この作品は執筆を終了しています。
狛枝「もうやめようよ!犯人なんて見つけなくたっていいじゃん!」
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- 1 : 2018/03/23(金) 02:11:47 :
- ・初投稿
・キャラ崩壊あり
・狛枝視点
以上ご確認のほどお願いします。
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- 2 : 2018/03/23(金) 02:15:12 :
- 狛枝「僕はもう嫌なんだっ!仲間同士で..こんなことしたくないよ!」
花村「そ、そんなの...僕だって嫌だよ...」
罪木「わ、私も嫌ですよぉ!もう...お家に帰してくださぁい!」
西園寺「うわあああああん!お家に帰って甘いお菓子が食べたいよー!」
小泉「や、やめてよ...みんながそんなだと...ア、アタシまで...っ!」
日向「お、俺だって本当はこんなことしたくない...」
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- 3 : 2018/03/23(金) 02:17:21 :
- 左右田「冷静に考えればおかしいよな、こんなの。例え犯人を当てたとしても、ソイツは処刑されちまうんだよな...」
九頭龍「そんなの...男のすることじゃねぇよ...」
ソニア「そうですよ!わたくしたちは仲間じゃないですか!」
澪田「人を疑って生き延びるより...人を信じて殺される方がマシっすもんね!」
狛枝(あ、あれ?雲行きが怪しいな?そろそろ彼らの希望が見れるはずなんだけど...)
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- 4 : 2018/03/23(金) 02:23:51 :
- 終里「よっしゃ!もう諦めようぜ!」
弍大「そうじゃのう」
辺古山「うむ」
田中「さぁ、モノクマよ!このくだらないゲームの幕を引くといい!」
モノクマ「えー....」
狛枝(こ、これはまずいな)
狛枝「で、でも諦めちゃ駄目だよ!そうやって何度でも立ち上がるからこそ、君たちは希望の象徴なんだからさぁ!」ネットリ
七海「ねぇ狛枝君、悪いんだけど黙っててくれるかな?」
狛枝「」
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- 5 : 2018/03/23(金) 02:29:16 :
- 日向「狛枝、もう終わったんだよ」
狛枝「え?」
日向「いつ刃を向けるかわからない他人に怯えながら、弱者を吊るし上げ自分勝手な正義を騙る...」
日向「そんな究極の自己正当化ゲームはこれでお終いだ!!」バーン
狛枝「何か聞いたことある」
日向「よし!みんなで死んだ十神に投票だ!これなら偶然犯人を当ててしまうこともないだろう」
西園寺「豚足ちゃんが自殺だったりしたら、話は別だけどねー」クスクス
日向「ははっ!こりゃ一本取られたな!」
一同「あははははははははははは!!」
狛枝「.....絶望的だ」
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- 6 : 2018/03/23(金) 02:39:54 :
- ーー
ーーーー
モノクマ「えー、投票の結果十神君14票、花村君1票となりました...」
モノクマ「残念ながら不正解です。よって真のクロである花村君以外は全員オシオキを受けてもらいます...」
モノクマ「うぷぷ、絶望的だね(棒)」
花村「やったー!!これでお母ちゃんにまた逢える!!」
モノクマ「ちなみに花村食堂は潰れました、キミのお母さんも死んでます」
花村「おかあちゃああああああん!!」
狛枝「希望ってなんだっけ...」
モノクマ「あのー、狛枝君。もし良かったらリトライする?」
狛枝「え、そんなのあるの?」
モノクマ「ボクとしても、こんな消化不良な終わり方は流石にいただけないからね...」
モノクマ「ま、ぶっちゃけゲーム世界だから何でもありなんだよね」
狛枝「...じゃ、お言葉に甘えて...」
狛枝「ここで諦めたりしないぞ!!」リトライ
-
- 7 : 2018/03/23(金) 08:51:32 :
- リトライ10分後
小泉「どうなのよ?ハッキリ言いなさいよ!」
狛枝「んん...んぐぅ...!」
日向「狛枝、どうなんだよッ!?」
狛枝「んん...んんんんんんぅ...」
狛枝(すごいよぉ...みんなの希望が溢れてる...もう堪えきれないよッ!!)
狛枝「あはっ!」
狛枝「あははははははははははははははははははははははははははは!」
狛枝「超高校級の才能を持つみんなが、力を合わせて仲間の死という絶望に立ち向かう!」
狛枝「あぁ、なんて素晴らしくて美しいんだろうねぇ!」ネットリ
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- 8 : 2018/03/23(金) 08:59:17 :
- 狛枝「結論から言うと、大正解!そう、全てボクの仕業だったんだ!」
左右田「まじかよっ!?」
罪木「ほ、本当に狛枝さんが...」
九頭龍「本当にテメーが十神を殺したってのか!?」
西園寺「あれれー?これって自白ってやつじゃないのー?」
終里「ってことはこれで決まりだな!」
花村「十神君を殺したクロは狛枝君、そういうことになるね!」
田中「フン、墓穴を掘ったな狛枝よ」
辺古山「どうやら結論が出たようだな」
狛枝(えぇ...)
-
- 9 : 2018/03/23(金) 09:35:40 :
- 弍大「となりゃ、さっさと投票タイムじゃああああ!!」
七海「それに賛成だよ」
ソニア「がってん承知の助です!」
澪田「プリーズ、モノクマちゃん!」
モノクマ(うわぁ...)
狛枝「ちょ、ちょっと待ってよ!もう少し別の可能性を検討してみてもいいんじゃない?ほら、よく考えれば彼の致命傷って...」
日向「狛枝、そんな見苦しい悪足掻きなんて超高校級のお前らしくないぞ」
狛枝「え」
日向「それは希望とは呼べないんじゃないか?」
狛枝「また聞いたことある」
-
- 10 : 2018/03/23(金) 12:30:44 :
- 日向「よし、みんなで狛枝に投票だ!」
モノクマ「ちょ、ちょっと!失敗したら全員処刑だよ!?狛枝君の言う通り、もう少し他の可能性について話し合ってからでもいいんじゃないかな?」
日向「たった一回の失敗がなんだ、そんなことで終わったりするもんか」
モノクマ「いや、全部終わるつってんだろ」
モノクマ「あーもう!!狛枝君、やっちゃって!!」
狛枝(モノクマ、なんかごめん...)
狛枝「ここで諦めたりしないぞ!!」リトライ
-
- 11 : 2018/03/23(金) 17:19:52 :
- リトライ30分後
狛枝「わかったよ...そろそろバトンタッチしろっていうんだろ?」
ソニア「バトンタッチ?」
狛枝「ボクみたいな偽物じゃなくて、本物の犯人にご登場願うんだよ!」
ナンダッテ!?
コマエダガハンニンジャナイノ?
ダレガヤッタンダ!?
ヒナタクンオネガイ
狛枝(日向君、見せてもらうよキミの希望をっ...!!)
日向(十神の致命傷、停電、カセットコンロ、防火扉、床下の存在...全ての証拠があいつの犯行を指し示している!!)
日向「お前しか...いない!」
-
- 12 : 2018/03/23(金) 17:26:54 :
- 日向「左右田、お前なんじゃないか?」
狛枝「キミには本当にがっかりさせられる」
左右田「は、はあああああああああああ?」
日向「もちろん今のは単なる俺の直感だ、反論があるならいくらでも言ってくれ」
モノクマ「直感て」
左右田「は、反論もなにも...」
左右田「お、おれは犯人なんかじゃねえぇえええぇ!!」
左右田「お、おれが殺人なんてするわけねぇだろーが!!」
狛枝(何でこんなに動揺してるのかな...)
-
- 13 : 2018/03/23(金) 17:31:16 :
- 七海「もう少しまともな反論をしてくれないかなぁ」ハア
田中「この動揺ぶり...どうやら本当に貴様だったようだな」
西園寺「じゃ、さっさと投票タイムだねー!」
澪田「了解っすー!!」
左右田「ちょ、ちょっと待ってくれよ!!」
左右田「そうだ!証拠だ!!証拠あんのか!?」
左右田「証拠がなきゃただのデッチ上げだ!んなもん認めねぇぞ!!」
モノクマ(どこの桑田君だよ...)
-
- 14 : 2018/03/23(金) 17:37:04 :
- 狛枝「み、みんなちょっと待ってよ。今までの議論で左右田君が犯人だなんて流れ一切なかったよね」
狛枝「もう少し冷静に...」
【パニックトークアクション 開始!】
狛枝「ちょ」
アホアホアホアホ ノータリンヒナタチャンヨォ オレガセイビシテヤルゼ
アマ~イ ソニアサーン エンジンゼンカイ!
ハカイ シン アンコク シテンノウ
コレデオワリダ!!
break!!
左右田「...アポ?」
狛枝「えぇ...」
モノクマ「破壊神暗黒四天王関係ねぇだろ」
モノクマ「あー、狛枝君...あともう少しだから頑張ってね」
狛枝「はぁ....」
狛枝「ここで諦めたりしないぞ!!」リトライ
-
- 15 : 2018/03/23(金) 18:34:01 :
- 狛枝(その後42回のリトライを経て、ようやく真犯人の花村君に彼らは辿り着いた)
花村「ううう...うううううっ...」
花村「うわあああああああああああっ!!」
ソニア「は、花村さん....!」
小泉「答えてよ、花村っ!どうして人殺しなんてしようとしたの!?」
花村「う...うう...」
日向「花村、俺にはわかるぞ」
-
- 16 : 2018/03/23(金) 18:44:25 :
- 日向「お前は以前、俺に実家の花村食堂の話をしてくれたよな」
日向「誇らしそうに語るお前の姿を見て、花村食堂とその食堂を女手一つで支えてきた母親の存在は、お前にとってかけがえないものなんだろうってのは俺にもよくわかったよ」
日向「自分にとってのかけがえのない場所を守りたい、誰だってそうだ」
日向「そして、お前のその気持ちはここにいる誰よりも強いものだった」
日向「だからお前はどうしても帰って確かめかなくちゃならなかった...たとえ俺たちを犠牲にしたとしてもな...」
日向「今にして思えば、お前がこの状況を信じないって連呼していたのは、誰よりも信じてしまったことの裏返しだったんだよな...」
日向「そうなんだろう?花村?」
狛枝「ここにきてキレッキレッじゃないか!?今までの体たらくは何だったんだい!?」
-
- 17 : 2018/03/23(金) 18:51:41 :
- モノクマ「まぁ、ようやく終われるみたいなので...」
モノクマ「張り切っていきましょう!!おっしおきターイム!!」
ーー
ーーーー
狛枝「あぁ...花村君...なんて絶望的な光景なんだ!」
狛枝「でもボクは信じてるんだ!希望の象徴であるキミたちなら、この絶望さえ希望の踏み台にできるってね!」ネットリ
シーン
狛枝「あ、あれ?みんなは?」
モノクマ「みんなもう帰っちゃったよ...」
狛枝「えぇ...」
モノクマ「千本ノックほどの絶望感はないよねとか言われちゃった...」ショボーン
狛枝「あぁ...これがボクの乗り越えるべき絶望なんだね」ハア
モノクマ「まぁ、生存者が5人くらいになるまでこの生活続くと思うから頑張ってね...」
モノクマ「あ、あとこまめなセーブは忘れないでね」
狛枝「セーブの大切さは身にしみて理解したよ...」
第1章 絶望トロピカル END
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- 18 : 2018/03/23(金) 18:54:32 :
- ひとまずこれで一区切りです。
ネタが思い浮かべば、続きも書いてみようと思います。
ここまで読んでくださった皆様、感謝です。
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- 19 : 2018/03/23(金) 20:15:10 :
- とても面白かったです!
次回作も期待しています!
-
- 20 : 2018/03/23(金) 23:27:18 :
- >>19
ありがとうございます!励みになります!
何となく2章の構想練っていきたいと思います。
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- 21 : 2018/03/24(土) 12:35:00 :
- 2章予告
狛枝「あの面倒見の良い小泉さんが殺されてしまうなんて絶望的だよねぇ」ギシギシ
狛枝「でも、こんな絶望もみんながより輝くための踏み台に過ぎないんだ!」ギシギシ
狛枝「ところで捜査が始まってもボクの拘束が解けないのはどうしてかな?」ギシギシ
ガチャ
日向「狛枝、ゆでたまご持ってきたぞ」
日向「俺は捜査に戻るから、殻剥いて勝手に食べろ、じゃあな」
狛枝「一人じゃ食べられないよ」ショボーン
モノミ「あちしが剥いてあげまちゅ!」
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- 22 : 2018/03/24(土) 21:22:15 :
- 裁判進行中
西園寺「わあああああああーーん!酷いよー!おねぇを返してよー!!」
狛枝「本当だよ...本当に酷い話だよ...」ハア
狛枝「あれだけ言ったのに...今回の犯人はボクになんの相談もしてくれなかった...」
狛枝「けど、悪いのはボクの方だよね!自分の頼りがいのなさが情けないよ」ネットリ
日向「まぁ、お前縛られてたしな」ロンパ
狛枝「黙ってて」
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- 23 : 2018/03/24(土) 21:34:24 :
- 10分後
九頭龍「生き残るための唯一の方法が疑うこと...ここは他人を徹底的に疑い合う場所だ...」
九頭龍「なのに、簡単に他人を信じるとかどうかしてんだろ!どっか湧いてんじゃねーのか!?」
狛枝「それは違うよ、九頭龍君...」ネットリ
日向「そうだぞ、九頭龍!ここは疑い合う場所じゃなくて協力し合う場所だ」
狛枝「ちょ、それボクの...」
-
- 24 : 2018/03/24(土) 21:39:27 :
- 日向「みんなで協力して努力して、そして勝利を目指す場所が学級裁判なんだ」
日向「犯人とそれ以外のみんな...2つに分かれた希望がたった一つだけの希望を掴みとろうとする...」ミモダエ
日向「その希望同士のぶつかり合いこそが美しいんだ!それが...学級裁判のあるべき姿なんだ!」ネットリ
狛枝「そ、そうだね」
狛枝(客観的に見るとちょっと引くな...ボクももう少し自重しよう)
-
- 25 : 2018/03/24(土) 22:09:50 :
- 30分後
狛枝「どうやら、日向君も気付いちゃったみたいだね。犯人の正体に...」
日向「....えっ?」
狛枝「ほら、やっぱりそうだ」
狛枝(ここまでリトライ0なんて素晴らしいよ!さぁ、日向君もっとキミの希望を見せてよ!)
九頭龍「ま、待ちやがれ...犯人に...気付いただと?」
罪木「そ、それって...本当なんですかぁ!?」
日向「え、いや....あ、あ、当たり前だろ!!」
狛枝(あ、あれ?)
-
- 26 : 2018/03/24(土) 22:18:34 :
- 田中「問おうか...それは誰を指しているのだ?」
日向「え、あー、そりゃお前アイツだよ...あの怪しいヤツな」
左右田「だからそれは誰なんだよ!?」
日向「.....」
日向「七海、ここまで言えば分かるよな?」
七海「え?わからないよ?」キョトン
モノクマ「そりゃそうだよ」
-
- 27 : 2018/03/24(土) 22:25:10 :
- 狛枝「あのさ、日向君、今までの議論を冷静に振り返ってみてよ」ハア
狛枝「血をシャワーで洗い流すことは不可能だった、だから犯人は大量のペットボトルの水で体の血を洗い流したんだ」
狛枝「そんなことをしたら犯人の体はどうなるか...ここまでわかれば答えは出たも同然だよ」
日向「???」
日向「.....!!」
日向「そうかっ!」ピーン
日向「お前しか...いない!」
-
- 28 : 2018/03/24(土) 22:36:48 :
- 日向「左右田...もしかしてお前なんじゃないか?」
狛枝「土下座してよ」
左右田「は、はあああああああああああ?」
狛枝「日向君、今『そうかっ!』って言ったよね!あれ何だったの?」
日向「あんなのは雰囲気出す為にやってるだけだ」
狛枝「これまたファンタスティックだね」
日向「それに結局PTAで勝てばソイツが犯人になるんだし、左右田でいいかなって」
モノクマ「いや、ならないから」
【パニックトークアクション 開始!】
モノクマ「だから勝手に始めんな」
アホアホアホアホ ノータリンヒナタチャンヨォ オレガセイビシテヤルゼ
アマ~イ ソニアサーン エンジンゼンカイ!
ハカイ シン アンコク シテンノウ
コレデオワリダ!!
break!!
左右田「...アポ?」
狛枝「はぁ...」
モノクマ「狛枝君、残念だけどもう少し時間がかかるみたいだね...」
狛枝「うん、まぁこんな予感はしてたから実はセーブ3つは取ってるんだよね」ハハ
狛枝「ここで諦めたりしないぞ!!」リトライ
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- 29 : 2018/03/24(土) 23:06:10 :
- 狛枝(その後紆余曲折を経て、僕たちは真犯人の辺古山さんを突き止め、その処刑を見届けた)
クズリュウクンハマダイキテマチュ
マ、マダイキガアリマスヨ
ナントカシロヨ、タスケロヨ
ーー
ーーーー
狛枝「絶望的だ...せっかくの希望同士のぶつかり合いをこんな消化不良なやり方で終わらせるなんて...」
狛枝「でもね、大丈夫なんだよ!こんな絶望なんて取るに足らないんだよ!」
狛枝「この絶望だって...最後に希望が輝くための踏み台に過ぎないんだからね!」ハハハ
モノクマ「ボクを踏み台呼ばわりとは...キミもなかなか面白いことを言う人だね...」
モノクマ「うぷぷ...どことなく彼に似てるかもね。その歪みきった希望の在り方とかがさ」
田中「彼、だと?」
罪木「い、一体誰のことなんでしょうか?」
日向「多分左右田だろ」
左右田「ちげーよ!!」
七海「えーと、攻略本によると78期生の苗木君のことみたいだね」
モノクマ「ネタバレすんな」
狛枝「超高校級のゲーマーが攻略本使っちゃうなんて絶望的だよ」ハア
澪田「そんなことよりー、なんか大切なことを忘れてないっすかねー?」
終里「ん、何のことだ?」
西園寺「あ、そうだった。九頭龍だよ」
弐大「そういえばモノクマよ、九頭龍の治療の件はどうしたんじゃ?」
モノクマ「あ」
九頭龍「」グッタリ
一同「く、九頭龍ぅーーーーーー!!」
モノクマ「これはホントごめん」
狛枝「こうして世界はループしていくんだね」ハア
第2章 罪とココナッツ END
-
- 30 : 2018/03/24(土) 23:16:04 :
- これにて2章終了です。
またネタが温まれば続きを書いていこうと思います。
ここまで読んでくださった皆様、感謝です。
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- 31 : 2018/03/25(日) 01:32:27 :
- 頑張って温めて下さい。
応援してます。
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- 32 : 2018/03/25(日) 09:23:50 :
- >>31
ありがとうございます!
今日の夜には更新できるよう頑張ります。
-
- 33 : 2018/03/25(日) 09:35:03 :
- このSSの主人公には何となく似たシンパシーを感じるね…期待だよ!
-
- 34 : 2018/03/25(日) 09:45:28 :
- >>33
ありがとうございます!
本家と違って扱い悪いですが、見守ってやってください笑
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- 35 : 2018/03/25(日) 11:46:29 :
- 3章 予告
狛枝「双子の澪田さんが輪唱してる...」
狛枝「そうか...彼女は双子のデュオだったんだね...」
狛枝「...こ、こまどり姉妹!」
狛枝「彼女たちは双子という特性を活かして、交代しながらボクらの前に姿を現していたんだ...」
狛枝「つまり...この島には実は17人いたんだ」
狛枝「こまどり姉妹...それが答えだ!」ハハハ
モノクマ「絶望病治すの忘れてた...」
-
- 36 : 2018/03/25(日) 17:12:13 :
- 裁判開始
狛枝「始めるのはいいんだけどさ...ボクは事件の流れをちゃんと把握できてないんだよね」
狛枝「ほら、ずっと寝てたからさ」ハハ
終里「でも、狛枝だけじゃねーぞ。オレもよくわかんねーんだよ」
日向「ごめん、俺もよくわかってない」
狛枝「キミ第一発見者だよね!?」
-
- 37 : 2018/03/25(日) 17:15:45 :
- 罪木「す、すみませぇん、私は皆さんの看病で手一杯だったのでぇ...」
左右田「俺も通信機の整備にかかりっきりだったからなー...」
七海「私もモーテルでずっとゲームしてたから、詳しいことはわからない...と思うよ?」
九頭龍「俺も正直よくわかってねーわ」
田中「フン、使えん奴らめ...まぁ俺様もよくわかってないがな」
ソニア「さすがは田中さんです!」
一同「.........」
モノクマ「わかったよ...ボクが説明すればいいんでしょ」ハア
日向「早くしろよ、議論が進まないだろ」
モノクマ「」ピキピキ
-
- 38 : 2018/03/25(日) 18:22:47 :
- 30分後
狛枝「だから、死んだふりをしてたとは考えられないんだ!澪田さんが自殺ってのはあり得ないんだよ!」ネットリ
九頭龍「あのな...その話はとっくに終わってんだよ」
狛枝「...え?そうなの?」
狛枝「これは参ったな。笑って誤魔化すしかないみたいだね...ははっ」
左右田「マ、マジかよ...役立たずにも程があんだろ...!」
日向「........」
狛枝(日向君、キミなら気づくはずだよ。今のボクの発言と現場の状況の決定的な矛盾にね...!)
-
- 39 : 2018/03/25(日) 18:24:35 :
- 日向「....狛枝」
日向「お前はホント無能だな」
狛枝「」
七海「まぁ狛枝君が無能なのは、もはや私たちの共通認識だよね」
終里「オレより頭悪そうなのは、コイツくれーなもんだよな!」
狛枝(....死にたい)
-
- 40 : 2018/03/25(日) 18:26:30 :
- 狛枝「あ、あのさ日向君、澪田さんの足の裏には血痕がついてたよね」
日向「そうだな」
狛枝「そんな状態であれを使ったりしたらどうなっちゃうのかな?」
日向「あれって?」
狛枝「ほ、ほら日向君が映像で見ていたあれだよ。澪田さんが首吊りのために使っていた...」
日向「.....??」
狛枝「...きゃ」
日向「きゃ?」
狛枝「...た」
日向「た?」
狛枝「...つ」
日向「あぁ、脚立か」
日向「あ、そういえばあの脚立に血痕ついてないのはおかしいな」
狛枝「そ、そんな小さなことに気づくなんて凄すぎる!それが選ばれし超高校級の才能なんだねぇ!」
日向「ははっ!今更かよ!」
狛枝(ボクは何をやっているんだろう)
-
- 41 : 2018/03/25(日) 21:19:24 :
- 10分後
日向「考えられる可能性は1つしかない。そして、その可能性を突き詰めていくと...」
日向「おのずと、犯人も明らかになっていくんだ」
ソニア「....えっ!?」
田中「貴様は...すでに犯人を見切っているというのかッ!?」
狛枝(罪木さん罪木さん罪木さん罪木さん罪木さん罪木さん罪木さん)テレパシー
モノクマ(頼むぞ、もうミスんなよマジで)
日向「お前しか...いない!」
-
- 42 : 2018/03/25(日) 21:20:54 :
- 日向「罪木...お前がそうなんじゃないか?」
狛枝「素晴らしいよ!!」
罪木「...ふええええぇっ?わ、私が犯人って...なんですかそれぇ!」
罪木「ひ、日向さんはそんなに私のことが嫌いだったんですね...」
罪木「ひ、酷いですぅ...」ボロボロ
日向「ちょ、おま、な、泣くなよ」
七海「日向君、女の子を苛めるなんて酷いよ」プクー
九頭龍「てめぇ、それでも男かよッ!?」
終里「日向、てめぇ...ぶん殴るぞ!!」
日向「わ、悪かったって。だから罪木もう泣かないでくれよ」
罪木「じゃ、じゃあ犯人は誰なんですかぁ?」ボロボロ
日向「左右田で」
左右田「は、はあああああああああああ?」
狛枝「ここで諦めたりしないぞ!!」リトライ
モノクマ(恐ろしく早いリトライ...ボクじゃなきゃ見逃しちゃうね)
-
- 43 : 2018/03/25(日) 22:29:26 :
- リトライ20分後
罪木「で、でもぉ...私は本当に...犯人なんかじゃないんですよ...?」
罪木「わ、私が人を殺すなんてそんなことする訳ないじゃないですかぁ...」ボロボロ
日向「..........」
日向「本当に違うのか?」
罪木「ふえぇ!?」
終里「い、いい加減にしろよ!もういいって言ってんじゃねーか!」
日向「....いい訳ないだろ!!」
狛枝(素晴らしいよ!このぶつかり合いで日向君の希望はより輝くんだねぇ!!)
-
- 44 : 2018/03/25(日) 22:31:24 :
- 日向「俺だってこんなことしたくない...そんなの当たり前じゃないか!!」
日向「だけど...やるしかないんだよ....!」
終里「な、仲間を信じらんねーのかよ?」
日向「そうじゃない!信じてる!けど疑ってる!でもそれは信じてるからなんだ!」
日向「上手く言えないけどそういうことなんだよ!」
モノクマ「ボキャブラリーが酷い」
七海「あのね、信じるって疑うことなんだよ」適当
罪木「は?なんですかそれ?」マジギレ
狛枝「そりゃそうだよ」
-
- 45 : 2018/03/25(日) 22:43:03 :
- 狛枝(その後何だかんだで僕たちは罪木さんの本性を暴いた...なんと彼女は超高校級の絶望と呼べる人物だったんだ!)
狛枝「だからこそ...ボクは許すわけにはいかなかったんだよ」
狛枝「だって希望の為じゃなく、絶望の為に人を殺すなんて...」
狛枝「そんなの許せるわけないじゃないか」ギリッ
罪木「絶望の為...?」
罪木「うふぅ、それは違いますよぉ!」
狛枝「...違う?違うって...何が違うの?」
-
- 46 : 2018/03/25(日) 22:45:04 :
- 罪木「私がやったのは...『あいするひと』の為です」ウフフ
左右田「あ、愛する人だと!?」ガタッ
九頭龍「ちょ!罪木!それは誰のことだ!?ひょっとして俺のことか!?」ガタッ
田中「と、と、問おう!それは一体誰のことだ!?」ドキドキ
日向「俺か!?俺なんだよな!?」ガタッ
狛枝「食いつきすぎだよ...」
七海「むー」プクー
終里「全員ぶん殴るか...」
ソニア「それに賛成ですわ」ドウイ
-
- 47 : 2018/03/25(日) 22:48:49 :
- 罪木「わたしの愛する人...それは...」
一同「.....」ゴクリ
罪木「十神さんです!」ウフフ
一同「」
罪木「あのキリッとした目つき、太ましいボディ、超高校級にふさわしいイケボ、王様キャラと見せかせて実は仲間思いというギャップ...」ハアハア
罪木「これら全部引っくるめて...愛なんです!!」
罪木「これでやっと私もあの人のもとに行けますぅ!!」ウフフ
日向「....解散するか」
左右田「そうだな」
田中「フン、くだらん時間を使ってしまった...」
九頭龍「やっぱペコが1番だわ」
狛枝(こうして罪木さんは宇宙の遥か彼方へ打ち上げられてしまった...結局彼女を絶望堕ちさせた人物についての謎は全く明かされなかった...)
某アルターエゴ「...こりゃ絶望だわ」
第3章 磯の香りのデッドエンド END
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- 48 : 2018/03/25(日) 22:52:09 :
- これにて3章終了です。
だいぶネタ切れになってきましたが、何とか完結まで持っていこうと思います。
ここまで読んでくださった皆様、感謝です。
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- 49 : 2018/03/25(日) 23:25:54 :
- どのような結末を迎えるのか楽しみです。頑張ってください
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- 50 : 2018/03/25(日) 23:57:41 :
- >>49
ありがとうございます!
5章をどう動かしていくか全くノープランですが、勢いを大切にしていきます!
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- 51 : 2018/03/26(月) 23:41:14 :
- 4章 予告
モノミ「ちょ、ちょっと狛枝くん...何してるんでちゅか?」ホワワ
狛枝「何って...ロシアンルーレットでしょ?」
狛枝「弾は1発だけしか抜いてないから...生存確率6分の1だね」ハハ
モノミ「そ、そうじゃなくてでちゅね...」
狛枝「大した才能じゃないけど...ボクにだって超高校級と呼ばれる才能があるんだよ」
狛枝「超高校級の幸運と呼ばれる才能がさ...」ネットリ
狛枝「ボクが超高校級の幸運なら、ボクはここで生き残るべきなんだ!」
狛枝「...ね、そうでしょ?」カチッ
モノミ「その拳銃は弾1発も抜いてないほうでちゅって!!」
狛枝「え」
バキューン
ーー
ーーーー
日向「これが事件の全てだ!」
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- 52 : 2018/03/27(火) 07:38:53 :
- 裁判進行中
狛枝「キミたちは...相変わらずだね...」ハア
狛枝「自分たちの力で未来を切り開くことすらできず、ただ立ち止まってうろたえているだけ...」
狛枝「才能の無駄使いだよ!それで未来機関に立ち向かおうなんて笑わせるね!」
日向「ほーん、随分高圧的な態度に出たな狛枝」
日向「ところで、お前こないだロシアンルーレット全弾詰めて挑戦したんだってな?」
狛枝「そ、そうだね(何でリトライしたのに知ってるんだ...)」
日向「それはな、エスパーだからだ」
狛枝「なにそれ怖い」
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- 53 : 2018/03/27(火) 07:40:34 :
- 日向「ま、超高校級の幸運お前のことだ!もちろん無傷で助かったんだよな!」ハハ
狛枝「い、いや、実は普通に死んじゃったんだよね...」ハハ
狛枝「こ、これは参ったな。笑って誤魔化すしかないみたいだね...ははっ」
日向「は?」
狛枝「ご、ごめん...」
日向「才能の無駄使いだ!それで絶望に立ち向かおうだなんて笑わせんな!」
狛枝「そうだね...」
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- 54 : 2018/03/28(水) 00:12:55 :
- リトライって便利だね。
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- 55 : 2018/03/28(水) 00:18:43 :
- 30分後
田中「マスカットハウスがないだと?あれはモノクマが見せた幻影...だったと?」
狛枝「...そこから先は自力で考えてよ。もうキミ達はぼくと同じ条件になったんだからさ」
狛枝「キミ達が本物の希望の象徴なら...その程度の謎は簡単に打ち破れるはずだよ?」
狛枝「ごく平凡な普通の高校生の日向クンでさえ、可能なんじゃないかな?」チラッ
日向「.....」
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- 56 : 2018/03/28(水) 00:21:29 :
- 日向「....狛枝が撮影した写真から推測するに、おそらくストロベリーハウスはマスカットハウスの上にあったんだ」
日向「つまり、俺たちが別建物間を移動していると思っていた連絡エレベーターは、実は縦関係にあったことになる」
日向「これは俺の仮説だが、その縦関係のエレベーターこそが狛枝の言う『極上の凶器』を指していたんじゃないか?」
日向「あのエレベーターは床しか動かない...その特性を考えれば....例えば、弐大は落下死なんて可能性が浮かび上がる」
日向「それなら方法は簡単だ!ストロベリーハウスにあるエレベーター内で、弐大を何らかの形でおやすみモードにしたあと、ロープか何かを体の一部に縛り、ドアノブに引っ掛ける...」
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- 57 : 2018/03/28(水) 00:23:05 :
- 日向「その後マスカットハウスに向かい、エレベーターを起動させ、マスカットハウスまで下ろしておく...」
日向「あとは弐大が目を覚ますのを待つだけだ!目が覚めれば高所で宙ぶらりん、誰だって動揺して体が動いてしまう...」
日向「その衝撃でドアノブからロープは外れ、弐大はマスカットハウスに落下して死亡したんだろう」
日向「あのドアノブは弐大が暴れたせいで壊れていたと考えると、辻褄も合うしな」
日向「となれば、一つ疑問が出てくる」
日向「それほどの衝撃おn...」
モノクマ「ちょ、ストップ!ストップ!ストップ!」
モノクマ「キミすごい喋るね!危うく犯人の正体までいこうとしたでしょ!?」アセアセ
モノクマ「何なの2周目なの!?」
田中「に、人間風情がなかなかやるではないか...」
狛枝(こ、これが超高校級の希望...)
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- 58 : 2018/03/29(木) 00:40:16 :
- 3分後
日向「田中、なんでお前があの衝撃音を聴くことができたんだよ?」
狛枝(日向君のフライングのせいで早くも田中君が絶対絶命じゃないか...)
ソニア「た、田中さん...?何か仰っていただけませんか?」
田中「.....」
田中「問おうか...俺様と破壊神暗黒四天王を合わせると、耳の数はいくつになる?」
田中「その解は10だ...そう、俺様には10の耳があるということになる...」
田中「すなわち常人の5倍の聴覚だ!あの部屋の防音設備など無きに等しいッ!」フハハ!
狛枝(ハァ、なんて絶望的に見苦しい言い訳なんだ...)
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- 59 : 2018/03/29(木) 00:41:50 :
- 日向「なっ、なんだって!?常人の5倍!?」ガタッ
終里「なっ...!?人間とハムスターと聴覚を共有なんとできんのか!?」
左右田「...いや、あり得ない話じゃねーぞ」
九頭龍「あぁ、なんたってあの破壊神暗黒四天王だ...人間との五感の共有ぐらい、難なくこなせても不思議じゃねー...」
七海「そうだよ、普通なら不可能に近い発想だけど、相手はあの破壊神暗黒四天王なんだから。固定観念は捨てるべき...だと思うよ?」
ソニア「さすがは破壊神暗黒四天王です!」
日向(破壊神暗黒四天王...敵に回すとここまで恐ろしい存在だったなんて...)クッ
モノクマ「破壊神暗黒四天王の信頼厚すぎんだろ」
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- 60 : 2018/03/29(木) 08:51:22 :
- 5時間後
狛枝(破壊神暗黒四天王と聴覚が共有できないことを説得するのに5時間もかかった...)
モノクマ(うーん、さすがにもう帰りたい)
【パニックトークアクション 開始!】
ヤラセハセン!
ジャガンノチカラヲナメルナ!
カレオチロ...
ダビデノヨゲンガゴトククダケチレ!
タナカキングダムニエイコウアレ!
田中「あの弐大の背後だぞ!やすやすと取れると思うのかッ!?」
狛枝(やっと終わりか...)
暗黒・破壊・神・四天王
ブブー
日向「くそっ!!」
狛枝「ここでコマンドミスなんて、これだから予備学科は....」ハア
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- 61 : 2018/03/29(木) 08:54:07 :
- 暗黒・神・破壊・四天王
ブブー
日向「しまった!!」
狛枝「...何やってんの」イラ
四天王・暗黒・破壊・神
ブブー
日向「違うのか...」
狛枝(え、まさか本当にわかってない?)
四天王・破壊・暗黒・神
ブブー
日向「.....」
破壊・四天王・暗黒・神
ブブー
日向「.....ふー」
破壊・暗黒・四天王・神
ブブー
日向「....もうわかんねーな、これ」
狛枝「うん、日向君、とりあえず土下座しようか」
モノクマ(こんな感じで記憶を失う主人公、某小説でいたな...)
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- 62 : 2018/03/29(木) 22:19:35 :
- 裁判終了後
田中「だが恐るるに足らず....この世においては、我が存在など束の間の客にしか過ぎん....」
田中「ただ一時立ち寄っただけの事....その役割が終われば闇へと帰るのみ....」フッ
田中「だからこそ、最後まで....」
田中「誇り高く!高慢に!不敵に!不遜に!そして何事も恐れずに!何ものにも怯まずに!」
田中「高らかに笑おうではないかッ!」
田中「フハハハハハハハッ!!」
日向「はははははははははッ!!」
狛枝「あははははははははははは!」
モノクマ「うぷぷぷぷぷぷぷぷぅ!!」
モノミ「ネタ切れっぷりが酷いでちゅ...」シクシク
第4章 超高校級のロボは時計仕掛けの夢を見るか? END
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- 63 : 2018/03/29(木) 22:21:53 :
- これにて4章終了です。
ご覧の通り完全にネタ切れですが、何とか完結まで持っていきます笑
次の5章が最終話の予定です。
ここまで読んでくださった皆様、感謝です。
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- 64 : 2018/03/30(金) 12:14:47 :
- 楽しみにしてます
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- 65 : 2018/03/30(金) 14:23:15 :
- >>64
ありがとうございます!
亀更新ですが、最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
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- 66 : 2018/03/30(金) 18:26:11 :
- 5章予告
狛枝「予告もなにも、ボクこの章でしn」
モノミ「ネタバレはダメでちゅって!」ホワワ
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- 67 : 2018/03/30(金) 20:07:33 :
- 5の島 屋台通り
狛枝「キミ達は...安心していいよ...」
狛枝「裏切りものの正体は、ボクの命に代えてでもあぶり出してみせるからさ!」ハハハ
九頭龍「う、裏切りものをあぶり出すだと...?」
ソニア「で、ですから言ってるじゃないですか!裏切りものなんているはずないって!」
左右田「ケッ、どうせオメーが手を挙げて、『裏切りものはボクでーす!』なんてオチだろ!」ケケケ
狛枝「あはは!相変わらず左右田君は面白いね!」
狛枝「だけどさ....もし、この島の絶望をすべて取り払えたら、ボクはなれるのかな?」
狛枝「超高校級の希望に....なれるのかな?」
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- 68 : 2018/03/30(金) 20:09:06 :
- 日向「無理だろ」
七海「器じゃないよね」
終里「オメー、コトダマ撃てねーしな!」シシシ
狛枝「.....」
狛枝「....大丈夫、心から希望を信じていれば道は開けるはずなんだ...」トボトボ
日向「どっか行ったな」
七海「ちょっと泣いてたよね」
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- 69 : 2018/03/30(金) 22:01:50 :
- このssの狛枝のメンタル凄まじいな
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- 70 : 2018/04/01(日) 00:26:53 :
- ホテル ロビー
狛枝「キミ達には本当にがっかりさせられる...いつまでこんなにみみっちい事をしているんだか...」ハア
狛枝「もっとさ...対局を見なよ...」
日向「対局じゃなくて大局な」ロンパ
狛枝「もっとさ...大局を見なよ...」2回目
九頭龍「...あ?何言ってんだ?」
狛枝「わからないんだったらいいよ...わからないまま終わればいいよ...」
狛枝「さあ、始めようか!ジャバウォック島の終わりの始まりだよ!」
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- 71 : 2018/04/01(日) 00:27:57 :
- 狛枝(時限爆弾...起動!)
シーン
左右田「...な、なんだ?何も起きねーぞ?」
終里「おい、狛枝!一体何が始まるってんだよ!?」
九頭龍「まさか、ハッタリかましたわけじゃねーだろうな!?」オラァ
狛枝「準備したはずの爆弾が爆発しないなんて、ボクはなんてツイてないんだ」ゼツボウ
日向「幸運どこいった」
七海「さすがに同情するね」
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- 72 : 2018/04/01(日) 16:40:21 :
- ホテル レストラン
終里「遊びは終わりだ...おい、どこに爆弾を隠した?」
狛枝「お、教えないよ...」グッ
狛枝「どうしてもボクに吐かせたかったら、拷問でもするんだね」ハハ
終里「...あ?拷問?」
狛枝「たとえば...そこのフォークでボクの指を切断したり、スプーンで両目をくり抜いたり...」
狛枝「それくらいの絶望でもない限り、ボクの希望を、ちょっと待って終里さん何で手にフォークとスプーン持ってるの?」
狛枝「うわああああああああああああ」
日向(絶望に飲まれたか...)
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- 73 : 2018/04/01(日) 17:16:49 :
- 流石に同情するわ…w
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- 74 : 2018/04/01(日) 18:05:45 :
- >>73
もはや幸運特性すら消えうせ、キャラ崩壊していますが、応援してやってください笑
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- 75 : 2018/04/01(日) 21:23:41 :
- ビデオレター作成中
●REC
狛枝「ボクは信じてるよ、ボクの行動が世界の希望の礎になるってね」
狛枝「そして、もし本当にそうなったなら...」
狛枝「ボクを讃えてくれ」
狛枝「ボクの偉業を伝えてくれ」
狛枝「ボクの銅像を作ってくれ」
狛枝「ボクを敬ってくれ」
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- 76 : 2018/04/01(日) 21:25:48 :
- 狛枝「ボクを」
ガチャ
七海「うーん、爆弾探し難易度高いな〜」
狛枝「超高校級の....え?」ビクッ
七海(うわぁ....)
狛枝(今ドン引きされたな...)
七海「........」ジー
狛枝「........」
七海「...続けて?」
狛枝「...ボクを超高校級の希望と呼んでくれ」
七海「超高校級の希望、そう呼べるんじゃないかな?」
狛枝「うん、ありがとう」ハハ
七海「......」ジー
狛枝「......」
狛枝(き、気まずい...)
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- 77 : 2018/04/13(金) 21:57:44 :
- り、リトライしなきゃ(使命感)
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- 78 : 2018/04/30(月) 00:46:26 :
- 続き待ってます!
これ狛枝死ななさそうだけどどうだろう?死んだらグダりそうだなぁwww
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- 79 : 2018/05/05(土) 02:18:06 :
- レストランにて
狛枝(参ったな...)
狛枝(薄々気が付いてはいたけど...これは...)
狛枝(うん、間違いないよ!)
狛枝「ねぇ、日向君」
日向「なんだよ無能」
狛枝「ネタ切れだよ」
日向「うん、まぁ知ってた」
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- 80 : 2018/05/05(土) 02:19:18 :
- 狛枝「もちろんボクも完結させるために色々考えてたんだ」ハア
狛枝「皆がポンコツすぎて、ボクのトリックに気付かず学級裁判で全滅したり」
狛枝「実は皆の基地外っぷりは、ボクの希望厨を矯正するための演技だったみたいな急なシリアス展開を考えてたり」
日向「メタが止まらねぇな」
狛枝「けどやっぱりネタ切れなんだ!触りは書けても中身が練れない!そんなこんなで放置してたら存在そのものを忘れていた!」ハハ
ハ
日向「キャラ崩壊してるぞ希望厨」
狛枝「君にだけは言われたくないよ!」ロンパ
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- 81 : 2018/05/05(土) 02:20:48 :
- 狛枝「とにかくボクにはもう無理なんだ!このSSに希望なんてなかったんだ」
狛枝「あははははははははははは!」
???「希望を失っちゃダメだ!!」
日向「お、お前は!?」
狛枝「き、君はまさか!?」
苗木「ボクの名前は苗木誠だ」キリッ
苗木「ボクはSSに飽きたりしない、SSを捨てたりしない、SSに絶望なんてしない」
苗木「だってSSだけがボクの唯一の取り柄なんだ!」
苗木「SSは前へ進むんだ!!」
狛枝「素晴らしいよ!」
日向「感動したっ!!」
HAPPY END
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- 82 : 2018/05/05(土) 02:23:08 :
- 閲覧頂いた皆様、コメを頂いた皆様、すいません。完全なるネタ切れです...
グダグダで本当に申し訳ありませんが、これにて終了とさせて頂きます。
ありがとうございました。
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- 83 : 2018/05/06(日) 00:35:24 :
- 面白かったです!
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- 84 : 2018/05/14(月) 19:48:16 :
- お疲れ様でした!
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- 85 : 2018/05/16(水) 00:28:12 :
- 面白かったです!しっかり完結させてくれてありがとうございます!
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- 86 : 2018/12/16(日) 06:28:28 :
- 狛枝おつかれ………!!
- 著者情報
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