このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
ミカサ「影ながらの片想い」※グロ、現パロ注意
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- 1 : 2014/01/01(水) 22:44:27 :
- 初投稿ですがよろしくです!ヤンデレミカサちゃんなのでグロイところがあるかもですww
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- 2 : 2014/01/01(水) 22:51:59 :
- 今日も私は追いかける。
影ながら貴方を追いかける。
目線だけで追いかける。
いつも私の目線の先には愛しい貴方。
明るくて、元気で、笑顔が素敵な貴方。
そんな貴方が好きだった。
その笑顔は私に向けてほしかった。
いつかは私に気づいてほしかった。
でもそんな
こんな片想いの願いも
叶わないらしい…
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- 3 : 2014/01/01(水) 22:56:26 :
- 今日も私は追いかける。
影ながら貴方を追いかける。
目線だけで追いかける。
いつも通り私の目線の先には愛しい貴方。
その貴方の隣には長い金髪の可愛らしい女の子。
とても楽しそうに話すのね。
その笑顔もその子に向けているのね。
その子もとても嬉しそうね。
お互い笑顔で話しているのね。
苦しい。
でも、お似合いだもの。
私が邪魔しちゃ………
「あの子が消えれば私に気づくはず。」
え?
私は何を言っているの?
何をしようとしているの?
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- 4 : 2014/01/01(水) 23:03:14 :
- 今日は私は追いかけない。
影ながら貴方を追いかけない。
目線だけであの子を見る。
私の目線の先には憎きあの子。
怯えた顔を追いかける。
あの子は必死に逃げる。
来ないでと叫ぶ。
私は追いかける。
あの子を捕まえて動けなくする。
あの子は恐怖に怯えきっている。
私はこれをつきつける。
鋭く尖ったこれをつきつける。
私はこれを………
突き刺す。
その瞬間あの子からは赤い液体が吹き出す。
その液体はとても赤く、少し黒く、汚い色。
液体は私にもかかる。
その子はもう動かない。
私は隠す。
この子もこの液体も。
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- 5 : 2014/01/01(水) 23:07:23 :
- 今日も私は追いかける。
影ながら貴方を追いかける。
目線だけで追いかける。
いつも通り私の目線の先には愛しき貴方。
その隣にはキリッとした綺麗な顔つきの女の子。
貴方はその子に話してる。
素敵な笑顔で話してる。
その子は表情を変えないけどどこか嬉しそう。
「あの子が消えれば…」
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- 6 : 2014/01/01(水) 23:17:21 :
- 今日は私は追いかけない。
影ながら貴方を追いかけない。
恐怖に怯えた可愛らしいあの子も追いかけない。
綺麗なあの子を追いかける。
あの子は怯えた様子を隠してる。
けれども必死に逃げている。
真っ暗な夜の学校。
綺麗なあの子は、可愛らしいあの子を隠した場所に入っていく。
丁度いい。
私は追いかける。
可愛らしいあの子を見つけた綺麗なあの子は言葉を失う。
私は滅多に浮かべない笑顔を浮かべる。
綺麗なあの子は流石に泣き出した。
腰を抜かしながらも逃げて謝っている。
私は笑顔を浮かべてる。
鋭く尖った、汚い液体がついたこれを振り上げる。
綺麗なあの子に突き刺す。
綺麗なあの子からはじわじわと赤い液体。
黒に近い赤、汚い色の液体。
綺麗なあの子はもう動かない。
可愛らしいあの子ももう動かない。
私は隠す。
あの子もこの子もこの液体も。
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- 7 : 2014/01/01(水) 23:25:15 :
- 今日も私は追いかける。
影ながら貴方を追いかける。
目線だけで追いかける。
いつも通り私の目線の先には愛しき貴方。
その隣には明るく元気な女の子。
その子は何かを食べている。
貴方は嬉しそうにその子を見ている。
あの笑顔で。
その子も嬉しそうにしている。
「消えれば…っ!!」
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- 8 : 2014/01/01(水) 23:34:59 :
- 今日は私は追いかけない。
影ながら貴方を追いかけない。
恐怖に怯えた可愛らしいあの子も追いかけない。
泣いてしまった綺麗なあの子も追いかけない。
元気なあの子を追いかける。
でも今日は目線だけ。
誰もいない放課後の学校。
あの子は自分の机の上にある食べ物を見つける。
毒物が入った食べ物を見つける。
あの子は周りを気にする。
でも誰もいない。
私は目線だけで追いかける。
あの子は食べ物を口にする。
食べ物を食べ終わり、満足した様子で教室を出る。
私は追いかける。
毒物はあの子の中で回る。
あの子は下駄箱で倒れた。
泡を吹いて白目で。
とどめに私は汚い液体がついた鋭く尖ったこれを突き刺す。
明るいあの子からは赤い液体。
少し黒っぽい汚い色。
私は運ぶ。
可愛らしいあの子や綺麗なあの子がいる部屋に。
私は隠す。
あの子もこの子もその子もこの液体も。
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- 9 : 2014/01/01(水) 23:48:05 :
- 今日も私は追いかける。
貴方を追いかける。
目線でもなく、影ながらでもなく。
どうして貴方は私から逃げる。
隠してた可愛らしいあの子も、綺麗なこの子も、元気なその子も、赤く黒い汚い液体も全て見せた。
貴方は言葉を失い驚いて逃げる。
私は追いかける。
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- 10 : 2014/01/01(水) 23:55:38 :
- 貴方は私から逃げていく。真っ暗な夜の学校の中。
『待ってエレン』
「来るなよ!何だよさっきのあれ!!ミカサがやったのか!?」
『そう。私が全部やった。見て。このナイフで。』
「どうしてそんなこと…っ!」
貴方は床の段差につまずき転ぶ。私は貴方を捕まえる。
「やめろ!来るな!」
『どうして………』
『エレン、私は貴方が好きだったの。ずっとずっと好きだったの。だから貴方に近づくあの子たちを全部消せば私に気づいてくれると思って……』
「なんだよそれ!」
『エレン、私は貴方が好き。エレンは?』
「こんな状況でよく言えるな……」
『答えて。』
「嫌いだっ!人殺しなんて……」
嫌い。
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- 11 : 2014/01/02(木) 00:03:45 :
- どうして?やることはやった。後は貴方は私に気づいてくれるはず。私を好きになってくれるはず。
『どう…して………』
頬を冷たい滴が伝う。
「……………」
でも、エレンをこのままにしているとまた隣に誰かいるの?
目線の先には貴方だけ…そんなことはもうないの?
ならば………
殺してしまおう。
私は汚い液体で汚れたこれをきちんと拭き、貴方の心臓に突き刺す。
「ああああっ!!いたい!!」
貴方からはじわじわと赤い液体。
あの子たちの汚い液体とは違う。綺麗な赤色の液体。
とても綺麗。
「いたっ……やめろミカサ…!」
『ごめんなさい。』
「なんだよ…もう何なんだよ…人殺しまでして…」
人殺しという言葉に反応してしまい力が入る。
「あああああ!!」
しばらくすると、貴方は倒れてしまった。
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- 12 : 2014/01/02(木) 00:05:28 :
- 今日も私は追いかける。
貴方だけを追いかける。
目線の先には愛しい貴方。
その貴方はもう動かない。
カランとかわいた音がした。
音の原因は貴方の液体で染まったこれ。
私はこれを
私に突き刺す。
END
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- 13 : 2014/01/02(木) 00:30:55 :
- ここまで読んでくださった方、ありがとうございます!
いや、こんなSS読んでくださっている方いるかも分からないんですけど…
最終的に皆死んでしまいました。
あとこれ、表現がわからないところあると思います。自分でもえ?ってなります。
まぁとにかく…ありがとうございましたー
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- 14 : 2014/01/02(木) 00:34:55 :
- ちなみに最初の可愛らしい子がクリスタ。
二番目の綺麗な子がアニ。
三番目の元気な子がサシャとなっています。
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- 15 : 2014/01/02(木) 00:45:46 :
- ガタガタブルブル
怖かったけどおもしろかったです
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- 16 : 2014/01/02(木) 00:46:51 :
- >>15
フフフその感想待ってました←
読んでくださりありがとうございました!
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- 17 : 2014/01/02(木) 03:37:57 :
- ゾクッっとします。
普段のミカサがあんなに可愛く見える…
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- 18 : 2014/01/02(木) 03:38:50 :
- もう影ですらねぇ…………
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- 20 : 2014/01/04(土) 12:06:32 :
- 怖い…痛々しい…
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- 21 : 2014/01/04(土) 15:00:23 :
- >>20
とても嬉しい感想です!恋愛もの書こうとするとヤンデレに走りホラーになるんです。←
読んでくださりありがとうございました!
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- 22 : 2014/01/05(日) 11:24:39 :
- 鳥肌たちました!
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- 23 : 2014/01/05(日) 13:31:00 :
- >>22
と、鳥肌まで・・・ww
読んでくださりありがとうございました!
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- 24 : 2014/01/13(月) 20:56:45 :
- キャラ変わりすぎやん・・・ 怖い
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- 25 : 2014/01/13(月) 21:10:18 :
- >>24
ミ、ミカサでしょうか!?そのとも他の…申し訳ありません!!::
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- 26 : 2015/01/18(日) 00:01:17 :
- 「ぼ 僕は怖くないぞ」ガクガク
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