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  1. 1 : : 2014/01/19(日) 19:00:13

    今回は3話と4話の同時投稿です。
  2. 2 : : 2014/01/19(日) 21:38:03

    3,誓い



     ~ウォールマリア南東 とある山奥の村~



    村人「巨人だぁぁぁぁぁ!!」


     ズシン ズシン


    「どういうことだよ。まさか壁が!」


    アニ父「アニ!こっちへきなさい!」

    アニ「うん。」


    「馬はどうだ!!」

    「この村には数頭しかいねぇ。全員は無理だ!」

    「なら俺達のやることは決まっている。」

    「子供達を全員乗せろ。」

  3. 3 : : 2014/01/19(日) 21:54:16

    「いいかベルトルト。お前が馬を走らせて壁まで行くんだ。馬の操り方は前に教えたな。」

    ベルトルト「うう…でも、父さん、母さん…」ポロポロ

    ベル父「泣いてる暇は無い。ライナー君とアニちゃんを乗せていけ。」

    ベル母「子供なら三人乗れるはずよ。」

    ベル父「さぁ、行け!」

    ベルトルト「うん!」ポロポロ

    ベル母「生きて、ベルトルト。」ポロポロ
  4. 4 : : 2014/01/19(日) 22:01:09



    「ベルトルト!」

    ベルトルト「ライナー。馬、準備出来たよ。」

    ライナー「大人達はみんな残るそうだ。父さんと母さんも囮になるって。」

    ベルトルト「うん。僕もだよ。」グスッ

    ライナー「畜生ッ!!なんで巨人が!」



      やだ!私もいく!


    ベルライ「!!」

    ベルトルト「あれは……」

  5. 5 : : 2014/01/19(日) 22:09:31

    アニ「私も一緒に戦う!!」

    アニ父「言うことを聞きなさい!!アニ!」

    アニ「やだ…やだ…」

    ライナー「アニ!急げ!」

    アニ父「ちょうどよかった。二人とも、アニを連れて行ってくれ。」

    ベルトルト「え…でも…」

    ライナー「はい!」ヒョイ

    アニ「ちょっと!ライナー離して!」

    ライナー「行くぞ!ベルトルト!」

    ベルトルト「…ッ。」

    アニ父「ありがとう。二人とも、アニをよろしく頼む。」

    ベルライ「はい!!!」

  6. 6 : : 2014/01/19(日) 22:19:19


     パカラッ  パカラッ


    アニ「お父さぁぁぁぁん!」


    アニ父「アニ……最愛の娘よ。生きてくれ。父さんのぶんまで。」


     ズシン ズシン ズシン



    巨人「…」ニタァ



    ライナー「もう巨人があそこまで!!」

    アニ「お父さんは強いんだ!!巨人なんて格闘術で!!」

    ベルトルト「見るな!!アニ!!」




    巨人「アーン」




      バクッ





    アニ「……え…」

    ライナー「くそ!!」

    アニ「うそ…そんな…」ポロポロ

  7. 7 : : 2014/01/19(日) 22:35:03



     パカラッ パカラッ


    ライナー「ベルトルト…前、見えてるか?」

    ベルトルト「…」ヒック グスッ

    ライナー「………」

    ライナー「(俺がしっかりしねぇと。)」







    フレイ「(巨人がここを埋め尽くすまで待たねぇと…)」

    フレイ「(何年かかっても、やるしかない。もうオレは罪を背負っている。)」

    フレイ「オレは戦士だ。使命を全うする。」ボソッ






    エレン「あいつら、この世から…」

    アルミン「……エレン。」

    エレン「駆逐してやる!この世から…一匹残らず!!」







     パカラッ パカラッ



    アニ「………」

    ベルトルト「アニ?」

    アニ「……る。」

    ライナー「……え?」

    アニ「殺してやる。あいつらを…」

    ライナー「!?オイ、アニ!」

    アニ「………」








    フレイ・エレン・アニ「(必ず!!!)」

  8. 8 : : 2014/01/19(日) 22:38:37

    それぞれが誓いをたてた3話でした。それではこのまま4話にいきます。

  9. 9 : : 2014/01/19(日) 22:56:37

    4,ウォール・ローゼ




    フレイ「着いた、二枚目の壁だ。」


     ガヤガヤ ザワザワ


    フレイ「(結構生き残ったな。まだまだ時間がかかりそうだ。)」

    フレイ「さて、これからどうするか。……ん?あれは…」



    エレン「お前らなんか見たこともないクセに!巨人がどうやって、人を…」

    兵士「まだ言うか、このガキ!」

    アルミン「ごめんなさい!」バッ

    アルミン「お腹が空いてイライラしてたから…大人の方に失礼なことを…本当にごめんなさい!」



    フレイ「(あいつら。)」









    ミカサ「エレンを飢え死になんてさせない。」ガッ

    エレン「」モガッ

    ミカサ「食べて!ちゃんと生きるの!」

    エレン「」ポロポロ


    フレイ「………。」コソコソ

    フレイ「(くそ…オレは本当に正しいのか…わからねぇよ。)」

  10. 10 : : 2014/01/19(日) 23:13:32

    その後フレイは人々にまぎれて荒地の開拓にまわされた。そこでこれからどうするか、考えていた。



    フレイ「…あれは…?」


    兵士「急げ!お前らはここだ!」


    フレイ「(あの服に装置はシガンシナ区でも見たな。)」



    フレイ「すみません。」

    兵士「なんだ?」

    フレイ「それは何ていうんですか?」

    兵士「変なことを聞くやつだな。これは立体機動装置だ。」

    フレイ「立体…機動…」










    フレイ「つまり聞くところによると巨人に対抗する手段らしいな。」

    フレイ「訓練兵になり三年訓練して、調査兵団、憲兵団、駐屯兵団になれる。」

    フレイ「憲兵団は内地にいけるから、情報集めには好都合だ。」

    フレイ「それにウォール・マリアを巨人が埋め尽くすのには、数年待ったほうがいいし。」

    フレイ「あの技術を覚えておいて損は無い。」

    フレイ「決めた!訓練兵になろう!」

  11. 11 : : 2014/01/19(日) 23:26:09

    翌年、領土奪還をかけた総攻撃が開始され失敗。人類はウォール・マリアを放棄、領土の三分の一と人口の二割を失った。












    847年


    「ただいまより、第104期訓練兵の入団式をおこなう!」

    キース「私が運悪く貴様らかんとくすることになった、キース・シャーディスだ!」




    エレン「(ああ、俺はやる。巨人を一匹残らず駆逐してやる。)」



    アニ「(あと三年……お父さん、必ずかたき、とるからね。)」


    フレイ「………」

  12. 12 : : 2014/01/19(日) 23:29:57

    3・4合併号はここまでです。

    次からは訓練兵編です。
  13. 13 : : 2014/01/19(日) 23:30:31

    ってか誰か見てるんですかね?これ
  14. 14 : : 2014/01/20(月) 16:46:24
    見てるよ〜\(^_^)
    面白いです!
  15. 15 : : 2014/01/21(火) 16:57:47

    上の方ありがとうございます。
  16. 16 : : 2014/01/23(木) 20:39:50

    1話 任務

    http://www.ssnote.net/archives/7942

    2話 破壊

    http://www.ssnote.net/archives/8000

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