苗木「安価で七海先輩と付き合う。」2

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苗木「安価で七海先輩と付き合う。」2

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1 : シャガルT督 : 2014/01/18(土) 00:37:09

もうしわけありません。

よくは分かりませんが、スレッドの下の方がいいされなくなってしまい、更新出来なくなってしまったので、こっから続きを書きます。

それと、↑のトラブルのせいで、安価の結果が見えないので、再安価おねがいします。

本当にもうしわけありません…。
2 : 名無しさん : 2014/01/18(土) 07:18:32

期待
3 : あああuOF14WGWFE : 2014/01/18(土) 07:27:16

すいませんでした(-_-)
4 : シャガルT督 : 2014/01/18(土) 11:54:37

では少し前から書いていきます。

苗木（この店では200円出すと3回プレイできる…）

苗木（つまり、挑戦できる回数は4回。）

苗木（その4回で…絶対成功させる！）

＞＞5 コンマ50以上で成功（安価）
5 : 名無しさん : 2014/01/18(土) 17:47:48

ほい
6 : シャガルT督 : 2014/01/19(日) 01:28:45

苗木「クッ……!!」

七海「おしい！」

七海「ところで誠くんってぬいぐるみが欲しかったの？」

苗木（………）

苗木（ここであきらめたりしないぞ!!）

チャレンジ二回目コンマ45以上で成功（安価）
7 : 名無しさん : 2014/01/19(日) 02:00:50

あ
8 : シャガルT督 : 2014/01/19(日) 02:46:06

苗木「やった!!」

七海「おめでとう！」

景品として、苗木が取ったのは、可愛らしいクマのぬいぐるみであった。

苗木「はい。」

七海「えっ？」

苗木「プレゼントだよ。」

七海「もしかして…これを私にプレゼントするために一人で？」

苗木「うん。僕の力で取らなきゃプレゼントしたことにはならないからね。」

七海「…かわいい。」ｷﾞｭｯ

七海「ありがとう！大切にするね！」

苗木「喜んでもらえて僕も嬉しいよ！」

苗木「さて、そろそろ帰ろっか。」

七海「うん！」

二人はまた、手をつないで帰路についた。

苗木「ここから見る夕陽はいつも綺麗だね。」

七海「あ…あのさ…誠くん……」///

苗木「うん？どうしたの？」

七海「目…つむって…」 ///

苗木「え？なんで？」

七海「いいから！目ぇつむってて!!」/////

苗木「わ…分かったよ。」

苗木（何するんだろう？突然…）

苗木の頬にやわらかい手があたった。

苗木（………？）

七海「………」ﾁｭｯ

苗木「………っっ!?」/////

七海の唇が苗木の唇から離れた。

七海「もう…目つむっててって言ったのにぃ…」/////

苗木「ごめん…思わず…」

七海「ふぅ…まぁ…いいや！帰ろ！誠くん！」

苗木「うん！」

二人は仲良く走りながら寄宿舎へ帰っていった。
二人の物語は…まだまだ始まったばかりである。
9 : シャガルT督 : 2014/01/19(日) 10:32:28

えぇ…今更ですが、これは「安価で七海先輩と付き合う」の二巻にあたりますので、ここから見た方は一巻から見ることをオススメします！

では、またつづき書いていきます。

～次の日の早朝～

苗木「うぅ…学校か…。」

苗木「いやぁ…いい休日だったなぁ。」

苗木「そうだ！今日は僕と舞園さんが朝ごはんの当番だ！」

希望ヶ峰学園では、生徒が当番制で食事をつくる。
昼食の当番は3時間目に厨房に行き、食事の支度をする。 4時限目の授業の分は放課後受けることになっている。

ちなみに、厨房は基本出入り自由で、いつでも出入りができる。

料理人を雇えば解決しそうなものだが、『さまざまな才能を育てて欲しい』という。学園長の意向だそうだ。

苗木「早く行かないと！」

苗木が厨房につくと、すでに舞園が支度を始めていた。

舞園「あら。おはようございます！苗木くん！」

苗木「ごめん！舞園さん！遅くなっちゃった！」

舞園「いえ！私も今きたところですから！」

苗木「何から手伝えばいいかな？」

舞園「じゃあ…材料の下ごしらえを一緒におねがいします！」

苗木「うん！」

苗木と舞園はテキパキと朝食の支度を進めていく。

舞園「………苗木くん…ちょっと聞いていいですか？」

苗木「うん？どうしたの？舞園さん。」

舞園「苗木くんは……その…」

舞園「七海先輩のこと…どう思ってるんですか!?」

苗木「ええぇ!?」

舞園「とぼけないでください！私知ってるんですよ！その……苗木くんと七海先輩が手つないでたこと!!」

苗木「う～んと…そうだね……」

苗木「僕の大切な恋人……って言ったらいいのかな？」

舞園「…そうですか…すいません。取り乱しちゃって…」
10 : シャガルT督 : 2014/01/19(日) 10:49:17

苗木「最初は…本当に片思いだったんだ…。」

苗木「多分…思いを打ち明けることも出来ずに終わっちゃうんだろうな…って思ってた。」

舞園（…終わっちゃえば良かったのに……）

苗木「でも…千秋ちゃんと遊んだり…話したりしてるうちに…どんどんその思いは強くなっていったんだ。」

苗木「それで…ある日告白してみたら…」

苗木「へへっ…両思いだったんだ！」///

舞園「」グシャッ!!!!（リンゴが潰れる音）

苗木「それで昨日なんかは……あれ？舞園さん？」

舞園「」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

苗木「どうしたの？大丈夫？舞園さ…」

苗木が舞園の肩に手を置こうとすると…

舞園「」パシッ！

苗木「えっ!?」

手を払われた。

舞園「苗木くんの…ばか……」

苗木「え？」

舞園「苗木くんの……！バカァァアアアアアアアアアア!!!!!!」

舞園「ううっ…！」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀ…

苗木「ちょっと!? どうしちゃったの？舞園さん！」

苗木「………どうしよう…。」

＞＞11（安価）
1→追いかける。2→先に朝食を完成させる。
11 : 誇り高き王子 : 2014/01/19(日) 11:08:35

1だ！
12 : 誇り高き王子 : 2014/01/19(日) 11:08:48

頑張ってください
13 : シャガルT督 : 2014/01/19(日) 13:23:18

苗木「待ってよ!!舞園さん!!」

ガッ!!

苗木は舞園の腕を掴んだ。

舞園「離して!! 放っておいてください!!」

苗木「放っておけないよ!! 舞園さんは僕の大事な友達じゃないか!!」

舞園「うぅっ… もういや……」

苗木「えっ…？」

舞園「もう話しかけないで!!!!!!」

パッ！

苗木「そんな！待ってよ舞園さん!!理由くらい聞かせてよ!!」

苗木「……行っちゃった……」

結局、苗木は一人で朝食をつくることになった。
14 : シャガルT督 : 2014/01/19(日) 16:47:32

数十分後…

大和田「あれ？今日の朝メシ係って苗木一人だけか？」

苗木「いや…僕と舞園さんと一緒だったんだけど…」

七海（誠くんエプロン似合ってるな…かわいい。）

セレス「まったく当番をすっぽかしてどこにいったのでしょう？」

苗木「……舞園さん…」

終里「それよりうめぇなこの飯！もっとねぇのか？」

苗木「うん！おかわりあるから、いつでも言ってね！」
15 : シャガルT督 : 2014/01/19(日) 16:59:01

苗木達はいつもどおり朝食を済ませ、学校へと向かっていった。

～帰りのホームルーム～
苗木（……舞園さん…結局今日は休みか……）

苗木（回想）『離して!!放っておいてください!!!!!!』

苗木（…………）

学園長「……というワケで…あと2週間で1学期の期末テストだ!!!! みんなには中間以上にいい点をとってもらいたいと思っている！」

苗木（そう言えばもうじきテストか……）

学園長「知ってのとおり…この学校のテストは一筋縄ではいかない!!!! みんな心して勉強するように!!!! 以上!!」

キーンコーンカーンコーン…

セレス「起立気を付け。礼。」

～放課後～

苗木「テストまであと二週間か…」

桑田「あ～あ。なんでテストなんてあんだろうなぁ…学校って」

石丸「桑田クン！学校とは勉強する場所なのだぞ!!テストがあって当たり前ではないか!!」

苗木（僕もテスト勉しなきゃな…）
16 : シャガルT督 : 2014/01/19(日) 20:27:28

ガララッ

苗木（とりあえず、図書室に行って勉強かな？）

（苗木は帰宅部員である。）

苗木が図書室に行こうとすると…

七海「あ！いた!! 誠く～ん！」

苗木「千秋ちゃん！どうしたの？」

七海「あのね。その…勉強教えて欲しいんだ…。」

苗木「えぇ!? 僕？」

七海「うん。」

苗木「う～ん…そういうことなら石丸クンとかに頼んだ方がいいんじゃないかな？」

七海「誠くんがいいの！」

苗木「そうなの。じゃあ図書室で勉強しようか。」

七海「うん！」

二人は図書室へと向かった。

苗木「それで…何の教科を教えて欲しいの？」

七海「……現代文と古典。」

苗木「ふ～ん。物理とか数学とかだったらどうしようかなって思ってたけど…」

苗木「でもなんで現代文と古典？」

七海「さっき…数学とか物理って言ってたけど…私そっちは得意だよ…単純…でもないけど計算で求められるし…答えはいつもひとつだから。」

七海「人工知能の得意分野だしね……」ﾎﾞｿｯ

苗木「えっ？」

七海「あぁ!! ごめん!!なんでもない！」

七海「で…さっきのつづきだけど……現代文とか古典は違うでしょう？」

七海「人の心は計算なんかじゃ計り知れない。とっても複雑なもので…人が何を思ってるのか…その答えはいつもひとつじゃないよね？」

苗木「…………」（なんか哲学的になってきたな…。）

七海「それを読み解くのがすっごいニガテで…中間は赤点ギリギリだったんだ…」

苗木「そうなんだ…」

苗木「じゃあ、一緒に勉強しよっか！」

七海「うん！」

苗木「あ、あと…そのかわりって言っちゃあなんだけど…」

苗木「物理と数学教えてくれないかな？」

七海「うん！いいよ！」

こうして、二人で一緒のテスト勉が始まったのであった。
17 : シャガルT督 : 2014/01/20(月) 21:19:37

苗木「それで……このとき…下人はなんて思ったとおもう？」

七海「う～ん……分かんない。」

苗木「そう。じゃあさ、前後の文章から推理してみようよ。」

―――――
――――
―――
――

七海「それでこのときの速度がこんぐらいでしょ？だからこのときのθは……」

七海「ね、カンタンでしょ？」

苗木「ほんとだ！解けた！」

そして、瞬く間に数時間が過ぎた。

七海「だからこの時かかかる時間tは……」

苗木「あれ？そう言えば今何時だ？」

七海「もう！人の話は最後までって…えぇ!?」

時計の針はすでに18：30を回っていた。

苗木「マズイよ！早く寄宿舎行かないと閉じ込められちゃうよ！」

七海「は…早くしないと！」

二人は急いで勉強道具を片付け、一階へと走った。

生徒指導の先生「苗木と七海はなにやってんだ？」

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ…！

苗木・七海「お…遅くなりました!!!!」

生徒指導の先生「遅いぞ!! 二人ともなにやってたんだ!?」

苗木「と…図書室で一緒に勉強してました…」ﾊｧﾊｧ…

生徒指導の先生「そうか。勉強するのは感心だが閉門時間を過ぎんようにな！もし先生が気づかなかったら学校に閉じ込められてしまうぞ！」

七海「すいません…」ﾊｧﾊｧ…

生徒指導の先生「しょうがない！もうすぐ…夕飯のようだし…次からは気を付けるようにな！」

苗木「はい…」

生徒指導の先生「うん。それじゃあな。」

苗木・七海「さようなら～！」

苗木「………ふぅ。よかったね…閉じ込められなくて…」

七海「うん。間に合わないと思ってたよ…」

苗木「あぁ…お腹空いたな…今日はなんだったっけ？」

七海「今日はセレスさんが餃子を作ってくれるみたいだよ。」

苗木「そっか！じゃ、早く食堂に行こ！」

七海「うん！」
18 : シャガルT督 : 2014/01/21(火) 21:20:51

～食堂～

セレス「あら、ずいぶん遅かったのですね。みんなあなた方を待っていたのですよ？」

苗木「ご…ごめん、セレスさん。」

山田「苗木誠殿と…七海千秋殿…珍しいツーショットですなぁ。」

桑田「な～んか最近はスッゲー仲良さそうだけどな！」

石丸「いいではないか！仲がいいのは！苗木君！七海先輩!! 一緒に食べようではありませんか！」

苗木「うん。それじゃあ…」

――――――
――――
――

七海「やっぱ、大勢で食べるとおいしいね！」

苗木「うん！」

霧切「どういうこと…？あの二人…」

舞園「付き合ってるんですって！お二人さん!!」

霧切「付き合ってる!?」

舞園「そう。両思いでとっっっても幸せだそうですよ!!!!」ｲﾗｲﾗ

霧切「ま…まぁ妻として浮気の一回や二回……」
19 : シャガルT督 : 2014/01/22(水) 13:13:50

桑田（あのヤロ～～～!!!!）

桑田「おい!! 苗木!!!! 少しは察しろよ!!」

苗木「えっ!? …ごめん…なんのこと？」

桑田「なんのこと？じゃねぇだろ!!!! 少しは気づけよ!!!!」

苗木「いや、分かんないよ。なんのことなの？」

桑田「おめぇ一体どこまでニブいんだよ…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

桑田「それともとぼけてんのか？」ﾜﾅﾜﾅ

苗木「はぁ？」

桑田「おめぇ舞園ちゃん見てて何とも思わねぇのか？」

苗木「え…？何ともって……」

桑田「」ガシッ

桑田は苗木の胸ぐらを掴んだ。

七海「ちょっと桑田くん!?」ｵﾛｵﾛ

桑田「おめぇほんとムカつくよ…いつまでいつまでとぼけていやがって…」

舞園「やめてください…」

桑田「いいか!? 舞園ちゃんはなぁ!!!!!!」

舞園「もうやめてください!!!!!!!!」
20 : シャガルT督 : 2014/01/24(金) 20:11:36

更新遅れてごめんなさい…つづき投下していきます。

桑田「え…なんで？」

舞園「もういいんです…」

桑田「……チッ!!!! 」

桑田は思いきり舌打ちして苗木を投げ出した。

七海「だいじょうぶ？誠くん…」

苗木「うん。だいじょうぶ…」

大和田「最近、桑田と苗木ほんっと仲悪いな…」

朝日奈「なにかあったの？苗木。」

苗木「さぁ…ぼくにも分かんない…」

とても後味の悪い雰囲気の中、夕食会はお開きとなった。
21 : シャガルT督 : 2014/01/24(金) 21:30:03

～1週間後～

苗木「テストまであと1週間か…」

相変わらず、苗木は桑田と仲が悪い。その理由は苗木には見当もつかなかった。

苗木「なんでだろう…？なぜか千秋ちゃんと一緒にいると時々すごい視線を感じる…」

苗木「ま、いいや！」

テスト2週間前であっても授業はすすむ。しかも超高校級の生徒が集まる学園というだけあって授業はかなりハイペースだ。

3時限目物理

物理の先生「……で、このことから物体Aの衝突後の速さは13m/sと求められる！この辺テストに出るぞ!!」

苗木（やっぱ難しいな…物理は…）

大和田「ZZZ…」

放課後ともなると皆くったくたである。

葉隠「あぁ…疲れたべ…」

朝日奈「今日もハードだったね…」

朝日奈「苗木～！今日、放課後空いてる？」

苗木「ごめん！ぼくテスト勉するから！」

タッタッタッタッタッタ…

朝日奈「なんか…テスト勉強ってわりにはずいぶん嬉しそうだね…」

舞園「本当にテスト勉だけですか？苗木君…」
22 : シャガルT督 : 2014/01/25(土) 19:43:10

～図書室～

七海「それでね、ここでsin60゜だから…そうそう！」

苗木「うん！出来たよ！」

七海「どれどれ…？ ………うん！パーフェクト!!」

苗木「やったぁ！」

七海「うふふ。エラいエライ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

―――――――
―――――
―――
――

七海「……………。」

苗木（すごい集中力だ…ゲーム以外でこんなに集中してるところ見たことないかも…）

七海「できた！どう？」

苗木「……うん！大正解!!」

七海「やったぁ！えへへ。」

苗木「よく頑張ったね。」ﾁｭｯ

七海「……っっ！」/////

舞園「……………」

舞園「苗木君にほっぺにチューしてもらえるなんて…なんて羨ましい…」

霧切「少し調子に乗りすぎかしらね。」

舞園「うわあ!! 霧切さん!?いつからそこに？」

霧切「ついさっきよ。そんなことより…あなたはどうするの？この状況…」

舞園「それは…」

白舞園「人の恋路をジャマするなんてサイテーです！苗木君は今とっても幸せなんですよ！」

黒舞園「ジャマしてやりゃいい～じゃん!! 気に食わねぇんだろ!? あの七海とかって女が!! 雰囲気ぶち壊してオメーが苗木きゅんを奪ってやりゃいい～んだよ!!」

白舞園「ダメですよ！そんなことしたら！さやか!!騙されないで!!」

黒舞園「そ～んなこと言ってもコイツはどうするかなぁ？」

舞園「どうしよう…？」

＞＞23
1→白舞園に従う。 2→黒舞園に従う。（安価）
23 : 誇り高き王子 : 2014/01/25(土) 22:49:08

2　黒舞園
24 : シャガルT督 : 2014/01/27(月) 17:38:47

最近、更新遅くてごめんなさい…。

黒舞園「ほれ！見てみろ！コイツはそーゆー女なんだよ!!」

白舞園「うぅ…。」

ガララッ！

舞園「苗木くん！」

苗木「舞園さん！舞園さんも勉強しに来たの？」

舞園「はい、まぁ。」

舞園「隣りいいですか？」

苗木「うん！いいよ。」

舞園（さて…どうジャマしてやりましょうか…？）

白舞園「んーっ！んーっ！」ｶﾞﾝｼﾞｶﾞﾗﾒ

舞園「あれは？」

黒舞園「あーあれ？うるさいから縛っといた。」

舞園「それで…どんな方法でジャマしてやりましょうか。」

黒舞園「とりあえず＞＞25だな！（安価）」
25 : 納豆丸@我が道を行く漢 : 2014/01/27(月) 17:40:58

七海の教科書にコーヒーをこぼす
26 : シャガルT督 : 2014/01/27(月) 18:17:35

舞園「そうだ！苗木くんノド渇きません？」

苗木「そうだね。そろそろ休憩にしよっか！」

舞園「じゃあなんか飲み物とって来ますね！苗木くん何がいいですか？」

苗木「じゃあコーラでも。」

七海「わたしオレンジジュースで！」

舞園「おめぇにゃ聞いてねぇ。」

苗木「え？」

舞園「なんでもありません♪」

苗木（なんだろう…？今たしかにすごい殺気というか敵意が…。）

～数分後～

舞園「持ってきましたよ～！」

苗木「うん。ありがとう。」

七海「ありがとうね。」
27 : シャガルT督 : 2014/01/27(月) 20:20:22

苗木（舞園さん…あっつあつのコーヒーだ…。冷房効いてるとは言え… 今、7月なのにどうして…？）

舞園「あっ!!」

舞園は肘でコーヒーが入ったマグカップを引っ掻けた。

バシャー！

七海のノートや教科書がコーヒーでひどく汚れた。

しかし、それだけでなく…。

七海「あつっ!!!!!」

こぼしたコーヒーが七海のひざにかかった。

苗木「千秋ちゃん！」

舞園「あらぁ？ごめんなさいね～七海先輩。」

七海「あついし…少し痛い…。」

苗木「待ってて！」

苗木は自らのハンカチで七海のひざにかかったコーヒーをふいた。

苗木「あとはなにか冷やすものは…？」

舞園「これなんかどうですかぁ？」

なんと、舞園は七海のオレンジジュースを頭からかけたではないか。

舞園「ぷっ…。きったないカッコ…」ｸｽｸｽ

七海「…………………。」ﾌﾙﾌﾙ

苗木「やめなよ……」

舞園「え？」

苗木「やめなよ……!!!! 舞園さん!!!!!!」

舞園「どうしたんですか？苗木くん。私は七海先輩のヤケドを治そうとしただけですよぉ？」

苗木「いや…ちがう。今の舞園さんには明らかに悪意があった…そして今も。」

苗木「どうしてだよ!? 千秋ちゃんが舞園さんに何したってんだよ!!??」

舞園「『何をした』…ですって…？」

舞園「あなたって人は…本当に何も分かってないんですね…。」

苗木「は？いったい何を…」

舞園「もういいです。」

苗木「よくねぇだろ!!!! なんで千秋ちゃんにこんなこと…!!」

舞園「もういいんですよ!!!!!! 」

タッタッタッタッタッタ…

舞園は図書室から飛び出していった。

七海「ううっ……くすん…。」

苗木「大丈夫？千秋ちゃん…。」
28 : シャガルT督 : 2014/01/27(月) 21:06:25

七海「誠くん…。」

苗木「ん？どうしたの？」

七海「わたし…ぐすっ……誠くんのこと…好きじゃいけないのかな…？」

苗木「なっ…!? そんなことないよ！絶対ないよ！」

七海「だって…最近…特に誠くんたちのクラスの女の子の視線が…ものすごくつらいんだもん…。」

七海「誠くんって…モテるんだね……。」

苗木「そ、そんなことないよ！」

苗木「それより…お風呂入って来よ。服も汚れちゃったし…。」

七海「うん…。ありがとう。」

～同じころ。5F廊下～

舞園（あの二人の妨害に成功しましたけど…）

舞園（…だからなんだって言うんですか…？）

舞園（結局…何も変わらなかったじゃないですか…）

舞園（本当に…何がしたかったんですか？私は…）

黒舞園「言っとくけど妨害したところで苗木がおまえに振り向くなんて言ってねぇぞ。」

舞園「本当…バカみたい…私…。」
29 : シャガルT督 : 2014/01/27(月) 21:22:45

～その夜、不二咲の部屋～

不二咲「…そう。そんなことがあったの…。」

七海「誠くんは『そんなことない』って言ってくれたけど…」

七海「わたし…誠くんのこと好きじゃいけないのかな…？」

不二咲「それはちがうよぉ!! …でもね。」

七海「でも…？」

不二咲「しっかり掴んでないと…盗られちゃうよ…？」

七海「えぇっ!?」

不二咲「苗木くんと付き合うには…すごい数のライバルがいるってこと。」

不二咲「舞園さんや霧切さんは苗木くんのこと好きなのは火を見るより明らかだし…」

不二咲「最近ではセレスさんにもその気があるらしくて…。」

不二咲「だから…苗木くんの手…しっかり握ってないと…誰かに盗られちゃうよ？」

七海「やだやだ！そんなのやだ！」

不二咲「じゃあ…しっかり掴んでなきゃダメだよ？」

不二咲「苗木くんのこと。好きなんでしょ？」

七海「うん、わかった。ありがとう。おとうさん」

～苗木の部屋～

苗木「ふぅ…。」

苗木（舞園さん…なんであんなこと…。）

ピンポーン！

苗木「はーい！」

七海「わたしだよ。七海だけど…開けてくれる？」

苗木「うん！」ガチャ。

苗木「どうしたの？」

七海「あのね…誠くん…。」///

苗木「……」（本当にかわいいなぁ…パジャマ姿…）

七海「その…今夜…一緒にねてくれる？」

苗木「えっ!?」

七海「その…心細くて……。」

七海「誠くんと一緒に寝れたらな…なんて…。」/////

苗木「うん。わかった。いいよ。」
30 : シャガルT督 : 2014/01/28(火) 02:02:04

苗木「おいで。」

七海「うん。」///

七海は苗木のタオルケットの中にもぐりこんだ。

室内は程よく冷房が効いている。がしかし、やはりこの時期となると…

苗木「やっぱちょっと暑いね。」

七海「ごめん…。やっぱ嫌だった？」

苗木「ううん！全然！」ｷﾞｭｳｳｳ

七海（…離さないもん。）

七海（例え、どんなに強く誠くんの腕を引っ張るひとがいても…）

七海（この腕だけは…離さないもん…。）

苗木「ち…千秋ちゃんそ…そんなにキツく抱き締めたら…寝れないよ…」/////ﾄﾞｯｸﾝﾄﾞｯｸﾝ…

七海「あっ！ごめん…」

苗木「ふぅ…。千秋ちゃんって…甘えんぼさんなんだね。」

その後、少し暑いとは思いながらも、二人は抱きあって寝た。

七海（誠くんの腕の中って…なんだかすごく安心するな…）

苗木（ヘンな話だけど…女の子ってとってもいい香りがするな…）

苗木（そ…それに千秋ちゃんの胸が当たって…）///
31 : シャガルT督 : 2014/01/28(火) 21:26:50

～翌朝～

苗木「千秋ちゃん。千秋ちゃん。」

七海「う…う～ん…」

苗木「おはよう。千秋ちゃん。」

七海「うん。おはよう。」

七海「ふふ、好きな人に起こしてもらうっていいもんだね。」

苗木「そ、そう？」///

七海「うん！なんだかそれだけで今日一日を乗りきれる気がするよ！」

苗木「うん。僕もそんな気がしてきたよ。」

苗木「時間もちょっと押してるみたいだし…朝ごはんにしよっか。」

七海「うん！」

ガチャ

その時、＞＞32が部屋のドアを開けた。（安価）
32 : パムーンにも花は咲く（旧アカウント） : 2014/01/28(火) 22:17:04

ソニア
33 : シャガルT督 : 2014/01/28(火) 22:35:38

苗木「そ…ソニアさん!?」

ソニア「お二人とも朝食ですよって…あの…」

苗木「えっ!?」

ソニア「ごめんなさい…なんかお邪魔したみたいで…」

苗木「いや、そんなことないですよ。」

ソニア「いや…これってどう見ても『お楽しみでしたね』というか…事g…」

七海「…………」/////

苗木「ちがうんだよ！本当にそういうんじゃないから！」///

ソニア「そ、そうですか？では…みなさんお待ちしてますよ。」

バタン

苗木「はぁ。まぁ…でも石丸クンでなかっただけマシなほうかな？」

七海「だねぇ。」
34 : シャガルT督 : 2014/01/30(木) 22:34:46

そして、いつもどおり、学校に向かう苗木であったが…

苗木「…なんだろう？なんだか女子からの視線が痛い気がする…。」

舞園（苗木くん…私はあなたを逃がしたりしませんよ…。）

霧切（正妻である私を差し置いて…苗木くんの浮気性には困ったものだわ…）

セレス（なんで？なんでですの？ Cランクごときのナイトが他の女の子と手を繋いだり、キスしただけでどうしてこんなにもイライラするんですか!?）

苗木（女子だけじゃなくて男子からの視線もなんか冷たいし…）

苗木（はぁ…困ったなぁ…）

桑田（クソ!!クソ!!クソ!!クソ!!クソ!!クソ!!クソ!! なんで苗木ばっか…!!!!）

江ノ島「まったく…モテる男はツラいねぇ。」

苗木「うわ!? 江ノ島さん!?」

江ノ島「人を幽霊のように言うのは止めて頂けますか？」ｶﾁｬ

苗木「あぁ…ごめん…。それより……モテる男って…」

江ノ島「おめぇしかいねぇだろ!!!! 絶望的にニブいヤツだな!!!!!!」

江ノ島「いいか？舞園に霧切にセレスにウチのざんね…戦刃はなぁ…」

江ノ島「やっぱや～めた！言っちゃったらツマんないも～ん！」

苗木「あの…そのことなんだけどさ…」

江ノ島「おや？この私様に何か質問かい？」

苗木（なんかいつも以上にキャラがコロコロ変わってる気が…）「その…舞園さんと…霧切さんと、セレスさんが…」

苗木「最近なんだか僕にスゴく痛い視線を送ってくる気がするんだけど…」

苗木「僕なんかしちゃったのかな…？」

江ノ島「ふぅ…どうしようもなくニブイ男だね…」

江ノ島「いいよ～教えてあげる！」

江ノ島「その三人からの視線が痛い理由はね～！」

江ノ島「＞＞35だからだよ！」（安価。三人が苗木にホレてるから。というのはナシ。）
35 : パムーンにも花は咲く（旧アカウント） : 2014/01/30(木) 23:20:00

苗木が女子風呂を覗いたから
36 : シャガルT督 : 2014/01/30(木) 23:46:51

江ノ島「苗木が女湯を覗いたからだ!!!! このムッツr…」

苗木「それはちがうよ!!!!!!」

江ノ島「えぇ～本当？昨日だって七海と一夜を共に過ごしたそうじゃない」うぷぷ。

舞園・霧切・セレス「」ギランッ!!!!!!

江ノ島「二人仲よくお楽しみだったそうじゃないうぷぷ。苗木くんって見かけによらずケダモノなんだね～」

石丸「な…苗木クン!!!! 君というヤツは…学園内で不純異性交遊とは…!!!! 風気が…風気が乱れている!!!!!!」

舞園「苗木くん。ちょっと夜1時くらいに私の部屋に来てもらえませんか？」ﾆｯｺﾘ

霧切「ちょっと詳しく話を聞かせてもらえるかしら？」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…

セレス「うふふふ。Cランクのクセに調子に乗りすぎたみたいですわね。 ……少しおしおきが必要ですわね。」

朝日奈「な…苗木…七海先輩と…そんな…」///

腐川「ふ…不潔よ!! 不潔だわ!!!!」

苗木（ヤバイよ…完全に女子の大部分から反感を買ってしまった…。）

苗木「ちょ…待ってよ！今のは全部江ノ島さんのデタラメ…でもないけど…そうじゃないんだよ！」

セレス「あら？言い訳ですか？主人の見てないところでコソコソそうゆうことするからいけないんですよ？」ﾆｺﾆｺ

舞園「何をどうお楽しみしたんですか？苗木くん？」

霧切「返答しだいではタダでは済まないわよ。」
37 : シャガルT督 : 2014/01/31(金) 00:06:02

苗木「その…一夜を共に過ごしたってのは確かだよ…」

舞園「この期に及んで自供ですか？苗木くん。でも許しませんよ。」

苗木「でもそれはあくまで…二人一緒に寝たってだけで…」

霧切「同じベットで二人一緒に寝た…ってことでいいのかしら？」

苗木「それに賛成だ!! だから僕は何もやましい事なんて…あれ？」

舞園・霧切・セレス「」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ…

苗木「せ…戦闘力100万…200万…300万…まだ上がるだと!?」

パリン!!

舞園「どうやら死にたいみたいですね♪苗木くん！」

霧切「あなたの浮気は少し行きすぎたわ…」

セレス「覚悟はよろしいですか？とっておきのおしおきを用意しておきますわよ。」ﾆｺﾆｺ

苗木「あ…あぁ…」

苗木「ちょっと…助けてよ…江ノ島さん……」

江ノ島「え？なに？聞こえな～い！」

苗木「ちょ!!なんで!?元はと言えば江ノ島さんのデタラメのせいで…」

舞園・霧切・セレス「苗木くん！」

苗木「いやぁあああああああああああ!!!!!!」

その後、苗木たちは学校中を追いかけッこして回った。授業にも出ずに。というかたとえ教師であってもあの三人の前に恐れをなしてなにも出来なかったという…

江ノ島「うぷぷ。逃げ回ってる苗木の顔…絶望的ぃ…」

つづく。
～オマケ～

そういえば寮つきの学校で男女が同じベットで寝たら不純異性交遊になるのかな？どう思います？
38 : 名無しさん : 2014/02/01(土) 03:32:40

なるんちゃう？
39 : シャガルT督 : 2014/02/02(日) 07:37:43

苗木「はぁはぁはぁはぁ…」

苗木「ダメだ…もう走れない…」

舞園「な・え・ぎ・く・ん！」トンッ

苗木「うわぁああああああああああ！」

苗木「あ！あそこにいるのは…」

苗木「＞＞40さんだ!!」

苗木「助けて！＞＞40さん！」（安価。さん付けだけど男でも可。）
40 : 名無しさん : 2014/02/02(日) 10:11:45

残姉
41 : シャガルT督 : 2014/02/02(日) 14:14:20

苗木「戦刃さん!!」

戦刃「へっ!?苗木くん!?」///

戦刃「ど…どうしたの？突然…」

苗木「助けて！」

舞園・霧切・セレス「まぁあああああてぇええええええ!!!!!!」

戦刃「ふえぇ!?何あれ？物凄い殺気が…」

舞園「どいてください！戦刃さん!!」

苗木「」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ
42 : シャガルT督 : 2014/02/03(月) 18:43:03

戦刃（怯えてる苗木くんかわいい…って今はそんなこと言ってる場合じゃないかも…）

霧切「今すぐ苗木くんの身柄をこっちに渡して！じゃないとあなたもタダじゃ済まないわよ？」

戦刃「ちょ…ちょうど待ってよ！身柄って…そんな悪い人みたいに…」

戦刃「苗木くんが一体何をしたの!?」

戦刃（それにこの人たち…目が本気だ…渡したら苗木くん死んじゃうかも…）

霧切「浮気よ。かなり悪質な。」

戦刃「ええぇぇぇ!!」

戦刃（な…苗木くんが浮気…!?）

セレス「まったくCランクに上がったからと言って調子に乗りすぎるからですよ？」

苗木「ちょっと待ってよ！！僕は霧切さんの彼氏でもないしセレスさんのナイトになった覚えもないよ！」

霧切「あら？自覚無かったの？」

セレス「文字通り…『自覚が足りません』わね…」

舞園「二人とも何を言ってるんですか？苗木くんは私の…」
43 : シャガルT督 : 2014/02/03(月) 18:56:43

苗木「いい加減にしてよ!!」

苗木「僕には…もう好きな人がいるんだ……。」

苗木「世界で一番大切な恋人がいるんだ!!!!」

霧切「まったくだわ。いい加減にしなさい。二人とも。」

セレス「あら。それはこっちのセリフですわ。」

舞園「自覚が無いって幸せなことですね。」

苗木「僕が…僕が本当に好きなのは……」

苗木「＞＞44だよ!!」
44 : パムーンにも花は咲く（旧アカウント） : 2014/02/03(月) 19:42:31

澪田先輩
45 : シャガルT督 : 2014/02/03(月) 20:12:37

苗木「澪田先輩だよ!!!!」

苗木「って!!え!? 何言ってるんだ!?僕は!?!?」

シャガルマガラ「悪いな！安価は絶対なのさ！」

霧切「何が…どうなってるの…？」

七海「誠くん……」

苗木「ち…千秋ちゃん!?」

七海「ひどいよ…今までの事は…全部ウソだったの…？」

苗木「ち…ちがう！これにはワケが…」

七海「最低…。」

七海「うぅっ…！」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ…

苗木「ま…待ってよ！千秋ちゃん!!」

～七海の部屋～

苗木「誤解だよ！千秋ちゃん!!話を聞いてよ!!」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ！

七海「いや!! もう話かけないで!!!!」

苗木「どうしよう…もう僕の言葉を聞き入れてくれない…。」

苗木「はぁ…」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

苗木（『僕が本当に好きなのは……』）

苗木（『澪田先輩だよ!!』）

苗木（なんで…なんで口から出任せにあんな事を…）

苗木（もう…仲直り出来ないのかな…）ｸﾞｽｯ
46 : シャガルT督 : 2014/02/03(月) 20:35:14

その後、苗木は部屋に戻ってテスト勉をはじめるが…

苗木「はぁ…。全然集中できない…」

苗木「ゲームでもやるかな……」

～小一時間後～

苗木「ソロでもだいぶ楽になったな。」

苗木（ここまでになれたのも……）

苗木「これは…？」

苗木「ハンターサーチか…もしかしたら…」

苗木「なんて…千秋ちゃんがオンにしてるワケないよな…」

口でそう言いつつも、いつの間にかハンターサーチをオンにしていた。

すると、そう待たない内に。

苗木「ナナミ…千秋ちゃんだ。」

いつものようにクエストを受注するが…

（モンハンのチャットで。）

苗木「何行く？」

七海「何でも。」

～クエスト白銀の火輪～

～クエストに出発します。～

苗木はさっそく。リオレウス希少種に挑もうとするが…

スドン!!

七海のガンランスの砲撃で吹っ飛ばされた。

七海「バカ。」

苗木「ごめん…。」

その後も狩猟は続いたが…

～25分経過～

苗木（なんとか捕獲可能ぐらいにまで追いついたけど…）

苗木が回復しようとするとすかさず…

ドーン!!

七海「まことくんのバカ…」

七海「バカバカバカバカバカバカバカァアアアア!!」

苗木「本当にごめん…」

そうして5分後…

～メインターゲット達成！～

～あと1分で拠点に戻ります。～

その後も七海のガンランスで吹き飛ばされ、剥ぎ取りはほとんど出来なかった。
47 : パムーンにも花は咲く（旧アカウント） : 2014/02/03(月) 21:03:56

俺はなんてことをしてしまったんだ•••
48 : シャガルT督 : 2014/02/03(月) 21:37:23

苗木「千秋ちゃん!!」ガチャ!!

もう夜時間ギリギリであったが、苗木は部屋を飛び出した。

苗木「千秋ちゃん!!千秋ちゃん!!」ﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝﾄﾞﾝ！

七海「……なに？」

苗木「その…入ってもいいかな…？」

七海「…別に。」

ガチャ…。

部屋に入ると七海がベットにうつぶせでゲームをしていた。

苗木「その…ごめんね。さっきのこと…」

七海「別に…気にしてないもん…。」

七海「誠くんは…澪田さんのことが好きなんでしょ？」

七海「私が…！勝手に勘違いしたのがいけないんだし……」

七海「別に…気にしてなんか…」ｳﾙｳﾙ

苗木「それは…ちがうよ…」

七海「え？」

苗木「それは…ちがうよ!!!!」

七海「とぼけないで!! 誠くん言ったじゃない!!」

七海「『澪田先輩が好きだ!!』って!!」

七海「私聞いてたんだから！」
49 : シャガルT督 : 2014/02/03(月) 21:56:38

苗木「確かに…そう言ったのは…否定しようのない事実だよ…」

苗木「でも…あの場ではああ言うしか無かったんだ！」

苗木「もし…あの時…千秋ちゃんの名前を言ったら…彼女達の怒りの矛先は間違いなく千秋ちゃんに向かう。」

苗木「かと言って…あの三人の内の誰かを指名しても…あの三人で不毛な争いが起こってしまう…。」

苗木「だから…あえて彼女達の予想しなかった答えを出して…無意味な争いが起こらないようにするしか…無かったんだ…。」

苗木「分かって…くれたかな？」

七海「う…うそだ！誠くんは…澪田さんのこと…」

七海「【誠くんは澪田さんのことが好きだ】から…!! あんなこと言ったんだ!!」

苗木「それはちがうよ!!!!」

BANG！

コトダマ ∥僕が本当に好きな人＞

苗木「僕が本当に好きな人は…」

苗木「千秋ちゃん！君だけなんだ!!」

七海「………っっっ!!!!!!」/////

苗木「僕は…君を愛してる。」

七海「う…そだ…」

七海「うそだ！うそだ！うそだ！うそだぁ!!!!」

七海「ぜ…ぜんぶ…今即興で考えたんでしょ…？」

苗木「千秋ちゃん。君がなんと言おうと…僕の気持ちは…変わらない。」

七海「うそだぁあ！！」

マシンガントークバトル開始！

＞＞50（マシンガントークバトル勝者。苗木or七海）
50 : パムーンにも花は咲く（旧アカウント） : 2014/02/03(月) 23:59:19

七海
51 : シャガルT督 : 2014/02/04(火) 06:02:29

七海「はぁ…はぁ…もう何も言えないの？」

苗木（結局…言葉で説得することは出来なかった…）

苗木（なら…！行動で示す!!!!）

苗木「千秋ちゃん…」

苗木「僕は…千秋をロンパ出来なかったけど…」

苗木「それでも…僕は…！千秋ちゃんのことが…」

七海「いや！もう聞きたくない！！」

苗木「千秋ちゃん！」

七海「いや！」

苗木は七海の肩を掴むと…

七海「離して！もう何も聞きたくな…んむぅ！」

半ば強引に七海の唇を奪った。それだけでなく…

七海「ふっ……うぅ…んぅ！」///

七海「んっ！んうぅぅぅううっ！！」/////

苗木の舌が七海の口内に入ってきた。

七海「んーっ！んんーっ！」///

何かを叫ぼうとしているが、口をキスで塞がれてうまく喋れない。
52 : シャガルT督 : 2014/02/04(火) 19:24:25

七海「ぷはっ！」

苗木の唇が七海の口から離れ、二人の唾液が糸を引いた。

苗木「信じて…くれた？」

七海「ううぅ…」/////

七海「そ…そんな程度じゃ…許してあげるなんて大間違いなんだから！」

苗木「じゃあ…信じてくれるまで何度でもしてあげるよ。」

七海「こ…今夜…」

七海「今夜は…私と同じベットで寝てくれなきゃ……許してあげないんだからぁ！！」 /////

苗木「うん。いいよ。」

苗木は七海の布団に潜り込んだ。

七海「もっとくっついてくれなきゃヤダ…。」

苗木「こう？」

二人はまた、一緒に同じベットで寝た。

七海「ふふっ…うふふふ♪」///
53 : シャガルT督 : 2014/02/07(金) 15:28:10

更新遅れてごめんなさい。どんどん投下していきたいと思います！

それから、3日が過ぎ、あっと言うまに1週間が経った、

～1時限目数Ⅰ～

桑田「あぁ～テスト面倒くせぇえええ～!!」

葉隠「しかも1時間目から数学だべ…」ｹﾞﾝﾅﾘ

学園長「はい！筆記用具以外全部しまって～」

朝日奈「あぁ～もうちょっと待って～！」

苗木（大丈夫だ…いつも通り。千秋ちゃんに教わった通りにやれば…）

苗木の席にもテストの問題と回答用紙がまわってきた。

学園長「制限時間は50分。テスト開始！」

張り詰めた空気の中、シャーペンが紙の上を走る音だけが響いた。

苗木（この問1…）

苗木（すごい！どんどん解ける！）

苗木（まるで最初から答えが見えてるみたいだ！）

そのころ、2A教室では…

七海（すごい…中間の時はぜんぜん分からなかったのに…）

七海（今ではすらすら解ける！）

こうして、テストの1日目、2日目が終わり、テスト返却の日となった。

学園長「さて、いよいよテスト返却だな。」

桑田・朝日奈・葉隠「…………」ｹﾞﾝﾅﾘ×3

学園長「さて…気になる順位の発表だ。」

この学園では、上位3人までの順位が全体に公開される。

学園長「では。まず、数学Ⅰのトップは…」

学園長「98点で苗木くん！君がトップだ！」

朝日奈「ええっ!?苗木が!?」

石丸「すごいじゃないか！苗木君!!」

桑田「マジで…？」

一方、七海たちは…

副担「現代文一位は…七海千秋!!」

一同「おおおおおおおおおお!!」

日向「すごいな！七海！頑張ったな！」

七海「うん！誠くんにたくさん教えてもらったからね！」

日向「…………」
54 : シャガルT督 : 2014/02/08(土) 14:57:18

～苗木テスト結果～
現代文 93（学年2位）
古典 89
数学Ⅰ98（学年トップ）
数学A100（学年トップ）
物理基礎99（学年トップ）
科学基礎87
倫理79

～七海テスト結果～
現代文99（学年トップ）
古典86
物理100（学年トップ）
科学100（学年トップ）
世界史96
地理85
数学Ⅱ100（学年トップ）
数学B100 （学年トップ）
55 : シャガルT督 : 2014/02/08(土) 15:19:03

～放課後～

桑田・大和田「」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

苗木「千秋ちゃ～ん！」

七海「誠くん！」

苗木「千秋ちゃんスゴいね！100点の教科が5つもあるなんて!!」

七海「誠くんも苦手な数学と物理で学年トップになったんでしょ？」

苗木「うん。そうだよ。千秋ちゃんのお陰でね！」

七海「どういたしまして♪」

七海「頑張ったね。エライエライ」なでなで

苗木「千秋ちゃんも苦手な現代文で一位になったんでしょ？」

七海「うん！でも…古典は思ったより良くなかったんだ…」

苗木「でも86点でしょ？やっぱり千秋ちゃんはスゴいね。」

七海「ね。テストも終わったし…もうすぐ夏休みだし…夏休みにもう一回デートしよ！」

苗木「うん！じゃあ。予定考えておくからね！」

七海「夏休み楽しみだね！」
56 : シャガルT督 : 2014/02/10(月) 15:43:34

テストが終わったらその次は夏休み。高校生活は大忙しである。

学園長「さて！これからみんな待ちに待った夏休みになるわけだが…」

学園長「まぁ…夏休み中に補修をやらねばならん者が数名いるが…」

学園長「夏休みと言うのは単なる休みではない。」

学園長「無論、勉強ばっかりしてろと言うワケでもない。」

学園長「この夏休みでみんなには更に自分の才能を伸ばしてもらいたいと思う！」

学園長「それが、この学園の夏休みの宿題だ！」

学園長「それじゃあ、これにて帰りのHRを終わる。日直さん。」

葉隠「起立。気をつけ。礼。」
57 : シャガルT督 : 2014/02/15(土) 23:42:56

苗木（夏休みか～！千秋ちゃんと何回デート行けるかな～♪）

朝日奈「ねぇねぇ!! 苗木は夏休み何するの？」

苗木「う～ん。多分、ごく一般的な過ごし方だと思う…」

朝日奈「そうなの？私はね～海でしょ！川でしょ！プールでしょ！」

苗木「泳ぐようなところばっかりだね…」

朝日奈「うん！夏休みはいっぱい泳ぐよ～！」

苗木（デート先は生みなんかいいかもしれないなぁ。）
58 : シャガルT督 : 2014/02/15(土) 23:45:05

苗木（夏休みか～！千秋ちゃんと何回デート行けるかな～♪）

朝日奈「ねぇねぇ!! 苗木は夏休み何するの？」

苗木「う～ん。多分、ごく一般的な過ごし方だと思う…」

朝日奈「そうなの？私はね～海でしょ！川でしょ！プールでしょ！」

苗木「泳ぐようなところばっかりだね…」

朝日奈「うん！夏休みはいっぱい泳ぐよ～！」

苗木（デート先は生みなんかいいかもしれないなぁ。）
59 : シャガルT督 : 2014/02/15(土) 23:47:11

ミス。（大丈夫か…？俺…。）

生み→×

海→○

あと、最近更新おそくて本当にごめんなさい。ネタ考えるのもけっこう大変でして…。
60 : 名無しさん : 2014/02/16(日) 06:36:13

気長に待ってる
61 : シャガルT督 : 2014/02/18(火) 13:16:57

～放課後～

苗木「千秋ちゃ～ん！」

七海「誠くん！」

苗木「その…デート先だけどさ…」

苗木「海なんてどうかな？」

七海「うん！誠くんとならどこでも楽しみだよ！」

苗木「そっか。よかった。」

七海「夏休みはいっぱい遊ぼうね！」

苗木「うん！もちろん！」

こうして、夏休みがスタートしたのであった。
62 : シャガルT督 : 2014/02/18(火) 13:25:06

～夏休み初日～

苗木「さ～て！学校から開放されて楽しい夏休みだ～！」

苗木「でもなんで僕は雑木林に居るの…？」

七海「ごめんね。前に誠くんから聞いた『虫とり』っていうのをやってみたかったんだぁ。」

ここは都会から少し外れた公園の雑木林。苗木達の他にもむしとり少年達がエモノを狙ってあちらこちらに居る。

苗木「ふぁあ…千秋ちゃん、お目当てとかはあるの？」

七海「うぅ～ん…カブトムシとか…オオクワガタかな？」
63 : ナマリんご : 2014/02/18(火) 14:17:53

舞園さんと霧切さんとやすひろさんかわいそす
64 : シャガルT督 : 2014/02/18(火) 14:24:54

＞＞63

そんなこと言われても…
65 : ナマリんご : 2014/02/18(火) 14:34:12

今の形でもいいのでハッピーエンドを望みますー。
66 : ナマリんご : 2014/02/18(火) 20:11:50

それとこのシリーズおもしろいですー。
67 : シャガルT督 : 2014/02/18(火) 20:15:32

＞＞66

ありがとうございます!!

ご期待に沿えるようがんばります!!
68 : シャガルT督 : 2014/02/19(水) 15:31:22

夢の閲覧数1000回達成!!

応援してくださいました皆さん本当にありがとうございます!!!!

これからもどんどん更新していきますのでよろしくお願いします!!
69 : シャガルT督 : 2014/02/19(水) 15:38:33

苗木「そうなんだ。」

七海「昨日部屋に帰ったあとトラップを作ってその辺に仕掛けておいたんだ。」

すると…

苗木「おお～」

七海「ほえぇ～」

七海はすっとんきょうな声を出した。

七海「誠くんはむしとりとかしなかったの？」

苗木「うん…住んでる所が都会だったからね…」

七海「ほら！みてみて。カブトムシとかノコギリクワガタとかいっぱいだよ！」

虫かごは早くも埋まってきた。

苗木「ところで…これ全部もってかえるの？」

七海「ううん。二匹くらいだよ。出来ればつがいがいいんだけど…。」
70 : シャガルT督 : 2014/03/01(土) 15:34:46

苗木と七海の二人は雑木林をすすむ。

七海「あ、あったあった！」

七海の仕掛けたトラップには、何匹かのカブトムシやクワガタが群がっていた。

七海はトラップにかかったカブトムシやクワガタをとりはじめた。

七海「わぁ…これがカブトムシ…」

苗木「おぉ～なんだか虫とりってやったことないけどたから探しみたいだ。」

ほどなくして、虫かごは混雑してきた。
71 : シャガルT督 : 2014/03/07(金) 23:12:17

苗木「やっぱこうして見てみるとカブトムシとかクワガタってカッコいいもんだなぁ～」

七海「わぁ…やっぱホンモノはちがうなぁ…」

そして、日が昇りはじめ、夏のさんさんとした太陽が顔を出しはじめたころ。

苗木「そろそろ戻ろう。もうすぐ朝食会だよ。」

七海「うん…わかった～」

チュンチュン…

小鳥達が詩を唄う朝の林道はとても気持ちがいいものだ。

しかし、七海は少し、がっかりした様子だ。

苗木「千秋ちゃん…どうかしたの？」

七海「…オオクワガタ…」

苗木「え？」

七海「オオクワガタ…探してたんだけど…居なかったなぁ…」

苗木「んん～…やっぱもっと田舎の山に行かないと…」

七海「そうだよね…」

と、七海が夏の空を仰ぎ見ると…

七海「ん？」

七海「ああああっ!!」

苗木「なに!?どうしたの？」

七海「あそこ！」

七海が指差した先には…

なんと！オオクワガタがいたではないか！

しかし…

七海「うぅ～ん…」

七海「んっ！んっ！」ピョンピョン

七海「やっぱダメ…届かないよ…」
72 : シャガルT督 : 2014/03/11(火) 20:20:42

七海「………」ｼﾞｰｯ

苗木「え？」

七海「おんぶ～」

七海「かたぐるまでもいいよ？」ﾆｯｺﾘ

苗木「はは。分かったよ。じゃあ乗って。」

苗木は七海を背にしてかがんだら。

七海「ありがとう♪」

苗木「よいしょ…」

七海「大丈夫？重くない？」

苗木「うん。全然平気だよ。」

七海は精一杯手を伸ばした。

苗木「どう？届きそう？」

七海「誠くん…背伸びできる？」

苗木「うん。っしょっと！」

七海の手がオオクワガタに届いた。

七海「やったぁ！」

七海「とれたよぉ！誠くん！」

苗木「やったね！千秋ちゃん！」
73 : ふでばこん : 2014/03/12(水) 03:53:16

支援せざるをえない
頑張ってください！
74 : シャガルT督 : 2014/03/25(火) 22:34:45

更新遅れてすみませんでした…

こうして、オオクワガタのつがいが揃った。

七海「ね！ね！名前つけよ？」

苗木「うん。どんな名前にするの？」

七海「うぅ～ん…」

七海「『まこと』と『ちあき』って言うのは？」

苗木「え…それはちょっと…」

七海「じゃあ…どんなのがいいの？」

苗木「じゃあ…＞＞74って言うのは？」
75 : エンダァァアアァアアアKI8qrx8iDI : 2014/03/27(木) 12:31:08

モノクマ　ウサミ
76 : シャガルT督 : 2014/04/02(水) 00:20:36

苗木「モノクマとウサミって言うのは？」

七海「えぇ～なんでクワガタなのにクマとウサギ…？なの？」

七海「ま、いいや！」

苗木「いいんだ…」

こうして、モノクマとウサミは七海に引き取られることとなった。
77 : 凍てつく氷のハムスター : 2014/07/29(火) 20:21:08

このシリーズの舞霧セは屑
このシリーズのおかげで苗木×七海好きになれた
銀河が終わるまで期待し続けます
78 : 天才 : 2016/01/10(日) 01:09:38

ファンです続編楽しみにしてます!!!
79 : 名無しさん : 2016/02/28(日) 19:37:48

もう書かぬのか?
80 : 名無しさん : 2017/11/20(月) 01:03:36

続きまだ〜？
81 : 名無しさん : 2022/04/29(金) 21:34:33

続き楽しみにしてます
82 : 名無しさん : 2022/05/16(月) 21:40:35

続き楽しみにしてますよ
83 : 名無しさん : 2023/08/23(水) 11:03:34

支援
84 : 無敵筋力(トロのフリーアカウント) : 2023/08/24(木) 13:28:24

支援しても意味なし（＾ω＾）
85 : 無敵筋力(トロのフリーアカウント) : 2023/08/24(木) 13:28:44

君が物語を作りなさい（＾ω＾）
そして自分自身をアップデートしなさい（＾ω＾）
86 : 無敵筋力(トロのフリーアカウント) : 2023/08/24(木) 13:28:57

過去に囚われたままでは何も成長できないよ（＾ω＾）
87 : 無敵筋力(トロのフリーアカウント) : 2023/08/24(木) 13:29:05

noteに未来などないのだから（＾ω＾）

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