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モーゼス「ダークホース?」
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- 1 : 2019/09/21(土) 19:29:48 :
- モーゼス「俺がか?」
ミケ「そうだ」
モーゼス「だが俺の強さは調査兵団では有名だっただろ?」
ミケ「たしかにそうだな。他の兵団にも噂されていたと聞く」
モーゼス「ならダークホースって言わないんじゃないか?」
ミケ「いや、読者にあんまりお前の強さは浸透してなかったよな?」
モーゼス「あ、そういうことか」
ミケ「お前の強さどころか、お前のフルネームを言えない読者もいるだろう。いや、存在すら知らない読者がいてもおかしくないな」
モーゼス「ちなみにお前は俺の名前を言えるか?」
ミケ「当たり前だろう。モーゼス・ブラウンだろ」
モーゼス「正解だ」
ミケ「じゃあ俺の名前は?」
モーゼス「ミケ・ザカリアスだろ?」
ミケ「ふっ、正解だ」
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- 2 : 2019/09/21(土) 19:41:33 :
- ミケ「漫画版でお前は母親にブラウンと呼ばれていたな」
モーゼス「あれは作者の間違いだったらしいぞ?自分の息子を苗字で呼ぶのはおかしいだろ」
ミケ「たしかに。だからアニメ版でモーゼスって変更されていたのか」
モーゼス「その改変も読者を混乱させたらしいな。まぁ声優の欄にモーゼス・ブラウンってあったからよく見れば分かる話なんだけどな」
ミケ「そうだな。それにしてもお前の死は残念だった」
モーゼス「リヴァイが来る前は俺が戦闘力では1番だったんだけどな」
ミケ「俺は3番手だったからな」
モーゼス「あの冒頭の巨人は倒したんだけどな」
ミケ「そういえばその冒頭の巨人が、9つの巨人だって考察されていた時期があったよな」
モーゼス「あったな。でも戦鎚の巨人が出てきたからその考察は間違いだったな」
ミケ「あぁ。お前が死んだのは‥巨人の大群と遭遇した時だったか?」
モーゼス「たしかそうだな‥あの数は異常だった」
ミケ「しかもお前は仲間を庇って死んだよな。本当に残念だったよ。お前がいれば状況は変わっていたかもしれないのにな」
モーゼス「今だからわかることだが‥あの大群はアニ・レオンハートが連れてきた巨人の大群の一部だよな」
ミケ「その可能性は高い。おそらくレオンハートの叫びの力に反応したが、レオンハートに接近しなかった例外の巨人‥奇行種だったのかもしれない」
モーゼス「だよな‥あの巨人の大群は一体一体が強かったもんな」
ミケ「あぁ。あそこまでの大損害になるとはな」
モーゼス「皮肉な話だが壁が壊されたのはあの日だったよな?」
ミケ「ん?そうだと思うが」
モーゼス「あの日に超大型に壁を破られて無かったら‥調査兵団は解体されていたかもな」
ミケ「まぁ元から調査兵団の存在価値には議論されていたことだからな。たしかにそうかもしれない」
モーゼス「壁を壊されたからエルディア国民の意識は変わったよな。」
ミケ「あぁ。自分たちはいつ巨人に滅ぼされてもおかしくないってやっと気づいたからな」
モーゼス「ま、憲兵団に逃げたいって奴も増えちまったけどな」
ミケ「結果オーライってやつだろ」
モーゼス「だな」
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- 3 : 2019/09/21(土) 19:47:46 :
- モーゼス「よく考えてみたが、俺のキャラ設定のわりに俺は活躍できなかったよな」
ミケ「それが進撃の巨人だ」
モーゼス「お前はリヴァイ兵長に次ぐ実力者ってゲルガーに言われていたのに‥あの後あっさり獣の巨人に殺されたよな」
ミケ「残酷な世界だ」
モーゼス「しかもお前の死に様はトラウマになった読者も多かったらしいじゃないか?」
ミケ「ふっ、俺の名演技のおかげだろ」
モーゼス「それもあるがあのシーンは衝撃だっただろ?あんなに強かったミケがあっさりと殺された!?って読者も思っただろう」
ミケ「‥俺は台本でゲルガーのセリフを見たときから嫌な予感はしていた‥」
モーゼス「死亡フラグってやつか?それより前のお前のセリフから死亡フラグ立っていただろ?」
ミケ「戦い続ける限りまだ負けてないってセリフか?」
モーゼス「あーそれだ。たしかナナバにドヤ顔で言っていたよな」
ミケ「言われてみれば死亡フラグ立ってるな‥」
モーゼス「ま、今更気づいても遅いけどな」
ミケ「まぁそうだな」
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- 4 : 2019/09/21(土) 19:53:38 :
- モーゼス「死に方が衝撃だったキャラと言えば」
ミケ「誰かいたか?」
モーゼス「ナナバだろ」
ミケ「アニメ版で改変されたあのセリフか?」
モーゼス「あれは色々と連想させられてこう‥なんか来るものがあったよな」
ミケ「そうだな。過去にどんな経験をナナバはしたんだろうな」
モーゼス「やめてお父さん!!!!もうしません!!!許してー!!!」
モーゼス「って言っていたから虐待されていたんじゃないか?」
ミケ「あり得るな。なんかリアルで怖いな」
モーゼス「しかも声優の演技力もあって、より恐怖を感じた‥声優ってすごいよなぁ」
ミケ「だな。やっぱり漫画も面白いが、俺はアニメの方が面白いと思うぞ」
モーゼス「ま、漫画には漫画の面白さはあるけどな。たしかにアニメの方が躍動感があるから迫力がある。あと声優の声を聞けるのも良い」
ミケ「だろ?」
モーゼス「そう言えばお前無口キャラだったのに今日はよく喋るな」
ミケ「いや無口な人間でも喋るときは喋るぞ?」
モーゼス「それもそうか」
ミケ「それに今は仕事の休憩中だ。息抜きには雑談が良いだろう」
モーゼス「そうだな」
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