……だよね?」
アルミンはまたかよという呆れた顔をしながら問う。夕日はだんだん沈んでいく。
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- 12 : 2014/01/26(日) 22:51:14 :
- >>11
エレンもアルミンも
です。ごめんなさい
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- 13 : 2014/01/26(日) 22:54:50 :
- 「まさか。俺がそんなこという人に見えるか?」
ライナーに言われて二人は首を振る。
「よかった……。」
「とりあえず、男子は全員行くんだって。二人は……?」
ほっとするライナーを尻目にベルトルトは二人に聞く。
エレンもアルミンもまだ少し疑っているようだったが
行くことにした。
「行ってみたいな」
「僕も」
そう答えるとライナーもベルトルトも立ちあがって壁の下に降りていく。
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- 14 : 2014/01/26(日) 23:05:55 :
- ライナー達について行って到着した場所は男子部屋の机の前。
「ここだ」
周りにはコニーやジャン、マルコがいる。
「じゃあ、皆、準備はいい?」
久々の休日の夜だからなのか今、男子部屋には7人しかいない。
ベルトルトが声をかけて引き出しを開ける。
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- 15 : 2014/01/26(日) 23:09:12 :
- 引き出しを開けるとそこには綺麗な街が広がっていた。
高くそびえたつ見たこともない家に、赤黄青と3色の色をもった電気。
巨人は全く見当たらない。
7人は吸い込まれるようにその中に入って行った。
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- 16 : 2014/01/26(日) 23:11:53 :
- 「すげぇ……」
キョロキョロしながらコニーは呟いた。
「どうやって……もどるの?」
同じようにキョロキョロしていたマルコは突然口を開く。
確かにどこにも出口はない。
「……。」
誰も口を開かない。
皆は頭の中でもう二度と話すことが出来ないかもしれない女子達や同期の男子達。そして教官達の顔を思い浮かべた。
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- 17 : 2014/01/26(日) 23:13:38 :
- 今度は巨人のいない
この平和な世界で
夕日が7人を照らす。
「お前らに伝えたいことがある。いや……ここまで来たから打ち明けられることだ。」
ライナーの真剣そうな表情に皆は固まる。
ーー???
たくさんのハテナマークが5人の頭の中を駆け巡っていた。
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- 18 : 2014/01/26(日) 23:15:55 :
- 「俺は鎧の巨人。」
「僕は超大型巨人」
「信じないのならここでなってやってもいい。」
「僕達は戦士失格だ。もうあの世界にいたくなかった。どうしたって皆を殺さなきゃいけなくなる。そんなの嫌だ……。」
「そう思ってた毎日にあの引き出しを見つけてしまった。ここはなんていい世界なんだ。殺し合いをしないですむ。」
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- 19 : 2014/01/26(日) 23:18:56 :
- 「だから皆を巻き込んでまでここにやってきた。ごめんね」
ベルトルトとライナーは交代交代で説明する。
道中に座り込んで俯きながら。
ベルトルトに関しては泣いている。
気づいたのだ。
アニを置いてきてしまったこと。
皆を巻き込んでまでする必要性なんてなかったこと。
他にもたくさん。
どうしたらいいかわからない気持ちが心に溜まっていく。
戦士として生きてきた世界よりも……
ーEND?ー
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- 20 : 2014/01/26(日) 23:19:50 :
- 一体何を書きたかったのでしょうかね……
続きとか書けたら書きます……(見てくれる方なんていないと思うけど……)
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- 21 : 2014/01/27(月) 14:49:14 :
- 見ますよ!こういうのけっこう好きなんですよ
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- 22 : 2014/01/28(火) 22:42:39 :
- 面白かったです!!乙乙!!
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- 23 : 2014/01/29(水) 19:51:09 :
- 面白いŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”(๑´ㅂ`๑)ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”ŧ‹”
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- 24 : 2014/01/30(木) 17:58:54 :
- 頑張って
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- 25 : 2014/02/01(土) 20:16:47 :
- 皆ありがとうございます!
ーー↓テストなので気にしないでください↓ーー
アルミン「ああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああ」
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- 26 : 2014/02/12(水) 20:54:27 :
- ほぇぇぇぇぇ。乙
「ああああああああああああああああああああああああああ
ああああああああああああああああああああああああああ あああああああああああああああああああああああああ」
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- 27 : 2014/03/28(金) 15:37:13 :
- 乙です
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