このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
命の灯火
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- 1 : 2018/03/30(金) 03:48:39 :
- オリジナルの作品となります。グロテスクな表現があるかもしれないので、苦手な方はご注意下さい。
オリジナルキャラです。
力不足ですので不自然な点があると思いますが、良くなる様に気をつけて頑張ります。
以上のことが大丈夫という方はどうぞ。
私は今までの人生を良いとはあまり言えないだろうけど、それでも
犯罪を犯したとかはしてこなかったし、親の手伝いも勉強も頑張っ
てきた。それなのに、どうしてこんな目に…
数時間前
私「はぁ、疲れた〜。でも、次の理科が終われば帰れるね。早く帰
りたいな〜。」
沙奈「そうだね〜。私も早く帰りたいな〜。あ、ねぇねぇ、今日の
放課後空いてる?○○駅さー、新しくお店が増えたんだって。今日
見に行こうよ!」
私「そうなんだ。でも、ごめん。今日は3組の葵と遊ぶ約束してて。
また今度行こう?」
沙奈「そっか〜。うん、また今度行こうね。てか、本当に葵と
『私』は仲良いよね。」
私「そうかなぁ。あ、もうそろそろ理科始まるよ。そろそろ席
に…」
>ガッシャーン
私「な、何?!今の音。外から聞こえたけど。誰か窓でも割ったの
かな?」
沙奈「もうすぐ鐘なるけど気になるから窓から見てみよう?」
窓に近づく2人とその他クラスメイト
私「な、何あれ…。嘘、現実だよね?!着ぐるみとかにも見えない
し…」
窓の外を見ると校門に一番近い一階の教室の窓が割られ、そこから
二足歩行する真っ白い顔もついてない生物が校内に入っていくのが
見えた。そして、その教室にいたであろう誰かの血も見えた。
沙奈「…っ、に、逃げたほうがいいのかな、、?もう何人か教室か
ら出てってるし、私達も逃げよう?」
そう言うが沙奈は腰が抜けて震えていた。
沙奈「お、お願い!私を置いて逃げないで!」
私「大丈夫、置いていったりしない。一緒に逃げよう。」
精一杯強がって言ったが私も震えて今すぐこの場から逃げ出して
家族に会いたかった。
私が沙奈を立ち上がらせていると、理科の先生が入ってきて、
先生「みんな無事か?!もう数人いないが全員ここから動くな!
緊急事態だ。校舎の一階で生徒が数人襲われた。しかし先生も詳し
いことは分からない。今から確認してくるからここにいろ!特別棟
だから襲ってきた奴らも来るのは遅いかもしれないし。安全が確認
できるまで待機してるんだ!」
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- 2 : 2018/03/30(金) 03:54:45 :
- 眠いので今日はここまでにします。
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- 3 : 2018/03/30(金) 14:58:40 :
- 沙奈「どうする?先生の言う通りにここにいる?」
私「うーん、確認するのにすごい時間かかるわけじゃないだろう
し、数分待って戻ってこなかったら逃げよう。」
20秒後
>ガラッ
男子生徒「っ、はぁはぁ、?!、おまえら何で逃げてないんだ?
俺は校舎にいたからすぐ逃げてきたけど、もうすぐ“化け物”がや
って来るぞ。俺は今から武道場に行くが誰か一緒に行くか?」
私と沙奈は顔を見合わせ頷いた。
沙奈「私達一緒に行く。」
男子生徒「分かった、何か持ってくものがあれば急いで持って、
すぐ行くぞ。」
沙奈は持ってくものと聞いて何を持ってくか迷っていたが、私は
メモ帳をポケットに入れ、シャーペンを胸ポケットに素早く差し
込んだ。結局沙奈は筆箱を持っていた。
私「準備できたよ。逃げよう。」
男子生徒「よし。行くぞ。」
そして走り出す3人。
男子生徒「そういや、お互い名前知らないな。俺は2年の斉藤
尊(さいとう たける)だ。剣道部に入ってる。」
私「私は同じく2年で浅田 夏芽(あさだ なつめ)って言います。
部活は美術部です。」
沙奈「私も2年で渡邊 沙奈(わたなべ さな)です。部活は吹奏楽
部です。」
私の名前が出ましたが、今まで通り会話は私でいきます。
私「そういえば何で武道場に行くの?」
尊「倉庫に竹刀や木刀とか何か武器になるものがあると思って。
無いよりましかな程度で。」
尊「よし、着いたな。普段部活で使うからある程度は分かるぞ。
…うーん割れてたりして使えるのが少ないな。とりあえず俺は竹
刀使うが、この木刀はどっちが使う?」
私「沙奈に渡してください。私はそこの、モップを使うんで。」
尊「分かった。」
沙奈「ねぇ、この後どうするの?どこ行くの?」
尊「急に逃げたりして疲れたし、どこか安全そうな場所で休も
う。」
私「更衣室は?鍵かけられるし、水道もトイレもあるよ。」
尊「よし、更衣室に行こう。ここから近いし。」
移動する3人
沙奈「男子更衣室は開かないよ。女子の方は?」
私「開いてる!2人とも早く入って。」
更衣室の中
尊「な、なんか恥ずかしいな。」
私「そんな気にしなくても、大丈夫だよ。てか、“化け物”近づい
て来てるね。悲鳴がだんだんこっちに来てるし。」
沙奈「私入り口見とくね。鍵かけてるからさ、もし逃げてきて、
助けを求めてたら開けられるように。」
とりあえずここまで
私の名前を出すつもりは無かったんですが、自己紹介の流れになり、急遽考えました。
話が暗いのでちょっと明るい?話を
本編とは一切関係ありませんので興味無い方はスルーしてください。
この話の作者、私の実体験です。
小学校低学年のとき、友達と遊んで帰るとき空から
お金が降ってきました。千円札で、私と友達は驚いて
とりあえず私が拾ったのですがどうしようと考え、私はもう
帰らないといけなかったので友達に渡して「交番に届けて」
と言って帰りました。次の日、友達からその交番に来てくれと
警官が言ってたそうで、母と交番に行き、拾ったときのことやら
いろいろ話したりして帰りました。
二週間後くらいに交番から連絡があり持ち主が現れないので
もらっていいと言われ千円ゲットしたという話でした。
実話ですよ。ここまで付き合ってくださった方ありがとうございます。
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- 4 : 2018/03/30(金) 19:20:16 :
- 私「入り口の見張りは30分ぐらいで交代でする?」
尊「そうだな。ずっと見張ってたらせっかく休めるのに休まらな
いからな。」
その後数十分私達は話したりして休んで外の様子を伺ってた。
>コンコン、ガチャガチャ
???「すいません、誰かいますか?さっきからいろんな所を
逃げてきて、誰も助けてくれなくて、誰かいましたら助けて下さ
い。」
私「!!生存者だ!助けてあげよう?」
沙奈「本当だ。早く開けてあげないと。」
尊「ああ、こういうときこそ助け合わないとな。」
尊「今開ける。」
???「あ、ありがとうございます!!!」
>ガチャ
扉を開けると話していた女子生徒ともう一人男子生徒がいた。
女子生徒「助けていただきありがとうございます。私は1年の
山口 沙織(やまぐち さおり)です。」
男子生徒「同じく1年の井上 翔太(いのうえ しょうた)です。」
そして私達も自己紹介をした。
沙織「本当に助けていただきありがとうございます!」
私「いやいやそんな。あ、敬語じゃなくていいよ。」
沙奈「うん。堅苦しいし。」
尊「俺もタメでいいよ。」
沙織「そ、そうですか。出来るだけそうします。」
沙奈「そういえば、2人はさ、あの化け物見た?」
翔太「は、はい。白くて大きくて2mぐらいで人の形をしてます
が、顔はついてなくて…うっ。」
そのまま翔太は口元をおさえて水道に向かった。
尊「ごめん。嫌な場面を思い出させてしまって。」
沙織「い、いえ。それより、これからどうするんですか?」
尊「しばらくここにいてあいつらがいなくなってそうだったら
食料を探しにいく。今日が無理そうだったら明日の朝移動しよ
う。いつまでもここにいられないし。他に生きてる人に出会える
かもしれないし。」
今回はここまで。
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- 5 : 2018/03/30(金) 22:45:13 :
- 翔太「…だいぶ襲ってる音も悲鳴も少なくなりましたね。」
沙奈「まぁ、もう夕方だからね…。…お母さん、お父さん無事か
なぁ。怖いよ。帰りたい。どうして!どうしてこんなこと
に…。」
尊「…渡邊、みんな同じだから、落ち着いて。」
沙織「夏芽さん、何してるんですか?」
私「この出来事、化け物について記録しといた方がいいかなっ
て。いつか助かったときに情報があった方がいいと思うから。」
夏芽のメモ
20××年 ○月 ◇日 水曜日
午後1時20分頃、外から窓を割る音がした。見ると、校舎の一階
の図書室に謎の白い生き物?がいた。図書室にいた生徒が襲われ
た。
・謎の生き物について
全身が白く、人型をしているが2m以上で顔が無い。目的は、
私「そういえば、あの化け物の目的ってなんだろう。今のところ
襲われてるだけ。食べる?人類を滅ぼす?それにあの化け物は
世界中にいるのかな。そうだったら安全な場所なんて無い…。」
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- 6 : 2018/03/31(土) 12:54:35 :
- そういえば私はスマホから書いていて、画面を横にしたときに
見やすいように一行開けてますが縦だと変になります。
すみません。言い忘れてました。
尊「確かに。何の目的があって俺らを襲うんだ?とりあえず今は
情報が無い。ここを出たら情報も集めよう。もしかしたら助かる
情報もあるかもしれないからな。」
沙奈「ねぇ、尊。今日移動するの?いなくなってそうだけど、
もう外暗いよ?」
尊「明日にしよう。てかいつの間に俺はリーダーみたいになって
るんだ。まぁ、みんなが俺でいいならいいけど。」
私「尊でいいと思うよ。」
尊「そうか。他のみんなもいいか?」
みんな「うん。」
尊「じゃあ、何かあったら俺の指示に従ってくれ。」
みんな「分かった。」
尊「とりあえず、今日はここで一晩過ごす。その前に自分のクラ
スに行こうと思うがみんなも行くか?」
沙奈「行きたい。荷物取りに行きたい。」
翔太「僕も取りに行きたいです。」
尊「他の奴も行きたいか?」
みんな「うん。」
尊「それじゃあ、みんなで行くのは危険だから、俺と1人ずつで
取りに行こう。山口と井上はトイレの用具入れから何か武器に
なりそうなのを持ってくれ。襲われたときにそれで身を守るん
だ。じゃあ最初は井上、行こう。」
翔太「は、はい。分かりました。」
>ガチャ
尊「それじゃあ、俺らが出たら鍵締めとけよ。戻ってきたら
ノックを3回するから。あと何かあれば判断は浅田、お前に頼
む。よろしく。」
私「分かった。」
2人が出てった後
沙奈「大丈夫かな、2人。」
沙織「きっと大丈夫ですよ。尊先輩は剣道部だし、翔太は陸上部
だから何かあっても無事だと思います。」
今回はここまで。まだ書き始めて短いですが、すでに見てもらえていて嬉しいです。ありがとうございます!これからも頑張っていきます。
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- 7 : 2018/04/01(日) 01:25:27 :
- 今回は本編とは少しずれて、設定の話を書きたいと思います。
まず全員中学生です。特にその辺は触れて無いので高校生?と
思ってた方もいるかもしれませんが中学生の設定です。
学校は作者の中学を元にしてます。アレンジは入ってますが。
どことは明確にしませんが東京の中学という設定です。
季節は6月ぐらいです。
一応、今登場してる全員のプロフィール書きます。
主人公:私 浅田 夏芽(あさだ なつめ)
誕生日、8月 10日 13歳 中学2年生
部活、美術部
備考、3組の葵とは幼なじみで小さい頃から仲が良い。
沙奈とは中学で仲良くなった。
渡邊 沙奈(わたなべ さな)
誕生日、2月 5日 13歳 中学2年生
部活、吹奏楽部
備考、楽器はフルートを演奏する。友達は多く、夏芽とは部活も
違うが話したときに趣味があい、仲良くなった。
斉藤 尊(さいとう たける)
誕生日、5月 21日 14歳 中学2年生
部活、剣道部
備考、小学生の頃から剣道をやっている。リーダーシップがあり
仲間思いで、クラスメイトから信頼されてる。
山口 沙織(やまぐち さおり)
誕生日、4月 30日 13歳 中学1年生
部活、テニス部
備考、翔太とは現在同じクラスで、幼稚園が一緒で親たちが仲良
く、よく遊んでた。
井上 翔太(いのうえ しょうた)
誕生日、9月 12日 12歳 中学1年生
部活、陸上部
備考、小学校でサッカーをしていたが、親友に誘われ陸上部に
入った。性格は優しく、本人は気づいてないが女子に人気。
三 葵(にのつぎ あおい)
誕生日、7月 24日 13歳 中学2年生
部活、美術部
備考、夏芽の親友。クラスが違うが中学でも夏芽とよく遊ぶ。
牛乳アレルギーで食事に苦労している。
全て私の考えた人物ですので現実の人物には一切関係ありませ
ん。備考についてはどうでもいい事まで書いてますが、せっかく
考えたので書きました。それでは今回はここまでにします。
次回は本編を投稿します。
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- 8 : 2018/04/01(日) 17:51:58 :
- 尊と翔太の様子
翔太「うぅっ、どこにいてもおかしくないですね…。やっぱ、
怖いなぁ。」
尊「そうだな。荷物を取った後襲われたら大変だな。まぁ、
そのときは荷物を置いて逃げるか戦ってみるか。倒せるのか
分からないけど…。」
翔太「あ、ここです。教室には、あいつらはいないみたいです
ね。じゃあ急いでとってくるんで見張っててもらってもいいです
か?」
尊「分かった。」
翔太が荷物を取る。
翔太「それじゃあ、戻りましょう。」
2人が階段を降りてふと翔太が廊下を見ると、あの化け物がいた
翔太「…っ!せ、先輩。あ、あそこ。います!」
尊「こっちには気づいてないな?今のうちに行くぞ!」
>コンコンコン
私「あ、今開ける!」
>ガチャ
尊「はぁっはぁっ。」
沙奈「どうしたの?!」
翔太「あの化け物を見かけたので急いで戻ってきました。」
私「2人とも無事で良かった。」
尊「いや、状況としてはあまり良くない。あいつは階段から
そんな離れてない位置にいた。山口の荷物を取るなら
中央階段を使わないと遠回りになり、危ない。けれど
さっきの奴が階段に近づいてたらさらに危ない。」
沙織「なら、先に先輩たちの荷物を優先してください。私は
後でいいので。」
尊「分かった。」
尊「じゃあ、いっきに2人行くか。浅田と渡邊。同じクラス
なんだろ?今みたいになると大変だし。まぁ、見つかる可能性も
高くなるが…。」
私と沙奈「分かった。」
尊「またノック3回するから。何かあったときの判断は井上に
頼む。」
翔太「分かりました。」
尊「あまり暗くならないうちに行こう。おまえら何組?」
私「4組。東階段が近いよ。」
尊「分かった。ついでに俺のとこもよってく。いっきに取った方
がいいし。」
私「いいよ。」
尊のクラス
尊「よし。取った。てか渡邊はスクバなのか。それじゃあじゃま
だから、誰かのリュックもらっていこう。」
沙奈「うん。けど、勝手に取っていいかな。」
尊「こんなことになってるのに盗みとか言ってられないだろ。」
私「確かにそうだね。」
沙奈が荷物を入れ替える
尊「じゃあ戻るぞ。あまり音をたてずに急いで戻るぞ。」
今回はここまで。
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- 9 : 2018/04/03(火) 01:34:37 :
- >コンコンコン
>ガチャ
沙織「みなさんおかえりなさい。無事で良かった。」
尊「ああ。特に問題なく取ってこれた。山口も早く…と行きたい
が、俺がちょっと疲れたから少ししたら行こう。」
沙織「分かりました。」
沙奈「てか、結局2人とも敬語だね。」
翔太「やっぱり急にタメ口はなれなくて…。すみません。」
私「いや、無理にとは言わないし、できたらぐらいだからそんな
気にしなくていいよ。」
雑談をして数分後
尊「じゃあ、そろそろ山口、行こうか。」
沙織「あ、はい。分かりました。」
尊「そんじゃ、ノック3回な。」
私「分かった。」
尊と沙織
尊「さっきの奴は、中央階段にはいないな。よし、今のうちだ。
さっさと行こう。」
階段を登るとそこにあの化け物がいた。
沙織「、、っ?!う、嘘…。なんでここにいるの?!」
尊「おい!山口、逃げるぞ!まさか移動先が階段の上とは。
おい、走れ!このままじゃやられるぞ!」
そう言うが沙織は恐怖で動けなくなっていた。
その間に化け物が近づく。そして、沙織の目の前まできて
殴り飛ばした。沙織は壁に全身を打ち付けて口元から血を
流して気絶していた。
尊(やばい。どうするべきか?!まだ山口は怪我してるが
生きている。助けないと。しかし、助けるには倒すしかない。
倒せるのか?それとも山口を見捨てて逃げるか?けど、見捨て
たら後悔するだろう。よし、戦ってみよう。)
尊「おい!何ぼさっとしてんだよ?俺がいるってのに。こっち
こいよ?ボコボコにしてやるから。」
尊(正直勝てない気がする。とりあえず、山口からこいつを
遠ざけないと。もし、負けそうならもう逃げよう。)
尊に化け物が近づく。しかし、尊の前に立ち、尊が身構えてたが
方向を変え沙織に近づき、壁にもたれかかってる沙織の腹に
蹴りをいれた。
今回はここまで。
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- 10 : 2018/04/03(火) 18:54:53 :
- 沙織に蹴りを入れた化け物はようやく尊に襲いかかってくる。
尊は化け物の振りかざしてきた腕を木刀で弾いたが、衝撃が
殺せず、後ろに転んだ。
尊(やばい、無理だ。このままじゃ死ぬ!山口、ごめん!)
尊は逃げ出した。
>ドンドンドン
私「?!尊?」
尊「開けてくれ!」
>ガチャ
私「どうしたの?!てか沙織ちゃんは?」
尊「井上と行ったときの化け物が上の階に移動していた。
山口が殴られて、壁に全身を打ち付けて気絶し、俺が注意を
引こうとしたが、山口を蹴り、その後、俺に襲いかかってきて
戦ったがこのままじゃ殺られると思って、山口には悪いが
逃げてきた。」
沙奈「そんな…。」
尊「奴には知性があるように思えた。俺と戦うより、山口が
復活して2人で襲われるのを防ぐために、とどめを刺した。
そして俺を倒そうとした。」
私「確かに。そう思えるね…。」
短いですがここまで。
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- 11 : 2018/04/04(水) 15:39:41 :
- 沙奈「とりあえず、休もう?沙織ちゃんの事は悲しいけど、
沙織ちゃんの分も頑張って生き残ろう。」
私「そうだね。そういえば、私、結構ホラーとか怖い漫画とか
読むんだけど、その中にゾンビの話があって、噛まれたりすると
感染してゾンビになるんだけど、あの化け物はゾンビと違って、
私たちがあの化け物にはならないよね。」
沙奈「そうだね。」
尊「増える可能性が減ったのはいいけど、知性があるのは
本当に厄介だ…。」
尊「とりあえず、休めるうちに休んどこう。明日は食料を
探しに行くから。」
翔太「分かりました。」
そしてそれぞれ、上着や体育着などで寝転がった。
私(寝れないなぁ。そうだメモにさっきの事書いとこう。)
メモの続き
目的は、不明。ゾンビのように感染はしない。
奴らには知性があると思われる。確信が持てないのでまだ
分からない。
私(こんなとこかな。また何かあったら書いておこう。そろそろ
寝れるかな。)
翌日
沙奈「うぅーん、朝か〜。体が痛い。しょうがないか。みんなー
朝だよ。」
尊「もう朝か、渡邊起きるの早いな。」
沙奈「吹部は毎日朝練あるからね。」
翔太「おはようございます。ふぁ〜ぁ、眠い…。」
私「おはよー。身体中痛い。今日は寝袋とか布団で寝れたら
いいなぁ。」
尊「起きてすぐのところ悪いが、荷物を整理してくれ。いらない
ものは置いていく。できるだけ軽くして行こう。」
みんな「分かった。」
荷物を整理する。
尊「じゃあ、行こう。できるだけかたまって行こう。俺が先に
行って様子を見る。大丈夫だったら手招きするから。後ろは
井上、おまえが様子みといてくれ。」
翔太「分かりました。」
尊「じゃあ、行こう。」
私(葵、無事かな。そういえば、昔、葵と学校の安全について
話したな。)
過去の夏芽と葵
私「ねぇ、葵。もしもさ、この漫画みたいにゾンビに襲われたら
学校のどこが安全だと思う?」
葵「えーっ、どこかなぁ。あ、音楽室は?鍵かけられるよ。」
私「私はね、更衣室だと思う。葵の言う通り、鍵掛けられるのも
大事だけど、トイレと水道がついてるから。」
葵「あー、そうだね。そっかー。じゃあ食料さえあれば、
更衣室最強じゃんw。」
私「確かにw。」
現在
私「ねぇ、尊。音楽室よってもいい?友達がいるかもしれな
い。」
尊「うーん。まぁ、もしいたら見捨てたことになるかもしれない
し、行ってみるか。」
私(もし、葵があの話を覚えていたら、音楽室にいるかも。
更衣室には来なかった。生きていて音楽室に逃げ込んでたら
いるかも。)
今回はここまで。ちなみに夏芽が最初、尊に誘われて逃げるとき
迷わずメモとシャーペンを取ったのは、本編にも書いてあるよう
に、ゾンビに襲われる漫画とかを読んでたから、これを
持ってった方がいいなというのが分かったからです。
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- 12 : 2018/04/08(日) 17:32:07 :
- 音楽室前
尊「ついたな。」
>ガチャ
???「!!」
私「葵、いたら返事して。」
???「夏芽!」
私「!良かった!生きてたのね!」
葵「夏芽こそ、生きてて良かった。」
葵が軽く自己紹介をする
尊「じゃあ早くここを出て食料を探すぞ。」
私「うん、行こう。」
学校を出る
尊「とりあえず、近くのコンビニに行ってみよう。」
尊「俺が先に中を見てくる。安全だったら呼びに来るから、
待ってろ。もし化け物が現れたら逃げろ。それか俺のとこに
きてくれ。見張りは井上頼む。」
翔太「分かりました。」
尊が様子を見てくる
尊「中は大丈夫だ。奴らがコンビニに近づかないうちに
食料を確保しよう。」
翔太「ひっ!尊先輩、路地裏からあの化け物が出てきて
こっちに気づいて追ってきてます!」
尊「逃げるぞ!」
一斉に走り出す5人
沙奈「あっ。」
沙奈が転んだ
その声にみんなが反応し振り向く
しかし、助けようと思っても化け物が沙奈に迫っていた
尊「みんなコンビニまで走れ!俺は渡邊を助けてから行く!
安全に注意して食料確保、待機してろ!数分待って来なかったら
浅田お前が指揮をとってにげろ!いいな?」
みんな「分かった。」
コンビニに入る3人
葵「尊、大丈夫かな。沙奈ちゃんも。」
私「きっと大丈夫だから、信じて待とう。それより、言われた
通り、食料確保しないと。」
今回はここまで。
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- 13 : 2018/04/09(月) 18:14:05 :
- 私が黙々と保存のきく食料を入れてると葵の悩む声が聞こえた
翔太「三先輩、何悩んでるんですか?この状況だと悩んでるひま
なんてないと思うんですが。」
葵「ああ、言ってなかったね。私、牛乳アレルギーだから
入ってないやつ探してたんだけど、なかなかなくて。」
翔太「そうでしたか、すみません。」
葵「別に謝らなくていいよ。」
私「私、だいたい詰め込んだから、手伝うよ。」
翔太「あ、僕も手伝います。」
葵「2人共ありがとう。」
私「尊たち遅いね。」
葵「そうだね…。」
私「とりあえず、場所移動して、安全なところで食事にしよ
う。」
2人「分かった。」
私「この近くだと、どこがいいのかな。」
葵「近くに私の家があるから行く?」
私「そうしよう。」
葵の家
>ガチャ
葵「誰かいるかな。」
葵「ただいま。」
シーン
葵「やっぱ、いないか…。」
私「とりあえず、ご飯食べよう。昨日から食べてないから。」
今回はここまで。
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- 14 : 2018/04/09(月) 23:51:48 :
- "尊と沙奈"
沙奈「ひっ、嫌、死にたくない!助けて!」
尊「今度こそ仲間を助けたい!そこをどけ!」
尊が沙奈に殴りかかろうとしてる化け物に切り掛かった
しかし、殴ろうとしていた手で木刀をつかみ、折った
尊「おい!俺が時間稼ぐからさっさと逃げろ!」
沙奈「う、うん。」
しかし、それを聞いた化け物は、うつ伏せで転んでいる沙奈
の背中をふみ、鈍い音と沙奈の悲鳴が響いた
尊「ちっ、おい、さっさとそこをどけ!」
沙奈が何か叫んでたが、もう一度踏まれ、踏まれたところから
血が流れ出て、沙奈の死亡を伝えていた
それを合図に化け物に尊がタックルしにいく
しかし勝てるわけもなく、服のえりを掴まれ、
空中にぶら下がったかと思うと、地面に叩きつけられた
尊「っ、うぅっ、死に、たくな、い。なんで、どうし、て。
ともだちもたいせ、つにして生きてきた。父さんが言っ、てたよ
うに、して、生きてきたの、に。」
その間に近づいた化け物が倒れている尊の首を踏んだ。
まるで、耳障りな声が聞こえなくしたいという考えがあるかの
ように…
今回はここまで。ていうか、読み直して、ミスに気づきました。
尊の武器が竹刀から木刀になってる…。すみません。
以降このようなミスを減らしていけるよう、頑張ります。
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- 15 : 2018/04/25(水) 00:27:25 :
- 私「そういえば、テレビは化け物について報道してたりする
のかな?」
葵「つけてみようか。」
翔太「やっぱ、テレビ局も襲われてるのか、ほとんどやって
ないですね。」
葵「あ、ニュースやってる。」
翔太「…でもこれって、奴らに知性があるんですから、これを
見ていたら居場所がばれますよね。」
葵「あ…。」
私「ねぇ、葵。携帯は?ツイッターとか。」
葵「…なんか、いろいろすごいことになってる。みんな
言いたい放題。助けを求める声や、奴らがなんなのか討論
してるとこもある。…あ、この話本当かな?奴らはもともと
人で、囚人だったらしい。刑務作業という名の人体実験を
していたらしく、その中で生まれたって言ってる、
刑務所で働いてた人の話。」
今回はここまで。最近忙しく、投稿がいつできるか分からないので気長に待っててもらえるとありがたいです。
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- 16 : 2018/05/24(木) 17:09:17 :
- 私「さあ、どうだろうね。確信が持てない限りは言いたい放題
言ってるのが本当かは分からないから。」
葵「これからどうする?」
私「とりあえず、今日はここで過ごしてネットで情報を集めつつ
救助を待とう。きっと政府が対策をとってて、そのうち助けが
くると思う。」
2人「わかった。」
葵「それにしても、夏芽が生きてて良かった。こういう怖い
やつ平気だし、指示も出せるから本当に助かる。」
私「そう?ありがとう。あ、そういえば今思ったんだけど
あの化け物って“青鬼”に似てない?」
翔太「青鬼ってあのホラゲーですか?」
私「うん。まぁ共通点が少なめだけど。でかくて人を襲って
知性があるのって青鬼っぽいなーって。」
葵「青鬼は何か対処法ってあるの?」
私「うーん、ゲームだから部屋の移動とかだったけど。あ、
確か青鬼の小説で犬が苦手だったよ。」
葵「犬かー。まぁ第一、あの化け物が青鬼と同じで犬が苦手
かなんて分からないけど。」
短いけどここまで。投稿遅くてすみません!
次回も遅くなると思います。
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- 17 : 2018/07/08(日) 21:59:54 :
- 私「そうだね。他に何か情報ない?」
葵「うーん、めぼしい情報としては、どこどこらへんに
いる生存者、○○で合流しましょう。とかならあるけど。」
翔太「僕らも誰かと合流します?」
私「いや、そういう書き込まれたところに行けば捕まるかも
しれないから、やめておこう。」
葵「この後どうする?」
私「水道とか生きてるから、お風呂にしよっか。しばらく
葵の家にいよう。冷蔵庫に食料あるし。数日様子見てから
その後のこと考えてこう。」
葵「そうだね。とりあえずちょっと安心。私、お風呂の準備
してくるね。」
翔太「…結局尊先輩と渡邊来ませんね。」
私「…うん。でもきっと、私たちがコンビニから移動したから
場所が分からないだけだよ…。」
翔太「そうですね。きっと尊先輩たちなら無事ですよね。」
葵「お風呂準備できたよ。誰から入る?」
私「葵からでいいよ。」
翔太「僕は最後でいいです。」
葵「じゃあ入ってくるね。あ、夏芽、布団の準備お願いしても
いい?あと、気分転換にゲームしていいからね。」
私「うん、分かった。」
今回はここまで。
長らくお待たせしてすみません。
また期間あくと思いますがご了承ください。
-
- 18 : 2018/07/08(日) 22:21:49 :
- ↑の書き込み名前間違えましたが私です。すみません。
編集しようと思いましたらパスを忘れorz
メモあるかなぁ…。メモが見つかるか、パス思い出し次第
直しときます。間違えた名前はよく遊ぶゲームでの名前で
無意識のうちに入れてました。すみません。
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