このスレッドの編集には編集パスワードが必要です。 表示するレスにはチェックしを、表示しないレスはチェックを外してください。 全てのレスを表示する 全てのレスを非表示にする ▼一番下へ 1 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/11(土) 18:27:32 恋文 の続きです まだまだ未熟なので、誤字脱字や変な文も多いと思います 投稿も遅いです 2 : 名無しさん : 2014/01/11(土) 19:33:13 超期待! 3 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/11(土) 21:32:32 ありがとうございます 4 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/11(土) 21:58:52 もう少しで夏祭りまだあいつの好きな人は分からないあんまりしつこく聞きすぎて嫌われたくないから聞けないライナーにそれとなく聞いたら、なんだお前、分からないのか?(笑)と言われて、それから聞いていないあいつから夏祭り一緒に行こうって誘われないかな 5 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/12(日) 17:51:53 夏祭りまであと一週間朝、目が覚めて時計を見ると10時スマホを見るとメールが一件来ている多分ミーナだろうでもエレンかもしれないそんなわけないと思うけどメールはミーナからだった別に残念ではないミーナ『おはよー。今日公民館でボランティアがあるんだけど行かない?』ボランティアしとけば入試のとき役に立つってライナーが言ってた気がするアニ『行く。何時から?』すぐ返信がきたきっと暇なんだろうミーナ『12時からだよー』アニ『分かった。暇だから行く』ミーナ『エレンも来るよ』あいつも来るのか…夏祭り一緒に行こうって誘おうかな…アニ『だから何なの?』ミーナ『絶対来なきゃね!』アニ『別に。あいつのことなんてどうでもいいし』ミーナ『エレンのこと好きなんでしょ?』なんでバレてる…?好きじゃないってあのとき言ったはずあのとき(回想)ミーナ「ねぇ、アニ」アニ「なに?」ミーナ「アニってエレンのこと好きでしょ」アニ「好きじゃないよ。あんなやつ」回想終了しかしあのときアニは気づいていなかったアニの顔が真っ赤になっていたと… 6 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/12(日) 17:53:30 メールの本文は『』で表します返信が異常に早いことは気にしないでください 7 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/12(日) 19:45:26 一階に降りると、お父さんはもういなかった夏休みに入ってから起きるのが遅いから朝会うことは少ない適当に朝ごはんを食べてテレビをつけるそれにしてもセミがうるさい宿題が終わって、することもなく、ダラダラとボランティアが始まる時間を待つあいつが来るからといっていつもより服装に気を使ったら、ミーナになんか言われそうでできないあくまで、ミーナにあいつのことを好きじゃないと思わせるように行動しよう 8 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/12(日) 19:51:59 12時集合時間ぴったりに行くと、ミーナがいたミーナ「久しぶりー。元気だった?」久しぶりと言っても、10日ぐらい会ってないだけだアニ「最後に会ってからまだ10日しか経ってないでしょ」ミーナ「まあそうだけどさ!とにかく!もうみんな集まってるよ!」アニ「みんなって、ミーナとあいつ以外誰か来てるの?」ミーナ「うん!ライナーとベルトルトとクリスタとユミルとミカサとアルミンとジャン」つまりあいつの周りにいる人たちか…ていうかミカサがいたら誘いにくいアニ「…多いね」ミーナ「まあね」 9 : 名無しさん : 2014/01/12(日) 22:12:41 超期待! 10 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/12(日) 22:27:14 ありがとうございます 11 : 名無しさん : 2014/01/12(日) 22:34:48 面白いです!頑張ってください! 12 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/12(日) 23:24:15 ありがとうございますなんか面白くないって自分で思いはじめてたので、とても嬉しいです 13 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/12(日) 23:57:20 公民館に入ると、みんないたもちろんあいつもエレン「よお、アニ。ひさしぶり」いつも通りのあいさつでも今日は私服だからなんかちがうこいつは久しぶりと言ったが、それは私と会えない時間が長く感じたということなのだろうか…そんなわけないかアニ「久しぶり」ミーナには突っ込んだけど、こいつには突っ込まないつまり私はエレンと会えない時間を長く感じたということなのだろうか自分でも分からないでもエレンと会えて嬉しいことは確かだライナー「よお、元気だったか?」アニ「別に普通」ライナー「夏とは思えないほど顔白いけどな」アニ「そうかもね。クリスタに告白したの?」ライナー「夏祭りに告白する!」アニ「そうかい」 ライナーがエレンに聞こえない声で言ったライナー「だからお前も頑張れよ」余計なお世話だでも応援(?)してくれたのは嬉しいアニ「ライナーもね」 14 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/13(月) 00:36:14 みんなと話してるうちに、公民館の人がきた公民館の人「今日は小学生の人に料理を教えるっていう会にしようと思ってます。15人来て、3人ずつのグループにしようと考えてるので、ボランティアの方々は10人いるから、2人ずつ別れてもらいます。くじ引きで決めたいと思います」できれば、あいつとなりたいミーナを見ると、にやにやしてるミーナ「エレンとなりたいんでしょ?」アニ「…別に」ミーナ「素直になりなよ!」めんどくさいから無視1から5の数字が書かれてるらしいくじを引く4だあいつの数字を気にしてしまうアルミン「何だった?僕は2」エレン「5だ!」…できればなりたかっただけ別に気にしてない全く 全然ミーナ「私5だったよ。アニ」…つまり…そういうことだろうミーナ「交換しようか?アニのと」ニヤニヤしながら言ってくるこれで交換したら、私があいつのことを認めることになるだけど交換しなかったらあいつと話すときはかなり少なくなるだろうそれは嫌だアニ「…交換してくれない?」ミーナ「なんだって?」アニ「交換してくれない?」さっきより大きい声で言うミーナ「つまり、アニはエレンが好きって認めるってこと?」アニ「さあね」ミーナ「答えてくれないと交換しないよ?」汚いだけど…アニ「認めるよ。私はエレンが好き」ミーナ「じゃあ約束通り交換しよう!頑張ってね!」汚いところもあるけど、結局ミーナは優しい 15 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/13(月) 21:30:07 ミーナと交換したら、すぐエレンが話しかけてきたエレン「アニの数字は?」数字を聞いてきたってことは、私とペアになりたいってことなのかもしれない…自意識過剰かアニ「5だよ」エレン「なら俺と一緒だな!」アニ「そうだね」公民館の人「ペアも決まったんで、小学生が来るまで、野菜出したりする準備したいと思います」クリスタ「今日ってなんの料理を教えるんですか?」公民館の人「カレーです。みなさん作れますよね?」みんな「はい!」アニ「あんたも料理できたんだね」エレン「カレーぐらい作れる。レトルトのカレーだがな」…それはカレーを作れることにならないと思うアニ「仕方ないね…。今日はカレーの作り方教えてあげる」エレン「おお!ありがとう!アニ!」アニ「カレーぐらい作れないと困るでしょ」エレン「そうだな!」話ながらも準備を進めるやっぱりこいつといるのは楽しいミカサ「アニ。ちょっときてほしい」ミカサとは結構仲がいい理由は分からないけどミカサと部屋の外に出るアニ「なに?」ミカサ「どちらがカレーをおいしく作れるか私と勝負してほしい」何を言い出すかと思えばアニ「なんで勝負しなきゃいけないんだい?」ミカサ「私がエレンにおいしいカレーを食べさせるための、原動力」アニ「つまり判定してもらうのはあいつ?」ミカサ「そういうことになる」クリスタ「私もその勝負する!」ミカサ「なぜクリスタが…?」クリスタ「トイレから帰ってたら、エレンをめぐって料理対決するって話してたから、なら私もって」エレンをめぐって料理対決するとは誰も言ってないけどミカサ「なら勝った人がエレンを夏祭りに誘う権利を得る。アニはどうする?」…結局エレンをめぐっての対決になっている夏祭りにはどちらにしろ誘うこの勝負をする意味はないでもこの勝負に勝てばふたりきりで夏祭りに行けるアニ「乗った。私もする」クリスタ「てことはやっぱりアニもエレンが好きだったんだね!」アニ「…まあね」ミカサ「私はこの勝負に勝ってエレンに告白する」…勝てればの話でもミカサは勉強でもスポーツでもなんでもできる料理もうまいかもしれないそしてクリスタ…見た感じ料理はうまいって感じ勝てるか分からないでも勝負しなきゃ絶対後悔する 16 : 名無しさん : 2014/01/13(月) 21:51:51 超期待! 17 : 名無しさん : 2014/01/14(火) 18:27:36 期待!! 18 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/14(火) 21:58:46 ありがとうございます 19 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/14(火) 22:14:53 部屋に戻るとあいつが話しかけてきたエレン「何してたんだ?」アニ「ちょっとね」ミカサ「エレン。あなたのために私がカレーを作るから食べてほしい。それとアニとクリスタのも」それじゃあ、私たちがあいつのこと好きって言ってるのと同じじゃないかまだ知られたくない…夏祭りのときまでエレン「マジか!楽しみだ!でも今日は小学生にカレーの作り方教えるんだろ?」ミカサ「私とアニとクリスタなら小学生に教えながらできる」エレン「そっか!なら楽しみだ!」ジャン「ミカサの手料理食べれるなんて羨ましいんだよ!」エレンの胸ぐらをつかんでジャンが言う最近しゃべるようになった人たちだが、ジャンはミカサが好きなのかミカサ「ジャン。私のカレーが余ったらあげる。ので、エレンに手を出さないで」ジャン「よっしゃあぁぁぁぁ!」エレン「ジャン。うるせーぞ」ジャン「悪かったよ。これで手打ちにしようや」そう言ってエレンと握手しようとするエレン「そんなんだとミカサに嫌われるぞ」ジャン「うるせー!!」ミカサは黙々とカレーの準備をしているミカサはジャンのことをどう思ってるんだろうアニ「ねぇ、ジャンのことどう思ってんの?」ミカサ「クラスメート」少しジャンがかわいそうに思えるミカサ「アニ。そんなことしてる暇はあるの?もう戦いは始まってる」ミカサの指差す方を見ると、クリスタもすでに準備に取りかかっていた私も早く準備しないと、小学生に教えるときもあいつと話すときもなくなる 20 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/14(火) 22:38:28 騒ぎながらも準備(勝負のためでなく、小学生のため)をしていると、公民館の人「そろそろ準備できそうなんで、小学生呼びます」と言われた小学生と接点がないから、どう接していいか分からないエレン「じゃあ改めて今日はよろしく!カレーの作り方とかも」アニ「よろしく」小学生が入ってくる15人でも部屋がかなり広いから少なく見える私たちの担当の小学生が来る2人は男の子だ1人は女の子だエレン「今日はよろしくな!俺はエレン」アニ「私はアニだよ」担当の小学生たち「よろしくおねがいします」こんなことをしてる暇はないあいつのためにカレーを作らないとでも小学生を見てると和むエレン「じゃあ、まず…何をするんだ?アニ?」…この調子じゃカレー作れないかもしれないアニ「はぁ…。まず野菜の皮をむいて」そういってさっき準備した野菜をだす男の子1「それ使ったらいいじゃん!」と言って私があいつのために使ってる野菜を指差すジャン「呼んだか?」エレン「ははは!呼んでねーよ!語尾に じゃん をつけただけだ!」ジャン「つけんなよ!」エレン「そんなん知るか!」ミカサ「ジャン。油売ってないで真面目にして」ジャン「お、おう」アニ「これは私があいつ…いや、自分のために使うからダメ」男の子1「でも…」エレン「アニは俺のためにカレーつくってくれるんだ。だからダメだ」男の子1、2「じ、じゃあ2人は付き合ってるの?」あいつの顔が赤くなった気がするでもそれどころじゃない自分の顔が赤くなっているからだエレン「つ、付き合ってねぇよ!」ちょっと動揺してる…?急にそんな質問されたらからなのかそれとも…?いや、気にしてる時間はないアニ「いいから早く野菜の皮むきな」 21 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/15(水) 06:59:58 学生なので、投稿遅いです学校で話の内容を考えてますが、まとまらない時の方が多いですアドバイスとかあったら嬉しいです 22 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/15(水) 17:26:04 担当の小学生「はい」それにしても女の子は静かだ男の子1「なんだこのたまねぎ!?取れない!」男の子2「ほんとだ!」エレン「そんなわけないだろ?くそ!取れない!」それに比べてこいつらはアニ「何やってるんだい?」見に行くと、必死でたまねぎを取ろうとするあいつの姿がエレン「このたまねぎの皮が簡単にむけてとれないんだ!」たまにあるでもそれが3つって…アニ「しょうがないね…。私が持っていくから待ってな」たまねぎを取ろうとすると、皮ごと手からすべり落ちた…もう皮をむく必要はなさそう普通に取れるようになって、あいつらのところに持っていくと、野菜の皮は全部むきおわっていた雑だけどエレン「たまねぎはむく必要なさそうだな」アニ「そうだね」エレン「じゃあお前ら野菜切るぞ!」男の子1、2「わかった」仕切ってるあいつができるのかという疑問にたどりつくエレン「難しいな…」小学生の方がまだ上手いアニ「これじゃあ大きすぎて食べにくいでしょ?だからもっと小さく切らないと」エレン「わかった」そう言って野菜を切るが、全然わかってないアニ「もっと小さく」エレン「これでも真面目にやってる!どうすればいいんだ?」アニ「こうやって切ったら切りやすいし、こうやって野菜を支えるの」といって身振り手振りで説明するエレン「わかった」…また全然わかってないアニ「はぁ…」あいつの手に私の手を支える意外、いや、当然かもしれないが、あいつの手は大きいエレン「な、なんだよ!?」アニ「わかってないから、もっとわかりやすく教えてあげる」アニは気づいてないが、このときエレンの手は真っ赤だった 23 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/15(水) 18:46:27 エレンの手 ×エレンの顔 ○ですすいません 24 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/15(水) 18:48:09 あいつの手に私の手を支える ×あいつの手に私の手を添える ○です誤字が多くてすいません 25 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/15(水) 19:12:17 そんなことをしているうちに、カレーが完成する正直言って小学生に教えるより、あいつに教えていたそしてカレーを食べ、小学生は帰っていったミカサ「エレン。私たちのカレーを食べてほしい」エレン「いいぞ」ミカサ「食べ終わったら一番おいしいカレーを決めてほしい」エレン「分かった」クリスタ「ちなみに、公平にするために誰がどのカレー作ったかは私たちしか分からないようにしてるからね!」エレン「分かった」エレンがミカサのカレーを食べ始めるカレーの量はあらかじめ少なくしているエレン「これうまいな」…今思ったが、カレーにそんな味の違いはあるんだろうかそんなことを考えているうちにあいつはクリスタのカレーを食べ始める私のは最後か…エレン「これもうまいな」次は私のカレー緊張するおいしくないって言われたらどうしようあいつが私のカレーを食べ始めるエレン「これもうまいな」さっきから同じようなことしか言ってないだけどおいしいと言われ、ほっとしたクリスタもミカサも同じなんだろうかそしてあいつが食べ終わったミカサ「どれが一番おいしかった?」エレン「難しいな…。どれも同じカレーだしな」確かにミカサ「それでも決めないといけないときもある。今がそう」エレン「どれもおいしかったけど、一番おいしいと思ったのは…」 26 : 名無しさん : 2014/01/15(水) 20:59:51 超期待! 27 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/16(木) 06:51:46 ありがとうございます 28 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/16(木) 07:17:23 対決の日から3日後私はあの勝負に勝っただけどまだあいつを夏祭りに誘ってないあと4日あいつは鈍感でバカなくせにモテるからもう他の人に誘われてるかもしれない急にスマホが鳴り出す電話だ番号を登録してる人はあいつと知り合ってからかなり増えた主によくあいつの周りにいる人だけど電話に出るミカサ「もしもし」ミカサだったアニ「もしもし」ミカサ「エレンを夏祭りに誘ったの?」ミカサはいつもあいつのことを話すそれだけあいつとよくいるってことだろう少し羨ましいアニ「まだ誘ってないよ」ミカサ「夏祭りまであと4日。もう時間がない」アニ「そのぐらい分かってるさ。でもどうせなら会って誘いたいと思ってね」ミカサ「そう。もしアニが誘わなかったら、私がエレンと行く」それだけは避けなければ何が起こるか分からないアニ「好きにしな」ミカサ「…ところでアニ。今日暇なの?」アニ「…暇だけど?」ミカサ「ならエレンの宿題を手伝ってほしい。もちろん私とアルミンもいるけど」…ミカサはなんだかんだで私も手伝ってくれているのだろうかミカサはてっきりあいつに近づく女は許さないかと思ってたけど、そういう面があったと知り、驚くアニ「分かった。何時?」ミカサ「2時にエレンの家」アニ「分かった。ありがとう。ミカサ」ミカサ「私はいつもエレンといる。たまにはいない日もあった方がお互いのため」素直じゃない私もだけどアニ「確かにそうかもね。じゃあ2時にあいつの家行くからそのときに」ミカサ「分かった」そして電話は切れた 29 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/16(木) 17:41:20 今は12時半あいつの家に行くまであと1時間半もある暇潰しにテレビを見るが、時間の経過が遅い少し早いけど着ていく服を決めるあまり派手なものはないほとんど地味なものばかりだそういえば夏祭りに行くときはどんな格好で行こうか選択肢は二ついつもどおりの服か浴衣浴衣は持っていない今まで夏祭りなんてどうでもよかった去年はゴリラとベルトルトと行ったっけあいつらと行くと自分の身長がかなり低いように感じる普通のときでもそう感じるが、あいつらといるといつもだ…嫌なことを思い出した夏祭りに来ていく服を決めようやっぱり浴衣がいいかな…あいつと行けるなら浴衣にしようそれがいい時計を見ると1時あと1時間かなり早いけどもう行こうあいつ家にいるかな 30 : 名無しさん : 2014/01/18(土) 12:10:20 超期待!! 31 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/18(土) 20:41:51 ありがとうございます 32 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/19(日) 22:47:01 今大切なことを思い出した私はあいつの家がどこにあるか分からないあいつの家に行ける、あいつに会えるってことを最初に考えてしまって大事なことを忘れていたミカサに電話をかけるプルルルル何度もコールするが出ないならライナー…?いや、あのゴリラは嫌だプルルルル考えに考えた末にあいつに電話するあいつに電話するのが一番手っ取り早いエレン「もしもし」アニ「もしもし」エレン「なんか用か?」アニ「あんたの家ってどこにあるの?」エレン「なんでそんなこと知りたいんだ?」アニ「なんでって…。あんたミカサから聞いてないの?」エレン「何をだ?」アニ「私があんたの宿題を手伝いに行くこと」エレン「聞いてないぞ」ミカサめ…アニ「そうかい。とにかく私はあんたの家に行く。だから家がどこにあるか教えて」エレン「分かった。じゃあいつもの分かれ道まで来いよな。すぐ行くから」アニ「ありがとう」エレン「じゃあ切るぞ」アニ「うん」電話が切れた今度こそ行こう 33 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/19(日) 22:53:45 家のドアに鍵をかけ、歩き出す雲ひとつない真っ青な空は夏を象徴しているかのうだ眩しい太陽と蝉の声もまた夏を象徴しているしかしこの二つの象徴はとにかく暑さを感じさせるそれでもあいつに会えると思うと不思議と暑さも気にならない 34 : 名無しさん : 2014/01/20(月) 15:57:42 超期待! 35 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/20(月) 22:46:31 ありがとうございます 36 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/20(月) 22:55:02 最近趣味と趣味の両立が難しくて投稿するの遅くなりますこの話には関係ないアイデアが出てきて、この話をどう進めるか迷ってます 37 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/25(土) 00:38:45 道には人一人いない暑いからだろう私もさっきまで暑さは気にならなかったが今は汗が出始めているいつもの分かれ道に着くともうあいつはいた音楽を聴いているようで私には気づかないアニ「ねぇ」反応はないアニ「ねぇってば」反応はない今までは横から話しかけていたが前に出てみるするとかなりこいつは驚くそしてイヤホンを外しながら言ったエレン「いきなり目の前に出てくるなよ!驚くだろ!?」アニ「何回もあんたに話しかけたけど気づかなかったから仕方なくしただけだよ」エレン「そうか…。ごめん」素直に謝れると責めれない責める気もないがアニ「いや、私も悪かったから…」エレン「まあお互い様だろ!暑いし早く行こうぜ!」お互い様…?こいつが悪いような…まあいいけどさアニ「そうだね」そう言ってこいつと二人で少し間を空けて歩き出す 38 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/25(土) 12:34:40 アニ「さっき音楽聴いてたけどさ」エレン「おう」アニ「誰の曲聴いてたの?」エレン「GReeeeNの『旅立ち』」アニ「あんたもGReeeeN好きなの?」エレン「まあな。ってか“あんたも”ってことはアニも好きなのか?GReeeeN」アニ「まあね」こいつと同じものが好きってだけで嬉しくなるエレン「GReeeeNの中でも一番好きな曲は何なんだ?」アニ「『オレンジ』も好きだけど、最近は『雪の音』も好き」エレン「そっか。俺も結構好きだぞ」アニ「ふーん。で、あんたは?」エレン「『愛唄』と『旅立ち』かな。」アニ「『愛唄』は有名だよね」エレン「そうだな。あ、俺んちついたぞ」私と同じぐらいの大きさの家だ 39 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/26(日) 01:06:32 アニ「あんたの両親は家にいるの?」エレン「父さんは仕事でいないけど、母さんはいるぞ」アニ「ふーん」ていうことはこいつのお母さんに会うことになるということだちゃんとしないと…まだつきあってもないのになんでこんなこと気にしてるんだろうエレン「まあ入れよ」ドアを開けて私を招くエレン「ただいまー」カルラ「おかえりー。あら、友達?」エレン「うん」アニ「おじゃまします。アニ・レオンハートって言います」カルラ「そう。まあゆっくりしていってね」アニ「はい」エレン「まあとにかく俺の部屋来いよ」アニ「はいはい」こいつの部屋はまあまあきれいだったそういえば今日はこいつを夏祭りに誘うために来たんだった部屋の時計を見るともう少しで2時エレン「まあとにかく音楽でも聴くか」アニ「私はあんたの宿題の手伝いをしにきたんだけど」エレン「…そうだった」さりげなくそういう話題にしてさりげなく誘おうアニ「で、どこまで宿題進んでんの?」エレン「数学と理科と英語は終わったが国語と社会はさっぱり終わってない」アニ「意外に進んでるね」エレン「バカにするなよな。終わってる教科は好きなんだけど残りの教科は嫌いだ」アニ「まあ夏祭りまでに終わらせるように頑張ったら?」上手く夏祭りの話題にできた気がするあとは誘うだけゆっくり呼吸して気持ちを落ち着かせるアニ「ねぇ、あんたは誰かと夏祭り行く予定あるの?」エレン「ないぞ。毎年ミカサとアルミンが誘ってくるけど、今年は誘われなかった。アニは?」アニ「ないよ。あんたも一人なら…」エレン「なあアニ。良かったら俺と一緒に行ってくれないか?」誘いかけた直前にこいつが邪魔をする…?今の言葉は聞き間違いじゃないんだろうかエレン「やっぱり俺なんかとじゃ嫌か…?」どうやら驚きから無言でいたらしい私が聞いた言葉は聞き間違いじゃなかったアニ「全然嫌じゃないよ」エレン「ほんとか!?」アニ「何回も同じこと言わせないでよ」自分のことを素直じゃないとは思うのはこういう時だ 40 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/27(月) 22:00:22 エレン「じゃあ祭りの日にローゼ神社5時半な!」ローゼ神社で祭りがあるからそこで集合なんだろうこいつには家まで迎えに来るってことを考えられないのか別にいいけどさアニ「分かった」エレン「おう」ローゼ神社 5時半この二つの単語を脳に刻むそして話すこともなくなりこいつは宿題を始めた私も話しかけて邪魔したら悪いから聞かれたら答えるだけにするすることもなく時間が過ぎるでも進んでる分だけこいつと夏祭りに行く時が近づくこいつは集中力があるのか黙々と宿題をしてるいつもとは違う顔に少しドキッとするピンポーンインターホンが鳴る音でぼーっとこいつの姿を見るのをやめるカルラ「はーい」カルラさんが誰が来たのか見に行く時計を見ると2時多分アルミンとミカサだ 41 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/27(月) 22:18:08 部屋のドアが開き、こいつの幼馴染みが入ってくるアルミン「やあ、エレン、アニ」エレン「よお」アニ「やあ」ミカサ「エレン。あれから少しは宿題進んでる?」エレン「進んでるわ!」あれから、ってことは前もしたのかアルミン「じゃあちょっとエレンがどの辺ができて、できないか確認しようかな」そう言ってアルミンはミカサに目配せしたエレン「おう、ありがとう」アルミンがエレンと確認してるときにミカサが近づいてきたミカサ「アニ、エレンはもう誘ったの?」さっきの目配せはそれかアニ「誘ったよ…いや、誘われた」ミカサ「そう」今思い付いたが、もしかしたらあいつは私と夏祭りに行きたかったのではなく、単にミカサとアルミンに誘われなかったから私を誘ったのかもしれない…どちらにしろ関係ないけど夏祭りで必ず気持ちを伝えるアニ「うん」その後2時間ほどであいつは宿題を終わらせることに成功したその間私たちは志望校について話していたどうやら今のところあいつも私と同じ志望校らしい少し、いや、かなりほっとする 42 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/28(火) 06:00:18 エレン「今日はありがとな!」宿題が終わったからか、妙に笑っているミカサ「エレンがほとんど自分でしたからすごい。小学生の頃は半分以上私たちにさせてた」エレン「う、うるせぇな!今はちゃんとしてるからいいだろ!?」アルミン「まあまあ。今年は自分で終わらせたんだからいいんじゃないかな」エレン「そうだな」まだ太陽が沈むまで時間があるのにこいつと別れるのは寂しいせいか柄にもないことをつい言ってしまったアニ「次会えるのは夏祭りの日だよね?」エレン「そうだな!楽しみだ」私はミカサやアルミンの代わりなのかもしれないくど、嬉しいミカサ「じゃあそろそろ帰ろう」アルミン「そうだね」アニ「うん」といっても一緒に帰るわけでもなく道は真反対だミカサとアルミンはあいつの家を左に行くが私は右私は歩き出したが、ミカサが追いかけて言ったミカサ「これだけ言いに来た。私もまだあきらめてないけど、アニも頑張って」ミカサにしては分かりきったことを言う頑張るなんて当たり前じゃないかアニ「ありがとう。でもそんなの当たり前でしょ」ミカサ「そうだった。ごめんなさい」アニ「謝られても困るよ。まあでも、ありがとう」 43 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/28(火) 06:29:59 それから二日間、何もできなかったあいつと夏祭りに行くことができて、予想以上に自分は喜んでいるようだ昨日だってお父さんに なんでそんなに嬉しそうなんだ? と言われた特に表情を変わってるわけでもないはずなのにバレたこれが十数年一緒にいた結果だろう相手のことは顔見れば分かるってことなのかもしれない夜にライナーから電話が来たライナーからの電話は最近多いそしてたいてい話題はあいつについてだアニ「もしもし」ライナー「もしもし」アニ「あいつについての話なら切る」ライナー「まあ落ち着けよ。夏祭りについての話だ」アニ「なんだい」ライナー「俺、今度こそクリスタに告白するんだ」またフラグなのか?でも夏休みだし邪魔をする人はいないだろうアニ「そうかい。頑張ってね(棒)」ライナー「棒読みで言われても嬉しくないぞ」アニ「じゃあ言わない」受話器の向こうからためいきが聞こえるライナー「それで相談なんだが、クリスタに告白するときどんな場所で、どんなときがいいか教えてくれないか?」アニ「そんなのネットで調べな」ライナー「お前の意見が聞きたいんだよ!」なに言ってるのか分からないなんで私なんだアニ「私じゃなくてもいいでしょ」ライナー「しょうがない。理由を教えよう」アニ「ありがとう(棒)」ライナー「だから棒読みやめろ!まあとにかく、俺より少し背が低くて運動もできて顔もよくてモテる友達が、ある女子を夏祭りに誘いました」アニ「それで?」ライナー「俺の友達はその女子が好きで、夏祭りの日に気持ち伝えるってわけだ」ライナー「だからおまえの意見が知りたい」全く私に関係ない気がするアニ「私に全く関係ないよね?」ライナー「…お前も鈍感だな」アニ「あんた次会ったら蹴る」ライナー「謝る!すまん!ほんとに!だから蹴るのは許して!」アニ「はあ…。まあ場所はどこでもいいけど、花火が上がってるときに二人きりのときがいいかな」ライナー「恩に着る」教えたら一気に真面目になったアニ「じゃあもうこれでいいよね?切るよ」と言ってすぐ切ろうとするライナー「ちょっと待て!今速攻で切ろうとしたろ!?」バレてるアニ「……そんなことないよ」ライナー「じゃあ今の間は何だ!?まあいい。一度落ち着こう」ライナーがねライナー「って俺か!落ち着かなきゃいけないの!」 44 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/28(火) 06:40:33 全然落ち着いてないアニ「で、なに?」ライナー「お前、エレンに誘われたのか?」アニ「まあね」ライナー「エレンと行くとき、どんな服で行くんだ?」アニ「なんでそんなこと聞くの?気持ち悪い」ライナー「お前が去年夏祭りっぽい服来てこなかったろ?」アニ「…そうだね」 ライナー「今年は浴衣とか着るのか?」アニ「その予定」ライナー「浴衣といえば懐かしいな」アニ「何が?」ライナー「忘れたのか?お前が小1のとき、夏に浴衣着てめっちゃ嬉しそうな顔してたこと」アニ「そんなことあったね」ライナー「そのときから無口だったからすごい新鮮だったぞ」アニ「ふーん」ライナー「反応薄いな…。で、浴衣とかもう買ったのか?あと2日で祭りだが」アニ「…買ってない 」あいつと行けるのが嬉しくて浮かれてたライナー「なら明日にでも買いに行くといい。まあ頑張れ!じゃあな」アニ「じゃあね」電話が切れた何色の浴衣にしよう 45 : アニアニアニ : 2014/01/30(木) 13:14:29 めっちゃおもろい(^∇^)期待 46 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/30(木) 20:26:12 ありがとうございます 47 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/30(木) 22:25:52 翌日ネットで浴衣を売っているお店を調べると結構近くにあると分かった買いに行くために外に出ると、あいつの家に言ったときぐらい暑かった暑い中頑張って歩いてやっとの思いでお店に入る店員1「いらっしゃいませ」と若い店員があいさつしてくれたお店の中はクーラーがあるのかかなり涼しいいろいろな浴衣を見ていると、店員1「なにかお探しでしょうか?」と言ってきたアニ「はい。私に合いそうな浴衣を探してます」店員1「そうですか。ならこれなんかどうでしょうか」そこから店員さんは時間をかけてじっくり私に合う浴衣を探してくれたそして私も店員さんの選ぶ浴衣を吟味しながらあーでもないこうでもないと言いながら探した結局水色の浴衣にすることにした数ある浴衣の中で一番好きな柄だったからだアニ「いろいろありがとうございました」店員1「いえいえ。彼氏さんとのデート頑張ってね!」勘違いしてるようだそしてだいぶ慣れ慣れしくなってる別にいいけどアニ「彼氏とのデートじゃないです。いまのところ友達とのデートです」店員1「じゃあ告白頑張ってね!」アニ「はい」流れにのせられて普通に認めてしまったさっき会ったばかりの赤の他人にこんなことをアニ「そ、それじゃあもう帰ります」店員1「じゃあ頑張ってね!」最後まで応援してくれたいろいろあったけどいい店員だったお店の外に出ると、店内に戻りたいくらい暑かった店員との話しているうちになんとなく浴衣の着方は分かったあとは帰ってネットで調べるだけだほんとうにネットってすごいふと、頭に水が一滴落ちてくるのを感じる雨か…そんなことを考えてる間にどんどん降ってきたスコールだ家までもう少しなので、雨宿りはせず、濡れるのを我慢し、浴衣をなんとか守りながら走って帰ることにする冷たい服が肌にくっついて気持ち悪いこれだから雨は嫌いだだけど雨の中を走ったらなんとなく気分的に気持ち良かった 48 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/02/01(土) 11:28:31 最悪本当に最悪だ生まれてからこんなに自分の体を恨んだことがない私は熱が出たそれもかなり高い昼に雨の中走ったからだろう自分の考えを恨むあいつとの約束の時間まであと約20時間治るわけがない本当に最悪 49 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/02/01(土) 11:45:05 翌日熱はまだ出ている頭も痛い結局、あいつとは友達以上の関係になれない運命なんだろうか治ると願って一応ベットで横になってるけど気休めだ私は一度熱にかかったら普通の人より治りにくいこうしてる間も時間はどんどん過ぎていくもう絶対間に合わないだろうあいつに連絡しとこうプルルルルエレン「もしもし。どうした?アニ?」アニ「熱が出たから夏祭りに行けない」いつもどおりの口調で言ったはずだが涙声になってしまっている私はこんなにあいつが好きだったのかエレン「…分かった。早く元気になれよ」アニ「ありがとう。じゃあね」エレン「じゃあな」終わったこれで夏祭りでミカサがエレンに告白するだろうエレンもミカサに欠点なんかないから了承するだろうもしかしたらユミルが邪魔をするかもしれない……自分は人の不幸を願う人間になってしまったのか最低だ 50 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/02/01(土) 12:20:32 アルミンside約束の時間になる少し前にミカサとの待ち合わせ場所に行くと、エレンもいたアルミン「やあ、ミカサ、エレン」ミカサ「さすがアルミン。予定時間より少し早い」エレン「よお、アルミン」エレンはアニと行くはずじゃないのかな一応エレンには聞かず、ミカサに聞くアルミン「なんでエレンはここにいるんだい?アニと行く予定じゃないの?」ミカサ「アニは昨日の夜から熱が出て、いけない。だから電話してきて、エレンを誘え、と言ってきた」アルミン「そうなんだ」エレンからアニについての相談を受けた者としてはアニとくっついてほしい天使は誰のものにもなってほしくないしミカサはきっとどんな関係になっても変わらないだろうミカサ「私は今日気持ちを伝える」アルミン「頑張ってね」ミカサとエレンがくっついてほしい気持ちももちろんあるでもそれはないだろうエレンはアニが好きなんだからエレン「何してんだよ?早く行こうぜ」少し元気がないアニと行けないのが原因だろう今日気持ちを伝えるって言ってたもんね結局いつもの3人で夏祭りに行くアルミン「いつ告白するの?」エレンに聞こえないぐらいの声の大きさで聞くミカサ「花火のときに告白しようと思ってる」アルミン「なら僕はどっか行っといた方がいいよね?」ミカサ「そんなことはない。むしろいてほしい」アルミン「分かった」花火まであと2時間だアルミン「ねぇ、エレン。今年もここの焼きそば食べようよ!」エレン「いいぞ」人通りの多いところから少し離れて焼きそばを食べるアルミン「もう何回目だっけ?一緒に夏祭り来るの」ミカサ「9回目。小学1年生のときから3人で来てた」エレン「もうそんなになるのか…」アルミン「そうだね」エレン「なあ…ずっと前から聞きたかったんだが、もし人類が人類より強いものに直面して、どこかに閉じ込められたらどうする?」アルミン「変な質問だね…。僕なら、閉じ込められた場所から出ていきたいな」ミカサ「私はエレンとアルミンが行くところに一緒に行く」エレン「そっか」そう言ってエレンは少しだけ笑った気がするアルミン「なんでこんなこと聞くんだい?」エレン「約束したんだ」アルミン「誰と?」エレン「ある人と」これは聞いても教えてくれないな…アルミン「まあ良かったね!約束が叶って!」エレン「そうだな!」 51 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/02/01(土) 22:40:38 それからしばらく金魚すくいや射的などをして楽しんだ花火まで2時間といっても時間が過ぎるのは早く、もうあと20分で花火があがる「よお!アルミン!ミカサ!それとエレン!?」エレン「よお、ライナーにベルトルト」アルミン「やあ。ライナー、ベルトルト」ミカサ「こんばんは」あいさつしたあとライナーは焦った様子でエレンに話しかけたライナー「お前なんでここにいるんだよ!?」エレン「なんでって…。せっかく祭りがあるのに来なきゃダメだろ」ライナー「そうじゃねぇよ!アニのことだよ!」エレン「アニは熱が出てて来れねぇぞ」ライナー「そうか…。花火まであと少しだが行かなくていいのか?」エレン「行くもなにもアニは熱出てるから迷惑だろ」ライナー「お前なー。今まで散々この日のためにアドバイスしたのに無駄にするのか?」エレン「無駄にするも何もアニは熱が出てるだろ!」ライナーとエレンは協力してたんだ薄々気づいてたけどねライナー「例えアニが熱でもな…。夏祭りは年に一回しかないんだ!それにアニもお前が行ったら喜ぶと思うぞ」エレン「なんで喜ぶんだ?」鈍い。鈍すぎるライナー「いいから行け!男には引けないときがある!今がそうだ!今から全力で走ればギリギリ間に合う!そして俺も今度こそクリスタ…!!」エレン「だよな…。悪いアルミン、ミカサ!俺行ってくる!」アルミン「頑張れ!」ミカサ「エレンならきっと間に合う」ミカサは止めないのか…ミカサがそういったあとエレンは走っていったアルミン「ごめん。ミカサ」ミカサ「いいの。アルミン。誰と付き合おうがエレンはエレン」アルミン「そうだね。でもごめん。アニのところに行くのを応援してしまって」ミカサ「アルミンはいい」アルミン は いい?ミカサ「でもライナーは許さない」ライナー… 52 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/02/01(土) 23:26:49 アニside花火まであと5分おそらく今までの人生で最悪な日であろう日に年に一回しかない花火というのは最悪な組み合わせだそれとも運命はこの気持ちを空に散る花火のように散らせようとしてるのだろうか分からないとにかく最悪な気分だピンポーン誰だろうお父さんはまだ帰ってこないはずとりあえず適当に服を着て出ようもしかしたら強盗かもしれないこんな夜に来るなんておかしいしそれか空き巣もう誰でもいいや死んだらそういう運命だったってことだガチャドアを開け、外にいる人を見たエレン「よお、アニ」いつもどおりのあいさつをするあいつなんでこいつはこんなに平常心なんだろうそれに比べて私はアニ「エレン!」エレン「…はじめて俺の名前呼んでくれたな」何を言ったか自分でも気づいてなかったが、今気づかされたこいつと初めて会ったときと同じくらい顔が赤くなるアニ「で、何の用?」とにかく恥ずかしくて強がってしまうこんなんだとこいつに嫌われるエレン「告白しに来たんだ」アニ「は?」夏祭りに誘われたときはこいつの言葉を驚きから理解できなかったが、今はできるだけど理解するより先に口から言葉が勝手に出たエレン「アニに告白しにきたんだ」エレン「アニ、俺はお前が好きだ!だからこれからはずっと俺の横にいてくれ!」その瞬間花火が上がるまさに最高のタイミングそしてその最高のタイミングのときに私はこいつに抱きつき、キスしたもちろんフレンチだがアニ「いいよ。これからずっとあんたの横にいる」こいつの顔が赤い珍しいこともあるものだでもそれ以上に私の方が赤いだろうエレン「なあ…アニ」アニ「なんだい?」エレン「これからは"あんた"じゃなくて"エレン"って呼んでくれよ」 53 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/02/02(日) 00:07:08 10 years laterそういえば今日であの 最高の日 からちょうど10年だエレン「今日であの日からちょうど10年だな」アニ「私もエレンとちょうど同じこと考えてたよ」水平線の先にある太陽はすごくきれいだ10周年記念で海に行こうと言ったのはエレンだエレン「アニの選ぶ人生は俺でいいのか? 」アニ「わかりきったこと聞かないでくれる?」もうすぐ私たちは結婚するエレン「結局伝えれてないんだよな…」アニ「何が?」エレン「俺の胸にあるラブレター」アニ「なら今伝えてよ」エレン「まだ無理だ」アニ「なんで?」エレン「"大好き”からまだ書けてない」顔が赤くなる10年経っても慣れないアニ「そうかい」少し考えてから言うアニ「私は、晴れの日も雨の日もエレンの側にいれて幸せだよ」エレン「そうか」エレンの顔も赤くなった慣れてないのは私だけじゃなかったでも、こんな言葉じゃ伝えきれないこの先すべて伝えきれるのだろうかエレン「俺はもうどんな日でもアニがいなきゃ生きる意味がない」アニ「なにそれ。くさいよ」エレン「お前のさっきの言葉もくさかったぞ。それに、そのぐらい好きってことが伝えたかったんだよ!」アニ「ありがとう」エレン「…俺はお前に逢うためにこのときに生まれてきたんだ」これもそれぐらい好きってことなのだろうか妙に真剣だ聞いてもどうせ教えてくれないだろうでもきっと教えてくれるだろうそれでも今聞きたくなるのが人間アニ「それってどういう意味?」エレン「涙も笑顔も悲しみも喜びもずっと分かち合おうってこと」やっぱりはぐらかされたていうかなんでこんなときに限ってエレンは聞いてるこっちが恥ずかしくなるようなことを言うのだろうかその恥ずかしい分嬉しいのだがエレン「そろそろ帰るか…」アニ「そうだね」車に向かってゆっくり歩き始めるエレンを追いかけ、言うアニ「あの日からも、これからもずっと好きだよ」 54 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/02/02(日) 00:10:08 終わりですまた最後の方上手く書けなかった気がします読んでくださった方々、コメントをくださった方々、ありがとうございましたアドバイスとかあったら嬉しいです次の作品に生かせます 55 : ベーさんhhorpR4oiM : 2014/02/02(日) 03:52:50 面白かった続き期待! 56 : 名無しさん : 2014/02/02(日) 08:31:03 いいねぇ 57 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/02/02(日) 11:26:20 一応このシリーズ(?)は終わりですまた新しいものを書いていきたいと思います 58 : にーあー : 2014/02/21(金) 22:27:58 期待してます! 59 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/02/26(水) 19:23:38 よければ見てくださいhttp://www.ssnote.net/archives/7039 ▲一番上へ 編集パスワード スレッド投稿時に設定した編集パスワードを入力してください。
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17:53:30 メールの本文は『』で表します返信が異常に早いことは気にしないでください 7 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/12(日) 19:45:26 一階に降りると、お父さんはもういなかった夏休みに入ってから起きるのが遅いから朝会うことは少ない適当に朝ごはんを食べてテレビをつけるそれにしてもセミがうるさい宿題が終わって、することもなく、ダラダラとボランティアが始まる時間を待つあいつが来るからといっていつもより服装に気を使ったら、ミーナになんか言われそうでできないあくまで、ミーナにあいつのことを好きじゃないと思わせるように行動しよう 8 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/12(日) 19:51:59 12時集合時間ぴったりに行くと、ミーナがいたミーナ「久しぶりー。元気だった?」久しぶりと言っても、10日ぐらい会ってないだけだアニ「最後に会ってからまだ10日しか経ってないでしょ」ミーナ「まあそうだけどさ!とにかく!もうみんな集まってるよ!」アニ「みんなって、ミーナとあいつ以外誰か来てるの?」ミーナ「うん!ライナーとベルトルトとクリスタとユミルとミカサとアルミンとジャン」つまりあいつの周りにいる人たちか…ていうかミカサがいたら誘いにくいアニ「…多いね」ミーナ「まあね」 9 : 名無しさん : 2014/01/12(日) 22:12:41 超期待! 10 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/12(日) 22:27:14 ありがとうございます 11 : 名無しさん : 2014/01/12(日) 22:34:48 面白いです!頑張ってください! 12 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/12(日) 23:24:15 ありがとうございますなんか面白くないって自分で思いはじめてたので、とても嬉しいです 13 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/12(日) 23:57:20 公民館に入ると、みんないたもちろんあいつもエレン「よお、アニ。ひさしぶり」いつも通りのあいさつでも今日は私服だからなんかちがうこいつは久しぶりと言ったが、それは私と会えない時間が長く感じたということなのだろうか…そんなわけないかアニ「久しぶり」ミーナには突っ込んだけど、こいつには突っ込まないつまり私はエレンと会えない時間を長く感じたということなのだろうか自分でも分からないでもエレンと会えて嬉しいことは確かだライナー「よお、元気だったか?」アニ「別に普通」ライナー「夏とは思えないほど顔白いけどな」アニ「そうかもね。クリスタに告白したの?」ライナー「夏祭りに告白する!」アニ「そうかい」 ライナーがエレンに聞こえない声で言ったライナー「だからお前も頑張れよ」余計なお世話だでも応援(?)してくれたのは嬉しいアニ「ライナーもね」 14 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/13(月) 00:36:14 みんなと話してるうちに、公民館の人がきた公民館の人「今日は小学生の人に料理を教えるっていう会にしようと思ってます。15人来て、3人ずつのグループにしようと考えてるので、ボランティアの方々は10人いるから、2人ずつ別れてもらいます。くじ引きで決めたいと思います」できれば、あいつとなりたいミーナを見ると、にやにやしてるミーナ「エレンとなりたいんでしょ?」アニ「…別に」ミーナ「素直になりなよ!」めんどくさいから無視1から5の数字が書かれてるらしいくじを引く4だあいつの数字を気にしてしまうアルミン「何だった?僕は2」エレン「5だ!」…できればなりたかっただけ別に気にしてない全く 全然ミーナ「私5だったよ。アニ」…つまり…そういうことだろうミーナ「交換しようか?アニのと」ニヤニヤしながら言ってくるこれで交換したら、私があいつのことを認めることになるだけど交換しなかったらあいつと話すときはかなり少なくなるだろうそれは嫌だアニ「…交換してくれない?」ミーナ「なんだって?」アニ「交換してくれない?」さっきより大きい声で言うミーナ「つまり、アニはエレンが好きって認めるってこと?」アニ「さあね」ミーナ「答えてくれないと交換しないよ?」汚いだけど…アニ「認めるよ。私はエレンが好き」ミーナ「じゃあ約束通り交換しよう!頑張ってね!」汚いところもあるけど、結局ミーナは優しい 15 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/13(月) 21:30:07 ミーナと交換したら、すぐエレンが話しかけてきたエレン「アニの数字は?」数字を聞いてきたってことは、私とペアになりたいってことなのかもしれない…自意識過剰かアニ「5だよ」エレン「なら俺と一緒だな!」アニ「そうだね」公民館の人「ペアも決まったんで、小学生が来るまで、野菜出したりする準備したいと思います」クリスタ「今日ってなんの料理を教えるんですか?」公民館の人「カレーです。みなさん作れますよね?」みんな「はい!」アニ「あんたも料理できたんだね」エレン「カレーぐらい作れる。レトルトのカレーだがな」…それはカレーを作れることにならないと思うアニ「仕方ないね…。今日はカレーの作り方教えてあげる」エレン「おお!ありがとう!アニ!」アニ「カレーぐらい作れないと困るでしょ」エレン「そうだな!」話ながらも準備を進めるやっぱりこいつといるのは楽しいミカサ「アニ。ちょっときてほしい」ミカサとは結構仲がいい理由は分からないけどミカサと部屋の外に出るアニ「なに?」ミカサ「どちらがカレーをおいしく作れるか私と勝負してほしい」何を言い出すかと思えばアニ「なんで勝負しなきゃいけないんだい?」ミカサ「私がエレンにおいしいカレーを食べさせるための、原動力」アニ「つまり判定してもらうのはあいつ?」ミカサ「そういうことになる」クリスタ「私もその勝負する!」ミカサ「なぜクリスタが…?」クリスタ「トイレから帰ってたら、エレンをめぐって料理対決するって話してたから、なら私もって」エレンをめぐって料理対決するとは誰も言ってないけどミカサ「なら勝った人がエレンを夏祭りに誘う権利を得る。アニはどうする?」…結局エレンをめぐっての対決になっている夏祭りにはどちらにしろ誘うこの勝負をする意味はないでもこの勝負に勝てばふたりきりで夏祭りに行けるアニ「乗った。私もする」クリスタ「てことはやっぱりアニもエレンが好きだったんだね!」アニ「…まあね」ミカサ「私はこの勝負に勝ってエレンに告白する」…勝てればの話でもミカサは勉強でもスポーツでもなんでもできる料理もうまいかもしれないそしてクリスタ…見た感じ料理はうまいって感じ勝てるか分からないでも勝負しなきゃ絶対後悔する 16 : 名無しさん : 2014/01/13(月) 21:51:51 超期待! 17 : 名無しさん : 2014/01/14(火) 18:27:36 期待!! 18 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/14(火) 21:58:46 ありがとうございます 19 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/14(火) 22:14:53 部屋に戻るとあいつが話しかけてきたエレン「何してたんだ?」アニ「ちょっとね」ミカサ「エレン。あなたのために私がカレーを作るから食べてほしい。それとアニとクリスタのも」それじゃあ、私たちがあいつのこと好きって言ってるのと同じじゃないかまだ知られたくない…夏祭りのときまでエレン「マジか!楽しみだ!でも今日は小学生にカレーの作り方教えるんだろ?」ミカサ「私とアニとクリスタなら小学生に教えながらできる」エレン「そっか!なら楽しみだ!」ジャン「ミカサの手料理食べれるなんて羨ましいんだよ!」エレンの胸ぐらをつかんでジャンが言う最近しゃべるようになった人たちだが、ジャンはミカサが好きなのかミカサ「ジャン。私のカレーが余ったらあげる。ので、エレンに手を出さないで」ジャン「よっしゃあぁぁぁぁ!」エレン「ジャン。うるせーぞ」ジャン「悪かったよ。これで手打ちにしようや」そう言ってエレンと握手しようとするエレン「そんなんだとミカサに嫌われるぞ」ジャン「うるせー!!」ミカサは黙々とカレーの準備をしているミカサはジャンのことをどう思ってるんだろうアニ「ねぇ、ジャンのことどう思ってんの?」ミカサ「クラスメート」少しジャンがかわいそうに思えるミカサ「アニ。そんなことしてる暇はあるの?もう戦いは始まってる」ミカサの指差す方を見ると、クリスタもすでに準備に取りかかっていた私も早く準備しないと、小学生に教えるときもあいつと話すときもなくなる 20 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/14(火) 22:38:28 騒ぎながらも準備(勝負のためでなく、小学生のため)をしていると、公民館の人「そろそろ準備できそうなんで、小学生呼びます」と言われた小学生と接点がないから、どう接していいか分からないエレン「じゃあ改めて今日はよろしく!カレーの作り方とかも」アニ「よろしく」小学生が入ってくる15人でも部屋がかなり広いから少なく見える私たちの担当の小学生が来る2人は男の子だ1人は女の子だエレン「今日はよろしくな!俺はエレン」アニ「私はアニだよ」担当の小学生たち「よろしくおねがいします」こんなことをしてる暇はないあいつのためにカレーを作らないとでも小学生を見てると和むエレン「じゃあ、まず…何をするんだ?アニ?」…この調子じゃカレー作れないかもしれないアニ「はぁ…。まず野菜の皮をむいて」そういってさっき準備した野菜をだす男の子1「それ使ったらいいじゃん!」と言って私があいつのために使ってる野菜を指差すジャン「呼んだか?」エレン「ははは!呼んでねーよ!語尾に じゃん をつけただけだ!」ジャン「つけんなよ!」エレン「そんなん知るか!」ミカサ「ジャン。油売ってないで真面目にして」ジャン「お、おう」アニ「これは私があいつ…いや、自分のために使うからダメ」男の子1「でも…」エレン「アニは俺のためにカレーつくってくれるんだ。だからダメだ」男の子1、2「じ、じゃあ2人は付き合ってるの?」あいつの顔が赤くなった気がするでもそれどころじゃない自分の顔が赤くなっているからだエレン「つ、付き合ってねぇよ!」ちょっと動揺してる…?急にそんな質問されたらからなのかそれとも…?いや、気にしてる時間はないアニ「いいから早く野菜の皮むきな」 21 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/15(水) 06:59:58 学生なので、投稿遅いです学校で話の内容を考えてますが、まとまらない時の方が多いですアドバイスとかあったら嬉しいです 22 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/15(水) 17:26:04 担当の小学生「はい」それにしても女の子は静かだ男の子1「なんだこのたまねぎ!?取れない!」男の子2「ほんとだ!」エレン「そんなわけないだろ?くそ!取れない!」それに比べてこいつらはアニ「何やってるんだい?」見に行くと、必死でたまねぎを取ろうとするあいつの姿がエレン「このたまねぎの皮が簡単にむけてとれないんだ!」たまにあるでもそれが3つって…アニ「しょうがないね…。私が持っていくから待ってな」たまねぎを取ろうとすると、皮ごと手からすべり落ちた…もう皮をむく必要はなさそう普通に取れるようになって、あいつらのところに持っていくと、野菜の皮は全部むきおわっていた雑だけどエレン「たまねぎはむく必要なさそうだな」アニ「そうだね」エレン「じゃあお前ら野菜切るぞ!」男の子1、2「わかった」仕切ってるあいつができるのかという疑問にたどりつくエレン「難しいな…」小学生の方がまだ上手いアニ「これじゃあ大きすぎて食べにくいでしょ?だからもっと小さく切らないと」エレン「わかった」そう言って野菜を切るが、全然わかってないアニ「もっと小さく」エレン「これでも真面目にやってる!どうすればいいんだ?」アニ「こうやって切ったら切りやすいし、こうやって野菜を支えるの」といって身振り手振りで説明するエレン「わかった」…また全然わかってないアニ「はぁ…」あいつの手に私の手を支える意外、いや、当然かもしれないが、あいつの手は大きいエレン「な、なんだよ!?」アニ「わかってないから、もっとわかりやすく教えてあげる」アニは気づいてないが、このときエレンの手は真っ赤だった 23 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/15(水) 18:46:27 エレンの手 ×エレンの顔 ○ですすいません 24 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/15(水) 18:48:09 あいつの手に私の手を支える ×あいつの手に私の手を添える ○です誤字が多くてすいません 25 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/15(水) 19:12:17 そんなことをしているうちに、カレーが完成する正直言って小学生に教えるより、あいつに教えていたそしてカレーを食べ、小学生は帰っていったミカサ「エレン。私たちのカレーを食べてほしい」エレン「いいぞ」ミカサ「食べ終わったら一番おいしいカレーを決めてほしい」エレン「分かった」クリスタ「ちなみに、公平にするために誰がどのカレー作ったかは私たちしか分からないようにしてるからね!」エレン「分かった」エレンがミカサのカレーを食べ始めるカレーの量はあらかじめ少なくしているエレン「これうまいな」…今思ったが、カレーにそんな味の違いはあるんだろうかそんなことを考えているうちにあいつはクリスタのカレーを食べ始める私のは最後か…エレン「これもうまいな」次は私のカレー緊張するおいしくないって言われたらどうしようあいつが私のカレーを食べ始めるエレン「これもうまいな」さっきから同じようなことしか言ってないだけどおいしいと言われ、ほっとしたクリスタもミカサも同じなんだろうかそしてあいつが食べ終わったミカサ「どれが一番おいしかった?」エレン「難しいな…。どれも同じカレーだしな」確かにミカサ「それでも決めないといけないときもある。今がそう」エレン「どれもおいしかったけど、一番おいしいと思ったのは…」 26 : 名無しさん : 2014/01/15(水) 20:59:51 超期待! 27 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/16(木) 06:51:46 ありがとうございます 28 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/16(木) 07:17:23 対決の日から3日後私はあの勝負に勝っただけどまだあいつを夏祭りに誘ってないあと4日あいつは鈍感でバカなくせにモテるからもう他の人に誘われてるかもしれない急にスマホが鳴り出す電話だ番号を登録してる人はあいつと知り合ってからかなり増えた主によくあいつの周りにいる人だけど電話に出るミカサ「もしもし」ミカサだったアニ「もしもし」ミカサ「エレンを夏祭りに誘ったの?」ミカサはいつもあいつのことを話すそれだけあいつとよくいるってことだろう少し羨ましいアニ「まだ誘ってないよ」ミカサ「夏祭りまであと4日。もう時間がない」アニ「そのぐらい分かってるさ。でもどうせなら会って誘いたいと思ってね」ミカサ「そう。もしアニが誘わなかったら、私がエレンと行く」それだけは避けなければ何が起こるか分からないアニ「好きにしな」ミカサ「…ところでアニ。今日暇なの?」アニ「…暇だけど?」ミカサ「ならエレンの宿題を手伝ってほしい。もちろん私とアルミンもいるけど」…ミカサはなんだかんだで私も手伝ってくれているのだろうかミカサはてっきりあいつに近づく女は許さないかと思ってたけど、そういう面があったと知り、驚くアニ「分かった。何時?」ミカサ「2時にエレンの家」アニ「分かった。ありがとう。ミカサ」ミカサ「私はいつもエレンといる。たまにはいない日もあった方がお互いのため」素直じゃない私もだけどアニ「確かにそうかもね。じゃあ2時にあいつの家行くからそのときに」ミカサ「分かった」そして電話は切れた 29 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/16(木) 17:41:20 今は12時半あいつの家に行くまであと1時間半もある暇潰しにテレビを見るが、時間の経過が遅い少し早いけど着ていく服を決めるあまり派手なものはないほとんど地味なものばかりだそういえば夏祭りに行くときはどんな格好で行こうか選択肢は二ついつもどおりの服か浴衣浴衣は持っていない今まで夏祭りなんてどうでもよかった去年はゴリラとベルトルトと行ったっけあいつらと行くと自分の身長がかなり低いように感じる普通のときでもそう感じるが、あいつらといるといつもだ…嫌なことを思い出した夏祭りに来ていく服を決めようやっぱり浴衣がいいかな…あいつと行けるなら浴衣にしようそれがいい時計を見ると1時あと1時間かなり早いけどもう行こうあいつ家にいるかな 30 : 名無しさん : 2014/01/18(土) 12:10:20 超期待!! 31 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/18(土) 20:41:51 ありがとうございます 32 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/19(日) 22:47:01 今大切なことを思い出した私はあいつの家がどこにあるか分からないあいつの家に行ける、あいつに会えるってことを最初に考えてしまって大事なことを忘れていたミカサに電話をかけるプルルルル何度もコールするが出ないならライナー…?いや、あのゴリラは嫌だプルルルル考えに考えた末にあいつに電話するあいつに電話するのが一番手っ取り早いエレン「もしもし」アニ「もしもし」エレン「なんか用か?」アニ「あんたの家ってどこにあるの?」エレン「なんでそんなこと知りたいんだ?」アニ「なんでって…。あんたミカサから聞いてないの?」エレン「何をだ?」アニ「私があんたの宿題を手伝いに行くこと」エレン「聞いてないぞ」ミカサめ…アニ「そうかい。とにかく私はあんたの家に行く。だから家がどこにあるか教えて」エレン「分かった。じゃあいつもの分かれ道まで来いよな。すぐ行くから」アニ「ありがとう」エレン「じゃあ切るぞ」アニ「うん」電話が切れた今度こそ行こう 33 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/19(日) 22:53:45 家のドアに鍵をかけ、歩き出す雲ひとつない真っ青な空は夏を象徴しているかのうだ眩しい太陽と蝉の声もまた夏を象徴しているしかしこの二つの象徴はとにかく暑さを感じさせるそれでもあいつに会えると思うと不思議と暑さも気にならない 34 : 名無しさん : 2014/01/20(月) 15:57:42 超期待! 35 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/20(月) 22:46:31 ありがとうございます 36 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/20(月) 22:55:02 最近趣味と趣味の両立が難しくて投稿するの遅くなりますこの話には関係ないアイデアが出てきて、この話をどう進めるか迷ってます 37 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/25(土) 00:38:45 道には人一人いない暑いからだろう私もさっきまで暑さは気にならなかったが今は汗が出始めているいつもの分かれ道に着くともうあいつはいた音楽を聴いているようで私には気づかないアニ「ねぇ」反応はないアニ「ねぇってば」反応はない今までは横から話しかけていたが前に出てみるするとかなりこいつは驚くそしてイヤホンを外しながら言ったエレン「いきなり目の前に出てくるなよ!驚くだろ!?」アニ「何回もあんたに話しかけたけど気づかなかったから仕方なくしただけだよ」エレン「そうか…。ごめん」素直に謝れると責めれない責める気もないがアニ「いや、私も悪かったから…」エレン「まあお互い様だろ!暑いし早く行こうぜ!」お互い様…?こいつが悪いような…まあいいけどさアニ「そうだね」そう言ってこいつと二人で少し間を空けて歩き出す 38 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/25(土) 12:34:40 アニ「さっき音楽聴いてたけどさ」エレン「おう」アニ「誰の曲聴いてたの?」エレン「GReeeeNの『旅立ち』」アニ「あんたもGReeeeN好きなの?」エレン「まあな。ってか“あんたも”ってことはアニも好きなのか?GReeeeN」アニ「まあね」こいつと同じものが好きってだけで嬉しくなるエレン「GReeeeNの中でも一番好きな曲は何なんだ?」アニ「『オレンジ』も好きだけど、最近は『雪の音』も好き」エレン「そっか。俺も結構好きだぞ」アニ「ふーん。で、あんたは?」エレン「『愛唄』と『旅立ち』かな。」アニ「『愛唄』は有名だよね」エレン「そうだな。あ、俺んちついたぞ」私と同じぐらいの大きさの家だ 39 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/26(日) 01:06:32 アニ「あんたの両親は家にいるの?」エレン「父さんは仕事でいないけど、母さんはいるぞ」アニ「ふーん」ていうことはこいつのお母さんに会うことになるということだちゃんとしないと…まだつきあってもないのになんでこんなこと気にしてるんだろうエレン「まあ入れよ」ドアを開けて私を招くエレン「ただいまー」カルラ「おかえりー。あら、友達?」エレン「うん」アニ「おじゃまします。アニ・レオンハートって言います」カルラ「そう。まあゆっくりしていってね」アニ「はい」エレン「まあとにかく俺の部屋来いよ」アニ「はいはい」こいつの部屋はまあまあきれいだったそういえば今日はこいつを夏祭りに誘うために来たんだった部屋の時計を見るともう少しで2時エレン「まあとにかく音楽でも聴くか」アニ「私はあんたの宿題の手伝いをしにきたんだけど」エレン「…そうだった」さりげなくそういう話題にしてさりげなく誘おうアニ「で、どこまで宿題進んでんの?」エレン「数学と理科と英語は終わったが国語と社会はさっぱり終わってない」アニ「意外に進んでるね」エレン「バカにするなよな。終わってる教科は好きなんだけど残りの教科は嫌いだ」アニ「まあ夏祭りまでに終わらせるように頑張ったら?」上手く夏祭りの話題にできた気がするあとは誘うだけゆっくり呼吸して気持ちを落ち着かせるアニ「ねぇ、あんたは誰かと夏祭り行く予定あるの?」エレン「ないぞ。毎年ミカサとアルミンが誘ってくるけど、今年は誘われなかった。アニは?」アニ「ないよ。あんたも一人なら…」エレン「なあアニ。良かったら俺と一緒に行ってくれないか?」誘いかけた直前にこいつが邪魔をする…?今の言葉は聞き間違いじゃないんだろうかエレン「やっぱり俺なんかとじゃ嫌か…?」どうやら驚きから無言でいたらしい私が聞いた言葉は聞き間違いじゃなかったアニ「全然嫌じゃないよ」エレン「ほんとか!?」アニ「何回も同じこと言わせないでよ」自分のことを素直じゃないとは思うのはこういう時だ 40 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/27(月) 22:00:22 エレン「じゃあ祭りの日にローゼ神社5時半な!」ローゼ神社で祭りがあるからそこで集合なんだろうこいつには家まで迎えに来るってことを考えられないのか別にいいけどさアニ「分かった」エレン「おう」ローゼ神社 5時半この二つの単語を脳に刻むそして話すこともなくなりこいつは宿題を始めた私も話しかけて邪魔したら悪いから聞かれたら答えるだけにするすることもなく時間が過ぎるでも進んでる分だけこいつと夏祭りに行く時が近づくこいつは集中力があるのか黙々と宿題をしてるいつもとは違う顔に少しドキッとするピンポーンインターホンが鳴る音でぼーっとこいつの姿を見るのをやめるカルラ「はーい」カルラさんが誰が来たのか見に行く時計を見ると2時多分アルミンとミカサだ 41 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/27(月) 22:18:08 部屋のドアが開き、こいつの幼馴染みが入ってくるアルミン「やあ、エレン、アニ」エレン「よお」アニ「やあ」ミカサ「エレン。あれから少しは宿題進んでる?」エレン「進んでるわ!」あれから、ってことは前もしたのかアルミン「じゃあちょっとエレンがどの辺ができて、できないか確認しようかな」そう言ってアルミンはミカサに目配せしたエレン「おう、ありがとう」アルミンがエレンと確認してるときにミカサが近づいてきたミカサ「アニ、エレンはもう誘ったの?」さっきの目配せはそれかアニ「誘ったよ…いや、誘われた」ミカサ「そう」今思い付いたが、もしかしたらあいつは私と夏祭りに行きたかったのではなく、単にミカサとアルミンに誘われなかったから私を誘ったのかもしれない…どちらにしろ関係ないけど夏祭りで必ず気持ちを伝えるアニ「うん」その後2時間ほどであいつは宿題を終わらせることに成功したその間私たちは志望校について話していたどうやら今のところあいつも私と同じ志望校らしい少し、いや、かなりほっとする 42 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/28(火) 06:00:18 エレン「今日はありがとな!」宿題が終わったからか、妙に笑っているミカサ「エレンがほとんど自分でしたからすごい。小学生の頃は半分以上私たちにさせてた」エレン「う、うるせぇな!今はちゃんとしてるからいいだろ!?」アルミン「まあまあ。今年は自分で終わらせたんだからいいんじゃないかな」エレン「そうだな」まだ太陽が沈むまで時間があるのにこいつと別れるのは寂しいせいか柄にもないことをつい言ってしまったアニ「次会えるのは夏祭りの日だよね?」エレン「そうだな!楽しみだ」私はミカサやアルミンの代わりなのかもしれないくど、嬉しいミカサ「じゃあそろそろ帰ろう」アルミン「そうだね」アニ「うん」といっても一緒に帰るわけでもなく道は真反対だミカサとアルミンはあいつの家を左に行くが私は右私は歩き出したが、ミカサが追いかけて言ったミカサ「これだけ言いに来た。私もまだあきらめてないけど、アニも頑張って」ミカサにしては分かりきったことを言う頑張るなんて当たり前じゃないかアニ「ありがとう。でもそんなの当たり前でしょ」ミカサ「そうだった。ごめんなさい」アニ「謝られても困るよ。まあでも、ありがとう」 43 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/28(火) 06:29:59 それから二日間、何もできなかったあいつと夏祭りに行くことができて、予想以上に自分は喜んでいるようだ昨日だってお父さんに なんでそんなに嬉しそうなんだ? と言われた特に表情を変わってるわけでもないはずなのにバレたこれが十数年一緒にいた結果だろう相手のことは顔見れば分かるってことなのかもしれない夜にライナーから電話が来たライナーからの電話は最近多いそしてたいてい話題はあいつについてだアニ「もしもし」ライナー「もしもし」アニ「あいつについての話なら切る」ライナー「まあ落ち着けよ。夏祭りについての話だ」アニ「なんだい」ライナー「俺、今度こそクリスタに告白するんだ」またフラグなのか?でも夏休みだし邪魔をする人はいないだろうアニ「そうかい。頑張ってね(棒)」ライナー「棒読みで言われても嬉しくないぞ」アニ「じゃあ言わない」受話器の向こうからためいきが聞こえるライナー「それで相談なんだが、クリスタに告白するときどんな場所で、どんなときがいいか教えてくれないか?」アニ「そんなのネットで調べな」ライナー「お前の意見が聞きたいんだよ!」なに言ってるのか分からないなんで私なんだアニ「私じゃなくてもいいでしょ」ライナー「しょうがない。理由を教えよう」アニ「ありがとう(棒)」ライナー「だから棒読みやめろ!まあとにかく、俺より少し背が低くて運動もできて顔もよくてモテる友達が、ある女子を夏祭りに誘いました」アニ「それで?」ライナー「俺の友達はその女子が好きで、夏祭りの日に気持ち伝えるってわけだ」ライナー「だからおまえの意見が知りたい」全く私に関係ない気がするアニ「私に全く関係ないよね?」ライナー「…お前も鈍感だな」アニ「あんた次会ったら蹴る」ライナー「謝る!すまん!ほんとに!だから蹴るのは許して!」アニ「はあ…。まあ場所はどこでもいいけど、花火が上がってるときに二人きりのときがいいかな」ライナー「恩に着る」教えたら一気に真面目になったアニ「じゃあもうこれでいいよね?切るよ」と言ってすぐ切ろうとするライナー「ちょっと待て!今速攻で切ろうとしたろ!?」バレてるアニ「……そんなことないよ」ライナー「じゃあ今の間は何だ!?まあいい。一度落ち着こう」ライナーがねライナー「って俺か!落ち着かなきゃいけないの!」 44 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/28(火) 06:40:33 全然落ち着いてないアニ「で、なに?」ライナー「お前、エレンに誘われたのか?」アニ「まあね」ライナー「エレンと行くとき、どんな服で行くんだ?」アニ「なんでそんなこと聞くの?気持ち悪い」ライナー「お前が去年夏祭りっぽい服来てこなかったろ?」アニ「…そうだね」 ライナー「今年は浴衣とか着るのか?」アニ「その予定」ライナー「浴衣といえば懐かしいな」アニ「何が?」ライナー「忘れたのか?お前が小1のとき、夏に浴衣着てめっちゃ嬉しそうな顔してたこと」アニ「そんなことあったね」ライナー「そのときから無口だったからすごい新鮮だったぞ」アニ「ふーん」ライナー「反応薄いな…。で、浴衣とかもう買ったのか?あと2日で祭りだが」アニ「…買ってない 」あいつと行けるのが嬉しくて浮かれてたライナー「なら明日にでも買いに行くといい。まあ頑張れ!じゃあな」アニ「じゃあね」電話が切れた何色の浴衣にしよう 45 : アニアニアニ : 2014/01/30(木) 13:14:29 めっちゃおもろい(^∇^)期待 46 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/30(木) 20:26:12 ありがとうございます 47 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/01/30(木) 22:25:52 翌日ネットで浴衣を売っているお店を調べると結構近くにあると分かった買いに行くために外に出ると、あいつの家に言ったときぐらい暑かった暑い中頑張って歩いてやっとの思いでお店に入る店員1「いらっしゃいませ」と若い店員があいさつしてくれたお店の中はクーラーがあるのかかなり涼しいいろいろな浴衣を見ていると、店員1「なにかお探しでしょうか?」と言ってきたアニ「はい。私に合いそうな浴衣を探してます」店員1「そうですか。ならこれなんかどうでしょうか」そこから店員さんは時間をかけてじっくり私に合う浴衣を探してくれたそして私も店員さんの選ぶ浴衣を吟味しながらあーでもないこうでもないと言いながら探した結局水色の浴衣にすることにした数ある浴衣の中で一番好きな柄だったからだアニ「いろいろありがとうございました」店員1「いえいえ。彼氏さんとのデート頑張ってね!」勘違いしてるようだそしてだいぶ慣れ慣れしくなってる別にいいけどアニ「彼氏とのデートじゃないです。いまのところ友達とのデートです」店員1「じゃあ告白頑張ってね!」アニ「はい」流れにのせられて普通に認めてしまったさっき会ったばかりの赤の他人にこんなことをアニ「そ、それじゃあもう帰ります」店員1「じゃあ頑張ってね!」最後まで応援してくれたいろいろあったけどいい店員だったお店の外に出ると、店内に戻りたいくらい暑かった店員との話しているうちになんとなく浴衣の着方は分かったあとは帰ってネットで調べるだけだほんとうにネットってすごいふと、頭に水が一滴落ちてくるのを感じる雨か…そんなことを考えてる間にどんどん降ってきたスコールだ家までもう少しなので、雨宿りはせず、濡れるのを我慢し、浴衣をなんとか守りながら走って帰ることにする冷たい服が肌にくっついて気持ち悪いこれだから雨は嫌いだだけど雨の中を走ったらなんとなく気分的に気持ち良かった 48 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/02/01(土) 11:28:31 最悪本当に最悪だ生まれてからこんなに自分の体を恨んだことがない私は熱が出たそれもかなり高い昼に雨の中走ったからだろう自分の考えを恨むあいつとの約束の時間まであと約20時間治るわけがない本当に最悪 49 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/02/01(土) 11:45:05 翌日熱はまだ出ている頭も痛い結局、あいつとは友達以上の関係になれない運命なんだろうか治ると願って一応ベットで横になってるけど気休めだ私は一度熱にかかったら普通の人より治りにくいこうしてる間も時間はどんどん過ぎていくもう絶対間に合わないだろうあいつに連絡しとこうプルルルルエレン「もしもし。どうした?アニ?」アニ「熱が出たから夏祭りに行けない」いつもどおりの口調で言ったはずだが涙声になってしまっている私はこんなにあいつが好きだったのかエレン「…分かった。早く元気になれよ」アニ「ありがとう。じゃあね」エレン「じゃあな」終わったこれで夏祭りでミカサがエレンに告白するだろうエレンもミカサに欠点なんかないから了承するだろうもしかしたらユミルが邪魔をするかもしれない……自分は人の不幸を願う人間になってしまったのか最低だ 50 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/02/01(土) 12:20:32 アルミンside約束の時間になる少し前にミカサとの待ち合わせ場所に行くと、エレンもいたアルミン「やあ、ミカサ、エレン」ミカサ「さすがアルミン。予定時間より少し早い」エレン「よお、アルミン」エレンはアニと行くはずじゃないのかな一応エレンには聞かず、ミカサに聞くアルミン「なんでエレンはここにいるんだい?アニと行く予定じゃないの?」ミカサ「アニは昨日の夜から熱が出て、いけない。だから電話してきて、エレンを誘え、と言ってきた」アルミン「そうなんだ」エレンからアニについての相談を受けた者としてはアニとくっついてほしい天使は誰のものにもなってほしくないしミカサはきっとどんな関係になっても変わらないだろうミカサ「私は今日気持ちを伝える」アルミン「頑張ってね」ミカサとエレンがくっついてほしい気持ちももちろんあるでもそれはないだろうエレンはアニが好きなんだからエレン「何してんだよ?早く行こうぜ」少し元気がないアニと行けないのが原因だろう今日気持ちを伝えるって言ってたもんね結局いつもの3人で夏祭りに行くアルミン「いつ告白するの?」エレンに聞こえないぐらいの声の大きさで聞くミカサ「花火のときに告白しようと思ってる」アルミン「なら僕はどっか行っといた方がいいよね?」ミカサ「そんなことはない。むしろいてほしい」アルミン「分かった」花火まであと2時間だアルミン「ねぇ、エレン。今年もここの焼きそば食べようよ!」エレン「いいぞ」人通りの多いところから少し離れて焼きそばを食べるアルミン「もう何回目だっけ?一緒に夏祭り来るの」ミカサ「9回目。小学1年生のときから3人で来てた」エレン「もうそんなになるのか…」アルミン「そうだね」エレン「なあ…ずっと前から聞きたかったんだが、もし人類が人類より強いものに直面して、どこかに閉じ込められたらどうする?」アルミン「変な質問だね…。僕なら、閉じ込められた場所から出ていきたいな」ミカサ「私はエレンとアルミンが行くところに一緒に行く」エレン「そっか」そう言ってエレンは少しだけ笑った気がするアルミン「なんでこんなこと聞くんだい?」エレン「約束したんだ」アルミン「誰と?」エレン「ある人と」これは聞いても教えてくれないな…アルミン「まあ良かったね!約束が叶って!」エレン「そうだな!」 51 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/02/01(土) 22:40:38 それからしばらく金魚すくいや射的などをして楽しんだ花火まで2時間といっても時間が過ぎるのは早く、もうあと20分で花火があがる「よお!アルミン!ミカサ!それとエレン!?」エレン「よお、ライナーにベルトルト」アルミン「やあ。ライナー、ベルトルト」ミカサ「こんばんは」あいさつしたあとライナーは焦った様子でエレンに話しかけたライナー「お前なんでここにいるんだよ!?」エレン「なんでって…。せっかく祭りがあるのに来なきゃダメだろ」ライナー「そうじゃねぇよ!アニのことだよ!」エレン「アニは熱が出てて来れねぇぞ」ライナー「そうか…。花火まであと少しだが行かなくていいのか?」エレン「行くもなにもアニは熱出てるから迷惑だろ」ライナー「お前なー。今まで散々この日のためにアドバイスしたのに無駄にするのか?」エレン「無駄にするも何もアニは熱が出てるだろ!」ライナーとエレンは協力してたんだ薄々気づいてたけどねライナー「例えアニが熱でもな…。夏祭りは年に一回しかないんだ!それにアニもお前が行ったら喜ぶと思うぞ」エレン「なんで喜ぶんだ?」鈍い。鈍すぎるライナー「いいから行け!男には引けないときがある!今がそうだ!今から全力で走ればギリギリ間に合う!そして俺も今度こそクリスタ…!!」エレン「だよな…。悪いアルミン、ミカサ!俺行ってくる!」アルミン「頑張れ!」ミカサ「エレンならきっと間に合う」ミカサは止めないのか…ミカサがそういったあとエレンは走っていったアルミン「ごめん。ミカサ」ミカサ「いいの。アルミン。誰と付き合おうがエレンはエレン」アルミン「そうだね。でもごめん。アニのところに行くのを応援してしまって」ミカサ「アルミンはいい」アルミン は いい?ミカサ「でもライナーは許さない」ライナー… 52 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/02/01(土) 23:26:49 アニside花火まであと5分おそらく今までの人生で最悪な日であろう日に年に一回しかない花火というのは最悪な組み合わせだそれとも運命はこの気持ちを空に散る花火のように散らせようとしてるのだろうか分からないとにかく最悪な気分だピンポーン誰だろうお父さんはまだ帰ってこないはずとりあえず適当に服を着て出ようもしかしたら強盗かもしれないこんな夜に来るなんておかしいしそれか空き巣もう誰でもいいや死んだらそういう運命だったってことだガチャドアを開け、外にいる人を見たエレン「よお、アニ」いつもどおりのあいさつをするあいつなんでこいつはこんなに平常心なんだろうそれに比べて私はアニ「エレン!」エレン「…はじめて俺の名前呼んでくれたな」何を言ったか自分でも気づいてなかったが、今気づかされたこいつと初めて会ったときと同じくらい顔が赤くなるアニ「で、何の用?」とにかく恥ずかしくて強がってしまうこんなんだとこいつに嫌われるエレン「告白しに来たんだ」アニ「は?」夏祭りに誘われたときはこいつの言葉を驚きから理解できなかったが、今はできるだけど理解するより先に口から言葉が勝手に出たエレン「アニに告白しにきたんだ」エレン「アニ、俺はお前が好きだ!だからこれからはずっと俺の横にいてくれ!」その瞬間花火が上がるまさに最高のタイミングそしてその最高のタイミングのときに私はこいつに抱きつき、キスしたもちろんフレンチだがアニ「いいよ。これからずっとあんたの横にいる」こいつの顔が赤い珍しいこともあるものだでもそれ以上に私の方が赤いだろうエレン「なあ…アニ」アニ「なんだい?」エレン「これからは"あんた"じゃなくて"エレン"って呼んでくれよ」 53 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/02/02(日) 00:07:08 10 years laterそういえば今日であの 最高の日 からちょうど10年だエレン「今日であの日からちょうど10年だな」アニ「私もエレンとちょうど同じこと考えてたよ」水平線の先にある太陽はすごくきれいだ10周年記念で海に行こうと言ったのはエレンだエレン「アニの選ぶ人生は俺でいいのか? 」アニ「わかりきったこと聞かないでくれる?」もうすぐ私たちは結婚するエレン「結局伝えれてないんだよな…」アニ「何が?」エレン「俺の胸にあるラブレター」アニ「なら今伝えてよ」エレン「まだ無理だ」アニ「なんで?」エレン「"大好き”からまだ書けてない」顔が赤くなる10年経っても慣れないアニ「そうかい」少し考えてから言うアニ「私は、晴れの日も雨の日もエレンの側にいれて幸せだよ」エレン「そうか」エレンの顔も赤くなった慣れてないのは私だけじゃなかったでも、こんな言葉じゃ伝えきれないこの先すべて伝えきれるのだろうかエレン「俺はもうどんな日でもアニがいなきゃ生きる意味がない」アニ「なにそれ。くさいよ」エレン「お前のさっきの言葉もくさかったぞ。それに、そのぐらい好きってことが伝えたかったんだよ!」アニ「ありがとう」エレン「…俺はお前に逢うためにこのときに生まれてきたんだ」これもそれぐらい好きってことなのだろうか妙に真剣だ聞いてもどうせ教えてくれないだろうでもきっと教えてくれるだろうそれでも今聞きたくなるのが人間アニ「それってどういう意味?」エレン「涙も笑顔も悲しみも喜びもずっと分かち合おうってこと」やっぱりはぐらかされたていうかなんでこんなときに限ってエレンは聞いてるこっちが恥ずかしくなるようなことを言うのだろうかその恥ずかしい分嬉しいのだがエレン「そろそろ帰るか…」アニ「そうだね」車に向かってゆっくり歩き始めるエレンを追いかけ、言うアニ「あの日からも、これからもずっと好きだよ」 54 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/02/02(日) 00:10:08 終わりですまた最後の方上手く書けなかった気がします読んでくださった方々、コメントをくださった方々、ありがとうございましたアドバイスとかあったら嬉しいです次の作品に生かせます 55 : ベーさんhhorpR4oiM : 2014/02/02(日) 03:52:50 面白かった続き期待! 56 : 名無しさん : 2014/02/02(日) 08:31:03 いいねぇ 57 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/02/02(日) 11:26:20 一応このシリーズ(?)は終わりですまた新しいものを書いていきたいと思います 58 : にーあー : 2014/02/21(金) 22:27:58 期待してます! 59 : Green boyZf7.FCiI0s : 2014/02/26(水) 19:23:38 よければ見てくださいhttp://www.ssnote.net/archives/7039 ▲一番上へ 編集パスワード スレッド投稿時に設定した編集パスワードを入力してください。