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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

進撃の巨人-戦士たち-外伝-2

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  1. 1 : : 2014/01/25(土) 17:04:57
    本編を進める為に、まずこっちを進めます!
  2. 2 : : 2014/01/26(日) 00:52:50
    頑張れ!期待!
  3. 3 : : 2014/01/26(日) 01:53:28
    ありがとです!
  4. 4 : : 2014/01/26(日) 01:55:42
    期待
  5. 5 : : 2014/01/26(日) 02:50:28
    ~朝食~

    カイト「おはよう」

    アニ「おはよう」

    カイト「・・・」シュン

    アニ「どうしたの?うつむいて」

    カイト「今日成績発表じゃん」

    アニ「カイトなら大丈夫だよ」

    カイト「はぁ」

    アニ「まったく、調子が狂うよ」
  6. 6 : : 2014/01/26(日) 02:52:12
    カイト「ごちそうさま」

    アニ「じゃあ、見にいこっか」

    カイト「うん」

    アニ(満足のいく成績ならいいけど・・・)
  7. 7 : : 2014/01/26(日) 02:55:27
    成績発表

    主席 ミカサ・アッカーマン

    2位 ライナー・ブラウン

    3位 ベルトルト・フーバー

    4位 アニ・レオンハート

    5位 ジャン・キルシュタイン

    6位 コニー・スプリンガー

    7位 エレン・イェーガー

    8位 カイト・ロバート

    9位 サシャ・ブラウス

    10位 マルコ・ボット
  8. 8 : : 2014/01/26(日) 02:56:27
    頑張って下さいね!期待!!
  9. 9 : : 2014/01/26(日) 02:58:33
    カイト「はぁ、8位か・・・」

    アニ「いいじゃないか憲兵団にはなれる範囲だし」

    カイト「こんなんじゃ、守れない」シュン

    アニ「まだ始まったばかりじゃないか」

    カイト「今日休みで良かった」

    カイト「じゃあね」トコトコ
  10. 10 : : 2014/01/26(日) 03:01:18
    アニ「ライナーとベルトルトに相談しよう」ウン

    ライナー「俺たちがなんだって?」

    ベルトルト「どうしたの?」

    アニ「カイトが落ち込んじゃって・・・」

    ライナー「召集かけて励ますか」

    ベルトルト「それがいいかもね」

    アニ「ありがと」

    ライナー「なに言ってんだ」

    ベルトルト「そーだよ」
  11. 11 : : 2014/01/26(日) 03:05:44
    ~夜・会議~

    カイト「今日はどーしたの?」

    ライナー「大丈夫か?」

    カイト「なにが?」

    ライナー「何がって、負のオーラハンパないぞ?」

    ベルトルト「あまり考えて込まないようにね?」

    アニ「みんな心配してるんだよ?」

    ライナー「俺たちだけじゃないんだぞ」
  12. 12 : : 2014/01/26(日) 03:06:50
    ベルトルト「それに現状に満足しないなんていいことじゃないか!」

    アニ「そーだよ」

    カイト「あっ!」

    アニ「なに?」
  13. 13 : : 2014/01/26(日) 03:10:11
    カイト「来年の秋までに僕が主席になったら3つ目にしよう!」

    ライナー「いきなりどーした?」

    ベルトルト「そーだよ、どーしたの?」

    アニ(・・・)

    カイト「正直そのくらいのモチベーションが必要かなって」

    ライナー「でも、主席ってミカサ越えだぞ?」

    カイト「3つ目を取るとしたら、それくらいを成し遂げなきゃ」
  14. 14 : : 2014/01/26(日) 03:13:00
    ベルトルト「仮にミカサを越えられたらた・・・」

    ベルトルト「ぼくは何の文句も言わず君について行く」

    ライナー「俺もだ」

    アニ「あたしも」

    カイト「なんかやる気になってきたー!!」

    アニ「結果はともあれ元気になってよかった」
  15. 15 : : 2014/01/26(日) 03:14:43
    ベルトルト「でも、僕たちの力を隠しながらかい?」

    ライナー「おれも気になっていた」

    カイト「いい方法がある」

    アニ「なに?」

    カイト「来月調査兵団の人が見学にくるらしい」
  16. 16 : : 2014/01/26(日) 03:17:13
    ライナー「それがどうした?」

    カイト「ハンジ・ゾエ」

    ベルトルト「たしかそれって」

    アニ「?」

    カイト「分隊長さ」

    アニ「それがどーしたのさ」

    カイト「その人は巨人好き」

    ライナー「まさか、言うんじゃないだろな?」

    カイト「すぐには言わない」

    アニ「じゃあ、どうするの?」
  17. 17 : : 2014/01/26(日) 03:20:10
    カイト「巨人好きをアピールしてお話を聞きたいって伝える」

    カイト「分隊長も暇じゃない、今日は忙しいから調査兵団1日体験の日に話そう!って言うはず」

    カイト「調査兵団1日体験の時に僕たちの力について説明し上に話をつけてもらう」

  18. 18 : : 2014/01/26(日) 03:23:24
    ライナー「その人はオッケーしても上が首を縦に降らなかったらどうする?」

    カイト「そのときは覚悟を決めてほしい」

    ベルトルト「と、言うと?」

    カイト「その場で調査兵団本部を潰し、人類を・・・」

    アニ「一種の賭だね」

    カイト「当日話は僕がつける」

    ベルトルト「え?」
  19. 19 : : 2014/01/26(日) 03:26:41
    カイト「こっちに、鎧と大型がいて自分たちのしたことに後悔していて今は人類に心臓を捧げるつもりと言うこともすべて伝える」

    カイト「僕たちの任務についても」

    カイト「それでもダメなら・・・」

    ライナー「賛成だ」

    カイト「まあ、僕がミカサを越えていたらだけどね!」
  20. 20 : : 2014/01/26(日) 03:34:31
    アニ「やるなら早い方がいいしね」

    カイト「うん」

    アニ「正直、情が移りつつあったしね」

    ベルトルト「アニもだったの?」

    アニ「うん」

    ベルトルト「僕たちには戦士は向いてないのかもね」

    ライナー「何を言ってんだ」  

    ベルトルト「え?」

    ライナー「3つ目を諦めない限り俺達は戦士だ」

    カイト「そうだよ!」

    カイト「出来るかわかんないけど、なんでもやってトップになるつもりだから」

    カイト「みんなの守りたいものも守れるように」
     
    ライナー(クリスタ)

    ベルトルト(ユミル)

    アニ(あんたが生きてればそれでいいよ?)

    カイト「じゃあ、明日から頑張ろう!」

    アニ「燃えてきたね」

    カイト「強くなることをモチベーションにする!」

    ライナー「もう、弟分卒業か」

    ベルトルト「だね」

    カイト「君たちまで弟だと思ってたのー?」

    みんな ハハハハハハハハ
  21. 21 : : 2014/01/26(日) 03:38:01
    ライナー「俺たちのことばっかり考えてるな」

    ベルトルト「どっちが励まされたかわからないや」

    アニ「それがカイトいいところ」

    アニ「見習いな」

    ベルトルト「う、うん」

    ライナー「そーだな」

    アニ「じゃないとすぐ振られるよ」フフ

    ライベル「冗談きついな(や)」
  22. 22 : : 2014/01/26(日) 14:20:25
    ~早朝~

    カイト「ふぁ~、まだこんな時間か」

    カイト「散歩してこよう」

    オラッ ハッ マダマダ

    カイト(・・・エレンか)

    カイト「エレン!」

    エレン「おー、カイトじゃねーか」
  23. 23 : : 2014/01/26(日) 14:23:17
    カイト「いつも朝特訓してんの?」

    エレン「まぁ、大体は」

    カイト「夜もっしょ?」

    エレン「あぁ」

    カイト「夜はアニとやってるんだよな?」

    エレン「あぁ、まーな」

    カイト「じゃあ、朝は付き合わせてよ」

    エレン「いいのか!?」

    カイト「もちろん!」

  24. 24 : : 2014/01/26(日) 14:25:26
    エレン「でも、急にどーした?」

    カイト「おれも強くなるって決めたんだ」

    カイト「最初はアニよりもって思ってたけど」

    カイト「・・・今はミカサを越えるつもりさ」

    エレン「厳しいな、でも応援するぜ!」
  25. 25 : : 2014/01/26(日) 14:27:07
    カイト「サンキュー」

    エレン「でも、そんなに強くなって憲兵団か?」

    カイト「わかんない」

    カイト「けど、選択肢は多い方がいい!」

    カイト「そうと決まれば早速やろう!」
  26. 26 : : 2014/01/26(日) 14:30:12
    エレン「おう、よろしくな!」

    カイト「それっ」ビュン

    エレン「早いな」ヨット

    カイト「スピードはミカサに認められたからなっ」シュッ

    シュシュッ サッ ブン ボン

    カイト「はぁはぁ」

    エレン「もう動けねー」

    カイト「飯行こっか」

    エレン「だな」
  27. 27 : : 2014/01/26(日) 14:33:36
    ~食堂~

    エレン「今日は一緒に食べようぜ!」

    カイト「うん!アニも一緒でいい?」

    エレン「もちろん」

    アルミン「おはよう、エレン」

    エレン「おう!」

    エレン「今日はカイトとアニも一緒に食べるぞ」

    ミカサ「大勢の方がおいしい。ので、賛成、アニを呼んでくる」タッタッタ
  28. 28 : : 2014/01/26(日) 14:36:22
    エレン「しかし、カイトのパンチと回避は凄いな」

    アルミン「カイトも特訓してたのかい?」

    カイト「今日からやることにしたんだ」

    エレン「コツ教えてくれよ!」

    カイト「コツかー」

    エレン「頼むよ!」

    ミカサ「カイトのスピードはコツとかの問題じゃない」

    ミカサ「ので、答えられない」

    エレン「え?」
  29. 29 : : 2014/01/26(日) 14:43:09
    ミカサ「カイトはスピードに関しては肉体を支配している」

    エレン「そうなのか?」

    カイト「いや、わからん」

    カイト「あ、アニおはよう」

    アニ「おはよ」ゴシゴシ

    カイト「眠いの?」

    アニ「・・・うん、カイト元気になったね」

    カイト「いつまでもくよくよしてられない!」

    ミカサ「そう、その意気!」

    カイト「アニ、今日は立体機動よろしく」

    アニ「あたしでいいの?ミカサとかじゃなくて」

    カイト「まだ、ミカサに教えをこうレベルじゃないよ」

    ミカサ「私はいつでも待ってる」

    カイト「その時は、よろしく!」ニコ

    ミカサ「えぇ、任せて」エヘン

    カイト「じゃ、訓練いこう!」

    アニ「もう少し、待って?」グイ

    カイト「わかったよ、みんな先行ってて!」

    エレン「了解!いくぞ」
  30. 30 : : 2014/01/26(日) 14:54:17

    アニ・レオンハートです。
    久しぶりに日記を書きます。
    成績発表で落ち込んだカイトでしたが、
    会議以降元気になり、
    今はミカサを越えると意気込んでいます。
    がんばれ、カイト!
    てことで、訓練の様子とその他について振り返ります・・・
  31. 31 : : 2014/01/27(月) 19:30:55
    ~立体機動~

    カイト「いやー、何とかコツがわかってきたよ」

    アニ「それは良かった」

    カイト「アニ教えるの上手いね」

    アニ「そう・・・かな」

    カイト「エレンが強くなるわけだよ」

    アニ「あいつは負けず嫌いだからね」

    カイト「だね、今日の朝もみっちり特訓して、夜もアニと特訓で大丈夫かね」
  32. 32 : : 2014/01/27(月) 19:34:17
    アニ「カイトもエレンに付き合ってるの?」

    カイト「強くなりたいからね」

    アニ「そっか」

    カイト「うん、夜は立体機動の特訓するつもりなんだ」

    アニ「夜はエレンのがあるからごめんね」

    カイト「気にしないで、付き合いも重要さ」

    アニ「だね、でもやりにくいんだよね」

    カイト「なんで?」

    アニ「ミカサの監視付きだから」フフ

    カイト「ホント、エレン命だね」
  33. 33 : : 2014/01/27(月) 19:37:29
    アニ「ほんとだよ」

    カイト「ま、人のこと言えないけどさ」ハハ

    アニ「全くだね」クス

    カイト「早く立体機動に慣れなきゃ」

    アニ「そんなに焦らなくても・・・」

    カイト「秋からブレードも使うからさ」

    アニ「確かに」

    カイト「じゃあ、もう一飛び行こう」ビュン 

    アニ「うん」ヒュン
  34. 34 : : 2014/01/27(月) 19:40:07

    ~昼食~

    カイト「あー、疲れた」

    アニ「体がだるいね」

    カイト「ササッと食べて次の訓練行こう」

    アニ「だね」

    カイト(モグモグ)ジー

    アニ(モグモグ)

    カイト(モグモグ)ジー

    アニ(モグモグ)

    カイト(モグモグ)ジー
  35. 35 : : 2014/01/27(月) 19:42:18
    アニ「なに?」

    カイト「え?」

    アニ「なんで見つめてるの?」クビカシゲ

    カイト「ん、見てて飽きないから」

    アニ「よ、よくそんなこと言えるね//」

    カイト「え、何が」

    アニ「よくそんな恥ずかしいこと言えるねってこと//」

    カイト「恥ずかしいかなー」クビカシゲ
  36. 36 : : 2014/01/27(月) 19:47:21
    アニ「どこでそんなこと覚えたんだい」

    カイト「うーん、自然に?」

    アニ「何で?で返すのさ」

    カイト「わかんない」

    カイト「いやだった?」

    アニ「嫌じゃないけど・・・」

    カイト「じゃあ、いいじゃん」

    アニ「いろんな人に言ってるのかなって思っちゃうよ」

    アニ(あれ、なんでこんなこと・・・)

    カイト「心配しないで、言わないから」グー

    アニ「なら、いいよ」フン

    カイト「?」

    カイト「あっ、教官に許可もらってくるから先行くね?」

    アニ「うん」

    カイト「ゴチソウサマでした!」
  37. 37 : : 2014/01/27(月) 19:56:54
    ~教官室~

    キース「今年は有望株が多いな」

    コンコン

    キース「入れ!」

    カイト「失礼します!」

    キース「ロバート訓練兵か、何の用だ」

    カイト「ハッ、毎晩立体機動の特訓を行いたいと思い許可をいただきに来ました!」

    キース「うむ、いい心がけだ」

    カイト「では、」

    キース「いいだろう、しかし」

    キース「危険が伴うため補佐をつけること、いいな」

    カイト「ありがとうございます」ケイレイ

    キース「訓練に励め」

    カイト「ハッ、失礼します」
  38. 38 : : 2014/01/27(月) 19:59:40
    ~夜~

    カイト「補佐かー、どうしよう」

    カイト「アニとミカサはダメだし・・・」

    カイト「困ったなー」

    ジャン「おう、カイト」

    カイト「あ、ジャンじゃん」

    ジャン「どうしたよ、困った困った言って」

    カイト「立体機動の特訓しようと思ってたんだけどさ」

    カイト「補佐をつけなきゃダメみたいで」
  39. 39 : : 2014/01/27(月) 20:01:29
    ジャン「じゃー、俺が見てやるよ」

    カイト「え、いいの?」

    ジャン「あぁ、いいぞ」

    カイト「ジャンって案外優しいね」

    ジャン「あぁ?」

    カイト「エレンに突っかかってるからさ」

    ジャン「それはあいつがミカサに好かれてるから羨ましくてな」

    カイト「ハハ、ジャンって案外かわいいとこあるね」
  40. 40 : : 2014/01/27(月) 20:03:27
    ジャン「うるせー」

    カイト「ごめんごめん」

    ジャン「で、週何回特訓すんだ?」

    カイト「ジャンはどのくらい見てくれるの?」

    ジャン「俺は当番の日以外毎日でもいいぞ」

    カイト「マジ?」

    ジャン「マジだ」

    カイト「ジャン最高!」

    ジャン「だろ?」

    カイト「なんか見返りとか求めてる?」
  41. 41 : : 2014/01/27(月) 20:05:39
    ジャン「求めてねーよ!」

    カイト「じゃあ、なんで?」

    ジャン「それは、あれだ」

    カイト「?」

    ジャン「お前と仲良く仲良くなりたかったんだよ」

    カイト「意外だね」

    ジャン「うるせー」

    カイト「じゃあ、あしたからお願いね」

    ジャン「ビシバシ行くぞ!」

    カイト「うん!よろしく」
  42. 42 : : 2014/01/27(月) 21:08:42
    ~休日の前日・夕食~

    カイト「明日どーする?」

    クリスタ「朝ご飯食べたら準備して門の前で集合でいいかな?」

    アニ「問題ないよ」

    ライナー「俺もだ」

    カイト「外出届はライナーと一緒に出しておくからゆっくり準備してて」

    クリスタ「うん、わかった」

    アニ「ありがと」

    ライナー「当然のことだ」

    クリスタ「頼りになるね!」

    ライナー「それほどでも!」ハハ
  43. 43 : : 2014/01/27(月) 21:11:00
    ジャン「カイト、そろそろ行くぞ?」

    カイト「あ、うん今日もよろしく」

    アニ「どこいくの?」

    カイト「立体機動の特訓見てもらってるんだ」

    ジャン「そういうこと」

    アニ「だから急に上達したんだ」

    ジャン「まー、俺がみてやってるしな」

    カイト「じゃあ、みんなまた明日!」
  44. 44 : : 2014/01/27(月) 21:14:12
    ~男湯~

    カイト「ふー、気持ちいい」

    ジャン「だな」

    カイト「ジャン、今日もありがと」

    ジャン「いいってことよ」

    ジャン「お前の上達には驚かされる」

    カイト「そうかな」

    ジャン「だいぶ上達したしな」

    カイト「うれしいな!」

    ジャン「おれも師匠としてうれしいわ」

    カイト「でも、風呂入るの遅くなっちゃたね」

    ジャン「ま、別にいいだろ」
  45. 45 : : 2014/01/27(月) 21:17:09
    カイト「そっか、じゃあお礼として女湯覗こう」キリッ

    ジャン「意味わかんねーよ!」

    カイト「ミカサいるかもよ?」

    ジャン「よし、覗こう」


    カイト「あ、アニとミカサがいる」コソコソ

    ジャン「うわ!!ほんとだ!!」

    カイト「ちょっと、声でかいって」

    アニ「あんたら何してんの」

    ミカサ「お仕置きが必要」

    アニ「すぐに上がんな」

    カイト「はい」

    ジャン「分かりました」
  46. 46 : : 2014/01/27(月) 21:20:53


    カイト「いい湯だったね」

    ジャン「だな」

    ミカサ「お二人、このまま帰れるとでも?」

    アニ「正座しな」

    カイジャン「はい」シュン

    アニ「まさか、カイトがあんなことするなんて思ってなかったよ」ハア

    カイト「ごめんなさい」

    アニ「なにか、言い訳はある?」

    カイト「いやー、思春期なんで」

    アニ「見損なった」

    カイト「あ、いや、あの、」オロオロ

    アニ「なに?」ギロ

    カイト(なんか言わなきゃ)

    カイト「覗いたけど、湯気で見えてないから!」
  47. 47 : : 2014/01/27(月) 21:26:14
    アニ「そういう問題じゃないから」フン

    カイト「ホントにごめん」

    アニ「ちょっと2人で話そう」

    カイト「・・・はい」

    アニ「じゃあね、ミカサ」

    ミカサ「また、後程」

    ミカサ「で、ジャンは言うことある?」

    ジャン「ホントに申し訳ありませんでした」

    ミカサ「まあ、見えなかったようだし今回は不問で」

    ジャン「え?」

    ミカサ「別に悪いことではない」

    ミカサ「ただ、二度とないように」

    ジャン「それだけか?」

    ミカサ「ええ、あまりキツくいうのはよくない」

    ミカサ「こういうことは仕方ないこと」

    ジャン「ごめんなさい」

    ミカサ「分かればいい」

    ミカサ「じゃあ、おやすみ」
  48. 48 : : 2014/01/27(月) 21:28:09



    アニ「・・・」

    カイト「あ、あの」

    アニ「なに」

    カイト「ごめんね」

    アニ「何が?」

    カイト「さっきの」

    アニ「見えてないんでしょ」

    カイト「うん」

    アニ「じゃあ、いい」

    カイト「じゃあ、なんで怒ってたの?」

    アニ「知らない」

    カイト「今も怒ってるでしょ?」

    アニ「当たり前でしょ!」
  49. 49 : : 2014/01/27(月) 21:32:45
    アニ「カイトが女の裸見て喜んでるのなんて嫌だよ」

    カイト「もうあんなことしないって」

    アニ「ならいい」

    カイト「え?」

    アニ「今回は許す」

    アニ「次はないよ!わかった?」

    カイト「はい」

    アニ「じゃあ、寮戻って寝な」

    カイト「うん」

    カイト(あしたのお出かけはなしになっちゃうかな・・・)

    アニ「明日寝坊したら許さないから」

    カイト「わかった、おやすみ」

    アニ「はい、おやすみ」ニコ

    カイト(怒ってたのに笑ってくれた)

    カイト(よかった)
  50. 50 : : 2014/01/27(月) 22:32:29
    ~男子寮~

    カイト「はぁ」タメイキ

    ライナー「どうした?」

    カイト「ジャンと女湯覗いたら」

    ライナー「ん?」

    カイト「アニとミカサがいてバレた」

    ライナー「なに!?」

    カイト「バレた」

    ライナー「明日遊ぶのになんてことを!!!」

    カイト「それは大丈夫・・・たぶん」

    ライナー「なら、そんなに落ち込むな」

    カイト「うん」

    ライナー「カイトは起伏が激しいな」

    カイト「たしかに」

    ライナー「もう寝よう」

    カイト「うん」
  51. 51 : : 2014/01/27(月) 22:34:54
    ~翌朝・食堂~

    カイト(・・・)

    アニ(・・・)

    クリスタ「カイトとアニどうしたのかな」コソコソ

    ライナー「実は・・・」カクカクシカジカ

    クリスタ「えーー!?」

    ライナー「まー、そういうことだ」

    クリスタ「大丈夫かな・・・」


  52. 52 : : 2014/01/27(月) 22:39:15
    カイト「・・・あの、アニ?」

    アニ「なに」ムス

    カイト「昨日は、その、ごめんね」

    アニ「昨日も謝ったでしょ、もう怒ってない」

    カイト「そっか」シュン

    カイト(絶対怒ってるじゃん、どうしよう・・・)

    アニ「カイト?」

    カイト「・・・はい」

    アニ「今日は楽しませてね」

    カイト「え、もちろん」パアアア

    アニ「そしたら完全に許す」

    カイト「わかった!」

    クリスタ「一件落着」

    ライナー「だな」

    みんな「ゴチソウサマでした」

    クリスタ「じゃあ、またあとでね!」

    クリスタ「行こっ、アニ!」

    アニ「うん」

  53. 53 : : 2014/01/27(月) 22:47:50
    ライナー「じゃあ、俺たちは準備終わってるし集合場所に行こう」

    カイト「うん、そうしよう」


    ~女子寮~

    アニ「どれにしようか・・・」

    クリスタ「よし、これでいいや!」

    アニ「うーん、どれにしたら喜んでくれるかな・・・」

    クリスタ「決まった?」

    アニ「いや、どれにしようかなって」

    クリスタ「カイトに買ってもらったのにしなよ」

    アニ「そのつもりだけど・・・」

    クリスタ「そうしたの?」

    アニ「結構買ってもらったからどれがいいかなって」

    クリスタ「じゃあ、アニは足きれいだからショートパンツにしなよ」

    アニ「・・・うん、じゃあそうする」

    アニ「上はこれでいいかな?」

    クリスタ「いいと思うよ?」

    アニ「じゃあ、いこっか」

    クリスタ「うん」
  54. 54 : : 2014/01/27(月) 22:51:11
    ~集合場所~

    カイト「ライナー、しっかり褒めるんだよ?」

    ライナー「分かってる」

    カイト「じゃあ、問題ないか」

    ライナー「あぁ」

    カイト「緊張してる?」

    ライナー「もちろんだ」

    カイト「ハハ、あ、来たよ」
  55. 55 : : 2014/01/27(月) 22:52:35
    クリスタ「ごめん待った?」

    アニ「お待たせ」

    カイト「アニ、その服!」

    アニ「約束したでしょ?」

    カイト「うん、とても似合ってる!」

    アニ「ふふ、ありがと」

    カイト「こちらこそありがとう」
  56. 56 : : 2014/01/27(月) 22:56:29
    ライナー「クリスタ、とても似合ってる」

    ライナー「何と言うか、かわいいぞ?」

    クリスタ「え、ほんと?ありがと」ニコ

    ライナー「じゃあ、行こう」

    クリスタ「うん、手つないでもいい、かな//」

    ライナー「あ、あぁ」ギュ

  57. 57 : : 2014/01/27(月) 22:58:12
    カイト「じゃあ、僕たちも行こう」

    アニ「うん」ハイ

    カイト「ありがと」ギュ

    アニ「いつも通りだね」フフ

    カイト「でも、うれしいよ」

    アニ「あ、あたしもだよ//」

    カイト「2人とも待ってよ」

    ライナー「早く来いよ!」
  58. 58 : : 2014/01/27(月) 23:01:48
    カイト「みんなどっか行きたい場所とかある?」

    クリスタ「わたし雑貨屋さん行きたい!」ウキウキ

    ライナー「じゃあ、行くか」

    アニ「あたしもいいよ」

    カイト「僕も」


    ~雑貨屋~

    カイト(アニに気づかれないようになんか買おう)

    アニ(カイトの誕生日もうすぐだね少し早いけど買おう)

    クリスタ「男の子と女の子で分かれて散策しようよ!」

    アニ「うん、いいよ」

    カイト「おっけー」

    ライナー「?そーだな」
  59. 59 : : 2014/01/27(月) 23:06:28
    ~アニ&クリスタ~

    アニ「どれがいいかな・・・」

    クリスタ「どうしたの?」

    アニ「いや、カイトもうすぐ誕生日なんだ」

    クリスタ「そーなんだ」

    アニ「何がいいかな」

    クリスタ「相談に乗るよ!」

    アニ「ありがと!」

    アニ「ネックレスはこの前おんなじの買ったしな」

    クリスタ「指輪は!?」

    アニ「付き合ってないのに?」

    クリスタ「ペアでレックレス買ったならいいじゃん」

    アニ「そうかな・・・」

    クリスタ「そうだよ!」
  60. 60 : : 2014/01/27(月) 23:09:20
    アニ「じゃあ、そうしようかな・・・」

    クリスタ「きっと喜ぶよ?」

    アニ「うん、あと、ヘアゴム買おう」

    クリスタ「ヘアゴム?」

    アニ「カイト髪伸ばしてるみたいだからさ」

    クリスタ「髪長い男の人って嫌じゃない?」

    アニ「え、あたしは別に・・・」

    クリスタ「まぁ、カイトは似合うかもね」フフ

    アニ「たぶんね」
  61. 61 : : 2014/01/27(月) 23:13:32
    ~カイト&ライナー~

    カイト「なに買おうかな」

    ライナー「アニにか?」

    カイト「うん」

    ライナー「アニ案外喜んでるぞ」

    カイト「知ってる」

    ライナー「俺とベルトルトに見せびらかしてくるからな」ハハ

    カイト「そこまでとは知らなかった」ジーン

    ライナー「俺もなんか買うか」

    カイト「クリスタに?」

    ライナー「当たり前だ」

    カイト「そっか、じゃあしっかり選ぶといいよ」

    ライナー「当然だ、何がいいかな?」

    カイト「無難に髪留めとか?」

    ライナー「初回だし、そうしよう!」
  62. 62 : : 2014/01/27(月) 23:15:45
    カイト「じゃあ、こんなのどう?」

    ライナー「ほー、じゃあこっちはどうだ?」

    カイト「いいとおもう!」

    ライナー「じゃあ、これにする!」

    カイト「じゃあ、俺は髪留めじゃなくてコレにする!」

    ライナー「攻めるなー」ハハ

    カイト「うん、一か八か!」

    カイト「じゃあ、お会計して外で待とう」

    ライナー「だな」
  63. 63 : : 2014/01/27(月) 23:22:33
    ~店外~

    カイト「ふう、満足だ」

    ライナー「だな、おれこういう店初めて来たぞ」

    アニクリ「お待たせ!」

    カイト「待ってないよ」

    アニ(いつ渡そうか・・・)

    カイト「そろそろごはん行こうか!」

    クリスタ「賛成!」

    ライナー「何食べる?」

    アニ(どうしようかな)

    カイト「レストランとか行く?」

    クリスタ「行きたい!」

    カイト「コニーにお店聞いてきたから!」

    アニ(うーん)

    ライナー「行こう!」

    カイト「アニは?」

    アニ「あっ、うん、いいよ!」

    カイト「考え事?」

    アニ「うん」ニコ

    クリスタ「早く行こうよ!」
  64. 64 : : 2014/01/27(月) 23:29:09
    ~レストラン~

    みんな「ゴチソウサマでした!」

    カイト「旨かった!」

    ライナー「だな!」

    アニ「たしかに」

    クリスタ「ほんとおいしかった!」

    カイト「さすがコニーだ」

    クリスタ「次どうする?」

    カイト「はい!行きたいとこあります!」

    アニ「どこ?」

    カイト「公園!」

    ライナー「公園か?」

    カイト「うん、ボート借りられるんだよ!」

    アニ「え、行きたい」

    クリスタ「じゃあ、行こう!」

    ライナー「決まりだな」

    カイト「じゃ、女の子は先に出てて?」

    アニクリ「え?」

    カイト「こういうのは男が払うもんさ」

    ライナー「そういうことだ」

    アニ「じゃあ、ごちそうさま」

    クリスタ「え、悪いよ」オロオロ

    アニ「いいんだよ、こういう時は」

    クリスタ「じゃあ、ごちそうさま」
  65. 65 : : 2014/01/27(月) 23:33:38
    ~店外~

    クリスタ「カイトって私と同じ年だよね?」

    アニ「クリスタいくつ?」

    クリスタ「今12歳」

    アニ「じゃあ、一緒だね」

    クリスタ「なんであんなにしっかりしてるの?」

    アニ「うーん、わかんないけど精神年齢は18くらいなんじゃない?」

    クリスタ「フフ、そうかもね」

    アニ「最近は頼ってばっかりだよ」


    カイト「何のはなしー?」

    アニ「何でもないよ」

    クリスタ「じゃあ、行こう」

    ライナー「だな」
  66. 66 : : 2014/01/27(月) 23:36:33
    ~公園~

    カイト「すいませーん、ボート2隻お願いします」

    おばちゃん「はいよ」

    カイト「アニ、いこう」

    アニ「うん」

    クリスタ「え?わかれるの?」

    カイト「だって、沈んじゃうしw」

    ライナー「悪かったな、重くて」ハハ

    クリスタ「じゃあ、行こう?ライナー」

    ライナー「おう!」タッタッタ

    カイト「さあ、行こう」グイ

    アニ「引っ張んなくても行くってー」
  67. 67 : : 2014/01/28(火) 00:46:14
    ~ライナー&クリスタ~

    ライナー「クリスタ、今日はありがとう」

    クリスタ「こちらこそ、でもねライナー」

    ライナー「ん?」

    クリスタ「まだ今日は終わってないよ?」フフ

    ライナー(ドキッ)

    ライナー「確かにそうだな」

    クリスタ「でも、楽しいよ!」

    ライナー「俺もだ」

  68. 68 : : 2014/01/28(火) 00:49:41
    クリスタ(・・・)

    ライナー(・・・会話がもたない)

    ライナー「そうだ、クリスタ」

    クリスタ「なに?」

    ライナー「これ、さっき買ったんだ、似合うといいんだけど」

    クリスタ「なぁに?これ」

    ライナー「開けてみてくれ」

    クリスタ「あっ!髪留め?」

    ライナー「あぁ」

    クリスタ「どう?似合う?」

    ライナー「とっても似合うぞ?」

    クリスタ「ありがと」フフ

    ライナー(・・・)

    クリスタ(・・・)

    ライクリ「あ、あの!」
  69. 69 : : 2014/01/28(火) 00:50:25
    ライナー「ん?なんだ?」

    クリスタ「ライナーからでいいよ?」

    ライナー「ホントか?」

    クリスタ「うん」

  70. 70 : : 2014/01/28(火) 00:52:57
    ライナー「あの、急にこんなこと言われたら戸惑うと思うんだが」

    ライナー「俺に君を守らせてくれないか?」

    クリスタ「え?」

    ライナー「お、おれと結婚してくれ!」

    クリスタ「え、け、結婚?」

    ライナー「あっ、間違えた」アワアワ

    ライナー「つ、付き合ってくれ!!」

    クリスタ「・・・」
  71. 71 : : 2014/01/28(火) 00:54:57
    ~カイト&アニ~

    カイト「ライナーうまくいくかなー」

    アニ「ほんとだね」

    カイト「まあ、こういうことは挑むことに意味があるしね」

    アニ「フフ」

    カイト「なに?」

    アニ「カイトってホントお節介だね」

    カイト「でも、ライナー嫌がってないよ?」ハハ

    アニ「確かに」
  72. 72 : : 2014/01/28(火) 00:56:38
    カイト「あ、アニ」

    アニ「なに?」

    カイト「実は、これ受け取ってほしいんだけど」

    アニ「なにコレ」

    カイト「開けて」

    アニ「指輪・・・か」

    カイト「あ、やっぱ付き合ってないのにアレだった?」

    アニ「ううん、違うの」

    カイト「じゃあ、何?」

  73. 73 : : 2014/01/28(火) 00:59:06
    アニ「実は、これ」

    カイト「なに?」

    アニ「開けて?」

    カイト「あっ、指輪」

    カイト「ハハハハハハ」

    アニ「誕生日にって思ったんだけどごめん」

    カイト「いや、うれしいよ」

    カイト「考えてたこと一緒ってことじゃん」

    アニ「そうかな?」

    カイト「うん、これで確信した」

    アニ「ん?」

    カイト「おれ、やっぱアニが好きだ」

    アニ「!」

    アニ「ほんと?」
  74. 74 : : 2014/01/28(火) 01:01:22
    カイト「ホントだって」

    カイト「ずっと言ってるじゃん」

    アニ「・・・ありがと」

    アニ「でも、指輪どうしよ」

    カイト「どっちも付けるよ」

    アニ「え?」

    カイト「アニ、僕と付き合ってください。」

    アニ「・・・」
  75. 75 : : 2014/01/28(火) 01:04:25
    カイト「アニはどうかわかんないけど、もうお姉ちゃんにはみえない」

    カイト「守りたいって本気で思った」

    アニ「・・・よ//」

    カイト「え?」

    アニ「いいよ、よろしくお願いします///」カアー

    カイト「ほんと!?やったーーー!!!」

    アニ「でも、しっかり守ってね」

    カイト「当たり前」

    アニ「じゃあ、指輪つけよっか」

    カイト「うん」ソワソワ

    アニ「どうしたの」



  76. 76 : : 2014/01/28(火) 01:06:38
    カイト「な、なんか嬉しくてこんなに早く結果が出ると思わなかったから」

    アニ「あ、あともうお風呂覗いたりしないこと」

    カイト「分かってるよ」

    アニ「見つけたら別れるから」

    カイト「気を付けます」

    アニ「じゃあ、そろそろ戻ろう?」

    カイト「うん」
  77. 77 : : 2014/01/28(火) 01:11:10
    カイト「ライナーどうだった?」

    ライナー「あぁ、成功した」

    アニ「クリスタよかったね」

    クリスタ「うん、よろしくね」

    ライナー「俺が守る」

    アニ「カイトみたい」フフ

    ライナー「カイトこそどうだったんだ?」

    カイト「これを見るんだ!!」ユビヲミセル

    アニ(テレテレ///)ユビヲミセル

    ライナー「?」

    クリスタ「おめでとう!2人とも!」

    カイアニ「ありがとう!」

    ライナー「カイト、よかったな!」

    カイト「うん!」

    アニ「じゃあ、帰ろっか」

    カイト「切り替え早っ」

    アニ「ふふ」

    クリスタ「じゃあ、行こう」
  78. 78 : : 2014/01/28(火) 01:17:42
    ~夕食時~

    ユミル「あぁ!?ゴリラてめぇ!!」

    ライナー「なんだよ!」

    ユミル「お前レベルがクリスタと付き合うだぁ!?」

    クリスタ「ユミルやめてよ!!」

    ユミル「す、すまん」

    クリスタ「ユミルにはベルトルトがいるでしょ!」

    クリスタ「ベルトルトが悪く言われたら嫌でしょ!?」

    ユミル「まぁな」

    クリスタ「じゃあ、やめて!」

    ユミル「わかった、すまないライナー、クリスタをよろしく」

    ライナー「もちろんだ、任せろ」

    ユミル「アニ達はどうだったんだ!?」

    アニ「・・・」チラ

    カイト「どうする?」

    アニ「・・・」コク
  79. 79 : : 2014/01/28(火) 01:22:36
    カイト「付き合うことになった」

    ユミル「あの、アニがなー」

    アニ「どういう意味」ギロ

    ユミル「い、いや、兎に角カイト」

    カイト「ん?」

    ユミル「よかったな」

    カイト「ありがと!これでやる気も出た!」

    カイト「明日からがんばる!」

    ユミル「やる気ってどっちだ?」

    カイト「え?」

    アニ「やめてユミル」

    ユミル「あぁ?」

    アニ「カイトはまだ12歳なんだけど」

    ユミル「歳なんて関係ねーだろ」

    アニ「いいの!まだ、知らなくて」ギロ

    ユミル「分かったよ」

    カイト「?」

    ライナー「13歳になったら教えてやるよ」ガハハ

    アニ「勝手にしな」フン

  80. 80 : : 2014/01/28(火) 01:23:50
    カイト「じゃあ、また明日!」

    みんな「おやすみ」

    アニ「カイト、今日はその、ありがと」

    カイト「こちらこそ、思い出になったよ」ニコ

    アニ「///」

  81. 81 : : 2014/01/28(火) 01:25:52

    アニです。

    あんな事故が起こるなんてこの時

    誰も想像してなかった。

    カイトがあんのことになるなんて・・・

    カイト・・・

    目を覚ましてよ・・・

    このことについても思い出してみます。
  82. 82 : : 2014/01/28(火) 03:09:39
    ~数週間後~

    カイト「髪も縛って気合いバッチリ!」

    アニ「あ、それ!」

    カイト「指輪くれたときに袋に入ってた!ありがと!」

    アニ「どういたしまして」

    カイト「どお?似合う?」

    アニ「女の子みたいなこと言って」フフ

    カイト「どお?」ハハ

    アニ「似合ってるよ」

    カイト「ありがと!あっ、今日の訓練なんだっけ?」

    アニ「なんだっけ」

    ミカサ「兵站行進」

    カイト「あ、ミカサ」

    ミカサ「おはよう」

    カイト「おはよ、兵站行進か」

    ミカサ「えぇ、がんばりましょ」

    カイト「うん、そうだね」
  83. 83 : : 2014/01/28(火) 03:13:39
    ~兵站行進~

    カイト「あー、きつい」

    アニ「黙ったほうがいいよ」

    カイト「だね」

    ライナー「どうしても先頭は速いな」

    ベルトルト「ミカサが先導してるしね」

    カイト「負けらんねー!」ウオー

    アニ「単純」クス

    ライナー「普段は大人っぽくてもやっぱり13歳だな」

    ベルトルト「ほんとだね」

    ポツポツ、ザーーーー

  84. 84 : : 2014/01/28(火) 03:15:17
    カイト「雨か・・・」

    ミカサ「さっさと終わらせましょう」

    カイト「だね」ハアハア

    タッタッタ タッタッタ

    テクテク テクテク

  85. 85 : : 2014/01/28(火) 03:17:33
    事故はその時起こった・・・


    ピッカーーーーーン
    ゴッローーーーーン

    アニ「キャッ」

    ライナー「なんだ、アニは雷苦手か?」ハハ

    アニ「うるさい」
  86. 86 : : 2014/01/28(火) 03:22:35
    カイト(・・・)バタン

    ミカサ「え、カ、カイト」オロオロ

    エレン「おい、カイト大丈夫か?」

    カイト「・・・」クロコゲ

    ジャン「アニはいるか!」

    アニ「なにさ、訓練中止?」

    ジャン「バカなこといってんじゃねー」

    アニ「じゃあ、なにさ」

    ジャン「カイトに雷が落ちた」

    アニ「・・・え」

  87. 87 : : 2014/01/28(火) 03:24:21
    アニ「嘘、でしょ」

    ジャン「こんな嘘付くかよ!!」

    ライナー「兎に角煙弾打つぞ」パシューン


  88. 88 : : 2014/01/28(火) 03:32:47
    ライナー「早く教官が来てくれるといいが」


    キース「なんの騒ぎだ!」

    ライナー「ロバート訓練兵に雷が落ち意識不明です」

    キース「なに?では、私が馬で連れて行く、貴様等はすぐに引き返せ」

    ライナー「承知しました!」

    キース「到着したらすぐに医務室に来るように」

    みんな「ハッ」



    アニ「・・・カイト」ポロポロ

    ミカサ「アニ、泣いていても仕方ない」

    ミカサ「早く引き返し、カイトの側に行てあげなければ」

    アニ「・・・うん」グスッ

    ライナー「さぁ、急ごう」

    ジャン「きっと大丈夫だ」

    エレン「当たり前だろ」

    ジャン「今は信じるしかねーんだ、アニ心配すんな」

    アニ「う、うん」ウルウル グスッ

    ミカサ「落ち着いた?」

    アニ「うん」

    ミカサ「では、いこう」
  89. 89 : : 2014/01/28(火) 18:55:48

    ~医務室~

    キース「しかし、何故雷が・・・」

    医師「きっと、彼が身に付けている貴金属に反応したのかと」

    キース「何!?」

    医師「私の持論ではありますが・・・」

    キース「そうですか」

    医師「しかし、初めてのことで雷が落ちた原因は・・・」

    キース「これも、研究が必要と言うことか」

    医師「そういうことになりますね」

    キース「大丈夫ですかね」

    医師「何とも言えません」

    医師「全力を尽くしましたが、あとは本人次第かと」

    キース「・・・そうですか」

    医師「では、私は戻りますので何かあったらお呼びください」

    キース「はい、よろしくお願いします」

    キース「しかし、何故こんなことに」

    キース「折角やる気を出していたのに・・・」

    キース「残念だ」
  90. 90 : : 2014/01/28(火) 19:06:54
    ~数時間後~

    ガラガラ・・・

    ライナー「教官!カイトは・・・」

    アニ「・・・カイト」ウルウル

    キース「今は眠っている」

    アニ「いつ・・・起きるんですか」

    キース「それは、わからない」

    ミカサ「何故、こんなことに」

    キース「医師の持論では彼が付けていた指輪、ネックレスに反応したのだと」

    アニ「・・・え?」

    ジャン「?」

    ベルトルト「それって」

    アニ「あたしの所為だ」ボソッ

    ミカサ「そんなことない」

    キース「今後規定を変える必要がある」

    アニ「・・・」グスッ

    エレン「アニ、信じるしかないぞ」

    アニ「う、うん」グスグス

    ジャン「こんな死に方したら許さねーぞー!!」

    ジャン「おい!!カイト!」

    ミカサ「ジャン、落ち着いて」

    ミカサ「あなたが最近カイトと仲が良かったのは知っている」

    ミカサ「でも、感傷的にならないで」

    ジャン「・・・すまねぇ」

    キース「みんなで交代で付き添うように」

    みんな「はい」

    キース「何かあったら私と医師に知らせるように」

    キース「では、失礼する」
  91. 91 : : 2014/01/28(火) 19:16:31
    ライナー「ローテーションどうする?」

    アニ「あたしはずっとここにいたい」

    ジャン「俺もアニほどじゃなくてもいいがなるべく」

    ライナー「じゃあ、基本アニとジャンはここにいて他の奴らは順番に来よう」

    ミカサ「それで構わない」

    コニー「なんかうまいもん持ってくるか」

    ライナー「誰が食うんだ」

    コニー「確かに」

    ライナー「あ、クリスタ達にも知らせてくる」

    ベルトルト「僕も」

    アニ「カイト、あんたはいい仲間を持ったね」グス

    ジャン「当たり前のこと言ってんじゃねぇよ」

    ミカサ「そう」

    エレン「早く元気になれよ、カイト」

    アニ「カイトごめんね」ポロポロ

    ミカサ「涙を拭いて」

    アニ「・・・」

    ミカサ「あなたがそんな顔ではカイトは喜ばない」

    アニ「・・・うん」ゴシゴシ
  92. 92 : : 2014/01/28(火) 20:46:27



    クリスタ「えぇ!?カイトが!?」

    ライナー「そうなんだ」

    ユミル「それで急遽訓練が中止になったわけか」

    ベルトルト「そうなんだ」

    ライナー「みんなで交代で付き添うことになったから2人もいいか?」

    クリスタ「うん、もちろん、ね?」

    ユミル「あぁ、もちろんだ」

    ベルトルト「よかった」

    クリスタ「でも、大丈夫なの?」

    ライナー「5分5分だな」

    クリスタ「カイトもだけど、アニのこと!」

    ベルトルト「正直きついね」

    ライナー「心がボロボロだ」

    クリスタ「そこまで?」

    ライナー「カイトが身に付けてた貴金属が原因かもしれないらしい」

    ユミル「それって・・・」

    ベルトルト「アニがプレゼントしたものなんだ」

    ライナー「それで自分の所為だった決めつけて」

    クリスタ「そんなことって・・・」

    ユミル「兎に角だ、今はアニの心のサポートもしながら付き添いも参加しよう」

    ライナー「お前・・・」

    ユミル「な、なんだよ」

    ライナー「案外いいやつだな」

    ベルトルト「当たり前だろ!」

    ライナー「すまん」

    ユミル「いいってことよ」

    クリスタ「じゃあ、医務室行こうよ」

    ライナー「もう少ししてからにしよう」
  93. 93 : : 2014/01/28(火) 20:49:43
    クリスタ「そんなにひどい状態なの?」

    ライナー「正直、なぁ?」

    ベルトルト「黒焦げなんだ」

    ユミル「地震雷火事・・・っていうしな」

    ライナー「正直雷が怖いぜ」

    クリスタ「じゃあ、あとちょっと経ったら行こう」

    ベルトルト「そうだね、アニも心配だし」

    ユミル「・・・」ムッ

    ライナー「何嫉妬してんだ?」

    ユミル「そんなんじゃねえよ」

    クリスタ「兎に角、今は待とっ?」

    みんな「そうしよう」
  94. 94 : : 2014/01/29(水) 00:47:10


    カイト「ここは・・・どこだ」ハテ

    カイト「確か兵站行進中に雷が落ちたんだっけ」

    カイト「じゃあ、死んだのか・・・」

    カイト「アニ、ごめんね」ポロポロ

    ?「おーい、聞こえるかー?」

    カイト「ん?」グス

    ?「聞こえるなら返事をしろー」

    カイト「は、はい!」

    ?「お、聞こえておったか」

    カイト「はい、あの、あなたは・・・」

    ?「わしは、宇宙を見守る界王だ」

    カイト「う、うちゅう?かいおう?」

    界王「おぬしはまだ死んではいない」

    カイト「え?」

    界王「生死をさまよっている」

    カイト「え、じゃあ戻れるんすか?」

    界王「おぬしが望むのならな」
  95. 95 : : 2014/01/29(水) 00:54:04
    カイト「じゃあ、戻りたいです」

    界王「しかーし!今戻っても世界は変えられないだろう」

    カイト「世界を変える?」

    カイト「世界なんて変えたくないです、アニを守れるならそれでいい」

    界王「世界を変えられない様じゃ、その者を守ることは出来んのじゃ!」

    カイト「じゃ、じゃあ、俺はどうすれば」

    界王「わしの元で修行をするんじゃ」

    カイト「それでアニを守れるなら是非お願いします!」

    界王「本当は肉体ごと鍛えたいんだが、それは死なないとできない」

    カイト「それは困ります」

    界王「今回はおぬしの力を120%引き出す方法を教える」

    カイト「お願いします」

    界王「では、目を閉じ心を静めて宙に浮くイメージをするんだ」

    カイト「・・・はい」
  96. 96 : : 2014/01/29(水) 00:59:14
    ~医務室~

    アニ「・・・カイト」ギュ

    カイト「・・・」

    アニ「・・・お願い・・・起きて」

    ライナー「アニ、お前は少し休め」

    アニ「・・・」フルフル

    ライナー「そんなんじゃ体がもたないぞ」

    クリスタ「私とライナーが付いてるから1時間でもいいから休んで?」

    アニ「う、うん」

    ライナー「じゃあ、早く休んで来い」

    クリスタ「そうだよ」

    ライナー「あ、風呂に入った方がいいぞ?」

    アニ「・・・え?」

    ライナー「目を覚ましたカイトが引くからなw」

    アニ「バカっ、でもありがと」

    アニ「じゃあ、少ししたら戻ってくる」
  97. 97 : : 2014/01/29(水) 01:05:32


    カイト「ここは・・・」

    界王「おー来たか」

    カイト「あなたが界王ですか」

    界王「様をつけろ!」

    カイト「すいませんでした」

    カイト「では、修行をお願いします」

    界王「では、わしを笑わせてみろ!ダジャレで」

    カイト「はい?」

    界王「出来ないならさっきの話はなし!」

    カイト「え、じゃあ、狼が言ったおお紙(かみ)がない」

    界王「ぷぷ、ぷはははははは」

    界王「おぬしは天才か!」

    界王「では修行を付けよう」

    カイト「お願いします」

    界王「おっとその前に聞きたいことはあるか?」

  98. 98 : : 2014/01/29(水) 01:10:23
    カイト「あっ、修行期間はどのくらいですか?」

    界王「4年だ」

    カイト「え、よ、4年!?」

    カイト「訓練場は4年も待ってくれませんよ!」

    界王「最後まで話を聞けーーい」

    カイト「あ、すいません」

    界王「ここの1年はおぬしの世界の1日じゃ」

    界王「つまり、4年修行しても4日」

    カイト「じゃあ、大丈夫ですね」

    界王「他はないか?」

    カイト「少しここにいるってことをアニに伝えたいんですけど無理ですか?」
  99. 99 : : 2014/01/29(水) 01:12:19
    界王「可能だが、たった4日だぞ?」

    カイト「こっちは4年です」

    界王「つまり、声が聞きたいと?」

    カイト「お願いします」

    界王「ムーーーー、我慢せい!!」

    カイト「・・・わかりました」

    界王「では、始める」
  100. 100 : : 2014/01/29(水) 01:17:58
    ~女湯~

    アニ「大丈夫、だよね」

    アニ「うん、きっと大丈夫!」

    アニ「守ってくれるって約束したし」

    ミカサ「えぇ、きっと大丈夫」

    アニ「え!?」

    アニ「あんたいつからいたの?」

    ミカサ「アニを見つけた。ので、来てみた」

    アニ「まるでストーカーだね」フッ

    ミカサ「失礼な、慰めようと思ったのに」

    アニ「はいはい、ありがとう」


  101. 101 : : 2014/01/29(水) 01:21:58
    ~医務室~

    ライナー「クリスタ、少し寝てもいいぞ?」

    クリスタ「だ、大丈夫」ウトウト

    ライナー「そうか、無理はしないように?」

    クリスタ「ありがと、ライナーは優しいね」

    ライナー「そ、そんなことない///」

    ライナー「あ、クリスタ気が付いたか?」

    クリスタ「何が?」

    ライナー「カイトの指輪、ネックレスは無傷なんだ」

    クリスタ「え?」

    ライナー「縁起がいいと思わないか?」

    クリスタ「そうだね」

    ライナー「もうすぐ交代のひとが来るし頑張ろう」

    クリスタ「あぁ」
  102. 102 : : 2014/01/29(水) 01:24:11


    アニです。

    カイトが雷に打たれてから4日が経ちました。

    みんなが協力してくれてカイトは幸せ者だと思います。

    カイトも感謝していると思います。

    きっと、目を覚ますよね?

    カイト、早く起きて?

    また、笑ったとこ見せてよ・・・
  103. 103 : : 2014/01/29(水) 01:27:26
    ~4日目の朝~

    アニ「カイト・・・おはよう」

    アニ「今日もいい天気だよ」

    ジャン「アニ、毎朝毎朝やめてくれよ」

    アニ「なんで?」

    ジャン「カイトはちゃんと起きるからさ」

    アニ「朝だもん、挨拶するでしょ?」

    ジャン「そうだけど、起きてからにしてくれ」

    アニ「え?」

    ジャン「お前が不憫で仕方ねぇよ」

    アニ「・・・そうだよ・・・ね」

    カイト「はぁ~、よく寝たー」

    アニジャン「!」
  104. 104 : : 2014/01/29(水) 01:30:20
    カイト「ここは・・・」

    カイト「あ、アニおはよ」

    アニ「カイト!!」ダキ

    カイト「どうしたんだよー」ポンポン

    アニ「もうどこにも行かないで?」ウルウル

    カイト「どこにも行かないよ」ダキ ギュ

    アニ「ちょっと、苦しいよ」バタバタ

    カイト「アニから抱き着いて来たんじゃん」

    ジャン「あ、俺は教官とかみんなを呼んでくる!」

    アニ「うん、よろしく」

    ジャン「おう!」タッタッタ
  105. 105 : : 2014/01/29(水) 01:34:28
    アニが言うには俺は4日間ずっと寝ていたらしい。

    でも、俺は確かに界王様のもとで4年間の修行を終えた。

    一人称も2年目で変えた。

    4年も時間があれば一人称も変わるよな。

    4年間は大切なもの。

    あそこで学んだことを活かしてアニを、みんなを守る。

    来週はハンジ分隊長が来るらしいししっかりアポを取ろう。

    でも、今週は少しアニと過ごしてみよう。
  106. 106 : : 2014/01/29(水) 01:37:36
    カイト「アニ」

    アニ「なに?」

    カイト「心配かけてごめんね」

    アニ「大丈夫、怖かったけど信じてた」

    カイト「ありがと」

    ジャン「連れてきたぜ!」

    キース「目を覚ましたか」

    カイト「すみませんでした」

    キース「仕方ないことだ」

    カイト「・・・」

    キース「訓練に励め!」

    カイト「ハッ」

    キース「では、皆と時間を過ごすと良い。今日は休日だ」

    キース「では、失礼する」
  107. 107 : : 2014/01/29(水) 02:00:32
    カイト「みんな、ありがとう」

    アニ「ありがとう」

    ジャン「心配したぜ」

    ライナー「ジャンはアニの次に付き添ってたんだぞ?」

    ジャン「い、言うな//」

    ベルトルト「そんなに照れなくたって」

    ミカサ「ジャンがとても優しい人と言うことがわかった」

    ジャン「ミカサ・・・///」

    エレン「もっと照れてるぞ」

    ジャン「うるせーぞ、死に急ぎ野郎!!」

    クリスタ「ここで喧嘩しないで!」

    ミカサ「エレンも茶化さないで」

    エレジャン「すまねぇ」

    ユミル「でも、まあよかったな」

    コニー「カイトがいなくて暇だったぜ」

    サシャ「ホントやで」

    みんな「え?」

    サシャ「あ、故郷の言葉が!」

    みんな「ハハハハハハ」
  108. 108 : : 2014/01/29(水) 02:03:37
    ジャン「まあ、この辺にしてカイトとアニの時間にしてやろうぜ」

    ミカサ「そうね、みんないきましょう」

    みんな「じゃあ、また」

    ミカサ「ジャン、あなたはホントにいい人ね」

    ジャン「え?」

    ミカサ「それだけ、じゃあ」
  109. 109 : : 2014/01/29(水) 02:08:02
    カイト「あ、静かになったね」

    アニ「うん」

    カイアニ「ねぇ」

    カイト「なに?」

    アニ「カイトこそ」

    カイト「4日間どうだった?」

    アニ「とっても寂しかった、怖かった」

    アニ「泣いても、泣いても涙が枯れなかった」

    カイト「俺、愛されてる?」

    アニ「当たり前でしょ」

    カイト「ハハ、うれしいな1か月前じゃ考えらんないわ」

    アニ「あたしもだよ」

    アニ「カイトは4日間どうだった」

    カイト「俺の4日間は4年間だったよ」

    アニ「え?」
  110. 110 : : 2014/01/29(水) 02:12:48
    カイト「界王様って人に修行を付けてもらってたんだ」

    カイト「信じがたいっしょ」ハハ

    アニ「うん」

    カイト「でも、ほんとなんだ」

    カイト「アニを、みんなを守るために力を120%引き出す力を学んだんだ」

    アニ「ホントに!?」

    カイト「うん、まあ訓練の時にわかると思うよ」

    アニ「じゃあ、信じる信じないは別としていずれわかるってこと?」

    カイト「うん」

    アニ「わかった」
  111. 111 : : 2014/01/29(水) 02:16:32
    カイト「思ったよりすんなりわかってくれて嬉しいよ」

    アニ「カイトの言うことだもん」

    カイト「正直夢だったのかもしれないけどね」

    界王「それは違うぞー」

    カイアニ「え?」

    カイト「アニにも聞こえる?」

    アニ「うん」

    界王「2人の心に話しかけてるんじゃ」

    カイト「やっぱり夢じゃなかったんですか?」

    界王「当然じゃ、4年間の成果を存分に出すのじゃ」

    カイト「はい!」

    界王「さらばだ、また会う日まで」

    カイト「ありがとうございました」
  112. 112 : : 2014/01/29(水) 02:23:42
    アニ「ホントに夢みたい」

    カイト「だね」

    カイト「ねー、アニ?」

    アニ「なに?」

    カイト「おれ4年もアニに会えなかったからさ」

    カイト「その・・・抱きついてもいい?」

    アニ「え?」

    カイト「俺、ものすごく寂しかったんだ」

    アニ「いいよ、あたしも寂しかった」

    カイト「アニ!」ダキ

    アニ「カイト、うわーーーん」グスッ

    カイト「ほら、泣かないで?」ナデナデ

    アニ「昔と立場逆転だね」

    カイト「確かに、俺精神年齢は17歳ってことだしね」ハハ

    アニ「でも、体は13歳だからこれ以上はまだ早いからね」フフ

    カイト「これ以上?」

    アニ「その、ライナーに教わってない?」

    カイト「あ、うん」

    アニ「そっか、じゃあ、そのままでよし!」

    カイト「うーん、まいっか!」

    2人「ハハハ」

    アニ「ごはん食べに行こうか?」

    カイト「うん、行こう」

    アニ「はい」スッ

    カイト「これでいい?」ギュ

    アニ「よろしい、行こう」

    カイト「うん」
  113. 113 : : 2014/01/29(水) 02:25:45
    カイトが目覚めて良かった。

    来週は調査兵団の人が来るみたいだし、

    カイトがうまくやってくれることを信じよう。

    カイト、こんなことも頼ってごめんね。

    でも、カイトにしかできないことだから

    一緒に頑張ろう?



    つづく
  114. 114 : : 2014/01/29(水) 02:26:08
    以上です。また、3話で会いましょう!

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kkk2900

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