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【ロンパ&ドラゴンズ】二章:戦の種火
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- 1 : 2014/01/09(木) 01:02:44 :
- 序章:http://www.ssnote.net/archives/6840
一章:http://www.ssnote.net/archives/7111
ところで資料画像とか見たい人いますかね。竜の姿とか。
いたら描くんですけど……σ(^_^;
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- 2 : 2014/01/09(木) 01:06:19 :
- =ハンター訓練所=
弐大『無ッ…。霧が出てきたのう』
◆弐大 猫丸…走竜・岩鱗種
誓約者:終里 赤音
*ハンター訓練所の教官を務める竜。特別な能力はないが、対象の緊張をほぐし、能力を最大限に引き出す独特のマッサージ法を持っている。
終里「ん~、霧がどうしたんだよ。そんなことよりバトろうぜおっさん!!」
◆終里 赤音…純血
誓約竜:弐大 猫丸
*元は山で暮らしていた野生児で、誓約竜の弐大に見込まれて里にやってきた少女。現在は一流のハンターを目指して修行を積んでいる。
弐大『馬鹿モン!!感じんのか、この弩えれぇ殺気を……』
天気は曇天。
重苦しい雲と霧が、里を覆い始めていた。
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- 3 : 2014/01/09(木) 01:10:49 :
- 熱い展開ですね!
続きが気になってしょうがないです!
設定画像は見たいですが、無理なさらないでくださいね!
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- 4 : 2014/01/09(木) 16:28:00 :
- いいですねぇ
ドキドキしながら読ませてもらってます
ゆっくりでいいので頑張って!!
資料画像描いてくれたら嬉しいです
でも無理してまで描く必要はないですよ
応援してます
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- 5 : 2014/01/09(木) 16:40:01 :
資料画像か……そんな案があったとは…
その案、参考にさせてもらってもいいでしょうか?
も、もちろんダメならダメでいいですよ(^_^;)
応援してます頑張って下さい(* ̄∇ ̄)ノ
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- 6 : 2014/01/09(木) 20:44:37 :
- 資料画像見たいな〜!
でも無くても面白いので無理はしないで下さいね?
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- 8 : 2014/01/09(木) 20:55:15 :
夜
=竜狩りギルド=
腐川「な、何なのよ…。急に招集って……」
◆腐川 冬子…純血
誓約竜:十神 白夜
*売れっ子の女流小説家。竜狩りを野蛮と忌避するが、その裏の顔は里の歴史上、最も凶悪なハンター『ジェノサイダー翔』である。
十神『黙って聞いておけ。これは里の存続に関わる問題だ』
セレス「…皆様、お揃いでしょうか」
いつも通り山田の背に乗って、オーナーのセレスは現れた。
そのすぐ後に、九頭龍と辺古山が続く。
セレス「今回皆様を集めたのは、この希望ヶ峰の里へと侵入してきた滅びの竜への対策を検討するためです」
九頭龍「俺らは今朝、少数精鋭でその滅びの竜を捕らえたんだが…。そいつの攻撃で、七海と日向が重傷だ」
澪田「質問質問!千秋ちゃんと創ちゃんは無事なんすか!」
辺古山『今は罪木が全力で看護してくれている。もうじきここにも帰ってこれるだろう』
舞園「七海さんと日向さんが……」
苗木『………………』
九頭龍「みんなも知ってるとおり、七海は竜守りの娘として里を守ってくれているし、日向は優秀なハンター。…どっちも俺らの仲間だ」
九頭龍「もう容赦ならねえ。テメーら、俺たちで2人の敵討ちだ!!!」
オオーーーーーッ!!!!
九頭龍の言葉に同意する者たちが、一斉に声を張り上げる。
セレス「…今日は滅びの竜の手がかりを知る方をお招きしていますの。戦刃さん、こちらにいらして」
戦刃「…うん」
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- 9 : 2014/01/09(木) 20:56:39 :
- 戦刃「私は戦刃むくろ。…滅びの竜を追う、ハンターなの」
九頭龍「一応身元は確認してあるから問題ねぇ。正真正銘、滅びの竜討伐を狙ってるヤツだ」
戦刃「…滅びの竜は古い竜の敵。私は古い竜に『滅びの竜を倒せ』と命じられた」
狛枝『古い竜に命じられた?…それってどういうことなのかな』
戦刃「信じてもらえないかもしれないけど、実h江ノ島「あたしとそこの残姉ちゃんは竜守りの娘なのだ!!」バターン!!
何か言いかけた戦刃の声を、さらに大きな声とドアを盛大に開け放った音が遮った。
戦刃「盾子ちゃん!…良かったぁ、迷子になってたみたいだから心配したよ」
江ノ島「迷子はお姉ちゃんだろ!よく知りもしねー山の中突っ走って行きやがって!!」
朝日奈『えっと…誰?』
江ノ島「あたしは江ノ島盾子。この残姉ちゃんと一緒に竜守りの娘やってまーす!よろしくっ!!」
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- 10 : 2014/01/09(木) 21:21:57 :
>>7
ありがとうございます!
ありがたく使わせてもらいます(* ̄∇ ̄)ノ
もちろん使い道はDANGAN・WOULDです
(四原王とか色具とか………)
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- 11 : 2014/01/09(木) 21:35:06 :
- >>10
うわあああ期待してます!
個人的にはリオネット好きなのでw
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- 12 : 2014/01/09(木) 21:59:41 :
>>11
そうなんですか!?意外ですw
時雨さんもロンドラ頑張って下さい(* ̄∇ ̄)ノ
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- 13 : 2014/01/09(木) 22:06:04 :
- >>12
そうなんですw
ありがとうございます頑張ります!
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- 14 : 2014/01/09(木) 22:06:10 :
- ソニア『ちょ、ちょっと待ってください!七海さんの他にも竜守りの娘は存在したのですか?』
江ノ島「あったり前じゃん!だってあたしらは初代竜守りの娘だもん」
小泉「初代…?」
戦刃「…そう。私たちは古い竜の造った【始まりの人類】だよ」
桑田「は、始まりの人類ィ!?」
左右田「そんなの信じられるわけねーだろ!!」
江ノ島「まあまあ、賛否両論あるだろうけど証明は出来るよ?」
江ノ島はひらひらと手を振ると、まっすぐと苗木の元まで歩み寄る。
苗木『な、なに…?』
江ノ島「ふんへえほうほう……」
江ノ島「『江ノ島さんに、戦刃さん。彼女たちは一体何なんだ?』『霧切さん、今頃なにをしてるんだろう』『無事だと嬉しいんだけど……』」
苗木『!?』
江ノ島「ざっとこんなモンかしら」
舞園「そ、それって……」
戦刃「竜の心を感じ取る。…竜守りの娘の能力だよね」
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- 15 : 2014/01/09(木) 22:27:37 :
- 十神『苗木…。貴様、滅びの竜の心配とはどういうことだ?』
苗木『うっ……』
江ノ島「『みんなは霧切さんを攻めるけど、ボクはやっぱり彼女が悪者には…』」
苗木『江ノ島さん、止めてくれ!』
苗木「グオオオオオオン!!!」
ズズズズズズ……
苗木の咆哮が大地を震わせた。
大神「むっ…!?」
大和田『うおっ!』
不二咲「ひゃあっ!!」
狛枝『うわっ!?』
ギルドのあちこちから困惑や恐怖の悲鳴が上がる。
苗木『!!…ゴメン、みんな』シュン
西園寺『ゴメンで済むわけねーだろ!小泉おねぇが怪我したらどうすんだ!』
石丸「苗木君。今度からは気をつけてくれたまえよ」
苗木『………………』
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- 16 : 2014/01/11(土) 12:17:29 :
- 江ノ島「ひゅ~。強烈だね」
舞園「な、苗木くん。気にしなくても大丈夫ですからね!」
苗木『……ゴメン』
セレス「まあ今回は怪我人もでませんでしたし、問題はありません」
九頭龍「気にすんな。もう慣れてるからよ」
その慰めが苗木には辛い。
苗木『ボク、邪魔になっちゃうといけないから外に出るね』
そう言うと、逃げるように外に飛び出した。
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- 17 : 2014/01/11(土) 12:18:38 :
- =不死山:最奥地=
苗木『…で、なんで毎回ここに来ちゃうのかな……』
苗木(ここで霧切さんと会ったんだよね)
苗木『………………』
苗木『やっぱり、信じられない』
苗木の心情が振れ動くと、ひとりでにこずえが揺れる。
苗木『絶対、彼女には何かあるんだよ』
根拠のない確信。
今の不安を振り払うように、苗木は言い切ったとき…
???『…知りたいですか?』
苗木『!?誰…?』
聞き覚えのない声に辺りを見渡すが、鬱蒼とした森が茂るばかりだ。
それでも声は語りかけてくる。
???『彼女が人を傷付ける理由…竜を傷付ける理由……』
苗木『キミには…分かるの?』
???『もちろんです。僕は全て見通してますから』
???『古竜の遺跡に来てください。地上最強の竜、ナエギマコト……』
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- 18 : 2014/01/11(土) 14:14:32 :
- おおー
面白いです!
期待してます!
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- 19 : 2014/01/11(土) 18:50:59 :
- >>18
いつもありがとうございます!
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- 20 : 2014/01/11(土) 18:51:12 :
- =不死山:古竜の遺跡=
苗木『誰だ!出てこい!!』
???『…それは無理な話です。あなたはそこで僕の声を聞いてください』
苗木『じゃあ、キミの名前は?』
???『名前…ですか。まあ良いでしょう』
???『僕はカムクライズル。…存在としては、霊とかそういうモノになります』
苗木『霊…?』
カムクラ『滅びの竜…。アレは神たる古い竜の失敗作とも言うべき竜です』
カムクラ『僕はかつて滅びの竜の毒霧に屠られた、竜の怨念なんですよ』
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- 21 : 2014/01/11(土) 19:06:52 :
- 胸熱すぎて発狂するレベル
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- 22 : 2014/01/11(土) 19:13:18 :
- >>21
七味唐辛子さんは白熱、胸熱に弱いですよねw深呼吸しましょう!
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- 23 : 2014/01/11(土) 19:13:31 :
- 苗木『霧切さんに屠られた…?』
カムクラ『…信じられませんか?しかし事実です』
カムクライズルと名乗った声は、淡々と言葉を重ねる。
カムクラ『彼女の能力は一度に大量の人や竜を殺戮しつくす事が可能。だからこそ短期間でいくつもの地を滅びへと誘いました』
苗木『!?…でもボクは……!!』
カムクラ『あなたの信じないというセリフは聞いていて呆れます。そんなモノ、安い現実逃避ではありませんか』
カムクラ『そんな一言で…僕や共に死んだ人や竜の想いを一蹴する気ですか?』
苗木『…っ!』
カムクラの言葉には怒りや恨みつらみが滲んでいる。
しかし抑揚がない。
そのギャップが、苗木に言いようのない不安を植え付けた。
カムクラ『返す言葉もありませんか。やはりあなたはツマラナイ……』
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- 24 : 2014/01/12(日) 13:17:30 :
- おお!!これはあ面白い!!頑張ってくだせえ
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- 25 : 2014/01/12(日) 13:18:11 :
- 竜の姿みたいでござんす
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- 27 : 2014/01/12(日) 13:46:57 :
- カムクラ『あなたの力は強大だ。少し力を振るば、古い竜のように絶対者として君臨することも出来るでしょう』
苗木『…そんなことしないよ。ボクは絶対者なんてなりたくない。…今の生き方に、満足してるから』
カムクラ『力量は十分なのに野心がなく、優柔不断。…愚かですね』
苗木『何とでも言えよ』
カムクラ『…チッ。では、愚かなあなたにお教えしましょう。滅びの竜の、目的を……』
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- 28 : 2014/01/12(日) 13:48:29 :
- カムクラ『滅びの竜とは、名の通り滅びを招く竜。世を滅ぼす以外にその目的はありません』
カムクラ『…彼女の目的は古い竜を再び目覚めさせ、この穢れた世界を淘汰することです』
苗木『…何でだよ!?世界は別に穢れてなんか……』
カムクラ『黙れ』
カムクラの冷たい声に、植物までもが呼吸を止めたかのような静寂が訪れた。
カムクラ『何を世迷い言を……。身勝手に森を破壊し、竜を殺し…挙げ句の果てに信仰まで失おうとしている』
カムクラ『…滅亡を防ぎたいのなら滅びの竜を止めなさい』
カムクラ『ただし、痛めつけてはいけません。…それこそ古い竜の怒りに触れ、目覚めさせてしまいますから……』
苗木『………………』
反論など出来なかった。
ただ、苗木の脳裏に浮かぶ使命…
苗木『止めなきゃ…みんなを、霧切さんを……!!』
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- 29 : 2014/01/12(日) 13:49:46 :
- そのために駆け出そうと一歩踏み出す。
が
苗木『!?』ガクッ…
苗木(急…に、眠…く……!?)
カムクラ『…ツマラナイ。所詮はその程度ですか』
苗木『何…を……』
カムクラ『竜守りの娘はすべてをまどろみに導く《睡魔》を操る。…忘れたのですか?』
苗木(竜守りの娘…?)
苗木『…そうか…!江ノ…島…さん……』
そこで苗木の意識は途切れた。
カムクラ『まあ最初から期待はしていません。こんな人に染まった竜など……』
カムクラ『後は絶望の執行人に任せましょう』
カムクラ『やっぱり世界は、僕の統治を必要としています───』
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- 30 : 2014/01/12(日) 13:50:56 :
- あ…一行空けるの忘れた、ごめんなさいm(_ _)m
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- 31 : 2014/01/12(日) 18:21:59 :
- =罪木診療所=
日向「ウ…グルルル……」ムクッ
罪木「はぅあっ!日向さん、良かったですぅ~!!」ガバッ
日向『うわっ!罪木、抱きつくなよ!』
日向は朦朧とした意識に鞭打つように立ち上がる。
日向『七海はどこだ…?』
罪木「そ、それが…。なんとか一命は取り留めたんですけどぉ、まだ意識が戻らなくて……」
罪木「ふゆぅ、私の腕不足で…。ごめんなさぁい……」メソメソ
日向『別に罪木のせいじゃないさ。…助けてくれてありがとう』
日向は泣きじゃくる罪木を慰めるように顔を寄せた。
日向(そうだ、悪いのは……)
日向『…滅びの竜……!!』
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- 32 : 2014/01/13(月) 01:07:38 :
- 深呼吸したらむせるレベル
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- 33 : 2014/01/13(月) 01:48:37 :
- >>32
深呼吸でむせるって結構なレベルですね!?
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- 34 : 2014/01/13(月) 01:48:46 :
- =竜狩りギルド=
舞園「苗木くん……」
狛枝『そっとしておいてあげよう。彼ならきっと大丈夫だよ』
狛枝『…竜守りの娘さんたちの話もあるしね』
入り口で心配そうに外を見つめる舞園を励ましつつ、狛枝はギルド内を顧みる。
豚神『…分かった、貴様たちの言葉は信じよう』
十神『勝手に決めるんじゃない、この豚が……』
腐川「そ、そうよ…!びゃっ白夜様に反抗するなんて、百万年早いわ……!!」
澪田「白夜ちゃんは悪くないっすよ!そっちの白夜ちゃんに夢がないだけっす!!」
ソニア『お止めなさーい!』
弐大『ソニアの言うとおりじゃあ!!喧嘩なぞしてどうするんじゃい!!』
江ノ島「うぷぷ…。まあ信じるか信じないかはあんたたち次第だよ」
戦刃「ただ、滅びの竜討伐を目標にしてるのはあなたたちと同じ。利害は一致してる」
戦刃「それに…私たち、強いよ?」
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- 35 : 2014/01/13(月) 12:18:14 :
- 竜姿楽しみいいいw
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- 36 : 2014/01/13(月) 19:30:47 :
- >>35
のんびり待っていただけるとありがたいです(汗)
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- 37 : 2014/01/13(月) 19:30:54 :
翌朝
=不死山:上空=
今や里は、おどろおどろしい紫の霧に覆い尽くされている。
その中を、気球と数頭の飛竜たちが飛んでいた。
西園寺『う~…。わたしの風でも霧が晴れない……』
小泉「日寄子ちゃん、今は無理しなくても平気だよ」
西園寺『おねぇ優しい!ありがとう!!』
西園寺『お前らこんな優しい小泉おねぇががんばってるんだからな!!ゴミはゴミなりに仕事してよ?』
豚神『フッ、小泉は大切な仲間だからな…。言われずとも死守するさ』
十神『…その不快な口調は止めろ』
九頭龍「オイ、ちっとは状況を考えろや」
戦刃「…仲間割れしてたんじゃ勝てないよ?」
日向『…九頭龍や戦刃の言う通りだ。俺たちは滅びの竜を倒す』
一番後方に飛んでいた日向が淡々と言った。
その瞳は仲間たちを通り越した先…見えない霧の向こうを凝視している。
日向『…そのためだけに、ここにいるんだからな』
まるで、いつ飛び出すやも分からない獲物を狙うかのように……
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- 38 : 2014/01/13(月) 19:49:04 :
- 九頭龍「日向、気持ちは分からなくはねぇが落ち着いてくれ。ヤツが毛鱗種な以上は、お前みたいな直接攻撃が出来るお前が攻めの要なんだかんな」
毛鱗は柔らかく、直接的なダメージに弱い。
一見、鋭鱗や岩鱗に比べると劣っているように感じるが、その一方でブレスなどの間接的な攻撃には無敵の防御力を誇るのだ。
日向『分かってる』
自分を気遣う九頭龍の言葉も投げやりに、日向はふらりと前列に進み出た。
西園寺『日向おにぃ、ピリピリしてるね~』
小泉「千秋ちゃんを家族みたいに慕ってたからね…」
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- 39 : 2014/01/13(月) 19:50:04 :
- 九頭龍「お前」連呼しすぎやろ…
ミスすいませんm(_ _)m
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- 40 : 2014/01/14(火) 00:03:35 :
- =竜狩りギルド=
舞園「…私、やっぱり!」ガタッ
狛枝『だ、ダメだよ舞園さん』
昨晩から苗木が戻らないことを、舞園はずっと心配している。
狛枝『苗木クンならちゃんと戻ってくるよ。ハンターじゃないキミは行っちゃダメだ』
椅子から立ち上がり、不死山へ駆け出そうとする舞園を狛枝はなだめた。
不二咲「舞園さん…。苗木くんは心配だけど、今飛び出しちゃ危ないよぉ」
この竜狩りギルドは今、ハンターでない人間や竜人の避難所として開放されていた。
左右田「ケッ、古い竜が復活とか信じらんねーけどよぉ」
葉隠「まぁーだそんなこと言ってんのか!」
◆葉隠 康比呂…竜人
誓約竜:なし
*運命を見通す《予知》の能力を持つが、あまりに強大すぎて使いこなせておらず、的中率は3割程度。古い竜への信仰が人一倍厚い、胡散臭い占い師。
葉隠「いいか。古い竜ってのは偉大な創造主であるのと同時に、破壊者でもあるんだべ」
葉隠「人間の崇拝が弱くなったとき、永ぇ眠りから覚めて世界を滅ぼす!」
葉隠「どうにか生き残った人間と竜は、古い竜の圧倒的な強さに怯えながら子孫にそれを伝えていくんだべ……。おぉ、おっかねぇ!!」
左右田「はいはい凄い凄い」
葉隠「ちゃんと聞けー!!」
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- 41 : 2014/01/14(火) 07:00:04 :
- 楽しみにして待ってます
いったい苗木はどうなってしまうんだ
期待AND支援!
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- 42 : 2014/01/14(火) 17:41:42 :
- 楽しみにしてますよ
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- 44 : 2014/01/14(火) 19:29:24 :
- =不死山:上空=
日向『…いた!』
視界を覆い尽くす霧のさなかを優雅に舞うのは、間違いなく滅びの竜───霧切響子だった。
十神『現れたか』
霧切は逃げもせず、日向たちの前に躍り出る。
霧切『…あなたたちと争う気はないわ。帰ってくれないかしら?』
日向『争う気はない…?フザケるなっ!!』
戦刃「悪いけど、全力で潰させてもらう。それが使命だから」
言うが早いが、戦刃はアサルトライフルの銃口を霧切に向けた。
霧切『しょうがないわね…』
霧切『不本意だけど、足止めさせてもらうわ』
ダダダダダダッ!!!
霧切が言い終わると同時に、戦刃のライフルが火を噴いた。
戦刃「開戦…だね」
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