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  1. 1 : : 2018/07/08(日) 01:41:50
    この江戸には、ある脅威が潜んでいる。
    人の形をしながら、人とは異なる存在。
    人々は、その者たちを

    「喰種」と呼ぶ。



    ジリリリリ!

    ある男の家の目覚ましが鳴る。



    「もう朝か???」

    その男は、長い髪の毛を布団いっぱいに広げ、布団の上に置いてある時計に手を伸ばす。
    男は大きなあくびをする。

    「ふわ〜!…まだ眠いが、そろそろ出かけねば。」

    男は身支度をして、その家から出て行った。

    男の名は、桂小太郎。攘夷戦争時代に狂乱の貴公子と恐れられた伝説の志士である。 また、現在も攘夷活動を続けているため、指名手配されている。

    桂は、かぶき町の町を歩いている。
    ふと、見慣れない道場が目に入る。


    桂「ん?こんなところに道場?何々?如月剣術道場???廃刀令が出されているのにか?」
    桂は中を覗く。

    パシィン!!!

    竹刀がぶつかり合う音が響いている。

    ふと、見慣れた顔が目に入る。10年前に共に戦った男装少女だ。

    「ふぅ…」

    女は、汗をタオルで拭いて座り込む。こちらを見て目が合う。

    「あ、桂!ヅラだ!!!」


  2. 2 : : 2018/07/08(日) 01:56:56
    女の名は如月雪。
    秘密がある。 彼女は喰種だ。またの名を、sssレート、「桜」 鱗赫、羽赫、尾赫を持っている女性の喰種だ。 そして、桂も喰種だ。sssレート「蜘蛛」 鱗赫、甲赫、尾赫を持っている。


    雪「久しぶりだな!元気だったか?蜘蛛。」

    桂「蜘蛛じゃない桂だ。俺は元気だ。お前はどうだ。雪。」

    雪「私は元気。一手どう?やる?」

    桂「ああ。」



    一本!!!桂小太郎!!!

    雪「やっぱ敵わないなw」

    桂「w。…雪、覚えているか?攘夷戦争時代に、お前の父上が亡くなられて、お前は、ずっと落ち込んでた。」



    〜〜回想〜〜


    桂「大丈夫か?」

    涙でいっぱいな目でこっちを向く

    雪「ち、父上が……。亡くなった…。」

    桂「!!! …そうか。お父上が。」

    桂は雪を、ギュっと抱きしめる

    桂「雪。悲しい時は俺に頼れ」



    〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

    雪「もちろん覚えてるさ。」

    桂「返事は?」

    チュ♡

    雪は桂に軽めのキスをした

    雪「頼らせて???」


  3. 3 : : 2018/07/08(日) 07:54:28
    そんな幸せムードな二人に、敵が近づいている。

    幕府特別武装警察 真選組。
    またの名をCCG。鳩の紋章を付けているため、喰種達からは白鳩、と恐れられている。

    一人の捜査官(モブ)が

    「お前たち、廃刀令のご時世に、剣術道場か?違反だ。逮捕する。」

    どうやら、単独捜査のようだ。


    雪は、最初から殺さずに、

    雪「待ってください!」

    と叫ぶ。


    モブは、刀に手を伸ばす。そして、鞘から銀色の刀が出てくる。真選組は、特別に刀の使用が許可されている。 しかし、刀はただの刀ではなく、クインケと呼ばれる喰種の赫子を改造したものだ。

    桂「クインケ…。俺たちが喰種であると?そう言うのか?」

    モブ「ああ。微かに血の香りがする。」

    ギリッ

    二人で歯ぎしりをする。

    雪「チッ!仕方ない!」

    ビキ!


    ズォォォォォォォォ


    sssレート 桜

    尾赫で、捜査官を持ち上げ、道場奥の、秘密の部屋、「捕食の間」に連れてくる。

    ここは、捉えた人間を捕食したり、そのまま殺したりする部屋だ。

    ビキビキ


    桂は赫眼になる。

    桂は、甲赫を出す。

    尾赫で天井高くまで上げ、離す。


    甲赫は、重いが、重いと思えないスピードで、塵も残さず切り刻んだ。

    二人はカッパを着て、大量の血が付着している。

    桂「何とかやったな。不味そうだったから喰わなかった。」

    雪「ああ。付き合ってはじめての共同作業!成功したな!!!」

    カッパを脱いで、捨てた。

    二人は抱き合った。体温を感じられる。

    そして少し長めのキスをした。
  4. 4 : : 2018/07/08(日) 09:56:31
    唇を離す

    桂「約束してくれ。あと10人殺して食べたら、結婚しよう。」

    雪「…うん!!!」

    御用改めである!真選組だァァァァァァァァァ!!!!!!

    二人は振り向く。

    桂は蜘蛛のマスク、ポニーテール。雪は包帯とフード付きのマントに急いで着替える。

    桂は、聴覚で人数が多くて25人程だと言う。

    ビキビキビキ…

    赫眼になる。そして赫子を出す。

    雪は羽赫、桂は尾赫で勝負する。


    おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!

    ザク!グサ!!!


    雪は羽赫から無数のナイフ状の刃物を出し、捜査官達に突き刺す。

    桂は尾赫を4本使って捜査官達の身体を貫く。

    残ったのは、あと3人

    局長の近藤勲

    特等の土方十四郎

    上等の沖田総悟

    近藤「撤退しろォォォォォォ!!!」

    3人は捕食の間を出て、新しい剣術道場を出て行った。
  5. 5 : : 2018/07/08(日) 10:10:59
    桂「雪…結婚しよう」

    雪「うん。…うん!!!!!!」

    チュ♡

    2人はキスをした。

    ーーーーーー五年後

    ようやく結婚式だ。


    雪のお腹には、桂との子供が宿っていた。デキ婚だ。

    雪「元気に生まれてくるんだよォ???」

    桂「喰種の子供か…。鱗赫だといいなぁ?レートはSSレート〜SSSレートが望みだ。」

    雪「注文多いw」















    その後2人に子供が産まれた。

    女の子 桂 椿
    鱗赫 SSSレート

    桂の望みが叶ったのだ。






















    これで、安心して暮らせるようになった。





    と思った

  6. 6 : : 2018/07/08(日) 10:22:54
    桂ァァァァァァァァァ!!!!!!

    沖田総悟准特等だ。昇進したのだ。

    沖田「その子供は⁉︎」

    雪「私達の子供だ。」

    沖田「なら、殺そう。」

    沖田はクインケで雪に向かってくる

    桂「」グサ!!!

    雪「小太郎!」

    桂「逃げろ。俺も逃げる。」

    雪「…沖田ァァァァァァァァァ!!!」

    雪は椿を抱いたまま赫子を出す。椿は5歳。ある程度の赫子は使える。


    椿「ははうえェェェェ!!!」

    ビキビキビキビキビキビキビキ!!!

    雪「⁉︎ 」

    その赫子は、5歳が出したものだとは思えないほど巨大で、先端に巨大な刃物が付いている。

    椿「ああああああああああああああああ!!!!!!」

    沖田「!!!」

    ザク

    椿の鱗赫は、沖田を、殺した。



    桂「雪!!!椿!!!よくやった!」

    雪「小太郎!大丈夫???」

    桂「ああ。運良くな!」

    椿「食べよう!」



    バキバキ!グチャグチャ…ジュル。


    沖田は、桂一家に、食い尽くされた。


    しかし、桂は幸せな顔をせず、罪悪感を覚えていた。
  7. 7 : : 2018/07/08(日) 10:23:35
    沖田ファンの皆さん!ごめんなさい!
  8. 8 : : 2018/07/08(日) 10:26:48
    桂「これで良かったのか?」

    雪「うん…。仕方のない事だ。」

    桂「そうか。そうだよな。」




    そしてみんなは喰種として生きました。

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