ゴーストパーティー
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- 1 : 2018/04/11(水) 00:38:45 :
- オリジナルです!
幽霊、妖怪、それに属するものを登場させます!
でも安心してください!怖くないです!気軽に読んでってください!
何気に初投稿なので、暖かい目で見てくださると嬉しいです!(笑
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- 2 : 2018/04/11(水) 00:48:30 :
- 幸兎「行ってきまーす!」
天草幸兎(あまくさ ゆきと)
俺の名前だ。
17才の高校2年生。
幸兎って名前は幸せな人になれるようにと願いが込められてると両親に言われてるが、漢字が明らかに違う。
これじゃあ幸せ兎だ。
ちなみに今から学校に行く。登校だ。
4月からのクラス替えで、新しいクラスにも慣れてきた5月。GWも終わり、5日ぶりの学校だ。
特に楽しみな訳じゃないが、今日はなんかいい気分だ。そういう日もあるだろ?意味なく
通学路は家から5分のバス停から20分ほどバスに揺られ、更に5分歩く。意外と近い。
そこの家からバス停までの道で不思議で不可思議な出会いがあった。
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- 3 : 2018/04/11(水) 00:49:14 :
- 第1話
テケテケ
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- 4 : 2018/04/11(水) 00:57:34 :
- 家からバス停まで。そんなに距離のないそんな道端で俺は、見てはいけないものを見てしまった。
幸兎「あれは…行き倒れ?」
分かってる。
行き倒れなんかじゃない。
だって行き倒れてる人があんな真っ白く、なにより、下半身がなくて内臓が見えるはずがない。
いや、本当に行き倒れだったら緊急事態だけど…
そして俺はすでに1つ。ミスをしてしまった。
???「…見えてる…よね…?」
そう。認識してはいけないものを認識し、しかも口に出してしまったのだ。見えていると言う事実を。
幸兎「!!?」
まずい。幽霊とは、認識してはダメなもの。見えてないふりをしなくては憑かれる。
本で読んだ。
てかなんで!?今まで17年間幽霊なんて見えたことない。感じたことないのに!
このタイミングで覚醒しちゃうの?俺のファンタジーストーリーが始まるの!?いや、もう終わるよ!
???「ふふふ…見えてるんだね…?」ズズ…
右手だ。右手を前に出した。
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- 5 : 2018/04/11(水) 01:03:57 :
- 分かる。
あの正体はなんとなくだが分かる。
上半身だけで、両腕だけで歩き、相手の両足を持って帰る妖怪…テケテケだ!
「い、いや、見えてない…見てない…!て、てか、朝だぜ!?普通夜に出てくるものだろ!?こんな時間は現れちゃダメだろ…?」
なぜか説得に入ってしまった。
もう見えてることを相手に伝えてしまっている。
テケテケ「…あ…」
幸兎「あ…?」
テケテケ「………あ、しぃ…あしぃー!」
幸兎「うわあぁぁぁ!!!」
叫ぶので精一杯だ。
これから持ってかれるであろう足は小刻みに震えるばかりで動こうとしない。
テケテケは両手を前に出した、凄まじいスピードで俺のところまで一気に…
テケテケ「あしぃー!…あいてっ…」
幸兎「あぁぁぁ………ぁぁう…?」
テケテケは両手を前に出して自分の体を持ち上げようとしたが、バランスを崩したのか、顎から地面に落ちてしまった。
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- 6 : 2018/04/11(水) 01:13:02 :
- 幸兎「???」
まだ怖い。怖いんだ。でもどこかホッとしている。今なら逃げれる…!
テケテケ「んー…!んー…はぁ…!」
一生懸命両手で起き上がり、前に進もうとするがすぐに力尽きてしまうテケテケ。
テケテケ「………ぐすっ…ぐすっ…うわぁぁぁん!」
幸兎「?????」
泣き出してしまったぞ?
テケテケ「あしぃー!あしぃよこせぇ~!」
もうだだっ子だ。
幸兎「…お、おい…大丈夫…か?」
声をかけてしまった。
テケテケ「ぐすっ…平気…今から足貰いに行くから……んー…はぁ…うぅ…」
とても進めそうにないぞ。このテケテケ。
幸兎「あ、足はやれないが、これは逃げてもいいのか?」
テケテケ「………そうすべきだと思うけど、私からはなんとも言えません…ぐすっ…」
見た目可愛らしい女の子だからか、何故か罪悪感。内臓は出てるけど…
幸兎「じゃあ…俺、学校あるから…行くね?」
テケテケ「うぅ…あしよこせぇ~!」
…うん。一応ちゃんとしたテケテケみたいだし、逃げとこう。バスもあるし…
そこを離れ、俺はバスに向かう。
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- 7 : 2018/07/29(日) 16:56:57 :
- 放置乙( ^ω^ )
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