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  1. 1 : : 2014/01/23(木) 12:20:08
    エレン「気持ち悪いっつってンだよ! お前さっきからなにやってンだよ!」パンパン

    ライナー「アナルセックスだが? 見て分からんか?」パンパン

    エレン「ンなこたぁ分かってんだよ! 俺が聞いてんのは何で今ここでこんなことしてんのかってことだよ!」パンパン


  2. 2 : : 2014/01/23(木) 12:41:06
    ライナー「何でって聞かれてもなあ……。一日巨人化して走ったら当然疲れが出てくる。そこでこの木の上で休んでたら偶然お前の尻が近くにあったてのは些細な問題にすぎない」パンパン

    エレン「大問題だよ! なに休憩がてら俺のケツ拝借してんだ!」パンパン

    ライナー「何怒ってんだよ……。少し頭を冷やせよ……」パンパン

    エレン「お前が冷やせ! あと痛ぇんだよ、さっきから! ぶっ殺されてぇのか!?」パンパン

    ライナー「……感じろとしか言えん。」パンパン

    ベルトルト「」ぷっ

    エレン「てめえ何笑ってんだ!」パンパン




  3. 3 : : 2014/01/23(木) 12:55:07
    期待してます!頑張ってください
  4. 4 : : 2014/01/23(木) 12:56:32
    2時間後

    エレン「…ぐすっ、ひっぐ…。…てめえマジで許さねえかんな…! ミカサに言うかんな…! …ううっ…」スパパンパパン

    ライナー「ああ、そうしてくれ。そしてライナーのブラウンは最高だったと伝えてくれ」パンスパンパンパ

    エレン「誰が言うか、んなこと! ミカサだけじゃねえぞ! 兵長にも告げ口してやるかんな!」パパンパパンパンパ ハビバビバ

    ライナー「リヴァイ兵長のケツも捨てがたいな……」パンパンパン←速すぎてゆっくりに見えてきた
  5. 5 : : 2014/01/23(木) 13:10:23
    久しぶりにヤバイSS出たなw
  6. 6 : : 2014/01/23(木) 14:14:16
    リヴァイさんのけつぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ((ry
  7. 7 : : 2014/01/23(木) 14:14:49
    うへへへへへへへへへ((
  8. 8 : : 2014/01/23(木) 14:15:29
    ベルトルトさんェ(^^)←
  9. 9 : : 2014/01/23(木) 16:47:44
    期待
  10. 10 : : 2014/01/23(木) 16:51:17
    エレン「ベルトルト! お前も黙ってねえでこの全自動ピストンゴリラを止めろ!」パ…ン…パ…ン…

    ベルトルト「すまない、エレン。もうそうなったら一発出すまで止まらないんだ」

    エレン「もうかれこれ2時間だぞ! どんだけ遅漏れなんだ! いいから止めろ! いや、止めてください! 裏切りの件には目をつぶってやるから!」ッパン! パンッ! ←音速の壁越えによる空気の破裂音


    ベルトルト「えー……。そんなこと言ったって……」

    ライナー「おい、エレン! 無茶なこと言ってベルトルトを困らせるな。かわいそうだろ!」ッパン! パンッ!

    エレン「どこが無茶なんだよ! お前がやめればいい話だろ!」パァーン! パァーン!
  11. 11 : : 2014/01/23(木) 17:22:49
    可哀想なのはエレンだろw期待
  12. 12 : : 2014/01/23(木) 17:29:27
    壁内

    リヴァイ「よく分からんが嫌な予感がするな...。足とかすでに完治してるけどエレン奪還作戦はパスだな......」

    エルヴィン「えー......。そんなこと言ったら私だって腕もってかれそうな予感が......」

    リヴァイ「ばかいえ......あ、危険手当ては出さなくていいぞ」

    エルヴィン「当たり前だ、ばか! よし、皆いくぞ!」

    調査兵団の皆さん「イェーガー!!」

    アルミン(よりにもよってライナーか......。どうか無事でいてくれ、エレン!)

    ミカサ(エレン、私は必ずあなたを助け出す!)
  13. 13 : : 2014/01/23(木) 17:59:42
    大木

    ユミル(ライナーのせいで全然聞きたいことが聞けなかった......。あ、15m級が8m級の目を隠してる......。きっと見せたくないんだろうな......。それにしてもクリスタがここにいなくて本当によかっ......)

    ドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!

    ライナー「何事だ!?」パパン!?

    ベルトルト「調査兵団が巨人を引き連れてきたぞ! ライナー、そこで一旦中断だ! 体力は回復したかい!?」

    ライナー「ああ! あと6時間は腰を振れるくらいな!」パンッ!!←締めの音速越え

    エレン(ば、化け物めぇぇ......!!)ヒリヒリ

    ユミル(......こんなところをクリスタに見せるわけにはいかないな......)
  14. 14 : : 2014/01/23(木) 18:27:54
    ミカサ(エレン!! もうすぐ助ける!!)ヒュン

    アルミン(エレンのお尻もきっと助けるよ!)ヒュン

    シュバッ! シュバッ!

    クリスタ「み、皆!! あれユミルじゃない!?」ヒュン

    サシャ「!? ほんとですね! ユミルですよ!」ヒュン

    ミカサ「ユミル!? エレンはどこ!?」ヒュン

    ユミル「!!」

    コニー「おい、何とか言えよブス!!」ヒュン

    巨人ユミル「ウガガガ、ウウー(クリスタ、こっちに来るなああ)!!!!」

    クリスタ「ユミル! エレンは!?」ヒュン

    巨人ユミル(ううー、かくなるうえは......)カパッ

    クリスタ「え......?」

    ぱっくんちょ

    104期の皆さん「あ」
  15. 15 : : 2014/01/23(木) 19:01:48
    久々にマジキチsswwww
  16. 16 : : 2014/01/23(木) 19:07:36
    アルミン「うわああああ!!!! 僕らの天使があああああ!」

    ハンネス「落ち着け、アルミン!! それよりあいつら追うぞ!」ヒュン

    アルミン「は、はい!」ヒュン

    アルミン(こんな時に僕は......! ユミルの口の中にいるクリスタより、股間にライナーのブラウンをぶらぶらうんさせたライナー・ブラウンが近くにいるエレンのほうがよっぽど危険だっていうのに......! くそッ!)ヒュン
  17. 17 : : 2014/01/23(木) 20:07:40
    なんてssだwww
  18. 18 : : 2014/01/23(木) 21:00:07
    ***

    ドドドドドドドドド!!!!!!!!

    ヒュン! ヒュン!

    ミカサ「ベルトルト!! エレンを返して!!!!」

    ベルトルト「ッ!? ......それは......できない......!」

    エレン「......ミカサ......?」ぐったり

    ミカサ「エレン!!!!」

    エレン「み、ミカ、じゅるっ......ミカ......ぐすっ......オエッ......ヒック......ミカ......」ぽろぽろ

    ミカサ「エレン!! エレンッ!!!!!!!!」

    エレン「ミガザァァァァ!!!!!!!! うわああああ!!!!!!!!」ぎゃぴー

    ミカサ「エレン!! 今助けるから!(よ、よっぽどひどい目に遭わされたに違いない......!)」

    アルミン(そしてミカサの予想の遥か斜め上をイッテいるに違いない......!)

    ベルトルト「おー、よしよし。泣き止んでおくれ、エレン!!」ゆさゆさ

    ジャン「そいつは無理だぜ、ベルトルト! そんな簡単に泣き止むやつじゃねーよ! ほんとそいつはうるせえよな! 俺もだいっきらいだぜ」

    ベルトルト(いや、今回ばかりはエレンに同情するよ......)

    ジャン「とにかく出てこい。俺たちは寝食をともにした仲間だろ? そういやお前の寝相は芸術的だったな! 皆お前の寝相でその日の天気を占ったりした」

    コニー「そしてその横で、朝っぱらにも関わらずライナーは股間からぶらぶらうんさせたライナーのブラウンでアルミンとよろしくヤっていたな!」

    ジャン「コニー、今大事な話の途中」

    コニー「すまん」シュン
  19. 19 : : 2014/01/23(木) 21:36:58
    ジャン「だがよ、よく俺たちの横で毎日寝ることができたよな……」

    ベルトルト「ッ!?」

    コニー「そしてよく俺たちの横で毎日アルミンと寝ることができたよな、ライナー!」

    巨人ライナー「ッ///」

    ジャン「コニー、今ホントに大事な話の途中」

    コニー「すまん」シュン
  20. 20 : : 2014/01/23(木) 22:06:37
    ベルトルト「……誰が……誰が人殺しなんてしたいと思うんだよ!!」バーン

    コニー「それを言ったら、誰が同期のホモセックスなんか見たいと思うんだ、ライナー!!」デデーン

    ジャンベル「いいから黙れ、馬鹿!」

    コニー「すまん」シュン

    ベルトルト「人から恨まれて……殺されても当然のことをした。……でも僕たちは罪を受け入れきれなかった……」

    ジャン「……」

    ベルトルト「兵士を演じているときは少し楽だった……。だけど信じてくれ、馬鹿(コニー)! ジャン! すべてが嘘じゃないんだ!」

    コニー「……」

    ベルトルト「頼む。誰か、誰か僕たちを見つけてくれ!!」ぽろぽろ

    ドドドドドドドドドドドド‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼

    ジャン「な、何だ!?」

    ハンネス「エルヴィンのやつ、どういうつもりだ!? 巨人を引き連れてきやがった!!」

    ハンネス「全員離れろ!!」バシュ

    バシュ! バシュ!


  21. 21 : : 2014/01/23(木) 22:17:37
    ドドドドドドドドドドドド‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼

    エルヴィン「うおおおおお! なんか右腕もってかれそうな予感がするぞおおおおおおお!!!!!!!!!」ドドドドドド

    奇行種「!!」ダダダダダダダダ! 

    バクッ!!!!

    エルヴィン「ほうらやっぱりいいいい!!!!」うわああああ

    モブA~ZZ(ダブルゼータ)「団長!!!!」うわあああ

    エルヴィン「私の代わりはいくらでもいる! 進め!」うわああああ

    兵団の皆さん「うおおおおおおおおお!!!!!!」ドドドドド!!!!!
  22. 22 : : 2014/01/23(木) 22:43:24
    アルミン(どうすれば……どうすればエレンを助けられる……? 僕の命のほかに、何を代償にすれば……?)

    アスミン「……」チラッ→団長

    ゲルミン「……」ライベルアニ思い出し中

    ゲスミン「!」ピコーン

    ゲス野郎「二人とも! 仲間を置いていくの?」

    巨ライベル「ッ!?」

    金髪ゲス野郎「アニならどっか遠い所で今、尋問を受けているよ?」

    ベルトルト「ッ……!」フーッフーッ

    金髪ゲスキノコ「『お父さん、何やってんの?』とか『お父さんの年収は?』とか……」

    ベルトルト「」ぷるぷる

    ゲスノコ「アニは涙目になって『格闘家です』って答えたらしいけど」

    巨人ライナー(あ、あの自称格闘家の親父さんか……)

    プラチナゲスコ「そんなアニに『ライナーとベルトルトの2人はホモ野郎か?』って訊いたら、彼女、何て答えたと思う……?」

    ベルトルト「」ぶるぶるぶるぶる

    アルミン「『ベルトルトはそんな不潔で汚らわしいクズ野郎なんかじゃない!』って言ったんだよ……」

    ベルトルト「」ぽろぽろ

    ライナー(あ! 俺、アニ公認のホモになった! うほっ♪)
  23. 23 : : 2014/01/23(木) 22:52:34
    アルミン「そう。だから僕は……」

    ベルトルト「」ぽろぽろ

    ゲスミン「『ライナーとベルトルトの2人がエレンのケツアナを交互に犯してたよ』って言うつもりなんだけど、どう思う?」ニヤア

    ベルトルト「悪魔の末裔があああああああああああ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」フーバーッ‼‼‼‼

    エルヴィン「!!」ズバッ!!!

    ベルトルト「!!」

    ミカサ「!」ガシッ→ぐったりエレン
  24. 24 : : 2014/01/23(木) 23:06:11
    ミカサ「エレン!」ドドドドドド‼‼‼‼

    エルヴィン「撤退だ! 撤退しろ‼‼‼‼」ドドドドド‼‼‼‼

    兵団の皆さん「うおおおおおおおおお!!!!!!」ドドドドド‼‼‼‼

    ビュンッ! ドゴオオオオン‼‼‼‼

    コニー「今度は何だよ!」ドドドド‼‼‼‼

    ジャン「ッ! ライナーの野郎、馬を投げてよこしやがった‼‼‼‼」ドドドドド

    エレミカ「ぐふおおおお!!!!」直撃!! ズサーッ!!

    ハンネス「ぬはああああ!!!!」こいつも!! ズサーッ!!
  25. 25 : : 2014/01/24(金) 00:51:39
    エレミカハン「ううっ……」

    ズシーン…… ズシーン……

    エレン「ッ!?」

    巨人「」ニヤア

    ハンネス「ハハハ、こんなおかしいことがあるか? 5年間、ずっとてめえに会いたかったぜ……」

    ミカサ「ハンネスさんっ!」ウッ!

    ハンネス「お前ら、よく見とけよ……。俺が今からお前らの母さんの仇を……ぶっ殺すところを……」

    エレン「」ぐったり

    ハンネス「お、おい! 見とけって! ってうわあああああああ‼‼‼‼‼」ガシッ

    パックンチョ

    ハンネス「」ぶしゅうううううううう

    エレン「……ははっ。何も変わってねえな、お前は……」

    ミカサ「エレン……」

    エレン「母さん、俺は掘られっぱなしだったよ。2時間強もね……」

    ミカサ(……掘られっぱなし?)

    ハンネス(あ、俺のこと嘆いてんじゃねえんだ……)チーン

    エレン「うああああああああああああああ‼‼‼‼‼‼‼」
  26. 26 : : 2014/01/24(金) 01:19:10
    ミカサ「そんなことないよ」

    エレン「!?」

    巨人「」ニイイイイ

    ミカサ「エレン、聞いて。伝えたいことがある」

    ズシーン……

    エレン「!」ビクッ

    ミカサ「私と……一緒にいてくれてありがとう」

    ズシーン……

    エレン「!」ビクッ

    ミカサ「私に……生き方を教えてくれてありがとう」

    ズシーン……

    エレン「!」ビクッ

    ミカサ「私に……」

    ズシーン……

    エレン「いい加減にしろっ! ケツに響くだろ‼‼ 今ミカサが大事なこと言ってんだよ! あ、すまんミカサ。 全然集中できなかったから最初から…ひててててててててててて!!!!」ミチミチ

    ミカサ「エレン……。今あなたのお尻のことは心底どうでもいい。ので、しっかり聞くべき……」ミチミチ

    エレン「ひひゃい、ひひゃい! みかひゃひゃん! はなひて!」ミチミチ

    ミカサ「」パッ

    エレン「痛てて……」

    ミカサ「えー、オホンッ! マ、マフラーを巻いてくれてありがとう///」←少し冷静になって恥ずかしくなった
  27. 27 : : 2014/01/24(金) 01:40:42
    エレン「……」スック

    ミカサ「?」

    エレン「……そんなもん、何度でも巻いてやる!」

    ミカサ「///」ぽろぽろ

    エレン「だからお前は代わりに俺のケツによく効きそうな軟膏をだな……ひててててててててててて‼‼‼‼」ミチミチ

    ミカサ「エレン……。もうあなたのお尻ジョークなんか聞きたくもない。あなたは好きな人から告白まがいの返事を受け取った後、卑猥なジョークをかまされる私の気持ちが分かる……?」ミチミチ

    エレン「ひひゃい、ひひゃい! みかひゃひゃん! ごめんなひゃい!」ミチミチ

    ミカサ「」パッ

    エレン「おおー痛てて……」スリスリ

    ミカサ「エレン、もう一度言って……」

    エレン「お、おう。俺のケツによく効きそうな……ひててててててててててて‼‼‼‼」ミチミチ

    ミカサ「そっちじゃない」パッ

    エレン「お、おう。……そんなもん、何度でも巻いてやる!」

    ミカサ「///」ぽろぽろ
  28. 28 : : 2014/01/24(金) 02:06:12
    エレン「うおおおおおおおおお!!!!!!」ペチン

    エレン(かーーーーー‼‼‼‼‼ すげえ衝撃‼‼‼ ケツがイカれちまわああああああ‼‼‼‼‼‼‼)ビクビクビクビクッ!!!

    巨ライベルユミ「ッ!?」ビリビリッ!

    (エレンから水晶内のアニまでの距離×340.29)秒後

    水晶内のアニ「ッ!?」ビリビリッ!
  29. 29 : : 2014/01/24(金) 02:08:47
    訂正

    エレン「うおおおおおおおおお!!!!!!」ペチン

    エレン(かーーーーー‼‼‼‼‼ すげえ衝撃‼‼‼ ケツがイカれちまわああああああ‼‼‼‼‼‼‼)ビクビクビクビクッ!!!

    巨ライベルユミ「ッ!?」ビリビリッ!

    (エレンから水晶内のアニまでの距離÷340.29)秒後

    水晶内のアニ「ッ!?」ビリビリッ!
  30. 30 : : 2014/01/24(金) 05:59:03
    ミカサww
  31. 31 : : 2014/01/24(金) 13:11:22
    ドドドドド‼‼‼‼

    巨人の皆さん「ウガアアアアアアアアア‼‼‼‼‼‼‼」ぴょーん

    ぶちっ! ぐちゃっ! ズシン! ズシン!

    ミカサ「い、一体なにが……!?」

    エレン「巨人が、巨人を喰ってる……!?」

    ミカサ「と、とにかく撤退しよう!!」ダッ
  32. 32 : : 2014/01/24(金) 13:19:49
    巨人ライナー(最悪だ……)

    巨人ライナー(よりによって座標が……最悪の奴の手に渡っちまった……)

    巨人ライナー(絶対に取り返さねえと……間違いねえ……断言できる)

    巨人ライナー(この世で一番それを持っちゃいけねぇのは)

    巨人ライナー(エレン……お前だ)
  33. 33 : : 2014/01/24(金) 13:33:58
    ライナー(うおおおおおおおおお!!!!!! 座標返せええええええええ!!!!!!)ドドドドド‼‼‼‼

    エレン「来るんじゃねえ‼‼‼ ケツアナ発掘ゴリラ‼‼‼‼ 掘り返すぞ‼‼‼‼‼‼」

    ライベルユミ「ッ!?」ビリビリッ!

    (エレンから水晶内のアニまでの距離÷340.29)秒後

    水晶内のアニ「ッ!?」ビリビリッ!

    水晶内のアニ「……」しばし黙考

    水晶内のアニ「」。。。(´Д`|||)オエッ
  34. 34 : : 2014/01/24(金) 13:48:12
    巨人の皆さん「」ピタッ

    ライベル「」(;゚Д゚)ビクビク

    巨人の皆さん「」ブンブンブンブンブン‼‼‼‼‼‼

    ベルトルト「やばいよライナー‼‼‼‼ 奴ら、こっち見ながら無言で腰振ってる‼‼‼‼」ダラダラ

    巨人ライナー(てめえら生殖器なんかねえだろ‼‼‼‼‼)ダラダラ

    巨人の皆さん「ウホ♪」ドドドドド‼‼‼‼

    ベルトルト「ひいっ!? き、来たああああああ‼‼‼‼‼‼」

    巨人ライナー(これはヤベェ‼‼ 逃げるぞ‼‼‼‼) ドドドドド‼‼‼‼

    コニー(あいつら愉快だな……)ポツン
  35. 35 : : 2014/01/24(金) 15:03:57
    ***

    アルミン「こうしてエレン奪還作戦は、多くの犠牲を払ってなんとか成功した。団長は念のために大量に用意していたモルヒネのおかげでなんとか痛みを和らげているが、じきに激しい痛みがじわじわ来るはずだと医者は笑いながら言っていた」

    ウギャアアアアアア‼‼‼ イタイイタイ‼‼‼ ハヤクコロシテー‼‼‼‼‼ 

    ハハハ マダマダ ソノテイドナラ ジョノクチデスヨ

    アルミン「いつの間にか撤退する兵団と合流していたクリスタは、全身唾液まみれでひどい悪臭を放っていた。一部の兵士たちの間ではそれがえらくツボにはまったらしく、彼女の姿絵が高額で取引された。最近彼女は暇があればシャワーを浴びているらしい」

    ゴシゴシゴシゴシ クンクン …… ユミルノバカー‼‼‼

    アルミン「コニーは一度脳外科に連れていかれたが、医者は黙って首を横に振っていた。それが彼の気に障ったらしく、今必死に本を読み漁って勉強している」

    イイクニツクロウカマクラバクフカ…… ン? カマクラッテドコダ? ダイタイイマ850ネンジャネーノカ?

    アルミン「壁内にいたリヴァイ兵長は油断しすぎたせいか、思わぬハプニングで性癖がハンジ分隊長に露見してしまった。弱みを握られた彼は今、ハンジ分隊長に敬称をつけている」

    オイ クソメガネサン ケガノヨウスハドウダ?

    アハハハ リヴァイノセイシンテキダメージニクラベタラ ビビタルモノダヨ

    ヤメロ ソレイジョウイウナ クソメガネサン……

    アルミン「あまりにもいろんなことがありすぎて、まだ僕の頭が追いついていない。でも一番大変だったのはエレンとミカサだった。エレンの肛門は心とともに深くえぐられ、大きな傷跡を残した」

    アルミン「痛みはなかなか引かず、現在ベッドで療養中。夜中の2時頃がもっとも疼くらしい。本人曰く『寝ても覚めてもお尻が疼く。是、臥薪嘗胆なり』。意味はよく分からないものの、語呂が良かったせいか、来年の調査兵団勧誘のキャッチコピーに採用された」

    アルミン「壁内に戻ってからエレンの身に何があったのかを知ったミカサは泡を吹いて卒倒した。2時間をこえる音速アナルセックスというこのおぞましい所業は彼女のキャパシティをはるかに上回っていた」

    アルミン「起き上がってからも大変で、泣きながらライナーを殺したいと昼夜問わず叫び続けた」

    アルミン「今は献身的にエレンの看病をしており、少し落ち着いているようだ。だが夜になるとベッドのなかで嗚咽を漏らしていると聞いた」
  36. 36 : : 2014/01/24(金) 16:54:41
    ***

    エレン「よっと……あー、痛だだだだだ」

    ミカサ「エレン、動いちゃだめ」

    エレン「お、おう。じゃあそこの本とってくれ」ちょいちょい

    ミカサ「はい」

    エレン「サンキュ、痛だだだ」

    ミカサ「……痛みはまだ引きそうにない?」

    エレン「ああ。この間ジャンに塗ってもらった軟膏、全然効かねえな」

    ミカサ「ジャン、泣きそうな顔になってた」

    エレン「ミカサが塗ってくれる人を募って、承諾したのはアイツなのにな」

    ***

    ミカサ「誰かお尻に軟膏を塗ってほしい」

    ジャン「はい! はい! はい! 俺が塗ってやる! 決して、決っっっしてイヤラシイ気持ちとかないから!! 塗らせてください‼‼‼‼」フヒーッ、フヒーッ、うへへへへへへへへへ……

    ***

    ミカサ「だから私が塗ろうと言った」

    エレン「やだよ、恥ずかしいだろ」

    ミカサ「……ところで今日はいいものを持ってきた」

    エレン「チーハンかっ!?」

    ミカサ「残念ながらチーハンではない。でもきっとエレンのお尻に効くと思う」

    エレン「何だよ、また軟膏かよ……って何だ、その紙は?」

    ミカサ「これは東洋で書かれたかなり古い巻物の一部。図書館の書庫で見つけた」

    エレン「で、それがなんの役に立つんだ?」

    ミカサ「この挿絵を見てほしい。瀕死の狸に兎が薬のようなものを塗っている」

    エレン「ずいぶんヒデエ怪我だな。なんでこうなったんだ?」

    ミカサ「おそらく山火事かなにかだと思われるけど、残っているのはこの部分だけなので何とも言えない」

    エレン「この薬のようなものは何だ? 手に入るのか?」

    ミカサ「アルミンとともに推考した結果、これはマスタードだということで落ち着いた」

    エレン「ま、ます……?」

    ミカサ「マスタード。あなたも口に入れたことはあるはず」

    エレン「……」

    ミカサ「……」

    エレン「いやだああああ!!!!!」ダッ!

    ミカサ「逃げないで、エレン」ガシッ→涙と鼻水で顔をぐちゃぐちゃにしたエレン

    エレン「ふざけんなっ! 赤くはれ上がった肛門に刺激物塗るってどういう了見だ! 殺す気かっ‼‼‼‼」

    ミカサ「ふざけてなどいない。一刻も早くエレンを痛みから解放してあげたい、ただそれだけ」
  37. 37 : : 2014/01/24(金) 19:38:11
    ミカサ「それに協力者もすでに用意してある。入って」

    ガチャッ

    ジャン「ミカサ、尻にマスタード塗ってくれって? 」はあはあ、ウヒ

    エレン「......よお」

    ジャン「......」

    ジャン「また騙された!!」ガーン

    エレン「こいつおもしれーな」

    ミカサ「ジャン、エレンの身体をおさえておくから、貴方はお尻にマスタードを塗ってあげて」ヌガシ

    エレン「ちょ、おい、マジやめろ! やめて、死ぬ! 俺、人類の希望だぞ!」

    ジャン「......いつもいつもミカサに優しくしてもらいやがって、うらやましいっ!!!!」

    エレン「優しくしてもらってたらケツにマスタードなんか塗られねーよ!」

    ジャン「痛みで狂って死にやがれ!!!!」

    エレン「やってみろ! ミカサに言ってやるかんな!!!!」

    ミカサ「......ミカサは私」

    エレン「あ......へ、兵長にも言うぞ!! どうだ? あ? 怖いだろ?」

    ミカサ「リヴァイ兵長なら問題ない。ハンジ分隊長にマスタード実験について話したところ、被検体として彼を連れてきてくれた」

    ミカサ「彼はぶるぶる震えていたが、文句一つ言わなかった。そこは尊敬できると思う」

    エレン「......へ、兵長はどうなった......?」

    ミカサ「塗った瞬間、あっ! と叫んで、今は安らかに眠っている」

    エレン「」

    ジャン「さ、お前も大人しくあの世へ行きヤガレ!」

    エレン「嫌だああああああ!!!!!! やめてええええええ!!!!!!!!!!」

    塗りっ

    エレン「あっ!」

    ミカサ「......お休みなさい、エレン」


  38. 38 : : 2014/01/24(金) 22:09:10
    ***

    夜 廃墟の屋上

    ライナー「大事なこと思い出した」

    ベルトルト「な、なんだい突然?」

    ユミル「?」

    ライナー「俺、まだリヴァイ兵長のケツ、掘ってねえわ」

    ベルユミ「っ!?」
  39. 39 : : 2014/01/24(金) 22:14:36
    ベルトルト「何いってるんだ! 君はもう戦士でも兵士でもない! 男色Mr.ドリラーだよ!」

    ユミル「まさかお前、壁内に戻ろうとか言うんじゃねえだろうな!」

    ライナー「そのまさかだ。一応人類最強の味も確かめなくちゃならんからな」
  40. 40 : : 2014/01/24(金) 22:26:26
    ライナー「ベルトルト、お前だってアニを助けてえんだろ?」

    ベルトルト「そ、それは……」

    ライナー「ユミル、お前もだ。このままだと二度とクリスタに会えなくなるかもしれねえぞ」

    ユミル「うっ……」

    ライナー「利害が一致したようだな。とりあえずエレンは一旦諦める。だがそれぞれの目的を達成するために3人は協力するんだ。ユミルが見つからずにクリスタの傍で生きられるように、俺とベルトルトとアニが無事に壁外へ出られるように、そして俺が兵長のなかで満足できるようにな。
  41. 41 : : 2014/01/24(金) 22:32:31
    ベルトルト「最後の一つは絶対いらないよ!」

    ライナー「俺だって故郷に帰った時に話せる武勇伝が欲しいんだよ! お前もアニと会話してて話題が無くなったときなんかに助かるだろ?」

    ベルトルト「誰が『ライナーが人類最強を犯した話題があって助かった……』なんて思うんだよ!
  42. 42 : : 2014/01/24(金) 23:01:09
    ユミル「まぁ、落ち着け二人とも。誰だって目的があるからリスクを冒す。ベルトルさんにとってアニ救出が目的なら、ライナーにとっては兵長のケツがそれだっつー話だ」

    ベルトルト「ライナーにとってアニは兵長のケツ以下なのか!!!!」

    ライナー「誰もそんなこと言ってないだろ。そもそも天秤にかけられるもんじゃねーだろが。妻と子のどちらを愛してるかと聞いてるようなもんだ」

    ベルトルト「あやまれえええええ!!!!!! アニにあやまれええええ!!!!!!」
  43. 43 : : 2014/01/25(土) 01:01:21
    ベルトルさん見苦しいぞ
  44. 44 : : 2014/01/25(土) 04:13:01
    ダリス掘れよ
  45. 45 : : 2014/01/25(土) 09:59:52
    ***

    壁内

    ライナー「まずはアニ救出だな」

    ベルトルト「あ、ちゃんとライナーもアニのこと考えてくれているんだ」

    ライナー「ああ。何てったって相手は人類最強だぞ? 人手は多い方がいいに決まってる」

    ベルトルト「女子にホモセックスを手伝わせる気かあああああああ‼‼‼‼‼」ガシッ 

    ユミル「うるせーぞ、ベルトルさん。あと私も女子だから」

    ライナー「とにかくアニの居場所が分からんことにはどうすることも出来んな」
  46. 46 : : 2014/01/25(土) 10:10:40
    ライナーww
  47. 47 : : 2014/01/25(土) 10:11:39
    ベルトルト「くそっ、こんなことしてる間もきっとアニは過酷な尋問を……。『身長何センチ?』とか『バストのサイズは?』とか、『今日のパンツ何色?』とか……。悪魔の末裔どもめっ!」ギリッ

    ユミル(ベルトルさんの欲望が露骨になってきたな……)

    ライナー「まあ尋問の件はアルミンの嘘だろうな。アニなら結晶化するだろう」

    ベルトルト「!? た、確かに。そうだね! 少し安心したよ」
  48. 48 : : 2014/01/25(土) 10:15:51
    ライナー「さて、肝心の居場所だが……。今ひとつだけ居場所を探るいい方法を思いついた」

    ユミル(だいたい察しがつくな……)

    ベルトルト「な、なんだいそれは? 早く教えてくれ!」

    ライナー「アルミンを尋問する。もちろん肛門を突きながらな」

    ベルトルト「」
  49. 49 : : 2014/01/25(土) 10:21:18
    ライナー「おそらくアルミンはアニの正確な居場所を知っている。あいつは体力はないものの、なかなか根性がある。ブレードをちらつかせても吐かないだろう」

    ベルトルト「」

    ユミル(はあ……)

    ライナー「だが絶え間ない痛みならどうか? いつ終わるかも分からない音速ピストン。仲間が助けに来る可能性はゼロ。そんな絶望のなかで吐かずにいられるだろうか?」

    ベルトルト「」
  50. 50 : : 2014/01/25(土) 10:34:53
    ライナー「アルミンは音速ピストンの恐怖をエレン以上に知っている。俺は7割がた性行、間違えた、成功すると思うがどうだ?」

    ユミル「おいおい、本気でやる気か? 少しは良心ってものが……」

    ベルトルト「……やろう」

    ユミル「ッ!?」

    ベルトルト「アニが助かるのならアルミンのケツなんて些細な問題だ。僕は協力するよ」

    ライナー「よく言ったぞ、ベルトルト」

    ユミル「まじかよ……」

    ライナー「ユミル、お前にも手伝ってほしい。なあに、見張っててくれたらいいだけの話だ」

    ユミル「……。チッ、仕方ねえ」

    ベルトルト「決まりだね。すぐにでも行動しよう。あまりモタモタしてられないよ」

    ライナー「……いくぞ、お前ら」

    ベルユミ「ああ」






  51. 51 : : 2014/01/25(土) 10:47:44
    ***

    アルミンの部屋

    アルミン(ああ、疲れた。痙攣するエレン、オロオロするミカサ、高らかに笑うジャン……。あんな混沌とした医療室ははじめてだよ……)

    アルミン(冗談のつもりでマスタードを勧めたばっかりに……。あのあと医者から1時間もお説教……)

    アルミン(そしてその罪を全部ジャンに着せ、あまつさえ暴行にまで及んだミカサ……。ジャン、君はどこまで不憫なんだ……)

  52. 52 : : 2014/01/25(土) 11:03:22
    アルミン(まあ今日は早く寝てゆっくり休もう……)

    ……

    ぎいっ

    アルミン「ッ!?」

    アルミン「だ、誰だい!?」

    ライナー「お前の夜のパートナーさ……」

    アルミン「ら、ライナー!?」

    ライナー「そうだ。股からブラウンをぶらぶらうんさせたライナー・ブラウンだ……」

    アルミン「ど、どうしてここに……?」

    ライナー「2,3聞きたいことがあってな……」

    アルミン「だ、誰かあああ! むぐっ!」

    ベルトルト「大人しくしてくれ、アルミン。別に殺そうってわけじゃない」

    アルミン「ムー! ム―!」

    ライナー「そうだ。命をとるつもりは全くない。だが正直に答えなければ……」ヌガシ

    アルミン「ムーーーーーーーー!!!!」

    ライナー「こうだっ!!!」スパンッ!

    アルミン「ムーーーーーーーーーーーーーーーーー‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」
  53. 53 : : 2014/01/25(土) 11:33:21
    ユミル(始まったようだな……。空気を切り裂くような音が聞こえてくる)

    ライナー「質問その1! アニは今どこにいるっ!」ッパン! パンッ!

    アルミン「ぎゃああ! あ、アニは! 極北のユトピア区の! 地下深くで! ぎゃああ!」パパスパンパンッ!

    ベルトルト「……どうだ、ライナー?」

    ライナー「……このケツの締りぐあい……。この締りぐあいは……嘘をついてる締りぐあいだぜ?」パパンパパンパンパ ハ ビバノンノン

    アルミン「ひいいいいいっ‼‼‼‼‼‼」パパンパパンパンパ ケツアラエヨー

  54. 54 : : 2014/01/25(土) 11:49:16
    ベルトルト「本当のことを言え、アルミン! さもないとこのマッハ突きはいつまでも続くぞ!」

    ライナー「しゃべらなくてもいいんだぜ? その場合、お前を故郷に連れてかえり、昼夜問わずの性宴が開かれるがな……」パパンパパンパンパ フロハイッタカー

    アルミン「す、ストヘス区です‼‼‼‼‼ ああああああ‼‼‼‼‼」パパパパパパパパパパパパパパパ

    ライナー「……今度は本当らしいな」パパン パパパン パララララララララ

    アルミン「あああああ!!!!! もうやめてえええええ‼‼‼‼‼」パラッパラッパー
  55. 55 : : 2014/01/25(土) 12:12:27
    ライナー「質問その2! 警備の厚さはどの程度だ!?」パラリラパラリラ

    アルミン「ぎぎぎぎぎぎぎぎ‼‼‼‼ 数人の兵士が!!!!! 交代制で見張ってますううううう‼‼‼‼‼‼」パーンパーンダシテーシマエバイイノー

    ライナー「質問その3! アニは今結晶化しているのか!?」パーンパーンツイテーワタシノケツヲー

    アルミン「その通りでありますうううう‼‼‼‼‼」パーンパーンヘイパンパン パンパンヘイパンヘイパンパン

    ライナー「質問その4! 俺のイチモツはどうだ!?」パンパカパーン パンパンパン パンパカパーン

    アルミン「最悪だよ‼‼‼‼‼‼‼」ツパンッ!

    ライナー「そうか、じゃあ訊きたいのはこれくらいだ。すまなかったな」パンパンパン

    アルミン「じゃあ早く抜いてよっ!」パンパン

    ライナー「おう」パンッ!←締めの一突き

    アルミン「ウッ!」ドサッ

    ベルトルト「こ、殺したの!?」

    ライナー「いや、気絶しただけだ。アニが躊躇った相手だぜ? おれには殺せねーよ……」

    ベルトルト「ライナー……」

    ユミル(ううっ……気分悪い……)

  56. 56 : : 2014/01/25(土) 12:53:32
    ストヘス区 地下

    水晶内のアニ(座標からライナーを掘れっていう指令がきて目が覚めたけど……。うう……気分が悪い……)

    ナ、ナンダー ウワーーーー!!!

    水晶内のアニ(!?)

    コ、コイツハタシカ チョウオオガタノ…… ウッ!

    水晶内のアニ(な、なにが起きたの? それに超大型って……)

    ベルトルト「アニを返せッ!!」ドカッ

    アニ(ベ、ベルトルト……!)

    ユミル「すまねえな、恨みはねえんだけどよ」バキッ

    アニ(ユミルまで……!?)

    ライナー「こんな暗い所に閉じ込めやがって、ヒデエ奴らだぜ」パンパン

    アニ「」
  57. 57 : : 2014/01/25(土) 13:22:54
    ライナー「ふう、全部片付いたな。おいアニ、起きてんだろ? さっさと出てこい」

    水晶内のアニ「」

    ライナー「おい、無視するんじゃねえよ。今からここでベルトルトとおっ始めるぞ?」

    アニ「ベルトルト、ユミル、久しぶり」シュウウウ

    ベルトルト「アニ! よかった! 無事でよかった!」ぽろぽろ

    ユミル「感動の再開のところ悪いが、さっさとここから抜け出すぞ。追手がくるかもしれねえからな」

    ライナー「そうだ。それからお前にはリヴァイ兵長を掘るのを手伝ってもらう。だから急げ!」

    アニ「ふんっ‼‼」ゲシッ!

    ライナー「あ痛ああああああああああ!!!!!!」ゴロゴロ

    アニ「行くよ……」スタスタ
  58. 58 : : 2014/01/25(土) 13:32:10
    ベルトルト「早く立て、ホモゴリラ! 行くぞ!」ゲシッ

    ライナー(く、くそう……。アニという強力な後ろ盾ができた途端に強気になりやがって……)ゴロゴロ

    ユミル(ほんとおもしれーな、この三人組……)スタスタ
  59. 59 : : 2014/01/25(土) 13:49:21
    ***

    アニ「……じゃあエレン誘拐は失敗したんだね」

    ベルトルト「すまない……。僕がアルミンの罠に動揺したばっかりに……」

    アニ「アンタは悪くないよ……」

    ライナー「それにエレンのケツも堪能できたんだ。完全な失敗だったとは言えないだろ?」

    ユミル「いや、あんだけ掘る元気があったんなら、休まず走り続けてりゃ成功してたろ」

    アニ「ふんっ‼‼」ゲシッ!

    ライナー「あ痛ああああああああああ‼‼‼‼‼‼‼」ゴロゴロ

    アニ「エレンから『ライナーを掘れ!』っていう指令が来たのはアンタのせいかい!」ゲシゲシ

    ライナー「やめろ! アニ! 俺が悪いんじゃない! 悪いのはエレンのケツだ‼‼‼‼‼」ゴロゴロ

  60. 60 : : 2014/01/25(土) 14:02:22
    ベルトルト「と、ところでアニ、訊きたいことがあるんだけど」

    アニ「なんだい?」ゲシゲシ

    ライナー「」

    ベルトルト「バストのサイズは?」ハアハア

    アニ「」

    ベルトルト「サイズは?」ハアハアハアハア

    アニ「ふんっ‼‼」ゲシッ!

    ベルトルト「あ痛あああああああ!!!!!! じゃ、パンツの色はあああああああああ!?」ゴロゴロ

    アニ「変態めっ!! 死ねっ! 死ねっ!」ゲシゲシ

    ベルトルト「やめて! 悪気はないんだっ!」ゴロゴロ

    ユミル「いつまで続くんだ、この茶番は……」

  61. 61 : : 2014/01/25(土) 14:04:35
    何だこのホモ作品は!
    ホモなのに気になるじゃないか!

    期待です!
  62. 62 : : 2014/01/25(土) 14:08:50
    アニ「まったく……。同郷の奴らを何回蹴ればいいんだい……」

    ライナー「」

    ベルトルト「」

    ユミル「まあ、こいつらなりにお前の身を案じていたんだ。ライナーはリヴァイのケツとアニを同じくらい大切に思っていたらしいぞ。よかったな」

    アニ「」ゲシッ!

    ライナー「うっ!」
  63. 63 : : 2014/01/25(土) 14:20:47
    ユミル「とにかく次は私とクリスタを見つからずに引き合わせてもらう。そのあとは3人で故郷とやらに帰るなり、人類最強のケツを堪能してから帰るなり好きにすりゃあいい」

    アニ「引き合わせたらすぐに帰るよ。誰がホモセックスなんか手伝うんだ」

    ライナー「何!? それじゃあせっかくお前を助け出した意味がないじゃないk痛だだだだだだだだだだだだ」ギリギリ

    アニ「レオンハート家奥義、『180℃エビ反り』」

    ユミル「おいおい、背骨が粉砕するぞ?」

    ベルトルト「やれ! アニ! そいつは死んで当然のクズ野郎だ!」コロセ!コロセ!
  64. 64 : : 2014/01/25(土) 14:23:35
    お前もなww
  65. 65 : : 2014/01/25(土) 14:39:13
    ***

    ライナー「ここがクリスタの寮か……」ワクワク

    ベルトルト「ホモのくせに嬉しそうだな、ライナー」ツンツン

    ライナー「他の女にはミジンコほど興味もないが、クリスタだけは別だ。容姿がかわいいってのもあるが、アイツの本当のすばらしさはそこじゃない。自分よりも他人を気遣う優しさにあるんだ」

    ユミル「下品なこと言いやがったらぶっ殺してやろうと思ったが、よく分かってるじゃないか、ライナー。そう、アイツはホントに優しいやつだよ」

    アニ「ライナーに少しでも普通の感性が残っていると分かって少しほっとしたね……」

    ライナー「そんな優しいやつが俺に泣きながら『やめてえええ!!!』って懇願する姿を想像したらワクワクしねえか?」ワクワク

    ベルアニユミ「「「死ねええええ!!!! この糞ゴリラあああ!!!!!!」」」ドカッ! バキッ! ゲシッ! ゲシッ!

    ライナー「やめろ、お前ら! 俺は一般論を述べているだけだ!」ゴロゴロ

    クリスタ(なんだか外が騒がしいなあ……)


  66. 66 : : 2014/01/25(土) 14:55:20
    ベルトルト「とにかく他の兵士がわんさかいる寮内に入るのは避けたい。僕たち三人でボヤ騒ぎを起こすから、どさくさに紛れてユミルはクリスタと接触してくれ。あとは二人で相談して、近くにユミルの家を借りるなり、二人で移り住むなりすればいい」

    アニ「アタシらは騒ぎを起こしたらすぐに隠れるから、ここでアンタとはお別れだね」

    ライナー「クリスタに伝えといてくれ。俺の股間は年中無休だとな……」

    ユミル「すまねえな……ベルトルト、アニ。これでお前らとは敵同士になるわけだが、私のこと忘れんなよ? それから糞ゴリラ! 今度クリスタって言葉吐いたら、全身の皮引っぺがすからな?」
  67. 67 : : 2014/01/25(土) 15:00:36
    ユミル「……じゃあな。…………死ぬなよ…………」スタスタ

    ライベルアニ「……」
  68. 68 : : 2014/01/25(土) 15:08:04
    アニ「……行っちゃったね……」

    ベルトルト「ああ。さて、どこに火をつけようか?」

    ライナー「待て、ベルトルト。ボヤ騒ぎよりももっと人を動員できる方法を思いついたぞ」

    ベルトルト「何だい? 聞かせてくれよ」

    アニ「やっぱりアンタは頼りになるね」

    ライナー「当たり前ぇだ。お前らの兄貴分だからな」

    アニ「で? その方法ってのは?」

    ライナー「その方法は……」
  69. 69 : : 2014/01/25(土) 15:10:06
    ベルトルト・・・お前を掘る
  70. 70 : : 2014/01/25(土) 15:17:41
    ***

    クリスタ(ん? 何だろ? 窓の外に兵士服みたいなのが……)

    カンカンカンカン!

    兵士「総員に告ぐ! 今すぐ外を徘徊する変質者を討伐せよ! ただし調査兵団所属、クリスタ・レンズだけは危険すぎるので絶対に外に出てはいけない! 繰り返す! 今すぐ外を徘徊する……」

    兵士の皆さん「うおおおおおおおおお!!!!!!」ダダダダダダダダ

    クリスタ「?」
  71. 71 : : 2014/01/25(土) 15:28:15
    ***

    ベルトルト「変質者だー。変質者が出たぞー(棒)」

    アニ「凶悪な変質者だぞー。すごい怖いぞー(棒)」

    ライナー「誰でもいい!! その汚ぇケツん中におれの天を突くドリルをぶち込ませろおおおおおおおおおおお!!!!!!(迫真)」

    ベルトルト「……言っとくけどライナー。僕たちが捕まったら全然意味ないんだからね」

    アニ「アンタを少しでも信頼した私がバカだったよ……」

    ライナー「そんなもん、立体起動でにげりゃあいいだろ?」

    ベルトルト「じゃあ、そうさせてもらうよ」バシュ

    アニ「頑張って逃げ切るんだね」バシュ

    ライナー「ちょ、待てよ。俺も今から……って、あ! 全裸じゃ立体起動できねえじゃん!」ガーン

    イタゾー! ブチコロセー! ヒエエエー! バタバタ
  72. 72 : : 2014/01/25(土) 15:30:32
    ライナーwwキモイwww
  73. 73 : : 2014/01/25(土) 15:44:43
    ***

    クリスタ「な、何だったんだろ? 一瞬ライナーの雄叫びが聞こえた気がするんだけど……」

    ユミル「アイツはどうしようもない馬鹿やろうだからな。ま、なんとかなるだろ……」

    クリスタ「うん、そうだね……って、ユミル!? 何でここに!?」ビクッ

    ユミル「ライナー達に協力してもらって、やっぱりお前の傍にいることにした。それよりお前臭ぇな! どうしたんだよ?」

    クリスタ「ユミルの口の中に長時間いたからだよ! っていうか馬鹿! もう会えないかと思ったじゃない!」

    ユミル「ハハハ、すまねえな。とにかく今後の身の振り方を考えたいんだが……。私はグレーゾーンだから、軍部に引き渡されたらどうなるか分かんねえ(つうか、私の口ン中ってこんなに臭ぇのか! あとで歯磨きしとこ!)」

    クリスタ「うん! あなたのためなら何だってする! あと歯、磨いた方がいいよ!」

    ユミル「お、おう……(絶対歯磨きしとこ!)」

  74. 74 : : 2014/01/25(土) 16:00:42
    ***

    ライナー「ハアッ、ハアッ! ギ、ギリギリだった。もう少し俺のブラウンが長けりゃ即死だった」

    ベルトルト「どんだけギリギリでかわしてんだよ! まああれだけ殺気立った百人近くの兵士から無傷で逃げ切ったことは称賛に値するけど!」

    アニ「それよか全裸に立体起動装置っての、やめてくんない? 見てるこっちが恥ずかしいんだけど……///」カアア

    ライナー「なんだ? 一丁前に色気づきやがって。そんなもん見なきゃいいだけの話だろ?」

    ベルトルト「いや、君が服着りゃいいだけの話だろ! 持ってるんなら着ろよ!」

    ライナー「お、おう……。だが逃げながら立体起動装置を身につける俺はかなりかっこよかったと思うぜ? クリスタにも見せてやりたかった」

    アニ「普通の人間なら『クリスタに見られた~///』とか言って顔覆って転げまわってるよ」
  75. 75 : : 2014/01/25(土) 16:14:37
    ライナー「まあ何はともあれ、無事で何よりだ。そしてこれよりラストミッションを開始する」

    ベルトルト「つ、遂に3人で故郷に帰るんだね!?」

    アニ「お父さん……」

    ライナー「馬鹿言え。掘るんだよ、人類最強を」

    ベルアニ「」スチャッ

    ライナー「おい、無言でブレード構えるな! お前ら、息ぴったりか!」

    ベルトルト「確かに作戦は失敗した! 故郷に持ち帰る手土産もない! でも無事に故郷に帰りつくこと、これが一番大事なことだろ!?」

    アニ「もうアンタみたいなホモゴリラとは関わりたくないね。金輪際話しかけないで」
  76. 76 : : 2014/01/25(土) 16:31:59
    ライナー「落ち着け、お前ら。俺も考えなしに兵長を掘るとか言ってるわけじゃない」

    ベルトルト「考えなしだろ!?」

    ライナー「落ち着けって……。じゃあ訊くがお前はエレンを奪還にきた兵士たちのなかに奴の姿を見たのか?」

    ベルトルト「そ、それは……。見てないけど……」

    ライナー「だろう? 他に腕の立つベテラン兵士はいたか? いなかった! そう! 今人類の主力は怪我などによって前線から退いている。人類最強と言えどベッドの上にいりゃただの怪我人と変わらん」

    アニ「!!」

    ライナー「ただ掘るだけじゃない。掘ったうえで確実に奴を殺す。躊躇などしない」

    ベルトルト「!!」
  77. 77 : : 2014/01/25(土) 16:47:10
    ライナー「それに手土産ってのはただ上の奴らを喜ばせるためだけじゃない。俺たちが良心の葛藤に苦しんだ地獄のような日々が、決して無駄でなかったという証明なんだ」

    ベルトルト「ら、ライナー……」

    ライナー「どうだ、ベルトルト? 今の俺は……戦士か……?」

    ベルトルト「ああ! 戦士だとも! 兵士でもホモゴリラでも全自動ピストンゴリラでもない! 君こそが本当の戦士だ!」ぽろぽろ

    アニ「……まったく……。泣かせんじゃないよ……」ブビーッ

    ライナー「俺の服で鼻かむんじゃねえよ……」ニチャア

    ベルトルト「そうとも! 僕らは戦士だ! 人類最強の首を故郷に持ち帰るぞ!」

    アニ「やっぱりアンタは頼りになるね」

    ライナー「当たり前ぇだ。お前らの兄貴分だからな」

    ベルトルト「でも別に掘る必要はないと思う」冷静

    アニ「うん」冷静

    ライナー「ばっ! バカヤロウ! 弟や妹は兄ちゃんの楽しみを奪うもんじゃねえ!///」
  78. 78 : : 2014/01/25(土) 16:58:02
    ***

    ライナー「リヴァイ……。てっきり病院で寝ていると思っていたが、まさか自宅でのんびり療養中だとはな……」

    アニ「まあ軽い捻挫だしね」

    ライベル「エッ!? ただの捻挫なの!?」

    アニ「うん。なんか私の体に引っかかって足捻っちゃったみたい」

    ベルトルト「えー……。なら寝首かくの難しいんじゃない?」

    ライナー「ま、まあアレだ。足捻ったくらいでエレン奪還作戦をパスするような根性なしだ。俺たち三人にかかりゃ大したことはない」
  79. 79 : : 2014/01/25(土) 17:01:18
    嫌な予感しかしないww
  80. 80 : : 2014/01/25(土) 17:07:31
    ライナー「闇に乗じて一気に攻めるぞ!」

    ベルアニ「「おー!!」」

    ***

    リヴァイ「糞眼鏡とミカサに塗りたくられたマスタードが尻に沁みるぜ、クソッ!」

    リヴァイ「だいたい愛しのエレンを女型から救ってもらっといて『兵長、お尻にマスタードを塗ってもいいですか?』だ? ふざけんな! 今は糞眼鏡に逆らえないからあれだけど、今度ミカサを縛って目の前でエレンをぶちのめしてやる……」

    リヴァイ「クソッ! もう寝るか……」フッ→ランプ
  81. 81 : : 2014/01/25(土) 17:22:09
    ヘイチョウオワタ\(^▽^)/
  82. 82 : : 2014/01/25(土) 17:24:02
    ―――――

    ギシッ

    リヴァイ「……」ピクッ

    ギシッ ギシッ ギシッ

    リヴァイ(……ブレードもってやがんな……。おそらく三人。二人はかなり体重がある。一人は随分と小柄なようだな……)

    ギシッ ギシッ ギシッ

    リヴァイ(……不可解なのは一人だけ衣擦れの音がしないことだ。理解に苦しむが十中八九全裸。俺の遺伝子が欲しいだけのバカ女かもしれん……。あまり女を殺したくはないが、仕方ねえ。三人ともたたっ切るか……)

    ギシッ ギシッ ピタッ!

    リヴァイ(……まだはやい……)
  83. 83 : : 2014/01/25(土) 17:55:39
    ベルトルト「やるんだな!? ライナー!?」ヒソヒソ

    ライナー「ああ、勝負は今、ここで決める!」ヒソヒソ

    リヴァイ(……丸聞こえだぜ、若ぇの……)

    スチャッ 

    その刹那、リヴァイは膝を屈め、肩のばねでライナーの顎を蹴り飛ばした。
    真上に吹き飛ぶライナー。
    蹴りざま、リヴァイはベッドの上に立ち上がる。
    目の前の斬撃を腰を反らして難なくかわし、体をひねって相手の横顔に回し蹴りをぶち込んだ。
    ベルトルトの2m近い巨体が床に沈む。
    間髪入れず鋭い一閃。
    それをリヴァイはすんでのところで裁いた。
    かわしたところに強烈なキック。
    両腕でガードしてすぐ攻撃に転じる。
    素早い突きを繰り出すも、敵は手首と肘を掴み、バランスを崩しにきた。
    リヴァイは片手を床につけ、背と肩を中心に開脚したまま高速回転。
    相手を飛ばして距離をとり、敵の起き上がりざまに顎に強烈なキックを放った。
    アニは鼻血を出しながら後方へ吹き飛んだ。
  84. 84 : : 2014/01/25(土) 17:59:31
    シュボッ パアア ←ランプ

    リヴァイ「てめえら……」

    ライベルアニ「」ぐったり
  85. 85 : : 2014/01/25(土) 18:09:07
    腹が痛いライナーマジワロタ!
  86. 86 : : 2014/01/25(土) 18:10:43
    ***

    アニ「……ううっ……グスッ……」パンツ ブラ 猿ぐつわ

    ベルトルト「もがああ……(なんでこんなことに……)」パンツ 猿ぐつわ

    ライナー「もががが(俺たちが何したっていうんだ)」真っ裸!

    リヴァイ「……おい、俺はてめえらが何か自傷行為ができるものがないか確認するために服を脱げって言ったんだ。パンツも脱げなんて言ってねえぞ……」

    ライナー「もがああ(うるせえ脱ぎたいから脱ぐんだ! 文句あっか!?)」

    リヴァイ「何言ってんのか分かんねえ。おい、説明しろ」スッ→猿ぐつわ

    ライナー「ぷはっ! 兵長! 自分は自傷行為はできなくとも、自慰行為ができる凶器をパンツの中に隠していたため、こうして泣く泣くさらけ出しているだけであります!!」

    リヴァイ(こ、こんなのに人類は活動領域を減らされたのか……?)

  87. 87 : : 2014/01/25(土) 18:22:51
    リヴァイ「……こいつに聞いても絶対に話が進まん。おい、お前ら代わりに説明しろ」スッ→ベルアニ猿ぐつわ

    アニ「うっ、うっ、ぐすっ、び…びえええええん‼‼‼‼‼‼‼ おどうざああああああん‼‼‼‼‼‼‼」ボロボロ ぴぎゃあああ

    ベルトルト「ううっ、泣ぐなアニっ……じゅるっ……ぎびは強い子だろ? ううっ……ぶええええええええん‼‼‼‼‼‼‼ がえりだいよおおおおおおおお‼‼‼‼‼」ズルズル びいいいいいいい

    ライナー「春風が 俺の股間を 吹き抜ける(五・七・五)‼‼‼‼」

    リヴァイ(な、何かかわいそうになってきた……)
  88. 88 : : 2014/01/25(土) 18:42:09
    リヴァイ(……特にこの厳ついスッポンポン。心が完全に壊れてやがる。善悪の区別もつかない子供が大量殺人を任され、あとで事の重大さに気づいたってところか?)

    リヴァイ(ば、馬鹿か俺は! 何考えてやがる! この女型には大事な部下を皆殺しにされ、大量に流れ込んできた難民の親や子供が死んだのはそこの2人のせいだろうが! 人類の最大級の敵だぞ‼‼‼‼)

    リヴァイ「……」チラッ

    アニ「もうずごじでがえれだのに~‼‼‼‼ ばがライナ~‼‼‼‼‼‼ひ~~~~ん、ぶええええええん、ひっく、ひっく」びいいいいい

    ベルトルト「ライナーなんが死んじゃえ~‼‼‼‼ びええええええええん‼‼‼‼‼」あああああああああん

    ライナー「こだまする 奴のお尻を 突く音が(五・七・五)‼‼‼‼‼」
  89. 89 : : 2014/01/25(土) 19:06:52
    リヴァイ(……春風……こだま……こいつらの言う故郷ってのは自然に満ちていたんだろうな……)

    ―――――――

    ペトラ「兵長、お花見行きませんか? お花見!」ぐいっ

    リヴァイ「……花見……? 突然巨人が来たらどうするつもりだ……」

    ペトラ「ちゃんと立体起動装置や馬ももっていけば大丈夫ですよ!」ぐいぐいっ

    オルオ「兵長が行きたくないっつってんだろが! いい加減にしろ、ペトラ!」

    ペトラ「きっといい気持ちですよ~。きれいな花を見ながら春風を浴びて。そういえばこだまって知ってます? 山に向かってヤッホーって叫んだら、ヤッホーって返ってくるんですよ!」ぐいぐいぐいっ

    オルオ「おい、ペトラ!」

    リヴァイ「……悪くねえかもな……」

    オルオ「おい、お前ら! 兵長が花見に行きたがってるぞ! さっさとブルーシートと重箱とクーラーボックスもってこい‼‼‼‼‼」

    ―――――――

    リヴァイ(……山に向かってヤッホーって叫んだら15m級が10体くらい出てきてビビったが……)

    リヴァイ(……楽しかったな……)

    リヴァイ「……」ぽろぽろ
  90. 90 : : 2014/01/25(土) 19:16:08
    笑いが止まりません。面白いです!
  91. 91 : : 2014/01/25(土) 19:24:37
    ホモゴリラが変態川柳とかwww
  92. 92 : : 2014/01/25(土) 22:35:36
    リヴァイ(このガキ共を殺したとして、そのあと何が残る……?)

    リヴァイ(確かにこいつらのやったことは許されることじゃない。10ぺん殺されたって文句の言えない奴らだ……)

    リヴァイ(だがこいつらはただの殺戮マシーンじゃない。泣きもすれば笑いもする、ただ巨人化できるだけの人間だ。そう、今だってこうして泣き叫んで、『生きたい』と強く言い表しているじゃないか……)

    リヴァイ(……あの、卑猥なゴリラは回復の道が100%ないと断言できるが……あとの2人は殺したくねえな……)
  93. 93 : : 2014/01/25(土) 23:00:53
    リヴァイ「……おい、ガキ共……」

    ライベルアニ「!?」

    リヴァイ「もしだ……もしここから生かして帰してやるって言ったら、お前たちは何をしたい?」

    アニ「わ、わだしはおどうざんにあいだいっ!!」ズルズル

    ベルトルト「ぼ、僕はごぎょうでひざじをあびながら、うえっ、あびながら読書がじだいっ! またみんなであぞびだいっ!」ズズズ

    ライナー「『尻』。今はこれしか言えません。しかし『尻』と言っても一括りにすることができないと思うんです。触るための『尻』。魅せるための『尻』。突っつくための『尻』。ぶちこむための『尻』。様々な目的、役割があって一つの『尻』を形成しているんです。自分が追い求めるべき『尻』は何なのか? いつもこればっかり考えてきました。『尻』を愛するのか、『尻』に愛されるのか? 答えがあるのかも分からない、そんな旅路を歩んでいきたいんです。ははっ、なんだか臭いこと言っちゃいましたね。忘れてください。」

    リヴァイ(……やっぱりだ。やっぱり俺にはこの二人をを殺すことなんて出来ない……)
  94. 94 : : 2014/01/25(土) 23:13:21
    リヴァイ(しかしだ……自分しか愛せないような奴なら結局は人類の敵だ。……今、悪魔のような考えがひらめいた……。こんなことを訊いたら……ペトラ……オルオ……グンタ……エルド……お前たちは俺を軽蔑するだろうか……?)

    リヴァイ(……もし、俺の望む回答が返ってきたら……俺はこいつらを……お前らを殺した奴らを許そうと思う……。……お前らはどう思う……?)
  95. 95 : : 2014/01/25(土) 23:18:30
    リヴァイ「……ガキ共、お前らを生かして帰してやる」

    ライベルアニ「!?」

    リヴァイ「……ただし2人だけだ。決まったら俺に言え」

    ライナー「」

    ベルトルト「」

    アニ「」

    リヴァイ「……どうした? 決めないなら俺が決めるぞ……?」
  96. 96 : : 2014/01/25(土) 23:34:38
    ネタバレありって言ってほしかったよー
  97. 97 : : 2014/01/25(土) 23:35:32
    すいません。
    以後、気を付けます。
  98. 98 : : 2014/01/25(土) 23:39:50
    アニ「ッ! 兵長ッ! 考えるまでもありません! この2人は脳みそが足らないばかりか、私に比べ人類の脅威でも何でもないただのクズどもです! 私を殺し、あとの2人は巨人がうじゃうじゃいる壁の外にでも放りだしてやればいいんです!」

    ベルトルト「ッ! 兵長ッ! こんなあばずれの言うことに惑わされてはなりません! 壁を唯一破壊できるのは僕ですよ! 一番僕が脅威に決まってます! こんなどうしようもないホモゴリラと、12歳まで父親とお風呂に入ってたファザコン野郎こそ壁の外に放り出してやればいいんです!」

    ライナー「ッ! 兵長ッ! 仲間の死の上に基づくホモセックスなど、本当のホモセックスではありません! 本当のホモセックスを味わえないなら自分は死んだ方がましです! でも私の願いが叶うならば、死ぬ前に一度、兵長の尻の中で生きていたという証を見出したく思いますっ!」

    リヴァイ「」ぽろぽろ
  99. 99 : : 2014/01/25(土) 23:42:05
    アニ・・ベルトルト・・・( ;∀;)イイハナシダナー
  100. 100 : : 2014/01/25(土) 23:58:03
    ダレガクズヤロウダッテ!?
    ウルサイ! ソレヨリナンデオトウサントオフロニハイッテタコトシッテンダイ!? 
    ケツトデンブトオシリトワタシ、ミンナチガッテミンナイイ

    リヴァイ「……その答えが聞きたかった……」ぽろぽろ

    ライベルアニ「「「え?」」」

    リヴァイ「……命をとる気なんか無くなった。お前らが自分よりも仲間を愛していると分かった。……一人は動機が不純だが……。だが覚えとけ。俺の命よりも大切な仲間を、お前たちは殺した。それだけお前たちの罪は重い……」ぽろぽろ

    ライベルアニ「……」

    リヴァイ「……もうこれ以上汚れるな……。人を殺すな……。分かったら俺の気が変わらねえうちに壁の中から出ていきやがれ……」ぽろぽろ

    ライベルアニ「……」ペコッ

    リヴァイ「……さっさと行け……」ぽろぽろ

    ぎいっ バタン
  101. 101 : : 2014/01/26(日) 00:08:13
    ――――――――――――
    ――――――――
    ――――

    アニ「……兵長、泣いてたね……」テクテク

    ベルトルト「……うん」テクテク

    ライナー「……奪った命の分だけ、責任をもって生きてかなけりゃなんねーな……」テクテク

    アニ「……うん」テクテク

    ベルトルト「……そんなことより……」ピタッ クルッ

  102. 102 : : 2014/01/26(日) 00:23:29
    ベルトルト「すごいじゃないか、ライナー‼」

    アニ「ああ! 私も鳥肌が立ったよ‼」

    ライナー「へへっ、当たり前ェだバカヤロウ!」

    ベルトルト「まさか強襲が失敗したときようにとライナーが立てた作戦がこうもうまくいくなんて‼」

    アニ「私ら二人が泣き叫んで理性を失うなか、一人だけ理性を保っているようにふるまうことで……」

    ベルトルト「殺すのが惜しい相手だと思わせ……」

    ライナー「そのうえ自分の命を捨ててでも仲間を救おうとする態度を見せて、まんまと3人とも助かる。まあ、優れた人物ってのは優れた人物を見抜く才も持ち合わせている。そこを利用しただけだ」
  103. 103 : : 2014/01/26(日) 00:49:41
    ライナー「まあ、人類最強のケツを味わえなかったのは残念だが、命あってのもの種だ! みんなで故郷に帰るぞ!」

    ベルトルト「最初から大人しく帰ってれば、こんなドキドキする必要もなかったけどね」

    アニ「もう済んだことはいいさ。……それよりベルトルト、あんた風呂を覗いてたね?」ギロッ

    ベルトルト「な、何のことだい? 全然分かんないや。それに100歩譲って……あ、超大型巨人の100歩だよ。100歩譲って覗いていたとしても、もう済んだことさ」ダラダラ

    アニ「アンタのなかでは済んでいても、私のなかでは怒りの炎は燃え上がったばかりだから。とりあえず帰ったらアンタの部屋、調べさせてもらうから」
  104. 104 : : 2014/01/26(日) 01:06:38
    ベルトルト「やめてよ! プライバシーの侵害だよ! それに毛も生えてないヌードなんて覗きのうちに入らない! ノーカンだよ!」ダラダラ

    アニ「……」メラメラ

    ベルトルト「あ、アニ? ねえ、ライナーもアニに言ってやってよ! 僕は潔白だって!」ドバドバ

    ライナー「黒だ。まるでケツの穴のように真黒だ。アニ、調べるならベッド下か雑誌を無造作に突っ込んであるラックのなかがお勧めだぞ」シレッ

    アニ「そうかい、ありがとうライナー」ビキビキ

    ベルトルト「べ、ベッド下はこまるなあああ‼‼‼ 見られたら困るもの入ってるからなああああ‼‼‼‼‼」ドバドバ

    アニ「じゃあラックの中を捜すよ……」ブチブチ

    ライナー「だな」

    ベルトルト「やめてよおおおおおおおお‼‼‼‼‼‼‼」ぽろぽろ


  105. 105 : : 2014/01/26(日) 01:20:42
    ***

    ベルトルト「ど、どうしようライナー‼‼‼ あれから2時間以上たってるけど、一言も口聞いてくれないよ‼‼」

    ライナー「これだけ険悪な状態でお前の秘蔵コレクションが見つかったらどうなるだろうな?」

    ベルトルト「」ガクガク

    ライナー「単純計算で行けば、過激な写真1枚につき、金玉一個ってところか?」ハハハ

    ベルトルト「じゃ、じゃああと247個の金玉をどこから借りてくればいいんだよ‼‼‼」ブルブル
  106. 106 : : 2014/01/26(日) 01:30:02
    やだーベルトルトさーん
  107. 107 : : 2014/01/26(日) 01:44:39
    ライナー「まあ、二人には喧嘩してほしくないしな。今から俺がしゃべるきっかけをつくってやる。その間にお前は謝り倒せ」

    ベルトルト「くれぐれも下ネタはNGだよ!」

    ライナー「それぐらいわかってる。まあ任せておけ」

    ***

    ライナー「あー、なんか暇だな! そうだ、尻取りでもやんねえか? 尻取りっつっても掘るわけじゃないぞ?」ライナーンジョーク

    ベルトルト「ら、ライナー! ちょっとこっち来い!」

    ライナー「何だよ、いいところなのに」ヒソヒソ

    ベルトルト「いいところじゃないよ! 下ネタはヤメロって言ったろ!」ヒソヒソ

  108. 108 : : 2014/01/26(日) 01:54:43
    ライナー「状況をみて判断したんだよ! アニの奴を見ろ、笑いを堪えてる」ヒソヒソ

    アニ「」プルプル

    ベルトルト「あ、ホントだ……」ヒソヒソ

    ライナー「尻取りで誠意を見せろ。あとはお前次第だ」ヒソヒソ

    ライナー「どうだアニ? やるか?」

    アニ「……いいね、やろうか」ハアハア
  109. 109 : : 2014/01/26(日) 02:01:38
    ライナー「じゃあ俺から行くぞ。尻取りの『り』から。り……り……『りんご』」

    ベルトルト「ご…ご……『ごめんね』」

    アニ「『寝言は寝て言え』」

    ベルトルト「怒ってらっしゃるよ!!! 怒りに燃えてらっしゃるよ!!!」ヒソヒソ

    ライナー「最初はそんなもんだ。ごめん一つで解決すりゃ苦労はしない」ヒソヒソ
  110. 110 : : 2014/01/26(日) 02:11:26
    ライナー「……『え』だな……。え……え……『エルモ』」

    ベルトルト「も……も……『もうしませんから』」

    アニ「『ライナー、写真は全部で何枚?』」

    ライナー「『今分かってるだけで249枚だ』」

    ベルトルト「ら、ライナー! ちょっとこっち来い!」
  111. 111 : : 2014/01/26(日) 02:14:22
    やだーライナーさんー正直ー
  112. 112 : : 2014/01/26(日) 02:33:30
    ライナー「今度は何だ?」ヒソヒソ

    ベルトルト「何だじゃないよ! 君はどっちの味方だ!」ヒソヒソ

    ライナー「聞かれたんだから仕方ないだろ? 次で巻き返せ」ヒソヒソ

    ベルトルト「わ、分かった……」ヒソヒソ

    ベルトルト「だ……だ……『誰にも見せてないし、必ず処分するから』」

    アニ「『ライナー、処分すると思うかい?』」

    ライナー「『いや、ありえんな』」

    ベルトルト「ら、ライナー! ちょっとこっち来い!」
  113. 113 : : 2014/01/26(日) 02:34:07
    今日はここで落ちます。
  114. 114 : : 2014/01/26(日) 08:45:11
    ベルトゥルトゥww
  115. 115 : : 2014/01/26(日) 17:15:52
    ライナー「何だよ、いちいち。いい加減にしろ」ヒソヒソ

    ベルトルト「そっちこそいい加減にしろ! 何だ『いや、ありえんな』って!」ヒソヒソ

    ライナー「訊かれたんだから仕方ねえだろ?」ヒソヒソ

    ベルトルト「どうとでも答えられたろ! 『一枚残らず処分するはずだ』でいいじゃないか!」ヒソヒソ

    ライナー「じゃあお前は全部処分するのか?」ヒソヒソ

    ベルトルト「するわけないよ! 僕にとってアニの次に大切なものだよ!」ヒソヒソ

    ライナー「ほら見ろ。まあこのままじゃ埒があかん。作戦変更だ」ヒソヒソ
  116. 116 : : 2014/01/26(日) 17:32:18
    ライナー「なあ、アニ。実はここから少し東へ行けば温泉が湧いているんだが、行ってみないか?」

    アニ「……」

    ライナー「こいつのことなら心配するな。大岩をはさんで二か所以上あるし、俺もこいつを見張ってるから見られる心配もない。疲れもとれるぞ?」

    アニ「……ま、まあアンタがそういうなら……」

    ライナー「よし、決まりだな。故郷に帰る前にさっぱりして行こう」

  117. 117 : : 2014/01/26(日) 17:42:01
    ライナー「……いいか、ベルトルト? 実は温泉から北西に行けば抜け道があって、普通に行くよりも故郷に数段早く帰れる。俺たちが温泉に入っている間に馬を飛ばして故郷に帰り、秘蔵コレクションを埋めるなどして隠してこい」ヒソヒソ

    ベルトルト「ら、ライナー! ありがとう!」ヒソヒソ

    ライナー「……俺たちがのぼせる前に帰ってくるんだぞ?」ヒソヒソ

    ベルトルト「ああ!」ヒソヒソ

  118. 118 : : 2014/01/26(日) 17:57:27
    ***

    ザバーン

    アニ「……ふー! 自然にできたとは思えないくらい立派な温泉だね」ザブザブ

    大岩

    ライナー「だろ? 温度、泉質、どれをとっても文句なしの温泉だ。独り占めしたかったからお前らにも教えてなかったんだが、今や同じ苦難を乗り越えた戦友だ。喜びは共有せんとな」バチャバチャ

    大岩

    アニ「こんなにいい温泉なら、今度お父さんにも教えてやんなくちゃね」スイースイー

    大岩

    ライナー「何だ? また親父さんと入るのか?」ぴゅーっぴゅーっ

    大岩

    アニ「馬鹿! そんなわけないだろ! ……それよりベルトルトは? 声が聞こえてこないんだけど……」ブクブク

    大岩

    ライナー「ベ、ベルトルトはお前に申し訳なくて話せないらしい。俯きながらへそのゴマとってる」ドキドキ

    大岩

    アニ「……そう」バシャバシャ
  119. 119 : : 2014/01/26(日) 18:08:00
    アニ「ベルトルト……さっきはあんなこと言ったけどさぁ……もう怒ってないよ?」ブクブク

    大岩

    ライナー(ば、バッドタイミングぅ~)ガーン

    大岩

    アニ「そりゃあ裸見られたのは許せないけどさ……。でもアンタには命を助けられてる。それに兵長にたいしてアタシとライナーを助けるようにいってくれたよね……」ブクブク
  120. 120 : : 2014/01/26(日) 18:16:44
    大岩

    ライナー(ま、まぁいい……。帰ってきたら口裏を合わせりゃいいだけの話だ……)ブクブク

    大岩

    アニ「……もう絶対覗かないってのと、集めた写真を必ず処分するって約束してくれるんなら……その……今まで通りっていうか……むしろ付き合ってやってもいいっていうか……///」ブクブク

    大岩

    ライナー(うおおおお! けがの功名じゃねえか! とうとうあいつにも春の兆しが……!?)バシャバシャ
  121. 121 : : 2014/01/26(日) 18:17:55
    アニ可愛い・・・覗きたいww
  122. 122 : : 2014/01/26(日) 18:19:41
    大岩

    アニ「……だ、だからその! ……」ザバッ

    アニ「」

    ベルトルト「」ハアハア

    大岩

    ライナー(何だ? 急に押し黙りやがって……)ブクブク
  123. 123 : : 2014/01/26(日) 18:25:47
    大岩

    アニ「……ライナー……。申し訳なくてへそのゴマとってるはずのベルトルトが、手前の岩陰から顔覗かせて鼻血たらしてんだけど……」ザブン

    大岩

    ライナー「……そ、そうか……。じゃあ今から回収するから、手近な岩陰に隠れてろ……」ザバッ

    大岩

    アニ「……うん。なるべく早く頼むよ」ススッ

  124. 124 : : 2014/01/26(日) 18:29:54
    ベルトルトgoodbay
  125. 125 : : 2014/01/26(日) 18:33:13
    つづり違った!
  126. 126 : : 2014/01/26(日) 18:51:53
    ベルベルトさん…
    ( ; ∀ ;)ゞ
  127. 127 : : 2014/01/26(日) 19:03:58
    ベルトルト…一瞬だけ代わってくれ…
    ウン。一瞬でいいから。
    蹴られんの超痛いから。
  128. 128 : : 2014/01/26(日) 19:05:30
    124
    分隊長!?
  129. 129 : : 2014/01/26(日) 19:07:18
    >>128
    なんだね?掘ってほしいのか?
  130. 130 : : 2014/01/26(日) 19:08:30
    ***

    ベルトルト「ど、どうしようライナー! きっと『キャーッ!』とか叫んでビンタされて、『ご、誤解だって!』とかいうラブコメチックな展開になると踏んでいたのに、無言で10mくらい距離をとられてるよ!」ヒソヒソ

    ライナー「……話かけるな、変態野郎。ぶっ殺すぞ」

    ベルトルト「それにアニの入浴を覗くのに夢中で写真を隠してないんだよ! クソ! こんなことになるなんて……」ヒソヒソ ぽろぽろ

    ライナー「アニ、このエロノッポを見張ってるなんて嘘ついて悪かった。俺はただお前ら二人がこれ以上険悪にならないようにしたかっただけなんだ」パカラッ パカラッ

    アニ「……ライナー、仲間を思っての行動なんだ。あんたを責めるなんて筋違いだよ」パカラッ パカラッ

    ライナー「……そう言ってくれると助かる」パカラッ パカラッ

  131. 131 : : 2014/01/26(日) 19:08:37
    129
    掘られたいで…ゴホンゴホン
  132. 132 : : 2014/01/26(日) 19:11:34
    >>131よかろう!

    ギシギシアンアンギシギシアンアンギシギシアンアンアッーーーーーーーーーー♂
  133. 133 : : 2014/01/26(日) 19:13:27
    >>132
    という夢を見た。
  134. 134 : : 2014/01/26(日) 19:20:23
    ベルトルト「……あ、あの……アニ……?」パカラッ パカラッ

    アニ「」パカラッ パカラッ

    ベルトルト「……その……付き合う件なんだけど……」パカラッ パカラッ

    アニ「」ヒヒーン プルルルル ピタッ

    ベルトルト「……は、初デートはどこがいい? 僕はレジャー施設よりも自然の中をのんびり歩くほうが……」パカラッ パカラッ

    アニ「」スタッ テクテク ←馬から降りた
  135. 135 : : 2014/01/26(日) 19:23:14
    かなり理由のある暴力がベトフを襲う!
  136. 136 : : 2014/01/26(日) 19:27:13
    ベルトルト「……あ、アニ……?」ヒヒーン プルルルル 

    アニ「……降りな……」←底冷えのする声

    ベルトルト「……う、うん」スタッ

    アニ「……」

    ベルトルト「……じ、実は初デートでディ〇ニー・ランド行くとすぐに別れるとかいう都市伝説g」

    ッスパ――――ン‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼

    ベルトルト「ギエエエエエエエエエエエエエエエ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
  137. 137 : : 2014/01/26(日) 19:34:17
    俺の旦那乙
  138. 138 : : 2014/01/26(日) 19:38:42
    アニ「……ライナー、そこに転がっているエロノッポを見て何を思う……?」ヨッコイセ ヒヒーン

    ライナー「……何も思わん。とにかく早く故郷に帰る。今頭にあるのはそれだけだ……」パカラッ パカラッ

    ベルトルト「グギイイイイイイイ……この痛み……でも……僕はまだ……生きてるぞ……」ゴロゴロ

  139. 139 : : 2014/01/26(日) 19:47:19
    ***

    アニ「……やっと着いたね……。できればお父さんに会う前に写真をすべて燃やしたい。疲れてるとこ悪いけど、手伝ってくれるかい?」

    ライナー「もちろんだ。俺も今、相当ムカついている。これじゃぐっすり眠れん」

    ベルトルト「……ううっ……。アニと付き合うチャンスを棒に振ったばかりか、これから死にたくても死ねない拷問が始まるなんて……」ぽろぽろ
  140. 140 : : 2014/01/26(日) 19:55:10
    ***

    トントン

    ベルトルト母「はーい」ガチャッ

    無表情のライナー「」

    三白眼のアニ「」

    目の落ち窪んだベルトルト「」

    ベルトルト母「ッ! ベルトルトッ! それにライナーッ! アニッ! う……ううっ……よかった……無事に帰ってきてくれたんだねっ!? うううう……」ぽろぽろ

    無表情のライナー「」

    三白眼のアニ「」

    目の落ち窪んだベルトルト「」
  141. 141 : : 2014/01/26(日) 20:00:05
    ベルベルさん…
    君はなんて親不孝者なんだ…
  142. 142 : : 2014/01/26(日) 20:06:41
    ベルトルト母「さっ、疲れたろ! 入ってゆっくりして頂戴! 実はおいしいケーキが……」

    無表情のライナー「おばさん……。すみませんがベルトルト君の部屋を借ります。……ちょっと騒がしくなりますが、許してください。それから、ケーキはベルトルト君のお墓にでも添えてやってください」

    三白眼のアニ「……ほら行くよ、ベルトルト君……」

    目の落ち窪んだベルトルト「」ぽろぽろ

    ベルトルト母「?」
  143. 143 : : 2014/01/26(日) 20:09:44
    ベル母・・・・貴女の息子は立派な変態(おとこ)です。
  144. 144 : : 2014/01/26(日) 20:16:33
    ベル母…
    貴女の息子の息子が再起不能です。
    あの2人のせいで。
  145. 145 : : 2014/01/26(日) 20:21:23
    ***

    ベルトルト「やめろおおおおお‼‼‼‼‼ やめてくれええええええええ‼‼‼‼‼‼‼‼」ドゲザ ネドゲザ ヤキドゲザ

    ライナー「隊長っ! 股間を洗っている写真を発見しましたっ!」

    アニ「ふんっ‼‼」ッスパ――――ン‼‼‼‼‼‼‼

    ベルトルト「ギエエエエエエエエエエエエエエエエ‼‼‼‼‼」ゴロゴロゴロ

    ライナー「隊長っ! 隊長がバストアップを図ってマッサージをしてると思しき写真を発見しましたっ!」

    アニ「ふんっ‼‼‼‼‼」ッスパ――――ン‼‼‼‼‼‼‼

    ベルトルト「痛あああああああああああああああああああああああああああああ‼‼‼‼‼」ゴロゴロゴロ

    ライナー「睾丸が再生するまで10分間のインターバルを挟みます」

    アニ「その間も捜査を続けな! 一枚も見逃すんじゃないよ‼‼‼‼‼」

  146. 146 : : 2014/01/26(日) 20:22:07
    アニ怖ス……
  147. 147 : : 2014/01/26(日) 20:29:54
    2時間後

    ライナー「隊長っ! 隊長のものと思しきパンツを発見しましたっ! マジックで『至極の一枚
  148. 148 : : 2014/01/26(日) 20:34:23
    訂正

    2時間後

    ライナー「隊長っ! 隊長のものと思しきパンツを発見しましたっ! マジックで『至極の一枚』と書かれてありますっ!」

    ベルトルト「それは違う! 完全な誤解だ! それは昔アニん家のベランダに忍び込んだらいつの間にか手の中に握られていただけだ!」イギアリッ!

    アニ「ふんっ‼‼‼‼‼」ッスパ――――ン‼‼‼‼‼ マッタ!

    ベルトルト「母さああああああああああああああん‼‼‼‼‼‼」ゴロゴロゴロ 有罪っ‼‼‼‼‼
  149. 149 : : 2014/01/26(日) 20:42:47
    6時間後

    ライナー「隊長っ! これですべての写真、パンツ、ブラジャー、歯ブラシ、綿棒、財布、貯金箱、押収いたしましたっ!」ビシッ

    アニ「……どこが249枚だい……。600枚近くあったよ……。だいたいただの変態かと思ったら金まで盗ってたとは……」ハアッハアッ

    生まれたばかりの小鹿みたいになってるベルトルト「」ぷるぷる
  150. 150 : : 2014/01/26(日) 20:50:26
    ベルトルト「……う…ううっ……全部返すよおお……」ぷるぷる

    アニ「誰がカピカピにされたパンツなんかいるかっ!」

    ベルトルト「じゃ、じゃあ貰っても……?」ぱあああ

    アニ「燃やすんだよっ‼‼‼‼‼‼‼」ゲシッ!

    ベルトルト「……うっ……!」
  151. 151 : : 2014/01/26(日) 20:59:07
    カピカピ…(´-`).。oO(色々想像中...)

    ……許さーーん!!ベルトルトぉぉ!!

  152. 152 : : 2014/01/26(日) 21:03:11
    ***

    ガチャッ

    ベルトルト母「あっ! 出てきた! 随分長かったね!」

    晴れやかな顔のライナー「ええ。込み入った事情がありまして……///」

    スッキリした顔のアニ「おばさん、ホントご迷惑おかけしました……///」

    内股で目の落ち窪んだベルトルト「」

    ベルトルト母「あらやだ、おばさんだなんて/// 義理母さんって呼んでくれてもいいのよ? ほほほほ///」

    アニ「おばさんったら、またまた~///」

    アニ「」ギロッ!

    内股で目の落ち窪んだベルトルト「」ぷるっ

  153. 153 : : 2014/01/26(日) 21:09:41
    面白いwwwwwww
  154. 154 : : 2014/01/26(日) 21:14:59
    久々のキチスレwwww
  155. 155 : : 2014/01/26(日) 21:22:21
    ***

    ゴオオオオオオオオオオオオ‼‼‼‼‼‼‼‼‼

    ベルトルト「」

    ――――――――――――
    ――――――――
    ――――

    幼少ベルトルト「やった! ついに小遣いを貯めて望遠レンズを買ったぞ!」

    ――――――――――――
    ――――――――
    ――――

    幼少ベルトルト「ハアハア! アニのパンツ!」

    ――――――――――――
    ――――――――
    ――――

    幼少ベルトルト「シャッターチャーンス‼‼ カー! こいつはとんでもないのが撮れちゃったよ!」
  156. 156 : : 2014/01/26(日) 21:28:44
    ――――――――――――
    ――――――――
    ――――

    幼少ライナー「おーい! 待てよー!」ハアッハアッ

    幼少アニ「待ってったら~! ベルトルト~!」きゃっきゃっ

    幼少ベルトルト「ここまでお~いで~(クフフ……今君のパンツが僕に履かれているとも知らないで……)」タッタッ
  157. 157 : : 2014/01/26(日) 21:34:33
    キチガイ過ぎるww
  158. 158 : : 2014/01/26(日) 21:35:57
    幼少の時からか……救えないな。
  159. 159 : : 2014/01/26(日) 21:36:22
    ――――――――――――
    ――――――――
    ――――

    幼少ベルトルト「ハアハア! アニ!」クンカクンカクンカクンカ

    ベルトルト母「ベルトルト。たまには掃除しなさい!」

    幼少ベルトルト「ちょっ! ノックぐらいしやがれ、ババア!!」ばっ
  160. 160 : : 2014/01/26(日) 21:46:17
    ――――――――――――
    ――――――――
    ――――

    幼少ライナー「お、俺、絶対戦士になるんだ!」

    幼少アニ「私も~‼‼‼」

    幼少ベルトルト「ぼ、僕は戦士にはなりたくないかな……」

    幼少アニ「え~? なんで~?」

    幼少ベルトルト(君の匂いを堪能する時間が短くなるからだよ……)ニヤア

    幼少ライナー「な、何笑ってんだ、お前? 気持ち悪いぞ?」ビクッ

    幼少ベルトルト「えっ? ああ、ごめんごめん。気にしないで」ニコッ
  161. 161 : : 2014/01/26(日) 21:46:57
    (怖っ…狂気を感じる)
  162. 162 : : 2014/01/26(日) 21:49:00
    ていうかいつの間にかライナーが変態っていうのからベルトルトが変態っていうのに変わってますねww

    ってことはそのうちアニも…
    ……なんでもないです。
  163. 163 : : 2014/01/26(日) 22:03:22
    ――――
    ――――――――
    ――――――――――――

    ベルトルト「」ぽろぽろ

    ライナー(お、おい、アニ。ベルトルトのやつ泣いてんぞ……)ヒソヒソ

    アニ(どんだけ思い出深い品なんだっ!)ヒソヒソ

    ライナー(ま、まあ今は無理かもしれんがそのうち許してやってくれ……。お前だって惚れてんだろ?)ヒソヒソ

    アニ(っ/// 今、まさにこんな変態チックな品物を燃やしてるってのに、そんなこと聞くかい? 普通!!)ヒソヒソ

    ライナー(あいつは少々頭がおかしいが、心根はきれいな優しいやつだ。幼少期に一緒に鬼ごっこして見たろ? あの天使のような微笑みを)ヒソヒソ

    アニ(え~……。今思い返せば『クフフ』って笑ってた気がするんだけど……)ヒソヒソ
  164. 164 : : 2014/01/26(日) 22:08:05
    六道骸?
  165. 165 : : 2014/01/26(日) 22:21:02
    ベルトルト「……全部、全部無駄だったってのかい……? 望遠レンズ、集音器、超小型カメラ、合鍵……。あれだけ小遣いを費やしたってのに……」ぽろぽろ

    アニ「……」

    ライナー「……」

    ベルトルト「足りなくなった分はライナーやアニの財布からも借りたっていうのに……。全部無駄だったのかい…?」ぽろぽろ

    アニ「」ゲシッ!

    ライナー「」パンッ!

    アニ「……ちょっと。いきなり脱ぐんじゃないよ」

    ライナー「すまん。これしか攻撃法が思いつかなかった」

  166. 166 : : 2014/01/26(日) 22:23:03
    ベルトルト…君は自分がなにをすべきかわかるんだろ!?
  167. 167 : : 2014/01/26(日) 22:34:53
    ベルトルト「……みんな、今後何をして過ごすか決めたかい……?」

    ライナー「……」

    アニ「……」

    ベルトルト「……僕は……しばらく部屋に籠るよ……」ぽろぽろ

    ライナー「……」

    アニ「……いや、これからお父さんに会ってもらうから」

    ベルトルト「ッ!? そ、それはつまりお義父さん公認の仲になろうと……!?」

    アニ「そんなわけないだろ? 娘の裸が見られてたんだ。当然お父さんだって黙ってないさ」

    ベルトルト「」

    ライナー(面白くなってきやがった!)
  168. 168 : : 2014/01/26(日) 22:37:33
    一旦、風呂に入ります。

    次回「ベルトルト、夢見た故郷は地獄絵図」
  169. 169 : : 2014/01/26(日) 22:58:48
    地獄絵図…(´-`).。oO(想像中...)

  170. 170 : : 2014/01/26(日) 23:35:09
    ライナー「ホントは一緒に見に行きたいところだが、さすがに腰がヘロヘロだ。今日はもう帰って寝るとする。結果だけ教えてくれ」

    アニ「わかったよ。じゃあまた明日」

    ベルトルト「じゃあね、みんな」バイバイ

    アニ「なにどさくさに紛れて帰ろうとしてんだい」ガシッ

    ベルトルト「ひいっ! もう勘弁してくれ! 72回も金玉を蹴りつぶしたんだから満足だろ!? 僕はもう疲れた!」ジタバタ

    アニ「最初は100回以上蹴りつぶしてやる予定だったけど、アンタの再生時間が遅いせいで無理だったからね。それに私は全然疲れてない」

    ベルトルト「それは君がずっと水晶のなかで眠ってたからだろ! だいたいアニは覗きや窃盗ぐらいでいちいち怒りすぎなんだよ! それならライナーの方が過激派だよ! 僕がボーイスカウトなら、あいつはアルカイダだよ!」

    アニ「うるさい! つべこべ言わずに行くよ!」ズルズル

    ベルトルト「くそおお! ファザコンのくせにいいいい!」ジタバタ

    ゲシッ!

    ベルトルト「」ズルズル
  171. 171 : : 2014/01/26(日) 23:43:12
    ジョニイぽんた「ちょーオモシレー」
  172. 172 : : 2014/01/26(日) 23:50:35
    ***

    トントン

    アニ父「どなたかな……?」ギイッ

    アニ「お、お父さん……ただいま……///」

    ベルトルト「お、お久しぶりです、おじさん……」汗ダラッダラ

    アニ父「ッ! アニ! ベルトルトくん! よく帰ってきてくれた! ずっと心配していたんだぞ! ハッ! ライナーくんやベリックくんは!? まさか!?」

    アニ「……ベリックは巨人に殺された……。ライナーは長きにわたる男子寮生活がたたってホモになったよ……」

    アニ父「……そうか……(ん? ホモ……?)」
  173. 173 : : 2014/01/26(日) 23:58:13
    アニ父「……まあ二人は無事で本当によかった。とにかく入りなさい。お茶を淹れよう」ニコッ

    ベルトルト(……ううっ……優しさが辛い……)

    アニ「」ニヤニヤ
  174. 174 : : 2014/01/27(月) 00:03:00
    アニが若干クロい…

    クニ?……なんか卑猥に聞こえる
  175. 175 : : 2014/01/27(月) 00:08:53
    ***

    アニ父(……ベリックくんのことは残念だが、ライナーくんは無事なんだろ? 挨拶に来るんなら普通3人揃って来ないだろうか? も、もしやアニとベルトルトくんが婚約しましたっていう報告では? ええ~、そんなんだったらどうしよう!! 心の準備が!!)コポコポ

    アニ「お父さ~ん! まだ~?」ニヤニヤ

    ベルトルト(うう~……なんて説明すればいいんだろ……くそう……アニめ……この状況を楽しんでる!!)ダラダラ
  176. 176 : : 2014/01/27(月) 00:24:09
    アニ(あれだけの犯罪を塗り重ねてきたんだ……全部懺悔してたら5分以上はかかるはず……)

    アニ(ふふっ、好きな異性の父親の前で5分以上も娘にしてきた悪事を告白……。これは地獄だね……)

    アニ(……まあこれくらいやんないと私の受けた心の傷には釣り合わないからね。これを乗り切ったら許してやるよ)ニヤリ

    ベルトルト(目をつぶってまくしたてれば、全部懺悔しても5分くらいで終わるはず! やれ、ベルトルト! 漢を見せろ!)ドックン ドックン

    アニ父(……ベルトルトくんなら問題ないじゃないか。むしろ大歓迎だ。きょどるな! 父親としての威厳と余裕を二人に見せつけてやれ……)ドックン ドックン
  177. 177 : : 2014/01/27(月) 00:33:15
    ***

    アニ父「おまちどおさま。あ、砂糖やミルクを忘れちゃった。いるなら持ってくるけど……(ここで悠々とブラックを飲む私……。心理的優位!)」ドックン ドックン

    アニ「私はいらないよ(本当は欲しいとこだけど、成長した姿をお父さんに見せたいし……)」

    ベルトルト「僕も結構です(温かいコーヒーなんかいるかああ!!! 冷たい水を出せええええ!!!!)」ドックン ドックン
  178. 178 : : 2014/01/27(月) 00:42:35
    アニ「……実はお父さん。今日は話があるからベルトルトも連れてきたんだけど……(さあ、覚悟しなベルトルト。アンタの地獄へのカウントダウンだよ……)」ドックン ドックン

    アニ父「へ、へー……。どんな話かね?(きやがったああああ!!!!)」ドックン ドックン

    ベルトルト(……恐れるな! リヴァイ兵長の前のライナーを思い出せ! 春風が 俺の股間を 吹き抜ける(五・七・五)‼‼‼‼ こだまする 奴のお尻を 突く音が(五・七・五)‼‼‼‼)ドックン ドックン
  179. 179 : : 2014/01/27(月) 01:13:33
    アニ「……それはベルトルトの方から話してもらうよ。ほら、ベルトルト! さっさといいな!」ツンツン

    アニ父(……やばい、心臓がバクバクなってる!)バクンバクン

    ベルトルト「」すぅーっ!

    ベルトルト「おじさん! 実は懺悔しなければならないことがあってここに来ました! 僕は娘さんの! つまりアニのヌードを長期間にわたってフィルムに収めてきました! それだけじゃありません! アニの私物を勝手に持ち出すなど、人間としてやってはいけないようなことを僕はやってきました! パンツ、ブラジャー、歯ブラシ、綿棒、財布、貯金箱、唾液の付着した切手、鼻をかんだティッシュ、タンポン、風呂場に落ちていた陰毛、使い古しの絆創膏、まだまだあげればキリがありませんがそういったものを自分の部屋にずらりと並べ、はち切れんばかりの笑みでカカカと笑った日々は今尚僕の脳裏に焼き付いています! 600枚をこすフィルム、というのは表向きで、僕のお楽しみボックスに収納された永久保存版5700枚を見ては僕の股間から放出された多くの生命たちは無駄に命を散らし、その死を誰にも看取られることなくティッシュとともに暗黒へのゴミ箱へと消えていきました! ペラペラペラペラペラ……」

    アニ父「」

    アニ「」
  180. 180 : : 2014/01/27(月) 01:29:55
    ベルトルト「誰が他人の座っていた椅子のぬくもりを頬で感じて一句詠むでしょうか? そうです! 誰もやらないような変態的行為にただならぬ興奮を覚える僕です! 脱いだばかりの服を試着しようとして、その体格差に阻まれ、泣きぬれた夜! パンツをかぶって雄叫びをあげた夜! 全裸でお宅をピンポンダッシュした夜! いったい幾千の夜を超えてきたことか! 僕はアニがどう思うかも考えずにただ、自分の私利私欲のためだけに行動し、心に大きな傷を残してしまいました! でも、これだけでは僕の懺悔は終わりません! 写真を撮るだけでは飽き足らず、アニの入浴中に風呂場の天井にしがみつき、同じ時間と場所を共有したあの日! 僕は何十億という僕の子孫を戦場へと送り出しました! そのうえペラペラペラペラペラペラペラペトラペラペラ……」

    アニ父「」

    アニ「」
  181. 181 : : 2014/01/27(月) 01:35:35
    1時間後

    ベルトルト「ペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラペラ……であるからして、本当に申し訳ございませんでしたああああああああああああああああああああああああああああああああ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」ハアッハアッ

    アニ父「」

    アニ「」
  182. 182 : : 2014/01/27(月) 01:39:39
    ベルトルトの告白も終わったところで今日はもう落ちます。
  183. 183 : : 2014/01/27(月) 01:45:56
    お疲れ様でした(`_´)ゞ
  184. 184 : : 2014/01/27(月) 07:47:18
    ジョニイぽんた「ベルトルト…」
  185. 185 : : 2014/01/27(月) 10:10:20
    ベルトルト(……ハアッハアッ……5分間がすごく長く感じた……。まるで一時間ぐらい経ったかと思うくらい長い5分間だった……)

    アニ父「」

    アニ「」
  186. 186 : : 2014/01/27(月) 10:18:55
    ベルトルト(おじさんは怒っているだろうか……? ……怒っているに決まってるよなあ……くそう……帰りたい……)ぽろぽろ

    アニ父(……え~‼‼‼‼ どんな状況!? 今どんな状況なの!? 息継ぎなしに早口でまくし立てても1時間もかかる懺悔を聞かされて、お父さんにどうしろっていうんだ、アニ!)ダラダラ

    アニ(……5分どころじゃな~い‼‼‼‼ え!? 何!? こんなことまでしてたの!? 変態じゃん!! いや、分かってたけども!! 分かってたけど、やっぱ変態じゃん!! どこがボーイスカウトだい!!!! あんたはもうKKK(クー・クラクス・クラウン)だよ‼‼‼)
  187. 187 : : 2014/01/27(月) 12:16:40
    ベルトルト(……ううっ……アニに嫌われて……アニのお父さんにまで嫌われて……も、もう生きていけないよ……)ぽろぽろ

    アニ(……ま、まさかこんなことになるなんて……ベルトルトが恥ずかしそうにポツポツと懺悔して、お父さんのお説教タイムが小一時間ほど続いて、それを私がニヤニヤながめるという構図はどこにいったんだ……)

    アニ父(ね、年長者としてこの場を収めなければ……。でもなんて言ったらいいんだ、これ!? 『この変態めっ!』って言うのは簡単だけど、そのあとフォローできる自信がまったくない! こ、こうなったらお義父さんの定型文を使うしか……)ダラダラ
  188. 188 : : 2014/01/27(月) 12:19:21
    アニ父「む、娘をよろしくお願いします……」<(_ _)>深々

    ベルアニ「っ!?」
  189. 189 : : 2014/01/27(月) 12:28:50
    アニ(……は!? さっぱり意味わかんないんだけど!? 何お父さん、大事な娘を変態ヤローに預けてんの!? 混乱して頭おかしくなったの!?)アセアセ

    ベルトルト「……お任せください、お義父さん! きっと幸せにします!(……よく分かんないけど、ラッキー! 棚からぼたもち! フーッ!⤴)」

    アニ「な、なに言ってんだ、この馬鹿! 何状況に便乗しようとしてんだ!」ゲシッ!

    アニ父「ハハハ、お転婆な娘ですが……(もう、よくわからん。流れに身をまかせよう……)」

    ベルトルト「いえいえ、きっと元気な子を産みますよ」ハハハ
  190. 190 : : 2014/01/27(月) 12:37:27
    ベルトルト「それではちょっと僕、ダルマに目ぇ入れてきますんで、おいとまさせていただきます。じゃあね、アニ! やふううう!」ダダダダダダダダ

    アニ「あ、ま、待てコラ! なんだ、ダルマって!?」ダッ

    アニ父「……アニ、行かせてやりなさい……」ガシッ→アニ

    アニ「……お、お父さん……」

    ベルトルト「バハハイ♪」ガチャッ バタン

    アニ父「……祈願成就の暁にダルマに目を入れたくなる衝動は、決して抑えられるものじゃない……」フッ

    アニ「……お父さん……」

    アニ父「……分かって……くれるか……?」

    アニ「わかるかああああああああああ‼‼‼‼‼‼‼」ゲシッ!

    アニ父「お、お父さんを蹴るな!」ゴロゴロ
  191. 191 : : 2014/01/27(月) 13:33:27
    ***

    ダダダダダダダダ ガチャッ

    ベルトルト「ただいま! 父さん! 母さん! やったよ! 僕、ついにアニと結婚するよ!」やふうう!

    ライナー「……ん? ああ、お帰り」パンパン

    ベルトルト父「や、やめるんだ、ライナーくん! 今ならまだ間に合う!」パンパン

    ベルトルト母「あら、ベルトルト、お帰り。ごめんなさい、今ちょっと騒がしいけど。ほほほ」目の保養

    ベルトルト「」

    ライナー「ハハハ、まだまだこれからですよ、おじさん!」パパンスパパパ

    ベルトルト父「いっときの気の迷いだ! 目を覚ましてくれライナーくん!」ッパン! パンッ!

    ベルトルト「何やってんだライナー! 貴様ああああ!」バキッ!

    ライナー「ぐはあっ! 何しやがる!」ズサアア

    ベルトルト「こっちのセリフだ、馬鹿! お前、腰がヘロヘロになったから帰ったんじゃなかったのか!」

    ライナー「……あ、あのあと忘れ物に気づいてお前の部屋に取りに来たんだよ。そしたらお前の親父さんがちょうど仕事から帰ってきて、その尻がなかなか立派だったもんだから、今現在に至るというわけだ。わかるか?」

    ベルトルト「わかるかああああああああああ‼‼‼‼‼‼‼」バキッ!
  192. 192 : : 2014/01/27(月) 13:42:06
    ベルトルト「だいたい母さんも母さんだ! なに微笑みながら見てんだよ! 止めろよ!」

    ベルトルト母「あら、ごめんなさい。それよりアニと結婚するんだって?」ぱああ

    ベルトルト「それよりって何だよ! こっちのがビッグプロブレムだよ!」

    ベルトルト父「……ううっ……ベルトルト……おめでとう……」ヨロヨロ

    ベルトルト「もういいから父さんは休んでてくれ! どんだけ健気なんだ!」

    ライナー「おい、おい。お祝いの言葉は素直に受け取るもんだぜ?」ヨッコイセ

    ベルトルト「お前は何、またおっ始めようとしてんだ!」バキッ!
  193. 193 : : 2014/01/27(月) 13:59:36
    ***

    アニ(……まったく! なんでこんなことになったんだい! 取り敢えずベルトルトをふん捕まえて、結婚の話をなかったことにさせなくちゃ!)ハアッハアッ

    アニ(……そのあとは、ギッタギタの、メッタメタに……ん?)キキイーッ

    ベルトルト「」きいっ……きいっ……←ブランコ

    アニ「あっ! ベルトルト‼‼ 見つけた‼‼」ズダダダダダダダダダ‼‼‼‼‼

    ベルトルト「あ……アニぃ~……」ぶわあああああああ

    アニ「……へ?」
  194. 194 : : 2014/01/27(月) 14:05:33
    ***

    アニ「……そう……帰ったらライナーがアンタのお父さんを……」ドン引き

    ベルトルト「そうなんだ……ううっ……あの変態野郎……」ぽろぽろ

    アニ「い、いや……あんたにそれを言う資格ないと思うんだけど……」ズーン

    ベルトルト「ううっ……あいつは自分の欲求を満たすためなら、他人の気持ちなんかお構いなしなんだ……」ぽろぽろ

    アニ「い、いや……さっきのアンタがそうだから……」ズズーン
  195. 195 : : 2014/01/27(月) 14:13:20
    安定のライナーww
  196. 196 : : 2014/01/27(月) 14:13:51
    学級閉鎖万歳!!
  197. 197 : : 2014/01/27(月) 14:16:56
    ベルトルト「ううっ……父さん……」ぽろぽろ

    アニ「……」

    アニ「……仕方ないね」ハーッ

    ベルトルト「え?」さっ

    アニ「……今からライナーを、1か月は立ち上がれないくらいギタギタにしてやるよ。アンタをぶちのめすのはそのあとだ……」スッ

    ベルトルト「そ、そんな! ライナーをギタギタにしてもらうだけでも申し訳ないのに、僕までぶちのめしてくれるなんて……! さすがに悪いよ! 自分の方は自分でなんとかするよ!」アタフタ

    アニ「いや、約束するよ。必ず、生まれてきたことを後悔させてやるってね」ニカッ

    ベルトルト「あ、アニ……」ぽろぽろ
  198. 198 : : 2014/01/27(月) 14:22:52
    そこ泣くところか?
  199. 199 : : 2014/01/27(月) 14:29:03
    ***

    その日、壁外には悲痛な叫び声が響きわたった。見るに堪えないその惨劇は、巨人出現以来の悪夢と呼ばれた。悲しげに奏でられたそのメロディは、風に黒髪をなびかせる少女の耳にも届いたという。

    ***

    エレン「」

    アルミン「」

    ミカサ「あ、あのホモゴリラ……。削ぎ落としてやるっ!」ギリッ!
  200. 200 : : 2014/01/27(月) 14:32:20
    一応これで終わりです。
    今後も気が向けば付け足したりするかもしれません。
    不快な作品だったかもしれませんが、読んでくださりありがとうございました。
  201. 201 : : 2014/01/27(月) 16:41:53
    (`_´)ゞ
  202. 202 : : 2014/01/27(月) 17:26:22
    ジョニイぽんた「おもしろかtったー!」
  203. 203 : : 2014/01/28(火) 05:35:19
    乙!                          もうずっと笑いっぱなしだったwwwwwww  
    ライナーwwwww五七五にツボりましたwwwww         最高でしたよ!                        
  204. 204 : : 2014/01/28(火) 16:58:37
    アルカイダw
    ss読んで声だして笑ったの久しぶりです!
  205. 205 : : 2014/02/02(日) 01:27:05
    ヤベェwwwww
    腹、痛ぇwwwwwwwwww
    もうマジ最高ですwww。次回にも期待します!
    ホモの俺から言わせれば、……良い。

  206. 206 : : 2014/02/02(日) 01:31:05
    205
    え!?…ちょっ……マジ?
    ひ……引くわ~(°д°)
  207. 207 : : 2014/02/02(日) 21:57:30
    ***

    1か月後

    イラッシャイマセ ナンメイサマデスカ?

    サンニンダ 

    ライナー、ゴリラハ「ヒトリ」ジャナクテ「イットウ」ダヨ


    アニ「こっちに帰ってきてからもう一か月かい……。早いもんだね」

    ライナー「ああ。命懸けで戦ってた日々が嘘のようだな」

    ベルトルト「やっと一つ大きな任務をこなしたんだ。しばらくはゆっくりさせてもらいたいよ」

    アニ「まあ給金もかなり出たし、せっかくだから3人でどっか行ってもいいかもね」
  208. 208 : : 2014/02/02(日) 22:09:21
    店員「ご注文はお決まりでしょうか?」

    アニ「あ、じゃあ私は『トマトが香るチーズドリア』で。あんたらは何にする?」

    ライナー「『お子様ランチ』だな」

    ベルトルト「僕も『お子様ランチ』で」

    店員「『トマトが香るチーズドリア』がお一つと、『お子様ランチが』二つですね。時間がかかりますのでしばらくお待ちください」ペコリ

    アニ「……『お子様ランチ』って、あんたら歳いくつだと思ってんのさ」

    ライナー「17だが?」

    ベルトルト「16だけど?」

    アニ「それは知ってるよ……」
  209. 209 : : 2014/02/02(日) 22:30:11
    アニ「普通こんなのはホントにちっちゃな子供が頼むもんだろ?」

    ベルトルト「それは偏見だよ。『お子様ランチ』はバリエーション豊かなおかずに加え、見た目も楽しく、さらにおもちゃまでついてくるんだ」

    ライナー「全くだ。それにしてもオムライスの上に刺さった旗ってなんであんなにワクワクするんだろうな?」

    ベルトルト「な?」

    アニ「ワクワクしているティーンエイジャーはアンタらくらいだよ」

    ライナー「なんだ? あとで欲しいって言ってもわけてやらんぞ」

    アニ「いらないよ。ちゃちなオムライス食べてるあんたらの前でアツアツのドリア、見せびらかしながら食ってやるから」

    ベルトルト「おもちゃならあげるよ。お風呂で使える『泳ぐたい焼き』。お父さんと遊びなよ」

    アニ「」ゲシッ!

    ベルトルト「痛!」

    ライナー「おい、おい。店内で騒ぐな、お前ら」
  210. 210 : : 2014/02/02(日) 22:42:16
    ライナー「まあ『お子様ランチ』は期待を裏切らない。その点、お前の頼んだヤツはおそらくハズレだ」

    アニ「なんでそんなことが言えんのさ?」

    ベルトルト「なんでって『糞まずいメニューグランプリ』で15年連続優勝してるからね、それ」

    アニ「え?」

    ライナー「知らなかったのか? 驚異的なまずさで一躍有名になり、壁内出張してたこともあったんだぞ」

    アニ「え?」

    ***

    10分後

    店員「お待たせいたしました。『お子様ランチ』です。糞まずい方はもう少し時間がかかるのでご了承ください」

    アニ「え?」
  211. 211 : : 2014/02/02(日) 22:51:39
    ライナー「おお! 待ってました! 豪華絢爛! これぞ『お子様ランチ』!」ワクワク

    ベルトルト「オムライスの上にある自由の翼をモチーフにした旗が胸にチクリとくるけど、それを補ってなお余りあるこの喜び! たまんないね」ワクワク

    アニ「ちょ、ちょっと待って! なんか店員が『糞まずい方』って言ってた気がするんだけど!」アセアセ

    ライナー「ケチャップの量って大事だよな?」

    ベルトルト「な?」

    アニ「ねぇってば!」アセアセ
  212. 212 : : 2014/02/02(日) 23:09:27
    ライナー「言い忘れたがこの食料難だ、残そうもんなら高額の賠償金が発生するぞ」モグモグ

    アニ「嘘!?」ビクッ

    ベルトルト「何でも匂いがヤバいらしいよ。ベリックの友達が挑戦して店内で吐瀉物をまき散らしたんだって」ムシャムシャ

    ライナー「そのあと医者に見せにいったら腸内から新種の寄生虫が見つかったそうだ」パクパク

    アニ「それ訴えられるレベルでしょ! なに挙句に賠償金までせしめてんの!?」

    アニ「ていうか、知ってたなら言いなよ!」バンバン

    店員「ほまたへひまひた『ほまほがかほふひーふほひあ』へす」←鼻栓

    アニ「くっさ‼‼‼‼」

  213. 213 : : 2014/02/02(日) 23:20:11
    ライナー「ハハハ、どう作ったらこんな匂いになるんだろな?」

    ベルトルト「ハハハ、全くだね」

    アニ「ハハハじゃないよ! どうなってんだいこのニオ……くっさ!」オエッ

    ライナー「早く食べないとアツアツじゃなくなるぞ?」ニヤニヤ

    アニ「うるさい!」

    ベルトルト「欲しい? 『泳ぐたい焼き』」

    アニ「いらないよっ!」
  214. 214 : : 2014/02/02(日) 23:35:46
    ***

    10分後

    アニ「……う、うう……もう無理……。絶対ゲロ吐いちゃう……」ウエエエエ

    ライナー「ハハハ、そういやむかし、ゲロゲロゲロッピとかいうキャラクターがいたな」モグモグ

    アニ「いるかい! ……うう……」ギュルギュルピー

    ベルトルト「プリンって誰が発明したんだろ? おじゃる丸?」ペッタンペッタン

    アニ「……うう……お腹も痛い……」ギュルギュルピー
  215. 215 : : 2014/02/02(日) 23:56:20
    アニ「ちょ、ちょっとベルトルト……アンタ食べなよ、コレ」プルプル

    ベルトルト「いや、僕もうお腹いっぱい」ゲフー

    アニ「た、頼むからさ! ほら、おいしいよコレ! アツアツでトマトが香るよ?」ギュルギュルギュルギュル

    ライナー「トマトっていうより死後1か月って感じの匂いだな」

    アニ「い、今なら『あ~ん』ってやってあげるよ? ど、どうだい?」グルグルピー

    ベルトルト「え~? それだけ?」

    アニ「……え?」
  216. 216 : : 2014/02/03(月) 00:13:40
    アニ「そ、それだけって、アンタ……。惚れてる女から『あ~ん』ってやってもらえるんだよ?」アセアセ

    ベルトルト「いや、そんなの僕の妄想の中なら裸エプロンのオプションつきだから」

    アニ「アンタの妄想なんて知らないよ!」

    ライナー「ま、まあ何だ? 『あ~ん』以外にも誠意は見せられるってことだろ?」ドキドキ

    ベルトルト「そ、そういうことだよ。君の誠意が見たいだけだ」ドキドキ

    アニ「誠意?」ギュルギュル
  217. 217 : : 2014/02/03(月) 00:15:42
    面白いwwwwww
    期待
  218. 218 : : 2014/02/03(月) 00:25:05
    ベルトルト「た、例えばさ、今ここで僕が全裸になって君に襲いかかろうとしたら君はどうする?」

    アニ「え? 問答無用で蹴り殺すけど?」

    ライナー「そこだ。お前はキレると相手が泣き叫んで腹を見せて服従のポーズをとったとしても、情け容赦なく人を蹴る」

    ベルトルト「僕らが言いたいのは暴力を控えてほしいということだ。もちろん今襲い掛かるつもりなんて毛頭ない。ただいつ蹴られるかも分からない状況が続くのは嫌なんだ」
  219. 219 : : 2014/02/03(月) 00:35:01
    アニ「そ、それはあんたらがあり得ないレベルの変態行為に及ぶからでしょ?」ギュルギュル

    ライナー「た、確かに俺たちは変態かもしれん。だがお前の暴力は度を越えている!」ドキドキ

    ベルトルト「そ、そうだ! 金玉を蹴りつぶされる痛みなんてアニには分かんないんだ!」ドキドキ

    ライナー「一週間。そう、一週間俺たちに暴力は振るわないと誓うならば、その『トマトが香るチーズドリア』を俺たち二人で処理してやろう」ドキドキ

    ベルトルト「それとも賠償金を払うかい? お給金が消し飛ぶけどね」ドキドキ

    アニ「う……」
  220. 220 : : 2014/02/03(月) 00:42:59
    アニ「い、一週間でいいんだね?」ギュルギュル

    ライナー「ああ。それだけでいい」ドキドキ

    アニ「お、襲ってきたりしたら容赦なく蹴り飛ばしても構わないんだよね?」ギュルギュル

    ベルトルト「あ、ああ。それは約束する」ドキドキ

    アニ「……じゃ、じゃあ処理、よろしく……」ギュルギュルピー

    ライナー「おう。お前はトイレにでも行ってこい。さっきから腹の音がうるさくてかなわん」

    アニ「……う、うん……」フラフラ
  221. 221 : : 2014/02/03(月) 00:50:50
    ***

    ライナー「……」

    ベルトルト「……」サッ ドサドサ ←あらかじめ用意しておいたタッパー

    ライナー「……」

    ベルトルト「……」

    ライナー「……や……」

    ライベル「やふうううううううううう!!!!!!!!!!!」

    ベルトルト「やったぞ! 遂に脅威は去った!」yheeeeeee!!!!!

    ライナー「これで一週間、アニの体に触れない限りどんな変態行為も容認される!」
  222. 222 : : 2014/02/03(月) 01:02:47
    ベルトルト「まさか賠償金という嘘に引っかかるなんて!」ヤフウウウ

    ライナー「ハハハ、あるわけねえよな! 寧ろ返金してもらえるぞ、普通」フォオオオオオ

    ベルトルト「僕は一週間、アニのベッドの下で寝るよ!」ワクワク

    ライナー「俺はアイツの親父さんのケツを掘る。鍛えてるからきっとすごい世界が俺を待っている」ワクワク

    ベルトルト「それだけじゃないぞ! 他にもアニのパン……」

    アニ「……た、ただいま……」ヨロヨロ

    ライベル「」キリッ
  223. 223 : : 2014/02/03(月) 01:12:00
    アニ「……あ、ホントに全部食べてくれたんだ……すまないね」フラフラ

    ライナー「なあに、仲間が困ってんだ。助けて当然。寧ろこっちが礼を言いたいくらいだ」

    アニ「……は?」

    ベルトルト「さあ、もう帰ろうか! あ、アニの分は僕に奢らせてくれ。今日はなんだか清々しい気分だ!」
  224. 224 : : 2014/02/03(月) 12:25:17
    ***

    アニ「あ~、ひどい目にあった。もう二度と来ないよ、こんな店」テクテク

    ライナー「『お子様ランチ』を馬鹿にするからだ。特にあのエビフライは最高だった」テクテク

    ベルトルト「僕はポテトサラダに感動したかな。話は変わるけどアニ、スリーサイズ教えて?」テクテク

    アニ「」テクテク

    ベルトルト「上から順に教えて?」テクテク

    アニ「フンッ!」シュッ

    ライベル「「チーズドリア!!!!」」

    アニ「……うっ……」ピタッ


  225. 225 : : 2014/02/03(月) 12:35:41
    ベルトルト「ほら、どうしたの? 教えてよ、スリーサイズ」ニヤニヤ

    アニ「……お答えしたくありません……」スッ

    ベルトルト「そう……残念」ニヤ
  226. 226 : : 2014/02/03(月) 12:42:31
    ライナー(いよおおし! こいつは使えるぞ! アニは義理堅いから滅多なことではこちらを攻撃しない!)

    ベルトルト(たとえ戦闘力に大きな差があったとしても攻撃されなければ全く問題は無い!)

    ライベル(つまり事実上……無敵!!!)バーン!!!!!

    アニ(く、糞共が……)
  227. 227 : : 2014/02/03(月) 12:51:55
    ***

    その夜

    アニ「」zzz...

    アニ「」ハッ

    アニ(な、なんだろ? すごく嫌な視線を感じる……)ドキドキ

    アニ「……誰かいるのっ!?」バッ

    シーン

    アニ「……お、お父さんでしょ?」バックンバックン

    シーン
  228. 228 : : 2014/02/03(月) 17:44:56
    アニ「……思い過ごしか……」パフッ

    ***

    ベッド下

    ベルトルト(残念、思い過ごしじゃないんだな、これが)
  229. 229 : : 2014/02/03(月) 17:56:03
    ***

    アニ(や、やっぱり何かいる……。背中からぞわぞわくるこの感じ……)

    アニ「まさかっ!」バッ

    ベルトルト「Good evening, miss.(今晩は、お嬢さん)」

    アニ「きゃ、きゃあああああああああああ‼‼‼‼‼‼‼」

    ベルトルト「おっと、先に言っておくよ。『チーズドリア』」

    アニ「ひいい‼‼ 何してんだい、アンタ‼‼」バタバタ
  230. 230 : : 2014/02/03(月) 18:01:12
    ベルトルト「……訊きたい?」ニヤッ

    アニ「いや! 別に言わなくていい! 早く出てって! 蹴るよ‼‼‼」

    ベルトルト「蹴られる心配はないんだけど、見つかっちゃったからお暇するよ。Good night.(お休み)」スタスタ ギイッ バタン

    アニ「な、何なんだい、アレ!」ブルブル
  231. 231 : : 2014/02/03(月) 18:33:43
    ***

    ベルトルト「ほら、ライナー。行くよ」スタスタ

    ライナー「お、もうか?」パンパン

    アニ父「やめてくれええええええええ‼‼‼‼‼」パンパン

    ライナー「じゃ、僕はこれで……」ッパン!!

    アニ父「……うっ!……」ドサッ

    ライナー「明日も楽しみにしてますよ、おじさん」ニヤッ
  232. 232 : : 2014/02/03(月) 18:41:12
    ***

    こうして毎晩、レオンハート家では悲劇が繰り返された。

    いつの間にか部屋にいる変態。

    鳴りやまない悲鳴。

    理性を失ったホモ。

    赤く腫れ上がったケツ。

    助けを求めたくても求められない、閉鎖された故郷。

    反撃も叶わぬ生き地獄に、アニは日に日に疲弊していった。
  233. 233 : : 2014/02/03(月) 20:50:09
    ときには風呂場に潜んでいたこともあった。

    青ざめる彼女の前で男はニヤリと笑いながら「チーズドリア」と呟き、満足げに去って行ったのだ。

    彼女の父親もまた、いつ襲われるかも分からない、神経の張りつめた極限状態にいた。

    朝目覚めれば近くにゴリラ。

    トイレに行けば待ち伏せゴリラ。

    お風呂の前はかかさずゴリラ。

    いい夢みてね、おやすみゴリラ。


    ……正直……限界だった。

  234. 234 : : 2014/02/03(月) 20:52:03
    ***

    アニ「うう……あと3日もこんなのが続くなんてやだよう……耐えられないよ……」シクシク

    アニ父「アニ……諦めてはいけない……。よく考えてごらん。この悪夢の原因はそのチーズドリアにあるんだろ?」ヨロヨロ

    アニ「うん……。食べて貰った恩があるから1週間あいつらを蹴り殺すことはできないんだ……」シクシク

    アニ父「じゃあ何で食べて貰ったんだろうか?」

    アニ「何でって、あんなの食べられるようなものじゃなかったし、お腹も痛くなっちゃったから……」

    アニ父「それだ。そんなものを食べて普通、彼らはピンピンしていられるだろうか?」

    アニ「あ」
  235. 235 : : 2014/02/03(月) 21:28:25
    アニ「……そういや、なんであんなに清々しい顔で笑っていられたんだろう……?」

    アニ父「これは私の予想だが、お前がトイレにでも行っている間に店員にでも言って片づけさせたんじゃないのかね?」

    アニ「た、確かに私はライナーにトイレに行くように促されたよ!」ハッ

    アニ父「これは十中八九、ライナーくんたちが計画してやったことだよ」

    アニ「で、でもあの店は残したら賠償金が発生する制度になってるから……」

    アニ父「おそらくそれは嘘だな。対価を支払っているのに、なぜ賠償金を払う筋合いがあるんだ?」

    アニ「い、言われてみれば……」
  236. 236 : : 2014/02/03(月) 21:40:03
    アニ父「それに、たとえそれが本当だったとしてもタッパーをあらかじめ用意しておけばいくらでも処理できる。もしかしたら時間短縮のためにはこっちの方が正しいかもしれない」

    アニ「で、でも根本的に私がチーズドリアを選ばない可能性だってあったわけだし……」

    アニ父「その『トマトが香るチーズドリア』だけが糞まずいってこと自体が間違いかもしれない」

    アニ「ど、どういうこと?」

    アニ父「つまりその店で唯一食べることの可能なものが、お前が絶対に選ばないものだったんじゃないか? ということだよ」

    アニ「……『お子様ランチ』だ‼‼‼」ハッ
  237. 237 : : 2014/02/03(月) 21:49:36
    アニ父「『お子様ランチ』以外はとても食べられたもんじゃないってことを彼らは知ったうえで、アニをその店に連れていく。そこでお前に恩を売り、やりたい放題やるという計画だったようだね」

    アニ「あ、あいつらあああああ‼‼‼‼‼‼」ビキビキ

    アニ父「まだ状況証拠や推測にすぎないが、調べればきっと足がつくはずだ。確定し次第、すぐに捕まえて血反吐を吐かせてやるんだ。この1週間は彼らも私たちの傍を離れない」

    アニ「うん。必ず証拠を見つけてくるから!」
  238. 238 : : 2014/02/03(月) 21:50:21
    お!追加したんですか!!
  239. 239 : : 2014/02/03(月) 21:50:26
    期待!
  240. 240 : : 2014/02/03(月) 22:02:59
    ***

    ベルトルト「いやあ、ホントに上手くいったなあ、この作戦! おかげで僕の性生活は隆盛を極めているよ!」ニコニコ

    ライナー「上手くいって当然だ。このために綿密に計画を練ったんだからな。予想通りアイツの親父さんは名器だな。アルミンに引けをとらない締りぐあいだぞ」ニヤッ

    ベルトルト「あとは一週間ギリギリまで現状を楽しんで、それからほとぼりが冷めるまで高飛びだね」ヘヘヘ

    ライナー「ああ、なんの問題もな………………」ピタッ

    ベルトルト「どうしたの? ライn…………」ピタッ







    目に影が入ったアニ「」コオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!






    ライナー「」

    ベルトルト「」
  241. 241 : : 2014/02/03(月) 22:11:00



    ベルトルト「……や、やあアニ。わざわざ君の方から出向いて来るなんて珍しいね。(……な、なんかアニがネフェルピトーの前に現れたゴンさんみたいな恰好で立ってる……)」ダラダラ

    アニ「」コオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!

    ライナー「ど、どうしたんだ? 復讐のつもりか? まだ一週間経ってないからな?」ダラダラ

    アニ「」コオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!

    ライナー「」ダラダラ

    ベルトルト「」ダラダラ
  242. 242 : : 2014/02/03(月) 22:21:48
    アニ「」コオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!

    アニ「……あんたらの計画はすべて知ったよ……」コオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!

    ライナー「ば、馬鹿な‼‼‼‼‼」ダラダラ

    アニ「確かに綿密に練ってあったケド……こう事細かにノートに書き残しておくのは自殺行為ってもんじゃないのかい……?」ピラッ

    ライナー「」

    ベルトルト「ぼ、僕のノート……」ダラダラ
  243. 243 : : 2014/02/03(月) 22:27:23
    逝っけぇホモゴリ&ストカルト!
  244. 244 : : 2014/02/03(月) 22:33:39



    アニ「……」

    青ざめたライナー「」

    血の気の無いベルトルト「」



    アニ「……」

    気がふれそうなライナー「」

    土の色をしたベルトルト「」



    鬼の形相のアニ「……ついて来な……」

    涙と鼻水でぐっちゃぐちゃのライナー「」コク

    涙と鼻水でぐっちゃぐちゃのベルトルト「」コク



  245. 245 : : 2014/02/03(月) 22:58:56
    ***

    ベルトルト「信じてくれ、アニ‼‼‼‼ 計画を持ち掛けてきたのはライnぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」ッスパ――――ン!!!!! ←金玉退場

    ライナー「ほ、本当は俺だってお前の親父さんのケツなんか掘りたくなかったんdがあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」ッスパ――――ン!!!!! ←金玉退場



    ベルトルト「すんません!! マジすんません‼ 指の骨はちょっと、勘弁しt痛だだだだだだだだだだあああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ポキン ポキン

    ライナー「傷害罪だから!!! さすがに焼印は傷害zやああああああああああああああああああ‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」ジュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ



    ベルトルト「ピーラーはやめて‼‼‼ それジャガイモの皮とか剥くやつだから‼‼‼‼‼ 人に使うやつじゃないkキエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!!」ピスー ピスー

    ライナー「ガスバーナーはダメだろ!!!!!!!!!!!!!!! ガスバーナーはだめだrおおおおおおおおおおおおおおおお‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼」ゴオオオオオオオオオオオオ
  246. 246 : : 2014/02/03(月) 23:09:48
    ***

    15時間後

    アニ「……ふう。頸椎をやられない限り死なない……。なんとも恐ろしい能力だね」

    小便まみれで転がっているライナー「」

    吐瀉物を撒き散らして転がっているベルトルト「」

    アニ「まあこれで少しは懲りたろ」
  247. 247 : : 2014/02/03(月) 23:31:04
    wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwww 笑いが止まらん
  248. 248 : : 2014/02/05(水) 01:50:27
    ***

    ○月×日 晴れ       記入者:ベルトルト・フーバー

    あれから更に一か月が経った。肉体は全快しているものの、拷問にかけられた恐怖とショックで精神はズタボロ。今は病院のベッドで寝ている。

    ライナーの方は比較的順調に回復しているらしく、昨日も他の入院患者(もちろん男)のベッドに潜り込もうとしてナースコールを呼ばれていた。不幸なことにその看護師が男であったため、彼もまた発情ゴリラの餌食にされた。

    二度と口をきいてもらえないだろうと思っていたアニはというと、予想に反して頻繁に見舞いに来る。しかし僕が寝ているときにやって来て、起きる前に帰っていってしまう。自分のやったことに負い目を感じているのだろうか?

    少し気にかかることは、病室に置いていってくれる果物の一つ一つに『呪』や『怨』といった文字が書かれてあることなのだが、僕の思い過ごしであってほしい

    もうじき退院できると聞いている。早く退院して、迷惑をかけたアニやアニのお父さんに謝りたいと思う。そして真っ当な人生を歩みつつ、またアニの私物集めといった趣味に没頭したいと思う





    ***



    アニ「……ぜ、全然懲りてない……」ガーン

  249. 249 : : 2014/02/05(水) 02:17:03


    なんか毎度アニの暴力ENDになっているので、たまにはハートフルな話も書こうと思います。

    エレミカアルの友情ものです。くさい話がきらいな方はとばしてください。



    アルミン「大切な友達……」

  250. 250 : : 2014/02/05(水) 02:33:07
    アルミン「……に対してこの仕打ちはなんだい、ミカサ!」ブラーン

    ミカサ「アルミン、よく聞いてほしい」

    アルミン「いや、話なら聞くから下ろしてよ! 頭に血が上るよ!」ブラブラ

    ミカサ「アルミン、すべてあなたが悪い。私のエレンへの思いを知っていながら、うまく取り計らおうとしないあなたが……」

    アルミン「したよ! いろいろと試行錯誤したよ! エレンの視界にミカサが入るようにミスディレクション(視線誘導)もしたし、寝ているエレンの耳元でエレンとミカサの濃厚な絡みを綴った長編小説『かっちかちなお腹』の朗読だってした! これ以上君は何を望むんだい!」ブラブラ
  251. 251 : : 2014/02/05(水) 02:46:45
    ミカサ「『かっちかちなお腹』は我ながらいい出来だった。なんの反応も無いのはアルミンの朗読が棒だったからに違いない」

    アルミン「棒じゃないよ! ちゃんと感情込めたよ! だいたい何がいい出来だ! なんで冒頭からエレンがフィストファックで泣かされてるんだよ! 段階踏めよ!」ブラブラ

    ミカサ「あのシーンは書いてて恥ずかしかった///」

    アルミン「恥ずかしいのはこっちだ! 何が悲しくて幼馴染が猟奇SMプレイに興じる物語を読まなくちゃいけないんだ!」ブラブラ
  252. 252 : : 2014/02/05(水) 02:57:29
    どこがハートフルw期待
  253. 253 : : 2014/02/05(水) 03:03:13
    ミカサ「確かに始終エレンが責められるだけというコンセプトには修正の余地があるかもしれない。しかし、エレンが寝ているときにだけ朗読していたというのはあなたの落ち度だと思う。……ので、アルミンに少し手伝ってもらいたい」

    アルミン「な、何をだい?」ブラブラ

    ミカサ「簡単なこと。明日は休暇だから、朗読会を食堂で開くということをエレンに伝えてほしい。私は今から新作の仕上げに取り掛かる」

    アルミン「え? また小説書いてるの?」ビクッ
  254. 254 : : 2014/02/05(水) 03:13:40
    ミカサ「今度のはすごい。でも内容は明日のお楽しみ。ちなみに朗読もアルミンにお願いしたい。私は恥ずかしさで逃げようとするエレンを取り押さえておく」

    アルミン「ど、どんな話だよ……」ダラダラ

    ミカサ「やってくれる?」

    アルミン「……い、嫌だ! そんな修羅場なんか見たくないよ!」ブラブラ

    ミカサ「こんなに頭を低くして頼んでるのに?」

    アルミン「君の頭が低いんじゃなくて僕の体を高い所からぶら下げてるだけだろ!」ブラブラ

    ミカサ「……まぁいい。うんと言ってくれるまで吊り下げておけば済む話」

    アルミン「くそおお‼‼‼ 負けるもんかあああ‼‼‼」ブラブラ
  255. 255 : : 2014/02/05(水) 03:22:47
    ***

    男子寮

    アルミン「ううう……結局承諾してしまった……」フラフラ

    エレン「おいアルミン、大丈夫か?」

    アルミン「大丈夫じゃないよ、まったく……。君が大人しくミカサの欲求を満たしてあげてればこんなことにはならなかったんだ……」ウウウウ

    エレン「?」

    アルミン「ま、まぁいいや。それより明日食堂で朗読会をするからエレンも来てね?」

    エレン「え? 俺明日は自主練するつもりだったんだけど……」
  256. 256 : : 2014/02/05(水) 03:32:42
    アルミン「自主練なんていつでもできるさ。たまには体を休めることも大切だよ」

    エレン「いや、俺外の世界の話は好きだけど、物語とか聞いてたら眠くなっちゃう方だからさ……」

    アルミン「外じゃなくて大人の世界の話が聞けるよ? それにその物語を書いたのはミカサだから」

    エレン「何!? ミカサの奴、本なんか書けんのか!? スゲェ!」

    アルミン「う……うん……」
  257. 257 : : 2014/02/05(水) 03:35:35
    今日はここらで落ちます。
  258. 258 : : 2014/02/05(水) 21:36:56
    エレン「せっかくミカサが書いたってんなら聞きにいくぞ。意外とファンシーな内容だったりしてな?」ハハハ

    アルミン(……ファンシーどころか、ミカサがエクスタシーを感じるだけの話だと思うけど……)ハハッ
  259. 259 : : 2014/02/05(水) 21:42:09
    ライナー「なんだ? お前ら朗読会なんかやるのか?」

    ベルトルト「なかなかおもしろそうじゃないか」

    エレン「ああ。それもミカサが書いた物語なんだってよ。お前らも来るか?」

    ライナー「明日は俺も暇だしな。たまにはそういった文化的なことをするのも大切かもしれん」

    ベルトルト「僕も参加するよ」

    アルミン「え? ちょ、ちょっとそれは……」アセアセ

    エレン「なんだ? 人数が多い方が楽しいだろ?」

    アルミン「……そ、それはそうだけど……」
  260. 260 : : 2014/02/05(水) 22:05:39

    ダンダンダンダン!

    ジャン「開けろ! 俺だ!」ダンダン!

    エレン「ジャンか。どうしたんだよ?」ガチャッ

    ジャン「話は全部聞かせて貰った。俺も参加する!」

    アルミン(うわああ! 絶対参加しちゃいけない人が来ちゃったよ!)

    エレン「いいぜ。食堂でやるらしい。えっと、いつ頃だ、アルミン?」

    アルミン「9時からなんだけど……」

    ライナー「なら朝食後、そのまま食堂に残ってりゃいいな。それにしてもミカサが……意外だな」

    ジャン「魔法使いとか少女とかでてくる可愛いお話だったらどうしよう!くう、ギャップがたまらんぜ!」ワクワク

    アルミン(……これでハードコアな内容だったらホントどうしよう……)
  261. 261 : : 2014/02/05(水) 22:16:13
    ***

    翌朝 食堂

    ワー パチパチパチ

    ミカサ「みんなわざわざ集まってくれてどうもありがとう。今日アルミンに朗読してもらうのは私が寝る間を惜しんで書き上げた一冊。最期まで楽しんでもらえると嬉しい。じゃああとはアルミンに任せる」ペコリ

    パチパチパチ

    アルミン「……えー、で、では朗読を始めます。M Ackermann 著 『魔法使い(童貞)と処女』」ダラダラ

    ジャン「お! 俺の予想通りだ!」

    アルミン(少女じゃなくて処女だよ……気づいてくれよ……)ダラダラ

  262. 262 : : 2014/02/05(水) 22:27:12
    アルミン「むかーしむかしあるところに、お爺さんとお婆さんが住んでおりました。彼らは貧しかったものの、仲良く幸せに暮らしておりました」

    ジャン「おお! ベタだけど安定したつかみ! さすがミカサだぜ!」ワクワク

    アルミン(意外に最初はまともそうだね……)
  263. 263 : : 2014/02/05(水) 22:39:11
    アルミン「……ただ長い間彼らには子供がいませんでした。お爺さんは自分の勃起不全を呪いました」ダラダラ

    ライナー「ハハハ、情けねえ爺さんだな」

    ベルトルト「老人はそんなもんだよ、ライナー」

    アルミン「……ところ変わってある城下町。そこには黒髪の少女が住んでいました。彼女の名前はミカサ・アッカーマン。チャーミングなお腹をもつ、可憐な美少女でした」ダラダラ

    エレン「冒頭の勃起不全の爺さん、関係ねえのかよ!」

    ミカサ「いいツッコミ。さすがエレン」
  264. 264 : : 2014/02/05(水) 22:51:03
    アルミン「ミカサには好きな男の子がいました。常に瞳孔が開き気味で危険思想をもち、エで始まってガーで終わる少年でした」

    ライナー「もしかしてエレンのことか?」

    ミカサ「///」

    ジャン「……」チッ

    アルミン「しかし彼はお城に住む王子様だったので、一般人のミカサには到底会うことは許されませんでした」

    ベルトルト「身分の違う恋か……」
  265. 265 : : 2014/02/05(水) 23:01:31
    アルミン「ミカサは思いました。『別に許してもらう必要はない。ただ城に乗り込んで王子を襲えばいいだけのこと』」ダラダラ

    エレン「……なんか行動力ある主人公だな……」

    ジャン「し、しかも襲うって……」

    アルミン「思い立ったらすぐ行動。それがミカサの信条でした。彼女は闇夜に乗じて城に潜入し、静かな寝息が聞こえる王子の部屋に音もなく入っていきました」ダラダラ

    ライナー「このスリルがたまんないんだよな」

    ベルトルト「ホモと一緒にしないでよ」

    アルミン(うう……嫌な予感しかしないよ……)ダラダラ

  266. 266 : : 2014/02/06(木) 00:11:38



    ***


    王子「」zzz...

    ミカサ「……よく寝ている。これは私に襲ってくれと言っているようなもの」スッ ヌガシ

    ミカサ「ので、今からたっぷりと楽しませてもらう」ヌギヌギ

    王子「」zzz...

    王子「……母さん……」ムニャムニャ

    ミカサ「」ビクッ!

    王子「」zzz...

    ミカサ「……ただの寝言……」ホッ

    ミカサ「……では、お邪魔します///」イソイソ




  267. 267 : : 2014/02/06(木) 00:31:09


    ***


    アルミン「布団の中に潜り込んだミカサの突然のバキューム! 王子はすぐに目を覚ましたものの、何が起こっているのかがさっぱり分からない。ただ感じるのは下腹部のいいようもない温かみと、骨盤から全身に広がる電気のような快感! 王子は何もすることが出来ず、ただただこの侵入者の為すがままだった。口を押えても意思に反してもれてしまう声。それが彼女を調子づけてしまった。加速、加速、加速に次ぐ加速。もう何も考えることなどできない。真っ白になりそうな頭の中で……」ダラダラ

    ライナー「……な、なんか過激なのが始まったぞ?」

    ミカサ「///」

    エレン「」顔真っ赤

    ジャン「」顔真っ黒

    ベルトルト(……アニで脳内補完したら鼻血でてきた)ポタポタ
  268. 268 : : 2014/02/06(木) 00:40:57
    エレン「ちょ、ちょっと俺、トイレに行ってくるわ///」ドキドキ

    ミカサ「エレン、逃げてはダメ。せっかくだから最後まで聞いて行ってほしい」ガシッ

    エレン「……あ、あとどんくらいこのシーンは続くんだ?///」ドキドキ

    ミカサ「最後までずっとこの調子。ちなみに読み終わるまでにあと2時間はかかると思う」

    エレン「」

    ジャン「」
  269. 269 : : 2014/02/11(火) 14:58:30
    すごい!!
    イモポテトさんも赤ペン先生さんも、よくこんな面白いssつくれましたね!!!
    久々にssで感動しました!!!
  270. 270 : : 2014/02/11(火) 18:20:24
    テストも終わったので再開します。
  271. 271 : : 2014/02/11(火) 18:31:59
    20分後

    アルミン「……首筋を舐められて身を悶えさせるエレン。『やめて』とは言うものの、体が自然とミカサを受け入れてしまっている。『快楽』という大海原に放り出されたエレンはもう立派なミカサの愛玩人形であった……」ダラダラ

    ライナー「さっきまで王子とかいってオブラートに包んできたのに、完全にエレンって言ってるな」

    エレン「ちょ! 恥ずかしいからマジやめて! ミカサ、離せ!///」ジタバタ

    ミカサ「今がいいところ。おとなしくしてほしい」ガッシ

    ジャン「」顔真っ黒

    ベルトルト「アルミン、そこエレンを僕にしてミカサをアニにして読んでくれないかい?」ポタポタ



  272. 272 : : 2014/02/11(火) 18:43:33
    ***

    40分後

    アルミン「……涙ぐむエレンの肛門の口にあてがわれた一つの拳。今から始まる激痛と快楽、相反するはずのそんな感覚を期待するかのごとく、エレンの膝はガクガクと揺れていた……」ダラダラ

    ライナー「フィストファックじゃねえか!」ワクワク

    エレン「やめろおお! 妄想でもそんなことすんじゃねえええ‼‼‼‼」ジタバタ

    ジャン「」←鼻水と涙がでてきた

    ミカサ「ここからはBGMを聞きながらお楽しみいただきたい。サシャとコニーで『紅蓮のアナル』。どうぞ」

    サシャコニ「」スタスタ ペコリ

    エレン「」

  273. 273 : : 2014/02/11(火) 18:48:51
    ミカサwww
    聞かされるほうの身にもなれよw
  274. 274 : : 2014/02/11(火) 18:49:57
    てかサシャとコニーは何やってんだww
  275. 275 : : 2014/02/11(火) 18:51:05
    ミカサ センヨウノ アナル イェーガー! (サシャ)

    トゥートゥトゥットゥトゥートゥートゥートゥートゥー

    トゥートゥトゥットゥトゥートゥートゥートゥートゥー

    トゥートゥトゥットゥトゥートゥートゥートゥートゥー (間奏)
  276. 276 : : 2014/02/11(火) 19:02:29
    ブチコンダ ハナ(薔薇)ノ ナーマエーモ シーラーズーニ (コニー)

    アルミン「メリメリと音をたてるエレンのお尻! その音を聞いてミカサの口元はにっこりと微笑んだ!」

    チーニ オーチーター コーシーハ フィーストー マーチーワビール (サシャ) 
  277. 277 : : 2014/02/11(火) 19:09:14
    タースケー モートーメーテーモ ナーニモ カーワーラーナーイ (コニー)

    アルミン「想像を超える激痛! 自分の糞よりも太いものを咥えたことのない尻の穴は今、自分の力量を過信しすぎていたことに気付いた!」

    イータミー ターエールーニーハ ダーツリョーク スールーノーダ (サシャ)
  278. 278 : : 2014/02/11(火) 19:18:31
    ヒッシニー フンバッテー タモツー イシキー ワラウー ヒザヨー (コニー)

    アルミン「エレンの頭にあるのはこのひと時が早く過ぎ去ってほしいということだけだった! しかしミカサのアナルファックは終わらない!」
  279. 279 : : 2014/02/11(火) 20:03:33
    面白いww期待ですww
  280. 280 : : 2014/02/11(火) 20:04:49
    ハーチク(破竹)ノ コウモン ツヅク ゴウモン シセル エレンノ ケツーヲ!! (サシャ)

    トラワレータ ケーツアナーニー ツイゲキーノー コ・ブ・シ・ダ!! (サシャコニ)

    ゲキツウーノー ソノカナーター エモノ(ち○この意)ヲ タテル イェーガー!!!!!!!!!!!!!!! (エレンとジャンを除く皆さん)

     
  281. 281 : : 2014/02/11(火) 20:20:48
    ホトバシールー チートアセッニー ソノミヲー ヤッキーナガッラー (コニー)

    タソガレ(黄昏)ニー ヒ(緋)ヲハナッツー グレン(紅蓮)ノー アナルー!!! (サシャコニ)

    ワー!!! ヒューヒュー‼‼ イイゾー!!! 
  282. 282 : : 2014/02/11(火) 20:21:49
    サシャコニ「」ペコリ スタスタ

    エレン「」

    ジャン「」
  283. 283 : : 2014/02/11(火) 20:30:27
    ライナー「……ったく……いいもん見せて貰ったぜ……」

    ベルトルト「まったくだね。あとで歌詞のエレンのところを僕に、ミカサのところをアニにして二人に歌ってもらおうっと」ワクワク

    ミカサ「アルミンの朗読も熱が入っててよかった」

    アルミン「ど、どうも……」ダラダラ

    アルミン(『この部分は必ず本気で読むこ』ってミカサの血で書かれてたらそりゃそうなるよ……)

    エレン「」ジタバタ

    ミカサ「エレン、照れないで///」ミカサチャンノガッシリホールド
  284. 284 : : 2014/02/11(火) 20:44:28
    ジャン「……ぐ、ぐぎいい……」ポロポロ

    アルミン(……想像していたファンシーな世界と真逆のものを見せつけられても尚、ここにとどまる理由は何なんだい、ジャン……?)ポロポロ

    ライナー「でもフィストファックが終わっちまったら、あと何やっても盛り上がらなそうだけどな」

    ミカサ「その点は大丈夫。前作『かっちかちのお腹』はフィストファックからスタートしているくらい」ガシッ

    ベルトルト「そんなら安心だね」

    エレン「安心じゃねえええええ!!!!!!!!!!!!!!! むきいいい!!!!!!!!!!!!!!!」ジタバタジタバタ

    ミカサ「慌てなくても大丈夫。あとでちゃんと同じことをしてあげる」ガッチリ

    エレン「いっかいお前、俺の父さんに頭診てもらえ!!!!!!!!!!!!!!!」バタバタ
  285. 285 : : 2014/02/11(火) 20:52:10
    ***

    1時間後

    アルミン「……こうしてお爺さんの勃起不全は治り、元魔法使いと元処女は幸せに暮らしましたとさ、めでたし、めでたし」ダラダラ

    エレン「」

    ジャンの抜け殻「」

    ライナー「」

    ベルトルト「」

    ミカサ「」///
  286. 286 : : 2014/02/11(火) 21:09:49
    ミカサ「み、みんな、どうだった……?」/// ドキドキ

    ライナー「……んなもん、言わなくてもわかってんだろ?」

    ベルトルト「……だね」クスッ

    ライベル「さいっっっっこうだった!!!!!!!!!!!!!!!」バーン

    ミカサ「」///

    ライナー「どうやったらあんなアイディアが思いつくんだよ! ホントすげえよ、お前!」バシバシ

    ベルトルト「ああ! まさか冒頭の爺さんにつなげた上に、目の前でおっぱじめるという超展開が待っているとは思わなかったよ!」ウヒョオ

    ミカサ「そ、そんなに褒められると少し恥ずかしい……」///

    アルミン(一番恥ずかしいのはエレンだよ……)チラッ

    エレン「ミカサノ ワキアセジュースッテ ナンダ? ミカサノ シリヲ アガメル マツリッテ ナンダ……?」ブツブツ

    アルミン(だ、ダメだ……。もう肉体が精神の崩壊を選んでしまったんだ……)ダラダラ

    ジャン「いひひひひひ、死ぬよ? 早く逃げないと皆死んじゃうよ? でもね、お父さんがまだクッキーをくれないんだあ~」ケタケタケタ

    アルミン(こ、こっちはマジで洒落にならん!)ダラダラ

  287. 287 : : 2014/02/11(火) 21:26:00
    ベルトルト「……さて、そろそろお開きにしようか。ミカサもこのあとヤリたいことがあるだろうし」ニヤッ

    エレン「」ビクッ

    ライナー「だな。今日は本当に楽しませてもらった。ミカサ、アルミン、ありがとな」

    ミカサ「そう言ってもらえて私はとてもうれしい。新作ができたらまた朗読会を開こうと思う」

    アルミン「と、当分書かなくてもいいと思うよ……」チラッ

    ジャン「黄緑色の雲がね、神羅万象を包み込むようにね、報復を誓った狩人がね、哀しみの凱歌を歌いながらね……」ケタケタケタ
  288. 288 : : 2014/02/11(火) 21:38:18
    ミカサ「じゃあ、私はこれで失礼する」

    アルミン「も、もうじきお昼だけど、食べていかないの?」

    ミカサ「これからエレンと軽い運動をする。ので、終わったら食べにくる」

    エレン「う、運動って何をなさるんでしゅか?」ガクガク

    ミカサ「わかってるくせに……。エレンはむっつりスケベ……」///

    エレン「」

    ミカサ「それでは」ズルズル

    エレン「」ズルズル



    アルミン(……行っちゃった……)
  289. 289 : : 2014/02/11(火) 21:45:39
    これで アルミン「大切な友達……」は終わりです。
    喧嘩してバラバラになった三人が、同時に「ごめんね」って言って仲直りするシーンは一番のお気に入りです。
    でも友情ものは少し書いてて気恥ずかしいものですね(笑)
    短編をこの後もつなげていこうと思っているので、またよろしくお願いします。
  290. 290 : : 2014/02/11(火) 22:03:40

    ではこれより、爆笑飛行機が赤ペン先生に代わってお送り致します。
    正直言って赤ペン先生よりは面白くなると思うんでww

    乞うご期待!!

    コニー「なあ、お前ら! キース教官を笑わせた奴が優勝な!」
  291. 291 : : 2014/02/11(火) 22:10:06
    エレン「はあ? なんだよソレ?」

    ジャン「そんなくだらねえことして開拓地に行こうってバカはお前ぐらいのもんだぞ、コニー」

    コニー「そんな冷たいこと言わなくてもいいジャン!」

    ベルトルト「……クスッ」

    ジャン「お前、今笑ったな!?」
  292. 292 : : 2014/02/11(火) 22:10:49
    すげぇなオイ、天才かこれが

    いや紙一重でバカか
  293. 293 : : 2014/02/11(火) 22:20:25
    ライナー「いや、そんなことよりも全裸で教官にばれずに長時間立体機動できたやつが優勝とかの方がよっぽど面白いと思うんだが……」

    ジャン「……何言ってんだ、お前……?」

    エレン「……だ、大丈夫か、お前……?」

    コニー「いや、教官笑わせたら優勝ってのやろうぜ……?」

    ベルトルト「ら、ライナー……君は……」
  294. 294 : : 2014/02/11(火) 22:22:49
    ライナー「な、なんだよお前ら。俺はただ冗談のつもりで……」

    マルコ「いや……意外にいい考えかもしれない……」

    ジャン「……ハ?」
  295. 295 : : 2014/02/11(火) 22:30:08
    マルコ「全裸で立体機動訓練……。うん、全然悪くないよ! 寧ろいい! すごくいい!」キラキラ

    エレン「お、おいホント大丈夫か?」ビクビク

    ベルトルト「なにが全然悪くないんだよ! 悪の権化だよ!」

    コニー「教官笑わせる順番はくじで決めようぜ?」

    ライナー「……自分で言っといてなんだが、そんなことしたら開拓地どころの騒ぎじゃねえぞ?」ダラダラ

  296. 296 : : 2014/02/11(火) 22:44:05
    マルコ「君たちは本当に何もわかっていない。僕たちはこれから何十年も兵士をやっていかなければならない。しかし巨人と戦いながら一体どのくらい生き延びることができるだろうか?」

    エレン「……いや、調査兵団に入らなきゃそんなに死ぬことはないと思うんだが……」

    マルコ「その通り! 今エレンが言ったように、並の兵士なら10年やそこらで殺されるだろう!」

    ジャン「いや、言ってねえって……」

    マルコ「そう、全裸でばれずに立体機動訓練もできないようなレベルなら、いずれ巨人に殺される! 殺されるくらいなら開拓地行のほうがよっぽどマシだ!」

    コニー「教官笑わせられなかった奴はケツバットな!」

    ライナー「つうか、全裸でばれずにやりきるよか生き残る方がよっぽど楽だろ……」 
  297. 297 : : 2014/02/11(火) 22:46:18
    風呂に入るぜ!

    勝手に乗っ取っちゃやだぜ!
  298. 298 : : 2014/02/11(火) 23:11:05
    すみません。
    僕は赤ペン先生さんやエレン大好きさんのように楽しく書いてくださる方なら連作も大歓迎なんですが、あんまり適当なのやられるとちょっと困ります……。
    ssと言えど、結構みんなで頑張って作り上げたものなので。
    でも投げやりで止められるのも嫌なんで、やるからにはしっかり書ききってください。
  299. 299 : : 2014/02/11(火) 23:18:07
    おもしろランキング

    爆笑飛行機>赤ペン先生>エレン大好き>イモポテト
                        ↑
                  名前が既に面白くない(笑)
  300. 300 : : 2014/02/11(火) 23:19:43
    ……うぜ
  301. 301 : : 2014/02/11(火) 23:30:46
    マルコ「とにかくだ、こんなこともこなせないんじゃ正直いって足手まといだ。無理にやれとは言わないけど、腰抜け共の隣で毎日眠るのは僕は嫌だな」

    ジャン「なんかお前、性格最悪だな……」

    マルコ「で? 君たちはやるのかい?」

    ジャン「やるわけねえだろ、んなこt」

    エレン「……やる」

    ジャン「ハ?」
  302. 302 : : 2014/02/11(火) 23:44:29
    エレン「……へっ……マルコの言う通りだ。そんなこともできないんなら、まだ開拓地にでも行った方がマシだよな……」

    ライナー「えぇ~……。いや、開拓地どころじゃなくなるって……」

    マルコ「エレンはやるってさ! 他にやる奴はいないのかい?」

    コニー「教官の部屋に入ったらスタートな! 制限時間は5分以内で!」

    ベルトルト「……ぼ、僕もやるよ!」

    ライナー「ハ?」

    ベルトルト「……もうただの腰巾着は嫌なんだ。僕は今、行動を起こすべきだと思うんだよ!」

    マルコ「良い目になったね。まさしく戦士の目だ。これだけかい? 戦士は僕とエレンとベルトルトの3人だけなのかい?」
  303. 303 : : 2014/02/11(火) 23:58:07
    ライナー「えぇ~……。じゃ、じゃあ俺もやるよ……」

    マルコ「4人目来ました! ほらジャン! 上位層男子のなかでやらないのは君とそこのおバカさんくらいだよ?」

    ジャン「い、いや、バカなのはどう考えてもお前らの方だろ!」

    マルコ「果たしてそうかな?」チラッ

    ジャン「はぁ?」チラッ

    コニー「俺、教官の前で全裸でリンボーダンスやるぜ! 絶対笑い転げるから!」

    ジャン「……俺もやる」

    コニー「お? お前もリンボーやんのか?」

    ジャン「そっちじゃない」

    マルコ「よくぞ決心した」
  304. 304 : : 2014/02/12(水) 00:13:52
    ***

    アルミン(ふう……なんとか訓練に間に合ったよ……)

    アルミン(それにしてもミカサ……まさかエレンを振り向かせるのにあそこまで必死だとは……)

    アルミン(……でも、その思いがエレンに伝わればいいね)フフッ


    セイレツッ ハッ 


    アルミン(さて、僕はコレが終わったらミカサの約束通りエレンを呼びd)

    生まれたままの姿のエレン「」ビシッ

    アルミン「」
  305. 305 : : 2014/02/12(水) 00:17:44
    アルミン(え? ナニコレ!? 幼馴染がすっぽんぽんで王に心臓を捧げるポーズとってんだけど! なんで!?)

    アルミン「……ちょ、ちょっと、ジャン……実は今エレンがh」ヒソヒソ

    大自然を股間で感じているジャン「」ビシッ

    アルミン「」
  306. 306 : : 2014/02/12(水) 00:26:42
    アルミン(えぇ!? 意味わかんない! 全然わかんない! 何も共通点のないエレンとジャンが今ここではじめて『全裸をものともせずに王に心臓を捧げた』という点でつながりをもってんだけど!)

    アルミン(こ、これはもうライナーに相談するしか……)

    アルミン「ら、ライナー……エレンとジャンがほら! ねえってb」ヒソヒソ

    ゴリラのあるべき姿のライナー「」ビシッ

    アルミン「」
  307. 307 : : 2014/02/12(水) 00:37:01
    ジョニイぽんた「ミカサウザイシネ死ねエレアニ書いて!」
  308. 308 : : 2014/02/12(水) 00:45:30
    アルミン(な、何が起こってるんだよ! 芸術活動か何かかよ!?)

    アルミン(だ、ダメだ! もう何が起こってるのかがさっぱり分からない! 残されたのは理解力のあるベルトルトとマルコくらいだよ……多分コニーはすっぽんぽんだよ……)

    アルミン「ベルトルト、マルコ、ベルマルコ。ちょっと知恵をかしてくれ。僕の頭では処理しきれn」ヒソヒソ

    衣服という文化を捨て去り、文明人としての誇りをも捨て去ったけれど、自信をもって大地にかたく立つベルトルト「」ビシッ

    全裸で王の傍で仕事ができるなんて光栄だ、と思っているマルコ「」ビシッ

    アルミン「」
  309. 309 : : 2014/02/12(水) 00:58:28
    期待してるぜ!!(`・ω・´)
  310. 310 : : 2014/02/12(水) 00:58:55
    ***

    ミカサ(……エレン、私はあなたが行くところに必ずついていく。あなたと共に生きる。この訓練が終わったら、あなたにこの思いを伝えr)

    巨人の前に衣服を一枚残らず駆逐してしまったエレン「」ビシッ

    ミカサ「」

    ミカサ「」ポロポロ

    ミカサ「……なんで?」( ;_;)
  311. 311 : : 2014/02/12(水) 01:07:43
    ***

    アニ(確か今日、一人づつ立体起動させて評価するって言ってたね……)

    アニ(まぁあの二人なら何の問題もないとは思うけど……)チラッ

    巨人のときの方が鎧を装着している分、まだ健全だと言えるライナー「」ビシッ

    巨人のときの方が筋肉むき出しな分、グロテスクではあるかもしれないけどまだ見るに堪えうると思しきベルトルト「」ビシッ

    アニ「」

    アニ「」ポロポロ

    アニ「……なんで?」( ;_;)
  312. 312 : : 2014/02/12(水) 01:11:59
    ***

    キース「これより貴様らには一人ずつ飛んでもらう。見るに堪えんようなら即刻開拓地に送り出すからな! 分かったか!」ギリギリ

    104期生「ハッ!!!」ビシッ

    エレジャンライベルマル「」ガーン!!!!!
  313. 313 : : 2014/02/12(水) 01:25:01
    ***

    キース「……ジャン・キルシュタイン。立体機動装置の理解が深くその性能を引き出す術に長けている」

    キース「現状を認識する能力も持っているが、抜き身過ぎる性格が軋轢を生みやすい」

    キース「……そしてなぜか全裸だ。抜き身過ぎるって言ったって、ホントに抜き身になっちゃいかんだろ、おい……」
  314. 314 : : 2014/02/12(水) 01:32:52
    キース「……ライナー・ブラウン。屈強な肉体と精神力を持つ」

    キース「何より仲間から高い信頼を得る」

    キース「……そしてなぜか全裸だ。いや、確かにこんな屈強な精神力見せつけられちゃ何にも言えないけど……ターザンかお前は……」
  315. 315 : : 2014/02/12(水) 01:40:52
    キース「……ベルトルト・フーバー。あらゆる技術をそつなくこなし……高い潜在性を感じさせるが……」

    キース「積極性に欠け、自分の行動を人に委ねる癖がある」

    キース「……そしてなぜか全裸だ。今までの評価を完全に覆しやがった。潜在性どころかおおっぴらにし過ぎだ! それから全裸の人間を積極性に欠けるとは言わん!」
  316. 316 : : 2014/02/12(水) 01:54:30
    キース「……エレン・イェーガー。格闘術に秀でる他は目立った特技は見られないが、他ならぬ努力で徐々に成績を伸ばした」

    キース「人一倍強い目的意識を持つ」

    キース「……そしてなぜか全裸だ。何故なんだ! どんな目的意識を持ったらそういう結果になるんだ! 誰か教えてくれ!」
  317. 317 : : 2014/02/12(水) 02:03:51
    キース「……マルコ・ボット。憲兵団を目指しているとかほざきながらも、目標物を周りに譲ったりと、意味の分からん事を繰り返す奇行種」

    キース「挙句の果てにはあんな自己中っぽいキルシュタインを指揮官向きだ、とか言っちゃうちょっとアレな子」

    キース「……そしてなぜか全裸だ! マルコじゃなくてち○こ(チ・マル・コ)だよ! もう全然意味わかんないよ!」
  318. 318 : : 2014/02/12(水) 02:09:18
    キース「……と、まぁあの馬鹿どもは救いようがないが、こいつに比べたらまだましか……」ギリギリ→全裸で頭を掴まれているコニー

    キース「あろうことか教官室に全裸で……リンボーダンスを……」ギリギリ→全裸で頭を掴まれているコニー
  319. 319 : : 2014/02/12(水) 02:14:21
    これでおしまいける。

    見てくれた奴、ベリーサンキュー。

    少なくともイモポテトよかは面白かったと思う(^O^)/

    ばいちー!
  320. 320 : : 2014/02/12(水) 12:44:16
    エレアニを書けという要望が来たので、ここから書いていこうと思います。
    ただ、ミカサ死ねというのはやめて欲しいです。
    それぞれ好き嫌いがあるのは当然だとは思いますが、エレミカはエレミカで、エレアニはエレアニでそれぞれ楽しんでいただけたら嬉しい限りです。

    それでは アニ「え、エレンと一緒に寝ていたって?」をお楽しみください。
  321. 321 : : 2014/02/12(水) 12:54:06
    ミカサ「その通り。私はイェーガー先生の家に引き取られてからというもの、エレンと同じベッドで寝ていた」ドヤ

    アニ「ふ、ふん! 寝ていたって言っても本当にただ眠るだけだったんだろ?」

    ミカサ「そういうわけではない。ある日は突然固くなったエレンのイェーガーでお尻をつつかれた(朝立ちしたのがたまたま当たった)し、一晩中寝かせてくれない(アルミンから聞いた外の世界の話を延々と聞かされた)ことも多々あった」ドヤァァ

    アニ「くっ……」
  322. 322 : : 2014/02/12(水) 12:59:49
    ミカサ「つまり、エレンとは恋人以上夫婦未満の図式が成り立つ。あなたがいくら手を伸ばそうとも、到底エレンには届かないということを重々理解したうえで今後の訓練に励んでほしい。健闘を祈る」オヤスミー

    アニ「……クソォォ……」プルプル
  323. 323 : : 2014/02/12(水) 13:09:07
    ***

    巨人チーム定例集会

    ベルトルト「……というわけで、ジャンの馬面は父親の遺伝子を受け継いでいるのではないかというのが僕の見解なんだけど」

    ライナー「いや、母方の隔世遺伝の可能性を無視してはいかんだろ」

    ベルトルト「うーん、それもそうだね。アニはどう思う? 確か君は人間と馬の交配の結果生まれてきたのがジャン・キルシュタインだと言い張っていたけど」

    アニ「」シクシク

    ベルトルト「……アニ?」

    ライナー「お、おいどうしたんだよ。ベルトルトがまたなんかやらかしたのか?」アセアセ

    アニ「」シクシク
  324. 324 : : 2014/02/12(水) 13:14:47
    ベルトルト「な、泣いてちゃ分かんないよ。僕らに出来ることならなんでもするからさ」アセアセ

    ライナー「そ、そうだぞ。俺たちは兄弟みたいなもんだ。遠慮しなくていいんだぞ」アセアセ

    アニ「……うう……じづはぁ……」ポロポロ
  325. 325 : : 2014/02/12(水) 13:51:34
    ***

    ライナー「なぬ!? エレンがミカサと同じベッドで毎夜禁じられた性宴を繰り広げていただと!?」

    ベルトルト「い、いや、そこまでは言ってないと思うけど……」

    アニ「……ううう……ぐやじい……わだじもエレンとあんなごどやごんなごどをじだい~……」ポロポロ

    ベルトルト「……う~ん……」

    ライナー「……弱ったな……」
  326. 326 : : 2014/02/12(水) 14:06:49
    ベルトルト「あ、ならアニだってベッド関連の武勇伝でミカサに悔しい思いをさせてやればいいじゃない」

    アニ「……そんな武勇伝なんかないし……」ポロポロ

    ライナー「ああ、あれか! ほらアニ、お前だって昔、俺とこいつとベリックの男3人とベッドを並べて寝たことがあったろ?」

    アニ「……宿泊学習のときの話かい? あんなのベッドバラバラだったし、そもそもあんたらの隣で寝たことなんか誰一人羨ましいなんて思わないよ……」ポロポロ

    ベルトルト「いや、男3人が寝ている横で堂々とオ○ニーしていたってことなんかかなりの武勇伝だと思うけど」

    アニ「!!!」///
  327. 327 : : 2014/02/12(水) 14:11:37
    ライナー「深夜3時ごろだったもんな。あれなら皆眠っていると思い込んでも仕方ないよな」

    アニ「ちょ、ちょ!!」/// ピー!!!

    ベルトルト「誰だってムラムラすることはあるさ。ドンマイ、ドンマイ」

    アニ「え!? ちょ! ハ!?」/// プシュー!!!!
  328. 328 : : 2014/02/12(水) 14:14:59
    ライナー「そうだぞ。別に恥ずかしいことじゃない。漫画のキャラをおかずにすることなんかよくあることだ。寧ろ誇れ。武勇伝だぞ」

    アニ「ふんっ!!」/// ゲシッ ゲシッ

    ライベル「痛だだだだだ」ゴロゴロ
  329. 329 : : 2014/02/12(水) 14:24:44
    アニ「お、お、お、お、起きてたのかい、アンタら!!!!」/// プシュー

    ライナー「あんなに声たてられたら、そりゃ起きるぜ」ハハハ

    ベルトルト「皆、布団の盛り上がりでばれないように体を横に向けてたよね」ハハハ

    アニ「ちょ、ちょ、ふんっ‼‼‼」/// ゲシッ ゲシッ

    ライナー「痛だだ! いや、俺ら悪くねえだろ!」ゴロゴロ

    ベルトルト「痛い、痛い! 僕らはアニを気遣ってあげてたのに!!」ゴロゴロ
  330. 330 : : 2014/02/12(水) 14:29:44
    アニ「と、とにかく! 私がエレンとお近づきになれるように上手く取り計らいな! 失敗したら殺すからね!」///

    ライナー「かしこまりました、マスター!」ビシッ

    ベルトルト「ベーション!」ビシッ

    アニ「ふんっ‼‼」ッスパーン!!!

    ライベル「いったああああああああああああ!!!!!!」ゴロゴロ
  331. 331 : : 2014/02/12(水) 16:25:48
    おもしろいww
    期待です!!

    あと僕は自惚れるやつキライです…
  332. 332 : : 2014/02/12(水) 17:58:45
    爆笑飛行機よりイモポテトさんの方が面白いと思います
    まず イモポテトさんの作品を乗っ取った上にイモポテトさんを侮辱するような言葉は許せない
    あと そんな気持ちでssを書いてほしくない
    面白くないし虚しい そんなクズ野郎にイモポテトさんを騙る資格はない
    爆笑飛行機 暴言吐いてごめん 心が苦しい
    イモポテトさん期待です
    長文すみませんm(_ _)m
  333. 333 : : 2014/02/12(水) 18:06:32
    ***

    ライナー「……と、まぁアニの恋を応援することになったわけだが……」

    ベルトルト「正直言ってエレンは僕の恋敵なんだよなぁ……」

    ライナー「仕方ねぇだろ。あんだけオ○ニーネタでおちょくりまくったんだから、失敗したらマジでぶっ殺される。なんとかエレンとくっつける方法を考えろ」

    ベルトルト「でも王道でエレンにアニを意識させるなんて不可能だと思うんだよ」

    ライナー「……俺もそう思う」
  334. 334 : : 2014/02/12(水) 18:12:50
    ベルトルト「だから邪道でアニの魅力をエレンに伝える」

    ライナー「な、なんだ邪道って……?」

    ベルトルト「つまり全裸のアニをエレンのベッドに潜り込ませる」

    ライナー「ハ!?」ブフッ!!

    ベルトルト「これしか方法はない!!」

    ライナー「邪道すぎるだろ! 淫乱野郎じゃねえか!」
  335. 335 : : 2014/02/12(水) 18:19:51
    ベルトルト「あれだけ積極的なミカサのアプローチもエレンにスルーされているんだ。もうこうなったら本能に望みを託すしかないだろ?」

    ライナー「い、いや、だってお前、そんなんバレたら即刻開拓地だぞ!」

    ベルトルト「そうなったらそのまま故郷に帰ればいいさ」

    ライナー「で、でもお前、アニのこと好きなんだろ? だったら……」

    ベルトルト「好きだからこそ!!!」

    ライナー「!」

    ベルトルト「……好きだからこそ、アニには幸せになってほしいんだよ……」ポロポロ

    ライナー「……ベルトルト……お前……」
  336. 336 : : 2014/02/12(水) 18:32:02
    ベルトルト「僕はこれから同じ部屋の奴らが目を覚まさないように耳栓を詰めにいく。ライナー、君はアニにこの旨を伝えてくれ」

    ライナー「あ、ああ。だがアニが納得するかどうか分かんねえっていうか100%却下されると思うぞ」

    ベルトルト「僕はライナーを信じるよ……」

    ライナー「……」

    ベルトルト「僕は君を信じる。一緒にアニを幸せにしてあげたいと思ってくれる君だから信じるんだ」

    ライナー「……分かった。……えっと、エレンのベッドはどこだっけな?」

    ベルトルト「ドアから見て右側の一番奥の下段だよ。間違えないようにアニに伝えといてね」

    ライナー「よし。……ホントにお前はいいやつだよ」

    ベルトルト「よせよ。照れるだろ?」
  337. 337 : : 2014/02/12(水) 18:39:37
    ***

    ライナー「えっと……アニとエレンのラブラブ大作戦の方はだな……」

    アニ「ちゃんと上手くいってんだろうね……? あとその作戦名は変えな……」ゴゴゴ

    ライナー「……順調に進んではいるんだが……その……」オドオド

    アニ「はっきりいいな……」ゴゴゴ

    ライナー「……その……アニが裸でエレンのベッドに家庭訪問をするという方向になってだな……」

    アニ「」ゴゴゴ

    ライナー「い、いや! 分かってる! お前の言わんとすることは重々分かってはいるんだが、エレンの鈍感さは常軌を逸している。とても正攻法で敵う相手じゃない!」アセアセ
  338. 338 : : 2014/02/12(水) 18:48:26
    ライナー「部屋の奴らは起きないようにベルトルトが小細工をしにいったし、いざ情事がはじまれば俺とベルトルトは外に出る。エレンとは同じ部屋だからな」アセアセ

    アニ「……」

    ライナー「俺たちも必死でお前をサポートする。それに知ってるか? この作戦を考えたのはベルトルトだ。あいつ、お前に気があるんだぜ? それでもお前の幸せを心から願ってこんなことをしているんだ」

    アニ「で、でも……そんなの……恥ずかしいし……」///

    ライナー「3年前を思いだせ。そんなの恥ずかしくもなんともないはずだ」

    アニ「……3年前って何かあったっけ?」

    ライナー「宿泊学習だが?」

    アニ「」ゲシッ

    ライナー「す、スマン」イタタ
  339. 339 : : 2014/02/12(水) 18:58:56
    ***

    スッ ギイイ

    アニ「」/// ドックン ドックン

    アニ(うわわわわ! 遂に部屋に入っちゃったよ! ヤバい! 心臓の音が聞こえてくる!)ドックン ドックン

    アニ(ドアから見て……右側、一番奥の下段……)ドックン ドックン

    アニ(ま、まだ服着てるからあれだけど……ぬ、脱いじゃったらもう戻れない……)ドックン ドックン ヌキアシ サシアシ

    アニ(……こ、ここだよね……?)ドックン ドックン

    アニ(……お、お父さん……私は今日、女になります……!)ドックン  ドックン

  340. 340 : : 2014/02/12(水) 19:09:39
    アニはスルスルと自分の衣服を脱いでいった。

    白く透き通るような肌を、窓から差し込む月光が優しく照らし出す。

    形のよい乳房が、くびれた腰が、膨らんだ臀部が、そのすべてがアニを女であると証明していた。

    エレンのベッドに近づいていくその姿にはどこか魔性のものを感じさせる。

    引き込まれそうな裸体。

    簡単に言ってしまえば、怖いくらいに綺麗だった。

    とうとうアニはエレンのベッドの掛布団をめくった……。
  341. 341 : : 2014/02/12(水) 19:15:54
    ***

    食堂(待ち合わせ場所)

    ライナー「灯りがねえと何にも見えねえな……」テクテク

    ライナー「それにしても、まさかアニが実行するとは思わなかったぜ……。まあこれでエレンもアニを意識するようにはなるだろ……」

    ライナー「おーい、ベルトルト! いるんだろ? ちゃんと全員に耳栓したんだろうな?」

    シーン

    ライナー「?」

    ライナー「ベルトルト……?」
  342. 342 : : 2014/02/12(水) 19:34:01
    ***

    アニ「エレン……」///

    バッ

    ベルトルト(全裸)「Good evening, miss.(今晩は、お嬢さん)」

    アニ「」

    ベルトルト「なんとも綺麗な月夜だね。でもそんなお月様も、裸体をさらけ出している今の君には到底及ばない」

    アニ「……い……」

    ベルトルト「Shall we have a good time with me?(僕と素敵なひと時を過ごさないか?)」

    アニ「いやあああああああああ!!!!!!!!!!!!!!! なんでアンタがここに!!!!!!!!!!!!!!!」キャアアアアアアアアア

    ベルトルト「さあ、何でだろうね? Berthold Magicを使ったからかな?」クスクス
  343. 343 : : 2014/02/12(水) 19:45:47
    クッソ吹いたww
  344. 344 : : 2014/02/12(水) 20:19:48
    アニ「ひいいいいい‼‼‼‼‼」バタバタ ガチャッ 

    バタンッ!

    ベルトルト「あーあ、行っちゃった……せかっく面白くなるところだったのに……」







    ベルトルト「……確かにここはエレンのベッドだが……エレンのベッドにエレンが寝ているとは……限らないんだぜ?」バーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!

    _______________| 
    | To be continued >
    ――――――――
    |/
  345. 345 : : 2014/02/12(水) 20:31:39
    ***

    巨人チーム臨時集会

    アニ「」シクシクシクシクシクシクシク

    ライナー「……うんうん、辛かったな……本当に辛かったな……」サスサス

    アニ「」ポロポロポロポロポロ

    ライナー「……もうお前はしばらく休め。もうこれ以上苦しまなくていいんだぞ……」ポロポロ

    ベルトルト「……み……水……」ヨロヨロ

    ライナー「」ペッ! →唾  ビチャッ!
  346. 346 : : 2014/02/12(水) 20:42:29
    ライナー「乙女の純情を踏みにじったうえに、汚らわしいもん見せつけやがって! さっさと死ね!」ドカッ!

    ベルトルト「」ウッ

    ライナー「……アニ、立てるか? なんなら女子寮の前まで送っていくぞ?」ヨシヨシ

    アニ「……うん……だい……じょう……ヒック……ぐすっ……ぶ、ぶええええええええええええん!!!!!!!!!!!!!!! ヒイイイイイイイイン!!!!!!!!!!!!!!!」ビエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!!!!!!

    ライナー「よしよしよしよし、辛かった! うん、辛かった!」トントントントン

    ベルトルト「……み……水……」ヨロヨロ

    ライナー「」ペッ! →唾  ビチャッ!
  347. 347 : : 2014/02/12(水) 20:57:14
    ***

    3日後

    アニ「やっぱり私、エレンと付き合いたい。それも正攻法で」

    ライナー「そ、そうか……。タフだな、お前……」

    アニ「どうしたらいいと思う、ライナー?」

    ライナー「正攻法っつうんならやっぱデートに誘うとかか?」

    アニ「それが出来たら相談なんかしないよ。面と向かうと緊張して絶対誘えないね」

    ライナー「……う~ん……」
  348. 348 : : 2014/02/12(水) 21:09:31
    ライナー「……ならこういうのはどうだ? 対人格闘訓練の時間に賭けをするんだ。負けた方が休日に相手の欲しいものを一つ買う、みてぇにな」

    アニ「うん」

    ライナー「そしたら一緒に店まわったりとデートっぽいことができるんじゃねえのか? エレンは約束を守るぞ?」

    アニ「う~ん……。いい作戦だとは思うんだけど、いつも負けっぱなしのエレンが賭けにのると思うかい?」

    ライナー「のると思うが? それに心配なら勝率が五分五分になるようにわざと手を抜いて、賭けにのった段階で本気を出せばいい」

    アニ「……なるほど……。うん、いいかもしれないね。ならアンタはこのボロ雑巾が当日邪魔をしないように見張っててくれるかい?」

    ライナー「ああ、もちろんだ」

    ベルトルト「み……水……」

    ライアニ「」ペッ! →唾  ビチャッ!
  349. 349 : : 2014/02/12(水) 21:16:46
    ***

    対人格闘訓練

    エレン「おーい、アニ! 俺と組まねえか?」

    アニ「いいけど……また返り討ちにしてやるよ」

    エレン「へへっ、今日こそはお前に勝てそうな気がするからな。覚悟しろよ?」

    アニ「かかってきな……」
  350. 350 : : 2014/02/12(水) 21:25:43
    エレン「オラッ!」ブンッ!

    アニ(……最初っから喰らってたら不審に思われるからね……ここは軽く裁いて……)スッ

    エレン「オラオラオラオラ‼‼‼」ブンブンブンブン!

    アニ(ここも全部かわしておこう……)ヒュンヒュンヒュンヒュン

    エレン「オゥラアアアアア‼‼‼‼」ブンッ!!!!!!!

    アニ(今だ!!!)バキッ!

    アニ「ぶっほおおおおおおお‼‼‼‼‼‼」ズサアアアアア

    エレン「す、すまねえ! 大丈夫か!?」アタフタ
  351. 351 : : 2014/02/12(水) 21:34:28
    アニ「だ、大丈夫! 触らないで! ま、まぐれだけどなかなかやるね、アンタ……」フラフラ

    エレン「むっ! まぐれってなんだよ! これは俺の実力だ!」

    アニ「なんならもう一戦するかい? 今度は本気出しちゃうけど」フラフラ

    エレン「いいぜ? 俺も手加減はしねえからな……」

    アニ「ほら、来なよ」

    エレン「ドラッ!」ブンッ

    アニ(ここはガードして……)ガシッ

    アニ(わざとガードを解いて……)バッ

    エレン「おら、どした! 腹から顎にかけて……がら空きだぜっ! ドラアッ!」ブンッ

    アニ「ぐっはああああああああ‼‼‼‼」ドシャアアアアア
  352. 352 : : 2014/02/12(水) 21:45:43
    エレン「はっ! すまねえ! 加減できなかった!」アタフタ

    アニ「ぜ……全然効かないんだけど……? 本気で、殴ったのかい?」ヨロヨロ

    エレン「い、いや、滅茶苦茶効いてるじゃねえか! 強がってないで医務室にいくぞ!」アワワワ

    アニ「ま、まだだね! 決着はまだついていない!」ハアハア

    エレン「懲りねえな。俺の方が強いってもうわかってんだろ? ほら、手ぇかしてやっから」

    アニ「も、もう一戦! もう一戦だけ!」ハアハア

    エレン「嫌だな。俺は自分より弱いやつを殴りたくなんかない!」

    アニ「へ、へー……逃げるんだ……?」ハアハア

    エレン「むっ!」ピクッ

    アニ「一度勝ったら、今度は負けるのが怖くて逃げるんだ?」ハアハア

    エレン「だ、誰が逃げるっつったよ!」
  353. 353 : : 2014/02/12(水) 21:54:54
    アニ「お! やる気になったようだね……。なら何かかけるかい?」

    エレン「いいぜ……。じゃあ俺が勝ったらお前の晩飯をいただく」

    アニ「……私が勝ったら今度の休日、店で何か一つ欲しいものを買ってもらうから……」

    エレン「一つでいいのか……? なんなら俺の財布が空になるまで買ってやってもいいんだぜ? ま、負けることはねえけどな」フフン

    アニ「」チラッ

    ライナー(チャンスだぞ! 長くデートを楽しめるぞ!)ヒソヒソ

    アニ「オッケー……。その言葉に責任をもってよ?」スッ

    エレン「きな……」クイクイ
  354. 354 : : 2014/02/12(水) 22:07:16
    ***

    ライナー「た、確かに調子こいてるエレンには少々イラッときたが、これはやりすぎだ……」

    アニ「ご、ごめん……」

    体の穴という穴からいろんな液体が漏れているエレン「」ピクピク

    アニ「人間は金玉潰されたら再生しないってことすっかり忘れてたよ……」シュン

    ライナー「奇跡的につぶれずに済んだからいいようなものの、クリティカルヒットだったからな……。見ていた男子全員が股間を押さえて青ざめていたぞ?」

    アニ「うん……」

    ライナー「それに教官が止めに入らなかったらどうなってたことやら……。ミカサが『私の子供たちが!』って叫んだ時には皆吹き出したがな」

    アニ「あれからミカサの視線が背中を突きさすようなんだけど……」

    ライナー「ま、まぁデートできるんだ。細かいことは気にするな」
  355. 355 : : 2014/02/12(水) 22:31:55
    ミカサww
  356. 356 : : 2014/02/12(水) 23:23:53
    ***

    デート当日

    アニ「ごめんごめん。待たせたね」

    さりげなく内股のエレン「いや、そんなに待ってねえぜ?」

    アニ「てか何内股になってんのさ?」ツンツン

    エレン「うひゃああ!!!!」ビクビクビク

    アニ「あ、そうか。こないだのキックがまだ効いてるんだね」クスクス

    エレン「わ、笑いごとじゃねえぞ! もう少しで人体の一部が欠損するところだったんだからな!」

    アニ「怒らない、怒らない。アンタの鍛え方が足らなかっただけさ」フフッ
  357. 357 : : 2014/02/12(水) 23:29:03
    エレン「くっそ~。お前にだって金玉がついてりゃ、ぜってー負けねえのに……」

    アニ「あははは。情けない言い訳だね」ケラケラ

    エレン「う、うるせえよ! ほら、いくぞ」///

    アニ「はいはい」ケラケラ

    アニ(同じ下ネタでも、下心があるのとないのとじゃこんなに違うんだね……。なんだか今日は楽しめそうだよ)ニコニコ
  358. 358 : : 2014/02/12(水) 23:56:52
    ***

    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ

    ベルトルト「くっそ~……なんて下品なんだエレンは! 僕ならもっと気の利いたセリフを言えるのに!」プンスカ

    アルミン「君ならなんて言うんだい?」

    ベルトルト「僕だったら『君滅茶苦茶強いけど、本当は男なんじゃないの? 金玉がついてないか確かめさせておくれよ』って言うね」

    アルミン「」

    ライナー「アルミン、この歩くわいせつ物と会話をするな。毒されるぞ」

    アルミン「……うん」

    ミカサ「それよりも、せっかくのエレンのフリを見逃してしまうアニの馬鹿さ加減に安堵する自分がいるとともに、呆れてしまう自分もいる」ハアー

    ライナー「お前ならなんて返すんだ?」

    ミカサ「私なら『その程度の力で本当に金玉のついた男なのか疑わしい。ので、今ここで証明するべき』って言う」

    ライナー「」

    アルミン「ライナー、耳を貸さない方がいいよ。ミカサは常にありえない妄想シミュレーションをこなしているんだから……」

    ライナー「お、おう……」
  359. 359 : : 2014/02/13(木) 00:20:52
    ***

    アニ「確かアンタ、財布が空になるまで買ってくれるって言ったよね」ツンツン

    エレン「うう……こつこつためた支給金がぁ……」シクシク

    アニ「さーて、何を買ってもらおうかな?」ニヤニヤ

    エレン「あ、そういやミカサから『これだけは買っちゃだメモ』ってのを手渡されてんだった」

    アニ「なんだい、それ?」

    エレン「まあよく分かんねえ商品だから問題はねえだろ。ほれ、こんな感じだ」

    アニ「ええと……以下に挙げる商品をあの糞忌々しい女狐に買い与えてはいけない……。……ピル、コンドーム、ローター、バイブ、ペニバン、ディルドー、ズッキーニなどなど……って買わないっての!」///

    エレン「俺はズッキーニしか分かんねえんだが、なんで買っちゃだめなんだろうな? お前アレルギーか何かか?」

    アニ「そ、そこはツッコまなくていいから! ほら、アイスクリーム屋さんがあるから、まずあそこで奢ってよ!」グイグイ

    エレン「ん? お、おう……」
  360. 360 : : 2014/02/13(木) 00:29:37
    ***

    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ

    ベルトルト「ぐぎいい……エレンのやつ、なんておいしい展開なんだ! 『そこはツッコまなくていいから!』って言われたら『じゃあこのズッキーニをどこにツッコめばいいのかな?』ニヤニヤって僕なら返すことができるのに!」クウウウ

    アルミン「そんなだから、今君はこうして物陰から指を咥えて見てるんだよ……」

    ミカサ「私がアニなら『ズッキーニ以外知らないの? なら実際に教えてあげる』くらい言えるのに!」クウウウウウ

    ライナー「自分で買うなつっといて何言ってんだか……」
  361. 361 : : 2014/02/13(木) 00:48:54
    ***

    アニ「ええと……私は宇治抹茶にするよ。アンタは?」

    エレン「あ? ああ、俺はいいよ。金がもったいねえからな」

    アニ「あははは、ホント馬鹿だね。どうせ全部使われるんだ。今ここで自分のために使っといた方がいいに決まってるだろ?」ケラケラ

    エレン「あ、そういやそうだな! おっさん、俺はチョコチップとストロベリーとバニラのトリプルな! トリプルだぞ、トリプル!」

    アニ「ククク……必死になってる……」ププ

    エレン「ッ!」///
  362. 362 : : 2014/02/13(木) 01:08:18
    ***

    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ

    ベルトルト「な、なんか悔しいくらい微笑ましいな」

    アルミン「うん。見ててほっこりするね」(´ω`*)

    ミカサ「悔しい。ホント悔しい。なんでエレンの金玉を蹴飛ばしたらこんなおいしい思いをできるのか理解できない」プルプル

    ライナー「ぐ、偶然だろ……。別に作戦通りってわけじゃねえんだから……」ドキドキ
  363. 363 : : 2014/02/13(木) 01:17:53
    ***

    エレン「俺のチョコチップが……俺のストロベリーが……」シクシク

    アニ「ほ、ほらもう泣き止みなって……。上ダブルが仲良く側溝に落ちるなんて誰にもふせぎようのない事故なんだからさ……」トントン

    エレン「い、1ミリも舐めてなかったのに……」シクシク

    アニ「そんなこともあるって……(ぷくく、何このエレン超かわいい! 世話を焼きたくなるミカサの気持ちも分からなくはないね)」サスサス
  364. 364 : : 2014/02/13(木) 01:37:16
    エレン「……次はどこに行きたいんだ?」フキフキ

    アニ「洋服屋さんに行きたい。春の新作フードが出てるんだ。前からチェックしてたからね」

    エレン「フードなんか何着も持ってるだろ?」

    アニ「失くしちゃったんだよ。しかも一番お気に入りのやつをね。白地に黒の筆記体がすごくかっこ良かったんだけど……」

    エレン「ん? なんかそれ、ベルトルトの枕カバーにそっくりだな。あとでベルトルトに訊いてみたらどうだ?」

    アニ「……そうかい……。じゃあ帰ったらアイツの体に訊いてみるよ……」メラメラ

    エレン「どうした? 顔が怖えーぞ?」

    アニ「……お気遣いどうも……」コオオオオ
  365. 365 : : 2014/02/13(木) 11:45:36
    ***

    服屋

    アニ「ジャーン。どうだい? なかなか似合ってるだろ?」

    エレン「似合ってるけど、いつもと全然変わんねえじゃねえか」ケラケラ

    アニ「ムッ! ち、違うだろ! ほら、この両脇のラインとか!」ムスッ

    エレン「変わんねえ、変わんねえ。それよかこっちのオレンジのセーターの方が断然いいと思うぜ?」

    アニ「いや、絶対フードの方がいいね!」
  366. 366 : : 2014/02/13(木) 12:05:45
    エレン「たまには冒険してみろって。春らしくてかわいいじゃねえか」

    アニ「む~……。ならいいよ。両方買うから」フンッ

    エレン「え!? 両方買うの!? どっちか片っぽでいいだろ?」

    アニ「いや、両方買う。そこまで言われたらどっちも買わなきゃ気が済まない」

    エレン「ふ、フードがとってもお洒落でかっこいいな! 惚れ惚れするぜ!」アセアセ

    アニ「いやいや、このセーターもなかなかいいじゃないか」

    エレン「く、くうう……。まあいいか、どうせどこで金を使われようが一緒だし。じゃあ俺も自分の下着とか選んでくるからちょっと待ってろ」

    アニ「なに言ってんだい。アンタが使ったら私の使う分が減るだろ? ダメダメ、行くよ」ガシッ

    エレン「お、おい、さっきと言ってることが違うじゃねえか!」ジタバタ

    アニ「アンタのデリカシーのなさにカチンときたからね。今日はもう自分のために使っちゃダメだから」ズルズル

    エレン「お、俺も最近パンツを大量に失くしちまったんだよ!」ズルズル

    アニ「ミカサに訊いてみな……。きっと皆無事だから」ズルズル

    エレン「くっそおおおお~」ズルズル
  367. 367 : : 2014/02/13(木) 12:17:01
    ***

    エレン「そろそろ昼か……。腹減ってねえか?」

    アニ「そうだね。あのファミレスなんかいいんじゃないかい?」チラッ

    エレン「おう、ハンバーグのいい匂いがするな。入るか」テクテク

    アニ「うん」テクテク
  368. 368 : : 2014/02/13(木) 12:26:52
    ***

    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ

    ベルトルト「ファミレスか……いいな……」グー

    アルミン「お腹も空いたし、僕たちも入ろうよ」グー

    ミカサ「あそこのデミグラスソースは一級品」グー

    ライナー「入ってもいいが、お前ら金もってんのか?」グー

    ベルトルト「ライナー兄貴!」ガッシ

    アルミン「ライナー兄さん!」ガッシ

    ミカサ「ライナーおじさん!」ガッシ

    ライナー「お、奢れって言ってんのか!? あとミカサ、おじさんゆーな!」アセアセ
  369. 369 : : 2014/02/13(木) 12:45:20
    ***

    アニ「チーズハンバーグとライスの大、それからオニオンスープとドリンクバーも。……あんたは?」

    エレン「……お前がさっき、自分のために使っちゃダメだっつったんだろ?」ブスー

    アニ「あ、そうだった、そうだった。じゃあ以上で」

    店員「かしこまりました」ペコ スタスタ

    エレン「……ちぇ、普通『今は特別だから好きなもの頼みな……』とか言うもんだろ?」ブスー

    アニ「世の中そんな甘くないよ」ケラケラ
  370. 370 : : 2014/02/13(木) 13:07:19
    ***

    ベルトルト「僕はフォアグラのソテーで」

    アルミン「僕はトリュフソースのパスタで」

    ミカサ「私はキャビアソースのパスタ」

    店員「かしこまりました!」

    ライナー「待て待て待て! なに、人の金だと思って三大珍味なんか頼んでんだ! 一級品のデミグラスソースはオール無視か! 店員さん、今のは取り消してください」アセアセ

    ベルトルト「……じゃあ貧乏人セットのMで……」シュン

    アルミン「……貧乏人セットのSで……」シュン

    ミカサ「……貧乏人セットのLで……」シュン

    店員「……かしこまりました……」シュン

    ライナー「そ、そんなもん頼むな! 恥ずかしいだろ! あと何で店員さんまでシュンってなってんだ!」アセアセ
  371. 371 : : 2014/02/13(木) 13:31:27
    ***

    店員「お待たせしました! チーズハンバーグとライスの大です。大変お熱くなっておりますので、お気をつけてお召し上がりください」コトッ コトッ

    アニ「お、来た来た! おいしそうだね。いただきまーす」モグモグ

    エレン「……」ジーッ

    アニ「ん? もしかして分けて欲しいのかい?」ニヤニヤ

    エレン「ばっ! そ、そんなわけねえだろ!?」///

    アニ「へ~?」ニヤニヤ

    エレン「」/// グー

    アニ「あはは、体は正直だね。遠慮しなくていいって。半分あげるから」サクサク

    エレン「お、おう……」///

    アニ「あ……え、えっと……アーンってしてやろうか……?」///

    エレン「いや、それはいい。口内には何万という雑菌がいるって父さんが言ってたからな」キッパリ

    アニ「」カチーン

    エレン「でもありがとうな! チーハンは俺の大好物だぜ!」ニッコリ

    アニ「……はい、コレあんたのぶん!」サクサク サッ

    エレン「ええ! こんだけ!? 半分くれるって言ったじゃん!」チョーン

    アニ「……いらないのかい?」ギロリ

    エレン「い、いただきます……」ビクビク
  372. 372 : : 2014/02/13(木) 22:06:32
    ***

    アニ「はー、食べた食べた。さて、今度はどこにいこうかね」ゲフー

    エレン「む、無理して金を使うことはねえんだぞ? もう戻って自主練するってのもアリだと思うが……」

    アニ「あといくら持ってんだい?」

    エレン「え……えっと……250円くらいかな……(ヤベー! 嘘ついちまった! でもばれなきゃ大丈夫だろ……)」ドキドキ

    アニ「ちょっとジャンプしてみな……」

    エレン(チンピラじゃねえか!)ビクビク
  373. 373 : : 2014/02/13(木) 22:11:13
    ***

    体育座りをしてうなだれてるエレン「」シクシク

    アニ「結構持ってたね。じゃあ今日はパアーッと使おうか」ニヤニヤ

    さらにうつむくエレン「イェ、イェッサー……」シクシク

    アニ「じゃあ次はゲームセンターに行きたい。ほら立ちな、他の人が見てるから」///
  374. 374 : : 2014/02/13(木) 22:25:43
    ***

    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ

    ミカサ「ぐぬぬぬ……あの女狐、調子に乗って……」ギリギリ

    アルミン「まあまあ、エレンが自分から言ったことなんだからしょうがないよ」アセアセ

    ベルトルト「どうする? 僕らもゲームセンターの中にはいるかい?」

    ライナー「お前ら、金もってねえんだろうが。ダメダメ、外で待ってるぞ」

    アルミン「そんなぁ! UFOキャッチャーしかしないからさ!」ガッシ

    ベルトルト「2000円以上は使わないって約束するから!」ガッシ

    ミカサ「景品コンプするまで帰れま10やるだけだから!」ガッシ

    ライナー「だから俺の金でだろ!? あと、ミカサのそれはいくらかかんだよ!」
  375. 375 : : 2014/02/13(木) 22:37:16
    ***

    ゲームセンター内

    エレン「うっひょおお! 巨人シューティングがあるじゃねえか!」バタバタ

    アニ「え、えーっと……それはやめとかないかい?」ズキズキ

    エレン「あ、ほら! こっちは巨人叩きだ!」ウヒョオ

    アニ「……」ズキズキ

    エレン「これは何だ? あ、超大型巨人パンチングマシーンだ!」ワーイ

    アニ「それやろうか!」パアアア
  376. 376 : : 2014/02/13(木) 22:37:33
    ***

    ゲームセンター内

    エレン「うっひょおお! 巨人シューティングがあるじゃねえか!」バタバタ

    アニ「え、えーっと……それはやめとかないかい?」ズキズキ

    エレン「あ、ほら! こっちは巨人叩きだ!」ウヒョオ

    アニ「……」ズキズキ

    エレン「これは何だ? あ、超大型巨人パンチングマシーンだ!」ワーイ

    アニ「それやろうか!」パアアア
  377. 377 : : 2014/02/13(木) 22:43:02
    イモポテトさんの作品超面白い!!

    期待!!
  378. 378 : : 2014/02/13(木) 22:45:58
    ***

    ライナー「なんかエレンのために作られたようなゲーセンだな……」

    ベルトルト「入口に『巨人と犬は立ち寄るべからず』って書いてあったよ……」

    ライナー「ユダヤ人迫害中のナチスかっつの……」

    ミカサ「ぐぬぬぬ……」チャリンチャリンチャリン

    アルミン「くっそおおおお! 掴む気あるのかよコレ!」チャリンチャリンチャリン

    ライナー「あ、馬鹿! お前ら何勝手に他人の金使ってんだ!」

    ベルトルト「ライナー! この機会、お金入れれば入れるだけメダルが出てくるよー?」ジャラジャラジャラジャラ

    ライナー「馬鹿あああああ‼‼‼‼‼」オーイオイオイオイ
  379. 379 : : 2014/02/13(木) 22:59:06
    ***

    エレン「いやー! 楽しかったな、ここ! っていうかお前、太鼓の達人へったくそだな!? 泣きじゃくりながら太鼓叩く奴なんか初めて見たぞ?」

    アニ「ふ、ふん! あれはルールが少々複雑すぎだね!」プイッ

    エレン「コニーでも分かるっての。で、次はどこ行くんだ?」

    アニ「次は雑貨屋だね。まだまだお金はあることだし」

    エレン「まあ考えてみりゃ、俺もそんな使うことねえしな。別に惜しくもなくなってきたわ」

    アニ「そうそう。さーて何買おっかな~♪」

    エレン「楽しそうだな」

    アニ「うん。すっごい楽しい」ニコッ

    エレン「そ、そうか……」///
  380. 380 : : 2014/02/13(木) 23:15:52
    ***

    ゲームセンター内

    ライナー「お、おい! エレンとアニはもう出てったぞ? 追いかけなくていいのか?」アセアセ

    ベルトルト「話しかけるな、ライナー! 気が散る!」ヨガッファイヤッ ヨガッファイヤッ

    ミカサ「春麗の大腿筋は見習うべきものがあると思う」スピニングバードキーック

    アルミン「こーやってプリクラ撮ったら女の子にしか見えない……」ガーン

    ライナー「UFOキャッチャー以外もやってるし……」プルプル

    ライナー「2000円どころじゃねえし……」プルプル

    ライナー「景品出ねえ奴やってるし……」プルプル

    ライナー「嘘つき共があああ!」ウワアアアアン
  381. 381 : : 2014/02/13(木) 23:21:31
    面白いです
  382. 382 : : 2014/02/13(木) 23:34:04
    ***

    雑貨屋

    アニ「あ、この髪留めなんかすごくかわいいね」

    エレン「こっちのダウジングの棒もいいぞ」

    アニ「思い切ってリボンにしちゃうってのも……」

    エレン「このお寿司型消しゴムも捨てがたいな」

    アニ「この耳飾りはさすがに教官に怒られるかな……?」

    エレン「これはどうだ? お風呂で使える『泳ぐたい焼き』」

    アニ「……アンタ本当にくだらないものが好きだね……」ハアー

    エレン「そうか?」
  383. 383 : : 2014/02/13(木) 23:55:38
    ***

    アニ「さて、次で最後にしようか」

    エレン「そうだな。っていうかもう金が無くなりかけてるからな」

    アニ「最後はCDショップに寄りたいんだけど……」

    エレン「なんだ、CDならミカサがいっぱいもってるぞ? Emerson, Lake & Palmerの『恐怖の頭脳改革』とかKing Crimsonの『太陽と戦慄』とか」

    アニ「タイトルだけで人柄が分かるね……」
  384. 384 : : 2014/02/14(金) 17:56:59
    エレン「アニはどんなCDが欲しいんだ?」

    アニ「どんなのが欲しいって決まってるわけじゃないんだけどさ、私は誰も気にも留めないけど実は優れているアルバムを見つけるのが好きなんだ」

    エレン「隠れた名盤ってやつだな」

    アニ「そう、それ! ハズレが多いからあんまり買わないんだけど、今日は自分のお金じゃないからね。心おきなく買えるよ」

    エレン「良いのが見つかるといいな」
  385. 385 : : 2014/02/14(金) 18:17:03
    ***

    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ

    アルミン「CDか……。僕も欲しいのがあるんだよな……」

    ベルトルト「奇遇だね、僕もだよ」

    ミカサ「あなたたちとはおいしいお酒が飲めそう」

    ライナー「だ、ダメだぞ! さすがにもうダメだからな! 1円たりともやらんぞ!」

    アルミン「ケチ!」

    ベルトルト「ケチんぼゴリラ!」

    ミカサ「毛だるまちんぼこゴリラ!」

    ライナー「うるせえ! あとケチんぼは毛だるまちんぼこの略じゃねえ!」
  386. 386 : : 2014/02/14(金) 18:31:15
    ***

    CDショップ

    アニ「いっぱいあるね」

    エレン「ああ、どれ買ったらいいのか分かんねえな」

    アニ「どれでもいいんだよ。私はこうやって目をつぶって適当にとる。それで持ってないCDなら必ず買うんだ」

    エレン「おいおい、そんな適当でいいのかよ」

    アニ「大丈夫。もちろんハズレの方が多いけど、これが偶に大当たりするんだ。その時の嬉しさはひとしおさ」

    エレン「まあお前がいいんなら別に構わねえが……」

    アニ「さっそくやるよ。ええと……うん、これだね」パシッ
  387. 387 : : 2014/02/14(金) 18:46:55
    エレン「どれどれ? ええと……Sascha & Connieの『紅蓮のアナル』?」

    アニ「」

    エレン「よく分からんが買い物かごに入れとくぞ?」

    アニ「ま、待って! 聞かなくても分かる! これ明らかにハズレだから!」アセアセ

    エレン「自分の言葉には責任もたなきゃな。持ってないんだろ、コレ?」

    アニ「も、持ってないけどさ……」

    エレン「ならルールだから絶対買うべきだ。まあ気にすんな、あと2枚くらいは買えるから」

    アニ「う、うう……」
  388. 388 : : 2014/02/14(金) 19:17:09
    アニ「な、なら……コレ!」パシッ

    エレン「どれどれ? ええと……Reiner Brownの『¿お味はOK?』?」

    アニ「」

    エレン「Reiner Brownって、あのライナーか!? すっげー! あいつCDデビューなんかしてやがったのか!」

    アニ「い、いやだ! こんなのいらないよ!」

    エレン「せっかくライナーが歌ってんだぞ?」

    アニ「あいつが歌ってるとこなんて聞いたことないよ!」

    エレン「でも約束は約束だ。ほら、最後の一枚を選べ」

    アニ「う、うう……」
  389. 389 : : 2014/02/14(金) 19:28:08
    ***

    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ
    壁|ω・`)チラ

    ベルトルト「なんだよライナー、『¿お味はOK?』って?」

    アルミン「てっきりライナーならホモネタをちらつかせて来ると思ってたけど」

    ミカサ「意外……」

    ライナー「タイトルを逆から読んでみろ」

    ベルトルト「ケッオハジアオ?」

    ライナー「ケツを恥じ合お? だ」

    ミカサ「なるほど」

    アルミン「全然意味わかんないけどすごいや!」

    ベルトルト「自分を見失わないっていう姿勢を感じるな」

    ライナー「褒めるな、褒めるな。照れるだろ?」///
  390. 390 : : 2014/02/14(金) 19:39:33
    ***

    アニ「最後の一枚は……コレ!」パシッ

    エレン「どれどれ? おお、すげえ! こんな珍しいの見たことないぜ!」

    アニ「えっ! そんな凄いやつなのかい?」

    エレン「ああ! Sascha Brausの『放屁音サンプリング~耳をすませば~』だってよ! サシャのやつすげーな! よく恥ずかしげもなく……」

    アニ「」

    エレン「ん? ってことはさっきのSascha & Connieってあのサシャとコニーか? すげえな! 三枚とも身内かよ!」

    アニ「」
  391. 391 : : 2014/02/14(金) 20:12:34
    ***

    訓練所 食堂

    ガヤガヤ

    ミーナ「聞いたよ、アニ。今日一日エレンとデートしてたんだって?」ニヤニヤ

    アニ「」チーン

    ミーナ「アニ? おーい」ヒラヒラ

    アニ「」
  392. 392 : : 2014/02/14(金) 20:14:25
    サシャ「アニ、お出かけしたんですか? お土産はどこです? パァンは?」セカセカ

    アニ「」スッ →CD×3

    サシャ「あ、コレ私のCDじゃないですか! 2枚も買ってくれたんですか!? ありがとうございます!」ブッ

    アニ「」シクシク
  393. 393 : : 2014/02/14(金) 20:21:25
    これで終わりです。
    結局アニが報われない話しか書けないということに今気づきました。
    また短編を連ねるかもしれませんが、しばらく休むと思います。
    それから書いてくださる方、大歓迎です。
    世界一だらだらと続くssで一緒にギネス目指しましょう。

    読んでくださり、本当にありがとうございました。
  394. 394 : : 2014/02/14(金) 20:22:50
    面白かったです!
    ギネスを狙って頑張って下さい!
  395. 395 : : 2014/06/20(金) 00:37:17
    本当に暫く休んでますね~
  396. 396 : : 2014/07/03(木) 23:37:53
    あ~ん(´Д`)
    どどすこすこすこd=(^o^)=b
    どどすこすこすこd=(^o^)=b
    どどすこすこすこd=(^o^)=b
    LOVE注入(i_i)\(^_^)
    以上、ホモからの
    これ見た奴のッケツをッ掘るぞッ!!!!
    宣言でしたッ!!!!ヽ(・∀・)ノ
    それでは皆さん、いいケツ洗いをしてくださいね♪
  397. 397 : : 2016/01/02(土) 22:11:10
    面白かったけど・・・
    久しぶりにライナーとベルトルトとアニとミカサに怒りを覚えた。
  398. 398 : : 2018/01/06(土) 04:00:34
    アドモンステレオモテレオモ
  399. 399 : : 2018/01/06(土) 04:00:48
    アドモンス適正
  400. 400 : : 2018/01/06(土) 04:01:10
    アドモンスの秘密
  401. 401 : : 2020/10/06(火) 10:12:12
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986

    http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=18

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