この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
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【彼】が【彼女】が【そうなった理由】
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- 1 : 2018/04/23(月) 17:41:07 :
- どうも、DDDです。【あの事件】編を投稿致します。以下の点に注意
※オリジナル設定・展開
※一切デュエルはしない
※シリアス(作者比)
※長くなるかも
※無理な方は閲覧しないことをオススメ
※フィクションであり、地名・人名・団体名などは全て架空です
以上をご容赦ください。では、いってみよ~(^_^)v
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- 2 : 2018/04/23(月) 17:42:23 :
- ~前回の続き~
白銀「君たちには知る権利がある。【この学園の真実を】」
最原「・・・あの、それさっき言いましたよね?」
白銀「うん、なんか言った方がいいかなって思って♪」
白銀「コホン、じゃあ真面目にみんなは【あの事件】についてどのくらい知ってる?」
赤松「ニュースで見たくらいかな」
春川「私も」
百田「俺もだ」
東条「ここにいる全員そうじゃないかしら?」
入間「そ、そうだな・・・(やべー知らねーどうしよー)」
王馬「にしし、入間ちゃん。ちゃんと分かってる?」
入間「ふへ!ばばばば・馬鹿にすんなよ。分かってるっつーの」
王馬「じゃあ説明してもらおうかな?俺知らないし」
入間「・・・すみません。知らないです。教えてください」<m(__)m>
王馬「だと思ったよ!知ったかはご法度だよ。さぁ先生、説明してあげて!」
白銀「フフフ、わかった。【あの事件】はね、【希望ヶ峰学園を江ノ島さんと戦刃さんが占拠して立てこもった事件】だよ」
入間「!それって」
白銀「うん、当時あった予備学科も含めて200名以上が人質になったんだ」
星「ひでーな」
入間「それで!」
白銀「・・・私たち【超高校級】の生徒は助かったけど、予備学科は・・・」
真宮寺「酷いネ・・・」
茶柱「でも、どうして本科の生徒だけは助かったんですか?」
白銀「あそこにいる。苗木くんと日向くんが自分たち以外の人質の解放を江ノ島さんたちに交渉したんだよ」
赤松「そんな!危険だよ!」
白銀「そうだね。でも彼らには【不思議な力】があってなんでか分かんないけど交渉は成立したんだよ」
夜長「なんとなく解るな~アンジーも苗木さんに助けてもらったし」
白銀「でもそれで終わりじゃあ無かったんだ」
獄原「え!?それって?」
白銀「今は使われてないけど、昔予備学科と本科をつなぐ廊下があってそこに2人は呼び出されたの」
白銀「そこで彼女たちはとんでもないことを提案したの」
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- 3 : 2018/04/23(月) 17:43:53 :
- 王馬「何なの?」
白銀「予備学科がある校舎の丁度突き当りの教室。【そこに自分たちがいるから捕まえろ】っていうゲームをしろって言ってきたらしいの」
春川「趣味が悪いね」
白銀「そうだね・・・さらに最悪なことに放送で予備学科の生徒全員に【絶望的な】ことをいったの」
星「それは?」
白銀「【2人を殺したら助けてあげる】そういったらしいわ」
茶柱「・・・」マッサオ
東条「醜悪ね」ドンビキ
春川「にしてもよく他の奴は何もしなかったね。私だったら絶対キレてるよ」
白銀「勿論、私たちも黙って人質になんてならなかったよ。でも相手が悪かったんだ」
入間「え?」
白銀「戦刃むくろ。【超高校級の軍人】である彼女と【超高校級の絶望】である江ノ島盾子このタッグは強烈で他の武闘派の【超高校級】の生徒をいとも容易く退けたの」
百田「嘘だろ・・・」
天海「それで、2人はどうなったんすか?」
白銀「うん、苗木くんは【超高校級の幸運】その力かどうか分かんないけど偶然避難した教室に江ノ島さんがいてこのデスゲームは終了したの」
キーボ「そんな奇跡みたいなことあるんですか!?」
白銀「でも実際そうだし・・・」
夢野「んあ~これで一件落着じゃな」
白銀「・・・違うの」
春川「え?」
白銀「敗北した江ノ島さんは予備学科の校舎を爆破して自らを葬ろうとしたんだ」
星「そいつぁ・・・」
真宮寺「最悪だネ」
白銀「うん、でも苗木くんは諦めないで炎の中、彼女を助けようとしたの」
茶柱「でも彼の華奢な体じゃあ・・・」
白銀「そうだね。到底運べない・・・でもそこに」
最原「日向さん・・・いや【カムクラ】が来たんですね」
白銀「その通りだよ。彼は2人を助けた・・・でも」
赤松「予備学科の生徒までは助けられなかった・・・」
白銀「うん」
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- 4 : 2018/04/23(月) 17:44:19 :
- 白銀「ここまでが【あの事件】の真実だよ」
百田「なんつーか、衝撃だな」
春川「うん、ニュースで見るより数倍生々しいね」
赤松「・・・その後はどうなったの?」
白銀「捕まった2人は、ここのOG【超高校級の看守】がいる監獄へ輸送されて収容されたんだ」
東条「しかし、今ここに2人はいる」
王馬「そうだよおかしいよ!そんな事にしたのになんでここにいんの?」
白銀「それはね・・苗木くんを始め78期生全員が彼女達の釈放を望んだの」
春川「はぁ?正気?」
白銀「うん・・・私たちも最初はそう思った。でも、【あの事を】聞かされて最終的には全員許そうって結論になったの」
最原「【あの事】?」
赤松「それって一体」
白銀「それは・・・」
雪染「私から説明するわ」ドン
入間「!確か77期生担任の」
雪染「雪染ちさよ。よろしくね!」
東条「それで、【あの事】とは?」
雪染「うん。でもその前にもう1人紹介するわ」
赤松「?」
雪染「どうぞ、お入りください」
天願「お邪魔するよ」
79期生「が、学園長先生!」
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- 5 : 2018/04/24(火) 10:55:15 :
- 最原「どうしてここに?」
雪染「それは、天願学園長が【全てをご存じ】だからよ」
百田「マジかよ・・・」
天願「まぁそう緊張せずに聞いてほしい・・が正直そうもいかなくてなぁ」
王馬「?」
天願「この話を聞いて、君たちは少なからず後悔すると思う。だがこれから話すことは全て真実であり君たちはここの生徒として知っておいてもらいたい」
天願「覚悟はあるかね?」
79期生「はい!」
天願「そうか・・・では話すとするかのぉ」
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- 6 : 2018/04/24(火) 10:56:15 :
- 天願「まず君たちはこの学校ができて何年になるか分かるかね?」
百田「?確か俺たちが【79期生】だから・・・」
春川「ざっと計算して80年くらいかな?」
雪染「そうよ。・・・じゃあ今から80年前のこの学校はどんな所だったか分かるかしら?」
入間「いや・・・解んねぇだろ。生まれてねぇんだし」
天願「今から80年前はどんな時代だったかは知っておるかのぉ?」
赤松「80年前?う~ん」
東条「・・・戦争?」
天願「そう・・当時の我が国は戦火の真っ只中にあった」
天願「そんな中にあった希望ヶ峰学園。前身を【大日本帝国軍事専門学校】は国中から軍事的才能を集め育てる。そんな場所じゃった」
天海「ドン引きっす」
天願「そんな学校にある【3人の天才】が入学した」
最原「それが・・・」
天願「【神座出流(カムクライヅル)】【江島順次郎(エジマジュンジロウ)】【戦國陸奥央(センゴクムツオ)】じゃ」
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- 7 : 2018/04/24(火) 10:57:00 :
- 百田「ちょ、ちょっと待ってくれ!」
天願「ん?」
百田「【カムクラ】って終一が言ってた【カムクラ】か?」
最原「え?うん、多分」
百田「だったらおかしいじゃねぇか!何で80年前の人間が今ここにいんだよ!」
春川「少し落ち着きなよ」
百田「でもよ!」
天願「もっともな疑問じゃ、だが今はまだ【真相】には遠い全てを話したら君の疑問は必ず解決するはずじゃ」
百田「・・・わかったよ」
天願「ありがとう。では続けるぞ。神座たち3人は入学してすぐに当確を現し教官たちですら舌を巻くほどの才能を示した」
天願「神座は【統率力】に秀でていて、江島は【軍略】に秀で、戦國は【戦闘力】に秀でそれぞれ超一流じゃった」
天願「学校側は彼らにはもう教えることはないと判断し直ぐに実践での投入を国に進言しこれを実行した」
キーボ「それで結果は!」
天願「大成功じゃった。劣勢だったわが軍を優勢に導き、さらに勝利するという正に奇跡のような出来事じゃった」
獄原「凄い・・・」
天願「そして兵士たちは彼らをある【特別な言葉で讃えた】それが・・・」
最原「【超高校級】?」
天願「そう。それこそがこの【希望ヶ峰学園の始まり】なのじゃ」
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- 8 : 2018/04/24(火) 10:57:25 :
- 百田「なるほどな~」
春川「でも」
天願「分かっておる。肝心のところはまだじゃよ」
天願「その後、終戦を迎え軍事学校はその意味をなくし取り壊しになった」
東条「当然ね」
天願「そして、学校再建のために【あの3人】が帰ってきたのじゃ」
最原「神座たち!」
天願「うむ。そして、軍事に特化していたこの学校を【あらゆる才能を育てる】機関に造り変えた」
天願「こうして、希望ヶ峰学園は誕生したのじゃ」
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- 9 : 2018/04/24(火) 10:58:18 :
- 星「なるほどな」
天願「初代学園長に神座を置き副園長に江島、そして、教員の統括を戦國に割り当て学園は再開した」
雪染「ここにおられる。天願学園長は、その第1期生よ」
王馬「嘘!マジで!」
天願「本当じゃよ。昔からの換算では第10期生ということになるかのぉ」
赤松「そうなんだ」
天願「あの事は楽しかったなぁ。神座先生たちはとても優しく同期の友人もいい人ばかりじゃった」
茶柱「楽しそうですね!」
天願「ああ、だかなぁその幸福も終わりを告げるんじゃ」
夜長「え?」
真宮寺「なにが・・・?」
天願「神座先生が交通事故で亡くなったのじゃ」
春川「!!」
百田「うそ・・だろ」
天願「当時、車もできて間もなく道路の整備も間々ならなかったからなぁ」
東条「・・・」
天願「これを」スッ
最原「これは?」
天願「神座先生たちの【生前の最後の写真】じゃ」
王馬「どれどれ?」
79期生「!!こ、これは!!」
赤松「・・・【狛枝・・・先輩】?」
雪染「・・・気づくよね。そう・・・狛枝凪斗くんは、【江島順次郎の子孫】よ」
東条「」絶句
星「で肝心の神座は?」
雪染「この人よ」スッ
茶柱「・・・優しそうな方ですね」
夢野「んあ~本当にのぉ」
雪染「そしてこっちが」
最原「戦國さん?」
雪染「そうよ」
夜長「にゃはは~イケメンだね」
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- 10 : 2018/04/24(火) 10:58:56 :
- 天海「それで、その後どうなったんすか?」
天願「皆悲しみにくれた・・・そんな中【狂気】が育っていたことにワシらは気づかなかったんじゃ」
最原「狂気?」
天願「うむ。神座の死後、江島がそのまま繰り上がり新たに学園長に就任し再出発というときじゃ」
天願「江島は【第2の神座出流の創生】を考え始めた」
赤松「え!!」
春川「なに?そのバカげた考え?」
天願「ワシらも最初はそう思った。が江島は正気を失いその狂気の沙汰を始動しはじめた」
夢野「???すまん・・・全く訳が分からんのじゃが」
東条「簡単に言うと、【神座出流を作る】ってところかしらね」
夢野「いやそれは分かるんじゃが、「なぜそのような考えにいたったのか」ということじゃ」
天願「・・・江島は神座に対してなにか特別な感情を抱いていたと思う」
夜長「!!」
天願「誰にでも優しく、人望があり才能にあふれた神座は江島でなくても羨望の眼差しじゃったろう。【何でもできる】風に江島は歪んでみたんじゃろうて」
天願「【完璧人間-神座出流】を自分が作ることで悲しさをどうにかしたいと思ったんじゃろうな」
星「参ったな・・・それは」
天願「その歪んだ考えが最後の友人をも手にかけてしまった」
獄原「それって!!」
天願「そう。戦國先生も奴の手にかかり命を落としたんじゃ」
春川「・・・最低」
天願「そうまでして江島は神座先生に会いたかったんじゃろうな」
東条「でも、そんなこと現実的に可能なの?」
入間「あ?まぁでも実際に目の前にいるしな・・・」
天願「勿論、当時はそんなことは到底不可能。だが江島はこれを後世に残してしまった」
赤松「え?」
雪染「それこそが【カムクラプロジェクト】この学園の裏の顔にして歴史よ」
茶柱「なんとまぁ・・・」
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- 11 : 2018/04/25(水) 12:49:26 :
- 雪染「江島のプロジェクトを受け継いだ評議会の連中は、この学園に予備学科を設立し甘い言葉で生徒やその親を利用しプロジェクトの資金と自分たちの至福を肥やす。そんな最低最悪のことをしていたの」
キーボ「なんというか・・・」
真宮寺「反吐がでるネ」
天願「そうして、今から18年前その悪魔の計画は完遂したんじゃ」
夜長「っ!それって!」
雪染「そう、【日向創くんは、神座出流のクローン】よ」
最原「な!!そんな!」
百田「嘘だろ」
天願「本当じゃよ。じゃが安心してくれ、もうその計画は潰した」
天願「じゃが日向くんには何の罪もない。ワシらは彼を保護し日向家に養子に出し今まで成長を見守ってきた」
赤松「そうか良かった・・・じゃあもう」
雪染「いいえ、まだ終わりじゃないの・・・まだ最悪の結果が待ってたのよ」
春川「え?」
天願「江島はワシらの想像を遥かに超えた狂気を宿していたんじゃ」
最原「?・・・!!そんな!まさか!そんなこと!!」
百田「どうした終一!!」
天願「気づいたか・・・そう、江島は【神座だけでなく戦國、そして自分のクローンも作ろう】としたんじゃ」
79期生「!!!」
星「ば、バカな!」
王馬「正気じゃないよそんなの!」
入間「イカレてんぜ!!」
天願「そうじゃな、だがワシらは完全にカムクラプロジェクトを潰したことで油断してしまっていた」
天願「水面下で着々とその悪魔の計画は実行されていたんじゃ」
夜長「」マッサオ
天願「そしてその計画もカムクラプロジェクトから1年後に完遂させてしまった」
百田「そいつは一体誰・・・あ!!」
春川「ま・・さか」ゾクッ
雪染「そのまさかよ。【江ノ島盾子は江島の、戦刃むくろは戦國のそれぞれクローン】よ」
東条「そんな・・・」
天願「これが【希望の復活】と命名された狂気の計画の全貌じゃよ」
雪染「そして、十数年後皮肉にも彼らはここで再開した」
赤松「」絶句
天願「ワシは心から悔いた。彼女たちの心に巣くった悪魔を制御できなかった」
最原「そして、あの事件に繋がる・・・」
天願「考えてみてほしい。自分が作り出された存在でしかもそれを企てた学園にスカウトされる・・いや彼女たちのことじゃ、ワザときた可能性があるな」
天願「この学園と自分たちの存在の抹殺も兼ねてな」
夢野「そ・・んな・・・うぷ」
茶柱「夢野さん!」
天願「無理をさせてしまったな。これで話は終わりじゃ、ゆっくり休みなさい」
東条「夢野さんこっちで休みましょう」
夢野「すまぬ・・・」
天願「むぅー。些か厳しすぎたかのぉすまん。」
最原「学園長先生」
天願「ん?」
最原「苗木さんたちはそのことを?」
天願「ああ、知っておるぞ。彼は、ワシの部屋に足しげく通い、彼女たちの恩赦を願いでておったからなぁ」
百田「かっけーな」
春川「そうだね。中々できることじゃないよ」
天願「そうじゃな。ワシは彼なら信用できると思いこのことを話した。すると彼は驚くことにこれを他のみんなにも話してくれるよう願い出たんじゃ」
赤松「嘘・・・」
天願「ワシもかなり驚いたが彼には何か考えがあったんじゃろう。ワシは話した」
天願「今の君らと同じように様々な反応をしていたな」
天願「だが最終的には彼らは彼女たちを許したんじゃ」
夜長「・・・そうかぁ」
雪染「そして、彼女たちは帰ってきたわ。でも依然と違って狂気的なものは全く感じなかったわね」
赤松「どうしてですか?」
雪染「う~ん。ちょっとわかんない」※詳しくは狛枝VS江ノ島の所をチェック
雪染「その後、彼女たちは普通に過ごしているわ」
最原「そうですか・・・ありがとうございました。先生方のおかげで疑問が解けました」
白銀「ううん。気にしないで」
雪染「生徒の悩み事は先生が解決してあげるわ」
天願「はっはっはっはっは力になれてよかったわい。じゃあのぉ」スタスタ
最原「・・・」
赤松「?どうしたの?」
最原「うん。どうして江ノ島さんはあんなことをしたのかな?」
春川「は?さっき言ってたじゃん。自分を作った学園への復讐だって」
最原「うん・・・でも【それだけが理由かな】?って」
百田「どういうこった?」
最原「僕もうまく言えないんだけど」
江ノ島「知りたい?」
最原「うわあ!!」
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- 12 : 2018/04/25(水) 12:49:53 :
- 江ノ島「え?酷くない?」
戦刃「急に話しかけたから、ビックリしたんだよきっと」
最原「ご、ごめんなさい」バクバク
赤松「それで知りたいって何をですか?」
江ノ島「ん~私様たちがあんなことした理由♡」
春川「え!?」
百田「それって」
江ノ島「ん~知りたくないのかな?なんか面白そうな話してたから聞き耳をたててたんだよね」
戦刃「私も耳はいいから全部聞いたよ」
入間「あぅう・・・」
江ノ島「で、知りたいの?知りたくないの?」
戦刃「どっち?」
最原「聞きたいです。全部聞いて僕たちなりに答えをだしたい」
赤松「最原君・・・私も知りたい・・です」
春川「私も」
百田「俺もだ!」
江ノ島「よろしい!では話しましょう・・っていってもそんなに面白くもないけどね」
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- 13 : 2018/04/25(水) 12:50:44 :
- 江ノ島「私たちは今から17年前、聞いた通りクローンとしてこの世に誕生した」
戦刃「そして私たちは【ある人】に育てられた」
最原「ある人?」
江ノ島「【松田夜助、超高校級の精神学者】だった人」
赤松「だった?」
江ノ島「うん。死んだの、私を庇って」
春川「!!」
江ノ島「私たちも日向もクローンとはいえ完全にその人物と同じって訳じゃあないんだよね」
百田「・・・」
江ノ島「私はその中でも出来損ないの部類でさ、失敗作として処分される予定だったんだよね」
江ノ島「でも松田くんは私を処分せずに一緒に逃げてくれたんだよね」
戦刃「うん。その時、私も危険だからって外国に逃がしてくれたんだ」
江ノ島「私は松田君と生活を始めたの。名前も【音無涼子】って偽名使って」
江ノ島「でもだめだった・・・プロジェクトの連中が私たちを殺そうとしたんだ」
入間「ひでぇ」
江ノ島「松田くんは私を庇って・・・」
星「・・・」
江ノ島「その時かな、江島の力が目覚めたのは」
夜長「え!?」
江ノ島「気が付くと私は血だらけで死体の上に立ってた・・・」
江ノ島「そして、松田くんの遺体を葬ったあと、学園への復讐を誓ったの」
真宮寺「なるほどネ」
江ノ島「まぁあとは聞いた通り失敗しちゃったんだけどね」キャルン
最原「・・・そうですか・・・ありがとうございます。話してくれて」
江ノ島「ま、いいってことよ!じゃあ私様たちはいくよ」スタスタ
戦刃「さよなら」スタスタ
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- 14 : 2018/04/25(水) 12:51:16 :
- 赤松「凄い話聞いちゃったね」
春川「そうだね。思ったよりずっとドロドロしてたけど」
百田「ああ、でももう【終わったんだよな】!」
最原「うん、そうだね」
百田「なら俺は気にしねぇよ。【過去は過去今は今だ】!!」
春川「ふふ、そうだね」
赤松「うん♪」
最原「それが僕たちの【答えだよ】!」
~TO BE LAST DUEL~
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- 15 : 2018/04/25(水) 12:51:36 :
- 以上で終わりです。お目汚し致しました。決勝戦は後ほど投稿致します。ではまた
- このスレッドは書き込みが制限されています。
- スレッド作成者が書き込みを許可していないため、書き込むことができません。
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
デュエルロンパ第1部 シリーズ
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