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  1. 1 : : 2018/03/02(金) 06:00:11
    いやぁ、どうもどうも

    最近ネカフェに来ることが増えたのでタイピングの練習がてら何か綴りましょうかと。


    タイトル通り他愛のない話ですので何の気なしに流し読んで頂けたらと思います。

    前置きが長くなりましたがそれではどうぞひとつお付き合い願います。
  2. 2 : : 2018/03/02(金) 06:47:09
    私は気が付けば立って、喋って、考えていた。

    難しいことは考えられないが食べるものはおいしかった、しわしわの手から渡されるおいしいものが好きだった。

    どうやら私は”保育園”という場所に通っているそうで。
    保育園では印象深い先生が三人いた
    上手く喋れないうちにきよこという発音が出来ずにヒヨコ先生と覚えてしまった話。


    「おはよーございます」
    やや浮かない気分でヒヨコ先生に挨拶をする私
    いつから私はこの先生が気に食わなかったのだろう?

    その記憶は年長さんになってからが鮮明で
    「あー来たよwなあに?あのグレーのニットww灰色、鼠色。」
    そう嘲笑されていたのは窓から見える私を迎えに来てくれたうつ病の父だったことを私は理解し、飲み込んでいた。
    この頃から感じ始めたいた父という存在の恥。
    「おつかれさまですー!」
    本人を前にコロコロと変わる表情
    私は父と手をつないで歩くのが嫌だった。

    「じゃあ次…髪結ぶよー」
    嫌そうに私を見る名前も忘れてしまった嫌味な顔の先生
    私だって嫌だよ
    私の髪を整えていく櫛は絡まる髪とともに頭も引っ張られた。
    「痛いっ」
    「じっとして!」
    幼い私はその一言で私が悪い子になった
    じっと耐えて声を上げるのも恐れた
    痛みが終わると私はきれいに結い上げられた髪に達成感を覚える
    (頑張って耐えたからだ)

    唯一のオアシスだったのが
    土場先生。
    しわしわの手で私をやさしく包んでくれる
    おばあちゃんと同じ匂いがする・・・

    そんな些細ないざこざのあった保育園もそろそろ卒園
    卒園式の練習は大変で、緊張して手と足が一緒に出てしまう。
    二人の先生は何も言わずに笑い転げてる。
    卒園生はお昼寝の時間に本を読んでなくちゃいけない
    読みつくして飽きた本を置いて教員室にそっと聞き耳を立ててみた。
    「あそこって、産まれてすぐ出て行ったらしいよ。」
    「うわ、だからあんななんだ?w」
    「ちゃんと風呂とか入ってんの?って感じw」

    ……できれば親からきちんと聞きたかった母親の行方だった。
    静かに感じていた私にはない母親という存在


    卒園、それから入学
    今までにない人数、知らない人たち。
    楽しい楽しい小学校です。

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