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  1. 1 : : 2020/01/20(月) 03:20:48
    短編。ヴィン←オメ。強めの幻覚、捏造過多。10巻までの内容が出ます。未読の方は先に読んできてください。オメガ視点です



    3ヶ月後に迫るガチ杯に向け、チームを組むことになった。スカル達と別れて以来、別のメンバーを入れてもヴィンテージは仲間に納得せずチームを組むことはなかった。彼らは彼らなりに努力していたし、それなりの実力があったが、ヴィンテージの前ではそれも全部言葉だけになる役立たず。今度はXのランキング1桁台の人と試しで組んでみるらしい。



    それから…と考えていると手元にまとめていたバトルのデータやら戦法やら、敵情報のプリント類が窓から入ってきた風で飛ばされてバラバラになる。はあ、やり直しだ。立ち上がり、1枚1枚拾い集めていく。その中に見知った顔が写っているプリントがある。リーダーのヴィンテージについてまとめられているプリントだ。戦績から戦い方まで、私が見てきた限りでまとめた資料だった。

    続きはそのうち
  2. 2 : : 2020/01/22(水) 22:52:58
    彼について書かれたそれをまとめつつ、もう一度繰り返さないよう窓を閉める。日が落ちかけていて星が瞬き始めていた。そういえば今夜は流れ星が見れるんだっけ。テレビでそんなことが流れていた気がする。有名な天文学者とか名前は聞いたことあるような人たちが言っていた。



    どうせなら彼と見たい。今彼は何をしているのだろう。大方ブキの手入れとか強いチームのバトル動画でも見てるのだろう。…私も彼の隣で強さを求めているが、彼はどこを目指しているのだろう。もし、今度のガチ杯で1位になったら。優勝して彼の心が満たされたら。そしたら私を見てくれるのだろうか。



    私はきっと彼が好きなのだろう。ふとした時に彼のことを考えてしまう。これが恋…。自覚した割に意外とあっさりしているものだ。ただ、この想いを伝えるつもりはない。彼を困らせてしまうから。それに伝えてもきっと見てくれない。見ている世界が違うから。

    けど…。もしも、優勝できたのなら。どうか、このもどかしい気持ちを取り除いて。

    空に一筋の光が走る。優勝出来たらどうか私の手を取って、強く抱きしめて。












    なんか不完全燃焼な感じがしますが終わりです。完全に妄想の垂れ流しでしたが読んでくださった方々ありがとうございました。早くXブラッドのせんしゅめイカん見たいですね。

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