このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
苗木「安価で七海先輩と付き合う。」
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- 1 : 2014/01/10(金) 20:13:54 :
- 多少エロあり……と思うよ…。 気軽に参加してね。
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- 2 : 2014/01/10(金) 20:16:25 :
- あと、普通のブラウザでログイン出来なくなってしまったので、更新遅れるかもです。
……クソッ!!フィルターの奴め!!!!
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- 3 : 2014/01/10(金) 20:20:52 :
- フィルターめんどくさいよね·······
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- 4 : 2014/01/10(金) 20:22:21 :
- では、本編始めます。
苗木「………はぁ。」
舞園「苗木君さっきからどうしたんでしょう? ずっとため息ついてますね…」
霧切「多分…あれは誰かに恋してるサインよ…」
舞園「えぇっ!?苗木君誰に恋してるんですか!?」
理事長「コラ~! 舞園さんに霧切さん!授業中は静かに! 」
霧切「あぁ…ごめんなさいパパ…」
理事長「コラコラ…学校では先生と呼びなさい…」///
苗木(はぁ…七海先輩……キレイだなぁ…。)
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- 5 : 2014/01/10(金) 20:25:11 :
- 外のグラウンドでは苗木の先輩達が体育の授業をしている。
苗木(どうすればいいんだろう…? この気持ちを伝えるには…)
苗木(悩んでても仕方ない…よし!まずは>>6からだ!)
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- 6 : 2014/01/10(金) 20:33:53 :
- マズイな…安価なのに誰も来ねぇ…
とりあえず上のは>>8で、ホントに誰か参加してください…
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- 7 : 2014/01/10(金) 20:43:23 :
- 日向に相談
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- 8 : 2014/01/10(金) 20:44:14 :
- あのぉ!! 誰か参加してくださ~い!!!!
マジでスレッドが成り立たないんで(泣)
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- 9 : 2014/01/10(金) 20:45:14 :
- ダンガンロンパわからぬのだ…
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- 10 : 2014/01/10(金) 20:50:42 :
- 参加ありがとうございます!
苗木(授業終わったら日向先輩に相談してみよう。)
~放課後~
苗木「日向先輩!」
日向「あぁ。苗木か。どうした?」
苗木「ちょっと相談したい事があって…」
日向「そうか。俺に出来ることなら何でもするけど。」
苗木「実は…僕、好きな人がいるんです!!」
日向「そうか…それで…誰なんだ?その人は?」
苗木「そ…それは恥ずかしくて言えませんが…僕のクラスでは無いです…」
日向(苗木のクラスじゃないってことは俺たちのクラスの誰かか…今、この学園にはアイツらと俺らのクラスしかないし…)
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- 11 : 2014/01/10(金) 20:52:36 :
- 日向「その人とはよく話したりするのか?」
苗木「いえ…」
日向「うん。それならまずは友達からだな。 いきなり告白しても相手も困るだろうし…」
苗木「そうですか…ありがとうございます!先輩!! さようなら~!」
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- 12 : 2014/01/10(金) 20:53:41 :
- 日向(それにしても誰だ? 苗木が好きになったのは…?少し気になるな…)
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- 13 : 2014/01/10(金) 20:55:38 :
- ~その夜~
苗木「七海先輩って言ったら確か『超高校級のゲーマー』だったよな…」
苗木「よし! じゃあ>>14のゲームで一緒に遊んでみよう!」
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- 14 : 2014/01/10(金) 21:01:55 :
- モンハン
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- 15 : 2014/01/10(金) 21:04:01 :
- ……上のやつ>>15で。
安価ってこんなに難しいのか…それとも俺がヘタクソなのか…
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- 16 : 2014/01/10(金) 21:14:07 :
- 苗木「モンハン4でもするか!」
~次の日の昼休み~
ガラガラッ ピタン!
舞園「苗木君、どこへ行くんでしょう?」
桑田「トイレかなんかだって!気にしすぎだって!」
舞園「で……でも…。」
桑田「へーきへーきだってあんな奴!」
舞園「あんな奴?」
桑田「あ…いや…そのぉ…!」
~2A教室~
日向(来たか…あいつ一体誰を…?)
ソニア「あれ?あなたは確か…」
狛枝「『超高校級の幸運』である苗木君だね!珍しいね。君がこの教室に来るなんて…誰かに用かい?」
苗木「はい…実は七海先輩に用が…」
七海「え?わたし?」
苗木「あの!七海先輩って『超高校級のゲーマー』でしたよね!」
七海「うん。そうだったと…思うよ。」
苗木「実は…コレ…手伝って欲しいんですけど…」
モンハン4
七海「うん!いいよぉ。何狩りにいくの?」
苗木「じゃあ…>>16で。」
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- 17 : 2014/01/10(金) 21:15:44 :
- 上間違えた。>>17で。
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- 18 : 2014/01/10(金) 21:29:11 :
- リオレウス
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- 19 : 2014/01/10(金) 21:29:15 :
- ジンオウガ
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- 20 : 2014/01/10(金) 21:33:02 :
- 先に安価と関係ない所進めます。
日向(えええええ!? 苗木が好きになった相手って…七海かよぉ…七海はハッキリ言って俺も少し気になってたんだけど…)
西園寺「それよりいいの?ちっちゃいおにぃ!学校にゲーム持ってきちやって…」ニヤニヤ
七海「大丈夫…だと思うよ。」
西園寺「いや、ダメだろ!」
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- 21 : 2014/01/10(金) 21:37:19 :
- 苗木「リオレウス手伝ってください!」
七海「いいけど…苗木君はどんな武器使ってるの?」
苗木「僕は…操虫棍です。」
七海「ふ~ん。操虫棍かぁ…じゃあ私はガンランスで行こうかな?」
苗木「先輩ガンランス得意なんですか?」
七海「いや…特にないよ。どんな武器でもOKだよ」
苗木「すごい…」
七海「じゃ!クエスト行ってみよう!」 ワクワク
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- 22 : 2014/01/10(金) 21:45:22 :
- ~クエストに出発します~
リオレウス「!!」
苗木「きた~…」
リオレウス「グオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
苗木「喰らえ!ペイントボール!!」
ペシャ
苗木「って言ってる間に、リオレウスが一方的にやられてる!!」
リオレウス「グオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」ピキピキ
苗木「リオレウスが怒り出した…ここからが本番だ…」
バシュッ!!!!
苗木「よし!乗っかった!!」
リオレウス「クオォオオン…」
ザシュッ!!ズバッ!!ドゴォオオン!!!!
リオレウス「クオォ…クオォ…クオォ…」ヨロヨロ
ズボッ!!
リオレウス「!?」
七海「おやすみなさい」
捕獲用麻酔玉
プシュッ!
~メインターゲット達成!~
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- 23 : 2014/01/10(金) 21:48:54 :
- 苗木「スゴい!!あっという間だ!!」
七海「素材集めにいいかと思って捕獲にしたんだけど…大丈夫だったかなぁ?」
苗木「いやいや…だいじょばないワケ…あっ!!!!」
七海「どしたの?」
苗木「火竜の紅玉だ!! ありがとうございます!集めてたんですよ!!」
七海「えへへ…どういたしまして。」
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- 24 : 2014/01/10(金) 21:55:53 :
- 入力した文章消えやがった…
それとエロはもうしばらく先です!
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- 25 : 2014/01/10(金) 21:59:34 :
- 苗木(…さっきコッソリ覗いちゃったけど……)
苗木(集中してキリッとしてる七海先輩も素敵だなぁ…)
七海「ねぇ。また遊びに来ない?」
苗木「え?なんですか?」
七海「う~ん。君とゲームするのすっごく楽しいから!」
苗木「そうですか?じゃあまた遊びに来ます!」
キーンコーンカーンコーン…
苗木「あっ!もう教室に戻らないと!!」
七海「またね~」
苗木「はい!ありがとうございました!」
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- 26 : 2014/01/10(金) 22:16:10 :
- その後も七海の元に通い続けた苗木は七海とかなりいい友達になっていた。
桑田「アイツ今日も弁当食ったあとソッコーで2-Aにいっちまいやがった…」
舞園「え?苗木君2-Aに行ってたんですか?」
桑田「あぁ…なんでも七海ちゃんとかって娘の所に行ってるらしいぜ。」
霧切・苗木「その話もっと詳しく聞かせて!!(ください!)」 ガタタっ!!!!
桑田「かくかくしかじか…」
舞園「そ…そうだったんですか…」
霧切「浮気するなんて苗木君のクセに生意気ね。」
霧切「ちょっと様子をみてみましょうか。」
舞園「え!?それは二人に悪いんじゃ…」
霧切「あら、あなたは気にならないの?苗木君と七海先輩がどこまでいってるのか。」
舞園「どこまでいってるのかって……」
霧切「まぁ、例えどこまでいったところで、最後には私の元に戻って久留でしょうけど。」
舞園「霧切さん…」
霧切「さっ!早く行くわよ!!」
舞園「あっ!待ってくださいよ!霧切さん!!」
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- 27 : 2014/01/10(金) 22:18:23 :
- 桑田(クッソ~~~!! 苗木のヤツ舞園ちゃんを泣かせたら許さねぇからな!!!!)
理事長(苗木君。もし君が響子を悲しませるようなら私が許さんぞ…)
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- 28 : 2014/01/10(金) 22:22:20 :
- 支援です!頑張ってください!
僕のもよかったらみてください!
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- 29 : 2014/01/10(金) 22:33:01 :
- 少し休みます…
11:00くらいにまた来ます。
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- 30 : 2014/01/10(金) 22:39:14 :
- 支援
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- 31 : 2014/01/10(金) 23:17:58 :
- アカムトルム「キュオオオオオオン…」ドサッ!
~メインターゲット達成!~
苗木「やった!アカムトルム5分針だ!!」
七海「スゴい上達スピードだねぇ。もうわざわざ私が手伝うことないんじゃない?」
苗木「いや、そんなことないですよ!僕なんてまだまだ…」
七海「あと…苗木君…お願いしたい事があるんだけど…」
苗木「うん?なんですか?」
七海「その……敬語やめてくれないかな?」
苗木「えっ?」
七海「だって私たちってもう友達…だと思うし…」
七海「いや!絶対に友達だよ!」
七海「だから…敬語じゃなくて…普通にはなしかけてほしいな…」
苗木「そうですか…」
七海「あ!あと1つお願いなんだけど…」
苗木「なんですか?」
七海「えぇと…その……『千秋ちゃん』って呼んでみてくれる?」/////
苗木「えぇっ!?」
苗木「わ…分かりました…その……ち…千秋ちゃん」/////
七海「ふふっ ありがとう! 苗木君ってかわいいね。」
苗木「えっ!?いや…そんなこと……」/////フシュー
七海(言っちゃったぁああ!!普段からかわいいって思ってたからつい……)
終里「お!?七海が後輩口説いてるぞ!」
苗木・七海「そ…それはちがうよ!」/////
苗木・七海「あれ?」ムカイアウ
2-A一同「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!」
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- 32 : 2014/01/10(金) 23:52:04 :
- ちょっと下調べしてました。ごめんなさい。
舞園「すごく楽しそうですね…あの二人。なんだか幸せそう。」
霧切「そ…それはちがうわ…。」
舞園「正直…うらやましいです…。」ユビクワエ
霧切「あ…あの二人いい加減に…」
舞園「ちょっと!そんなに押したら倒れちゃいますって!」
>>33 コンマ50以上でバレる。50以下でバレない。
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- 33 : 2014/01/10(金) 23:54:07 :
- ほい
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- 34 : 2014/01/10(金) 23:56:54 :
- 舞園「まったく…もう少しでバレるところでしたよ!」
霧切「だって…だって…」
舞園「もう!そろそろチャイム鳴りますよ!」
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- 35 : 2014/01/11(土) 00:05:21 :
- 苗木「ハァ…ハァ…終里先輩…いきなりあんなこと言うなんて…でも……」
苗木(千秋ちゃん…か…えへへへ)/////
苗木「あれ?舞園さんに霧切さん!どうしたのこんなところで。」
舞園「え!?ええっと……それは…ですね…」
霧切「そろそろ授業だから呼びに来たのよ」
舞園「そうそう!そうなんです!」
苗木「そうなんだ。ありがとう!二人とも!」
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- 36 : 2014/01/11(土) 00:35:14 :
- あぁあぁあああ…また文章消えやがったこの低スペックスマホがぁあああああ!!!!
ごめんなさい。今日はここまでとさせていただきます。
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- 37 : 2014/01/11(土) 00:39:02 :
- 期待
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- 38 : 2014/01/11(土) 17:31:34 :
- 苗木(それにしても…七海先輩…千秋ちゃんとあんなに仲良くなれるなんて…夢みたいだ……)ポーッ
苗木(いや、友達だけじゃない!いつかは…恋人同士にだって!!)
舞園「苗木君!」
苗木「……」ポーッ
舞園「苗木君!!」
苗木「………」ポワーン…
舞園「苗木君!!!」
苗木「わっ!?どうしたの舞園さん!?」
舞園「どうしたのじゃありませんよ!もぅ…」
苗木「あぁ…ごめん…ボーッとしてた…ハハハ」
舞園「もう!しっかりしてください!」
苗木「ハハハハハ…」
舞園(苗木君があそこまで心奪われるなんて……)
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- 39 : 2014/01/11(土) 18:13:57 :
- 舞園「やっぱ…敵わないですね…」
苗木「え? 何が?」
舞園「い…いえいえ!な…なんでもないです!!」
苗木「あ…そう。」
舞園「じゃ…じゃあ!先に教室に行ってますね!」
霧切「苗木君。私に隠れて浮気とはどういう(ry)
~女子トイレ~
舞園「ふぅ…」
舞園「苗木君…うぅ…」
舞園「苗木君の……バカ……」ポロポロ…
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- 40 : 2014/01/11(土) 19:23:47 :
- ~次の日の4時限目~
葉隠「今日は先輩方と一緒に体育だべ!ま、年齢的には俺のが上だけど!」
希望ヶ峰学園では、たまに、クラス同士の親好を深めるために、合同で体育が行われる事がある。
苗木「先輩方と体育ってことは…」
苗木(千秋ちゃんも…)
舞園「………」(苗木君、七海先輩のこと考えてるんだ…)
~体育館~
体育の先生「よし!! 今日の授業は!!バドミントンだ!!!!押忍!!!!!!」
体育の先生「ネットは既に張ってあるが…あいにく!!!!一対一でやるにはコートが足りん!!押忍!!!!」
体育の先生「というワケで…今回はダブルスでやる事にする!!! 押忍!!!!」
体育の先生「二人組を組んで各自試合を初めてくれ!! 足りん所は先生が入る!!!! 押忍!!!!」
苗木「二人組か…」
すると…
七海「…………」
目があった。
苗木「千秋ちゃん! よかったら一緒に…」
七海「えっ!? うん…いいけど……」
七海「私…多分、苗木君の足引っ張っちゃう…と思うよ…」
苗木「大丈夫だよ! 僕が…リードするから…」
七海「そう? じゃあ…頼りにしてるよ!」
舞園「…………」
桑田「舞園ちゃん! よかったら俺と…」
舞園「…いいですよ……」ショボン
桑田(うわぁ…気まずい……)
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- 41 : 2014/01/11(土) 20:09:39 :
- 苗木「さて…どことやろうか……」
桑田「苗木!! おめぇ俺と勝負しろ!!!!」
苗木「え!?僕?」
桑田「そうだ!!おめぇだ!!!!」
苗木「えぇ…桑田君はもっと運動神経いい人の方がいいんじゃ…」
桑田「うっせぇ!! さっさと俺と勝負しろ!!!!」
苗木・七海ペアvs桑田・舞園ペア
七海「私も頑張るけど…カバーお願いね。」
苗木「うん!任せてよ!」
苗木(……ここの体操服って女子は下がブルマなんだよな……)
苗木(なんでブルマなんだよ!? 目の毒すぎる……)
桑田(苗木のクソ野郎…! 舞園ちゃんを悲しませやがって…)
サーブ権→七海
七海「いくよ~ それっ!」
ポン!
舞園「えいっ!」
苗木「ていっ!」
桑田「オラアッ!!!!!!」
ビシュンッ!!!!!!
ガスッ!!!!!!
弾丸のごとく放たれたショットは苗木の足下に激突し、とてもバドミントンのシャトルと思えない音を立てた。
舞園「桑田君! やり過ぎですよ!」
桑田「………」
桑田「どうしたよ? 一歩も動けねぇのか?女々しい野郎だなこの女たらしが!!」
苗木「」ムカッ
桑田「いくぞ!!!!今度はこっちからだ!!!!!!」
サーブ権→桑田
桑田「そらあっ!!!!!!」
七海「わっ!」
バッ
苗木がスライディングしながらコートのラインぎりぎりに放たれたサーブを返した。
七海「おぉおお!」パチパチパチ
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- 42 : 2014/01/11(土) 20:17:49 :
- 桑田「チッ!」
舞園「それっ!」
七海「えいっ!」
桑田「」ズパァン!!!!
すると苗木はそのショットを…
苗木「フン!!!!」
なんと、ダイレクトで打ち返したのだ。
桑田「何!?」
スピードが乗ったシャトルは桑田の両足をすり抜けていった。
苗木「シロートのシャトルも打ち返せないなんて桑田も大したことないんだね(笑)」
桑田「野郎…!!!!!!!!」ビギビキ
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- 43 : 2014/01/11(土) 20:18:45 :
- なんか…安価と名のつくスレッドなのに安価があまりなくてごめんなさい…。
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- 44 : 2014/01/11(土) 23:58:39 :
- いや普通に面白いんでがんばってください
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- 45 : 2014/01/12(日) 00:23:49 :
- その後も険悪なムードの中、バドミントンは続いた。
苗木「ハァハァハァハァハァ…」
桑田「なん…だよ……もう息切れかよ…ゼェゼェ…」
舞園「もう!苗木君も桑田君もいい加減にしてください!」
七海「そうだよ! スポーツは楽しくなきゃダメだと…思うよ?」
サーブ権→苗木
苗木「おりゃあ!!!!」
桑田「そりゃあ!!!!」
七海「もうダブルスって言うより…」
舞園「あの二人の真剣勝負って感じですね…。」
二人がそんなことを話していると…
桑田「あぁっ!ミスった!」
力加減を誤った桑田のショットが七海の方へ飛んでいった。
苗木「千秋ちゃん!!」
七海「えっ!? えっ!? わっわぁあああ!!」
頭上を飛ぶシャトルを打ち返そうとして、七海は派手にすっ転んだ。
桑田「ご…ごめんなさい!!!!」
苗木「大丈夫!? 千秋ちゃん!!」
七海「うん…大丈夫だと…いたっ!!」
七海「ごめん…ひねったかも……。」
桑田「そ…その…本当にごめんなさい!!」
七海「い、いいよ…私がよそ見してたのがいけないんだから…」
苗木「僕の方からも…ごめん。 ついガーッとなっちゃって…」
苗木「桑田クンも…ごめん…。 大したことないとか言っちゃって…」
桑田「お…おう。 俺の方こそ悪かったな…女たらしとか女々しいとか言って…」
七海「ふぅ…よかった! 二人とも仲直りできて!」
苗木「うん…僕の方はいいけど…千秋ちゃん…立てる?」
七海「大丈夫だよ! …ってあれ?」
七海「ごめん…やっぱ無理みたい。」
苗木「そうなんだ…じゃあ…。」
苗木は七海に背を向けてかがんだ。
七海「えっ?」
苗木「僕が運んでいくよ…元はと言えば僕たちが原因なんだし…」
七海「でも…私多分、重いよ?」
苗木「それはちがうよ!」
七海「え…そう?じゃあお言葉に甘えて…」
苗木は七海をおぶった。
苗木(ち…千秋ちゃんの胸が…背中にあたって…)
七海(苗木君の背中って思ったより広い…)
-
- 46 : 2014/01/12(日) 00:25:46 :
- その後、苗木と桑田は改めて七海の元に謝りに行った。彼らが言うには、七海はいたずらっ子をしかる母親のような目をしていたとのことだ。
-
- 47 : 2014/01/12(日) 00:40:52 :
- ~次の日~
苗木「ふぅ…朝ごはんも終ったことだし、そろそろ学校に行こうか。」
七海「うん」
七海は昨日の一件があり、ギプスと松葉杖を使用している。けっこう重いねんざだったようだ。
苗木「その…ごめんね。足のこと…」
七海「もう気にして無いから大丈夫!」
七海「それに…思ったんだ。たまには外で遊ばないとって。いい教訓になったよ。」
苗木「そうなんだ…」
~希望ヶ峰学園 校舎 1F階段前~
苗木「じゃあ。昼休みにまた会いに行くからね。」
七海「……」
苗木「どうしたの?」
七海「その…一応やり方は教わったんだけど…ギプスはめたまま階段登ったことないから…」
苗木「そうなんだ…ごめんね。本当に」
七海「うぅん。大丈夫だから…うわっ!?」
やり方を間違えた七海はバランスを崩し、後ろに倒れた。
苗木「危ない!!」
>>48 コンマ20以上で救出成功。
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- 48 : 2014/01/12(日) 01:07:45 :
- 1:20
までコメなかったら勝手に進めちゃいますね。
-
- 49 : 2014/01/12(日) 01:26:28 :
- ドサッ!!
七海「…あれ? い…たくない……。」
苗木「ふぅ…よかった…。」
七海「そう…ありがとう。」
七海(ってこれって……お姫さまだっこ!?)
七海「あ、あぁ…その…苗木君…」
苗木「ん?あぁあ!!ごめん!! 僕みたいなヤツがお姫さまだっこなんておこがましいよね…」ネットリ
七海「それはちがう…と思うよ…。 」
苗木「え?」
七海「その…このまま教室の前まで運んでくれたら…うれしいな…なんて……」
苗木「うん。じゃあわかったよ。」
苗木は七海をお姫さまだっこしたまま階段を登っていった。
-
- 50 : 2014/01/12(日) 11:15:03 :
- 苗木「このへんでいいかな?」
七海「うん、ありがとう。じゃあね」
苗木「また後でね!」
~放課後~
朝日奈「授業終った~! さ~て!!部活部活!!」タッタッタッタ…
苗木「さ~て、そろそろ帰るかな。」
澪田「失礼しま~っす! 誠ちゃんいる?」
苗木「どうしたんですか? 澪田先輩。」
澪田「お姫さまがお呼びだよ!」ニヤニヤ
苗木「お姫さま?」
~3分ほど前~
七海「………」
澪田「あれ?どうしたんすか?千秋ちゃん」
七海「ごめん…私…コレはめたまま階段降りれないんだ……」
澪田「なるほど 王子様の助けが必要ってワケっすね!」
七海「べ…別に苗木は私の王子様ってワケじゃ…」アセアセ
澪田「あれ~?まだ『苗木君』なんて一言も言ってないっすよ~」
七海「そ…それは…」
澪田「ま、いいや!呼んでくるっすよ~!」タッタッタッタ
~現在~
澪田「と言うワケで…また千秋ちゃんをだっこしてあげて欲しいっす!」
苗木「ちょ…ちょっと待ってよ…『また』ってことはつまり…」
澪田「見てたっすよ! 今朝のアレ。」
苗木「やっぱり…」
澪田「そんなことど~でもいいから早くいくっすよ! お姫さまがお待ちかねっすよ!」
~2F 1F行き階段前~
澪田「連れて来たっすよ~!」
七海「苗木君!」
澪田「じゃ、ごゆっくり~」
澪田は音楽室に走っていった。
苗木「じ…じゃあ…僕の背中に
乗って。」
七海「…………」
苗木「どうしたの?」
七海「……っこが………」/////
苗木「え?」
七海「その…だっこがいい……。」/////カァアアア…
苗木「そ…そうなの?じゃあ…」
ヒョイッ
苗木(千秋ちゃんあったかい…)
苗木はまた七海をだきかかえて階段を下りた。
苗木「ふぅ…降ろすよ…」
ぎゅっ!
苗木「え!?」
七海「…も、もうしばらくこのまま……」
苗木「えぇええ!?」
七海「ご…ごめん…嫌だ…よね?」
苗木「いや…別にそんな…」
苗木(むしろ嬉しいくらい…)
結局、苗木は七海を寄宿舎まで、七海の部屋まで運んでいった。
苗木「ふぅ…」
七海「ありがとう。苗木君!」
苗木「うん。どういたしまして…」
苗木「でも…千秋ちゃん。」
七海「なぁに?」
苗木「ちょっとは…自分で歩く練習も…しておいた方が…いいと……思う…。」
苗木「運んでて嫌だったワケじゃないよ!…むしろ嬉しいくらいだったけど…その…僕が来れない時も…あるだろうし…」
七海「ごめんね…苗木君。私のワガママに付き合わせちゃって…」
七海「でも…」
苗木「…?」
七海「文句のひとつも言わずに…私のこと気遣ってくれるなんて……苗木君って優しいんだね…」
苗木「い、いや…それほどでも…」/////
苗木「あ…でも、無理しちゃダメだよ…無理なら…その……また僕が運んであげるから…」
七海「ありがとう。 自分で歩く練習も頑張るね!」
パタン
苗木(ふぅ…)
苗木(まさか…千秋ちゃんの方からあんなこと言ってくるなんて…)
苗木(もしかして…千秋ちゃんも僕のことを…?)
苗木(いやいやいや!決めつけるのはまだ早い!)
苗木(……明日中>>51に相談するかな…)
-
- 51 : 2014/01/12(日) 11:34:50 :
- ソニア
-
- 52 : 2014/01/12(日) 11:38:34 :
- 苗木「ソニア先輩に相談してみるか…あの人なら多分、いいアドバイスを聞ける気がする!」
-
- 53 : 2014/01/12(日) 12:22:54 :
- ~次の日の放課後~
苗木「ソニア先輩! ちょっと…いいですか?」
ソニア「あなたは確か…苗木君…でしたよね?」
ソニア「わかりました! では…食堂でお茶でも飲みながら…」
~食堂~
ソニア「それで…どのようなご用事ですか?」
苗木「えっと…単刀直入に言うと……恋愛相談です。」
ソニア「それってもしかして七海さんとのことですか?」
苗木「え!? どうして…?」
ソニア「なんとなくですけどね。 七海さん、苗木君が来る度にすっごく嬉しそうな顔してるんですよ!」
苗木「そ…そうだったんですか。」
ソニア「それで…どうしたんですか? もしかして…ケンカでもしちゃったんですか?」
苗木「い、いや…ケンカはしてないですけど…」
苗木「その…千秋ちゃん…いや、七海先輩がですね…」
ソニア「いいですわよ。『千秋ちゃん』で。」
苗木「そ…そうですか。それで…最近…その……千秋ちゃんが…」
ソニア「ふんふん。」
苗木「何て言ったらいいのか…甘えて来るって言ったらいいんでしょうか…」
ソニア「具体的に…どのようなことがあったのですか?」
苗木「昨日…いや、今日もそうだったんですが…」
苗木「千秋ちゃんが足をケガしてるって言うのは…」
ソニア「存じ上げておりますわ。」
苗木「それで…階段を登るために…僕が運んであげたんですが…」
苗木「その時…千秋ちゃんの方から…『だっこがいい』って…」
ソニア「なるほど…」
苗木「それで…だっこして…階段を下りて…千秋ちゃんを降ろそうとしたら…今度は『降りたくない』みたいなこと言われて…」
苗木「これって…どういう……」
ソニア「はっきり申し上げますと…」
ソニア「多分、七海さん…貴方のこと好きですよ。」
苗木「えええっ!?」
ソニア「もちろん…友達とかじゃなくて…異性としてですよ。」
苗木「そ…そうなんですか…?」
ソニア「はい。これでも王女ですから」ニコッ
ソニア「人を見るのは得意な方です!」
苗木「じ…じゃあ…その……告白…しても大丈夫でしょうか?」
ソニア「はい! きっと七海さんも喜ぶと思いますよ!」
苗木「そうですか…ありがとうございます!!!!」
苗木「よ~し!!明日にでも早速…」
ソニア「明日は学校休みですよ?」
苗木「あ…そうだった…」
ソニア「ふふっ」
苗木「アハハハ…」
ソニア「でも…苗木君も七海さんも確か寮生活でしたよね?でしたら会おうとすればいつでも会えるんじゃないでしょうか?」
苗木「そっか…それもそうか……ありがとうございます! 僕、頑張ります!」
ソニア「はい!頑張ってくださいね~!」
-
- 54 : 2014/01/12(日) 12:31:32 :
- ~食堂の扉~
七海「……苗木君…なんでソニアさんと一緒にあんな楽しそうにしてるんだろう…?」
ズキン…
七海「あれ? なんで今胸のあたりが痛くなったの?」
七海「……誰かに相談しようかな…?」
>>55 七海の相談相手
-
- 55 : 2014/01/12(日) 12:53:16 :
- 上のヤツ>>56
で、あと20分してコメなかったら勝手に進めちゃいます。
-
- 56 : 2014/01/12(日) 13:54:03 :
- 七海「……日向クンに相談してみよう…」
七海「日向クン! 」
日向「ん?どうした?七海。」
七海「ちょっと相談したい事があるんだ…」
日向「そうか。じゃ、まぁとりあえず食堂にでも行くか。」
~食堂~
日向「それで…話ってのは?」
七海「うん…。最近、苗木君と友達になったんだけど…」
七海「最近はなんか変なんだ…」
日向「変って…何が?」
七海「あのね。 よく分からないんだけど…苗木君と一緒にいると…最近すごくドキドキするの… それに…なぜか甘えたい!とか…もっと一緒にいたい!とも思っちゃうんだ…」
日向「なるほど。」
七海「それにね…さっき……」
日向「さっき…どうしたんだ?」
七海「苗木君とソニアさんが、話してたんだ…」
七海「なんか…すっごく楽しそうで……なぜか…胸のあたりが痛くなって…」
七海「どうしてだと思う?」
日向「それは…多分、お前は苗木に恋してるんだな。」
七海「えぇっ!?」
日向「だって…本当にただの友達としか考えてないんだったら…その人が違う女子と話しただけでモヤモヤしたりはしないよ。」
七海「そう…なんだ。」
七海「やっぱり私は…苗木君のこと……」
日向「それにアイツはな……いや、やめておこう。」
七海「え?なんで?」
日向「多分、これは…アイツの口から言うべき事だから…」
七海「うん…ありがとうね。日向クン。」
日向「おう! 苗木と仲良くやれよ!!」
―――――――――
――――――
―――
―
日向(これで…よかったんだよな…。)
日向は七海の背中を見送りながら思った。
日向(苗木。七海を幸せにしてやってくれよ。)
-
- 57 : 2014/01/12(日) 14:19:22 :
- 支援
-
- 58 : 2014/01/12(日) 19:35:40 :
- ~2週間ほど後の休日~
苗木「なんだか今日、告白するんだと思うと緊張して一睡も出来なかった…」
………
苗木「うん。クマは出来てないな。」
苗木「それにしても…学校で起きて…学校で過ごす休日って…よく考えたらなんか新鮮だなぁ…」
苗木「千秋ちゃん起きてるかな?」
~七海の個室前~
苗木「千秋ちゃん! 僕だけど!」
………
…………
……………
七海「はぁい…」ガチャ…
苗木(わ…千秋ちゃん、パジャマ姿だ…)
苗木「あ…ごめん…起こしちゃったかな?」
苗木(カワえぇ…)
七海「ううん…そんなことないよ…」ゴシゴシ
七海「なんか…一睡も出来なかったから…ふわ~~…」
そう言って七海は大きなあくびをした。
苗木「ゲームしてたとか?」
七海「え? ま、まぁ…そんなとこかな…」
苗木「あんまり夜更かしし過ぎちゃダメだよ…」
七海(苗木君のせいなのに…)
七海(苗木君に告白する決心をしたからなんて……言えないよ…)
苗木「そうだ!今日は…どっかに遊びに行かない?あ…でも…足の調子は?」
七海「うん…治っちゃった…」ショボン…
苗木「なんでそんなに残念そうなの?」
苗木「ま、いいや!とりあえず学園の外に遊びに行こうよ!」
七海「うん、じゃあちょっと待って…着替えたり色々するから……」
パタン…
苗木(この扉の向こうで千秋ちゃんが……)ムクムク…
苗木(いかん! いかん!これから遊び行くって言うのにコカンにテント張るヤツがあるか!!)
-
- 59 : 2014/01/12(日) 21:06:16 :
- 数分後…
七海「お待たせぇ」
苗木「うん、じゃ、行こうか。」
苗木(さて…どこに行こう?)
>>60 苗木達の行き先 (安価)
-
- 60 : 2014/01/12(日) 21:46:21 :
- 遊園地
-
- 61 : 2014/01/12(日) 22:10:42 :
- 苗木「遊園地にでも遊びに行こうか。」
七海「うん。たまにはゲームじゃなくてそう言うのもいいかもね。」
~遊園地~
七海「わぁ…スゴいねぇ…」
苗木「じゃあ早速遊ぼうか!」
まずは>>62でもやろうか。(安価)
-
- 62 : 2014/01/12(日) 22:14:18 :
- お化け屋敷
-
- 63 : 2014/01/12(日) 22:31:13 :
- 苗木(……いきなりオバケ屋敷か…)
七海「どうしたの?」
苗木「いや、なんでもないよ…」
苗木(そう言えばこの遊園地のオバケ屋敷ってけっこう怖いってテレビで紹介されたほどだっけ…?)サーッ
七海「大丈夫? 顔色悪いよ…。」
苗木「そんなことないよ! ところで…千秋ちゃんはオバケ屋敷とか平気?」
七海「う~ん ホラーゲームでも大丈夫だったから多分、大丈夫だと…思うよ。」
苗木「よし!じゃあ早速いってみようか…」
~オバケ屋敷前~
七海「な…なんだかドキドキするね…。」
苗木「うん。僕もドキドキしてきたよ…」
苗木「あ、あとね、千秋ちゃん。このオバケ屋敷はあるゲームをモチーフに作られてるんだって。なんだと思う?」
七海「う~ん…『呪怨』とか?」
苗木「ブブー!正解はバイオハザードなんだ。」
七海「バイオハザードをモチーフにしたオバケ屋敷なの?」
苗木「うん。ハイル時にモデルガン渡されるんだって。それで敵を倒しながら…謎解きしながら進むんだって。」
七海「それなら大丈夫だよ! バイオハザードは得意だよ!」
苗木「そうなんだ。さすがは『超高校級のゲーマー』だね!」
受付「次のかた~どうぞ~!」
苗木「おっと、僕たちの番みたいだ…」
-
- 64 : 2014/01/12(日) 23:06:09 :
- ~オバケ屋敷内部~
苗木「さて…行こうか。」ジャキッ!
七海「うん…」ジャキッ!
七海(な…なんだかすっごく寒い…)
――――――――
―――――――
―――――
――
七海「確かゲームではこの辺から出てくるはずだけど…」
シーン…
七海「あれ?」
七海「おかしいな…」
ゾンビ「グオオオオオッ!!!!」
七海「えっえっ!? なんでそんなところから!?」
苗木「クソッ!」ズドン!!ズドン!!ズドン!!
ゾンビ「オオオオオオ……」ドサッ
七海「あ…ありがとう苗木君…」
ゾンビ「」ムクッ
七海「え!? なんで!?」
苗木「」ズドン!!
ゾンビ「」ビシャッ!!
七海「ひいっ!」
七海「……ふえ?」
苗木「ヘッドショットしたみたいだ…」
苗木「ヘッドショットをキメるとゾンビを一撃で倒せるらしいんだ。 一回目にキメてればよかったね…」
七海「は…はぁああ……」ガクブル
苗木「よし…先に進もうか……」
七海「え!?待ってよ!」
苗木「………」コツコツコツ…
七海「………」ガクガク
苗木(千秋ちゃんすっかり怯えちゃってるな…)
苗木(……さっきまであんなに自信たっぷりだったのに……)
苗木(なんだかかわいい。)
ガシャンガシャン!!!!
苗木「うわっ!?」
七海「キャアアアアアアアアア!!!!!!」
ケルベロス「グァアアアッ!!」
バン!!バン!!バン!!
苗木「クッ…なかなか当たらないな…」
ケルベロス「ゴォオオオ……ウヲォ!!!!」バッ
苗木「チッ!!」
ドガッ!!
苗木はケルベロスに思いきり蹴りをいれた。
ケルベロス「キャイン!」
バン!! ビシィッ!!!!
ケルベロス「………」
苗木「…ふぅ…。もう大丈夫だよ。」
七海「うぅ…もうヤダ……」フルフル…
~オバケ屋敷 展示ルーム~
カラス「カアッカアッ!」
苗木「絵が飾られてる…」
苗木「『ゆりかごから墓場まで』…?」
七海「こ…ここは確か…絵の登場人物が赤ちゃんからおじいさんになる順番にスイッチを押すヤツ…だったと思う…よ。」
七海はすでに怯えきって苗木の陰に隠れている。
苗木「スイッチって…あぁ。これか。」
-
- 65 : 2014/01/12(日) 23:27:41 :
- 苗木は七海に言われた通りにスイッチを押した。
ガタン!!
七海「ひっ!」
苗木「なんか落ちたみたいだ…」
…………………………
苗木「絵が取れてる…」
苗木は屋敷の奥へのカギを手に入れた。
苗木「よし!これで奥に進めるな。」
苗木達は屋敷の奥へと進んでいった。
苗木「なんかさっきよりも暗いな…」
ヒタ…ヒタ…ヒタ…
七海「……?」
??? バッ!!
七海「苗木君危ない!!」
苗木「うわっ!?」
ドサッ!!
苗木「いてて…って!何だよアレ…」
七海「あぁ…あぁああ…なんでハンターがこんなところにいるの…?」
ハンター「シャアアアアアア!!!!」
苗木「このっ!!」バン!!
ハンターバッ!!
ハンターは跳躍し、苗木の放った弾丸をかわすと…
ガッ!!
七海「いやあああああああああああ!!!!!!やめてぇえええええええええええ!!!!!! 離してえええええええええええええ!!!!!!!!」
苗木「やめろ!!!! 」ズドン!!!!
ハンター「!?」
苗木「千秋ちゃんに…指一本触れるな!!!!」
七海「苗木君…」ウルウル…
ハンター「シャアアアア!!!!」
苗木「食らえ!!」ズドン!!
ハンター「!!!!」ビシュッ!!
ハンター「」バタッ!!
苗木「はあはあ…」
七海「スゴい……ハンターをハンドガンで一撃で沈めるなんて……」
七海「苗木君ってじつはゲームの才能もあるんじゃない?」
苗木「そんな…まぐれだよ…。」
-
- 66 : 2014/01/13(月) 11:01:25 :
- その後も苗木は背中で怯える七海をかばいながら奥へと進んでいった。
―――――
――――
――
―
苗木「さて…ここが最後の部屋か…」
ガチャ…
七海「い…行き止まり?」
すると、下から…
ボッゴォオオオオオオン!!!!!!
七海「キャアアアアアア!!!!」
床を突き破って現れたのは……
七海「た…タイラント……」サーッ
タイラント「…………」ドスッドスッドスッドスッ…
バン!!バン!!バン!!バン!!
タイラント「…………」ドスッドスッドスッドスッ…
苗木「き…効いてないのか…?」
ヒュッ!! ゲシッ!!!!
苗木「ぐわっ!!」
七海「苗木君!!!!」
苗木「いてて……」
七海(たしか…タイラントでも一撃で倒せる『アレ』があったはずなんだけど…ここヘリポートじゃないし……)
七海(もしかしたらこの部屋のどこかに…?)
苗木「クソッ!」
苗木はなおも連射するが、タイラントは微動だにしない。
タイラント「………」ダッダッダッダッダッダ…
ビシュッ!!
タイラントは苗木に追撃を食らわせた。
苗木「まずいな…これ以上攻撃を食らったらゲームオーバーだ……」
七海(……あった!!)
七海はロケットランチャーを手に入れた!
タイラント「…………」
タイラントが静かに巨大な爪を振り上げる。
苗木「もうダメか…」
七海「苗木君!! 離れて!!!!」
七海はロケットランチャーの引き金を引いた。
タイラント「!?」
ドォオオオオオオン!!!!
タイラントは動かなくなった。
七海「はぁはぁはぁ…」ペタッ… ガシャン!!
七海はその場で膝をついてしまった。
苗木「はぁ…ありがとう。千秋ちゃん。」
七海「う…うん。どういたしまして…。」
苗木「立てる?」
苗木は七海に手を差し出した。
七海「うん。ありがとう。」
苗木「ん? あれは…?」
苗木「カギだ…。」
苗木はカギを見つけた。どうやらタイラントが落とした物のようだ。
苗木「もしかしたら…」
苗木は部屋の奥の扉の鍵穴に、タイラントが落としたカギを使ってみた。
ガチャッ…
苗木「やっぱりここのカギだったんだ…。」
苗木は扉を開けた。すると…
パンパン!
スタッフ「おめでとうございます!! 無事、出口に到着です!」
苗木「へ…?」
七海「………?」
スタッフ「いやあ…見事な腕前でしたね! 実はこのオバケ屋敷。無事にこのゴールまで辿り着けるのは参加者中たったの1%とという超難関オバケ屋敷だったのです!」
苗木「そ…そうなんですか。」
スタッフ「それではお二人に記念品を!」
苗木たちは半ば混乱したまま記念品を受け取り、オバケ屋敷を後にした。
-
- 67 : 2014/01/13(月) 13:18:11 :
- 七海「はぁああ…すっごく怖かったぁ…」
七海「ごめんね。何の役にも立てなくて…」
苗木「いや…そんなことないよ。」
苗木「でも…まさかあそこまでとはね……」
七海「…苗木君は怖くなかったの?」
苗木「いや…怖くなかったワケじゃないけど…」
七海「……?」
苗木「後ろには千秋ちゃんがいるんだ。って思うと…なんだか勇気が沸いてきたんだ。」
七海「………」////
苗木「それに…さっき…『何の役にも立てなかった』って言ってたけど…」
苗木「それはちがうよ!」
七海「え…?」
苗木「最後のヤツは千秋ちゃんがロケットランチャーを撃ってくれなきゃ…クリアできなかったよ。」
七海「あ…あれは…その…ゲームでやってて知ってただけだから…」
-
- 68 : 2014/01/13(月) 15:18:18 :
-
苗木「そうなんだ…。じゃあ。そろそろ次のところに行こうか。」
七海「うん!」
苗木「じゃあ今度は>>69行こうよ!」(安価)
-
- 69 : 2014/01/13(月) 15:39:59 :
- ジェットコースター
-
- 70 : 2014/01/13(月) 15:59:50 :
- 苗木「ジェットコースターでも乗ろうよ!」
七海「な…なんだか最初から飛ばすね…」
苗木「…怖いの?」
七海「そ…そんなことないよ!」
苗木「じゃあさ、早く行こ!」パシッ
七海「あっ! ちょっと!!」
~ジェットコースター前 行列~
苗木(と…とっさに手つかんじゃった…)/////
七海(苗木君と手繋いじゃった…)/////
ジェットコースターからは悲鳴が聞こえてくる。
ガガーーーーーーッ!!!!
キャアアアアアアアアアアア!!!!!!
うわああああああああ!!!!!!!!
七海「………」サーッ
苗木「や…やっぱやめる? 顔色悪いよ?」
七海「そんなことないもん! こ…怖くなんて…ないもん!!」
苗木「そ、そう…」
七海(うぅ…ここのジェットコースターけっこうカゲキそうだよ……)
スタッフ「は~い! どうぞ~!」
苗木「さて…僕たちの番だね。」
七海「う…うん。」
七海(しかも一番前だなんて…)
苗木「しかも一番前だ!」
七海(なんで苗木君あんなに楽しそうなんだろう…?)
苗木「さっ。安全バー下げて。」ガチッ
七海「ふぇ!? う…うん。」ガチッ
スタッフ「安全バーの確認に参ります!」
スタッフが最後尾の席の安全バーを確認すると…
スタッフ「大丈夫です!!」
スタッフその2「では! 出発進行!!!!」
スタッフたち「いってらっしゃ~い!!」
苗木「いってきま~す! ハハハ。」
七海「い…いってきまふ……」
-
- 71 : 2014/01/13(月) 16:23:01 :
- ガシャン!! ゴウンゴウンゴウンゴウン……
ジェットコースターは高く、高く登っていく。
苗木「すっげ~……あ! 希望ヶ峰学園だ!!」
苗木「さ、安全バーから手を離し…」
ガシッ!
苗木「え?」
七海「…………」フルフル
七海が苗木の手を強くつかんでいた。
苗木「千秋ちゃん…」
ゴウン!! ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!
ジェットコースターは急降下を始めた。
苗木「おおおおお!!」
七海「キャアアアアアア!!!!!!」
ガーーーーーッ!!
ジェットコースターはものすごい勢いで急旋回、急上昇、急降下しながら突き進んでいく。
苗木「うひゃあああああああああ!!!!」
七海「いやぁあああああああ!!!!もうおろしてぇええええええええええええ!!!!」
苗木「大丈夫だよ!! 僕がついてるから!!!!!!」
七海「ふぇ…?」
そんな二人を無視してジェットコースターは…
苗木「をぉおおおおおおお!?」
七海(苗木君…!!)ギュッ……
その後もさんざん滅茶苦茶に走ったあと、ようやくジェットコースターはゴールについた。
苗木「ふぅ…楽しかったね!千秋ちゃ…うわっ!?」
七海「うわあああああん!! 怖かったよぉおおお!」ガバッ
苗木「ご…ごめんね…千秋ちゃん。」
七海「うっ…うぅ…」グスン
スタッフ「はいはーい。次のお客さん待ってますからそちらから降りてくださーい」
苗木「あ! すいません…。」
苗木「ほら? いこ?千秋ちゃん。」
七海「うん…グスッ…」
――――
――
―
苗木「ごめんね…千秋ちゃん。」
七海「うぅん…苗木君は…悪くないから…」クスン…
苗木「ごめんね…本当に……次はあんまり激しくないやつ乗ろうか。」
七海「うん…。」グスッ…
苗木(泣き顔もかわいいな…千秋ちゃん。)
七海「じゃあ…今度は私から言っていい?」
苗木「うん!もちろん。」
七海「じゃあ…次は…>>72がいいな。」(安価で。あんま激しくないヤツ。)
-
- 72 : 2014/01/13(月) 17:31:57 :
- 観覧車
-
- 73 : 2014/01/13(月) 19:24:02 :
- 七海「観覧車がいいな。」
苗木「OK! 分かった。」
観覧車は特に行列もなく、けっこうすんなり乗れた。
苗木と七海(向かい合わせ)
苗木「いまさら…なんだけどさ…」
苗木「なんだか…これって…デートみたいだね…。」
七海「………!!」ドキン
七海「そ…そうかな…?」
苗木「…隣りいっていい?」
七海「うん。いいよ。」
苗木「わぁあ~!スゴい眺めだ…」
七海「あ! あっちに希望ヶ峰学園も見えるよ!」
苗木(そうじゃないだろ!!!! もっと他に言いたいことがあっただろ!!!!)
苗木「あ…あのさ…千秋ちゃん。」
七海「ん? なぁに?」
苗木「その…前からキミに言いたかったことがあるんだ…」 (言え! 言ってしまえ!)
苗木「その……………」カァアアアアア…
七海「……?」
苗木「ごめん…やっぱなんでもない……」
(ああああああああああ!!!!!! 僕のいくじなしがあああああああああ!!!!!!!!)
七海「そ…そう。じゃあわたしも…苗木君に言いたいことがあるんだ…」
苗木「へ…?」
七海「その……………」(言え!言っちゃえ!! 千秋!!)フシュ~
苗木(え…?まさか……ズボンのチャック……とかじゃないよな…?)
七海「ごめん………やっぱ言えない…。」
(あぁんもう!! わたしのいくじなし!!!!!!)
苗木「そ…そうなんだ。大丈夫だよ。無理して言わなくても…」
七海「じゃあ…落ち着いたらまた、話すね…」
苗木・七海「…………………」
苗木・七海「…………はぁ。」
苗木(おいおい!! ダメだろ!!デート中にため息とか…!!ってアレ?)
七海(あぁんもう何考えてるの?デート中にため息なんて……あれ?)
-
- 74 : 2014/01/13(月) 20:10:24 :
- 苗木と七海はその後も遊び続けた。
……お互い秘めたる思いを打ち明けられぬまま…
苗木「そろそろ帰ろうか。日も暮れてきたし…」
七海「うん…そうだね……」
スタッフ「ありがとうございました~!」
二人並んで帰る途を、夕日が紅く照らしていた。
七海「わぁ…キレイ…」
苗木「本当だね…」
苗木(今だ!! 言ってしまえ!!)
苗木「千秋ちゃん!!」
七海「ひゃあっ!? どうしたの?急に大声出して…」
苗木「>>75or76」(↓の選択肢から、安価。)
1、僕は…千秋ちゃんのことが……大好きだ!!!!
2、夕日より千秋ちゃんの方がキレイだと思う。
3、(抱きしめて)好きだ…千秋ちゃん…。
4、んなことどうでもいいからヤリてぇ。
-
- 75 : 2014/01/13(月) 20:17:13 :
- 1
-
- 76 : 2014/01/13(月) 20:40:10 :
- 苗木「僕は……僕は……」/////
苗木「千秋ちゃんのことが…!! 大好きだ!!!!」/////
七海「へ…? ふぇえ?」/////
七海「それって…女の子として……ってこと?」
苗木「…………」コクン。
七海「あのね…苗木君…わたしも……苗木君のこと……」/////
苗木「え!?」
七海「好き……だぁい好き…」/////
苗木「………!!!!!!」
苗木「そ…それなら僕たち…両思いだった…ってこと?」
七海「う…うん。 そうなる……と思う…。」
苗木「よかった~! 今日ので完全にキラわれたかと思ったよ…」
七海「あれくらいのことで苗木君のことキライにならないよ!」
七海「むしろ…苗木君にいっぱい甘えられたし…」
苗木「じゃあ…これからは恋人同士だね。」
七海「うん!改めて…よろしくね!」
苗木「うん!こちらこそ!!」
-
- 77 : 2014/01/13(月) 20:48:23 :
- 苗木「じゃあさ…僕からひとつ頼み頼みたいんだけど…」
七海「なぁに?」
苗木「僕のこと…そろそろ名前で呼んでもらってもいい…かな?」
七海「うん…じゃあ…『誠くん』…でいいかな?」
苗木「うん!ありがとう!! 」
七海「ふふ…よろしくね!誠くん!」
苗木「よし…じゃあ帰ろっか!」
七海「うん!」
二人は手を繋いで一緒に寄宿舎まで帰った。
-
- 78 : 2014/01/13(月) 21:26:38 :
- 良い話だなあ
-
- 79 : 2014/01/14(火) 19:00:53 :
- 続きは?
-
- 80 : 2014/01/15(水) 13:24:41 :
- 更新遅れましてごめんなさい…。
~寄宿舎 不二咲の個室~
七海「ただいま。お父さん!」
不二咲「お帰りぃ 千秋ちゃん!」
不二咲「今日は遅かったね。 どこに行ってたのぉ?」
七海「えへへ…」///
不二咲「どうしたの?」
七海「誠くんとデート…。」
不二咲「『誠くん』って…苗木君のこと…?」
七海「うん!」
不二咲「えぇぇええええええ!?」
七海「なんでそんなにびっくりするの?」
不二咲「い…いや…てっきり苗木君は舞園さんか…霧切さんが好きなんだろうなって思って…。」
七海「わたしもびっくりしちゃった! 誠くんに告白されるなんて…。」///
不二咲「なんて告白されたのぉ?」
七海「え…?……『千秋ちゃんのことが……大好きだ』って…。」/////
不二咲「わぁ…素敵だねぇ!」
七海「そうでしょ!……でも…」
不二咲「え…?どうしたの?」
七海「…まだ『あの事』言ってないんだ…。」
不二咲「…………。」
七海「誠くんと過ごすのはとっっっても楽しいんだ!誠くんに色んなこと教わったし…誠くんも私のこと…とても気遣ってくれるし…なにより…」
七海「『恋』って…とっても素敵なことだって教わったよ!」
不二咲「うん! 人が人に恋したり…人を愛したりするっていうのは……とても素敵なことなんだよ!!」
七海「でもね、だからこそ怖いの…。」
七海「誠くんが…『あの事』を知って…どうおもうのかって……」
-
- 81 : 2014/01/15(水) 20:34:38 :
- 七海「いつかは自分の口から言わなきゃいけないのは分かってるの……」
七海「でも…それを打ち明けて…」
七海「誠くんに嫌われちゃったらって思うと……怖くて怖くてたまらないの…」
七海はいつのまにか泣いていた。
不二咲「それは…」
不二咲「それは…心配ないと思うよ!」
七海「グスッ……なんで?」
不二咲「う~ん…根拠とか…そういうこと聞かれるとちょっと困っちゃうんだけど……」
不二咲「でも…苗木君は絶対に千秋ちゃんを裏切ったりしないよ!! 絶対に!!」
七海「ほんと…?」グスン…
不二咲「うん!それは絶対まちがいないよ!!」
七海「………………」
しばらくの沈黙のあと。
七海「わかった…私…誠くんを信じるよ…」
不二咲「うん! 僕もあのこと…ちゃんと打ち明けられるように頑張るからね!」
七海「うん…わかった…ありがとう。お父さん。お休みなさい…。」
不二咲「うん! お休みなさぁい」
-
- 82 : 2014/01/15(水) 20:49:25 :
- パタン…
不二咲(僕だって…怖いよ……)
不二咲(このところ千秋ちゃんは苗木君のおかげですっごく楽しそうだし…成長してる。)
不二咲(その喜びが…『父親』としての喜びなのか…『プログラマー』としての喜びなのか…)
不二咲(もし『プログラマー』としての喜びなら…プログラムがうまくはたらいている事になる。)
不二咲(つまりは君を『機械』としか認識してないってこと…。)
不二咲(それはとても恐ろしいこと…。)
不二咲(父親としてあるまじき行為。)
不二咲(それを考えたら…僕だって怖くて怖くてたまらないよ…)
不二咲(でも…それを千秋ちゃんに悟られちゃダメだよね…)
不二咲(『男』なら…『父親』なら強くなくっちゃ!!)
-
- 83 : 2014/01/15(水) 20:52:30 :
- 名前が名無しさんになってるのに気づきませんでした…
ごめんなさい。
-
- 84 : 2014/01/15(水) 21:00:43 :
- えぇ~……上3つが『名無しさん』になってますが…投稿したのはまちがいなくシャガルマガラです。
ごめんなさい…。
-
- 85 : 2014/01/16(木) 20:48:53 :
- ~次の日~
苗木「……う~ん…今日も休みか……。」
苗木「さて…昨日は千秋ちゃんとデートもできて告白もうまくいったけど……今日はどうしようかな?」
苗木「とりあえず、千秋ちゃんの部屋に行ってみるか。」
~七海の個室前~
ピンポーン!ピンポーン!
苗木「千秋ちゃん! 僕だけど」
苗木「……留守かな?」
苗木「食堂にでも行ってみるかな」
~食堂~
苗木(……? なんだろう? 厨房の方からなんか聞こえる…?)
苗木が厨房を覗こうとすると……
七海「あっ! まだダメ! 入ってきちゃ!!」
苗木「どうしたの?」
七海「いいから! まだダメなの!」
苗木「あ…あと…エプロン似合ってるよ。千秋ちゃん。」
七海「もう!/// いいからまだダメ!」
苗木は七海に背を押されながら厨房を後にした。
そして、数分が過ぎたころ…
七海「お待たせ。」
七海は苗木の朝食を作っていたのだ。
苗木「えっ…!? それって…僕の?」
七海「そうだよ」
苗木「わぁ…ありがとう!!」
七海の朝食のメニューは、フレンチトースト、ハムエッグ、サラダ、牛乳といったものだった。
七海「あ…あの……不味かったら……ごめんね?」
苗木「大丈夫だよ! いっただきま~す!」
七海「めしあがれ。」
苗木はさっそく、フレンチトーストを一口ほおばった。
苗木「…………」
七海「あ…あの……やっぱり……」
苗木「すごい……」
七海「えっ!?」
苗木「こんなおいしいフレンチトースト食べたことないよ!」
七海「ほ…ほんと?」
苗木「本当だって!!」
七海「わぁあ……よかったあ!誠くんに喜んでもらえて!」
苗木は朝食を食べ続けた。どれもかなりの味であった。
苗木「ふぅ…ごちそうさま!」
七海「…………」
苗木「…どうしたの? 千秋ちゃん!」
七海「………すぅ…すぅ…」
苗木「千秋ちゃん!?」
七海「はっ!? ごめん……昨日からろくに寝てなくて……」
七海「ゲーム以外でこんなに起きてたことなかったかも……」
苗木「え? もしかして…徹夜で作ってたの?これ…。」
七海「ううん…いきなりじゃ…不安だったから…ちょっと……練習…したんだ…」ウトウト…
苗木「千秋ちゃん……」ウルッ…
苗木「千秋ちゃん…その手……」
七海の手をよく見てみると…
苗木「ばんそうこうだらけじゃないか!」
七海の手のあちこちにばんそうこうが貼ってあった。
七海「あっ…! これは……その…」
苗木「千秋ちゃん…」
苗木は七海の手をそっと取ると…
苗木「僕のために…がんばってくれたんだね…」
苗木「ありがとう。」チュッ
七海の手の甲に優しく口づけした。
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- 86 : 2014/01/16(木) 22:10:55 :
- 七海「ま…誠くん…!」///
苗木「さて…ご飯も食べたことだし。今日はなにしようか?」
七海「う~んじゃあ…>>87がいいなぁ」(安価)
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- 87 : 2014/01/16(木) 22:28:56 :
- ゲームセンターに行く
-
- 88 : 2014/01/16(木) 22:58:13 :
- 七海「ゲーセンにでも行こ!」ウキウキ
苗木「うん! そうしよっか!」
~街の中のゲーセン~
苗木「最初なにやる?」
七海「う~ん…湾岸なんてどう?」
苗木「それに賛成だ!!」
苗木(実はけっこう得意なんだ…湾岸)
苗木「じゃ、いつもどおりGTRで行くかな。」
七海「じゃ私はエイト(RX-8)で。」
ゴォオオオオオオッ!!
30秒後…
苗木「あれ? なんで千秋ちゃんのエイトが画面から消えてるんだ…?」
七海「~~~~♪」
七海「………っと! ごーる!」
苗木「…………」ポカーン
七海「もう! 遅いよ誠くん!」
苗木「どうしてこうなった?」
七海「ね!次はあれ行こ!」グイグイ
苗木「太鼓の達人か…これももしかして…」
七海「うん! 対戦だよ!」
苗木「マジかよ……」
七海「曲は誠くんが選んでいいよ!」
苗木「う~ん…じゃあ。」
曲→舞園さやかのソロ曲
七海「あ、これ誠くんのクラスの…」
苗木「難易度は……」
七海「もちろんいっちばん難しいヤツでね!」
苗木「やっぱりね……」
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- 89 : 2014/01/17(金) 14:03:10 :
- 演奏開始!
苗木「えっ!? ちょ…はや!」
七海「~~~♪」
七海は小気よくコンボを重ねていく。
七海「ふぅ…!」
苗木「ノルマ達成すらできなかった…」
苗木「あ…あのさ。こんどは対戦ものじゃなくて協力プレイのヤツやらない?」
七海「あっ…ごめんね……私…つい調子に乗っちゃって…」
苗木「うぅん! いいよ。じゃ、あのシューティングでも」
七海「うん!」
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- 90 : 2014/01/17(金) 14:37:57 :
- 期待してます!
頑張ってください!
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- 91 : 2014/01/17(金) 21:45:14 :
- 苗木「すごい… 本当にゲームと名のつくものならなんでもできるんだな……」
七海「ほら!よそ見しない!」
苗木「オバケ屋敷の時とはまるで別人だね。」
七海「もう! 言わないでよ!」
数十分後…
苗木「すごい…ゲーセンのゲームを全クリしたのって初めてかも…」
七海「やった! 店内ランキングトップだよ!」
苗木「そりゃあ…まぁね…。」
その後も色んなゲームで苗木達は遊んだ。
苗木「ふぅ…だいぶ遊んだね…」
七海「そうだね…ちょっと疲れちゃった…ふぁあ…」
苗木(ゲーセンってけっこう金かかるけど千秋ちゃんが上手いおかげで全然使わなかったな。)
七海「うん…じゃあ…そろそろ帰る?」
苗木「まって! 最後に挑戦したいゲームがあるんだ!」
苗木がそう言って向かったのは…
七海「クレーンゲーム?」
苗木「うん。これに挑戦しようと思ってね。」
七海「任せて! クレーンゲームも得意だよ!」
苗木「いや、僕一人にやらせてほしい。」
七海「えっ?なんで?」
苗木「いいから、僕一人で挑戦したいんだ。」
七海「そう。そこまで言うなら…」
苗木(今日はあんまりお金持ってこなかったけど…)
苗木(……あと300円ある。)
苗木(この店では200円出すと3回できる…つまり4回までなら挑戦できる…)
苗木(その4回で……絶対に取ってみせる!!)
>>92 コンマ50以上で成功(安価)
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- 92 : 2014/01/17(金) 22:50:26 :
- 俺の思いよ届けえええーーーーー!!!!!
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- 93 : 2014/01/17(金) 22:51:44 :
- ↑(-_-)
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- 94 : 2014/10/30(木) 19:28:34 :
- 大丈夫だ問題ない
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- 95 : 2014/12/20(土) 07:30:37 :
- >>94
wwwwww
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- 96 : 2016/10/28(金) 11:57:19 :
- 書け!
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- 97 : 2016/11/15(火) 08:29:00 :
- 頑張ってくださいね
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- 98 : 2017/02/15(水) 01:39:52 :
- ガンバレー
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- 99 : 2017/02/15(水) 21:09:17 :
- 苗木とれ
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- 100 : 2017/03/26(日) 11:58:08 :
- あ
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- 101 : 2017/03/26(日) 11:59:21 :
- 26ってぼっちと苗木なのは気のせいか
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- 102 : 2022/04/29(金) 21:19:48 :
- 苗木 「まず最初の1回めだ」
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- 103 : 2022/05/16(月) 11:13:16 :
- 何ィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!
更新がッされていないだとォ
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- 104 : 2022/05/16(月) 21:39:49 :
- 更新待ちのかた次のスレありますぜ、、、
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