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最原「僕の」赤松「私の」2人「好きな人は…」

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  1. 1 : : 2018/05/15(火) 00:28:02
    注意

    ・初投稿
    ・キャラ口調も心配
    ・完全なギャグ
    ・文の才能はないけど頑張って書きます
    ・ネタバレOK
    ・短めで完結する予定
    ・コロシアイのない優しい世界
    ・暖かい目で見てください

    赤松さんと最原くんが互いにから回っていくお話です

    宜しくお願いします
  2. 2 : : 2018/05/15(火) 00:31:38
    赤松「私の名前は赤松楓『超高校級のピアニスト』なんだ」

    赤松「突然だけど私の周りで最近ちょっと気になる人がいるんだよね」

    赤松「その人は『超高校級の探偵』の最原終一くん」

    赤松「普段はちょっと気弱なところがあるけど、頭を使ったりいざという時は頼りになって格好良いんだ!本当だよ!」

    赤松「いずれはその…男女のお、お付き合いとか出来たら…って思ってるんだけど//」

    赤松「それはちょっと難しいみたい…」

    赤松「何故なら……」



    最原「僕の名前は最原終一、一応『超高校級の探偵』」

    最原「あまり自信がない僕だけど周りで気になる人がいる」

    最原「その人は『超高校級のピアニスト』赤松楓さん」

    最原「赤松さんはこんな僕にも話し掛けてくれて過去のトラウマを克服するきっかけを作ってくれた魅力的な人」

    最原「そんな彼女のことがす、好きになっちゃったんだけど//」

    最原「告白するのはハードルが高いみたい…」

    最原「何故なら……」



    赤松「最原くんは男の子が好きみたいだから!!」
    最原「赤松さんは女性が好きらしいから!!」
  3. 3 : : 2018/05/15(火) 01:08:53
    初っぱなから絡まってる!!ここから最終的に両想いになるのかな?
  4. 4 : : 2018/05/15(火) 01:30:48
    >>3
    コメントありがとうございます
    どうなることやらです



    赤松「最原くんが男の子を好きだと知ったのは…」


    ~一週間前~


    【食堂】

    赤松「あ、最原くんおはよう!」

    最原「赤松さんおはよう。今日も元気だね」

    赤松「うん!天気も良いし絶好のピアノ日和!」

    最原「ピアノは室内じゃないか」

    赤松「むぅ…そういう最原くんも部屋で小説ばかり読んでるじゃない」

    最原「それを言われると痛いなぁ」

    赤松「ふふ…じゃ今日はせっかくだから一緒にお互いの好きなことをしよう!」

    最原「そうだね。赤松さんとの連弾も久々だなぁ」

    赤松「何だかんだで期間空いちゃったしね」

    最原「僕も最近新しく入ったミステリー小説も借りてるからさ。赤松さんも楽しめると思うよ」

    赤松「連弾も小説もどっちも楽しみだな!」

    最原「それじゃ僕と赤松さんどちらの部屋に先に行く?」

    赤松「じゃ先に小説を読もうよ!ほら最原くん早く早く!」タッタッタ

    最原「ちょっ…赤松さん、待ってよ!」タッタッタ



    星「相変わらず仲が良いな。あの2人」

    東条「本当ね。少し羨ましいわ」

    星「東条」

    東条「コーヒーのおかわりね、分かったわ」

    天海「お2人も仲良しっすね」
  5. 5 : : 2018/05/15(火) 04:10:53

    【最原の部屋】

    赤松「おじゃましまーす」ガチャ

    最原「まぁとりあえずくつろいでよ」

    赤松「うん」

    最原「あ、飲み物が無かったな…食堂で貰ってくれば良かった」

    赤松「じゃ私貰いに行ってくるよ!」

    最原「いやいや、僕が行くから赤松さんは座ってて!紅茶で良い?」

    赤松「うん、ありがとう!」

    最原「じゃすぐ戻ってくるから」バタン


    赤松「最原くんは本当に優しいなぁ…」

    赤松「それにしても最原くんの部屋か…」

    赤松(!…今最原くんの部屋に私一人!これはチャンスなのでは?)

    赤松(…最原くんも年頃の男の子だもん…え、Hな本とか持ってたりするのかな//)

    赤松(こ、これは最原くんのことをよく知る為であって、決して…いやらしい気持ちは微塵もないから、大丈夫!)


    こうして赤松楓のお宝探しが始まった。


    赤松「さーて、やっぱり定番はベッドの下だよね。どれどれ」

    赤松(あ、何か小説じゃない本が1冊だけある!)

    赤松(まさか本当に出てくるなんて…)

    赤松(でも最原くんも男の子だもんね!Hな本の一冊くらい持っててもおかしくないし)

    赤松「最原くんのタイプの子だって……」


    苗〇×不二〇
    ~秘密の学園~


    赤松「え」

    赤松「ええええぇ!!!」
  6. 6 : : 2018/05/15(火) 04:24:49
    赤松「えっ、何で!どうして!?」

    赤松(この表紙で絡んでる2人はどう見ても…)

    赤松(男同士…だよね)

    赤松(いわゆるBLってやつだよね)

    赤松(ど、どうしよう…パッと見た感じ、他にHな本は見当たらないし)

    赤松(ベッドの下にこれだけ隠してたのも怪しい…)

    赤松(それに悔しいけどこの学園の女子は可愛い子が多いし、交流する機会が多いのに最原くんもなびかないのもおかしい!)

    赤松(…なびかれても困るけど…//)

    赤松「本当は考えたくなかったけど、これで分かったよ」


    赤松「最原くんは男の子が好きなんだ!!」


    赤松(…言ってて悲しくなってきた)

    赤松「でもどうしよう…とりあえずこの本は戻して…」

    最原「赤松さんお待たせ」ガチャ

    赤松「ひゃわああぁぁ!!」ビクッ!

    最原「赤松さんどうしたの?」

    赤松「な、なな何でもないよ…何でも!」サッ

    最原「?…砂糖1個で良かったよね?」

    赤松「あぁ、うん(とっさに本を後に隠しちゃった…)」

    赤松「(とりあえず最原くんの気を引いて)…あ!後に蜘蛛がいるよ!」

    最原「えぇ!ど、どこ!?」

    赤松(今のうちにベッドの下に!)サッ

    赤松「あ、ごめん。見間違えたみたい」

    最原「もう…びっくりしたなぁ」

    赤松(私はそれ以上に驚いてるよ…)


    その後赤松は最原と一緒に小説を読むも当然頭の中には入ってこなかった。


    茶柱「むっ!今男死によって女子の誰かが傷付いた気がします!」

    夢野「んあー、転子うるさいわい…」

    茶柱「そうです!これから転子と一緒にお茶を飲みに行きましょう!」

    夢野「めんどい…」
  7. 7 : : 2018/05/15(火) 11:36:23
    犯人はつむぎちゃん
  8. 8 : : 2018/05/15(火) 19:21:03
    >>7
    最原「それに賛成だ!」



    最原(赤松さんは「ちょっと(気持ちを)整理したい」と言って一度部屋に戻ってしまった)

    最原(やっぱり女の子だし、他人に見られたくないものとかもあるだろうから掃除もしたいよね)

    最原(それにしても今日の赤松さんはちょっと変だったような…)

    最原(何か妙に落ち着かない様子だったというか…)

    最原(体調でも悪かったのかな?)

    最原(でもそれだと僕を誘ってくるのはおかしいし…)

    最原「あ、そういえば!」


    最原はベッドの下にある本を取り出す。


    最原「この本返さなきゃな…読んでないけど」



    ~更に3日前~

    白銀「最原くんはミステリー小説しか読まないイメージが地味にあるんだけど他のジャンルは読まないの?」

    最原「ミステリー系が多いだけで恋愛ものとかもたまに読んだりするよ」

    白銀「そうなんだ。何か意外だね」

    最原「でもあまり読まないから面白いものが分からないんだよね。白銀さん何かおすすめの本はある?」

    白銀「恋愛ものならこれを1回是非!」

    最原「え!こ、これって…」

    白銀「君ならきっとこの絡みの熱さが地味に分かると思うんだ!さぁこの機会に新たな扉を開いちゃおうよ!」

    最原「いやできれば僕は純愛ものの方が…」

    白銀「あ、返すのはいつでも良いから。またね」

    最原「そうじゃなくて…あ、ちょっと…白銀さん!」

    最原「…どうしようこれ」

    ~回想終了~



    最原「結局読む勇気はなかったんだよね」

    最原「白銀さんには悪いけど適当に理由付けてこの本は返そう」

    最原「あとついでに僕が百田くんに貸したお宝(AV)そろそろ返してもらおう」

    最原「それより赤松さんだ…一体……」ブツブツ


    考えるも答えが出ることはなかった。



    白銀「最原くんあれ読んでくれたかな?」

    白銀「そうだ!あの本の主人公のコスプレしてもらおう」

    白銀「細身だし色白だから地味に似合うと思うんだよね!」

    白銀「よーし、そうと決まれば早速創作開始だよ!」
  9. 9 : : 2018/05/15(火) 20:20:36

    赤松「ということがあって…」

    赤松「他の女の子を好きになったならまだしも」

    赤松「さすがにタイプが男の子じゃ私にチャンスがないよ!」

    赤松「何とかしなくちゃ…」

    赤松「まず最原くんには女の子に目を向けてもらわないと!」




    最原「赤松さんのタイプが女性だと気付いたのは…」


    ~5日前~

    【廊下】

    赤松「あ、最原くんどこに行くの?」

    最原「百田くんとカジノで遊んできた帰りなんだけど」

    赤松「どうだったの?」

    最原「百田くんは…どんどんメダルが減っていったよ」

    赤松「何だろう、簡単に想像できるね…」

    赤松「最原くんはどうだったの?」

    最原「うーん、所持金が3倍になったくらいかなぁ」

    赤松「結構凄くない!?」

    赤松「…にしてはちょっと疲れてるように見えるけど?」

    最原「その前に入間さんと話してて凄く疲れたんだよね」

    赤松「入間さんかぁ…確かに話してると疲れちゃうの分かるかも」

    赤松「あ、そうだ!」

    赤松「最近リラックス効果があるっていう音楽をピアノで練習したんだ」

    赤松「良かったら最原くんに聴かせてあげようと思うんだけど、どうかな?」

    最原「リラックス効果かぁ…それは是非聴いてみたいね」

    赤松「それじゃ私の研究教室に行こう!」



    入間「ヘックシッ!だれかオレ様の噂でもしてんのか?」

    入間「まぁ大方どこかの童貞野郎どもがオレ様の身体の話でもしてんだろうな!」

    入間「そしてそいつらは妄想の中でオレ様にあんなことやこんなことを…//」

    入間「あぁん//…め、目覚めちゃううぅ…!!」

    春川「こいつはもうダメかもしれない」
  10. 10 : : 2018/05/15(火) 21:35:59
    うーむ、百合本を持ってるのって茶柱か白銀しか思い付かないんだか。
  11. 11 : : 2018/05/15(火) 22:04:25
    >>10
    百合本持ってるのはおそらく白銀さんでしょうね。


    最原「…おじゃまします」

    赤松「とりあえずそこの椅子に座ってくれて良いから」

    最原「それにしてもリラックス効果のある音楽とかも弾けるって凄いね」

    最原「きっと練習も大変なんだろうな」

    赤松「あはは…ありがとう」

    赤松(この間のショックから落ち着く為に一心不乱に弾いてて上手くなったとは言えない…)

    赤松「さて…じゃ始めるよ!」


    最原(僕に背を向ける形でピアノに向かい、綺麗なメロディーを奏でる赤松さん)

    最原(そのメロディーは少し疲労感が残っている僕の身体に染みるように癒されて)

    最原(僕はこの時間がとても心地良い)

    最原(そしていつもこの位置から見える変わらない光景)

    最原(黒い光沢のあるピアノ、それを弾く赤松さん、その近くには本棚、中には何十冊という楽譜が並んで……あれ?)

    最原(1冊だけ明らかに楽譜じゃなさそうな本が混じってる?)

    最原(赤松さんは几帳面だからそんなことないはずなのに…気になる)


    赤松「最原くん!」

    最原「え、あぁ…もう終わっちゃったんだね」

    赤松「どうだった?」

    最原「とても心地良かったよ。リラックスできたと思う」

    赤松「それは良かったよ!」

    最原「できればなんだけど…もう1曲何か弾いてもらえるかな?」

    赤松「それは良いけど、ちょっと汗かいちゃったから着替えてきてからでも良いかな?//」

    最原「う、うん…もちろん、待ってるからさ」

    赤松「ごめんね、なるべく早く戻るから!」バタン


    最原(と、とりあえず僕1人になったな…)

    最原(やっぱりさっきの本…どうしても気になる!)

    最原(本当は絶対こんなことしないんだけど…)

    最原(あの本だけ!本だけだから!)

    最原(それにあの赤松さんに限って変な本なんて…)


    霧〇×舞〇
    ~花園学園~


    最原「え」

    最原「ええええぇ!!」
  12. 12 : : 2018/05/15(火) 22:22:39
    これ互いの誤解解けたらつむぎちゃん〆られそう。8割方原因だし
  13. 13 : : 2018/05/16(水) 00:29:40
    >>12
    それがそうとも限らないんです。



    最原(ど、どどどういうことなんだ)

    最原(落ち着け…最原終一…)

    最原(この本はまず間違いなくユリと呼ばれる代物だ)

    最原(その本が赤松さんの研究教室にあったってことは…)

    最原(間違いなく興味があるってことだよなぁ…)

    最原(たまたま誰かのが入れっぱなしになってた可能性は?)

    最原(見付けたのは赤松さんの研究教室、しかも本棚の中だ…たまたま本棚に入れたとは考えにくい!)

    最原(もしくは違うジャンルの本を見てみたくなったとか?)

    最原(それなら純愛ものとかアクションものとか王道なものはたくさんある。その中でこれなのは、やはりその類いが好きだから…)

    最原(クソッ!どうしてこんな時に限って力強い反論ができるんだ!)

    最原(悔しいけど認めるよ…)


    最原(赤松さんは女性が好きなんだ!!)


    最原(こんな形で探偵のスキルを発揮したくなかったよ…)

    最原(ちょっとした好奇心からとんでもない事実を知ってしまった)

    最原(でもその真実と向き合うには)

    最原(今は少し時間が必要だけど…)

    最原(僕は…)


    赤松「お待たせー!」ガチャ

    赤松「それじゃ次の…」

    最原「赤松さん!」ガシッ

    赤松「え!さ、最原くんどうしたの?//」

    最原「僕は…僕は…」

    赤松「……//」ドキドキ

    最原「ちゃんと真実と向き合うから!」

    最原「今は時間が欲しいんだああぁ!!」バタン!


    赤松「…え?最原くんどうしちゃったんだろう?」

    赤松(それに何か出ていく時に本みたいなの持ってた気がするけど気のせいだったかな?)



    夜長「にゃははー」

    真宮寺「夜長さん楽しそうだネ」

    夜長「主は言いました『これから面白いことが起こる』と」

    真宮寺「そうかい…それじゃその神様の言う事が本当になるかじっくり観察させてもらうヨ」
  14. 14 : : 2018/05/16(水) 03:02:02
    赤松さんの反応からみて誰かが百合本を置いてったのかな?
  15. 15 : : 2018/05/16(水) 17:30:35
    >>14
    真相はこの後すぐ!
  16. 16 : : 2018/05/16(水) 17:33:07
    【事の真相】


    王馬「にししっ、いやぁ白銀ちゃんもおバカさんだよねー!」

    王馬「ちょっと興味があるから百合本持ってたら貸してって言ったら…」

    王馬「何の疑いもなく貸してくれちゃったんだもん!」

    王馬「俺は『超高校級の総統』だよ?」

    王馬「イタズラに使うに決まってるじゃーん♪」

    王馬「さてと…だ・れ・に・し・よ・う・か・な?」

    王馬「よし、赤松ちゃんにしよう!」

    王馬「とりあえず研究教室にピッキングして…おそらくよく見るだろう本棚に入れて…と」

    王馬「さーて、赤松ちゃんはどんな反応を…」ガチャ

    東条「………」

    王馬「………」

    東条「…王馬くん、あなた今赤松さんの研究教室から出てきたわね?」

    王馬「いけね、俺としたことが」

    東条「詳しい話を聞かせてもらうわ」

    王馬「やーだよ!悔しかったら捕まえてみるんだね!」ダッシュ

    東条「メイドの誇りにかけて絶対に捕まえてみせるわ!」ダッシュ



    その後王馬は東条に3時間正座で説教された。
    仕方なく東条にイタズラの内容を正直に話したが回収しようとした本は最原が持っていった為、東条は本を見付けられず王馬に嘘をつかれたと勘違いし、更に4時間王馬を正座で説教した。
    その時ばかりは王馬も困惑したという…。
  17. 17 : : 2018/05/16(水) 18:43:34
    ちーたんはぱっと見ではどうあがいても美少女なんだけどなあ
  18. 18 : : 2018/05/16(水) 19:53:04
    つまり最原の部屋にあったBL本はつむぎちゃん、赤松さんの部屋の百合本は王馬くんということか
  19. 19 : : 2018/05/16(水) 22:32:28
    >>17
    そうですよね。
    でもまぁそこはBL独特の雰囲気で分かったということで。

    >>18
    白銀さんはたまたま、王馬くんはイタズラでですね。
  20. 20 : : 2018/05/16(水) 22:36:52
    最原「という出来事があって…」

    最原「他の男の人を好きになったならまだしも」

    最原「女の子が対象じゃ僕には振り向いてもらえないし…」

    最原「とりあえず…」

    最原「赤松さんには男の人を意識してもらわないと!」



    ~数日後~


    【食堂】

    王馬「ねぇねぇ皆、ちょっと聞いてよ♪」

    キーボ「一体何ですか王馬君?」

    王馬「最原ちゃんと赤松ちゃんなんだけど」

    王馬「最近よく一緒にいる機会が増えたと思わない?」

    百田「終一と赤松か?よく一緒にいるけどよ」

    天海「いや、言われてみると確かに2人一緒にいる機会が多い気がするっす」

    東条「そうね、最近2人で一緒に食堂に来ることが多いわ」

    獄原「2人は仲良しなんだね!」

    夜長「主は言いました、いっそ付き合ってしまえと」

    夢野「そもそもあやつらは付き合っておるのか?」

    茶柱「破廉恥です!赤松さんの応援はしたいですけど男死は許せません!」

    星「別にそうでもないらしいぜ」

    春川「友達以上恋人未満ってとこ?」

    入間「じゃセ〇レってやつか!ヒャッハー!」

    真宮寺「入間さん少し黙っててくれる?」

    入間「…何だよぉ…ちょっとした冗談じゃねぇか…」

    白銀「今のは間違いなく入間さんが悪いね」

    天海「というかお2人はまだ付き合ってなかったんすね」

    百田「そうだな!ちょっと意外だったぜ」

    東条「明らかにお互いがお互いを意識しているのは明白よね」

    キーボ「でも最近はお2人自身の距離も平均2.7cm縮まっています!」

    王馬「さすがロボ!プライバシーの欠片もない発言だね!」

    キーボ「なっ!計算すればプライバシーを考慮した発言だって出来るんです!」

    白銀「計算は…必要なんだね」

    入間「どうせお互いエロエロなことばかり考えてるんだろ!」

    春川「…殺されたいの?」

    入間「ひっ!…だ、だってぇ……」

    夜長「主は言いました、美兎はちょっと口を慎むべきだと」

    獄原「皆仲良くしなきゃダメだよ!」

    星「まぁ冗談はともかく何か互いにすれ違ってることでもあるんじゃねぇか」

    真宮寺「あり得ない話じゃないネ…すれ違う2人はどうなるのカ、じっくり観察させてもらうヨ」

    夢野「お主はいちいちキショイの」

    茶柱「真宮寺さん!夢野さんを不安にさせないでください!」

    王馬「まぁとりあえず2人がくっつくのも時間の問題かな?♪」

    春川「…だと良いんだけど」
  21. 21 : : 2018/05/16(水) 22:45:02
    王馬くんのこの態度は絶対わかっててやったな
  22. 22 : : 2018/05/17(木) 15:14:39
    >>21
    王馬くんはただ「赤松ちゃんは突然研究教室に百合本があったらどんな反応するだろう」程度しか考えていませんでした。
  23. 23 : : 2018/05/17(木) 15:20:29
    ~夜時間~


    【赤松の部屋】

    赤松(最原くんが(主に私を)意識してくれるようにいつも以上に誘ってるんだけど…)

    赤松(なかなか進展してる実感がないなぁ…)

    赤松(でも最近は最原くんからも時々誘ってくれるようになったから悪く思われてはないはず!)

    赤松(だけど最原くんは男の子が好きで…)

    赤松(私も男の子だったらもしかしたら最原くんと…)

    赤松「って!…あぁもう!頭の中がごちゃごちゃしてきたよ!」


    赤松「眠れないしちょっと散歩して頭すっきりさせよう」



    赤松(夜風が気持ちいいな…)

    赤松(あれ?あそこを歩いているのは最原くん?)

    赤松(こんな時間にどこ行くんだろう?)

    赤松(ちょっと後をつけてみよう…)

    赤松(この方向は広場の方?)

    赤松(何でこんなところに…ちょっと声掛けてみようかな?)


    赤松「最は…」


    最原「早いね、春川さん」

    春川「私もさっき来たところだよ」


    赤松(えええ!?)

    赤松(びっくりして咄嗟に隠れちゃったけど!)

    最原「…」

    赤松(ど、どうして最原くんと春川さんが2人きりで!?)

    赤松(しかも夜時間で人気の少ないこんな場所で!)

    春川「…」

    赤松(ま、まさか2人は…いやまだそうと決まった訳じゃ!)

    赤松(ちょっと聞こえにくいけど…2人の話をこっそり聞いてみよう…)


    春川「その…好きだよ」


    赤松(え!まさかの春川さんが告白!?…で、でも最原くんは男の子が好きなはずじゃ…)


    最原「うん、僕も好きだよ」


    赤松(嘘!まさかの両想い!?)

    赤松(この短期間で一体何があったのぉ!?)

    赤松(うわああああぁぁん!!!)ダッシュ
  24. 24 : : 2018/05/17(木) 15:36:49
    ああ、更に拗れていく
  25. 25 : : 2018/05/17(木) 15:58:13
    この後の流れ大体予想できる
  26. 26 : : 2018/05/17(木) 17:43:25
    百田君についてかな?
  27. 27 : : 2018/05/17(木) 20:08:57
    >>24
    一度拗れるとそう簡単には紐解けないんです。

    >>25
    多分大方予想通りだと思います。

    >>26
    さてどうでしょう?
  28. 28 : : 2018/05/17(木) 20:12:44
    ~事の真相~



    最原(赤松さんのことも頑張らなきゃだけど…)

    最原(まずはこの後のトレーニングを頑張らないとな)

    最原(百田くんと春川さんもう来てるかな?)



    【広場】

    最原(さて着いたけど…)

    最原(あ、あそこにいるのは…)

    最原『早いね、春川さん』

    春川『私もさっき来たところだよ』

    最原「百田くんは?」

    春川「まだ来てないよ。全くあいつは…」

    最原「まぁいつものことだしね」

    最原「それにしても春川さんも何だかんだ言ってきちんと来てくれるんだね」

    春川「なっ…殺されたいの?」

    最原「そ、それは勘弁だけど…」

    最原「トレーニング自体は大変だけど百田くんや春川さんと色んなこと話したりできるから僕はこの時間は楽しくてね」

    最原「春川さんもそう思ってくれてたら良いなって思うんだけど」

    春川「最原…」

    春川「まぁ面倒だとは思うけど」

    春川「好きか嫌いかと言われたら……」

    春川『その…好きだよ』※トレーニング時間

    春川(それに…も、百田もいるし//)

    最原『うん、僕も好きだよ』※トレーニング時間

    春川「まぁそう思うなら最原はもっと頑張るんだね」

    最原「あはは…手厳しいなぁ」


    ガサッ

    最原(あれ?今誰かそこにいたような…)


    百田「よう!終一!ハルマキ!」

    最原「あ、百田くん」

    百田「ちゃんと来てるな!感心感心!」

    百田「それじゃ早速トレーニング始めるぞ!」

    春川「自分は遅刻しておいて何言ってるんだか」

    最原「それに今日は回数誤魔化さないようにちゃんと見張ってるからね」

    百田「う、うるせー!俺がそんなセコいことする訳ねーだろ!」

    春川「はいはい、じゃ始めるよ」


    最原(まぁ良いか…別に見られて困ることもないし)
  29. 29 : : 2018/05/17(木) 20:14:21
    赤松さん誰かに相談しそう
  30. 30 : : 2018/05/18(金) 05:57:29
    >>29
    他の皆にはバレバレですが赤松さん自身は最原くんが好きなことを口外してないので相談できないのです。
  31. 31 : : 2018/05/18(金) 06:04:37
    【番外編】

    Q.あなたが気になる人が実は同性愛の疑惑があったらどうしますか?


    ~男子の意見~

    百田「んなもん気にしねーで思いきりぶつかるだけだ!そうすりゃちゃんとそいつに気持ちは届くはずだ!!」


    天海「難しいすね。でも俺はちゃんと話をして気持ちは伝えたいっす。それで相手に認められなかったら悔しいすけどね」


    王馬「にししっ、その時はあの手この手で相手には俺だけしか見れないようにしちゃうだけだよ!嘘だけどね♪…えっ、本当はって?話す訳ないじゃーん!」


    獄原「ええ!女の子同士で仲良くするのは良くないことなの!?…うう、ゴメン!ゴン太馬鹿だからよく分からないよ!」


    真宮寺「僕は別に気にしないヨ。それより姉さんの友達になってくれればネ。それにその同性愛者の人の観察もできるからむしろ歓迎だヨ」


    星「フッ…同性愛だろうがなんだろうが相手の趣味をとやかく言う必要はねぇよ。それより惚れた女に変わらない愛を注いでやるのが男ってもんだろう」


    キーボ「お付き合いするのに同性愛があるというのは明らかに障害も多いですし、合理的ではありません。なっ!何でそんな『分かってないな』みたいな顔をするんですか!僕は事実を言ったまでです!」
  32. 32 : : 2018/05/18(金) 06:09:43
    ~女子の意見~

    東条「そうね、私はどこまでもその方に尽くすだけ。たとえその方からの愛情がなくなっても依頼はこなす。それが私のメイドとしての信念よ」


    茶柱「汚らわしい男死となんて死んでも御免です!転子には夢野さんがいるんですから!夢野さんが他の女子とだったら…?…うぐぐ、複雑な気分です!」


    夜長「うーん、アンジーはねー神様に聞いてみるかなぁ?その人のことだって神様は分かってるからねー。神様の言うことは絶対なのだー」


    入間「あぁん!んなもんオレ様のヴィーナスボディーで悩殺すればイチコロに決まってるじゃねぇか!最悪そいつを無理矢理犯して…って…そ、そんな冷たい目で見ないでよぉ…」


    夢野「んあー、うちの使い魔となってくれれば別に何でも良いわい。」


    白銀「うーん、漫画やドラマで見るのが楽しいのであって実際自分に来たら地味に分からないね。とりあえずまず相手とよく話すしかないかな?地味につまらないことしか言えなくてごめんね。」


    春川「は?相手が同性愛疑惑があったらって…ま、まさか百田が!?…いやそんなはずは!……な、何見てるの!こ、殺されたいの!?」
  33. 33 : : 2018/05/18(金) 08:47:50
    となると、相談するとなるとクラスメートではなくなおかつ学園に離れていない人。
    ,,,先生か。
    ゆゆ式事態になりそうだ。
  34. 34 : : 2018/05/18(金) 17:14:03
    >>33
    赤松さんは意地でも自力で頑張ります。
  35. 35 : : 2018/05/18(金) 17:19:19
    ~翌日~



    最原(昨日はいつもより遅くまで百田くんと春川さんと話が出来て楽しかったなぁ)

    最原(でもおかげで寝不足だ…)

    最原(朝食食べたらますます眠くなっちゃったな…)

    最原(後でちょっと仮眠をとろうかな?)

    最原(あ、あそこを歩いているのは赤松さん)

    最原(そういえば今日は朝ごはん赤松さんと一緒じゃなかったんだよな)

    最原(ん、赤松さんの向かいから百田くんが歩いてきてるな)

    最原(とりあえず赤松さんに声を掛け…)


    最原「!!!!?」


    最原(え、な、なな何でなんだ!?)

    最原(自分の目で見た光景が衝撃的過ぎて信じられない!)

    最原(赤松さんが…あの赤松さんが…)


    最原(百田くんに自ら抱き付くなんてー!!)


    最原(い、いや…落ち着くんだ…)

    最原(こういう時こそ冷静に…冷静に……)

    最原(何かの勘違いかもしれないじゃないか!)

    最原(あ、赤松さんの様子は…)


    赤松「…嬉しかったよ!」


    最原(うわあぁぁ!何て屈託のない笑顔なんだぁ!!)


    最原(そ、そうだ!これは百田くんのいつものスキンシップなんだ!)

    最原(いつも「ハグするか?」って言ってるじゃないか!)

    最原(…いや今まで赤松さんはいつもその問いを断ってたじゃないか…)

    最原(そしてさっき見た限り2人が話してる時間はなかった…)

    最原(更に抱き付いたのは赤松さんの方…)

    最原(まさかこの短期間で百田くんの魅力に惹かれてしまったのか!?)

    最原(ううう…何かうまく頭が回らない気がする…)

    最原(ちょっと部屋に戻ろう…きっとまだ疲れているんだ…)フラフラ
  36. 36 : : 2018/05/19(土) 07:58:17
    多分王馬かゴン太の虫がついてきちゃったんだな。
  37. 37 : : 2018/05/19(土) 09:00:35
    >>36
    ゴン太くんの虫さんじゃないのでその虫さんはきっとゴン太くんとお友達になるでしょう。
  38. 38 : : 2018/05/19(土) 09:04:18
    ~事の真相~


    赤松(はぁ、昨日はあれから色々考えすぎちゃって全然眠れなかったよ)

    赤松(女子に目を向けてくれたのは良いけど…)

    赤松(その相手が春川さんだったなんて!)

    赤松(確かにちょっと親しげだった気もするし…)

    赤松(私は一体どうすれば…)


    ブーン

    赤松「きゃっ!」

    百田「おおっと!大丈夫か赤松?」


    赤松(い、いけない…考えすぎて周りが見えてなかった)

    赤松(私の真後に虫が飛んでたのにびっくりして)

    赤松(前のめりに飛び込んじゃった私を百田くんが受け止めてくれたんだ)

    赤松「あ、ご、ごめんね!」

    赤松「後ろに虫がいたのにびっくりしちゃって」

    百田「まぁ良いけどよ。何か考え込んでたみてぇだが、悩みでもあんのか?」


    赤松(最原くんと仲が良い百田くんに相談してみようかな?)

    赤松(いや、まだ最原くんの男の子好き疑惑も完全に晴れた訳じゃないし)

    赤松(それに万が一誤解だったら最原くんにも迷惑が掛かっちゃう!)


    赤松「ううん、これは自分で解決しなきゃいけない問題だから大丈夫だよ」

    百田「そうか、力になれなくて悪いな」

    赤松「いや、そんなことないよ!」

    赤松「心配してくれて…」


    赤松『嬉しかったよ!』


    百田「おう!後でゴン太に虫がいたこと教えてやっか!」

    百田「あいつきっと喜ぶぜ!」

    赤松「そうだね!」

    百田「じゃあな!」

    赤松「うん、またね!」

    赤松(さて……最原くん…最原くん…)スタスタ



    獄原「ええっ!虫さんがいたの!?」

    獄原「早速お友達にならなくちゃ!場所はどこ?」

    獄原「分かった!ゴン太もすぐ向かってみるよ!」

    獄原「虫さーん!ゴン太とお話しようよー!!」
  39. 39 : : 2018/05/19(土) 21:17:03
    ~翌日~


    赤松「あぁもう!どうしよう!」

    赤松「昨日はあれから気まずくて最原くん誘えなかったんだよね…」

    赤松「最原くんも何かよそよそしかった気がするし…」

    赤松「でもこのまま気まずいのは嫌!」

    赤松「と、とりあえず問題を整理してみよう!」

    赤松「最原くんは男の子好きの疑惑があって…」

    赤松「でも春川さんと好きと言い合っていたんだよね…」

    赤松「やっぱり最原くんは春川さんのことを?」

    赤松「いや!ま、まだ決まった訳じゃない!」

    赤松「こうなったら……」



    最原「しっかりしろよ僕!」

    最原「結局赤松さんを避ける形で昨日は過ごしちゃったんだよな…」

    最原「赤松さんも目が合う度あたふたしてたし…」

    最原「でもこのまま話せないのはダメだ!」

    最原「とりあえず今の状況を確認すると」

    最原「赤松さんは女性好きという疑惑があったんだけど」

    最原「数日後には百田くんと抱き合う仲に…」

    最原「やはり赤松さんは百田くんのことを?」

    最原「待て待て!な、何かの誤解の可能性も多分あるはずだ!」

    最原「こうなったら……」



    赤松「直接最原くんに聞いてみるしかない!!」

    最原「直接赤松さんに確認するしかない!!」
  40. 40 : : 2018/05/20(日) 19:53:39
    【食堂】


    赤松「あ、最原くん」

    最原「赤松さん…」

    最原「き、今日も元気そうだね!」

    赤松「そ、そうかな?いつも通りだと思うよ!」

    赤松「……」

    最原「……」

    赤松「あのね!」

    最原「あのさ!」

    赤松「ご、ごめんね!遮っちゃって!」

    最原「ううん!大丈夫だよ!」

    赤松「な、何かな?」

    最原「うん、ちょっと話したいことがあったからさ」

    最原「この後、時間大丈夫か聞きたかっただけなんだけど…」

    赤松「うん、私は大丈夫だよ!」

    赤松「むしろ私もちょうど話したいことがあったからさ」

    最原「…なら良かったよ。僕の研究教室で良いかな?」

    赤松「うん、良いよ」


    最原「…じゃあ…行こうか」

    赤松「…うん」


    春川「何であいつらは互いにあんな深刻そうな目で誘い合ってるの?」
  41. 41 : : 2018/05/21(月) 20:22:40
    【最原の研究教室】


    最原(ついにここまで来てしまった…)

    赤松(うぅ…やっぱりいざ向き合うと緊張しちゃう!)

    最原(でも今更もう引き返すことは出来ない!)

    赤松(息を調えて……すぅ…はぁ……よし!)


    最原「は、話したいことって何かな?」

    赤松「え、えっと…じゃあ、た、単刀直入に聞くけど…」


    赤松「最原くん、す、好きな人…いるよね?」


    最原「!!」

    最原(えっ!な、何でそんな話に?)

    最原(いや待て、ここは想いを伝えるチャンスなんじゃ…?)


    最原「う…うん、その…好きな人は…いるよ」

    赤松(うぅ、分かっていたとは言え辛いなぁ…)

    赤松「その人って私も知ってる人…だよね?」

    最原「うん、赤松さんのよく知ってる人だよ」

    最原(あああ…流石に本人目の前で『君だよ』って言う勇気はない!)

    最原(とりあえず遠まわしに気付いてもらえば!)


    最原「最近よく関わってくれて好みも意外と似てて、僕が積極的に関わるきっかけを作ってくれた人(赤松さん)なんだ」

    赤松(やっぱり春川さんか…そんな前からそういう仲だったなんて知らなかったよ…)※誤解です。

    最原「…明るくて誰とでも気軽に話せる人で…って聞いてる?」

    赤松「え、あぁ、もちろん聞いてるよ!」

    赤松(何か大事なところ聞き逃しちゃった気がするけど…)


    最原「だから気持ちくらいはちゃんと伝えようかなって…」

    赤松「そ、そうなんだ……」

    赤松(そうだ!春川さんは百田くんのことが好きなはず!)

    赤松(…本当はこんなことしたくなかったけど…)


    赤松「さ、最原くん…凄く言いづらいんだけど、その人(春川さん)には別に好きな人がいるんだよ!」


    最原「えっ………そう…なんだ…」

    最原(振られた……ということは赤松さんやっぱり百田くんのこと…)


    赤松(うぅ、罪悪感が凄いよ。でもちゃんと知りたい!)

    赤松「…そうだよ。君はちなみにその人のどこに惹かれたの?」

    最原「…その人が(ピアノ)弾く姿が…その、魅力的で素敵だと思うんだ」

    赤松(ひく?…ボーガンとか銃の引き金の話かな?)

    赤松「えっ?そんなに魅力的…かな?」

    最原「うん!凄いと思うし、いずれ僕も練習して1人で人並みくらいには(ピアノ)弾けるようになりたいなって…」

    赤松(最原くんが犯罪に手を染めようとしている!?)

    赤松(好きな人の為とは言え最原くんを悪の道に進ませる訳にはいかない!)


    赤松「ダメだよ!」

    最原「えっ?」

    赤松「軽々しく(引き金)弾くなんて言っちゃダメだよ!時には命に関わるんだよ!?」

    最原「えっ!!」

    最原(ピ、ピアノってそんな過酷なものなの?…でも超高校級のピアニストがここまで本気で言うってことはきっとそうなんだな…)


    最原「ご、ごめん…もうそんなこと言わないよ」

    赤松「私もちょっと言い過ぎちゃったけど命は大事にしてほしいからさ」

    赤松(最原くんを悪の道から救えて良かった!)

    最原「いや、ちゃんと教えてくれてありがとう」


    最原「そういえば赤松さんこそ、その、好きな人いるよね?」

    赤松「わ、私!?…私は……」



    この後、同じようなやり取りが繰り広げられました。
  42. 42 : : 2018/05/21(月) 21:27:50
    ここまで拗れてる最赤も珍しい
  43. 43 : : 2018/05/22(火) 21:39:32
    >>42
    そうですね。まぁ所詮ギャグですから。
  44. 44 : : 2018/05/22(火) 21:43:01
    ~数日後~



    赤松「……」ズーン

    春川「赤松あんた何落ち込んでるの?」

    赤松「…最近最原くんと連弾してないの」

    春川「誘ったんじゃないの?」

    赤松「誘ったよ!…誘ったんだけど『命は大事にするから止めておくよ』って言われた…」

    春川「意味分からないんだけど」


    赤松(あれ?…よく考えると最原くんは春川さんと好き同士で、春川さんは百田くんも好きなんだ)

    赤松(春川さんはこれからどうするんだろう?)


    春川「何?私の顔に何か付いてる?」

    赤松(仕方ない、最原くんの恋を応援してあげよう!)


    赤松「春川さん、告白してくれる人のこと大切にしてあげてね」ガチャ

    春川「なっ!ちょっとそれってどういう事!?」

    春川(!…えっ?告白って……もしかして百田が私に!?)

    春川「えっ……どうしよう//」


    悶々としてた春川だったが当然告白は無く、期待させられた赤松に怒りの矛先を向けるのはもう少し先のお話。


    おまけ

    最原「百田くん、赤松さんのこと幸せにしてあげてね…」クッ

    百田「何の話だ?」


    ~終わり~
  45. 45 : : 2018/05/22(火) 21:50:50
    これにてこの作品の執筆は終了になります。

    初執筆ということでまず思ったのが文を書くの難しい、登場キャラ多いと更に大変。何と言うか書ける人尊敬します。
    今回2人をくっ付ける展開も考えましたがギャグというのとオチはこんな感じと始めに決めていたので結局こうなりました。正直くっ付けてやりたかったです。
    誤解が誤解を生み、勘違いがすれ違う2人の世界を楽しんでいただけたら幸いです。

    何かまた執筆した時は見ていただけたらと思いますのでその時は宜しくお願いします。

    ありがとうございました。
  46. 46 : : 2018/05/22(火) 22:45:11
    続きが気になる終わり方でしたがお疲れさまでした!

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