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ペトラ「指輪」(リヴァイ「指輪」のペトラverです)
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- 1 : 2013/10/06(日) 09:27:47 :
- オリジナルストーリーで原作との関わりはほとんどありません..
また、最初のお話はもともとのリヴァイ「指輪」です
読んでくれた方は、ちょい下行ってくださいー
そして、ペトラ「指輪」はペトラが死んでしまったところから始まります...泣
読んでくれる方...激感です
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- 2 : 2013/10/06(日) 09:28:01 :
- ~リヴァイ「指輪」~
シガンシナ区にあるエレンの家を目指す
そこには巨人の謎が隠されてる
その為に...
俺たちは戦う
シガンシナ区に向かうルートを探すため...
ウォールマリアでの壁外調査を行う
それが俺たちの使命だ...
だが...
俺にはもう一つ、ウォールマリアに行く理由がある...
それはー
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- 3 : 2013/10/06(日) 09:28:13 :
ペトラ「えーいいなぁ~//」
グンタ「やるな、お前!」
エルド「まぁーな」
オルオ「お前にしてはよくやったほうじゃねぇか?」
ペトラ「...兵長は、どう思いましたか?」
リヴァイ「別に良いと思うが...」
ペトラ「...ですよねー!!」
エルドが彼女の為に、婚約指輪を買ったらしい
前に何回か見かけた事がある
ただ...
調査兵団に入ったからには...
いつ死ぬか分からない
婚約指輪というものは「婚約を約束する」というものだ
だが、それは「約束」に過ぎない
明日、巨人によって人類全員仲良く死ぬかもしれねぇ
そんななか、婚約指輪をやるというのは相当の覚悟が必要だ
エルドが、もし婚約指輪をあげたっきり帰ってこなかったら?
一番悲しむのはその彼女だろう
そして一生、その「約束」に捕われて生きて行くのだろう...
残されたものには「悲しみ」だけが残る
それ以外、なにも残んねぇ
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- 4 : 2013/10/06(日) 09:28:24 :
ペトラ「それでぇ...いつあげるの?指輪!?」
エルド「壁外調査の前日を考えてる」
オルオ「おぉ、まぁうまくやってこい」
グンタ「あぁ、絶対okだぜ」
エルド「そうだといいがな//」
ペトラ「いいなぁ...私も欲しいなぁ」
オルオ「ペトラ...俺の女房になるのは...ギャ!!」
ペトラ「オルオ、舌噛み切って死ねばよかったのに!」
オルオ「なんだと?!」
ワハハハハハ
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- 5 : 2013/10/06(日) 09:28:35 :
リヴァイ「テメェら、楽しいのは分かるが...そろそろ消灯時間だぞ」
グンタ「そうでした//すっかり忘れちゃいました」
オルオ「じゃ、そろそろ寝るか...」
エルド「だな」
ペトラ「みんな、先戻ってていいよ。私、グラス片付けてから行くから...」
グンタ「おぉ、すまねぇな」
ペトラ「兵長も...先にどうぞ」
リヴァイ「あぁ」
エルド「じゃ、さきに行くわ」
ペトラ「おやすみなさーい」
ガチャー
ペトラ(よし...片付けたらすぐ寝よ)
ペトラ(あれ...兵長、上着忘れてる...)
ペトラ(後で、届けよう)
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- 6 : 2013/10/06(日) 09:28:56 :
コンコン
リヴァイ「入れ」
「失礼します」
リヴァイ「お前か...どうした?」
ペトラ「あの、上着をお忘れになったようなので」
リヴァイ「すまない、そこに置いておいてくれ」
ペトラ「はい」
リヴァイ「礼といってはなんだが...」
リヴァイ「茶でもいれるか」
ペトラ(キャー、嬉しいww)
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- 7 : 2013/10/06(日) 09:29:09 :
ペトラ「あ...ありがとうございます」
ペトラ「あ...あのエルド...よかったですね」
ペトラ「次の壁外調査から帰ったら...花婿さんですよ//」
リヴァイ「あぁ...」
ペトラ「あれ...なんか鈍い反応ですね...?」
リヴァイ「だが、もし帰って来れなかったら?」
ペトラ「ぇ...」
リヴァイ「結果は誰にも分からない...」
リヴァイ「仮にもしも、エルドが死んだら...」
リヴァイ「一番悲しむのは残されたものだ」
ペトラ「...えぇ」
リヴァイ「婚約指輪という約束を果たしてもらえなかった彼女は...」
リヴァイ「何を思うとおもうか?」
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- 8 : 2013/10/06(日) 09:29:36 :
ペトラ「私には...分かりません」
ペトラ「でも...」
ペトラ「エルドにとっては、その婚約指輪は生きる希望になると思います」
リヴァイ「・・・?」
ペトラ「自分の死ぬ場所はここじゃない」
ペトラ「自分には帰る場所がある」
ペトラ「自分のことを待ってる人が居る」
ペトラ「そう考えると...きっと生きる希望になると思います」
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- 9 : 2013/10/06(日) 09:30:07 :
リヴァイ「そうだな...」
ペトラ「はい...」
リヴァイ「なら...」
ペトラ「ぇ...?」
リヴァイ「俺はお前の希望になれるだろうか?」
ペトラ「・・・??!!」
ガタ...
リヴァイ「これだ」
ペトラ「ぁ...あのぉ///これはぁ///」
リヴァイ「指輪だが?」
ペトラ「え...あの、これは...その、そういう意味で...?」
リヴァイ「それ以外にないがある?」
ペトラ「え...え、あの...ええ///」
リヴァイ「俺はお前の希望になる」
リヴァイ「だから...死ぬな」
リヴァイ「この指輪は...壁外調査のあとに渡す」
ペトラ「・・・//」
リヴァイ「だから、絶対に生きて帰ろ」
ペトラ「はい...//」
ペトラ「私の希望は...あなたです、兵長」
リヴァイ「・・・!」
ペトラ「....大好きです」
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- 10 : 2013/10/06(日) 09:31:03 :
ペトラ...
俺は、必ず巨人を絶滅させる
そして、お前に...
この指輪を受け取ってほしい
終わり
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- 11 : 2013/10/06(日) 09:31:18 :
- ~ペトラ「指輪」~
あぁ...
わたし、死んじゃったの...?
結局、女型は倒せなかった
あの時、どうすればよかったんだろう
結果はだれにも分からない...
いつもリヴァイ兵長が言ってた言葉ー
でも...
選択しなくちゃいけなかった
エレンと一緒に戦うか、自分たちだけで戦うか...
そして、私たちは死んだ
エレンも一緒になって戦ってたら...
どうなった?
だけど私たちが、それを拒んだ
でも...
もし、生きて帰れたら...
指輪
わたしの希望は...
もうどこにもない
お父さんにも...手紙書いちゃったよ
兵長は...今、何を思ってますか?
私は...
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- 12 : 2013/10/06(日) 09:31:42 :
- ペトラ「えーいいなぁ~//」
グンタ「やるな、お前!」
エルド「まぁーな」
オルオ「お前にしてはよくやったほうじゃねぇか?」
ペトラ「...兵長は、どう思いましたか?」
リヴァイ「別に良いと思うが...」
ペトラ「...ですよねー!!」
ペトラ「それでぇ...いつあげるの?指輪!?」
エルド「壁外調査の前日を考えてる」
オルオ「おぉ、まぁうまくやってこい」
グンタ「あぁ、絶対okだぜ」
エルド「そうだといいがな//」
ペトラ「いいなぁ...私も欲しいなぁ」
オルオ「ペトラ...俺の女房になるのは...ギャ!!」
ペトラ「オルオ、舌噛み切って死ねばよかったのに!」
オルオ「なんだと?!」
ワハハハハハ
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- 13 : 2013/10/06(日) 09:31:55 :
- エルドが...ついに結婚を決めた
自分のことのように嬉しい
おめでとう...//
だけど...
結婚したら、調査兵団、やめちゃうのかな...
そりゃ...普通だったらやめるよね
だって、いつ死ぬか分からないもん
犠牲を覚悟するなんて...
自分を待ってくれている人がいるのに無理だよ
それに...
誰もエルドを止めたりしないよ
だって、今まで頑張ったもん
その分、幸せを掴んでほしい
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- 14 : 2013/10/06(日) 09:32:05 :
リヴァイ「テメェら、楽しいのは分かるが...そろそろ消灯時間だぞ」
グンタ「そうでした//すっかり忘れちゃいました」
オルオ「じゃ、そろそろ寝るか...」
エルド「だな」
ペトラ「みんな、先戻ってていいよ。私、グラス片付けてから行くから...」
グンタ「おぉ、すまねぇな」
ペトラ「兵長も...先にどうぞ」
リヴァイ「あぁ」
エルド「じゃ、さきに行くわ」
ペトラ「おやすみなさーい」
ガチャー
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- 15 : 2013/10/06(日) 09:32:15 :
よし...片付けたらすぐ寝よ
あれ...兵長、上着忘れてる...
後で、届けよう
兵長の部屋...
一人で行くのは初めてだな//
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- 16 : 2013/10/06(日) 09:32:38 :
コンコン
リヴァイ「入れ」
「失礼します」
リヴァイ「お前か...どうした?」
ペトラ「あの、上着をお忘れになったようなので」
リヴァイ「すまない、そこに置いておいてくれ」
ペトラ「はい」
リヴァイ「礼といってはなんだが...」
リヴァイ「茶でもいれるか」
-
- 17 : 2013/10/06(日) 09:32:51 :
- キャー、嬉しいww
兵長が...お茶を//
ペトラ「あ...ありがとうございます」
ペトラ「あ...あのエルド...よかったですね」
ペトラ「次の壁外調査から帰ったら...花婿さんですよ//」
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- 18 : 2013/10/06(日) 09:33:05 :
リヴァイ「あぁ...」
ペトラ「あれ...なんか鈍い反応ですね...?」
リヴァイ「だが、もし帰って来れなかったら?」
ペトラ「ぇ...」
リヴァイ「結果は誰にも分からない...」
リヴァイ「仮にもしも、エルドが死んだら...」
リヴァイ「一番悲しむのは残されたものだ」
ペトラ「...えぇ」
リヴァイ「婚約指輪という約束を果たしてもらえなかった彼女は...」
リヴァイ「何を思うとおもうか?」
そうだ
私たちには...「死」という言葉がついている
そんななか、結婚を約束した人が...
死んでしまったら?
言葉では表せないくらいの悲しみが残るだろう
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- 19 : 2013/10/06(日) 09:33:23 :
- ペトラ「私には...分かりません」
ペトラ「でも...」
ペトラ「エルドにとっては、その婚約指輪は生きる希望になると思います」
リヴァイ「・・・?」
ペトラ「自分の死ぬ場所はここじゃない」
ペトラ「自分には帰る場所がある」
ペトラ「自分のことを待ってる人が居る」
ペトラ「そう考えると...きっと生きる希望になると思います」
リヴァイ「そうだな...」
ペトラ「はい...」
リヴァイ「なら...」
ペトラ「ぇ...?」
リヴァイ「俺はお前の希望になれるだろうか?」
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- 20 : 2013/10/06(日) 09:33:38 :
- ペトラ「・・・??!!」
ガタ...
リヴァイ「これだ」
ペトラ「ぁ...あのぉ///これはぁ///」
ええええ!?
これは...
指輪だよね
どういうことだ?
エルドの指輪を兵長が預かってる...
て、ことはある分けないしー//
え...?
まさか...
そういうことでしょうか...?
リヴァイ「指輪だが?」
ペトラ「え...あの、これは...その、そういう意味で...?」
リヴァイ「それ以外にないがある?」
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- 21 : 2013/10/06(日) 09:34:25 :
ペトラ「え...え、あの...ええ///」
リヴァイ「俺はお前の希望になる」
嘘でしょ...
そんなことが...
あるの...//
兵長...
リヴァイ「だから...死ぬな」
リヴァイ「この指輪は...壁外調査のあとに渡す」
ペトラ「・・・//」
リヴァイ「だから、絶対に生きて帰ろ」
ペトラ「はい...//」
ペトラ「私の希望は...あなたです、兵長」
リヴァイ「・・・!」
ペトラ「....大好きです」
指輪の輝きが...
眩しい
兵長...
私は死にません
絶対に...
だから...
そのときは...
指輪下さいね//
大好きです...
---------
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- 22 : 2013/10/06(日) 09:34:43 :
- 兵長...
ごめんなさい
約束守れなかったですね
ただ...
私は...
今も、
これからも、
大好きです
いつか、また合う事ができたとしたら
その時は...
指輪、貰います
兵長
わたしの心の中では、今も
指輪の輝きが残ってますよ
終わり
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- 23 : 2013/10/06(日) 18:47:15 :
- 良い話をありがとうございました涙
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- 24 : 2013/11/21(木) 19:45:15 :
- 最後が超感動!アニメでも幸せになって欲しかったなぁ・・・
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- 25 : 2013/11/23(土) 21:26:17 :
- きんちょーるさんに同意です!
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