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人型巨人との戦い
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- 1 : 2014/01/12(日) 23:34:18 :
- 巨大樹の森が舞台です。
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- 2 : 2014/01/12(日) 23:53:43 :
- 巨大樹の森
「ハァァァッ!!!」
女型の巨人に硬化させる暇を与えず、立体機動で斬撃を与えていくリヴァイ。
女型の巨人の肩回り、腕、首、全ての筋肉を削いでいく。
(速い…速すぎて硬化で防ぐ暇もない…)
削ぎまくった全身の筋肉、女型の巨人の腕はとうとう、自身のうなじを守る力を失った。
重力に従い、力なくぶらさがる。弱点であるうなじを守るモノはなくなった。
しかし、リヴァイはうなじに目を向けなかった。目が捉えているのは、エレンを含んでいるであろう、女型の口である。
(いける…!)
確信し、斬りかかった刹那、女型の全身から大量の霧が噴き出す。非常に勢いが強く風圧もある上、高温である。女型に突き刺したアンカーは霧の噴出の勢いで外れ、リヴァイは傍の大樹にアンカーを差し込むのに精一杯だった。
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- 3 : 2014/01/13(月) 00:06:59 :
- 霧が噴き出してから二分はたったであろうか。まだ噴出は続いている。リヴァイとミカサは、ただ霧が収まるの待つしかなかった。
「…この霧はいつまで続くのでしょうか」
陰鬱な表情で、ミカサが問いかける。
「さぁな…」
無論、分かるはずがない。巨人の発生原や正体、生態系は不明であり、ましてや知性を持つ巨人の能力など埒外である。
だが、リヴァイには一つ、思うところがあった。
「…ただ、超大型巨人がトロスト区の壁を破壊した時にも、このクソ女型のように全身から高温の霧を噴出した後、姿を消したらしい」
「…女型の中身が、この霧に乗じて逃げるかもしれない」
「このクソでけぇ木の上なら、全てを見渡せる。そんな心配するなら、しっかり見はっとけ」
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- 4 : 2014/01/13(月) 00:20:53 :
- 巨大樹入口
「…帰れる!?やった!!」
退却の指示があり、安堵の声を漏らす兵達がいる一方で、この状況に困惑し不安を感じる者がいた。
(退却だと…?作戦はどうなった?さっきから感じる、この妙な感覚はなんだ…)
ライナーは困惑していた。本来、女型からの奇声があった時点で、計画に支障をきたしたことは確実である。
しかし、あれから二時間は経過している。
このタイミングで調査兵団が退却する。嫌な予感がする。
また、同じ巨人を操るモノ同士、通ずる物があるのか、妙な感覚がライナーの身体を走り抜けた。
一方のベルトルトも、その不思議な感覚を感じていた。
しかし、感覚だけでは抽象的すぎる。具体的に何が起こっているのか分かりようもない。断片的な情報とは、人の思考を混乱させるのを容易にする。
(くそっ…)
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- 5 : 2014/01/13(月) 00:44:19 :
- 巨大樹の森
女型の全身から霧が噴出してから五分は経った。とうとう霧が晴れようとしていた。
「霧が…晴れる…」
ミカサはつぶやく。
「…中身は人間だろうが…この壁外遠征だけで何十人も殺しまくった奴だ。何を考えているか分からない、気を抜くな…」
二人ともブレードを、普段よりも、かすかに、強く握りしめる。この恐ろしい化け物に対する、恐怖か、憎しみか。
そして、霧が晴れる。徐々に、ゆっくりと、見えてくる。
「……!!!」
二人が見たモノ、それは、人であった。
ただ、'普通'の人ではない。
顔の半分が女型であった時の顔と同化しており、女型が小さくなったモノだと感じるぐらい、似ていた。
調査兵団のマントを羽織っており、立体機動装置を装着している。
右手にエレンを抱えており、いつでも逃走できる状態だが、左手では自身の、その、巨人と同化した部分を抑えていた。
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- 6 : 2014/01/13(月) 00:48:24 :
- 上手く描写できなくてすみません…
虚化の仮面みたいな感じです。
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- 7 : 2014/01/13(月) 01:33:10 :
- 「なんだあれは…」
リヴァイが呟く。顔、動作に微塵も動揺が見られない。だが、その目は、異物を見るかの如く、冷ややかであった。
「………」
ミカサは、さすがに声が出なかった。見たこともない物に遭遇すると、言葉を失うと言うが、正にそれであろう。
だが、エレンの、女型の口内の液体でドロドロではあるが、身体を確認すると、かすかに安堵の表情を浮かべた。
「…おい、エレンのなじみよ。安心するのはまだ早い。俺達はまだエレンを取り返した訳じゃない。」
リヴァイは、ミカサの安堵した心を戒めた。
再度、女型の中身に目を向ける。女型の中身も、リヴァイを見ていた。その中身の目は、全てが黒色に侵食されており、瞳孔は黄色に変色していた。
苦しげな表情を浮かべている。呼吸が荒い。
それでもなお、目はリヴァイを捉え、その対象はミカサへと移った。
「………!!」
リヴァイのように、一切の動揺を隠すことはできない。大きくはないが、かすかに、その黒く黄色く光る目に、威圧された。
「…奴が怖いか?」
リヴァイが問う。
「…怖くはありません…。でも…あれは…」
リヴァイは視線を女型の中身から離さない。話している最中でも、人型の巨人の動きを観察している。
「エレンのなじみ…。お前の名前はなんだ?」
「…ミカサ・アッカーマンです…」
「…ミカサよ、よく聞け。…女型の中身は、形はどうであれ、立体機動装置を付けている。おそらくエレンを連れて森を突破するはずだ。」
女型の中身が呼吸を取り戻してきたのを、リヴァイは感じた。
「奴は明らかに弱っている。俺が削いだせいか、奴の異様な姿のせいかは知らんが…。後方から信煙弾を当てれば立体機動を維持するのは難しくなる。そこを責めて一気にエレンを取り返すぞ。」
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- 8 : 2014/01/13(月) 01:39:25 :
- これをどれぐらい見てくれるか分かりませんが、一応ここで終わります。
地の文下手で本当にすみません。
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- 9 : 2014/01/13(月) 12:13:42 :
- 修正
「そうか…ミカサよ、よく聞け。女型の中身は、…形はどうであれ、立体機動装置を付けている。おそらくエレンを連れて森を突破するつもりだ。」
女型の中身が呼吸を取り戻してきたのを、リヴァイは感じた。
「奴は明らかに弱っている。俺が削いだせいか、奴の異様な姿のせいかは知らんが…。お前は巨人殺しに関しては、まぁ、いい技術を持っているが…おそらく対人の立体機動戦になる。」
「対人の…しかし私は、人間…と戦う立体機動術は学んでいません…」
ミカサの言葉からは戸惑いが感じられた。
「信煙弾を使う。信煙弾で視覚を奪えば墜ちる…当てるだけでも動きは止められる。難しいことじゃないはずだ…お前は初めてだろうがな」
「あなたは…あるんですか?」
リヴァイが言葉を返す間もなく、女型の中身が動いた。身体を反転させ、二人と逆の方向へ、立体機動で森を駆け抜ける。
回復を待っていた女型の中身だが、二人もまた、作戦を練っていた。時が動き出す。
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- 10 : 2014/02/28(金) 17:17:32 :
- 期待 まだですかね
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- 11 : 2014/02/28(金) 17:17:50 :
- 終わったてたwww
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- 12 : 2014/02/28(金) 17:18:16 :
- 終わりには、『ENDやfinや終わり』って書いた方が良いですよ
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- 13 : 2017/08/20(日) 01:48:57 :
- 藁藁藁藁藁藁藁藁藁藁藁藁藁藁藁
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- 14 : 2017/08/20(日) 01:51:07 :
- 藁藁藁藁藁藁藁藁藁藁藁藁藁藁藁
は私だ!
俺達の戦いはこれからだ!!…よな?w
またやるんだよな!?
やるよね?!?!?!?!?
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- 15 : 2023/07/18(火) 20:19:47 :
- http://www.ssnote.net/archives/90995
●トロのフリーアカウント(^ω^)●
http://www.ssnote.net/archives/90991
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
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16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
ちょっと時間あったから3つだけ作った
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アカウントの譲渡について
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36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな
22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。
46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね
52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑
89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ
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