エレン「父さんに頼がある」グリシャ「・・・」

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エレン「父さんに頼がある」グリシャ「・・・」

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1 : リヴァイ : 2018/03/06(火) 19:24:25

ウォールマリアが破壊されてから数ヶ月後・・・

グリシャ「カルラ・エレン・ミカサ・・・無事でいてくれ！」ﾊﾟｶﾗｯﾊﾟｶﾗｯﾊﾟｶﾗ!

ミカサ「エレン・・・エレン?」

エレン「・・・ん?」

カルラ「食料の配給があるわよ・・・行きましょ」

エレン「うん・・・」

ｶﾞﾔｶﾞﾔ　ｶﾞﾔｶﾞﾔ

アルミン「ひどいね・・・」

ミカサ「そうだね・・・」

エレン「・・・・」

カルラ「はい、3人共取ってきたわよ」

アルミン「ありがとうございます」

ミカサ「おばさん・・ありがとう」

エレン「・・・・」
2 : リヴァイ : 2018/03/06(火) 19:26:36

数日後・・・避難民達は食料確保のため

荒れ地の開拓に回された

その後、人々の食料はわずかながらに改善された・・・

アルミン「エレン・・・これからどうするの?」

エレン「ん?俺か?」

アルミン「うん」

エレン「俺は来年・・・訓練兵に志願するつもりだが・・・」

アルミン「やっぱりそうか・・・」

ミカサ「私もエレンと共に訓練兵に行く」

エレン「ミカサ・・・」

アルミン「ぼ・・僕も行くよ・・・」

エレン「お前らは母さんと一緒にいてくれ」

ミカサ「どうして?」

アルミン「そうだよ・・なんでなの?」
3 : リヴァイ : 2018/03/06(火) 19:27:40

ミカサ「エレンがどう言おうと私はついていく・・・」

ミカサ「エレンを死なせないために・・」

アルミン「僕もミカサと同じだよエレン・・・」

エレン「ハァ・・・分かった・・一緒に行こうぜ」

ﾊﾞｯ!!!

グリシャ「エレン！！！」ﾀﾞｯ

エレン(やっと来たか・・・父さん・・)

ミカサ「お・・おじさん!?」

グリシャ「みんな無事か!?」

エレン「うん」

エレン「父さん・・・話がある・・」
4 : リヴァイ : 2018/03/06(火) 19:31:03

エレン「父さん」

エレン「ついてきて・・ここでは話があるんだ・・」

グリシャ「・・・分かった」

エレン「2人・・・共ついてこないでくれよ」

ﾐｶｱﾙ「うん」ｺｸ

ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯｯｻﾞｯ

エレン「父さん・・」

グリシャ「なんだ?」

エレン「父さんに頼みごとがある・・・」

グリシャ「・・・」

エレン「俺に巨人の注射を打ってくれないか?」

グリシャ「・・・知っていたのか・・・」

グリシャ「実は私から言おうとしたのだが・・・」

グリシャ「分かった・・・打とう・・」

グリシャ「エレン・・・」

エレン「何?」

グリシャ「皆を・・・頼んだぞ?」

エレン「分かってる・・・」
5 : リヴァイ : 2018/03/06(火) 19:32:40

アルミン「遅いね・・・」

ミカサ「うん・・」

ﾋﾟｶｯ

ﾐｶｱﾙ「!?」

ミカサ「あの光は一体?」

アルミン「あっちはエレン達が行った方向じゃないかな?」

ミカサ「！！！」ﾀﾞｯ

アルミン「ちょ・・ミカサ！」

エレン「・・・」ｼｭｰ

ミカサ「エレン！」ﾊﾞｯ

アルミン「ど・・・どうしてエレンの体から蒸気が出ているんだ?」
6 : リヴァイ : 2018/03/06(火) 19:34:44

エレン「・・・」

エレン「帰ろう・・・」ﾂｰ

ミカサ「・・・エレン?どうして泣いているの?」

エレン「・・・・」ｽﾀｽﾀ

ｽﾀｽﾀｽﾀ

カルラ「みんなどこ行ってたの!?夜遅くに!?」

エレン「・・・」

ミカサ「おじさんに会った」

カルラ「！！！」

カルラ「ミカサ・・・本当?」

ミカサ「・・・」ｺｸﾘ

カルラ「よかった」ﾎｯ

カルラ「で?夫は何処にいるの?」

アルミン「エレンと森の中に行ってから見てないです」

カルラ「エレン?お父さんは何処に行ったの?教えて?」

エレン「・・・」
7 : リヴァイ : 2018/03/06(火) 19:39:13

エレン「父さんは・・・」

エレン「父さんは・・・みんなを頼んだって・・・」

エレン「・・・・」ﾂｰ

カルラ「・・・そっか・・・」

エレン「それと母さん・・・」

カルラ「ん?」

エレン「お・・俺、来年の訓練兵志願に行くことにした・・・」

カルラ「・・・」

ミカサ「私も行く」

アルミン「僕も行きます」

カルラ「そうなのね・・・」

カルラ「・・・分かったわ」

エレン「本当?」

カルラ「ええ・・・でも・・」

エレン「で・・でも?」

カルラ「死なないで・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

エレン「約束するよ母さん・・・」

ミカサ「私も・・」

アルミン「僕も約束します・・」

兵士になって死なない約束をしてから1年後がたった

エレン「今日がやっと来た・・・」

アルミン「そうだね・・」

ミカサ「うん・・・・」
8 : リヴァイ : 2018/03/06(火) 19:49:18

カルラ「気をつけてね3人共・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

エレン「泣くなよ母さん」

カルラ「約束してね3人共」

エレン「ん?」

カルラ「死なないで・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

エレン「心配すんなって母さん」ﾆｺｯ

カルラ「エレン・・・」

ミカサ「エレンは私が守る」

カルラ「ミカサ・・・」ｳﾙｳﾙ

アルミン「大丈夫ですよカルラおばさん」

カルラ「アルミン・・・」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

エレン「じゃあ母さん・・・行ってくるよ・・・」
9 : リヴァイ : 2018/03/06(火) 19:49:53

カルラ「いってらっしゃい」ﾆｺｯ

訓練兵入団式

キース教官「ただいまより第104期訓練兵団の入団式を行う！」

キース教官「私が運悪く貴様らを監督することになったキース・シャーディスだ！」

キース教官「貴様らを歓迎する気はもうとうない！」

キース教官「今の貴様らはせいぜい巨人の餌になるしかないただの家畜！」

キース教官「家畜以下の存在だ！」

キース教官「そんな糞の役にもたたない貴様らを我々が3年かけて鍛え上げる！」

キース教官「巨人と戦うすべを叩きこんでやる！」

キース教官「3年後貴様らが巨人の前に立った時！」

キース教官「ただの餌のままかあるいは王を守る壁となるか！」

キース教官「または、巨人を駆逐する栄光ある人類の兵士か！」

キース教官「貴様らが決めろ！」

エレン(ああ・・・俺はなる・・・)

エレン(巨人を一匹残らず駆逐してやる)

エレン(そして未来を変えてやる！)
10 : リヴァイ : 2018/03/06(火) 19:53:53

キース教官「おい貴様！」

アルミン「ハッ！」ﾊﾞｼｯ

キース教官「貴様は何者だ！」

アルミン「シガンシナ区出身アルミン・アルレルトです！」

キース教官「そうか、馬鹿みてぇな名前だな！」

キース教官「アルレルト、貴様は何しにここに来た！」

アルミン「人類の勝利の役に立つためです！」

キース教官「それは素晴らしいな！」

キース教官「貴様は巨人の餌になってもらおう！」

キース教官「3列目！後ろを向け！」

教官1「やってるな・・・」

教官1「お前も訓練兵の時、しょっぱなからあれだったろ」ﾆﾔｯ

教官2「懐かしいです」ﾊﾊﾊ･･･

キース教官「違うぞ！」

キース教官「貴様は豚小屋出身、家畜以下だ！」

ミーナ「ハッ自分は、家畜以下であります！」

教官2「あのどうかつには何の意味が・・・」

教官1「通過リレーだ・・・」

教官1「それまでの自分を否定してまっされな状態から兵士に適した人材を育てる・・・」

教官1「そのために必要な過程だ・・・」

教官2「・・・お?」

教官2「何も言われて無い子がいるようですが・・・」ﾁﾗｯ

教官1「すでに通過リレーを終えたものには必要ない」

教官1「おそらく2年前の地獄を見てきた者達だ・・・」

教官1「さ、行くぞ・・」

教官2「はい・・・」
11 : リヴァイ : 2018/03/07(水) 14:14:17

・・・・・・・・・・・・・・

キース教官「これで第104期訓練兵入団式を終了する！」

キース教官「解散！」

訓練兵「ハッ」ﾊﾞｼｯ

エレン(いよいよだな・・・)

エレン「ん?あれは・・・」

ミーナ「脱落者よ・・・」

ミーナ「開拓地への移動を願ったの・・・」

アルミン「そんな・・・まだ初日なのに・・・」

エレン「仕方ないさ・・・」

エレン「力の無いものは、去るしかない」

マルコ「そういえば君は出身とか聞かれなかったけど・・・」

エレン「アルミンと同じシガンシナ区だ」

マルコ「そうだったのか・・・」

コニー「ってことはよ・・その日もいたよな・・・」

エレン「・・・」

コニー「見たことあるのか?超大型巨人???」

エレン「ああ・・」
12 : リヴァイ : 2018/03/07(水) 14:14:57

～食堂～

エレン「だから・・見たことあるって・・」

ｻﾞﾜｻﾞﾜ　　ｻﾞﾜｻﾞﾜ

モブ1「どれくらい大きいんだ?」

エレン「壁から壁を出すくらいだ・・」

ｻﾞﾜｻﾞﾜ　　ｻﾞﾜｻﾞﾜ

ベルトルト「・・・・」

アルミン「そういえばあの時、何で壁の前まで集合しろっていったの?」

エレン「・・・まぁ・・色々な・・」

アルミン「ふぅーん・・・・」

ミカサ「でもあの時エレンが呼んでくれなかったら・・・」

アルミン「そうだね・・・」
13 : リヴァイ : 2018/03/07(水) 14:15:36

エレン「・・・」ﾁﾗｯ

アニ「・・・」ｼﾞｰ

ライナー「・・・」ﾊﾟｸﾊﾟｸ

ベルトルト「・・・」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

エレン「それじゃあ明日から訓練があるから俺は寝るわ」

アルミン「そうだね・・・」

ミカサ「・・・」ｺｸｯ

エレン「それじゃ」ﾀｯﾀｯﾀ

アルミン「僕達も寝よう・・・」ﾌｧ～
14 : リヴァイ : 2018/03/07(水) 14:16:13

～次の日～

エレン「297・・298・・299・・300！」ﾊﾞﾀｯ

エレン「ハァ・・ハァ・・もう朝か・・」

アルミン「エレンおはy・・って」

エレン「アルミン・・悪い起こしちまったか?」

アルミン「いや・・別に大丈夫だけど・・エレンこそ大丈夫?」

エレン「なにが?」

アルミン「なにが?って朝から筋トレなんかして・・」

エレン「ああ・・大丈夫大丈夫」

アルミン「ならいいんだけど・・・」
15 : リヴァイ : 2018/03/07(水) 14:19:20

アルミン「とりあえず食堂に行こ?」

エレン「ああ・・・」

～食堂～

ミカサ「あっエレン、アルミンおはよ」

アルミン「ミカサおはよう」

エレン「おはよ」

ミカサ「ご飯食べよ」

ｴﾚｱﾙ「ああ(うん)」

ﾊﾟｸﾊﾟｸﾓｸﾞﾓｸﾞ

エレン「ん?」ﾁﾗｯ

アルミン「?どうかしたのエレン?」

エレン「いや・・・何でもない」

エレンの頭の中では、奴らをどうするか決めていた

奴ら・・・アニ・ライナー・ベルトルトだ

あの3人をどうするか

このままだと、また壁が1つ壊されてしまう

3人を呼び寄せて殺す・・・だがもしも巨人になられたらマズイ

まだエレンの巨人の能力は十分に発揮出来ない状態だ

どうする・・・・
16 : リヴァイ : 2018/03/07(水) 14:23:50

～訓練所～

エレン「えーっと今日は何をするんだ?」

アルミン「立体起動の身体検査だね・・・」

エレン(ああ・・・あれか・・・)

エレン(今じゃ懐かしいと言った方がいいのかな?)

エレン「よし！行こうぜ！」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

アルミン「うん！」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀ

キース教官「では始めるぞ！」

ミカサ「・・・」ﾌﾗｯﾌﾗ

キース教官(ほぅアッカーマン訓練兵は中々だな・・・)ﾁﾗｯ

エレン(やっぱりこれか・・・)ｸﾞﾗｯｸﾞﾗ

エレン「う・・・うわ！」ﾄﾞﾝｯ

エレン「いってー」ﾋﾘﾋﾘ

先輩「さぁイェーガーもう一度だ！」

エレン「待って下さい！」

先輩「なんだ?」

するとエレンはベルトを外し始めた

エレン「えっと・・・」ｶﾁｬｶﾁｬ･･･

先輩「おい！何をしている!?」

エレン(久しぶりだな・・・これをするのも)ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ

キース教官(ん?)ﾁﾗｯ

エレン「・・・」ｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬｶﾁｬ

先輩「おい！壊れたらどうするんだ!?」

キース教官「待て！」

先輩「ハッ」ﾋﾞｼｯ

エレン「・・・」ｶﾁｬｶﾁｬ

キース教官「・・・」ｼﾞｰ

エレン「・・・」ｶﾁｬｶﾁｬ

エレン「・・・よし！」

すると直ったかのようにまたベルトを腰に付け始めた・・・

エレン「先輩！上げて下さい！」

先輩「だ・・だが・・」

キース教官「上げろ」

先輩「わ・・・分かりました。」ｸﾙｸﾙｸﾙ
17 : リヴァイ : 2018/03/07(水) 14:27:17

エレン「・・・問題は・・・無いな・・」ﾌﾞﾗｰﾝ

キース教官「！」(こ・・こいつ・・・)

先輩「え・・えぇ！！」

エレン「あっキース教官、俺合格ですか???」

キース教官「あ、ああ問題ない」

エレン「よし！」ｸﾞｯ

キース教官(こいつ・・・自分のベルトを工具無しで直した・・・だと!?)

ﾐｶｱﾙ「エレーン」ﾌﾘﾌﾘ

エレン「よっ」

アルミン「どうだった?合格した??」

エレン「ああ大丈夫だったぜ」

ミカサ「よかった」ﾎｯ

エレン「そういえば次は何をするんだ?」

アルミン「次はランニングだね」

エレン「よし！次もやるぞ！」
18 : リヴァイ : 2018/03/07(水) 14:33:19

～ランニング～

アルミン「・・・・」(あれ?)ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

アルミン(全然疲れない???)ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

アルミン(あ！そういえば小さい頃にエレンに鍛えられた時のメニューと同じだ！)ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

アルミン(でもどうして???) ﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞｯﾀﾞ

ｾﾞｪ･･･ﾊｧｾﾞｪ･･･ﾊｧﾂｶﾚﾀｰ

ｱﾚ?ﾄﾞｳｼﾃｱﾉ3ﾆﾝﾊｾﾞﾝｾﾞﾝﾍｲｷｿｳﾅｶｵｼﾃﾝﾀﾞ???

エレン「さぁ飯食って、風呂入って、寝るか」ﾉﾋﾞｰ

アルミン「そうだね・・・」

ミカサ「うん」

～寝室～

エレン(みんな寝たか?)

皆が寝たことを確認すると部屋を出ていった

外に出て山へと歩いて行った

ピカッ！

エレン「ハァ・・・ハァ・・・ハァ」ｼｭｰ

エレン「やっぱりまだ・・ハァ・・ハァ」ｼｭｰ

エレン「もっと練習しなくちゃ・・・ハァ・・・ハァ」ｼｭｰ

それから月日が過ぎ・・・

エレン「いよいよ・・今日か・・・」

今日はヤツが壁を破壊する日だ・・・
19 : 名無しさん : 2018/03/11(日) 19:33:37

エレミカですか？
20 : リヴァイ : 2018/03/11(日) 19:57:52

名無しさんコメントありがとです！

このssはエレンがもう1度人生をやり直すストーリーになっています。

恋愛系ではありませんのでご了承下さい。
21 : 時雨・アッカーマンpVUJJEkcTo : 2018/03/12(月) 16:05:11

そっか〜…エレミカじゃないんだ…
でも面白いです！
エレンがどんな反応をするかな〜！ニヤニヤ
22 : リヴァイ : 2018/03/25(日) 02:41:59

前のアカウントを消去したので

名前を付けました！
23 : リヴァイ : 2018/03/25(日) 02:43:40

時雨・アッカーマンpVUJJEkcToさん！

コメントありがとです！

ありがとうございます！

面白いと言われると嬉しすぎて涙が....
24 : 魔法神 : 2018/03/29(木) 16:11:51

面白いです！
期待してます!!
続きはいつでしょうか？
頑張って下さい！
25 : 名無しさん : 2018/03/30(金) 20:47:42

きたいしてます
26 : リヴァイ : 2018/03/31(土) 16:39:47

魔方神さん、名無しさん期待コメありがとうございます！

続きはもうしばらくお待ち頂けると幸いです。
27 : 名無しさん : 2018/04/07(土) 16:55:07

エレンがジーク(兄)との戦いで相打ちで終わって欲しい
29 : 名無しさん : 2018/04/12(木) 12:28:14

あらすな59
30 : 名無しさん : 2018/04/12(木) 12:28:20

あらすな59
31 : 名無しさん : 2018/04/12(木) 12:28:26

荒らし死んで
32 : 名無しさん : 2018/04/12(木) 12:28:35

それな
34 : 名無しさん : 2018/08/15(水) 11:09:15

激しく同意
35 : 名無しさん : 2019/02/02(土) 17:56:31

10の通過リレーって通過儀礼のこと？

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著者情報

リヴァイ

@Namazu17

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