ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品は執筆を終了しています。

エレン「神様は二重人格?」エレクリヒス

    • Good
    • 16

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2018/07/01(日) 17:05:22

    どうも!Lialです!

    ついに来た!20作品目-!!(*´ω`*)
    いやー、早いものですねー、私がssを書き始めてからもう大体三ヵ月ですか...時間が立つのが凄く早く感じる(-_-;)

    この作品は現パロですが、神様が出てきます!(`・ω・´)

    投稿頻度は一日一回!調子が良かったら二回!

    他の作品同様、この作品もよろしくお願いします!
  2. 2 : : 2018/07/01(日) 17:47:04
    一コメゲッチュ!
    それとこの作品楽しみです!
    それとこの作品が神作になる事に間違いない!
  3. 3 : : 2018/07/01(日) 17:54:47
    面白そー!!期待です!頑張ってください!
  4. 4 : : 2018/07/01(日) 18:23:30
    期待です!!!
  5. 5 : : 2018/07/01(日) 18:53:03
    くそー

    できたの見たのにコメ忘れた!


    期待!
  6. 7 : : 2018/07/01(日) 19:36:24
    えっと(゜-゜)迷惑です(⌒▽⌒)
  7. 8 : : 2018/07/01(日) 20:02:17
    期待しかないんだあああああああああ!!!!
  8. 9 : : 2018/07/01(日) 20:10:44
    期待!!!!
  9. 10 : : 2018/07/01(日) 20:43:36
    Lialさんまだ一回も投稿してないのにgood4つも付いてるw⬅押した人

    期待です!
  10. 11 : : 2018/07/01(日) 20:59:00
    期待です
  11. 12 : : 2018/07/01(日) 21:05:50
    エレクリヒスってクリスタとヒストリアの2人ですか?それとも同一人物ですか?期待
  12. 13 : : 2018/07/01(日) 21:07:50
    あ、2重人格って書いてありましたね。
    2連すいません。
  13. 14 : : 2018/07/01(日) 21:39:30
    そしてさらにgoodを押していくぅー!

    期待です!
  14. 15 : : 2018/07/01(日) 22:02:18
    >>2 涼ちゃん
    楽しみにしてくれてありがとう!
    神作と言われるように頑張る!

    >>3 ラーメンラーメンさん
    期待ありがとうございます!
    頑張ります!

    >>4 田舎の覇者さん
    期待ありがとうございます!

    >>5 江礼比住さん
    期待ありがとね!

    >>8 ふるるさん
    期待してくれてありがとううううう!!

    >>9 名無しさん
    期待ありがとうございます!

    >>10 quさん
    本当にそうなんですよね...私も開いてみて驚きましたw
    本当に感謝しかないです!(ノД`)・゜・。

    期待ありがとうございます!

    >>11 もやしもんさん
    期待ありがとうございます!

    >>12 >>13 クルーガー さん
    そうです!二重人格です!
    期待ありがとうございます!(∩´∀`)∩

    >>13 ラーメンラーメンさん
    そ、そんな...!ありがとうございます!!
    期待ありがとうございます!(`・ω・´)
  15. 16 : : 2018/07/01(日) 22:04:39

    エレン「ふわあぁぁぁぁ...」ムクッ

    朝、ベッドから体を起こし大きく背伸びをする。

    エレン「んー...」プルプル

    エレン「はぁ...」

    そして、カーテンを開けると、気持ちのいい朝日が部屋にサンサンと照る。

    窓を開け、朝の新鮮な空気を体全身で味わい、大きく、ゆっくり深呼吸する。

    エレン「すぅー...はぁー...」

    そして、一言。

    エレン「あー...二度寝したい...」

    ここで、今までの清々しい朝の雰囲気を台無しにするのがいつもの流れ。

    ...だが、今日は違った。

    目覚めた時から視界の隅に入ってはいたものの、あえてスルーしていたそれ。

    部屋の中央でプカプカと浮く人。

    気になるが...なんか、直視したらめんどくさい事になりそうだ...。

    でも...気になる...ちょっとだけ...」

    エレン「」チラッ

    「我は..「おぉ!」

    急に喋りだすものだからびっくりして声を上げてしまった。

    俺が声を上げてしまったからだろうか、彼女も喋るのをピタリとやめてしまった。

    「...」

    エレン「...あの」

    「我が名は、全知全能の神、クリスタ・レンズ...」

    エレン「ほう」

    クリスタ「あなたの願いを一つだけ叶えに来ました」

    エレン「なるほど」

    クリスタ「さあ!どんな願いでも叶えてあげましょう!!」

    エレン「...あ、大丈夫です」

    クリスタ「...どんな願いd「いいです」

    クリスタ「...なんで!?」ストンッ

    さっきまで中に浮かんでいたのに、地面に降り俺に歩み寄ってきた。

    クリスタ「なんで!?なんでもいいんだよ!?」

    エレン「だって...今のままでも全然満足だし...それに怪しいし...」

    クリスタ「怪しいのはわからなくもないけど...本当に私神様だよ!」

    エレン「...証拠とかあるのか?」

    クリスタ「証拠...あ!エレンのお父さんは、有名な医者で、今は看護師のお母さんと一緒に、海外に出張に行っていて、その間エレンは家で一人のはずだったんだけど、エレンがどうしても一人暮らしがしたいってことで今は一人暮らしになってる!

    そして、エレンは近所付き合いがよく、近所のおばさんやおじさんに良くしてもらっていて、友達付き合いもいい!

    さらに!エレンはいい人!困っている人がいたらすぐに駆け寄って助けてあげて、どんなに忙しい時でも困っている人は見過ごせないいい人!どう!?私はなんでも知ってるの!」

    --プルルルルル....プルルルrッピ--

    エレン「あ、もしもし?警察のk「だめぇぇぇぇぇ!!」

    --ピッ--

    クリスタ「ストーカーじゃない!」

    エレン「...本当に神様なのか?」

    クリスタ「うん!」

    エレン「...まあ、浮いてたしな...あ、じゃあ、今日学校休校にしてくれ」

    クリスタ「え?なんで?」

    エレン「二度寝できる」

    クリスタ「ダメだよ!そんな願い!」

    エレン「え、でも他にないし...」

    クリスタ「エレンが願い事を言ってくれるまで私帰れないんだから!」

    エレン「なんでだよ」

    クリスタ「それは...」

    --
    -
  16. 17 : : 2018/07/01(日) 22:04:43

    クリスタ「この人すごくいい人!」

    「へー」

    クリスタ「私、この人のお願い叶えてあげたい!」

    「そうですか」

    クリスタ「ねぇ、行ってきてもいい?」

    「いいですよ」

    クリスタ「神様の私がいなくても、大丈夫?」

    「はい、大丈夫ですよ、クリスタ様がいなくても平気です」

    クリスタ「そう?」

    「はい」

    クリスタ「じゃあ、行ってくるね!」

    「あ、その代わり、願い事を叶えるまで帰ってきちゃだめですよ」

    クリスタ「え?」

    「地上に降りる理由が願い事を叶える為に降りるのなら、叶えるまで帰ってきてはいけません、そういう決まりです」

    クリスタ「へー」

    「という事なので、天界はあなたがいなくても大丈夫なので、気をつけて行ってきてください」

    クリスタ「うん!行ってくる!」

    --
    -

    クリスタ「そう言うわけなの!」

    エレン「お前...神様なのに必要とされてなさすぎだろ...」

    クリスタ「え?」

    エレン「頼られてなさすぎって言ってるんだ、お前普段何してんだよ」

    クリスタ「...起きて...ご飯食べて...本読んで...遊んで...寝て...っは!何もしてない!」

    エレン「お前よくそれで神様務まるな」

    クリスタ「なっ!失礼だよ!」

    エレン「はぁ...」

    クリスタ「もう!なんでもいいから願い事言って!」

    エレン「そんな事言われても...あ、もう時間ないし」

    クリスタ「え?」

    エレン「学校だよ、ほら、着替えるか出ていけ」ガシッ

    クリスタ「え?ちょっと...」

    --ポイッ--

    クリスタ「」チョコン

    --バタンッ--

    いとも簡単に部屋から追い出された。

    クリスタ「ぐぬぬ...私神様なのに...」

    --
    -

    エレン「いいか、絶対に外で歩くなよ」

    クリスタ「なんで」

    エレン「めんどうな事になるからだ、絶対にこの家から出るなよ!」

    クリスタ「...」

    エレン「じゃあ、俺が帰ってくるまで、絶対に出るなよ!いいな!絶対だぞ!!」

    クリスタ「うん...」

    エレン「...じゃ」

    --キィィ...バタンッ--

    クリスタ「」ニヤッ

    --
    -
  17. 18 : : 2018/07/01(日) 23:20:07
    期待
  18. 19 : : 2018/07/02(月) 07:36:54
    期待してます!
  19. 20 : : 2018/07/02(月) 09:17:27
    ニヤッ 
  20. 22 : : 2018/07/02(月) 13:25:26
    上のやつ止めろ
  21. 23 : : 2018/07/02(月) 17:00:50
    >>21 迷惑です。
  22. 24 : : 2018/07/02(月) 18:23:34
    >>21 消えてください。
  23. 25 : : 2018/07/02(月) 18:45:56
    >>18 名無しさん
    期待ありがとうございます!(`・ω・´)

    >>19 マインさん
    期待ありがとうございます!(●´ω`●)
  24. 26 : : 2018/07/02(月) 18:46:01

    今日は朝から大変だ。

    変な女が願い事願い事とうるさいし。

    これあれだよな、俺が願い事言わないといつまでもいるやつだよな。

    エレン「はぁ...しんどい...」

    アルミン「何がしんどいの?」

    エレン「おわっ!急に話しかけるなよ!」

    アルミン「ごめんごめん、所で、何がしんどいの?」

    エレン「いや...こっちの話だ」

    アルミン「ふーん...あ!今日は転校生がくる日だよ!」

    エレン「転校生?」

    アルミン「うん!一週間前から来るって話だったでしょ?エレンもあんなに期待してたじゃないか!」

    エレン「え?俺が?」

    そんな話聞いた事もない。

    それとも...単純に忘れてしまっただけか?

    --
    -

    先生「えー、今日は一週間前から話をしていた転校生が来る日です」

    「うをおぉぉぉぉぉ!!」

    先生「静かに、...はい、それでは入ってもらいましょう」

    エレン(どんな奴だろうな...)

    --ガラガラ--

    エレン「...は?」

    クリスタ「クリスタ・レンズです!よろしくお願いします!」ニコッ

    男子「天使...いや...女神...」

    男子「美しぃ...」

    男子「結婚したい...」

    エレン「おいぃぃぃぃ!!!」ガタッ

    皆「!?」

    エレン「」ズカズカ

    クリスタ「あ!エレン!」

    エレン「お前!ちょっとこっちこい!」ガシッ

    クリスタ「え?何?」

    --ガラガラっ...ピシャッ‼--

    --シーン--

    アルミン「エレンの知り合いだったのか...」

    ミカサ「そうみたいだね...」

    --
    -

    エレン「何してんだよ!」

    クリスタ「きちゃった!」テヘッ

    エレン「お前...どうやって...」

    クリスタ「へへん!言ったでしょ!私は全知全能の神!なんでもできちゃうんだから!」

    エレン「はぁ...」

    クリスタ「どう?すごいでしょ?ちゃんと一週間前から来るって設定にしたの!皆の頭の中にね!」

    エレン「...それって、マインドコントロールってやつじゃないのか?」

    クリスタ「そういうこと!」

    先生「あの~...」

    エレン「あ、先生」

    先生「そろそろ戻っても...」

    エレン「でも...」

    クリスタ「はい!」スタスタ

    --
    -

    先生「じゃあ、席どうしようか...」

    クリスタ「エレンの隣がいいです!」

    エレン「は?」

    先生「あ、じゃあエレン君の隣で」

    エレン「待ってください先生!俺は嫌です!」

    先生「でも...見た所エレン君と知り合いみたいだし...ね?」

    エレン「...」

    クリスタ「よろしくね!エレン!」ニコッ

    エレン「ちっ...」

    男子一同(エレンの奴め...)

    --
    -
  25. 27 : : 2018/07/02(月) 18:47:56
    今日から7月10日まで試験週間に入りますので、その間投稿できなくなります!すいません(-_-;)

    7月10日になったら、また投稿再開します!(`・ω・´)
  26. 28 : : 2018/07/02(月) 18:48:36
    その間、コメントも多分...返せなくなると思います。
    ごめんなさい(ノД`)・゜・。
  27. 29 : : 2018/07/02(月) 19:12:02
    寂しいけど、試験頑張ってください!
    待ってます!
  28. 30 : : 2018/07/02(月) 19:14:44
    試験頑張って下さい!
  29. 31 : : 2018/07/02(月) 19:59:03
    頑張れ〜
  30. 32 : : 2018/07/02(月) 22:13:52
    試験頑張れ!それとこの作品も頑張れ!
  31. 33 : : 2018/07/02(月) 23:26:47
    相変わらずのモブ男子共(ライナー含む)の恨み用ww

    期待
  32. 34 : : 2018/07/03(火) 00:38:25
    >>33それなww
  33. 35 : : 2018/07/03(火) 01:19:32
    試験頑張って下さい!!

    そして、期待しています!
  34. 36 : : 2018/07/03(火) 12:21:42
    うそだだあああああああ...!!!
    7月10日ィィッィィィイああああああああああああああああああ・゜・(つД`)・゜・・゜・(つД`)・゜・・゜・(つД`)・゜・・゜・(つД`)・゜・・゜・(つД`)・゜・..............がんばってくたしい。
  35. 37 : : 2018/07/03(火) 22:45:19
    >>29 ♪(●´艸`)ムフフさん
    はい!頑張ります!
    ありがとうございます!

    >>30 ラーメンラーメンさん
    はい!頑張ります!

    >>31 クルーガーさん
    頑張ります!(`・ω・´)

    >>32 涼ちゃん
    はい!頑張ります!
    ありがとうございます!(●´ω`●)

    >>33 江礼比住さん
    まあ、あんなかわいい子といたら...ねぇ?

    期待ありがとうございます!

    >>35 quさん
    はい!頑張ります!
    期待ありがとうございます!

    >>36 名無しさん
    ほんとなんですうぅぅぅぅ!!
    ごめんなさいぃぃぃぃぃ!!!

    頑張ります!ありがとうございます!
  36. 38 : : 2018/07/03(火) 22:46:29
    7月10日までの...最後の、投稿します!
  37. 39 : : 2018/07/03(火) 22:46:38

    「ねぇクリスタさん!どこから来たの?」

    「エレン君とはどういう関係?」

    「なんで引っ越してきたの?」

    クリスタ「あ、えっと...その...」

    エレン「おいお前ら、そんなに一斉に質問したら答えられるわけないだろ」

    「あ、そっか...」

    「ごめんね、クリスタさん」

    クリスタ「ううん!全然大丈夫だよ!」

    エレン「クリスタ、ちょっとこい」グイッ

    クリスタ「え?」

    --ガラガラ...ピシャッ--

    「...また行っちゃった」

    「もしかして、エレン君の彼女なんじゃ?」

    「うん、そんな気がする」

    --
    -

    エレン「なんでもいいんだよな?」

    クリスタ「うん!」

    エレン「俺の願い叶えたら帰るんだよな?」

    クリスタ「もちろん!」

    エレン「じゃあ...帰ってください」

    クリスタ「...はい?」

    エレン「天界とやらに帰ってください」

    クリスタ「却下します」

    エレン「...」

    クリスタ「...」

    エレン「てめぇ!本当は何にも叶えられないんだろ!!」

    クリスタ「なっ!失礼だよ!本当に何でも叶えられるよ!」

    エレン「じゃあ俺の願い叶えろよ!」

    クリスタ「そんなお願いはダメなの!」

    エレン「どんな願いだろうと俺の勝手だろ!」

    クリスタ「ダメ!神様はそんなの許しません!」

    エレン「くそ...本当は役にたたないから地上に降ろされたんじゃないのか?」

    クリスタ「むきー!!そんなじゃないもん!!」

    エレン「じゃあさっさと俺のお願い聞いてさっさと帰れ!!」

    クリスタ「そんな事言う人のお願いは聞きません!」

    エレン「お前!願い事叶えるために来たのに願い事叶えないなんて矛盾してるじゃねぇか!」

    --ヤイノヤイノ...--

    --
    -

    エレン「はぁ...はぁ...」

    クリスタ「はぁ...はぁ...」

    エレン「...わかった、条件がある」

    クリスタ「神様に条件とは...随分とデカく出たわね」

    エレン「うるさいチビ」

    クリスタ「もー!!」

    エレン「いいから聞けって」

    クリスタ「...なによ」

    エレン「地上にいる間、神としての力を使うのは禁止」

    クリスタ「うぐっ...不便だけど...わかった...」

    エレン「それは人間として普通だ...それで、二つ目」

    クリスタ「二つもあるの?」

    エレン「ある」

    クリスタ「...」

    エレン「俺から絶対に離れるな」

    クリスタ「...告白?」

    エレン「しばくぞ」

    クリスタ「...」

    エレン「お前がどっかにふらふら行って、変な行動したら困る」

    クリスタ「...分かった」

    エレン「よし、じゃあ教室戻るぞ、遅くなっちまった」

    --
    -

    「起立!...気を付け!...礼!」

    「さようなら!」

    --ワイワイガヤガヤ--

    エレン「ほら、帰るぞ」

    クリスタ「うん」

    「ねぇねぇクリスタさん!」

    クリスタ「ん?」

    「今日これから遊ばない?」

    クリスタ「え...えっと...エレン」

    エレン「ん?なんだよ」

    クリスタ「エレンは遊ぶ?」

    エレン「俺は誘われてないだろ、行かないよ」

    クリスタ「...ごめんね、私、エレンに離れるなって言われてるの」

    エレン「!?」

    「!?」

    クリスタ「だからごめんね!...よし!エレン帰ろ!」

    エレン「...」

    「...」

    クリスタ「エレン?」

    エレン「お前...言い方...」

    クリスタ「?」

    エレン「はぁ...帰るか」

    「やっぱり...付き合ってたんだ...」

    --
    -
  38. 40 : : 2018/07/04(水) 20:15:24
    エレン「俺から絶対に離れるな。」

        言ってみて~
  39. 41 : : 2018/07/04(水) 21:46:24
    >>40 なかのひろたかてきな?さん
    私も、言ってみたいものです...。
  40. 42 : : 2018/07/04(水) 21:46:35

    エレン「う~ん...」

    クリスタ「何を悩んでるの?」

    エレン「いや、願い事何にしようかなって」

    クリスタ「何でもいいのに」

    エレン「なんでもいいって言われてもな...」

    クリスタ「好きな女の子とかいないの?」

    エレン「いない」

    クリスタ「ふーん...」

    エレン「...あっ、先帰ってろ」

    クリスタ「え?なんで?」

    エレン「いいから、はいこれ鍵な」

    クリスタ「え...」

    エレン「じゃ」タッタッタ















    エレン「おばさん」

    おばさん「あら?エレン君」

    エレン「買い物の帰りですか?」

    おばさん「うん、今日はお肉が特売でねー」

    エレン「だからそんな大荷物なんですね、荷物持ちますよ」

    おばさん「あら?いいの?」

    エレン「はい」ニコッ

    おばさん「いつも悪いわねー」

    エレン「気にしないでください」















    クリスタ「...やっぱり、優しいな...」

    --
    -

    エレン「ただいま」

    クリスタ「おかえり」

    エレン「ふー...」

    クリスタ「やっぱり、優しいね」

    エレン「え?」

    クリスタ「おばあさん、喜んでたね」

    エレン「...そうだな」

    クリスタ「...」

    エレン「汗かいたから風呂入ってくる」

    クリスタ「うん」

    --
    -

    --シャアァァァァァァ...--

    エレン「はぁ...」

    本当に何をお願いしようか...。

    欲が無いわけじゃない。

    ただ、こんな形で貰っていいのだろうか...。

    優しいから来たって言ってたけど...正直、俺以外にも、そんあ奴はたくさんいる。

    ...やっぱり...こんな形で叶えるのはダメだよな...でもあいつ帰らないし...。

    いい感じの願いで...あいつが納得する...。

    エレン「う~ん...」

    --
    -

    --ガチャッ--

    エレン「上がったぞ」

    クリスタ「...」

    エレン「クリスタ、風呂どうするんだ?今はいるか?」

    クリスタ「...めんどくさい」

    エレン「入らないのか?」

    クリスタ「うん、今日はちょっとめんどくさいから入らない」

    エレン「そうか...」(そういうの気にするタイプだと思ったんだけど...以外だな...)

    クリスタ「は?今は私だからどうしようと勝手でしょ...」コソコソ

    エレン「?」(独り言?)

    クリスタ「...はぁ...わかったわよ」コソコソ

    クリスタ「エレン、やっぱり入る」

    エレン「ん?そうか」

    クリスタ「...」スタスタ

    --ガチャッ...バタンッ--

    エレン「?...なんか、雰囲気違うな...」

    --
    -
  41. 43 : : 2018/07/04(水) 21:48:32
    今日は台風の影響で休校になったため、書くことができました!

    明日からは、本当に書けません!

    土日は書くかも...というか時間があれば毎日書くかも...。
  42. 44 : : 2018/07/04(水) 23:20:12
    九州の方の人なの?
    期待です!
  43. 45 : : 2018/07/05(木) 00:20:25
    >>44 進撃のパンダさん

    四国です!
    期待ありがとうございます!(*´ω`*)
  44. 46 : : 2018/07/05(木) 22:16:00

    クリスタ「...」ホカホカ

    エレン「...なぁ」

    クリスタ「なに?」

    エレン「なんでそんな不機嫌なんだよ」

    クリスタ「別に、不機嫌じゃない」

    エレン「いや、どう考えても不機嫌だろ」

    クリスタ「...」

    エレン「俺、なんかしたか?」

    クリスタ「なにも...」

    エレン「...はぁ...じゃあ俺、飯作ってくるわ」

    クリスタ「うん」

    --
    -

    クリスタ「...」

    エレン「...」

    俺、なんかしてしまったんだろうか...。

    でも、風呂入るまでは普通だったんだけどな...。

    風呂入っている間に何が...。

    はっ!まさか!二重人格!?















    いや、そんなバカな事あるわけないよな。

    エレン「おい、飯できたぞ」

    クリスタ「うん」

    --
    -

    エレン「...」モグモグ

    クリスタ「...」モグモグ

    クリスタ「...おいしい」

    エレン「そうか、そりゃよかった」

    クリスタ「...は?なんで...」ボソボソ

    エレン「ん?」(また...独り言...)

    クリスタ「めんどくさいなぁ...エレン」

    エレン「なんだ?」

    クリスタ「私、ヒストリアって言うの」

    エレン「...は?」

    ヒストリア「だから私、ヒストリアって言うの」

    エレン「...病院行くか?」

    クリスタ「だからちゃんと説明しないとわからないって言ったでしょ!!」

    エレン「!?」

    ヒストリア「今は私なんだからクリスタは出てくるな!」

    エレン「え?は?な、なに?今の...」

    ヒストリア「...エレン」

    エレン「な、なんだよ...」

    ヒストリア「...あ、やっぱりめんどくさいからクリスタに変わる」

    エレン「え?」

    クリスタ「エレン!」

    エレン「...はい」

    クリスタ「落ち着いて聞いてね!」

    エレン「...あぁ」

    クリスタ「実は、私二重人格なの」

    エレン「...当たった...」

    クリスタ「え?なにが?」

    エレン「あ、いや...こっちの話だ」

    クリスタ「?」

    エレン「え?それで、何だって?」

    クリスタ「だから私、二重人格なの!」

    エレン「へー...は?」

    クリスタ「だから...う~ん...」

    エレン「...」

    クリスタ「と、とりあえず!私はクリスタ・レンズ!そして...」

    ヒストリア「ヒストリア・レイス」

    クリスタ「というわけなの!」

    エレン「わ、わかりづれぇ...」

    クリスタ「今回は、たまたま二人とも起きてるけど、普段は片方の意識しかないから!」

    エレン「へー...」

    クリスタ「で、今は、ヒストリアの番なんだけど...」

    エレン「うん」

    クリスタ「正直変わりたくない...」

    エレン「...」

    ヒストリア「エレン」

    エレン「あ、今はヒストリアだな」

    ヒストリア「分かるんだ」

    エレン「まあな、死んだ目をしてる方がヒストリアだろ?」

    ヒストリア「...」

    エレン「まあ、わかったよ、二重人格って事を覚えといたらいいんだろ?」

    ヒストリア「そういう事」

    エレン「ややこしいけど...まあ、クリスタが、めんどくさい方で、ヒストリアがめんどくさがりな方...これでいいんだよな?」

    ヒストリア「まあ、それで構わない」

    エレン「よし、覚えた」

    --
    -
  45. 47 : : 2018/07/05(木) 23:17:52
    鈍感エレンの予想が当たった!?

    期待!!
  46. 48 : : 2018/07/06(金) 00:42:28
    >>47 quさん
    これは革命だ!
    期待ありがとうございます!
  47. 49 : : 2018/07/06(金) 21:28:15

    ヒストリア「暑くない?」

    エレン「は?」

    ヒストリア「この部屋」

    エレン「...扇風機だすか?」

    ヒストリア「エアコン」

    エレン「電気代かかるから嫌だ」

    ヒストリア「...エレンてケチだね」

    エレン「ケチでいいよ」

    ヒストリア「...本当に、バカみたい」

    エレン「...なにが」

    ヒストリア「あんたみたいな奴の為に、地上に降りてきたクリスタが」

    エレン「...あぁ!!」

    ヒストリア「!!」ビクッ

    ヒストリア「な、なに?」

    エレン「お前が...あ、その前に、クリスタ起きてるか?」

    ヒストリア「寝てる」

    エレン「よし、お前が俺のお願い叶えて、天界に戻ったらいいんじゃ...」

    ヒストリア「...なるほど!!」

    エレン「よし!」

    ヒストリア「さあ!願いを言いなさい!」

    エレン「おう!天界に帰れ!」

    ヒストリア「その願い!聞き入れた!!」

    エレン「よっしゃあぁぁぁぁ!!!」

    --
    -

    --天界--

    クリスタ「何勝手な事してるの!!」

    ヒストリア「いや、願い叶えただけ...」

    クリスタ「ダメだよ!そんな勝手な事しないでよ!!」

    ヒストリア「だってさ、なんであんな奴の為に...」

    クリスタ「あんな奴...エレンはあんな奴じゃないよ!」

    ヒストリア「...」

    クリスタ「エレンは凄く優しくて!いい人なんだよ!」

    ヒストリア「それくらいいっぱいいるって...それにあいつ以上に優しいやつも...」

    クリスタ「エレンじゃなきゃだめなの!」

    ヒストリア「...クリスタ、本当の事いいなよ」

    クリスタ「え...」

    ヒストリア「二重人格なんだから...わかるって...」

    クリスタ「???」

    ヒストリア「好きだからでしょ」

    クリスタ「...」

    クリスタ「はぁ!?///」

    クリスタ「こ、この私があんな奴の事好きなわけないでしょ!?///」アセアセ

    ヒストリア「矛盾してる...」

    クリスタ「...///」

    ヒストリア「はぁ...まさか、神様が人間に恋するなんてね...」

    クリスタ「...うるさい///」

    ヒストリア「全く...ふわぁぁぁぁ...私眠いから寝るねー」

    クリスタ「うん...///」

    --
    -

    エレン「...」

    どうなってる...。

    昨日、確かに帰ったはずだ...。

    なのに...なのになんで...。

    エレン「なんでお前がいるんだよぉぉぉぉぉぉ!!!」

    クリスタ「」プカプカ

    昨日の朝と同じように、プカプカと浮いてるクリスタがいた。

    クリスタ「我が名は、全知全能の神...」

    エレン「おいクリスタ、なんでいるんだよ」

    クリスタ「...願い事を...」

    エレン「はぁ...」

    --
    -
  48. 50 : : 2018/07/06(金) 23:58:06
    クリスタ...お前下心で来てたのかよ
    期待!!
  49. 51 : : 2018/07/07(土) 02:30:47
    期待です!
  50. 52 : : 2018/07/07(土) 18:10:10
    >>50 名無しさん
    期待ありがとうございます!

    >>51 ふるるさん
    期待ありがとうございます!
  51. 53 : : 2018/07/07(土) 18:11:46

    クリスタ「エレン!学校行くよ!」

    エレン「はぁ...」

    クリスタ「何ため息ついてるの!早く!」

    エレン「...わかったよ」

    --ガチャッ...バタンッ--

    クリスタ「全くエレンは、朝からため息ばっかりついて」

    エレン「誰のせいだと思ってるんだよ、だれの」

    クリスタ「え?」

    エレン「いや、そこは自覚しろよ」

    クリスタ「私のせいなの?」

    エレン「当たり前だろ」















    アルミン( ゚Д゚)

    ミカサ「」

    アルミン「み、みみみみみみみみミカサ!!」

    ミカサ「...なに」

    アルミン「え、エレンの家から!クリスタさんが!!」

    ミカサ「分かってる...」

    アルミン「ま、まあ、とりあえずエレンに詳しく聞かないと...」

    ミカサ「...そうだね」

    --
    -

    アルミン「エレン」

    エレン「どうした?」

    アルミン「...」チラッ

    クリスタ「?」

    アルミン「えっと...なんでクリスタさんが...」

    クリスタ「あ、私、エレンから離れちゃだめだから...」

    アルミン「...ん?」

    エレン「お前な...」

    アルミン「えっと...つまり、二人は付き合ってるの?」

    エレン「ちg「うん!そうだよ!」

    エレン「はぁ!?」

    クリスタ(エレン)

    エレン(な!?なんでお前喋ってないのに声聞こえるんだよ!)

    クリスタ(私は神様だよ!)

    エレン(...そうか...で、なんであんな事言ったんだよ!)

    クリスタ(エレンは私が神様ってばれたくないんでしょ?)

    エレン(まあな...めんどくさい事になりそうだから...)

    クリスタ(だから、こっちの方がいいでしょ?)

    エレン(...)「...まあ、アルミン、そういう事だ」

    アルミン「そ、そう..あ、あはは、あははははは」

    エレン「...」

    クリスタ「エレンと...///」

    エレン「仕方ないか...」

    --
    -

    エレン「さてと...金〇ゃんか...どん〇衛か...」

    ヒストリア「は?」

    エレン「え?なに?」

    ヒストリア「インスタントって...」

    エレン「なんだよ」

    ヒストリア「もっとまともなの作ってよ」

    エレン「...めんどくさいんだよ」

    ヒストリア「だめ」

    エレン「ダメってなんだよ...はぁ...わかった、作ればいいんだろ」(ほんとにヒストリアの方はなんかこう...なんかな...)

    ヒストリア「...」

    --
    -

    エレン「おい、ヒストリア」

    ヒストリア「なに?」

    エレン「できたから運んでくれ」

    ヒストリア「...わかった」

    --
    -
  52. 54 : : 2018/07/07(土) 18:11:52

    エレヒス「いただきます」

    ヒストリア「...あ、おいしい」

    エレン「そりゃよかった」

    ヒストリア「やればできるじゃん」

    エレン「微妙にイラつく言い方するな」

    ヒストリア「...ねぇ、エレン」

    エレン「ん?」

    ヒストリア「エレンはさ、なんで願い事を言わないの?」

    エレン「...」

    ヒストリア「叶えたいこととか、いっぱいあるはずだよね、人間なんだし」

    エレン「まあな...」

    ヒストリア「なんで言わないの?」

    エレン「...こんな形で、叶えていいのかなって」

    ヒストリア「え?」

    エレン「だってよ、クリスタは俺が優しい、とかあんまりよくわからない理由で来ただろ?」

    ヒストリア「まあ...そうだね」

    エレン「でもさ、俺がやってることって、全部普通な事だし、周りを見たら、俺よりももっと優しい奴なんて沢山いるわけだし...」

    エレン「それなのに、俺だけが、こんな簡単に自分の叶えたいことを、叶えていいのかなて...」

    ヒストリア「...なんだ」

    エレン「ん?」

    ヒストリア「私も、あんたと同じ考えだった」

    エレン「え?」

    ヒストリア「あんたみたいな奴、それ以上の奴なんて沢山いると思ってた...でもエレン、そんな事ないよ」

    エレン「は?何言ってんだよ」

    ヒストリア「普通の人間はね、どれだけ優しくてもね、目の前に”なんでも叶えてくれる神様”が来たら、誰だって自分の欲望を言う物なの」

    エレン「...」

    ヒストリア「でも、エレンは違う、そんな便利グッズがあっても、それでも、周りをしっかりと見てる...普通は、そんな事できないよ」

    エレン「...いや、他の奴も」

    ヒストリア「違うよ、エレンは知らないだけ、この世には、”いい人”なんていない」

    ヒストリア「たとえそれが、周りから見たらいい人なのかもしれないけど、本人は、誰かに優しくしてやってる自分が好きなだけ、他の人なんてどうでもいいの...まあ、簡単に言えば、優越感に浸りたいだけ」

    エレン「でも、結果的に周りの奴らがいいんならいいんじゃないのか?」

    ヒストリア「そうだね...でも、今はそう言う話をしてるんじゃないの」

    エレン「え?どういうことだよ」

    ヒストリア「あなたが、他の誰よりも、優しいって事を言いたかっただけ...」

    エレン「...」

    ヒストリア「ご飯、冷めちゃうよ」

    エレン「...そうだな」

    ヒストリア(たまたまかもしれないけど、クリスタ、結構見る目あるじゃん)

    --
    -
  53. 55 : : 2018/07/07(土) 19:40:27
    クリスタやりますねぇ
    期待です
  54. 56 : : 2018/07/07(土) 20:27:30
    世界観を出すために過剰にしてるんだと思うけど,大体ヒストリアの言う通りだよな。
    今までこんなこと思わなかったけど共感したわ、というか作者さん、よくこんな考え持ってるな、普通にすごいわ。

    って思うのは俺だけ?
  55. 57 : : 2018/07/07(土) 23:16:33
    >>56おれも
  56. 58 : : 2018/07/07(土) 23:17:13
    きたい!!
  57. 59 : : 2018/07/07(土) 23:18:07
    Lialさんって少し病んでる.?
  58. 60 : : 2018/07/07(土) 23:58:07
    これはとんだ公私混同ですねぇ〜、期待です
  59. 61 : : 2018/07/08(日) 01:08:27
    >>56 それは凄く思う

    後、期待
  60. 62 : : 2018/07/08(日) 14:01:33
    >>55 Lialさんのファンになった男 さん
    クリスタ、見る目ありますねぇ...
    期待ありがとうございます!

    >>56 名無しさん
    いえいえ、私なんて全然すごくないですよ!
    ただふと思ったことを書いただけです!

    >>58 L○al さん
    期待ありがとうございます!

    >>59 わあnさん
    や、病んでないですよ!!大丈夫ですよ!!

    >>60 エピタフ君が見てる!さん
    期待ありがとうございます!

    >>61 quさん
    期待ありがとうございます!
  61. 63 : : 2018/07/08(日) 14:03:06

    俺は、風呂上りにコーヒを飲みながら。

    それっぽい雰囲気を醸し出しテレビを見ていた。

    --ズズズズ...--

    エレン「はぁ...にが...」

    エレン(さっき...ヒストリアが何を言ってるのか全く分からなかった...)

    ヒストリア「エレン!」

    エレン「あ?なんだよ、風呂入ったんじゃ...」

    ヒストリア「あんな服着れるわけないじゃん!」ホカホカ

    エレン「...いや、服」

    ヒストリア「服!?そんなのどうでもいい!」

    エレン「いや、どうでもよくはないだろ」

    ヒストリア「あんなよれよれのクタクタの...」

    エレン「わかった、わかったから...隠してくれ」

    ヒストリア「...」

    エレン「というか、神様の力でどうとでもできるだろ」

    ヒストリア「神としての力を使うのは禁止なんじゃないの?」

    エレン「あ、それお前に有効だったのか...今回だけは使ってくれ」

    ヒストリア「わかった」パッ

    エレン「服着たか?」

    ヒストリア「着た」

    エレン「ふぅー...」

    ヒストリア「エレンって、気にするんだね」

    エレン「気にするよ、ヒストリアは気にしなさすぎだ」

    ヒストリア「...」

    エレン「しかも俺がもしも見てたらクリスタになんてドヤされるか...」

    ヒストリア「別にいいんじゃない?」

    エレン「いや、よくないだろ」

    ヒストリア「あの子、ムッツリだよ?」

    エレン「...なぁ」

    ヒストリア「なに?」

    エレン「お前がそれを俺に言うから、俺があいつに怒られるんだぞ?」

    ヒストリア「...そう言えばそうだね」

    エレン「めんどくせぇ...」

    ヒストリア「まあまあ、あ、それコーヒー?」

    エレン「ん?あぁ、コーヒーだけど」

    ヒストリア「私にも作ってよ」

    エレン「...いや、俺飲まないからやるよ」

    ヒストリア「人間の飲みかけ...」

    エレン「なんだよ」

    ヒストリア「まあいいや、クリスタ喜ぶと思うし」ボソッ

    エレン「は?お前今なんか言ったろ」

    ヒストリア「何も言ってないよ」

    エレン「いや、確実になんか言った、なんだよ」

    ヒストリア「それを言ったらまたあんたがクリスタに怒られるよ」

    エレン「...ならいいや」

    ヒストリア「それでいいのよ」ズズズ

    エレン「はぁ...」

    ヒストリア「エアコンつけよ」

    エレン「だから電気代かかるから嫌だって」

    ヒストリア「ほんとケチ」

    エレン「...」

    ヒストリア「あ!じゃあわかった!エアコン使ってもお金かからない様にしてあげる!」

    エレン「なにバカな事いってんだよ、ダメに決まってるだろ」

    ヒストリア「そうだった...エレンはいい人だったんだ」

    エレン「なんだよそれ」

    ヒストリア「いい人過ぎてつまんない」

    エレン「...」

    ヒストリア「ふわあぁぁぁぁ...」

    エレン「眠いのか?」

    ヒストリア「うん...ちょっと...」

    エレン「あ、ベッド一つしかない、どうしよう」

    ヒストリア「いいじゃん、一緒に寝たら」

    エレン「...まあ、ヒストリアだしいっか」

    ヒストリア「そうだよ、私だからいいじゃん」

    エレン「じゃあ歯磨きして寝るか」

    ヒストリア「うん」

    --
    -

    エレン「...暑い」

    ヒストリア「仕方ないでしょ」

    エレン「...」

    ヒストリア「あ、ヤバイ...寝そう...」

    エレン「おやすみ」

    ヒストリア「うん...スー...スー...」

    エレン「...こうやって、じっくり見たら...こいつ結構可愛いんだな」

    ヒストリア「」パチッ

    エレン「あれ?寝たんじゃ」

    ヒストリア「な、なな///なんで一緒に寝てんのよ!!///」バシンッ

    エレン「いった!!何すんだよヒストリア!」

    クリスタ「ヒストリアじゃないもん!クリスタだもん!///」

    エレン「...え?二重人格って...どっちかが寝たらどっちかが起きるの?」

    クリスタ「え?そうだけど...」

    エレン「うそだろ...」

    クリスタ「あ、でも、寝る時が重なったら寝るよ」

    エレン「...じゃあ寝てくれよ」

    クリスタ「もう十分に睡眠はとった」

    エレン「くそが」

    --
    -
  62. 64 : : 2018/07/08(日) 17:02:18
    KOEEEEEEE 
  63. 65 : : 2018/07/08(日) 22:41:54
    いや、エレンわかってなかったんかいw
    期待
  64. 66 : : 2018/07/09(月) 07:46:22
    >>65 名無しさん
    思った以上にエレンはポンコツだったようですw
    期待ありがとうございます!
  65. 67 : : 2018/07/09(月) 07:49:03
    正直に言うとLialさんってヒストリアみたい?それともクリスタみたい?
    それと期待?
  66. 68 : : 2018/07/09(月) 08:20:10
    >>67 涼ちゃん
    私ですか?私は...どっちかというと、クリスタみたいに顔を赤らめるとかできないんでヒストリアでしょうか...w
    というかヒスちゃんと自分を一緒にするなんて出来ませんよ!どっちにも似てません!

    期待ありがとう...?

    お名前、ありがとうございます(ノД`)・゜・。
  67. 69 : : 2018/07/09(月) 08:58:51

    クリスタ「エレン」

    エレン「なに」

    クリスタ「何かしよう」

    エレン「無理、眠たい」

    クリスタ「...けち」

    エレン「いや、今回のはケチとか関係なくないか?」

    クリスタ「...」

    エレン「お前も寝ろよ」

    クリスタ「眠たくない」

    エレン「布団に入ってたら眠たくなるって」

    クリスタ「ならないよ」

    エレン「わからねぇだろ、ほら、こいよ」ポンポン

    クリスタ「...ま、まあ、エレンがどうしてもっていうなら///」

    エレン「なんだよそれ」

    クリスタ「お、お邪魔します...」モゾモゾ

    エレン「...」

    クリスタ「ちょっと!もっとそっち寄ってよ!」

    エレン「なんだよ、俺もこれでギリギリなんだよ」

    クリスタ「私ベッドから落ちそう!」

    エレン「...ヒストリア、向こう向け」

    クリスタ「え?」

    エレン「早く」

    クリスタ「...」クルッ

    エレン「よし」クルッ

    クリスタ「わっ...///」

    エレン「これだと収まりがいいだろ」

    クリスタ(エレンの息が頭に...ま、まあ、向かい合うよりかは、ましかな...///)

    エレン「...なあ」

    クリスタ「な、なに?」

    エレン「当分、願い事は思いつきそうにないから、布団買うよ」

    クリスタ「え...」

    エレン「...」

    クリスタ「...うん...ありがとね、エレン」

    エレン「おう」

    --
    -

    エレン「なんてこった」

    さっそく、ちょっとしたハプニングが起きてしまった。

    ヒストリア「はぁ...」

    学校に登校するのに、クリスタじゃなくてヒストリアになってしまっている。

    学校に登校していたのはクリスタだから、ヒストリアには悪いが、ここは...。

    エレン「クリスタの真似をしてください」

    ヒストリア「は?」

    エレン「いろいろめんどくさい事になるんだよ...」

    ヒストリア「...そんなの、記憶をちょっといじれば」

    エレン「やめろ」

    ヒストリア「...」

    エレン「クリスタは起こせないのか?」

    ヒストリア「無理」

    エレン「そうか...」

    ヒストリア「...はぁ...わかった」

    エレン「よかった...じゃ、着替えて行くか」

    ヒストリア「うん」

    --
    -

    エレン「まず見た目がダメなんだよな...」

    ヒストリア「え?」

    エレン「クリスタはそんなにスカート短くしてなかっただろ?」

    ヒストリア「仕方ないじゃん、膝の下にスカートが擦れて鬱陶しいんだもん」

    エレン「...本当に、お前らは真逆だな」

    ヒストリア「根を一緒だよ」

    エレン「そうか?」

    ヒストリア「うん...根は一緒...」

    エレン「ふーん...全然そうは見えないけどな」

    ヒストリア「...あなたへの気持ちは...」ボソッ

    エレン「..いま、何か言ったけど、今回のも俺が聞いたらクリスタが怒ることか」

    ヒストリア「...さあね、さ、行こ」

    エレン「...おう」

    --
    -

    「クリスタさん!」

    ヒストリア「...なに?」

    「え...あ、あのさ、今日の放課後一緒に遊ばない?」

    ヒストリア「あー...めんどk「おい」

    「あ、エレン君」

    エレン「ちょっとお前こい」グイッ

    ヒストリア「な、なに?」

    エレン「いいから」

    --
    -
  68. 70 : : 2018/07/09(月) 08:58:55

    エレン「忘れたのか?」

    ヒストリア「何が?」

    エレン「クリスタの真似しろって...」

    ヒストリア「...頑張ってるけど...難しい」

    エレン「...まだ授業までは時間あるな...よし、練習するぞ」

    ヒストリア「練習?」

    エレン「そう」

    ヒストリア「わかった」

    エレン「じゃあまず、自己紹介から」

    ヒストリア「わかった...ヤッホー♪」

    エレン「!?」

    ヒストリア「皆のアイドルのクリスタちゃんだよー♪」

    エレン「ぷっ...くくくく...」プルプル

    ヒストリア「今日は、ヒストリアが代わりにクリスタをやってるけど、みんな、よろしくねー♪」

    エレン「あははははははは!!全然にてねぇ!!」

    ヒストリア「あれ?こんなんじゃなかった?」

    エレン「全然ちげぇよ!」

    ヒストリア「そうだったかな...」

    エレン「はー...腹痛い...よし、じゃあ次は俺との会話を練習するか」

    ヒストリア「うん」

    エレン「なあ、クリスタ」

    ヒストリア「なぁに?エレン♪」

    エレン「ぷふっ...」

    ヒストリア「ちょっと、エレンが笑ったら練習にならない」

    エレン「そ、そうだな...悪い...すぅー...はぁー...よし」

    エレン「今日の晩飯、何がいい?」

    ヒストリア「んーっとねー...えーっとね...クリスタ、ハンバーグが食べたいな♪」

    エレン「そうか、ハンバーグか、じゃあ、二個作ってやるよ」

    ヒストリア「ほんと!?クリスタうれちぃ♪」

    エレン「ばっちりだ」グッ

    ヒストリア「余裕よ」グッ

    クリスタ「どこが!!」

    エレン「あ、起きた」

    クリスタ「ヒストリアは一回引っ込んでて!!またく...///」

    エレン「結構似てたt「全然違うでしょ!///」

    エレン「...まあな」

    クリスタ「私あんな事一回もやった事ないでしょ...」

    エレン「...あ、クリスタに戻ったんだよな?じゃあもう解決したじゃねぇか、教室戻ろうぜ」

    クリスタ「ちょっと!ちゃんとさっきの事忘れてよね!」

    エレン「ごめん、インパクトが強すぎて...」

    クリスタ「...」

    --
    -
  69. 71 : : 2018/07/09(月) 15:56:13
    二重人格が重症すぎるw
  70. 72 : : 2018/07/09(月) 20:09:21

    エレン「さてと...」

    クリスタ「さてと...」

    エレン「布団」

    クリスタ「買いに行きますか!」

    エレン「なんで俺がお前の為に金出さなきゃいけないんだよ...」

    クリスタ「エレンが布団を買うって提案してきたんじゃん」

    エレン「まあそうだけど...」

    クリスタ「エレンは私と一緒に寝るのは嫌みたいだし」

    エレン「そんな事言ってないだろ、暑いから一緒に寝るのが嫌なんだよ」

    クリスタ「え...」

    エレン「はぁ...ん?何してんだよ、早く来いよ」

    クリスタ「う、うん」(そっか、暑いから...)

    エレン「...」

    クリスタ「え、エレン!」

    エレン「ん?」

    クリスタ(私、勇気を出すのよ!)「そ、その...私、神の力で体を冷たくできるから...だから...その...布団買わなくていい!」

    エレン「え、やだよ、狭いし」

    クリスタ「」

    --
    -

    クリスタ「」ムス

    エレン「なんで怒ってだよ」

    クリスタ「ふん!」

    エレン「...布団か...俺違いとかよくわからないしな」

    クリスタ「...」ジィー

    エレン「何見て...ダブルベッド?」

    クリスタ「あ、ち、違うの!!」

    エレン「あれいいな」

    クリスタ「...ふぇ?」

    エレン「ちょっと寝てみようぜ」

    クリスタ「あ、あの...」

    エレン「ん?なんだよ」

    クリスタ「さっきエレン...あっ」

    クリスタ(そうか、エレンは狭いから嫌なんだ、だから...)

    クリスタ「よし!買おう!」

    エレン「え、いや、一回寝てみて寝心地を...」

    クリスタ「あ、そうだよね」

    エレン「さてさてどんなものか...」モフ

    エレン「お、おぉ...」

    クリスタ「どんな感じ?」

    エレン「お前も寝てみろよ」

    クリスタ「う、うん」モフ

    クリスタ「あ...あぁ...なるほど...」

    エレン「これは...」

    エレクリ「すごくいい」

    エレン「値段は...34000...買いたいけど...金が...」

    クリスタ「...エレン!」

    エレン「ん?」

    クリスタ「買うか買わないか、悩んでいる理由が値段なら買うべきっておばあちゃんが言ってた!」

    エレン「...買うか」

    クリスタ「うん!」

    --
    -

    エレン「明日持ってきてくれるって」

    クリスタ「楽しみだね!」

    エレン「あぁ」

    クリスタ「体冷たくする?」

    エレン「は?お前それしか需要ないだろ」

    クリスタ「...くそが」

    エレン「...お前そんな口悪かったのかよ...ヒストリアと変わらねぇな」

    クリスタ「な!私はあの子みたいに大雑把じゃないよ!」

    エレン「まぁ...そうだな」

    クリスタ「...」

    エレン「...」

    クリスタ「エレン...」

    エレン「ん?なんだよ」

    クリスタ「ヒストリアで思い出したんだけど...エレン、あの子からいらない事聞いたみたいだね...私の...その...裸も...」

    エレン「あっ...」

    クリスタ「ムッツリだとか...」

    エレン「いや、まあそれは聞いたけど、裸は見てない!」

    クリスタ「...どうだった?」

    エレン「綺麗だったな」

    クリスタ「見てるじゃん!!///」

    エレン「あっ」

    クリスタ「んー...もう!!///」

    エレン「...というかそれは俺じゃなくてヒストリアに怒れよ」

    クリスタ「今までも何回も注意したけど聞かないもん」

    エレン「...想像できるな」

    クリスタ「でしょ?」

    エレン「うん」

    --
    -
  71. 73 : : 2018/07/09(月) 20:09:26

    エレン「冷たくしてくれよ」

    クリスタ「うん」ヒンヤリ

    エレン「お、おぉ!ここまで冷気が来るぞ!神すごいな!」

    クリスタ「ふふん!でしょ!」

    エレン「初めて神が凄いと思った...」

    クリスタ「...なんかその言い方はイラっと来る」

    エレン「え?ちゃんと褒めてるだろ」

    クリスタ「そうだけど...」

    エレン「いいから寝ようぜ、もう俺眠い」

    クリスタ「そうだね、私も...ふわぁぁぁぁ...眠い」

    --
    -

    エレン「じゃあこの前と同じ形でいいよな」

    クリスタ「うん」

    エレン「...なあ、ちょっと弱めてくれるか?さすがに寒い」

    クリスタ「そう?じゃあちょっと...」

    エレン「あ、それくらいがいい」

    クリスタ「でも、寝たら今より暑くなると思うけど...」

    エレン「いいよ、これで」

    クリスタ「そう?」

    エレン「あぁ、おやすみ」

    クリスタ「おやすみ」

    --
    -

    ヒストリア「」パチッ

    エレン「スー...スー...

    ヒストリア「...頭に鼻息が...やだな」クルッ

    エレン「スー...スー...」

    ヒストリア「顔近い...」

    エレン「んん...あつ...」ギュッ

    ヒストリア「!?」

    エレン「う~ん...すずし...」

    ヒストリア「ちょ、ちょっと!///離してよ!///」

    エレン「スー...スー...」ギュゥゥ

    ヒストリア「あ、あわわわわわわ///」カァー

    エレン「スー...スー...」

    ヒストリア「ど、動揺してどうするのよ私...クリスタじゃないんだから!」

    ヒストリア「...で、でも///」

    エレン「スー...スー...」

    ヒストリア「こ、こんなに近かったら...恥ずかしい...///」

    --
    -

    エレン「ん...」パチッ

    ヒストリア「スー...スー...」

    エレン(...そう言えば、こいつの寝顔、初めて見たな)

    ヒストリア「スー...スー...」

    エレン「普通に...可愛いんだよな...」ナデナデ

    エレン「うわ、髪の毛サラサラ...ほっぺも柔らか...」ムニムニ

    エレン「女って、こんなんだったのか...へー...」ナデナデ

    ヒストリア「な、何してるの...///」

    エレン「あ、悪い、起こしちゃったか?」

    ヒストリア「そんなに触られたら、誰だって起きる...///」

    エレン「それもそうか、悪いな、睡眠の邪魔して、もう少し寝とけよ」ムクッ

    エレン「俺は朝飯作ってくるから」

    ヒストリア「...寝れるわけないじゃん...バカ///」

    --
    -

    ヒストリア「神様が寝ている間に勝手に体をベタベタ触って...全く...」

    エレン「悪い」

    ヒストリア「あんたじゃなかったら今頃罰が当たってるよ」

    エレン「そうか...俺じゃなかったら...え?なんで俺じゃなかったら?」

    ヒストリア「それは...」

    エレン「まあいいや」

    ヒストリア「...あんたってさ」

    エレン「ん?」

    ヒストリア「優しいけど、大事なところが抜けてるよね」

    エレン「え?大事な所?」

    ヒストリア「うん...」

    エレン「なんだよ、その大事なところって」

    ヒストリア「...それは教えてあげない」

    エレン「は?言われないとわからないって」

    ヒストリア「まあ、頑張って直しなよ、直るものかはわからないけど」

    エレン「直す...?」

    ヒストリア(本当に鈍感なんだから...クリスタも大変だな...)

    クリスタ(そういうヒストリアも、エレンに惚れちゃったくせに)

    ヒストリア(なっ!起きてたの!?)

    クリスタ(うん、ヒストリアも、エレンに落ちちゃったね)

    ヒストリア(私は別に...///)

    クリスタ(今頃ツンデレは流行らないよ)ニヤニヤ

    ヒストリア(うっさい!!///)

    エレン「あ、そういえば今日ベッドが届くんだったな、すっかり忘れてた」

    ヒストリア「あ、そういえば」

    エレン「楽しみだな、ダブルベッド、快適に寝れそうだ」

    ヒストリア「だね」

    --
    -
  72. 74 : : 2018/07/09(月) 22:53:30
    107話の話からケアする為に来ました。
    Lialさんの話を読んでたら、107話の事忘れれる...

    期待しています
  73. 75 : : 2018/07/09(月) 23:16:09
    >>74おぉ同士よ...
  74. 76 : : 2018/07/11(水) 11:18:30
    >>74 一緒の考えの人がいた…
    期待です
  75. 77 : : 2018/07/11(水) 14:59:40
    >>74 モロッコからきたさん
    私の話を読んで少しでも心の傷が消えるのであれば本望です(*´ω`*)

    期待ありがとうございます!

    >>75 おぉ...名無しさんも...ありがとうございます!

    >>76 quさんもですか...ありがとうございます!
    期待ありがとうございます!
  76. 78 : : 2018/07/11(水) 15:01:59

    エレン「届いた」

    ヒストリア「やったね」

    エレン「ちょっと昼寝しよ」

    ヒストリア「待って、私あれがやりたい」

    エレン「あれ?」

    ヒストリア「...」















    ヒストリア「...」ピョン...ピョン

    エレン「...楽しいか?」

    ヒストリア「かなり」ピョン...ピョン..

    --ゴッ!!--

    ヒストリア「つぅーーー!!!」

    エレン「あ、バカだ、俺んち天井そんなに高くないからぶつけるに決まってるだろ」

    ヒストリア「く、クリスタに交代」

    エレン「え?」

    クリスタ「いったぁぁぁぁぁいい!!!」

    エレン「おわっ!!」

    クリスタ「こ、こんな時に変わるなんて...痛い...」ウルウル

    エレン「あ、そういう事か、ヒストリアの奴最低だな」

    クリスタ「うぅ...グスッ...」

    エレン「お、おい、泣くなよ...」

    クリスタ「な、泣いてないし...」クシクシ

    エレン「いや、それは泣くって言うんだぞ」

    クリスタ「痛かった...」

    エレン「そうだな、結構な音したからな、多分上の階の人ビビってるぞ」

    クリスタ「...グスッ...」

    エレン「はぁ...大丈夫か?」ナデナデ

    クリスタ「え...」

    エレン「ん?」

    クリスタ「神様の頭を撫でるなんて...」

    エレン「でも撫でられたら少しは痛みも和らぐだろ?」

    クリスタ「まぁ...悪くないかな...///」

    エレン「なんだそれ」

    クリスタ「もう大丈夫」

    エレン「そうか?」

    クリスタ「うん...」

    エレン「じゃ、おやすみ」ボスッ

    クリスタ「わ、私も少しだけ寝る」ボフッ

    エレン「あー...ダブルベッドだから快適に寝れる...場所は取るけど」

    クリスタ「...エレン」

    エレン「なに?」

    クリスタ「ヒストリアみたいに...」

    エレン「?ヒストリアがどうしたんだよ」

    クリスタ「...ヒストリアみたいに...私には抱き着かないの?}

    エレン「は?抱き着く?お前何の話してんだよ」

    クリスタ「え...あ...なんでもない」

    エレン「?...まあいいや、おやすみ」

    クリスタ「おやすみ」

    --
    -

    エレン「スー...スー...」

    クリスタ「...よし、エアコンを消して」ピッ

    クリスタ「冷たくなって」ヒンヤリ

    クリスタ「よし!ヒストリアとは条件は一緒よ!さあ!ばっちこいエレン!」

    --
    -

    --一時間後--

    クリスタ「...」

    エレン「スー...スー...」

    --
    -

    --二時間後--

    クリスタ「...」

    エレン「スー...スー...」

    クリスタ「も、もう少しで...」

    --
    -

    --三時間後--

    クリスタ「...」

    エレン「...ん...ヒストリア...」

    クリスタ「」カチンッ

    クリスタ「エレン!!」

    エレン「んあ?な、なに?」ボケー

    クリスタ「なんでヒストリアの時は抱き着いて私の時は来ないのよ!」

    エレン「え?なに?」

    クリスタ「んー...もう!!」

    エレン「あれ...今のお前涼しいな...」

    クリスタ「え?」

    エレン「ちょっとこっち来て」

    クリスタ「え、えっと...」

    エレン「あ、やっぱり涼しい...少し暑かったんだよ...」ギュゥゥ

    クリスタ「あ...ま、全く、エレンは仕方ないな~、全くも~///」

    エレン「スー...スー...」

    クリスタ「えへ...えへへへ...///」

    クリスタ「エレン...///」ギュゥゥ

    ヒストリア(あんた、何してんの?)

    クリスタ(なっ!ヒストリア起きてたの!?///)

    ヒストリア(私が羨ましかったんだ)

    クリスタ(あうぅ~...///)

    ヒストリア(クリスタはかわいいなぁ~)ニヤニヤ

    クリスタ(う、うっさい!!///)

    --
    -
  77. 79 : : 2018/07/11(水) 15:02:15

    エレン「んん...」パチッ

    クリスタ「スー...スー...」

    エレン「あれ?...あ、俺また抱き着いてる...怒られるから離れないと」パッ

    エレン「というかこの部屋暑くね?確かエアコンを...切れてるし...」

    エレン「おかしいな...確かに着けてたんだけど...まあいいか」

    --
    -

    ヒストリア「...」ムクッ

    ヒストリア「...」キョロキョロ

    エレン「あ、起きたか」

    ヒストリア「...何してるの?」

    エレン「何って、試験勉強だよ、この前試験週間入っただろ」

    ヒストリア「...あー...クリスタの記憶でなんか先生が言ってたわ」

    エレン「だろ、それの勉強」

    ヒストリア「...簡単ね」

    エレン「そうか?俺には何が何やら...」

    ヒストリア「簡単だよ、そこの答えは22.5」

    エレン「...合ってる...お前頭いいんだな」

    ヒストリア「全知全能だから」

    エレン「そう言えばそんな事言ってたな、ほんと羨ましいよ」

    ヒストリア「...あげようか?知識」

    エレン「何バカな事言ってんだよ」

    ヒストリア「いらないの?」

    エレン「いらないよ」

    ヒストリア「なんで?」

    エレン「なんでって...」

    ヒストリア「自分でやらないと意味ないだろー、とか言うの?」

    エレン「それもあるけど...お前も頑張って覚えたんだろ?それを無償で貰うのは...なんかな」

    ヒストリア「...隣座るね」

    エレン「暑い、引っ付くな」

    ヒストリア「冷たくするから」ヒンヤリ

    エレン「なんだよ」

    ヒストリア「...教えてあげようと思って」

    エレン「いいのか?」

    ヒストリア「うん」

    エレン「それなら頼むわ」

    ヒストリア「任せて」

    --
    -

    エレン「おー!完璧だ!ありがとな!ヒストリア!」

    ヒストリア「お礼」

    エレン「え?」

    ヒストリア「お礼が無いよ」

    エレン「え?ありがとうって...」

    ヒストリア「まさか無償とでも言うと思った?」

    エレン「お前マジか...まあ、いいよ、なんだよ」

    ヒストリア「...決めてない」

    エレン「なんだそれ」

    ヒストリア「まあ、決まった時に言う」

    エレン「わかったよ」

    ヒストリア「...暇だね」

    エレン「暇だな」

    ヒストリア「今何時」

    エレン「8時」

    ヒストリア「なんかお腹空かない」

    エレン「俺も」

    ヒストリア「...しりとりでもしようか」

    エレン「俺が負けるから絶対に嫌だ」

    ヒストリア「...コンビニ行ってくる」

    エレン「金は?」

    ヒストリア「これ」

    エレン「お前!それ俺の財布じゃねぇか!!」

    ヒストリア「じゃ」ヒュンッ

    エレン「あの野郎...」

    --
    -
  78. 80 : : 2018/07/11(水) 15:02:23

    ヒストリア「ふーん...あ、雑誌...」

    ヒストリア「ほうほう、今はこんな服が...ん?」

    --18禁コーナー--

    ヒストリア「...ま、まあ...年齢的には買えるけど...というか私今何歳だろう...まあいいや、興味ないし」

    ヒストリア「...」チラッ















    ヒストリア「まあ、興味ないけど、見るだけなら...」

    ヒストリア「...むっ、テープで閉じられてる...考えたな...人間」

    ヒストリア「普通に週刊誌でも買って帰ろ、エレン心配するだろうし」スタスタ

    --
    -

    エレン(そういえば、久しぶりの一人だな...あれ?なんだ、この解放感...今なら何でもできそうな感じが...)

    エレン(体が軽く感じる...クリスタとヒストリアの二人の呪縛から解放されてると、こんなに体が軽く感じるなんて...)

    エレン「すぅー...はぁー...生きてるって...感じがする...」

    --ガチャッ--

    ヒストリア「ただいま」

    エレン「...はぁ」

    ヒストリア「何よそのため息」

    エレン「いや、現実に戻ったんだなって」

    ヒストリア「どういう事よ...」

    エレン「いや、どっちかというと非現実に戻った...非現実に戻ったってなんだ?非現実になったって言った方がいいのだろうか、あ、でもやっぱりh「何言ってるの?」

    エレン「...なんでも」

    ヒストリア「さてと」ペラッ...

    エレン「何読んでんだ?」

    ヒストリア「週刊誌」

    エレン「...なんか、服ばっかだ」

    ヒストリア「まあね、そういうやつだし」

    エレン「...あ、それお前に似合うんじゃないのか?」

    ヒストリア「どれ?」

    エレン「そのワンピースの...お前みたいなかわいらしい奴には凄く似合うと思うけど」

    ヒストリア「」ピクッ

    エレン「後は...うーん...どれも似合うと思うけど、やっぱりヒストリアはそういう感じの服の方が...ん?どうした?ヒストリア?」

    ヒストリア「エレンのくせに...エレンのくせに...///」ブツブツ

    エレン「...」グー

    エレン「あ、腹減ったな...俺飯作ってくるわ」タッタッタ

    ヒストリア「...本当に...鈍感なんだから...///」

    クリスタ(ちょっと!!)

    ヒストリア(なに?)

    クリスタ(ヒストリアばっかりいい思いしすぎだよ!)

    ヒストリア(そんな事私に言われても...)

    クリスタ(ちょっと変わって!)

    ヒストリア(何するの?)

    クリスタ(いいから!!)

    ヒストリア(...わかった)

    クリスタ「よし...エレン!」タッタッタ

    エレン「ん?どうした?」

    クリスタ「この服!この服私が着たらどう?」

    エレン「え?...似合うんじゃないか?」

    クリスタ「あ、えっと...」

    クリスタ(ヒストリア!なんて言ったらかわいいって言ってもらえる!?)

    ヒストリア(知らないよ...私も突然言われたんだし...)

    クリスタ「う~ん...あ!そうだ!」

    エレン「?」

    クリスタ「実際に来たらいいんだ!!」パアァァ

    エレン「うわっ!まぶしっ!」

    --シュゥゥ--

    クリスタ「どうエレン!ワンピースだよ!」

    エレン「へー...似合うじゃん」

    クリスタ「ほんと!?」

    エレン「あぁ」

    クリスタ「ほ、ほかに感想は?」

    エレン「他?他か...いいんじゃないか?」

    クリスタ「そ、そうじゃなくて!」

    エレン「?なんだよ、はっきり言えよ」

    クリスタ「だ、だから...その...か、可愛いとか...///」モジモジ

    ヒストリア(ふ、不憫...)

    クリスタ(う、うるさいわね!!///)

    エレン「あぁ、そういう...うん、可愛いと思うぞ、実際に来てみるとあれだな、想像してたより可愛いよ」

    クリスタ「あ...あぁ...///」

    ヒストリア(よかったね)

    クリスタ「め、面と向かって言われたら...想像以上に恥ずかしぃね...///」

    エレン「?」

    ヒストリア(ほら、変わってよ)

    クリスタ(う、うん)

    ヒストリア「ふぅ...」

    エレン「あ、目が死んだ」

    ヒストリア「死...ほんと失礼」

    エレン「え?」

    ヒストリア「まあ、もういいんだけど」

    エレン「...あ、もう飯できたから運んでくれ」

    ヒストリア「うん」

    --
    -
  79. 81 : : 2018/07/12(木) 11:56:21
    エレンに褒めてもらいたいクリスタかわいいw
    期待!
  80. 82 : : 2018/07/13(金) 00:48:46
    >> quさん
    期待ありがとうございます!
  81. 83 : : 2018/07/13(金) 08:37:07
    神様やべぇな
  82. 84 : : 2018/07/13(金) 14:38:10
    ssnoteって閉鎖されるんですか?
  83. 85 : : 2018/07/13(金) 18:04:27
    >>84
    デマだよ。
  84. 86 : : 2018/07/13(金) 19:58:55

    問題が起きた。

    俺が寝ている間に...くそ...なんでこうなるんだよ...。

    ヒストリア「え~?そんな事ないよ!私はいつものクリスタだよ♪」

    「そ、そうかな...」

    エレン「ひ...いや、クリスタ、お前ちょっと来い」

    ヒストリア「え?なになに?」

    エレン「いいからこい」グイッ

    ヒストリア「いやん♪エレンったら強引なんだから♪」

    --
    -

    エレン「お前はバカかよ!このバカ!」

    ヒストリア「なっ!神様に向かってバカとは何よ!このアホ!」

    エレン「うっせぇわバカ!」

    ヒストリア「うっさいアホ!」

    エレン「バカ!」

    ヒストリア「アホ!」

    --バカ!アホ!バカ!アホ!バカ!アホ!--

    エレン「いや...違うな...こんな事してる場合じゃない...」

    ヒストリア「で、何?」

    エレン「お前な...何してんだよ...」

    ヒストリア「クリスタが寝ちゃったから代わりをやってた」

    エレン「お前...あれはない」

    ヒストリア「でもエレンあれでばっちりって...」

    エレン「冗談だよ!分かれよ!!」

    ヒストリア「わからないよそんなの!!」

    エレン「...どうすれば」

    ヒストリア「エレン」

    エレン「なんだよ」

    ヒストリア「思い出して、クリスタの事を」

    エレン「...」

    ヒストリア「よくよく考えたら、こんな感じじゃない?」

    エレン「...」

    ヒストリア「ね?」

    エレン「...」

    ヒストリア「エレン♪」

    エレン「あ...じゃあ...もうそれで...」

    --
    -

    エレン「ヒストリア」

    ヒストリア「なぁに?エレン♪」

    エレン「...ここの問題わからないんだけど」

    ヒストリア「もう~エレンはしかたないなぁ♪」

    アルミン「...ミカサ」

    ミカサ「なに」

    アルミン「今日のクリスタおかしくない?」

    ミカサ「うん...なんかいつもと全然違う...」

    ヒストリア「ここを...こうやって...こうだよ♪」

    エレン「...あ、ありがとう」

    ヒストリア「うん♪」

    --
    -

    エレン「って事があったんだけど」

    クリスタ「知ってる...記憶は共有してるから」ムスッ

    エレン「そうか...」

    クリスタ「...」

    エレン「怒ってるのか?」

    クリスタ「かなり」

    エレン「...まあ...だろうな」

    クリスタ「...」

    エレン「おいクリスタ、そんなブサイクな顔するなよ」

    クリスタ「...ひどい」

    エレン「笑えよ」

    クリスタ「笑えない」

    エレン「笑えって」グニー

    クリスタ「ふぁふぁへふぁひ」

    エレン「...はぁ...ヒストリアも悪気があったわけじゃなかっただからさ」

    クリスタ「...でも」

    エレン「...はぁ...そんなしょげるなよ...悲しい顔してるお前は可愛くないぞ」ナデナデ

    クリスタ「...神様に上から目線で...」

    エレン「頭撫でてもらって嬉しいくせに」

    クリスタ「べ、別に嬉しくなんか...」

    エレン「...クリスタは顔に出るからな、隠せないぞ」

    クリスタ「...///」

    エレン「そっちの顔の方がかわいいよ」ナデナデ

    クリスタ「別に...エレンに可愛いって言われても...嬉しくなんか...///」

    エレン「ん?」

    クリスタ「み、見るな!!///」

    エレン「顔隠しても耳まで真っ赤だからすぐわかるぞ」

    クリスタ「っ...!///もういや!ヒストリアもエレンも嫌い!寝る!」

    エレン「あ...」

    --バサッ--

    エレン「...閉じこもった...」

    --
    -
  85. 87 : : 2018/07/13(金) 22:22:16
    かあいい
  86. 88 : : 2018/07/13(金) 22:25:32
    かあいい

    かぁいぃ

    かい

    下位

    期待
  87. 89 : : 2018/07/14(土) 16:23:54
    >>88 クルーガーさん
    期待ありがとうございます!
  88. 90 : : 2018/07/14(土) 23:12:19
    かわいい→かぁいい→かあいい→かいい→痒い
    ????
  89. 91 : : 2018/07/15(日) 12:56:12

    エレン「...というかさ、俺思ったんだけど」

    クリスタ「...なに」

    エレン「お前学校の奴らの記憶いじった事あるだろ?今回もそれできないのか?」

    クリスタ「...」

    エレン「おい」

    クリスタ「...」

    エレン「おいって、無視するなよ」

    クリスタ「それがあるじゃん!!」ガバッ

    エレン「おぉ...びっくりした」

    クリスタ「エレン天才!流石エレン!流石私がすk...」

    エレン「は?なんて?」

    クリスタ「な、何でもない!!」(あ、危ない...好きってばれるところだった...)

    エレン「じゃあそれしろよ」

    クリスタ「うん!」

    --
    -

    ヒストリア「イチャイチャしたい」

    エレン「...は?」

    ヒストリア「エレンとイチャイチャしたい」

    エレン「ヒストリア、お前まさか寝てるのか?」

    ヒストリア「寝言じゃないわよ」

    エレン「急にどうしたんだよ...」

    ヒストリア「ドラマでイチャイチャしてるのを見て...」

    エレン「それで、自分もイチャイチャしてみたいと」

    ヒストリア「そう」

    エレン「なんで俺なんだよ」

    ヒストリア「エレンだから」

    エレン「は?」

    ヒストリア「お願い」

    エレン「...いやだ」

    ヒストリア「...なんで?」

    エレン「暑いから」

    ヒストリア「...ならいい」

    エレン「よくない、他の奴とやれ」

    ヒストリア「エレンじゃないといや」

    エレン「お前...ほんとにどうしたんだよ」

    ヒストリア「よく考えて、神様とイチャイチャできるだなんてそうそうないよ」

    エレン「まあ...ないな」

    ヒストリア「そう言う事」

    エレン「...はぁ...膝枕ならしてやるよ」

    ヒストリア「...じゃあそれで我慢してやるよ」

    エレン「なんだお前」

    --
    -

    エレン「...」

    ヒストリア「...」

    エレン「...お前の目って、綺麗な青色だな」

    ヒストリア「...エレンの目は...深緑?」

    エレン「...なあ、ヒストリア」

    ヒストリア「なに?」

    エレン「その...だいぶ前から気づいてるんだけど...」

    ヒストリア「?」

    エレン「間違ってたらごめんな...クリスタも、ヒストリアも、俺の事好き...なのか?」

    ヒストリア「...なっ///」

    エレン「その反応は...やっぱり...」

    ヒストリア「な、何言ってるの!?///思いあがらないで!!///」ガバッ

    エレン「...」

    ヒストリア「エレンの事なんて...エレンの事なんて...な、何とも思ってない!!///」

    エレン「...そ、そっか、そうだよな?ごめん、なんか俺勘違いしてたみたいだわ」

    ヒストリア「ほ、ほんとだよ!!///」

    エレン「...」

    ヒストリア「ていうか...どうしてそんな事思ったの?」

    エレン「なんか...よく赤面してるから?」

    ヒストリア「...そ、そう」

    エレン「でも、違ったか...」

    ヒストリア「...もし、好きって言ったら...」

    エレン「え?」

    ヒストリア「私...私たちが、もしエレンの事を好きって言ったら...どうする?」

    エレン「それは...困るな...」

    ヒストリア「...だよね...困るよね...神様に好きって言われても...」

    エレン「え?違うぞ」

    ヒストリア「え?」

    エレン「そんなクリスタとヒストリアの両方に好きとか言われたら、困るって言ってるんだ」

    ヒストリア「...」

    エレン「ヒストリア?」

    ヒストリア「エレン、好き」

    エレン「え?」

    ヒストリア「私、エレンの事が好き」

    --
    -
  90. 92 : : 2018/07/15(日) 13:22:33
    期待なんだからね!!
  91. 93 : : 2018/07/15(日) 15:53:05
    >>92
    ツンデレ?w
    期待
  92. 94 : : 2018/07/15(日) 21:42:30
    >>92 なかのひろたかてきな?

    お久しぶりです!!

    き、期待してもらっても、べ、別に嬉しくなんかないんだからね!!

    >>93 クルーガー

    期待ありがとうございます!(`・ω・´)
  93. 95 : : 2018/07/15(日) 22:28:47
    期待です!
    じぶんのことは気軽に 現代社会に降り立った歴史上最強の破壊神ニュウロ・Lial・スキー と呼んでください!
    これからも頑張ってください!
  94. 96 : : 2018/07/16(月) 08:39:51
    可愛いねぇ!期待!
  95. 97 : : 2018/07/16(月) 09:23:41
    この展開は萌えるわ~~
  96. 98 : : 2018/07/16(月) 11:38:18
    二重人格でもなんでもその人は単体だからどちらからも好意を抱かれててもよくね?
  97. 99 : : 2018/07/16(月) 17:19:17
    >>98 え?でもその人格が全く別人だよ?


    きたぁい!
  98. 100 : : 2018/07/16(月) 17:28:34
    >>95  にゅうろ・L・Sさん

    おぉ...なんだか強そうな名前...って思ったら私の名前が入ってるんですねw
    ありがとうございますw

    期待ありがとうございます!
    頑張ります!

    >>96  涼ちゃん

    期待ありがとね!!

    >>97 名無しさん

    萌えてしまいます...(*ノωノ)

    >>98  名無しさん

    た、たしかに...で、でも二重人格を愛すのは難しそう...(-_-;)

    >>99 ラーメンラーメンさん

    期待ありがとうございます!(●´ω`●)
  99. 101 : : 2018/07/16(月) 17:29:40

    エレン「ちょ、ちょっと待ってくれよ」

    ヒストリア「なに」

    エレン「えっと...まじか?」

    ヒストリア「エレンが最初に好きなの?って聞いてきたじゃん」

    エレン「そうだけど...」

    ヒストリア「好きだよ」

    エレン「うっ...///」

    ヒストリア「...赤くなるの、初めてだね」

    エレン「いざ好きって面と向かって言われるとなるだろ...お前可愛いし...」

    ヒストリア「...それは...反則///」

    エレン「なんの話だよ...」

    ヒストリア「...」

    エレン「...なあ、もしかしてだけどさ」

    ヒストリア「なに?」

    エレン「クリスタも?」

    ヒストリア「...そう」

    エレン「...そっか」

    ヒストリア「エレン、どうなの」

    エレン「え?どうって?」

    ヒストリア「私はエレンと付き合いたい」

    エレン「...」

    ヒストリア「いや?」

    エレン「な、なあ、その前に...」

    ヒストリア「なに?」

    エレン「人間と神様が付き合っていいのか?」

    ヒストリア「...いい」

    エレン「なんかちょっと間があったけど」

    ヒストリア「気のせい」

    エレン「...でも...」

    ヒストリア「まだあるの?」

    エレン「俺は...まだわからない...」

    ヒストリア「え?」

    エレン「俺が、クリスタとヒストリアの事をどう思ってるのか...」

    エレン「そもそも、どうやってお前ら二人の事を愛したらいいかわからないんだ...」

    ヒストリア「えっと...」

    エレン「ヒストリアはヒストリアとして一人の女だ、でもクリスタもクリスタで一人の女...でもお前らの体は一つだろ?」

    ヒストリア「まあ...」

    エレン「...わからないんだ...」

    ヒストリア「ねぇエレン」

    エレン「ん?」

    ヒストリア「私とクリスタ、どっちがすき?」

    エレン「...」

    ヒストリア「教えて」

    エレン「えっと...正直に言ったら、どっちも...」

    ヒストリア「...」

    エレン「お前ら二人ってさ、別々で、性格はまるっきり正反対だけど、根は二人とも同じで優しいから...」

    ヒストリア「わかった」

    エレン「え?」

    ヒストリア「どっちも愛して、平等に」

    エレン「...初めて付き合う彼女が神様で二重人格とかレベル高すぎだろ、初期装備でパーティーで挑まないと勝てない魔王討伐をソロで行ってるようなものだぞ」

    ヒストリア「エレンにならできる」

    エレン「だから...」

    ヒストリア「エレン、もう一度確認していい?」

    エレン「なに?」

    ヒストリア「私とクリスタの事、どう思ってる?」

    エレン「...まだ、曖昧だけど...好き...なのかな...一緒にいて素がだせて、落ち着くって言うか...変な安心感もあるし...」

    ヒストリア「そう...」

    エレン「...」

    ヒストリア「時間を上げる」

    エレン「え?」

    ヒストリア「考える時間」

    エレン「...」

    ヒストリア「どうするか決めといてね」

    エレン「...あぁ」

    --
    -

    クリスタ「ぎゃぁぁぁぁあぁ!!!」

    ヒストリア「うるさいな...」

    クリスタ「うるさいなじゃないわよ!!何考えてんのよ!!」

    ヒストリア「だって...そう言う流れかと...」

    クリスタ「流れ...」

    ヒストリア「...」

    クリスタ「...ヒストリア、付き合えないよ」

    ヒストリア「え...」

    クリスタ「神様と人間は付き合えない」

    ヒストリア「な、なんで!!」

    クリスタ「そういう決まりだから...」

    ヒストリア「で、でも私...」

    クリスタ「私は...エレンの事が好き...本当に大好き...だけど...付き合えない...だから私は遠くから見守るだけでいいから、エレンを見ていたかった...」

    ヒストリア「クリスタ...」

    クリスタ「でも...エレン...私たちの事好きって...そんなの...辛いよ...なんで...」ポロポロ

    ヒストリア「クリスタ...ご、ごめんなさい...私が...私のせいで...」ポロポロ

    クリスタ「ヒストリア...うん...大丈夫...さっきは何してるって言ったけど、私も同じことしてたと思う...」

    クリスタ「だってあなたは、私だから...」

    ヒストリア「クリスタ...う...うぅ...グスッ...」

    --
    -
  100. 102 : : 2018/07/16(月) 18:54:02
    うっ 切ない人種を越えた禁断の恋的な

    眼から汗が....
    期待です(泣き)
  101. 103 : : 2018/07/16(月) 19:54:38
    切ない...き、きたっいっ...。゚(゚´Д`゚)゚。
  102. 104 : : 2018/07/16(月) 20:01:17
    期待
  103. 105 : : 2018/07/16(月) 21:15:56
    神様ならなんでもできるんだろw
    だからエレンを神様にs(殴
  104. 106 : : 2018/07/16(月) 22:13:04
    >>105クリヒスが神様辞めるかもしんねぇよ??
  105. 107 : : 2018/07/16(月) 23:09:37
    >>102 パンツァー隊さん

    せ、切ないです...(ノД`)・゜・。

    期待ありがとうございます!(●´ω`●)

    >>103 クルーガーさん

    期待ありがとうございます!(`・ω・´)

    >>104 Keyさん

    期待ありがとうございます!(*´ω`)
  106. 108 : : 2018/07/17(火) 07:26:15
    「だってあなたは、私だから…」
    このセリフ、なんかグッっとくるものがあるな…

    期待です
  107. 109 : : 2018/07/17(火) 08:08:49
    >>108わかります。
    切ない...これLialさんの一番のヒット作になるな(確信)
  108. 110 : : 2018/07/17(火) 09:02:54
    エレンが神になるかもしれんwww
  109. 111 : : 2018/07/17(火) 17:39:30
    >>108 quさん

    期待ありがとうございます!(`・ω・´)ゞ

    >>109 クルーガーさん

    ヒット作...なってほしいです(●´ω`●)
  110. 112 : : 2018/07/17(火) 17:49:29

    クリスタ「ヒストリア...」

    ヒストリア「うん...分かってる...」

    クリスタ「...辛いよね...自分から言ったのに...エレンに...」

    ヒストリア「うん...ごめんね、クリスタ」

    クリスタ「え...」

    ヒストリア「私のせいで...クリスタに辛い思いをさせて...」

    クリスタ「...もう、大丈夫だって...あなたらしくないよ、ヒストリア」

    ヒストリア「...」

    クリスタ「ほら、ヒストリア、エレンの所に行かなきゃ...ちゃんと言って、エレンにごめんなさいしよ?」

    ヒストリア「うん...そうだね...」

    --
    -
  111. 113 : : 2018/07/17(火) 17:49:32

    エレン「え...」

    ヒストリア「ごめんなさい...私のせいで...」

    エレン「...ど、どうにかする方法は...」

    ヒストリア「...ごめんなさい」

    エレン「そ、その決まりを無くすとか!」

    ヒストリア「...」

    エレン「...」

    ヒストリア「本当に...ごめんなさい...エレンが、私たちと付き合ってくれると思ってなくて...ううん...どこか期待してた...でも...まさか本当に...」

    エレン「なんだよそれ...」

    ヒストリア「怒る...よね...」

    エレン「あぁ...怒るさ...お前に...俺がお前らの事を好きって気づかされて...そのうえ...無理って言われて...」

    ヒストリア「...」

    エレン「...ヒストリア」

    ヒストリア「...」

    エレン「本当に...どうにかできないのか...」

    ヒストリア「ごめんなさい...」

    エレン「だったら、どうしたらお前らと付き合える」

    ヒストリア「...同じ...同じ人間か...神様に...」

    エレン「それは...俺の願い事でどうにかできないのか」

    ヒストリア「...ごめんなさい」

    エレン「そうか...」

    ヒストリア「...」

    エレン「...ヒストリア、願い事だ」

    ヒストリア「え...」

    エレン「さっきはさ、怒ってるって言ったけど...もういいよ...ヒストリア」

    ヒストリア「ちょ、ちょっと待ってよ...」

    エレン「ヒストリア...クリスタ...こんな気持ちにさせてくれて、本当にありがとう...俺は多分、お前らに会わなかったら、一生こんな気持ちになることはなかったと思う...」

    ヒストリア「エレン...」

    エレン「本当に、ありがとな...お前らと会えて...お前らと過ごせて、本当に...最初は嫌だったけど、それがだんだん当たり前になって...気づいたら、嬉しかった...」

    ヒストリア「やめてよ...」

    エレン「お前らの事は...忘れない...」

    ヒストリア「やめてってエレン...」

    エレン「これは願い事じゃなくてさ、純粋に、お前に対しての願いだけど...俺の事を、上に戻っても、見ててくれないかな...」

    ヒストリア「エレン...もう...本当にやめて...」

    エレン「...クリスタ、ヒストリア...俺の記憶を、消してください...」

    ヒストリア「う...うぅ...うわぁぁぁぁぁ...」ポロポロ

    エレン「...」

    ヒストリア「できない...そんな事できない...」

    エレン「お前らは、俺の願いを叶えてくれるんじゃないのか」

    ヒストリア「それでも...それでも...」

    エレン「お前らは神様だろ...人間のお願いの一つも叶えられなくてどうするんだよ...」

    ヒストリア「...グスッ」

    エレン「お願いだ...早くしてくれ...出来ることなら、お前らに涙は見せたくないんだ...」

    ヒストリア「...エレン...顔あげて...」

    エレン「え...」

    --チュッ--

    エレン「んっ!?」

    ヒストリア「ん...んむ...はぁ...」

    エレン「...付き合うのはダメなのに、キスはいいんだな」

    ヒストリア「...うん...多分...神様とキスできた人間なんて、あなたが初めてだから、感謝しなさい」

    エレン「...ははっ...そうかよ...」

    ヒストリア「...バイバイ、エレン...クリスタに変わるね」

    エレン「...あぁ」

    クリスタ「...私からは...特に何もないよ」

    エレン「そっか...」

    クリスタ「で、でも...ヒストリアばっかりずるい!」

    エレン「は?」

    クリスタ「わ、私も!!そ、その...///」

    エレン「...お前は...最後まで相変わらずだな...」

    クリスタ「う、うるさい!!///」

    エレン「...クリスタ」

    --チュッ--

    クリスタ「...んん...はぁ...」

    エレン「...じゃあな」

    クリスタ「...うん...バイバイ...エレン」

    エレン「...本当に、ありがとう」

    クリスタ「うん...じゃあ、消すね...」

    エレン「あぁ」

    クリスタ「...」

    エレン「...クリスタ、ヒストリア」

    クリスタ「...」

    エレン「愛してるよ」

    クリスタ「エレン...私も...私たちも...愛してるよ...」

    --
    -
  112. 114 : : 2018/07/17(火) 18:05:07
    返信有り難うございます
    これはキャラクターを変えて(性格はこのまま)アニメのわり会社に希望したいぐらいですな
  113. 115 : : 2018/07/17(火) 18:06:19
    きたぁいです!
  114. 116 : : 2018/07/17(火) 20:46:50
    そろそろエンディングかな?期待してますよ〜
  115. 117 : : 2018/07/17(火) 21:38:01
    え...え...。
    これは悲しすぎる...。
    記憶消して終わっちゃうのかな...(´;ω;`)
    泣けてきましたよ。
    どんな結末であれりあるさんのssは面白いので期待!
  116. 118 : : 2018/07/17(火) 22:15:47
    期待・・・・・・以上!!!!
  117. 119 : : 2018/07/17(火) 22:46:40
    >>114 Keyさん

    そ、そんなアニメだなんて、絶対に無理です!!(>_<)

    で、でも、そう言っていただけて、本当にうれしいです(●´ω`●)

    >>115 ラーメンラーメンさん

    きたぁいありがとうございます!(*´ω`)

    >>116 かくだいさん

    そろそろですね...
    期待ありがとうございます!

    >>117 名無しさん

    さぁ...どうなっちゃうのでしょうか...。

    実はまだ、終わりを考えていません、なのでここからは...私の気分になっちゃいます...(-_-;)

    そう言っていただけると嬉しいです!
    期待ありがとうございます!

    >>118 なかのひろたかてきな?さん

    期待...ありがとうございます!(>_<)
  118. 120 : : 2018/07/18(水) 22:57:26
    これは...Lialさんの今までのssを見てる人は分かると思いますが、絶対にLialさんの性格上逆接来るな。期待
  119. 121 : : 2018/07/19(木) 00:06:23
    >>120 クルーガーさん

    さあ果たして...今回は私もどうするか悩んでますので...どうなるかはわからないかもですよ?(*´ω`)

    期待ありがとうございます!
  120. 122 : : 2018/07/19(木) 00:15:13

    エレン「んあ?」パチッ

    エレン「ん~...」ムクッ

    エレン「ふわあぁぁぁぁ...あれ?俺床で寝てる...疲れてたのか...」

    --
    -

    クリスタ「...」

    ヒストリア「記憶...うまく消せたみたいだね」

    クリスタ「...うん」

    ヒストリア「エレンとの約束、覚えてる?」

    クリスタ「うん、ちゃんと覚えてるよ...最後まで、見守らないとね」

    ヒストリア「...うん」

    --
    -

    エレン「...あれ?...なんで食器が...俺茶碗二つも使ったか?あ、箸も...昨日の俺どんな食い方してたんだよ...全然記憶がねぇ...」

    というか、なんかおかしい。

    いつも通りのはず。

    でもなんだろう、この物足りない感。

    なんだろう...この虚無感は。

    そこにあった物が、なくなってるような...そんな、虚しさを感じる。

    エレン「...床で寝てたくらいだし、疲れてるんだな」

    --
    -

    エレン「...足りない」

    エレン「う~ん...寝つけないな」

    エレン「なんか...う~ん...布団を抱き枕に...」

    エレン「...まだましだな」

    エレン「...え?なんで俺ダブルベッド買ってんの?」

    --
    -

    エレン「ふわあぁぁぁ...」

    アルミン「随分疲れてるようだね」

    エレン「まあな」

    アルミン「クリスタの事?」

    エレン「え?」

    アルミン「だから、クリスタの事?」

    --
    -

    クリスタ「あ...忘れてた」

    ヒストリア「消したの...エレンだけ...」

    --
    -

    エレン「誰だ、クリスタって」

    アルミン「え?」

    エレン「え?」

    アルミン「君の彼女だろ?」

    エレン「俺の...彼女?」

    アルミン「同棲してる」

    エレン「同棲...え?本当になんの話だ?」

    アルミン「どうしたの、エレン」

    エレン「いや、それはこっちのセリフだよ、アルミン、どうしたんだよ」

    ミカサ「おはよう、今日はクリスタと一緒じゃないんだね」

    エレン「え...ミカサまで...」

    アルミン「聞いてよミカサ、エレンなんかおかしいんだ」

    ミカサ「なに?」

    アルミン「クリスタの事誰って...」

    エレン「...」

    ミカサ「...冗談?」

    エレン「何がだよ」

    ミカサ「エレン...冗談でも、それはダメだよ」

    エレン「え?だ、だから、何の話だよ...」

    ミカサ「本気で言ってるの?」

    エレン「...あ、そういえば...食器も多かったし...ダブルベッドになってたし...え?」

    アルミン「エレン...忘れちゃったの?」

    エレン「...クリスタ...誰だよ...それ」

    ミカサ「エレン...大丈夫?」

    エレン「...」

    --
    -

    クリスタ...全然思い出せない。

    でも、アルミンやミカサの反応から察するに、あいつらは嘘は言っていない。

    という事は、俺が本当に忘れているだけ...。

    そうだとしたら、この虚無感にも説明がつく。

    でも...だとしたら、俺はどうして、忘れているんだ...。

    全然思い出せねぇ...。

    本当に...誰だよ、それ。

    「エレン君」

    エレン「え?」

    「今日クリスタさん来てないけど...何かあったの?」

    エレン「お前らも...知ってるのか?」

    「え?」

    エレン「あ、ごめん...知らないよ」

    「そう...」

    彼女たちも知っている。

    というか、俺以外のクラスの奴らは全員...。

    じゃあなんで俺は忘れているんだよ。

    アルミンが言うには、俺の彼女...。

    なんでそんな、大事な人の事を忘れるんだ...。

    --
    -

    エレン「じゃあな、アルミン」

    アルミン「うん...またね...」

    エレン「おう」

    --ガチャッ...バタンッ--

    エレン「はぁ...」

    結局、わからないままだったな...。

    エレン「ん?なんだこれ」スッ

    週刊誌?俺そんなの買う奴だったか?

    --
    -

    『何読んでんだ?』

    『週刊誌』

    『...なんか、服ばっかだ』

    『まあね、そういうやつだし』

    --
    -

    エレン「え...なんだ、今の...」

    俺と...誰かの会話。

    初めて聞く声だ。

    これが...クリスタ?

    エレン「やっぱり...アルミン達の言う通り、俺はここで誰かと住んでたんだ...」

    だとしたら...だとしたらお前は...誰なんだよ...。

    --
    -
  121. 123 : : 2018/07/19(木) 00:15:17

    ヒストリア「...」

    「あなたは、それでも神様ですか」

    ヒストリア「え...」

    「天界の決まりを作ったのは神であるあなた...というより、元・神であるあなたの父親です」

    ヒストリア「...」

    「お父様はおしゃってましたよ」

    ヒストリア「...なんて」

    「この娘には、自由に生きてほしい...ま、神だから自由なのは当たり前か!仕事もないし!がははははは!!...って」

    ヒストリア「ごめん...よくわかんない」

    「そうですか...まあつまり、お父様が言いたかった自由は...多分今、ヒストリア様、クリスタ様が縛られている物を振り払い、自由になる...という事ではないでしょうか」

    ヒストリア「縛られている...」

    「拘束具ではないですよ?」

    ヒストリア「わかってる...」

    「...エレン...でしたか」

    ヒストリア「うん...」

    「お父様もそうでしたね...」

    ヒストリア「え?」

    「人間に恋して...でも、自分の作った決まりごとに縛られて...」

    ヒストリア「...」

    「人間界では、子は親に似るって言うらしいですよ、どうやらそれは、神様であるあなたも例外ではないようですね」

    ヒストリア「...お父様は、結局どうしたの」

    「あの人は自分勝手なお方でした...いくら私が止めようが、いくら決まりごとに縛られようが、わしは認めん!...この様なセリフを吐き、自由に生きていましたよ」

    ヒストリア「お父様は...強いね...」

    「因みに、ヒストリア様は知らないようですが、あなたのお母様は...」

    ヒストリア「お母様?」

    「...いえ、なんでもありません...まあ、そうですね...人間に合わせるか...神様に合わせるか...それはあなた次第ですよ...ヒストリア様に、クリスタ様」

    ヒストリア「どういう意味か...分かんないよ...」

    「補足として言っておくと、お父様は自分の決まり事を無視して、神様に合わせたようですね」

    ヒストリア「...なんの話か...わからないよ...」

    「...まあ、いずれ分かると思いますよ...早く、わかるといいですね」

    ヒストリア「...うん」

    --
    -
  122. 124 : : 2018/07/19(木) 06:49:28
    誰だこいつは!?
    期待!
  123. 125 : : 2018/07/19(木) 06:59:30
    >>124

    >>17で出てきた側近的な人かな?
  124. 126 : : 2018/07/19(木) 06:59:42
    あ、期待です
  125. 127 : : 2018/07/19(木) 07:49:20
    これは...思い出す奴!
    期待
  126. 128 : : 2018/07/19(木) 08:18:13
    んでクリヒスのパッパとマッマはどこいったんや
  127. 129 : : 2018/07/20(金) 00:28:43
    >>124 かくだいさん

    側近の人...見たいな感じでとらえてください!

    期待ありがとうございます!

    >>125 >>126 quさん

    そうです!そんな感じの人です!

    期待ありがとうございます!

    >>127 クルーガーさん

    思い出す奴ですね!

    期待ありがとうございます!

    >>128 名無しさん

    そ、それは...どうなんでしょう...神様に寿命ってあるのでしょうか...
  128. 130 : : 2018/07/20(金) 00:41:34
    クリスタ...クリスタ...。

    エレン「ダメだ...全然思い出せない...」

    エレン「...あっ!写真とか!」

    エレン「...ない」

    本当に、何も残っていない。

    皆の記憶には残っている、でも、なんで俺は...。

    エレン「...そう言えば...あいつ美術部だったな...」

    --
    -

    エレン「頼む!!」

    「え...えっと...いいけど」

    エレン「本当か!?」

    「う、うん」

    エレン「ありがとな!!」

    --
    -

    「はい」

    エレン「...この羽なんだ?」

    「え?あ、それは...私の妄想」

    エレン「なんで羽付けたんだよ、天使とかでもあるまいし」

    「クリスタさんは女神だよ!」

    エレン「は?女神...?」

    「そう!」

    エレン「...金髪で...綺麗な、青い目...」



    『...お前の目って、綺麗な青色だな』

    『...エレンの目は...深緑?』

    『...なあ、ヒストリア』

    『なに?』



    エレン「え...ヒストリア?」

    また、あの時同様、頭の中で声がする。

    同じ声...でも、名前は違う。

    俺が探しているのはクリスタだ...でも...ヒストリア?

    「どうしたの?」

    エレン「あ、いや...なんでもない...」

    「そう?」

    エレン「...この金髪の子が...クリスタ」

    「ねぇ、エレン君、アルミン君とかが言ってたけど、エレン君って忘れてるの?」

    エレン「あ...う、うん」

    「それで...」

    エレン「...本当にこれが、クリスタなのか?」

    「うん」

    エレン「...ヒストリアって知ってるか?」

    「ヒストリア?...知らない」

    エレ「そうか...」

    「クリスタさん...本当にどうしたんだろう...あーあ、早く女神様に会いたいなー」

    エレン「なんで女神?」

    「女神みたいに可愛いから」

    エレン「あー...確かにかわいいな」

    エレン「...女神」




    『我が名は、全知全能の神、クリスタ・レンズ...』

    『ほう』

    『あなたの願いを一つだけ叶えに来ました』

    『なるほど』




    エレン「あっ...」

    「ん?」

    エレン「神...様...?」

    「エレン君?」

    エレン「...」

    「?」

    エレン「この絵、貰っていいか?」

    「うん、いいよ」

    エレン「ありがとな」

    「うん」

    --
    -

    クリスタ・レンズ...。

    自分の事を、神って言ってたな...。

    皆から女神って言われて調子に乗ったのか?

    クリスタは...そういう奴だったのか...。

    --
    -

    クリスタ「...」

    ヒストリア「なんで、ミカサやアルミンの記憶を消さないの」

    クリスタ「それは...」

    ヒストリア「...期待してるからでしょ...私たちの事を思い出すことを」

    クリスタ「...うん」

    ヒストリア「思い出して...くれるかな」

    クリスタ「わかんないよ...」

    ヒストリア「...エレンが、思い出したらどうする」

    クリスタ「...あの子が話してくれた、お父様の話」

    ヒストリア「うん」

    クリスタ「あれって...どういうことなのかな...」

    ヒストリア「わかんない...けど、お父様はきっと...自分の決めた決まり事より、自分のしたい事を通したんじゃないかな」

    クリスタ「それってつまり...」

    ヒストリア「...分かんないよ...ただ、そう思いたいだけ」

    クリスタ「...そっか」

    ヒストリア「エレン...」

    クリスタ「エレンは...怒るかな」

    ヒストリア「え?」

    クリスタ「エレンが思い出したら...エレンは私たちに怒るかな...」

    ヒストリア「...怒るわけないじゃん」

    クリスタ「で、でも...!」

    ヒストリア「何がそんなに不安なの」

    クリスタ「...記憶を消せって言われたのに...わざとああいう思い出すような、ヒントを残していったことを...」

    ヒストリア「別に...わざとじゃないでしょ」

    クリスタ「アルミン達の記憶を消し忘れた事に気づいた...でも、あえて消さなかった...」

    ヒストリア「...」

    クリスタ「エレンは...怒るかな...」

    --
    -
  129. 131 : : 2018/07/21(土) 14:20:02

    金髪...碧眼...神様...クリスタ・レンズ...ヒストリア...。

    一部の会話...。

    今わかってるのはこれだけか...。

    でもな...もうこれ以上は何も思い出せそうにないし...。

    というか思い出したって言うか、会話以外の事は全部皆から聞いただけで思い出していないし。

    エレン「はぁ...なんか...ため息ばっかだな...」

    --
    -

    アルミン「クリスタ...どこ行っちゃたんだろう...」

    ミカサ「...」

    アルミン「エレンもずっと、あんな調子だし...」

    ミカサ「なんか、不思議だね」

    アルミン「なにが?」

    ミカサ「エレンだけがクリスタの事を忘れてて、エレンがクリスタの事を忘れたと同時に、クリスタはいなくなった」

    アルミン「...うん」

    ミカサ「...なんか、怖い」

    アルミン「...」

    ミカサ「本当に...どうしちゃったんだろう...」

    --
    -

    エレン「俺がクリスタを屋上によく引っ張り出してた?」

    アルミン「うん」

    エレン「屋上...行った事ないけど...」

    ミカサ「エレンが屋上に行ったときは、決まってクリスタがいた」

    エレン「だから...」

    アルミン「...行ってみる価値はあるんじゃない?」

    エレン「そうだな...ありがとな!行ってくる!!」タッタッタ

    --
    -

    クリスタ「屋上...」

    ヒストリア「エレンによく連れ出されてたね」

    クリスタ「そう言えばヒストリアが私の真似した時も...」

    ヒストリア「うん」

    クリスタ「...」

    --
    -

    エレン「...」

    屋上は、心地の良い風が吹くだけで、何もなかった。

    エレン「...ここで、俺とクリスタが...」

    --ビリッ--

    エレン「っ...!!」




    『てめぇ!本当は何にも叶えられないんだろ!!』

    『なっ!失礼だよ!本当に何でも叶えられるよ!』

    『じゃあ俺の願い叶えろよ!』

    『そんなお願いはダメなの!』

    『どんな願いだろうと俺の勝手だろ!』

    『ダメ!神様はそんなの許しません!』

    『くそ...本当は役にたたないから地上に降ろされたんじゃないのか?』

    『むきー!!そんなじゃないもん!!』

    『じゃあさっさと俺のお願い聞いてさっさと帰れ!!』

    『そんな事言う人のお願いは聞きません!』

    『お前!願い事叶えるために来たのに願い事叶えないなんて矛盾してるじゃねぇか!』




    今度は、その時の情景も一緒に、全て見えた。

    エレン「...願い...帰る...」

    わかった。

    合ってるのかはわからないけど...多分、わかった。

    神様のクリスタが...俺の願いを叶えるために俺の場所に来て、俺の願いを叶えるって...そしたら帰る...。

    エレン「でも...なんでだ...俺の周りには変わったことは何一つない...」

    そう、クリスタという少女の事をみんなが知ってる以外、特に変わった事は無い。

    じゃあなんでクリスタはいないんだ?

    というか、帰ったんだ?

    俺は考えた...でも、その答えにたどり着くまでに、そんなに時間は有さなかった...。

    エレン「俺が...記憶を消せって...」

    そう、記憶を消す。

    クリスタに関する記憶を消す。

    これだと、全ての事に説明がつく。

    じゃあなんで俺はそんな事を頼んだんだ?

    俺は...なんで...そんな事を...。

    --
    -
  130. 132 : : 2018/07/21(土) 19:31:26
    俺の予想…

    エレン「思い出したァァァ!ヒストリア、クリスタ‥お前だったんだな…(カルラを食べた巨人がダイナだと知った瞬間のような感じ。)」

    ヒスクリ「思い出してくれたんだね‥」




    期待
  131. 133 : : 2018/07/22(日) 22:59:11
    >>132 かくだいさん

    思い出してくれるといいですね...(*´ω`)

    期待ありがとうございます!
  132. 134 : : 2018/07/22(日) 23:16:02
    進撃の巨人 Season3

    NHK総合にて、本日7月22日、24時35分より放送開始です!!

    ※関西地方では同日25時15分から放送です!←因みに私は関西なんでこちらですね。

    ※放送日時変更になる場合がございます。

    皆さん!SSもいいですけど、進撃の巨人Season3絶対見てくださいね!!
  133. 135 : : 2018/07/22(日) 23:29:39
    はい!みますよ!
  134. 136 : : 2018/07/23(月) 01:05:33

    アルミン「え?ほんと?」

    エレン「信用...出来ないか...」

    ミカサ「ううん...する...だって、それだと本当に、全ての事に説明がつく」

    アルミン「クリスタが...」

    ミカサ「神様...」

    エレン「あぁ...本当に...そうなんだ...」

    アルミン「でもエレン、なんでそんな事をお願いしたの?」

    エレン「...分からない」

    ミカサ「...じゃあエレンは、神様と付き合っていたの?」

    エレン「そう...なるな」

    アルミン「...なんかあれだね...昔話と完全に一致するね」

    エレン「え...」

    アルミン「あ、ごめんね、今はこんな話してる場合じゃなかったね」

    エレン「いや!アルミン!話してくれ!」

    アルミン「え...えっと...」

    ミカサ「...」

    アルミン「...わ、わかった...えっと...ざっくりだけど、いいかな?」

    エレン「あぁ」

    アルミン「えっと...神様が、ある一人の人間の行動を見てたんだ、その人間は他の人間よりも、優しくて、本当に温かい心を持った人だったらしい。

    それで、それを見ていた神様が、「願いを叶えてやろう」、そう思ったらしく、下界である地上に、その人間がいるところに降りた。

    人間の前に現れた神様は願いを叶えてやると言った、でも人間は、そんな事はできないって断った」

    エレン「え?なんで?」

    アルミン「えっとね...なんの苦労も得ずに、そんな物をもらう事は出来ない、そう言ったんだ、そしたら神様はこういった、「願いを叶えないと天界に帰れない」って...

    だから人間は、適当なお願いを言う事にした、でも神様は、そんな願い事はダメだと言い、帰ろうとしなかった。

    そこからは、神様と人間は一緒に暮らすようになった、そして、一緒に暮らしていくうちに、お互いがお互いの事を好きになった。

    でも、これがいけなかった。

    人間は、神様の事が本当に大好きで仕方がなかった...でも、付き合う事は出来ない、そう言われた。

    人間は耐えられなかった、こんなに思っているのに、こんなに愛しているのに、一つになることができない...だから人間は、自分の、神様に対する思いを消してくれ...そう頼んだんだ。

    神様はもちろん嫌だと言った、でも人間は聞かなかった。

    そして、口論の末、記憶を消すことにした。

    そこからは、人間はいつも通りの生活をして、神様は天界から人間を見てる、何も変わらない、いつも通りの生活に戻った。」

    エレン「...」

    ミカサ「神様...可哀そうだね...」

    エレン「え?」

    ミカサ「だって、人間は忘れているかもしれない、でも神様は記憶を消していないから、ずっと片思いのまま...ずっと...」

    エレン「...」

    アルミン「エレン、僕、考えたんだけどさ」

    エレン「...」

    アルミン「クリスタは、思い出してほしいんじゃないかな」

    エレン「え...?」

    アルミン「だって考えてみてくれよ、エレンの記憶の消すのはわかる、でもなんで、わざと記憶を取り戻せるようなヒントを置いて行ったんだ?」

    エレン「ヒント?」

    アルミン「僕たちの中にあるクリスタの記憶だよ」

    エレン「あっ...」

    アルミン「クリスタは、君が思い出すのを待ってるんだよ」

    --ズキッ--

    エレン「っ...!!」ガクッ

    ミカサ「エレン!!」

    アルミン「エレン!どうしたの!?」

    エレン「あ...あぁ...」

    --
    -
  135. 137 : : 2018/07/23(月) 01:05:37

    エレン「ヒストリア...クリスタ...こんな気持ちにさせてくれて、本当にありがとう...俺は多分、お前らに会わなかったら、一生こんな気持ちになることはなかったと思う...」

    ヒストリア「エレン...」

    エレン「本当に、ありがとな...お前らと会えて...お前らと過ごせて、本当に...最初は嫌だったけど、それがだんだん当たり前になって...気づいたら、嬉しかった...」

    ヒストリア「やめてよ...」

    エレン「お前らの事は...忘れない...」

    ヒストリア「やめてってエレン...」

    エレン「これは願い事じゃなくてさ、純粋に、お前に対しての願いだけど...俺の事を、上に戻っても、見ててくれないかな...」

    ヒストリア「エレン...もう...本当にやめて...」

    エレン「...クリスタ、ヒストリア...俺の記憶を、消してください...」

    ヒストリア「う...うぅ...うわぁぁぁぁぁ...」ポロポロ

    エレン「...」

    ヒストリア「できない...そんな事できない...」

    エレン「お前らは、俺の願いを叶えてくれるんじゃないのか」

    ヒストリア「それでも...それでも...」

    エレン「お前らは神様だろ...人間のお願いの一つも叶えられなくてどうするんだよ...」

    ヒストリア「...グスッ」

    エレン「お願いだ...早くしてくれ...出来ることなら、お前らに涙は見せたくないんだ...」

    ヒストリア「...エレン...顔あげて...」

    エレン「え...」

    --チュッ--

    エレン「んっ!?」

    ヒストリア「ん...んむ...はぁ...」

    エレン「...付き合うのはダメなのに、キスはいいんだな」

    ヒストリア「...うん...多分...神様とキスできた人間なんて、あなたが初めてだから、感謝しなさい」

    エレン「...ははっ...そうかよ...」

    ヒストリア「...バイバイ、エレン...クリスタに変わるね」

    エレン「...あぁ」

    クリスタ「...私からは...特に何もないよ」

    エレン「そっか...」

    クリスタ「で、でも...ヒストリアばっかりずるい!」

    エレン「は?」

    クリスタ「わ、私も!!そ、その...///」

    エレン「...お前は...最後まで相変わらずだな...」

    クリスタ「う、うるさい!!///」

    エレン「...クリスタ」

    --チュッ--

    クリスタ「...んん...はぁ...」

    エレン「...じゃあな」

    クリスタ「...うん...バイバイ...エレン」

    エレン「...本当に、ありがとう」

    クリスタ「うん...じゃあ、消すね...」

    エレン「あぁ」

    クリスタ「...」

    エレン「...クリスタ、ヒストリア」

    クリスタ「...」

    エレン「愛してるよ」

    クリスタ「エレン...私も...私たちも...愛してるよ...」

    --
    -

    エレン「クリスタ...ヒストリア...」ポロポロ

    アルミン「え、エレン?」

    エレン「ごめん...俺、自分の事しか考えていなかった...そうだよな...クリスタも、ヒストリアも、俺とおんなじ気持ちだったのに...俺だけ忘れて、逃げようとしてた...」

    エレン「ごめん...本当に...ごめん...」

    --
    -
  136. 138 : : 2018/07/23(月) 12:39:13
    ど、どうなるんだ...
    期待
  137. 139 : : 2018/07/23(月) 17:27:17
    どんなエンディングだぁー!?期待しとるぜ!

    みんなに優しくていい子のクリスタはもういないの
  138. 140 : : 2018/07/23(月) 19:11:20
    >>138 名無しさん

    期待ありがとうございます!

    >>139 かくだいさん

    期待ありがとうございます!(`・ω・´)

    なんか...あれですよね...そのシーンに入るまでが早かったのでちょっと残念です...(´・ω・)
  139. 141 : : 2018/07/23(月) 19:12:48

    ミカサ「エレン...その反応、思い出したの?」

    エレン「...あぁ」

    アルミン「そう...」

    エレン「ごめん...昼休みだけど、俺もう帰るわ」

    ミカサ「え...」

    エレン「...体調不良って、伝えといてくれ」

    アルミン「う、うん」

    エレン「...またな」タッタッタ

    --
    -

    クリスタ「エレン...」

    ヒストリア「思い出したね...」

    クリスタ「...うん」

    ヒストリア「どうするの」

    クリスタ「...」

    ヒストリア「アルミン達の記憶を消さない、これはあなたが決めた事...これから、どうするの」

    クリスタ「これから...」

    ヒストリア「私は、このままエレンを天界から眺めてるだけなんて嫌だ」

    クリスタ「そ、それは...私も一緒...」

    ヒストリア「ねぇ、クリスタ...もう、神様なんてやめない?」

    クリスタ「え...」

    「ダメですよ」

    クリヒス「!!」

    「あなた方は、神様を止めてはいけません」

    ヒストリア「な、なんで!?」

    「あなた方の代わりがいませんから」

    クリスタ「代わり...で、でも私達、神様なのになんの仕事もしてない!そんなのいてもいなくても変わりない!」

    「はい、その通りです」

    ヒストリア「だ、だったら!」

    「ですが...そこに神がいる...という事実が大切なんです」

    ヒストリア「...そもそも、何もしなくていいのなら、だれが神になってもいいはず」

    「神の座につける者、それは神の血を引く者でないといけません」

    クリスタ「じゃあ...無理じゃん...」

    「...」

    ヒストリア「エレン...」

    「はぁ...この間、ヒントを与えたはずですけどね...」

    クリスタ「え?」

    「お父様は自分の決まり事を無視して、神様に合わせた...と言ったはずです」

    ヒストリア「だからそれが分からなくて...」

    「あなた方はそれでも全知全能ですか...」

    クリスタ「...」

    「わかりました、なら最後に、大きなヒントを上げます」

    ヒストリア「ねぇ、さっきからそのヒントって何なの?」

    「クリスタ様とヒストリア様の、これからの人生に対するヒントです」

    クリスタ「...」

    「まあ、聞いてください、最後のヒント...人間と神様の間に生まれた子は、二重人格になるそうですよ」

    クリヒス「!!」

    「クリスタ様...あなたは、お母様に似て、とても面倒見が良くて、本当に優しく、温かい心を持ってます...」

    クリスタ「お母様...」

    「ヒストリア様...あなたはお父様に似て、面倒くさがりで、自分勝手で...でも、自分の信念は曲げない、強い心を持っています...」

    ヒストリア「お父様...」

    「どうです?神様に合わせた...この意味が分かりますか?」

    クリスタ「うん...」

    ヒストリア「わかった...」

    「それでは、どうしますか...」

    クリヒス「私達二人は、休みをもらいます、期間は、今から...大切な人の人生を見送るまでです」

    「そうですか...あなた方二人は、人間に合わせるのですね...」

    クリヒス「うん」

    「...分かりました...休みの間、存分に羽を伸ばしてきてください、その間の天界の事は、私含め、その他の天使にお任せください」

    クリスタ「うん...じゃあ、行ってきます」

    ヒストリア「行ってきます」

    「はい、行ってらっしゃいませ、クリスタ様、ヒストリア様」

    --
    -

    エレン「ふわあぁぁぁぁ...」ムクッ

    朝、ベッドから体を起こし大きく背伸びをする。

    エレン「んー...」プルプル

    エレン「はぁ...」

    そして、カーテンを開けると、気持ちのいい朝日が部屋にサンサンと照る。

    窓を開け、朝の新鮮な空気を体全身で味わい、大きく、ゆっくり深呼吸する。

    エレン「すぅー...はぁー...」

    そして、一言。

    エレン「あー...二度寝したい...」

    ここで、今までの清々しい朝の雰囲気を台無しにするのがいつもの流れ。

    ...だが、今日は違った。

    部屋の中央でプカプカと浮く神様がいた。

    エレン「...」

    クリスタ「我が名は全知全能の神、クリスタ・レンズ」

    ヒストリア「そして、同じく全知全能の神、ヒストリア・レイス」

    クリヒス「あなたと、人生を共に歩むため、天界から来ました」

    エレン「...おかえり、クリスタ、ヒストリア」

    クリヒス「はい...ただいま、エレン」ニコッ















    『エレン「神様は二重人格?」エレクリヒス』
    ---終わり---
  140. 142 : : 2018/07/23(月) 19:12:53
    ---後日談---

    エレン「そっか...お前のお父さんとお母さんもな...」

    クリスタ「ねー、すごいよね」

    エレン「あ、だったらあれか、俺とクリスタの子供ができたら、そいつも二重人格なのか」

    クリスタ「そ、そうだね...///」

    エレン「ふーん...あ、今ふと思ったんだけどさ」

    クリスタ「ん?」

    エレン「お前って、今何歳なんだ?」

    クリスタ「え...じょ、女性に年齢を聞くのはダメだよ!!」

    エレン「え...その反応...相当年食ってるな」

    クリスタ「年食ってるとか言うな!!」

    ヒストリア「何歳か忘れたけど、500年は超えてる」

    クリスタ「あ!なんで言うの!!///」

    エレン「え...5、500...」

    クリスタ「え、エレン?」

    エレン「初めての彼女が二重人格で神様でしかもロリババア...」

    クリスタ「ロリ...ロリババアって言うな!!ババアでもないしロリでもないよ!!」

    エレン「...ロリ神様」

    クリスタ「ロリ神様言うな!!」

    エレン「いやー、まさかそんなに年上とはな」

    クリスタ「が、がっかりした?」

    エレン「いや、俺年齢とか関係ないと思ってるし」

    クリスタ「ろ、ロリは?」

    エレン「は?」

    クリスタ「こ、この私の体系は...」

    エレン「...すっとんとん」

    クリスタ「むきーーーー!!」ポカポカ

    エレン「いた!殴るなって!お前が聞いてきたんだろ!!」

    クリスタ「そう言う事じゃないわよ!この体系でも大丈夫かって聞いてるの!!」

    エレン「気にしないって!」

    --ピタッ--

    クリスタ「ほ、ほんと?」

    エレン「なんでいちいちそんな事聞いてくるんだよ...」

    クリスタ「だ、だって...」

    エレン「あのな、俺はお前の年齢とか、見た目とかでお前ら二人の事を好きなったんじゃない」

    クリスタ「...?」

    エレン「お前らといたら...なんというか落ち着くから...まあ、お前らといたら楽しいから、俺はお前ら二人の事が好きになったんだ」

    エレン「そんな見た目とかでうじうじ言うなよ...」

    クリスタ「お...おぉ...」

    エレン「ん?」

    クリスタ「エレン好きーーーー!!」ギュゥゥ

    エレン「おわっ!危ないだろ!急に抱き着いてくるな!」

    クリスタ「えへへ~///」

    エレン「はぁ...」

    ヒストリア「クリスタばかりずるい」ギュゥゥ

    エレン「あ、変わった」

    ヒストリア「...私といても、落ち着く?」

    エレン「あぁ、もちろん」

    ヒストリア「そっか...」

    エレン「...クリスタ、ヒストリア」

    クリヒス「ん?」

    エレン「その...改めて、よろしくな」

    クリヒス「...うん!よろしくね!エレン!」ニコッ

    エレン「おう、ロリ神様」

    クリスタ「ロリ神様って言うな!!!」

    エレン「あはははははは!!」

    ヒストリア(ふわあぁぁぁぁぁ...眠たい...)



    ---後日談終わり---
  141. 143 : : 2018/07/23(月) 19:23:49
    ここまで読んでくださってありがとうございます!!

    本当は一昨日に終わらすはずだったのに、思った以上に執筆がはかどらず気づいたら月曜日に...(-_-;)

    皆さん!Season3見ましたか!?私は見ました!

    OPの作画とか雰囲気とか最高じゃなかったですか!?

    幼少期のエレンとミカサとアルミンがほんとに可愛くて...特にあのミカサの笑顔!!めちゃくちゃ可愛かったですよね!?

    そして...幼少期ヒストリア!!あれはもう堪りません!!
    もう出てきた瞬間にお兄ちゃんの肩を掴んで思いっきり揺らすくらいテンション上がりましたよ!!

    もう最高でした...幼少期ヒストリア...可愛すぎます...。

    あとあれです!15歳エレンの周りを幼少期エレンがその周りをウロウロするあのシーン!!あのシーンも...本当に堪りません...。

    そして、本編なのですが...う~ん...私の見たいシーンはあったのですが...正直駆け足過ぎて、原作読んでいない人ついてこれてるかな...という心配はあります...。

    あ、後!ヒストリア好きなら誰もが見たいであろうあのシーン!ヒストリアが一体どういう生い立ちなのかを話すあのシーン!噂によると三話で放送するらしいですよ!

    一話で放送されなくて、あぁ...無いのか...っとがっかりしていたそこの君!!←昨日の夜の私

    大丈夫です!三話で放送します!!(多分)

    えっと...長くなりましたが、ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!!

    皆さまからの励まし、期待コメ、本当に書く励みになりました!ありがとうございます!

    最後にもう一度、本当にありがとうございました!!
  142. 144 : : 2018/07/23(月) 19:41:26
    お疲れさまでした!
    大変面白い作品でした!
  143. 145 : : 2018/07/23(月) 19:53:39
    最後の終わりのシーンが最初のシーンと一緒だった!そういうの好き!

    後日談含め、面白かったです!
    執筆、お疲れ様でした、他の作品も頑張って下さいね!
  144. 146 : : 2018/07/23(月) 20:31:43
    完結乙です!
    今回も神作ありがとうございます!
    進行中の作品もこれからだす作品も頑張ってください!

    進撃のOPが今までとちがって落ち着いた感じで好きでした。
    それにケニーのおじさんかっこいい≧▽≦

    Lialさんにも3期にも期待してます!
  145. 147 : : 2018/07/23(月) 21:05:24
    完結おめでとうございます!
    お疲れ様でした!すごく面白かったです!

    他の作品にも期待しています!
  146. 148 : : 2018/07/23(月) 21:15:12
    完結おめでとうございます!


    これからも頑張ってください!

  147. 149 : : 2018/07/24(火) 01:19:11
    完結おめでとうございます!
    今回のも凄く面白かったです!

    他の作品も頑張ってください!!
  148. 150 : : 2018/07/24(火) 17:03:51
    お疲れ様でした!
    3期面白いですねぇ!3話が楽しみです!→全話読んでるけど(笑)
    ロリ神様〜
  149. 151 : : 2018/07/24(火) 18:07:54
    >>144 ラーメンラーメンさん

    ありがとうございます!

    そう言っていただけると頑張って書いた甲斐があります!

    >>145 quさん

    あ!わかっていただけましたか!
    そこに気づいてくれるとは...嬉しいです(●´ω`●)

    はい!頑張ります!

    >>146 名無しさん

    そんな...神作だなんて...ありがとうございます!
    はい!頑張ります!ありがとうございます!

    そうですよね!!OP最高でした!!もう鳥肌が止まらなくて...。
    ケニーのおじちゃんもかっこいい!!声渋い!!

    期待ありがとうございます!(`・ω・´)

    >>147 名無しさん

    ありがとうございます!
    そう言っていただけると嬉しいです!!

    期待ありがとうございます!

    >>148 Serleさん

    ありがとうございます!

    はい!頑張ります(*´ω`*)

    >>149 ふるるさん

    ありがとうございます!
    面白かったですか?喜んでいただけたみたいですごく嬉しいです!!

    はい!頑張ります!

    >>150 かくだいさん

    ありがとうございます!
    本当に!3話楽しみ過ぎます!!→因みに私も全話読んでますよ(o´艸`)ムフフ 一緒ですね!!

    ロリ神様〜
  150. 152 : : 2018/07/24(火) 22:05:42
    クリスタ改め
    ロリ神
  151. 153 : : 2018/07/26(木) 16:40:33
    よかったよ、、、、、、、、、、おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお(泣)

  152. 154 : : 2018/08/01(水) 20:23:22
    素晴らしかったです。
    原作もエレヒスになる日を願っております。

▲一番上へ

このスレッドは書き込みが制限されています。
スレッド作成者が書き込みを許可していないため、書き込むことができません。

著者情報
SeLial_

Lial

@SeLial_

「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場