このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
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エレン「魔王なのに人間界に迷って帰れなくなった。頼む誰か助けて」(続編書くのめんどくなったから終了ねwwwwwww)
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- 1 : 2019/05/07(火) 17:21:10 :
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エレン「あっ......」
ギュィィィィン ←魔界への扉
シュンッ ←消滅
エレン「......しまったああぁぁぁぁ!!」
エレン(はい、魔王です。エレン・イェーガーと言います)
エレン(どうやら帰れなくなってしまったようです......何一人でブツブツ言っているんだろう、俺。いや、言ってはないけどさ。何か悲しくなってきた)
ヒュゥゥゥゥゥ......
エレン(寒......くはないな。さて、ここは草原みたいだ。と言うことは天界とか地獄とかじゃない。空は青く、白いフワフワした物......所謂 雲がある......)
エレン(間違いない......ここは人間界だ)
チーーン ←幻聴
エレン(頼む誰か嘘だと言ってくれええぇ......!!)
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- 2 : 2019/05/07(火) 17:39:23 :
- エレン(人間界と魔界は犬猿の仲。俺が人間界にいるって聞いたら絶対殺され......いや、殺せないだろうけど相手が面倒くさい)
エレン(脱出方法か......唯一思い付いたのは、人間界の勇者御一行が魔界への扉を開いた瞬間に入るくらいなんだよなぁ......)
グゥゥゥゥゥ......
エレン(......腹減った。そう言えばアイツが作った朝食食ってねえじゃん......何でこんな日に......)
...-ル!...ドカン!
エレン「ん?何か音が......戦闘音か?」
...イアボール!...ドカン!
エレン(やっぱり、戦闘音......どうするか。ここで介入すれば何か食えるかもしれないが、魔王とバレるかm
グゥゥゥゥゥ......
エレン「......やっぱり腹が減った!もうバレても知らん!」ダッ!!
「まずいよこれ......皆、無事?」
「俺は掠 り傷だから大丈夫だ」
「私も無事」
「うん、大丈夫」
(狼に囲まれるって、ついてないなぁ......)
狼A「ガウッ!!」ダッ!!
「クリスタッ!」
クリスタ「しまっ.....!」
グチャァッ!! ←肉片が弾ける音
狼A「」
「......しまった、肉まで破壊してしまった!!」
クリスタ「......へっ?」
-
- 3 : 2019/05/07(火) 18:21:54 :
- 期待です!
-
- 4 : 2019/05/07(火) 19:02:16 :
- >>3 期待ありがとうございます!
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- 5 : 2019/05/07(火) 19:28:15 :
- 「まあ、他にも居ることだし」クルッ
クリスタ「えっと、ありがとう......?」
(誰だこいつ......?一瞬で狼を殺りやがった......)
「俺はエレンだ。ちょっと頼みがある」
「え?今の状況で?」
グゥゥゥゥゥ......
エレン「......狼の肉分けてくれ。腹が減った」
狼B「ガウッ!!」ダッ!!
狼C「ニャーッ!!」ダッ!!
「アルミン!!(何か変な鳴き声の狼が居た気がするけど敢 えて無視する)」
アルミン「うわっ、ふぁ、【火球 】!!」
ビュンッ
ドカァン!!
狼B「ガウゥ!」ザザッ(後退り)
狼C「ニャーッ!!」
「糞っ、間に合わ......(やっぱり無視する)
グチュウッ!! ←肉片が弾ける音
狼C「」
エレン「あー、また肉ごと......」ガックリ
狼B「ガウウッ!!」ダダダッ!!
アルミン「エレン、危ないっ!!」
エレン「躊躇われるがこうするしかないか......」ガシッ(狼Bの首を掴む)
狼B「!?」
ブチイッ!!
狼B「」ドサッ
エレン「残酷だが世は弱肉強食なんだ......ありがたく食われてくれ......」
アルミン「えええぇぇ......!?」
「何だよアイツ、何で首を千切る程の力を持ってるんだよ......!?」
狼D「ガウッ!」ダッ!
アルミン「ジャン、来てるよ!」
ジャン「ああ、【氷弾 】!!」カチカチッ...
ビュンッ!!
狼D「ギャウッ!!」(胸を貫く)
ジャン「ミカサ頼む!」
ダッ!!
ミカサ「悪いけど吹き飛んで」シュッ!(脚)
ドカァァァンッ!!
ヒュッ
ズドォォン!! ←木に激突
狼D「」
狼E「ガウウゥ......!」
クリスタ「【聖光線 】!」ギュィィン...
ズドォォォォォン!!
狼E「ガゥ.....!」
ドカァァァァンッ!!!
エレン「......」
アルミン「何とか、倒した.....!」
エレン「.......」
ジャン「どうした?」
エレン「肉があまり得られなかった......」ズゥゥン
一同「......」
-
- 6 : 2019/05/07(火) 19:29:46 :
- ※あと一回は出た魔法フリガナ打つの面倒になったら【ファイアボール】みたいにカタカナにします。←面倒くさ((殴
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- 7 : 2019/05/07(火) 19:46:24 :
- 期待です
(魔王最高)
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- 8 : 2019/05/08(水) 18:10:06 :
- >>7 期待ありがとうございます!
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- 9 : 2019/05/08(水) 18:19:22 :
- *捕捉*
エレン・イェーガー
魔界の王。父の代に魔界と人間界の溝が深まってしまったが、彼自身は人間とは仲良くしたいと思っている。
アルミン・アルレルト
運動は苦手だが、魔法、勉強なら得意な少年。彼の頭脳には周りも驚かされている。
ミカサ・アッカーマン
アルミンと幼馴染み。素ででも異様な身体能力を持ち、アルミンを守ろうとしている。
ジャン・キルシュタイン
勉強は苦手だが、技能や仲間への思いは人一倍強い。
クリスタ・レンズ
かなりの人気者。回復、光の魔法が得意で傷を受けた者をよく癒している。
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- 10 : 2019/05/08(水) 20:15:05 :
- エレン「えっ、本当にっ!?」
アルミン「うん、狼の肉は全部あげるよ。エレンが入ってくれなかったら酷い怪我を受けてたかもしれないし」
エレン(やっぱり人間って父さんが思っている程酷い奴等じゃないな)
エレン「改めて自己紹介。俺はエレン───だ」
エレン(危ねえ......姓を名乗ったら魔王の一族とバレるかもしれない。危ない危ない)
アルミン「僕はアルミン。宜しくね」
ジャン「ジャンだ。魔法よりは近接攻撃の方が得意だな」
ミカサ「私はミカサ。宜しく......」
クリスタ「クリスタです。回復したい時は是非言ってね」
アルミン「僕らはシガンシナ魔法学校の二年生。今日は休日だから皆で依頼ついでに狩りに行ったけど、運悪く囲まれてね......」
エレン「魔法学校の二年生......お前ら何歳だ?」
ジャン「皆十六歳だな」
エレン(同い年かよ......俺が魔王の座に就いた......つまり父さんが死んだ日からもう四年か。早いな......)
エレン「魔法学校......って、寮ある?」
アルミン「あるよ。僕らも住んでる」
エレン「......食事は?」
アルミン「朝昼夜全部あるけど......」
エレン(えっ住むところゲットして食事も食えるなんて一石二鳥じゃん......そこに通おうかな......割りと本気で)
エレン「そうだ、肉食べたいんだけど......俺が炎魔法使うと燃えるからな、済まないが誰か焼いてくれないか?」
ミカサ「......今食べるの?」
エレン「腹減って斃死しそう。いや大袈裟な表現だけど、それくらいって事」
アルミン「えぇ......そんな器用な技術誰も持たないよ......?」
エレン(はあ......仕方無い。家帰ってアイツに焼い......って帰れないんだよ!!)
エレン「......よし」
クリスタ「どうしたの?」
エレン「シガンシナ魔法学校に入学する!!」
一同「......はいぃ?」
~魔界~
「なあイザベル、エレン見なかったか?」
イザベル「はっ?『天界』に遊びに行ったんだろ?」
「いやそれが、天王も『魔王ならとっくに帰った』って言ってるし......」
イザベル「どうせまた魔界のどこかで飯食ってるんだろ。朝食食わずに出てったし」
「......と言うことは、俺がまた?」
イザベル「だな。ファーラン。アイツの代わりに頑張れよ」ポンッ(肩)
ファーラン「......」ズゥゥン...
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- 11 : 2019/05/08(水) 20:23:39 :
- 何?魔法学校はホグ⚪️ーツ以外もあるのか?!?
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- 12 : 2019/05/08(水) 20:40:51 :
- ~黒風白雨亭~
↑エレン曰く、「黒風白雨に遭いそうだな......」
エレン「ああ、やっぱり金掛かるんだ......」
従業員「はい、これだと大体銅貨五枚ですね」
エレン「お願いしますよ」
従業員「家も商売なんですよ」
エレン「あの山消し飛ばしてあげますから」
従業員「いや無理でしょう普通。と言うか吹き飛ばしたら色々駄目ですよ」
エレン「じゃあそこの景色を遮る木を吹き飛ば......
従業員「吹き飛ばし系は止めてください」
エレン「じゃあ爆破......」
従業員「それも駄目」
ジャン(お前らどんなやり取りしているんだよ)
アルミン「まあまあ、割り勘で良いじゃん、割り勘で」
クリスタ「私は良いけど......」
エレン「......なあ、魔法学校に入学する方法って?」
ミカサ「筆記試験と実技試験を行ったけど、今してくれるかどうかはわからない......」
アルミン「一応明日行ってみたら良いと思うよ」
アルミン(まあエレンなら受かる気もするけど......)
エレン「仕方無い、朝になるまで寝る...........っ!!」ガバッ!!
ジャン「どうした急に起き上がって」
エレン「......ここから3kmくらい先だな......魔物の大群の気配がする」
クリスタ「!?」
アルミン「えっ、本当に!?」
エレン(待てよ......ここで俺が手柄を立てれば......)
エレン(魔物を倒し手柄を立てる→魔法学校の試験を特別に開いてくれる→合格→飯と寝床を得られる!)ピコーン!!
エレン「よし倒そう!すぐ倒そう!」
ミカサ「急に気合いが......」
アルミン(多分、手柄を立てる→魔法学校の試験を受けれる→そこのご飯食べれる、とでも思ったんだろうね......)
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- 13 : 2019/05/08(水) 20:46:54 :
- >>11 Yes! (` ·ω·´)b
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- 14 : 2019/05/09(木) 16:11:09 :
- 「エルヴィン騎士団長!」
エルヴィン「どうしたモブキャラ」
モブキャラ「その名で呼ばないでください......って名前モブキャラに決定されてる!?」
エルヴィン「で、何の用があって来た?」
モブキャラ「監視塔Kで魔物の大群が3km先で見つかりました!数にして1200体!」
エルヴィン「魔物の大群......!数年に一度起こる不可解現象、『魔物達の襲撃 』か......!!」
モブキャラ「すぐに住民を避難させましょう!」
エルヴィン「それと同時に、騎士団を集合させるんだ!」
モブキャラ「はっ!」
バンッ!(扉が勢いよく開く)
「大変です!!」
エルヴィン「どうしたモブキャラその2!」
モブキャラその2「その名で呼ばn
エルヴィン「それよりどうした!」
モブキャラその2「今回の『魔物達の襲撃 』ですが、監視塔Kからの情報によると、その親玉は......」
エルヴィン「『ゾンビエンペラー』か?『シン・ガジラ』か?」
モブキャラその2「いや全然違います。親玉は───『八岐大蛇 』です」
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- 15 : 2019/05/09(木) 19:39:20 :
- つよそう!
期待
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- 16 : 2019/05/10(金) 22:30:04 :
- >>15 ありがとうございます! あとお気に入りもありがとうございます!
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- 17 : 2019/05/11(土) 16:59:08 :
- はーやーくー
期待(●´ω`●)(●´ω`●)(●´ω`●)(●´ω`●)(●´ω`●)(●´ω`●)(●´ω`●)(●´ω`●)(●´ω`●)(●´ω`●)(●´ω`●)
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- 18 : 2019/05/11(土) 20:29:04 :
- >>17 期待ありがとうございます!(●´ω`●)
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- 19 : 2019/05/11(土) 20:59:30 :
- エレン「......おっ!」
ゾロゾロ ゾロゾロ
エルヴィン「これより『八岐大蛇 』率いる敵を討伐する!」
エレン(今から始まるのか......入れてくれって頼もうか......いや、うん無理だ。子供は来るなで追い返される)
エルヴィン「進めえええっ!!」ダダダッ!!
エレン「」スタスタ
門番A「うん?何か今子供が通らなかったか?」
門番B「そうか?誰も居ない様だが.......」キョロキョロ
エルヴィン「敵の大半が『骸骨 』だ!破砕攻撃で攻撃しろ!!」ダダダ!!
騎士「はい!」
エルヴィン(──あと......200m!)
エルヴィン「約200m先だ!!突撃ぃぃっ!!」
ヒュッ
ドカァァァァァァァンッ!!!
エルヴィン「っ!!?全員止まれ!!」ザザッ
騎士「なんだっ!?敵の襲撃かっ!?」
エルヴィン「いや────」
スケルトン「」
スケルトン「」
スケルトン「」
エルヴィン(『スケルトン』が今ので......100は死んだか!?)
ドカァァァァァァァンッ!!!
スケルトン「」バタッ!!
ドカァァァァァァァンッ!!!
スケルトン「」バタッ!!
ドカァァァァァァァンドカァァァァァァァンッ!!!
エルヴィン「一体どこから!?」
騎士「団長!!......上ですっ!!」
エルヴィン「」ハッ
「ざっと500か......」
エルヴィン(少年か......?何故浮いている?魔法か?)
エルヴィン「おい、そこの少年!」
「ん?ああ、ちょうど良い。お願いがあるんですが」フワッ
エルヴィン(いや、このタイミング、この状況で?)
「シガンシナ魔法学校の試験を受けさせてください。ここの奴等を全て倒すので」
-
- 20 : 2019/05/11(土) 23:01:36 :
- エルヴィン「......はっ?」
騎士(団長が間抜けな声を出しているのを初めて見た!)
騎士(めっちゃポカーンってなってる!!)
エルヴィン「済まない......君1人でか?」
エレン「ええ......これは戦闘ではない。俺の蹂躙劇だ」ニヤッ
ドカァァァァァァァンドカァァァァァァァンッ!! ドカァァァァァァァンドカァァァァァァァンッ!!
騎士「だだ、団長!ど、どうします!?」
騎士「いくら何でも、たった1人で......」
エルヴィン「......我々が彼処へ突っ込むと、あの爆撃を受けるだろう。何と言う魔法かは知らないが、余程強力でなければ地面が抉れたりなどはしない。邪魔になるだけだ」
騎士「しかし、たった1人で1200の魔物を倒したりすると、我々にとっては不都合ですよ。騎士団の活躍は全てあの少年がやったという噂が立つ可能性もあります......!」
エルヴィン「......」
エレン「【散弾球・深闇】」ギュゥゥゥン
ビュンッ!!
ドカァァァァァァァンッ!!!
ドカァァァァァァァンドカァァァァァァァンッ!!
エレン(大分片付いたな......あとは......)
ズズッ!
ヤマタノオロチ「」ズンッ!! ズンッ!!
エレン(アイツだ)
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- 21 : 2019/05/12(日) 08:50:48 :
- エレン「死ねっ!」ビュンッ(【散弾球・深闇】)
パァァンッ!!
エレン「!」
ヤマタノオロチ「ガアアァァァァッッ!!!」
エレン(見えない壁に弾かれた?)
ヤマタノオロチ「ガアアッ!!」ボウッ
バァァンバァァンバァァンッ!!(口から火球)
エレン(八首だから八球も有るのかよ......面倒だな......!)サッ サッ
エレン「【散弾球・深闇】!」ビュンッビュンッ!!
パァァンパァァンッ!!
エレン(やはり弾かれる......何故だ?)
ヤマタノオロチ「ガアアァァァァッッ!!」ビュンビュンッ!!!
エレン(首が伸びたっ!?)
ドカァァンッ!!(直撃)
ヒュッ(落下)
エレン「っ!」スタッ
エレン(首が伸びるだと?)
エレン「遠距離が駄目なら、これでどうだっ!!」ビュンッ!!
ドカァンッ!!(殴)
ブチイッ!!
エレン(これはいけるな......)
ボコボコッ
エレン「!?」
ボコボコ......ボコボコッ!!
エレン(再生......だと?)
-
- 22 : 2019/05/12(日) 09:24:42 :
- エレン(首が再生か......!見えない障壁、伸びる首、速い再生能力。普通のヤマタノオロチとは思えない)
エレン「だが......」
ヤマタノオロチ「ガアアァァッッ!!」ボウッ!!
ビュンッビュンッ!!
エレン「」ササッ!
エレン「魔王を侮るなよ」ニヤッ
エレン「【連鎖化爆裂 】!」
バァァァンッ...ダダダダァァンッ!!
ボコボコッ...
エレン「【麻痺 】!」バチバチッ!!
ヤマタノオロチ「」ビリビリ
エレン(やっぱりな......麻痺した状態だと、再生する事が出来ない)
ヤマタノオロチ「ガッ......ガアッ......!」ボウッ
ビュンビュンッ!!
エレン「まだ動けるのかよ......」サッ サッ
エレン「お前の為に特別に使ってやるよ。【スキル発動】」
ズズッ...!!
ヤマタノオロチ「」ビクッ!!
エレン「この【スキル】は俺が7歳の時に覚えたんだっけな。まだ3つしか【スキル】を持っていないが」スタスタ
ヤマタノオロチ「」ガタガタッ!
エレン「この【スキル】、【狂気の威圧】は相手を──発する威力別に異なるんだが──『悪寒』、『恐怖』、『絶望』、『狂気』の4つに陥れる事ができる。今回使ったのは『恐怖』だな」スタスタ
ヤマタノオロチ「」ガタガタッ!!
スタスタ
エレン(身体が麻痺しているのにそれだけ震えれるって事は余程恐怖を感じているんだろうな)ピタッ
エレン「止めだ......【連鎖化散弾球・極深闇】」ギュゥゥゥゥン......
ビュンッ!!!
ドカァァァァァァァァァン!!!
エレン「おっと!」サッ!
エレン(自分の魔法が当たりそうになるって、流石にそれは洒落にならないな)クスッ
-
- 23 : 2019/05/12(日) 10:05:03 :
- *捕捉その2*
・スキル
武術、魔法術を高めていく事で得ることがある。ONとOFFを切り替える事が可能。3つでも多い方。
・連鎖 化
相手の魔物に連鎖化魔法をぶつけた場合、周りにいる魔物にも連鎖して攻撃する。
・騎士団
マリア王国の騎士達が集う軍隊。団長はエルヴィン・スミス。
・『異質化』した魔物
今回の八岐大蛇 のように他とは変わっているお魔物。原因は不明。
-
- 24 : 2019/05/12(日) 10:06:15 :
- ↑「お魔物」って何......(笑)
-
- 25 : 2019/05/12(日) 12:33:04 :
- エルヴィン「......君は、君は一体、本当に何者なんだ......!?」
エレン「それよりもお願いが。言いましたよね?......シガンシナ魔法学校の試験を受けさせてくれ、と」
エルヴィン「『八岐大蛇 』──それも異質化のを滅するなど......試験を受けずとも軽々入れるだろう」
エレン「えっ?じゃあ、試験無しで入学可能?」
エルヴィン「それより、騎士団に入らないか?」
ザワッ
騎士「だ、団長!しかし、見ず知らずの者を......」
エルヴィン「彼の実力は見ただろう。強力な魔法、その上連鎖 化していると見た。そんな優秀な者を騎士団に入れない方がおかしい」
エレン「断固拒否しますよ」
エルヴィン「!」
エレン「俺には目標がある。この国に愛着を持ってはいけないんです」
エルヴィン「......残念だが、解った。シガンシナ魔法学校には私の上司が居る。お願いしてみよう」
エレン「ありがとうございます。じゃあ、帰りますか」グッ...
ビュンッ!!!
エルヴィン「......」
騎士「は、速すぎる......」
騎士「何なんだ、彼は......?」
-
- 26 : 2019/05/12(日) 12:43:07 :
- ~黒風白雨亭~
エレン「いや、一瞬焦ったな」
アルミン「君はおかしいよ......何で異質化ヤマタノオロチを軽々倒せるの......?」
エレン「だがっ!」バンッ
アルミン「うおっ」
エレン「これで食と住は確保できる」モグモグ
アルミン「そ、そう......」
エレン「いつか金は倍にして返すからな。覚悟しておけ」
ジャン(覚悟は要らない気がするがな)
エルヴィン「エレンは居るか?」
エレン「ん?」
エルヴィン「ああ、ここに居たか。捜したぞ」
アルミン ジャン「き、騎士団長!?」
エルヴィン「魔法学校の入学についてだが......」
エレン「はあっ......?無理......!?」
エルヴィン「私の上司......キース・シャーディスと言うのだが、どうも信じられないらしい。だから悪いが、試験を受けることになった」
エレン「試験って、具体的に何をしたんだ?」
ジャン「そうだな......武術、魔法術の実力試験と筆記試験だな。実力試験はともかく筆記試験は結構難しかった」
エルヴィン「明日行うから準備しておけ、との事だ」
-
- 27 : 2019/05/12(日) 12:59:08 :
- ~魔界~
イザベル「結局帰ってこなかったな......」
ファーラン「これ、結構ヤバいんじゃないか?」
イザベル「まさか、あのエレンだぞ?敵を容赦なく殺戮するエレンだぞ?心配し過ぎだ」
ファーラン「そう言いながらもお前が一番心配している様だけどな」
イザベル「五月蝿 えっ!」プイッ
ファーラン「あっ、拗ねた」
イザベル「たっく......アイツ、心配かけさせんなよ......」
ファーラン「あっ、やっぱり心配してるんだな」
イザベル「五月蝿えっ!」ブンッ!!(縫いぐるみ)
ファーラン「」パシッ
チラッ
ファーラン「......あ?」
イザベル「どうした?」
ファーラン「アイツかっ!」ブンッ!
パァァァンッ!!
ボフッ!
イザベル「何か飛び散った!?」
ファーラン「片栗粉だ......」
「いやゴメンね。イザベルちゃんが寂しがってたようだから、つい」ザッ
ファーラン「やっぱりミーナか......部屋の掃除大変だろどうしてくれるんだこれ!」
ミーナ「う"っ......わ、私の縫いぐるみ達がしてくr
ファーラン「いや縫いぐるみにも片栗粉付いて大変だろ」
ミーナ「......」
-
- 28 : 2019/05/12(日) 13:02:47 :
- 面白い期待です
-
- 29 : 2019/05/12(日) 16:57:09 :
- >>28 期待ありがとうございます!
-
- 30 : 2019/05/12(日) 17:21:03 :
- モゾモゾ
ガバッ
エレン「んぐ......あれ?」
エレン(あーそうだった。人間界なんだよここは!)
エレン「人間界2日目か......と言うか今日試験じゃないか!」
エレン(実力試験、筆記試験か......実力試験は何とかなりそうだが、筆記試験はどうしようか......あークソッ!『この国の憲法の23条を答えなさい』とかだったら俺答えられないぞ!?)
グゥゥゥゥゥ......
エレン「......腹減った。降りよう」
エレン「」モグモグ ボーッ
エレン(そうだよよく考えたらアイツら学校の寮があるからここの宿に居るわけが無いじゃんか......)モグモグ
エレン(博識そうなアルミンにどんな問題出たか聞けばよかった......!)モグモグ
エレン「さて、そろそろ行きますか」ガタッ
エレン(シガンシナ魔法学校......絶対合格 ってやる!)
エレン「」ポカーン
ジャン「いやお前どうした!?」
ミカサ「何かの病気?」
クリスタ「まさか、駄目だったの?」
エレン「何あれ......緊張してた自分が馬鹿みたいだ......」
アルミン「えっと、どういうこと?」
エレン「実力試験の対戦相手は凄く雑魚だし」
試験官『俺が君の相手だ。よろしく頼む』
エレン『はい!』
キース『勝負開始!』
試験官『手加減はしない!【ファイアボール】!』ボウッ
ビュンッ!!
エレン『』サッ!!
試験官『うむ......良い回避りょ
ズドンッ!!!
試験官『く、ぅぅ......』バタッ
エレン『......へっ?』
キース『』ポカーン
エレン「筆記試験とか激難が出るかと思っていたのに」
『魔法術式の問題です。次の魔法陣の間違っている箇所に○をつけ、正しく書き直しなさい』
キース(ふふふ。難しいであろう)
エレン(......えっ、何これ。魔界だと9歳ぐらいで解け......えっ?)
アルミン「そ、そう......」
ジャン「お前の身体能力どうなってんだよ」
ミカサ「何かもう呆れた......」
クリスタ「結局、合格したの?」
エレン「多分合格......」
一同「......」
-
- 31 : 2019/05/12(日) 20:23:20 :
- *捕捉その3(捕捉多い)*
イザベル・マグノリア
エレン、ファーランの幼馴染み。魔界でもかなりの実力を誇る。
ファーラン・チャーチ
同じくエレン、イザベルの幼馴染み。エレンが居ないときに仕事をする等、よく苦労させられている。
ミーナ・カロライナ
縫いぐるみや人形を操る人形使い。エレン、イザベル、ファーランとは仲が良い。
エルヴィン・スミス
騎士団団長。国内でも上位に入るほど強い。魔法より剣の方が得意。
シガンシナ魔法学校
国からの支援を受けている国立学校。武術や魔法術が優秀な生徒ばかりが通っている。寮は2組ごとに分けられている。
マリア
現在エレンがいる国。シガンシナはマリアの中の一区。
-
- 32 : 2019/05/14(火) 20:10:13 :
- キース「このクラスに転校生が入った!入ってこい!」
ガラガラッ
エレン「......」スタスタ
エレン(ミカサとアルミンが居るじゃないか!良かった良かった)
キース「彼は至急このクラスに入ったエレンだ。名字は訳ありで話せないらしいが、仲良くしてやってくれ」
エレン「エレンです。宜しくお願いします」
キース「それでは魔法訓練所に集合しろ!」
エレン「魔法訓練所って何だ?」
アルミン「校舎の西側に建っているその名の通り魔法の訓練所だよ。因みに校舎の東側に寮も沢山あるよ」
エレン「訓練所か......」
アルミン「正直訓練所って言っても別に特別な何かがあるわけでも無いからね」
~魔法訓練所~
キース「それでは魔法訓練を始める!木像があるから1人ずつ破壊してみろ!」
「じゃあ私から」
アルミン「アニか......」
アニ「【迅風刃】」
ザシュッ!!
ズリ...
ズドンッ
アニ「次行きな」
ミカサ「じゃあ私が」ザッ
ミカサ「【自支配 】」グンッ
ダッ!!
ミカサ「ふっ!」ブンッ!!
ドカンッ!!
ミシッ
バリバリイィッ!!!
キース「うむ。次だ」
───────
────
──
─
─
-
- 33 : 2019/05/15(水) 20:27:56 :
- ※これからもっと更新速度遅れるかもしれません......ヤバイ。
─────────────────────────────
~寮~
アルミン「うぅ疲れたぁ!」グッタリ
エレン「そうか?案外楽だったな」
アルミン「それより、ここが寮だよ。エレンのベッドはここだけど、良い?」
エレン「どこでも良いさ、寝床を得れるんだから」
アルミン「でもそこって曰く付きなんだよね」
エレン「......え?」
アルミン「数十年前男子生徒がその中で自殺したらしいよ」
エレン「......やっぱり変えよう。ってかアルミン、知ってて勧めたな?」
アルミン「ごめんごめん」
ガチャッ
「おっ、転校生だ」
アルミン「あ、ライナー」
ライナー「ライナーだ。同じ寮なんだな。宜しく」
エレン「ああ。宜しく」
ライナー「んでこいつが......」
ベルトルト「僕はベルトルト。宜しく」
エレン「ああ。宜しく」
ライナー「......で、どうだここは」
エレン「学校か?良いところだよ、寝床もあるし朝昼夜飯も食える」
ベルトルト「ねえアルミン。エレンって強いの?」ボソボソ
アルミン「うん異常だよ」ボソボソ
エレン「誰が異常だ」
アルミン「エレンだよ!」ビシッ!!
ライナー「......異常って、どういうことだ?」
アルミン「えっとね。ほら、この前『魔物達の襲撃 』があったよね」
ベルトルト「うん」
エレン(へえ。あの襲撃って名前あったんだな)
アルミン「それ全部ぶっ倒したのがエレンみたい」
ライナー「......はっ?」
エレン「いやぁ、全部倒したらここに入学させてくれないかな、って思って」
ベルトルト「馬鹿なの?」
アルミン「多分馬鹿じゃないよ。結局試験を受けたけど筆記試験も楽々クリアしたし」
ベルトルト「異常だね」
ライナー「信じられないが、異常だな」
チョットオマエライジョウイジョウヒドイッテ イジョウナノガワルインダヨ······
~魔王失踪から2日~
イザベル「いや本当どこ行ったんだよ!!」
ファーラン「魔界の3割程を捜したが見つからないな......魔界には居ないんじゃないか?」
ミーナ「じゃあ、天界か......人間界?」
イザベル「クソッ、帰ったら必ず殺す!」
ファーラン「無理だな。俺達で歯が立たなかったのに」
ミーナ「えっ?2人同時で?」
イザベル「アイツとは幼馴染みだが勝った事など1回も無いぞ」
ファーラン「お前もアイツに叩きのめされてここに来たんだろ?」
ミーナ「うん......見事にね。何なら詳しく話そうか?」
ファーラン「いや、別に......
イザベル「是非話してくれ!」
ファーラン(おいっ!こいつの話長いんだよ!)
ミーナ「えーっと。私が彼と出会ったのは3年前。確か夕方だったかな......」
-
- 34 : 2019/05/15(水) 21:33:56 :
- 面白いです!!!
期待です
-
- 35 : 2019/05/15(水) 23:17:43 :
- ~閑話 魔王と人形使い~
※これは捕捉物語でもあります(捕捉多いな本当)
※地の文らしきやつはミーナが話している事です。
私は、魔界のとある盗賊の一味だった。
別に盗賊を辞めたいと思った事など無い。
盗賊一家に産まれ、それが『普通』だと思っていたから──
「悪いミーナ!運搬手伝ってくれ!」
ミーナ「了解!」
私は人形使い。人形を操る。
ガシッ(10cmくらいの小さな人形)
ミーナ「スキル──【人形操作】」
グググッ....!(巨大化)
人形「」ググッ!!
ドシドシ...
「助かった。思ったより荷物が多くてな」
「おーいミーナ!人形頼めるか?」
ミーナ「了解!」タッタッタ
私は少なくとも幸せだった。同じ盗賊である彼等とは仲が良く、同じ釜の飯を食った仲間だから。
けど──
ミーナ「えっ!?」
「どうやら団員の1人がミスして捕まったらしい......」
けれどもこれといった対策はしていなかった。だって、信用していたからね。何年も同じ仕事をし、何年も一緒に暮らしてきた仲間。齢は違うけど仲間は仲間。
その2日後......山奥にある盗賊のアジトにて。
「ヤバい!魔王の軍が囲んでいる!!」
唐突に起こるものだよ。
「ハアッ!?何でここがわかったんだ!?」
「さては、裏切ったのか!アイツがっ!」
当時14歳の私は、何があったのかはすぐ察した。魔王──もちろんエレンの軍だね。
「どうする!?」
「戦うか!?」
ミーナ「......!」タッタッタ
私は奥の部屋に人形を取りに入った。戦う為だね、エレンの軍と。今思えば戦うなんて本当に馬鹿なんだよ。
-
- 36 : 2019/05/16(木) 00:10:44 :
- 捕捉 補足な
-
- 38 : 2019/05/17(金) 22:35:27 :
- ミーナ「人形は.......」
「ミーナ、逃げろ!」
部屋に仲間が入ってきて、私にそう告げたんだ。
ミーナ「......駄目。【人形操作】で蹴散らすから、貴方こそ逃げてよ!」ギュッ...!(人形)
「......お前、まさか───
ズドォォォォォン!!
突如部屋が揺れるような轟音が鳴ったんだ。
ミーナ「っ!?何っ!?」
「クソッ......行ってくる!」ダッ!!
ミーナ「待って!」タッタッタ
急いで部屋を出て、外へ出た。すると......
「」
彼が茫然と佇んでいたんだ。
ミーナ「......っ!」
「ぅあっ......ぁ......」
「痛ぃ......」
ミーナ「!!......」
その理由は、団員皆倒されていたから。30人は居たと思う。
「っ!おいっ!!」
ミーナ「!」
その声にハッとさせられ、前を見た。
そこには私の歳と大差無い少年が居たんだ。
──勿論エレンだよ。
ミーナ「えっ......」
「気を付けろ......恐らくアイツが
ズンッ!!
バタッ....
ミーナ「」
急に仲間が倒れた。エレンが何かしたんだろうけど、私には全く見えなかったよ。
ミーナ「......!」ザザッ...(後退り)
エレン「殺しはしない」
彼の第一声がそれだった。
エレン「俺は勧誘 しに来ただけだ」
ミーナ「す、勧誘 ......?」
エレン「事前に調べておいたんだが......魔界最強の盗賊団。その中に『ミーナ・カロライナ』という人形使いがいる──お前の事だろ?」
ミーナ「!」
ゾクッとした。何をされるかわからない恐怖から。
ミーナ「──【人形操作】!!」ブンッ!!(人形)
気付いたら私は人形を操っていた。
グググッ!!!(巨大化)
人形「」ググッ!!
ズズゥンッ!!
エレン「面倒だなぁ......」ポリポリ
ズンッ ズンッ ズンッ ズンッ (走る)
人形を走らせ、エレンに殴りかかろうとしたんだ。
人形「」グッ...
エレン「──生憎だが」
ブンッ!!!(殴)
エレン「殺せる確率は0パーセントだ」パシッ(掴む)
エレンが人形の手を掴んだ瞬間───
人形「」ズズズズ....
人形が、段々小さくなっていったんだ。
ミーナ(操作を受け付けない!?何でっ!?)
ポテッ(人形)
エレン「言っただろ?」
ミーナ「......うわあああっ!!!」
私は発狂しながら人形達(縫いぐるみも含むけどね)を投げつけ、【人形操作】を起動させた。
ズンズンズンズンズン......
エレン「系5体か......まったく......面倒臭い」ハァ...
-
- 39 : 2019/05/18(土) 06:01:12 :
- 期待
-
- 40 : 2019/05/18(土) 09:36:32 :
- >>39 期待ありがとうございます!
系→計
また誤字ったよ......
-
- 41 : 2019/05/18(土) 10:24:22 :
- ポテッ...
ミーナ「嘘......」
エレン「これで5体だな」
ミーナ「......何で?」
エレン「ん?」
ミーナ「何で【人形操作】を受け付けないの......!?」
エレン「簡単だ......俺が『普通』じゃないからだ」
ミーナ「......?」
エレン「あ、自己紹介していなかったな......」
そして私は初めて彼の名前を知った。
エレン「俺は魔界の王、即ち魔王。エレン・イェーガーだ」
『普通』の基準って何だろうね。
私にはよくわからない。
ミーナ「魔......王......?」
エレン「まだ13の餓鬼だが、実力はあるぞ?自分で言うのも何だが」
私の1つ下で、この実力差に当然驚いた。
ミーナ「どうして、私の操作を受け付けなく出来たの?」
エレン「言わぬが花、って事にしておこう。じゃ、行くぞお前ら」
エレンは地面に転がっている仲間に声を掛けたんだ。
「ぅ......ぁ......」
エレン「おいおいまだ【連鎖化麻痺 】が残ってたのかよ......」
ミーナ「へっ?【麻痺 】?」
エレン「?」
ミーナ「えっ、あの轟音は何だったの?」
エレン「轟音......?あぁ、ツルッてビューンでズドーンだ」
うん。あれは全然何言ってるのかわからなかった。
ミーナ「まあその後、なんやかんやでエレンの元で働くことになgたんだ」
ファーラン「雑だなおい」
イザベル「成る程な。やっぱりエレンは強いって事だ」
コンコン
「失礼します」
ファーラン「入れ」
ガチャッ
「失礼します」
イザベル「どうした?」
「お届け物が届きました」
ミーナ「お届け物?」
イザベル「何だろな......」
「それでは失礼しました」スタスタ
バタンッ...
「......何とか届ける事は出来たな」スタスタ
「じゃあ......」スッ(ボタン)
ピッ
イザベル「いったい何──
ファーラン「そもそも誰が──
ミーナ「開けてみよ──
ピカァァァァッ!!!
ズドォォォォォォォォンッ!!!!
「これで邪魔者は消えた」
-
- 42 : 2019/05/18(土) 10:32:13 :
- ズドォォォォォォォォンッ!!!
イザベル「うぐっ!!」
ファーラン「がはっ!!」
ミーナ「うっ!!」
ドカァァァァン...!!
ファーラン「ぐっ......がはっ......」
ファーラン(爆弾......だった......のか......)
ファーラン「おい、イ、ザベル......ミー、ナ......」
シィィィン...
ファーラン(反応が、無い!?)
ファーラン「お前ら......!」
ファーラン(死んではいない.......だが重傷だ......!)
タッタッタッ
「大丈夫ですかっ!!」
ファーラン「っ、お前ら!」
「ファーランさん!大丈夫ですか!?」
ファーラン「俺は無事だ......だがイザベルとミーナが危険だ、すぐ運べっ!」
「は、はいっ!」タッタッタッ
ファーラン(まさか、さっきの奴の仕業か......?だが、その可能性は高い......!)
ファーラン「ケニー......!」
-
- 43 : 2019/05/18(土) 12:48:38 :
- ~補足~(補足したいことが次から次へと浮かんでくる......許してください(´;ω;`)あ、変換はもうミスりません)
人間界
人間族が多く住む世界。国家がいくつかあり、王が納めている。魔界とは犬猿の仲。
魔界
魔族が多く住む世界。魔族は人間族とよく似ている。魔界の広さは人間界の1.5倍程。
天界
天使族が多く住む世界。頂点は天王。魔王とは割りと仲が良く、魔王は1年に1、2回ほど会いに行っている。
世界の移動
魔界や人間界、天界を移動するには『扉』が必要。扉は個人が自由に開ける物ではなく、契約など様々な過程を通り、ようやく開ける。ただし一歩間違えれば別世界に行くことがある。
人間界の金銭
石貨→銅貨→銀貨→金貨→白金貨。
現代に例えると10円→100円→1000円→10000円→100000円感覚。
-
- 44 : 2019/05/20(月) 17:23:01 :
- アルミン「もう慣れた?」
エレン「ああ。ここに来て初めての1週間。流石に慣れた。だが......」
エレン(食、住は取れたが......魔界にどうやって帰るか、何だよなぁ.......ああクソッ、向こうが心配だ。皆気付いているか気付いてないか知らないが、特にケニーなんかは怪しかったからな......)
エレン「なあ、アルミン」
アルミン「ん?」
エレン(困ったときのアルミンだ)
エレン「俺、魔王を倒したい。魔界に行く方法、何かないか?」
アルミン「......えっ?」
エエエエエエエエエッ!!?
アルミン「まあ確かに異常な君なら、魔王を倒すって事は出来るかもしれないけど......微妙だなあ」
エレン「微妙?」
アルミン「エレン、君は......あ、先に言っておくけど、これは僕の勝手な見解だよ。僕はあまり魔族に嫌悪感は抱いてないけど、君は魔族に何か恨みがあって言っているんだよね?」
エレン「......ああ。詳しくは明かせないがな」
エレン(うん全部嘘。ご免魔界の皆、そしてアルミン)
アルミン「年々、魔界に軍が送られているのは勿論知っているよね。送られた者は未だ帰ってきていない」
エレン「勿論だ。去年は、2000人くらい来......行ったんだろ」
アルミン「あれに入るには『魔闘大会』で良い成績を出さないと入れない。因みに参加可能年齢は18歳以上だ」
エレン(マジかっ!あと2年じゃん......)
エレン「何か良い方法ないかな?」
アルミン「......うーん。君のその異常な力を見れば、もしかしたら特別に参加出来るかもしれない。あと、開催は1ヶ月後だよ」
エレン「よし、いつか交渉に向かうとしよう」
アルミン「君の場合、交渉が尋問か、最悪蹂躙になりそうだけどね」
エレン「それは絶対にない!」
ア、ソロソロコウギハジマッチャウ。ヤバイイソゴウ
アルミン(ねえエレン)
アルミン(君は......本当は考えたくなかったんだけど......)
アルミン(君はもしかして魔王を倒すのが本意じゃないんじゃないか?別に根拠は無いし、事実であっても告発はしないけど......)
アルミン(日頃の会話や、突然異常な力と頭脳を持つ異常者が現れた事、さっきの会話から僕はこう思ったんだ)
・・・・ ・・
アルミン(君は、魔界の者......魔族じゃないのかって。それもかなりの強豪......会ったことはないけど......)
アルミン(君はまるで魔王の様だよ。まさかとは思うけどね......)
-
- 45 : 2019/05/20(月) 17:29:05 :
- >>9
アルミン・アルレルト
運動は苦手だが、魔法、勉強なら得意な少年。彼の頭脳には周りも驚かされている。IQは約190前後。彼は29歳で探偵社を設立したが、それはまた別のお話。
-
- 46 : 2019/05/24(金) 21:38:04 :
- 修学旅行楽しかったです(`·ω·´)
......と言うわけで更新再開((´´・ω・``))
-
- 47 : 2019/05/24(金) 23:29:23 :
- フェン「嘘です。これは夢です。起きなさいw」
-
- 48 : 2019/05/25(土) 10:51:29 :
- >>47 起きた (°Д°)ミガバッ
という夢を見ていたm(_ _m)zzz....
なにこれ(´・ω・`)
-
- 49 : 2019/05/26(日) 17:30:30 :
- ゴゴォォォッ.....
ドドォォォンッ!!(噴火)
エレン「うわあっついなあ!何℃あるんだここは!?」
エレン(『煉獄龍 』か......倒してあの大会の参加権を頼んでみるか?)
エレン「『煉獄龍 』ぉ?」
エルヴィン「ああ。今私達騎士団の中で問題になっている三大龍の一体だ。その討伐を頼みたい」
エルヴィン「『煉獄龍 』は灼熱の炎の吐息 を放つ。当たれば火傷どころでは済まないから気を付けろ......まあ杞憂かもしらないがな」
エレン「報酬は幾らで?」
エルヴィン「白金貨5枚だ」
エレン「......ちょっと頼みが......いや、倒してからで良いな。うん。討伐後話をさせてください」
エルヴィン「?......ああ」
ガァァァァァァッ!!
エレン(咆哮......奴のか)
ドドォォォンドドォォォン!!!
ヒュゥゥゥヒュゥゥゥ...
ズドォォンズドォォン!!
エレン「うおっ、危ねえっ!」
エレン(さっさと始末する必要があるな.....)
-
- 50 : 2019/05/27(月) 17:14:47 :
- エレン「......」
ゴォォォォォッ...
エレン「......あっついっ!!!」
エレン(正直山登るとか噴火に気を付けるよりもこの暑さが非常に辛い!何で俺長袖で来たんだよ畜生!)
ドドォォォォンッ!!
エレン「うおおっ!!?」グラッ
エレン(何だ今の振動!)
ヒュゥゥゥゥゥゥゥゥ.....
エレン(......ん?)
エレン「上に何か......」チラッ
ヒュゥゥゥゥゥゥ.....
インフェルノ「」ヒュゥゥゥ...(落下)
エレン(何か龍が降ってきたんですがぁぁぁ!!?)
エレン(いや待ってちょっとこれヤバくね?もう避けられないよな?)
ヒュゥゥゥ(着地寸前)
エレン(あ、もう終わったわ)
ズドォォォォォォンッ!!!
エレン「げふうっ!!!」
ドカァァァンッ!!!!
モクモク...モクモク...(土煙)
エレン「げほっ、ごほっ......」
エレン(と言うかこれ......インフェルノじゃねえか......!?)
エレン(事故死......?いや、引っ掻かれた傷が新しく出血もしているからこれは殺人......ならぬ殺龍事件だ!)
エレン「よし、犯人......じゃなくて犯魔物へ攻撃だ!」
ズドォォォォン....ズドォォォォン....
エレン(頂上付近まで登り、犯魔物をようやく見つけたが......)
エレン「......でかくね!?」
エレン(体長約30m。スライムのような身体を持ち、恐らく自由自在に姿を変えられる。今は人間の形になっている......何だこいつは?異質化スライムなのか?)
異質化スライム?「ガッ......ガッ......」ボコボコ(身体を変形)
異質化スライム?「ガッ......!」ブオンッ!!
サッ!!(回避)
ズドォォォォォォン!!!
エレン(腕の部分にスライムを収縮させている......あそこに当たらなければ特に問題はないな。当たれば大ダメージだろうが)
異質化スライム?「ガッ......!!」ブオンッ ブオンッ ブオンッ......
エレン「っ!」サッ!
ズドォォォォォォン.....
エレン「」サッ!
ズドォォォォォォン ズドォォォォォォン!!
エレン(まだ来るかよ!)サッ!
ズドォォォォォォンズドォォォォォォン!!!
エレン「次はこっちだ!」
-
- 51 : 2019/05/27(月) 22:09:37 :
- うん。いつ見ても面白い!から期待!!!
-
- 52 : 2019/05/27(月) 22:32:20 :
- どうでもいい話ですがこのスライム(?)の身体の色は黒です。
────────────────────────────
エレン「【死の弾丸 】」カチャッ(指鉄砲の形)
バァァンッ!!
ヒュゥゥゥ
グチャァァッ!!
エレン「!」
異質化スライム?「」ボコボコ...
エレン(スライムの一部を身代わりにしただと......?)
この時、魔王はまだ知らなかった。
このスライム(?)の異常さを。
ビュゥンッ!!
グチャッ!!(腹を貫通)
エレン「ガハッ!!?」
ビチャッ(吐血)
エレン「ぐっ......」
エレン(何が腹を......触手!?掌 の部分から出ているのかっ!!)
ビュゥンッ!!(触手)
エレン(あれはまずい!)
エレン「【魔障壁 】!」ギィィィンッ!!
ギチ.....ギチッ.....!!
エレン(ぐっ......重いっ!!)
ズボッ!!(背後の土から触手)
エレン「!!」
ビュンッ!!!
エレン(しまっ──
ドスッ!!(貫通)
エレン「がっ.....!!」ビチャッ!!(吐血)
エレン(まさか......土の中にスライムの一部が!?)
ズボッズボッ!!
エレン(ヤバい......全方向からっ!!)
ビュゥゥゥンッ!!
グチャァァッ!!!
ビチャビチャッ!!(血飛沫)
異質化スライム?「ガッ......」ズズッ
ズボッ ズボッ(エレンから触手を抜く)
エレン「」ヒュッ
ドサッ
異質化スライム?「ガッ......」クルッ
ビュゥンッ!!
異質化スライム?「ッ!?」クルッ
ドカァァァンッ!!
異質化スライム?「ガッ!!」ザザザッ!!
「死ん......だとでも......思ったか?」ニヤッ
異質化スライム?「ガッ......?」
エレン「俺はこれでも魔王だ。あれくらいの攻撃で死にはしない。だが......」
エレン「服には穴が空いてしまったからな......解るよな?お前の討伐金で新しい服を買う!」
異質化スライム?「ガッ......!!」ボコボコ
ボコボコ...ボコボコ...
エレン「!」
エレン(人の形から......これは......龍!?)
異質化スライム?「ガァァァァッ!!」
ズボッズボッ!!(土から触手)
エレン(本気モード......か?)
異質化スライム?「ガァァァァァァッ!!」ギィィィィンッ!!
エレン「......判った。見せてやるよ、魔王の真髄を!!」
-
- 53 : 2019/05/27(月) 22:35:55 :
- >>51 期待ありがとうございます!あと誤字脱字が数ヶ所見つかっていますが気にしないでくださいm(_ _)m
-
- 55 : 2019/05/28(火) 19:23:34 :
- 異質化スライム?「ガァァァッ!!」カパッ(口を開く)
エレン(ブレスかっ!)
異質化スライム?「ガアアアアアッ!!」ドドドドド...!!
エレン「うおっ!」
ギュンッ!!
エレン「!!」サッ!!
ギュンッ!!
エレン(炎じゃなくて無数のスライム......つまり触手!だから追尾してくるんだな!!)サッ
エレン「次はこっちだ!」ザッ!!(バックステップ)
エレン「【連鎖化散弾球・極深闇】!!」ギュゥゥゥゥン...!!
ビュンッ!!
異質化スライム?「ガァッ!!」パシュッ!!(スライムの一部を飛ばす)
ドカァァァァァァンッ!!
異質化スライム?「ガァァッ!?」(連鎖ダメージ)
エレン「生憎連鎖 化しているからな。お前にまで攻撃は連鎖するんだ!」
異質化スライム?「ガアアアアアッ!!」
ビュウンッ!!!(触手)
ズドォンッ!!(腹に直撃)
エレン「っ!」ザザザザァァ...
グラッ
エレン「うおっ!!危ねえっ!!」(落下寸前)
エレン「下は......」チラッ
ズズズ...(溶岩)
エレン(ここは火山だから溶岩が流れているんだったな......!)
異質化スライム?「ガアアアッ!!」ビュンビュンビュンッ!!!
エレン「【魔障壁 】!!」ギィィィィンッ!!
エレン「【死の弾丸 】!」カチャッ(指鉄砲)
ダァァンッ ダァァンッ!!
異質化スライム?「ガッ!!」ズズズ...(壁形にスライムの一部を変形)
ヒュゥゥゥ
グチャァァッ!!
異質化スライム?「ガアアアアッ!!」ズズズ...!!(壁を数本の触手に変形)
ビュウンビュウンッ!!
エレン「【魔障壁 】!!」ギィィィィンッ!!
ギチッ......ギギッ.....!!
エレン「ぐっ......!!」
ズボッ!!(土から触手)
ビュンッ!!
ドスッ!!(腹を貫通)
エレン「があっ!!」ビチャッ(吐血)
ズボッズボッズボッ!!
エレン(さっきと同じか......!だが......!)
エレン「言ったよな?......魔王の真髄を見せてやるよってな!」
ビュンビュンビュンッ!!!
エレン「スキル──【魔界の王の物語】!」
-
- 56 : 2019/05/28(火) 19:48:28 :
- 【魔界の王の物語】
~#13 殺戮の王~
魔王は、魔界の父に幼児期から知恵を与え続けられてきました。
それは、戦いの知識、知恵でした。
魔法は勿論、剣技、槍、武道、果てには毒の知識まで教えられ、あらゆる状況に陥ったとしても対処できる術を父から学ばされていたのです。
そして一時まで彼は弱者を蹂躙する殺戮者、殺戮の王となっていました。父の言われるがままに、殲滅をしていました。
恐れを抱くものも少なくなく、畏怖の対象として彼を見ているのです。
さて、彼には様々な戦闘知識を叩き込まれました。しかし、たった1つ教えられていない事がありました。
『逃げる』と言う選択肢です。
何故、彼の父は教えなかったのでしょう。逃げるのは恥だ、と思ったから?......いいえ、違います。
・・・・
逃げる必要性が無かったからなのです。それほど、彼は強者でした。
しかし当の本人はどう思っていたのでしょう。その力を。
彼は不思議に思っていました。父が人間を嫌い、潰すべき存在だという事を。
その力を使って人間共を殺せと言われても、全く理解不能でした。何故、罪も無い者を殺さなければならないのか。
いつしか魔王の父は病死します。魔王がまだ12歳の頃でした。
そしてある日、彼は決断をしていました。
この力は通常は封じ込めておき、彼の幼馴染み、仲間を守る時や、自分、他人を救う時にしか使わないと。
彼のこの判断は正解でした。
『殺戮の王』という謎の渾名 はいつの間にか消え去っていました。
新たな魔王に就任した彼は、殺戮の力を秘めながら仲間と共に魔界で過ごすのです。
-
- 58 : 2019/05/29(水) 20:43:31 :
- ビュンビュンビュンッ!!!
エレン「雑魚がっ!」ブオンッ!!(凪ぎ払う)
グチャァァァァッ!!!
異質化スライム?「ガッ!」ビュンビュンッ!!
エレン「【殺戮化死の弾丸 】!」カチャッ
ダァンッダァァァンッ!!!
グチャッグチャァァッ!!
エレン「【殺戮化散弾球・極深闇】!!」ギュゥゥゥンッ!!
ドォォォンドォォォンドォォォンドォォォン!!!
異質化スライム?「ガッ!!」ズズッ(壁形にスライムの一部を変形)
ヒュッ
ズドォォォォォォンッ!!!
異質化スライム?「ガアッ!!」
ドカァァァァン...!
エレン「殺戮 化は直撃部分へ集中攻撃する......もはや消滅すると言っても過言ではないな」
異質化スライム?「ガッ......!!」ボコボコッ!!
エレン「!」
エレン(さっき攻撃して消えた部分をスライムで合体させて治しているのか......スライム体質だからこそ出来る所業だな)
異質化スライム?「ガアアアアアアアアッ!!」カパッ
ドドドドド......!!
エレン(触手のブレスかっ!)サッ!!
ギュンッ!!(追尾)
ズドォォン!!!(直撃)
エレン「ぐあっ......!」ヨロッ
ズボッズボッ!!(土から触手)
ビュンビュンッ!!
ドスドスッ!!
エレン「ぐあああっ!!」
異質化スライム?「ガッ!」ビュンッ!!
エレン「殺られる訳ないだろ!」ギュゥゥゥンッ!!(【殺戮化散弾球・極深闇】)
ドォォォンッ!!
異質化スライム?「ガアッ!!」(直撃した腹に穴が開く)
エレン(今だっ!)グッ!!
ブチイッ!!(貫通していた触手を千切る)
エレン「【殺戮化散弾球────」ダダダダッ!!!(走る)
異質化スライム?「ガァッ......!!」(スライムを合体し始める)
エレン「」ピョン!(跳躍)
エレン「──極深闇】!!」ドォォォン!!!
ビュンッ!!(穴の開いた部分へ入る)
ズドォォォォォォンッ!!!
異質化スライム?「ガアアアッ!!!」グチャァァァァッ!!
ドカァァァァン....!!
エレン「ぐっ......!」スタッ
異質化スライム?「ガッ......ガァァァァッ......!!」ボコボコ!!
エレン(くっ......まだ生きているのかっ!)
異質化スライム?「ガッ!!」ボコボコ.....ボコボコ!!
エレン(この、形は......百足 っ!?)
異質化スライム?「ガァァァッ!!」ズズッ!!(土へ潜る)
ズズズズズ......
ズズズ...
エレン「逃げた......のか......?」
-
- 59 : 2019/05/30(木) 20:35:45 :
- ジャン「おいおいマジかよ」
エレン「マジなんだよなぁ」
ジャン「お前本当に大会出れるようになったのか!?」
エレン「ああ。だが出れるようになっただけで、優勝とか連勝するとは限らないさ」
クリスタ「ねえ、エレンが参加するとき、応援に行ってもいい?」
エレン「勿論だ!」
~書斎~
エルヴィン「」ペラッ...
「団長」
エルヴィン「どうしたモブキャラ」
モブキャラ「あ、結局その名前なんですね......えっと、謎の魔物の件ですが」
エルヴィン「何か進展はあったか?」
モブキャラ「いえ何も......奴が掘って逃げていった穴の中を通ってみましたが、結局山肌に出てきました」
エルヴィン「彼からの報告によると、インフェルノは殺られ、自由自在に身体を変形できるスライムのような黒い巨大な魔物。人、龍、百足形に変形し、主に触手で攻撃した。攻撃威力は容易く腹を貫通できる。スライムを壁のように変形させ防御でき、飛散したスライムを合体させることで再生も可能」
モブキャラ「これはかなり討伐は困難ですね......」
エルヴィン「彼は異質化スライムとも思ったようだが違うだろう。そもそも異質化の魔物は通常の魔物と同じ形をしているものだ」
モブキャラ「それより団長、彼を『魔闘大会』に出場させるというのは本当でしょうか」
エルヴィン「ああ。毎年帰ってこず、もう派遣するのは中止しようという意見も出ているくらいだ。しかし今年は、エレンに加え”彼”も大会に出場する予定だ。2人揃えば少しはこの戦局を動かせるかもしれない」
モブキャラ「我が国から約700人が毎年出兵していますから......今までで死者はかなり出ているはず。いえ、一応帰ってこないだけであり生きている可能性もありますが......塵も積もれば山になるとはこの事ですね」
-
- 60 : 2019/05/31(金) 17:01:00 :
- ここから大会まで1つ物語を書きますが、誰でもいいのでどれが良いか選んでください。なお、選ばれなかった場合は茹でた茄子の気分で選びます。
1.普通にエレンが依頼を遂行する話
2.in魔界の話
3.魔法学校の生徒達の特訓の話
-
- 61 : 2019/06/02(日) 10:41:54 :
- 2が気になりますね
2がいいです!
-
- 62 : 2019/06/02(日) 10:52:48 :
- 1
-
- 64 : 2019/06/02(日) 20:14:14 :
- 物語で何か質問したいことがあればどんどん質問してくださいm(_ _)m
───────────────────────────────────
~魔界~
ガチャッ
ファーラン「様子はどうだ?」
「駄目です......命は助かりましたが未だ目覚めません」
ファーラン「そうか......」
ガチャッ!!
「ファーランさん!」
ファーラン「どうしたモブキャラY」
モブキャラY「適当な名前つけないでください......ってそれより、たった今、反乱者がケニーと言うことが確定しました!」
ファーラン「そうか......」ギリッ
モブキャラY「少なくともケニー率いる反乱軍は10000程。中には魔王反対派が多数、運河悪ければこれからも反対派貴族が敵軍に入る可能性があります」
ファーラン「......奴等の居場所は?」
モブキャラY「不明です......」
ファーラン「......取り敢えず、城に戻るか。緊急会議を開く」
~魔王城 会議室~
ファーラン「さて、集まったな」
「なあ、魔王が居ないがどうするんだ?」
「コニー、貴方は馬鹿なんですか?エレンは今行方不明なんですよ?」モグモグ
ファーラン「いやサシャ、お前、こんな時にもパン食うんだな......」
サシャ「勿論ですよ。パンじゃなくても良かったんですがね」
「それより、本当にどうするんだ?これからも敵軍は増える可能性もあるんだろ?」
ファーラン「その通りだ」
サシャ「ユミル、じゃあ貴女は城防衛係でどうでしょう?」モグモグ
ユミル「まあ良いんだが......」
コニー「良いのかよ」
コンコン
ファーラン「入って良いぞ」
ガチャッ
「失礼します」
ファーラン「モブキャラYか」
「たった今、情報が入りました。反乱軍は、ここから西に10km先に居るらしいです」
サシャ「だったら私達が行きましょうか?」
ファーラン「私達?」
サシャ「私とコニーです」
コニー「俺っ!?」
ファーラン「......大丈夫だろうな?」
サシャ「何でも食べますから!」モグモグ
コニー「大丈夫だ!」
ユミル「じゃあ、私とファーランさんが残り、お前らは奴等を叩く......で、良いのか?」
ファーラン「よし、じゃあお前らに兵を......20000人。20000人着けよう。反乱軍は反対派貴族の雑魚兵も混じっているが、呉々も油断するな」
-
- 65 : 2019/06/03(月) 20:29:59 :
- チク タク チク タク...
ファーラン「......もう行ってから30分か」
ユミル「ですね」
ザワザワ...ザワ...
ファーラン「?......やけに外が騒がしいな」
バンッ!!
「大変です!!」
ファーラン「何があった!?」
・・・・
「反乱軍が、東門からこちらへ向かってきています!!」
ユミル「奴等は西に居るんじゃないのか!?」
「その筈です......まさか......!!」
ファーラン「虚偽情報 かっ!!」
ファーラン「すぐに住民を避難させ、全ての門を閉めろ!いつもの避難場所は奴等の刺客が居る危険性があるから別の場所だ!」
「畏 まりました!」
ファーラン「ユミル、東門に行ってくれ!」
ユミル「了解!」
ファーラン(これはまずい......!!)
~東門~
ユミル「急いで閉めろ!」
「姿が見えました!先頭にケニー!」
ガガガガガガ...
ズドンッ!!(閉まる)
ケニー「......閉めやがった」
「隊長、南門へ行きますか?」
ケニー「いや、ここは俺がやる。離れておけ」
ズドンッ!!!
ズズズズズ...!!!(揺れ)
ファーラン(何だっ!?この揺れは!?)
バンッ!!
「東門が突破されました!」
ファーラン「何っ!?」
ファーラン(クソがっ.....!!)
ファーラン「俺が行く!ケニーには気を付けろ!」
ファーラン(街が戦場になるのは、回避出来なかったか!!)
-
- 66 : 2019/06/03(月) 20:49:44 :
- 「うおおおおっ!!」ダダダッ!!
ファーラン「スキル───【重力操作 】!!」ズンッ!!
「ぐうああっ!?」バタンッ!!
「なんだこれ、立てねえ!!」
ファーラン「【氷の短刀 】!」シュッ
グサッ!!
「うああああっ!!」ビュンッ!!(【ファイアボール】)
ファーラン「」サッ!!
ファーラン「【重力操作 】!!」ズンッ!!
「ぐあっ!!」ピタッ(壁にくっ付く)
ファーラン「ふっ!!」ブンッ!!
ズドォンッ!!
「がはっ......」ガクッ
「悪魔だ、悪魔が居るぞ!!」
ファーラン(悪魔......俺の事か)
「うおおおおっ!!」ブンッ!!
ファーラン「駄目だな」ズンッ!!
「うおっ!!?」グググ...!!
(剣が......下がらないっ!!?)
ファーラン「死ねっ!!」ブンッ!!(殴)
「ぐああああっ!!」ヒュッ
ズドォォォンッ!!!(壁に激突)
メリメリッ!!(壁に亀裂)
ファーラン「俺のスキル、【重力操作 】は─────」
「一斉に掛かれ!!」ダダッ
「死ねええええっ!!」ブンッ!
ファーラン「」ズンッ!!!
「うおああっ!!?」フワフワ(剣に掴まって浮いている状態)
「剣が浮いていく!?」フワフワ
フワフワ フワフワ...(高度10m程)
ファーラン「落ちろ!!」パチッ!(指を鳴らす)
ヒュゥゥ...
ズドンッ!!
ビチャビチャッ!!!(血飛沫)
ファーラン「─────ありとあらゆる物の重力を操作出来る。ただ、『アイツ』には全く意味が無いんだがな」
-
- 67 : 2019/06/04(火) 20:00:21 :
- 「魔法を放て!」
ダァァンダァァンダァァンダァァン!!
ファーラン「っ!」ダッ!!
ガチャッ!!(民家に入る)
ファーラン「───【重力操作・爆裂 】!!」ズンッ!!
メキメキメキッ!!!
バァァァァンッ!!!
「うわああああっ!!」
「家の破片が飛んでくるぞ!!」
ヒュッ
ダンッ!! ダンッ!! ダンッ!!(周りの家の壁に刺さる)
グサッ!!(胸に刺さる)
「ぐあっ!」バタッ
ファーラン(......この家の周りに重力を円状に集中させることで家が崩れ、破片が猛スピードで刺さる。中々操作が難しいな)
ビュンッ!!(刃が飛ぶ)
ザシュッ!!!(背中を斬る)
ファーラン「ぐああっ!!」
ファーラン「これは......ケニー!!」
ケニー「死ねっ!!」ビュンッ!!(刃)
ファーラン(速いっ!!)サッ!!
ケニー「」ビュンッ!!
ファーラン「っ!」サッ!!
ケニー「消えろ!!」ダッ!!
ファーラン(奴の剣はまずい!!)
ブンッ!!
ファーラン「【重力操作 】!!」ズンッ!!
ピタッ...!!
ケニー「甘え!!」ブンッ!!(蹴)
ファーラン「っ────」ヒュッ
ズドォォォンッ!!!(家に直撃)
ガラガラガラ...!!(壁が崩れる)
ファーラン「ぐっ......がはっ!............まずいな」
ザッ(壁の瓦礫の山の前に立つ)
ケニー「おい、生きてるか?」
ファーラン「っ......ああ」
ファーラン「1つ忠告だ.......」
ケニー「何だ?」
ファーラン「俺に勝てても、エレン には絶対勝てない!!」ズンッ!!!
ビュンビュンビュンビュンッ!!!(瓦礫の山が他の家の壁に向かう)
ケニー「ぐっ......!!!」ドドドドドド...!!!
ズズゥゥン......
ファーラン「くっ......」
ザシュザシュッ!!!
ファーラン「!!」
ズバズバズバズバッ!!!
ドォォンッ!!(瓦礫の山が吹っ飛ぶ)
ズドォォォォォォォン!!!
ファーラン「っ!!」
ケニー「流石だな『重力使い』」
ファーラン「出たな......『切り裂きケニー』!!」
-
- 68 : 2019/06/04(火) 20:33:10 :
- ケニー「死ねっ!!」ビュンビュンビュンッ!!!(刃)
ファーラン(さっきよりも一段と速い......!!)サッ!!
ファーラン「【重力操作 】!!」ズンッ!!
ケニー「!」バタッ!!
ファーラン「【アイスナイフ】!!」ビュンッ!!
ケニー「ぐっ......うおぉぉぉっ!!」グググ...!!
ブンッ!!
ズサァッ!!!
ファーラン(クソっ......化け物かよ!!)
ケニー「らっ!!」ビュンビュンッ!!
ファーラン「」ズンッ! ピョン
フワッ!!
スタッ(屋根の上)
ドォォンドォォンッ!!
ファーラン「【重力操作・無重力 】!!」ズンッ!!
フワッ!!
ケニー「何の真似だ!」ビュンッ!!
ビュン......フワフワ....
ファーラン「無駄だ。ここは無重力空間。高さ50mくらいまでは来たかな」フワフワ
ケニー「......まさか!!」
ファーラン「墜ちろ!!」ズンッ!!
ギュゥゥゥゥン!!!
ヒュッ
ズドォォォォォォォン!!!
ケニー「があああっ!!」
ザッ ザッ!!
「隊長!!」
ケニー「ぐっ......まずい、動けねえ」
「急いで撤退命令を!」
ケニー「ちょっと待て.....」
ダダダダダダ......!!!
「勝ったぞ!!」
「逃げていったぞ!!」
ファーラン「......敵は撤退、か。そう言えばユミルは大丈夫なのか?」
「あ、はい。意識は失っていますが軽傷、先程医務室に運びました」
ファーラン「分かった」
「ファーランさん!」
ファーラン「どうした?」
「只今西門から彼等が戻ってきました!」
サシャ「いやあ、ビックリしました」モグモグ
コニー「突然後ろから人が来て、『西には居ない、虚偽情報 だった』って言ったんですよ」
ファーラン「災難だな。お前たちが居ればもう少しは被害を防げたかもしれなかったんだが......」
サシャ「街の復興にも時間が掛かりそうですね。家が結構壊されていますし」
ファーラン「そうだな......」
タッ タッ...
「ファー、ラン、さん......!」
ファーラン「何かあったのか?」
「......イザベルさんと、ミーナさんが、消えました!!」
ファーラン「何っ!?」
──────────────────────────────
続きが気になるような終わり方ですがこれで終了です。
続きは大会後、エレンが魔界へ行ったらです。
-
- 69 : 2019/06/04(火) 22:37:46 :
- ~人間界~
ミカサ・アッカーマン
スキル【???】
アルミン・アルレルト
スキル 無し
ジャン・キルシュタイン
スキル 無し
クリスタ・レンズ
スキル【???】
ライナー・ブラウン
スキル 無し
ベルトルト・フーバー
スキル 無し
アニ・レオンハート
スキル【???】
エルヴィン・スミス (騎士団団長)
スキル 無し
キース・シャーディス (シガンシナ魔法学校で就労)
スキル 無し
~魔界~
エレン・イェーガー (魔王)
スキル【狂気の威圧】【???】【魔界の王の物語】
イザベル・マグノリア
スキル【???】
ファーラン・チャーチ
スキル【重力操作 】
ミーナ・カロライナ
スキル【人形操作】
コニー・スプリンガー
スキル【???】
サシャ・ブラウス
スキル【???】
ユミル
スキル【???】
ケニー・アッカーマン
スキル 無し
-
- 70 : 2019/06/05(水) 20:38:48 :
- ~魔闘大会前夜~
ジュゥゥゥッ...!(肉が焼ける音)
「ジュゥゥゥッ、ってね」
「取り敢えず黙れ」
「それは酷い。折角大会前夜だから高級肉肉買ってきてやったのに」
「勝った後に食う物だろう、普通」
「それよりさっきからずっと気になっていたんだけど」
「何だ?」
「どうして2年間大会に出なかったの?」
「強者が居ないからだ。だが......エルヴィンから聞いた。今年は絶望級の強敵が居るらしいじゃないか」
・・・・
「......よく言うねえ、自称人類最強さん?」
「......待て。自称を付けると俺が言っているみたいに聞こえる。周りの奴等が勝手にそう言っているだけだからな」
「知ってるよ」
ジュゥゥゥッ...
「肉焦げてるぞ」
「あ、ヤバい!」サッ!!
-
- 71 : 2019/06/05(水) 20:40:26 :
─────魔闘大会当日─────
-
- 72 : 2019/06/05(水) 20:45:50 :
- ハーレムはやめろいいな?
-
- 73 : 2019/06/05(水) 20:46:47 :
- >>72 ハーレムはありません。まず自分が苦手なので。
-
- 74 : 2019/06/05(水) 21:08:33 :
- ライナー「見に来たぞ」
アルミン「まさかルール改正が実現するとはね......『18歳以下でも赫々たる武勲を立てた者は特別に参加権を与える場合がある』」
エレン「俺も驚いたよ」
ベルトルト「魔闘大会で優秀な成績を出した人が騎士団中心の軍に入って魔界へ行ける......だから優勝しなくても入れる可能性はあるんだ」
エレン「でも折角だから優勝したいよな。優勝賞金欲しいし」
クリスタ「幾らなの?」
アルミン「白金貨100枚」
クリスタ「100枚!?」
ミカサ「それだけあれば家が建てる」
エレン「家は建てないさ。魔法学校卒業しても宿で寝泊まりでもするかな」
エレン(まあ、卒業することはないだろうがな......)
『開会式を始めます。選手は闘技場に集合してください』
アルミン「あっ、開会式だ」
ミカサ「敵は強いだろうけど頑張って」
アニ「まあ、頑張りな。優勝はしなくても良いから」
ベルトルト「行ってらっしゃい!」
ゾロゾロ...ゾロゾロ...
エレン(人多いな!何百人居るんだ!?)
『それでは只今より開会式を始めます。皆様、静粛に願います』
ザワザワ...ザワ...シーン...
『まず、騎士団団長、エルヴィン・スミス様のご挨拶です』
エレン(団長!?)
エルヴィン「」スタスタ
エルヴィン「......突然ですが、我が国からは魔王討伐軍を約700人、合計の3分の1程を毎年出兵しています。そしてご存じの通り、未だ帰ってきていません」
エルヴィン「無論これだけ帰ってこず、毎年出兵となるとかなりの損害になります。出兵反対意見も少なからず出ております」
エルヴィン「しかし、今年の大会には、強者───絶望級の強者が、2人程居ます。この大勢の中に、たった2人」チラッ
エレン(思い切りこっち見たな。と言うか、もう1人って誰だろ......)
-
- 75 : 2019/06/05(水) 23:01:27 :
- 期待
-
- 76 : 2019/06/05(水) 23:09:15 :
- >>75 期待ありがとうございます!あとよく見たら誤字が多い.....(-_-;)。脳内変換して読んでくださいませm(_ _)m
-
- 77 : 2019/06/05(水) 23:19:47 :
- エルヴィン「もしも、もしも魔王を倒し、魔界で軍の彼等が殺されていなかった場合、生きて家へと帰すことも可能になるかもしれません」
エルヴィン「だから彼等、強者ばかりに頼るのではなく、彼等と協力関係を作り、魔王の討伐を目指していきましょう。それでは、以上で私からの挨拶とさせていただきます」
エレン(何か......口調がどっかの牧師みたい)
ジャン「絶望級の強者、か......お前と......誰だ?」
エレン「さあな。俺も知らない」
アルミン「ねえ、ちょっと思ったんだけど......」
ライナー「どうした?」
アルミン「開会式でエレンともう一人の強者って言うのを軍に入れるって最早言っちゃってない?」
ミカサ「......確かに」
-
- 78 : 2019/06/06(木) 20:27:06 :
- 「べっふう!?私1回戦!?」
「何鳩が豆鉄砲喰らったような顔している」
「いやぁ、緊張するねえ。相手は誰なの?」
「モブキャーラっていう雑魚みたいな名前の奴だ」
「へええ。ま、準備してくるよ」シュンッ(消える)
「ただいま」シュンッ(現れる)
「......恐らく観客は何があったか理解しねえだろうな」
エレン「第1回戦が始まるぞ!」
ベルトルト「うわぁ、観客席が満員だ......」
アニ「何、立ってても見れるさ」
クリスタ「あ、選手入場!」
「観客多いなぁ......!」キョロキョロ
モブキャーラ「幾ら雑魚でも手加減はしねぇぞ!」
「ああ、別に良いよ」
『ただいまより、モブキャーラさん対ハンジ・ゾエさんの試合を開始します......』
ハンジ「さて、じゃあ......さっさと終わらせますか」
『開始』
シュンッ!!
モブキャーラ「がっ......!!」
フラッ
バタッ
ハンジ「......あれで手加減は無しなの?......どうやら雑魚は君だったようだね」
シーーン...
ザワザワ...!!
クリスタ「嘘......」
ジャン「何だよあいつ......」
エレン「......あれはスキルだ。しかも、極めて強力な」
ライナー「スキルなのか?」
アルミン「ま、まさか......!」
エレン「あの人のスキルは、恐らく【時間停止】系のスキルだ」
-
- 79 : 2019/06/06(木) 21:00:42 :
- 『開始』
シュンッ!!
モブキャーラ「っ......あ?」
ハンジ「やあようこそ。私の『部屋』へ」
モブキャーラ「部屋......だと?」
ハンジ「私のスキルは『部屋』を創る事が出来る。でも、外の世界の時間は静止しているし、創られた場所はどこだか私にも見当がつかないんだよね。ま、それは良いとして、早速やってもらうよ」
モブキャーラ「それはどういう......」
ハンジ「こう言うことだよ」
ジジ...ジジジ...
ギィィィン!!!ギィィゴォォォガァァァギィィィ!!!
モブキャーラ「な、な、何だ!?」
『モブキャーラ、遊ぼ!』
モブキャーラ「うっ......?」
─────
───
──
─
『消えろ弱者が』
『ごめんね......』
『お前の所為でアイツは』
『ありがとう』
『......娘は死んだのだ!!』
『じゃあ......ね......』
『待てよ、おい!』
プツッ
『ゴメンネ....?』
『オマエガミステタノダ』
『モブキャーラ、アソボ...?』
『キエロジャクシャガ』
『クルシメ、アガケ』
『アリガトウ...?』
『ムスメヲミゴロシニ...』
『ヤメロ!ヤメテクレ!』
『モウコレイジョウ...
─
──
───
─────
モブキャーラ「止めろぉぉぉぉ!!」
───娘ヲ見殺シニシタ屑メ。
モブキャーラ「やめっ......」
───オマエハ...
モブキャーラ「聞かさせねえっ!!ファイア.....ボール......!!」ボウッ
───セカイデモットモ...
ヒュッ
ズドォォンッ(自らの腹に当てる)
シュンッ!!
モブキャーラ「がっ......!!」
フラッ
バタッ
ハンジ(......私はこのスキルは嫌いだよ。でも世の中は弱肉強食なんだ)
ハンジ「......あれで手加減は無しなの?......どうやら雑魚は君だったようだね」
-
- 80 : 2019/06/07(金) 17:49:36 :
- エレン「あばばばばばば」
ライナー「おい待てどうした」
エレン「そろそろ俺の番が回ってくる......緊張する......」
ジャン「別にいつも通りでいたら良いじゃねえか」
エレン「相手はモブキャラ男......もしこれに勝ったとしても......」
アルミン「あっ、ハンジさんと当たるんだ」
エレン(あれは時間停止系のスキルなのか?モブキャーラの腹から黒煙が出ていた、ということは炎系の魔法を喰らったことになる。しかし、その魔法が当たって爆発した瞬間は見ていない。つまり時間停止中に魔法を当てた、ということになるが停止中は魔法を飛ばしたり爆発させたりする事は不可能だ)
エレン(......爆発した直後に時間を進めた?しかしそれは無理だろうし......あー、全然解らない!!)
・・
エレン(まあ、何とかするしかないか。いざとなればアレを使おう)
『選手は闘技場へ入場してください』
エレン「モブキャラ男っていう人とか」
ベルトルト「油断は禁物だよ」
クリスタ「頑張ってね!」
『ただいまより、モブキャラ男さん対エレンさんの試合を開始します.......』
エレン(さあ、どう来る?)
『開始』
モブキャラ男「【氷の投槍 】!」カチカチ
ブオンッ!!
エレン「」サッ!
エレン「【死の弾丸 】!」カチャッ
ダァァァンッ!!
モブキャラ男「ぐうっ!」
エレン「へっ?」
モブキャラ男「ぐぁぁぁぁ......」
バタッ
エレン「......えっと、終わり?」
『試合終了。勝者、エレンさんです』
エレン(一言叫びたい......)
エレン(呆気なっ!)
-
- 81 : 2019/06/07(金) 20:10:12 :
- エレン「......そろそろか」
アニ「一周回ってエレンの番だね」
ベルトルト「ハンジ・ゾエ......彼女がもう一人の強者なのかな?」
エレン「可能性は無いことは無い。だがどうも腑に落ちない」
ジャン「否定的なようだな」
クリスタ「でも油断大敵だよ。気を付けてね!」
エレン「ああ!」
ハンジ「君がエレンか」
エレン「ええ......。貴女のスキルは何か見当がつかなかった。善かったら教えてくれませんかね?」
ハンジ「教えないよ。戦場で味わうんだ!」
『ただいまより、エレンさん対ハンジ・ゾエさんの試合を開始します......』
エレン(あのスキル......結局何なんだ?)
『開始』
シュンッ!!
エレン「なっ......!!」
ハンジ「ようこそ私の『部屋』へっ!」
エレン「......そうか......そう言うことか!」
エレン「貴女のスキルは【時間停止】系ではなく、【空間創造】系のスキルだったんだ!時間はこの中だけ動いていて、今外は静止している!」
ハンジ「惜しい!半分正解!」
ハンジ「残りの半分は何かって?......これだよ!」
ジジ...ジジジ...
エレン(......何だ?)
ギィィィンガァァァンゴォォンガァァァンゴォォン!!!
エレン「っ!?」
エレン(何だこの耳障りな音は!!)
─────
───
──
─
『エレ......ン......』
『母さん?寝ないで起きてよ。夜ご飯まだでしょ?』
『......お前が母さんの仇を......人間どもを......』
─
──
────
─────
エレン「っ......!?」
ハンジ(始まったね)
─────
───
──
─
『最期に言い残す事は無いか?』
『お前らは.......悪魔!いや、最低の屑だっ!!』
『......何だと?』
『俺らの同胞が、必ずお前らを殺す!!覚悟しておけ!この......
─
──
────
─────
エレン「『殺戮ノ王メッ!!』」
『オマエノセイデカレラハシンダ!!』
『シネッ!!』
『オマエハクズドウゼンノモノダ!!』
エレン「止めろっ......!!ヤメロッ......!!」
『ナンニンモシンダ!ナニモカモスベテオマエガワルイ!!』
『コノヨカラキエウセロ!!』
『シンデシマエ!!』
エレン「ヤメロヤメロヤメロヤメロッ!!」
『違う、これを言っているのは......』
『シンデイッショウコノヨニモドッテクルナ!!』
「殺された彼等ジャナク......」
『スベテオマエガワルイ!!』
エレン「俺ダ」
『オマエハタッタヒトリ、コドクナノダ』
『オマエナドイキルカチナドナイ』
『クズハダマッテカタスミデシヌトイイ』
『オマエハモットモイラナイソンザイナノダ』
『ヒトヲアヤメル、モットモイラナイソンザイ───』
『─────なあ、孤独の王。俺らと友達になろうぜ!』
エレン「──っ!!」
-
- 82 : 2019/06/08(土) 16:43:41 :
- エレン「ぐ......ふふ.....ふふふ......!」
ハンジ(んん?)
エレン「ふふ......ははは!!そうだ、そうだよ!」
エレン「俺だってあんなことはしたくなかった。父さんの言うことは理解不能だった。だが、俺は今、少なくとも今、孤独じゃない。魔界 でも、人間界 でも、友達が、仲間が居る!」
ハンジ(アレが......効いてない!?)
エレン「父の言われるがままに無差別に殺戮する残虐非道で孤独な王になる道を逸らしてくれたのは......父が早めに死んだ『幸運』と、『仲間 』だ!」
エレン「故に、自暴自棄になど陥らない!」
ハンジ「何故、効かない!?『忘却した過去の部屋』が!」
エレン「もう、貴女の敗けだ」スタスタ
ピタッ(壁に触れる)
エレン「スキル─────【能力壊滅 】!!」
-
- 83 : 2019/06/08(土) 17:05:58 :
- ハンジ「......えっ?」
エレン「貴女の敗けです、ハンジさん」
ハンジ「......な、何で......?何でスキルが......!?」(たじろぐ)
ザワッ
ナンダ、ナニガアッタ?サッキノモブキャナントカハスグタオシタノニ...
ハンジ「......まさか!?」
エレン「わかりましたか?俺のスキル────【能力壊滅 】は、スキルを無効化できるスキルです」
ハンジ「......降参!」
エレン「へっ?」
ハンジ「私は大会を棄権するよ!」
シーーン...
『え、えっと、ハンジ・ゾエさんの棄権により、勝者はエレンさんです』
ザワザワ ザワザワ...!!
ジャン「おい......アイツら、何をしたんだ?」
クリスタ「戦ってもいないのに降参するなんて......」
アニ「本人のご到着だよ」
ベルトルト「ね、ねえエレン......」
ミカサ「一体何をしたの?全く何もしていないように見えたけど......」
エレン「ありがとな、お前らも」
一同「?」
「おい」
ハンジ「やあ、ただいま」
「棄権って、どういうことだ?精神的ダメージは効かない程のポジティブな奴だったのか?」
ハンジ「いやいや。情報提供させたい?」
「......いや、いい。相手は俺の事は知らないからな」
ハンジ「義理堅いねえ」
「黙れ」
-
- 84 : 2019/06/09(日) 15:17:26 :
- ※蛇足
【狂気の威圧】···『悪寒』、『恐怖』、『絶望』、『狂気』の内どれか1つに陥れることが出来る。強さは、悪寒<恐怖<絶望<狂気。
【能力壊滅 】···触れたスキルを無効化する。また、時間停止系スキルなど形がないスキルを喰らった場合も、そのスキルは【能力壊滅】使用者に対し効力を発揮しなくなる。
【魔界の王の物語】···自身を強化できる。攻撃力上昇系(#13 殺戮の王など)や、速度上昇系、回復力上昇系など多種多様。
────────────────────────────────────────────
-
- 85 : 2019/06/09(日) 15:54:53 :
- ジャン「次の対戦相手は......これだな」
アルミン「ハンネス、さんか......ここまで来ると相手も強い筈だよ」
ベルトルト「......そう言えば、もう一人の強者って結局誰なんだろう」
エレン「ハンジさんも結構強かったが、あれはあれで欠陥がある」
ミカサ「でも、全然戦ってなかったけど......」
エレン「お前らは知らないんだよ。いや、知ることは出来ないんだよ」
ザッ ザッ
ハンネス「お前が挑戦者か......」
エレン「よろしくお願いします」
ハンネス「ああ......そう言えば、絶望級の強者が居るらしいな。気にならないか?」
エレン(すいません......多分、と言うか絶対自分です)
【ただいまより、エレンさん対ハンネスさんの試合を開始します......】
エレン(今までのモブなんとかよりも格が違う。腕利きの冒険者と思った方が良いな)
『開始』
ハンネス「【火球 】!」ビュンッ!!
エレン「っと」サッ
ハンネス「!」ビュンッ!!
エレン「ほっ」サッ
ハンネス「中々やるようだな......これでどうだ!」
ハンネス「【隕石爆裂 】!」ボウッ(魔法陣)
ズズズ...!!(魔法陣から隕石召喚)
ドンッ!!!(エレンに向け発射)
エレン「っ、【魔障壁 】!!」ギィィン!!
ドォォォォンッ!!!(隕石が爆発)
エレン「いっ......!?」ザシュッ ザシュッ!
エレン(隕石の破片を喰らっちまった......!)
-
- 86 : 2019/06/10(月) 19:41:29 :
- ハンネス「はっはっはっ!どうだ!俺が1年間修行してようやく得た魔法だ!」
エレン「うわぁ......服が破れちゃったよ......」
ハンネス「そっちかよ!?」
エレン「そっちとは?」
ハンネス「痛くなかったのか?」
エレン「いやまあ多少痛かったですが暴れるくらいの痛さじゃないですし」
ハンネス「そ、そうか.......【隕石爆裂 】!!」ズズズ...
ドンッ!!
エレン「二度目は喰らいませんよ!」ダッ!!
エレン「【散弾球・極深闇】!」ギュゥゥゥン...
ダァァァン!!
ドガァァァンッ!!!
ハンネス「何っ!?」
エレン「【死の弾丸 】!」カチャッ
ダァァァン!!
ハンネス「ぐっ!!」
フラッ
バタッ!!
『試合終了。勝者、エレンさんです』
エレン(よしっ、順調だ!)
『ただいまより、──────対モーブンの試合を開始します......』
モーブン(これは......ヤバい!!脳内の危険信号がめちゃくちゃ鳴っている!!)
『開始』
「一瞬で終わらせる」
モーブン「くっ、クソっ!!」ダッ!!
「遅いな」
ビュンッ!!(急接近)
ズドォォンッ!!(腹に直撃)
ヒュッ...
モーブン(俺今......何で浮いて────
ズドォォォォォォォンッ!!!
ビシッ バリバリッ!!(壁に亀裂)
モーブン「」
ザワザワッ...!!
「......ハンジを破ったエレンか......気になるな」ボソッ
-
- 87 : 2019/06/11(火) 20:04:05 :
そして、エレンは着々と勝ち進んで行く。
エレン「【闇球 】!」ダァァンッ!!
モブオ「ぐはぁっ!!」バタッ
エレン「【散弾球・闇】!」ダァァンッ!
モブサン「ぐっひゃあ!」バタッ
そして─────決勝。
-
- 88 : 2019/06/11(火) 20:11:20 :
- アルミン「そ、そんな......」
エレン「何だ?」
ジャン「エレン、お前は初めて敗けるかもしれない」
エレン「ほえ?」
クリスタ「相手は、通称人類最強......」
ライナー「リヴァイ・アッカーマンだ」
エレン「人類最強!?」
エレン(魔界最強対人類最強の戦いが、今ここで!?)
ミカサ「かなり危険。彼の試合、見た?」
エレン「全然。寝てた」
アニ「......そいつは蹴りだけで相手を吹き飛ばす。更に壁に亀裂まで入るんだ。異常だよ」
ジャン「だがエレンなら......」
エレン「面白え......!」
ジャン「......ほらな。言うと思ったよ。心配ねえさ」
ベルトルト「まず、優勝者は確実に魔界軍に入れるんだ。それに優勝金も貰える。だから頑張ってね!」
クリスタ「そうそう、何とかなるよエレンなら!」
『決勝戦を始めます。選手は入場してください』
アルミン「そろそろ始まるよ......」
エレン「行ってくる!」
エレン(人類最強......どんな奴だろうな?)
-
- 89 : 2019/06/11(火) 20:23:47 :
- スタスタ
エレン「......チビな影が1人」ボソッ
「誰がチビだ」
エレン「あぁ......聞こえましたか。すいません、つい」
リヴァイ「お前が、エレンか.......ハンジを破った」
エレン「あれ、あの人の事知っているんですね」
リヴァイ「仲間だ......お前、アイツをどう倒したんだ?」
エレン「......いつか教えますよ。多分、ね」
リヴァイ「......だったら、この勝負に勝って吐かせてやる」ズズズ...
エレン(!......強い、な、これは。明らかに、あのハンジさんより強い)
エレン「やれるものなら......殺ってみろ!」
『ただいまより、リヴァイ・アッカーマンさん対エレンさんの試合を開始します......』
リヴァイ「やれるものなら殺ってみろ、か......殺ってやる」
エレン(さあ......どう来る?)
アルミン「......」
ジャン「......勝てると思うか?」
アルミン「判らない、判らないよ。そもそも、僕は......エレンの底さえ知らないんだ」
アニ「きっとやるさ。アイツなら」
ライナー「それに、いざとなれば......クリスタのスキルで治せる」
クリスタ「うん......でも、あまり怪我はしてほしくないな」
ミカサ「そろそろ、始まる......」
『開始』
リヴァイ「」ビュンッ!!
エレン「速っ─────
シュッ!!(蹴)
ズドォォォォンッ!!!
ビキ バリバリッ!!!(亀裂)
エレン(ぐっ!......速い!)
リヴァイ「......来いよ。速めに終わらしてやる」
-
- 90 : 2019/06/11(火) 20:47:03 :
- エレン「【散弾球・極深闇】!!」ギュゥゥゥン
ダァァンッ!!!
リヴァイ「遅え」サッ
ダァァンッ ダァァンダァァンッ!!!
リヴァイ「」サッ サッサッ!
リヴァイ「【上級支配者 】」ギュンッ!!
エレン「まさかっ......!」
エレン「まさかっ......身体強化系スキルか!」
リヴァイ「当たりだっ!!」ビュンッ!!
エレン「っ.....!!」グッ(腕をX状にする)
ブンッ!!(殴)
ギィィィンッ!!!
エレン「いっ......!!」ザザザザァァァ....
エレン(流石、人類最強......だが!)
エレン「【狂気の威圧】!!」ズズズ...!!(恐怖)
リヴァイ「ちっ......!」ビュンッ!!
エレン(少し動きが鈍くなったな!)
エレン「【魔障壁 】!」
リヴァイ「っ!」ブンッ!!
ギィィィンッ!!
エレン「【連鎖化散弾球・極深闇】!!」ギュゥゥゥン
ダァァンッ!!
ズドォォォォンッ!!
リヴァイ「ぐっ───!!」ヒュッ!!
ドカァァァァンッ!!(壁に直撃)
モクモク...(土煙)
リヴァイ「ちっ......しまったな......」ムクッ
エレン(......壁に直撃する瞬間、受け身をとったのか!)
リヴァイ「俺も行こうか......【死の牢獄 】」
グワッ!!
エレン「何っ─────
ガンガン!!ガンッ!!
エレン「【死の牢獄】......牢屋か!」
ズズズ...
ズサッ!!(天井から槍)
エレン「なっ!!」
ブシャァッ!!(血飛沫)
エレン「がっ......!!」
ズサッ!!
ドスッ!!
エレン「っ.....!!」
ドスドスッ!!ドスッ!!ドスドスッ!!!
ブシャァッ!!ベチャッ!!
リヴァイ「......最早これまでだろうな」
ズサッ!!ドスッ!!
リヴァイ(恐らく、そろそろ大会から棄権宣告が出────
ドカァァァァンッ!!!
リヴァイ「!?」クルッ!
ヒュゥゥゥゥゥ
ガシャァァァァァァンッ!!!(牢獄)
リヴァイ「何っ!?」
リヴァイ(牢獄が.......爆発した!?)
「ああ痛かった、何だよこれ!画鋲を足で踏んだときより痛い!当たり前だけど!」
リヴァイ「何故......!?」
エレン「いや、牢屋の中で魔法使ったら大爆発しちゃったんです。まあ、こうして出られたからいいんですが」
リヴァイ「......【完全支配者 】!!」ズズズッ....!!!
エレン「本気モードですか。ではこちらも......」
エレン(【魔界の王の物語】!!)ズズズ...!!!(#13 殺戮の王)
-
- 91 : 2019/06/12(水) 17:14:52 :
- リヴァイ「」ダッ!!
エレン「!」
ブンッ!!(殴)
スカッ!!
リヴァイ「!!」
エレン「相変わらず速いですね」フワフワ...
リヴァイ「【飛翔 】か」
エレン「正解!【散弾球・極深闇】!!」ギュゥゥゥン!!!
ダァァァン!!
リヴァイ「ちっ!!」サッ!
ダァァァンダァァァンダァァァンダァァァンダァァァンッ!!!
リヴァイ「」ササササッ!!
リヴァイ(これは厳しいな......!!)
ダァァァン!!
リヴァイ「ふっ!!」ピョンッ!!!
ドガァァンッ!!!
リヴァイ「ぐっ......!!!」ビュンッ!!!
エレン「なっ......!!」
エレン(魔法を喰らった反動で、跳んだだと!?)
リヴァイ「そこだっ!!」ブンッ!!(殴)
ギュゥン!!!
ズドォォォォォォォォンッ!!!!
リヴァイ「っ!」スタッ
モクモク...
エレン「ぐっ......!」ムクッ...!
リヴァイ「まだ......起きれるのか......!」
エレン「......流石、人類最強だ!!」
リヴァイ「ちっ!!」ダッ!!
エレン「そのスキル......【完全支配者 】だったかな?」
リヴァイ「その通りだ!」ブンッ!!!
エレン「消させてもらう!!」
エレン「【能力壊滅 】!!」
パシッ!!(拳を掴む)
リヴァイ「何.......っ!!」
リヴァイ(力が弱くなったのか......!?)
エレン「吹っ飛べ!!!」ブオンッ!!!
ビュンッ!!
ズドォォォンッ!!!
リヴァイ「......何だ今のは......」
エレン「貴方のスキルはもう俺には効きません。俺に触れた瞬間、スキル使用前の力の強さに戻ってしまう」
リヴァイ「ちっ、面倒なことを......」
エレン「さあ、そろそろ終止符を打ちましょう!この二度と無さそうな戦闘 に」ズズズ...!!(#13 殺戮の王)
リヴァイ「......望むところだ!」ズズズッ......!!(【完全支配者 】)
-
- 92 : 2019/06/12(水) 17:27:26 :
- アルミン「これはっ......!!」
ジャン「何なんだよ、アイツら。本当に何なんだよ......!!」
アニ「......次元が違うね。他の観客も見てみな」
「ひぃぃぃぃ.....!!」
「速く終わってくれよう.....!!」
ライナー「......何が観客をあんな風にしているんだろうな?」
アルミン「そんなの決まってるよ......観客の様子は彼等の持つ異常な力への畏怖の象徴だ」
ベルトルト「あんな異常な程の力を持つ人が2人も現れたら......魔王も、倒せんるんじゃないかな?」
ライナー「かもしれないな。だが......」
ズドォォォンッ!!ドガァァァァンッ!!
グラッ!!!
ジャン「うおっ!!」
クリスタ「今、揺れた......!」
ジャン「おいおい、闘技場が揺れるほどの馬鹿力なのか!?」
ミカサ「見て......」
アルミン「何?」
ミカサ「今、異常な程の力を纏 っている。このままずっと戦いあったら......最悪、闘技場が崩れる!」
クリスタ「そんなことがあるの!?」
ベルトルト「あると思うよ。壁とか床とかもう傷だらけじゃないか」
ズズズズッ......!!!
アルミン「凄い気配だ......観客の気持ちも理解できる気がするよ」
-
- 93 : 2019/06/12(水) 22:39:39 :
- ドガァンッ!! ダァァンッ!! ズドォォンッ!!
リヴァイ「【呪槍 】!」
ビュンビュンッ!!(地面から2本の影の槍)
エレン「何っ───!」
ドスドスッ!!(腹を貫通)
エレン「ぐあっ.....!!」
リヴァイ「」ブンッ!!!(殴)
エレン「っ!!」スカッ(頭を倒し回避)
エレン「───らっ!!」ブンッ!!!(蹴)
ドカァァンッ!!!
リヴァイ「ぐっ......!!」ザザザザァァ....
エレン「ふっ!!」ブンッ!!
バキッ!!(槍を折る)
エレン「【死の弾丸 】!!」カチャッ
ダァァンッ ダァァンッ!!!
リヴァイ「ちっ!!」ザザァァッ!!(スライディング)
エレン「」ダッ!!
リヴァイ「【呪槍 】!!」ビュンッ!!
エレン「!──っ!!」サッ!!(身体を捻らせ回避)
リヴァイ「甘い......!」ブンッ!!(左足で蹴)
エレン(予測済みかっ!!)
ドカァァン!!
ビュンッ!!
ズドォォォォォンッ!!!
エレン「うぐっ......!!」ムクッ....!!
モクモク...(土煙)
エレン(ヤバイな......スキル無効化はされている筈なのに、この力だ)
モクモク...
ダッ!!!
リヴァイ「ボーッとするな!」ブンッ!!(殴)
エレン「なっ!!」グイッ!!(身体を捻る)
スカッ!!
エレン「おらっ!」ブンッ!!(足払い)
リヴァイ「甘い」ピョンッ
エレン「っ!!」ダッ!!(バックステップ)
リヴァイ「奇襲は無理があったな」
エレン「【散弾球・極深闇】!!」ギュゥゥゥン...!!
ダァァンッ!!!
リヴァイ「」トンッ!!(壁蹴りで回避)
エレン「【飛翔 】!!」ビュンッ!!
リヴァイ「ちっ、面倒だ......」
エレン「【死の弾丸 】!!」カチャッ
ダァァンダァァンダァァンダァァンッ!!!
リヴァイ「!」ダッ!
ダァァンダァァンダァァンッ!!
リヴァイ「」ダダダダ...!!(壁際を走る)
エレン(俺の後ろに......)
ダダダダ...!!
トンッ トンッ!!(壁蹴)
エレン(なっ......今度は壁を蹴って跳んだ!?)
リヴァイ「落ちろ!!」シュッ!!!(踵落とし)
ダァァンッ!!
ズドォォォォォォンッ!!!
-
- 94 : 2019/06/13(木) 20:42:02 :
- リヴァイ「」スタッ
リヴァイ(これで奴が立ち上がったら......ヤバイな)
モクモク.....
ユラッ...
リヴァイ「ちっ.......」
エレン「今......のは、流石に......効いた、な」
リヴァイ「化け物が......!」
エレン「化け物......か。確かに、そうですね」
エレン「......今、はっきり言えるのは、貴方は今まで俺が戦ってきた奴等の中で最も強い、と言う事です」
リヴァイ「その言葉、そっくりそのまま返そう」
エレン「じゃあ、再戦、行きますよ?休憩も済んだことだし」
リヴァイ「来い、そして絶対勝つ」
エレン「その言葉、そっくりそのまま返そうか」
ダァァンッ!!ドカァァンッ!!バキィッ!!ズドォンッ!!
エレン「【殺戮化散弾球・極深闇】!!」ギュゥゥゥン
ダァァンダァァンダァァンッ!!!
リヴァイ「」サッ!!
エレン「【魔神の手 】!!」ズズッ...(リヴァイの足下に黒い穴)
リヴァイ「!?」
ズゥゥゥンッ!!(黒い手)
リヴァイ「しまっ───!」
ガシッ!!(掴む)
ギュゥゥゥン!!(引きずり込む)
リヴァイ「まだだ!」ブンッ!!
グチャァッ!!!
エレン「!」
サァァァ...(手が消滅)
エレン(おいおいおい......マジですか)
リヴァイ「」ダッ!!
リヴァイ「」ブンッ!!
エレン「っと!」サッ!!
リヴァイ「ちっ!」ブンッ!!(足払い)
エレン「」ピョンッ!!
リヴァイ「喰らえ!」シュッ!!(蹴)
ズドンッ!!
エレン(危ねえ......!防御していて良かったよ)ズザザザザァァァァァ......
エレン「そろそろ......」
リヴァイ「決着 を......」
エレン・リヴァイ「刺す!」ダッ!!
エレン「これで......」グッ...!!
リヴァイ「終わりだ!」グッ...!!
ビュンッ!!!
ドカァンッ!!!(衝突)
ドゴォォォォォォンッ!!!
エレン「」ヒュッ!!
リヴァイ「」ヒュッ!!
ドカァァァァンッ......(壁に直撃)
ザワッ...!!!
モクモク...モクモク...!!
ユラッ...
エレン「」ザッ...
リヴァイ「」ザッ...
リヴァイ「.......化け、物、め......」フラッ
ドサッ
エレン「......」ヨロッ
エレン「っと......」ザッ!
プツッ
『し、し、試合、試合終了!勝者は、エレンさんです!そして今年度の魔闘大会の優勝者は、エレンさんになりました!』
エレン(ああ......そうか、勝ったのか)フラッ
エレン(人類最強、俺は少し眠いから寝る。じゃあな)
ドサッ
-
- 95 : 2019/06/13(木) 20:45:13 :
─────魔闘大会後日談─────
-
- 96 : 2019/06/13(木) 20:55:06 :
- エレン「」パチッ
「あっ、起きた」
エレン「......ああ、アルミン、か」
アルミン「君、急に倒れたんだよ。その所為 で表彰式はパーだ。あ、優勝賞金は後日エレンに手渡しするんだってさ」
エレン「わかった......そう言えば、魔界の軍は、どうなったんだ?」
アルミン「発表されたよ。言わなくても良いよね?優勝者のエレンは勿論入ってるさ」
エレン「やった!!」
エレン(これで、魔界に帰れる!......ただ、他のついてくる奴等はどうしようか。まあ、その辺は後でいい)
アルミン「あとね、エレンが戦ったリヴァイさん、ハンジさんも行くんだよ」
エレン「そうか......」
アルミン「あ、エルヴィン騎士団長もね」
エレン「団長もか!?」
アルミン「どうもそうみたい。もし帰ってこなかった場合、騎士団長の後継はナイルさんだったかな?彼に任せるだってさ」
エレン「......あれ、他の奴等はどうした?」
アルミン「あ、皆帰ったよ」
エレン「え?じゃあ、何でアルミンだけ残っているんだ?」
アルミン「ちょっと、話がしたくてね......」
エレン「話?」
アルミン「......僕は君との関係を壊したくない。だけど、聞くチャンスは今しかないんだ」
エレン「どういう、ことだ?」
アルミン「単刀直入に言うよ......君は魔王だ。違うかな?」
-
- 97 : 2019/06/14(金) 17:36:53 :
- エレン「......え?」
エレン(聞き間違いかな?何かアルミンが魔王だねって言った気がする......)
アルミン「いや、色々なことから想像を張り巡らしてみたんだけど」
アルミン「まず、君は去年の魔王討伐の軍隊は2000人くらい来た、と言っていた。でも、人数は公には公表されていないんだ」
エレン「それは......」
アルミン「あと、君が苗字を名乗らない理由も判った。魔王の一族、イェーガー家。勿論ただ名字が無い拾われた子って言う可能性もあったけど、まあ基本拾った人の名字を使う筈だからね。だから、家筋の関係かと思った。そして何より、あの人類最強を超えたことだ。それに加えて、そんな最強な存在が、1ヶ月程前に突如現れた。リヴァイさんは人類最強として前々から知られていたけど、リヴァイさんを越えるような人なんて聞いたことがない。君は何か目的があって魔界から人間界へ来た。或 いは......何らかの拍子か失敗で迷っただけ、ってことが思い付く。君が魔王を倒したいと言って魔界に行きたがってたのは、魔界に行く口実。本当は魔界に帰りたいんじゃないか?」
エレン「......」
アルミン「で、極め付きは.......君が寝言で魔界がどーのこーの部下がどーのこーの言ってたことだ!」
エレン「マジかっ!?」
アルミン「じゃあ......認めるの?」
エレン「......はぁ。わかったよ。降参だ」
アルミン「!」
エレン「......じゃあ、改めて自己紹介しようか」
・・・・・
エレン「俺はエレン。エレン・イェーガー。魔界の王で、人間の憎悪の象徴さ」
アルミン「やっぱりか......」
エレン「流石アルミン。お前、探偵になれるよ」
アルミン「いや、僕なんかに探偵なんて無理だよ......」
エレン「......で。どうするんだ?」
アルミン「どうするって?」
エレン「この事を騎士団長とか人類最強とかに言うか?」
・・
アルミン「無駄だよ。もし言ったって、被害が増えるだけだ。魔界最強さん?」
エレン「......はははっ!よく解っているな、アルミン」
-
- 98 : 2019/06/14(金) 17:53:16 :
- アルミン「じゃあ、僕はそろそろ帰るよ」
エレン「ああ。じゃあな」
アルミン「あ、そうそう」
エレン「?」
アルミン「君が寝言でどーのこーの言ってた、って言うのは、全部嘘だからね」
エレン「......へっ?」
アルミン「うん。まあ嵌めたね」
───オィィィィッ!!!
エルヴィン「今から3日後だ」
エレン「3日後、ですか......了解です」
エルヴィン「で、まず賞金だ。優勝おめでとう」ガサガサ
ドスッ!!(袋)
エルヴィン「白金貨で100枚、この中に入っている」
エレン「100枚......」
エルヴィン「ああ。おっと、時間だ。魔界では、よろしく頼む」ガタッ
エレン「......」チラッ
ジャラジャラ
エレン「......まず、アルミンが結局全部払ってくれた肉代の借金分......倍に返すって言ったな......5枚でいいや。1000倍だけど」ジャラッ
エレン「んで、宿屋の代金。まあ1枚でもお釣りがくるんだが......」
エレン「最後に......魔界の奴等 にお土産でも買って帰るか?」
-
- 99 : 2019/06/14(金) 18:04:04 :
- ~3日後~
エレン「......ようやく」
エレン(ようやく!帰れる!)
エレン(ただ、着いてくる他の奴等はどうしようか......戦うの面倒だから講話で済ませれたら良いな。そうだ、これを機に捕らえた討伐軍の奴等を返す、ってのもありだな)
エレン「じゃあ、そろそろ......」
ムクッ
ライナー「んん?......エレンか」
エレン「......ライナーか」
ライナー「もう行くのか?まだ6時だ」
エレン「ああ」
ムクッ
ジャン「......お前ら、起きていたのか」
ライナー「ああ」
ジャン「エレン......一言だけ言っておく。死ぬなよ」
エレン「死なないさ」
エレン(そうだ!)
エレン「なあ、紙とペンあるか?」
ライナー「ほら」
サラサラ
『あの件は喋ってもいいぞ』
スッ
エレン「これでよし」
アルミン「zzz...」
ジャン「どういうことだ?」
エレン「直に判るさ」
-
- 100 : 2019/06/14(金) 19:27:37 :
- ※お知らせ
これから更新速度遅れるかもしれません。
あと、あと少しでこの「魔王なのに人間界に迷って(以下略)」を終え、新しいスレ(「魔王なのに(ここから後ろは未決定)」)を建てる予定ですのでよろしくお願いしますm(__)m
-
- 101 : 2019/06/15(土) 10:00:49 :
- 遅くても全然大丈夫です。
-
- 102 : 2019/06/16(日) 15:08:33 :
- >>101 ありがとうございますm(_ _)m
-
- 103 : 2019/06/16(日) 15:34:16 :
- コンコン
「入れ」
エレン「失礼します」
ガチャッ
キース「......もう行くのか?」
エレン「はい」
キース「魔王討伐......馬鹿な目標を立てた物だな、人類は」
エレン「まあ、それを望む者も多いようですけどね......」
キース「......今から15年前。私は魔王──先代のな──と、闘ったことがあった」
エレン「......えっ!?」
キース「奴の名はグリシャ。その強力な力に私は為す術も無かった。しかし、何とか奴の1人息子を掴み、首に武器を当てた。無論奴は狼狽 えた」
エレン「......」
キース「『息子を殺されたくなければ私達を解放しろ』という条件で私達は魔界から逃げた。何故魔界に来たのかはもう忘れた。しかし、あの壮絶な恐怖は忘れられない」
エレン「......要するに?」
キース「エレン......貴様の苗字は何だ?」
エレン(まさか......)
エレン「」
エレン「......エレン・イェーガーです」
キース「そうか......行ってこい」
ガチャッ
バタンッ....
エレン(まさか.....まさか.....!!)
エレン(まさか、最初から.......判っていたのか!?俺が魔王だ、って!)
エレン「」チラッ(扉)
シーーン...
エレン「【飛翔 】!」ビュンッ!
フワフワ...
エレン(集まる場所は......シンゲキ祭壇、だったな)グッ
ビュゥゥゥンッ!!!
アルミン「」パチッ
ライナー「起きたか」
ガチャッ(窓)
ヒュゥゥゥゥ....
アルミン「7時か......」クチャッ
アルミン「ん?」
『あの件は喋ってもいいぞ』
ジャン「エレンが今日書いて置いていったんだが、どういうことかわかるか?」
アルミン「......うん。でも、言っちゃいけない気がする」
ライナー「どういうことだ?」
アルミン「えっと......」チャリッ(布団の中)
アルミン(何かが足に......)
スッ
アルミン「ぶっへえっ!?」
ジャン「どうした?」
アルミン「は、はは、白金貨......5枚、布団の中に......」
ライナー「はぁっ!!?」
ヒュゥッ
ピラッ!(紙が浮く)
アルミン「あっ」
ヒラヒラ....
アルミン「っと......あれ?」
ジャン「さっきから?が多いな」
アルミン「紙の裏に......『追伸、いつかの狼の焼き肉代はそれでよろしく。約束通り倍に返したぞ。1000倍だけど』」
一同「......」
-
- 104 : 2019/06/16(日) 16:11:25 :
- ~シンゲキ祭壇上空~
ビュゥゥゥンッ......!
ヒュゥゥゥゥ...(落下)
騎士A「うん?何か空から降って......」
騎士B「ぎゃあああっ!え、ちょおま、人!人が!!」
騎士A「親方!空から男の子が!」
騎士B「いや親方なんて居ねぇよ!」
ズドォォォンッ!!!
騎士B「うわあああ落ちたぁぁぁ!!」
騎士A「大丈夫ですかっ!?」
騎士B「馬鹿野郎あんな高いところから落ちて無事な訳がねぇだろう!」
エレン「よっこらせ」グッ
騎士A「ぎゃああ死体が動いたあああ」
騎士B「あ、大会の優勝者ね。じゃ大丈夫だ。うん」
エレン「?」
エルヴィン「派手な登場をしたな.......」
エレン「まあ、はい」
エルヴィン「全員注目!!」
シーーン
エルヴィン「今この場に、マリア約700名、ローゼ約800名、シーナ約600名の計約2100名の者が集まっている!!マリア騎士団団長の私もその1人だ!」
エルヴィン「今から儀式を行う!魔界と人間界を繋ぐ扉を開く為だ!」
エレン(正直儀式って言うほど大きな物じゃない気がする)
エルヴィン「では、どうぞよろしくお願いいたします」
「畏 まりました」
エレン「ん?あれ誰だ?」
リヴァイ「......あれは扉を開けるのに必要な、神父......とはちょっと違うな。まあそんな神聖な奴等だと思えばいい」
エレン「......リヴァイさん、いつの間にそこに」
リヴァイ「さっきだ」
「それでは、始めます」
「......はぁっ!!」ギュンッ!!
ギュンッ ギュンッ ギュンッ ギュンッ...!!!
ズズッ
エレン(扉開けるのに一々あんな面倒くさい人を雇うのか......)
ピシッ!!(空間に亀裂)
ピシピシッ!!
バキッ!!
「はぁぁぁぁぁっ!!!」
ギュンギュンギュンギュンッ!!!
パリンッ!!!
ズズズッ!!
ズゥゥゥゥゥゥゥンッ!!!
エレン(魔界への......扉!!)
ズズズッ...(扉)
「......終わりました。では、いってらっしゃいませ」
エルヴィン「全員!準備は善いか!!」
一同「はっ!」
エルヴィン「......それでは、進めええぇぇっ!!」
ダダダダダ....!!
騎士「うおおおおっ!!」ダダダッ!!
シュンッ!(消える)
騎士「行くぞおおおっ!!」ダダダッ!!
シュンッ
リヴァイ「......俺らも行くぞ」ダダダッ!!
シュンッ!!
エレン「......よし!」ダダダッ!!
シュンッ!!!
シュンッ!(現れる)
エレン「!!」
騎士「ここが......魔界......」
騎士「ヤバイな......」
・・・・
エレン「......おかしい」
彼はとっくに気付いていた。
魔界の様子がおかしい事を。
転移先の目の前の街に活気が無いことを。
そして、薄々感じ始めていた。
魔界は彼の居ない間に、誰かの反乱に遭い、被害を受けたのだと。
エレン「そうか......逆らったか......」
リヴァイ「......おい、どうした?」
エレン「ならば、そいつを鎮める!必ず、元に戻す!王としてな!」
エレン「魔王なのに人間界に迷って帰れなくなった。頼む誰か助けて」Fin
and
To be continued.......
-
- 105 : 2019/06/16(日) 16:15:39 :
- ~後書き~
さて。取り敢えず終わりです。誤字多かった......。
さて、本作如何 だったでしょうか。
次も エレン「魔王なのに~」 のタイトルで始まりますので、それを目印に待っていてくださいね。
あと、最後に1つ。
まだまだ戦いは続きますよ。
by茹でた茄子
-
- 106 : 2019/06/16(日) 16:18:17 :
- ↑何か『さて』二回続けてるよ......急ぎすぎた。
-
- 107 : 2019/06/16(日) 16:32:28 :
- 次も頑張ってください!
-
- 108 : 2019/06/16(日) 19:49:21 :
- >>107 ありがとうございます!今続編の内容詳しく練っているのでお待ちくださいm(_ _)m
-
- 109 : 2019/06/17(月) 16:30:59 :
- 続き建てました(`·ω ·´)
-
- 110 : 2019/06/19(水) 22:07:07 :
- 親方ぁ......
-
- 111 : 2019/06/27(木) 17:37:21 :
- 一応次スレ置いておいた方が良いのかな?
エレン「魔王なのに全世界を救うことになった。頼む誰か助けて」
http://www.ssnote.net/archives/79977
-
- 112 : 2019/07/01(月) 19:40:03 :
- もう書き始めて二ヶ月か......早いな。それだけ暇なんだけd((自称受験生
-
- 113 : 2019/07/29(月) 19:41:38 :
- 厨二病乙
-
- 114 : 2019/07/29(月) 19:52:48 :
- >>113 これで中二病だったら某ライトノベルや某アニメはどうなるんですか......ライトノベルやアニメに縁は無いので詳しくは解りませんが。
-
- 115 : 2020/04/25(土) 10:48:39 :
- 次作↓
http://www.ssnote.net/archives/80196
-
- 116 : 2020/04/25(土) 10:49:48 :
- ↑違いました。次作の次作だった。
-
- 117 : 2020/07/19(日) 00:08:20 :
- 今見るとクワソロタwwwwwwwww
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- 118 : 2020/07/19(日) 01:04:47 :
- あげ
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- 119 : 2020/07/27(月) 15:43:32 :
- >>117クワソロタとは?
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